JP2016512885A - 気圧記録複雑時計デバイス - Google Patents

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Abstract

気圧情報の記録と表示をおこなうための改良されたシステムであり、現在気圧と過去の気圧履歴を動的表示の使用によって表示するための計器、すなわち複雑時計デバイスを形成するように統合された、タイムキーパー、気圧センサー、メモリシステム、及び表示部分を備える。

Description

本発明は、気圧記録複雑時計デバイスに係り、より詳しくは、気圧のデータを測定し、そのようなデータの動的表示を提供するための、タイムキーパーと気圧計とを統合した気圧記録複雑時計デバイスに関する。
気圧計は、一般的には現在の気圧を追跡するとともに以前の気圧値をも追跡する方法を提供し、時間の変化に伴う気圧の変化の状況を示す。この情報は、気象の変化を理解し予測するうえで有効であることが証明されている。
気圧計は、一般には、時間の変化に伴う気圧の変化状況を観測するために後で読み取るための参照値として使用されるための、現在の気圧計の読取り値にセットされる、手動で調節可能なインデックスを提供する。このインデックスは、現在の気圧値に手動で設定されなければならず、後で参照するための時刻が記録されなければならない。次の観測において、観測と観測の間の圧力の変化を手で計算する必要があり、プロセスを繰り返すために、インデックスを再設定し、観測の時刻を記録する必要がある。
バログラフ(自記気圧計)は、自動的に時間の変化に伴う気圧のグラフを生成し、インデックスを手動で設定したり観測値を記録したりすることを必要としないで、気圧のトレンドについての良好な理解を与えてくれる。気圧値とトレンドは、気圧と時刻を表すバックグラウンド・スケールに対し、グラフの位置と形で示される。バログラフの表示は、以前は紙ロールやチャート上への印字によりおこなわれていたが、最近のバログラフの表示は、一般的には電子的方法を用いる。
気圧計と気圧補正メカニズムは、長い間精密なタイムキーパー(時計)と関連づけられてきたが、バログラフの表示は、伝統的な(アナログ)クロックや腕時計の文字盤には適さない。
本発明のある実施態様は、気圧のデータを測定し、そのようなデータの動的表示を提供するための、タイムキーパーと気圧計に関連して使用するための計器、すなわち複雑時計デバイスを含む。この動的表示は、例えば、動く機械的部品、動く機械的部品のグラフィカルな表現、コンピューターモニター又は他のディスプレイスクリーン(例えばタッチスクリーン)のような視覚的出力デバイス上に表示されるグラフィカルな表現、又はそれらの組合せ、によって実行される。
本発明のある実施態様は、例えば、機械的設計、電気機械的設計、又は完全に電子的設計(例えばコンピュータープロセッサとメモリを使用して、本発明の実施態様を実施するコンピューター装置であって、本明細書において開示された機能をコンピュータープロセッサによって実行させるコンピュータープログラムを、メモリに格納したもの)によって実施され得る、気圧とトレンドデータの表示のためのシステム及び方法を含む。
本発明のある実施態様は、気圧値とトレンドデータが、タイムキーパーによって表示される時刻に明示的に同期され得るような、タイムキーパーと気圧計を統合するためのシステム及び方法を含む。
本発明のある実施態様は、気圧とトレンドデータの表示が、容易に読み取られ理解されるためのシステム及び方法を含む。
本発明のある実施態様は、自動的に、又はユーザーインプット(例えば手動による指令)に対応して、又はそれらの組合せによって、気圧とトレンドデータを表示するためのシステム及び方法を含む。
本発明のある実施態様は、気圧とトレンドデータを表示するためのシステムと方法を含み、ここで気圧履歴は、絶対値及び/又は現在気圧に関し相対的な値を使用して表示され得る。
本発明のある実施態様は、進展する気象トレンドについて、理解力のある人が、表示される情報の意味するところを認識できるような、気圧トレンドに関する十分な情報の表示のためのシステム及び方法を含む。
本発明のある実施態様は、現代的又は伝統的なアナログクロック及び腕時計の文字盤及び/又は現代的な電子的表示によく適合する、気圧のデータを表示するためのシステム及び方法を含む。
本発明のある実施態様は、高度の視覚的インパクトと興味を惹起するシンプルで効果的な方法で、気圧とトレンドデータを表示するシステム及び方法を含む。
本発明のある実施態様は、従来のクロック及び腕時計の表示を読み取るうえで使用される、インジケーターの相対的角度、位置、動きというよく知られたコンセプトを使用して、気圧とトレンドデータを表示するシステム及び方法を含む。
本発明のある実施態様は、既存のタイムキーパーインジケーターを、気圧履歴オフセットインジケーターとしても機能させ、これによって、本発明の実施態様において、気圧及び気圧履歴インジケーターを既存のタイムキーパーへ追加することが可能となる気圧とトレンドデータの表示のためのシステム及び方法を含む。
本発明のある実施態様は、現在高度を測定し現在高度に基づいて気圧の読取り値を補償する(例えば修正する)ための高度計を備える、気圧とトレンドデータを表示するためのシステム及び方法を含み、例えば移動用又はポータブル計器のような高度計により測定された以前の高度に対する現在高度の変化に基づき、高度の変化に基づく気圧の読取り値を補償した結果を示す出力値が提供される。
本発明の実施態様の利点の1つは、実施態様が気圧の変化に対する認識を高め、変化のパターンを観察する能力を与え、それらの変化が変化する気象パターンにどう関連するかを知るために、使用され得ることである。
