JP2016521518A - ワイヤレス通信システムにおけるビデオストリーミング - Google Patents

ワイヤレス通信システムにおけるビデオストリーミング Download PDF

Info

Publication number
JP2016521518A
JP2016521518A JP2016512905A JP2016512905A JP2016521518A JP 2016521518 A JP2016521518 A JP 2016521518A JP 2016512905 A JP2016512905 A JP 2016512905A JP 2016512905 A JP2016512905 A JP 2016512905A JP 2016521518 A JP2016521518 A JP 2016521518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overlay
display
display data
data packets
sink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016512905A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016521518A5 (ja
Inventor
スブラマニアム、ビジャイ・ナイッケー
シャウカット、ファワド
カフル、パダム・ラル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2016521518A publication Critical patent/JP2016521518A/ja
Publication of JP2016521518A5 publication Critical patent/JP2016521518A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/60Network streaming of media packets
    • H04L65/75Media network packet handling
    • H04L65/764Media network packet handling at the destination 
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/431Generation of visual interfaces for content selection or interaction; Content or additional data rendering
    • H04N21/4312Generation of visual interfaces for content selection or interaction; Content or additional data rendering involving specific graphical features, e.g. screen layout, special fonts or colors, blinking icons, highlights or animations
    • H04N21/4316Generation of visual interfaces for content selection or interaction; Content or additional data rendering involving specific graphical features, e.g. screen layout, special fonts or colors, blinking icons, highlights or animations for displaying supplemental content in a region of the screen, e.g. an advertisement in a separate window
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/434Disassembling of a multiplex stream, e.g. demultiplexing audio and video streams, extraction of additional data from a video stream; Remultiplexing of multiplex streams; Extraction or processing of SI; Disassembling of packetised elementary stream
    • H04N21/4344Remultiplexing of multiplex streams, e.g. by modifying time stamps or remapping the packet identifiers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/436Interfacing a local distribution network, e.g. communicating with another STB or one or more peripheral devices inside the home
    • H04N21/4363Adapting the video stream to a specific local network, e.g. a Bluetooth® network
    • H04N21/43637Adapting the video stream to a specific local network, e.g. a Bluetooth® network involving a wireless protocol, e.g. Bluetooth, RF or wireless LAN [IEEE 802.11]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

ワイヤレス通信デバイスに、ダイレクトビデオおよびオーディオストリーミング能力を提供する。ストリーミング能力は、オーバーレイをサポートし、機能性を探索してもよい。いくつかのインプリメンテーションは、ミラキャストのようなミラーリング表示モードを有するデバイスに、これらの特徴を組み込むことを含んでいる。【選択図】図3

