JP2016513484A - 液体を泡立たせるための装置 - Google Patents

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Abstract

液体15を泡立たせるための装置2、3、4、5、6、7、8、特に2つ以上の泡のストリームを並行して供給するための装置が提示される。該装置は、蒸気のストリーム13を生成するための蒸気生成器10と、前記蒸気のストリーム13を第1の蒸気のサブストリーム33Aと第2の蒸気のサブストリーム33Bとに分離するための蒸気分離器30であって、前記第1の蒸気のサブストリーム33Aは第1の蒸気出口32Aにおいて供給され、前記第2の蒸気のサブストリーム33Bは第2の蒸気出口32Bにおいて供給される、蒸気分離器30と、第1の液体入口14A及び第1の蒸気入口16Aを持つ第1の泡立てユニット11Aと、第2の液体入口14B及び第2の蒸気入口16Bを持つ第2の泡立てユニット11Bと、を有し、前記蒸気分離器30の前記第1の蒸気出口32Aは、前記第1の泡立てユニットの前記第1の蒸気入口16Aに接続され、前記蒸気分離器30の前記第2の蒸気出口32Bは、前記第2の泡立てユニット11Bの前記第2の蒸気入口16Bに接続される。更なる態様においては、コーヒー煎出ユニット51と、該液体を泡立たせるための装置と、を有するコーヒーマシン50が提示される。

Description

本発明は、特に2つ以上の泡のストリームを並行して供給するための、液体を泡立たせるための装置に関する。更に、本発明は、液体を泡立たせるための装置を含むコーヒーマシンに関する。
カップごとのセグメントによる多くの自動コーヒーマシンは、カップ2杯のコーヒーを同時に供給する機能を持つ。幾つかの自動コーヒーマシンは、ミルクベースのコーヒー飲料を供給するため、ミルクの泡を製造することも可能である。
液体を泡立たせることは、空気のような気体を液体に供給し、液体中に泡を得るように液体を気体と混合させることを含む。その結果は、泡(foam又はfroth)と呼ばれる。多くの場合、泡立たせられるべき液体はミルクである。特にコーヒー及びスペシャルティコーヒー飲料をつくる分野においては、ユーザフレンドリな態様でミルクを泡立たせることが可能な装置に対するニーズがある。泡を得るために空気がミルクへと供給され、ミルクの温度を上昇させるためにミルクに蒸気が供給されるような、ミルクの泡立て工程をミルクの加熱工程と組み合わせることも、良く知られた選択肢である。
米国特許出願公開US2011/0072977A1は、カプチーノのためのミルク泡生成装置を有するコーヒー/エスプレッソマシンを開示している。ミルクの泡を2つのストリームに分けることにより、2杯のミルクベースのコーヒー飲料が並行して調製されることができる。
従来の装置においては、ミルクの泡の2本のストリームは、2つの出口を持つ1つのミルク泡立て室を用いて得られる。ミルクの泡のストリームが分離されるべきとき、基本的に2つの選択肢がある。即ち、加圧配管分離か、又は大気圧溝分離か、である。しかしながら、これら手法には問題がある。
配管分離に関しては、配管(通常はシリコンのホース)が2本の別個の配管に分けられる場合、実際の泡立てユニットは比較的大きな距離をあけて配置され得るが、2つの出口がコーヒー出口に非常に近くされ得る。配管分離の利点は、小型の設計を可能とする点である。配管分離の欠点は、配管分離の洗浄が困難である点である。ミルク残渣が、細菌の増殖に導き得る。更に、ミルク残渣が蓄積し、(部分的に)該装置を詰まらせ、ミルクの泡の品質を損ない得る。
代替として、大気圧溝分離が利用され得る。溝分離は、例えば手動のエスプレッソマシンから知られたものであり、エスプレッソの分離を得るため溝が利用される。大気圧溝分離においては、分離されるべき泡は、重力により溝へと落ち、同様に重力によって溝の泡出口へと運ばれる。斯くして、液体を泡立たせるための装置のための高さに加え、液体を泡立たせるための装置の泡立て室と、泡立てられた液体を受容するためのカップと、の間に、垂直方向に大気圧溝分離のための余分の高さが必要とされる。溝分離の利点は、洗浄が容易である点である。溝分離の欠点は、小型の設計を可能としない点である。更なる欠点として、分離の精度が限られ、該機器の予期せぬ非水平な配置によって少なくとも影響を受ける。斯くして、等しい量の泡をもたらす2本のストリームを提供することが困難となる。
国際特許出願公開WO02/21983A1は、コーヒー及び/又はミルクに基づき種々の飲料を調製するための飲料機械のための供給アセンブリであって、コーヒー、ミルク及び蒸気が、別個の供給ラインを介してそれぞれの供給要素にガイドされる、供給アセンブリを開示している。当該供給要素は、中央制御ディスクを持つ保持器の一体化部分を形成し、径方向外側に突出する、支持アームに配置される。該制御ディスクの自由面は、固定入口ディスクの面に対して静置され、制御ディスク及び入口ディスクは、これらディスクの共通のディスク軸のまわりに互いに対して滑動的に変位させられることができる。該制御ディスク及び入口ディスクは、2つの開口を持つチャネルにより分散させられ、第1の開口は該制御ディスク及び入口ディスクの対向する面に配置され、第2の開口は該面の外に存する。該制御ディスクにおける各チャネルの第2の開口は、管状のラインを介して各々が少なくとも1つの供給要素と連通し、該入口ディスクにおける各チャネルの第2の開口は、各々がコーヒー、ミルク及び蒸気のための供給ラインの1つと連通する。該制御ディスク及び入口ディスクの面における開口は、供給位置における全ての支持アームに対して、入口ディスクにおけるチャネルが、供給位置における支持アームの供給要素と連通する制御ディスクにおける対応するチャネルと結合するような態様で配置される。
本発明の目的は、小型のシステム設計を提供し、改善された洗浄可能性を提供する、改善された液体を泡立たせるための装置を提供することにある。本発明の更なる目的は、等しい量の泡を供給する泡のストリームを提供する、改善された液体を泡立たせるための装置を提供することにある。
本発明の第1の態様においては、
蒸気のストリームを生成するための蒸気生成器と、
前記蒸気のストリームを第1の蒸気のサブストリームと第2の蒸気のサブストリームとに分離するための蒸気分離器であって、前記第1の蒸気のサブストリームは第1の蒸気出口において供給され、前記第2の蒸気のサブストリームは第2の蒸気出口において供給される、蒸気分離器と、
液体と蒸気との組み合わせを供給するための、第1の液体入口及び第1の蒸気入口に接続された、第1の混合ユニットと、前記液体と蒸気との組み合わせを受容して泡立てるための、第1の泡立て室と、を持つ、第1の泡立てユニットと、
