JP2016515018A - ダブルスライダを備える再閉鎖可能なポーチのための子供にとって安全なジッパークロージャおよび方法 - Google Patents

ダブルスライダを備える再閉鎖可能なポーチのための子供にとって安全なジッパークロージャおよび方法 Download PDF

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Abstract

子供にとって安全なプラスチックバッグのためのジッパークロージャは、第1のスライダと第2のスライダとを有するダブルスライダを含む。第1および第2のスライダは:第1のスライダおよび第2のスライダの少なくとも一方が第1のスライダおよび第2のスライダの他方へ向けて移動される場合にジッパークロージャが相互連結され;第1のスライダおよび第2のスライダの少なくとも一方が第1のスライダおよび第2のスライダの他方から離れる方向に移動される場合にジッパークロージャが連結解除されるように;ジッパークロージャ上に配向されている。第1および第2のスライダは解放可能に互いに接続可能である。

Description

本出願は、PCT国際特許出願として2014年3月11日付で出願されており、2013年3月15日付で出願された米国仮出願番号61/792,384および2014年3月10日付で出願された米国特許出願番号14/202,704に基づく優先権を主張しており、その参照によりそれらの開示全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は再閉鎖可能なジッパー付きポーチに関するものである。より詳細には、本開示は子供にとって安全な再閉鎖可能なジッパー付きポーチに関するものである。
スライダで作動されるジッパークロージャを有する再閉鎖可能なポーチは、子供も大人も容易に開けることができる。ポーチが潜在的に危険な内容物を保持するよう意図された場合には、大人や高齢者は容易に開けられるが子供にとってはポーチを開けることがより困難なクロージャおよび方法を提供することが必要とされている。
一態様では、本開示は、子供にとって安全な、2つの可動スライダを有するスライダジッパークロージャシステムを提供する。
これらスライダは、互いに物理的に連結でき、単一ユニットとして摺動できる。
2つのスライダは、一方から他方を物理的に解放でき、個々に摺動できる。
これらスライダが連結されている場合、連結されたスライダがどのような方向(任意の方向)に摺動されてもジッパークロージャは閉じられたままとなる。
スライダが互いから解放された場合、ジッパークロージャは、一方または両方のスライダを互いに反対方向に移動させることによって、開放可能となる。
2つのスライダは、これらスライダ間において選択的に解除可能な接続を実現するために突出−受容構造を含んでもよい。
いくつかの態様では、突出−受容構造は、2つのスライダの一方から延出する突起を備えるタブと、2つのスライダの他方において該突起を受容するサイズになされた開口と、を含む。
いくつかの態様では、突出−受容構造は、2つのスライダの一方から延出するローブ形状突出部と、該ローブ形状突出部と2つのスライダの他方を受容するサイズになされた開口と、を含む。
いくつかの態様では、2つのスライダの各々が突出部および受容部の両方を有する。
いくつかの態様では、2つのスライダの各々は、上方部材と、該上方部材から延出する一対の側壁と、を有する。突出−受容構造は、側壁の1つによって規定される受容部または偏向可能な舌状部の少なくとも1つを含む。
別の態様によれば、本開示は、2つの可動スライダを有する子供にとって安全なスライダジッパークロージャシステムを備えるフレキシブルパッケージを提供する。
このパッケージでは、2つのスライダは、物理的に互いに連結可能であり、単一ユニットとして摺動できる。
このパッケージでは、2つのスライダは、互いから物理的に解放可能であり、個々に摺動できる。
このパッケージでは、スライダが連結されている場合、ジッパークロージャが閉じられたまま、連結されたスライダを任意の方向に摺動できる。
このパッケージでは、スライダが互いから解放されると、ジッパークロージャは、一方または両方のスライダを互いに反対方向に移動させることによって開放できる。
別の態様では、相互連結する雄型および雌型形状部を備える雄型トラックおよび雌型トラックを有するプラスチックジッパークロージャのためのダブルスライダが提供される。ダブルスライダは、開端部と閉端部とを備える本体を有する第1のスライダを含む。本体は、上部部材と、該上部部材から延出する第1および第2の側壁と、を含む。第1のスライダは、第1および第2の側壁の間で上部部材の内面から垂下する分離フィンガを有する。分離フィンガは、第1のスライダの閉端部におけるよりも第1のスライダの開端部へ向けて幅が広くなっており、フィンガの幅広端部によって雄型形状部と雌型形状部との分離が可能となる。第1および第2の側壁は、第1のスライダをトラックに沿って移動する際に雄型および雌型形状部を相互連結関係となるように係合するために、閉端部へ向けて互いに十分に近接するよう離間された内面を有する。第2のスライダは、第1のスライダと解放可能に接続されており、第1の端部と第2の端部とを備える本体を有する。第2のスライダの本体は、上部部材と、上部部材から延出する第1および第2の側壁とを有する。第2のスライダの第1および第2の側壁は、第2のスライダをトラックに沿って移動する場合に雄型および雌型形状部を相互連結関係となるように係合するために、互いに十分に近接するよう離間された内面を有する。第1のスライダおよび第2のスライダは、係合ポジションと係合解除ポジションとの間で選択的に解放可能に互いに接続されている。係合ポジションでは、第1および第2のスライダは、トラックの上縁部に沿ってともに移動し、第1のスライダ本体の開端部が第2のスライダ本体の第1の端部と接触している。係合解除ポジションでは、第1および第2のスライダは、トラックの上縁部に沿って互いに独立して移動する。
第1のスライダおよび第2のスライダは、これらスライダ間の選択的に解除可能な接続を可能にするために突出−受容構造を有することができる。
いくつかの態様では、突出−受容構造は、第1および第2のスライダの一方から延出する突起を備えるタブと、第1および第2のスライダの他方において該突起を受容するサイズになされた開口と、を含むことができる。
いくつかの態様では、突出−受容構造は、第1および第2のスライダの一方から延出するローブ形状突出部と、第1および第2のスライダの他方において該ローブ形状突出部を受容するサイズになされた開口と、を含むことができる。
いくつかの態様では、第1のスライダおよび第2のスライダの各々が突出部および受容部の両方を有する。
いくつかの態様では、突出−受容構造は、側壁の一方によって規定される受容部または偏向可能な舌状部の少なくとも1つを含む。
いくつかの態様では、第2のスライダは、第1および第2の側壁の間において上部部材の内面から垂下する分離フィンガを有する。第2のスライダ本体は、トラックの上縁部に沿って、これらトラックに跨る第1および第2の側壁とこれらトラック間に配置されたフィンガとともに移動するよう構成される。第2のスライダの分離フィンガは、第2のスライダの第2の端部におけるよりも第2のスライダの第1の端部へ向けて幅広となっている。
いくつかの態様では第2のスライダは分離フィンガを有しておらず、第2のスライダをトラックに沿って移動する際に雄型および雌型形状部を相互連結関係となるように係合するよう作動する。
いくつかの態様では、突出−受容構造は、第1および第2のスライダの少なくとも一方における連結ショルダを有する少なくとも1つの偏向可能な舌状部と、偏向可能な舌状部を受容して連結ショルダおよびキャッチを係合させるようなサイズになされた、第1のスライダおよび第2のスライダの他方によって規定されるキャッチを備えるキャビティと、を含む。
いくつかの態様では、少なくとも1つの偏向可能な舌状部は、第1のスライダにおいて第1および第2の偏向可能な舌状部を含む。第1および第2の偏向可能な舌状部は、第1のスライダを通る長手方向軸線へ向けてかつ互いへ向けて、かつ第1のスライダを通る長手方向軸線からかつ互いから離れるように、偏向できる。第2のスライダは、第1の舌状部および第2の舌状部を係合するためにキャビティと少なくとも第1のキャッチおよび第2のキャッチとを規定する。
いくつかの態様では、少なくとも1つの偏向可能な舌状部は第1のスライダの上部部材から突出しており、キャッチは第2のスライダの上部部材によって規定される。
いくつかの態様では、突出−受容構造は、第1および第2のスライダの側壁の少なくとも1つから突出する少なくとも1つのタブを含み、第1および第2のスライダの他方は、タブを受容するサイズになされた側壁の一方によって規定される少なくとも1つの受容部を有する。
別の態様では、ジッパー付きプラスチックバッグが提供される。バッグは第1および第2の対向するパネルを含み、これらパネルの各々が、開口を形成する上部と、底部と、第1および第2の側部と、を有する。ジッパークロージャは、開口を閉じるよう相互連結するためかつ開口を開けるよう連結解除するために、第1および第2のパネルの上部の付近に配置される。第1のスライダは、ジッパークロージャに配置されており、雄型および雌型トラックに沿って移動することによって、開口の開閉時にジッパークロージャと協働する。第2のスライダは、ジッパークロージャ上に配置されており、ジッパークロージャに沿って移動することによってジッパークロージャと協働して、前記開口を少なくとも閉鎖する。第1のスライダおよび第2のスライダは、第1および第2のスライダの少なくとも1つが第1および第2のスライダの他方へ向かう方向に移動する場合にジッパークロージャが相互連結するように、ジッパークロージャ上に配向される。第1および第2のスライダの少なくとも一方が第1および第2のスライダの他方から離れる方向に移動される場合にジッパークロージャは連結解除される。
いくつかの態様では、ジッパー付きプラスチックバッグのための第1および第2のスライダは互いに解放可能に接続されている。
いくつかの態様では、第1のスライダおよび第2のスライダは、これらスライダ間に選択的に解除可能な接続を実現するために突出−受容構造を有する。
いくつかの例では、突出−受容構造の少なくとも1つの部材が第1のスライダであり、突出−受容構造の少なくとも1つの部材が第2のスライダである。
いくつかの例では、突出−受容構造は、第1および第2のスライダの一方から延出する突起を備えるタブと、第1および第2のスライダの他方において前記突起を受容するサイズを有する開口と、を含む。
