JP2016518151A - 耳鳴りを抑制するための装置および方法 - Google Patents
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Abstract
対象の耳鳴りを完全にまたは部分的に抑制する耳鳴り抑制音を対象に知覚させる、ヒト対象において耳鳴りを治療するための方法および装置。耳鳴り抑制音は、ヒト対象のための対等な音程からずれた音程に設定することができる。ずれは、対等な音程より1オクターブ以上または半オクターブ低いか、または高くあることができる。ずれをまた、ヒト対象の聴力損失の関数として、および音発生装置における限界の関数として設定して、音発生装置を身に着けているときにヒト対象にとって最適な音が、その状況で使用される音であるようにすることもできる。発生音はまた、抑制の向上のために、正弦波を用いて変調されてもよい。他の方法および装置も開示する。【選択図】図3
Description
本発明は、概して耳鳴りの治療のための装置及び方法に関する。
耳鳴りは、対応する外部の音が存在しない中での音の知覚である。耳鳴りは、傷害、感染、度重なる誇大な大音、または、正常な老化プロセスを含む人の聴覚を損傷もしくは変更し得るいかなるものによっても引き起こされ得、片方または両方の耳に現れ得る。その高音程の共鳴で知られているが、耳鳴りとは、その音程および周波数は様々な内部騒音である。知覚される音は、静かな暗騒音から、非常にうるさく知覚される信号まで多岐に渡る。
耳鳴りは大部分の患者において感音難聴の状態で発生するため、耳鳴りは蝸牛中で周辺的に引き起こされると仮定される。騒音被害により、不動毛およびクチクラ板中の構造タンパク質の分子変化が起こる。細胞質カルシウムレベルは音に反応して劇的に増加し、正常な有毛細胞機能を妨害する可能性がある。進行性の損傷は、基底膜のある特定の領域における有毛細胞の完全な破壊をもたらす。異常な聴覚信号は、有毛細胞が失われた領域周辺で発生し、これが音の知覚をもたらす周辺効果である。更に、聴覚神経線維は、静かな間は自発的に活性であり、神経伝達物質の放出をもたらす。自発的活性の損失は、異常な中枢聴覚活動につながり得、これが音として知覚される場合がある。耳鳴りの原因としての音声入力および周辺効果の欠如は、人工内耳移植後に一般に見られる耳鳴りの減少を説明し得る。
先行技術であるPCT出願第WO2009/076191 A1号、題「Devices and Methods for Suppression of Tinnitus」(「’191出願」)に示されるように、耳鳴りは、重症度および聴覚損失の有無に応じて3つのカテゴリーに分けることができる。カテゴリー0は、人の生活に与える影響が低い耳鳴りを特徴とする。カテゴリー1および2は、生活に与える影響が高い耳鳴りを説明するために使用され、中でもカテゴリー2は、耳鳴りを伴う主観的聴覚損失の存在を示す。’191出願は、この通則に従ったが、ラウドネスに基づく第2のパラメータも定義した。ラウドネスパラメータは、低、中、または高として、各対象が判定した。1が最も小さい音(閾値)、10がラウドネスの上限である10段階評価で、小が0〜3、中が4〜6、大が7〜10である。
図1は、この耳鳴り重症度分類および典型的耳鳴り患者母集団のグラフ表示である。’191出願中で説明されたように、カテゴリー0内の患者は、耳鳴り治療を求める可能性が最も低い。ラウドネスが低レベルであるカテゴリー1および2の患者には、TRTが役立つ可能性がある。TRTは、大部分の患者(72.5%)に対して緩和に役立つが、作業能力(25.5%)および睡眠能力(47%)に関しては、はるかに小さいパーセンテージにしか利益をもたらさないことが示されている。現在のところ、ラウドネスが高レベルであるカテゴリー1および2の患者は、多くの場合、有効な治療がないままとなっている。
一部の製造業者は、マスキング音を生成することができるイヤホンを提供している。マスキング方法は軽症型の耳鳴りに苦しむ人々には効果があるが、耳鳴りを隠すためには外部音が耳鳴りよりも大きい必要があるため、うるさい耳鳴りに苦しむ人々には効果がない。薬物、外科手術、および心理療法などのいくつかの治療が存在するが、いずれも一貫して有効ではなく、重大な副作用を有することがある。
’191出願は、耳鳴りを抑制するための技法を提示する。しかしながら、市販の音発生装置単独、または多くの対象患者における聴力損失との組み合わせでの限界により、患者は耳鳴りに苦しみ続けている。
耳鳴りの治療のための新たな装置および方法の開発に対する必要性が、当技術分野で依然として存在する。
本発明は、耳鳴を抑制するための方法および装置を提供する。
一態様に従い、ヒト対象における耳鳴り症状を治療するための音を生成する方法を提供する。方法は、ヒト対象からのフィードバックの関数として提示音の周波数を調整して、耳鳴り症状に対応する対等な音程を少なくとも含む調整音を生成することを含む。本方法はまた、対等な音程からずれた事前選択音程の音を生成することを含む。生成音は、ヒト対象のための耳鳴り抑制音を提供する。事前選択音程は、対等な音程より1オクターブ以上または半オクターブ低くまたは高くずれていてもよい(オフセット)。正弦波を用いて生成音を変調して、変調音を生成することができる。携帯型音生成装置は、補聴器、耳音響装置、イヤホン、ヘッドホン、スピーカ、人工内耳、または埋め込み型電極であることができる。
別の態様に従い、ヒト対象における耳鳴り症状を治療するための音を生成する方法を提供する。本方法は、ヒト対象からのフィードバックの関数として提示音の周波数を調整して、耳鳴り症状に対応する対等な音程を少なくとも含む調整音を生成することを含む。本方法はまた、携帯型音生成装置をヒト対象上に配置することと、修正音を、ヒト対象からのフィードバックの関数としての対等な音程からずれた事前選択音程で、携帯型音生成装置を用いて生成することとを含む。修正音は、ヒト対象のための耳鳴り抑制音を提供する。事前選択音程は、対等な音程から、ヒト対象からのフィードバックに基づいて携帯型音生成装置によって生成される最も近い可聴音程までずれていてもよい。最も近い可聴音程は、ヒト対象からのフィードバックに基づく対等な音程との類似性を持つ最も近い可聴音程であってもよい。事前選択音程は、対等な音程から、ヒト対象における聴力限界の関数として、および携帯型音生成装置における音生成限界の関数として、携帯型音生成装置によって生成される最も近い可聴音程までずれていてもよい。