本発明の実施態様の1つは、付加されたスケールあるいは付加されたチャプターリングのある秒文字盤を有する従来のアナログ表示のタイムキーパー、及び現在気圧と気圧履歴のインジケーターと、それらに関連付けられた気圧スケールとを具備する。秒針に対するスケール又は付加されたチャプターリングは、気圧履歴オフセットインジケーターとして機能する。このスケールあるいはチャプターリングは、セグメントに分割され、個々のセグメントには、気圧履歴オフセット値がマークされる。例示的には、複数のセグメント(例えば、6つのセグメント)を有するチャプターリングが、従来の60秒のトラックの内側+に付加されてもよい。第1のセグメント(例えば、ゼロ秒から10秒までのセグメント)は、第1のオフセット値(例えば、マイナス24時間のオフセット値)でマークされてもよい。第2のセグメント(例えば、10秒から20秒までのセグメント)は、第2のオフセット値(例えば、マイナス20時間のオフセット値)でマークされてもよい。第3のセグメント(例えば、20秒から30秒までのセグメント)は、第3のオフセット値(例えば、マイナス16時間のオフセット値)でマークされてもよい。第4のセグメント(例えば、30秒から40秒までのセグメント)は、第4のオフセット値(例えば、マイナス12時間のオフセット値)でマークされてもよい。第5のセグメント(例えば、40秒から50秒までのセグメント)は、第5のオフセット値(例えば、マイナス8時間のオフセット値)でマークされてもよい。第6のセグメント(例えば、50秒からゼロ秒(又は60秒)までのセグメント)は、第6のオフセット値(例えば、マイナス4時間のオフセット値)でマークされてもよい。この実施態様において、秒針が1つの気圧履歴オフセットセグメントから別の気圧履歴オフセットセグメントに移動するにつれて、気圧履歴インジケーターは、秒針の現在下側にある気圧履歴オフセットセグメントに対応する気圧履歴オフセット値によって選択される、メモリシステムからの記録された気圧値を表示する。この例において、気圧履歴インジケーターは、1分間に1回、気圧履歴の24時間分を表示する。この連続した動的表示は、セグメントの数に等しい数の気圧履歴インジケーターの動きを含む。
本発明の別の実施態様は、伝統的な天文標準時計(Astronomical Regulator)文字盤(時針、分針、秒針の回転のための別々の中心を有する)に適用される、第1の実施態様と同じ特徴を具備し、電気機械的表示を使用する。
本発明の別の実施態様は、センター秒針すなわち「スイープ秒針」文字盤を有する伝統的なアナログクロック又は腕時計の文字盤に適用される、第1の実施態様と同じ特徴を具備する。この実施態様では、気圧履歴オフセットトラックすなわちチャプターリングを、より簡単に、多数のセグメントに分割でき、気圧履歴インジケーターのより複雑で詳細な動きが得られる。
本発明の別の実施態様は、デジタル表示と、現在気圧履歴オフセットのための分離された表示とを使用する、タイムキーパーを具備する。気圧履歴オフセット値は、(図示のように)数値として、一連の別々のインジケーターとして、あるいはアナログ表示として、表示され得る。
本発明の別の実施態様は、任意のタイプの表示部と、1つの現在気圧インジケーターと、いくつかの気圧履歴インジケーターと、を使用するタイムキーパーを具備する。個々の気圧履歴インジケーターは、気圧履歴オフセット値と関連付けられ、個々のインジケーターは、唯一的であり、長さ、形態、色、あるいはそれらの組合せのような何らかの特徴によって、相互に識別され得る。これらの個々の気圧履歴インジケーターは、それぞれの値を指し示し、すべてのインジケーターは、時間経過にともなう気圧の変化につれて、動的表示を行う。
本発明の別の実施態様は、気圧履歴インジケータースケールが現在気圧値に関し相対的な単位で目盛りがつけられており、第1の実施態様と同じ特徴を具備する。
本発明の1つの実施態様は、複数の時刻を表す出力値を生成するための手段を含むタイムキーパーと、複数の気圧値を出力する手段を含んで当該複数の気圧値のそれぞれが相異なる複数の時刻の1つに関連付けられている気圧センサーと、複数の時刻の表現と複数の気圧値の表現とを含むメモリシステムと、メモリシステムにおける複数の時刻の表現と複数の気圧値の表現に基づいて、複数の気圧値と複数の気圧値に関連付けられた複数の時刻との、視覚的表現を出力するための履歴出力手段を含む表示システムと、を具備するデバイスに関する。
本発明の別の実施態様は、(a)第1の現在時刻を識別するステップと、第1の現在時刻に基づいて第1の前回時刻を識別するステップと、メモリから第1の前回時刻に関連付けられた第1の格納された気圧読取り値を検索するステップと、第1の格納された気圧読取り値の表現を表示するステップと、を含む方法に関する。
本発明の諸様相及び実施態様の特徴及び利点は、以下の説明と特許請求の範囲から、明らかになるであろう。
本発明の一実施態様による、現在気圧インジケーター、気圧履歴インジケーター、それらのスケール、及びタイムキーパーの秒レジスターに付加された気圧履歴オフセットスケールを示す。タイムキーパーの残余の部分は、分かりやすくするために図示されない。 天文標準時計文字盤を使用して、タイムキーパーに適用される本発明の別の実施態様を示す。 スイープ秒針を有する従来のアナログ文字盤を使用して、タイムキーパーに適用される本発明の別の実施態様を示す。 デジタル時刻表示と、アナログの気圧インジケーターと気圧履歴インジケーターと気圧履歴インジケーターとを使用して、タイムキーパーに適用される本発明の別の実施態様を示す。 単一の気圧履歴インジケーターと気圧履歴オフセットインジケーターの替りに、複数の気圧履歴インジケーターを使用して、タイムキーパーの任意の形態に適用され得る本発明の別の実施態様を示す。 現在気圧が絶対単位で目盛りがつけられており、気圧履歴スケールは、現在気圧に関し相対的な単位で目盛りがつけられている、本発明の別の実施態様を示す。 本発明の一実施態様による、図1及び図2の実施態様の動的表示のためのアルゴリズムを示す。 本発明の一実施態様による、気圧読取り値の履歴を表示するための方法を示す。
気圧計と気圧補正メカニズムは、長い間精密なタイムキーパー(時計)と関連づけられてきたが、自記気圧計の表示は、伝統的な(アナログ)クロックや腕時計の文字盤には適さない。本発明の実施態様は、例えば、アナログ時計の文字盤が時刻を表示するのと全く同じ方法でインジケーターの相対的位置と角度を使用して、気圧とトレンドデータの測定と表示をおこなうための計器と方法を含む。