いくつかの例では、突出−受容構造は、第1および第2のスライダの一方から延出するローブ形状突出部と、第1および第2のスライダの他方における、ローブ形状部を受容するサイズを有する開口と、を含む。
いくつかの例では、第1のスライダおよび第2のスライダの各々は突出部および受容部の両方を有する。
いくつかの態様では、第1および第2のスライダの各々が開端部と閉端部とを有する。第1のスライダの開端部は、第2のスライダの閉端部よりも第2のスライダの開端部に近接している。
いくつかの態様では、第2のスライダは、分離フィンガを備えておらず、開口を閉じるようにしか作動しない。
いくつかの例では、第1のスライダおよび第2のスライダの各々は、上部部材と、該上部部材から延出する一対の側壁と、を有する。突出−受容構造は、前記側壁の一方によって規定される受容部または偏向可能な舌状部の少なくとも一方を含む。
いくつかの例では、第1のスライダおよび第2のスライダは、第1のスライダおよび第2のスライダが第1のスライダおよび第2のスライダの他方から離れる方向に移動する場合にジッパークロージャが第1のスライダおよび第2のスライダの両方によって相互連結されるように構成配置されている。
いくつかの態様では、突出−受容構造は、第1のスライダおよび第2のスライダの少なくとも一方において連結ショルダを有する少なくとも1つの偏向可能な舌状部と、第1のスライダおよび第2のスライダの他方によって規定されるキャッチを備えるキャビティと、を含み、キャビティは、偏向可能な舌状部を受容するとともに連結ショルダとキャッチとを係合するようなサイズになされる。
いくつかの態様では、突出−受容構造は、第1および第2のスライダの側壁の少なくとも1つから突出する少なくとも1つのタブを含み、第1および第2のスライダの他方は、タブを受容するようなサイズになされた、側壁の1つによって規定された少なくとも1つの受容部を有する。
別の態様では、開放および再閉鎖可能な開口を有するジッパー付きプラスチックバッグを扱う方法が提供される。この方法は、開口を形成する上部と底部と互いに接合される第1および第2の対向する側壁とを各々が有する第1および第2のパネルを有するジッパー付きプラスチックバッグを提供するステップを含む。ジッパークロージャは、開口を閉めるよう相互連結するためかつ開口を開けるよう連結解除するために、第1のパネルおよび第2のパネルの上部付近に配置されている。第1のスライダはジッパークロージャ上に配置されており、第2のスライダはジッパークロージャ上に配置される。この方法は、第1のスライダおよび第2のスライダの少なくとも一方を第1のスライダおよび第2のスライダの他方から離れるように移動させることによるジッパークロージャの連結解除によって開口を開放するステップを含む。
上記方法は、第1のスライダおよび第2のスライダの少なくとも一方を第1のスライダおよび第2のスライダの他方へ向けて移動させることによるジッパークロージャの相互連結によって前記開口を閉鎖するステップを含むことができる。
ジッパークロージャの連結解除によって開口を開放するステップは、第1のスライダおよび第2のスライダの間の接続を解除するステップを含むことができる。
第1のスライダおよび第2のスライダ間の接続を解除するステップは、第1のスライダにおける突出部を第2のスライダにおける受容部から解放するステップを含んでもよい。
第1のスライダにおける突出部を第2のスライダにおける受容部から解放するステップは、第2のスライダの側壁によって規定される受容部から突出部を解放するステップを含むことができる。
第1のスライダにおける突出部を第2のスライダにおける受容部から解放するステップは、第2のスライダによって規定されるキャビティから第1のスライダにおける偏向可能な舌状部を解放するステップを含むことができる。
所望の製品特徴および方法のさまざまな例が部分的に以下の開示で説明されるが、一部がその説明から明らかとなり一部がこの開示のさまざまな態様を実施することによって明らかとなろう。本開示の態様は個々の特徴およびそれら特徴の組み合わせに関連し得る。上述の概略的な説明および以下の詳細な説明の両方が単なる例示であり、本発明の範囲を制限するものではないことを理解されたい。
本開示の原理に基づいて構成された、係合解除ポジションにあるファスナおよびダブルスライダを有する熱可塑性バッグの斜視図である。 組み立てポジションにある図1のファスナとスライダの一方との拡大斜視図である。 図2の線3−3におおむね沿った断面図である。 ダブルスライダが係合ポジションにある、図1〜3のファスナで使用可能な、ダブルスライダの例示的な実施形態の概略斜視図である。 図4のスライダの一方の概略斜視図である。 図4のスライダの一方の概略斜視図である。 ダブルスライダが係合解除状態にある、図1〜図3のファスナに使用可能な、ダブルスライダの別の例示的な実施形態の概略斜視図である。 ダブルスライダが係合解除ポジションにある、図1〜図3のファスナに使用可能な、ダブルスライダの別の例示的な実施形態の概略斜視図である。 ダブルスライダが係合解除ポジションにある、図1〜図3のファスナに使用可能な、ダブルスライダの別の例示的な実施形態の概略斜視図である。 係合ポジションにある図9のダブルスライダの斜視図である。 図10の係合されたダブルスライダの側面図である。 図10および図11のダブルスライダの、図11の線12−12に沿った断面図である。 図14のダブルスライダの端面図である。 図9〜図12のダブルスライダの、スライダの一方の斜視図である。 図16のスライダの端面図である。 図9〜図12のダブルスライダの、第2のスライダ斜視図である。 ダブルスライダが係合ポジションにある、図1〜図3のファスナに使用可能案、ダブルスライダの別の実施形態を示す斜視図である。 図17のダブルスライダの別の斜視図である。 図17および図18のダブルスライダに使用されるスライダのうちの一方の斜視図である。 図19のスライダの端面図である。 図17および図18のダブルスライダに使用されるスライダの別のスライダの斜視図である。 図21のスライダの端面図である。 図27および図28のダブルスライダで使用されるスライダの別の実施形態の斜視図である。 図23のスライダと係合可能であるとともに図27および図28のダブルスライダで使用される、スライダの別の実施形態の斜視図である。 図24のスライダの端面図である。 図23のスライダの端面図である。 ダブルスライダが係合ポジションにある、図1〜図3のファスナに使用可能な、図23〜図26のスライダを利用するダブルスライダの例示的な実施形態の側面図である。 図27の線28−28に沿った、図27のダブルスライダの断面図である。 係合解除ポジションにある図27および図28のダブルスライダの斜視図である。 ダブルスライダが係合ポジションにある、図1〜図3のファスナに使用可能なダブルスライダの別の例の斜視図である。 図30のダブルスライダの上面図である。 図31の線32−32に沿った、図30および図31のダブルスライダの断面図である。 図30および図32のダブルスライダに使用されるスライダのうちの一方の斜視図である。 図33のスライダの端面図である。 図33のスライダの別の斜視図である。 図33〜図35のスライダと係合する、図30〜図32のスライダの別の斜視図である。 図36のスライダの端面図である。 ダブルスライダが係合解除ポジションにある、図1〜図3のファスナに使用可能なダブルスライダの別の例示的な実施形態の概略斜視図である。 係合解除ポジションにある図38のダブルスライダの別の斜視図である。 係合ポジションにある図38および図39のダブルスライダの斜視図である。 図40の係合したダブルスライダの側面図である。 図41の線42−42に沿った、図40および図41のダブルスライダの断面図である。 ダブルスライダが係合ポジションにある、図1〜図3のファスナに使用可能な、ダブルスライダの別の例示の斜視図である。 図43のダブルスライダの別の斜視図である。 図43および図44のダブルスライダの側面図である。 図45の線46−46沿った、図43−45のダブルスライダの断面図である。 図43〜図46のダブルスライダのスライダのうち一方の斜視図である。 図47のスライダの上面図である。 図47のスライダの端面図である。 図47〜図49のスライダと係合可能な、図43〜図46のダブルスライダのスライダのうち別のスライダの斜視図である。 図50のスライダの端面図である。 図38〜図42のダブルスライダの断面における、スライダの一方の上面図である。 図52のダブルスライダの側面図である。 図41の線54−54に沿った、図40〜図42の係合したダブルスライダの断面図である。 図38〜図42および図52〜図54のダブルスライダのスライダの一方の側面図である。
A.図1〜図8
図1を参照すると、プラスチックダブルスライダ100および形状付けられたプラスチックファスナまたはジッパークロージャ11が図示される。ダブルスライダ100は、選択的に係合(つまり接続)あるいは係合解除(つまり接続解除)が可能な第1のスライダ10と第2のスライダ10’とを含む。
第1のスライダ10は、図2では熱可塑性バッグまたはパッケージBの上縁部または開口40に組み付けられた状態で図示される。明らかなように、第1のスライダ10および第2のスライダ10’は同じ内部構造を有しており、かつ同じ様式で反対方向にバッグBを開閉する。そのため第1のスライダの10についての説明は第2のスライダ10’についての説明にもなる。
例示的な実施形態では、バッグB(図1および図3に図示される)は、折り重ねられる1つのフレキシブルなプラスチックシートから形成され、かつ第1および第2の対向する本体パネル25および26を備える。本体パネル25および26は、一対の側部28および30と該側部28および30の間に延在する底部32とに沿って互いに固定状態で接続される。バッグBは好ましくは、バッグBの底部32の反対側に形成される開口に沿って延在し雄型トラック12および雌型トラック13を有するジッパークロージャ11を有しており、該ジッパークロージャ11は雄型トラック12および雌型トラック13を有する。
図2および図3に図示されるように、トラック12および13は、個々のトラックにおいてリブおよび溝要素の形態でトラックの長さにわたって延在する相互連結する雄型および雌型形状部14および15を有する。トラック12および13はフィンとは別々に押出加工されてバッグの開口40の個々の側部に取り付けられてもよく、あるいはバッグの開口40の側部と一体的に押出加工されてもよい。トラック12および13が別々に押出し加工される場合、これらトラック12および13は、トラックに組み込まれて、バッグの開口40にヒートシールされる個々の第1および第2のフィン16を用いて最も効果的に取り付けられる。雄型および雌型形状部14および15は、相補的な断面形状を有しており、かつそれら要素の底部をともに押圧してこれら要素をその上部へ向けて閉ポジションへ回転させることによって、閉じられる。相互連結する雄型および雌型形状部14および15の断面形状は米国特許第5,007,143号明細書(この参照により本明細書に組み込まれる)に開示される。
