JP2016519868A - 機器の方向をブロードキャストするための音波ビーコン - Google Patents

機器の方向をブロードキャストするための音波ビーコン Download PDF

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Abstract

リスニング機器に対するラウドスピーカの方向を判定するための方法が説明される。この方法は、それぞれのトランスデューサを同時に駆動し、別個の直交オーディオ信号に対応するビームパターンを放出する。リスニング機器は、直交オーディオ信号により生成された音を検知し、検知されたオーディオ信号を分析し、リスニング機器に対するラウドスピーカの空間定位を判定する。他の実施形態もまた説明される。

Description

[関連事項]
本出願は、先の出願日の仮出願第61/785,114号(2013年3月14日出願)の利益を主張する。
オーディオ出力機器に統合された又はそうでなければ連結された複数のトランスデューサにより放出された直交オーディオ信号を分析することにより、リスニング機器に対するオーディオ出力機器の方向を判定するためのシステム及び方法。他の実施形態もまた説明される。
オーディオ出力機器は、協働して音を生成するための2つ又はそれ以上のトランスデューサを含む場合がある。音響エンジニアは、リスナーに対して特定の様式にて方向づけられるオーディオ出力機器を意図する場合があるが、この方向は常に達成されるわけではない。例えば、リスナーは、直線状のラウドスピーカアレイに対する中心からずれて座っている場合がある。別の例では、円形状のラウドスピーカアレイがリスナーに対して様々な角度にて配置されている場合がある。理想的でない位置にあることで、オーディオ出力機器により生成された音は、意図しない、期待以下の結果となる場合がある。
本発明の一実施形態は、リスニング機器に対する、複数のトランスデューサを伴うラウドスピーカアレイ又はいずれの機器の方向を判定するための方法に関する。一実施形態では、この方法は、それぞれのトランスデューサを同時に駆動し、別個の直交オーディオ信号に対応するビームパターンを放出する。リスニング機器は、直交オーディオ信号に基づくビームパターンにより生成された音を検知し、検知されたオーディオ信号を分析し、リスニング機器に対するラウドスピーカアレイの空間定位を判定する。
一実施形態では、検知されたオーディオ信号は、一式の相互相関信号を生成するために、それぞれの直交試験信号と畳み込みされる。相互相関信号におけるピークが比較又はそうでなければ分析され、リスニング機器に対するラウドスピーカアレイのそれぞれのトランスデューサ、象限、又は側面の方向を判定する。一実施形態では、ピークのサイズ及びピーク間のタイムセパレーションが使用され、リスニング機器に対するラウドスピーカアレイの各トランスデューサ、象限、又は側面間の空間的関係を判定する。
方法は、直交試験信号の使用を通しての、ラウドスピーカアレイの複数の側面又は象限の方向の同時調査を可能にする。複数の同時分析が可能となることにより、この方法は、トランスデューサを逐次的に駆動することに比較して、より正確な方向判定を大幅に短い期間にて可能にする。リスニング機器に対するラウドスピーカアレイの方向を素早く判定することで、ラウドスピーカアレイにより生成された音の即時かつ継続的な調整が行われ得る。例えば、オーディオ受信機は、リスニング機器(及び、推論されたリスナー/ユーザー)がラウドスピーカアレイの左にあると判定すると、ラウドスピーカアレイにより放出された1つ以上のビームパターンを調整してよい。ラウドスピーカアレイ内のトランスデューサのすべてを同時に駆動し、それに応じてすべての測定を同時に行うことはまた、測定間のリスニング機器/測定機器の移動による問題を回避する。なぜなら、すべての測定が同時に行われるからである。
更に、直交オーディオ信号を使用することで、ラウドスピーカアレイの方向を判定するための方法は、無関係の音に対してより堅牢である。例えば、オーディオ受信機は、方向判定プロセスに影響を与えることなく、オーディオトラックを同時に再生しながら、ラウドスピーカアレイの方向を判定してよい。
上記概要には、本発明のすべての態様の網羅的なリストを挙げてはいない。本発明には、前述でまとめた種々の態様のすべての好適な組み合わせからの実施可能なすべてのシステム及び方法が含まれ、並びに以下の詳細な説明で開示されるもの、特に出願とともに提出された請求項において指摘されるものが含まれると考えられる。このような組み合わせには、上記概要では具体的には説明されていない特定の優位性がある。
本発明の実施形態を、例として、限定としてではなく、添付の図面の図に例示する。図面では同様の参照符号は同様の要素を示す。本開示での、本発明の「an」又は「1つの」実施形態への言及は、必ずしも同じ実施形態に対するものではなく、それらは、少なくとも1つを意味していることに留意されたい。
一実施形態に係わる、オーディオ受信機、曲線状のラウドスピーカアレイ、及びリスニング機器を伴うリスニングエリアの図を示す。 一実施形態に係わる、オーディオ受信機、直線状のラウドスピーカアレイ、及びリスニング機器を伴うリスニングエリアの図を示す。 一実施形態に係わる、図1Aからのラウドスピーカアレイのオーバーヘッド断面図を示す。 一実施形態に係わる、オーディオ受信機の機能ユニットブロック図及びいくつかの構成するハードウェアコンポーネントを示す。 一実施形態に係わる、リスニング機器の機能ユニットブロック図及びいくつかの構成するハードウェアコンポーネントを示す。 一実施形態に係わる、リスニング機器に対するラウドスピーカアレイの方向を判定するための方法を示す。 一実施形態に係わる、リスニング機器により生成された、検知されたオーディオ信号の一例を示す。 一実施形態に係わる、直交オーディオ信号に対する相互相関信号例を示す。 一実施形態に係わる、直交オーディオ信号に対する相互相関信号例を示す。 一実施形態に係わる、ラウドスピーカアレイ、及びリスニング機器に対するアレイの水平関係を示す。 一実施形態に係わる、ラウドスピーカアレイ、及びリスニング機器に対するアレイの垂直関係を示す。 一実施形態に係わる、2つのラウドスピーカアレイ、及び、それぞれのアレイの、互いの関係並びにリスニング機器に対する関係を示す。
