JP2016517037A - ディスプレイ装置及びその文字出力方法 - Google Patents
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Abstract
ディスプレイ装置及びその文字出力方法を提供する。本ディスプレイ装置の文字出力方法は、文字情報を獲得し、ディスプレイ装置の特性及び入力された文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて文字情報に対する文字補正情報を決定し、文字情報及び文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成してレンダリングし、レンダリングされた文字を出力する。
Description
本発明は、ディスプレイ装置及びその文字出力方法に関し、さらに詳細には、ユーザにより入力された文字を補正して出力できるディスプレイ装置及びその文字出力方法に関する。
ユーザから文字を出力するためのユーザ命令が入力された場合、従来のディスプレイ装置は、予め格納されたフォントファイルから一つ以上の文字情報を獲得する。そして、ディスプレイ装置は、文字情報に基づいて文字の外郭線を生成し、生成された外郭線内に満たされるピクセルのピクセル値を決定し、生成された外郭線及びピクセル値に基づいて文字をレンダリングして出力する。
しかしながら、従来の場合、ディスプレイ装置は、ディスプレイ装置の特性や入力された文字の特性を考慮しなかったため、出力される文字の可読性や視認性が低下する現象が発生した。例えば、小さな文字が入力された場合、字劃が重なって文字の形態が分かりにくい現象、文字の外郭が滲んで見える現象、曲線や斜線の多い文字において字劃が切れて見える階段現象、ハングル及び漢字などのような2バイト言語において文字の大きさや文字間の間隔が不均一な現象、文字色相が鮮明に見えない現象、文字が薄く見える現象などが発生した。
そのため、ディスプレイ装置から出力される文字の可読性と視認性とを向上させるための方案の摸索が求められる。
本発明は、上述した問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の目的は、ディスプレイ装置の特性及び入力された文字の特性のうちの少なくとも一つを利用して文字補正情報を決定し、決定された文字補正情報に基づいて文字を出力してディスプレイ装置が出力する文字の可読性及び視認性を向上させることができるディスプレイ装置及びその文字出力方法を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明の一実施の形態にかかる、ディスプレイ装置の文字出力方法は、文字情報を獲得するステップと、前記ディスプレイ装置の特性及び入力された文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて文字情報に対する文字補正情報を決定するステップと、前記文字情報及び前記文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成して、前記文字のレンダリングを行うステップと、前記レンダリングされた文字を出力するステップとを含む。
そして、前記ディスプレイ装置の特性は、前記ディスプレイ装置の解像度、前記ディスプレイ装置の現在明るさ、前記ディスプレイ装置のディスプレイ類型、前記ディスプレイ装置のバッテリー残量、前記ディスプレイ装置が実行するアプリケーションの類型のうち、少なくとも一つを含むことができる。
また、前記決定するステップは、前記ディスプレイ装置の解像度情報を獲得するステップと、前記文字情報に含まれた文字大きさ情報及び前記ディスプレイ装置の解像度情報に応じて加重値を適用して、前記文字に対する文字補正情報を決定するステップとを含むことができる。
そして、前記決定するステップは、前記ディスプレイ装置の現在明るさ情報を獲得するステップと、前記獲得された現在明るさ情報に応じて加重値を適用して、前記文字の色相に対する文字補正情報を決定するステップとを含むことができる。
また、前記決定するステップは、前記ディスプレイ装置が現在実行しているアプリケーションを判断するステップと、前記判断されたアプリケーションに応じて前記文字に対する文字補正情報を決定するステップとを含むことができる。
そして、前記文字の特性は、前記文字の大きさ、前記文字の劃の複雑度、前記文字のスタイル、前記文字の色及び背景色、前記文字の劃厚さ、前記文字の言語種類、前記文字のユニコード(Unicode)範ちゅうのうち、少なくとも一つを含むことができる。
また、前記決定するステップは、前記文字の種類に基づいて劃の複雑度を判断するステップと、前記判断された劃の複雑度に応じて前記文字の劃厚さに対する文字補正情報を決定するステップとを含むことができる。
そして、前記決定するステップは、前記文字の色及び背景色を判断するステップと、前記文字の色及び背景色を比較して、前記文字の色濃度に対する文字補正情報を決定するステップとを含むことができる。
また、前記文字のタイプがサンセリフ(sans−serif)タイプなのかセリフ(serif)タイプなのかを判断するステップと、前記文字のタイプがセリフタイプと判断された場合、前記ディスプレイ装置の解像度及び文字大きさに応じて加重値をおいて文字エッジ補正強度を計算して、前記文字に対する文字補正情報を決定するステップとを含む。
そして、前記文字補正情報は、文字大きさ補正情報、文字厚さ補正情報、文字スタイル補正情報、ヒンティング(hinting)補正情報、文字色濃度補正情報、文字エッジ補正情報のうち、少なくとも一つを含むことができる。
また、前記決定するステップは、前記ディスプレイ装置の特性及び前記文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて予め設定された文字補正情報が格納されたメタデータを利用して、前記文字補正情報を決定することができる。
そして、前記レンダリングされた文字に文字色相を補正するか、階段効果を除去するか、または文字の外郭を処理する後処理ステップをさらに含むことができる。
また、前記文字は、ユーザにより入力された文字または他の機器から受信された文字のうちの何れか一つでありうる。
一方、前記目的を達成すべく、本発明の一実施の形態にかかるディスプレイ装置は、文字情報を獲得するためのユーザ命令を受け取る入力部と、文字補正情報を格納する格納部と、前記ディスプレイ装置の特性及び前記入力部を介して入力された文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて前記入力された文字情報に対する文字補正情報を決定し、前記文字情報及び前記文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成して、前記文字のレンダリングを行う制御部と、前記レンダリングされた文字を出力する出力部とを備える。
そして、前記ディスプレイ装置の特性は、前記ディスプレイ装置の解像度、前記ディスプレイ装置の現在明るさ、前記ディスプレイ装置のディスプレイ類型、前記ディスプレイ装置のバッテリー残量、前記ディスプレイ装置が実行するアプリケーションの類型のうち、少なくとも一つを含むことができる。
また、前記制御部は、前記ディスプレイ装置の解像度情報を獲得し、前記文字情報に含まれた文字大きさ情報及び前記ディスプレイ装置の解像度情報に応じて加重値を適用して、前記入力された文字に対する文字補正情報を決定できる。
そして、前記制御部は、前記ディスプレイ装置の現在明るさ情報を獲得し、前記獲得された現在明るさ情報に応じて加重値を適用して、前記入力された文字の色相に対する文字補正情報を決定できる。
また、前記制御部は、前記ディスプレイ装置が現在実行しているアプリケーションを判断し、前記判断されたアプリケーションに応じて前記入力された文字に対する文字補正情報を決定できる。
そして、前記入力された文字の特性は、前記入力された文字の大きさ、前記入力された文字の劃の複雑度、前記入力された文字のスタイル、前記入力された文字の色及び背景色、前記入力された文字の劃厚さ、前記入力された文字の言語種類、前記入力された文字のユニコード(Unicode)のうち、少なくとも一つを含むことができる。