結果として得られる表示は、気圧の現在値と過去の気圧変化とを、精緻なタイムキーパーと気象観測計器との使用に適した、シンプルで、直観的に理解できる新規なやり方で、表示する。
本発明のある実施態様は、現在の気圧と過去の気圧履歴を動的に表示するための計器を形成するように統合されたタイムキーパー、気圧センサー、メモリシステム、及び表示システムを具備する気圧記録複雑時計デバイスを含む。
一般的には、タイムキーパーは、任意の特定の時刻において、その時刻を示す出力値をアウトプットする。任意の特定の時刻におけるタイムキーパーの出力値によって表される時刻は、本明細書において「現在時刻」と称される。時間の経過とともに、タイムキーパーの出力値は、変化する現在時刻を反映するように変化し得る。故に、時間の経過とともに、タイムキーパーは複数の現在時刻を表す出力値を生成し得る。いったん、特定の時刻を通過すると、当該時刻はもはや「現在」時刻ではない。 本明細書において、過去において「現在」時刻であった時刻を参照する場合は、それらの時刻がもはや現在のものでなくとも、その時刻として感知された時刻において現在であった時刻を参照していると理解されるべきである。混同をさけるために、過去における現在時刻は、本明細書では単に「時刻」として言及される。
一般的には、気圧センサーは、任意の特定の時刻において、その現在時刻又はほぼその時刻において、気圧センサーによって感知された気圧値を表すを生成する。任意の特定の現在時刻において、気圧センサーによって表される気圧値は、本明細書において、「現在気圧値」又は「現在気圧」と称される。故に、時間の経過とともに、気圧センサーは、複数の現在気圧値を表す出力値を生成し、個々の現在気圧値は対応する現在時刻に関連付けられ得る。例えば、気圧センサーが、2013年6月1日、午前10時の第1の気圧値を出力するなら、第1の気圧値は、2013年6月1日、午前10時という時刻に「関連付けられる」と称される。同様に、気圧センサーが2013年6月1日、午前10時1分に第2の気圧値(第2の気圧値は、第1の気圧値と同じであり得るし、異なることもある)を出力するなら、第2の気圧値は2013年6月1日、午前10時1分という時刻に「関連付けられる」と称される。本明細書において、過去の時刻に関連付けられた「現在」の気圧値を参照する場合は、それらの気圧値がもはや現在のものでなくとも、感知された時刻において現在であった気圧値を参照していると理解されるべきである。混同をさけるために、過去における現在気圧値は、本明細書では単に「気圧値」として言及され得る。
一般的には、メモリシステムは、任意の数の現在時刻、任意の数の現在気圧値、及び現在時刻とそれに対応する現在気圧値の間の関連付けの、データ又は他の表示を含み得る。現在気圧値のそれぞれは、現在時刻の相異なる1つと関連付けられ得る。例えば、気圧センサーが第1の現在時刻又はほぼその時刻において、気圧センサーによって感知される第1の気圧値を表す出力値を生成し、タイムキーパーが第1の現在時刻又はほぼその時刻であるその第1の現在時刻を表す出力値を生成するケースを考えてみよう。本発明の実施態様は、メモリシステムに、第1の気圧値を表すデータ、第1の現在時刻を表すデータ、第1の気圧値と第1の現在時刻の関連付けを表すデータを格納し得る。同様に、気圧センサーが、第2の現在時刻又はほぼその時刻において、気圧センサーによって感知された第2の気圧値(第2の気圧値は、第1の気圧値と同じであり得るし、異なることもある)表す出力値を生成し、タイムキーパーが、第2の現在時刻又はほぼその時刻であるその第2の現在時刻を表す出力値を生成するならば、本発明の実施態様は、メモリシステムに、第2の気圧値を表すデータ、第2の現在時刻を表すデータ、第2の気圧値と第2の現在時刻の関連付けを表すデータを格納し得る。メモリシステムは、気圧値とその対応する時刻との間の関連付けを表すデータを、明示的に格納してもよいし、格納しなくともよい。例えばそのような関連付けは、例えば、気圧値とその対応する形式が、メモリシステムに格納される形式において、普遍的であり得る。
一般的には、表示システムは、メモリシステムに格納された、気圧値及び関連付けられた時刻の視覚的表現を出力するための手段を具備する。表示システムは、メモリシステムに格納された複数の気圧値と複数の時刻の表現に基づいた、そのような視覚的表現を生成する。そのような視覚的表現の特定の実施例が以下で説明され、本明細書付属の種々の図において示されるであろう。そのような実施例が示すように、いずれの特定の気圧値の視覚的表現も、その気圧値に関連付けられた時刻の視覚的表示を提供し得る。そのような実施例が更に示すように、特定の気圧値及びその関連付けられた時刻の視覚的表現は、その特定の気圧値の視覚的表現と、関連付けられた時刻の別個の視覚的表現とを含み得る。
本発明の実施態様により実行される1つのシステム10が、図1に示される。システム10は、現在気圧インジケーター12(気圧センサーの現在の出力値を表す視覚的アウトプットを提供する)、現在気圧スケール14、気圧履歴インジケーター16、気圧履歴スケール18、気圧履歴オフセットインジケーター20、及び気圧履歴オフセットスケール22を具備する。