以下、いくつかの実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。詳細について多く説明されるが、当然のことながら、本発明のいくつかの実施形態は、これらの詳細なしに実施してよい。他の例では、本説明の理解を不明瞭にすることがないように、周知の回路、構造、及び技術は、詳細には示されていない。
図1Aは、オーディオ受信機2、ラウドスピーカアレイ3、及びリスニング機器4を伴うリスニングエリア1の図を示す。オーディオ受信機2はラウドスピーカアレイ3に連結され、ラウドスピーカアレイ3内の個々のトランスデューサ5を駆動し、リスニングエリア1内に様々な音パターンを放出してよい。リスニング機器4は、オーディオ受信機2及びラウドスピーカアレイ3により生成されたこれらの音を、1つ以上のマイクロフォンを使用して検知してよい。これらの検知された音は、以下に更に詳細に説明するように、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定するために使用されてよい。
単一のラウドスピーカアレイ3が示されているが、他の実施形態では、複数のラウドスピーカアレイ3がオーディオ受信機2に連結されてよい。例えば、1つのサウンドプログラムコンテンツ(例えば、楽曲又は動画用オーディオトラック)の各左前チャネル、右前チャネル、及び前中央チャネルを表すよう、3つのラウドスピーカアレイ3がリスニングエリア1内に配置されてよい。
図1Aに示すように、ラウドスピーカアレイ3は、曲線状のキャビネット内に複数のトランスデューサ5を収納する。図2は、図1Aからのラウドスピーカアレイ3のオーバーヘッド断面図を示す。本実施形態におけるトランスデューサ5は円形に配置されているが、他の実施形態では、異なる曲線状の配列が使用されてよい。例えば、トランスデューサ5は、半円形、球形、楕円形、又はいずれの種類の円弧に配列されてよい。別の実施形態では、図1Bに示すように、ラウドスピーカアレイ3は直線状であってよい。
図1A、図1B、及び図2では、ラウドスピーカアレイ3は、一列に配列された一式のトランスデューサ5を含む。別の実施形態では、ラウドスピーカアレイ3は、複数列のトランスデューサ5を含んでよい。トランスデューサ5は、フルレンジドライバ、ミッドレンジドライバ、サブウーファー、ウーファー、及びツイータのいずれの組み合わせでよい。トランスデューサ5のそれぞれは、円筒状の磁気ギャップを通して軸方向に動くよう、ワイヤのコイル(例えば、ボイスコイル)を制約するフレキシブルサスペンションを介して、強固なバスケット、又はフレームに接続された軽量ダイアフラム、若しくはコーンを使用してよい。電気オーディオ信号がボイスコイルに適用されると、電流によってボイスコイル内に磁界が生成され、可変電磁石となる。コイル及びトランスデューサ5の磁気システムが双方向作用し、コイル(及び、したがって、取り付けられたコーン)を前後に動かす機械力が発生し、これにより、オーディオ受信機2などの音声源から来る、適用された電気オーディオ信号の制御の下で音を再生する。電磁力学ラウドスピーカドライバは、トランスデューサ5として使用されるために説明されているが、圧電ドライバ、平面電磁ドライバ、及び静電ドライバといった、他の種類のラウドスピーカドライバも可能であることを当業者は認識するであろう。
それぞれのトランスデューサ5は、音声源(例えば、オーディオ受信機2)から受信した個別かつ分離したオーディオ信号に応じて音を生成するよう、独立して個別に駆動されてよい。ラウドスピーカアレイ3内のトランスデューサ5を、異なるパラメータ及び設定(遅延及びエネルギーレベルを含む)にしたがって独立して個別に駆動させることで、ラウドスピーカアレイ3は、オーディオ受信機2により出力される1つのサウンドプログラムコンテンツのそれぞれのチャネルを正確に表す多くの指向性/ビームパターンを生成することができる。更に、これらの指向性/ビームパターンは、以下に説明するように、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定するために使用されてよい。
図1A及び図1Bに示すように、ラウドスピーカアレイ3は、ワイヤ又はコンジットの使用を通してオーディオ受信機2に連結される。例えば、ラウドスピーカアレイ3は、2つの配線ポイントを含んでもよく、オーディオ受信機2は、補完的な配線ポイントを含んでよい。配線ポイントは、各ラウドスピーカアレイ3及びオーディオ受信機2の背面のバインディングポスト又はスプリングクリップでよい。これらのワイヤは、ラウドスピーカアレイ3をオーディオ受信機2に電気的に連結するよう、各配線ポイントに個別に包まれるか、そうでなければ連結される。
他の実施形態では、ラウドスピーカアレイ3は、アレイ3及びオーディオ受信機2が物理的に接続されていないものの、無線周波数接続を維持するよう、無線プロトコルを使用してオーディオ受信機2に連結される。例えば、ラウドスピーカアレイ3は、オーディオ受信機2内の対応するWiFi(登録商標)送信機及び/又はBLUETOOTH(登録商標)送信機からオーディオ信号を受信するために、WiFi受信機又はBLUETOOTH(登録商標)受信機を含んでよい。いくつかの実施形態では、ラウドスピーカアレイ3は、オーディオ受信機2から受信した無線信号を使用してトランスデューサ5を駆動するための統合アンプを含んでよい。単一のラウドスピーカアレイ3が示されているが、他の実施形態では、複数のラウドスピーカアレイ3がオーディオ受信機2に連結されてよい。
一実施形態では、ラウドスピーカアレイ3は、1つのサウンドプログラムコンテンツの左前オーディオチャネル、右前オーディオチャネル、及び前中央オーディオチャネルを表すよう使用される。サウンドプログラムコンテンツは、オーディオ受信機2内に、又は外部機器(例えば、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、リモートストリーミングシステム、又はブロードキャストシステム)上に記憶され、有線接続又は無線接続を通してオーディオ受信機2に送信されるか、又はアクセス可能にされてよい。
