本発明は、通信分野に関し、特にビデオ通信方法、ホーム端末及びホームサーバに関する。
ホームサーバ(home server)は、ネットワークケーブル及び電話回線を使用することにより外部に接続されたホームデータセンタであり、データを集中的に格納して共有する目的を達成するために、様々なケーブルを使用することにより家庭内の他のデバイスに、すなわち、ホーム端末に接続される。オーディオ及びビデオ技術の進展により、多くの端末ユーザがビデオ通信機能を使用している。従来技術では、ビデオ通信を実行する2つの方式が存在する。1つは、ビデオ通信機能がQQ及びSkypeのような専用のビデオ通信クライアントを使用することにより実現されることである。この方式では、ビデオ通信クライアントは、様々なホーム端末及びOS(Operating System、オペレーティングシステム)に適合する必要があり、ビデオ通信クライアントの互換性が比較的悪く、ビデオ通信クライアントを開発するコストが高い。
WebRTC(WEB-based Real Time Communication、ウェブベース・リアルタイム通信)技術の進展により、ホーム端末はまた、他の方式でビデオ通信を実行し得る。すなわち、ホーム端末は、WebRTCによってビデオ通信を実行する。具体的には、ホーム端末は、ホーム端末のブラウザを使用してインターネットサーバと協力することにより、WebRTCに基づいてビデオ通信サービスを直接実現する。しかし、ホーム端末がホーム端末のブラウザを使用してインターネットサーバと協力することにより、WebRTCに基づいてビデオ通信サービスを直接実現する方式は、スタンドアローン型通信サービスにのみ適している。従って、家庭内のビデオ通信の共有、又は家庭内の複数端末のテレビ会議のような他のホームビデオ通信サービスは、必要に応じて実現することはできない。
本発明の実施例の目的は、ホーム端末の様々なオペレーティングシステムとのビデオ通信ソフトウェアの互換性の問題を解決し、家庭内の様々なビデオ通信サービスを便利に実現するための、ホームネットワークでビデオ通信を実行する方法、ホーム端末、ホームサーバ及びホームビデオ通信システムを提供することである。
第1の態様によれば、ホームネットワークでビデオ通信を実行する方法が提供され、この方法は、ホーム端末により、ユーザアカウント情報を保持する検出メッセージをホームサーバに送信し、ホームサーバにより返信されたビデオ通信ホームページを受信し、ビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのソケット(Socket)接続を確立するステップと、ホーム端末により、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行するステップとを含む。
第1の可能な実現方式では、第1の態様に従って、ホーム端末により、Socket接続によって、ウェブベースWebRTCアプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行するステップは、具体的に、WebRTCプロキシがビデオ通信呼を開始して呼接続を実行するようにホームサーバの呼シグナリング制御モジュールを起動するため、ホーム端末により、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、ホームサーバのWebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始するステップと、WebRTCアプリケーションにより、Socket接続によって、WebRTCプロキシの通知に従って、WebRTCプロキシと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するステップであり、WebRTCプロキシが呼シグナリング制御モジュールとビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシが、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、WebRTCアプリケーションに対してWebRTCプロキシと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するように命令するステップである。
第2の可能な実現方式では、第1の可能な実現方式を参照して、家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットが家庭外のビデオ通信メディアストリームのフォーマットと異なる場合、WebRTCプロキシは、家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットから家庭外のビデオ通信メディアストリームのフォーマットへの変換、又は家庭外のビデオ通信メディアストリームのフォーマットから家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットへの変換を実行する。
第3の可能な実現方式では、第1の態様を参照して、ホーム端末により、Socket接続によって、ウェブベースWebRTCアプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行するステップは、具体的に、ホーム端末により、Socket接続によってWebRTCアプリケーションを使用することにより、WebRTCプロキシにより開始されたビデオ通信呼を受信するステップであり、ビデオ通信呼は、ホームサーバの呼シグナリング制御モジュールを使用することにより、WebRTCプロキシを起動することによって開始されるステップと、WebRTCプロキシが内部システムを使用することにより、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するためにユーザ返答シグナリングを発呼者に返信するように呼シグナリング制御モジュールを呼び出すため、WebRTCアプリケーションにより、ユーザ応答に従って、ユーザが呼に応答したという情報をWebRTCプロキシに返信するステップである。
第4の可能な実現方式では、第1の態様を参照して、ホーム端末により、Socket接続によって、ウェブベースWebRTCアプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行するステップは、具体的に、ホーム端末により、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、WebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始するステップであり、WebRTCプロキシがホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトするため、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持するステップである。
第5の可能な実現方式では、第1の態様を参照して、ホーム端末により、Socket接続によって、ウェブベースWebRTCアプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行するステップは、具体的に、ホーム端末により、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、WebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、ホームサーバのWebRTCプロキシがターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するように呼シグナリング制御モジュールを起動するため、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、WebRTCプロキシモジュールにより、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、WebRTCプロキシにより、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信するステップである。
、ユーザアカウント情報を保持しておりホーム端末により送信された検出メッセージを受信し、ホームサーバにより、アカウント情報のマッチングを実行し、ホーム端末がビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのソケット(Socket)接続を確立するため、マッチングが成功した後にビデオ通信ホームページをホーム端末に返信するステップと、ホームサーバのWebRTCプロキシにより、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)を使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にするステップとを含む。
第1の可能な実現方式では、第2の態様に従って、ホームサーバのWebRTCプロキシにより、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にするステップは、具体的に、WebRTCプロキシにより、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信するステップであり、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始されるステップと、WebRTCプロキシにより、ビデオ通信呼を開始し、呼接続を実行するように呼シグナリング制御モジュールを起動するステップと、呼シグナリング制御モジュールがWebRTCプロキシとのビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシにより、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、ホーム端末のWebRTCアプリケーションと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するステップである。
第2の可能な実現方式では、第1の可能な実現方式を参照して、家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットが家庭外のビデオ通信メディアストリームのフォーマットと異なる場合、WebRTCプロキシは、家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットから家庭外のビデオ通信メディアストリームのフォーマットへの変換、又は家庭外のビデオ通信メディアストリームのフォーマットから家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットへの変換を実行する。
