JP2016521091A - デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法および装置 - Google Patents

デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明の諸実施形態では、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法および装置を提供し、通信の分野に関し、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題を解決する。本発明の当該方法は、第1のネットワーク装置が再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、当該第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置への接続を確立し、応答を当該第1のネットワーク装置に送信し、データがシグナリング・プレーンを用いて送信されるべきであることを示し、当該第1のネットワーク装置が、ハンドオーバ・コマンドにより示された転送モードに従って当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示するか、または、当該第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された当該第3のネットワーク装置に対する当該接続を確立した後、当該第3のネットワーク装置がデータをキャッシュし、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、当該第3のネットワーク装置がキャッシュされたデータを当該第2のネットワーク装置に送信するというものである。本発明の諸実施形態はデフォルト・ベアラなしのセルハンドオーバに適用される。

Description

本発明は通信の分野に関し、特に、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法および装置に関する。
無線ブロードバンド技術の課題に対処し3GPP(the 3rd Generation Partnership Project、第三世代パートナシップ・プロジェクト)ネットワークの利点を維持するために、3GPPはLTE(Long Term Evolution、ロング・ターム・エボリューション)計画を策定している。新たなモバイル通信ネットワーク・アーキテクチャが発展計画の誘導のもとで定義されている。当該アーキテクチャは、パケット領域のみを保持し、したがってEPS(Evolved Packet System、発展型パケット・システム)と呼ばれることもある。
EPSのコアネットワークは主に3つの論理機能エンティティ、即ち、MME(Mobility Management Entity、可動性管理エンティティ)、S−GW(Serving Gateway、サービング・ゲートウェイ)、P−GW(Packet Data Network Gateway、パケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ)を含み、当該3つの機能エンティティはEPSネットワークのコアネットワーク装置である。MMEはNAS(非アクセス層、Non−access Stratum)シグナリング処理、セキュリティ、および可動性管理などの機能の役割を担い、現在のUMTS(Universal Mobile Telecommunications System、ユニバーサル移動体通信システム)におけるSGSN(Serving GPRS Support Node、サービングGPRS(General Packet Radio Service、汎用パケット無線サービス)サポート・ノード)の制御面部分に対応する。S−GWは、3GPPシステムにおける局所可動性アンカおよび可動性アンカの役割を担い、関連情報の合法的傍受の役割を担う。P−GWはポリシ強制および課金および合法的傍受のような関連機能の役割を担う。
既存のEPC(Evolved Packet Core、発展型パケットコア、EPCはEPSの一部である)では、PDN(Packet Data Network、パケット・データ・ネットワーク)へのUE(User Equiment、ユーザ機器)のアクセスに対するIP接続を提供するためにデフォルト・ベアラが、UEの取付を開始したときに確立され、PDN接続が存在するときに常に維持される。しかし、幾つかの適用シナリオでは、例えばMTC(Machine Type Communication、マシン・タイプ通信)の幾つかのサービスに対して、IP接続を用いることによってデータ交換を実施する必要はなく、対話をSMS(Short Message Service、ショート・メッセージ・サービス)または別のサービスの形で行ってもよい。したがって、何らかの特定のサービス機能を有するユーザ機器に対して、一時的に、ユーザ機器の取付時中にデフォルト・ベアラが確立されず、幾つかのサービスが非IP接続形式で完了することがある。ユーザ・ベアラ(またはデータ・ベアラとも呼ばれる)を用いてデータ転送を実施する必要がある場合には、ベアラ確立プロセスがさらに開始される。
デフォルト・ベアラがないとき、MTC−IWF(MTC−Interworking Function、MTCインターワーキング機能)とSGSN/MMEの間のシグナリングを用いることによって小さなデータを転送することができる。しかし、UEがセル間をハンドオーバするとき、EPCでの既存のハンドオーバ・プロセスにおいて、データ・パケットをソースeNBからターゲットeNBに転送する必要があり、当該eNBの間の直接転送がサポートされない場合、ソースeNBは、ソースS−GWおよびターゲットS−GWを用いることによってデータ・パケットをターゲットに間接的に転送する。これには、データ・ベアラをeNBとS−GWの間で確立する必要がある。しかし、実際には、小さなデータを既存のEPCで送信するとき、当該小さなデータはMME、eNB、およびUEの間の信号接続を用いることによって送信され、eNBとS−GWの間にデータ・ベアラは存在しない。したがって、EPCにおける既存のハンドオーバ・プロセスはデフォルト・ベアラのないネットワークのハンドオーバ・プロセスには適用可能でない。
本発明の諸実施形態では、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法および装置を提供し、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題を解決する。
当該目的を達成するために、以下の技術的解決策を本発明の諸実施形態において使用する。
第1の態様によれば、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法が提供される。当該方法は、第1のネットワーク装置により、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信するステップであって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用される、ステップと、第1のネットワーク装置により、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信するステップであって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、ステップと、第1のネットワーク装置により、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにするステップと、第1のネットワーク装置により、再配置完了メッセージを第2のネットワーク装置に送信して、第2のネットワーク装置がハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信し、第3のネットワーク装置が第1のネットワーク装置のアドレスから第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするステップとを含む。
第1の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバが、高度地上波無線アクセスネットワークE−UTRAN内の内部ハンドオーバまたはE−UTRANと地上波無線アクセスネットワークUTRANの間のハンドオーバであるとき、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するように、第1のネットワーク装置により、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するステップは、第1のネットワーク装置により、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するステップであって、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データをターゲット・ネットワーク装置に直接転送するようにソース・ネットワーク装置に指示するステップ、または、第1のネットワーク装置により、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するステップであって、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示するステップと、第1のネットワーク装置により、ソース・ネットワーク装置により送信されたデータを受信するステップと、第2のネットワーク装置が当該データをターゲット・ネットワーク装置に送信するように、第1のネットワーク装置により、シグナリング・プレーン・ベアラを用いて当該データを第2のネットワーク装置に転送するステップとを含む。
第1の態様を参照して、第2の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバが、E−UTRANとUTRAN、および当該ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有する前のネットワークの一方の側および当該ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有さなくなった後のネットワークの一方の側の間のハンドオーバであるとき、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するように、第1のネットワーク装置により、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するステップは、第1のネットワーク装置により、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するステップであって、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データをターゲット・ネットワーク装置に直接転送するようにソース・ネットワーク装置に指示するステップ、または、第1のネットワーク装置により、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するステップであって、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示するステップと、第1のネットワーク装置により、ソース・ネットワーク装置により送信されたデータを受信するステップと、当該サービング・ゲートウェイがシグナリング・プレーン・ベアラを用いて当該データを第2のネットワーク装置に転送するように、第1のネットワーク装置により、当該データをサービング・ゲートウェイに転送するステップとを含む。
第1の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、転送モード識別子が、データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する場合、第1のネットワーク装置により、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信した後、当該方法は、第1のネットワーク装置により、転送チャネル確立要求をサービング・ゲートウェイに送信するステップと、第1のネットワーク装置により、当該サービング・ゲートウェイにより送信された転送チャネル確立応答を受信するステップと、第1のネットワーク装置により、当該サービング・ゲートウェイと第2のネットワーク装置の間のシグナリング・プレーン・ベアラを確立するステップとをさらに含む。
第1の態様乃至第1の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の当内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第1の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRANとUTRANの間のハンドオーバであると判定するための方法は、第1のネットワーク装置により、ソース基地局のハンドオーバ要求メッセージを受信するステップであって、当該ハンドオーバ要求メッセージはターゲット・ネットワーク装置の識別子を含む、ステップと、第1のネットワーク装置によりターゲット・ネットワーク装置の識別子に従って、実行されたハンドオーバがE−UTRANとUTRANの間のハンドオーバであると判定するステップとを含む。
第2の態様によれば、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法が提供される。当該方法は、第2のネットワーク装置により、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信するステップであって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用されるステップと、第2のネットワーク装置により、再配置応答を第1のネットワーク装置に送信するステップであって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬して、第1のネットワーク装置が当該再配置応答を受信した後、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにする、ステップと、第2のネットワーク装置により、ハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が第1のネットワーク装置のアドレスから第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするステップとを含む。
第2の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第3の態様によれば、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法が提供される。当該方法は、第1のネットワーク装置により、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信するステップであって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用される、ステップと、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置がデータをキャッシュするように第3のネットワーク装置に指示した後、第1のネットワーク装置により、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信するステップであって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬するステップと、第1のネットワーク装置により、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が当該ハンドオーバ・コマンドに従ってユーザ機器のハンドオーバをトリガし、ユーザ機器の当該ハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置により送信された当該データを受信するようにするステップとを含む。
第3の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第4の態様によれば、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法が提供される。当該方法は、第2のネットワーク装置により、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信するステップであって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用される、ステップと、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュするように、第2のネットワーク装置により、第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、ユーザ機器のハンドオーバ・プロセスを開始したことを第3のネットワーク装置に示すステップと、第2のネットワーク装置により、再配置応答を第1のネットワーク装置に送信するステップであって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて当該データを転送すべきことを示す指示情報を運搬するステップと、第2のネットワーク装置により、第3のネットワーク装置により送信された当該データを受信するステップとを含む。
第4の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、第2のネットワーク装置により、第3のネットワーク装置により送信されたデータを受信する前に、当該方法は、第2のネットワーク装置により、ハンドオーバ完了通知を第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が第1のネットワーク装置のアドレスから第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするステップをさらに含む。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第5の態様によれば、ネットワーク装置が提供される。当該ネットワーク装置は、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニットであって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用される、送信ユニットと、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信するように構成された受信ユニットであって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、受信ユニットと、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにするように構成されたハンドオーバ・ユニットと、再配置完了メッセージを第2のネットワーク装置に送信して、第2のネットワーク装置がハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信し、第3のネットワーク装置が当該ネットワーク装置のアドレスから第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするように構成された通知ユニットとを備える。
