JP2016514233A - セルフチューニング電力増幅器を有するコロナ点火 - Google Patents

セルフチューニング電力増幅器を有するコロナ点火 Download PDF

Info

Publication number
JP2016514233A
JP2016514233A JP2016500582A JP2016500582A JP2016514233A JP 2016514233 A JP2016514233 A JP 2016514233A JP 2016500582 A JP2016500582 A JP 2016500582A JP 2016500582 A JP2016500582 A JP 2016500582A JP 2016514233 A JP2016514233 A JP 2016514233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
voltage
winding
switch
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016500582A
Other languages
English (en)
Inventor
ハンプトン,キース
ペルミュイ,アルフレッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Federal Mogul Ignition LLC
Original Assignee
Federal Mogul Ignition Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US13/842,803 external-priority patent/US9413314B2/en
Application filed by Federal Mogul Ignition Co filed Critical Federal Mogul Ignition Co
Publication of JP2016514233A publication Critical patent/JP2016514233A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P23/00Other ignition
    • F02P23/04Other physical ignition means, e.g. using laser rays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/01Electric spark ignition installations without subsequent energy storage, i.e. energy supplied by an electrical oscillator

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

RF変圧器の出力巻線の一端に接続されたインダクタおよびキャパシタを有する電力増幅器回路である。出力巻線の他端は、電流センサに接続され、さらに接地に接続されている。変圧器は、2つの一次巻線を有する。一次巻線は両方とも、一端が電圧源に接続されている。各々の一次巻線の他端は、スイッチに取付けられている。3つの巻線は全て、コアに巻き付けられている。DC電圧源からスイッチに流れる電流は、コアに磁束を生じさせる。点火装置を流れる電流によって、二次巻線の電流センサで電圧が生成される。この電圧は、スイッチに戻され、オンおよびオフタイミングを制御する。点火装置に入る電流または点火装置から出て行く電流がゼロである場合、電圧が点火装置に提供されるか、または点火装置から引き出される。

