JP2016515836A - コンパニオンアニマルのための可食玩具菓子 - Google Patents

コンパニオンアニマルのための可食玩具菓子 Download PDF

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Abstract

本開示は、接触応答性の、遊び引き出し動きに適した、可食玩具菓子を提供する。菓子の形状により菓子は揺動性であり、動物により接触されたときに振動する、部分的に転がる及び/又は回転する傾向がある。本明細書において、可食玩具菓子を使用して遊びを引き出し、動物の健康及び幸せを向上させ、理想体重を維持し、又は動物の生活の質を向上させる方法も提供される。【選択図】 なし

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2013年4月18日に出願された、米国仮特許出願第61/813308号に対する優先権を主張するものであり、該開示は本参照により援用される。
[発明の背景]
[0002]本発明は、概して、玩具及び可食菓子に関し、特に、コンパニオンアニマルのための可食玩具菓子に関する。
関連技術の説明
[0003]コンパニオンアニマルは、肉体的及び精神的健康並びに幸せを向上させるための遊びなどの、生活を豊かにする体験を必要とする。幼若コンパニオンアニマルは、自然とよく遊ぶ傾向がある。特に猫は遊びを好む性質を有しており、多くの場合、老齢になってからも玩具などの様々な対象物にじゃれつき、追いかけ回すなどする。
[0004]現在コンパニオンアニマル用に利用可能な食餌及び菓子は、動物による摂食が目的とされている。現在、コンパニオンアニマル用に利用可能な玩具は、動物の注意を引きかつ楽しませることにより、特に比較的長期間にわたってコンパニオンアニマルの運動を強化することを目的としている。一部の玩具は、動物、特に犬に噛み付かせて、口腔(例えば、歯肉及び歯など)の健康を維持すること、あるいは息を爽やかにすることを目的としている。
[0005]更に、玩具は、動物に肉体的な活動を提供する助けとなる。コンパニオンアニマルにおいて、遊び活動は、当該動物の食欲を刺激し得る。したがって、現在、遊び心を刺激する新しい種類の可食菓子並びに玩具が必要とされている。
[0006]したがって、本発明は、コンパニオンアニマルのための可食玩具菓子を提供することを課題とする。
[0007]本発明は、摂食前及び摂食中に遊び心を刺激することにより、玩具及び菓子の両方としても機能する、可食玩具菓子を提供することを別の課題とする。玩具様の態様には、偶発的な接触を含む動物からの接触に応じて玩具が運動する(例えば、揺動する、振動する、回転する及び/又は部分的に転がるなど(partially roll))傾向が包含される。
[0008]本発明は、遊びを引き出す方法、及び/又は動物、特に猫の健康及びウェルネスを促進する方法を提供することを別の課題とする。
[0009]本発明は、遊び活動を促すことにより動物の体重を管理する方法又は理想体重を維持する方法を提供することを更なる課題とする。
[0010]これらのその他の課題のうちの1つ以上は、摂食前及び摂食中に動物、特に猫の遊びを引き出す、少なくとも部分的に弓なりの形状をしており可食組成物を含む、動物用可食玩具菓子を使用することにより、達成される。
[0011]本発明のその他の及び更なる課題、特徴、及び利点は、当業者には容易に明らかとなろう。
実施例1に記載の通りのペット菓子の一実施形態の写真である。記載の菓子の実施形態は、実施例に記載の試験中に動物の遊びを引き出さなかった。菓子の全体的な形状が、接触に応じて、自然と揺動する、振動する、回転する及び/又部分的に転がるなどといった、遊び引き出し動きを取る傾向に欠いていることは明らかである。 図2〜7は、本明細書に開示される可食玩具菓子の様々な実施形態を示す。 実施例2に記載の通りの可食玩具菓子の一実施形態を示す。ある点では実施例1の菓子と類似するものの、玩具菓子の長さは、実施例1に開示される菓子のおよそ6〜8倍長く、したがって、より接触応答性であった。図1及び2の両方に記載の菓子は、同じ三日月形状のダイにより押し出されているものである。図1における菓子の長軸を図2に記載の玩具菓子の短軸に対応させて記載する。 玩具菓子の別の実施形態を記載する(実施例3に記載の通り)。玩具菓子は、非対称的なテーパーを備え、かつ実施例1のダイよりもテーパー角の大きいダイを通して押し出した。見られる通り、得られる玩具菓子は接触応答性であることが判明した。更に、図2に示す玩具菓子の実施形態に関し、本実施形態は、「直立状態」のままでいる傾向が増大していることも示し、すなわち、その遊びを引き出す接触応答性の凹状外皮(hull)を横にして倒れるのではなく、元の状態に戻る傾向が増大している。 玩具菓子の別の実施形態を示す(実施例4に記載の通り)。記載の玩具菓子は、実施例1のダイよりもテーパー角の大きいダイを通して押し出した。 玩具菓子の別の実施形態を示す(実施例5に記載の通り)。本実施形態の玩具菓子は、カッターに対してダイを180度回転させて、したがって、最終形状及び玩具菓子の寸法を変更して、図4に示す玩具菓子と同じダイにより製造した。 玩具菓子の別の実施形態を示す(実施例6に記載の通り)。本実施形態は、それぞれ内層及び外層として共押し出しされた異なる2層を備える玩具菓子を考慮する。 玩具菓子の別の実施形態を示す(実施例7に記載の通り)。記載の玩具菓子は、S形状(すなわち、シグモイド様)のダイにより押し出したものである。
発明の詳細な説明
定義