第5の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバまたはE−UTRANおよびUTRANの間のハンドオーバであるとき、当該ハンドオーバ・ユニットは特に、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データをターゲット・ネットワーク装置に直接転送するようにソース・ネットワーク装置に指示するか、または、当該ハンドオーバ・ユニットは特に、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示し、当該受信ユニットはさらに、ソース・ネットワーク装置により送信されたデータを受信するように構成され、当該送信ユニットはさらに、第2のネットワーク装置が当該データをターゲット・ネットワーク装置に送信するように、シグナリング・プレーン・ベアラを用いて当該データを第2のネットワーク装置に転送するように構成される。
第5の態様を参照して、第2の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバが、E−UTRANとUTRAN、およびハンドオーバがデフォルト・ベアラを有する前のネットワークの一方の側および当該ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有さなくなった後のネットワークの一方の側の間のハンドオーバであるとき、当該ハンドオーバ・ユニットは特に、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データをターゲット・ネットワーク装置に直接転送するようにソース・ネットワーク装置に指示するか、または、当該ハンドオーバ・ユニットは特に、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示し、当該受信ユニットはさらに、ソース・ネットワーク装置により送信されたデータを受信するように構成され、当該送信ユニットはさらに、当該データをサービング・ゲートウェイに転送して、当該サービング・ゲートウェイがシグナリング・プレーン・ベアラを用いて当該データを第2のネットワーク装置に転送するようにするように構成される。
第5の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、転送モード識別子が、データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する場合、第2のネットワーク装置により送信された当該再配置応答が受信された後、当該送信ユニットはさらに、転送チャネル確立要求を当該サービング・ゲートウェイに送信するように構成され、当該受信ユニットはさらに、当該サービング・ゲートウェイにより送信された転送チャネル確立応答を受信するように構成され、当該ネットワーク装置は、当該サービング・ゲートウェイと第2のネットワーク装置の間のシグナリング・プレーン・ベアラを確立するように構成された接続確立ユニットをさらに備える。
第5の態様乃至第5の態様の第3の可能な実装方式の何れか1つを参照して、第4の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、ネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第5の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、当該受信ユニットはさらに、ソース・ネットワーク装置のハンドオーバ要求メッセージを受信するように構成され、当該ハンドオーバ要求メッセージはターゲット・ネットワーク装置の識別子を含み、当該ネットワーク装置は、ターゲット・ネットワーク装置の識別子に従って、実行されたハンドオーバがE−UTRANとUTRANの間のハンドオーバであると判定するように構成された転送モード判定ユニットをさらに備える。
第6の態様によれば、ネットワーク装置が提供される。当該ネットワーク装置は、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信するように構成された受信ユニットであって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は当該ネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用される、受信ユニットと、再配置応答を第1のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニットであって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬し、第1のネットワーク装置が当該再配置応答を受信した後、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにする、送信ユニットと、ハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が、第1のネットワーク装置のアドレスから当該ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するように構成された通知ユニットとを備える。
第6の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、当該ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、当該ネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、当該ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第7の態様によれば、ネットワーク装置が提供される。当該ネットワーク装置は、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニットであって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用される、送信ユニットと、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置がデータをキャッシュするように第3のネットワーク装置に指示した後、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信するように構成された受信ユニットであって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて当該データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、受信ユニットと、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が当該ハンドオーバ・コマンドに従ってユーザ機器のハンドオーバをトリガし、ユーザ機器の当該ハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置により送信された当該データを受信するようにするように構成される、ハンドオーバ・ユニットとを備える。
第7の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第8の態様によれば、ネットワーク装置が提供される。当該ネットワーク装置は、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信するように構成された受信ユニットであって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は当該ネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用される、受信ユニットと、第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、ユーザ機器のハンドオーバ・プロセスを開始したことを第3のネットワーク装置に示して、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュするようにするように構成された接続確立ユニットと、再配置応答を第1のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニットであって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて当該データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、送信ユニットとを備え、当該受信ユニットはさらに、第3のネットワーク装置により送信された当該データを受信するように構成される。
第8の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、当該ネットワーク装置は、第3のネットワーク装置により送信されたデータが受信される前に、ハンドオーバ完了通知を第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が、第1のネットワーク装置のアドレスから当該ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするように構成された通知ユニットさらに備える。
第8の態様または第8の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、当該ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、当該ネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、当該ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第9の態様によれば、ネットワーク装置が提供される。当該ネットワーク装置は、通信インタフェース、メモリ、およびプロセッサを備える。当該通信インタフェースは、ネットワーク要素と通信するように構成され、当該メモリは、コンピュータ・コードを格納するように構成され、当該プロセッサは当該コンピュータ・コードを実行して、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信し、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにし、再配置完了メッセージを第2のネットワーク装置に送信して、第2のネットワーク装置がハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信し、第3のネットワーク装置が当該ネットワーク装置のアドレスから第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにする。当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用され、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する。
第9の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバが、高度地上波無線アクセスネットワークE−UTRAN内の内部ハンドオーバまたはE−UTRANと地上波無線アクセスネットワークUTRANの間のハンドオーバであるとき、当該プロセッサは当該コンピュータ・コードを実行して、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信する(当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データをターゲット・ネットワーク装置に直接転送するようにソース・ネットワーク装置に指示)か、または、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し(当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する)、ソース・ネットワーク装置により送信されたデータを受信し、第2のネットワーク装置が当該データをターゲット・ネットワーク装置に送信するように、シグナリング・プレーン・ベアラを用いて当該データを第2のネットワーク装置に転送する。
第9の態様を参照して、第2の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバが、E−UTRANとUTRAN、および当該ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有する前のネットワークの一方の側および当該ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有さなくなった後のネットワークの一方の側の間のハンドオーバであるとき、当該プロセッサは当該コンピュータ・コードを実行して、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信する(当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データをターゲット・ネットワーク装置に直接転送するようにソース・ネットワーク装置に指示)か、または、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し(当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する)、ソース・ネットワーク装置により送信されたデータを受信し、当該データをサービング・ゲートウェイに転送して、当該サービング・ゲートウェイがシグナリング・プレーン・ベアラを用いて当該データを第2のネットワーク装置に転送するようにする。
第9の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、当該転送モード識別子が、データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する場合、当該プロセッサは当該コンピュータ・コードを実行して、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答が受信された後、転送チャネル確立要求をサービング・ゲートウェイに送信し、当該サービング・ゲートウェイにより送信された転送チャネル確立応答を受信し、当該サービング・ゲートウェイと第2のネットワーク装置の間のシグナリング・プレーン・ベアラを確立する。
第9の態様乃至第9の態様の第3の可能な実装方式の何れか1つを参照して、第4の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第9の態様の第4の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、当該プロセッサは当該コンピュータ・コードを実行してさらに、ソース・ネットワーク装置のハンドオーバ要求メッセージを受信し、ターゲット・ネットワーク装置の識別子に従って、実行されたハンドオーバがE−UTRANとUTRANの間のハンドオーバであると判定する。当該ハンドオーバ要求メッセージはターゲット・ネットワーク装置の識別子を含む。
第10の態様によれば、ネットワーク装置が提供される。当該ネットワーク装置は、通信インタフェース、メモリ、およびプロセッサを備える。当該通信インタフェースは、ネットワーク要素と通信するように構成され、当該メモリは、コンピュータ・コードを格納するように構成され、当該プロセッサは当該コンピュータ・コードを実行して、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信し、再配置応答を第1のネットワーク装置に送信し、ハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が、第1のネットワーク装置のアドレスから当該ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにする。当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は当該ネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用され、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬して、第1のネットワーク装置が当該再配置応答を受信した後、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにする。
第10の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、当該ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、当該ネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、当該ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第11の態様によれば、ネットワーク装置が提供される。当該ネットワーク装置は、通信インタフェース、メモリ、およびプロセッサを備える。当該通信インタフェースは、ネットワーク要素と通信するように構成され、当該メモリは、コンピュータ・コードを格納するように構成され、当該プロセッサは当該コンピュータ・コードを実行して、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置がデータをキャッシュするように第3のネットワーク装置に指示した後、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信し、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が当該ハンドオーバ・コマンドに従ってユーザ機器のハンドオーバをトリガし、ユーザ機器の当該ハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置により送信された当該データを受信するようにし、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて当該データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する。
第11の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
第12の態様によれば、ネットワーク装置が提供される。当該ネットワーク装置は、通信インタフェース、メモリ、およびプロセッサを備える。当該通信インタフェースは、ネットワーク要素と通信するように構成され、当該メモリは、コンピュータ・コードを格納するように構成され、当該プロセッサは当該コンピュータ・コードを実行して、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信し、第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、ユーザ機器のハンドオーバ・プロセスを開始したことを第3のネットワーク装置に示して、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュするようにし、再配置応答を第1のネットワーク装置に送信し、第3のネットワーク装置により送信されたデータを受信し、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は当該ネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて当該データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する。
第12の態様を参照して、第1の可能な実装方式では、当該プロセッサは当該コンピュータ・コードを実行してさらに、第3のネットワーク装置により送信されたデータが受信される前に、ハンドオーバ完了通知を第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が、第1のネットワーク装置のアドレスから当該ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにする。
第12の態様または第12の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