更に別の態様に従い、ヒト対象における耳鳴りを治療するための音を生成する装置を提供する。装置は、ヒト対象上に配置されるように適合された携帯型音生成装置と、ヒト対象から受信したフィードバックの関数として、ヒト対象に提示される音の周波数を調整して、対等な音程を含む調整音を生成するための命令を実行するプロセッサとを含む。携帯型音生成装置は、対等な音程からずれた事前選択音程の音を生成する。生成音は、ヒト対象のための耳鳴り抑制音を提供する。事前選択音程は、対等な音程より1オクターブ以上または半オクターブ低くまたは高くずれていてもよい。装置は、生成音または変調音の関数として音を発生させるための、補聴器、耳音響装置、イヤホン、ヘッドホン、スピーカ、人工内耳、または埋め込み型電極であることができる。
更にまた別の態様に従い、ヒト対象における耳鳴りを治療するための音を生成する装置を提供する。装置は、ヒト対象上に配置されるように適合された携帯型音生成装置と、ヒト対象から受信したフィードバックの関数として、ヒト対象に提示される音の周波数を調整して、対等な音程を含む調整音を生成するための命令を実行するプロセッサとを含む。携帯型音生成装置は、対等な音程からずれた事前選択音程の修正音を生成し、事前選択音程は、携帯型音生成装置およびヒト対象からのフィードバックによって生成された音の関数として事前選択される。修正音は、ヒト対象のための耳鳴り抑制音を提供する。事前選択音程は、対等な音程から、ヒト対象からのフィードバックに基づいて携帯型音生成装置によって生成される最も近い可聴音程までずれていてもよい。最も近い可聴音程は、ヒト対象からのフィードバックに基づく対等な音程との類似性を持つ最も近い可聴音程であってもよい。事前選択音程は、対等な音程から、ヒト対象における聴力限界の関数として、および携帯型音生成装置における音生成限界の関数として、携帯型音生成装置によって生成される最も近い可聴音程までずれていてもよい。
更にまた別の態様に従い、耳鳴りと関連付けられる既知の対等な音程を有する、ヒト対象における耳鳴りを治療するための音を生成する装置を提供する。装置は、ヒト対象上に配置されるように適合された携帯型音生成装置と、対等な音程からずれた音程の様々な音を生成するための携帯型音生成装置内の電気的接続とを含む。装置はまた、音程を、携帯型音生成装置およびヒト対象からのフィードバックによって生成される様々な音の関数として設定するための入力を含む。携帯型音生成装置は、修正音を、設定音程の関数として発生させる。修正音は、ヒト対象のための耳鳴り抑制音を提供する。電気的接続は、様々な音に対応する信号を受信するように適合された電気リード線を含むことができる。電気的接続は、様々な音に対応する信号を発生させるための回路を含むことができる。携帯型音生成装置は、正弦波を用いて生成音を変調して、変調音を生成し得る。携帯型音生成装置は、修正音または変調音を発生させるための、補聴器、耳音響装置、イヤホン、ヘッドホン、スピーカ、人工内耳、または埋め込み型電極を含んでもよい。装置は、対等な音程より1オクターブ以上または半オクターブ低くまたは高くずれている事前選択音程の音を生成することができる。
他の目的および特徴を、下文で一部明白で、一部指摘されるであろう。
以下の発明を実施するための形態、およびそれが参照する添付の図面は、本発明の実施例または実施形態の一部を説明することを意図しており、必ずしも全てではない。記載の実施形態は、あらゆる点で単に例示的であり、限定的とみなされるべきではない。この発明を実施するための形態の内容および添付の図面は、本発明の範囲を限定することを意図しない。
先行技術のように耳鳴りを隠す場合、耳鳴り音は、耳鳴り音と同等またはそれより大きい音量の、ホワイトノイズまたは帯域通過音などのマスキング音で遮られる。故に、マスキング音は耳鳴り音を完全に遮るために耳鳴り音と少なくとも同等の音量である必要があるため、耳鳴りが隠されているときは、対象の音環境は、彼らの耳鳴りのみを聞くことと同一かそれよりうるさいのである。マスカーが耳鳴りよりも静かに提示される場合、部分マスキングとして知られる事例が起こる。その名が示すように、これは、耳鳴りが部分的に遮られるため音量がより低く感じられるが、部分マスカーの存在により全体的な音環境はほぼ同一となる。本発明は、対象に耳鳴り抑制音(外部音響、または電子蝸牛、または所望の耳鳴り抑制音に対応する神経性刺激であってもよい)を提供することによって、耳鳴りを抑制する。耳鳴り抑制音は耳鳴りよりも低い音量であることができ、実質的にまたは完全に対象の耳鳴りの知覚を排除する。その結果、対象は、より低い音量の抑制音のみを聞く。この抑制音は耳鳴りよりも弱くてよいため、全体的な音環境は本発明の使用によって減少し得る。
図2は、耳鳴りマスキングと耳鳴り抑制との差異を図示する。総マスキングでは、耳鳴りは可聴でないが、マスカーは耳鳴りよりもうるさい。部分マスキングについては、マスカーは耳鳴りよりも弱く、耳鳴りの知覚は減少するが、音の全体レベル(マスカーおよび耳鳴り)は、耳鳴りのみと類似する。抑制については、耳鳴りよりも弱い音が提示されるが、耳鳴りの知覚は排除されるか、または減退する。全体レベルは耳鳴りのみより小さくなる。
本発明は、耳鳴りを抑制するための音送達装置および方法を含む。本装置は、ヒト対象に耳鳴り抑制音を送達するために使用可能である任意の装置である。そのような音は、オーディオ装置(例えば、スピーカ(複数可)を持つステレオまたはモノ音響放出装置(例えば、スピーカ、イヤホン(複数可)、ヘッドホン(複数可)など))を介して音響的に、または、針電極、人工耳、人工内耳などの、電極もしくは電極アレイを介して電気的に、送達され得る。音は、静的または動的であることができ、純音、クリックトレイン、振幅変調および周波数変調音、ならびに発話および音楽を含む。
耳鳴り抑制音を選択した後、それは、一連の治療において、または対象の耳鳴りの抑制をもたらすために継続的に、対象に送達される。耳鳴り抑制音は、音響音の形態(例えば、スピーカ、イヤホン、ヘッドホン、差し込み型イヤホン、外耳道挿入スピーカ、補聴器など)で、または内耳、聴覚神経、もしくは脳の適切な領域への電気的刺激として、送達され得る。本発明の耳鳴り抑制治療をもたらすために使用できる人工内耳および埋め込み型電極の非限定的な例は、先行技術である米国特許出願公開第2007/0203536号(Hochmairら)に記載される。
また任意に、耳鳴り抑制音のラウドネスは、耳鳴りよりも弱くなるように調整でき、それにより、対象が不必要に高い知覚音環境に曝されるのを避けることを可能にする。耳鳴り抑制音は、音響音、または人工内耳を介して送達される電気的刺激などの電気的刺激として、送達され得る。
耳鳴りの反響増加が、音響的または電子的耳鳴り抑制音のオフセット後に、一部の対象に生じ得る。一部の場合には、抑制器を8時間以上使用すると、反響は何時間も持続し得る。反響を軽減するための1つの方法は、抑制器中でおよそ1分のオフセットランプを発生させることである。オフセットランプは、1分間以上かけて耳鳴り抑制音の振幅を徐々に減少させる。これらの事象関連誘発電位を使用して、耳鳴りの存否を客観的に識別するために使用できる、耳鳴り「特徴」を導くことができる。