Description

優先権の主張
本願は、2013年3月15日に出願された米国特許出願番号第13/842,803号の利益を主張し、米国特許出願番号第13/842,803号の内容は、引用によって本明細書に援用される。
発明の背景
1.技術分野
本発明は、一般に、自動車の用途などにおいて空気/燃料混合物を点火するために使用される点火装置に関し、特に、コロナ点火システムにおいて使用されるセルフチューニング電力増幅器に関する。
2.関連技術
米国特許第6,883,507号は、コロナ放電空気/燃料点火システムにおいて使用される点火装置を開示している。燃焼を開始するために使用される例示的な方法によれば、電極が高い無線周波数(「radio frequency:RF」)電位に帯電され、燃焼チャンバ内で強いRF電界を生じさせる。次いで、当該強い電界は、燃焼チャンバ内の燃料−空気混合物の一部をイオン化させる。燃料−空気ガスをイオン化するプロセスは、絶縁破壊の開始であり得る。しかし、電界は動的に制御可能であり、そのため、絶縁破壊は電子なだれのレベルにまでは進まず、その結果、プラズマが形成されて、電極から、接地されたシリンダ壁またはピストンまで電気アークが引き起こされるであろう。電界は、燃料−空気ガスの一部のみ、すなわちプラズマをもたらす、前に記載した電子なだれ連鎖反応を生じさせるのに不十分な部分、がイオン化されるレベルに維持される。しかし、電界は、コロナ放電が起こるように十分に強く維持される。コロナ放電では、電極上のいくらかの電荷は、小さな電流としてガスを介して接地に搬送されることにより消散されるか、またはイオン化された燃料−空気混合物から電子が放出されるかもしくはイオン化された燃料−空気混合物から電極に電子が吸収されることにより消散されるが、アーク放電と比較して電流は非常に小さく、電極における電位は非常に高いままである。十分に強い電界により、燃料−空気混合物の一部のイオン化は、燃焼反応を促進させる。イオン化された燃料−空気混合物は、自律的になって残りの燃料−空気混合物を燃焼させる火炎面を形成する。
図1は、容量結合型RFコロナ放電点火システムを示す。当該システムは、「容量結合型」と呼ばれる。なぜなら、電極40が、燃料−空気混合物に直接さらされるようにフィードスルー絶縁体71bの周囲の誘電材料から外に延在していないからである。むしろ、電極40は、フィードスルー絶縁体71bによって覆われたままであり、フィードスルー絶縁体の一部を通る電極の電界に左右されて、燃焼チャンバ50内に電界を生成する。
図2は、本発明の例示的な実施例に係る制御電子装置および一次コイルユニット60の機能ブロック図である。図2に示されるように、制御電子装置および一次コイルユニット60は、DC供給源から線62を介して例えば150ボルトの電圧を受取るセンタータップ一次RF変圧器20を含む。所望の周波数、例えば高圧回路30(図1を参照)の共振周波数で、変圧器20に印加される電力を2つの位相、すなわち位相Aと位相Bとの間で切替えるために、高電力スイッチ72が設けられる。150ボルトのDC供給源は、制御電子装置および一次コイルユニット60における制御回路のための電源74にも接続されている。制御回路電源74は、典型的には、150ボルトのDC供給源を制御電子装置にとって許容可能なレベル、例えば5〜12ボルトに低減するために降圧変圧器を含む。図1および図2において「A」で示される変圧器20からの出力は、本発明の例示的な実施例に従って二次コイルユニットに収容される高電圧回路30に電力を供給するために使用される。
変圧器20からの電流および電圧出力は、ポイントAにおいて検出され、例えば信号からノイズを除去するために従来の信号調整が73および75でそれぞれ行われる。この信号調整は、例えば能動フィルタ、受動またはデジタルフィルタ、ローパスフィルタ、およびバンドパスフィルタを含み得る。次いで、電流および電圧信号は、77,79でそれぞれ全波整流および平均化される。信号ノイズを除去する電圧および電流の平均化は、従来のアナログまたはデジタル回路で達成され得る。平均化および整流された電流および電圧信号は、電圧を電流で除算することによって実際のインピーダンスを計算する分周器80に送られる。また、電流および電圧信号は、高電圧回路30のための共振周波数である周波数を出力する位相検出器および位相ロックループ(phase locked loop:PLL)78に送られる。PLLは、電圧および電流が同相になるようにその出力周波数を調節することによって共振周波数を決定する。直列共振回路では、共振で励起されると、電圧および電流は同相になる。
計算されたインピーダンスおよび共振周波数は、計算されたデューティサイクルを各々が有する2つのパルス信号、すなわち位相Aおよび位相Bを出力して変圧器20を駆動するパルス幅変調器82に送られる。パルス信号の周波数は、PLL78から受取られる共振周波数に基づいている。デューティサイクルは、分周器80から受取られるインピーダンスに基づき、システムコントローラ84から受取られるインピーダンス設定点にも基づいている。パルス幅変調器82は、分周器80からの測定されたインピーダンスを、システムコントローラ84から受取られたインピーダンス設定点と一致させるように、2つのパルス信号のデューティサイクルを調節する。
システムコントローラ84は、インピーダンス設定点の出力に加えて、パルス幅変調器82にトリガ信号パルスを送ることも行う。このトリガ信号パルスは、図1に示される高電圧回路30および電極40の起動を制御する変圧器20の起動タイミングを制御する。トリガ信号パルスは、図示されていないマスタエンジンコントローラ86から受取られるタイミング信号61に基づいている。タイミング信号61は、いつ点火シーケンスを開始させるかを判断する。システムコントローラ84は、このタイミング信号61を受取り、次いでトリガパルスの適切なシーケンスおよびインピーダンス設定点をパルス幅変調器82に送る。この情報は、いつ点火するか、何度点火するか、どれぐらいの時間点火するか、およびインピーダンス設定点をパルス幅変調器に知らせる。所望のコロナ特性(例えば点火シーケンスおよびインピーダンス設定点)は、システムコントローラ84にハードコードされてもよく、またはこの情報は、マスタエンジンコントローラ86から信号63を介してシステムコントローラ84に送られてもよい。システムコントローラ84は、現在のエンジン制御および点火システムにおいて慣例になっているように、診断情報をマスタエンジンコントローラ86に送り得る。診断情報の例としては、不足/過剰電圧供給、電流および電圧信号から判断される点火の失敗などが挙げられ得る。