本発明の諸実施形態では、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法および装置を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、第1のネットワーク装置が再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置が再配置応答を第1のネットワーク装置に返して、シグナリング・プレーンを用いてデータが転送されるべきであることを示し、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子で示される転送モードに従って当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにし、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、ユーザ機器がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信するか、または、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立した後、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュして、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信して、当該データをユーザ機器に転送する。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本発明の諸実施形態または先行技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下では、当該諸実施形態または先行技術を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は本発明の幾つかの実施形態を示すにすぎず、当業者は創造的作業なしにこれらの添付図面から他の図面を導出することができる。
本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の対話の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の対話の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の対話の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の対話の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の対話の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の対話の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の対話の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法の対話の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うネットワーク装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従うネットワーク装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従うネットワーク装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従うネットワーク装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従うネットワーク装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従うネットワーク装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従うネットワーク装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従う別のネットワーク装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従う別のネットワーク装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従う別のネットワーク装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従う別のネットワーク装置の略構造図である。
以下では、本発明の諸実施形態における添付図面を参照して、本発明の諸実施形態における技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明する実施形態は本発明の諸実施形態の全てではなく一部にすぎない。当業者が創造的作業なしに本発明の諸実施形態に基づいて得る他の全ての実施形態は本発明の保護範囲に入るものとする。
本発明の1実施形態では、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法を提供する。デフォルト・ベアラとは、ユーザ機器がPDNにアクセスするためのIP接続を提供するために、ユーザ機器の取付を開始したとき確立され、PDN接続が存在するとき常に維持されるデータ・プレーン・ベアラをいう。さらに、本発明の当該実施形態において、ソース・ネットワーク装置によりターゲット・ネットワーク装置に送信されるデータは一般に小さなデータを指し、例えば、当該データが1000バイトより小さいデータであってもよい。図1に示すように、第1の装置の側で、当該方法は以下を含む。
101:第1のネットワーク装置が再配置要求を第2のネットワーク装置に送信する。当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用される。
102:第1のネットワーク装置が第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信する。当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する。
103:第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにする。
104:第1のネットワーク装置が再配置完了メッセージを第2のネットワーク装置に送信して、第2のネットワーク装置がハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信し、第3のネットワーク装置が第1のネットワーク装置のアドレスから第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにする。
図2に示すように、本発明の1実施形態では、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための別の方法を提供する。第2の装置の側で、当該方法は以下を含む。
201:第2のネットワーク装置が、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信する。当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用される。
202:第2のネットワーク装置が再配置応答を第1のネットワーク装置に送信する。当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬して、第1のネットワーク装置が当該再配置応答を受信した後、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにする。
203:第2のネットワーク装置がハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が第1のネットワーク装置のアドレスから第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにする。
あるいは、別の実装方式では、本発明の1実施形態ではさらに、を提供するデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法。図3に示すように、第1の装置の側で、当該方法は以下を含む。
301:第1のネットワーク装置が再配置要求を第2のネットワーク装置に送信する。当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用される。
302:第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置がデータをキャッシュするように第3のネットワーク装置に指示した後、第1のネットワーク装置が第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信する。当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて当該データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する。
303:第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が当該ハンドオーバ・コマンドに従ってユーザ機器のハンドオーバをトリガし、ユーザ機器の当該ハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置により送信された当該データを受信するようにする。
図4に示すように、本発明の1実施形態では、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための別の方法を提供する。第2の装置の側で、当該方法は以下を含む。
401:第2のネットワーク装置が第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信する。当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用される。
402:第2のネットワーク装置が、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュするように、第3のネットワーク装置に対する接続を確立して、ユーザ機器のハンドオーバ・プロセスを開始したことを第3のネットワーク装置に示す。
403:第1のネットワーク装置が第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信する。当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する。
404:第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置により送信されたデータを受信する。
実行されたハンドオーバがE−UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network、高度地上波無線アクセスネットワーク)内の内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースMME(Mobility Management Entity、可動性管理エンティティ)であり、第2のネットワーク装置はターゲットMMEであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり(Machine Type Communication Interworking Function、マシン・タイプ通信インターワーキング機能)、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network、地上波無線アクセスネットワーク)へのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースMMEであり、第2のネットワーク装置はターゲットSGSN(Service GPRS Supporting Node、サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノード)であり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はRNC(Radio Network Controller、ターゲット無線ネットワークコントローラ)であるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲットMMEであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。当該基地局がeNBs(Evolved NodeB、発展型基地局)であってもよい。
E−UTRANおよびUTRANの間のシステム間ハンドオーバを、ソース・ネットワーク装置の受信したハンドオーバ要求メッセージにおけるターゲット・ネットワーク装置の識別子に従って第1のネットワーク装置により決定する。例えば、E−UTRANからUTRANへの当該ハンドオーバの間、ソースMMEが、ソースeNBにより送信された受信されたハンドオーバ要求メッセージ内のターゲットRNCの識別子に従って、現在のハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであると判定する。
本発明の諸実施形態では、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、第1のネットワーク装置が再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置が再配置応答を第1のネットワーク装置に返して、シグナリング・プレーンを用いてデータが転送されるべきであることを示し、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子で示される転送モードに従って当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにし、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、ユーザ機器がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信するか、または、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立した後、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュして、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信して、当該データをユーザ機器に転送する。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本発明の諸実施形態で提供する技術的解決策を当業者により明確に理解させるために、本発明の1実施形態で提供するデフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法を、具体的な実施形態を用いて以下で詳細に説明する。当該実施形態では、E−UTRAN内のハンドオーバを1例として使用する。したがって、当該実施形態では、第1のネットワーク装置はソースMMEであり、第2のネットワーク装置はターゲットMMEであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースeNBであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲットeNBである。さらに、説明の簡単さのため、ユーザ機器を略してUE(User Equipment)と称する。図5Aおよび図5Bに示すように、当該方法は以下を含む。
501:ハンドオーバ・プロセスがトリガされた後、ソースeNBがハンドオーバ要求をソースMMEに送信する。ハンドオーバの前に、シグナリング・プレーンのアップリンクおよびダウンリンクのデータ送信経路はMTC−IWF〜ソースMME〜ソースeNB〜UEであり、データはNAS(Non−access Stratum、非アクセス層)シグナリングを用いて運搬される。
502:ソースMMEがターゲットMMEを選択し、再配置要求をターゲットMMEに送信する。当該再配置要求はMTC−IWFに関する情報および転送モード識別子を運搬する。MTC−IWFに関する当該情報がMTC−IWFのアドレスであってもよく、ターゲットMMEがMTC−IWFへの接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は、当該ハンドオーバの後、ソースeNBのデータがターゲットeNBに直接転送されるか、またはターゲットeNBに間接的に転送されることを示すために使用される。直接転送モードまたは間接転送モードが選択されるかどうかはネットワークおよび装置構成に従って決定する必要がある。
503:ターゲットMMEが接続確立要求をMTC−IWFに送信する。
504:MTC−IWFが接続確立応答をターゲットMMEに送信して、ターゲットMMEとMTC−IWFの間の接続の確立を完了する。
505:ターゲットMMEがハンドオーバ要求をターゲットeNBに送信する。
506:ターゲットeNBがハンドオーバ要求確認メッセージをターゲットMMEに送信する。
507:ターゲットMMEが再配置応答をソースMMEに送信する。当該再配置応答は、当該シグナリング・プレーンを用いて当該データを転送すべきであることを示す指示情報を運搬する。
508:ソースMMEがハンドオーバ・コマンドをソースeNBに送信する。当該ハンドオーバ・コマンドは、シグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきであることを示す指示情報と転送モード識別子とを運搬する。
509:ソースeNBがハンドオーバ・コマンドをUEに送信する。
510:ソースeNBが、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、シグナリング・プレーンを用いることによってデータをターゲットeNBに転送する。これは、以下を含む。
当該転送モード識別子により示される転送モードが直接転送である場合、510aで、ソースeNBがデータをターゲットeNBに直接転送する。
当該転送モード識別子により示される転送モードが間接転送である場合、510bで、ソースeNBがデータをソースMMEに送信し、ソースMMEがシグナリング・プレーン・ベアラを用いることによって当該データをターゲットMMEに転送し、ターゲットMMEが当該データをターゲットeNBに送信する。
さらに、転送されるデータは本明細書では一般に小さなデータを指す。例えば、当該データが1000バイトより小さいデータであってもよい。
511:UEがターゲットeNBのセルに上手く同期された後、UEがハンドオーバ確認メッセージをターゲットeNBに送信する。
512:ターゲットeNBがデータをUEに送信する。
513:ターゲットeNBがハンドオーバ完了通知メッセージをターゲットMMEに送信する。
514:ターゲットMMEが再配置完了通知メッセージをソースMMEに送信する。
515:ソースMMEが再配置完了確認メッセージをターゲットMMEに送信する。
516:ターゲットMMEがハンドオーバ完了通知メッセージをMTC−IWFに送信する。
517:MTC−IWFが、ソースMMEのアドレスをターゲットMMEのアドレスで置き換えることによってサービング・ノード情報を更新する。
518:MTC−IWFがハンドオーバ完了確認メッセージをターゲットMMEに送信する。この場合、シグナリング・プレーンのアップリンクおよびダウンリンクのデータ送信経路はUE〜ターゲットeNB〜ターゲットMME〜MTC−IWFである。
このように、E−UTRANにおけるUEのハンドオーバが完了し、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバの間に信号接続を用いることによって小さなデータが転送されることが実装される。