[0020]本明細書で使用するとき、「可食玩具菓子」は、動物にとっての玩具及び菓子の両方の性質及び態様を含む。玩具の性質に関し、本明細書に開示される可食玩具菓子は、接触応答性で、遊び引き出し動きを有するのに適したものである。「遊び引き出し動き」は、概して、動物に接触する又は動物から離れるように動くなどといった、動物を楽しませる、驚かせる、注意を引く、あるいは魅了する、何らかの動きを含む。好ましい「遊び引き出し動き」は、振動しかつ回転する運動、及び部分的に転がるというものである。可食玩具菓子の形状は、特に動物による接触に応じてこのような動きをさせるのに良好に適したものであり、すなわち玩具菓子の接触応答性は、玩具菓子の形状に固有のものである。形状は、部分的に不安定(すなわち、揺動性)なものであり、被接触時には、支えられたままではなく、容易に揺動、振動、横揺れ、又は回転する傾向を有する。このような接触は、玩具菓子と動物の前足との接触、玩具菓子と動物の鼻との接触、菓子を舐めること、又は鼻で菓子に接触すること(例えば、(鼻で)菓子を押すこと、又は菓子の匂いをクンクンと嗅ぐこと若しくは菓子の匂いを嗅ぐこと)が挙げられるがこれらに限定されない何らかの種類の接触を含むものとすることができる。動物が玩具菓子の一端に触れ、他端が動物に向かって又は動物から離れるように動いたときに、動物が驚いてもよい。いくつかの実施形態では、玩具菓子の付加的な部分が動物に触れてもよく、例えば、動物が玩具菓子の一端を舐めたときに、あるいは噛み付こうと試みたときに、他端が揺動し、振動し、横揺れし、又は位置を変えて、玩具菓子の別の部分が動物の体の他の部分に触れてもよい。
[0021]用語「コンパニオンアニマル」は、猫、犬、フェレット、鳥、うさぎ、モルモット、ハムスター、マウス、アレチネズミ、乗馬用の馬(pleasure horses)、畜牛、ヤギ、羊、ロバ、ブタ、並びに、交友、精神的な支援、教育、身体介助、娯楽、審美目的(extrovert display)、及び人間が他の種の動物と分かち合うことを望む又は必要とするすべてのその他の機能のために、人間により飼育される外来種、などの何らかの家畜を意味する。好ましい種は、食餌を使用した遊びを楽しむものであり、例えば、猫、犬、フェレット、及び同様の種である。
[0022]本明細書で使用するとき、用語「食餌」又は「食餌組成物」は、人間を含む動物による摂取、及びそれらの動物に対する栄養分の提供が意図される組成物を意味する。「ペットフード」は、ペット、特にコンパニオンアニマルによる摂食が意図される組成物である。
[0023]用語「動物の健康及び/又はウェルネス」は、単に病気又は慢性病を有しないというだけでなく、完全な肉体的、精神的、及び社会的幸せを意味する。
[0024]本明細書において開示される組成物又は方法に関し本明細書で使用するとき、用語「定期的に」は、動物に繰り返し組成物を提供すること、又は動物に繰り返し方法を実施することを意味する。当業者であれば、頻度は、方法又は組成物に応じて異なるものであり、すなわち、頻度は、所望の生化学的作用、生理学的作用、又はその他の作用、あるいは心理的な作用を含む同様の作用、を得るのに有用なもの又は必要とされるものであると認識されるであろう。定期的な使用又は投与についての一目標は、動物に、組成物又は方法による効果(直接的及び間接的効果を含む)を定期的に及び/又は継続的に提供するというものである。定期的な及び/又は継続的な使用は、好ましくは、動物の健康及び/又はウェルネスを向上させ、あるいは組成物又は方法を与えられていない動物と比較して、方法又は組成物の効果を直接的に又は間接的に提供する。したがって「定期的な方式」は、少なくとも一週間の使用を指し、又は週に1回、1日に1回の投与を指す。投与は、1日に複数回など、1日1回以上の頻度であってよい。その他の定期的な投与としては、1日おき、1週おき、3日おき、4日おき又は同様のものが考えられる。他の頻度は、本明細書における明示の有無に関わらず、特定の用途について有用である場合があるものと考えられる。本明細書で使用するとき、用語「長期にわたって定期的に(extended regular basis)」は、定期的な方式での組成物又は方法の長期使用又は投与を指す。
[0025]用語「約」は、約20%の加減、好ましくは約10%の加減、より好ましくは約5%の加減、最も好ましくは約2%の加減を意味する。
[0026]本明細書に記載のすべての百分率は、別途記載のない限り組成物の合計重量によるものである。
[0027]本明細書で使用するとき、範囲は、範囲内のそれぞれの及びすべての値を記載するために使用する。範囲内の任意の値を範囲として選択することができる。
[0028]本明細書に記載の特定の方法論、プロトコール、及び試薬は変更できることから、本発明はこれらに制限されるものではない。更に、本明細書で使用される用語は、具体的な実施形態を記載することのみを目的とするものであり、本発明の範囲を制限することを意図するものではない。
[0029]本明細書で使用するとき、文脈により明確に記載のない限り、単語の単数形には複数形が包含され、逆に複数形には単数形が包含される。したがって、「a」、「an]及び「the」の言及には、概してそれぞれの用語の複数形が包含される。例えば、単数形の「菓子(a treat)」又は単数形の「方法(a method)」は、複数形の「菓子(treats)」又は「方法(methods)」を包含する。同様にして、用語「含む(comprise)」、「含む(comprises)」及び「含む(comprising)」は、排他的なものではなく包括的なものであると解釈される。同様にして、用語「含有する(include)」、「含有する(including)」及び「又は(or)」は、このような解釈が文脈から明確に妨げられない限りは包括的なものであると解釈される。同様にして、用語「例(examples)」は、特に、後に用語の掲載が続く場合に、単に例示的なものであり、かつ説明のためのものであり、排他的又は包括的なものであると判断すべきではない。
[0030]別途記載のない限り、本明細書で使用するすべての技術用語及び科学用語、並びに何らかの略語は、本発明の属する技術分野の当業者により一般に理解されるものと同様の意味を有する。本明細書に記載のものと類似する又は等価の任意の組成物、方法、製品、又はその他の手法若しくは材料を本発明の実施に使用でき、好ましい組成物、方法、製品、又はその他の手法若しくは材料を本明細書において記載する。