Description

背景
[0001]
最近の進歩は、1つのワイヤレス通信を可能にしたデバイスから別のデバイスに直接的に、ビデオおよびオーディオのダイレクトストリーミングを可能にしている。1つのこのようなシステムは「ミラキャスト(登録商標)」として知られている。ミラキャストは、Wi−Fi(登録商標)アライアンスによって公表されたワイヤレス(例えば、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリまたは「Wi−Fi」)表示プロトコルに対する商標である。ここで使用するように、用語「ミラキャスト」は、Wi−Fiディスプレイ(WFD)としても知られている、Wi−Fiアライアンスの表示共有プロトコルの現在の形態を指している。ミラキャスト仕様は、ソースデバイスからシンクデバイスに任意のタイプのビデオビットストリームをストリーミングするように設計されている。1つの例として、ソースはスマートフォンであってもよく、シンクはテレビセットであってもよい。典型的なIEEE802.11ワイヤレスネットワークにおいて、クライアントデバイスはアクセスポイント(AP)デバイスを通して通信するが、ダイレクトデバイス通信をサポートする(Wi−Fiダイレクトのような)プロトコルが存在する。スマートフォンからテレビまたはコンピュータへのように、1つのデバイスから別のデバイスへ、表示データを送るために、ミラキャストシステムはこのようなプロトコルを使用し、逆もまた同じである。ミラキャストシステムは、Wi−Fi接続を通して、ソースデバイスの、フレームバッファおよびスピーカーオーディオのコンテンツを、遠隔ディスプレイ/スピーカーデバイス(シンク)と共有することを伴っている。
[0002]
ミラキャストプロトコルは、ソースが、RGBデータをフレームバッファから、任意のPCM(パルスコード化変調)オーディオデータをオーディオサブシステムから、捕捉することを伴っている。フレームバッファのコンテンツは、ソース上で実行される、アプリケーションプログラムまたはメディアプレーヤーから導出してもよい。その後、ソースは、ビデオまたはオーディオコンテンツを圧縮して、データをシンクデバイスに送信する。ビットストリームを受信すると、シンクは、ビットストリームをデコードし、シンクのローカルディスプレイおよびスピーカーにレンダリングする。
[0003]
ミラキャスト可能ソースデバイス上で、ユーザが、オーディオ/ビデオクリップをローカルに再生するとき、ビットストリームはデコードされ、ソースディスプレイ上でローカルにレンダリングされ、その後、同時に、オーディオ/ビデオコンテンツは捕捉され、再エンコードされ、ミラキャスト可能シンクデバイスにストリーミングされる。その後、シンクデバイスは同じコンテンツをデコードし、シンクデバイスのディスプレイおよびスピーカーにレンダリングする。このような動作は、「ミラーリング」モードと呼ばれることが多い。
概要
[0004]
1つのインプリメンテーションにおいて、仲介デバイスを通過することなくソースデバイスからワイヤレスに受信した表示コンテンツを表示する方法を提示する。方法は、第1のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされた、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分に対する第1の組の表示データパケットを、ソースデバイスから直接、ワイヤレスに受信することを含んでいる。方法は、第2のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされた、イメージフレームの第2のオーバーレイ部分に対する第2の組の表示データパケットを、ソースデバイスから直接、ワイヤレスに受信することを含んでいる。方法は、オーバーレイブレンド情報を、ソースデバイスから直接、ワイヤレスに受信することを含んでいる。方法は、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分を第1の組の表示データパケットから、イメージフレームの第2のオーバーレイ部分を第2の組の表示データパケットから、抽出することを含んでいる。方法は、ソースデバイスから受信したオーバーレイブレンド情報に少なくとも部分的に基づいて、表示のために、第1のオーバーレイ部分と第2のオーバーレイ部分とをブレンドすることを含んでいる。
[0005]
別のインプリメンテーションにおいて、表示コンテンツを仲介デバイスを通過させることなく表示コンテンツをシンクデバイスにワイヤレスに送信する方法を提示する。方法は、第1のビデオ圧縮フォーマットを利用して、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分に対する第1の組の表示データパケットをエンコードすることを含んでいる。方法は、第2のビデオ圧縮フォーマットを利用して、イメージフレームの第2のオーバーレイ部分に対する第2の組の表示データパケットをエンコードすることを含んでいる。方法は、第1のオーバーレイ部分と第2のオーバーレイ部分とに関係付けられている、オーバーレイブレンド情報を発生させることを含んでいる。方法は、第1の組の表示データパケットと、第2の組の表示データパケットと、オーバーレイブレンド情報とを、シンクデバイスに直接、ワイヤレスに送信することを含んでいる。
[0006]
別のインプリメンテーションにおいて、表示データシンクデバイスを提示する。デバイスは、ディスプレイと、複数のビデオデコーダと、処理回路とを含んでいる。処理回路は、第1のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされた、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分に対する第1の組の表示データパケットを、ソースデバイスから直接、ワイヤレスに受信するように構成されている。処理回路は、第2のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされた、イメージフレームの第2のオーバーレイ部分に対する第2の組の表示データパケットを、ソースデバイスから直接、ワイヤレスに受信するように構成されている。処理回路は、オーバーレイブレンド情報を、ソースデバイスから、ワイヤレスに受信するように構成されている。処理回路は、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分を第1の組の表示データパケットから、イメージフレームの第2のオーバーレイ部分を第2の組の表示データパケットから、抽出するように構成されている。処理回路は、ソースデバイスから受信したオーバーレイブレンド情報に少なくとも部分的に基づいて、第1のオーバーレイ部分と第2のオーバーレイ部分とをブレンドするように構成されている。処理回路は、イメージフレームをディスプレイ上に提示するように構成されている。
[0007]
別のインプリメンテーションにおいて、表示データソースデバイスを提示する。デバイスは、ディスプレイと、複数のビデオデコーダと、少なくとも1つのメディアプレーヤープログラムと、処理回路とを含んでいる。処理回路は、第1のビデオ圧縮フォーマットを利用して、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分に対する第1の組の表示データパケットをエンコードするように構成されている。処理回路は、第2のビデオ圧縮フォーマットを利用して、イメージフレームの第2のオーバーレイ部分に対する第2の組の表示データパケットをエンコードするように構成されている。処理回路は、第1のオーバーレイ部分と第2のオーバーレイ部分とに関係付けられている、オーバーレイブレンド情報を発生させるように構成されている。処理回路は、第1の組の表示データパケットと、第2の組の表示データパケットと、オーバーレイブレンド情報とを、シンクデバイスに直接、ワイヤレスに送信するように構成されている。
[0008]
別のインプリメンテーションにおいて、表示データを仲介デバイスを通過させることなくソースデバイスからシンクデバイスに表示データをワイヤレスに送信するシステムを提示する。システムは、ディスプレイとワイヤレス送信および受信回路とを有するソースデバイスを含んでいる。システムは、ディスプレイとワイヤレス送信および受信回路とを有するシンクデバイスを含んでいる。ソースデバイスとシンクデバイスは、第1のモードと第2のモードとができるように、表示送信および受信パラメータを交渉するように構成されている。第1のモードでは、表示データは、ソースデバイスのディスプレイフレームバッファから取り出され、ワイヤレス送信のためにエンコードされ、シンクデバイスにワイヤレスに送信され、シンクデバイス上でデコードされ、シンクデバイスのディスプレイ上に提示される。第2のモードでは、ソースデバイスにおいて、少なくとも、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分が、第1のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされ、イメージフレームの第2のオーバーレイ部分が、第2のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされる。第2のモードにおいて、第1のオーバーレイ部分と第2のオーバーレイ部分が、シンクデバイスに対してワイヤレスに送信され、シンクデバイス上で別々にデコードされ、ソースデバイスから受信されたオーバーレイブレンド情報に少なくとも部分的に基づいて、シンクデバイス上でブレンドされ、シンクデバイスのディスプレイ上に提示される。
[0009] 図1は、ダイレクトストリーミングをサポートする、拡張ミラキャストビデオストリーミングシステムの1つのインプリメンテーションにおけるソースおよびシンクデバイスのブロックダイヤグラムである。 [0010] 図2は、図1の拡張ミラキャストビデオストリーミングシステムの1つのインプリメンテーションにおけるソースデバイスのブロックダイヤグラムである。 [0011] 図3は、図1の拡張ミラキャストビデオストリーミングシステムの1つのインプリメンテーションにおけるシンクデバイスのブロックダイヤグラムである。 [0012] 図4は、ミラーリングからダイレクトストリーミングへとスイッチするためのメッセージシーケンスの1つのインプリメンテーションを図示するシーケンスダイヤグラムである。 [0013] 図5は、シンク側の探索機能性に対するメッセージシーケンスの1つのインプリメンテーションを図示するシーケンスダイヤグラムである。 [0014] 図6は、シンクデバイスにおいてオーバーレイ処理をサポートする、拡張ミラキャストビデオストリーミングシステムにおけるトランスポートストリームの1つのインプリメンテーションを図示している。 [0015] 図7は、シンクデバイスにおいてオーバーレイ処理をサポートする、拡張ミラキャストビデオストリーミングシステム1つのインプリメンテーションのブロックダイヤグラムである。 [0016] 図8は、シンクデバイスにおいてオーバーレイ処理をサポートする、拡張ミラキャストビデオストリーミングシステムのシンクデバイスにおけるブレンドモジュールの1つのインプリメンテーションのブロックダイヤグラムである。 [0017] 図9は、ソースデバイスまたはシンクデバイスのうちの1つインプリメンテーションのブロックダイヤグラムである。
詳細な説明
[0018]