第3の可能な実現方式では、第2の態様を参照して、ホームサーバのWebRTCプロキシにより、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にするステップは、具体的に、WebRTCプロキシにより、シグナリング呼モジュールの起動に従って、ホーム端末に対するビデオ通信呼を開始し、呼シグナリングモジュールにより、ホーム端末に対して開始されたビデオ通信呼を受信した後に、WebRTCプロキシを起動するステップと、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するため、WebRTCプロキシにより、ホーム端末のWebRTCアプリケーションにより返信された呼返答情報に従って、ユーザ返答シグナリングを返信するように呼シグナリング制御モジュールを起動するステップであり、WebRTCアプリケーションにより返信された呼返答情報は、ユーザ応答に従ってWebRTCアプリケーションにより返信されるステップと、呼シグナリング制御モジュールがWebRTCプロキシとビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシにより、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、ホーム端末のWebRTCアプリケーションと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するステップである。
第4の可能な実現方式では、第2の態様を参照して、ホームサーバのWebRTCプロキシにより、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にするステップは、具体的に、WebRTCプロキシにより、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信するステップであり、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始され、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持するステップと、WebRTCプロキシにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するステップと、WebRTCプロキシにより、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答したことを示すメッセージを受信した後に、ホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトするステップである。
第5の可能な実現方式では、第2の態様を参照して、ホームサーバのWebRTCプロキシにより、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にするステップは、具体的に、WebRTCプロキシにより、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信するステップであり、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始され、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持するステップと、WebRTCプロキシにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するステップと、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答したことを示すメッセージを受信した後に、WebRTCプロキシにより、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信するステップである。
第3の態様によれば、ホーム端末が提供され、ホーム端末は、ユーザアカウント情報を保持する検出メッセージをホームサーバに送信し、ホームサーバにより返信されたビデオ通信ホームページを受信し、ビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのソケット(Socket)接続を確立するように構成された接続確立ユニットと、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行するように構成されたビデオ通信処理ユニットと、ビデオ通信処理ユニットに接続され、ビデオ通信処理ユニットにより処理されたビデオ通信ピアエンドのビデオ情報をホーム端末のユーザに対して表示するように構成されたモニタと、ビデオ通信処理ユニットに接続され、ビデオ通信処理においてホーム端末のユーザのオーディオ情報をビデオ通信処理ユニットに送信するように構成されたマイクロフォンと、ビデオ通信処理ユニットに接続され、ビデオ通信処理ユニットにより処理されたビデオ通信ピアエンドのオーディオ情報をホーム端末のユーザに対して再生するように構成されたヘッドセット又はスピーカとを含む。
第1の可能な実現方式では、第3の態様を参照して、ビデオ通信ユニットが、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行することは、具体的に、WebRTCプロキシがビデオ通信呼を開始して呼接続を実行するようにホームサーバの呼シグナリング制御モジュールを起動するため、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、ホームサーバのWebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、WebRTCアプリケーションが、Socket接続によって、WebRTCプロキシの通知に従って、WebRTCプロキシと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立し、WebRTCプロキシが呼シグナリング制御モジュールとビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシが、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、WebRTCアプリケーションに対してWebRTCプロキシと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するように命令すること、又は、ホーム端末が、Socket接続によってWebRTCアプリケーションを使用することにより、WebRTCプロキシにより開始されたビデオ通信呼を受信し、ビデオ通信呼は、ホームサーバの呼シグナリング制御モジュールを使用することにより、WebRTCプロキシを起動することによって開始され、WebRTCプロキシが内部システムを使用することにより、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するためにユーザ返答シグナリングを発呼者に返信するように呼シグナリング制御モジュールを呼び出すため、WebRTCアプリケーションが、ユーザ応答に従って、ユーザが呼に応答したという情報をWebRTCプロキシに返信すること、又は、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、WebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、WebRTCプロキシがホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトするため、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持すること、又は、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、WebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、ホームサーバのWebRTCプロキシがターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するように呼シグナリング制御モジュールを起動するため、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、WebRTCプロキシモジュールが、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、WebRTCプロキシが、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信することである。
第4の態様によれば、ホームサーバが提供され、ホームサーバは、ユーザアカウント情報を保持しておりホーム端末により送信された検出メッセージを受信し、受信したアカウント情報のマッチングを実行し、ホーム端末がビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのソケット(Socket)接続を確立するため、マッチングが成功した後にビデオ通信ホームページをホーム端末に返信するように構成された接続確立ユニットと、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にするWebRTCプロキシを含むビデオ通信ユニットとを含む。
第1の可能な実現方式では、第4の態様を参照して、ビデオ通信ユニットは、呼シグナリング制御モジュールを更に含み、WebRTCプロキシは、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信し、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始され、WebRTCプロキシは、ビデオ通信呼を開始し、呼接続を実行するように呼シグナリング制御モジュールを起動し、WebRTCプロキシが呼シグナリング制御モジュールとのビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシは、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、ホーム端末のWebRTCアプリケーションと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立する、或いは、WebRTCプロキシは、シグナリング呼モジュールの起動に従って、ホーム端末に対するビデオ通信呼を開始し、ホーム端末に対して開始されたビデオ通信呼を受信した後に、呼シグナリングモジュールは、WebRTCプロキシを起動し、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するため、WebRTCプロキシは、ホーム端末のWebRTCアプリケーションにより返信された呼返答情報に従って、ユーザ返答シグナリングを返信するように呼シグナリング制御モジュールを起動し、WebRTCアプリケーションにより返信された呼返答情報は、ユーザ応答に従ってWebRTCアプリケーションにより返信され、呼シグナリング制御モジュールがWebRTCプロキシとビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシは、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、ホーム端末のWebRTCアプリケーションと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立する、或いは、WebRTCプロキシは、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信し、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始され、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、WebRTCプロキシは、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答したことを示すメッセージを受信した後に、WebRTCプロキシは、ホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトする、或いは、WebRTCプロキシは、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信し、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始され、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、WebRTCプロキシは、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答したことを示すメッセージを受信した後に、WebRTCプロキシは、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信する。
第5の態様によれば、ホームビデオ通信システムが提供され、ホームビデオ通信システムは、ホーム端末とホームサーバとを含み、ホーム端末は、ユーザアカウント情報を保持する検出メッセージをホームサーバに送信し、ホームサーバは、ユーザアカウント情報を保持しておりホーム端末により送信された検出メッセージを受信し、ホームサーバは、アカウント情報のマッチングを実行し、マッチングが成功した後にビデオ通信ホームページをホーム端末に返信し、ホーム端末は、ホームサーバにより返信されたビデオ通信ホームページを受信し、ビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのソケット(Socket)接続を確立し、ホーム端末は、ビデオ通信を実現するため、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシと相互作用する。
本発明の実施例の技術的対策を明確に説明するために、以下に、実施例又は従来技術を説明するために必要な添付図面について簡単に紹介する。明らかに、以下の説明において、添付図面は、本発明の単にいくつかの実施例を示しているに過ぎず、当業者は、創造的取り組みを行うことなく、依然としてこれらの添付図面から他の図面を導き得る。
本発明の実施例によるホーム端末側におけるビデオ通信方法の概略フローチャート
本発明の実施例によるホームサーバ側におけるビデオ通信方法の概略フローチャート
本発明の実施例に従ってホーム端末がホームサーバへのSocket接続を確立する相互作用の図
本発明の実施例に従ってホーム端末がビデオ通信を開始する方法の実施例の相互作用のフローチャート
本発明の実施例に従ってホーム端末がビデオ通信に返答する方法の実施例の相互作用のフローチャート
本発明の実施例に従って家庭内で実行されるビデオ通信呼伝送のフローチャート
本発明の実施例によるホーム端末内のマルチエンドポイントビデオ通信のフローチャート
本発明の実施例によるホーム端末の概略図
本発明の実施例によるホームサーバの概略図
本発明の実施例によるホームサーバ内のビデオ通信ユニットの概略図
本発明の実施例によるホームビデオ通信システムの概略図
以下に、本発明の実施例の添付図面を参照して本発明の実施例の技術的対策を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明する実施例は、本発明の実施例の全てではなく、一部である。創造的取り組みを行うことなく、本発明の実施例に基づいて当業者により得られる全ての他の実施例は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
本発明において説明するホーム端末は、移動電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、固定局、テレビ電話、及び通信を実行することができる他の端末でもよい。本発明で説明する他の端末は、他のホーム端末でもよく、家庭外の端末でもよい。
図1は、本発明の実施例に従ってホームネットワークでビデオ通信を実行する方法のフローチャートである。図1の方法は、ホーム端末により実行される。
101.検出メッセージをホームサーバに送信する。
ユーザ端末がホームネットワーク(一般的にはWiFi接続である)の範囲に入ると、ユーザ端末デバイスは、WiFiネットワークに自動的に接続し、接続が成功した後に、ホームサーバの検出を起動する。検出メッセージは、HTTP要求でもよく、UPnPメッセージでもよく、ユーザ端末によりホームサーバを検出するために使用され得る他の同様のメッセージでもよく、ユーザアカウント情報を保持する。ユーザアカウント情報は、暗号化されたユーザアカウント情報でもよい。ホームサーバがホーム端末の能力パラメータに従ってリソースを調整し得るように、前述の検出メッセージは、カメラ画素量及び符号化/復号化能力のようなホーム端末の能力パラメータを更に含んでもよい。前述の検出メッセージを受信した後に、ホームサーバは、ユーザアカウント情報のマッチングを実行し、マッチングが成功するとすぐに、ビデオ通信ホームページをユーザ端末デバイスに返信する。
102.ホームサーバにより返信されたビデオ通信ホームページを受信する。
103.ビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのSocket接続を確立する。
ユーザ端末は、ウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザを使用することにより、ビデオ通信ホームページに組み込まれたJavaScriptプログラムを実行し、ユーザログイン処理を完了するために、ホームサーバへのSocket接続を開始する。
104.Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行する。
ユーザ端末は、ビデオ呼の開始、ビデオ呼の返答、家庭内のビデオ通信の伝送、及び家庭内のマルチエンドポイントビデオ通信を実現するために、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシと相互作用する。
この実施例に記載のSocket接続は、ウェブソケット(WebSocket)接続でもよい。
前述の説明から、前述の実施例において、ユーザ端末は、WebRTCアプリケーション、Socket接続及びホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行し、これにより、家庭内のユーザ端末は、ビデオ通信を実現するためにウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザのみを必要とし、ビデオ通信を実現するために専用のビデオ通信クライアントを特にインストールする必要はないことが分かる。
図2に示すように、本発明の他の実施例に従ってホームネットワークでビデオ通信を実行する方法のフローチャートである。図2に示す方法は、ホームサーバにより実行される。
201.ユーザアカウント情報を保持しておりホーム端末により送信された検出メッセージを受信する。
ユーザ端末がホームネットワーク(一般的にはWiFi接続である)の範囲に入ると、ユーザ端末デバイスは、WiFiネットワークに自動的に接続し、接続が成功した後に、ホームサーバの検出を起動する。検出メッセージは、HTTP要求でもよく、UPnPメッセージでもよく、ユーザ端末によりホームサーバを検出するために使用され得る他の同様のメッセージでもよく、ユーザアカウント情報を保持する。ユーザアカウント情報は、暗号化されてもよい。ホームサーバがホーム端末の能力パラメータに従ってリソースを調整し得るように、前述の検出メッセージは、カメラ画素量及び符号化/復号化能力のようなユーザ端末の能力パラメータを更に含んでもよい。
202.検出メッセージに保持されたユーザアカウント情報のマッチングを実行する。
前述の検出メッセージを受信した後に、ホームサーバは、ユーザアカウント情報のマッチングを実行し、マッチングが成功するとすぐに、ビデオ通信ホームページをユーザ端末デバイスに返信する。
203.ホーム端末がビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのSocket接続を確立するため、ビデオ通信ホームページをホーム端末に返信する。
204.WebRTCプロキシは、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にする。
ユーザ端末は、ウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザを使用することにより、ビデオ通信ホームページに組み込まれたJavaScriptプログラムを実行し、ユーザログインを完了するために、ホームサーバへのSocket接続を開始する。ユーザ端末がホームサーバへのSocket接続を確立した後に、ホーム端末のWebRTCプロキシは、ビデオ呼の開始、ビデオ呼の返答、家庭内のビデオ通信の伝送、及び家庭内のマルチエンドポイントビデオ通信を実現するために、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することにより、ホーム端末と交換する。
この実施例に記載のSocket接続は、ウェブソケット(WebSocket)接続でもよい。
前述の説明から、前述の実施例において、ホームサーバのWebRTCプロキシは、WebRTCアプリケーション及びホーム端末に対して確立されたSocket接続を使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にし、これにより、家庭内のユーザ端末は、ビデオ通信を実現するためにウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザのみを必要とし、ビデオ通信を実現するために専用のビデオ通信クライアントを特にインストールする必要はないことが分かる。
図3に示すように、本発明の他の実施例に従ってホーム端末がホームサーバへのSocket接続を確立する相互作用の図である。