図3は、耳鳴りを抑制するための装置および方法を開示する略図である。図3は、プロセッサ100、携帯型音生成装置(「PSGD」)120、メモリ140、ヒト対象160、およびインタフェース180を大まかに開示する。プロセッサ100は、プロセッサ100によって実行可能なコンピュータ実行可能命令の規則エンジンを記憶する有形的コンピュータ可読媒体を含む。これらの実行可能命令を以下でより詳細に説明する。PSGD120は、ヒト対象160にオーディオインタフェースを提供し、調整およびフィッティング中、ならびに使用中に、ヒト対象160によって典型的に装着される。PSGD120は、フィッティングおよび調整中の様々な音程の音、ならびに本明細書に開示の、生成音、修正音、および変調音を含む、ヒト対象160が聞く全ての音を生成するために使用される。音は、PSGD120が対応する音を生成する際に使用するための適切なデータおよび駆動信号を、ライン110を介して供給するプロセッサ100によって制御される。
フォームファクターの問題として、プロセッサ100は、PSGD120およびメモリ140の一部として含めることができる。そのような統合装置は、補聴器のハウジング内に含まれる回路の全てを持つ補聴器として製造することができる。差し込み型イヤホン、イヤホン、ヘッドホン、人工内耳、埋め込み型電極、スピーカ、および任意の他の耳音響装置を通して音を発生させるための類似の一般的に見られる電子装置も使用することができ、同一の装置中に、プロセッサ100、PSGD120、およびメモリ140を含むことができる。同様に、プロセッサ100は、プロセッサ100とPSGD120との電気的接続(例えば、ライン110)を持って、診療所(または類似の施設)内に個別部品として設置することができる。この形態では、矢印130で示すように、PSGD120(従来の補聴器、差し込み型イヤホン、イヤホン、ヘッドセット、スピーカ、および任意の他の耳音響装置、人工内耳、または埋め込み型電極など)は、耳鳴り症状に対する対等な音程をプロセッサ100の使用により判定する間、ヒト対象160によって装着され得る。本明細書に記載のセットおよび事前選択音程オフセットも、ユーザがPSGD120を装着しながら判定することができる。同様に、本明細書に記載の、生成音、修正音、および変調音も、ヒト対象がPSGD120を装着しながら、試験および調整することができる。ヒト対象160が、フィッティングおよびPSDG120の音響性能の調整中に、PSGDを装着しているという事実は、PSGDによって引き起こされる、および/またはヒト対象160とPSGD120との間の適合によって引き起こされる、歪みおよび/または音響性能変動を補償するのを助ける。
調整およびフィッティングプロセス中に、ヒト対象160は、PSGD120を通して音を聞き、インタフェース180を見て、矢印170で示すようにインタフェース180を通してフィードバックを提供する。そのようなフィードバックは、適用音の知覚に関するヒト対象からのフィードバックが必要とされる場合に、音の音程、音量、知覚ラウドネス、または任意の他の音特性に関する、PSGD120からの適用音のヒト対象の知覚を含む。ヒト対象160のフィードバックに関するデータは、インタフェース180で入力され、ライン190を介してプロセッサ100に提供される。
本明細書に記載の方法に従って記載の回路を使用して、ヒト対象の耳鳴り症状のための対等な音程、適切なずれた音程、および対応する耳鳴り抑制音を決定することができる。本明細書に開示の、生成音、修正音、および変調音に対応するデータは、データライン150を介してメモリ140に記憶することができる。フォームファクターの問題として、メモリ140は、PSGD120を含むパッケージに含めることができるか、またはそれはプロセッサ100を含むパッケージに含めることができる。メモリ140がプロセッサ100に含まれる場合は、データライン150は、プロセッサ100をメモリ140に直接接続する(図示なし)。
プロセッサ100によって実行可能なコンピュータ命令は、ヒト対象の耳鳴り症状のための対等な音程を決定するためのプロトコールを実行するための命令を含む。ヒト対象160における耳鳴り症状のための対等な音程を決定するための技法は、当技術分野で既知である。一例としては、そのような耳鳴り対等なトーンは、インタフェース180を介してトーンの振幅および周波数を調整して知覚耳鳴りのラウドネスおよび音程を一致させるように命令を受けるPSGD120を介して、外部トーンを対象に提示することによって取得してもよい。耳鳴り対等なトーンは、ダブルブラケット手順によることで最も正確に取得され、ダブルブラケット手順とは、外部トーンの振幅がまず知覚耳鳴りラウドネスよりもはるかに弱く、次にはるかにうるさく提示され、より弱い振幅およびよりうるさい振幅の範囲を、外部トーンが知覚耳鳴りラウドネスよりもちょうど気がつく程度に弱くまたはうるさくなるまで、減少させることである。外部トーンのちょうど気がつく程度に弱い振幅およびうるさい振幅の平均が、対等な耳鳴りラウドネスである。対等な耳鳴りラウドネスを取得したら、外部トーンの周波数を知覚耳鳴り音程よりもはるかに低くおよび高く変化させる。類似して、周波数の範囲を、外部トーンが知覚耳鳴り音程よりもちょうど気がつく程度に低くまたは高くなるまで、減少させる。外部トーンのちょうど気がつく程度に弱い周波数およびうるさい周波数の平均が、対等な耳鳴り音程である。
プロセッサ100によって実行可能なコンピュータ命令はまた、ヒト対象160における耳鳴り症状のための対等な音程からずれた設定または事前選択音程の音を生成するための命令も含む。例えば、これらのコンピュータ命令は、対等な音程よりも1オクターブ以上または半オクターブ、例えば、0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、または4オクターブ低くまたは高くずれている音程に基づいて、音を生成するために選択することができる。聴力損失を持つほとんどの人は、より高い周波数でより大きな損失を有するため、より低い音程への移行がより一般的である(しかし、一部の人は他の種類の損失を有し、それは音程の上方移行を意味するため、常にではない)。オクターブ間の音程の移行は比較的単純である。整数での乗算は、音程を対応するオクターブの数だけ上げ、整数「2」での除算は、音程を対応するオクターブの数だけ下げる。例えば、8,000Hzの対等な音程では、音程における1オクターブの上方移行は、16,000Hzとなり得、音程における1、2、3、および4オクターブの下方移行は、それぞれ、4,000Hz、2,000Hz、1,000Hz、および500Hzとなり得る。ヒト対象160が対等な音程付近の聴覚損失を患った場合、および/またはヒト対象が装着する特定のPSGDが、対等な音程で好適な音レベルを提供するのに十分な周波数応答を欠く場合、および/または対等な音程がヒト対象160にとって単に不快であるか、もしくは煩わしい場合には、好ましい移行は、利用可能な最も近いオクターブまで音程を移行させることである。インタフェース180を通したヒト対象160からのフィードバックを介しての適切なオクターブまたは半オクターブ移行を識別する際、そのような音程および生成音の識別された移行に対応するデータは、その後、そのようなヒト対象160のための耳鳴り抑制音の生成における後続使用のために、メモリ140に記憶される。