また、前記制御部は、前記入力された文字の種類に基づいて劃の複雑度を判断し、前記判断された劃の複雑度に応じて前記入力された文字の劃厚さに対する文字補正情報を決定できる。
そして、前記制御部は、前記入力された文字の色及び背景色を判断し、前記入力された文字の色及び背景色を比較して、前記入力された文字の色濃度に対する文字補正情報を決定できる。
また、前記入力された文字のタイプがサンセリフ(sans−serif)タイプなのかセリフ(serif)タイプなのかを判断し、前記入力された文字のタイプがセリフタイプと判断された場合、前記ディスプレイ装置の解像度及び文字大きさに応じて加重値をおいて文字エッジ補正強度を計算して、前記入力された文字に対する文字補正情報を決定できる。
そして、前記文字補正情報は、文字大きさ補正情報、文字厚さ補正情報、文字スタイル補正情報、ヒンティング(ヒンティング)補正情報、文字色濃度補正情報、文字エッジ補正情報のうち、少なくとも一つを含むことができる。
また、前記制御部は、前記ディスプレイ装置の特性及び前記入力された文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて予め設定された文字補正情報が格納されたメタデータを利用して前記文字補正情報を決定できる。
そして、前記制御部は、前記レンダリングされた文字に文字色相を補正したり、階段効果を除去したり、文字の外郭を処理できる。
一方、本発明の一実施の形態にかかるディスプレイ装置の文字出力方法は、文字情報を獲得するステップと、前記ディスプレイ装置の特性及び入力された文字の特性に応じて前記文字情報に対する文字補正情報を決定するステップと、前記文字情報及び前記文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成して、前記文字のレンダリングを行うステップと、前記レンダリングされた文字を出力するステップと、を含む。
このとき、前記ディスプレイ装置の特性は、前記ディスプレイ装置の解像度、前記ディスプレイ装置の現在明るさ、前記ディスプレイ装置のディスプレイ類型、前記ディスプレイ装置のバッテリー残量、前記ディスプレイ装置が実行するアプリケーションの類型のうち、少なくとも一つを含むことができる。
また、前記文字の特性は、前記文字の大きさ、前記文字の劃の複雑度、前記文字のスタイル、前記文字の色及び背景色、前記文字の劃厚さ、前記文字の言語種類、前記文字のユニコード(Unicode)範ちゅうのうち、少なくとも一つを含むことができる。
一方、本発明の一実施の形態にかかるディスプレイ装置は、文字情報を獲得するためのユーザ命令を受け取る入力部と、文字補正情報を格納する格納部と、前記ディスプレイ装置の特性及び前記入力部を介して入力された文字の特性に応じて前記入力された文字情報に対する文字補正情報を決定し、前記文字情報及び前記文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成して、前記文字のレンダリングを行う制御部と、前記レンダリングされた文字を出力する出力部とを備える。
このとき、ディスプレイ装置の特性は、前記ディスプレイ装置の解像度、前記ディスプレイ装置の現在明るさ、前記ディスプレイ装置のディスプレイ類型、前記ディスプレイ装置のバッテリー残量、前記ディスプレイ装置が実行するアプリケーションの類型のうち、少なくとも一つを含むことができる。
また、入力された文字の特性は、前記入力された文字の大きさ、前記入力された文字の劃の複雑度、前記入力された文字のスタイル、前記入力された文字の色及び背景色、前記入力された文字の劃厚さ、前記入力された文字の言語種類、前記入力された文字のユニコード(Unicode)のうち、少なくとも一つを含むことができる。
一方、本発明のさらに他の一実施の形態によれば、ディスプレイ装置は、文字補正情報を格納する格納部と、前記ディスプレイ装置の特性及び文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて入力された文字に対する前記文字補正情報を決定し、前記文字情報及び前記文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成してレンダリングを行う制御部と、前記レンダリングされた文字を出力する出力部とを備える。
上述した多様な実施の形態によれば、ディスプレイ装置は、階段効果が頻繁に発生するセリフタイプの文字に文字エッジ補正を行って、セリフタイプ文字の可読性及び視認性を改善できる。
以下、図面を参照して、本発明について詳細に説明する。
以下、詳細な説明において、同じ参照番号が他の図に示された場合、同じ参照番号は、同じ構成要素に使用される。詳細構成及び構成要素のような詳細な説明に定義された事項は、例示的な実施の形態の包括的な理解を助けるために提供される。したがって、例示的な実施の形態が前記特に定義された事項なしで行われうることは明らかである。また、例示的な実施の形態を説明するにあたって不必要な公知の機能または構成要素は、詳細な説明を省略する。
「のうち、少なくとも一つ」のような表現は、それが要素のリストに先行する時、要素のリスト全体を修正し、リストの個別要素を修正しない。
以下、「部」は、ソフトウェア構成要素、またはFPGA、ASICのようなハードウェア構成要素を称し、特定機能を行う。しかしながら、「部」がソフトウェアまたはハードウェアに限定されるものではない。「部」は、アドレスを有した格納媒体から構成されることができ、一つ以上のプロセッサにより実行されるように構成されることができる。したがって、「部」は、ソフトウェア要素、オブジェクト指向的ソフトウェア要素、クラス要素及び作業要素のような要素を含み、機能、属性、過程、サブルーチン、プログラムコードの区間、ドライバー、ファームウエア、マイクロコード、回路、データ、データベース、テーブル、アレイ及び変数を処理する。要素及びユニットにより提供される機能は、さらに少ない数の要素及びユニットで結合されることができ、さらに多くの数の要素及びユニットに分割されることができる。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる、ディスプレイ装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、ディスプレイ装置100は、入力部110、出力部120、格納部130及び制御部140を備える。このとき、ディスプレイ装置100は、スマートフォン、スマートTV、タブレットPC、ノート型PC、デスクトップPCなどのように、文字を出力できる多様な電子機器により具現化されることができる。
一方、図1は、ディスプレイ装置100が文字出力機能、ディスプレイ機能などのように多様な機能を備えた装置である場合を例として、各種構成要素を総合的に示したものである。したがって、実施の形態によっては、図1に示す構成要素のうちの一部は、省略または変更されても良く、他の構成要素がさらに追加されても良い。
入力部110は、ディスプレイ装置100の全般的な機能を制御するためのユーザ命令を受け取る。特に、入力部110は、ユーザが入力しようとする文字の文字情報を獲得するためのユーザ命令を受け取る。
一方、入力部110は、キーパッド、タッチスクリーン、ペン、マウス、リモコンなどのような多様な入力装置により具現化されることができる。
出力部120は、制御部140の制御により映像データを出力する。特に、出力部120は、入力部110を介して入力されたユーザ命令に対応する文字を出力できる。このとき、出力部120により出力される文字は、ディスプレイ装置の特性及び入力された文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて補正されることができる。
一方、出力部120は、LCD(Liquid Crystal Display)により具現化されることができるが、これは、一実施の形態に過ぎず、OLED(Organic Light−Emitting Diode)、TFT(thin film transistor)、CRT(Cathode−Ray Tube)などのような多様なディスプレイにより具現化されることができる。また、出力部120は、上述したように、表示装置により具現化されうるだけでなく、プリンタなどのような出力装置により具現化されることができる。