発明の概要および利点
RF変圧器の出力巻線の一端に接続されたインダクタおよびキャパシタを有する電力増幅器回路である。出力巻線の他端は、抵抗器に接続され、さらに接地に接続されている。変圧器は、2つの一次巻線を有する。一次巻線は両方とも、一端が可変DC電圧源に接続されている。各々の一次巻線の他端は、MOSFETに取付けられている。3つの巻線は全て、フェライトコアに巻き付けられている。DC電圧源からMOSFETに流れる電流がフェライトコアにおいて対向する方向に磁束を生じさせるように、2つの一次巻線が配置されている。回路の発振を開始させるために、MOSFETまたはスイッチのうちの1つが短期間オンにされ、インダクタおよびキャパシタがリングになるようにする。その結果、二次巻線の電流センサで電圧が生成され、当該電圧は、回路に供給され、当該回路は、全てのノイズをフィルタリングして除去し、電圧をインダクタキャパシタの固有周波数にとどめる。電流センサは、抵抗器、ダイオード、インダクタおよびキャパシタのうちの少なくとも1つを含む。この電圧は、MOSFETに戻され、オンおよびオフタイミングを制御する。このようにして、固有周波数を測定および記録する必要性がなくなる。
本発明の一実施例において、コロナ点火システムのための電力増幅器回路があり、当該電力増幅器回路は、出力巻線および2つの一次巻線を有するRF変圧器を含み、出力巻線および2つの一次巻線は、コアに巻き付けられ、当該電力増幅器回路はさらに、出力巻線の一端に接続されたインダクタおよびキャパシタと、出力巻線の別の端部に接続された電流センサとを含み、出力巻線において誘導された電流は、コアにおいて対向する方向に磁束を発生させる。
本発明の一局面において、2つの一次巻線は、各々、一端が可変DC電圧源に接続され、2つの一次巻線の各々の他端は、第1および第2のスイッチに取付けられ、その結果、第1および第2のスイッチのオンおよびオフタイミングが制御される。
本発明の別の局面において、増幅器回路は、変動するキャパシタンスを補償するためにフィードバック信号を提供するセンス巻線をさらに含み、出力巻線は、コロナ点火装置に出力信号を提供する。
本発明の別の局面において、二次巻線の端部は、それぞれ、コロナ点火システムを動作させることによってコロナ点火装置を点火するように回路を駆動する2つのスイッチに接続される。
本発明のさらに別の実施例において、内燃機関は、上面から燃焼室まで延びる点火装置開口を有するシリンダヘッドと、コロナ点火装置とを含み、当該コロナ点火装置は、エンジンコンピュータから信号を受取るように構成された制御回路と、点火装置アセンブリをその共振周波数で駆動するように交流電流および電圧信号を発生させるための電力増幅器回路とを含み、当該点火装置アセンブリは、LCR回路を形成するインダクタ、キャパシタおよび電流センサを含み、インダクタの一端は、コロナ点火装置を点火する燃焼エンジンの燃焼室内の電極クラウンに点火端部アセンブリを介して接続される。
本発明の一局面において、電力増幅器回路は、出力巻線および2つの一次巻線を有するRF変圧器を含み、出力巻線および2つの一次巻線は、コアに巻き付けられ、当該電力増幅器回路はさらに、出力巻線の一端に接続されたインダクタおよびキャパシタと、出力巻線の別の端部に接続された電流センサとを含み、出力巻線において誘導された電流は、コアにおいて対向する方向に磁束を発生させる。
本発明の別の局面において、制御回路は、電力増幅器回路に印加するための電圧を決定し、電力増幅器回路は、巻線を介して電流を駆動し、点火装置アセンブリの共振周波数のフィードバック信号を提供し、点火装置アセンブリは、キャパシタにおけるキャパシタンス、電流センサにおける抵抗、およびインダクタにおけるインダクタンスが結合されると特定の周波数で共振する。
本発明のさらに別の局面において、2つの一次巻線は、各々、一端が可変DC電圧源に接続され、2つの一次巻線の各々の他端は、第1および第2のスイッチに取付けられ、その結果、第1および第2のスイッチのオンおよびオフタイミングが制御される。
本発明のさらに別の局面において、増幅器回路は、変動するキャパシタンスを補償するためにフィードバック信号を提供するセンス巻線をさらに含み、出力巻線は、コロナ点火装置に出力信号を提供する。
本発明のこれらのおよび他の特徴および利点は、好ましい実施例の詳細な説明から当業者により明らかになるであろう。詳細な説明に添付される図面について以下で説明する。
先行技術における例示的なコロナ放電点火システムを示す。 先行技術のシステムに係る制御電子装置および一次コイルユニットの機能ブロック図である。 本発明に係るセルフチューニング回路を示す。 1つの例示的な実施例に係るコロナ点火システムにおける図3の回路の実現例を示すブロック図である。
好ましい実施例の詳細な説明
RF変圧器の出力巻線の一端に接続されたインダクタおよびキャパシタを有する電力増幅器回路である。出力巻線の他端は、電流センサに接続され、さらに接地に接続されている。電流センサは、抵抗器、ダイオード、インダクタおよびキャパシタのうちの少なくとも1つを含む。変圧器は、2つの一次巻線を有する。一次巻線は両方とも、一端が可変DC電圧源に接続されている。各々の一次巻線の他端は、MOSFETに取付けられている。3つの巻線は全て、フェライトコアに巻き付けられている。DC電圧源からMOSFETに流れる電流がフェライトコアにおいて対向する方向に磁束を生じさせるように、2つの一次巻線が配置されている。回路の発振を開始させるために、MOSFETのうちの1つが短期間オンにされ、インダクタおよびキャパシタがリングになるようにする。その結果、二次巻線の電流センサで電圧が生成され、当該電圧は、回路に供給され、当該回路は、全てのノイズをフィルタリングして除去し、電圧をインダクタキャパシタの固有周波数にとどめる。この電圧は、MOSFETに戻され、オンおよびオフタイミングを制御する。このようにして、固有周波数を測定および記録する必要性がなくなる。