図1のシステム10において、気圧履歴オフセットインジケーター20はまた、タイムキーパー(図1には図示されず)の秒針である。タイムキーパーは、クロック(例えば従来からあるアナログ又はデジタルクロックのような)、腕時計、ハードウェアクロック、ソフトウェアクロック、又は時を刻むための他のデバイス又はメカニズムなどの任意のものでよい。より一般的には、気圧履歴オフセットインジケーター20は、秒のインジケーター(例えば図4に示されるデジタル表示の最後の2桁のような)として機能するタイムキーパーのコンポーネントと同じコンポーネントであってもよい。同様に、本明細書中、本発明の実施態様に関連して「秒針」として言及されるものは、秒のインジケーター(すなわち現在時刻の秒のコンポーネントの表示)として機能するタイムキーパーのあらゆるコンポーネントに等しく適用される。図1の実施態様において、秒針20が気圧履歴スケール22の6つの気圧履歴オフセットセグメントそれぞれを移動するにつれて、気圧履歴インジケーター16は、気圧履歴オフセット値24によって選択される(例えばインデックスで指定して、あるいはアドレスを指定して)ように、気圧メモリシステムに記録された気圧値を表示する。図1の実施態様において、気圧履歴インジケーター16は、1分ごとに、過去24時間の気圧履歴を、自動的に表示する。
図1のシステム10はまた、時間の変化に伴う気圧の変化と、それらの変化の気象への関連性を解釈するための、シンプルガイド26を具備する。
本発明の実施態様によって実行される別のシステム28が、図2において示される。システム28は、現在気圧インジケーター12、現在気圧スケール14、気圧履歴インジケーター16、気圧履歴スケール18、気圧履歴オフセットインジケーター20、気圧履歴オフセットスケール22、時針30、時間レジスター32、分針34、分レジスター36、及び秒レジスター38を具備する。
図2は、天文標準時計文字盤40に適用されるシステム28を示し、秒針20は、その通常の計時機能を実施しながら気圧履歴オフセットインジケーターとして機能し、そのため気圧履歴インジケーター16は、1分ごとに、過去24時間の気圧履歴を、自動的に表示する。
本発明の実施態様によって実行される別のシステム42が、図3に示される。システム42は、現在気圧インジケーター12、現在気圧スケール14、気圧履歴インジケーター16、気圧履歴スケール18、気圧履歴オフセットインジケーター20、気圧履歴オフセットスケール22、時針30、時間レジスター32、分針34、及び分レジスター36を具備する。
図3は、スイープ秒針20を有する従来のアナログクロック文字盤44に適用されるシステム42を示す。図2の実施態様と同様、図3におけるシステム42の気圧履歴オフセットインジケーター20もまた、タイムキーパーのための秒針として機能し、そのため気圧履歴インジケーター16は、1分ごとに、過去24時間の気圧履歴を、自動的に表示する。
本発明の実施態様により実行される別のシステム46が、図4に示される。システム46は、現在気圧インジケーター12、現在気圧スケール14、気圧履歴インジケーター16、気圧履歴スケール18、気圧履歴オフセットインジケーター20、気圧履歴オフセットスケール22、及びデジタル時刻表示48を具備する。
図4は、デジタル時刻表示48を使用したクロックに適用されるシステム46を示す。図4はまた、時刻表示48とは別個の要素である、気圧履歴オフセットインジケーター20を示す。図4における気圧履歴オフセットインジケーター20は、時刻表示48に同期して自動的に作動し得るし、あるいは、手動による指令(システム46のユーザーから受け取るインプット)に対応して作動し得る。気圧履歴オフセットインジケーター20は、現在履歴オフセットの有益な視覚的表示を提供するが、インジケーター20は、図4のシステムから省くこともでき、その場合には、時刻表示48の秒部分が従前どおり、現在履歴オフセットの視覚的表示を提供する。
本発明の実施態様により実行される別のシステム50が、図5に示される。システム50は、現在気圧インジケーター12、現在気圧スケール14、多数の過去気圧インジケーター(52、54、56、58、60、及び62)、多数の気圧履歴オフセット値(64、66、68、70、72、及び74)、及び多数の気圧履歴スケール(18、76、78、80、82、及び84)を具備する。
図5は、複数の気圧履歴インジケーター(52、54、56、58、60、及び62)のそれぞれが、複数の気圧履歴オフセット値(64、66、68、70、72、及び74)の対応する1つと関連付けられる実施態様を示す。この実施態様において、現在気圧スケール14及び気圧履歴スケール(18、76、78、80、82、84)は、すべてのインジケーターのために、延長された共通スケールになるよう合体させてもよい。この実施態様ではまた、複数のインジケーター(52、54、56、58、60、及び62)によって示される気圧履歴を有しており、気圧履歴オフセット値インジケーターはオプションとなし得る。複数の気圧履歴インジケーター(52、54、56、58、60、及び62)のそれぞれは唯一的であり、長さ、形態、色、あるいはそれらの組合せのような何らかの特徴によって相互に識別され得る。
気圧履歴オフセットインジケーター(図示せず)を備えることにより、本発明の実施態様は、その通常の作動モードとして、1つのタイムスパン(この実施態様では24時間)にわたる気圧履歴を表示でき、そしてより長い時間間隔にわたって自動的に、あるいは手動による指令(例えばシステム50のユーザーから受け取るインプット)に対応して、気圧履歴を表示できる。
本発明の実施態様により実行される別のシステム86が、図6に示される。システム86は、現在気圧インジケーター12、現在気圧スケール14、気圧履歴インジケーター16、気圧履歴スケール18、気圧履歴オフセットインジケーター20、及び気圧履歴オフセットスケール22を具備する。
気圧履歴オフセットインジケーター20は、タイムキーパーの既存のコンポーネントであってもよく、あるいは、専用インジケーターであってもよい。更に、システム86は、時間の変化に伴う気圧の変化と、それらの変化の気象への関連性を解釈するための、ガイド26を具備する。
システム86において、現在気圧スケール14は絶対的な単位で目盛りがつけられており、一方気圧履歴スケール18は、現在気圧に関し相対的な単位で目盛りがつけられている。気圧履歴の目盛りが示されているので、上昇するあるいは下降する気圧は、気圧履歴インジケーター16と現在気圧インジケーター12との間の角度ではなく、気圧履歴インジケーター16と想像上の垂直線との間の角度で示される。