オクターブごとの移行に対する論拠は2つある。第1に、鐘の音などの多くの自然音は、周波数成分を1つではなく多く有し、これらの成分は、多くの場合、オクターブ間隔によって関係している。多くの音がこの関係を有するため、ヒトの脳は、オクターブ間隔を持つ音が一部のニューロンと相互作用する処理戦略を発達させた。そのため、オクターブを通して移行させることにより、類似のニューロン活動および音刺激に対する応答がある。第2に、耳鳴り音程対等なを受けているヒト対象が、オクターブ離れた2トーン間隔が共にそれらの耳鳴りと同等に類似すると判断されるが、ここでこれら2つのオクターブ終点間の値はより類似しているという現象である「オクターブ混乱」を経験することは、極めて一般的である。
プロセッサ100によって実行可能なコンピュータ命令はまた、ヒト対象160における耳鳴り症状のための対等な音程から、対等なピットに最も近い可聴音程まで、より好ましくは、対等な音程との類似性を持つ最も近い可聴音程までずれた設定または事前選択音程の音を生成するための命令も含む。対等な音程を始めとして、コンピュータ命令は、そのような最も近い可聴音程がインタフェース180を通したヒト対象160からのフィードバックによって識別されるまで、音程および対応する生成音が変化すること規定する。そのような識別された音程および生成音と対応するデータは、その後、そのようなヒト対象160のための耳鳴り抑制音の生成における後続使用のために、メモリ140に記憶される。
プロセッサ100によって実行可能なコンピュータ命令は、ヒト対象160が知覚した耳鳴り症状のラウドネスを決定し、その後、耳鳴り抑制音の強度をその知覚ラウドネスレベルを下回るように設定するためのプロトコールを実行するための命令を含む。
プロセッサ100によって実行可能なコンピュータ命令はまた、聴覚障害のあるヒト対象160の周波数応答を、ヒト対象160が装着する特定のPSGD120から利用可能な周波数応答および対応する音レベルと比較して、ヒト対象160が耳鳴り抑制治療に応答するレベルでPSGD120が生成することができる音に対応する音程を特定するための命令も含む。コンピュータ命令は、PSGDを駆動してヒト対象160のための該音を生成することに使用するために、その識別された音程および/または対応する生成音に対応するデータを記憶する。
プロセッサ100によって実行可能なコンピュータ命令はまた、本明細書に開示の、生成音、修正音、および変調音にオフセットランプを選択的に付加するための命令も含む。繰り返しだが、これは、治療終了時の反響に関する問題を回避することに役立つ。
使用中、本明細書に開示の装置は、ヒト対象160における耳鳴り症状を治療する多くの異なる方法の実践を提供する。例えば、1つのそのような方法は、ヒト対象160上に配置したPSGD120を用いて音を生成することを含む。生成音は、ヒト対象160のための耳鳴り抑制音であり、対等な音程からずれた事前選択音程を有する。所望の場合、生成音は、耳鳴り症状を治療するための振幅変調音または周波数変調音を生成するための、正弦波を用いて変調された振幅または周波数であることができる。本方法の更なる実践では、事前選択音程は、上記のように、半オクターブまたは全オクターブ高いまたは低い周波数にずれていることができる。あるいは、事前選択音程は、対等な音程から、最も近い可聴音程、好ましくは、インタフェース180を通したヒト対象160からのフィードバックに基づいてPSGD120によって生成される、対等な音程との類似性を持つ直近の可聴音程まで、ずれていることができる。また別として、事前選択音程は、対等な音程から、ヒト対象160における聴力限界の関数として、およびPSGD120における音生成限界の関数として、PSGD120によって生成される最も近い可聴音程までずれていてもよい。オフセットランプは、治療セッションの終了時に、ヒト対象160に提供される音に付加できることが好ましい。方法はまた、生成音、修正音、または変調音をヒト対象160に適用した後に、インタフェース180を通してヒト対象160からの追加のフィードバックを受信し、その後、そのような追加のフィードバックの関数として、そのような適用音の強度を、ゼロからヒト対象160が知覚するラウドネス未満の範囲内で調整することも含む。
実際には、異なる装置は、どのような構成を所望であっても、図3に示す異なるハードウェア構成要素を組み立てることによって構築することができる。例えば、生成音、修正音、または変調音を用いてヒト対象160における耳鳴りを治療するための装置は、ヒト対象160上に配置されたPSGD160を含み得る。プロセッサ100は次に、PSGD120に、ヒト対象の対等な音程からずれた設定または事前選択音程の音を生成させて、耳鳴り症状を抑制するための命令を実行することができる。プロセッサ100は、上記のように、PSGD120に、半オクターブまたは全オクターブ高くまたは低くずれた設定または事前選択音程の音を生成させるための命令を実行することができる。あるいは、設定または事前選択音程は、対等な音程から、最も近い可聴音程、好ましくは、インタフェース180を通したヒト対象160からのフィードバックに基づいてPSGD120によって生成される、対等な音程との類似性を持つ最も近い可聴音程まで、ずれていることができる。また別として、設定または事前選択音程は、対等な音程から、ヒト対象160における聴力限界の関数として、およびPSGD120における音生成限界の関数として、PSGD120によって生成される最も近い可聴音程までずれていてもよい。プロセッサ100はまた、正弦波を用いて音の振幅または周波数を変調して、ヒト対象160における耳鳴り症状を抑制するための振幅変調音または周波数変調音を生成するための命令を実行することもできる。ヒト対象160がPSGD120から音を受信した後、プロセッサ100は、インタフェース180を通してヒト対象160から追加のフィードバックを受信するための、および、追加のフィードバックの関数として、そのような音の強度を、強度がゼロから知覚ラウドネス未満の範囲内に入るように調整するための、更なる命令を実行することができる。オフセットランプは、治療セッションの終了時に、ヒト対象160に提供される音に付加できることが好ましい。