液体と蒸気との組み合わせを供給するための、第2の液体入口及び第2の蒸気入口に接続された、第2の混合ユニットと、前記液体と蒸気との組み合わせを受容して泡立てるための、第2の泡立て室と、を持つ、第2の泡立てユニットと、
を有する、液体を泡立たせるための装置であって、
前記蒸気分離器の前記第1の蒸気出口は、前記第1の泡立てユニットの前記第1の蒸気入口に接続され、前記蒸気分離器の前記第2の蒸気出口は、前記第2の泡立てユニットの前記第2の蒸気入口に接続され、
前記第1の泡立てユニット及び前記第2の泡立てユニットは、共通の第1の本体及び/又は共通の第2の本体を有し、前記共通の第1の本体は、前記第1の混合ユニットの第1の部分と、前記第2の混合ユニットの第1の部分と、前記第1の泡立て室の第1の部分と、前記第2の泡立て室の第1の部分と、を有し、前記共通の第2の本体は、前記第1の混合ユニットの第2の部分及び/又は前記第1の泡立て室の第2の部分と、前記第2の混合ユニットの第2の部分及び/又は前記第2の泡立て室の第2の部分と、を有する、液体を泡立たせるための装置が提供される。
本発明の更なる態様においては、コーヒーのストリームを提供するためのコーヒー煎出ユニットと、上述した液体を泡立たせるための装置と、を有するコーヒーマシンが提供される。
本発明の好適な実施例は、従属請求項において定義される。本発明のコーヒーマシンは、従属請求項において定義されるような、本発明の液体を泡立たせるための装置と同様の及び/又は同一の好適な実施例を持ち得ることは、理解されるべきである。
先行技術による方法は、泡分離器によって後続される単一の泡立てユニットを有する。泡分離器のための2つの手法は、配管分離及び溝分離である。配管分離は、小型の設計を可能とするが、洗浄が困難である。溝分離は、改善された洗浄可能性を提供するが、小型ではない。小型であることは、例えばコーヒー及びミルクの泡が供給されるコーヒーマシンの出口部が好適で小型であるように、垂直方向において特に望ましい。例えば、ラテマキアート用の高いグラスが、コーヒーマシンの液体を泡立たせるための装置の下に依然として入るべきである。
本発明者は、小型で且つ洗浄が容易な、液体を泡立たせるための装置のためには、泡出口から泡入口へと分離をシフトさせ、2つの別個の泡のストリームを提供するための2つの別個の泡立てユニットを備えることが有利であることを見出した。
斯くして、本発明によれば、泡を分離する代わりに、蒸気システムにおいて分離が為される。単一の蒸気生成器が、蒸気のストリームを生成するために備えられる。蒸気生成器は、蒸気のストリームを第1及び第2の蒸気のサブストリームへと分離するための蒸気分離器に接続される。これら蒸気のサブストリームは、2つの別個の泡立てユニットへと供給される。各泡立てユニットは更に、泡立てられるべき液体を受容するための液体入口を有する。泡立て気体は、液体中に気泡を得る目的のために該液体と混合し、該気泡は泡と呼ばれる。ミルクベースのコーヒー飲料の分野においては、一般に周囲の空気が泡立て気体として用いられる。任意に、それぞれの泡立てユニットに異なる液体が供給されても良い。例えば、第1の泡立てユニットに全乳製のミルクが供給され、第2の泡立てユニットには脱脂粉乳、豆乳又は無乳糖ミルクが供給されても良い。
大気圧溝分離に比べて、2つの別個の泡立てユニットの使用は、垂直方向において小型の設計を可能とする。各泡立てユニットは、別個の泡のサブストリームを提供するための泡出口を有する。これらサブストリームは、並行して別個のカップに直接に供給され得る。斯くして、泡立てユニットと泡立てられた液体を受容するためのカップとの間に、垂直方向において付加的な要素は必要とされない。水平方向における小型さは重要ではないことに留意されたい。
蒸気分離器により後続される単一の蒸気生成器の使用は、小型の設計を可能とする。該蒸気生成器は、「熱ブロック」と呼ばれ得るものであり、又は「熱ブロック」の一部となり得る。蒸気分離器は、例えば蒸気供給管又はホースにおけるT字型部品又はY字型分離器として実装されても良い。蒸気分離器は、通過する蒸気によって効果的に洗浄され及び/又は殺菌され、別途の洗浄を必要としない。泡分離器とは異なり、蒸気分離器は、泡立てられるべき液体と接触しない。それ故、洗浄のために、蒸気分離器に対する直接のアクセスは必要とされない。蒸気分離器は、実際の泡立てユニットに対して距離をおいて配置され得るため、更なる設計の柔軟性をもたらす。一般に、蒸気を分離することは、泡を分離するよりもかなり単純となる。更なる例においては、2つよりも多い泡立てユニットがあり、それに応じて蒸気分離器も適合される。
好適な実施例においては、該液体を泡立たせるための装置は、液体を第1の液体のサブストリームと第2の液体のサブストリームとに分離するための液体分離器を更に有し、前記第1の液体のサブストリームは第1の液体出口において供給され、前記第2の液体のサブストリームは第2の液体出口において供給され、前記液体分離器の前記第1の液体出口は、前記第1の泡立てユニットの前記第1の液体入口に接続され、前記液体分離器の前記第2の液体出口は、前記第2の泡立てユニットの前記第2の液体入口に接続される。当該実施例は、単一の液体供給源が用いられ得るという利点を持つ。該液体供給源は、ホース又は管を介して液体入口に接続された容器であっても良い。例えばコーヒーマシンについては、該容器は、該コーヒーマシンの内部槽であっても良いし、ミルク容器のような外部容器であっても良い。泡ではなく液体を分離することの更なる利点は、改善された洗浄可能性である。泡分離器の問題のひとつは、温かい泡の残渣が泡分離器内に残り、乾燥してこびり付くことである。しかしながら一般に、液体は泡よりもかなり低い温度を持つ。それ故、液体分離器内の液体の残渣は迅速には乾燥せず、水によって簡便に洗い流され得る。
別の実施例においては、該液体を泡立たせるための装置は更に、蒸気のストリームの、第1の蒸気のサブストリーム及び第2の蒸気のサブストリームへの分離を操作するための、蒸気分離器制御部を有する。特に、分離比が操作され得る。分離比は、第1の蒸気のサブストリーム及び第2の蒸気のサブストリームとして提供される蒸気ストリームの割合を決定する。例えば、分離比は50%/50%であっても良く、即ち蒸気のストリームのうち50%が第1の蒸気のサブストリームへと向けられ、蒸気のストリームのうち50%が第2の蒸気のサブストリームへと向けられても良い。蒸気分離器制御部は当該比を操作し、例えば蒸気の30%を第1の蒸気のサブストリームへと向け従って第1の泡立てユニットへと向け、蒸気の70%を第2の蒸気のサブストリームへと向け従って第2の泡立てユニットへと向けるように操作しても良い。その結果、2つの泡立てユニットは、異なるタイプの及び/又は異なる量の泡をもたらすよう並列に動作させられ得る。例えば、カプチーノとラテマキアートとが、同時に供給されても良い。