図3に示すように、ユーザ端末がホームネットワーク(一般的にはWiFi接続である)の範囲に入ると、ユーザ端末デバイスは、WiFiネットワーク(図面に図示せず)に自動的に接続し、接続が成功した後に、ホームサーバの検出を起動する。検出メッセージは、HTTP要求でもよく、UPnPメッセージでもよく、ユーザ端末によりホームサーバを検出するために使用され得る他の同様のメッセージでもよく、暗号化されたユーザアカウント情報を保持する。ホームサーバがホーム端末の能力パラメータに従ってリソースを調整し得るように、前述の検出メッセージは、カメラ画素量及び符号化/復号化能力のようなユーザ端末の能力パラメータを更に含んでもよい。前述の検出メッセージを受信した後に、ホームサーバは、ユーザアカウント情報のマッチングを実行し、マッチングが成功するとすぐに、ビデオ通信ホームページをユーザ端末デバイスに返信する。ホーム端末がホームサーバにより返信されたビデオ通信ホームページを受信した後に、ユーザ端末は、ウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザを使用することにより、ビデオ通信ホームページに組み込まれたJavaScriptプログラムを実行し、ユーザログイン処理を完了するために、ホームサーバへのSocket接続を開始する。この実施例に記載のSocket接続は、ウェブソケット(WebSocket)接続でもよい。
図4に示すように、図4は、本発明の実施例に従ってホーム端末がビデオ通信を開始する方法の実施例の相互作用のフローチャートである。
ホーム端末のユーザが家庭外の端末のユーザにビデオ呼を行う必要がある場合、ホーム端末のユーザは、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザを使用することにより、ビデオ通信ホームページに組み込まれたJavaScriptプログラムを実行し、ユーザログインを完了するために、ホームサーバへのSocket接続を開始する。次に、ホーム端末のユーザは、WebRTCアプリケーションのページで手動のダイヤルを実行するか、或いは、連絡先リスト又は通話記録から番号を選択することによりダイヤルを実行する。連絡先リストは、ホーム端末の連絡先リスト又は通話記録でもよく、ホームサーバを使用することにより家庭内の他のホーム端末により共有される連絡先リスト又は通話記録でもよい。ユーザがダイヤルを完了した後に、WebRTCアプリケーションは、Socketを使用することにより、ユーザによりダイヤルされた番号に従ってWebRTCプロキシに対して呼要求を開始し、WebRTCプロキシは、ビデオ通信呼を開始するために、内部システムを使用することにより、ホームサーバエンドでホームサーバの呼制御シグナリングモジュールを呼び出して起動する。次の呼処理において、呼シグナリング制御モジュールは、呼接続を実行し、呼シグナリングモジュールがWebRTCプロキシとビデオ通信メディアストリームを確立した場合、呼シグナリング制御モジュールは、ユーザ端末のWebRTCアプリケーションに対して家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するように命令するために、WebRTCプロキシを起動する。これにより、WebRTCプロキシからWebRTCアプリケーションへのメディアストリーム送信を実行する処理を完了する。一般的に、呼シグナリングモジュールがWebRTCプロキシとビデオ通信メディアストリームを確立するとすぐに、呼シグナリングモジュールは、ユーザ端末のWebRTCアプリケーションに対して家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するように命令するために、WebRTCプロキシを起動する。しかし、WebRTCプロキシとビデオ通信メディアストリームを確立した後に、呼シグナリングモジュールが、ユーザ端末のWebRTCアプリケーションに対して家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するように命令するために、WebRTCプロキシを起動することは除外されない。家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットが受信エンドにより要求されるビデオ通信メディアストリームのフォーマットと同じである場合、WebRTCプロキシは、ビデオ通信メディアストリームを送信する。家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットがホーム端末の呼対象エンドにより要求されるビデオ通信メディアストリームのフォーマットと異なる場合、WebRTCプロキシは、ホーム端末により送信されたビデオ通信メディアストリームのフォーマットを変換し、呼対象エンドに送信する。或いは、WebRTCプロキシは、呼シグナリング制御モジュールを使用することにより、呼対象エンドにより転送されたビデオ通信メディアストリームのフォーマットを変換し、変換されたビデオ通信メディアストリームをホーム端末に送信する。この実施例に記載のSocket接続は、ウェブソケット(WebSocket)接続でもよい。
前述の説明から、前述の実施例において、ホーム端末は、WebRTCアプリケーション、Socket接続及びホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末へのビデオ呼を行い、これにより、家庭内のユーザ端末は、ビデオ呼を実現するためにウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザのみを必要とし、ビデオ通信を実現するために専用のビデオ通信クライアントを特にインストールする必要はないことが分かる。
図5に示すように、図5は、本発明の実施例に従ってホーム端末がビデオ通信に返答する方法の実施例の相互作用のフローチャートである。
外部ユーザが家庭内の端末に呼を行う場合、ホームサーバの呼シグナリング制御モジュールは、呼要求を受信し、呼シグナリング制御モジュールは、ビデオ通信呼を開始するために、内部システムを使用することにより、WebRTCプロキシモジュールを呼び出して起動する。ホームユーザは、呼に応答して返答し、ホーム端末のWebRTCアプリケーションは、ユーザが呼に応答して返答したというメッセージを返信し、WebRTCプロキシは、入来呼のサービスの全体のシグナリング相互作用を完了するために、内部システムを使用することにより、ユーザ返答シグナリングの1つを返信するように呼シグナリング制御モジュールを呼び出して起動する。ビデオ通信メディアストリームを確立した場合、呼シグナリング制御モジュールは、ユーザ端末のWebRTCアプリケーションに対して家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するように命令するために、逆にWebRTCプロキシを起動する。これにより、WebRTCプロキシによるメディアストリーム送信を実行する処理を完了する。家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットが受信エンドにより要求されるビデオ通信メディアストリームのフォーマットと同じである場合、WebRTCプロキシは、ビデオ通信メディアストリームを送信する。家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットがホーム端末の呼対象エンドにより要求されるビデオ通信メディアストリームのフォーマットと異なる場合、WebRTCプロキシは、ホーム端末により送信されたビデオ通信メディアストリームのフォーマットを変換し、変換されたビデオ通信メディアストリームを呼対象エンドに送信する。或いは、WebRTCプロキシは、呼シグナリング制御モジュールを使用することにより、呼対象エンドにより転送されたビデオ通信メディアストリームのフォーマットを変換し、変換されたビデオ通信メディアストリームをホーム端末に送信する。この実施例に記載のSocket接続は、ウェブソケット(WebSocket)接続でもよい。
前述の説明から、前述の実施例において、ホーム端末は、WebRTCアプリケーション、Socket接続及びホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、ビデオ呼に返答し、これにより、家庭内のユーザ端末は、ビデオ通信を実現するためにウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザのみを必要とし、ビデオ通信を実現するために専用のビデオ通信クライアントを特にインストールする必要はないことが分かる。
図6に示すように、図6は、本発明の実施例に従って家庭内で実行されるビデオ通信呼伝送のフローチャートである。
図6に示すように、WebRTCプロキシに基づく呼伝送サービスの全ての相互作用は、ホームネットワーク内で完了することのみが必要である。図面に示すように、WebRTCアプリケーション1及びWebRTCアプリケーション2は、それぞれホーム端末1及びホーム端末2で実行する。ホーム端末1及びホーム端末2の双方は、ホームサーバのWebRTCプロキシに登録されており、ホーム端末1及びホーム端末2は、家庭内の端末番号を別々に有する。ホーム端末1がビデオ通信を実行している場合、ホーム端末1のユーザは、呼をホーム端末2に転送することを選択し、ホーム端末1のWebRTCアプリケーションは、Socket接続を使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシに対する呼伝送要求を開始する。呼伝送要求は、ホーム端末2の家庭内の端末番号を保持しており、WebRTCプロキシは、ホーム端末2に対してWebRTCプロキシにより確立されたSocket接続を使用することにより、呼伝送要求に保持されたホーム端末2の家庭内の端末番号に従って、ホーム端末2に対する呼を開始する。ホーム端末2のユーザは、呼に応答して返答し、ホーム端末2のWebRTCアプリケーション2は、ユーザが呼に応答して返答したことを示すメッセージを返信する。次に、WebRTCプロキシは、元々WebRTCアプリケーション1に向かうビデオ通信メディアストリームをWebRTCアプリケーション2にリダイレクトする。これにより、家庭内のビデオ通信呼伝送を実現する。家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットが受信エンドにより要求されるビデオ通信メディアストリームのフォーマットと同じである場合、WebRTCプロキシは、ビデオ通信メディアストリームを送信する。家庭内のビデオ通信メディアストリームのフォーマットがホーム端末の呼対象エンドにより要求されるビデオ通信メディアストリームのフォーマットと異なる場合、WebRTCプロキシは、ホーム端末により送信されたビデオ通信メディアストリームのフォーマットを変換し、変換されたビデオ通信メディアストリームを呼対象エンドに送信する。或いは、WebRTCプロキシは、呼シグナリング制御モジュールを使用することにより、呼対象エンドにより転送されたビデオ通信メディアストリームのフォーマットを変換し、変換されたビデオ通信メディアストリームをホーム端末に送信する。この実施例に記載のSocket接続は、ウェブソケット(WebSocket)接続でもよい。