[0031]本明細書において引用又は参照されるすべての特許、特許出願、出版物、及びその他の参照文献は、参照により、法により認可される範囲で本明細書に援用される。これらの参照についての論考は、それらにおいてなされる主張を要約することを意図するにすぎない。このような特許、特許出願、出版物又は参照文献、あるいはこれらの任意の部分が、本発明の関連する先行技術についてのものであるとの了解はなされず、かつこのような特許、特許出願、出版物、及びその他の参照文献の正確性及び適切性について異議申し立てをする権利は明確に保有される。
発明の態様
[0032]本発明者らは、表面を不安定にする又は揺動性のものにするある種の形状を備える可食菓子を提供すると、この菓子により、動物、例えばコンパニオンアニマルなどにおいて遊びが引き出されることを発見した。本明細書において「玩具菓子」として参照される菓子類は、動物による接触に応じて、揺動、振動、回転及び同様の挙動を示す傾向を有する。動物による接触に応じて玩具菓子が動くとき、驚くべきことに、動物は、概して各種基準により定義される通りにより活発に遊ぶようになる。このような菓子は、動物及び介護者に楽しみを与えるだけでなく、活動レベルを増加させ、体重管理の助けとなり、動物の健康及びウェルネスを促進する。
[0033]幾つかの態様のうち、第1の態様では、本発明は、コンパニオンアニマルのための可食玩具菓子を提供する。可食玩具菓子は、概して、接触応答性で遊びを引き出す形状を含む。玩具菓子は、少なくとも部分的に湾曲した又は弓なりの形状を有する本体を含む。この形状は、本体上に、実質的に凹状の外表面部分を少なくとも1箇所に提供する。この凹状外表面部分は、不安定な又は揺動する基部を形成し、この部分により玩具菓子は「支える(rest)」ことができる。しかしながら、表面が湾曲している又は放射状の形状をしている結果として、玩具菓子は揺動し又は不安定になる。設計により、玩具菓子は、不安定な凹状の外表面部分(1つ又は複数)(すなわち、不安定な基部)を有し、このような部分により、動物による接触(動物が、玩具菓子を舐める、味わう、又は摂食しようとする試みを含む)に応じ容易に動く傾向がもたらされる。同様にして、玩具菓子は、動物に提供されたときに動いてもよく、すなわち、玩具菓子は、面上に配置されたときに、菓子を配置するエネルギーのみに起因して揺動、振動、又は回転し、又は更には部分的に転がってもよい。したがって、「揺動する」基部(凹状表面)を下に向けて配置するとき、玩具菓子は、コンパニオンアニマルによる接触に応じた遊び引き出し動きに適する。
[0034]可食玩具菓子のある種の特徴は、図面を参照することにより良好に理解することができる。図1を参照すると、押出ペット菓子110の実施形態100を見ることができる。この実施形態は、約0.25”×0.25”の複数の押出菓子110を含む(実施例1を参照されたい)。観察され得る通り、菓子110は、軸(1)に沿った実質的に弓なりの形状120を特徴とする。しかしながら、以下実施例8に記載の通り(表3を参照)、この菓子は実施した試験において遊びを引き出すものではなかった。菓子は、主に、相対的に安定で、実質的に平坦な面140を下に向けることから、動物による接触に対し何らかの動きにより応答することができず、したがって、遊びに対する動物の欲求又は本能を活性化させなかったものと考えられる。
[0035]図2を参照すると、玩具菓子210の実施形態200を見ることができる。このような菓子210を複数示す。図2の押出菓子210は、同じ組成物及び条件、並びに図1に記載のものと同じ押出ダイを用いて押し出したものである。玩具菓子210が、軸(1)に沿ってより長く延びる細長い本体を有するものであることだけがこれらの菓子間の主要な違いである。実施例2に記載の通り、これらの菓子210の長さは、図1の0.25”と比較して、ほぼ1.5〜2”である。図2の玩具菓子は、断面プロファイルにわたって三日月形状を有する。長さを加えることで、第2の軸(2)に沿った半径230を見ることができることも明らかである。しかしながら、玩具菓子210は、短軸(2)に沿って非常に幅が狭く、結果として、玩具菓子は、比較的平坦な面240を下にして容易に倒れ、非常に安定した状態を保ち得るものである。したがって、これらの玩具菓子はある程度の遊びを引き出すことができたものの(表3、実施例8を参照)、揺動又は不安定面又は基部を下側にして良好に維持することのできる、以降の玩具菓子ほど十分に引き出すものではなかった。
[0036]図を更に参照すると、図3は、玩具菓子310の実施形態300を示す。このような複数の菓子310を示す。玩具菓子310は三日月形状の断面プロファイルを有する;しかしながら、非対称的なテーパーダイにより押し出されており、辺325が他辺335よりも短いことを特徴としていることが見て取れる。玩具菓子310は、揺動部分又は不安定部分(すなわち、基部)を下側にして維持させるのに良好に適することが見て取れる。玩具菓子310が有する重心は比較的低く、菓子が接触応答性又は遊びを引き出す能力を失うのは、上側が完全にひっくり返ったときだけである。結果として、これらの玩具菓子310は、複数の猫について試験したときに、十分良好に遊びを引き出した(例えば、表3、実施例8を参照)。
[0037]図4及び5には、玩具菓子の2種類の異なる実施形態(それぞれ400及び500)を示す。回転カッターに対して押出ダイを180度回転させたことが、これらの間の差異である。玩具菓子410は、図5に示すものよりも十分短く(0.75”)、それぞれほとんど同じ長さである2軸(1,2)に沿った断面において三日月形状であることを特徴とする。この理由から、玩具菓子410は、揺動性凹状外表面418を下側にして維持し、ひいては、揺動、振動、及び回転などの付随する動きを伴う接触応答性を維持する傾向が強かった。表3(実施例8)における結果は、記載の条件下で試験した猫群から最も良好に遊びを引き出したのは玩具菓子410であったことを示す。玩具菓子410は、記載のすべての実施形態の中で恐らく最も良好に内側空間416を画定する凸状内側表面414を特徴とする。玩具菓子410は、図5に示すものと比較して非常に対称性である。図5の玩具菓子510は、三日月形状の断面形状を備える細長い(軸1に沿って)本体515と、軸2に沿った追加の半径を特徴とする。玩具菓子が、凹状外表面512を下に向けた状態にあるとき、動物によるものなどの外界からの接触に応じて動く傾向がある。上記の玩具菓子410同様、玩具菓子510は、概して、揺動性凹状面518を下に向け、接触に応じ容易に回転、振動、及び揺動できるような状態を維持するよう成形される。実施例8の結果は、この実施形態の玩具菓子510も、試験条件下で猫の遊びを引き出すのに成功したことを示す。