本発明の更なる態様においては、蒸気分離器制御部が、蒸気分離器の第1及び/又は第2の蒸気出口の断面を操作する。例えば、機構的なシャッタが、蒸気分離器の第1及び/又は第2の蒸気出口の断面のサイズを、それぞれの出口を部分的に遮断することにより決定する。代替として、電気機械的なシャッタが用いられても良い。しかしながら、本発明はこの点に限定されるものではない。
他の実施例においては、該液体を泡立たせるための装置は更に、第1の液体のサブストリームと第2の液体のサブストリームとへの液体の分離を操作するための、液体分離器制御部を有する。第1の液体のサブストリームは、第1の泡立てユニットの第1の液体入口へと供給される。第2の液体のサブストリームは、第2の泡立てユニットの第2の液体入口へと供給される。該液体分離器制御部は、上述した蒸気分離器制御部と同様の効果をもたらし得る。
好適な実施例においては、第1の泡立てユニットは、第1の混合ユニット及び第1の泡立て室を有し、前記第1の混合ユニットは、第1の液体入口及び第1の蒸気入口に接続され、前記第1の混合ユニットは、液体及び蒸気の組み合わせを供給するための第1の混合ユニット出口を有し、前記第1の泡立て室は、前記第1の混合ユニットから前記液体及び蒸気の組み合わせを受容するための第1の泡立て室入口を有する。該第1の混合ユニットは、第1の液体/蒸気供給部とも呼ばれ得る。該第1の混合ユニットは斯くして、液体と蒸気とを組み合わせるよう機能する。該第1の混合ユニットは更に、ベンチュリ管として構成されても良く、狭窄部を通過する蒸気が該装置の動作の間に真空を引き起こし、次いで該混合ユニットへの液体の吸引を引き起こすようなものであっても良い。更に、液体に供給される蒸気は、液体の温度を上昇させる。液体と蒸気との組み合わせは、泡立て室へと送られ、該泡立て室において、実際の泡立て工程が実行される。勿論、これに応じて第2の泡立てユニットが構成されても良い。第1及び第2の泡立てユニットはそれぞれ、混合ユニット及び泡立て室を有しても良い。代替としては、第2の泡立てユニットのみが、混合ユニット及び泡立て室を有する。
一般的には、該液体を泡立たせるための装置は、泡立て気体入口を有する。一実施例においては、第1の泡立てユニットは更に、第1の泡立て気体入口を有する。代替としては、泡立て気体は、蒸気又は液体と共に供給されても良い。
第1の混合ユニット及び第1の泡立て室を有する泡立てユニットの更なる実施例においては、第1の混合ユニット出口は、自由空間によって第1の泡立て室入口から離隔され、該自由空間は、泡立て気体入口を構成する。混合ユニットと泡立て室との間における泡立て気体入口としての自由空間を用いることの利点は、比較的大きな泡立て気体入口が用いられ得る点である。大きな泡立て気体入口は、洗浄を簡素化し、泡立て気体入口の詰まりを防止する。
任意に、第1の混合ユニット出口の直径は、第1の泡立て室入口よりも小さい。該泡立て室入口は、泡立て気体に加えて、液体及び蒸気の組み合わせを受容するため、円錐型に構成されても良い。液体及び蒸気の組み合わせは、混合ユニットから泡立て室への液体/蒸気のジェットとして考えられ得る。当該液体/蒸気のジェットの影響の下、自由空間に存在する泡立て気体も該ジェットと共に流され、第1の泡立て室へと入る。その結果、該泡立て室において泡立て工程が実行され、ここで取り込まれた泡立て気体が液体及び蒸気と相互作用する。
更なる実施例においては、第1の泡立てユニットは、第1の本体及び第2の本体を有し、該第1の泡立てユニットの第1の本体は、第1の混合ユニットの第1の部分と、第1の泡立て室の第1の部分と、を有し、該第1の泡立てユニットの第2の本体は、第1の混合ユニットの第2の部分及び/又は第1の泡立て室の第2の部分を有する。有利にも、該泡立てユニットは、単一の要素としてつくられるものではなく、2つの本体部分を有する。有利にも、これら2つの本体部分は、容易な洗浄のために分離可能である。特に、これら部分の少なくとも一方は、混合ユニットの一部、及び泡立て室の一部を有する。これにより、部品の数が減少させられ得る。このことは、ユーザが少ない数の部品しか分解する必要がないため、洗浄のために有利である。先行技術による泡立てユニットの問題点は、洗浄のために必要とされる全ての部品をユーザが分解せず、全ての領域が適切に洗浄されるわけではない場合があることである。例えば、ミルクの残渣が蓄積した場合、装置の適切な機能はもはや可能ではない。更に、ミルク残渣の蓄積は、細菌の増殖に導き得る。本実施例による泡立てユニットは、ユーザによって分解される必要がある第1の本体と第2の本体とを有する。
更なる改善例によれば、第1の泡立てユニットの第1の本体と、第1の泡立てユニットの第2の本体とは、第1の混合ユニット出口及び第1の泡立て室入口を通って延在する軸を横切る方向に分離するよう構成される。
洗浄することが一般に困難である装置の部分は、第1の混合ユニットと第1の泡立て室との間の領域である。第1の混合ユニット出口及び第1の泡立て室入口を通って延在する軸を横切る方向における分離は、洗浄が難しい領域に対する、より好適なアクセスを提供する。
当該改善例は、第1の泡立てユニットの第2の本体が、第1の混合ユニットの第2の部分と第1の泡立て室の第2の部分との両方を有する場合に、特に有利である。斯くして、混合ユニット及び泡立て室は、共に分離されることができる。その結果、洗浄工程においてユーザにとって分解すべき部分は1つ少なくなり得る。
有利にも、第1の泡立てユニットの第1の本体及び第1の泡立てユニットの第2の本体は、これら2つの本体部の分離が、前記自由空間及び泡立て気体入口に対するアクセスを提供するように分離するよう構成される。
更なる改善例においては、第1の泡立てユニットの第1の本体は、第1の円錐型の接触面を有し、第1の泡立てユニットの第2の本体は、第2の対応する接触面を有する。
更なる改善例においては、該液体を泡立たせるための装置は更に、第1の泡立てユニットの第1の本体と、第1の泡立てユニットの第2の本体とを、互いに対して整合させるための整合手段を有する。一実施例においては、前記円錐型の接触面が整合に十分であるが、付加的な整合手段が備えられても良い。該整合手段は、洗浄の後の容易な再組み立てのために、これら本体部分を他方に対してガイドする。
更なる実施例においては、第1の泡立てユニットの第1の本体及び第1の泡立てユニットの第2の本体のうち少なくとも一方が、ゴム及び2K金型のうちの少なくとも一方を有する。ゴム、2区画金型(2K金型)、即ち軟らかい区画と硬い区画とを有する金型材料、又は同様の材料の使用は、ゴム又は軟らかい材料が、第1の泡立てユニットの第1の本体と第1の泡立てユニットの第2の本体との間の封止を提供するために用いられることができるため、有利である。換言すれば、Oリングのような付加的な封止部が省略されることができ、部品の数が更に削減され得る。
第2の泡立てユニットは、第1の本体及び第2の本体を有し、第2の泡立てユニットの第1の本体は、第2の混合ユニットの第1の部分及び第2の泡立て室の第1の部分を有し、第2の泡立てユニットの第2の本体は、第2の混合ユニットの第2の部分及び/又は第2の泡立て室の第2の部分を有し、第1の泡立てユニットと第2の泡立てユニットとは、共通の第1の本体及び/又は共通の第2の本体を有し、該共通の第1の本体は、第1の泡立てユニットの第1の本体及び第2の泡立てユニットの第1の本体を有し、該共通の第2の本体は、第1の泡立てユニットの第2の本体及び第2の泡立てユニットの第2の本体を有する。本実施例の利点は、複数の泡立てユニットに対する容易な分解及び容易な洗浄である。最も基本的な構成においては、2つの本体部分、即ち共通の第1の本体及び共通の第2の本体のみがある。これら2つの本体部分を分離することにより、洗浄の目的のため、全ての混合ユニット及び全ての泡立て室に対するアクセスが得られる。ユーザの観点からは「本体」とは、例えば蒸気管のような中空の空間が備えられる必要がある場合に、複数の部分から製造されたものであったとしても、分離可能ではない部分であることは留意されるべきである。
他の実施例においては、該液体を泡立たせるための装置は更に、異なる方向から液体を受容するための回転可能な液体接続器を有し、該回転可能な液体接続器は蒸気分離器に接続される。液体を有する容器は、例えばホース又は管を介して、該液体接続器に接続されても良い。本実施例の利点は、液体が異なる方向から供給され得る点であり、例えばミルク容器が、該液体を泡立たせるための装置のいずれかの側に配置されることができる。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下に説明される実施例を参照しながら説明され明らかとなるであろう。
従来の液体を泡立たせるための装置のブロック図を示す。 本発明の一態様による液体を泡立たせるための装置の第1の実施例を示す。 本発明の一態様による液体を泡立たせるための装置の第2の実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置を有するコーヒーマシンの実施例を示す。 組み立てられた状態の泡立てユニットの第1の実施例を示す。 分解された状態の図4Aの泡立てユニットを示す。 組み立てられた状態の泡立てユニットの第2の実施例を示す。 分解された状態の図5Aの泡立てユニットを示す。 液体を泡立たせるための装置の実施例を示す。 図6Aの液体を泡立たせるための装置の第1の本体を示す。 図6Aの液体を泡立たせるための装置の第1の本体を示す。 図6Aの液体を泡立たせるための装置の第2の本体を示す。 図6Aの液体を泡立たせるための装置の第2の本体を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。 液体を泡立たせるための装置の更なる実施例を示す。
本発明は、液体の泡立ての分野に関し、ことによると当該工程における液体の加熱にも関する。人気のある選択肢は、該工程において蒸気を使用することである。最初に、蒸気は、泡立てられるべき液体を所望の温度にまで加熱する機能を持つ。第2に、蒸気は、液体の輸送工程を駆動するために用いられることができ、同時に、空気のような泡立て気体が吸い込まれることを取り扱う。第3に、蒸気は、泡立て工程の結果として液体中に得られる泡の改善をももたらし得る。液体によって汚される構成要素の数が比較的少ない、蒸気で動作する装置の多用途性は、斯かる装置の広く普及した利用を説明するものである。
図1は、従来の液体15を泡立たせるための装置1の実施例を示す。装置1は、蒸気生成器10、泡立てユニット11、及び泡分離器12を有する。蒸気生成器10は、蒸気のストリーム13を生成する。泡立てユニット11は、液体15を受容するための液体入口14、及び蒸気のストリーム13を受容するための蒸気生成器10に直接に接続された蒸気入口16を有する。泡立てユニット11は更に、泡のストリーム18を供給するための泡出口17を有する。泡分離器12は、泡入口19、第1の泡出口20A、及び第2の泡出口20Bを有する。泡立てユニット11の泡出口17は、泡分離器12の泡入口19に接続され、泡分離器12が、泡のストリーム18を受容するよう構成される。泡分離器12は、泡のストリーム18を、第1の泡出口20Aにおいて供給される第1の泡のサブストリーム21Aと、第2の泡出口20Bにおいて供給される第2の泡のサブストリーム21Bと、に分離するよう構成される。斯くして、この結果、2つの泡のストリーム21A、21Bが提供される。泡22A、22Bは、例えば飲料のトッピングのために利用され得る。
液体を泡立たせる工程は本分野において知られているため、詳細には議論されない。以下、少なくとも幾つかの例において、泡立てられるべき液体はミルクであり、液体を泡立てる工程において使用される気体は空気であることが仮定される。完全さのため、本発明はミルク及び空気に限定されるものではないことは、留意されるべきである。本発明の典型的な応用の状況は、カップごとに供給するコーヒーマシンにおいて、2杯のカップに並行してミルクの泡のストリームを供給することである。
図2Aは、本発明の一態様による、液体15A、15Bを泡立たせるための装置2の第1の実施例を示す。装置2は、蒸気生成器10、蒸気分離器30、並びに第1の泡立てユニット11A及び第2の泡立てユニット11Bを有する。蒸気生成器10は、蒸気のストリーム13を生成する。蒸気分離器30は、蒸気分離器入口31、第1の蒸気出口32A、及び第2の蒸気出口32Bを有する。蒸気分離器30は、蒸気分離器入口31において蒸気のストリーム13を受容し、蒸気のストリーム13を、第1の蒸気のサブストリーム33Aと第2の蒸気のサブストリーム33Bとに分離する。第1の蒸気のサブストリーム33Aは、第1の蒸気出口32Aにおいて供給され、第2の蒸気のサブストリーム33Bは、第2の蒸気出口32Bにおいて供給される。
第1の泡立てユニット11Aは、液体15Aを受容するための第1の液体入口14A、第1の蒸気のサブストリーム33Aを受容するための第1の蒸気入口16A、及び第1の泡のストリーム21Aを供給するための第1の泡出口20Aを有する。第2の泡立てユニット11Bは、対応する第2の液体入口14B、第2の蒸気入口16B、及び第2の泡出口20Bを有する。
図2Aに示された液体を泡立たせるための装置2は、泡分離器12を用いることに対する代替の方法が備えられた点において、図1に示された先行技術の装置と異なる。泡分離器12の代わりに、図2Aに示された実施例による装置2は、蒸気分離器30及び第2の泡立てユニット11Bを有する。