上述のように、ラウドスピーカアレイ3は、音をリスニングエリア1内に放出する。リスニングエリア1は、ラウドスピーカアレイ3が配置されており、ラウドスピーカアレイ3により放出された音をリスナーが聞く位置である。例えば、リスニングエリア1は、住宅又は商業施設内の部屋、若しくは屋外エリア(例えば、階段式観覧劇場)であってよい。リスナーは、リスナーにより知覚可能な、レベル、ピッチ、及び音色を含む、ラウドスピーカアレイ3からの類似又は同一の音をリスニング機器4が検知できるよう、リスニング機器4を保持してよい。
専用スピーカに関して説明されているが、ラウドスピーカアレイ3は、複数のトランスデューサ5を収納するいずれのオーディオ出力機器であってよい。これらの実施形態における複数のトランスデューサ5は、アレイに配列されなくともよい。例えば、ラウドスピーカアレイ3は、音を出力するための複数のトランスデューサ5を伴うラップトップコンピュータ、携帯オーディオ機器、携帯電話、又はタブレットコンピュータにより置き換えられてよい。
図3は、一実施形態による、オーディオ受信機の機能ユニットブロック図及びいくつかの構成するハードウェアコンポーネントを示す。個別に示されているが、一実施形態では、オーディオ受信機2はラウドスピーカアレイ3内に統合される。図3に示すコンポーネントはオーディオ受信機2内に含まれる要素を表し、他のコンポーネントを除外するものとして解釈されるべきでない。オーディオ受信機2のそれぞれの要素を、以下の例を用いて説明する。
オーディオ受信機2は、メインシステムプロセッサ6及びメモリユニット7を含んでよい。プロセッサ6及びメモリユニット7は、オーディオ受信機2の様々な機能及び作動の実行に必要な操作を行うプログラマブルデータプロセッシングコンポーネント及びデータストレージのいずれの適切な組み合わせを本明細書にて参照するために総称的に使用される。プロセッサ6は、特定用途向け集積回路(ASIC)、汎用マイクロプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号コントローラ、又は一式のハードウェアロジック構造(例えば、フィルタ、演算論理装置、及び専用ステートマシン)などの専用プロセッサであってよく、メモリユニット7は、超小型電子技術による不揮発性ランダムアクセスメモリと呼んでよい。オペレーティングシステムは、オーディオ受信機2の様々な機能を行うよう、プロセッサ6によって動作する又は実行されるオーディオ受信機2の様々な機能に特有のアプリケーションプログラムとともに、メモリユニット7内に記憶されてよい。例えば、オーディオ受信機2は、オーディオ受信機2の他のハードウェア要素とあわせて、方向判定ユニット9を含んでよく、ラウドスピーカアレイ3内の個々のトランスデューサ5を駆動して音を放出する。
一実施形態では、オーディオ受信機2は、一式の直交オーディオ信号8を含んでよい。直交オーディオ信号8は、最大長シーケンスなどの擬似ランダムバイナリシーケンスであってよい。擬似ランダムノイズシーケンスは、統計的乱数性に対する1つ以上の標準試験を満たすノイズに類似する信号である。一実施形態では、直交オーディオ信号8は、線形シフトレジスタを用いて生成されてよい。シフトレジスタのタップは、ラウドスピーカアレイ3の異なる側面に対して異なって設定され、したがって、ラウドスピーカアレイ3のそれぞれの側面に対して生成された直交オーディオ信号8が、すべての他の直交オーディオ信号8に対して高度に直交することを確かにする。直交オーディオ信号8は、2N-1の長さを伴うバイナリシーケンスであってよく、ここでNは、同時に駆動されるトランスデューサ5の数である。
一実施形態では、1つ以上の直交オーディオ信号8のそれぞれは、ラウドスピーカアレイ3の単一の側面、象限、又は方向に関連付けられている。例えば、図2に示すラウドスピーカアレイ3は、示される3A〜3Dの4つの象限/側面に分割されてよい。それぞれの象限は、単一かつ別個の直交オーディオ信号8に関連付けられてよい。この例では、ラウドスピーカアレイ3の3A〜3Dのそれぞれの象限に関連付けられた4つの別個の直交オーディオ信号8となる。直交オーディオ信号8は、オーディオ受信機2に統合された又はアクセス可能なメモリユニット7又は別のストレージユニット内に記憶されてよい。直交オーディオ信号8は、以下に更に詳細に説明するように、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定するために使用されてよい。
一実施形態では、メインシステムプロセッサ6は、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定する要求に応じて、1つ以上の直交オーディオ信号8を取得する。要求は、リモート機器(例えば、リスニング機器4)又はオーディオ受信機2内のコンポーネントにより起動されてよい。例えば、メインシステムプロセッサ6は、ユーザーがオーディオ受信機2上のテストボタンを選択したことに応じて、1つ以上の直交オーディオ信号8を取得することにより、ラウドスピーカアレイ3の方向を判定するための手順(例えば、方向判定ユニット9により画定された手順)を開始してよい。別の実施形態では、メインシステムプロセッサ6は、予め定められた間隔(例えば、毎分)に、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定する1つ以上の直交オーディオ信号8を定期的に取得してよい。
メインシステムプロセッサ6は、直交オーディオ信号8に基づいて駆動信号を生成してよい。駆動信号は、直交オーディオ信号8のそれぞれに対してビームパターンを生成する。例えば、メインシステムプロセッサ6は、それぞれの直交オーディオ信号8に対する高度に指向されたビームパターンに対応する一式の駆動信号を生成してよい。ビームパターンは、それぞれの直交オーディオ信号8に関連付けられた3A〜3Dの特定の象限/方向に沿って指向される。図2は、ラウドスピーカアレイ3の3A〜3Dの個別の象限に関連付けられた直交オーディオ信号8に対する4つのビームパターンのセンターラインを示す。駆動信号は、それぞれのビームパターンを同時に生成するためにトランスデューサ5を駆動するよう使用されてよい。オーディオ受信機2はまた、駆動信号に基づいて1つ以上の別個のアナログ信号を生成する1つ以上のデジタルアナログコンバータ10を含んでよい。デジタルアナログコンバータ10により生成されたアナログ信号は、トランスデューサ5が、それぞれの直交オーディオ信号8に関連付けられたビームパターンをまとめて放出するよう、ラウドスピーカアレイ3内の対応するトランスデューサ5を駆動するために、パワーアンプ11に供給される。以下に更に詳細に説明するように、リスニング機器4は、それぞれのビームパターンにより生成された音を、1つ以上のマイクロフォンを使用して、同時に検知してよい。これらの検知された信号は、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定するために使用されてよい。