[0038]図を更に参照すると、図6は、2層の玩具菓子610を特徴とする実施形態600を示す。内層614は、外層618とは異なる組成物を含み、玩具菓子610の内側空間616を画定する。内層及び外層(614,618)を共押し出しすることにより玩具菓子610を形成した。この菓子は、長軸及び短軸(1,2)の両方に沿って三日月形状の断面を有する。実施例8(表4)に見られる通り、玩具菓子610も遊びを引き出すのに非常に有用であった。
[0039]図7は、玩具菓子710の更なる実施形態700を示す。玩具菓子710は、凹状面、又は複数の軸に沿って複数の半径を備える外皮750を特徴とする。玩具菓子710は、接触応答性であり、かつ遊びを引き出すものである、不可欠の不安定性又は「揺動性」を提供する、複数の凹状表面部分を有する。
[0040]各種実施形態に従って、玩具菓子は、接触応答性に必要とされる不安定性と、遊びを引き出す又は遊び引き出し動きをもたらす能力とを提供する、凹状表面部分、三日月形状の断面、凹状外皮部分、及び/又は複数の半径を特徴とする。好ましい実施形態では、遊び引き出し動きとしては、玩具菓子の揺動、振動、回転、若しくは部分的な転がり、又は更にはこれらの組み合わせといった種類のものが挙げられる。
[0041]一実施形態では、可食玩具菓子の本体は、2つ又は2つより多い軸に向いた複数の半径を含む。一実施形態では、これらの半径は、定期的又は不定期的なものであってよい外皮領域又は凹状外表面部分を形成する。
[0042]玩具菓子の好ましい形状、重量及び重心は、コンパニオンアニマルによる接触に応じた遊び引き出し動きを取りやすくさせるため、凹状表面部分(1つ又は複数)を下に向けて玩具菓子の方向を維持させるのに適したものである。
[0043]図から見て取ることができるように、玩具菓子の本体が、本体の長さと比較して非常に狭い場合、玩具菓子は、接触応答性をもたらさない比較的平坦な領域を含む場合のある側面を下に向ける。したがって、いくつかの実施形態では、長さに対する本体の幅が、玩具菓子の凹状表面部分を下に向けて維持させる。
[0044]本発明のある種の好ましい実施形態では、本体は、少なくとも一軸に沿って三日月形状である断面形状を有する。他の実施形態では、本体は、2軸、3軸、又はそれ以上の軸に沿って三日月状断面形状を有してもよい。
[0045]上記の通り、玩具菓子は、1つ以上の方向において湾曲しており、ひいてはこのような湾曲を画定する1つ又は複数の半径を特徴とする。各種実施形態において、玩具菓子は、2、3、4、5、又は更にはそれ以上の異なる半径を含んでよい。更に、任意の一方向における湾曲を変更可能であること、並びに湾曲部分を画定するそれぞれの複数の半径により記載できることは当業者には明らかである。
[0046]本明細書に例示され、図面に描図される玩具菓子について示されるものなどの、表面の湾曲を記載すると、複雑になる場合があることは理解されたい。本明細書において提供される詳細な説明の観点から、当業者は、本明細書に開示され特許請求されるものに調和する玩具菓子の設計方法並びに製造方法を理解されるであろう。任意の特定の湾曲又は形状に制限されるものではなく、このような半径は、本願に調和する様々な湾曲を対象にすることができる。各種実施形態において、玩具菓子は、約0.06〜約1.50インチの範囲の半径を含む。好ましい半径は、約0.1〜約1.2インチの範囲のものである。
[0047]いくつかの実施形態では、本体は、少なくとも1軸に沿って細長いものである。他の実施形態では、玩具菓子の本体は、玩具菓子を支える平坦な表面において、すべての方向で、実質的に同じ寸法を有する。いくつかの実施形態では、不安定な表面を下に向けて玩具菓子が支えられるのが観察されるとき、この菓子は、実質的に対称的なものである場合がある。玩具菓子には、概して、上記の通りの接触応答に適した何らかの有用な寸法又は形状を取らせることができる。各種実施形態において、玩具菓子は、長さ又は幅において約2.5”未満の最大寸法を有する。他の実施形態は、玩具菓子が任意の一面又は一軸に沿って有する最大寸法が、2.4、2.3、2.2、2.1、2.0、1.9、1.8、1.7、1.6、1.5、1.4、1.3、1.2、1.1、1.0、0.9、0.875、0.8、0.75、0.7、0.67、0.6、0.5、又は更には0.4若しくは0.33インチであることを特徴とする。より好ましくは、玩具菓子は、任意の一面又は一軸に沿って、約1.5インチ〜約0.5インチの最大寸法を有する。更により好ましくは、玩具菓子は、約1.2インチ〜約0.75インチの寸法を有する。玩具菓子の寸法は、用いることが意図される動物のサイズに少なくとも一部基づき選択することができる。幼若動物のために設計された玩具菓子(子犬又は子猫など)は、成体動物又は同じ種に設計されたものよりも小型であってもよい。同様にして、より小型の菓子は、種内のより小型の品種に良好に適する場合がある。ある種の実施形態では、玩具菓子は、丸みを帯びたもの、ディスク形状のもの、又は三角形状、四角形状、長方形状であってよく、あるいは5、6、7、8又はそれ以上の面を有するものであってもよい。一実施形態では、玩具菓子の辺は、ほとんど同じ長さであってよい。