プロセッサ100がPSGD120を含むフォームファクターに含まれない場合には、対等な音程からPSGD120によって出力された音を変化させるための設定および調整が、PSGD120とプロセッサ100との間の電気的接続110を介して、プロセッサ100によって行われる。PSGD120は、様々な音の関数として音程を設定して、ヒト対象160のための対等な音程からずれた耳鳴り抑制音を提供するための入力を含む。設定および調整を行った後、電気的接続110は分離され(ラインを抜くことなどによって)、様々な耳鳴り抑制音に対応する信号を発生させるために必要な回路は、PSGD120のフォームファクターに残り、入力を通じてコネクタ110への電気的接続を確立する。設定音程は、上記のように、半オクターブまたは全オクターブ高いまたは低い周波数にずれていることができる。あるいは、設定音程は、対等な音程から、最も近い可聴音程、好ましくは、インタフェース180を通したヒト対象160からのフィードバックに基づいてPSGD120によって生成される、対等な音程との類似性を持つ最も近い可聴音程まで、ずれていることができる。また別として、設定音程は、対等な音程から、ヒト対象160における聴力限界の関数として、およびPSGD120における音生成限界の関数として、PSGD120によって生成される最も近い可聴音程までずれていてもよい。耳鳴り抑制音の振幅または周波数を、正弦波を用いて変調して、ヒト対象160における耳鳴り症状を抑制するための振幅変調音または周波数変調音を生成することができる。オフセットランプは、治療セッションの終了時に、ヒト対象160に提供される音に付加できることが好ましい。
本発明を、本発明のある特定の実施例または実施形態を参照して上文で説明してきたが、種々の追加、削除、改変、および修正が、意図する本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、それらの実施例および実施形態に行い得ることを理解されたい。例えば、一実施形態または実施例の任意の要素または特質は、そうすることにより実施形態または実施例がその意図する使用に対して不適切となる場合が別途指示されない限り、別の実施形態または実施例中に組み込むか、またはそれらと共に使用してもよい。また、方法またはプロセスのステップを特定の順序で記載または列挙した場合には、そのようなステップの順序は、別途指示のない限り、またはそうすることによりその意図する目的のために方法もしくはプロセスが実行不可能とならない限り、変更してもよい。全ての合理的な追加、削除、修正、および改変は、記載した実施例および実施形態の均等物とみなされるべきであり、以下の特許請求の範囲内に含まれる。
本発明を詳細に説明したが、修正及び変形が、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲から逸脱することなく可能であることが、明らかとなるであろう。
本発明の要素またはその好ましい実施形態(複数可)を導入するとき、冠詞「1つの(a)」、「1つの(an)」、「その「the」、および「前記(said)」は、その要素が1つ以上あることを意味するように意図する。用語「備える(comprising)」、「含む(including)」、および「有する(having)」は、包含的であり、列挙される要素以外に追加の要素があり得ることを意味するように意図する。
上記を考慮すると、本発明のいくつかの目的が達成され、他の有利な結果が得られることが分かるであろう。
種々の変更が、本発明の範囲から逸脱することなく上の製品および方法においてなされ得るため、上の説明および添付の図面に包含される全ての事項は、限定的な意味ではなく例示として解釈されるべきであることを意図する。
Claims (94)
- ヒト対象における耳鳴り症状を治療するための音を生成する方法であって、
前記ヒト対象からのフィードバックの関数として提示音の周波数を調整して、前記耳鳴り症状に対応する対等な音程を少なくとも含む調整音を生成するステップと、
前記対等な音程からずれた事前選択音程の音を生成するステップと、を含み、
前記生成音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、方法。 - 正弦波を用いて前記生成音を変調して、変調音を生成することを更に含み、前記変調音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、請求項1に記載の方法。
- 前記生成ステップが、前記ヒト対象上に配置されるように適合された携帯型音生成装置を用いて前記変調音を生成することを更に含む、請求項2に記載の方法。
- 前記生成ステップが、前記ヒト対象上に配置されるように適合された携帯型音生成装置を用いて前記音を生成することを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記携帯型音生成装置が、補聴器、耳音響装置、イヤホン、ヘッドホン、スピーカ、人工内耳、または埋め込み型電極を備える、請求項3または4に記載の方法。
- 前記事前選択音程が、前記対等な音程より1オクターブ低くずれている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記事前選択音程が、前記対等な音程より半オクターブ低くずれている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記事前選択音程が、前記対等な音程より2オクターブ低くずれている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記事前選択音程が、前記対等な音程より3オクターブ低くずれている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記事前選択音程が、前記対等な音程より4オクターブ低くずれている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記事前選択音程が、前記対等な音程より1オクターブ高くずれている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記事前選択音程が、前記対等な音程より半オクターブ高くずれている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記調整音が知覚ラウドネスを有し、前記生成音が前記知覚ラウドネスより低い強度を有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記調整ステップが、前記対等な音程に達するまで周波数範囲を減少させることを含めて、前記提示音の前記周波数を調整することを含み、前記周波数範囲が、知覚音程より小さい範囲からそれより大きい範囲まで変化する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記調整ステップが、前記提示音の振幅を調整することを含む、請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