図2には第1のスライダ10のみが図示される。第1のスライダ10は、バッグBの上部においてジッパークロージャ11を跨いでおり、ジッパークロージャ11の相互連結トラック12および13を開閉するよう構成されている。第1のスライダ10および第2のスライダ10’は、例えばナイロン(登録商標)、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、デルリンまたはABSなどの適切なプラスチックから成形されてもよい。こうした例における第1のスライダ10および第2のスライダ10’は米国特許第6,376,035号明細書(この参照により本明細書に組み込まれる)に開示されている。
図2に図示される例示的な実施形態において、第1のスライダ10は、横方向支持部材または本体17を含む逆U字形状の部材を備えており、それから分離フィンガが下方に延在する。本体17はそれ自体がU字形状をなしており、かつ下方に延在する2つの一体的な脚19を含む。フィンガ18は脚19の間に配置される。本体はさらに対向する側壁20,21を含み、側壁の各々が内側に延在するショルダ構造22を有する。本体17は、トラック12および13に跨る脚19とトラック12および13の間に位置決めされるフィンガ18とともに、トラック12および13の上縁部に沿って移動するよう構成されている。ショルダ構造22は、トラック12および13の縁部から第1のスライダ10が持ち上がることを防止するようジッパークロージャ11の底部と係合すると一方で、第1のスライダ10は、ジッパークロージャ11に跨っている。
第1のスライダ10は開端部50と閉端部52とを有する。主要スライダ本体17および分離フィンガ18は閉端部52におけるよりも開端部50へ向けて幅広であることに留意されたい。同様に側壁20および21と脚19とは、トラック12および13と係合するフィンガ18によって雄型および雌型形状部14および15の分離を可能にするように、第1のスライダ10の開端部50においてあるいは開端部50付近でもしくは開端部50へ向けてより幅広となるように離間されている内面を有する。側壁20および21と脚19とは、第1のスライダ10がファスナ閉鎖方向に移動される際に雄型および雌型形状部14および15を相互連結関係となるように押圧するか係合するように、第1のスライダ10の閉端部52においてまたは閉端部52付近でもしくは閉端部52へ向けて、互いに十分に近接するように離間された内面を有する。多くの実施形態が利用可能であり、第1のスライダ10の外面が、スライダ10の作動に影響を及ぼさない限りどのような構造も採用できることを理解されたい。
この例示的な実施形態では、ジッパークロージャ11の両端部には末端クリップ23(図1)が設けられている。端部クリップ23の各々は、ジッパークロージャ11の上部を覆うストラップ部材を備える。
上述のように、第1のスライダ10および第2のスライダ10’は同じ内部構造を有しており、これらスライダは、同じ様式で反対方向にバッグを開閉するよう作動する。そのため図1を再度参照すると、第1のスライダ10および第2のスライダ10’は、第1のスライダ10および第2のスライダ10’の少なくとも一方が第1のスライダ10および第2のスライダ10’の他方へ向かう方向に移動される場合にジッパークロージャ11が相互連結して開口40を閉鎖するように、ジッパークロージャ11上に配向されることが理解されるだろう。第1のスライダ10および第2のスライダ10’の少なくとも一方が第1のスライダ10および第2のスライダ10’の他方から離れる方向に移動される際にはジッパークロージャ11は連結解除され、開口40が開放される。
図1に図示される例では、第1のスライダが側部30へ向かう方向へ移動させられて第2のスライダ10’から離れる場合、第2のスライダ10’と第1のスライダ10との間のジッパークロージャ11は連結解除され、その区間では開口40が開放される。第1のスライダ10が側部30から離れて第2のスライダ10’へ向けてそして側部28へ向かう方向に移動させられる場合、ジッパークロージャ11は相互連結され、ジッパークロージャ11のうちの第1のスライダ10と側部30との間の区間では開口が閉じられる。
同様に、第2のスライダ10’が側部28へ向かう方向へ移動させられて第1のスライダ10から離れる場合、第1のスライダ10と第2のスライダ10’との間のジッパークロージャ11は連結解除されて、その区間において開口40が開放される。第2のスライダ10’が側部30および第1のスライダ10へ向けて移動させられた場合、側部28と第2のスライダ10’との間のジッパークロージャ11が閉じられる。
図1に見られるように、第1のスライダ10および第2のスライダ10’は、第1のスライダ10および第2のスライダ10’が互いに隣り合って係合状態となる場合に第1のスライダ10の開端部50と第2のスライダ10’の開端部50とが互いに隣接するように、互いに対してジッパークロージャ11上で配向されている。第1のスライダ10の開端部50が、第2のスライダ10’の閉端部52よりも、第2のスライダ10’の開端部50により近接していることが理解されよう。同様に、第2のスライダ10’の開端部50は、第1のスライダ10の閉端部52よりも、第1のスライダ10の開端部50に近接している。
第1のスライダ10および第2のスライダ10’が互いに直接隣接してそれらの閉端部50が互いに接触した場合に、当然のことながら、第1のスライダ10および第2のスライダ10’がジッパークロージャ11に沿ってともに移動すると、ジッパークロージャ11は相互連結されたままとなり、ジッパークロージャ11のうち各々の閉端部52と側部28,30の間にあるセクション102,104において開口40は閉じられたままとなる。図1に図示される例では、セクション102は、第1のスライダ10の閉端部と側部30との間で閉じられたままであると同時に、セクション104は、第2のスライダ10’の閉端部52と側部28との間で閉じられたままである。図1に図示される例では、開口40おける開放部を提供するよう連結解除されるジッパークロージャ11のセクション106がある。セクション106は、第1のスライダ10の開端部50と第2のスライダ10’の開端部50との間の区域である。
本開示の原理によれば、第1のスライダ10および第2のスライダ10’は、係合ポジションと係合解除ポジションとの間で互いに選択的に解除可能に接続できる。係合ポジションでは、第1および第2のスライダ10,10’がトラック12,13の上縁部に沿って互いに移動する。係合解除ポジションでは、第1および第2のスライダ10、10’は、トラック12,13の上縁部に沿って互いに独立して移動する。スライダ10、10’がともに係合して移動する場合、ジッパークロージャ11は相互連結されたままとなり、ジッパークロージャ11のうち閉端部52と側部28,30との間にあるセクション102,104では開口40は閉じられている。これは、ジッパークロージャ11の連結解除や開口40の開放には第1および第2のスライダ10,10’を分離または係合解除して互いから離れるように移動させる必要があることを子供が容易に理解し得ないような、開口40を開放するための子供にとって安全な特徴部として機能することができる。
図4〜図8には、第1のスライダ10および第2のスライダ10’の間に解除可能な接続を実現するための係合構造の例示的な実施形態を示す。図4〜図8に図示される例はそれぞれ、第1のスライダ10および第2のスライダ10’に関して説明したように機能し得る第1および第2のスライダを含むダブルスライダ100である。当然のことながら代替的なものも使用可能である。
概して第1のスライダおよび第2のスライダ10’の間の解除可能な接続は、突出−受容構造110とすることができる。突出−受容構造110は、第1のスライダ10および第2のスライダ10’との間に選択的に解除可能な接続を実現できる。突出−受容構造110は、少なくとも1つの突出部112と1つの受容部114とを含む。突出部112は第1のスライダ10または第2のスライダ10’のいずれに設けることもできる。同様に受容部114も第1のスライダ10または第2のスライダ10’のいずれに設けることもできる。突出部112および受容部114は互いに相補的であり、受容部14は、第1のスライダ10および第2のスライダ10’を動作可能に接続するようにかつさらに受容部114から受容部112を取り外すことによって選択的に接続解除できるように、突出部112を受容するようなサイズになされる。
図7の例示的な実施形態では、突出−受容構造110は第1のスライダ121上にタブ120を含む。図示される実施形態ではタブ120は基本的に第1のスライダ121の上部部材123から延在しており、かつ上部部材123の上部平面から引っ込んだところにある。タブ120は、タブ120から突出する突起124を有する。第2のスライダ122は、第2のスライダ122の上部部材126のすぐ下でタブ120を受容するようなサイズになされている。突起124を受容するよう配向された第2のスライダ122には開口128が設けられる。図示される実施形態では、開口128は上部部材126に設けられる。この様式では、タブ120は、第2のスライダ122の上部部材126の下方で第2のスライダ122によって受容され、そして突起124は開口128内に着脱可能に嵌合できる。
図8に図示された例では、突出−受容構造110は、第1のスライダ133から延出するローブ形状突出部132と、ローブ形状突出部132を受容するようなサイズになされた第2のスライダ135における開口134と、を含む。図示された例示的な実施形態では、ローブ形状突出部132は、第1のスライダ133の上部部材136から延出する。ローブ形状突出部132は、3つのローブを備えて図示されるが、当然のことながらローブ形状突出部132について多くの他の形状を使用することができる。開口134はこの実施形態では第2のスライダ135の上部部材137に設けられる。開口134はローブ形状突出部132の補足として形状付けられる。当然のことながら代替的なものも使用できる。