添付した図面を参照して、新規なシステム、装置、および方法のさまざまな態様を以下でさらに十分に説明する。しかしながら、開示する教示は、多くの異なる形態で具現化され、この開示全体を通して提示する、何らかの特定の構造または機能に限定されるものとして解釈すべきではない。むしろ、この開示が、徹底して完全なものになるように、および、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるために、これらの態様を提供する。ここでの教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の他の何らかの態様と独立して、または、本発明の他の何らかの態様と組み合わせて実現するか否かにかかわらず、ここで開示した新規なシステム、装置、および方法の何らかの態様をカバーすることを意図していることを、当業者は認識すべきである。例えば、ここで述べる任意の数の態様を使用して、装置を実現してもよく、または、方法を実施してもよい。さらに、ここで述べる本発明のさまざまな態様に加えて、または、ここで述べる発明のさまざまな態様以外の、他の構造、機能性、または、構造および機能性を使用して実施される、このような装置または方法をカバーすることを、本発明の範囲は意図している。ここに開示した任意の態様は、請求項の1つ以上のエレメントにより具現化してもよいことを理解すべきである。
[0019]
特定の態様をここで説明するが、これらの態様の多くのバリエーションおよび置換が、本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点に言及するが、本開示の範囲は、特定の利益、使用、または、目的に限定されることを意図していない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システムコンフィギュレーション、ネットワーク、および、送信プロトコルに広く適用可能であるように意図されており、そのうちのいくつかは、例として、図面中で、および、好ましい態様の以下の説明中で示されている。詳細な説明および図は、限定よりむしろ、本開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物により規定される。
[0020]
本開示は、ソースとしてここで呼ばれている第1のデバイスが、シンクとしてここで呼ばれている第2のデバイスに、第2のデバイス上の表示のために、ビデオコンテンツを配信できるようにする、システムおよび方法に向けられている。いくつかのインプリメンテーションにおいて、各デバイスは、ワイヤレス通信プロトコルのIEEE802.11ファミリのうちの1つ以上にしたがって、ワイヤレスに通信することができる。このようなデバイスは、典型的に、直接よりもむしろアクセスポイント(AP)を通して通信するが、任意のAPまたは他の仲介を使用することなく、ソースデバイスがシンクデバイスに直接ビデオを送信できるようにプロトコルが開発されている。上記で説明したように、1つのこのようなプロトコルは、ミラキャストまたはWi−Fiディスプレイとして知られている。以下で説明するインプリメンテーションは、現存するミラキャストプロトコルの一般に使用されているミラーリングモードで、現存するミラキャストプロトコルを開始点として使用する。このプロトコルの強化および拡張は以下で述べる。これらの強化および拡張は、ミラキャストに対する適用だけでなく、ローカル環境においてワイヤレスに接続されているデバイス上でおよびローカル環境においてワイヤレスに接続されているデバイス間で、表示データの送信、受信、および表示できるようにする、任意の表示共有デバイスまたはプロトコル、システム、あるいは方法に対する適用を有し、ここで、「ローカル」は一般的に、部屋、ビルディング、および、これらに類するものの内のような、ワイヤレスLAN接続の範囲を指す。
[0021]
ビデオクリップが、ミラキャストタイプシステム中のソースデバイス上で再生される場合、ミラキャストタイプシステムのベーシックモード(ミラーリング)によるミラキャストは、ビデオクリップがデコードされた後にビデオ出力を捕捉することを要求し、その後、ビデオクリップをシンクデバイスにストリーミングする前に、H.264コーデックでビデオクリップを再エンコードすることを要求する。このような動作は、トランスコーディングと呼ばれることが多く、ビデオクリップは最初にビデオデコーダを使用して、クリップをデコードし、その後、デコードされたビデオクリップを、シンクデバイスにストリームする前に再エンコードするので、より多くの電力をデバイスに消費させる。
[0022]
特に、エンコードされたビットレートがビデオクリップのネイティブビットレートよりも、より低いとき、ビデオのトランスコーディングは、ビデオ品質を潜在的に下げるかもしれない。ビデオコンテンツは他のフォーマットで利用可能になることが多い一方で、現在のミラキャストインプリメンテーションは、H.264コーデックの、制約されたベースまたは制約された高いプロフィールのみを使用して、再エンコードすることを要求することから、これは生じるかもしれない。
[0023]
これらの制限を克服するために、追加でダイレクトストリーミング能力をサポートするように、ワイヤレス通信可能デバイスを補うことができる。これは、トランスコーディングの必要なく、オーディオ/ビデオコンテンツのストリーミングを可能にする。これは、トランスコーディングをうまく回避することによる、ビットストリームのストリーミングを通しての電力削減と、より高い品質とを可能にする。
[0024]
これから、図1〜3を参照すると、拡張されたミラキャストシステムにおいて、ソースデバイス30とシンクデバイス32との間で、追加の制御通信および転送プロトコル交渉が生じることがある。図1中に示すように、ソース30において、表示データ34がエンコーダ36にルーティングされている。従来のミラキャストシステムでは、エンコーダ36とデコーダ38を唯一サポートしているのは、H.264プロトコルである。このデータは、その後、従来のミラキャストシステムにおけるリアルタイムトランスポートプロトコル(RTSP)メッセージングにより、MPEG2トランスポートストリームを使用して、ワイヤレスにシンク32に対して送信される。データがシンク32において受信されたとき、対応するデコーダ38にルーティングされ、シンク32上のディスプレイ40に送られる。制御信号も、ソース30とシンク32との間で渡される。従来のミラキャストシステムでは、セッションセットアップとセッション維持のために、制御信号が利用される。図1〜3のシステムにおいて、ソース30とシンク32との間に、1つ以上の追加の制御通信が生じるかもしれない。1つのインプリメンテーションにおいて、能力交渉の間、シンクがシンク自体で特徴をサポートするか否かを確かめるために、ソース30はシンク32にダイレクトストリーミングについて問い合わせる。ソース30はまた、シンク32がサポートする、オーディオおよびビデオに対するさまざまな、コーデックおよびプロフィールについてと、シンク32がソースにストリームコンテンツを向けてもらいたい、TCP(送信制御プロトコル)またはUDP(ユーザデータグラムプロトコル)ポート番号について問い合わせる。ミラキャストセッションの間、シンク32がダイレクトストリーミングをサポートする場合、シンク32は、オーディオ/ビデオコーデックおよびプロフィールのリストと、TCPまたはUDPポート番号とともに返答してもよい。1つのビデオクリップをストリーミングした後、別のビデオクリップをダイレクトストリーミングデータパスにスイッチしてもよい。これは、以下でこれからさらに説明する利点とともに、さまざまな、エンコーダ36とデコーダ38の使用を可能にする。これから以下でさらに説明するように、オーバーレイを取り扱うサポートと、シンク側の探索機能性も提供することができる。
[0025]
これから図2を参照すると、図1のソースデバイス30の1つのインプリメンテーションのブロックダイヤグラムが図示されている。図2において、ソースデバイスは、グラフィック処理ユニット(GPU)50と、ディスプレイプロセッサ/ブレンダ52と、フレームバッファ54と、ディスプレイ56とを含んでいる。ソースは、ユーザへの表示のために、表示データを提供できる、アプリケーション1 62およびアプリケーション2 64のような、いくつかのアプリケーションを実行してもよい。ソースオペレーティングシステムの制御下で、GPU50とディスプレイプロセッサ/ブレンダ52は、ディスプレイ56に転送するために、表示データを準備し、フレームバッファ54を埋める。ソースは、ビデオデコーダを通してコンテンツをディスプレイプロセッサ/ブレンダ52にもルーティングするメディアプレーヤー66も含んでいてもよい。
[0026]
従来の独立型の表示モードにおけるデータフローと、従来のミラキャストミラーリングモードにおけるデータフローとが、図2の実線の矢印によって図示されている。ミラキャストミラーリングが実行されるとき、フレームバッファ54におけるピクセルデータの連続するフレームは、データパス80に沿ってビデオエンコーダ72にルーティングされ、エンコードされたデータは、モジュール74によってMPEG2トランスポートストリームにアセンブリされ、モジュール75によってRTPメッセージングデータと組み合わされ、シンクデバイス32への送信のために、ソケット77にルーティングされる。従来のミラキャストでは、エンコーダ72は、H.264エンコーダであり、ソケットは、UDPソケットであり、他のオプションはサポートされていない。
[0027]
シンクデバイス32が、図3中に図示されている。シンクにおいて、ソケット92が、到来データストリームを受信し、RTPメッセージングが、モジュール94により抽出され、表示データが、モジュール96により抽出される。図2のように、従来のミラキャストデータフローは、実線の矢印で図示されている。表示データは、ビデオデコーダ98にルーティングされ、その後、ディスプレイプロセッサ/ブレンダ102にルーティングされてもよく、これは、ディスプレイ106上の表示のために、フレームバッファ104を埋める。従来のミラキャストでは、ビデオデコーダ98は、H.264デコーダであり、H.264デコーダは、ミラキャスト標準規格と互換性のある任意のシンクデバイスにおいて要求される。
[0028]
従来のミラキャストシステムでは、シンク32への送信のために、フレームバッファからピクセルデータが取り出されることから、表示情報のどのタイプがフレームバッファ54中にロードされているかに関する利用可能な情報がないことが理解できる。表示情報のどのタイプがフレームバッファ54中にロードされているかに関する利用可能な情報は、アプリケーションプログラム62および64からのテキスト、または、メディアプレーヤー66からのムービー、または2つの組み合わせであることがある。多くのケースにおいて、この情報は、シンク表示品質を最適化する際と、ソースデバイスの電力ドレインを最小化する際に、有用であることがある。
[0029]
従来のミラキャスト表示システムの性能および能力を拡張するために、システムによって、追加のビデオエンコーダ82、84をサポートすることができ、破線の矢印によって図示されている追加のデータパスを提供できる。
[0030]