あるいは、本発明の1実施形態ではさらに、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための別の方法を提供する。当該実施形態では、E−UTRANからUTRANへのハンドオーバを1例として使用する。したがって、当該実施形態では、第1のネットワーク装置はソースMMEであり、第2のネットワーク装置はターゲットRNCであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースeNBであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲットSGSNである。さらに、説明の簡単さのため、ユーザ機器を略してUEと称する。図6Aおよび図6Bに示すように、当該方法は以下を含む。
601:システム間ハンドオーバ・プロセスがトリガされた後、ソースeNBがハンドオーバ要求をソースMMEに送信する。ハンドオーバの前に、シグナリング・プレーンのアップリンクおよびダウンリンクのデータ送信経路はMTC−IWF〜ソースMME〜ソースeNB〜UEであり、データがNASシグナリングを用いることによって運搬される。
当該eNBによりソースMMEに送信されたハンドオーバ要求はターゲットRNCの識別子をさらに含む。
602:ソースMMEが、ターゲットRNCの識別子に従って、現在のハンドオーバがシステム間ハンドオーバであり、ソースMMEが再配置要求をターゲットSGSNに送信すると判定する。当該再配置要求はMTC−IWFに関する情報および転送モード識別子を運搬する。MTC−IWFに関する当該情報がMTC−IWFのアドレスであってもよく、ターゲットSGSNがMTC−IWFへの接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は、当該ハンドオーバの後、ソースeNBのデータがターゲットRNCに直接転送されるか、またはターゲットRNCに間接的に転送されることを示すために使用される。直接転送モードまたは間接転送モードが選択されるかどうかはネットワークおよび装置構成に従って決定する必要がある。
603:ターゲットSGSNが接続確立要求をMTC−IWFに送信する。
604:MTC−IWFが接続確立応答をターゲットSGSNに送信して、ターゲットSGSNとMTC−IWFの間の接続の確立を完了する。
605:ターゲットSGSNが再配置要求をターゲットRNCに送信する。
606:ターゲットRNCが再配置要求確認メッセージをターゲットSGSNに送信する。
607:ターゲットSGSNが再配置応答をソースMMEに送信する。当該再配置応答は、シグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきであることを示す指示情報を運搬する。
608:ソースMMEがハンドオーバ・コマンドをソースeNBに送信する。当該ハンドオーバ・コマンドは、シグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきであることを示す指示情報と転送モード識別子とを運搬する。
609:ソースeNBがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバのコマンドをUEに送信する。
610:UEがUTRANの側でアクセス・プロセスを実行する。
611:UEがUTRANにアクセスした後、UEが、UTRANへのハンドオーバが完了したことを示すメッセージをターゲットRNCに送信する。
612:ソースeNBが、ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、シグナリング・プレーンを用いることによってデータをターゲットRNCに転送する。これは、以下を含む。
当該転送モード識別子により示される転送モードが直接転送である場合、612aで、ソースeNBがデータをターゲットRNCに直接転送する。
当該転送モード識別子により示される転送モードが間接転送である場合、612bで、ソースeNBがデータをソースMMEに送信し、ソースMMEがシグナリング・プレーン・ベアラを用いることによってデータをターゲットSGSNに転送し、ターゲットSGSNが当該データをターゲットRNCに転送して、UEのハンドオーバが完了した後、UEがターゲットRNCにより送信されたデータを受信するようにする。
転送されるデータは本明細書では一般に小さなデータを指す。例えば、当該データが1000バイトより小さいデータであってもよい。
613:ターゲットRNCが再配置完了メッセージをターゲットSGSNに送信する。
614:ターゲットSGSNが再配置完了通知メッセージをソースMMEに送信する。
615:ソースMMEが再配置完了確認メッセージをターゲットSGSNに送信する。
616:ターゲットSGSNがハンドオーバ完了通知メッセージをMTC−IWFに送信する。
617:MTC−IWFが、ソースMMEのアドレスをターゲットSGSNのアドレスで置き換えることによってサービング・ノード情報を更新する。
618:MTC−IWFがハンドオーバ完了確認メッセージをターゲットSGSNに送信する。この場合、シグナリング・プレーンのアップリンクおよびダウンリンクのデータ送信経路はUE〜ターゲットRNC〜ターゲットSGSN〜MTC−IWFである。
このように、E−UTRANからUTRANへのUEのハンドオーバが完了し、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバの間に信号接続を用いることによって小さなデータが転送されることが実装される。確かに、以上の方法を用いることによって、UTRANからE−UTRANへのUEのハンドオーバも実装することができ、その方法は基本的に図6Aおよび図6Bの方法と同じであり、違いは、UEがUTRANからE−UTRANへハンドオーバするとき、第1のユーザ機器はソースSGSNであり、第2のユーザ機器はターゲットMMEであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲットeNBであるということである。この部分を除き、他の部分は図6Aおよび図6Bに示す方法と同じであり、詳細についてはここで再度説明することはしない。
あるいは、本発明の1実施形態ではさらに、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための別の方法を提供する。ハンドオーバの前に、データがデータ・プレーン・ベアラを用いて送信されるが、当該ハンドオーバの後、システムはデフォルト・ベアラを有さない。当該実施形態では、データ・プレーン・ベアラを有するUTRANからデフォルト・ベアラを有さないE−UTRANへのハンドオーバを1例として使用する。したがって、当該実施形態では、第1のユーザ機器はソースSGSNであり、第2のユーザ機器はターゲットMMEであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲットeNBである。さらに、説明の簡単さのため、ユーザ機器を略してUEと称する。図7Aおよび図7Bに示すように、当該方法は以下を含む。
701:システム間ハンドオーバ・プロセスがトリガされた後、ソースRNCが再配置要求をソースSGSNに送信する。ハンドオーバの前に、データがデータ・プレーンを用いて送信され、アップリンクおよびダウンリンクのデータ送信経路はUE〜ソースRNC〜S−GW〜MTC−IWFである。
702:ソースSGSNが、ターゲットeNBの識別子に従って、現在のハンドオーバがシステム間ハンドオーバであると判定し、再配置要求をターゲットMMEに送信する。当該再配置要求はMTC−IWFに関する情報および転送モード識別子を運搬する。MTC−IWFに関する当該情報がMTC−IWFのアドレスであってもよく、ターゲットMMEがMTC−IWFへの接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は、当該ハンドオーバの後、ソースRNCのデータがターゲットeNBに直接転送されるか、またはターゲットeNBに間接的に転送されることを示すために使用される。直接転送モードまたは間接転送モードが選択されるかどうかはネットワークおよび装置構成に従って決定する必要がある。
703:ターゲットMMEが接続確立要求をMTC−IWFに送信する。
704:MTC−IWFが接続確立応答をターゲットMMEに送信して、ターゲットMMEとMTC−IWFの間の接続の確立を完了する。
705:ターゲットMMEが、再配置要求メッセージをターゲットeNBに送信する。
706:ターゲットeNBが、再配置要求確認メッセージをターゲットMMEに送信する。
707:ターゲットMMEが再配置応答をソースSGSNに送信する。当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて当該データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する。
場合によっては、ソースRNCのデータがハンドオーバの後ターゲットeNBに間接的に転送されるべきであることを転送モード識別子が示す場合、707の後、当該方法がさらに708および709を含んでもよい。そうでない場合は、707の後、710を直接実施してもよい。具体的には、
708:ソースSGSNが転送チャネル確立要求をS−GWに送信して、データ転送シグナリング・プレーン・ベアラをS−GWとターゲットMMEの間で確立する。
709:S−GWがチャネル確立応答をソースSGSNに送信する。
710:ソースSGSNがハンドオーバ・コマンドをソースRNCに送信する。当該ハンドオーバ・コマンドは、シグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきであることを示す指示情報と転送モード識別子とを運搬する。
711:ソースRNCがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバのコマンドをUEに送信する。
712:UEがE−UTRANの側でアクセス・プロセスを実行する。
713:UEがE−UTRANにアクセスした後、UEが、E−UTRANへのハンドオーバが完了したことを示すメッセージをターゲットeNBに送信する。
714:ソースeNBが、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、シグナリング・プレーンを用いることによってデータをターゲットRNCに転送する。これは以下を含む。
当該転送モード識別子により示される転送モードが直接転送である場合、714aで、ソースRNCがデータをターゲットeNBに直接転送する。当該転送モード識別子により示される転送モードが間接転送である場合、714bで、ソースRNCが当該データをソースSGSNに送信し、ソースSGSNが当該データをS−GWに転送し、709および710においてS−GWとターゲットMMEの間で確立されたデータ転送シグナリング・プレーン・ベアラを用いることによってS−GWが当該データをターゲットMMEに転送し、MMEが当該データをターゲットeNBに送信して、UEのハンドオーバが完了した後、UEがターゲットeNBにより送信されたデータを受信するようにする。
715:ターゲットeNBがハンドオーバ完了通知をターゲットMMEに送信する。
716:ターゲットMMEが再配置完了通知メッセージをソースSGSNに送信する。
717:ソースSGSNが再配置完了確認メッセージをターゲットMMEに送信する。
718:ターゲットMMEがハンドオーバ完了通知をMTC−IWFに送信する。
719:MTC−IWFが、ソースSGSNのアドレスをターゲットMMEのアドレスで置き換えることによってサービング・ノード情報を更新する。
720:MTC−IWFがハンドオーバ完了確認メッセージをターゲットMMEに送信する。この場合、シグナリング・プレーンのアップリンクおよびダウンリンクのデータ送信経路はUE〜ターゲットeNB〜ターゲットMME〜MTC−IWFである。
このように、データ・プレーン・ベアラを有するUTRANからデフォルト・ベアラを有さないE−UTRANへのハンドオーバが完了し、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバの間に信号接続を用いることによって小さなデータが転送されることが実装される。確かに、以上の方法を用いることによって、データ・プレーン・ベアラを有するE−UTRANからデフォルト・ベアラを有さないUTRANへのUEのハンドオーバも実装することができ、その方法は基本的に図7Aおよび図7Bの方法と同じであり、違いは、UEがデータ・プレーン・ベアラを有するE−UTRANからデフォルト・ベアラを有さないUTRANへハンドオーバするとき、第1のネットワーク装置はソースMMEであり、第2のネットワーク装置がターゲットRNCであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースeNBであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲットSGSNであるということである。他の部分は図7Aおよび図7Bに示す方法と同じであり、詳細についてはここで再度説明することはしない。
あるいは、別の実装方式では、本発明の1実施形態では、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための別の方法を提供する。当該実施形態では、E−UTRAN内のハンドオーバを1例として使用する。したがって、当該実施形態では、第1のネットワーク装置はソースMMEであり、第2のネットワーク装置はターゲットMMEであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースeNBであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲットeNBである。さらに、説明の簡単さのため、ユーザ機器を略してUEと称する。図8Aおよび図8Bに示すように、当該方法は以下を含む。
801:ハンドオーバ・プロセスがトリガされた後、ソースeNBがハンドオーバ要求をソースMMEに送信する。ハンドオーバの前に、シグナリング・プレーンのアップリンクおよびダウンリンクのデータ送信経路はMTC−IWF〜ソースMME〜ソースeNB〜UEであり、データがNASシグナリングを用いることによって運搬される。
802:ソースMMEがターゲットMMEを選択し、再配置要求をターゲットMMEに送信する。当該再配置要求はMTC−IWFに関する情報を運搬し、MTC−IWFに関する当該情報がMTC−IWFのアドレスであってもよく、ターゲットMMEがMTC−IWFへの接続を確立するために使用される。
803:ターゲットMMEが接続確立要求をMTC−IWFに送信する。当該メッセージはハンドオーバ開始指示を運搬する。
804:MTC−IWFがターゲットMMEのハンドオーバ開始指示を受信した後、MTC−IWFが、受信したデータをキャッシュする。
805:MTC−IWFが接続確立応答をターゲットMMEに送信して、ターゲットMMEとMTC−IWFの間の接続の確立を完了する。
806:ターゲットMMEがハンドオーバ要求をターゲットeNBに送信する。
807:ターゲットeNBがハンドオーバ要求確認メッセージをターゲットMMEに送信する。
808:ターゲットMMEが再配置応答をソースMMEに送信する。当該再配置応答は、シグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきであることを示す指示情報を運搬する。
809:ソースMMEがハンドオーバ・コマンドをソースeNBに送信する。当該ハンドオーバ・コマンドは、シグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきであることを示す指示情報を運搬する。
810:ソースeNBがハンドオーバ・コマンドをUEに送信する。
811:UEがターゲットeNBのセルに上手く同期された後、UEがハンドオーバ確認メッセージをターゲットeNBに送信する。
812:ターゲットeNBがハンドオーバ完了通知メッセージをターゲットMMEに送信する。
813:ターゲットMMEが再配置完了通知メッセージをソースMMEに送信する。
814:ソースMMEが再配置完了確認メッセージをターゲットMMEに送信する。
815:ターゲットMMEがハンドオーバ完了通知メッセージをMTC−IWFに送信する。
816:MTC−IWFが、ソースMMEのアドレスをターゲットMMEのアドレスで置き換えることによってサービング・ノード情報を更新する。
817:MTC−IWFがハンドオーバ完了確認メッセージをターゲットMMEに送信する。
818:MTC−IWFがキャッシュされたデータをターゲットMMEに送信し、その結果、ターゲットMMEが当該データをターゲットeNBに送信し、ターゲットeNBが当該データをUEに転送する。この場合、シグナリング・プレーンのアップリンクおよびダウンリンクのデータ送信経路はUE〜ターゲットeNB〜ターゲットMME〜MTC−IWFである。
このように、E−UTRANにおけるUEのハンドオーバが別の方式で完了し、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバの間に信号接続を用いることによって小さなデータが転送されることが実装される。
さらに、当該実施形態で提供する方法はE−UTRANおよびUTRANの間のハンドオーバへも適用可能であり、違いは、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースMMEであり、第2のネットワーク装置はターゲットSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースeNBであり、ターゲット・ネットワーク装置はRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲットMMEであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲットeNBであるということである。他の部分は図8Aおよび図8Bに示す方法と同じであり、詳細についてはここで再度説明することはしない。
本発明の諸実施形態では、デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、第1のネットワーク装置が再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置が再配置応答を第1のネットワーク装置に返して、シグナリング・プレーンを用いてデータが転送されるべきであることを示し、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子で示される転送モードに従って、シグナリング・プレーンを用いることによってデータをターゲット・ネットワーク装置に転送し、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、ユーザ機器がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信するようにするか、または、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立した後、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュして、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信して、当該データをユーザ機器に転送する。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本発明の1実施形態ではネットワーク装置1を提供する。当該ネットワーク装置を本発明の諸実施形態における第1のネットワーク装置として使用してもよい。図9に示すように、ネットワーク装置1は、、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニット11であって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用される、送信ユニット11と、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信するように構成された受信ユニット12であって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、受信ユニット12と、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにするように構成された、ハンドオーバ・ユニット13と、再配置完了メッセージを第2のネットワーク装置に送信して、第2のネットワーク装置がハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信し、第3のネットワーク装置が当該ネットワーク装置1のアドレスから第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするように構成された通知ユニット14とを備える。