図7を参照すると、時間の経過にともう気圧を読取り、格納し、検索し、表示するという、本発明の実施態様により実行され得る方法のフローチャートが示される。図7の方法は、例えば、図1〜6において示される実施態様のすべてによって、それらと関連して開示される機能を実施するために、実行され得る。例示と理解のしやすさのため、図7に示される実施態様は、それぞれが10秒である6つの均等な時間間隔(セグメント)を使用する。しかしながら、これは単なる例示にすぎず、本発明の限定を構成するものではない。更に一般的には、図7の実施態様と本明細書において開示されるその他の実施態様は、使用する時間間隔の数はいくつでもよく、各時間間隔を構成する時間量はいくつでもよい。いずれの2つの時間間隔も、相互に、同じ時間量であってもよく、異なる時間量であってもよい。
図7において示されるように、図7の方法は、繰り返して(例えば定期的に)、例えば1秒ごとに1回、又は他の間隔で1回実行され得る。本方法は、例えば実施態様が接続されているタイムキーパーから、あるいは他の何らかのクロック(例えばコンピューター装置のシステムクロックのような)から、現在時刻の現在の分及び現在の秒の値を取得できる。例えば本方法は、本発明の実施態様が接続されているタイムキーパーによる現在時刻出力の分コンポーネント(例えばタイムキーパーの分針によって表される分の数値)を読み取ることによって、現在時刻の分の値を識別できる。同様に本方法は、本発明の実施態様が接続されているタイムキーパーによる現在時刻出力の秒コンポーネント(例えばタイムキーパーの秒針によって表される秒の数値)を読み取ることによって、現在時刻の秒の値を識別できる。
本方法は、現在の分の値がゼロに等しいかどうかを決定できる。現在の分の値がゼロに等しい場合、本方法は、(1)付着された気圧計から現在気圧値を読み取る(2)現在気圧値を表示する(3)現在気圧値を気圧履歴スタックにプッシュする、あるいは現在気圧値をメモリに格納する、ことができる。本方法は、例えば、現在気圧値と現在気圧値に関連した現在時刻の両方を格納でき、そのため、現在気圧値と気圧値が読み取られた時刻を相互に検索することができ、又は特定の時刻Tを、時刻Tで読み取られた気圧値を検索するために使用できる。本方法が本段落に記載のステップを複数回繰り返すにつれ、(例えば、1時間のあいだ、1日間にわたって、又はその他の時間間隔にわたって)、本方法はメモリに、その複数回において、気圧の格納される読取り値を累積する。例えば、この段落に記載のステップを1日にわたって繰り返すことにより、本方法は複数の(例えば12個の)格納される気圧の読取り値を累積する(例えば当日の1時間ごとに1つ)。図7に示される実施態様において、気圧の読取り値は各時間に1回、各時間の開始時に、読み取られ、格納されるが、これは単なる例示にすぎず、本発明の限定を構成するものではない。あるいは、例えば、本発明の実施態様は、1秒ごと、10秒ごと、30秒ごと、1分ごと、5分ごと、10分ごと、30分ごと、2時間ごと、4時間ごと、8時間ごと、又は1日ごとに、それぞれ1回、気圧の読取り値が読み取られ格納され得る。更に一般的には、本発明の実施態様は、任意の時刻において、定期的に、不定期に(例えばユーザーのインプットに対応して)、あるいはそれらの組合せのいずれにおいても、気圧の読取り値を読取り、格納できる。
更に、図7において示される実施態様において、気圧の読取り値が格納されるメモリ(例えばスタック)は、有限個のアドレス(例えば12個)を有しうる。そのようなアドレスがいっぱいになった場合、次の気圧読取り値をメモリに格納すると(例えばプッシュすると)、一番古い気圧の読取り値がメモリから除かれる。しかしながら、これは単なる例示にすぎず、本発明の限定を構成するものではない。更に一般的には、図7の方法によって示されるような限定を有しないメモリシステムを含む、任意の種類のメモリシステムが、気圧読取り値を格納するために使用され得る。
図7の方法において、複数の時間間隔のそれぞれは、対応する前回時刻ルックアップインデックスに関連付けられる。更に具体的には、図7の実施例において、
秒数0〜9は、−23時間の前回時刻ルックアップインデックスに関連付けられ、
秒数10〜19は、−19時間の前回時刻ルックアップインデックスに関連付けられ、
秒数20〜29は、−15時間の前回時刻ルックアップインデックスに関連付けられ、
秒数30〜39は、−11時間の前回時刻ルックアップインデックスに関連付けられ、
秒数40〜49は、−7時間の前回時刻ルックアップインデックスに関連付けられ、
秒数50〜59は、−3時間の前回時刻ルックアップインデックスに関連付けられる。
現在の時間間隔(例えば秒数間隔)と前回時刻ルックアップインデックスとの、これらの特定の関連付けは、単なる例示にすぎず、本発明の限定を構成するものではない。更に一般的には、本方法は、任意の時間間隔(例えば秒数の間隔、分数の間隔、時間数の間隔など)と、任意の前回時刻ルックアップインデックスとの間の関連付けを使用できる。
本方法は、現在の秒の値がゼロに等しいかどうかを決定できる。現在の秒の値がゼロに等しい場合、本方法は、(1)付着された気圧計から現在気圧値を読み取り(2)現在気圧値を表示し(3)現在時刻より23時間前の時刻と関連付けられた格納された気圧を検索し(4)検索された気圧を表示する、ことができる。
本方法は、現在の秒の値が10に等しいかどうかを決定できる。現在の秒の値が10に等しければ、本方法は、(1)現在時刻より19時間前の時刻と関連付けられた格納された気圧を検索し、(2)検索された気圧を表示する、ことができる。
本方法は、現在の秒の値が20に等しいかどうかを決定できる。現在の秒の値が20に等しければ、本方法は、(1)現在時刻より15時間前の時刻と関連付けられた格納された気圧を検索し、(2)検索された気圧を表示する、ことができる。
本方法は、現在の秒の値が30に等しいかどうかを決定できる。現在の秒の値が30に等しければ、本方法は、(1)現在時刻より11時間前の時刻と関連付けられた格納された気圧を検索し、(2)検索された気圧を表示する、ことができる。