図4〜図6では第1のスライダが141で図示され第2のスライダは142で図示される。この実施形態では、第1のスライダ141および第2のスライダ142の各々が突出部112および受容部114の両方を有する。図5では、第1のスライダ141が、第1のスライダ141の一対の上部部材145として延出する突出部144を有するよう理解され得る。第1のスライダ141は上部部材145における突出部144に隣接する受容部146をさらに含む。図6では、第2のスライダ142は、第2のスライダ142の一対の上部部材149としての突出部148と、上部部材149によって規定される隣接受容部150と、を有する。第1のスライダ141の突出部144は受容部150によって受容されており、第2のスライダ142の突出部148は第1のスライダ141の受容部146によって受容される。
ジッパー付きバッグの作動方法にはこうした原理を適用できる。図1のバッグBなどのバッグを提供できる。第1のスライダ10および第2のスライダ10’の少なくとも一方を第1のスライダ10および第2のスライダ10’他方から離れる方向に移動することによるジッパークロージャ11の連結解除によって開口40を開放するステップが含まれる。
第1のスライダ10および第2のスライダ10’の少なくとも一方を第1のスライダ10および第2のスライダ10’の他方へ向かう方向に移動させることによる前記ジッパークロージャ11の相互連結によって開口40を閉鎖するステップが含まれる。
開口40を開放するステップは、第1のスライダ10および第2のスライダ10’の間の接続を解除するステップを含むことができる。いくつかの例では、こうした接続を解除するステップは、スライダ10,10’間の突出−受容構造の一部である受容部14から突出部12を取り外すステップを含むことができる。
B.実施例、ダブルスライダのさらなる実施形態、図9〜図55
図9〜図55はダブルスライダ100のさらなる実施形態を図示する。上述の実施形態と類似する部分には共通の参照符号を使用する。スライダの各々は、本体17と、上部部材54と、該上部部材54から垂下する第1および第2の側壁20,21とを有する。多くの実施形態が、ジッパークロージャ11の雄型および雌型形状部14,15の分離を可能にするために分離フィンガ18をさらに含む。
図9〜図55のダブルスライダ100は、ジッパークロージャ11を有するバッグBとともに使用できる。ジッパークロージャ11は、バッグBの開口に沿って延在しており(図1)、かつジッパークロージャ11は雄型トラック12および雌型トラック13を有する。図3に関して説明したように、雄型および雌型形状部14および15は相補的な断面形状を有する。これら形状部は、まずこれら要素の底部をともに係合し続いてこれら要素をその上部へ向けて閉ポジションへ回転することによって、閉じられる。相互連結する雄型および雌型形状部14および15の断面形状は上述のように米国特許第5,007,143号明細書および米国特許第8,087,826号明細書(この参照により本明細書に組み込まれる)で説明されている。
図9〜図55のダブルスライダ100はジッパークロージャ11を開閉するために使用できる。上述のように、トラック12および13は、個々のトラックにおいてリブおよび溝要素の形態でトラックの長さにわたって延在する相互連結する雄型および雌型形状部14および15を有する。トラック12および13はさらに耳34,35を含んでもよい(図3)。フィンガ18による雄型および雌型形状部14および15の分離は、トラック12および13と係合するフィンガ18によって実施できる。いくつかの実施形態では、これは、耳34,35の間に係合しつつ形状部14,15を広げるフィンガ18によって達成される。
上述のように、ダブルスライダ100の2つのスライダは、突出−受容構造110を含むことができる。図1〜図8に関連して説明した構造に加えて、突出−受容構造110は、側壁20,21の一方によって規定される受容部または偏向可能な舌状部の少なくとも1つの含んでもよい。これら特徴は以下でより詳細に説明する。
1.図9〜図16の実施形態
まず図9〜図16の実施形態を参照すると、ダブルスライダ100は、第1のスライダ200および第2のスライダ202を含んで図示される。第1のスライダ200および第2のスライダ202は、互いに選択的に連結されるとともにジッパークロージャ11に沿って単一ユニットとして摺動するよう構成配置される。つまり第1のスライダ200および第2のスライダ202は互いに連結されると、連結されたスライダ200,202がジッパークロージャ11に沿ってどのような方向に移動されてもジッパークロージャ11は閉じられたままとなる。2つのスライダ200,202が互いから解放されると、2つのスライダの一方または両方をジッパークロージャ11に沿って互いに対して反対の方向に移動させることによって、ジッパークロージャ11を開放できる。
図9〜図16の実施形態では、突出−受容構造110は、側壁20,21の少なくとも一方によって規定される受容部204(図9)を含む。突出部206(図9)は、第1および第2のスライダ200,202の他方の側壁20,21の一方から延在する。
図9〜図16に図示される特定の実施形態では、第1のスライダ200および第2のスライダ202の各々が突出部206および受容部204の両方を有する。多くの実施形態が使用可能である一方で、図9〜図16に図示される実施形態では、受容部204は側壁20,21の一方によって規定される凹部208(図13〜図16)として規定される。第1のスライダ200においては凹部208は側壁20内にあり、一方で第2のスライダにおいては凹部208は側壁21内にある。
凹部208は、タブ210として具体化された突出部206を受容するサイズになされている。図示された実施形態では、タブ210は凹部208を規定する側壁の反対側の側壁に設けられる。そのため第1のスライダ200に関して、タブ210は、スライダ200,202の両方がジッパークロージャ11上に動作可能に位置決めされた際に、側壁21から第2のスライダ202へ向けて延出または突出する。第2のスライダ202は、側壁20から延出するタブ210を有する。タブ210は、第1のスライダ200および第2のスライダ202の両方がジッパークロージャ11上に動作可能に位置決めされる際に、第1のスライダ200へ向かう方向に突出する。
図9〜図16の実施形態では、突出−受容構造110は連結機構212(図11)を含む。連結機構212は、第1のスライダ200および第2のスライダ202をともに選択的に連結または固定可能にし、かつ互いから離れるように選択的に解放可能にする。この実施形態では、連結機構212は凹部208内で壁215から延出する突出部214と、タブ210によって規定される開口216と、を含む。
突出部214および開口216は、突出部214が第1のスライダ200および第2のスライダ202をともに連結するのに十分に開口216内に嵌合するようなサイズになされている。
図12には、連結機構212を介して互いに連結された第1のスライダ200および第2のスライダ202を示す断面が図示される。図12から明らかなように、第1のスライダ200からのタブ210は、第2のスライダ202の凹部208内にあり、一方で第2のスライダ202からの突出部214はタブ210の開口216内に突出する。第2のスライダ202のタブ210は第1のスライダ200の凹部208内に延在しており、一方で第1の200の突出部214はタブ210によって規定される開口216内に延在するか突出する。
使用者が第1のスライダ200および第2のスライダ202を解放しようと決めた場合、第1のスライダ200および第2のスライダ202は、個々のタブ210を偏向させて個々の突出部214を個々の開口216から引っ張り出すように、引っ張って離間されるか捻られるかまたは互いに対して横方向に移動されてもよい。
代替的な実施形態では、第1および第2のスライダ200,202の一方が各側壁20,21において両方のタブを有することができ、一方でスライダ200,202の他方が各側壁20,21において個々の凹部208を有することができる。
2.図17〜図22の実施形態
図17〜図22にはダブルスライダ100の別の実施形態を示す。図17〜図21の実施形態では、ダブルスライダ100は第1のスライダ220および第2のスライダ222を含む。第1のスライダ220および第2のスライダ222は、ともに選択的に連結でき、かつジッパークロージャ11に沿って単一ユニットとして摺動できる。
この実施形態では、第1のスライダ220のみが分離フィンガ18を有する。図21から明らかなように、分離フィンガ18は、第2のスライダ222に係合して第2のスライダ222に係合して受容されるように所定の方向において第1のスライダ220の開端部50から軸線方向に突出する。第1のスライダ220における分離フィンガ18は、上部部材54の内面55から垂下しており、第1および第2の側壁20,21の間にある。
この実施形態における第2のスライダ222は第1および第2の側壁20,21を有しており、それらの内面は、第2のスライダ222がトラック12,13に沿って移動された際に、雄型および雌型形状部14,15を相互連結関係となるように押圧つまり係合するよう十分に近接して離間される。第2のスライダ222は分離フィンガを有しておらず、第2のスライダ222がクロージャ11のトラック12,13に沿って移動される際に雄型および雌型形状部14,15を相互連結関係となるように押圧つまり係合させるためだけに作動する。
この実施形態では、第2のスライダ222は開端部および閉端部を有しておらず、第1の端部242と反対側の第2の端部243とを有する。第1の端部242は第1のスライダ220の開端部24に対して係合する。
図19および図20から明らかなように、第2のスライダ222は、第1のスライダ220の突出フィンガ18を受容するために上部部材54の内面55によって規定されたフィンガ受容キャビティ244を含む。
第1のスライダ200および第2のスライダ222が互いに連結された場合、2つのスライダ220,222はジッパークロージャ11に沿って単一ユニットとして摺動する。第1のスライダ220および第2のスライダ222が選択的に互いから解放されると、これらスライダは、ジッパークロージャ11に沿って個別に独立して摺動できるが、第1のスライダ220のみがジッパークロージャ11を開放するよう作動する。第1のスライダ220とは独立した第2のスライダ222の摺動はジッパークロージャ11を開放しない。
図17〜図21のダブルスライダ100を用いてジッパークロージャ11を連結解除するため、第1のスライダ220および第2のスライダ222が互いから解放された後に、第1のスライダ220は第2のスライダ222から離れる方向に移動される。ジッパークロージャ11の大部分を開放するためには、第1のスライダ220が第2のスライダ222から離れる方向に移動されると同時に第2のスライダ222をクリップ23(図1)の一方に接触させる必要がある。