場合によっては、実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバまたはE−UTRANおよびUTRANの間のハンドオーバであるとき、ハンドオーバ・ユニット13は特に、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データをターゲット・ネットワーク装置に直接転送するようにソース・ネットワーク装置に指示するか、または、ハンドオーバ・ユニット13は特に、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示し、受信ユニット12はさらに、ソース・ネットワーク装置により送信されたデータを受信するように構成され、送信ユニット11はさらに、第2のネットワーク装置がデータをターゲット・ネットワーク装置に送信するように、シグナリング・プレーン・ベアラを用いて当該データを第2のネットワーク装置に転送するように構成される。
場合によっては、実行されたハンドオーバがE−UTRANおよびUTRAN、および当該ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有する前のネットワークの一方の側および当該ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有さなくなった後のネットワークの一方の側の間のハンドオーバであるとき、ハンドオーバ・ユニット13は特に、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、データをターゲット・ネットワーク装置に直接転送するようにソース・ネットワーク装置に指示するか、または、ハンドオーバ・ユニット13は特に、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示し、受信ユニット12はさらに、ソース・ネットワーク装置により送信されたデータを受信するように構成され、送信ユニット11はさらに、当該データをサービング・ゲートウェイに転送して、当該サービング・ゲートウェイがシグナリング・プレーン・ベアラを用いて当該データを第2のネットワーク装置に転送するようにするように構成される。
場合によっては、転送モード識別子が、データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する場合、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答が受信された後、送信ユニット11はさらに、転送チャネル確立要求をサービング・ゲートウェイに送信するように構成され、受信ユニット12はさらに、当該サービング・ゲートウェイにより送信された転送チャネル確立応答を受信するように構成される。
図10に示すように、ネットワーク装置1は、サービング・ゲートウェイと第2のネットワーク装置の間のシグナリング・プレーン・ベアラを確立するように構成された接続確立ユニット15をさらに備える。
実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、ネットワーク装置1はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、ネットワーク装置1はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであり、または実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
場合によっては、受信ユニット12はさらに、ソース・ネットワーク装置のハンドオーバ要求メッセージを受信するように構成される。当該ハンドオーバ要求メッセージはターゲット・ネットワーク装置の識別子を含む。
図11に示すように、ネットワーク装置1はさらに、ターゲット・ネットワーク装置の識別子に従って、実行されたハンドオーバがE−UTRANとUTRANの間のハンドオーバであると判定するように構成された転送モード判定ユニット16を備える。
本発明の当該実施形態ではネットワーク装置を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、当該ネットワーク装置が再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置が再配置応答を当該ネットワーク装置に返して、シグナリング・プレーンを用いてデータが転送されるべきであることを示し、当該ネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子で示される転送モードに従って、シグナリング・プレーンを用いることによっ該データをターゲット・ネットワーク装置に転送し、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、ユーザ機器がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信するようにする。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本発明の1実施形態ではネットワーク装置2を提供する。当該ネットワーク装置を、本発明の諸実施形態における第2のネットワーク装置として使用してもよい。図12に示すように、ネットワーク装置2は、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信するように構成された受信ユニット21であって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報はネットワーク装置2が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用される、受信ユニット21と、再配置応答を第1のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニット22であって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬して、第1のネットワーク装置が当該再配置応答を受信した後、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにする、送信ユニット22と、、ハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が、第1のネットワーク装置のアドレスからネットワーク装置2のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするように構成された通知ユニット23とを備える。
実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、ネットワーク装置2isターゲット可動性管理エンティティ、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、ネットワーク装置2はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであり、または実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、当該ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
本発明の当該実施形態ではネットワーク装置を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、第1のネットワーク装置が再配置要求を当該ネットワーク装置に送信し、当該ネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、当該ネットワーク装置が再配置応答を第1のネットワーク装置に返して、シグナリング・プレーンを用いてデータが転送されるべきであることを示し、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子で示される転送モードに従って、シグナリング・プレーンを用いることによってデータをターゲット・ネットワーク装置に転送し、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、ユーザ機器がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信するようにする。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本発明の1実施形態ではネットワーク装置3を提供する、当該ネットワーク装置を本発明の諸実施形態における第1のネットワーク装置として使用してもよい。図13に示すように、ネットワーク装置3は、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニット31であって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用される、送信ユニット31と、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置がデータをキャッシュするように第3のネットワーク装置に指示した後、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信するように構成された受信ユニット32であって、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、受信ユニット32と、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が当該ハンドオーバ・コマンドに従ってユーザ機器のハンドオーバをトリガし、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置により送信されたデータを受信するようにするように構成されたハンドオーバ・ユニット33とを備える。
実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、ネットワーク装置3はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、ネットワーク装置3はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
本発明の当該実施形態ではネットワーク装置を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、当該ネットワーク装置が再配置要求を第2のネットワーク装置に送信して、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置への接続を確立し、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立した後、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュして、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信し、当該データをユーザ機器に転送する。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本発明の1実施形態ではネットワーク装置4を提供する。、当該ネットワーク装置を、本発明の諸実施形態における第2のネットワーク装置として使用してもよい。図14に示すように、ネットワーク装置4は、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信するように構成された受信ユニット41であって、当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は当該ネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用される、受信ユニット41と、第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、ユーザ機器のハンドオーバ・プロセスを開始したことを第3のネットワーク装置に示して、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュするようにするように構成された、接続確立ユニット42と、再配置応答を第1のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニット43であって、当該再配置応答は、シグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、送信ユニット43とを備え、受信ユニット41はさらに、第3のネットワーク装置により送信されたデータを受信するように構成される。
場合によっては、図15に示すように、ネットワーク装置4がさらに、第3のネットワーク装置により送信されたデータが受信される前に、ハンドオーバ完了通知を第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が、第1のネットワーク装置のアドレスから当該ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするように構成された通知ユニット44を備えてもよい。
実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、ネットワーク装置4isターゲット可動性管理エンティティ、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、ネットワーク装置4はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、当該ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
本発明の当該実施形態ではネットワーク装置を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、第1のネットワーク装置が再配置要求を当該ネットワーク装置に送信し、当該ネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置への接続を確立し、当該ネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立した後、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュして、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、当該ネットワーク装置がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信し、当該データをユーザ機器に転送する。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本発明の1実施形態ではネットワーク装置5を提供する、当該ネットワーク装置を本発明の諸実施形態における第1のネットワーク装置として使用してもよい。図16に示すように、ネットワーク装置5はバス51、および通信インタフェース52、メモリ53、およびバス51に接続されたプロセッサ54を備える。通信インタフェース52は、ネットワーク要素と通信するように構成され、メモリ53は、コンピュータ・コード531を格納するように構成され、プロセッサ54はコンピュータ・コード531を実行して、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信し、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにし、再配置完了メッセージを第2のネットワーク装置に送信して、第2のネットワーク装置がハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信し、第3のネットワーク装置が当該ネットワーク装置のアドレスから第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにする。当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用され、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する。
場合によっては、実行されたハンドオーバが、高度地上波無線アクセスネットワークE−UTRAN内の内部ハンドオーバまたはE−UTRANと地上波無線アクセスネットワークUTRANの間のハンドオーバであるとき、プロセッサ54はコンピュータ・コード531を実行して、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信する(当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、データをターゲット・ネットワーク装置に直接転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する)か、または、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し(当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する)、ソース・ネットワーク装置により送信されたデータを受信し、第2のネットワーク装置が当該データをターゲット・ネットワーク装置に送信するように、シグナリング・プレーン・ベアラを用いて当該データを第2のネットワーク装置に転送する。
場合によっては、実行されたハンドオーバがE−UTRANおよびUTRAN、およびハンドオーバがデフォルト・ベアラを有する前のネットワークの一方の側およびハンドオーバがデフォルト・ベアラを有さなくなった後のネットワークの一方の側の間のハンドオーバであるとき、プロセッサ54はコンピュータ・コード531を実行して、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信する(当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データをターゲット・ネットワーク装置に直接転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する)か、または、当該ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して(当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子は、当該データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する)、ソース・ネットワーク装置により送信されたデータを受信し、当該データをサービング・ゲートウェイに転送し、当該サービング・ゲートウェイがシグナリング・プレーン・ベアラを用いて当該データを第2のネットワーク装置に転送するようにする。
場合によっては、転送モード識別子が、データを間接的に転送するようにソース・ネットワーク装置に指示する場合、プロセッサ54はコンピュータ・コード531を実行して、第2のネットワーク装置により送信された当該再配置応答が受信された後、転送チャネル確立要求をサービング・ゲートウェイに送信し、当該サービング・ゲートウェイにより送信された転送チャネル確立応答を受信し、当該サービング・ゲートウェイと第2のネットワーク装置の間のシグナリング・プレーン・ベアラを確立する。