前述の説明から、前述の実施例において、ホーム端末は、WebRTCアプリケーション、Socket接続及びホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、ビデオ呼を伝送し、これにより、家庭内のユーザ端末は、ビデオ通信を実現するためにウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザのみを必要とし、ビデオ通信を実現するために専用のビデオ通信クライアントを特にインストールする必要はないことが分かる。
図7に示すように、図7は、本発明の実施例によるホーム端末内のマルチエンドポイントビデオ通信のフローチャートである。
図面に示すように、WebRTCアプリケーション1及びWebRTCアプリケーション2は、それぞれホーム端末1及びホーム端末2で実行する。ホーム端末1及びホーム端末2の双方は、ホームサーバのWebRTCプロキシに登録されており、ホーム端末1及びホーム端末2は、家庭内の端末番号を別々に有する。ホーム端末1がビデオ通信を実行している場合、ホーム端末1のユーザは、会議に参加するようにホーム端末2を招待することを選択し、ホーム端末1のWebRTCアプリケーション1は、Socket接続を使用することにより、WebRTCプロキシに対する呼招待要求を開始する。呼招待要求は、ホーム端末2の内部端末番号を保持しており、呼招待要求の後に、WebRTCプロキシは、ホーム端末2へのSocket接続を使用することにより、呼招待要求内のホーム端末2の内部端末番号に従ってホーム端末2に対する呼要求を開始する。ホーム端末2のユーザは、呼を受け付けることを選択して応答し、これにより、WebRTCプロキシとホーム端末2のWebRTCアプリケーション2との間にビデオ通信メディアストリームを確立する。WebRTCプロキシとWebRTCアプリケーション1との間のビデオ通信は切断されない。従って、WebRTCプロキシは、ホーム端末1からのビデオ通信メディアストリームと、ホーム端末2からのビデオ通信メディアストリームと、ビデオ通信に参加する他のホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとを受信し、WebRTCは、再符号化によって、受信したビデオ通信メディアストリームを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信する。このことは、ビデオ通信ピアエンドが2つ以上のメディアストリームを復号化する必要があることを回避することができる。この実施例に記載のSocket接続は、ウェブソケット(WebSocket)接続でもよい。
前述の説明から、前述の実施例において、ホーム端末は、WebRTCアプリケーション、Socket接続及びホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、家庭内のマルチエンドポイントビデオ通信を実行し、これにより、家庭内のユーザ端末は、ビデオ通信を実現するためにウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザのみを必要とし、ビデオ通信を実現するために専用のビデオ通信クライアントを特にインストールする必要はないことが分かる。
図8に示すように、図8は、本発明の実施例によるホーム端末の概略図である。ホーム端末は、接続確立ユニット801と、ビデオ通信ユニット802と、モニタ803と、マイクロフォン804と、ヘッドセット又はスピーカ805とを含む。接続確立ユニット801は、ユーザアカウント情報を保持する検出メッセージをホームサーバに送信し、ホームサーバにより返信されたビデオ通信ホームページを受信し、ビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのウェブソケット(Socket)接続を確立するように構成される。ビデオ通信ユニット802は、ビデオ通信を実行するために、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシと相互作用するように構成される。モニタ803は、ビデオ通信処理ユニットに接続され、ビデオ通信処理ユニットにより処理されたビデオ通信ピアエンドのビデオ情報をホーム端末のユーザに対して表示するように構成される。マイクロフォン804は、ビデオ通信処理ユニットに接続され、ビデオ通信処理においてホーム端末のユーザのオーディオ情報をビデオ通信処理ユニットに送信するように構成される。ヘッドセット又はスピーカ805は、ビデオ通信処理ユニットに接続され、ビデオ通信処理ユニットにより処理されたビデオ通信ピアエンドのオーディオ情報をホーム端末のユーザに対して再生するように構成される。
ビデオ通信ユニット802が、ビデオ通信を実現するために、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシと相互作用することは、具体的に、ホームサーバのWebRTCプロキシが内部システムを使用することにより、ビデオ通信呼を開始するように起動した呼シグナリング制御モジュールを呼び出し、呼シグナリング制御モジュールが呼接続を実行するため、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、ホームサーバのWebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、WebRTCプロキシモジュールが起動した呼シグナリング制御モジュールとビデオ通信メディアストリームを確立した場合、起動した呼シグナリング制御モジュールが、ホーム端末のWebRTCアプリケーションと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するためにWebRTCプロキシを逆に起動することである。
ビデオ通信ユニット802が、ビデオ通信を実現するために、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシと相互作用することは、具体的に、ホーム端末が、Socket接続によってWebRTCアプリケーションを使用することにより、ホームサーバのシグナリング呼モジュールを使用することによりWebRTCプロキシを起動することによって開始されたビデオ通信呼を受信し、WebRTCプロキシが内部システムを使用することにより、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するためにユーザ返答シグナリングを返信するように呼シグナリング制御モジュールを呼び出して起動するため、WebRTCアプリケーションが、ユーザ応答に従って、ユーザが呼に応答て返答したという情報をWebRTCプロキシに返信することである。
ビデオ通信ユニット802が、ビデオ通信を実現するために、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシと相互作用することは、具体的に、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、WebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、ホームサーバのWebRTCプロキシが内部システムを使用することにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するようにホームサーバの起動した呼シグナリング制御モジュールを呼び出すため、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、ホームサーバのWebRTCプロキシが、ホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトすることである。
ビデオ通信ユニット802が、ビデオ通信を実現するために、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシと相互作用することは、具体的に、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、ホームサーバのWebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、ホームサーバのWebRTCプロキシが内部システムを使用することにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するようにホームサーバの起動した呼シグナリング制御モジュールを呼び出すため、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、ホームサーバのWebRTCプロキシが、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、ホームサーバのWebRTCプロキシモジュールが、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信することである。
この実施例に記載のSocket接続は、ウェブソケット(WebSocket)接続でもよい。
前述の説明から、前述の実施例において、ホーム端末は、WebRTCアプリケーション、Socket接続及びホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末へのビデオ呼を行い、これにより、家庭内のユーザ端末は、ビデオ通信を実現するためにウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザのみを必要とし、ビデオ通信を実現するために専用のビデオ通信クライアントを特にインストールする必要はないことが分かる。
図9に示すように、図9は、本発明の実施例によるホームサーバの概略図である。ホーム端末は、接続確立ユニット901と、ビデオ通信ユニット902とを含む。接続確立ユニット901は、ユーザアカウント情報を保持しておりホーム端末により送信された検出メッセージを受信し、受信したアカウント情報のマッチングを実行し、ホーム端末がビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのウェブソケット(Socket)接続を確立するため、マッチングが成功した後にビデオ通信ホームページをホーム端末に返信するように構成される。図10に示すように、ビデオ通信ユニット902は、WebRTCプロキシ9022を含み、WebRTCプロキシ9022は、ビデオ通信を実行するために、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末と相互作用する。この実施例に記載のSocket接続は、ウェブソケット(WebSocket)接続でもよい。