格納部130は、ディスプレイ装置100を制御するための多様なモジュール及びデータを格納する。特に、格納部130は、ユーザにより入力された文字の文字情報を補正して出力するための多様なモジュールを含むことができる。これに対しては、図2を参照して詳細に説明する。図2に示すように、格納部130は、文字情報を補正して出力するために、文字補正情報データベース205、文字補正制御モジュール210、文字大きさ補正モジュール215、文字厚さ補正モジュール220、ヒンティング(hinting)補正モジュール225、文字色濃度補正モジュール230、文字エッジ補正モジュール235、文字情報獲得モジュール240、文字劃の複雑度判断モジュール245、文字の外郭線生成モジュール250、文字レンダリングモジュール255及び文字イメージ生成モジュール260を含む。
文字補正情報データベース205は、ディスプレイ装置の特性及び文字特性に応じて文字情報を補正するための文字補正情報データを格納する。このとき、文字補正情報は、グローバル補正情報及びローカル補正情報を含むことができる。グローバル補正情報は、機器全体に共用に適用される文字補正情報を格納し、ローカル補正情報は、文字補正情報を特定アプリケーション単位、特定言語単位、特性フォントファイル単位、特定フォントスタイルなどに応じて互いに異なる文字補正情報を格納することができる。このとき、グローバル補正情報及びローカル補正情報が同時に適用されることができる場合、ローカル補正情報が優先的に適用されて文字が補正されることができる。また、グローバル補正情報及びローカル補正情報の内部に明示される情報は、階層的な構造を有することができる。本発明の一実施の形態にかかる、文字補正情報のメタデータ構造は、図3A及び図3Bに示すように、定義されることができる。
文字補正制御モジュール210は、文字補正情報に応じて文字情報を補正する機能を提供できる。また、文字補正制御モジュール210は、共用で文字補正機能を行うことができ、アプリケーションに応じて文字補正機能を行うことができる。また、文字補正情報は、特定フォントにおいてのみ文字補正機能を行うことができる。
文字大きさ補正モジュール215は、文字の横、縦の外郭線の大きさを制御する機能を提供する。
文字厚さ補正モジュール220は、文字の横劃、縦劃の厚さを制御する機能を提供する。
ヒンティング補正モジュール225は、文字に含まれた劃補正情報を文字大きさ別、言語別に制御する機能を提供する。
文字色濃度補正モジュール230は、文字レンダリングステップが実行された後に生成される文字イメージに対して、文字を構成するピクセル値を補正する機能を提供する。
文字エッジ補正モジュール235は、文字レンダリングステップが実行された後に生成された文字イメージの外郭線を軟らかくまたは鋭くする補正を行って、階段効果を除去できる機能を提供する。
文字情報獲得モジュール240は、フォントファイルから文字情報を抽出及び分類して格納する機能を提供する。
文字劃の複雑度判断モジュール245は、文字のユニコード範囲を確認して文字の複雑度を判断できる。
文字の外郭線生成モジュール250は、文字情報に含まれたコントロールポイント(control point)を利用して、文字の外郭線を生成する機能を提供する。
文字レンダリングモジュール255は、文字の外郭線情報、ヒンティング情報及び文字補正情報に応じてラスター化(rasterization)を行って、ロー文字イメージ(raw glyph image)を生成する機能を提供する。
文字イメージ生成モジュール260は、ロー文字イメージに基づいて文字の色相情報及び補正情報に応じて文字ビットマップを生成して出力部120に出力する機能を提供する。
一方、図2に示すように、文字を補正して出力するための複数のモジュールは、一実施の形態に過ぎず、格納部130には、他のモジュールがさらに含まれることができる。
また、図1について説明すれば、制御部140は、入力部110を介して入力されたユーザ命令に応じて、ディスプレイ装置100の全般的な動作を制御する。特に、制御部140は、入力部110を介して入力されたユーザ命令に対応する文字を格納部130に格納されたモジュールを利用して補正作業を行い、補正された文字を出力部120を介して出力できる。
具体的に、入力部110を介して文字を入力するためのユーザ命令がディスプレイ装置100に入力された場合、制御部140は、ユーザ命令に対応する文字情報を獲得できる。このとき、文字情報は、文字固有のID、文字の形態情報と関連したコントロールポイント(control point)情報、コントロールポイントの接続属性を定義する接続情報、複数の文字配置と関連したメトリック(metric)情報、文字の外郭線をグリッド(Grid)に整列するためのヒンティング情報のうち、少なくとも一つを含むことができる。しかしながら、上述したように、文字情報に含まれた情報は、一実施の形態に過ぎず、他の情報(例えば、文字の色情報等)がさらに含まれることができる。
文字情報が獲得された場合、制御部140は、ディスプレイ装置110の特性及び入力部110を介して入力された文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて入力された文字情報に対する文字補正情報を決定できる。このとき、ディスプレイ装置の特性は、ディスプレイ装置の解像度、ディスプレイ装置の現在明るさ、ディスプレイ装置のディスプレイ類型、ディスプレイ装置のバッテリー残量、ディスプレイ装置が実行するアプリケーションの類型のうち、少なくとも一つを含むことができ、入力された文字の特性は、入力された文字の大きさ、入力された文字の劃の複雑度、入力された文字のスタイル、入力された文字の色及び背景色、入力された文字の劃厚さ、入力された文字の言語種類、入力された文字のユニコード(Unicode)範ちゅうのうち、少なくとも一つを含むことができる。
本発明の一実施の形態として、制御部140は、ディスプレイ装置100の解像度情報を獲得し、文字情報に含まれた文字大きさ情報及びディスプレイ装置の解像度情報に応じて入力された文字に対する文字補正情報を決定できる。具体的に、制御部140は、ディスプレイ装置100の解像度情報及びPPI(Pixel Per Inch)情報を獲得し、文字大きさ、解像度情報、PPI情報に応じて文字のX Scale(横の大きさ)とY Scale(縦の大きさ)を調節できる文字補正情報を決定できる。
さらに他の実施の形態として、制御部140は、ディスプレイ装置100の現在明るさ情報を獲得し、獲得された現在明るさ情報に応じて加重値を適用して、入力された文字の色相に対する文字補正情報を決定できる。具体的に、制御部140は、ディスプレイ装置100の現在明るさ情報を獲得し、ディスプレイ装置100の現在明るさが予め設定された値以上である場合、文字を濃く表現するように文字の色相に対する文字補正情報を決定し、ディスプレイ装置100の現在明るさが予め設定された値未満である場合、文字を薄く表現するように文字の色相に対する文字補正情報を決定できる。このとき、ディスプレイ装置100の現在明るさに応じる文字補正情報は、ユーザ設定によって異なりうる。例えば、ユーザが低電力モードを設定した場合、制御部140は、全般的に文字の色相が薄く表現されるように、。字の色相に対する文字補正情報を決定できる。さらに他の例として、ディスプレイ装置100のバッテリー残量が予め設定された値以下に残った場合、ディスプレイ装置100は、文字の色相を全般的に薄く表現するように文字の色相に対する文字補正情報を決定できる。
さらに他の実施の形態として、制御部140は、ディスプレイ装置100が現在実行しているアプリケーションを判断し、判断されたアプリケーションに応じて入力された文字に対する文字補正情報を決定できる。具体的に、制御部140は、ディスプレイ装置100が現在実行しているアプリケーションを判断できる。そして、現在実行するアプリケーションが文字表現を重要視するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザアプリケーション、電子メールアプリケーション、メッセージ送信アプリケーション等)と判断された場合、制御部140は、入力された文字の色を濃く表現するように文字色相に対する文字補正情報を決定できる。