実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、ネットワーク装置5はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、ネットワーク装置5はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
場合によっては、プロセッサ54はコンピュータ・コード531を実行してさらに、ソース・ネットワーク装置のハンドオーバ要求メッセージを受信し、ターゲット・ネットワーク装置の識別子に従って、実行されたハンドオーバがE−UTRANとUTRANの間のハンドオーバであると判定する。当該ハンドオーバ要求メッセージはターゲット・ネットワーク装置の識別子を含む。
本発明の当該実施形態ではネットワーク装置を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、当該ネットワーク装置が再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置が再配置応答を当該ネットワーク装置に返して、シグナリング・プレーンを用いてデータが転送されるべきであることを示し、当該ネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子で示される転送モードに従って、シグナリング・プレーンを用いることによってデータをターゲット・ネットワーク装置に転送し、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、ユーザ機器がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信するようにする。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本発明の1実施形態ではネットワーク装置6を提供する、当該ネットワーク装置を本発明の諸実施形態における第1のネットワーク装置として使用してもよい。図17に示すように、ネットワーク装置6は、バス61、通信インタフェース62、メモリ63、およびバス61に接続されたプロセッサ64を備える。通信インタフェース62は、ネットワーク要素と通信するように構成され、メモリ63は、コンピュータ・コード631を格納するように構成される。プロセッサ64はコンピュータ・コード631を実行して、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信し、再配置応答を第1のネットワーク装置に送信し、ハンドオーバ完了通知メッセージを第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が、第1のネットワーク装置のアドレスから当該ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにする。当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は当該ネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用され、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬して、第1のネットワーク装置が当該再配置応答を受信した後、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子により示される転送モードに従って、当該データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにする。
実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、ネットワーク装置6はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、ネットワーク装置6はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
本発明の当該実施形態ではネットワーク装置を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、第1のネットワーク装置が再配置要求を当該ネットワーク装置に送信し、当該ネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、当該ネットワーク装置が再配置応答を第1のネットワーク装置に返して、シグナリング・プレーンを用いてデータが転送されるべきであることを示し、第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が、当該ハンドオーバ・コマンドで運搬される転送モード識別子で示される転送モードに従って、シグナリング・プレーンを用いることによってデータをターゲット・ネットワーク装置に転送し、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、ユーザ機器がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信するようにする。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本発明の1実施形態ではネットワーク装置7を提供する、当該ネットワーク装置を本発明の諸実施形態における第1のネットワーク装置として使用してもよい。図18に示すように、ネットワーク装置7は、バス71、通信インタフェース72、メモリ73、およびバス71に接続されたプロセッサ64を備える。通信インタフェース72は、ネットワーク要素と通信するように構成され、メモリ73は、コンピュータ・コード731を格納するように構成される。プロセッサ74はコンピュータ・コード731を実行して、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、第2のネットワーク装置がデータをキャッシュするように第3のネットワーク装置に指示した後、第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信し、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、ソース・ネットワーク装置が当該ハンドオーバ・コマンドに従ってユーザ機器のハンドオーバをトリガし、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置により送信されたデータを受信するようにする。当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は、第2のネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する。
実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、ネットワーク装置7はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、ネットワーク装置7はソース可動性管理エンティティであり、第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、当該ネットワーク装置はソースSGSNであり、第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
本発明の当該実施形態ではネットワーク装置を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、当該ネットワーク装置が再配置要求を第2のネットワーク装置に送信して、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置への接続を確立し、第2のネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立した後、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュして、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、第2のネットワーク装置がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信し、当該データをユーザ機器に転送する。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本発明の1実施形態ではネットワーク装置8を提供する、当該ネットワーク装置を本発明の諸実施形態における第1のネットワーク装置として使用してもよい。図19に示すように、ネットワーク装置8はバス81、通信インタフェース82、メモリ83、および81に接続されたプロセッサ84を備える。通信インタフェース82は、ネットワーク要素と通信するように構成され、メモリ83は、コンピュータ・コード831を格納するように構成される。プロセッサ84はコンピュータ・コード831を実行して、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信し、第3のネットワーク装置に対する接続を確立し、ユーザ機器のハンドオーバ・プロセスを開始したことを第3のネットワーク装置に示して、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュするようにし、再配置応答を第1のネットワーク装置に送信し、第3のネットワーク装置により送信されたデータを受信する。当該再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、第3のネットワーク装置に関する当該情報は当該ネットワーク装置が第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、当該再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて当該データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する。
場合によっては、プロセッサ84はコンピュータ・コード831を実行してさらに、第3のネットワーク装置により送信されたデータが受信される前に、ハンドオーバ完了通知を第3のネットワーク装置に送信して、第3のネットワーク装置が、第1のネットワーク装置のアドレスから当該ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにする。
実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、ネットワーク装置8はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバがE−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、ネットワーク装置8はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバがUTRANからE−UTRANへのハンドオーバであるとき、第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、当該ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である。
本発明の当該実施形態ではネットワーク装置を提供する。ユーザ機器がハンドオーバ・プロセスをトリガした後、第1のネットワーク装置が再配置要求を当該ネットワーク装置に送信し、当該ネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置への接続を確立し、当該ネットワーク装置が当該再配置要求により示された第3のネットワーク装置に対する接続を確立した後、第3のネットワーク装置がデータをキャッシュして、ユーザ機器のハンドオーバが完了した後、当該ネットワーク装置がターゲット・ネットワーク装置により転送されたデータを受信し、当該データをユーザ機器に転送する。これにより、発展型パケット・システム内にデフォルト・ベアラがないときに、ユーザ機器がセル間をハンドオーバするとき小さなデータが信号接続を用いて転送されるという問題が解決される。
本願で提供した幾つかの実施形態では、開示した方法と装置を他の方式で実装してもよいことは理解される。例えば、説明した装置の実施形態は例示的なものにすぎない。例えば、ユニット分割は論理的な機能分割にすぎず、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを組み合わせるかもしくは別のシステムに統合してもよく、または、幾つかの機能を無視するかもしくは実装しなくてもよい。さらに、表示または議論した相互結合または直接結合または通信接続を、幾つかのインタフェースを用いて実装してもよい。装置またはユニットの間の間接接続を電子的、機械的、または他の形態で実装してもよい。
別個の部分として説明したユニットが物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして表示した部分が物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの場所に配置してもよく、または複数のネットワークユニットに分散してもよい。当該ユニットの一部または全部を当該諸実施形態の解決策の目的を実現するための実際のニーズに従って選択してもよい。
さらに、本発明の諸実施形態の機能ユニットを1つの処理ユニットに統合してもよく、または、当該ユニットの各々が物理的に単体で存在してもよく、または、複数のユニットが1つのユニットに統合される。統合されたユニットをハードウェアの形で実装してもよく、または、ソフトウェア機能ユニットに加えてハードウェアの形で実装してもよい。
上述の統合されたユニットをソフトウェア機能ユニットの形で実装するとき、当該統合されたユニットをコンピュータ可読記憶媒体に格納してもよい。当該ソフトウェア機能ユニットは記憶媒体に格納され、本発明の諸実施形態で説明した方法の諸ステップの一部を実施するようにコンピュータ装置(パーソナル・コンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置であってもよい)に指示するための幾つかの命令を含む。上述の記憶媒体には、USBフラッシュ・ドライブ、取外し可能ハード・ディスク、読取専用メモリ(Read−Only Memory、略してROM)、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、略してRAM)、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラム・コードを格納できる任意の媒体が含まれる。
1 ネットワーク装置
11 送信ユニット
12 受信ユニット
13 ハンドオーバ・ユニット
14 通知ユニット
15 接続確立ユニット
16 転送モード決定ユニット
2 ネットワーク装置
21 受信ユニット
22 送信ユニット
23 通知ユニット
3 ネットワーク装置
31 送信ユニット
32 受信ユニット
33 ハンドオーバ・ユニット
4 ネットワーク装置
41 受信ユニット
42 接続確立ユニット
43 送信ユニット
44 通知ユニット
5 ネットワーク装置
52 通信インタフェース
53 メモリ
531 コンピュータ・コード
54 プロセッサ
6 ネットワーク装置
62 通信インタフェース
63 メモリ
631 コンピュータ・コード
64 プロセッサ
7 ネットワーク装置
72 通信インタフェース
73 メモリ
731 コンピュータ・コード
74 プロセッサ
既存のEPC(Evolved Packet Core、発展型パケットコア、EPCはEPSの一部である)では、PDN(Packet Data Network、パケット・データ・ネットワーク)へのUE(User Equiment、ユーザ機器)のアクセスに対するIP接続を提供するためにデフォルト・ベアラが、UEの取付を開始したときに確立され、PDN接続が存在するときに常に維持される。しかし、幾つかの適用シナリオでは、例えばMTC(Machine Type Communication、マシン・タイプ通信)の幾つかのサービスに対して、IP接続を用いることによってデータ交換を実施する必要はなく、対話をSMS(Short Message Service、ショート・メッセージ・サービス)または別のサービスの形で行ってもよい。したがって、何らかの特定のサービス機能を有するユーザ機器に対して、一時的に、ユーザ機器の取付時中にデフォルト・ベアラが確立されず、幾つかのサービスが非IP接続形式で完了することがある。ユーザ・ベアラ(またはデータ・ベアラとも呼ばれる)を用いてデータ転送を実施する必要がある場合には、ベアラ確立プロセスがさらに開始される。

Claims (39)

  1. デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法であって、
    第1のネットワーク装置により、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信するステップであって、前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、前記転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用される、ステップと、
    前記第1のネットワーク装置により、前記第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信するステップであって、前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、ステップと、
    前記第1のネットワーク装置により、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、前記ソース・ネットワーク装置が、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子により示される転送モードに従って、前記データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにするステップと、
    前記第2のネットワーク装置がハンドオーバ完了通知メッセージを前記第3のネットワーク装置に送信し、前記第3のネットワーク装置が前記第1のネットワーク装置のアドレスから前記第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するように、前記第1のネットワーク装置により、再配置完了メッセージを前記第2のネットワーク装置に送信するステップと、
    を含む、方法。
  2. 実行されたハンドオーバが、高度地上波無線アクセスネットワークE−UTRAN内の内部ハンドオーバまたは前記E−UTRANと地上波無線アクセスネットワークUTRANの間のハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置により、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、前記ソース・ネットワーク装置が、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子により示される転送モードに従って、前記データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにするステップは、
    前記第1のネットワーク装置により、前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信するステップであって、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを前記ターゲット・ネットワーク装置に直接転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示するステップ、または、