泡分離器12として配管分離を用いる従来のシステムと比べて、本発明によるシステムは、改善された洗浄可能性をもたらす。泡分離器12として溝分離を用いる従来のシステムと比べて、本発明による装置2は、より小型の設計を可能とする。斯くして、本発明による液体を泡立たせるための装置2は、改善された洗浄可能性と、小型の設計との両方を、ひとつの装置で可能とする。蒸気分離器30は、非常に小型の態様で実装され得ることは、留意されるべきである。蒸気システムは基本的に自己洗浄型であり自己殺菌型であるため、洗浄のために蒸気分離器30へのアクセスを提供する必要はない。1つの大型の泡立てユニット11を用いる代わりに、低減された容量のため、第1の泡立てユニット11A及び第2の泡立てユニット11Bが設計されることができ、第2の泡立てユニット11Bが利用されるにもかかわらず、全体として小型な設計が実現され得る。
図2Bは、本発明の一態様による液体を泡立たせるための装置3の第2の実施例を示す。図2Aに示された実施例との違いは、対応する特徴を反復する代わりに強調される。図2Bに示される実施例は更に、蒸気分離器制御部34、液体分離器40、及び液体分離器制御部44を有する。
液体分離器40は、蒸気分離器入口41、第1の液体出口42A、及び第2の液体出口42Bを有する。液体分離器40は、蒸気分離器入口41において液体15を受容し、液体15を、第1の液体のサブストリーム43Aと第2の液体のサブストリーム43Bとに分離する。第1の液体のサブストリーム43Aは、第1の液体出口42Aにおいて供給され、第2の液体のサブストリーム43Bは、第2の液体出口42Bにおいて供給される。液体分離器40の第1の液体出口42Aは、第1の泡立てユニット11Aの液体入口14Aに接続される。液体分離器40の第2の液体出口42Bは、第2の泡立てユニット11Bの液体入口14Bに接続される。
蒸気分離器制御部34は、第1の蒸気のサブストリーム33Aと第2の蒸気のサブストリーム33Bとへの蒸気のストリーム13の分離を操作するよう構成される。例えば、蒸気分離器制御部34は、蒸気分離器30の第1の蒸気出口32A及び/又は第2の蒸気出口32Bの断面を操作する。しかしながら、蒸気のサブストリーム33A、33Bの分離比又は流量を操作するための、いずれの適切な手段が用いられても良い。
対応して、液体分離器制御部44は、第1の液体のサブストリーム43Aと第2の液体のサブストリーム43Bとへの液体15の分離を操作するよう構成される。このことは例えば、第1の液体出口42A及び/又は第2の液体出口42Bの断面を操作することによって実行されても良い。
液体を泡立たせる工程は、泡立て気体45A、45Bの使用を含む。泡立て気体45A、45Bは、該工程の異なる段階において加えられても良い。最初に、該泡立て気体は、蒸気のストリーム13と共に蒸気生成器10によって供給されても良い。斯くして、蒸気のストリーム13は、泡立て気体を有しても良い。代替としては、泡立て気体45A、45Bは、蒸気分離器30又は液体分離器40において加えられても良く、従ってそれぞれの蒸気のサブストリーム33A、33B及び/又はそれぞれの液体のサブストリーム43A、43Bに含まれていても良い。図2Bに示された実施例においては、泡立て気体45A、45Bは、各泡立てユニット11A、11Bにおいて直接に加えられる。本実施例において、泡立てユニット11A、11Bは更に、それぞれ泡立て気体入口46A、46Bを有する。同一の又は異なる泡立て気体45A、45Bが利用され得る。しかしながら、泡立て気体は典型的には周囲の空気である。
液体15を泡立たせるための装置3は最終的に、第1の泡立てユニット11Aの第1の泡出口20Aにおいて第1の泡のサブストリーム21Aを、及び第2の泡立てユニット11Bの第2の泡出口20Bにおいて第2の泡のサブストリーム21Bを供給し、それにより泡22A及び泡22Bを提供する。
図3は、本発明の更なる態様による、コーヒーマシン50の実施例を示す。該コーヒーマシンは、コーヒー52のストリームを供給するためのコーヒー煎出ユニット51、コーヒー分離器53、及び例えば図2A又は2Bを参照しながら説明されたような液体54を泡立たせるための装置を有する。
コーヒー分離器53は、コーヒー入口55、第1のコーヒー出口56A、及び第2のコーヒー出口56Bを有する。コーヒー分離器53は、コーヒーのストリーム52を、第1のコーヒーのサブストリーム57Aと、第2のコーヒーのサブストリーム57Bとに分離するよう構成される。第1のコーヒーのサブストリーム57Aは、第1のコーヒー出口56Aにおいて供給され、第2のコーヒーのサブストリーム57Bは、第2のコーヒー出口56Bにおいて供給される。液体54を泡立たせるための装置は、第1の泡のサブストリーム21Aを供給するための第1の泡出口20Aと、第2の泡のサブストリーム21Bを供給するための第2の泡出口20Bと、を有する。
第1のコーヒーのサブストリーム57A及び第1の泡のサブストリーム21Aは、第1のカップ58Aに供給され、第2のコーヒーのサブストリーム57B及び第2の泡のサブストリーム21Bは、第2のカップ58Bに供給される。これにより、2杯のミルクベースのコーヒー飲料が、並行して準備されることができる。
本発明による液体を泡立たせるための装置の更なる詳細及び実施例は、以下に説明される。蒸気生成器は本分野において知られており、それ故明確さのため省略される。
特にミルクを泡立たせるためのもののような、液体を泡立たせるための装置を構成する際の主な困難のひとつは、泡立て機器の洗浄可能性である。どのシステムが用いられるかにかかわらず、ミルクは慎重に取り除かれる必要がある。特に、泡立たせ工程が行われる小さな領域は、洗浄が困難である。不適切な洗浄は、一方では最近の増殖に導き、他方では、残渣が蒸気、泡立て気体又は液体の経路を遮断し得るため、該装置の適切な機能を妨げる。更に、斯かる残渣はユーザには魅力的なものではない。
図4A及び4Bは、洗浄可能性の問題を説明するため、泡立てユニット11の実施例を示す。泡立てユニット11は、混合ユニット61及び泡立て室62を有する。混合ユニット61は、液体を受容するための液体入口14と、蒸気のストリーム13を受容するための蒸気入口16と、に接続されている。混合ユニット61は更に、液体と蒸気との組み合わせ64を供給するための混合ユニット出口63を有する。
蒸気のストリーム13は、蒸気入口16から混合ユニット出口63へと通るときに、液体における吸い込みのための吸引力を液体入口14において引き起こす。この原理は、ベンチュリ管から知られている。
泡立て室62は、液体と蒸気との組み合わせ64を混合ユニット61から受容するための泡立て室入口65を有する。泡立て室62は更に、泡のストリーム21を供給するための泡出口20を有する。