第1のスライダ220および第2のスライダ222は、スライダ220,222をともに選択的に連結するための突出−受容構造110を含む。
図17〜図21の実施形態における突出−受容構造は、側壁20,21の一方において少なくとも1つの受容部224(図17)を含む。図示される実施形態では、第1のスライダ220は側壁20における凹部226および側壁21における凹部227の形態の受容部224を有する。
第2のスライダ222は受容部224によって受容される突出部228(図17)を含む。図示された実施形態では、突出部228は、側壁20から延出するタブ230と、側壁21から延出するタブ231とを含む。タブ230は、凹部226に受容されるサイズになされており、タブ231は凹部227に受容されるサイズになされる。
突出−受容構造110は、第1のスライダ220および第2のスライダ222をともに選択的に連結および連結解除するために連結機構234(図18)を含むことができる。連結機構234はこの実施形態では、タブ230におけるフック236と、凹部226によって規定されるキャッチ237とを含む。フック236は、スライダ220,222の相互連結を補助するようキャッチ237の後ろ側に係合する。
同様にタブ231はフック239を含む(図199)。キャッチ240(図22)は、フック239の係合のために凹部227によって規定される。
多くの実施形態が使用可能である一方で、この実施形態は、第2のスライダ222から延出するタブ230,231の両方と、第1のスライダ220によって規定される凹部226,227の両方と、を示しており、第1のスライダ220および第2のスライダ222が各凹部およびタブのうちの1つを有してもよいことを理解されたい。
第1のスライダ220を第2のスライダ222に対して解放可能に相互連結または固定するためにタブ230,321は凹部226,227に挿入される。タブ230,231は、フック236,239をキャッチ237,240の後ろ側で係合できるように偏向する。第1のスライダ200および第2のスライダ222の間の接続を解除するために、スライダ220,222は互いから引っ張られるか、または互いに対してわずかに傾斜されるかもしくはねじられて、フック236,239がキャッチ237,240から係合解除される。
3.図23〜図29の実施形態
ダブルスライダ100の別の実施形態は図27〜図29に図示されている(図27〜図29の第1および第2のスライダは図23〜図26に示される)。
まず図27〜図29を参照すると、ダブルスライダ100は第1のスライダ250および第2のスライダ252を含む。上述の実施形態と同様に、第1のスライダ250および第2のスライダ252は選択的にともに連結され、ジッパークロージャ11に沿って単一ユニットとして摺動する。スライダ250,252は選択的に互いから解放され、これらスライダはジッパークロージャ11に沿って独立して摺動できる。
ジッパークロージャ11は、スライダ250,252の一方または両方をジッパークロージャ11に沿って他方のスライダとは反対の方向に移動させることによって開放できる。この実施形態ではスライダ250,252の両方が、他方のスライダ250,252から離れる方向に移動されると、ジッパークロージャを開放するよう作動できる。スライダ250,252が互いに連結され、かつ連結されたスライダがジッパークロージャ11に沿ってともに移動する場合、ジッパークロージャ11は閉じられたままとなる。
第1のスライダ250および第2のスライダ252は、第1のスライダ250および第2のスライダ252の間に選択的に解除可能な接続を実現するために突出−受容構造110を含む。この実施形態では、突出−受容構造110は、側壁20,21の一方によって規定される受容部254を少なくとも含む。
多くの実施形態が使用可能である。図23〜図28に図示される実施形態では、第1のスライダ250および第2のスライダ252の各々が突出部256および受容部254の両方を含む。別の実施形態では、スライダ250,252は1つ以上の突出部のみをまたは1つ以上の受容部のみを有することもできる。
図23では、第1のスライダ250は、端部50からかつ側壁21から延出または突出する突出タブ258を有する。第1のスライダ250の反対側の側壁20は凹部260を規定する。
第2のスライダ252が側壁20から延出する突出タブ262を有する一方で、反対側の側壁21が凹部264を規定する。
タブ258,262および凹部260,264は、互いに受容されかつ係合するようなサイズに構成されている。図27および図28を参照されたい。
図23〜図28の突出−受容構造110は、突出−受容構造110をともに選択的に連結するための連結機構266(図28)を含む。この実施形態では連結機構266は、タブ258上にフック268(図23)を含む。フック268はキャッチ270(図25)の後ろ側に係合する。同様にタブ262は、凹部260の一部として規定されるキャッチ274(図23、図26および図27)の後ろ側に係合するフック272(図24)を有する。
第1のスライダ250および第2のスライダ252を解放可能に接続するために、第1のスライダ250および第2のスライダ252の開端部50は、タブ258が凹部264によって受容されかつフック268がキャッチ270の後ろ側に係合してスナップ留めされるように、ともに押圧される。同時にタブ262は凹部260によって受容され、フック272はキャッチ274の後ろ側にスナップ留めされる。第1のスライダ250と第2のスライダ252の間の接続を解除するために、2つのスライダを離間されるよう引っ張ることができ、あるいはさらに、これには、連結機構266を解放するために互いに対するねじり応力または引張応力が含まれてもよい。
4.図30〜図37の実施形態
図30〜37はダブルスライダ100の別の実施形態を示す。図30〜図37におけるダブルスライダ100は第1のスライダ280および第2のスライダ282を含む。上述の実施形態と同様に、第1のスライダ280および第2のスライダ282は、ジッパークロージャ11に沿って単一ユニットとして摺動するように、ジッパークロージャ11に動作可能に取り付けできかつ互いに選択可能に連結できる。
2つのスライダ280,282が互いに連結される場合、ジッパークロージャ11は閉じられたままとなる。2つのスライダ280,282が選択的に互いから解放されてジッパークロージャ11に沿って独立して摺動すると、スライダ280,282の少なくとも一方がジッパークロージャ11を開放するよう作動する。こうした特定の実施形態では、スライダ280,282が互いから離間されるように移動される場合に、第1のスライダ280および第2のスライダ282の両方がジッパークロージャ11を開放できる。
第1のスライダ280および第2のスライダ282は、これらスライダの間に選択的に解除可能な接続を実現するために突出−受容構造110を含む。
この実施形態では、突出−受容構造110は、偏向可能な舌状部284の形態の突出部283を含む。偏向可能な舌状部284はこの実施形態では第1のスライダ280の一部である。舌状部284は少なくとも1つの連結ショルダ286を有する(図33)。
第2のスライダ282は、偏向可能な舌状部284を受容しかつ連結ショルダ286およびキャッチ290を係合するために、キャッチ290(図32および図36)を備えるキャビティ288(図32、図36および図37)の形態の受容部287(図32)を規定する。
図示される実施形態では、舌状部284は第2のショルダ292を含む(図33および図35)。キャビティ288は第2のキャッチ294を規定する。舌状部が、上方に偏向して第1のスライダ280の上部部材54の残りの部分から離れるそのポジションにある場合、舌状部284はキャビティ288内に受容され、連結ショルダ286,292はキャッチ290,294と接触して係合する。
第1のスライダ280と第2のスライダ282との間の接続を解除するために、舌状部284は第1のスライダ280の残りの部分へ向かう方向に下方に偏向できる。それにより連結ショルダ286,292はキャッチ290,294との係合から解放され、第1のスライダ280および第2のスライダ282は軸線方向に離れるように引っ張り可能となる。
図30、図32および図35から明らかなように、偏向可能な舌状部284は第1のスライダ280の上部部材54から突出する。舌状部の下方において上部部材54は、ジッパークロージャ11を受容する開口296(図34)を越えて延出または突出する延出部298を有する。上部部材54のこの延出部298は、第2のスライダ282のキャビティ288内に受容され、それによって第1のスライダ280および第2のスライダ282が選択的に互いに連結される場合、第1のスライダ280および第2のスライダ282のそれぞれの開端部50は互いに直接隣り合って対向した状態で押圧されてもよい。
ジッパークロージャ11を開放するために、第1のスライダ280および第2のスライダ282の少なくとも一方が互いから離れる方向に移動される。これは、第1のスライダ280上の舌状部284の形態の突出部を、第2のスライダ282によって規定されるキャビティ288の形態の受容部から解放することによって実施可能である。
5.図38〜図42および図52〜図55の実施形態
ダブルスライダ100の別の実施形態が図38〜図42および図52〜図55に図示される。この実施形態におけるダブルスライダ100は第1のスライダ300および第2のスライダ312を含む。第1のスライダ310および第2のスライダ312は、ともに選択的に連結できかつジッパークロージャ11に沿って単一ユニットとして摺動できる。これらスライダは、互いから選択的に解放可能であり、ジッパークロージャ11に沿って個別に摺動できる。2つのスライダ310,312がともに連結される場合には、ジッパークロージャ11は閉じられたままとなる。2つのスライダ310,312が互いから解放されている場合には、2つのスライダ310,312の少なくとも一方を他方のスライダから離れるように移動させることによってジッパークロージャ11を開放できる。この実施形態では、第1のスライダ310および第2のスライダ312は、スライダ310,312の他方から離れる方向に移動される場合にジッパークロージャ11を開放するよう作動できる。