    前記第1のネットワーク装置により、前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信するステップであって、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを間接的に転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示するステップと、
    前記第1のネットワーク装置により、前記ソース・ネットワーク装置により送信された前記データを受信するステップと、
    前記第2のネットワーク装置が前記データを前記ターゲット・ネットワーク装置に送信するように、前記第1のネットワーク装置により、シグナリング・プレーン・ベアラを用いて前記データを前記第2のネットワーク装置に転送するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 実行されたハンドオーバが、前記E−UTRANと前記UTRAN、および前記ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有する前のネットワークの一方の側および前記ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有さなくなった後のネットワークの一方の側の間のハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置により、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、前記ソース・ネットワーク装置が、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子により示される転送モードに従って、前記データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにするステップは、
    前記第1のネットワーク装置により、前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信するステップであって、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを前記ターゲット・ネットワーク装置に直接転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示するステップ、または、
    前記第1のネットワーク装置により、前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信するステップであって、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを間接的に転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示するステップと、
    前記第1のネットワーク装置により、前記ソース・ネットワーク装置により送信された前記データを受信するステップと、
    前記サービング・ゲートウェイがシグナリング・プレーン・ベアラを用いて前記データを前記第2のネットワーク装置に転送するように、前記第1のネットワーク装置により、前記データをサービング・ゲートウェイに転送するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記転送モード識別子が、前記データを間接的に転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示する場合、前記第1のネットワーク装置により、前記第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信した後、前記方法はさらに、
    前記第1のネットワーク装置により、転送チャネル確立要求を前記サービング・ゲートウェイに送信するステップと、
    前記第1のネットワーク装置により、前記サービング・ゲートウェイにより送信された転送チャネル確立応答を受信するステップと、
    前記第1のネットワーク装置により、前記サービング・ゲートウェイと前記第2のネットワーク装置の間の前記シグナリング・プレーン・ベアラを確立するステップと、
    を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 実行されたハンドオーバが前記E−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、前記実行されたハンドオーバが前記E−UTRANから前記UTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、前記実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
  6. 前記実行されたハンドオーバが前記E−UTRANと前記UTRANの間の前記ハンドオーバであると判定するための方法は、
    前記第1のネットワーク装置により、前記ソース・ネットワーク装置のハンドオーバ要求メッセージを受信するステップであって、前記ハンドオーバ要求メッセージは前記ターゲット・ネットワーク装置の識別子を含むステップと、
    前記第1のネットワーク装置により前記ターゲット・ネットワーク装置の識別子に従って、前記実行されたハンドオーバが前記E−UTRANと前記UTRANの間の前記ハンドオーバであると判定するステップと、
    を含む、請求項5に記載の方法。
  7. デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法であって、
    第2のネットワーク装置により、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信するステップであって、前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、前記転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用されるステップと、
    前記第2のネットワーク装置により、再配置応答を前記第1のネットワーク装置に送信するステップであって、前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬して、前記第1のネットワーク装置が前記再配置応答を受信した後、前記第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、前記ソース・ネットワーク装置が、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子により示される転送モードに従って、前記データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにする、ステップと、
    前記第2のネットワーク装置により、ハンドオーバ完了通知メッセージを前記第3のネットワーク装置に送信して、前記第3のネットワーク装置が前記第1のネットワーク装置のアドレスから前記第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするステップと、
    を含む、方法。
  8. 実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバが前記E−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、請求項1に記載の方法。
  9. デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法であって、
    第1のネットワーク装置により、再配置要求を第2のネットワーク装置に送信するステップであって、前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用されるステップと、
    前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置に対する前記接続を確立し、前記第2のネットワーク装置がデータをキャッシュするように前記第3のネットワーク装置に指示した後、前記第1のネットワーク装置により、前記第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信するステップであって、前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて前記データを転送すべきことを示す指示情報を運搬するステップと、
    前記第1のネットワーク装置により、ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、前記ソース・ネットワーク装置が前記ハンドオーバ・コマンドに従ってユーザ機器のハンドオーバをトリガし、前記ユーザ機器の前記ハンドオーバが完了した後、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置により送信された前記データを受信するようにするステップと、
    を含む、方法。
  10. 実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバが前記E−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、請求項9に記載の方法。
  11. デフォルト・ベアラなしのハンドオーバのための方法であって、
    第2のネットワーク装置により、第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信するステップであって、前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用されるステップと、
    前記第2のネットワーク装置により、前記第3のネットワーク装置に対する前記接続を確立し、ユーザ機器のハンドオーバ・プロセスを開始したことを前記第3のネットワーク装置に示して、前記第3のネットワーク装置がデータをキャッシュするようにするステップと、
    前記第2のネットワーク装置により、再配置応答を前記第1のネットワーク装置に送信するステップであって、前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて前記データを転送すべきことを示す指示情報を運搬するステップと、
    前記第2のネットワーク装置により、前記第3のネットワーク装置により送信された前記データを受信するステップと、
    を含む、方法。
  12. 前記第2のネットワーク装置により、前記第3のネットワーク装置により送信された前記データを受信する前に、前記方法はさらに、
    前記第2のネットワーク装置により、ハンドオーバ完了通知を前記第3のネットワーク装置に送信して、前記第3のネットワーク装置が前記第1のネットワーク装置のアドレスから前記第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするステップ
    を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバが前記E−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、
    請求項11または12に記載の方法。
  14. ネットワーク装置であって、
    再配置要求を第2のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニットであって、前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、前記転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用される、送信ユニットと、
    前記第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信するように構成された受信ユニットであって、前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、受信ユニットと、
    ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、前記ソース・ネットワーク装置が、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子により示される転送モードに従って、前記データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにするように構成されたハンドオーバ・ユニットと、
    再配置完了メッセージを前記第2のネットワーク装置に送信して、前記第2のネットワーク装置がハンドオーバ完了通知メッセージを前記第3のネットワーク装置に送信し、前記第3のネットワーク装置が前記ネットワーク装置のアドレスから前記第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするように構成された通知ユニットと、
    を備える、ネットワーク装置。
  15. 実行されたハンドオーバが、高度地上波無線アクセスネットワークE−UTRAN内の内部ハンドオーバまたは前記E−UTRANと地上波無線アクセスネットワークUTRANの間のハンドオーバであるとき、
    前記ハンドオーバ・ユニットは特に、前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを前記ターゲット・ネットワーク装置に直接転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示するか、または、前記ハンドオーバ・ユニットは特に、前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを間接的に転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示し、
    前記受信ユニットはさらに、前記ソース・ネットワーク装置により送信された前記データを受信するように構成され、
    前記送信ユニットはさらに、前記第2のネットワーク装置が前記データを前記ターゲット・ネットワーク装置に送信するように、シグナリング・プレーン・ベアラを用いて前記データを前記第2のネットワーク装置に転送するように構成された、
    請求項14に記載のネットワーク装置。
  16. 実行されたハンドオーバが、前記E−UTRANと前記UTRAN、および前記ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有する前のネットワークの一方の側および前記ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有さなくなった後のネットワークの一方の側の間のハンドオーバであるとき、
    前記ハンドオーバ・ユニットは特に、前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを前記ターゲット・ネットワーク装置に直接転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示するか、または、前記ハンドオーバ・ユニットは特に、前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信するように構成され、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを間接的に転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示し、
    前記受信ユニットはさらに、前記ソース・ネットワーク装置により送信された前記データを受信するように構成され、
    前記送信ユニットはさらに、前記データをサービング・ゲートウェイに転送して、前記サービング・ゲートウェイがシグナリング・プレーン・ベアラを用いて前記データを前記第2のネットワーク装置に転送するようにするように構成された、
    請求項14に記載のネットワーク装置。
  17. 前記転送モード識別子が、前記データを間接的に転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示する場合、前記第2のネットワーク装置により送信された前記再配置応答が受信された後、
    前記送信ユニットはさらに、転送チャネル確立要求を前記サービング・ゲートウェイに送信するように構成され、
    前記受信ユニットはさらに、前記サービング・ゲートウェイにより送信された転送チャネル確立応答を受信するように構成され、
    前記ネットワーク装置はさらに、前記サービング・ゲートウェイと前記第2のネットワーク装置の間の前記シグナリング・プレーン・ベアラを確立するように構成された接続確立ユニットを備える、
    請求項16に記載のネットワーク装置。
  18. 実行されたハンドオーバが前記E−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、前記実行されたハンドオーバが前記E−UTRANから前記UTRANへのハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、前記実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソースSGSNであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、請求項14乃至17の何れか1項に記載のネットワーク装置。
  19. 前記受信ユニットはさらに、前記ソース・ネットワーク装置のハンドオーバ要求メッセージを受信するように構成され、前記ハンドオーバ要求メッセージは前記ターゲット・ネットワーク装置の識別子を含み、
    前記ネットワーク装置はさらに、前記ターゲット・ネットワーク装置の識別子に従って、前記実行されたハンドオーバが前記E−UTRANと前記UTRANの間の前記ハンドオーバであると判定するように構成された転送モード判定ユニットを備える、
    請求項18に記載のネットワーク装置。
  20. ネットワーク装置であって、
    第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信するように構成された受信ユニットであって、前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は前記ネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、前記転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用される、受信ユニットと、
    再配置応答を前記第1のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニットであって、前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬して、前記第1のネットワーク装置が前記再配置応答を受信した後、前記第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、前記ソース・ネットワーク装置が、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子により示される転送モードに従って、前記データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにする、送信ユニットと、
    ハンドオーバ完了通知メッセージを前記第3のネットワーク装置に送信して、前記第3のネットワーク装置が、前記第1のネットワーク装置のアドレスから前記ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするように構成された通知ユニットと、