一実施形態では、オーディオ受信機2はまた、アンテナ13を使用して、近隣の無線ルータ、アクセスポイント、及び/又は他の機器からデータパケットを送受信する、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)コントローラ12を含んでよい。WLANコントローラ12は、中間コンポーネント(例えば、ルータ又はハブ)を通して、オーディオ受信機2、及びリスニング機器4、若しくは/又はラウドスピーカアレイ3との間の通信を促進してよい。一実施形態では、オーディオ受信機2はまた、リスニング機器4、ラウドスピーカアレイ3、及び/又は他の機器との通信のために、関連付けられたアンテナ15を伴うBLUETOOTH(登録商標)送受信機14を含んでよい。
図4は、一実施形態による、リスニング機器の機能ユニットブロック図及びいくつかの構成するハードウェアコンポーネントを示す。図4に示すコンポーネントはリスニング機器4内に含まれる要素を表し、他のコンポーネントを除外するものとして解釈されるべきではない。リスニング機器4のそれぞれの要素を、以下の例を用いて説明する。
リスニング機器4は、メインシステムプロセッサ16及びメモリユニット7を含んでよい。プロセッサ16及びメモリユニット7は、リスニング機器4の様々な機能及び作動の実行に必要な操作を行うプログラマブルデータプロセッシングコンポーネント及びデータストレージのいずれの適切な組み合わせを本明細書にて参照するために総称的に使用される。プロセッサ16は、スマートフォンに主に見られるアプリケーションプロセッサであってよく、メモリユニット7は、超小型電子技術による不揮発性ランダムアクセスメモリと呼んでよい。オペレーティングシステムは、リスニング機器4の様々な機能を行うよう、プロセッサ16によって動作する又は実行されるリスニング機器4の様々な機能に特有のアプリケーションプログラムとともに、メモリユニット7内に記憶されてよい。例えば、(起動される、再開される、又はフォアグラウンドにある場合に)ユーザーが電話番号を「ダイアル」し、無線VOIP又はセルラープロトコルを使用して電話の呼び出しを開始でき、会話が終了すると呼び出しを「切る」ことが可能な電話アプリケーションがあってよい。
一実施形態では、リスニング機器4は、所与のプロトコル(例えば、セルラーGSM(登録商標)、セルラーCDMA、無線VOIP)の仕様にしたがって、アップリンク信号及びダウンリンク信号により、それぞれスピーチコーディング機能及びスピーチデコーディング機能を実行するベースバンドプロセッサ18を含んでよい。セルラーRF送受信機19は、コード化されたアップリンク信号をベースバンドプロセッサ18から受信し、この信号とともにアンテナ20を駆動する前に、この信号をキャリアバンドへアップコンバートする。同様に、RF送受信機19は、ダウンリンク信号をアンテナ20から受信し、この信号をベースバンドプロセッサ18へ送信する前に、この信号をベースバンドへダウンコンバートする。
一実施形態では、リスニング機器4はまた、アンテナ22を使用して、近隣の無線ルータ、アクセスポイント、及び/又は他の機器からデータパケットを送受信する、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)コントローラ21を含んでよい。WLANコントローラ21は、中間コンポーネント(例えば、ルータ又はハブ)を通して、オーディオ受信機2とリスニング機器4との間の通信を促進してよい。一実施形態では、リスニング機器4はまた、オーディオ受信機2との通信のために、関連付けられたアンテナ24を伴うBLUETOOTH(登録商標)送受信機23を含んでよい。例えば、リスニング機器4及びオーディオ受信機2は、WLANコントローラ21及びBLUETOOTH(登録商標)送受信機23の1つ以上を使用して、データを共有又は同期してよい。
一実施形態では、リスニング機器4は、デジタルオーディオ信号及びアナログオーディオ信号を管理するためのオーディオコーデック25を含んでよい。例えば、オーディオコーデック25は、コーデック25に連結された1つ以上のマイクロフォン26から受信した入力オーディオ信号を管理してよい。マイクロフォン26から受信したオーディオ信号の管理は、アナログデジタル変換及び一般信号処理を含んでよい。マイクロフォン26は、マイクロエレクトリカルメカニカルシステム(MEMS)マイクロフォン、圧電マイクロフォン、エレクトレットコンデンサマイクロフォン、又はダイナミックマイクロフォンを含むいずれの種類の音響電気トランスデューサ又はセンサであってよい。マイクロフォン26は、カージオイド、全方向性、及び8の字(figure-eight)などの様々な極性パターンを提供してよい。一実施形態では、マイクロフォン26の極性パターンは、経年により継続的に変化する場合がある。一実施形態では、マイクロフォン26は、リスニング機器4内に統合される。別の実施形態では、マイクロフォン26はリスニング機器4から分離しており、有線接続又は無線接続(例えば、BLUETOOTH(登録商標)及びIEEE(登録商標)802.11x)を通してリスニング機器4に連結される。
一実施形態では、リスニング機器4は、一式の直交オーディオ信号8を含んでよい。オーディオ受信機2に関して上述のように、1つ以上の直交オーディオ信号8のそれぞれは、ラウドスピーカアレイ3の3A〜3Dの象限に関連付けられる。例えば、3A〜3Dの4つの象限を伴う、図2に示すラウドスピーカアレイ3は、3A〜3Dの象限との1対1の関係にある4つの別個の直交オーディオ信号8を有してよい。直交オーディオ信号8は、リスニング機器4に統合された又はアクセス可能なメモリユニット7若しくは別のストレージユニット内に記憶されてよい。直交オーディオ信号8は、以下に更に詳細に説明するように、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定するために使用されてよい。