さらに他の実施の形態として、制御部140は、入力された文字の種類に基づいて劃の複雑度を判断し、判断された劃の複雑度に応じて入力された文字の劃厚さに対する文字補正情報を決定できる。具体的に、制御部140は、入力された文字の種類で劃の複雑度を判断できる。例えば、制御部140は、漢文の場合、劃の複雑度を上と判断し、ハングルの場合、劃の複雑度を中と判断し、英語の場合、劃の複雑度を下と判断できる。そして、制御部140は、劃の複雑度が高いほど、文字の劃厚さを薄く表現するように文字補正情報を決定でき、劃の複雑度が低いほど、文字の劃厚さを厚く表現するように文字補正情報を決定できる。
さらに他の実施の形態として、制御部140は、入力された文字の色及び背景色を判断し、入力された文字の色及び背景色を比較して入力された文字の色濃度に対する文字補正情報を決定できる。具体的に、制御部140は、入力された文字色及び背景色のピクセル情報を確認して、文字色と背景色とを比較できる。入力された文字色が背景色に比べて明るいと判断された場合、制御部140は、入力された文字色をさらに明るく表現するように文字の色濃度に対する文字補正情報を決定でき、入力された文字色が背景色に比べて暗いと判断された場合、制御部140は、入力された文字色をさらに暗く表現するように文字の色濃度に対する文字補正情報を決定できる。
さらに他の実施の形態として、制御部140は、入力された文字のタイプを判断し、入力された文字タイプに応じて文字補正情報を決定できる。具体的に、制御部140は、入力された文字のタイプがサンセリフ(sans−serif)タイプなのかセリフ(serif)タイプなのかを判断できる。そして、入力された文字のタイプがセリフタイプと判断された場合、制御部140は、ディスプレイ装置100の解像度及び文字大きさに応じて加重値をおいて文字エッジ補正強度を計算して、入力された文字に対する文字補正情報を決定できる。
一方、上述した多様な実施の形態は、個別的に具現されることができるが、これは、一実施の形態に過ぎず、二つ以上の実施の形態が複合的に具現化されることができる。例えば、制御部140は、ディスプレイ装置100の明るさ、文字のタイプ及び文字の劃の複雑度を同時に判断して、文字補正情報を決定できる。
また、上述したように、多様な文字補正情報が決定された場合、制御部140は、決定された文字補正情報に応じて文字メトリックをアップデートできる。このとき、文字メトリックは、文字間の間隔、線間隔、右側余白、左側余白などのような情報である。すなわち、文字補正情報によって文字が補正された場合、文字が重なって見えるか、または、線間隔、文字間隔が不均一になることもありえるので、制御部140が文字メトリックをアップデートして文字が重なってみえる現象、線間隔、文字間隔が不均一に見える現象を防止できる。
そして、制御部140は、決定された文字補正情報に基づいて獲得された文字情報を補正して文字の外郭線情報を生成し、文字の外郭線情報に基づいて文字の外郭線を生成できる。
そして、制御部140は、文字の外郭線情報を利用してレンダリング作業を行って、ロー文字イメージ(Raw glyph)を生成できる。
そして、制御部140は、ロー文字イメージに後処理補正作業が必要であるかどうかを判断して、後処理補正作業を行うことができる。具体的に、制御部140は、文字補正情報(特に、文字色濃度補正情報、文字エッジ補正情報等)に基づいて、ロー文字イメージに後処理作業を行うことができる。特に、制御部140は、文字色濃度補正情報に基づいて文字の明るい部分をさらに明るく補正し、暗い部分は、さらに暗く補正できる。そして、制御部140は、文字エッジ補正情報に基づいて斜線が多い文字の場合、階段現象を除去する作業を行うことができる。また、制御部140は、文字の外郭を柔らかくまたは鋭く処理して、可読性及び視認性を向上させることができる。
そして、制御部140は、後処理された文字イメージを出力するように出力部120を制御できる。
以下、図4ないし図14を参考にして、本発明の多様な実施の形態によって、ディスプレイ装置100の文字出力方法について詳細に説明する。
図4は、本発明の一実施の形態によって、ディスプレイ装置100が多様な文字補正情報を獲得して文字を補正する方法を説明するための図である。
まず、ディスプレイ装置100は、文字補正情報データをロードする(S405)。このとき、文字補正情報データは、ファイル形態であり、ファイル構造は、図3A及び図3Bに示すようなXML構造あるいは他の構造を有することができる。
そして、ディスプレイ装置100は、文字補正情報データをパーシングする(S410)。具体的に、ディスプレイ装置100は、文字補正機能別に文字補正情報データをパーシングできる。特に、ディスプレイ装置100は、ロードされた文字補正情報がグローバル補正情報及びローカル補正情報を確認してパーシングできる。
そして、ディスプレイ装置100は、パーシングされた文字補正情報に基づいて文字大きさ補正情報を獲得する(S415)。具体的に、ディスプレイ装置100は、文字大きさ補正情報が必要であるかどうかを判断し、文字大きさ補正情報が必要な場合、パーシングされた文字補正情報を利用して文字大きさ補正情報を獲得できる。
そして、ディスプレイ装置100は、パーシングされた文字補正情報に基づいて文字厚さ補正情報を獲得する(S420)。具体的に、ディスプレイ装置100は、文字厚さ補正情報が必要であるかどうかを判断し、文字厚さ補正情報が必要な場合、パーシングされた文字補正情報を利用して文字厚さ補正情報を獲得できる。
そして、ディスプレイ装置100は、パーシングされた文字補正情報に基づいて、文字スタイル補正情報を獲得する(S425)。具体的に、ディスプレイ装置100は、文字スタイル(例えば、ゴシック体等)別に補正情報があるかどうかを判断し、該当文字スタイル体に補正情報が存在する場合、パーシングされた文字補正情報を利用して、文字スタイル補正情報を獲得できる。
そして、ディスプレイ装置100は、パーシングされた文字補正情報に基づいてヒンティング補正情報を獲得する(S430)。具体的に、ディスプレイ装置100は、文字補正情報データにヒンティング補正情報が存在しているかどうかを判断して、ヒンティング補正情報が存在する場合、ヒンティング補正情報を獲得できる。このとき、ディスプレイ装置100は、ヒンティング補正情報を利用して特定文字大きさを有する文字だけを補正するか、またはすべての文字大きさの文字を補正するかを決定できる。これは、特定大きさ以上を有する文字の場合、ヒンティング情報を利用してレンダリングを行っても補正前後の差異点を認知し難いため、特定大きさ以上を有する文字を補正する不必要な作業を除去できる。
そして、ディスプレイ装置100は、パーシングされた文字補正情報に基づいて文字色濃度補正情報を獲得する(S435)。具体的に、ディスプレイ装置100は、文字色濃度補正情報が必要であるかどうかを判断し、文字色濃度補正情報が必要な場合、パーシングされた文字補正情報を利用して文字色濃度補正情報を獲得できる。
そして、ディスプレイ装置100は、パーシングされた文字補正情報に基づいて文字エッジ補正情報を獲得する(S440)。具体的に、ディスプレイ装置100は、文字エッジ補正情報が必要であるかどうかを判断し、文字エッジ補正情報が必要な場合、パーシングされた文字補正情報を利用して文字エッジ補正情報を獲得できる。
そして、ディスプレイ装置100は、獲得された文字補正情報に基づいて文字情報を補正する(S445)。具体的に、ディスプレイ装置100は、図2に示す多様なモジュールを利用して、文字大きさ補正情報、文字厚さ補正情報、ヒンティング補正情報などに応じて、コントロールポイントなどのような文字情報を補正できる。
そして、ディスプレイ装置100は、文字をレンダリングする(S450)。具体的に、ディスプレイ装置100は、補正された文字情報に基づいて文字の外郭線を生成し、生成された文字の外郭線を利用してレンダリング作業を行ってロー文字イメージを生成できる。
そして、ディスプレイ装置100は、文字イメージを補正する(S455)。具体的に、ディスプレイ装置100は、文字色濃度補正情報及び文字エッジ補正情報に基づいて生成されたロー文字イメージを補正できる。
そして、ディスプレイ装置100は、文字を出力する(S460)。
図5は、本発明の一実施の形態にかかる、実行されるアプリケーションに応じて文字補正情報を決定して、文字を補正する方法を説明するためのフローチャートである。