1つのインプリメンテーションにおいて、データパス80におけるフレームバッファ入力を使用する代わりに、MPEG2トランスポートストリームにトランスコードすることなく、モジュール74によって、メディアプレーヤー66からの予めエンコードされているビットストリームを含むダイレクトストリーミングパス86自体をアセンブルすることができる。これは、トランスポートストリームアセンブリより前に、ビデオデコーダ68による最初のデコードと、後続する、ビデオエンコーダ72によるH.264再エンコードとの実行を回避する。これは、ソース30における電力をセーブする。シンクデバイス32において、メディアプレーヤー66からの表示データ出力の、元の予めエンコードされたフォーマットに対応するデータはデコーダによりデコードされ、このフォーマットは、H.264フォーマットでないかもしれない。このインプリメンテーションにおいて、シンクデバイスが互換性のあるデコーダである限り、上記で説明したクエリプロセスの間に、ソースデバイスによって決定される、任意のエンコードフォーマットが適切である。図2〜3を参照すると、例えば、このインプリメンテーションにおいて、ビデオデコーダ98上の唯一の制限は、図2のパス86からの元の予めエンコードされたビットストリームをデコードできることである。
[0031]
ダイレクトストリーミングに対する少なくとも2つのオプション、RTSPベースのメッセージングおよびMPEG2−TSベースのメッセージングを、利用してもよい。
[0032]
RTSPベースのメッセージングが、図4に図示されている。システムは、状態110において、従来のミラキャストプロトコルにおいてのように、表示ミラーリングモードで開始してもよく、ここで、(例えば、上記で説明したような図2および3の実線を利用して)イメージデータは、ソースのフレームバッファから取得され、ソースにおいてH.264エンコードされ、シンクにおいてH.264デコードされる。このモードは、上記でも説明したように、表示データのトランスコードを要求する。シンク32が互換性のあるコーデックを含んでいるエンコードフォーマットで、ソースによって、記憶され、発生され、または、受信される、ビデオクリップを再生することを、ソースデバイス30のユーザが選択する場合、112において、ミラーリングからダイレクトストリーミングへのストリームスイッチがこれから開始することを示すRTSP要求メッセージを、ソース30デバイスは送ってもよい。シンクがこの要求を受信するとき、114において、シンクはミラーリングからダイレクトストリーミングにビットストリームを変更するように、ソースに応答し、交渉されたTCP/UDPポート上で新たなビットストリームを受信するためにシンクのデコーダを準備し、シンクはダイレクトストリーミングに対して準備ができていることをソースに通知する。ブロック115において、シンクからの応答を受信すると、ソースはミラーリングビットストリームを停止し、ビデオクリップ中に含まれるビットストリームを、この目的のために交渉されたTCP/UDPポートにストリームし始め、ダイレクトストリーミングモードに入る。ユーザがクリップを停止する場合、または、クリップがストリームの終わりに達する場合、116において、ソースは、ダイレクトストリーミングが終了であることを示すRTSP要求を送る、すなわち、ダイレクトストリーミングからミラーリングへのストリームスイッチが開始する。シンクがこの要求を受信するとき、118において、シンクは、ビットストリームをダイレクトストリーミングからミラーリングモードに変更するように、ソースに応答し、ミラキャストセッションに対してセットアップされたデフォルトミラキャストポート上でミラーリングビットストリームを受信するためにシンクのデコーダを準備する。シンクからの応答を受信すると、ソースは、120においてミラーリングモードに入り、デフォルトミラキャストポートにミラーリングビットストリームをストリーミングし始める。
[0033]
別の可能性あるインプリメンテーションにおいて、UDPトランスポートポートを使用するときに、MEPG2TSベースのメッセージングを使用してもよい。例えば、ソースデバイスのユーザが、コーデックとプロフィールがシンクによってサポートされているビデオクリップを再生することを選択する場合、ダイレクトストリーミング用に、新たなビットストリームをトランスポートするための異なるアクティブなプログラム番号を使用するために、ソースデバイスは、プログラム関係付けテーブル(PAT)とプログラムマップテーブル(PMT)を変更する。シンクが新たなPATとPMTを受信するとき、シンクはミラーリングビットストリームを再生するのを停止し、ミラーリングの間に使用されていたのと同じUDPポート上で継続的に受信されることになる新たなビットストリームを受信するために、シンクのデコーダを準備する。更新されたPATとPMTを送った後、ソースは、ビデオクリップ中に含まれるビットストリームを、ミラーリングビットストリームと同じUDPポートにストリーミングし始める。ユーザがクリップを停止する場合、または、クリップがストリームの終わりに達する場合、ソースはPATとPMTを、アクティブブログラムとしてミラーリングプログラム番号のものに変更し戻す。シンクが更新されたPATとPMTを受信するとき、シンクは、ダイレクトストリーミングビットストリームを再生するのを停止し、同じUDPポート上で継続的に受信されることになるミラーリングビットストリームを受信するために、シンクのデコーダを準備する。
[0034]
上記で説明したインプリメンテーションにおいて、ビデオコンテンツの現在の圧縮フォーマットは、シンクデバイス上の既存のコーデックと互換性がある、とソースは決定してもよく、ソースは元のフォーマットでビデオコンテンツを送ってもよく、それにより、従来のミラキャストシステムによって実行されるトランスコーディングプロセスを避ける。いくつかのインプリメンテーションにおいて、異なる圧縮フォーマットを使用することが有利であるとチャネル状態(または他の情報)が示すかもしれない。なぜなら、ソースはシンク上のコーデックを知っていることから、ソースは、異なるシンクコーデックと互換性のある異なる圧縮フォーマットを選んで、使用するかもしれないからである。これは、元のビデオコンテンツをトランスコードすることを伴っているが、チャネル状態に依存して、シンクデバイス上のビデオ品質を向上させるかもしれない。
[0035]
ビデオコンテンツのダイレクトストリーミングの間、探索機能性を、柔軟にサポートすることができる。ライブセッションは、ソースデバイス上の表示フレームバッファのコンテンツを使用してストリームされるという事実により、探索機能性は、ミラキャスト中には現存しない。ミラーリング中の間に、時間的に行ったり来たりすることは、実用的ではない。しかしながら、ダイレクトストリーミングの間、ソースからシンクにストリームされるメディアクリップを巻き戻しおよび早送りする要望があるかもしれない。
[0036]
例えば、ソースにおけるユーザ入力に基づいて、ソースが探索トリガを開始するとき、ソースは、所望の「表示時間」値とともに休止または再生アクションにセットされたRTSP SET_PARAMETERトリガ方法を送ってもよい。この後、シンクは、トリガ要求に対する応答を送り返してもよく、ソースは、その後、新たな時間からストリームする準備できているとき、新たな再生要求メッセージを開始してもよい。
[0037]
シンク側探索要求の例が、図5において提供されている。この例において、シンクが探索を開始するとき、シンクは、126において、休止のためのM9要求を送ることができ、ソースは、128において、ストリーミングを停止し、ストリーム停止肯定応答をシンクに送ってもよい。130において、シンクは、シンクのユーザがビデオ再生に対する新たな開始点として選択する、ビデオクリップ中の時間に対応する、所望の「表示時間」値とともに再生要求をソースに送ってもよい。132において、シンクが選択した新たな時間から、ソースがストリーミングを開始する。
[0038]
現在、ビデオとともにオーバーレイコンテンツをソースからシンクに送る能力は、現在のミラキャスト仕様においてサポートされておらず、現在のミラキャスト仕様は、単一のフォーマットのみを使用して、ビデオコンテンツをストリームする。オーバーレイ能力なしでの、ビデオ再生のフルスクリーンモードのみが可能である。ソースのフレームバッファにおけるフルスクリーンは、表示の異なる部分におけるコンテンツの特質に関わらず、同じビデオエンコーダによりエンコードされる。いくつかのインプリメンテーションにおいて、拡張されたシステムは、柔軟に複数のオーバーレイを可能にし、シンク側で実行される柔軟なオーバーレイ動作を提供することができる。
[0039]
図2〜3に戻って参照すると、各イメージフレームの異なるオーバーレイコンポーネントに対して、図2のエンコーダ72、82、および84による別々のエンコーディングプロセスを使用して、インテリジェントなオーバーレイサポートを提供してもよい。各オーバーレイに対するエンコードされたデータは、モジュール74によって、単一のMPEG2トランスポートストリームにアセンブルしてもよい。エンコーダ72、82、および84は、同じまたは異なるフォーマットのものであってもよい。異なるオーバーレイに対して異なるフォーマットのエンコーディングを使用するとき、グラフィックおよびUIに対しては無損失なコーデックや、損失のある圧縮アーティファクトが簡単には見えない、ビデオおよび他のコンテンツに対しては損失のあるコーデックのような、最適な性能を達成することが可能である。また、オーバーレイに対するサポートは、グラフィックに対してフレームバッファコンテンツにおけるインクリメントな変化のみを送ることや、高解像度コンテンツディスプレイに対する帯域幅要件を減少させることを可能にする。ミラキャストに対するこのような拡張は、複数のオーバーレイに柔軟にサポートでき、オーバーレイコンテンツを、シンクデバイスにストリームして、シンクディスプレイにおける関心ある所望の領域に対して表示することができる。
[0040]
図3において図示されている、シンク32側上で、MPEG2トランスポートストリームの異なる部分におけるデータを、抽出し、別々のデコーダ98、140、および/または142にルーティングすることができ、デコーダ98、140、および/または142は、ソース30上で実行されたそれぞれのエンコーディング方法にしたがって、別々にデータストリームをデコードできる。その後、フレームバッファ104に入れて、シンクディスプレイ106上で表示するために、オーバーレイデータは、制御情報にしたがって、ディスプレイプロセッサ/ブレンダ102によって、シンク側上でブレンドされてもよく、制御情報は、(以下でさらに説明するような)MPEG2/RTPストリームとともに送られてもよい。
[0041]
通常のビデオ表示とともに、ディスプレイの所望のロケーションにおいて、あるグラフィックまたはUI制御情報を表示することに対して、より高いビジュアル品質が必要であるとき、1つ以上のオーバーレイコンテンツを同時に送信する要望が、多くのゲームおよびWi−Fiディスプレイの他の使用において生じる。オーバーレイ表示コンテンツは、生のRGBまたは他の無損失な圧縮方法を使用してもよい。
[0042]
ビデオデータとともにオーバーレイをストリームすることをサポートするために、追加のメッセージングおよびプロトコル拡張を、ミラキャストプロトコルに追加してもよい。ダイレクトストリーミング交渉の間、ソースおよびシンクデバイスは、パラメータを交換して、シンクがオーバーレイをサポートできるか否かや、組み合わせたフレームコンポジションと、オーバーレイコンテンツとをブレンドするのにどの方法をサポートできるかを交渉できる。圧縮されたおよび圧縮されていないRGBオーバーレイフレームを、MPEG2TSに多重化および多重分離する方法を提供でき、オーバーレイに対してサポートされているビデオフォーマット、例えば、RGB、または、クロマフォーマット、または、何らかの特定のコーデックフォーマット、を決定して、交渉できる。