一実施形態では、直交オーディオ信号8は、オーディオ受信機2内に記憶された直交オーディオ信号8と同一でよい。この実施形態では、直交オーディオ信号8は、リスニング機器4とオーディオ受信機2との間にて、WLANコントローラ12及び21、並びにBLUETOOTH(登録商標)送受信機14及び23の1つ以上を使用して、共有又は同期される。
一実施形態では、リスニング機器4は、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定するための方向判定ユニット27を含む。リスニング機器4の方向判定ユニット27は、オーディオ受信機2の方向判定ユニット9とあわせて機能してよく、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定する。
図5は、一実施形態による、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定するための方法28を示す。方法28は、オーディオ受信機2及びリスニング機器4の双方の1つ以上のコンポーネントにより実行されてよい。一実施形態では、方法28の動作の1つ以上は、方向判定ユニット9及び/又は27により実行される。
一実施形態では、方法28は、オペレーション29にてオーディオ受信機2がラウドスピーカアレイ3を駆動して開始し、直交オーディオ信号8に基づく複数のビームパターンをリスニングエリア1内に同時に放出する。いくつかの実施形態では、トランスデューサ5は、異なる直交信号8の重畳を再生するよう駆動されてよい。上述のように、オーディオ受信機2は、ラウドスピーカアレイ3内のトランスデューサ5を、3A〜3Dの別個の象限/方向に沿って個別のビームパターンを放出するよう駆動してよい。ラウドスピーカアレイ3の3A〜3Dのそれぞれの象限と直交オーディオ信号8との間の関係は、オーディオ受信機2及び/又はリスニング機器4内に直交オーディオ信号8とともに記憶されてよい。例えば、以下の表は、オーディオ受信機2及び/又はリスニング機器4内に記憶されてよく、図2におけるそれぞれの象限/方向と、対応する直交オーディオ信号8との間の関係を示す。
Figure 2016519868
一実施形態では、直交オーディオ信号8は、人により知覚可能な通常の限度を超える超音波信号である。例えば、直交オーディオ信号8は20Hzを超えてよい。この実施形態では、オーディオ受信機2は、直交オーディオ信号8に対応するビームパターンを放出するようトランスデューサ5を駆動してよく、一方でトランスデューサ5を同時に駆動し、1つのサウンドプログラムコンテンツ(例えば、楽曲又は動画用オーディオトラック)に対応する音を放出する。この方法を用いて、直交オーディオ信号8は、ラウドスピーカアレイ3の方向を判定するよう使用されてよく、一方でラウドスピーカアレイ3は通常の作動中に使用される。これにより、リスナーのオーディオ体験を損なうことなく、ラウドスピーカアレイ3の方向が継続的かつ可変的に判定されることができる。
オペレーション30では、リスニング機器4は、ラウドスピーカアレイ3により生成された音を検知する。直交オーディオ信号8のそれぞれに対応するビームパターンは、ラウドスピーカアレイ3に対する個別の方向に同時に出力されるため、リスニング機器4は、同時に再生された直交オーディオ信号8のそれぞれに対応する音を含む、単一の検知されたオーディオ信号を生成する。例えば、リスニング機器4は、直交オーディオ信号8のそれぞれを含む5ミリ秒のオーディオ信号を生成してよい。リスニング機器4は、1つ以上のマイクロフォン26を、オーディオコーデック25とあわせて使用することで、ラウドスピーカアレイ3により生成された音を検知してよい。
一実施形態では、リスニング機器4は、リスニングエリア1内の音を継続的に録音する。別の実施形態では、リスニング機器4は、オーディオ受信機2により促されると起動して音を録音する。例えば、オーディオ受信機2は、WLANコントローラ12及び21、並びに/又はBLUETOOTH(登録商標)送受信機14及び23を使用して、録音コマンドをリスニング機器4へ送信してよい。録音コマンドは、リスニングエリア1内の音の録音を開始する方向判定ユニット27により傍受されてよい。
オペレーション31では、リスニング機器4は、処理及び方向判定のために、検知されたオーディオ信号をオーディオ受信機2に送信する。検知されたオーディオ信号の送信は、WLANコントローラ12及び21、並びに/又はBLUETOOTH(登録商標)送受信機14及び23を使用して行われてよい。一実施形態では、リスニング機器4は、オーディオ受信機2からの支援なしに、方向判定を実行する。この実施形態では、検知されたオーディオ信号は、オーディオ受信機2に送信されない。その代りに、方向判定はリスニング機器4により行われ、方向の結果は続いて、WLANコントローラ12及び21、並びに/又はBLUETOOTH(登録商標)送受信機14及び23を使用してオーディオ受信機2へ送信される。
オペレーション32では、検知されたオーディオ信号は、一式の相互相関信号を生成するために、記憶された直交オーディオ信号8のそれぞれと畳み込みされる。畳み込みはそれぞれの直交オーディオ信号8に対して行われるため、相互相関信号の数量は、直交オーディオ信号8の数量に等しくなる。相互相関信号のそれぞれは、その関連付けられた(例えば、表1に示すように)直交オーディオ信号として、同じ3A〜3Dの象限/側面に対応する。図6Aは、検知されたオーディオ信号の一例を示し、図6B及び図6Cは、各3A及び3Bの象限/方向に対応する、直交オーディオ信号8A及び8Bに対する相互相関信号を示す。相互相関信号はそれぞれ、一般スペクトル分布を上回る/下回るピーク又は谷部を含む。例えば、各図6B及び図6Cに示す相互相関信号は、異なる強度を伴うピークを含む。これらのピークは、オペレーション30にてリスニング機器4により検知された各直交オーディオ信号8のレベル、ピッチ、及び他の特性に対応する。