ディスプレイ装置100は、文字情報を獲得する(S505)。具体的に、ディスプレイ装置100は、入力部110を介して入力されたユーザ命令に対応する文字の文字情報を獲得できる。このとき、文字情報には、文字固有のID、文字の形態情報と関連したコントロールポイント(control point)情報、コントロールポイントの接続属性を定義する接続情報、複数の文字配置と関連したメトリック(metric)情報、文字の外郭線をグリッド(Grid)に整列するためのヒンティング情報のうち、少なくとも一つが含まれることができる。
そして、ディスプレイ装置100は、文字補正情報データをロードする(S510)。そして、ディスプレイ装置100は、文字補正情報データに格納されたアプリケーション文字レンダリング補正情報を獲得する(S515)。
そして、ディスプレイ装置100は、現在実行されるアプリケーションIDとデータベースに格納された文字補正情報IDとが一致しているかどうかを判断する(S520)。一方、現在実行されるアプリケーションは、文字が重要なアプリケーションであって、ウェブブラウザアプリケーション、電子メールアプリケーション、文字アプリケーションなどが含まれることができる。
現在実行されるアプリケーションIDと文字補正情報IDとが一致する場合(S520−Y)、ディスプレイ装置100は、現在実行されるアプリケーションに割り当てられた文字補正情報を獲得する(S525)。このとき、ディスプレイ装置100は、文字大きさ補正情報、文字厚さ補正情報、ヒンティング補正情報、文字色濃度補正情報、文字エッジ補正情報などを獲得できる。
そして、ディスプレイ装置100は、獲得された文字補正情報に応じて文字情報を補正する(S530)。
そして、ディスプレイ装置100は、補正された文字情報に応じて文字の外郭線を生成し(S540)、文字をレンダリングする(S550)。
そして、ディスプレイ装置100は、レンダリング以後に生成された文字イメージに補正が必要であるかどうかを判断する(S560)。具体的に、ディスプレイ装置100は、現在実行されるアプリケーションに割り当てられた文字補正情報に文字イメージ補正情報(例えば、文字色濃度補正情報、文字エッジ補正情報等)が存在しているかどうかを判断して、文字イメージに補正が必要であるかどうかを判断できる。
文字イメージに補正がいらない場合(S560−N)、ディスプレイ装置100は、文字を出力する(S570)。文字イメージに補正が必要な場合(S560−Y)、ディスプレイ装置100は、文字イメージ補正情報に応じて文字イメージを補正し(S565)、補正された文字を出力する(S570)。
一方、現在アプリケーションIDとデータベースに格納された文字補正情報IDとが一致しない場合(S520−N)、ディスプレイ装置100は、データベースに格納されたグローバル補正情報を使用するかどうかを判断する(S535)。グローバル補正情報を使用する場合(S535−Y)、ディスプレイ装置100は、グローバル補正情報に応じて文字情報を補正する(S530)。グローバル補正情報を使用しない場合(S535−N)、ディスプレイ装置100は、文字情報を補正しなくて、直に文字出力のための文字の外郭線を生成できる(S540)。
上述したように、特定アプリケーション(例えば、文字が重要なアプリケーション)に割り当てられた文字補正情報を利用して文字を補正することによって、ユーザは、文字が重要なアプリケーションを利用する時、向上した可読性と視認性を有する文字を見るようになる。
図6は、本発明の一実施の形態にかかる、機器解像度及び文字大きさに応じて文字補正情報を決定して文字を補正する方法を説明するためのフローチャートである。
まず、ディスプレイ装置100は、文字情報を獲得する(S605)。具体的に、ディスプレイ装置100は、入力部110を介して入力されたユーザ命令に対応する文字の文字情報を獲得できる。
そして、ディスプレイ装置100は、解像度情報を獲得する(S610)。このとき、ディスプレイ装置100の解像度情報は、ディスプレイ装置100の解像度、PPIなどのように、多様な解像度情報を含むことができる。
そして、ディスプレイ装置100は、文字補正情報がデータベースに存在しているかどうかを判断する(S615)。
文字補正情報がデータベースに存在すると判断された場合(S615−Y)、ディスプレイ装置100は、データベースに存在する文字補正情報を獲得し(S650)、獲得された文字補正情報に基づいて文字情報を補正する(S645)。
文字補正情報がデータベースに存在しないと判断された場合(S615−N)、ディスプレイ装置100は、文字情報に格納された文字大きさに対する情報に基づいて文字大きさが小さいかどうかを判断する(S620)。このとき、ディスプレイ装置100は、文字大きさが16ピクセル以下の場合、文字大きさが小さいと判断できる。
文字大きさが小さいと判断された場合(S620−Y)、ディスプレイ装置100は、文字のX Scaleに第1範囲の加重値を適用して補正値を計算する(S625)。具体的に、文字大きさが小さな場合、ディスプレイ装置100は、X Scale値をディスプレイ装置の解像度及びPPI情報に応じて2〜5%の加重値をおいて補正値を計算できる。
文字大きさが大きいと判断された場合(S620−N)、ディスプレイ装置100は、文字のX Scaleに第2範囲の加重値を適用して補正値を計算する(S630)。具体的に、文字大きさが大きな場合、ディスプレイ装置100は、X Scale値をディスプレイ装置の解像度及びPPI情報に応じて6%以上の加重値をおいて補正値を計算できる。
そして、ディスプレイ装置100は、文字のY Scaleの補正値を計算する(S635)。このとき、Y Scaleの補正値もやはり、X Scaleの補正値を計算する方法と対応するように計算できる。
そして、ディスプレイ装置100は、言語加重値を反映して最終補正値を計算する(S640)。特に、ディスプレイ装置100は、入力された言語の劃の複雑度に応じて言語加重値を反映して、最終補正値を計算できる。例えば、劃の複雑度が高い言語の場合、ディスプレイ装置100は、表現力を向上させるためにX Scale及びY Scaleに高い加重値を付加できる。
そして、ディスプレイ装置100は、算出された最終補正値を利用して文字情報を補正する(S645)。すなわち、ディスプレイ装置100は、算出された最終補正値を利用して、文字のX Scale及びY Scale値を補正できる。このとき、X Scale及びY Scaleの補正により文字メトリックの補正が必要な場合、ディスプレイ装置100は、文字間隔、線間隔、左/右余白などのような文字メトリック情報を補正できる。
そして、ディスプレイ装置100は、補正された文字情報に基づいて文字の外郭線を生成し(S655)、文字をレンダリングする(S660)。
そして、ディスプレイ装置100は、レンダリング以後に生成された文字イメージに補正が必要であるかどうかを判断する(S665)。具体的に、ディスプレイ装置100は、文字大きさ及び解像度情報に応じる文字補正情報に文字イメージ補正情報(例えば、文字色濃度補正情報、文字エッジ補正情報等)が存在しているかどうかを判断して、文字イメージに補正が必要であるかどうかを判断できる。
文字イメージに補正がいらない場合(S665−N)、ディスプレイ装置100は、文字を出力する(S675)。文字イメージに補正が必要な場合(S665−Y)、ディスプレイ装置100は、文字イメージ補正情報に応じて文字イメージを補正し(S670)、補正された文字を出力する(S675)。
上述したように、文字大きさ及び解像度情報に応じて文字情報を補正することによって、ユーザは、ディスプレイ装置100の解像度に応じて適切に補正された文字を見ることできるようになる。具体的に、図7A及び図7Bは、本発明の一実施の形態にかかる、ディスプレイ装置100の解像度及び文字大きさに応じて文字補正情報を決定して文字を補正した実施の形態を説明するための図である。
特に、図7Aは、従来の技術を利用して文字をレンダリングした場合、「h」文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図7Bは、本発明を利用して文字大きさを調節して文字をレンダリングした場合、「h」文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図である。
図7A及び図7Bを述べると、図7Bは、図7Aに比べて文字の劃を構成する中心ピクセルの色濃度が濃いという特性が分かる。したがって、ディスプレイ装置の解像度及び文字の大きさに応じて文字大きさを補正することによって、文字の可読性及び視認性を向上させることができるようになる。