    を備える、ネットワーク装置。
  21. 実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバが前記E−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記ネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、前記ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、請求項20に記載のネットワーク装置。
  22. ネットワーク装置であって、
    再配置要求を第2のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニットであって、前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用される、送信ユニットと、
    前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置に対する前記接続を確立し、前記第2のネットワーク装置がデータをキャッシュするように前記第3のネットワーク装置に指示した後、前記第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信するように構成された受信ユニットであって、前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて前記データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、受信ユニットと、
    ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、前記ソース・ネットワーク装置が前記ハンドオーバ・コマンドに従ってユーザ機器のハンドオーバをトリガし、前記ユーザ機器の前記ハンドオーバが完了した後、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置により送信された前記データを受信するようにするように構成されたハンドオーバ・ユニットと、
    を備える、ネットワーク装置。
  23. 実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバが前記E−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソースSGSNであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、請求項22に記載のネットワーク装置。
  24. ネットワーク装置であって、
    第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信するように構成された受信ユニットであって、前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は前記ネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用される、受信ユニットと、
    前記第3のネットワーク装置に対する前記接続を確立し、ユーザ機器のハンドオーバ・プロセスを開始したことを前記第3のネットワーク装置に示して、前記第3のネットワーク装置がデータをキャッシュするようにするように構成された接続確立ユニットと、
    再配置応答を前記第1のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニットであって、前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて前記データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、送信ユニットと、
    を備え、
    前記受信ユニットはさらに、前記第3のネットワーク装置により送信された前記データを受信するように構成された、
    ネットワーク装置。
  25. 前記第3のネットワーク装置により送信された前記データが受信される前に、ハンドオーバ完了通知を前記第3のネットワーク装置に送信して、前記第3のネットワーク装置が、前記第1のネットワーク装置のアドレスから前記ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにするように構成された通知ユニットをさらに備える、請求項24に記載のネットワーク装置。
  26. 実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバが前記E−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記ネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、前記ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、
    請求項24または25に記載のネットワーク装置。
  27. ネットワーク装置であって、前記ネットワーク装置は通信インタフェース、メモリ、およびプロセッサを備え、前記通信インタフェースは、ネットワーク要素と通信するように構成され、前記メモリは、コンピュータ・コードを格納するように構成され、前記プロセッサは前記コンピュータ・コードを実行して、
    再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、
    前記第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信し、
    ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、前記ソース・ネットワーク装置が、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子により示される転送モードに従って、前記データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにし、
    再配置完了メッセージを前記第2のネットワーク装置に送信して、前記第2のネットワーク装置がハンドオーバ完了通知メッセージを前記第3のネットワーク装置に送信し、前記第3のネットワーク装置が前記ネットワーク装置のアドレスから前記第2のネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにし、
    前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、前記転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用され、
    前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、
    ネットワーク装置。
  28. 実行されたハンドオーバが、高度地上波無線アクセスネットワークE−UTRAN内の内部ハンドオーバまたは前記E−UTRANと地上波無線アクセスネットワークUTRANの間のハンドオーバであるとき、前記プロセッサは前記コンピュータ・コードを実行して、
    前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信するか、または、前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信し、
    前記ソース・ネットワーク装置により送信された前記データを受信し、
    前記第2のネットワーク装置が前記データを前記ターゲット・ネットワーク装置に送信するように、シグナリング・プレーン・ベアラを用いて前記データを前記第2のネットワーク装置に転送し、
    前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを前記ターゲット・ネットワーク装置に直接転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示し、
    前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを間接的に転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示する、
    請求項27に記載のネットワーク装置。
  29. 実行されたハンドオーバが、前記E−UTRANと前記UTRAN、および前記ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有する前のネットワークの一方の側および前記ハンドオーバがデフォルト・ベアラを有さなくなった後のネットワークの一方の側の間のハンドオーバであるとき、前記プロセッサは前記コンピュータ・コードを実行して、
    前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信するか、または、前記ハンドオーバ・コマンドを前記ソース・ネットワーク装置に送信し、
    前記ソース・ネットワーク装置により送信された前記データを受信し、
    前記データをサービング・ゲートウェイに転送して、前記サービング・ゲートウェイがシグナリング・プレーン・ベアラを用いて前記データを前記第2のネットワーク装置に転送するようにし、
    前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを前記ターゲット・ネットワーク装置に直接転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示し、
    前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子は、前記データを間接的に転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示する
    請求項27に記載のネットワーク装置。
  30. 前記転送モード識別子が、前記データを間接的に転送するように前記ソース・ネットワーク装置に指示する場合、前記プロセッサは前記コンピュータ・コードを実行して、
    前記第2のネットワーク装置により送信された前記再配置応答が受信された後、転送チャネル確立要求を前記サービング・ゲートウェイに送信し、
    前記サービング・ゲートウェイにより送信された転送チャネル確立応答を受信し、
    前記サービング・ゲートウェイと前記第2のネットワーク装置の間の前記シグナリング・プレーン・ベアラを確立する、
    請求項29に記載のネットワーク装置。
  31. 前記実行されたハンドオーバが前記E−UTRAN内の前記内部ハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、前記実行されたハンドオーバが前記E−UTRANから前記UTRANへのハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、前記実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソースSGSNであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、
    請求項27乃至30の何れか1項に記載のネットワーク装置。
  32. 前記プロセッサは前記コンピュータ・コードを実行して、さらに、
    前記ソース・ネットワーク装置のハンドオーバ要求メッセージを受信し、
    前記ターゲット・ネットワーク装置の識別子に従って、前記実行されたハンドオーバが前記E−UTRANと前記UTRANの間の前記ハンドオーバであると判定し、
    前記ハンドオーバ要求メッセージは前記ターゲット・ネットワーク装置の識別子を含む、
    請求項31に記載のネットワーク装置。
  33. ネットワーク装置であって、前記ネットワーク装置は通信インタフェース、メモリ、およびプロセッサを備え、前記通信インタフェースは、ネットワーク要素と通信するように構成され、前記メモリは、コンピュータ・コードを格納するように構成され、前記プロセッサは前記コンピュータ・コードを実行して、
    第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信し、
    再配置応答を前記第1のネットワーク装置に送信し、
    ハンドオーバ完了通知メッセージを前記第3のネットワーク装置に送信して、前記第3のネットワーク装置が、前記第1のネットワーク装置のアドレスから前記ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにし、
    前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報および転送モード識別子を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は前記ネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、前記転送モード識別子は直接転送または間接転送を示すために使用され、
    前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いてデータを転送すべきことを示す指示情報を運搬して、前記第1のネットワーク装置が前記再配置応答を受信した後、前記第1のネットワーク装置がハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信し、前記ソース・ネットワーク装置が、前記ハンドオーバ・コマンドで運搬される前記転送モード識別子により示される転送モードに従って、前記データをターゲット・ネットワーク装置に転送するようにする、
    ネットワーク装置。
  34. 実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバが前記E−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記ネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、前記ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、前記ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、
    請求項33に記載のネットワーク装置。
  35. ネットワーク装置であって、前記ネットワーク装置は通信インタフェース、メモリ、およびプロセッサを備え、前記通信インタフェースは、ネットワーク要素と通信するように構成され、前記メモリは、コンピュータ・コードを格納するように構成され、前記プロセッサは前記コンピュータ・コードを実行して、
    再配置要求を第2のネットワーク装置に送信し、
    前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置に対する前記接続を確立し、前記第2のネットワーク装置がデータをキャッシュするように前記第3のネットワーク装置に指示した後、前記第2のネットワーク装置により送信された再配置応答を受信し、
    ハンドオーバ・コマンドをソース・ネットワーク装置に送信して、前記ソース・ネットワーク装置が前記ハンドオーバ・コマンドに従ってユーザ機器のハンドオーバをトリガし、前記ユーザ機器の前記ハンドオーバが完了した後、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置により送信された前記データを受信するようにし、
    前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は、前記第2のネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、
    前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて前記データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、
    ネットワーク装置。
  36. 実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバが前記E−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記ネットワーク装置はソースSGSNであり、前記第2のネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、前記ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、
    請求項35に記載のネットワーク装置。
  37. ネットワーク装置であって、前記ネットワーク装置は通信インタフェース、メモリ、およびプロセッサを備え、前記通信インタフェースは、ネットワーク要素と通信するように構成され、前記メモリは、コンピュータ・コードを格納するように構成され、前記プロセッサは前記コンピュータ・コードを実行して、
    第1のネットワーク装置により送信された再配置要求を受信し、
    前記第3のネットワーク装置に対する前記接続を確立し、ユーザ機器のハンドオーバ・プロセスを開始したことを前記第3のネットワーク装置に示して、前記第3のネットワーク装置がデータをキャッシュするようにし、
    再配置応答を前記第1のネットワーク装置に送信し、
    前記第3のネットワーク装置により送信された前記データを受信し、
    前記再配置要求は第3のネットワーク装置に関する情報を含み、前記第3のネットワーク装置に関する前記情報は前記ネットワーク装置が前記第3のネットワーク装置への接続を確立するために使用され、
    前記再配置応答はシグナリング・プレーンを用いて前記データを転送すべきことを示す指示情報を運搬する、
    ネットワーク装置。
  38. 前記プロセッサは前記コンピュータ・コードを実行して、さらに、
    前記第3のネットワーク装置により送信された前記データが受信される前に、ハンドオーバ完了通知を前記第3のネットワーク装置に送信して、前記第3のネットワーク装置が、前記第1のネットワーク装置のアドレスから前記ネットワーク装置のアドレスへのサービング・ノード情報を更新するようにする、
    請求項37に記載のネットワーク装置。
  39. 実行されたハンドオーバがE−UTRAN内の内部ハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はマシン・タイプ通信インターワーキング機能MTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局であるか、または、実行されたハンドオーバが前記E−UTRANからUTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソース可動性管理エンティティであり、前記ネットワーク装置はターゲット・サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノードSGSNであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソース基地局であり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット無線ネットワークコントローラRNCであるか、または、実行されたハンドオーバが前記UTRANから前記E−UTRANへのハンドオーバであるとき、前記第1のネットワーク装置はソースSGSNであり、前記ネットワーク装置はターゲット可動性管理エンティティであり、前記第3のネットワーク装置はMTC−IWFであり、ソース・ネットワーク装置はソースRNCであり、ターゲット・ネットワーク装置はターゲット基地局である、
    請求項37または38に記載のネットワーク装置。
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