図3に示される回路は、変圧器と、変圧器を駆動するためのmosfetと、変圧器の動作の周波数を同調させるためのフィードバック回路とを含んでいる。変圧器は、一例では、フェライトコアを有し、コアの周囲に4組の巻線を有している。インダクタL1およびL2は、DC電圧源に接続される点において接合される一次巻線である。回路は、ある範囲の電圧源電圧で動作するように設計可能であり、この実施例では、電圧は60VDCに設定されるであろう。インダクタL1およびL2の他端は、各々がMOSFETとして示されるスイッチに接続されている。当業者によって容易に理解されるように、他のタイプのスイッチが使用されてもよい。各スイッチは、発振器とも称され得る。
インダクタL3は、変圧器の二次または出力インダクタである。L3の一端は、低値抵抗を介して接続されている。他端は、コロナ点火装置のインダクタに接続されている。第4のインダクタ、すなわちL6は、さまざまな長さのアタッチメントケーブルの変動するキャパシタンスを補償するためにフィードバック信号を提供するセンスインダクタである。
点火システムは、3つのサブアセンブリ、すなわち制御回路、電力増幅器および点火装置アセンブリから成っている。
制御回路:この回路は、シリンダ内でいつコロナを開始および終了させるかをシステムに知らせる信号をエンジンコンピュータ(ECU)から受取る。この回路は、どのような電圧を電力増幅器の変圧器に印加するかを判断する。この回路の一部は、電力増幅器の変圧器に印加されるDC電圧を発生させる。
電力増幅器回路:この回路は、点火装置アセンブリをその共振周波数で駆動するために交流電流および電圧信号を発生させる。この回路は、発振を開始および終了させるためのコマンドを制御回路から受取る。電力増幅器回路は、変圧器を通る電流を駆動するための回路と、点火装置アセンブリの共振周波数を戻すための回路とを含んでいる。このフィードバック信号は、インダクタの共振に関連する信号、一次巻線の電圧に関連する信号、および二次巻線の電圧に関連するフィードバック信号を含む。
点火装置アセンブリ:点火装置アセンブリは、スパークプラグと類似の態様でシリンダヘッドに取付けられている。当該アセンブリは、インダクタと、燃焼チャンバ内に電極を含む点火端部サブアセンブリとを含んでいる。点火装置アセンブリは、LCRアセンブリとして接続されるインダクタ、キャパシタおよび電流センサを有している。インダクタの一端に電圧が印加されると、LCRアセンブリは共振する。インダクタは、点火装置の一部である。インダクタの第2の端部は、燃焼チャンバにおいて点火端部アセンブリを介して電極クラウンに接続されている。点火端部アセンブリおよび燃焼チャンバは、インダクタンスと結合されると特定の周波数で共振するキャパシタンスおよび抵抗を形成する。
動作時、エンジンコンピュータ(ECU)などの装置は、信号を制御回路に送る。この信号は、各々の点火装置でいつコロナを開始および終了させるかを制御回路に知らせる。制御回路は、コロナ事象を開始させるためにローになるノーマリハイ信号を電力増幅器に送る。当該信号は、コロナが望ましいものである限りローのままであり、コロナ事象を終了させるためにハイに戻る。この信号は、Q13のエミッタであるノードAに印加される。Aにおけるこの電圧の変化により、ノードNがハイからローになる。次いで、ノードNは、2つの場所に送られる。
1つの行き先は、Q12のコレクタならびにQ12およびQ7のベースである。Nにおけるこの降下により、Q12およびQ7がオンになり、電流がノードZに流れることができる。第2の行き先はC3であり、C3は、R13およびダイオード1を介してノードR、すなわちQ9のベースに短期間の電圧降下を送る。次いで、これは、ノードTにおける電圧を短期間降下させる。ベースにおけるこのディップにより、Q5がオンになり、ノードZから電流を引き込み、ノードBを負から正に引き上げる。これにより、Q11がオンになり、Q17がオフになり、その結果、Q1がオンになり、Q2がオフになる。これにより、それらのエミッタが引き上げられ、エミッタは、R16およびダイオード2を介してノードC、すなわちM1のゲートに接続される。ノードCは、負から正になり、M1をオンにする。M1のドレインはL2に接続され、そのソースは接地に接続されている。M1をオンにすることにより、電流がL2を流れ、次いで変圧器内のフェライトを流れるように磁束が誘導される。
M1がオンのままであり続けるので、ノードTにおける電圧が、Q5をオフにする値に戻るまで、電流はL2を通される。これにより、ノードZを流れる電流は、R11からR18に入り、ノードHを負から正に引き上げる。これにより、Q8がオンになり、Q20がオフになり、その結果、Q4がオンになり、Q3がオフになる。これにより、それらのエミッタが引き上げられ、エミッタは、R17およびダイオード3を介してノードF、すなわちM4のゲートに接続される。ノードFは、負から正になり、M4をオンにする。M4をオンにすることにより、電流がL1を流れ、次いで、L2によって引き起こされた磁束とは反対の方向に変圧器内のフェライトを流れるように磁束が誘導される。