本実施例においては、混合ユニット出口63は、泡立て気体67を含む自由空間66により、泡立て室入口65から離隔されている。液体と蒸気との組み合わせ64は、混合ユニット出口63から泡立て室入口65へと通るときに、混合ユニット出口63と泡立て室入口65との間の自由空間66に含まれる泡立て気体67に吸い込む吸引力を引き起こす。液体、蒸気及び泡立て気体を用いた泡立て工程は、泡立て室62に行われ、泡68を生成する。
図4Bは、洗浄可能性の問題及び洗浄のための泡立てユニット11の分解を模式的に示す。本実施例においては、泡立てユニット11は、3つの部分、即ち主泡立てユニット本体70、泡立て室蓋71、及び蒸気接続部72を有する。泡立て室蓋71は、混合ユニット出口63及び泡立て室入口65を通って延在する軸73を横切る方向76に、主本体70から取り外されることができる。蒸気接続部72は、軸73に沿った方向77に取り外されることができる別個の要素である。蒸気接続部72は、蒸気接続部72と主本体70との間の封止を提供するOリング74を有する。本実施例においては、残渣75は、混合ユニット出口63と泡立て室入口65との間の自由空間66に蓄積し得る。適切な洗浄のため、蒸気接続部72と、泡立て室蓋71とが取り外される必要がある。それによってはじめて、該装置が適切に洗浄され得る。
洗浄可能性は、液体を泡立たせるためのいずれの装置についても、非常に重要な問題である。洗浄可能性は、本発明による液体を泡立たせるための装置については、洗浄される必要がある2つ以上の別個の泡立てユニットが利用されるため、より重要となる。
図5A及び5Bは、本発明の一態様による第1の泡立てユニット11A及び第2の泡立てユニット11Bの実施例を、図5Aにおいては組み立てられた状態で、図5Bには分解された状態で示す。蒸気生成器はここでは示されていない。
図5Aに示された液体を泡立たせるための装置4は、第1の泡立てユニット11A及び第2の泡立てユニット11Bを有する。第1の泡立てユニット11Aは、第1の混合ユニット61A及び第1の泡立て室62Aを有する。第2の泡立てユニット11Bは、第2の混合ユニット61B及び第2の泡立て室62Bを有する。図5Aの上方中央部には、蒸気分離器入口31、第1の蒸気出口32A、及び第2の蒸気出口32Bを有する、蒸気分離器30がある。下方中央部は、液体分離器入口41、並びに第1の液体出口42A及び第2の液体出口42Bを有する液体分離器40を構成する。
第1の蒸気のサブストリーム33Aと第2の蒸気のサブストリーム33Bとは、第1の混合ユニット61Aで組み合わせられる。図4Aを参照して説明されたように、液体と蒸気との組み合わせ64Aは、第1の混合ユニット61Aと第1の泡立て室62Aとの間の自由空間から、泡立て気体67Aとともに、液体/蒸気ジェットとして、第1の混合ユニット61Aから第1の泡立て室62Aへと供給される。第2の混合ユニット61B及び第2の泡立て室62Bを有する第2の泡立てユニット11Bについての工程も、それに従って行われる。
図5A及び5Bに示された装置4は、第1の本体80及び第2の本体81を有する。第1の本体80と第2の本体81とは、第1の混合ユニット出口63A及び第1の泡立て室入口65Aを通って延在する軸73を横切る方向76に分離するよう構成される。該軸の定義は、図5Aに示された組み立てられた状態を参照している。
本実施例においては、第1の本体80は、第1の泡立てユニット11Aの第1の本体と、第2の泡立てユニット11Bの第1の本体とを有する、共通の第1の本体80である。第2の本体81は、第1の泡立てユニット11Aの第2の本体と、第2の泡立てユニット11Bの第2の本体とを有する、共通の第2の本体81である。本例においては、第1の泡立てユニット11Aの第1の本体は、第1の本体80の左側半分を有し、第1の泡立てユニット11Aの第2の本体は、第2の本体81の左側半分を有する。
本例においては、第1の泡立てユニット11Aの第1の本体は、第1の混合ユニット61Aの第1の部分82A、及び第1の泡立て室62Aの第1の部分83Aを有する。更に、第1の泡立てユニット11Aの第2の本体は、第1の混合ユニット61Aの第2の部分84A、及び第1の泡立て室62Aの第2の部分85Aを有する。代替としては、第1の混合ユニット61Aの又は第1の泡立て室62Aの一部が、別個の本体部分として実装されても良い。しかしながら、図5Bに示された実施例は、泡立てユニット11A、11Bの両方が、洗浄のためユーザによって容易に分離させられ得る2つの本体部分80、81のみを用いて実装され得るため特に有利である。低減された数の部品は、ユーザが洗浄のために複数の部分を分解する必要がないため、特に有益である。低減された数の部品、及び容易な分解/再組み立ての可能性は、洗浄工程を容易化する。図5Bから分かるように、混合ユニット61Aと泡立て室62Aとの間の自由空間67Aは、洗浄のために容易にアクセス可能である。
第1の本体80は更に、第1の円錐型の接触面86Aを有し、第2の本体81は、第2の円錐型の接触面87Aを有する。以上に説明されたように、本実施例においては、第1の本体80は、第1の泡立てユニット11Aの第1の本体を有し、第2の本体81は、第1の泡立てユニット11Aの第2の本体を有する。有利にも、接触面86A及び87Aの少なくとも一方は、組み立てられた状態で第1の泡立て室62Aを封止するための封止部を提供するよう構成された材料を有する。整合及び/又は封止が望ましい場合には、蒸気分離器30及びミルク分離器40又は一般的には該装置のその他のいずれかの部分を構成する中央の要素において、更なる接触面が備えられても良い。
図6Aは、本発明の更なる態様による、液体を泡立たせるための装置5の更なる実施例を示す。装置5は、第1の本体80及び第2の本体81を有する。蒸気生成器は本分野においては知られており、本実施例においては示されていない。図6Bは、第2の本体81の上方斜視図を示す。図6Cは、第2の本体81の下方斜視図を示す。図6Dは、第1の本体80の上方斜視図を示す。図6Eは、第1の本体80の下方斜視図を示す。
第2の本体81は、上部本体81とも呼ばれ、蒸気管88と、蒸気のストリームを生成するための蒸気生成器への接続のための蒸気管接続部89と、を有する。蒸気管88は、蒸気分離器入口31に接続される。
蒸気管接続部89は、例えばコーヒーマシンの主本体の前側に接続される。本実施例における第2の接続部89'は、力学的な安定に寄与する。代替としては、第2の接続部89'は、泡立てられた液体と共にコーヒーの1つ以上のストリームを供給するため、例えばコーヒーのような液体を受容するように構成されても良い。更に代替としては、第2の接続部89'は、洗浄されるべき部分に向けてガイドされる水及び/又は蒸気を受容するように構成されても良い。例えば、液体分離器40を洗うため第2の接続部89'を介して水が供給される。