図10に示すように、ビデオ通信ユニット902は、呼シグナリング制御モジュール9021を更に含む。ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始されたビデオ通信呼要求を受信し、内部システムを使用することにより、ビデオ通信呼を開始するようにホームサーバの起動した呼シグナリング制御モジュール9021を呼び出し、呼シグナリング制御モジュール9021は、呼接続を実行する。WebRTCプロキシ9022が起動した呼シグナリング制御モジュール9021とのビデオ通信メディアストリームを確立した場合、起動した呼シグナリング制御モジュールは、ホーム端末のWebRTCアプリケーションとの家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するために、WebRTCプロキシ9022を逆に起動する。或いは、ホームサーバのシグナリング呼モジュール9021は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することにより、ホーム端末に対して開始されたビデオ通信呼を受信するために、WebRTCプロキシ9022を起動し、WebRTCプロキシ9022は、ユーザが呼に応答して返答したという情報を受信し、この情報は、ユーザ応答に従ってホーム端末のWebRTCアプリケーションにより返信され、WebRTCプロキシ9022は、内部システムを使用することにより、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するために、ユーザ返答シグナリングを返信するように呼シグナリング制御モジュール9021を呼び出して起動する。或いは、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従ってホーム端末により開始されたビデオ通信呼要求を受信し、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、内部システムを使用することにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するように、ホームサーバの起動した呼シグナリング制御モジュール9021を呼び出し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、ホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトする。或いは、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従ってホーム端末により開始されたビデオ通信呼要求を受信し、ビデオ呼通信要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、内部システムを使用することにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するように、ホームサーバの起動した呼シグナリング制御モジュール9021を呼び出し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信する。
前述の説明から、前述の実施例において、ホームサーバのWebRTCプロキシは、WebRTCアプリケーション及びホーム端末に対して確立されたSocket接続を使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にし、これにより、家庭内のユーザ端末は、ビデオ通信を実現するためにウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザのみを必要とし、ビデオ通信を実現するために専用のビデオ通信クライアントを特にインストールする必要はないことが分かる。
図11に示すように、図11は、本発明の実施例によるホームビデオ通信システムの概略図である。ホーム通信システムは、ホーム端末1101と、ホームサーバ1102とを含む。
ホーム端末1101は、検出メッセージをホームサーバ1102に送信する。検出メッセージは、ホーム端末のユーザアカウント情報を保持する。ホームサーバ1102は、ユーザアカウント情報を保持しておりホーム端末1101により送信された検出メッセージを受信する。ホームサーバ1102は、アカウント情報のマッチングを実行し、マッチングが成功した後にビデオ通信ホームページをホーム端末1101に返信する。ホーム端末1101は、ホームサーバ1102により返信されたビデオ通信ホームページを受信し、ビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバ1102へのウェブソケット(Socket)接続を確立する。
ホーム端末1101は、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバ1102のWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行する。
前述の説明から、前述の実施例において、ホーム端末は、ビデオ呼を実現するために、WebRTCアプリケーション及びSocket接続を使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシと相互作用し、これにより、家庭内のユーザ端末は、ビデオ呼を実現するためにウェブベース・リアルタイム通信用のブラウザのみを必要とし、ビデオ通信を実現するために専用のビデオ通信クライアントを特にインストールする必要はないことが分かる。
前述の処理のシーケンス番号は、本発明の様々な実施例における実行順序を意味するものではないことが分かるべきである。処理の実行順序は、処理の機能及び内部ロジックに従って決定されるべきであり、本発明の実施例の実現処理への限定として解釈されるべきではない。
当業者は、この明細書に開示された実施例に記載の例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムのステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実現されてもよいことを認識し得る。機能がハードウェアにより実行されるかソフトウェアにより実行されるかは、技術的対策の特定の用途及び設計上の制約条件に依存する。当業者は、それぞれの特定の用途について記載の機能を実現するために異なる方法を使用してもよく、この実現が本発明の範囲を超えるものとして考えられるべきではない。
便宜的又は簡潔な説明の目的で、前述のシステム、装置及びユニットの詳細な動作処理について、前述の方法の実施例の対応する処理に参照が行われてもよいことが当業者により明確に分かり得る。詳細はここでは再び説明しない。
この出願で提供される複数の実施例では、開示のシステム、装置及び方法は他の方式で実現されてもよいことが分かるべきである。例えば、記載の装置の実施例は、単なる例示である。例えば、ユニットの分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実現では他の分割でもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは結合されてもよく、他のシステムに統合されてもよく、いくつかの機能が無視されてもよく実行されなくてもよい。更に、表示又は説明した相互結合若しくは直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを通じて実現されてもよい。装置又はユニットの間の間接結合又は通信接続は、電気的、機械的又は他の形式で実現されてもよい。
別々の部分として記載したユニットは、物理的に別々でもよく別々でなくてもよい。ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットでもよく物理的なユニットでなくてもよく、1つの位置に存在してもよく、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施例の対策の目的を達成するために、実際のニーズに従って選択されてもよい。
更に、本発明の実施例における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、ユニットのそれぞれが物理的に単独で存在してもよく、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立したプロダクトとして販売又は使用される場合、機能は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づいて、基本的に本発明の技術的対策若しくは従来技術に寄与する部分、又は技術的対策のいくつかは、ソフトウェアプロダクトの形式で実現されてもよい。ソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に格納され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワークデバイス等でもよい)に対して本発明の実施例に記載の方法のステップの一部又は全部を実行するように命令する複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクのようなプログラムコードを格納し得るいずれかの媒体を含む。
前述の説明は本発明の単に具体的な方式に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明に開示された技術的範囲内で当業者により容易に認識される如何なる変更又は置換も、本発明の保護範囲内に入るものとする。従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
第1の可能な実現方式では、第1の態様に従って、ホーム端末により、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行するステップは、具体的に、WebRTCプロキシがビデオ通信呼を開始して呼接続を実行するようにホームサーバの呼シグナリング制御モジュールを起動するため、ホーム端末により、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、ホームサーバのWebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始するステップと、WebRTCアプリケーションにより、Socket接続によって、WebRTCプロキシの通知に従って、WebRTCプロキシと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するステップであり、WebRTCプロキシが呼シグナリング制御モジュールとビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシが、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、WebRTCアプリケーションに対してWebRTCプロキシと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するように命令するステップである。