変圧器フェライト磁束は、変圧器の二次巻線L3を通る電流を発生させ、当該電流は、次いで、その2つの端部間に電圧を生じさせる。L3の一端は、接地に取付けられるR14に接続されている。L3の他端は、点火装置アセンブリにおけるインダクタに取付けられている。点火装置LCRアセンブリに印加される急速に変化する電圧は、共振するように点火装置LCRアセンブリを誘導する。電流がR14を流れると、ノードLにおける電圧は上昇する。この電圧は、R15を介してノードA2に供給される。ノードA2からの電流は、C5およびR19に接続されるL5を通過する。これらの構成要素は、ローパスフィルタを形成し、180°未満の電流の位相シフトを提供し、対象の範囲外の周波数を除去する。この信号は、D7およびD8によってクリップされ、次いでC7を通されてQ10を駆動する。Q10がオンにされると、電流は、R18を流れ、R11を流れるのを停止させる。これにより、M1がオフに切替えられ、M4がオンに切替えられ、逆の場合も同様である。
図4は、1つの例示的な実施例に係るコロナ点火システムにおける図3の回路の実現例を示す。図4のシステムは、パルス発生器Aと、比較器ブロックBと、スイッチCおよびDと、変圧器Eと、電流センサFと、ローパスフィルタGと、クランプHとを含んでいる。コロナ点火装置(図示せず)は、変圧器Eに接続されている。
当該システムの動作は、エンジン制御ユニットなどの外部供給源によってコマンド信号または「イネーブル信号」1がアサートされることによって開始される。「イネーブル信号」1は、図3の回路における点Aに対応する。「開始」パルス発生器Aは、イネーブル信号1を受取り、非反転出力2を送信し、当該非反転出力2は、イネーブル信号1に応答してシステムおよびコロナ点火装置を流れる電流の発振を開始させる。パルス発生器Aは、図3の回路の構成要素C3,R13,R12およびD1に対応する。
比較器ブロックBは、イネーブル信号1と、パルス発生器Aからの非反転入力2と、ローパスフィルタGおよびクランプHからの反転入力3とを受取る。比較器ブロックBの反転入力3によって受取られる信号は、コロナ点火装置の電流の位相を表わす。非反転入力2は、図3のQ9に対応し、反転入力3は、図3のQ10に対応する。次いで、比較器ブロックBは、スイッチCおよびDのための制御信号を生じさせる。比較器ブロックBによって提供される制御信号は、イネーブル信号1、非反転入力2および反転入力3における情報に基づいている。反転入力3は、ローパスフィルタGおよびクランプHからのフィードバック信号とも称される。比較器ブロックBは、通常出力4および反転出力5としてスイッチCおよびDに制御信号を提供する。通常出力4は、図3の点Hに対応し、反転出力5は、図3の点Gに対応する。比較器ブロックBの出力5および4は、図3のQ5およびQ6にも対応する。
スイッチCおよびDは、通常出力4および反転出力5を受取る。第1のスイッチCが通常出力4を受取り、第2のスイッチDが反転出力5を受取る。第1のスイッチCは、図3のQ3,Q4,Q9,Q22およびQ101に対応し、第2のスイッチDは、Q1,Q2,Q11,Q17およびQ102に対応する。出力4および5に応答して、スイッチCおよびDの各々は、出力9を介してコロナ点火装置に接続される変圧器Eに対して信号6および7を介して電圧を印加し、それによってコロナ点火装置の電流の発振を生じさせる。
変圧器Eは、スイッチCおよびDから電圧を受取り、変圧器Eは、コロナ点火装置の発振を生じさせることに加えて、コロナ点火装置の駆動電圧を上昇させることも行う。回路がオンである場合、常に変圧器Eからコロナ点火装置に電圧が印加される。電流がコロナ点火装置に流入するたびに正の電圧が印加されるべきであり、電流がコロナ点火装置から流出するたびに負の電圧が印加されるべきである。正から負への切替えまたは負から正への切替えは、できる限りゼロに近い電流で行われるべきである。1つの可能なスキームでは、変圧器Eは、図3のL1,L2およびL3に対応する、磁気コア12に巻き付けられた3つの巻線を有している。各々の一端が電源に取付けられ、他端がスイッチC,Dのうちの1つに取付けられた2つの一次巻線L1およびL2と、一端がコロナ点火装置に取付けられ、他端が電流センサFに取付けられた1つの二次巻線とがある。L1およびL2は、通電されると磁気コア12において対向する磁場を生じさせるようにスイッチCおよびDを備えている。変圧器Eによって生成される電圧出力は、ゼロについて対称である、バランスのとれた方形波出力である。
システムの電流センサFは、信号10を介して変圧器Eの出力において電流を受取り、コロナ点火装置の電流でもある電流を変圧器Eの出力において測定する。電流センサFは、抵抗器、ダイオード、インダクタおよびキャパシタのうちの少なくとも1つを含んでいる。図3の電流センサFは、R14に位置する抵抗器である。電流センサFによって取得された電流測定値は、最終的には、二次巻線L3の電圧を制御するために使用され、その結果、二次巻線の電圧は、コロナ点火装置の電流と「同相に」なる。「同相に」という用語は、電圧および電流が同時にピークに達することを意味し、コロナ点火装置が共振周波数で動作していることを意味する。より具体的には、ブロック比較器Bは、電流センサFによって取得された情報を使用して、特定の時に変圧器Eの一次巻線に電圧を印加するようにスイッチC,Dに指示する。一次巻線L1,L2に印加される電圧は、コロナ点火装置の電流と同相の電圧を二次巻線L3が有するようにタイミングがとられる。
より具体的には、電流が変圧器Eからコロナ点火装置に伝送される場合、コロナ点火装置に伝送されている電流は、電流センサFによって検知される。応答して、電流センサFは、信号を最終的には第2のスイッチDに送信して、正の電圧を印加し、その結果、より多くの電流を変圧器Eからコロナ点火装置に押込む。電流センサFからスイッチDへの信号は、点火装置に伝送されている電流がゼロを通過する時刻を示す。スイッチDがオンになり、変圧器Eが正の電圧を提供し、その結果、コロナ点火装置に流入する電流がゼロまたは約ゼロになったちょうどその時に、より多くの電流がコロナ点火装置に提供される。正から負の電圧への切替えまたは負から正の電圧への切替えは、できる限りゼロに近い電流で行われるべきである。