オペレーション33では、それぞれの相互相関信号におけるピークは、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を判定するよう比較される。一実施形態では、より高いピークを伴う相互相関信号に対応する3A〜3Dの象限は、より低いピークを伴う相互相関信号に対応する3A〜3Dの象限よりも、リスニング機器4に近いと判定される。例えば、図6B内のピークは3Aの象限に対応し、図6C内のピークは3Bの象限に対応する。この例では、3Aの象限に対応する図6B内のピークは、3Bの象限に対応する図6C内のピークより大きい。この違いに基づき、オペレーション33は、3Aの象限が、3Bの象限よりもリスニング機器4に近いと判定する。この関係を図7に示し、ここでは、3Aの象限が、3Bの象限よりもリスニング機器4に近い。対応する相互相関信号におけるピークのサイズ及び形状に基づいて、同様の推論が、3C及び3Dの象限に対してされてよい。これらの推論は、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の統合された方向を生成するよう組み合わせられてよい。例えば、図7に示すように、ラウドスピーカアレイ3の統合された方向は、ラウドスピーカアレイ3の3A〜3Dの軸又は特定の象限に対する方位測定値δとして表されてよい。別の実施形態では、ラウドスピーカアレイ3の統合された方向は、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の3A〜3Dのそれぞれの象限の方位測定値を含んでよい。
一実施形態では、直交オーディオ信号8に対応するそれぞれのビームパターンの相は、ラウドスピーカアレイ3に対するリスニング機器4の位置を判定するよう使用される。直交オーディオ信号8のそれぞれを放出するよう使用されるビームパターンを知ることで、放出されたビームパターンに対するリスニング機器4の位置が計算され得る。ビームパターン内のこの位置は続いて、ラウドスピーカアレイ3に対するリスニング機器4の位置を判定するよう使用されてよい。
図7に示すように、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向は、水平方向にて判定される。他の実施形態では、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向はまた、垂直方向にて判定されてよい。図8は、リスナーがリスニング機器4を保持しているリスニングエリア1の側面図を示す。この実施形態では、オペレーション33は、上記と同様の技術を使用して、リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の垂直方向を判定する。垂直方向は、ラウドスピーカアレイ3の複数の象限/側面と、アレイ3及びリスニング機器4の音響中心との間の鉛直角を含んでよい。
一実施形態では、複数のラウドスピーカアレイ3が、方向を判定するよう使用されてよい。例えば、図9に示すように、2つのラウドスピーカアレイ31及び32が、リスニング機器4とともにリスニングエリア1内に配置される。上記と同様の技術を使用して、オーディオ受信機2は、個別の直交オーディオ信号8に対応する個別のビームパターンを生成するよう、ラウドスピーカアレイ31及び32内のそれぞれのトランスデューサ5を駆動してよい。これらの直交オーディオ信号8に対応するそれぞれのビームパターンにより生成された、対応する音に基づき、ラウドスピーカアレイ31及び32の方向が判定されてよい。導き出された方向は、リスニング機器4及び/又は他のラウドスピーカアレイ31及び32に関連してよい。例えば、ラウドスピーカアレイ31に対する方位測定値δ11及びδ12は、リスニング機器4及びラウドスピーカアレイ32に対するラウドスピーカアレイ31の方向に対応してよい。同様に、ラウドスピーカアレイ32に対する方位測定値δ21及びδ22は、リスニング機器4及びラウドスピーカアレイ31に対するラウドスピーカアレイ32の方向に対応してよい。方位測定値δは、ラウドスピーカアレイ3の特定の象限又は別の部位に関連されてよい。一実施形態では、ラウドスピーカアレイ31及び32はそれぞれ、マイクロフォン26を含んでよい。この実施形態では、ラウドスピーカアレイ31及び32は、他のラウドスピーカアレイ3の方向判定を支援するよう、リスニング機器4として機能してよい。
一実施形態では、複数のラウドスピーカアレイ3からの直交オーディオ信号8のそれぞれの間の到着時間が、上記方向の推定の向上に使用されてよい。例えば、ラウドスピーカアレイ31により出力される直交オーディオ信号8に対応する音が、時間t1にて受信されてよく、ラウドスピーカアレイ32により出力される直交オーディオ信号8に対応する音が、時間t2にて受信されてよい。これらの時間に基づき、ラウドスピーカ31及び32間の距離が、以下の数式を使用して判定されてよい。
Figure 2016519868
ここで、cは空気中の音の速度であり、各d1及びd2は、ラウドスピーカ31及び32と、リスニング機器4との間の距離である。
方法28は、直交試験信号8の使用を通した、ラウドスピーカアレイ3の個別の側面又は方向における複数のトランスデューサ5の同時調査を可能にする。複数のトランスデューサ5及び、ラウドスピーカアレイ3の方向を同時に分析することにより、方法28は、トランスデューサ5を逐次的に駆動することに比較して、より正確な方向判定を大幅に短い期間にて可能にする。リスニング機器4に対するラウドスピーカアレイ3の方向を素早く判定することで、ラウドスピーカアレイ3により生成された音の即時かつ継続的な調整が行われ得る。例えば、オーディオ受信機2は、リスニング機器4(及び、推論されたリスナー/ユーザー)がラウドスピーカアレイ3の左にあると判定すると、ラウドスピーカアレイ3により放出された1つ以上のビームパターンを調整してよい。ラウドスピーカアレイ3内のトランスデューサ5のすべてを同時に駆動し、それに応じてすべての測定を同時に行うことはまた、測定間のリスニング機器/測定機器4の移動による問題を回避する。なぜなら、すべての測定が同時に行われるからである。
更に、直交試験信号8を使用することで、ラウドスピーカアレイ3の方向を判定するための方法28は、無関係の音に対してより堅牢である。例えば、オーディオ受信機2は、方向判定プロセスに影響を与えることなく、オーディオトラックを同時に再生しながら、ラウドスピーカアレイ3の方向を判定してよい。