本方法は、現在の秒の値が40に等しいかどうかを決定できる。現在の秒の値が40に等しければ、本方法は、(1)現在時刻より7時間前の時刻と関連付けられた格納された気圧を検索し、(2)検索された気圧を表示する、ことができる。
本方法は、現在の秒の値が50に等しいかどうかを決定できる。現在の秒の値が50に等しければ、本方法は、(1)現在時刻より3時間前の時刻と関連付けられた格納された気圧を検索し、(2)検索された気圧を表示する、ことができる。
図7の方法は、本発明の実施態様による種々の任意の方法によって実行可能な更に一般的な方法の、一実施例である。そのような方法800が、図8のフローチャートに示される。この方法によれば、現在時刻が識別される(図8、オペレーション802)。そのような現在時刻は、例えば、タイムキーパーによる現在時刻出力の秒コンポーネントであり得る。
ついで、前回時刻が現在時刻に基づいて識別される。いったん方法800が現在時刻を識別すると、方法800は、現在時刻に関連付けられた前回時刻ルックアップインデックスを識別することができ、例えば、現在時刻から前回時刻ルックアップインデックスを引くことによって(図8、オペレーション804)、前回時刻を識別(例えば、計算)できる。次いで方法800は、格納された気圧読取り値のメモリから、計算された前回時刻に関連付けられた格納された気圧読取り値を検索し得る(図8、オペレーション806)。そのような検索を実施するために、方法800は、例えば、メモリにおいて前回時刻ルックアップインデックスのところに格納された、格納された気圧読取り値を読み取るために、格納された気圧読取り値のメモリへのインデックスとして、前回時刻ルックアップインデックスを使用し得る。
いったん方法800が、メモリから格納された気圧読取り値を検索すると、方法800は、本明細書において開示された任意の方法で、検索された気圧読取り値の表現を表示する(図8、オペレーション808)。方法800はまた、現在時刻の表現を表示する(図8、オペレーション810)。
方法800は、前記の時間の経過において、すなわち現在時刻が変化するにつれて、オペレーション802〜810を繰り返し得る。例えば、方法800は、第1の現在時刻において1回目のオペレーション802〜810を実施でき、次いで第2の(後の)現在時刻において再び、更に第3の(更に後の)現在時刻において再びというように、オペレーション802〜810を実施する。結果として、方法800は、連続する格納された気圧読取り値を検索し表示でき、これにより本明細書において開示された気圧履歴の動的表示を生成する。
本発明は特定の実施態様に関して説明されたが、上記の実施態様は例示としてのみ示され、本発明の範囲を制限又は限定するものではないことを理解されたい。種々の他の実施態様が、以下を含むがこれらに限定されずに、特許請求の範囲内にある。例えば、本明細書に記載の要素及びコンポーネントは、更に追加的なコンポーネントに分割され、または同じ機能を実行するために、一緒に組合せてより少ないコンポーネントを形成してもよい。
本発明のある実施態様は、既存のデバイス(例えばタイムキーパー及び/又は気圧計)に付加的コンポーネント(例えば気圧データの動的履歴を表示するためのコンポーネント)を付加するか、あるいは補足することによって構成されるものとして本明細書において開示されるが、本明細書において開示されるいずれの実施態様も、以前に構成されたデバイスに付加的コンポーネントを補足するのではなく、オリジナルなコンポーネントにより、実施態様の一部又は全部を構成することによって実施され得る。
例えば図1〜6において示されるコンポーネントのような、本明細書において開示される実施態様の視覚上の特徴は、全てコンピューターモニター又は他のディスプレイスクリーン(例えばタッチスクリーン)のような、視覚的出力デバイス上に表示される画像を使用して実施され得る。結果として、本明細書において開示される実施態様のコンポーネントの装置外観における動く部品又はその他の変化するもの(コンポーネント12、16、20、及び34の動きのような)は、本明細書において開示される情報を表示するための、例えば機械的部品の動きをシミュレートする画像のような、動的画像又は時間の変化にともない変化する画像を表示することによって実施され得る。
本明細書において開示された機能はいずれも、それらの機能を実行するための手段を使用して実施され得る。そうした手段は、これらに限定されるわけではないが、以下に記載のコンピューター関連コンポーネントのような、本明細書において開示されたコンポーネントを具備する。
前述の技術は、例えば、ハードウェア、1つ以上のコンピューター読取り可能な媒体に有形に格納された1つ以上のコンピュータープログラム、ファームウェア、又はこれらの組合せのいずれかにおいて、実施され得る。前述の技術は、プロセッサ、プロセッサによって読み取り可能及び/又は書き込み可能な記憶媒体(例えば、揮発性及び不揮発性メモリ、及び/又は記憶素子などの)、入力装置、及び出力装置のあらゆる組合せを具備する、プログラム可能なコンピューターで実行する(あるいは実行可能な)1つ以上のコンピュータープログラムにおいて、実施され得る。プログラムコードが、記載された機能を実行し、出力装置を使用して出力を生成するために、入力装置を使用して入力されるインプットに適用され得る。
特許請求の範囲内の各コンピュータープログラムは、アセンブリ言語、機械語、高レベルの手続き型プログラミング言語、又はオブジェクト指向プログラミング言語のような、任意のプログラミング言語において、実行され得る。プログラミング言語は、例えば、コンパイル型又はインタープリタ型のプログラミング言語であってもよい。