スライダ310,312は、突出−受容構造110によって互いに選択的に解放可能に接続される。この実施形態では、突出部314(図38)は少なくとも1つの舌状部318として実施されている。受容部318(図38)は第2のスライダ312によって規定されるキャビティ320として実施されている。
この実施形態では、突出部314は第1のスライダ310における第1および第2の偏向可能な舌状部316,317を含む。キャビティ320が偏向可能な舌状部316、317の両方を受容する。舌状部316,317は、キャビティ320に入ると第1のスライダ310の本体へ向けてかつ中央長手方向軸線338(図42)へ向けて横方向内側へ偏向し、続いて第2のスライダ312に連結されるように本体から離れかつ長手方向軸線338から離れるように横方向外側に偏向する。
舌状部316は少なくとも1つのショルダ322を含む(図38および図55)。舌状部316上のショルダ322は、第2のスライダ312におけるキャッチ324(図53)と係合する。図55に図示される例示的な実施形態では、舌状部316は一対のショルダ322,324を含む。ショルダ322,324は、キャビティ320内において第2のスライダ312によって規定されたキャッチ326,328(図53)と係合する。
同様に舌状部317は少なくとも1つのショルダ330を含んでおり、図示された実施形態では一対のショルダ330,332を有する(図53)。ショルダ330,332は、キャビティ320内で第2のスライダ312によって規定されたキャッチと係合する。ショルダ330,332と係合するこれらのキャッチは、類似しておりかつキャッチ326,328と同じ外観を有する。図52および図54にはキャッチ336の1つが図示される。
偏向可能な舌状部316,317は、互いへ向けて偏向でき、あるいは互いからかつ第1のスライダ310を通って長手方向に延在する長手方向軸線(図42)から離れるように偏向できる。舌状部316,317は、舌状部316,317の自由端においてフィンガ保持部348,349を含む。フィンガ保持部348,349は、舌状部316,317をともに押し込むように使用者の指でつままれるようなサイズに構成されている。第1のスライダ310および第2のスライダ312は動作可能に互いに接続または係合されている場合、フィンガ保持部348,349はキャビティ320の外側に位置される一方で、舌状部316,317の残りの部分はキャビティ320の内側にされている。図40〜図42を参照されたい。
第1のスライダ310は、第1のスライダの残りの部分から突出または延出する接続部分342を含む。図53および図55に図示される実施形態では、接続部342は第1のスライダ310の開端部50を越えて突出して延出する。第1のスライダがバッグの上部に沿って延在するジッパーを備えるジッパークロージャ11上に動作可能に配向される場合、ジッパークロージャ11を受容する開口344(図38)が接続部342の下方に配置される。接続部分342は、第1のスライダ310のうち第2のスライダ312のキャビティ320に最初に入る部分である遠位端340を含む。
第2のスライダ312は、ジッパークロージャ11がバッグの上部に沿って延在する場合にスライダ312が該ジッパークロージャ11上に動作可能に配向されると、ジッパークロージャ11のための開口346の上方に位置される第2のスライダ312の接続部分343(図8)によって規定される受容キャビティ320を有する。
第1のスライダ310および第2のスライダ312を選択的に接続するために、使用者は、第1のスライダ310の接続部分342の端部340を、第2のスライダ312のキャビティ320に挿入する。第1のスライダ310が第2のスライダ312のキャビティ320内へ向けて軸線方向に移動されると、ショルダ322,324,330,332が、第2のスライダ312のキャビティ320内のキャッチ326,328,336にスナップ留めされて係合する。この係合は、第1のスライダ310および第2のスライダ312をともに取り外し可能に連結する。それによって、スライダ310,312の開端部50を互いに直接隣接させて対面させることができる。
第1のスライダ310および第2のスライダ312の間の接続を解除するために、フィンガ保持部348,349は互いへ向けて押し込まれ、舌状部316,317が互いへ向かう方向にかつ第1のスライダ310の長手方向軸線338へ向かう方向に偏向される。これにより、ショルダ322,324,330,332を第2のスライダ332におけるキャッチ326,328,336から係合解除できる。係合解除後は、第1のスライダ310および第2のスライダ312は互いに分離して離れるように移動できると同時に、第1のスライダ310の接続部分342は第2のスライダ312のキャビティ320から取り外される。
6.図43〜図51の実施形態
ダブルスライダ100の別の実施形態が図43〜図51に図示される。ダブルスライダ100は第1のスライダ350および第2のスライダ352を含む。第1のスライダ350および第2のスライダ352はジッパークロージャ11に動作可能に取り付け可能である。2つのスライダ350,352は、ともに選択的に連結されかつジッパークロージャ11に沿って単一ユニットとして摺動するよう配置構成されている。
2つのスライダ350,352がともに連結される場合、連結されたスライダ350,352がジッパークロージャ11に沿ってどの方向に移動されても、ジッパークロージャ11は閉じられたままとなる。2つのスライダ350,352が選択的に互いから解放されて個別にジッパークロージャ11に沿って移動される場合、ジッパークロージャ11は、2つのスライダ350,352の少なくとも一方を互いから離れる方向に移動させることによって開放できる。この実施形態では、第1のスライダ350および第2のスライダ352の両方が、スライダ350,352の他方から離れる方向に移動されるとジッパークロージャ11を開放するよう作動できる。
第1のスライダ350および第2のスライダ352は突出−受容構造110によって選択的にともに連結される。この実施形態では、突出部354(図46)が第1のスライダ350の一部であり、かつ偏向可能な舌状部356を含む。突出部354は、第2のスライダ352における受容部358(図46)によって受容される。受容部358は、第2のスライダ352によって規定されるキャビティ360(図50)の形態のものである。
この特定の実施形態では、第1のスライダ350は、第1のスライダ350の開端部50から突出または延出する一対の舌状部356,357(図48)を含む。舌状部356,357は、この実施形態では、延出舌状部またはフランジ362,366の形態のものであり、舌状部またはフランジ362,366の各々が、第1のスライダ350の残りの部分からの遠位端において先端365,366を有する。各先端365,366はその上に連結ショルダ368,369を規定する。
第1のスライダ350の上面図である図48を参照されたい。舌状部356,357は第1のスライダ350を通る長手方向軸線372へ向けてかつ該長手方向軸線372から離れるように偏向可能である。連結ショルダ368,369は長手方向軸線372から離れて対向している。
第1のスライダ350は図示される実施形態ではガイドバー376をさらに含む。ガイドバー376は、第1のスライダ350の開端部50から延出する。この実施形態では、ガイドバー376は舌状部356,357のフランジ362,363の間の中心に位置される。ガイドバー376は遠位端378を有しており、該遠位端378はこの実施形態では舌状部356,357の自由端380,381よりも長く延在する。
ガイドバー376は、第1のスライダ310および第2のスライダ312をともに嵌合するよう方向付けてガイドするのに役立つ。こうした特定の実施形態では、ガイドバー376の遠位端378は、第2のスライダ352のキャビティ360に入る最初の構造となる。多くの実施形態および変更例が使用可能である。
図47および図49では、どのように第1のスライダ350が、第1のスライダ350の上部部材54の上方に延在する接続部382を有するかが示される。つまり舌状部356,357を有する接続部382は、第1のスライダ350がバッグの上部にわたってジッパーを備えるジッパークロージャ11に動作可能に取り付けられた際にジッパークロージャ11を受容する開口384上に延在する。
第2のスライダ352は、上部部材54の上方に配置される接続部386(図50、図51)内にキャビティ360を規定する。第2のスライダ352がジッパークロージャ11上に動作可能に取り付けられるとともにジッパークロージャがバッグの上部に沿って位置決めされる場合、接続部386がジッパークロージャ11を受容する開口388の上方に配置される。
第2のスライダ352の接続部386は、キャビティ360の一部として、少なくとも第1および第2の舌状部−受容キャビティ391,392を含む。舌状部−受容キャビティ391,392は舌状部356,357を受容するサイズに構成されている。
第2のスライダ352の接続部386は、舌状部356,357のショルダ368,369を係合するための一対のキャッチ394,395を規定する。図示される実施形態では、舌状部−受容キャビティ391,392は、第2のスライダ352の側壁20,21を通って広がる開口398,399を含む。舌状部356,357が舌状部−受容キャビティ391,392に挿入される場合、舌状部−受容キャビティ391,392の内壁は、該内壁が先端365,366を押圧するように、舌状部356,357を中央軸線372へ向けて内側に偏向させる。2つのスライダ350,352がともに軸線方向に移動し続けると、先端365,366は最終的に開口398,399にスナップ留めされる。この時点でショルダ36,369はキャッチ394,395に係合される。これによって第1のスライダ350および第2のスライダ352はともに解放可能に連結される。
キャビティ360および接続部368は図示される実施形態ではバー−受容キャビティ400をさらに含む。バー−受容キャビティ400はガイドバー376を受容するようサイズに構成される。図46では、どのようにバー−受容キャビティ400が舌状部−受容キャビティ391,392の間に配置されるかが図示される。
第1のスライダ350を第2のスライダ352から解放するために、フランジ362,363における先端365,366を、互いに向かう方向にかつ長手方向軸線372へ向けて押し込むかあるいは押圧することができる。これによりショルダ368,369をキャッチ394,395から係合解除できる。係合解除した後は第2のスライダ350および第2のスライダ352を互いから離れるように軸線方向に引っ張ることができる。
上述の説明は本開示の例示的な原理を示すものである。そうした原理を適用して多くの実施形態を実現できる。