先に説明したように、本発明の実施形態は製品であり、1つ以上のデータ処理コンポーネント(全体的に「プロセッサ」と本明細書でいう)が、先述した動作を実行するようにプログラムする命令が記憶された機械可読媒体(超小型電子技術によるメモリなど)とすることができる。他の実施形態では、これらの動作の一部は、結線論理回路(例えば、専用デジタルフィルタブロック及びステートマシン)を含む特定のハードウェアコンポーネントにより実行されてよい。それらの動作は、あるいは、プログラムされたデータ処理コンポーネント及び固定された結線回路(hardwired circuit)コンポーネントの任意の組み合わせにより実行されることがあり得る。
ある実施形態について説明し添付の図面に示してきたが、当然のことながら、このような実施形態は大まかな発明を単に例示するものであってそれを限定するものではなく、また、本発明は図示及び説明した特定の構成及び配置には限定されない。なぜならば、他の種々の変更が当業者に想起され得るからである。したがって、説明は、限定的ではなく例示的であるとみなされる。

Claims (25)

  1. 複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための方法であって、前記方法が、
    複数のビームパターンであって、それぞれのビームパターンが、個別の直交オーディオ信号を使用して駆動される、複数のビームパターンを同時に生成するよう、前記オーディオ出力機器内の前記複数のトランスデューサを駆動することと、
    検知されたオーディオ信号を生成するよう、それぞれのビームパターンにより生成された音をリスニング機器により検知することと、
    前記検知されたオーディオ信号に基づき、前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器の方向を判定することと、
    を含むことを特徴とする、複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための方法。
  2. それぞれのビームパターンが、前記オーディオ出力機器の別個の象限に対する異なる方向に放出されることを特徴とする、請求項1に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための方法。
  3. 前記検知されたオーディオ信号に基づいて、前記オーディオ出力機器の方向を前記判定することが、
    それぞれのビームパターンを生成するよう使用される前記直交オーディオ信号を取得することと、
    前記オーディオ出力機器のそれぞれの象限に対する相互相関信号を生成するよう、それぞれの直交オーディオ信号を、前記検知されたオーディオ信号と畳み込むことと、
    前記相互相関信号に基づき、前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器の方向を判定することと、
    を含むことを特徴とする、請求項2に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための方法。
  4. より高いピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の象限が、より低いピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の象限よりも前記リスニング機器に近いことを特徴とする、請求項3に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための方法。
  5. 早くにピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の象限が、遅くにピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の象限よりも前記リスニング機器に近いことを特徴とする、請求項3に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための方法。
  6. それぞれのビームパターンの相が、前記オーディオ出力機器の象限に対する前記リスニング機器の位置を判定するよう分析されることを特徴とする、請求項2に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための方法。
  7. 前記スピーカの判定された方向が、前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器のそれぞれの象限に対する方位測定値を含むことを特徴とする、請求項1に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための方法。
  8. 前記方位測定値が、垂直面における前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器の方向に関連することを特徴とする、請求項7に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための方法。
  9. 前記方位測定値が、水平面における前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器の方向に関連することを特徴とする、請求項7に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための方法。
  10. オーディオ出力機器の方向を判定するためのリスニング機器であって、前記リスニング機器が、
    検知された音信号を生成するよう、前記オーディオ出力機器内に統合されたトランスデューサを通して同時に再生される直交オーディオ信号により駆動される複数のビームパターンにより生成された音を検知するためのマイクロフォンと、
    前記検知された音信号に基づき、それぞれの直交オーディオ信号に対して相互相関信号を生成することにより、前記検知された音に基づき、前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器の方向を判定するための方向判定ユニットと、
    を備えることを特徴とする、オーディオ出力機器の方向を判定するためのリスニング機器。
  11. 前記直交オーディオ信号及び、それぞれの直交オーディオ信号の、前記オーディオ出力機器の個別の側面との関連を記憶するメモリユニットを更に備えることを特徴とする、請求項9に記載のオーディオ出力機器の方向を判定するためのリスニング機器。