- 前記調整ステップが、知覚ラウドネスに達するまで振幅範囲を減少させることを含めて、前記提示音の前記振幅を調整することを含み、前記振幅範囲が、ゼロから知覚ラウドネスより大きい範囲まで変化する、請求項15に記載の方法。
- 前記音を前記ヒト対象に適用することにより、前記ヒト対象の前記耳鳴りを抑制することを更に含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
- 前記変調音を前記ヒト対象に適用することにより、前記ヒト対象の前記耳鳴りを抑制することを更に含む、請求項2〜17のいずれか一項に記載の方法。
- 前記音または前記変調音を適用した後に、前記ヒト対象からの追加のフィードバックを受信することと、前記追加のフィードバックの関数として、前記音または前記変調音の強度を、ゼロから知覚ラウドネス未満の範囲内で調整することと、を更に含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
- 前記音または前記変調音にオフセットランプを付加することを更に含む、請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法。
- 前記音または前記変調音に対応するデータを、携帯型オーディオ装置中に記憶することを更に含む、請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
- 前記生成音が振幅を有し、前記変調ステップが、前記生成音の前記振幅を変調して、振幅変調音を生成することを含む、請求項2〜21のいずれか一項に記載の方法。
- 前記生成音が周波数を有し、前記変調ステップが、前記生成音の前記周波数を変調して、周波数変調音を生成する、請求項2〜22のいずれか一項に記載の方法。
- ヒト対象における耳鳴り症状を治療するための音を生成する方法であって、
前記ヒト対象からのフィードバックの関数として提示音の周波数を調整して、前記耳鳴り症状に対応する対等な音程を少なくとも含む調整音を生成するステップと、
携帯型音生成装置を前記ヒト対象上に配置するステップと、
修正音を、前記ヒト対象からのフィードバックの関数としての前記対等な音程からずれた事前選択音程で、前記携帯型音生成装置を用いて生成するステップと、を含み、
前記修正音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、方法。 - 前記事前選択音程が、前記対等な音程から、前記ヒト対象からのフィードバックに基づいて前記携帯型音生成装置によって生成される最も近い可聴音程までずれている、請求項24に記載の方法。
- 前記最も近い可聴音程が、前記ヒト対象からのフィードバックに基づく前記対等な音程との類似性を持つ前記最も近い可聴音程を更に含む、請求項25に記載の方法。
- 前記事前選択音程が、前記対等な音程から、前記ヒト対象における聴力限界の関数として、および前記携帯型音生成装置における音生成限界の関数として、前記携帯型音生成装置によって生成される前記最も近い可聴音程までずれている、請求項24に記載の方法。
- 前記携帯型音生成装置が、補聴器、耳音響装置、イヤホン、ヘッドホン、スピーカ、人工内耳、または埋め込み型電極を備える、請求項24〜27のいずれか一項に記載の方法。
- 正弦波を用いて前記修正音を変調して、変調音を生成することを更に含み、前記変調音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、請求項24〜28のいずれか一項に記載の方法。
- 前記修正音が振幅を有し、前記変調ステップが、前記修正音の前記振幅を変調して、振幅変調音を生成することを含む、請求項29に記載の方法。
- 前記修正音が周波数を有し、前記変調ステップが、前記修正音の前記周波数を変調して、周波数変調音を生成する、請求項30に記載の方法。
- 前記調整音が知覚ラウドネスを有し、前記修正音が前記知覚ラウドネスより低い強度を有する、請求項24〜31のいずれか一項に記載の方法。
- 前記調整ステップが、前記対等な音程に達するまで周波数範囲を減少させることを含めて、前記提示音の前記周波数を調整することを含み、前記周波数範囲が、知覚音程より小さい範囲からそれより大きい範囲まで変化する、請求項24〜32のいずれか一項に記載の方法。
- 前記調整ステップが、前記提示音の振幅を調整することを含む、請求項24〜33のいずれか一項に記載の方法。
- 前記調整ステップが、知覚ラウドネスに達するまで振幅範囲を減少させることを含めて、前記提示音の前記振幅を調整することを含み、前記振幅範囲が、ゼロから知覚ラウドネスより大きい範囲まで変化する、請求項34に記載の方法。
- 前記修正音を前記ヒト対象に適用することにより、前記ヒト対象の前記耳鳴りを抑制することを更に含む、請求項24〜35のいずれか一項に記載の方法。
- 前記変調音を前記ヒト対象に適用することにより、前記ヒト対象の前記耳鳴りを抑制することを更に含む、請求項25〜36のいずれか一項に記載の方法。
- 前記修正音または前記変調音を適用した後に、前記ヒト対象からの追加のフィードバックを受信することと、前記追加のフィードバックの関数として、前記修正音または前記変調音の強度を、ゼロから知覚ラウドネス未満の範囲内で調整することと、を更に含む、請求項24〜37のいずれか一項に記載の方法。
- 前記修正音または前記変調音にオフセットランプを付加することを更に含む、請求項24〜38のいずれか一項に記載の方法。
- 前記修正音または前記変調音に対応するデータを、携帯型オーディオ装置中に記憶することを更に含む、請求項24〜39のいずれか一項に記載の方法。
- ヒト対象における耳鳴りを治療するための音を生成するための装置であって、
前記ヒト対象上に配置されるように適合された携帯型音生成装置と、
前記ヒト対象から受信したフィードバックの関数として、前記ヒト対象に提示される音の周波数を調整して、対等な音程を含む調整音を生成するための命令を実行するプロセッサと、を含み、
前記携帯型音生成装置が、前記対等な音程からずれた事前選択音程の音を生成し、