[0043]
RTSPメッセージングに対して、ソースは、ビデオコーデックのサポートと、オーバーレイがサポートされているか否かおよびいくつのオーバーレイがサポートされているかについての能力情報とに対して、シンクと交渉してもよい。ソースは、バックグラウンドフレームに対するコーデックタイプと、オーバーレイに対するコーデックタイプとを選ぶ、パラメータを設定してもよい。いくつかのインプリメンテーションにおいて、最大2つのコーデックタイプが許容されてもよい。例えば、バックグラウンドは、JPEGでエンコードすることができ、ビデオオーバーレイは、H.264でエンコードすることができる。または、バックグラウンドとオーバーレイの両方を、H.264でエンコードしてもよい。ソースは、送られることになる最大数のオーバーレイに対するパラメータも設定してもよい。
[0044]
図6は、MPEG2TSシグナリングを使用する例を図示している。この例において、各オーバーレイには、(76a、76b、76c、76dで指定されている)パケット化エレメンタリストリーム(PES)ヘッダ中でオーバーレイを説明する特性が先行していてもよい。各ヘッダには、対応するオーバーレイデータパケット78a、78b、78c、および、78dが続いている。MPEG2トランスポートストリームにおけるPESヘッダフォーマットはとても柔軟であり、システム特有情報転送に対して使用することができる、ヘッダ中のプライベートデータフィールドの生成をできるようにする。PESヘッダ中に含まれるオーバーレイ特性は、バックグラウンドに関連するオーバーレイのロケーションに印をつけるために、左上座標(x,y)を含んでいてもよい。xに対して2バイト、yに対して2バイトであるAを有する座標は、ピクセルロケーションのものであってもよい。オーバーレイの幅および高さに対して、W=幅に対して2バイト、H=高さに対して2バイトである。オーバーレイがバックグラウンドにブレンドされる順序も提供してもよく、1バイトであるZを有する下位数は、オーバーレイを最初にブレンドすべきであると示している。0x00は、バックグラウンドレイヤを示しており、アルファ=1バイトであるアルファに対する値を提供してもよい。色キーに対する3バイトCK値を提供してもよい。
[0045]
図7は、特定のオーバーレイストリーミングの例を図示している。この例において、フォアグラウンドオーバーレイ150は、バックグラウンドビデオストリーム152と組み合わされる。オーバーレイ150は、ビデオプレーヤー66、ソース30上の異なるアプリケーションプログラム62または64、あるいは、ソース30のオペレーティングシステムによって発生させてもよい。図7は、トランスコーディングすることなく、その予めエンコードされた状態において、ビデオデータをストリームする例を図示している。オーバーレイは、異なる無損失な圧縮エンコーディングによりエンコードされる。シンク32側上で、MPEG2TS/RTPストリームは、アンパックされ、2つのデータセットは、MPEG2TS/RTPストリームにおいて提供されるオーバーレイ情報にしたがって、モジュール102におけるブレンドのために、別々にデコードされる。
[0046]
シンク側において、合成されたバックグラウンドレイヤとフォアグラウンド(オーバーレイ)との間にブレンド式を適用してもよい。例えば、
ブレンドされたピクセル=アルファ*ピクセルFG+(1−アルファ)*ピクセルBG
最終ピクセル=色キーを使用する透過チェックがパスした場合、フォアグラウンドピクセル
そうでなければ、最終ピクセル=ブレンドされたピクセル。
[0047]
このアルゴリズムは、図8の機能性ブロックダイヤグラムによって実現される。この図において、オーバーレイレイヤ0のピクセル160は、異なるオーバーレイレイヤ1 162の対応するピクセルにより処理される。選択信号blend_eq_selは、マルチプレクサ164および166を使用して、どのオーバーレイがフォアグランウンドであり、どれが、バックグラウンドであるかを決定する。別の制御信号blend_transp_enは、ブロック172において、透過色チェックが実行されるか否かを決定する。透過色チェックがパスした場合、バックグラウンドピクセルがマルチプレクサ174から出力され、そうでなければ、ブロック176からのブレンドされたピクセルが、そのピクセルロケーションにおける表示のために、シンク32のマルチプレクサ174からフレームバッファ104へ出力される。ブロック176において実現されるブレンド式に対するパラメータと、制御信号のステータスは、MPEG2トランスポートストリーム上でソース30から送られる情報によって制御してもよい。
[0048]
例えば、シンクデバイスは、ブレンド動作が開始する前に、Z=0x00によって印付けられ、(スタートアップにおいて交渉された)総オーバーレイに一致するオーバーレイカウントであるバックグラウンドレイヤを受信するのを待ってもよい。バックグラウンドレイヤは、幅および高さにおいて、オーバーレイよりもより大きくてもよく、交渉したシンクの表示解像度に一致していてもよい。Z=0x00を受信した後に受信する次のオーバーレイがなく、かつ、表示タイムアウト時間を超えてしまった場合、その後、オーバーレイプロセスは終了してもよく、レンダリングのために、フレームをディスプレイに送ることができる。表示タイムアウト時間は、受信フレームレートに基づいていてもよい。例えば、受信されている表示データのフレームレートが30fpsである場合、表示タイムアウトは、約33ミリ秒であってもよい。
[0049]
ミラキャストセッションの間、スタートアップにおいて交渉されたオーバーレイの最大数を任意の数のオーバーレイが超えない限り、任意の数のオーバーレイは、任意の瞬間に開始してもよい。各オーバーレイは、交渉したコーデック、すなわち、JPEG、H.264に基づいた、オーバーレイ自身の基本ストリームを有してもよい。オーバーレイを伝えるプログラムから追加されたまたは取り除かれた、基本ストリームがある毎に、MPEG2トランスポートストリームに対するプログラムマップテーブル(PMT)を更新してもよい。新たな基本ストリームが追加される場合、その後、連続するMPEG2トランスポートパケットは、新たな基本ストリームに対するPESパケットを含んでいてもよい。シンク上のブレンダが、レンダリングされることになる最終フレームを構成できるように、各基本ストリームは、オーバーレイのある詳細を伝えてもよい。新たなPES_extension_flagを使用して、PES中のでのオーバーレイ情報の存在を示してもよい。新たなフィールドをPES中に加えて、座標、幅、高さ、Z順序、アルファ値、色キーおよびブレンド式を含む、PES中でオーバーレイ情報を伝えてもよい。レンダリングされることになる最終フレーム発生させるために、この情報を、シンク上のディスプレイプロセッサに渡してもよい。
[0050]
上記で説明したように、いくつかのインプリメンテーションにおいて、ミラキャストプロトコルの拡張は、サポートされているコーデックパラメータを含む相互能力を、および/または、ダイレクトストリーミング間の使用のためにTCPポートを生成させるシンクのオプションを交渉できる。ミラキャストの別の拡張は、待ち時間対頑強性の要件(例えば、TCPまたはUDPを使用するか否か)に依存して、RTSPベースのアプローチとMPEG2−TSベースのアプローチを使用して再生する間に、ビットストリームのスイッチングをサポートできる。ミラキャストの拡張は、ダイレクトストリーミングモードを使用している間に、探索機能性をサポートできる。ミラキャストプロトコルの拡張は、ミラキャストセッションを通して送られる複数のオーバーレイをサポートでき、シンクは、RTPSを通したオーバーレイシグナリングと、オーバーレイブレンド技術と、オーバーレイトランスポートのためのPES情報とを含む、予め交渉した、ビデオフォーマットおよびブレンドモードを使用して、組み合わされたフレームコンポジションをレンダリングしてもよい。
[0051]
図9は、上記で説明したワイヤレス通信システム内で用いてもよい、ワイヤレスデバイス180において利用できる、さまざまなコンポーネントを図示している。ワイヤレスデバイス180は、ここで説明するさまざまな方法を実現するように構成されていてもよいデバイスの例である。
[0052]
ワイヤレスデバイス180は、ワイヤレスデバイス180の動作を制御するプロセッサ184を含んでいてもよい。プロセッサ184は、中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(ROM)の両方を含んでいてもよいメモリ186は、命令およびデータをプロセッサ184に提供する。メモリ186の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含んでいてもよい。プロセッサ184は典型的に、メモリ186内に記憶されているプログラム命令に基づいて、論理および演算動作を実行する。メモリ186中の命令は、ここで説明する方法を実現するために実行可能であってもよい。例えば、デバイスが、ソース30、シンク32、または、両方であるか否かに依存して、図1、2、および3のブロックを、プロセッサ184およびメモリ186によって実現してもよい。プロセッサ184は、1つ以上のプロセッサによって実現する処理システムのコンポーネントを含んでもよく、または、1つ以上のプロセッサによって実現する処理システムのコンポーネントであってもよい。1つ以上のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロ制御装置、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、制御装置、状態機械、ゲート論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限状態機械、あるいは、情報の、計算または他の操作を実行できる他の何らかの適切なエンティティ、の任意の組み合わせにより実現してもよい。
[0053]
処理システムは、ソフトウェアを記憶する機械読取可能媒体も備えていてもよい。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他のものと呼ばれようとなかろうと、何らかのタイプの命令を意味するように広く解釈すべきである。命令は、(例えば、ソースコードのフォーマットの、バイナリコードフォーマットの、実行可能なコードのフォーマットの、または、他の何らかの適切なコードのフォーマットの)コードを含んでいてもよい。命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されるときに、ここで説明するさまざまな機能を処理システムに実行させる。
[0054]
ワイヤレスデバイス180はまた、ハウジング188も含んでいてもよく、ハウジング188は、ワイヤレスデバイス180と遠隔ロケーションとの間でのデータの送受信を可能にする、送信機190および受信機192を含んでもよい。送信機190および受信機192は、組み合わせて、トランシーバ194にしてもよい。アンテナ196をトランシーバ194に提供して、トランシーバ194に電気的に結合してもよい。ワイヤレスデバイス180は、(示されていない)複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または、複数のアンテナも含んでいてもよい。
[0055]