[0048]一実施形態では、可食玩具菓子は、実質的に凹状の外側表面の反対側に、少なくとも1つの実質的に凸状の内側表面を更に含む。凸状内側表面は、好ましくは、玩具菓子の内側空間を少なくとも部分的に画定する。
[0049]一実施形態では、可食玩具菓子は、少なくとも共押し出しされた内層及び外層を含む。様々な実施形態において、内層及び外層は、異なる栄養組成、異なる色、異なる風味、又は異なる質感、又は同様物を有する。好ましくは、1つの層は他の層よりも密度が高く、この高密度層は、外層として押し出され、玩具菓子の重心を低く維持させる。
[0050]コンパニオンアニマルは、好ましくはネコ科動物種、イヌ科動物種又はイタチ科動物種(mustelidine)(例えば、フェレット)である。最も好ましいコンパニオンアニマルは猫である。一実施形態では、玩具菓子は、十分に大きな物品として製造され、動物園アニマル又はサーカスアニマルなどの非コンパニオンアニマル(例えば、クマ及び霊長類、並びにライオン、トラ、ヒョウ、及び同様の動物)に、それらの動物の環境、遊び、及び又は食餌を豊かにするために使用される。
[0051]第2の態様では、本開示は、少なくとも1軸に沿って、三日月形状の断面を有する本体を含む、コンパニオンアニマル用の可食玩具菓子を提供する。少なくとも1つの追加の軸に沿った半径は、コンパニオンアニマルによる接触に応じて動く傾向を本体に付与する(好ましくは、三日月状断面に沿った)外皮の形成に役立つ。動きには、揺動、振動、回転、部分的な転がり、又はこれらの組み合わせのうちの1つ以上が含まれる。
[0052]好ましくは、玩具菓子の外皮以外の表面又は外皮部分により支えられる可能性を低減させることにより、動物による接触に応じて本体が動く傾向を維持するよう、本体は、その長さに対して十分な幅を有する。外皮は、各種実施形態において、その長さに沿って少なくとも1つの追加の半径を更に有する。
[0053]各種実施形態において、玩具菓子は、(a)細長い本体、(b)コンパニオンアニマルが接触したときに本体が動く傾向を保持させるよう、玩具菓子の方向を維持させるのに適した玩具菓子の形状、重量及び重心、又は(c)組成が異なり、共押し出しされて本体を形成する少なくとも1つの内層及び外層、のうちの1つ以上を含む。
[0054]これまでの態様の通り、動物は任意の動物とすることができるものの、ある種の実施形態では、好ましくは、犬、猫、又はイタチ科(mustelidine)の動物である。より好ましくは、動物は家猫などの猫である。
[0055]第3の態様では、本開示は、コンパニオンアニマルの遊びを引き出す方法を提供する。方法は、概して次のステップを含む:
[0056]コンパニオンアニマルによる接触に応じて動く傾向を有する可食玩具菓子を用意するステップ;
[0057]可食玩具菓子をコンパニオンアニマルに与えるステップ;
[0058]コンパニオンアニマルに可食玩具菓子と接触させ、又は接触を促し、動きを引き起こさせるステップ;
[0059]これにより、玩具菓子を用いる遊びをコンパニオンアニマルから引き出すステップ;
[0060]動きが、振動、回転、又はこれらの組み合わせを含む。
[0061]方法は、遊んでいる間又は遊んだ後に、コンパニオンアニマルに菓子を摂食させるステップを更に含む。カロリー摂取並びに多量及び微量栄養素の摂取は、動物が必要としている栄養素に関しての計画を考慮に入れてなすことができる。形状、寸法、風味、及び質感の異なる好ましい玩具菓子を使用して、動物に遊び及び食餌の両面で多様性を提供することができる。実施例においてみることができる通り、同じ玩具菓子で複数回遊ばせた後、遊ぶ頻度が減少する場合もある。同じ玩具菓子を繰り返すと、動物には馴れが生じ、関心が薄れ、又は飽きる場合がある。これは、菓子の形状、寸法、風味、及び/又は質感などといった玩具菓子の特性を変更することで克服されるものと期待される。
[0062]この方法は、イヌ科、ネコ科及びイタチ科(mustelidine)の動物などといったコンパニオンアニマルに特に有用である。本方法の好ましい実施形態は、ネコ科動物に良好に適するものである。
[0063]ある種の実施形態では、可食玩具菓子は、少なくとも1つの軸に沿って三日月形状の断面を有する本体を更に含む。少なくとも1つの追加の軸に沿って、半径が存在していてもよい。追加の軸上の好ましい三日月形状断面及び半径は、不安定性又は揺動性表面部分を含む基部又は外皮を形成するよう位置どられる。この基部又は外皮は、(例えば、本体に動物が接触したときなどに)動く傾向を備える、本体を提供する。この動きには、揺動、振動、部分的な転がり、回転、又はこれらの動きの任意の組み合わせが含まれる。これらの動きは、遊びを刺激する又は引き出すという方法で、動物の注意を引く又は魅了する傾向がある。
[0064]玩具菓子の寸法及び半径は、好ましくは、本開示の第一の態様について上記されるものと一致する。
[0065]様々な実施形態では、可食玩具菓子を1匹の動物(例えば、猫)に与えるのに対し、他の実施形態では、人間により管理することのできる一群の又は集団環境下にある複数の動物に玩具菓子を与える。
[0066]遊びには、自然な、遊び心にあふれる振る舞いに合致したものであってよい、動物の任意の活動が包含される。このような振る舞いは、子猫及び子犬などの幼若動物に共通のものであるものの、成体動物においても見られ、更には歳を重ねている動物又は老齢動物においても見られる。遊びの例としては、(a)菓子にじゃれつく、(b)菓子を口に運ぶ、(c)菓子を叩く、(d)菓子を投げる、(e)空気中に菓子をはじき出し、前足で扱う、(f)菓子を追い回す、(g)菓子を回収する、(h)前足又は鼻で菓子を押す、(i)菓子を見張る、(j)菓子を回転又は振動させる、(k)菓子をつけ回す、又は(l)菓子に飛びかかる又は飛びつく、のうちの1つ以上が挙げられる。いくつかの遊びの振る舞いは、ある特定の種において、別の種におけるものよりも一般的なものである場合がある。興奮の生起、先読み遊び、とっくみあい遊び又はレスリングごっこ、及びその他の健康的な遊びの導入など、その他の遊び活動は、評価することがより困難である場合がある。一群又は集団での遊びにおいて、遊び活動としては、複数匹の動物が玩具菓子で遊ぶこと、又は菓子で遊ぶ他の動物を積極的に若しくは受動的に見つめることを挙げることができる。