前記生成音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、装置。 - 前記プロセッサが、正弦波を用いて前記生成音を変調して、変調音を生成するための命令を更に実行し、前記変調音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、請求項41に記載の装置。
- 前記生成音または前記変調音の関数として音を発生させるための、補聴器、耳音響装置、イヤホン、ヘッドホン、スピーカ、人工内耳、または埋め込み型電極を更に備える、請求項41または42に記載の装置。
- 前記プロセッサが、オーディオインタフェースを介して前記ヒト対象に前記生成音または前記変調音を適用するための命令を更に実行することにより、前記ヒト対象の前記耳鳴りを抑制する、請求項41〜43のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、
オーディオインタフェースを介して前記ヒト対象に前記音を提示して、
入力インタフェースを介して、前記ヒト対象からの前記フィードバックを受信するための、命令を更に実行する、請求項41〜44のいずれか一項に記載の装置。 - 請求項45に記載の装置であって、
前記ヒト対象に前記音を提示するための前記オーディオインタフェースと、
前記ヒト対象からの前記フィードバックを受信するための前記入力インタフェースと、を更に備える、装置。 - 前記調整することが、前記提示音の強度を調整することを更に含む、請求項41〜46のいずれか一項に記載の装置。
- 前記調整音が知覚ラウドネスを有し、前記生成音または前記変調音が前記知覚ラウドネスより低い強度を有する、請求項41〜47のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、
前記生成音または前記変調音を適用した後に、前記ヒト対象からの追加のフィードバックを受信して、
前記追加のフィードバックの関数として、前記生成音または前記変調音の強度を調整するための、命令を更に実行し、前記生成音または前記変調音が、ゼロから前記知覚ラウドネス未満までの範囲に入る、請求項41〜48のいずれか一項に記載の装置。 - 前記装置が、携帯型オーディオ装置を更に含み、前記プロセッサが、前記生成音または前記変調音に対応するデータを、前記携帯型オーディオ装置中に記憶するための命令を更に実行する、請求項41〜49のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記対等な音程より1オクターブ低くずれている前記事前選択音程の前記音を生成するための命令を更に実行する、請求項41〜50のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記対等な音程より半オクターブ低くずれている前記事前選択音程の前記音を生成するための命令を更に実行する、請求項41〜50のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記対等な音程より2オクターブ低くずれている前記事前選択音程の前記音を生成するための命令を更に実行する、請求項41〜50のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記対等な音程より3オクターブ低くずれている前記事前選択音程の前記音を生成するための命令を更に実行する、請求項41〜50のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記対等な音程より4オクターブ低くずれている前記事前選択音程の前記音を生成するための命令を更に実行する、請求項41〜50のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記対等な音程より1オクターブ高くずれている前記事前選択音程の前記音を生成するための命令を更に実行する、請求項41〜50のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記対等な音程より半オクターブ高くずれている前記事前選択音程の前記音を生成するための命令を更に実行する、請求項41〜50のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記生成音または前記変調音にオフセットランプを付加するための命令を更に実行する、請求項41〜57のいずれか一項に記載の装置。
- 前記生成音が振幅を有し、前記プロセッサが、前記生成音の前記振幅を変調して、振幅変調音を生成するための命令を更に実行する、請求項42〜58のいずれか一項に記載の装置。
- 前記生成音が周波数を有し、前記プロセッサが、前記生成音の前記周波数を変調して、周波数変調音を生成するための命令を更に実行する、請求項42〜58のいずれか一項に記載の装置。
- ヒト対象における耳鳴りを治療するための音を生成するための装置であって、
前記ヒト対象上に配置されるように適合された携帯型音生成装置と、
前記ヒト対象から受信したフィードバックの関数として、前記ヒト対象に提示される音の周波数を調整して、対等な音程を含む調整音を生成するための命令を実行するプロセッサと、を含み、
前記携帯型音生成装置が、前記対等な音程からずれた事前選択音程の修正音を生成し、
前記事前選択音程が、前記携帯型音生成装置および前記ヒト対象からのフィードバックによって生成される音の関数として事前選択され、
前記修正音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、装置。 - 前記事前選択音程が、前記対等な音程から、前記ヒト対象からのフィードバックに基づいて前記携帯型音生成装置によって生成される最も近い可聴音程までずれている、請求項61に記載の装置。
- 前記最も近い可聴音程が、前記ヒト対象からのフィードバックに基づく前記対等な音程との類似性を持つ前記最も近い可聴音程を更に含む、請求項62に記載の装置。
- 前記事前選択音程が、前記対等な音程から、前記ヒト対象における聴力限界の関数として、および前記携帯型音生成装置における音生成限界の関数として、前記携帯型音生成装置によって生成される前記最も近い可聴音程までずれている、請求項61に記載の装置。
- 前記携帯型音生成装置が、補聴器、耳音響装置、イヤホン、ヘッドホン、スピーカ、人工内耳、および/または埋め込み型電極を備える、請求項61〜64のいずれか一項に記載の装置。
- 前記携帯型音生成装置が、正弦波を用いて前記修正音を変調して、変調音を生成するための変調器を更に備え、前記変調音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、請求項61〜65のいずれか一項に記載の装置。