同様に、電流がコロナ点火装置から変圧器Eを介して接地に伝わっている場合、コロナ点火装置から出て行く電流も、電流センサFによって検知される。応答して、電流センサFは、信号を最終的には第1のスイッチCに送信し、スイッチを閉じて負の電圧を印加し、その結果、より多くの電流をコロナ点火装置から引き出す。電流センサFからスイッチCへの信号は、点火装置から出て行く電流がゼロを通過する時刻を示す。次いで、スイッチCが閉じられ、変圧器Eが負の電圧を印加し、その結果、コロナ点火装置から出て行く電流がゼロまたは約ゼロになったちょうどその時に、より多くの電流がコロナ点火装置から引き出される。
電流が名目上ゼロである時にコロナ点火装置への電流の伝送とコロナ点火装置からの電流の引き出しとを切替えることにより、システムが共振周波数で動作することが可能になる。図3および図4の例では、電流がコロナ点火装置に伝わっているときには、電流センサにおける電圧は負であり、電流がコロナ点火装置から出て行っているときには、電流センサにおける電圧は正である。また、図3のR1,L6およびC6は、回路とコロナ点火装置との間のケーブルの長さを補償する。
システムのローパスフィルタGは、変圧器Eからの電流を表わす電圧信号を受取り、不要な周波数または対象の範囲外の周波数を除去またはフィルタリングする。また、ローパスフィルタGは、少なくとも120°であるが180°未満の電流の位相シフトを生じさせる。また、上記で示唆したように、ローパスフィルタGは、最終的に比較器ブロックBにフィードバック信号を提供し、当該フィードバック信号は、電流が正であるか、負であるか、またはゼロであるかを示すコロナ点火装置の電流の位相を含む。ローパスフィルタGは、図3のL5,C5,R9およびR10に対応する。
クランプHは、ローパスフィルタGからフィードバック信号を受取り、比較器ブロックBにフィードバック信号、すなわち反転入力3を送信する前に信号をトランケートする。比較器ブロックBに提供されるフィードバック信号は、ゼロクロス電流検出のみを行う。図3では、クランプHは、D7およびD8に位置している。
ここで、システムの動作およびシステムの構成要素間で送られる信号についてより詳細に説明する。最初に、イネーブル信号1が比較器ブロックBに送信されることによってシステムの動作が開始する前に、比較器ブロックBがディスエーブルにされ、通常出力4および反転出力5はオフである。この時点で、HV電源8がイネーブルにされ、変圧器Eに電力を提供する準備が整う。HV電源8は、システムの外部にある。図3では、HV電源は、COM+に接続されている。しかし、システムの動作が開始する前は、電流が変圧器Eに流入することはない。
上記のように、システムの動作は、イネーブル信号1が比較器ブロックBに電力を供給することによって開始する。また、イネーブル信号1は、パルス発生器Aに非反転入力2を発生させ、当該非反転入力2は、比較器ブロックBのバランスを狂わせる短パルスを含む。これにより、通常出力4が第1のスイッチCを短期間イネーブルにし、HV電源8から変圧器Eの一次巻線を介して信号7に電流が流れる。変圧器Eの出力9が負に駆動され、変圧器Eおよび電流センサFを介して接地に電流が流れ続ける。
変圧器Eおよび電流センサFを介して接地に流れる電流により、コロナ点火装置の電流の流れを反映して、信号10において電圧が上昇する。しかし、信号10における電圧は、システム、特に接続ケーブルにおける寄生キャパシタンスの充電および放電のために、高周波数成分を含む。フィルタブロックGは、これらの不要な周波数を除去し、位相シフトを提供する。位相シフトは、少なくとも120°であるが、好ましくは180°未満に近い。したがって、ローパスフィルタGは、コロナ点火装置の電流を反映するがコロナ点火装置の電流とほぼ逆位相であるきれいな正弦波電流信号を11において提供する。比較器ブロックBの反転入力3を用いてさらなる180°位相シフトが提供される。比較器ブロックBならびにスイッチCおよびDにおける不可避の遅延は、360°の合計位相シフトを生じさせる。これは、安定した発振に必要な条件である。
クランプHは、電流信号11のサイズをクリップし、信号11を方形波に変換する。この方形波は、反転入力3、すなわちフィードバック信号および比較器ブロックBに供給される。位相シフトにより、比較器ブロックBの負の入力に提供された反転入力3は、ループ全体で正のフィードバックになる。正のフィードバックは、システムおよびコロナ点火装置の発振に必要な条件である。
この時点で、信号9を介して変圧器Eに取付けられたコロナ点火装置の共振LC動作により、信号9を介してコロナ点火装置に流入する電流は、ピークに達し、降下してゼロに戻り、次いでゼロを通過する。これにより、変圧器Eから電流センサFへの信号10における電圧は、その符号を反転させる。当該反転した信号により、比較器ブロックBは、通常出力4および反転出力5の状態を変化させ、第1のスイッチCから第2のスイッチDへのコンダクタンスをスワップし、システムを通る電流の流れを反転させる。電流は、反対方向に駆動して、信号10において負の半波を発生させる。このプロセスは、「イネーブル」信号1が除去されるまで続く。
第1のサイクル後、定常状態動作に達し、非反転入力2において提供されたパルス発生器Aからの短パルスが完了され、非反転入力2における電圧は、静止レベルになる。反転入力3における電圧は、静止レベル付近で小振幅方形波を示し、当該小振幅方形波は、コロナ点火装置における電流と逆位相である。
スイッチCおよびDならびに変圧器Eを介した電流および印加電圧の位相整合により、コロナ点火装置の電流および電圧は同相になる。これは、直列LC回路であるコロナ点火装置などの直列LC回路の共振に必要な条件を提供する。したがって、図4のシステムに係る図3の回路の実現例は、共振周波数でコロナ点火装置の動作を実施し、コロナ点火システムをコロナ点火装置の共振周波数で動作させる。
上記の発明は、関連する法的基準に従って説明されており、そのため、説明は本質的に限定的なものではなく例示的なものである。開示されている実施例に対する変更例および変形例が当業者に明らかになり、本発明の範囲内に入り得る。したがって、本発明に与えられる法的保護の範囲は、以下の特許請求の範囲を検討することによってのみ決定されることができる。