ワイヤレスデバイス180は、信号検出器200も備えていてもよく、信号検出器200は、トランシーバ194によって受信された信号のレベルを検出して定量化しようとするために使用してもよい。信号検出器200は、総エネルギー、シンボル当たりの副搬送波毎のエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号のような、信号を検出してもよい。ワイヤレスデバイス180は、信号を処理する際に使用するために、デジタル信号プロセッサ(DSP)202も含んでいてもよい。DSP202は、送信のためにデータユニットを発生させるように構成されていてもよい。ワイヤレスデバイス180は、ディスプレイ204およびユーザインターフェース206をさらに備えていてもよい。ユーザインターフェース206は、タッチスクリーン、キーパッド、マイクロフォン、および/または、スピーカーを含んでいてもよい。ユーザインターフェース206は、ワイヤレスデバイス180のユーザに情報を伝える、および/または、ユーザからの入力を受け取る、何らかのエレメントまたは何らかのコンポーネントを含んでいてもよい。
[0056]
1つ以上のバスシステム208によって、ワイヤレスデバイス180のさまざまなコンポーネントを互いに結合してもよい。バスシステム208は、データバスを含んでいてもよく、データバスに加えて、例えば、電力バス、制御信号バス、および、ステータス信号バスも含んでいてもよい。当業者であれば、他の何らかのメカニズムを使用して、ワイヤレスデバイス180のコンポーネントを、互いに結合してもよく、または、ワイヤレスデバイス180のコンポーネントが、入力を受け取ってもよく、または、ワイヤレスデバイス180のコンポーネントが、入力を互いに提供してもよいと認識するだろう。
[0057]
図9において、多数の別々のコンポーネントが図示されているが、コンポーネントのうちの1つ以上を組み合わせ、または、共通して実現してもよい。例えば、プロセッサ184は、プロセッサ185に関して上記で説明した機能性を実現するためだけでなく、信号検出器200および/またはDSP202に関して上記で説明した機能性を実現するためにも使用してもよい。さらに、図9中で図示したコンポーネントのそれぞれは、複数の別々のエレメントを使用して、実現してもよい。さらに、プロセッサ184は、コンポーネント、モジュール、回路、または以下で説明するこれに類するもののうちのいずれかを実現するために使用してもよく、あるいは、それぞれは、複数の別々のエレメントを使用して、実現してもよい。
[0058]
ここで使用される、用語「決定する」は、幅広いアクションを含んでいる。例えば、「決定する」は、算出する、計算する、処理する、導出する、調べる、検索する(例えば、表、データベース、または、別のデータ構造中において検索する)、確認する、および、これらに類するものを含んでいてもよい。また、「決定する」は、受信する(例えば、情報を受信する)、アクセスする(例えば、メモリ中のデータにアクセスする)、および、これらに類するものを含んでいてもよい。また、「決定する」は、解決する、選択する、選ぶ、確立する、および、これらに類するものを含んでいてもよい。さらに、ここで使用されるような「チャネル帯域」は、ある態様において、帯域幅を含むまたは帯域幅と呼ばれてもよい。
[0059]
ここで使用されるように、アイテムのリスト「のうちの少なくとも1つ」というフレーズは、単一の要素を含む、これらのアイテムの任意の組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーするように意図されている。
[0060]
上記で説明した方法のさまざまな動作は、さまざまなハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネント、回路、ならびに/あるいは、モジュールのような、動作を実行することが可能な何らかの適切な手段により実行できる。一般的に、図中に図示した何らかの動作は、動作を実行することが可能な対応する機能手段により実行できる。
[0061]
本開示に関連して説明した、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで説明した機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせで実現しても、あるいは、実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、何らかの商業的に入手可能なプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または、状態機械であってもよい。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、または、他の何らかのこのようなコンフィギュレーションのような、コンピューティングデバイスの組み合わせとして実現してもよい。
[0062]
1つ以上の態様では、記述した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせにおいて実現してもよい。ソフトウェアにおいて実現される場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能媒体上に記憶されてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能媒体上で送信されてもよい。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含んでいる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいはコンピュータによってアクセスできる命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを運ぶまたは記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含むことができる。また、任意の接続は、コンピュータ読取可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイトから、サーバから、あるいは、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、デジタル加入者線(DSL)、または、赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用している他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、または、赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能媒体は、一時的ではないコンピュータ読取可能媒体(例えば、有形の媒体)を含んでもよい。加えて、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能媒体は、一時的なコンピュータ読取可能媒体(例えば、信号)を含んでもよい。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0063]
ここで開示する方法は、説明した方法を達成するための1つ以上の、ステップまたはアクションを含んでいる。方法の、ステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに交換可能であってもよい。言い換えると、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく、修正してもよい。
[0064]
説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせにおいて実現してもよい。ソフトウェアにおいて実行される場合、機能は、コンピュータ読取可能媒体上の1つ以上の命令として記憶されてもよい。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいはコンピュータによってアクセスできる命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを運ぶまたは記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含むことができる。ここで使用したような、ディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピーディスク、およびブルーレイ(ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、磁気的にデータを再生する一方で、ディスク(disc)はレーザにより光学的にデータを再生する。
[0065]
したがって、ある態様は、ここに提示した動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備えていてもよい。例えば、このようなコンピュータプログラム製品は、その上に記憶されている(および/またはエンコードされている)命令を有するコンピュータ読取可能媒体を含んでもよく、命令は、ここで記述した動作を実行するために、1つ以上のプロセッサにより実行可能である。ある態様では、コンピュータプログラム製品は、パッケージングマテリアルを含んでもよい。
[0066]
また、ソフトウェアまたは命令は、送信媒体を通して送信されてもよい。例えば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ソフトウェアが、ウェブサイトから、サーバから、または、他の遠隔ソースから、送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、または、赤外線や、無線や、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
[0067]
さらに、ここで説明した方法および技術を実行するモジュールおよび/または他の適切な手段を、ユーザ端末および/または基地局によって、適宜、ダウンロードできる、および/または、そうでなければ取得できると認識すべきである。例えば、このようなデバイスは、ここで説明した方法を実行するための手段の転送を促進するように、サーバに結合することができる。代替的に、ここで説明したさまざまな方法は、記憶手段をデバイスに結合または提供する際、ユーザ端末および/または基地局がさまざまな方法を得ることができるように、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体、等)を介して提供することができる。さらに、ここで説明した方法および技術を提供するための、他の何らかの適切な技術が利用できる。
[0068]
特許請求の範囲が、上記に図解したまさにその構成およびコンポーネントに限定されないことを理解すべきである。さまざまな改良、変更、および、バリエーションが、上記で説明した方法ならびに装置の構成、動作、および、詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく行われてもよい。
[0069]
上記は、本開示の態様に向けられているが、本開示の他の態様およびさらなる態様が、その基本的な範囲から逸脱することなく考案することができ、その範囲は、下記の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (38)