- 前記修正音が振幅を有し、前記変調器が、前記修正音の前記振幅を変調して、振幅変調音を生成し、前記振幅変調音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、請求項66に記載の装置。
- 前記修正音が周波数を有し、前記変調器が、前記修正音の前記周波数を変調して、周波数変調音を生成し、前記周波数変調音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、請求項66に記載の装置。
- 前記プロセッサが、
オーディオインタフェースを介して前記ヒト対象に前記音を提示して、
入力インタフェースを介して、前記ヒト対象からの前記フィードバックを受信するための、命令を更に実行する、請求項61〜68のいずれか一項に記載の装置。 - 請求項69に記載の装置であって、
前記ヒト対象に前記音を提示するための前記オーディオインタフェースと、
前記ヒト対象からの前記フィードバックを受信するための前記入力インタフェースと、を更に備える、装置。 - 前記調整音が知覚ラウドネスを有し、前記修正音または前記変調音が前記知覚ラウドネスより低い強度を有する、請求項61〜70のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、
前記修正音または前記変調音を適用した後に、前記ヒト対象からの追加のフィードバックを受信して、
前記追加のフィードバックの関数として、前記修正音または前記変調音の強度を調整するための、命令を更に実行し、前記修正音または前記変調音が、ゼロから前記知覚ラウドネス未満までの範囲に入る、請求項61〜71のいずれか一項に記載の装置。 - 前記装置が、携帯型オーディオ装置を更に含み、前記プロセッサが、前記修正音または前記変調音に対応するデータを、前記携帯型オーディオ装置中に記憶するための命令を更に実行する、請求項61〜72のいずれか一項に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記修正音または前記変調音にオフセットランプを付加するための命令を更に実行する、請求項61〜73のいずれか一項に記載の装置。
- 前記修正音が振幅を有し、前記携帯型音生成装置が、前記修正音の前記振幅を変調して、振幅変調音を生成するための変調器を更に備え、前記振幅変調音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、請求項61〜74のいずれか一項に記載の装置。
- 前記修正音が周波数を有し、前記携帯型音生成装置が、前記修正音の前記周波数を変調して、周波数変調音を生成するための変調器を更に備え、前記周波数変調音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、請求項61〜74のいずれか一項に記載の装置。
- 前記耳鳴りと関連付けられる既知の対等な音程を有する、ヒト対象における前記耳鳴りを治療するための音を生成するための装置であって、
前記ヒト対象上に配置されるように適合された携帯型音生成装置と、
前記対等な音程からずれた音程の様々な音を生成するための前記携帯型音生成装置内の電気的接続と、
音程を、前記携帯型音生成装置および前記ヒト対象からのフィードバックによって生成される前記様々な音の関数として設定するための入力と、を備え、
前記携帯型音生成装置が、修正音を、前記設定音程の関数として発生させ、
前記修正音が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音である、装置。 - 前記電気的接続が、前記様々な音に対応する信号を受信するように適合された電気リード線を備える、請求項77に記載の装置。
- 前記電気的接続が、前記様々な音に対応する信号を発生させるための回路を備える、請求項77に記載の装置。
- 前記携帯型音生成装置が、正弦波を用いて前記生成音を変調し、前記変調音が、前記ヒト対象のために前記携帯型音生成装置によって生成される耳鳴り抑制音である、請求項77〜79のいずれか一項に記載の装置。
- 前記携帯型音生成装置が、前記修正音または前記変調音を発生させるための、補聴器、耳音響装置、イヤホン、ヘッドホン、スピーカ、人工内耳、または埋め込み型電極を更に備える、請求項77〜80のいずれか一項に記載の装置。
- 前記生成音または前記変調音に対応するデータを記憶するためのメモリを更に備える、請求項77〜81のいずれか一項に記載の装置。
- 前記設定音程が、前記対等な音程より半オクターブ低くずれている、請求項77〜82のいずれか一項に記載の装置。
- 前記設定音程が、前記対等な音程より2オクターブ低くずれている、請求項77〜82のいずれか一項に記載の装置。
- 前記設定音程が、前記対等な音程より3オクターブ低くずれている、請求項77〜82のいずれか一項に記載の装置。
- 前記設定音程が、前記対等な音程より4オクターブ低くずれている、請求項77〜82のいずれか一項に記載の装置。
- 前記設定音程が、前記対等な音程より1オクターブ高くずれている、請求項77〜82のいずれか一項に記載の装置。
- 前記設定音程が、前記対等な音程より半オクターブ高くずれている、請求項77〜82のいずれか一項に記載の装置。
- 前記設定音程が、前記対等な音程から、前記ヒト対象からのフィードバックに基づいて前記携帯型音生成装置によって生成される最も近い可聴音程までずれている、請求項77〜82のいずれか一項に記載の装置。
- 前記最も近い可聴音程が、前記ヒト対象からのフィードバックに基づく前記対等な音程との類似性を持つ前記最も近い可聴音程を更に含む、請求項89に記載の装置。
- 前記設定音程が、前記対等な音程から、前記ヒト対象における聴力限界の関数として、および前記携帯型音生成装置における音生成限界の関数として、前記携帯型音生成装置によって生成される前記最も近い可聴音程までずれている、請求項77〜82のいずれか一項に記載の装置。
- 前記修正音が振幅を有し、前記携帯型音生成装置が、前記修正音の前記振幅を変調して、振幅変調音を生成するための変調器を更に備え、前記携帯型音生成装置が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音として前記振幅変調音を生成する、請求項77〜91のいずれか一項に記載の装置。
- 前記修正音が周波数を有し、前記携帯型音生成装置が、前記修正音の前記周波数を変調して、周波数変調音を生成するための変調器を更に備え、前記携帯型音生成装置が、前記ヒト対象のための耳鳴り抑制音として前記周波数変調音を生成する、請求項77〜91のいずれか一項に記載の装置。
- 前記携帯型音発生装置が、前記修正音または前記変調音にオフセットランプを付加する、請求項77〜93のいずれか一項に記載の装置。
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