Claims (17)

  1. コロナ点火システムのための電力増幅器回路であって、
    出力巻線および2つの一次巻線を有するRF変圧器を備え、前記出力巻線および前記2つの一次巻線は、磁気コアに巻き付けられ、前記電力増幅器回路はさらに、
    前記出力巻線の一端に接続されたインダクタおよびキャパシタと、
    前記出力巻線の別の端部に接続された電流センサとを備え、
    前記出力巻線を通る電流は、前記コアにおいて対向する方向に磁束を発生させる、電力増幅器回路。
  2. 前記2つの一次巻線は、各々、一端が可変DC電圧源に接続され、前記2つの一次巻線の各々の他端は、第1および第2のスイッチに取付けられ、その結果、前記第1および第2のスイッチのオンおよびオフタイミングが制御される、請求項1に記載の電力増幅器。
  3. 変動するキャパシタンスを補償するためにフィードバック信号を提供するセンス巻線をさらに備え、前記出力巻線は、コロナ点火装置に出力信号を提供する、請求項2に記載の電力増幅器。
  4. 前記電流センサは、抵抗器、ダイオード、インダクタおよびキャパシタのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の電力増幅器。
  5. 共振周波数、発振器およびローパスフィルタを有するコロナ点火装置を含み、前記ローパスフィルタは、前記発振器を前記コロナ点火装置の前記共振周波数に維持するために、少なくとも120°であって180°未満の電流の位相シフトを提供し、不要な周波数をフィルタリングし、フィルタリングされたフィードバック信号を提供する、請求項1に記載の電力増幅器。
  6. コロナ点火システムであって、
    磁気コアの周囲に配置され、各々の一端が電源から電力を受取る一対の一次巻線と、
    各々が電圧を前記一次巻線に印加するために前記一次巻線の他端に接続された一対のスイッチと、
    前記一次巻線とは反対方向に前記磁気コアの周囲に配置され、一端がコロナ点火装置に接続された二次巻線と、
    前記二次巻線の他端に接続され、最終的には前記スイッチに接続された電流センサとを備え、前記電流センサは、前記二次巻線の電流を取得し、前記二次巻線の前記電流を使用して、前記一次巻線に一度に前記電圧を印加して前記二次巻線の電圧を前記コロナ点火装置の電流と同相にするように最終的に前記スイッチに指示する、コロナ点火システム。
  7. 前記電流センサから取得された前記電流を表わす信号を受取って、前記一次巻線に一度に前記電圧を印加して前記二次巻線の電圧を前記コロナ点火装置の電流と同相にするように前記スイッチに指示するための比較器ブロックを含む、請求項6に記載のコロナ点火装置。
  8. 前記電流センサからの前記電流を表わす信号を受取り、前記電流から不要な周波数を除去し、前記信号を最終的に前記比較器ブロックに送信する前に、少なくとも120°であって180°未満の電流信号の位相シフトを生じさせるためのローパスフィルタを含む、請求項7に記載のコロナ点火システム。
  9. ローパスフィルタからの前記電流を表わす信号を受取り、前記信号を前記比較器ブロックに送信する前に前記信号をトランケートするクランプを含む、請求項8に記載のコロナ点火システム。
  10. 共振周波数でコロナ点火装置を動作させる方法であって、
    コロナ点火装置に接続された二次巻線から電流を取得するステップを備え、前記二次巻線の前記電流は、前記コロナ点火装置の電流を示し、前記二次巻線は、一次巻線に接続され、前記方法はさらに、
    前記一次巻線に一度に電圧を印加して二次巻線の電圧を前記コロナ点火装置の前記電流と同相にするようにスイッチに指示するステップを備える、方法。
  11. 前記電流を表わす信号を比較器ブロックに送信するステップを含み、前記比較器ブロックは、前記一次巻線に前記電圧を印加するように前記スイッチに指示する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記電流を表わす前記信号から不要な周波数を除去し、前記比較器ブロックに送信する前に、少なくとも120°であって180°未満のこの信号の位相シフトを生じさせるステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. この信号を前記比較器ブロックに送信する前に、前記電流を表わす前記信号をトランケートするステップを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記二次巻線から電流を取得するステップは、前記コロナ点火装置に入る電流を検出し、前記コロナ点火装置に入る前記電流が名目上ゼロである場合に前記コロナ点火装置に正の電圧を印加するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  15. 前記二次巻線から電流を取得するステップは、前記コロナ点火装置から出て行く電流を検出し、前記コロナ点火装置から出て行く前記電流が名目上ゼロである場合に前記コロナ点火装置に負の電圧を印加するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  16. 電力増幅器回路であって、
    各々がコアに巻き付けられた2つの一次巻線および出力巻線を含むRF変圧器を備え、前記出力巻線は、抵抗器を含み、
    前記一次巻線は、一端が可変DC電圧源に接続され、各々の一次巻線の他端は、スイッチに取付けられ、前記DC電圧源から前記スイッチに電流が流れ、
    前記電力増幅器回路はさらに、
    前記RF変圧器の前記出力巻線の一端に接続されたインダクタおよびキャパシタと、
    前記出力巻線の他端に接続され、接地に接続された抵抗器とを備え、前記DC電圧源から前記スイッチに流れる電流は、前記コアに磁束を生じさせ、二次巻線の前記抵抗器で電圧を発生させ、この電圧は、前記スイッチのオンおよびオフタイミングを制御するために前記スイッチに戻される、電力増幅器回路。
  17. 電力増幅器回路を動作させる方法であって、
    各々がコアに巻き付けられた2つの一次巻線および出力巻線を含むRF変圧器を設けるステップを備え、前記出力巻線は、抵抗器を含み、前記一次巻線は、一端が可変DC電圧源に接続され、各々の一次巻線の他端は、スイッチに取付けられ、前記DC電圧源から前記スイッチに電流が流れ、前記方法はさらに、
    前記RF変圧器の前記出力巻線の一端に接続されたインダクタおよびキャパシタを設けるステップと、
    前記出力巻線の他端に接続され、接地に接続された抵抗器を設けるステップと、
    前記コアに磁束を生じさせ、二次巻線の前記抵抗器で電圧を発生させるために、前記DC電圧源から前記スイッチに電流を伝送するステップと、
    前記スイッチのオンおよびオフタイミングを制御するために、前記二次巻線の前記抵抗器で発生した前記電圧を前記スイッチに戻すステップとを備える、方法。
JP2016500582A 2013-03-15 2014-03-04 セルフチューニング電力増幅器を有するコロナ点火 Pending JP2016514233A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/842,803 US9413314B2 (en) 2009-05-08 2013-03-15 Corona ignition with self-tuning power amplifier
US13/842,803 2013-03-15
PCT/US2014/020153 WO2014149661A1 (en) 2013-03-15 2014-03-04 Corona ignition with self-tuning power amplifier