  1. 仲介デバイスを通過することなくソースデバイスからワイヤレスに受信した表示コンテンツを表示する方法において、
    第1のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされた、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分に対する第1の組の表示データパケットを、前記ソースデバイスから直接、ワイヤレスに受信することと、
    少なくとも、第2のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされた、前記イメージフレームの第2のオーバーレイ部分に対する第2の組の表示データパケットを、前記ソースデバイスから直接、ワイヤレスに受信することと、
    オーバーレイブレンド情報を、前記ソースデバイスから直接、ワイヤレスに受信することと、
    少なくとも、前記イメージフレームの第1のオーバーレイ部分を前記第1の組の表示データパケットから、前記イメージフレームの第2のオーバーレイ部分を前記第2の組の表示データパケットから、抽出することと、
    前記ソースデバイスから受信した前記オーバーレイブレンド情報に少なくとも部分的に基づいて、表示のために、少なくとも、前記第1のオーバーレイ部分と前記第2のオーバーレイ部分とをブレンドすることとを含む方法。
  2. 前記抽出することは、少なくとも、前記第1の組のデータパケットと前記第2の組のデータパケットとを単一のデータトランスポートストリームから分離することを含む請求項1記載の方法。
  3. 前記オーバーレイブレンド情報は、前記単一のデータトランスポートストリームに組み込まれている請求項2記載の方法。
  4. 前記単一のデータトランスポートストリームは、MEPG2トランスポートストリームであり、
    前記ブレンド情報は、前記MEPG2トランスポートストリームの1つ以上のPESヘッダフィールド中で提供される請求項2記載の方法。
  5. 前記抽出することは、少なくとも、前記第1の組の表示データパケットと前記第2の組の表示データパケットとをデコードすることを含む請求項1記載の方法。
  6. 前記第1の組のデータパケットをデコードするために利用されるデコードアルゴリズムと前記第2の組のデータパケットをデコードするために利用されるデコードアルゴリズムとのうちの少なくとも1つは、無損失なデコードアルゴリズムである請求項5記載の方法。
  7. 休止要求と表示開始時間を含む再生要求とを前記ソースデバイスに送信することを含む請求項1記載の方法。
  8. デコーダ能力情報を前記ソースデバイスにワイヤレスに送信することを含む請求項1記載の方法。
  9. 前記デコーダ能力情報が予めエンコードされたフォーマットをデコードする能力を示すとき、前記ソースデバイスのメディアプレーヤープログラムによって発生させる前記予めエンコードされたフォーマットで、表示データをワイヤレスに受信するように移行することを含む請求項8記載の方法。
  10. 表示コンテンツを仲介デバイスを通過させることなく前記表示コンテンツをシンクデバイスにワイヤレスに送信する方法において、
    第1のビデオ圧縮フォーマットを利用して、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分に対する第1の組の表示データパケットをエンコードすることと、
    第2のビデオ圧縮フォーマットを利用して、少なくとも、前記イメージフレームの第2のオーバーレイ部分に対する第2の組の表示データパケットをエンコードすることと、
    少なくとも、前記第1のオーバーレイ部分と前記第2のオーバーレイ部分とに関係付けられている、オーバーレイブレンド情報を発生させることと、
    少なくとも、前記第1の組の表示データパケットと、前記第2の組の表示データパケットと、前記オーバーレイブレンド情報とを、前記シンクデバイスに直接、ワイヤレスに送信することとを含む方法。
  11. 前記シンクデバイスへの、少なくとも、前記第1の組の表示データパケットと、前記第2の組の表示データパケットと、前記オーバーレイブレンド情報は、単一のデータトランスポートストリームを利用して送信される請求項10記載の方法。
  12. 前記単一のデータトランスポートストリームは、MEPG2トランスポートストリームであり、
    前記ブレンド情報は、前記MEPG2トランスポートストリームの1つ以上のPESヘッダフィールド中で送信される請求項11記載の方法。
  13. 前記第1の組の表示データパケットをエンコードするために利用されるエンコードアルゴリズムと、前記第2の組の表示データパケットをエンコードするために利用されるエンコードアルゴリズムとのうちの少なくとも1つは、無損失なエンコードアルゴリズムである請求項10記載の方法。
  14. 前記第1のオーバーレイ部分と前記第2のオーバーレイ部分は、ソースデバイス上で実行される異なるプログラムによって発生される請求項10記載の方法。
  15. 前記異なるプログラムは、アプリケーションプログラムとオペレーティングシステムとのうちの少なくとも1つを含む請求項14記載の方法。
  16. 前記異なるプログラムのうちの少なくとも1つは、メディアプレーヤーである請求項14記載の方法。
  17. 少なくとも、前記第1の組の表示データパケットと、前記第2の組の表示データパケットと、前記オーバーレイブレンド情報を、前記シンクデバイスにワイヤレスに送信するための、TCPポートまたはUDPポートの表示を受信することを含む請求項10記載の方法。
  18. 休止要求と表示開始時間を含む再生要求とを、前記シンクデバイスから受信することと、その後、前記要求された表示開始時間からメディアコンテンツを再生することとを含む請求項10記載の方法。
  19. クエリを前記シンクデバイスに送ることと、
    少なくとも、前記シンクデバイスの、第1のデコーダと第2のデコーダのデコード能力に関する情報を含む応答を受信することとを含む請求項10記載の方法。
  20. 前記第1のデコーダと前記第2のデコーダとのうちの少なくとも1つが、予めエンコードされたフォーマットをデコードする能力を、前記情報が示すとき、メディアプレーヤープログラムから受信した前記予めエンコードされたフォーマットで、表示データを前記シンクデバイスに対してワイヤレスに送信するように移行することを含む請求項19記載の方法。
  21. 表示データシンクデバイスにおいて、
    ディスプレイと、
    複数のビデオデコーダと、
    処理回路とを具備し、
    前記処理回路は、
    第1のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされた、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分に対する第1の組の表示データパケットを、ソースデバイスから直接、ワイヤレスに受信するようにと、
    少なくとも、第2のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされた、前記イメージフレームの第2のオーバーレイ部分に対する第2の組の表示データパケットを、ソースデバイスから直接、ワイヤレスに受信するようにと、
    オーバーレイブレンド情報を、前記ソースデバイスから、ワイヤレスに受信するようにと、
    少なくとも、前記イメージフレームの第1のオーバーレイ部分を前記第1の組の表示データパケットから、前記イメージフレームの第2のオーバーレイ部分を前記第2の組の表示データパケットから、抽出するようにと、
    前記ソースデバイスから受信した前記オーバーレイブレンド情報に少なくとも部分的に基づいて、表示のために、少なくとも、前記第1のオーバーレイ部分と前記第2のオーバーレイ部分とをブレンドするようにと、
    前記イメージフレームを前記ディスプレイ上に提示するように構成されているデバイス。
  22. 前記処理回路は、少なくとも、前記第1の組のデータパケットと前記第2の組のデータパケットとを単一のデータトランスポートストリームから分離するように構成されている請求項21記載のデバイス。
  23. 前記処理回路は、前記オーバーレイブレンド情報を単一のデータトランスポートストリームから抽出するように構成されている請求項21記載のデバイス。
  24. 前記単一のデータトランスポートストリームは、MEPG2トランスポートストリームであり、
    前記処理回路は、前記MEPG2トランスポートストリームの1つ以上のPESヘッダフィールドから前記オーバーレイブレンド情報を抽出するように構成されている請求項23記載のデバイス。
  25. 前記処理回路は、前記第2の組のデータパケットをデコードするために利用されるビデオデコーダとは異なる、前記複数のビデオデコーダのうちの1つを利用して、前記第1の組の表示データパケットをデコードするように構成されている請求項21記載のデバイス。
  26. 前記複数のビデオデコーダのうちの少なくとも1つは、無損失なデコードアルゴリズムを利用する請求項21記載のデバイス。
  27. 前記処理回路は、休止コマンドと表示時間とを前記ソースデバイスに送るように構成されている請求項21記載のデバイス。
  28. 前記処理回路は、前記複数のビデオデコーダのデコード能力に関する情報を、前記ソースデバイスにワイヤレスに送信するように構成されている請求項21記載のデバイス。
  29. 前記デコーダ能力情報が、予めエンコードされたフォーマットをデコードする、前記複数のビデオデコーダのうちの少なくとも1つの能力を示すとき、前記処理回路は、移行して、前記予めエンコードされたフォーマットで、表示データをワイヤレスに受信するように構成されている請求項28記載のデバイス。
  30. 表示データソースデバイスにおいて、
    複数のビデオエンコーダと、
    処理回路とを具備し、
    前記処理回路は、
    第1のビデオ圧縮フォーマットを利用して、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分に対する第1の組の表示データパケットをエンコードするようにと、
    第2のビデオ圧縮フォーマットを利用して、少なくとも、前記イメージフレームの第2のオーバーレイ部分に対する第2の組の表示データパケットをエンコードするようにと、
    少なくとも、前記第1のオーバーレイ部分と前記第2のオーバーレイ部分とに関係付けられている、オーバーレイブレンド情報を発生させるようにと、
    少なくとも、前記第1の組の表示データパケットと、前記第2の組の表示データパケットと、前記オーバーレイブレンド情報とを、シンクデバイスに直接、ワイヤレスに送信するように構成されているデバイス。
  31. 前記処理回路は、少なくとも、前記第1の組の表示データパケットと、前記第2の組の表示データパケットと、前記オーバーレイブレンド情報とを、単一のデータトランスポートストリームでワイヤレスに送信するように構成されている請求項30記載のデバイス。
  32. 前記単一のデータトランスポートストリームは、MEPG2トランスポートストリームであり、
    前記処理回路は、前記MEPG2トランスポートストリームの1つ以上のPESヘッダフィールド中で前記ブレンド情報を送信するように構成されている請求項31記載のデバイス。
  33. 前記複数のビデオエンコーダのうちの少なくとも1つは、無損失なデコードアルゴリズムを利用する請求項30記載のデバイス。
  34. 前記処理回路は、少なくとも、前記第1の組の表示データパケットと、前記第2の組の表示データパケットと、前記オーバーレイブレンド情報とを、前記シンクデバイスにワイヤレスに送信するための、TCPポートまたはUDPポートの表示を受信するように構成されている請求項30記載のデバイス。
  35. 前記処理回路は、前記シンクデバイスから、休止要求と表示開始時間とを受信するように構成されている請求項30記載のデバイス。
  36. 前記処理回路は、
    クエリを前記シンクデバイスに送るようにと、
    前記シンクデバイスの複数のデコーダのデコード能力に関する情報を含む応答を受信するように構成されている請求項30記載のデバイス。
  37. 前記情報が、予めエンコードされたフォーマットをデコードする、前記複数のデコーダのうちの少なくとも1つの能力を示すとき、前記処理回路は、移行して、前記予めエンコードされたフォーマットで、表示データを前記シンクデバイスに対してワイヤレスに送信するように構成されている請求項36記載のデバイス。
  38. 表示データを仲介デバイスを通過させることなくソースデバイスからシンクデバイスに前記表示データをワイヤレスに送信するシステムにおいて、
    ディスプレイとワイヤレス送信および受信回路とを有するソースデバイスと、
    ディスプレイとワイヤレス送信および受信回路とを有するシンクデバイスとを具備し、
    表示データが、前記ソースデバイスのディスプレイフレームバッファから取り出され、ワイヤレス送信のためにエンコードされ、前記シンクデバイスにワイヤレスに送信され、前記シンクデバイス上でデコードされ、前記シンクデバイスの前記ディスプレイ上に提示される第1のモードと、
    前記ソースデバイスにおいて、少なくとも、イメージフレームの第1のオーバーレイ部分が、第1のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされ、前記イメージフレームの第2のオーバーレイ部分が、第2のビデオ圧縮フォーマットを利用してエンコードされる第2のモードと、
    少なくとも、前記第1のオーバーレイ部分と前記第2のオーバーレイ部分が、前記シンクデバイスに対してワイヤレスに送信され、前記シンクデバイス上で別々にデコードされ、前記ソースデバイスから受信されたオーバーレイブレンド情報に少なくとも部分的に基づいて、前記シンクデバイス上でブレンドされ、前記シンクデバイスの前記ディスプレイ上に提示されることとができるように、前記ソースデバイスと前記シンクデバイスは、表示送信および受信パラメータを交渉するように構成されているシステム。
JP2016512905A 2013-05-08 2014-04-16 ワイヤレス通信システムにおけるビデオストリーミング Pending JP2016521518A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361821108P 2013-05-08 2013-05-08
US61/821,108 2013-05-08
US14/144,032 2013-12-30
US14/144,032 US9716737B2 (en) 2013-05-08 2013-12-30 Video streaming in a wireless communication system
PCT/US2014/034299 WO2014182411A1 (en) 2013-05-08 2014-04-16 Video streaming in a wireless communication system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016521518A true JP2016521518A (ja) 2016-07-21
JP2016521518A5 JP2016521518A5 (ja) 2017-04-27