10 第1のスライダ
10’ 第2のスライダ
11 ジッパークロージャ
12 雄型トラック
13 雌型トラック
14 雄型形状部
15 雌型形状部
16 フィン
17 スライダ本体
18 分離フィンガ
19 脚
20 第1の側壁
21 第2の側壁
22 ショルダ構造
23 端部クリップ
25 本体パネル
32 バッグBの底部
34,53 耳
36 ショルダ
40 バッグの開口
50 閉端部
52 閉端部
54 上部部材
55 内面
100 ダブルスライダ
110 突出−受容構造
112 突出部
114 受容部
120 タブ
121 第1のスライダ
122 第2のスライダ
123 上部部材
124 突起
126 上部部材
128 開口
132 ローブ形状突出部
133 第1のスライダ
134 開口
135 第2のスライダ
136,137 上部部材
141 第1のスライダ
142 第2のスライダ
144 突出部
145 上部部材
146 受容部
148 突出部
149 上部部材
150 受容部
200 第1のスライダ
202 第2のスライダ
204 受容部
206 突出部
208 凹部
210 タブ
212 連結機構
214 突出部
220 第1のスライダ
222 第2のスライダ
224 受容部
226,227 凹部
228 突出部
230,231 タブ
234 連結機構
236,239 フック
237,240 キャッチ
242 第1の端部
243 第2の端部
244 フィンガ受容キャビティ
250 第1のスライダ
252 第2のスライダ
254 受容部
256 突出部
258 タブ
260,264 凹部
262 タブ
266 連結機構
268,272 フック
270,274 キャッチ
280 第1のスライダ
282 第2のスライダ
283 突出部
284 偏向可能な舌状部
286 連結ショルダ
287 受容部
288 キャビティ
290 キャッチ

Claims (43)

  1. 子供にとって安全なスライダジッパークロージャシステムであって、
    (a) 動作可能に開閉可能なジッパークロージャと;
    (b) 前記ジッパークロージャに動作可能に取り付けられた2つの可動スライダを有するスライダ構造と;
    を備えることを特徴とするスライダジッパークロージャシステム。
  2. 前記2つのスライダは、選択的にともに連結されかつ前記ジッパークロージャに沿って単一ユニットとして摺動するよう構成されかつ配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスライダジッパークロージャシステム。
  3. 前記2つのスライダは、互いから選択的に解放されかつ前記ジッパークロージャに沿って個別に摺動するよう構成されかつ配置されていることを特徴とする請求項2に記載のスライダジッパークロージャシステム。
  4. 前記2つのスライダは、ともに連結されている場合に、連結されたスライダが前記ジッパークロージャに沿って任意の方向に移動される際に前記ジッパークロージャが閉じられたままとなるように構成されかつ配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のスライダジッパークロージャシステム。
  5. 前記2つのスライダは、前記2つのスライダが互いから解放されている場合に、前記2つのスライダの一方または両方を前記ジッパークロージャに沿って互いから離れる方向に移動させることによって前記ジッパークロージャを開放できるように構成されかつ配置されていることを特徴とする請求項3に記載のスライダジッパークロージャシステム。
  6. 前記2つのスライダは、それらの間に選択的に解除可能な接続を実現するために突出−受容構造を含むことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のスライダジッパークロージャシステム。
  7. 前記突出−受容構造は、前記2つのスライダの一方から延出する突起を備えるタブと、前記2つのスライダの他方において前記突起を受容するサイズになされた開口と、を含むことを特徴とする請求項6に記載のスライダジッパークロージャシステム。
  8. 前記突出−受容構造は、前記2つのスライダの一方から延出するローブ形状突出部と、前記2つのスライダの他方における前記ローブ形状突出部を受容するサイズになされた開口と、を含むことを特徴とする請求項6に記載のスライダジッパークロージャシステム。
  9. 前記2つのスライダの各々は突出部および受容部の両方を有することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載のスライダジッパークロージャシステム。
  10. (a) 前記2つのスライダの各々が、上部部材と、前記上部部材から延出する一対の側壁と、を有しており;
    (b) 前記突出−受容構造は、前記側壁の一方によって規定される受容部または偏向可能な舌状部の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6に記載のスライダジッパークロージャシステム。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の前記スライダジッパークロージャシステムを備えるフレキシブルパッケージであって、前記ジッパークロージャは、前記ジッパークロージャが開放された場合にパッケージの内側へのアクセスを提供する、ことを特徴とするフレキシブルパッケージ。
  12. 相互連結する雄型および雌型形状部を含む雄型トラックおよび雌型トラックを有するプラスチック製のジッパークロージャのためのダブルスライダであって、
    前記ダブルスライダは:
    (a) 開端部と閉端部とを備える本体を有する第1のスライダであって;
    (i) 前記本体は上部部材とそこから延出する第1および第2の側壁とを含み;前記第1のスライダは前記第1および第2の側壁の間において前記上部部材の内面から垂下する分離フィンガを有しており;
    (A) 前記本体は、前記トラックに跨る前記第1および第2の側壁と前記トラック間に位置決めされる前記フィンガとともに、前記トラックの上縁部に沿って移動するよう構成されており;
    (ii) 前記分離フィンガは、前記第1のスライダの前記閉端部におけるよりも前記第1のスライダの前記開端部へ向けて幅広となっており、前記フィンガの幅広端部によって前記雄型および雌型形状部の分離が可能であり;
    (iii) 前記第1および第2の側壁は、前記第1のスライダが前記トラックに沿って移動されると前記雄型および雌型形状部を相互連結関係となるように係合させるために、前記閉端部へ向けてともに十分に近接するよう離間された内面を有する;
    第1のスライダと、
    (b) 前記第1のスライダに解放可能に接続された第2のスライダであって、前記第2のスライダは、第1の端部および第2の端部を備える本体を有しており;
    (i) 前記第2のスライダ本体は、上部部材と、それから延出する第1および第2の側壁と、を含み;
    (A) 前記第2のスライダ本体は、前記トラックに跨る前記第1および第2の側壁とともに、前記トラックの上縁部に沿って移動するよう構成されており;
    (ii) 前記第2のスライダの第1および第2の側壁は、前記第2のスライダが前記トラックに沿って移動されると前記雄型および雌型形状部を相互連結関係となるように係合させるために、ともに十分に近接するよう離間された内面を有する;
    第2のスライダと、
    を備えており、
    (c) 前記第1のスライダおよび前記第2のスライダは、係合ポジションと係合解除ポジションとの間でともに選択的に解放可能に接続されており;
    (i) 前記係合ポジションでは、前記第1および第2のスライダは前記トラックの前記上縁部に沿って互いに移動し、かつ前記第1のスライダ本体の開端部は前記第2のスライダ本体の前記第1の端部に接触し;
    (ii) 前記係合解除ポジションでは、前記第1および第2のスライダは前記トラックの前記上縁部に沿って互いから独立して移動する;
    ことを特徴とするダブルスライダ。
  13. (a) 前記第1のスライダおよび第2のスライダは、それらの間に選択的に解除可能な接続を実現するために突出−受容構造を有することを特徴とする請求項12に記載のダブルスライダ。
  14. (a) 前記突出−受容構造の少なくとも1つの部材が、前記第1のスライダ上にあり、前記突出−受容構造の少なくとも1つの部材が、前記第2のスライダ上にあることを特徴とする請求項12に記載のダブルスライダ。
  15. (a) 前記突出−受容構造は、前記第1のスライダおよび第2のスライダの一方から延出する突起を備えるタブと、前記第1および第2のスライダの他方において前記突起を受容するサイズになされた開口と、を含むことを特徴とする請求項13または請求項14に記載のダブルスライダ。
  16. (a) 前記突出−受容構造は、前記第1および第2のスライダの一方から延出するローブ形状突出部と、前記第1および第2のスライダの他方において前記ローブ形状突出部を受容するサイズになされた開口と、を含むことを特徴とする請求項13または請求項14に記載のダブルスライダ。
  17. (a) 前記第1のスライダおよび第2のスライダの各々は突出部および受容部の両方を有することを特徴とする請求項13または請求項14に記載のダブルスライダ。
  18. (a) 前記突出−受容構造は、前記側壁の1つによって規定される受容部または偏向可能な舌状部の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項13または請求項14に記載のダブルスライダ。
  19. (a) 前記第2のスライダは、前記第1および第2の側壁の間において前記上部部材の内面から垂下する分離フィンガを有しており;
    (i) 前記第2のスライダ本体は、前記トラックに跨る前記第1および第2の側壁と前記トラックの間に位置された前記フィンガとともに、前記トラックの上縁部に沿って移動するよう構成されており;
    (ii) 前記第2のスライダの分離フィンガは、前記第2のスライダの前記第2の端部よりも前記第2のスライダの前記第1の端部へ向けて幅広であり、前記フィンガの幅広端部によって前記雄型および雌型形状部の分離が可能となる;
    ことを特徴とする請求項18に記載のダブルスライダ。
  20. 前記第2のスライダは、分離フィンガを有しておらず、かつ前記第2のスライダが前記トラックに沿って移動される際に、前記雄型および雌型形状部が相互連結関係となるように係合するようにのみ作動することを特徴とする請求項18に記載のダブルスライダ。