このような各コンピュータープログラムは、コンピュータープロセッサによる実行のために、機械可読記憶デバイス内に有形に組み込まれたコンピュータープログラム製品によって実行され得る。インプットに基づいて作動してアウトプットを生成することによって本発明の機能を実施するために、本発明の方法の各ステップは、コンピューター可読媒体上に有形に組み込まれたプログラムを実行する1つ以上のコンピュータープロセッサによって実行される。適切なプロセッサには、例として、汎用及び専用マイクロプロセッサの両方を挙げることができる。一般的には、プロセッサは、メモリ(例えば、読み出し専用メモリ及び/又はランダムアクセスメモリ)から命令とデータを受け取り(読み取り)、命令とデータをメモリに書き込む(格納する)。コンピュータープログラムの命令とデータを有形に組み込むための適切な記憶デバイスとして、例えば、すべての形態の不揮発性メモリが挙げられ、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリデバイスなどの半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスク及びリムーバブルディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROMなどが挙げられる。前記のいずれも、特別に設計されたASIC(特定用途向け集積回路)又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)を追加したり組み込んだりできる。コンピューターはまた、一般的に、内部ディスク(図示せず)又はリムーバブルディスクなどの非一時的なコンピューター可読記憶媒体から、プログラムとデータを受け取り(読み取り)、当該媒体にプログラムとデータを書き込む(格納する)ことができる。これらの要素はまた、従来のデスクトップコンピューター又はワークステーションコンピューター及び本明細書に記載の方法を実施するコンピュータープログラムを実行するために適切な他のコンピューターにおいても見出され、これらのコンピューターは、紙、フィルム、ディスプレイ画面、又はその他のアウトプット媒体上に、色又はグレースケールの画素、あるいはベクターを生成できる任意のデジタルプリントエンジン又はマーキングエンジン、ディスプレイモニタ、又はその他のラスター又はベクター出力デバイスと組み合わせて使用され得る。
本明細書において開示されるすべてのデータは、例えば、非一時的なコンピューター可読媒体に有形に格納される1つ以上のデータ構造において実行され得る。本発明の実施態様は、そのようなデータ構造にデータを格納し、そのようなデータ構造からそのようなデータを読み取ることができる。

Claims (30)

  1. 複数の時刻を表す出力を生成するための手段を含むタイムキーパーと、
    複数の気圧値を出力する手段を含み、当該複数の気圧値のそれぞれが相異なる前記複数の時刻の1つに関連付けられている気圧センサーと、
    複数の時刻の表現及び複数の気圧値の表現を含むメモリシステムと、
    前記メモリシステムにおける前記複数の時刻の表現及び前記複数の気圧値の表現に基づいて、前記複数の気圧値及び前記複数の気圧値に関連付けられた前記複数の時刻の視覚的表現を出力するための履歴出力手段を含む表示システムと、
    を含んでなることを特徴とする気圧記録複雑時計デバイス。
  2. 前記履歴出力手段が、前記メモリシステムにおける前記複数の気圧値それぞれのために、その気圧値の視覚的表現と、その気圧値に関連付けられた前記時刻の視覚的表現と、を出力するための手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  3. 現在気圧値と現在時刻との視覚的表現を出力するための現在出力手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  4. 前記現在気圧値と前記現在時刻との表現をメモリシステムに格納するための手段と、を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  5. 前記複数の気圧値と前記複数の気圧値に関連付けられた前記複数の時刻との視覚的表現が、第1のラインに対する第1の複数の角度で表示される視覚的表現を含み、
    前記現在気圧と現在時刻との視覚的表現が、第2のラインに対する第2の角度で表示される視覚的表現を含むことを特徴とする請求項3に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  6. 前記複数の気圧値と前記複数の気圧値に関連付けられた前記複数の時刻との視覚的表現が、第1のラインに相対的な第1の複数の位置において表示される視覚的表現を含み、
    前記現在気圧と前記現在時刻との視覚的表現が、第2のラインに相対的な第2の位置において表示される視覚的表現を含むことを特徴とする請求項3に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  7. 前記表示システムが、前記現在気圧値のスケールの視覚的表現を出力するための現在気圧スケール手段を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  8. メモリシステムの前記複数の時刻の表現と前記複数の気圧値の表現に基づいて、前記複数の気圧値と前記複数の気圧値に関連付けられた前記複数の時刻との付加的な視覚的表現を出力するための、付加的な履歴出力手段を含む付加的表示システムを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  9. 前記履歴出力手段が、
    第1の時刻における、前記複数の気圧値のうちの第1のものの第1の視覚的表現と、
    前記複数の時刻における、前記複数の気圧値の前記第1のものに関連付けられた第1の時刻と、を出力するための手段と、