Family

ID=51864727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016512905A Pending JP2016521518A (ja) 2013-05-08 2014-04-16 ワイヤレス通信システムにおけるビデオストリーミング

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9716737B2 (ja)
EP (1) EP2995087A1 (ja)
JP (1) JP2016521518A (ja)
KR (1) KR101810496B1 (ja)
CN (1) CN105191326B (ja)
TW (1) TWI565310B (ja)
WO (1) WO2014182411A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015041822A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 キヤノン株式会社 画像通信装置およびその制御方法
JP2017517905A (ja) * 2014-02-28 2017-06-29 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるアプリケーションデータを表示するための方法及び装置
JP2018157277A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 キヤノン株式会社 通信装置、通信システム、通信方法、および、プログラム

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8819734B2 (en) 2003-09-16 2014-08-26 Tvworks, Llc Contextual navigational control for digital television
US7818667B2 (en) 2005-05-03 2010-10-19 Tv Works Llc Verification of semantic constraints in multimedia data and in its announcement, signaling and interchange
US11832024B2 (en) 2008-11-20 2023-11-28 Comcast Cable Communications, Llc Method and apparatus for delivering video and video-related content at sub-asset level
US9088757B2 (en) * 2009-03-25 2015-07-21 Eloy Technology, Llc Method and system for socially ranking programs
US9277230B2 (en) * 2011-11-23 2016-03-01 Qualcomm Incorporated Display mode-based video encoding in wireless display devices
US10880609B2 (en) 2013-03-14 2020-12-29 Comcast Cable Communications, Llc Content event messaging
US9253490B2 (en) * 2013-05-31 2016-02-02 Qualcomm Technologies International, Ltd. Optimizing video transfer
CN103338139B (zh) * 2013-06-18 2017-03-08 华为技术有限公司 多屏互动方法、装置及终端设备
JP2015019196A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 船井電機株式会社 サーバ装置、クライアント機器及びコンテンツ再生プログラム
US10110393B2 (en) * 2013-09-30 2018-10-23 Cavium, Inc. Protocol switching over multi-network interface
TWI511118B (zh) * 2013-12-04 2015-12-01 Wistron Corp 顯示器及其多畫面顯示方法
US9412332B2 (en) * 2013-12-20 2016-08-09 Blackberry Limited Method for wirelessly transmitting content from a source device to a sink device
AU2014379859B2 (en) * 2014-01-23 2017-10-12 Sony Corporation Decoding device, decoding method, encoding device, and encoding method
US10560514B2 (en) * 2014-03-29 2020-02-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for transmitting and receiving information related to multimedia data in a hybrid network and structure thereof
KR102249147B1 (ko) * 2014-03-29 2021-05-07 삼성전자주식회사 복합 네트워크에서 멀티미디어 데이터 관련 정보를 송수신하기 위한 장치 및 방법과 그 구조
US11783382B2 (en) 2014-10-22 2023-10-10 Comcast Cable Communications, Llc Systems and methods for curating content metadata
US20160119673A1 (en) * 2014-10-28 2016-04-28 Aaron William Rees System and Method for Transmitting, Receiving, and Displaying High Resolution Images
US20160134929A1 (en) * 2014-11-07 2016-05-12 Qualcomm Incorporated Collaborative Distributed/Unstructured Service Management Framework for Wireless-Display Platform
US10034047B2 (en) 2014-12-11 2018-07-24 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for outputting supplementary content from WFD
US20160188279A1 (en) * 2014-12-27 2016-06-30 Intel Corporation Mode-switch protocol and mechanism for hybrid wireless display system with screencasting and native graphics throwing
CN105991516B (zh) * 2015-01-28 2019-06-25 中国移动通信集团公司 无线同屏系统中的反向传输音频的方法及装置
EP3269125B1 (en) 2015-03-13 2022-06-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for maintaining a persistent miracast session over wireless link
JP6457630B2 (ja) * 2015-04-13 2019-01-23 オリンパス株式会社 映像通信システム、映像送信端末、映像受信端末、通信方法、およびプログラム
US20170025089A1 (en) * 2015-07-22 2017-01-26 Qualcomm Incorporated Devices and methods for facilitating transmission of video streams in remote display applications
JP2017028587A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 ソニー株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
CA3005476C (en) 2015-11-20 2024-03-05 Genetec Inc. Secure layered encryption of data streams
US10915647B2 (en) 2015-11-20 2021-02-09 Genetec Inc. Media streaming
US20180367836A1 (en) * 2015-12-09 2018-12-20 Smartron India Private Limited A system and method for controlling miracast content with hand gestures and audio commands
US10264208B2 (en) 2015-12-11 2019-04-16 Qualcomm Incorporated Layered display content for wireless display
US11134114B2 (en) * 2016-03-15 2021-09-28 Intel Corporation User input based adaptive streaming
ITUA20163095A1 (it) * 2016-05-03 2017-11-03 Inst Rundfunktechnik Gmbh Dispositivo trasmittente per la trasmissione wireless di un flusso dati compatibile con MPEG-TS (Transport Stream)
EP3471424A4 (en) * 2016-06-13 2020-07-01 LG Electronics Inc. -1- DISPLAY DEVICE AND DISPLAY SYSTEM INCLUDING THE SAME
KR20180039341A (ko) * 2016-10-10 2018-04-18 삼성전자주식회사 외부 장치와 통신 방법 및 이를 지원하는 전자 장치
CN106385622A (zh) * 2016-10-10 2017-02-08 腾讯科技(北京)有限公司 媒体文件的播放方法及装置
US20180130443A1 (en) * 2016-11-04 2018-05-10 Nausheen Ansari Techniques for managing transmission and display of a display data stream
US10440086B2 (en) * 2016-11-28 2019-10-08 Microsoft Technology Licensing, Llc Reading multiplexed device streams
US10602557B2 (en) 2016-11-30 2020-03-24 Microsoft Technology Licensing, Llc Discovering and protecting data streams in multi-path communication environments
US10455632B2 (en) 2016-11-30 2019-10-22 Microsoft Technology Licensing, Llc Dynamic identification of network connection preferences
US11509726B2 (en) * 2017-10-20 2022-11-22 Apple Inc. Encapsulating and synchronizing state interactions between devices
CN108200470A (zh) * 2017-12-20 2018-06-22 中国联合网络通信集团有限公司 一种视频码率调整方法及设备
US11423161B1 (en) 2018-05-26 2022-08-23 Genetec Inc. System and media recording device with secured encryption
CN109587712B (zh) * 2018-11-23 2021-12-14 南京极域信息科技有限公司 一种WiFi-Display性能优化系统
TWI699103B (zh) * 2019-04-22 2020-07-11 圓展科技股份有限公司 無線攝影機與影像串流方法
CN110267075A (zh) * 2019-05-14 2019-09-20 珠海海奇半导体有限公司 一种集成投屏功能的老人唱戏机
CN110392047A (zh) * 2019-07-02 2019-10-29 华为技术有限公司 数据传输方法、装置及设备
CN110740363B (zh) * 2019-10-25 2022-11-18 华为终端有限公司 投屏方法和系统、电子设备
KR20210073305A (ko) * 2019-12-10 2021-06-18 삼성전자주식회사 전자장치 및 그 제어방법
US20210329053A1 (en) * 2020-04-21 2021-10-21 Sling TV L.L.C. Multimodal transfer between audio and video streams
CN115426338A (zh) * 2021-05-31 2022-12-02 华为技术有限公司 一种媒体文件传输方法及装置
TWI825928B (zh) * 2022-08-18 2023-12-11 瑞昱半導體股份有限公司 訊號補償裝置以及用來動態地補償訊號的方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0884331A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Canon Inc 画像通信装置およびその画像通信方法
JP2001211164A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Victor Co Of Japan Ltd 画像符号化方式
US20090086095A1 (en) * 2007-09-28 2009-04-02 Gateway Inc. Method and apparatus for overlaying encoded streams
US20100214485A1 (en) * 2005-06-22 2010-08-26 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Method and apparatus for displaying data content
JP2010252215A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Sony Ericsson Mobile Communications Ab 携帯端末、映像表示装置、および映像処理システム
WO2012106644A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Qualcomm Incorporated Low latency wireless display for graphics
JP2014027378A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 映像情報出力装置、映像情報出力方法、及び、システム

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU701684B2 (en) 1994-12-14 1999-02-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Subtitling transmission system
US8018472B2 (en) * 2006-06-08 2011-09-13 Qualcomm Incorporated Blending multiple display layers
WO2008088752A2 (en) 2007-01-12 2008-07-24 Ictv, Inc. System and method for encoding scrolling raster images
US20090019492A1 (en) 2007-07-11 2009-01-15 United Video Properties, Inc. Systems and methods for mirroring and transcoding media content
US20110096699A1 (en) 2009-10-27 2011-04-28 Sakhamuri Srinivasa Media pipeline for a conferencing session
US9582238B2 (en) * 2009-12-14 2017-02-28 Qualcomm Incorporated Decomposed multi-stream (DMS) techniques for video display systems
KR20110072970A (ko) 2009-12-23 2011-06-29 엘지전자 주식회사 영상표시장치 및 그 동작 방법
US9325929B2 (en) * 2010-04-29 2016-04-26 Ati Technologies Ulc Power management in multi-stream audio/video devices
WO2012007876A1 (en) 2010-07-12 2012-01-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Auxiliary data in 3d video broadcast
KR20120015931A (ko) * 2010-08-13 2012-02-22 삼성전자주식회사 휴대용 전자 장치 및 그것의 디스플레이 미러링 방법
US20120178380A1 (en) 2011-01-07 2012-07-12 Microsoft Corporation Wireless Communication Techniques
WO2012100197A1 (en) * 2011-01-21 2012-07-26 Qualcomm Incorporated User input back channel for wireless displays
US9578336B2 (en) * 2011-08-31 2017-02-21 Texas Instruments Incorporated Hybrid video and graphics system with automatic content detection process, and other circuits, processes, and systems
US20130148740A1 (en) 2011-12-09 2013-06-13 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for processing partial video frame data
US20130148947A1 (en) * 2011-12-13 2013-06-13 Ati Technologies Ulc Video player with multiple grpahics processors
US10368108B2 (en) * 2011-12-21 2019-07-30 Ati Technologies Ulc Downstream video composition
KR101918040B1 (ko) * 2012-02-20 2019-01-29 삼성전자주식회사 스크린 미러링 방법 및 그 장치
US8752113B1 (en) * 2013-03-15 2014-06-10 Wowza Media Systems, LLC Insertion of graphic overlays into a stream

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0884331A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Canon Inc 画像通信装置およびその画像通信方法
JP2001211164A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Victor Co Of Japan Ltd 画像符号化方式
US20100214485A1 (en) * 2005-06-22 2010-08-26 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Method and apparatus for displaying data content
US20090086095A1 (en) * 2007-09-28 2009-04-02 Gateway Inc. Method and apparatus for overlaying encoded streams
JP2010252215A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Sony Ericsson Mobile Communications Ab 携帯端末、映像表示装置、および映像処理システム
WO2012106644A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Qualcomm Incorporated Low latency wireless display for graphics
JP2014509130A (ja) * 2011-02-04 2014-04-10 クゥアルコム・インコーポレイテッド グラフィックのための低レイテンシワイヤレスディスプレイ
JP2014027378A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 映像情報出力装置、映像情報出力方法、及び、システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015041822A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 キヤノン株式会社 画像通信装置およびその制御方法
JP2017517905A (ja) * 2014-02-28 2017-06-29 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるアプリケーションデータを表示するための方法及び装置
US10757196B2 (en) 2014-02-28 2020-08-25 Samsung Electronics Co., Ltd Method and apparatus for displaying application data in wireless communication system
JP2018157277A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 キヤノン株式会社 通信装置、通信システム、通信方法、および、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
TW201445984A (zh) 2014-12-01
US20140334381A1 (en) 2014-11-13
TWI565310B (zh) 2017-01-01
US9716737B2 (en) 2017-07-25
KR101810496B1 (ko) 2018-01-25
KR20160006190A (ko) 2016-01-18
EP2995087A1 (en) 2016-03-16
CN105191326B (zh) 2019-05-10
WO2014182411A1 (en) 2014-11-13
CN105191326A (zh) 2015-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101810496B1 (ko) 무선 통신 시스템의 비디오 스트리밍
US10045065B2 (en) Synchronization and control of overlay contents for video streaming in a wireless communication system
US8966131B2 (en) System method for bi-directional tunneling via user input back channel (UIBC) for wireless displays
US9014277B2 (en) Adaptation of encoding and transmission parameters in pictures that follow scene changes
JP6466324B2 (ja) ピクチャ方位情報を有するマルチメディア通信のためのデバイスおよび方法
US20110138018A1 (en) Mobile media server
KR20130060266A (ko) 스트리밍 세션에서의 스위칭점 표시를 위한 방법 및 장치
US20150350288A1 (en) Media agnostic display for wi-fi display
JP6337114B2 (ja) ワイヤレスディスプレイのためのソースデバイスにおけるリソース利用のための方法および装置
TW201116009A (en) Link management for multimedia content mobility
JP2014523207A (ja) ワイヤレス3dストリーミングサーバ
US9674499B2 (en) Compatible three-dimensional video communications
JP2018507662A (ja) 低遅延生放送コンテンツ提供のためのプログラムを記録した記録媒体及び装置
KR20160136333A (ko) 비디오 배향 협상
JP2014131142A (ja) 受信装置、受信方法、及びプログラム、撮像装置、撮像方法、及びプログラム、送信装置、送信方法、及びプログラム
WO2016107174A1 (zh) 多媒体文件数据的处理方法及系统、播放器和客户端

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170322

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180904