  21. 前記突出−受容構造は、前記第1のスライダおよび第2のスライダの少なくとも一方における連結ショルダを有する少なくとも1つの偏向可能な舌状部と、前記偏向可能な舌状部を受容するとともに前記連結ショルダとキャッチとを係合するサイズになされた、前記第1のスライダおよび第2のスライダの他方によって規定されるキャッチを備えるキャビティと、を含むことを特徴とする請求項18または請求項19に記載のダブルスライダ。
  22. 前記少なくとも1つの偏向可能な舌状部は、前記第1のスライダにおいて第1および第2の偏向可能な舌状部を含み、前記第1および第2の偏向可能な舌状部は、互いへ向けて、かつ互いからかつ前記第1のスライダを通る長手方向軸線から離れるように、偏向可能であり;前記第2のスライダは、前記第1および第2の舌状部との係合のために前記キャビティと少なくとも第1および第2のキャッチとを規定することを特徴とする請求項21に記載のダブルスライダ。
  23. 前記少なくとも1つの偏向可能な舌状部は、前記第1のスライダの前記上部部材から突出し、かつ前記キャッチは、前記第2のスライダの前記上部部材によって規定されることを特徴とする請求項21に記載のダブルスライダ。
  24. 前記突出−受容構造は、前記第1および第2のスライダの前記側壁の少なくとも一方から突出する少なくとも1つのタブを含み、前記第1および第2のスライダの他方は、前記タブを受容するサイズになされた前記側壁の一方によって規定される少なくとも1つの受容部を有することを特徴とする請求項18から請求項20のいずれか一項に記載のダブルスライダ。
  25. 開放および再閉鎖可能な開口を有するジッパー付きプラスチックバッグであって、
    前記バッグは;
    (a) 前記開口を形成する上部と、底部と、第1および第2の対向する側部と、を各々が有する第1および第2のパネルと;
    (b) 前記開口を閉鎖するよう相互連結するためかつ前記開口を開放するよう連結解除するための、前記第1のパネルおよび前記第2のパネルの上部付近におけるジッパークロージャと;
    (c) 前記ジッパークロージャに配置される第1のスライダであって、前記第1のスライダは、前記雄型および雌型トラックに沿って移動することによって、前記開口の開閉時に、前記ジッパークロージャと協働する、第1のスライダと;
    (d) 前記ジッパークロージャに配置される第2のスライダであって、前記第2のスライダは、前記ジッパークロージャに沿って移動することによって、前記開口を少なくとも閉鎖する時に、前記ジッパークロージャと協働する、第2のスライダと;
    を備え、
    (i) 前記第1のスライダおよび第2のスライダは、前記第1のスライダおよび前記第2のスライダの少なくとも一方が前記第1のスライダおよび前記第2のスライダの他方へ向かう方向に移動される場合に前記ジッパークロージャが相互連結され;かつ、前記第1のスライダおよび前記第2のスライダの一方が前記第1のスライダおよび前記第2のスライダの他方から離れる方向に移動される場合に前記ジッパークロージャが連結解除されるよう、前記ジッパークロージャ上に配向されていることを特徴とするジッパー付きプラスチックバッグ。
  26. (a) 前記第1のスライダおよび第2のスライダはともに取り外し可能に接続されることを特徴とする請求項25に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  27. (a) 前記第1のスライダおよび第2のスライダは、それらの間に選択的に解除可能な接続を実現するために突出−受容構造を有することを特徴とする請求項26に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  28. (a) 前記突出−受容構造の少なくとも1つの部材が、前記第1のスライダ上にあり、前記突出−受容構造の少なくとも1つの部材が、前記第2のスライダ上にあることを特徴とする請求項27に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  29. (a) 前記突出−受容構造は、前記第1および第2のスライダの一方から延出する突起を備えるタブと、前記第1および第2のスライダの他方において前記突起を受容するサイズになされた開口と、を含むことを特徴とする請求項27または請求項28に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  30. (a) 前記突出−受容構造は、前記第1および第2のスライダの一方から延出するローブ形状突出部と、前記第1および第2のスライダの他方において前記ローブ形状突出部を受容するサイズになされた開口と、を含むことを特徴とする請求項27または請求項28に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  31. (a) 前記第1のスライダおよび第2のスライダの各々は突出部および受容部の両方を有することを特徴とする請求項27または請求項28に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  32. (a) 前記第2のスライダは、前記ジッパークロージャに沿って移動することによって前記開口の開放および閉鎖の両方をなすよう構成されかつ配置されており;
    (b) 前記第1および第2のスライダの各々が開端部と閉端部とを有しており;
    (i) 前記第1のスライダの前記開端部は、前記第2のスライダの前記閉端部よりも前記第2のスライダの前記開端部に近接していることを特徴とする請求項25から請求項31のいずれか一項に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  33. (a) 前記第2のスライダは、分離フィンガを有しておらず、前記開口を閉鎖するためだけに作動することを特徴とする請求項25から請求項28のいずれか一項に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  34. (a) 前記第1のスライダおよび第2のスライダの各々が、上部部材と、前記上部部材から延出する一対の側壁と、を有しており、
    (b) 前記突出−受容構造は、前記側壁の1つによって規定される受容部または偏向可能な舌状部の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項27または請求項28に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  35. 前記第1のスライダおよび第2のスライダは、前記第1のスライダおよび第2のスライダの両方が前記第1のスライダおよび第2のスライダの他方から離れる方向に移動する場合に前記ジッパークロージャが前記第1のスライダおよび第2のスライダの両方によって連結解除されるように構成されかつ配置されていることを特徴とする請求項34に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  36. 前記突出−受容構造は、前記第1のスライダおよび第2のスライダの少なくとも一方における連結ショルダを有する少なくとも1つの偏向可能な舌状部と、前記偏向可能な舌状部を受容するとともに前記連結ショルダとキャッチとを係合するようなサイズになされた、前記第1のスライダおよび第2のスライダの他方によって規定されるキャッチを備えるキャビティと、を含むことを特徴とする請求項34または請求項35に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  37. 前記突出−受容構造は、前記第1および第2のスライダの側壁の少なくとも1つから突出する少なくとも1つのタブを含み、前記第1および第2のスライダの他方は、前記タブを受容するサイズになされた、前記側壁のうちの1つによって規定される少なくとも1つの受容部を有することを特徴とする請求項34または請求項35に記載のジッパー付きプラスチックバッグ。
  38. 開放可能かつ再閉鎖可能な開口を有するジッパー付きプラスチックバッグを作動する方法であって、前記方法は:
    (a) 前記開口を形成する上部と底部と第1および第2の対向する側部とを各々が有する第1および第2のパネルと;前記開口を閉鎖するよう相互連結するためかつ前記開口を開放するよう連結解除するために前記第1のパネルおよび前記第2のパネルの前記上部に近接されたジッパークロージャと;前記ジッパークロージャ上に配置された第1のスライダと;前記ジッパークロージャ上に配置された第2のスライダと;を有するジッパー付きプラスチックバッグを提供するステップと;
    (b) 前記第1のスライダおよび第2のスライダの少なくとも一方を前記第1のスライダおよび第2のスライダの他方から離れる方向に移動させることによる前記ジッパークロージャの連結解除によって前記開口を開放するステップと;
    を含むことを特徴とする方法。
  39. (a) 前記第1のスライダおよび第2のスライダの少なくとも一方を前記第1のスライダおよび第2のスライダの他方へ向かう方向に移動させることによる前記ジッパークロージャの相互連結によって前記開口を閉鎖するステップをさらに含むことを特徴とする請求項38に記載の方法。
  40. (a) 前記ジッパークロージャを連結解除することによって前記開口を開放するステップは、前記第1のスライダと第2のスライダとの間の接続を解除するステップを含むことを特徴とする請求項38または請求項39に記載の方法。
  41. 前記第1のスライダおよび第2のスライダの間の接続を解除するステップは、前記第2のスライダにおける受容部から前記第1のスライダにおける突出部を解放するステップを含むことを特徴とする請求項40に記載の方法。
  42. 前記第2のスライダにおける受容部から前記第1のスライダにおける突出部を解放するステップは、前記第2のスライダの側壁によって規定される受容部から突出部を解放するステップを含むことを特徴とする請求項41に記載の方法。
  43. 前記第2のスライダにおける受容部から前記第1のスライダにおける突出部を解放するステップは、前記第2のスライダによって規定されるキャビティから前記第1のスライダにおける偏向可能な舌状部を解放するステップを含むことを特徴とする請求項41に記載の方法。
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