第1の泡立てユニット及び第2の泡立てユニットは、62A及び62Bにより示されている。図5Bにおいて以上に示されたように、第1の本体80は、第1の泡立て室62Aの第1の部分83Aを有し、第2の本体81は、第1の泡立て室62Aの第2の部分85Aを有する。更に、第1の本体80は、第2の泡立て室62Bの第1の部分83Bを有し、第2の本体81は、第2の泡立て室62Bの第2の部分85Bを有する。第1の混合ユニット出口63Aは、泡立て気体を供給するための自由空間66Aにより、泡立て室入口65Aから離隔される。
図6Bは、第2の部分81の上方斜視図を示す。中央の要素は、第1の蒸気出口32A及び第2の蒸気出口32Bを備えた蒸気分離器30である。
図6Cは、第1の蒸気出口32A及び第2の蒸気出口32Bを備えた、中央の要素としての蒸気分離器30を持つ、第2の本体81の下方斜視図を示す。第1の泡立て室62Aの第2の部分85A及び第2の泡立て室62Bの第2の部分85Bは、円錐型の接触面87A、87Bを有する。第1及び第2の泡立て室62A、62Bの円錐型の接触面87A、87Bは、図6Dに示された第1の本体80の接触面86A、86Bに対応する。任意に、接触面86A、86B、87A、87Bのうち少なくとも1つが、第1の本体80と第2の本体81とが図6Aに示されるように互いに接続されたときに泡立て室を封止するための、ゴム又はゴム状材料を有する。
図6Dにおける上方斜視図において示された第1の本体80は更に、第1の泡立て室62Aの第1の部分83A、及び第2の泡立て室62Bの第1の部分83Bを有する。
図6Eは、第1の本体80の下方斜視図を示す。第1の本体80は、第1の泡立て室62Aの第1の部分83A、及び第2の泡立て室62Bの第1の部分83Bを有する。第1の本体80は更に、液体分離器40の一部、及び泡立てられるべき液体を受容するための液体分離器入口41を有する。
図7A乃至7Fは、本発明の一態様による液体を泡立たせるための装置6の更なる実施例を示す。図7Aは、装置6を組み立てられた状態で示し、図7Bは分解図を示す。装置6は、上方筐体部90及び下方筐体部91を有する。中央部92は、図5及び6に示された実施例の装置4及び5と同様である。
図7C及び7Dは、中央部92の斜視分解図を示す。中央部92は、第1の共通本体93、第2の共通本体94、及び第3の共通本体95を有する。以下、要素82、83、84及び85は、図5Bにおいて以上に示されたものを示す。第1の共通本体93は、第1の混合ユニット61Aの第1の部分82A、第2の混合ユニット61Bの第1の部分82B、第1の泡立て室62Aの第1の部分83A、及び第2の泡立て室62Bの第1の部分83Bを有する。第2の共通本体94は、第1の混合ユニット61Aの第2の部分84A、及び第2の混合ユニット61Bの第2の部分84Bを有する。第3の共通本体95は、第1の泡立て室62Aの第2の部分85A、及び第2の泡立て室62Bの第2の部分85Bを有する。装着クリップ96は、図7Bに示されるように、第1の共通本体93、第2の共通本体94、及び第3の共通本体95を共に解放可能に保持するよう構成される。
図7Cに示されるように、第2の共通本体94は更に、第2の共通本体94に含まれる液体分離器40に液体を供給するための、第1の液体管97A及び第2の液体管97Bを有する。液体供給部は、該装置のいずれかの側に配置されることができるようにされ、第1の液体管97A又は第2の液体管97Bに選択的に接続されることができる。代替としては、2つの液体が並行して供給されることができ、第1の泡立て室62Aによって泡立てられるべき第1の液体が液体管97Aにおいて供給され、泡立て室62Bによって泡立てられるべき第2の液体が液体管97Bにおいて供給されても良い。
図7Eは、第1の共通本体93の、より詳細な図を示す。第2の共通本体94に供給される液体は、液体チャネル98A及び98Bを介して、第1の混合ユニット61A及び第2の混合ユニット61Bに供給される。第1の共通本体93は、第1の混合ユニット61Aの第1の部分82A、及び第2の混合ユニット61Bの第1の部分82Bを有することは、留意されるべきである。第1の共通本体93及び第2の共通本体94は、接続されると、液体分離器40として機能する。また、第1の蒸気分離器出口32A及び第2の泡立て室入口65Bも示されている。
図7Fは、第2の共通本体94の、より詳細な斜視図を示す。第1の液体管97Aが左側に示され、第2の液体管97Bが右側に示されている。中央部99は、第1の共通本体93の中央部の円錐形状100を受容するため、略円錐形状を有する。第2の共通本体94は、第1の混合ユニット61Aの第2の部分84A、及び第2の混合ユニット61Bの第2の部分84Bを有することは、留意されるべきである。本実施例においては、第1の混合ユニット出口63Aは、第1の混合ユニット61Aの第2の部分84Aの一部を構成する。動作原理は、図4及び5を参照しながら説明されている。
第2の共通本体94は更に、第2の共通本体94が第1の共通本体93に接続されたときに密な封止を提供するため、特に円錐形の表面を有する、封止構造101を有する。
本実施例の利点は、とりわけ第1の共通本体93の利点は、泡立て室62A、62Bが、第3の共通本体95を取り外すことによって、容易にアクセス可能となる点である。これにより、これら泡立て室は、上方から下方へと水を流して洗うことにより、容易に洗浄されることができる。更に、第2の共通本体94を取り外すことによって、泡立て気体入口がアクセスされることができ、容易に洗浄されることができる。
図8A及び8Bは、図5及び6に示された実施例に対する変形を示す。本実施例においては、第1の泡立て室62A及び第2の泡立て室62Bは、可動の第2の部分85A、85Bを有する。本実施例において、可動部85A、85Bは、蒸気管88に対して回転することができる。更に、本実施例は、異なる方向から液体を受容するための、回転可能な液体接続部102を有する。
図9A乃至9Fは、本発明の一態様による液体を泡立たせるための装置8の更なる実施例を示す。装置8は、第1の本体80、第2の本体81、及び回転可能な液体接続部102を有する。