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016514233A true JP2016514233A (ja) 2016-05-19

Family

ID=50346130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016500582A Pending JP2016514233A (ja) 2013-03-15 2014-03-04 セルフチューニング電力増幅器を有するコロナ点火

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2971752A1 (ja)
JP (1) JP2016514233A (ja)
KR (1) KR20150129832A (ja)
WO (1) WO2014149661A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017508907A (ja) * 2013-12-12 2017-03-30 フェデラル−モーグル・イグニション・カンパニーFederal−Mogul Ignition Company コロナ点火システムを駆動するためのリアルモード方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10170895B2 (en) 2009-05-08 2019-01-01 Tenneco Inc. Corona ignition with self-tuning power amplifier
DE102011052096B4 (de) * 2010-09-04 2019-11-28 Borgwarner Ludwigsburg Gmbh Verfahren zum Erregen eines HF-Schwingkreises, welcher als Bestandteil einen Zünder zum Zünden eines Brennstoff-Luft-Gemisches in einer Verbrennungskammer hat
DE102016112117B3 (de) * 2016-07-01 2017-08-10 Borgwarner Ludwigsburg Gmbh Versorgungsschaltung für eine Koronazündeinrichtung
EP3497319A1 (en) * 2016-08-08 2019-06-19 Tenneco Inc. Corona ignition with self-tuning power amplifier
CN110500221A (zh) * 2019-09-20 2019-11-26 韦伟平 一种稀薄燃烧发动机的串联谐振点火电路及其工作、控制方法
KR102243322B1 (ko) 2020-08-14 2021-04-21 김덕철 고전압 점화기

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100282198A1 (en) * 2009-05-08 2010-11-11 Federal-Mogul Corporation Corona ignition with self-tuning power amplifier
US20120055455A1 (en) * 2010-09-04 2012-03-08 Ganghua Ruan Method for energizing an HF resonant circuit which has an igniter as a component for igniting a fuel-air mixture in a combustion chamber
WO2012138676A1 (en) * 2011-04-04 2012-10-11 Federal-Mogul Ignition Company System and method for controlling arc formation in a corona discharge ignition system

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009013877A1 (de) * 2009-03-16 2010-09-23 Beru Ag Verfahren und System zum Zünden eines Brennstoff-Luft-Gemisches einer Verbrennungskammer, insbesondere in einem Verbrennungsmotor durch Erzeugen einer Korona-Entladung
DE102010045174B4 (de) * 2010-09-04 2012-06-21 Borgwarner Beru Systems Gmbh Schaltungsanordnung für eine HF-Zündung von Verbrennungsmotoren
DE102010062305A1 (de) * 2010-12-01 2012-06-06 Robert Bosch Gmbh Korona-Zündsystem für einen Verbrennungsmotor eines Kraftfahrzeuges

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100282198A1 (en) * 2009-05-08 2010-11-11 Federal-Mogul Corporation Corona ignition with self-tuning power amplifier
US20120055455A1 (en) * 2010-09-04 2012-03-08 Ganghua Ruan Method for energizing an HF resonant circuit which has an igniter as a component for igniting a fuel-air mixture in a combustion chamber
WO2012138676A1 (en) * 2011-04-04 2012-10-11 Federal-Mogul Ignition Company System and method for controlling arc formation in a corona discharge ignition system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017508907A (ja) * 2013-12-12 2017-03-30 フェデラル−モーグル・イグニション・カンパニーFederal−Mogul Ignition Company コロナ点火システムを駆動するためのリアルモード方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20150129832A (ko) 2015-11-20
EP2971752A1 (en) 2016-01-20
WO2014149661A1 (en) 2014-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9413314B2 (en) Corona ignition with self-tuning power amplifier
JP5878114B2 (ja) 自己同調電力増幅器を用いたコロナ点火
JP2016514233A (ja) セルフチューニング電力増幅器を有するコロナ点火
US11050222B2 (en) Concurrent method for resonant frequency detection in corona ignition systems
JP5208194B2 (ja) 給電デバイス及び高周波式点火デバイス
CN103443446B (zh) 用于在电晕放电点火系统中检测电弧形成的系统和方法
JP6035202B2 (ja) 点火装置
RU2478825C2 (ru) Устройство измерения в системе радиочастотного зажигания для двигателя внутреннего сгорания
JP6975773B2 (ja) 自己調整型電力増幅器を用いたコロナ点火
US10170895B2 (en) Corona ignition with self-tuning power amplifier
US20160141841A1 (en) Corona ignition system for an internal combustion engine
BRPI0907741A2 (pt) dispositivos gerador de alta voltagem, e, uso do mesmo
US6953032B2 (en) Combustion engine and ignition circuit for a combustion engine
JP2008517439A (ja) 可変出力キャパシタンスバラストを備えたランプの共振点火回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180227

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190426