図8は、本発明の一実施の形態にかかる、文字の劃の複雑度に応じて文字補正情報を決定して文字を補正する方法を説明するためのフローチャートである。
まず、ディスプレイ装置100は、文字情報を獲得する(S805)。具体的に、ディスプレイ装置100は、入力部110を介して入力されたユーザ命令に対応する文字の文字情報を獲得できる。特に、ディスプレイ装置100は、文字の言語情報を含む文字情報を獲得できる。
そして、ディスプレイ装置100は、入力された文字の劃の複雑度を判断する(S810)。このとき、ディスプレイ装置100は、文字の言語情報に応じて文字の劃の複雑度を判断できる。例えば、ディスプレイ装置100は、漢字の劃の複雑度を上と判断し、ハングルの劃の複雑度を中と判断し、英語の劃の複雑度を下と判断できる。
そして、ディスプレイ装置100は、入力された文字の劃の複雑度が上であるかどうかを判断する(S815)。
文字の劃の複雑度が上と判断された場合(S815−Y)、ディスプレイ装置100は、文字劃厚さ補正値を第1値に補正する(S820)。このとき、第1値は、50%でありうる。
文字の劃の複雑度が上でない場合(S815−N)、ディスプレイ装置100は、入力された文字の劃の複雑度が中であるかどうかを判断する(S825)。
文字の劃の複雑度が中の場合(S825−Y)、ディスプレイ装置100は、文字劃厚さ補正値を第2値に補正する(S835)。このとき、第2値は、80%でありうる。
しかしながら、文字の劃の複雑度が中でない場合(S825−N)、文字の劃の複雑度を下と判断して、ディスプレイ装置100は、入力された文字の劃厚さ補正値を第3値に補正できる。このとき、第3値は、100%でありうる。
そして、ディスプレイ装置100は、決定された文字劃厚さ補正値に応じて文字情報を補正する(S840)。
そして、ディスプレイ装置100は、補正された文字情報に基づいて文字の外郭線を生成し(S845)、文字をレンダリングする(S850)。
そして、ディスプレイ装置100は、レンダリング以後に生成された文字イメージに補正が必要であるかどうかを判断する(S855)。具体的に、ディスプレイ装置100は、文字の劃の複雑度に応じて補正された文字補正情報に文字イメージ補正情報(例えば、文字色濃度補正情報、文字エッジ補正情報等)が存在しているかどうかを判断して、文字イメージに補正が必要であるかどうかを判断できる。
文字イメージに補正がいらない場合(S855−N)、ディスプレイ装置100は、文字を出力する(S865)。文字イメージに補正が必要な場合(S855−Y)、ディスプレイ装置100は、文字イメージ補正情報に応じて文字イメージを補正し(S860)、補正された文字を出力する(S865)。
上述したように、文字の劃の複雑度に応じて文字の劃厚さを補正することによって、文字の劃の複雑度が高い言語に対して厚さを薄くして、文字の劃が互いに重なってみえる現象を防止できるようにする。
図9Aないし図9Hは、本発明の一実施の形態にかかる、文字の劃の複雑度に応じて文字補正情報を決定して文字を補正した実施の形態を説明するための図である。
図9Aは、従来の技術を利用して文字をレンダリングした場合、英語の「R」文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図9Bは、従来の技術を利用してボールド体の文字をレンダリングした場合、英語の「R」文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図である。
図9Cは、従来の技術を利用して文字をレンダリングした場合、ハングルの
(外1)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図9Dは、従来の技術を利用してボールド体の文字をレンダリングした場合、ハングルの
(外2)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図9Eは、本発明を利用してボールド体の文字をレンダリングした場合、ハングルの
(外3)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図である。
(外1)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図9Dは、従来の技術を利用してボールド体の文字をレンダリングした場合、ハングルの
(外2)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図9Eは、本発明を利用してボールド体の文字をレンダリングした場合、ハングルの
(外3)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図である。
図9Fは、従来の技術を利用して文字をレンダリングした場合、漢字の
(外4)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図9Gは、従来の技術を利用してボールド体の文字をレンダリングした場合、漢字の
(外5)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図9Hは、本発明を利用してボールド体の文字をレンダリングした場合、漢字の
(外6)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図である。
(外4)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図9Gは、従来の技術を利用してボールド体の文字をレンダリングした場合、漢字の
(外5)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図9Hは、本発明を利用してボールド体の文字をレンダリングした場合、漢字の
(外6)
文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図である。
図9A及び図9Bに示すように、劃の複雑度の低い英語をボールド体で表現する場合、従来の技術によっても字劃が重なってみえる現象が発見されなかった。
しかしながら、図9C及び図9Dに示すように、劃の複雑度が英語より相対的に高いハングルをボールド体で表現した場合、字劃が重なってみえる現象が発生する。したがって、本発明の一実施の形態のように、ハングルの場合、劃厚さを80%に補正することによって、図9Eに示すように、字劃が重なってみえる現象を減少させることができ、文字の可読性及び視認性を向上させることができるようになる。
それだけでなく、図9F及び図9Gに示すように、劃の複雑度が英語及びハングルより相対的に高い漢字をボールド体で表現した場合、字劃が重なってみえる現象がハングルに比べてめだつ。字劃が重なってみえる現象が激しい場合、ユーザは、どんな漢字が入力されたかを確認できない場合もありうる。したがって、本発明の一実施の形態のように、漢字の場合、劃厚さを50%に補正することによって、図9Hに示すように、字劃が重なってみえる現象を減少させることができ、文字の可読性及び視認性をさらに向上させることができるようになる。
一方、図8では、文字の劃の複雑度に応じて文字の劃厚さだけを補正すると説明したが、これは、一実施の形態に過ぎず、文字の劃の複雑度に応じて多様な文字補正情報(例えば、文字大きさ、色濃度等)を決定できる。
図10は、本発明の一実施の形態にかかる、ディスプレイ装置の明るさ、文字色相及び背景色相に応じて文字補正情報を決定して文字を補正する方法を説明するためのフローチャートである。
まず、ディスプレイ装置100は、文字情報を獲得する(S1005)。具体的に、ディスプレイ装置100は、入力部110を介して入力されたユーザ命令に対応する文字の文字情報を獲得できる。特に、ディスプレイ装置100は、文字色及び背景色情報を含む文字情報を獲得できる。そして、ディスプレイ装置100は、ディスプレイ装置の明るさ情報を獲得する(S1010)。一方、ステップS1005及びステップS1010は、同時に行われることができ、ステップS1010がステップS1005より先に行われることができる。
そして、ディスプレイ装置100は、入力された文字の文字色及び背景色の階調値(grayscale)を計算する(S1015)。