第3の可能な実現方式では、第1の態様を参照して、ホーム端末により、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行するステップは、具体的に、ホーム端末により、Socket接続によってWebRTCアプリケーションを使用することにより、WebRTCプロキシにより開始されたビデオ通信呼を受信するステップであり、ビデオ通信呼は、ホームサーバの呼シグナリング制御モジュールを使用することにより、WebRTCプロキシを起動することによって開始されるステップと、WebRTCプロキシが内部システムを使用することにより、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するためにユーザ返答シグナリングを発呼者に返信するように呼シグナリング制御モジュールを呼び出すため、WebRTCアプリケーションにより、ユーザ応答に従って、ユーザが呼に応答したという情報をWebRTCプロキシに返信するステップである。
第4の可能な実現方式では、第1の態様を参照して、ホーム端末により、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行するステップは、具体的に、ホーム端末により、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、WebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始するステップであり、WebRTCプロキシがホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトするため、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持するステップである。
第5の可能な実現方式では、第1の態様を参照して、ホーム端末により、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行するステップは、具体的に、ホーム端末により、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、WebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、ホームサーバのWebRTCプロキシがターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するように呼シグナリング制御モジュールを起動するため、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、WebRTCプロキシにより、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、WebRTCプロキシにより、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信するステップである。
第2の態様によれば、ビデオ通信方法が提供され、この方法は、ホームサーバにより、ユーザアカウント情報を保持しておりホーム端末により送信された検出メッセージを受信し、ホームサーバにより、アカウント情報のマッチングを実行し、ホーム端末がビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのソケット(Socket)接続を確立するため、マッチングが成功した後にビデオ通信ホームページをホーム端末に返信するステップと、ホームサーバのWebRTCプロキシにより、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にするステップとを含む。
第3の可能な実現方式では、第2の態様を参照してホームサーバのWebRTCプロキシにより、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にするステップは、具体的に、WebRTCプロキシにより、呼シグナリングモジュールの起動に従って、ホーム端末に対するビデオ通信呼を開始し、呼シグナリングモジュールにより、ホーム端末に対して開始されたビデオ通信呼を受信した後に、WebRTCプロキシを起動するステップと、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するため、WebRTCプロキシにより、ホーム端末のWebRTCアプリケーションにより返信された呼返答情報に従って、ユーザ返答シグナリングを返信するように呼シグナリング制御モジュールを起動するステップであり、WebRTCアプリケーションにより返信された呼返答情報は、ユーザ応答に従ってWebRTCアプリケーションにより返信されるステップと、呼シグナリング制御モジュールがWebRTCプロキシとビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシにより、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、ホーム端末のWebRTCアプリケーションと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するステップである。
第4の可能な実現方式では、第2の態様を参照して、ホームサーバのWebRTCプロキシにより、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にするステップは、具体的に、WebRTCプロキシにより、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信するステップであり、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始され、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持するステップと、WebRTCプロキシにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するステップと、WebRTCプロキシにより、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答したことを示すメッセージを受信した後に、ホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトするステップである。
第5の可能な実現方式では、第2の態様を参照して、ホームサーバのWebRTCプロキシにより、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末が他の端末とビデオ通信を実行することを可能にするステップは、具体的に、WebRTCプロキシにより、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信するステップであり、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始され、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持するステップと、WebRTCプロキシにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するステップと、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答したことを示すメッセージを受信した後に、WebRTCプロキシにより、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信するステップである。
第1の可能な実現方式では、第3の態様を参照して、ビデオ通信ユニットが、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、且つ、ホームサーバのWebRTCプロキシを使用することにより、他の端末とビデオ通信を実行することは、具体的に、WebRTCプロキシがビデオ通信呼を開始して呼接続を実行するようにホームサーバの呼シグナリング制御モジュールを起動するため、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、ホームサーバのWebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、WebRTCアプリケーションが、Socket接続によって、WebRTCプロキシの通知に従って、WebRTCプロキシと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立し、WebRTCプロキシが呼シグナリング制御モジュールとビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシが、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、WebRTCアプリケーションに対してWebRTCプロキシと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するように命令すること、又は、ホーム端末が、Socket接続によってWebRTCアプリケーションを使用することにより、WebRTCプロキシにより開始されたビデオ通信呼を受信し、ビデオ通信呼は、ホームサーバの呼シグナリング制御モジュールを使用することにより、WebRTCプロキシを起動することによって開始され、WebRTCプロキシが内部システムを使用することにより、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するためにユーザ返答シグナリングを発呼者に返信するように呼シグナリング制御モジュールを呼び出すため、WebRTCアプリケーションが、ユーザ応答に従って、ユーザが呼に応答したという情報をWebRTCプロキシに返信すること、又は、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、WebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、WebRTCプロキシがホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトするため、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持すること、又は、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、WebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、ホームサーバのWebRTCプロキシがターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するように呼シグナリング制御モジュールを起動するため、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、WebRTCプロキシが、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、WebRTCプロキシが、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信することである。