図9Fは、図9Eの線B−Bに沿った断面図を示す。蒸気生成器(図示されていない)は、蒸気管88を介して蒸気のストリームを供給するための蒸気接続部89に接続されている。蒸気管88は、蒸気分離器30に接続されている。蒸気のサブストリームは、蒸気分離器30の第2の蒸気出口32Bにおいて供給される。装置8は更に、蒸気分離器入口41及び第2の液体出口42Bを持つ液体分離器40を有する。第2の蒸気出口32B及び第2の液体出口42Bは、第2の混合ユニット出口63Bにおいて液体と蒸気との組み合わせを供給するため、第2の混合ユニット61Bに接続される。第2の混合ユニット出口63Bは、泡立て気体を含む自由空間66Bによって、第2の泡立て室入口65Bから離隔される。第2の泡立て室62Bは、第2の混合ユニット61Bから液体と蒸気との組み合わせを受容するための第2の泡立て室入口65Bを有する。これにより、第2の泡立てユニット出口20Bにおいて、泡が供給されることができる。本実施例の利点は、2つの剛性の本体及び蒸気接続部しかないことである。組み立てが容易であり、弛緩した部分がなく、容易な洗浄を提供する。
要約すると、小型の設計及び改善された洗浄可能性をもたらし、泡出口において等しい量の泡を供給することができる、新しいタイプの液体を泡立たせるための装置の幾つかの実施例が示された。
本発明は図面及び以上の記述において詳細に説明され記載されたが、斯かる説明及び記載は説明するもの又は例示的なものであって、限定するものではないとみなされるべきであり、本発明は開示された実施例に限定されるものではない。図面、説明及び添付される請求項を読むことにより、請求される本発明を実施化する当業者によって、開示された実施例に対する他の変形が理解され実行され得る。
請求項において、「有する(comprising)」なる語は他の要素又はステップを除外するものではなく、「1つの(a又はan)」なる不定冠詞は複数を除外するものではない。単一の要素又はその他のユニットが、請求項に列記された幾つかのアイテムの機能を実行しても良い。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に利用されることができないことを示すものではない。
請求項におけるいずれの参照記号も、請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (12)

  1. 蒸気のストリームを生成するための蒸気生成器と、
    前記蒸気のストリームを第1の蒸気のサブストリームと第2の蒸気のサブストリームとに分離するための蒸気分離器であって、前記第1の蒸気のサブストリームは第1の蒸気出口において供給され、前記第2の蒸気のサブストリームは第2の蒸気出口において供給される、蒸気分離器と、
    液体と蒸気との組み合わせを供給するための、第1の液体入口及び第1の蒸気入口に接続された、第1の混合ユニットと、前記液体と蒸気との組み合わせを受容して泡立てるための、第1の泡立て室と、を持つ、第1の泡立てユニットと、
    液体と蒸気との組み合わせを供給するための、第2の液体入口及び第2の蒸気入口に接続された、第2の混合ユニットと、前記液体と蒸気との組み合わせを受容して泡立てるための、第2の泡立て室と、を持つ、第2の泡立てユニットと、
    を有する、液体を泡立たせるための装置であって、
    前記蒸気分離器の前記第1の蒸気出口は、前記第1の泡立てユニットの前記第1の蒸気入口に接続され、前記蒸気分離器の前記第2の蒸気出口は、前記第2の泡立てユニットの前記第2の蒸気入口に接続され、
    前記第1の泡立てユニット及び前記第2の泡立てユニットは、共通の第1の本体及び/又は共通の第2の本体を有し、前記共通の第1の本体は、前記第1の混合ユニットの第1の部分と、前記第2の混合ユニットの第1の部分と、前記第1の泡立て室の第1の部分と、前記第2の泡立て室の第1の部分と、を有し、前記共通の第2の本体は、前記第1の混合ユニットの第2の部分及び/又は前記第1の泡立て室の第2の部分と、前記第2の混合ユニットの第2の部分及び/又は前記第2の泡立て室の第2の部分と、を有する、液体を泡立たせるための装置。
  2. 液体を第1の液体のサブストリームと第2の液体のサブストリームとに分離するための液体分離器を更に有し、前記第1の液体のサブストリームは第1の液体出口において供給され、前記第2の液体のサブストリームは第2の液体出口において供給され、
    前記液体分離器の前記第1の液体出口は、前記第1の泡立てユニットの前記第1の液体入口に接続され、前記液体分離器の前記第2の液体出口は、前記第2の泡立てユニットの前記第2の液体入口に接続された、請求項1に記載の液体を泡立たせるための装置。
  3. 前記蒸気のストリームの前記第1の蒸気のサブストリームと前記第2の蒸気のサブストリームとへの分離を操作するための蒸気分離器制御部、及び前記液体の前記第1の液体のサブストリームと前記第2の液体のサブストリームとへの分離を操作するための液体分離器制御部、のうち一方を更に有する、請求項1又は2に記載の液体を泡立たせるための装置。
  4. 前記蒸気分離器制御部は、前記蒸気分離器の前記第1及び/又は前記第2の蒸気出口の断面を操作する、請求項3に記載の液体を泡立たせるための装置。
  5. 前記液体分離器制御部は、前記液体分離器の前記第1及び/又は前記第2の蒸気出口の断面を操作する、請求項2又は3に記載の液体を泡立たせるための装置。
  6. 前記第1の泡立てユニットは、第1の泡立て気体入口を更に有する、請求項1に記載の液体を泡立たせるための装置。
  7. 前記第1の混合ユニットは、前記液体と蒸気との組み合わせを供給するための第1の混合ユニット出口を有し、前記第1の泡立て室は、前記第1の混合ユニットから、前記液体と蒸気との組み合わせを受容するための第1の泡立て室入口を有し、前記第1の混合ユニット出口は、自由空間によって前記第1の泡立て室入口から離隔され、前記自由空間は、前記泡立て気体入口を構成する、請求項6に記載の液体を泡立たせるための装置。
  8. 前記第1の泡立てユニットの前記第1の本体と、前記第1の泡立てユニットの前記第2の本体とは、前記第1の混合ユニット出口及び前記第1の泡立て室入口を通って延在する軸を横切る方向に分離するよう構成された、請求項7に記載の液体を泡立たせるための装置。
  9. 前記共通の第1の本体は、第1の円錐型の接触面を有し、前記共通の第2の本体は、第2の対応する接触面を有する、請求項1に記載の液体を泡立たせるための装置。
  10. 前記共通の第1の本体と前記共通の第2の本体とを互いに対して整合させるための整合手段を更に有する、請求項1に記載の液体を泡立たせるための装置。
  11. 前記共通の第1の本体及び前記共通の第2の本体の少なくとも一方は、ゴム及び2K金型の少なくとも一方を有する、請求項1に記載の液体を泡立たせるための装置。
  12. コーヒーのストリームを供給するためのコーヒー煎出ユニットと、
    請求項1乃至11のいずれか一項に記載の液体を泡立たせるための装置と、
    を有する、コーヒーマシン。
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