そして、ディスプレイ装置100は、文字色が背景色に対して暗いかどうかを判断する(S1020)。文字色が背景色に比べて暗い場合(S1020−Y)、ディスプレイ装置100は、文字色のうち、劃の暗い部分の色濃度を強調する色相補正情報を獲得する(S1025)。
文字色が背景色に対して暗くない場合(S1020−N)、ディスプレイ装置100は、文字色が背景色に対して明るいかどうかを判断する(S1030)。文字色が背景色に対して明るい場合(S1030−Y)、ディスプレイ装置100は、文字色のうち、劃の明るい部分の色濃度を強調する色相補正情報を獲得する(S1035)。文字色が背景色と明るさが同じである場合(S1030−N)、ディスプレイ装置100は、予め格納された色相補正情報を獲得できる。
そして、ディスプレイ装置100は、ディスプレイ装置の明るさに基づいて加重値を適用して獲得された色相補正情報を補正する(S1040)。具体的に、ユーザ命令によりディスプレイ装置100を低電力モードに設定した場合、またはディスプレイ装置100のバッテリー残量が予め設定された値以下の場合、ディスプレイ装置100は、文字劃の明るさ値を全体的に下げるように色相補正情報を補正できる。また、ディスプレイ装置100が低い明るさ状態を維持する場合、ディスプレイ装置100は、文字をよく見えるようにするために、文字劃の明るさ値を全体的に高くするように、色相補正情報を補正できる。
そして、ディスプレイ装置100は、文字情報及び文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成し(S1045)、生成された外郭線に基づいて文字をレンダリングする(S1050)。
そして、ディスプレイ装置100は、上述したように獲得された色相補正情報を介して文字色相を補正する(S1055)。
そして、ディスプレイ装置100は、文字を出力する(S1060)。
上述したように、文字色、背景色及びディスプレイ装置100の明るさに基づいて文字の色相を補正することによって、ユーザは、さらに鮮明な文字を見るようになる。
図11Aないし図11Dは、本発明の一実施の形態にかかる、ディスプレイ装置の明るさ、文字色及び背景色に応じて文字補正情報を決定して文字を補正した実施の形態を説明するための図である。
図11Aは、従来の技術を利用して明るい背景で文字をレンダリングした場合、「R」文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図11Bは、本発明を利用して明るい背景で文字をレンダリングした場合、「R」文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図である。
図11Aにて述べたように、明るい色を有する背景と暗い色を有する文字の色との対比が大きくないから、文字劃部分が明確に見えなくなる。それに対して、図11Bは、文字色をさらに暗く補正して背景色に対して文字色がさらに濃く見えるようにすることによって、文字の可読性及び視認性を向上させることができるようになる。
図11Cは、従来の技術を利用して暗い背景で文字をレンダリングした場合、「R」文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図11Dは、本発明を利用して暗い背景で文字をレンダリングした場合、「R」文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図である。
図11Cにて述べたように、暗い色を有する背景と明るい色を有する文字の色との対比が大きくないから、文字劃部分が明確に見えなくなる。それに対して、図11Dは、文字色をさらに明るく補正して背景色に対して文字色がさらに明るく見えるようにすることによって、文字の可読性及び視認性を向上させることができるようになる。
図12は、本発明の一実施の形態にかかる、入力された文字のフォントタイプに応じて文字補正情報を決定して文字を補正する方法を説明するためのフローチャートである。
まず、ディスプレイ装置100は、文字情報を獲得する(S1210)。具体的に、ディスプレイ装置100は、入力部110を介して入力されたユーザ命令に対応する文字の文字情報を獲得できる。特に、ディスプレイ装置100は、文字タイプ情報を含む文字情報を獲得できる。
そして、ディスプレイ装置100は、文字タイプがサンセリフ(sans−serif)であるかどうかを判断する(S1220)。
文字タイプがサンセリフである場合(S1220−Y)、ディスプレイ装置100は、文字情報及び文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成する(S1230)。
文字タイプがサンセリフでない場合(S1220−N)、すなわち、文字タイプがセリフである場合、ディスプレイ装置100は、文字エッジ補正強度を計算する(S1240)。このとき、ディスプレイ装置100は、ディスプレイ装置100の解像度情報及び文字大きさ情報に基づいて文字エッジ補正強度を計算できる。一実施の形態として、高解像度のディスプレイ装置100の場合、ディスプレイ装置100は、文字のエッジ部分が目によく付かないから、文字エッジ補正強度を下げることができる。また、低解像度のディスプレイ装置100の場合、ディスプレイ装置100は、文字のエッジ部分が目によく付くので、文字エッジ補正強度を高めることができる。そして、ディスプレイ装置100は、文字情報及び文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成する(S1230)。
そして、ディスプレイ装置100は、生成された文字の外郭線に基づいて文字レンダリングを行う(S1250)。
そして、ディスプレイ装置100は、レンダリングされた文字イメージが補正する必要があるかどうかを判断する(S1260)。
文字イメージの補正がいらない場合(S1260−N)、ディスプレイ装置100は、文字を出力する(S1280)。
文字イメージの補正が必要な場合(S1260−Y)、ディスプレイ装置100は、文字エッジ補正情報に応じて文字イメージを補正する(S1270)。特に、ディスプレイ装置100は、ステップS1240にて算出された文字エッジ補正強度に応じて文字イメージを補正できる。そして、ディスプレイ装置100は、補正された文字を出力する(S1280)。
上述したように、ディスプレイ装置100は、階段効果が頻繁に発生できるセリフタイプの文字に対して文字エッジ補正を行って、セリフタイプの文字に対する視認性及び可読性を向上させることができる。
図13Aないし図13Bは、本発明の一実施の形態にかかる、入力された文字のフォントタイプに応じて文字補正情報を決定して文字を補正した実施の形態を説明するための図である。
図13Aは、従来の技術により文字をレンダリングした場合、セリフタイプの「W」文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図であり、図13Bは、本発明により文字をレンダリングした場合、セリフタイプの「W」文字を構成する各ピクセルの色濃度を示す図である。
図13Aに示すように、従来の技術により「W」をレンダリングした場合、劃濃度が文字劃に沿って変化が激しいから階段効果が発生して、劃が切れて見え、荒く見えるようになる。しかしながら、図13Bに示すように、本発明により「W」をレンダリングした場合、劃濃度が文字劃に沿って変化が激しくないから、文字劃が柔らかく見えるのを確認することができる。したがって、本発明により文字の視認性及び可読性を向上させることができるようになる。
図14は、本発明の一実施の形態にかかる、ディスプレイ装置の文字出力方法を説明するためのフローチャートである。
まず、ディスプレイ装置100は、文字情報を獲得する(S1410)。具体的に、ディスプレイ装置100は、入力部110を介して入力されたユーザ命令に対応する文字の文字情報を獲得できる。このとき、文字情報は、文字固有のID、文字の形態情報と関連したコントロールポイント(control point)情報、コントロールポイントの接続属性を定義する接続情報、複数の文字配置と関連したメトリック(metric)情報、文字の外郭線をグリッド(Grid)に整列するためのヒンティング情報のうち、少なくとも一つを含むことができる。しかしながら、上述した文字情報に含まれた情報は一実施の形態に過ぎず、文字情報は、他の情報(例えば、文字の色情報等)を含むことができる。