  12. 前記方向判定ユニットが、
    前記直交オーディオ信号を取得し、
    前記オーディオ出力機器のそれぞれの側面に対する前記相互相関信号を生成するよう、それぞれの直交オーディオ信号を、前記検知された音と畳み込み、
    前記相互相関信号に基づき、前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器の1つ以上の側面の方向を判定することを特徴とする、請求項10に記載のオーディオ出力機器の方向を判定するためのリスニング機器。
  13. より高いピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の側面が、より低いピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の側面よりも前記リスニング機器に近いことを特徴とする、請求項11に記載のオーディオ出力機器の方向を判定するためのリスニング機器。
  14. 早くにピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の側面が、遅くにピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の側面よりも前記リスニング機器に近いことを特徴とする、請求項11に記載のオーディオ出力機器の方向を判定するためのリスニング機器。
  15. それぞれのビームパターンの相が、前記オーディオ出力機器の側面に対する前記リスニング機器の位置を判定するよう分析されることを特徴とする、請求項10に記載のオーディオ出力機器の方向を判定するためのリスニング機器。
  16. 前記直交オーディオ信号と同期するよう前記オーディオ出力機器と通信するためのネットワークアダプタを更に備えることを特徴とする、請求項9に記載のオーディオ出力機器の方向を判定するためのリスニング機器。
  17. 前記オーディオ出力機器の判定された方向が、前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器のそれぞれの側面に対する方位測定値を含むことを特徴とする、請求項9に記載のオーディオ出力機器の方向を判定するためのリスニング機器。
  18. 前記リスニング機器が携帯電話であることを特徴とする、請求項9に記載のオーディオ出力機器の方向を判定するためのリスニング機器。
  19. 複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための製品であって、前記製品が、
    命令を記憶する非一時的可読記憶媒体であって、前記命令がコンピュータ内のプロセッサによって実行されると、
    複数のビームパターンであって、それぞれのビームパターンが、個別の直交オーディオ信号を使用して駆動される、複数のビームパターンを同時に生成するよう、前記オーディオ出力機器内の前記複数のトランスデューサを駆動し、
    リスニング機器から受信した、検知されたオーディオ信号であって、前記検知されたオーディオ信号は、それぞれのビームパターンにより生成された音を表す、検知されたオーディオ信号を処理し、
    前記検知されたオーディオ信号に基づき、前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器の方向を判定する、
    命令を記憶する非一時的可読記憶媒体を備えることを特徴とする、複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための製品。
  20. それぞれのビームパターンが、前記オーディオ出力機器の別個の象限に対する異なる方向に放出されることを特徴とする、請求項19に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための製品。
  21. 前記非一時的可読記憶媒体が、更なる命令であって、前記プロセッサによって実行されると、
    それぞれのビームパターンを生成するよう使用される前記直交オーディオ信号を取得し、
    前記オーディオ出力機器のそれぞれの象限に対する相互相関信号を生成するよう、それぞれの直交オーディオ信号を、前記検知されたオーディオ信号と畳み込み、
    前記相互相関信号に基づき、前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器の方向を判定する
    更なる命令を記憶することを特徴とする、請求項20に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための製品。
  22. より高いピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の象限が、より低いピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の象限よりも前記リスニング機器に近いことを特徴とする、請求項21に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための製品。
  23. 早くにピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の象限が、遅くにピークを伴う相互相関信号に対応する前記オーディオ出力機器の象限よりも前記リスニング機器に近いことを特徴とする、請求項21に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための製品。
  24. それぞれのビームパターンの相が、前記オーディオ出力機器の象限に対する前記リスニング機器の位置を判定するよう分析されることを特徴とする、請求項20に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための製品。
  25. 前記スピーカの判定された方向が、前記リスニング機器に対する前記オーディオ出力機器のそれぞれの象限に対する方位測定値を含むことを特徴とする、請求項19に記載の複数のトランスデューサを伴うオーディオ出力機器の方向を判定するための製品。
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