[0067]本発明の工程は、人間とコンパニオンアニマルとがふれあうのに十分な機会を提供できる。玩具菓子は、接触応答性の動きを最大化する表面を下に向けて配置することができ、あるいは玩具菓子をはじき出し又は投げ出して動物に追わせることができ、あるいは玩具菓子を与えるときに、人間が回転、振動、又はその他の動きを開始させてもよい。他の実施形態では、本発明の工程は、例えば、共通して所有されている、同時継続米国特許出願第61/675051号及び同第61/675076号に開示されている通りに、菓子ランチャー又は菓子跳ね上げ蓋を使用して、玩具菓子を発射することを包含する。
[0068]別のいくつかの態様では、本開示は、コンパニオンアニマルの健康又は幸せを高める方法を提供する。方法は、次のステップを含む:
[0069] a)接触応答性の、遊び引き出し動きに適した可食玩具菓子の供給を提供するステップ;
[0070] b)定期的に又は長期にわたって定期的に動物に1つ以上の玩具菓子を与えるステップ;
[0071] c)動物に可食玩具菓子と接触させ玩具菓子の動きを引き起こさせることにより、動物の遊びを引き出すステップ;
[0072] d)遊んでいる間又は遊んだ後に、動物に菓子を摂食させるステップ;並びに
[0073] e)玩具菓子で遊ばない又はそれを摂食しない動物と比較して、動物における健康又は幸せについての少なくとも1つの徴候を向上させるのに有効な頻度で、又はそのような期間にわたって、ステップa)〜d)を繰り返すステップ。
[0074]同様にして、本明細書では、遊びを引き出す又は動物の健康又は幸せを向上させるのに有用な可食玩具菓子、並びにパッケージの内容物が、動物の遊びを引き出す又は健康若しくは幸せを向上させるのに好適な玩具菓子を含有することを示す、1つ若しくは複数の単語、写真、デザイン、記号、頭文字、スローガン、フレーズを含み、パッケージに固定されたラベル、あるいはその他の装置、あるいはこれらの組み合わせ、を含む、パッケージが開示され、玩具菓子は、接触応答性の、遊び引き出し動きに適したものである。
[0075]本発明の更なる態様は、動物に望ましい体重(例えば、動物の妊娠及び年齢に基づく理想体重など)を維持させる方法を提供する。方法は、可食玩具菓子を定期的に動物に与えること、及び動物に玩具菓子を用いて遊ばせ、摂食させることにより、動物に望ましい体重又は理想体重を維持させること、を含み、玩具菓子は、接触応答性の、遊び引き出し動きに適したものである。
[0076]当業者であれば可食玩具菓子を用いて遊ぶ及び/又は摂食することは動物に理想体重を維持させ、かつ同様にして循環器及び筋肉の健康を強化する運動を提供することを認識するであろう。同様にして、このような活動は、ストレス及び/又は退屈さの低減を促進することにより、動物のメンタルヘルスを向上させることもできる。動物の飼い主が参加して、ふれあい及び連帯感を向上させることも同様に楽しい活動である。
[0077]本発明の別の態様は、動物の生活の質を向上させる方法を提供する。方法は、可食玩具菓子を定期的に動物に与えること、及び動物に玩具菓子を用いて遊ばせ、摂食させることにより、動物の生活の質を向上させること、を含み、玩具菓子は、接触応答性の、遊び引き出し動きに適したものである。
[0078]上記の通り、可食玩具菓子を用いて遊ぶ及び/又は摂食することは、動物のメンタルヘルスを向上させ、ストレス及び/又は退屈さを低減させ、動物に理想体重を維持させ、かつ循環器系及び筋肉系の健康を増強する。
[0079]本発明は、以下の実施例により更に例示することができるものの、これらの例は、例示目的でのみ含まれるものであり、別途記載のない限り、本発明の範囲を制限することを意図するものではないことは理解されたい。
(実施例1)
[0080]表1(a)において示す乾燥原材料を、表示の量で混合器に加えた。次に、4/64”のハンマーミルによりこの混合物を粉砕して、粒径1600ミクロン未満まで小さくした。混合した乾燥混合物を、10lbs/分の速度で押出器に供給した。これと同時に、表1(b)に示す通り、押出機には、乾燥混合物の速度の12%で水を投入し、かつ押出機には、乾燥混合物の速度の16%で可塑剤としてグリセリンを投入した。押出機では130〜150rpmで押し出しを行った。押出機の吐出ヘッドの圧力は40〜60barsとした。押出機及びダイプレート間の移送プレート(transition plate)において測定したとき、生成物の内部温度は180〜220°Fであった。材料に力を加えて、三日月形状のダイ開口部から押し出した。このダイ開口部は複数の半径を備えており、猫用の可食玩具菓子を製造するものであった。各片をクーラー/乾燥機に搬送した。各片の湿分は12.5%に低減していた。図1に示す猫用の可食玩具菓子は以下の寸法を有した:
Figure 2016515836

Figure 2016515836

Figure 2016515836
(実施例2)
[0081]各片をより長めに切り出して、実施例1に記載の手順を繰り返した。図2に示す猫用の可食玩具菓子は以下の寸法を有した:
Figure 2016515836
(実施例3)
[0082]非対称的なテーパーを備え、かつ実施例1のダイよりもテーパー角の大きいダイを使用し、実施例1に記載の手順を繰り返した。図3に示す猫用の可食玩具菓子は以下の寸法を有した:
Figure 2016515836
(実施例4)
[0083]テーパーを備え、かつ実施例1のダイよりもテーパー角の大きいダイを使用し、実施例1に記載の手順を繰り返した。図4に示す猫用の可食玩具菓子は以下の寸法を有した:
Figure 2016515836
(実施例5)
[0084]各ダイを180°回転させることにより、各片の切り出し開始位置を変更して、実施例4に記載の手順を繰り返した。図5に示す猫用の可食玩具菓子は以下の寸法を有した:
Figure 2016515836