そして、ディスプレイ装置100は、ディスプレイ装置特性及び入力された文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて入力された文字情報に対する文字補正情報を決定する(S1420)。このとき、ディスプレイ装置100の特性は、ディスプレイ装置100の解像度、ディスプレイ装置100の現在明るさ、ディスプレイ装置100のディスプレイ類型、ディスプレイ装置100のバッテリー残量、ディスプレイ装置100が実行するアプリケーションの類型のうち、少なくとも一つを含むことができ、入力された文字の特性は、入力された文字の大きさ、入力された文字の劃の複雑度、入力された文字のスタイル、入力された文字の色及び背景色、入力された文字の劃厚さ、前記入力された文字の言語種類、前記入力された文字のユニコード(Unicode)範ちゅうのうち、少なくとも一つを含むことができる。
そして、ディスプレイ装置100は、文字情報及び文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成してレンダリング作業を行う(S1430)。レンダリング作業後、文字イメージに補正が必要な場合、ディスプレイ装置100は、レンダリングされた文字に文字色相を補正するか、または階段効果を除去する後処理補正作業を行うことができる。
そして、ディスプレイ装置100は、レンダリングされた文字を出力する(S1440)。
上述したように、ディスプレイ装置100の特性及び入力された文字の特性に応じて文字を補正して出力することによって、ディスプレイ装置100は、出力する文字の可読性及び視認性を向上させることができるようになる。
一方、上述した多様な実施の形態にかかるディスプレイ装置100の文字出力方法は、プログラムにより具現化されてディスプレイ装置に提供されることができる。特に、ディスプレイ装置の文字出力方法を含むプログラムは、非一時的読み取り可能媒体(non−transitory readable medium)に格納されて提供されることができる。
非一時的読み取り可能媒体とは、レジスタ、キャッシュ、メモリなどのように短い瞬間の間にデータを格納する媒体でなく、半永久的にデータを格納し、機器により読み取り(reading)が可能な媒体を意味する。具体的には、上述した多様なアプリケーションまたはプログラムは、CD、DVD、ハードディスク、ブルーレイディスク、USB、メモリーカード、ROMなどのような非一時的読み取り可能媒体に格納されて提供されることができる。
以上、本発明の実施の形態について図示し説明したが、本発明は、上述した特定の実施の形態に限定されるものではなく、請求の範囲で請求する本発明の要旨から逸脱せずに当該発明が属する技術分野における通常の知識を有した者によって多様な変形実施が可能なことはもちろんで、このような変形実施は、本発明の技術的思想や展望から個別的に理解されてはならない。
Claims (15)
- ディスプレイ装置の文字出力方法であって、
文字情報を獲得するステップと、
前記ディスプレイ装置の特性及び入力された文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて文字情報に対する文字補正情報を決定するステップと、
前記文字情報及び前記文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成して、前記文字のレンダリングを行うステップと、
前記レンダリングされた文字を出力するステップと
を含む文字出力方法。 - 前記ディスプレイ装置の特性は、
前記ディスプレイ装置の解像度、前記ディスプレイ装置の現在明るさ、前記ディスプレイ装置のディスプレイ類型、前記ディスプレイ装置のバッテリー残量、前記ディスプレイ装置が実行するアプリケーションの類型のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の文字出力方法。 - 前記決定するステップは、
前記ディスプレイ装置の解像度情報を獲得するステップと、
前記文字情報に含まれた文字大きさ情報及び前記ディスプレイ装置の解像度情報に応じて加重値を適用して、前記文字に対する文字補正情報を決定するステップと
を含むことを特徴とする請求項2に記載の文字出力方法。 - 前記決定するステップは、
前記ディスプレイ装置の現在明るさ情報を獲得するステップと、
前記獲得された現在明るさ情報に応じて加重値を適用して、前記文字の色相に対する文字補正情報を決定するステップと
を含むことを特徴とする請求項2に記載の文字出力方法。 - 前記決定するステップは、
前記ディスプレイ装置が現在実行しているアプリケーションを判断するステップと、
前記判断されたアプリケーションに応じて前記文字に対する文字補正情報を決定するステップと
を含むことを特徴とする請求項2に記載の文字出力方法。 - 前記文字の特性は、
前記文字の大きさ、前記文字の劃の複雑度、前記文字のスタイル、前記文字の色及び背景色、前記文字の劃厚さ、前記文字の言語種類、前記文字のユニコード(Unicode)範ちゅうのうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の文字出力方法。 - 前記決定するステップは、
前記文字の種類に基づいて劃の複雑度を判断するステップと、
前記判断された劃の複雑度に応じて前記文字の劃厚さに対する文字補正情報を決定するステップと
を含むことを特徴とする請求項6に記載の文字出力方法。 - 前記決定するステップは、
前記文字の色及び背景色を判断するステップと、
前記文字の色及び背景色を比較して、前記文字の色濃度に対する文字補正情報を決定するステップと
を含むことを特徴とする請求項6に記載の文字出力方法。 - 前記文字のタイプがサンセリフ(sans−serif)タイプなのかセリフ(serif)タイプなのかを判断するステップと、
前記文字のタイプがセリフタイプと判断された場合、前記ディスプレイ装置の解像度及び文字大きさに応じて加重値をおいて文字エッジ補正強度を計算して、前記文字に対する文字補正情報を決定するステップと
を含む請求項6に記載の文字出力方法。 - 前記文字補正情報は、
文字大きさ補正情報、文字厚さ補正情報、文字スタイル補正情報、ヒンティング(hinting)補正情報、文字色濃度補正情報、文字エッジ補正情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の文字出力方法。 - 前記決定するステップは、
前記ディスプレイ装置の特性及び前記文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて予め設定された文字補正情報が格納されたメタデータを利用して、前記文字補正情報を決定することを特徴とする請求項1に記載の文字出力方法。 - 前記レンダリングされた文字に文字色相を補正するか、階段効果を除去するか、または文字の外郭を処理する後処理ステップをさらに含む請求項1に記載の文字出力方法。
- 前記文字は、
ユーザにより入力された文字または他の機器から受信された文字のうちの何れか一つであることを特徴とする請求項1に記載の文字出力方法。 - ディスプレイ装置であって、
文字情報を獲得するためのユーザ命令を受け取る入力部と、
文字補正情報を格納する格納部と、
前記ディスプレイ装置の特性及び前記入力部を介して入力された文字の特性のうち、少なくとも一つに応じて前記入力された文字情報に対する文字補正情報を決定し、前記文字情報及び前記文字補正情報に基づいて文字の外郭線を生成して、前記文字のレンダリングを行う制御部と、
前記レンダリングされた文字を出力する出力部と
を備えるディスプレイ装置。 - 前記ディスプレイ装置の特性は、
前記ディスプレイ装置の解像度、前記ディスプレイ装置の現在明るさ、前記ディスプレイ装置のディスプレイ類型、前記ディスプレイ装置のバッテリー残量、前記ディスプレイ装置が実行するアプリケーションの類型のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項14に記載のディスプレイ装置。
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