第1の可能な実現方式では、第4の態様を参照して、ビデオ通信ユニットは、呼シグナリング制御モジュールを更に含み、WebRTCプロキシは、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信し、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始され、WebRTCプロキシは、ビデオ通信呼を開始し、呼接続を実行するように呼シグナリング制御モジュールを起動し、WebRTCプロキシが呼シグナリング制御モジュールとのビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシは、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、ホーム端末のWebRTCアプリケーションと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立する、或いは、WebRTCプロキシは、呼シグナリングモジュールの起動に従って、ホーム端末に対するビデオ通信呼を開始し、ホーム端末に対して開始されたビデオ通信呼を受信した後に、呼シグナリングモジュールは、WebRTCプロキシを起動し、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するため、WebRTCプロキシは、ホーム端末のWebRTCアプリケーションにより返信された呼返答情報に従って、ユーザ返答シグナリングを返信するように呼シグナリング制御モジュールを起動し、WebRTCアプリケーションにより返信された呼返答情報は、ユーザ応答に従ってWebRTCアプリケーションにより返信され、呼シグナリング制御モジュールがWebRTCプロキシとビデオ通信メディアストリームを確立した場合、WebRTCプロキシは、呼シグナリング制御モジュールの起動に従って、ホーム端末のWebRTCアプリケーションと家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立する、或いは、WebRTCプロキシは、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信し、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始され、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、WebRTCプロキシは、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答したことを示すメッセージを受信した後に、WebRTCプロキシは、ホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトする、或いは、WebRTCプロキシは、ホーム端末のビデオ通信呼要求を受信し、ビデオ通信呼要求は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始され、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、WebRTCプロキシは、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答したことを示すメッセージを受信した後に、WebRTCプロキシは、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信する。
ビデオ通信ユニット802が、ビデオ通信を実現するために、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシと相互作用することは、具体的に、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、WebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、ホームサーバのWebRTCプロキシが内部システムを使用することにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するようにホームサーバの起動した呼シグナリング制御モジュールを呼び出すため、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、ホームサーバのWebRTCプロキシが、ホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトすることである。
ビデオ通信ユニット802が、ビデオ通信を実現するために、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホームサーバのWebRTCプロキシと相互作用することは、具体的に、ホーム端末が、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って、ホームサーバのWebRTCプロキシに対してビデオ通信呼要求を開始し、ホームサーバのWebRTCプロキシが内部システムを使用することにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するようにホームサーバの起動した呼シグナリング制御モジュールを呼び出すため、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、ホームサーバのWebRTCプロキシが、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、ホームサーバのWebRTCプロキシモジュールが、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信することである。
図9に示すように、図9は、本発明の実施例によるホームサーバの概略図である。ホームサーバは、接続確立ユニット901と、ビデオ通信ユニット902とを含む。接続確立ユニット901は、ユーザアカウント情報を保持しておりホーム端末により送信された検出メッセージを受信し、受信したアカウント情報のマッチングを実行し、ホーム端末がビデオ通信ホームページと、ウェブベース・リアルタイム通信をサポートするブラウザとを使用することにより、ホームサーバへのウェブソケット(Socket)接続を確立するため、マッチングが成功した後にビデオ通信ホームページをホーム端末に返信するように構成される。図10に示すように、ビデオ通信ユニット902は、WebRTCプロキシ9022を含み、WebRTCプロキシ9022は、ビデオ通信を実行するために、Socket接続によって、ウェブベース・リアルタイム通信(WebRTC)アプリケーションを使用することにより、ホーム端末と相互作用する。この実施例に記載のSocket接続は、ウェブソケット(WebSocket)接続でもよい。
図10に示すように、ビデオ通信ユニット902は、呼シグナリング制御モジュール9021を更に含む。ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従って開始されたビデオ通信呼要求を受信し、内部システムを使用することにより、ビデオ通信呼を開始するようにホームサーバの起動した呼シグナリング制御モジュール9021を呼び出し、呼シグナリング制御モジュール9021は、呼接続を実行する。WebRTCプロキシ9022が起動した呼シグナリング制御モジュール9021とのビデオ通信メディアストリームを確立した場合、起動した呼シグナリング制御モジュールは、ホーム端末のWebRTCアプリケーションとの家庭内のビデオ通信メディアストリームを確立するために、WebRTCプロキシ9022を逆に起動する。或いは、ホームサーバのシグナリング呼モジュール9021は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することにより、ホーム端末に対して開始されたビデオ通信呼を受信するために、WebRTCプロキシ9022を起動し、WebRTCプロキシ9022は、ユーザが呼に応答して返答したという情報を受信し、この情報は、ユーザ応答に従ってホーム端末のWebRTCアプリケーションにより返信され、WebRTCプロキシ9022は、内部システムを使用することにより、ホーム端末とホームサーバとの間にビデオ通信メディアストリームを確立するために、ユーザ返答シグナリングを返信するように呼シグナリング制御モジュール9021を呼び出して起動する。或いは、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従ってホーム端末により開始されたビデオ通信呼要求を受信し、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、内部システムを使用することにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するように、ホームサーバの起動した呼シグナリング制御モジュール9021を呼び出し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、ホーム端末に向かうビデオ通信メディアストリームをターゲットホーム端末にリダイレクトする。或いは、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、Socket接続によって、WebRTCアプリケーションを使用することによりユーザにより入力された呼番号に従ってホーム端末により開始されたビデオ通信呼要求を受信し、ビデオ通信呼要求は、呼が伝送されるターゲットホーム端末の番号を保持し、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、内部システムを使用することにより、ターゲットホーム端末の番号に従ってターゲットホーム端末に対するビデオ通信呼を開始するように、ホームサーバの起動した呼シグナリング制御モジュール9021を呼び出し、ターゲットホーム端末のユーザが呼を受け付けることを選択して応答した後に、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、ホーム端末からのビデオ通信メディアストリーム及びターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームを同時に受信し、ホームサーバのWebRTCプロキシ9022は、符号化によってホーム端末からのビデオ通信メディアストリームとターゲット端末からのビデオ通信メディアストリームとを結合し、結合されたビデオ通信メディアストリームをビデオ通信ピアエンドに送信する。