(実施例6)
[0085]実施例1に記載の可食玩具菓子に、表2(a)に示す割合の原材料から製造した、調理したドウの第2層を含有させて、実施例1に記載の手順を繰り返した。加熱攪拌機で材料を混ぜ合わせて、持続的に混合しながら185°Fに加熱することにより混合物を調理した。次に、調理したドウを高圧ポンプによりダイ部に送り込み、押し出されたシェル材料の内面に積層するよう設計したダイを通して、このドウを実施例1の通りに押し出された材料とともに共押し出した(図6を参照されたい)。押出ダイから生成物が出されるに伴い、回転ナイフにより生成物を1.0〜1.2インチ長の片に切り出した。コンベヤシステムで各片をクーラーに搬送した。図6に示す猫用の可食玩具菓子は以下の寸法を有した:
Figure 2016515836

Figure 2016515836

Figure 2016515836
(実施例7)
[0086]S形状の開口部を有するダイを使用して、実施例1に記載の手順を繰り返した。図7に示す猫用の可食玩具菓子は以下の寸法を有した:
Figure 2016515836
(実施例8)
[0087]猫預かり所において、表3に記載の通りの、実施例1〜5(図1〜5)の可食玩具菓子の各生成物の、5種類の異なる形状及び寸法を、市販の猫用菓子とともに試験した。各菓子を、2部屋各20匹の猫に対して試験した。各菓子の20個の片を各猫部屋に割り付けた(菓子を床に配置した)。猫には標準的な食餌を朝に与えた後、午後に試験した。猫の遊びの発生について観察した。以下の振る舞いのうち少なくとも1つ以上を示した場合、遊びとして考えた。
・片方又は両方の前足で菓子にじゃれつく
・菓子を銜えて持ち去る
・前足のいずれかで菓子を叩き、又は投げる
・空気中に繰り返し菓子をはじき出し、前足で扱う
・菓子を追い回す
・菓子を回収する
・他の猫が菓子で遊ぶのを見つめる
・菓子に飛びかかる又は飛びつく
・菓子を見張る
・菓子を鼻で押す
・菓子を回転させる
・複数の猫が菓子で遊ぶ
結果を表3に示す。
Figure 2016515836
表3を参照すると、いずれの試験においてもステレオパターンの遊びは観察されなかった。遊びの振る舞いの種類及び熱心さについて、各猫間で大きなばらつきが観察された。
この試験により、猫において遊びを引き出すには菓子のサイズ及び形状のいずれもが必要とされることが実証された。遊びの振る舞いには、猫に以下のうちのいずれかをさせる性能が必要とされた:菓子を口元又は足元に持ち込む、菓子にじゃれついて払いのける、菓子を追い回す又は回収する、菓子を空中に投げ回収する。
(実施例9)
[0088]同様に、実施例6の可食玩具菓子(図6に示す)を試験した。2日連続で、午後に、63匹の家猫のそれぞれに対し、ボウルに入れた2片の菓子を与えた。猫は、試験中、いつでも食餌及び水にアクセス可能であった。菓子に対する猫の振る舞いを観察し、菓子を提供した時点と、3時間後にスコア付けした。遊びについての基準は実施例8と同じとした。結果を表4に示す。
Figure 2016515836
表4を参照すると、菓子は実施例8の通りに床に置く代わりにボウルにおいたものの、猫が遊ぶためにボウルから菓子を出して遊んだことが記録されている。
(実施例10)
[0089]実施例9では、10匹の猫について、4日間遊びが観察されたことが記録されている。試験を実施する技術者がおり、他のおもちゃも配置されているオープンルーム(open room)で、猫をそれぞれ試験した。各日各猫に菓子を1つずつあてがい、猫が技術者の手から菓子を持ちださなかった場合には、その菓子を床に配置した。菓子で遊ぶかについて猫を10分間観察し、スコア付けした。遊びについての基準は実施例8と同じとした。結果を表5に示す。
Figure 2016515836
表5を参照すると、初日には殆どの猫が菓子/おもちゃで遊び、遊びは試験最終日にも観察された。
(実施例11)
[0090]試験を猫預かり所の代わりに家庭内で実施して、実施例10を繰り返した。59戸の異なる家屋内にいる59匹の猫を使用して、2日間観察を行った。2日間の各日に、各家庭の猫には新しい菓子をあてがった(実施例6の製品、図6に示す)。実施例8に記載の基準を用い遊びを評価した。結果を表6に示す。
Figure 2016515836
表6を参照すると、猫預かり所環境下で観察された通り、初めて菓子をあてがったときの方がより遊びが生じたものの、猫は2回目に菓子をあてがったときにも引き続き遊びを示した。
[0091]実施例から得られた結果により、ネコ科動物が可食玩具菓子から得られる効果を示す:
・運動−菓子は猫から遊びの振る舞いを引き出した。菓子は猫における体重増加を予防するために使用することができ、あるいは減量を補助するために使用することができる。
・認識強化−3匹の猫(各試験から1匹ずつ)で、菓子が他の障害物(例えば、ラグ)の下に入り込んでしまった場合に菓子を取り戻そうとするのが観察された。
・環境的な強化−屋内に収容されている猫が、安全に自然な遊びの振る舞いに専念できた。
[0092]本明細書は、本発明の典型的な好ましい実施形態を開示する。具体的な用語が使用されるものの、それらは包括的に使用されるものであり、かつ説明目的で使用されるものであり、制限を意図されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲において設定する。上記技術を照らして、本発明には多くの改変及び変形が可能である。したがって、本明細書に記載のもの以外の実施可能な発明も、添付の特許請求の範囲内のものであると理解される。

Claims (33)

  1. コンパニオンアニマル用の可食玩具菓子であって、
    前記玩具菓子を支え得る不安定な基部を形成する実質的に凹状の外側表面を少なくとも1つ持つ少なくとも部分的に弓なりの形状を有する本体を含み;
    前記不安定な基部を下に向けたときに、コンパニオンアニマルによる接触に応じた遊び引き出し動きに適したものである、可食玩具菓子。
  2. 前記遊び引き出し動きが、前記玩具菓子の揺動、振動、回転、若しくは部分的な転がり、又はこれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の可食玩具菓子。
  3. 前記本体が、2つ又は2つより多い軸に向いた複数の半径を含む、請求項1に記載の可食玩具菓子。
  4. 前記半径が約0.08〜約1.2インチの範囲のものである、請求項2に記載の可食玩具菓子。
  5. 前記玩具菓子の形状、重量及び重心が、コンパニオンアニマルによる接触に応じた遊び引き出し動きを取りやすくさせるため、不安定な基部を下に向けて前記玩具菓子の方向を維持させるのに適したものである、請求項3に記載の可食玩具菓子。
  6. 前記本体が、不安定な基部を下に向けて前記玩具菓子の方向を維持させる幅対長さ比を有する、請求項4に記載の可食玩具菓子。
  7. 前記本体の長さ又は幅のうち短い方が、少なくとも約0.3インチ〜約1.2インチである、請求項5に記載の可食玩具菓子。
  8. 前記本体の長さ及び幅がほとんど同じである、請求項5に記載の可食玩具菓子。
  9. 前記本体の長さ及び幅が、それぞれ約0.3インチ〜約1.2インチである、請求項7に記載の可食玩具菓子。
  10. 前記本体の幅及び長さが約2.5インチ未満である、請求項4に記載の可食玩具菓子。
  11. 前記本体が、約0.05〜約0.3インチの厚みを有する、請求項4に記載の可食玩具菓子。
  12. 前記厚みが、前記本体の幅、長さ、又はこれらの両方に沿って実質的に均一なものである、請求項10に記載の可食玩具菓子。
  13. 前記本体が、少なくとも1つの軸に沿って三日月状の断面形状を有する、請求項1に記載の可食玩具菓子。
  14. 前記本体が、少なくとも1つの軸に沿って細長いものである、請求項1に記載の可食玩具菓子。
  15. 前記不安定な基部の反対側に、少なくとも1つの実質的に凸状の内側表面を更に含み;
    前記凸状の内側表面が、前記玩具菓子の内側空間を少なくとも部分的に画定する、請求項1に記載の可食玩具菓子。
  16. 少なくとも共押し出しされた内層及び外層を含み;
    前記内層及び外層が、異なる栄養組成物、異なる色、異なる風味、又は異なる質感のうちの1つ以上を有する、請求項1に記載の可食玩具菓子。
  17. 前記コンパニオンアニマルがネコ科動物である、請求項1に記載の可食玩具菓子。
  18. 少なくとも1つの軸に沿った三日月状の断面と、少なくとも1つの追加の軸に沿った半径とを有する本体を含む、コンパニオンアニマル用の可食玩具菓子であって、
    前記三日月状の断面と半径とが、前記本体がコンパニオンアニマルによる接触を受けたときに動く傾向を前記本体に付与する外皮を形成し、
    前記動きが、振動、回転、又はこれらの組み合わせを含む、コンパニオンアニマル用の可食玩具菓子。
  19. 前記玩具菓子の前記外皮以外の表面により支えられる可能性を低減させることにより、コンパニオンアニマルによる接触に応じて前記本体が動く傾向を維持するよう、前記本体がその長さに対して十分な幅を有する、請求項18に記載の可食玩具菓子。
  20. 前記外皮が、その長さに沿って、少なくとも1つの追加の半径を有する、請求項18に記載の可食玩具菓子。
  21. (a)細長い本体、(b)コンパニオンアニマルが接触したときに前記本体が動く傾向を保持させるよう、前記玩具菓子の方向を維持させるのに適した前記玩具菓子の形状、重量及び重心、又は(c)組成が異なり、共押し出しされて前記本体を形成する少なくとも1つの内層及び外層、のうちの1つ以上を更に含む、請求項18に記載の可食玩具菓子。
  22. 前記コンパニオンアニマルがネコ科動物である、請求項21に記載の可食玩具菓子。
  23. 前記本体が、その外皮を下に向けて前記玩具菓子の方向を維持させる幅対長さ比を有する、請求項18に記載の可食玩具菓子。
  24. 前記本体の長さ又は幅のうち短い方が、少なくとも約0.3インチ〜約1.2インチである、請求項23に記載の可食玩具菓子。
  25. 前記本体の長さ及び幅がほとんど同じである、請求項23に記載の可食玩具菓子。
  26. 前記本体の長さ及び幅が、それぞれ約0.3インチ〜約1.2インチである、請求項25に記載の可食玩具菓子。
  27. 前記本体の幅及び長さが約2.5インチ未満である、請求項23に記載の可食玩具菓子。
  28. 前記本体が、約0.05〜約0.3インチの厚みを有する、請求項18に記載の可食玩具菓子。
  29. 前記厚みが、前記本体の幅、長さ、又はこれらの両方に沿って実質的に均一なものである、請求項28に記載の可食玩具菓子。
  30. コンパニオンアニマルにおける遊びを引き出す方法であって、
    コンパニオンアニマルによる接触に応じて動く傾向を有する可食玩具菓子を用意するステップと;
    前記可食玩具菓子を前記コンパニオンアニマルに与えるステップと;
    前記コンパニオンアニマルに前記可食玩具菓子と接触させ、又は接触を促し、動きを引き起こさせるステップと;
    これにより、前記玩具菓子を用いる遊びを前記コンパニオンアニマルから引き出すステップと、を含み、
    前記動きが、振動、回転、又はこれらの組み合わせを含む、方法。
  31. 遊んでいる間又は遊んだ後に、前記コンパニオンアニマルに前記菓子を摂食させるステップを更に含む、請求項30に記載の方法。
  32. 前記コンパニオンアニマルがネコ科動物である、請求項30に記載の方法。
  33. 前記可食玩具菓子が、少なくとも1つの軸に沿った三日月状の断面と、少なくとも1つの追加の軸に沿った半径とを有する本体を更に含み、
    前記三日月状の断面と半径とが、不安定な基部を形成して前記本体がコンパニオンアニマルによる接触を受けたときに動く傾向を前記本体に付与するように位置調節され、前記動きが、振動、回転、又はこれらの組み合わせを含む、請求項30に記載の方法。
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