    前記第1の時刻よりも後の第2の時刻における、前記複数の気圧値の第2のものの第2の視覚的表現と、前記複数の時刻における、前記複数の気圧値の前記第2のものに関連付けられた第2の時刻と、を出力するための手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  10. 前記表示システムが機械的部品を含み、前記履歴出力手段が前記機械的部品を使用した前記視覚的表現を出力するための手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  11. 前記視覚的表現が、機械的部品の視覚的表現を含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  12. 前記履歴出力手段が、前記視覚的表現の前記出力を前記タイムキーパーによる前記複数の時刻出力に同期させるための手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  13. 前記視覚的表現が、前記複数の気圧値の絶対値を表すことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  14. 前記視覚的表現が、現在気圧値に相対的である、前記複数の気圧値の値を表すことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  15. 前記表示システムは、前記複数の気圧値のスケールの視覚的表現を出力するための、気圧履歴スケール手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  16. 前記表示システムは、現在気圧履歴オフセットの視覚的表現を出力するための気圧履歴オフセット手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  17. 前記複数の時刻を表す前記出力を生成するための前記手段が、現在気圧履歴オフセットを表す出力を生成するための手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  18. デバイスの現在高度を測定するための手段と
    前記デバイスの前記現在高度に基づいて前記複数の気圧値のうち少なくとも1つを修正するための手段と、を含む高度計を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の気圧記録複雑時計デバイス。
  19. (a)第1の現在時刻を識別するステップと、
    (b)前記第1の現在時刻に基づいて、第1の前回時刻を識別するステップと、
    (c)メモリから、前記第1の前回時刻に関連付けられた第1の格納された気圧読取り値を検索するステップと、
    (d)前記第1の格納された気圧読取り値の表現を表示するステップと、を含んでなることを特徴とする気圧記録複雑時計デバイスの表示方法。
  20. (e)前記第1の現在時刻の表現を表示するステップを、更に含むことを特徴とする請求項19に記載の気圧記録複雑時計デバイスの表示方法。
  21. (e)第2の現在時刻が、前記第1の現在時刻より後である第2の現在時刻を識別するステップと、
    (f)前記第2の現在時刻に基づいて第2の前回時刻を識別するステップであって、前記第2の前回時刻が前記第1の前回時刻と異なるステップと、
    (g)メモリから、前記第2の前回時刻に関連付けられた第2の格納された気圧読取り値を検索するステップと、
    (h)前記第2の格納された気圧読取り値の表現を表示するステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項19に記載の気圧記録複雑時計デバイスの表示方法。
  22. (i)前記第2の現在時刻の表現を表示するステップを更に含むことを特徴とする請求項21に記載の気圧記録複雑時計デバイスの表示方法。
  23. ステップ(a)が、タイムキーパーからの前記第1の現在時刻を読み取ることによって、前記第1の現在時刻を識別するステップを含むことを特徴とする請求項19に記載の気圧記録複雑時計デバイスの表示方法。
  24. ステップ(a)が、前記タイムキーパーによる現在時刻出力の秒のコンポーネントを識別するステップを含むことを特徴とする請求項23に記載の気圧記録複雑時計デバイスの表示方法。
  25. (a)第1の現在時刻を識別するステップと、
    (b)前記第1の現在時刻に基づいて第1の前回時刻を識別するステップと、
    (c)メモリから、前記第1の前回時刻に関連付けられた第1の格納された気圧読取り値を検索するステップと、
    (d)前記第1の格納された気圧読取り値の表現を表示するステップと、
    を含んでなる方法を実行するためのコンピュータープロセッサによって実行可能なコンピュータープログラム命令を含むことを特徴とする非一時的なコンピューター可読媒体。
  26. 前記方法が、
    (e)前記第1の現在時刻の表現を表示するステップを、更に含むことを特徴とする請求項25に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
  27. 前記方法が、
    (e)第2の現在時刻が前記第1の現在時刻より後である第2の現在時刻を識別するステップと、
    (f)前記第2の現在時刻に基づいて第2の前回時刻を識別するステップであって、前記第2の前回時刻が前記第1の前回時刻と異なるステップと、
    (g)メモリから、前記第2の前回時刻に関連付けられた第2の格納された気圧読取り値を検索するステップと、
    (i)前記第2の格納された気圧読取り値の表現を表示するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項25に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
  28. 前記方法が
    (j)前記第2の現在時刻の表現を表示するステップを、更に含むことを特徴とする請求項27に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
  29. ステップ(a)が、タイムキーパーからの前記第1の現在時刻を読み取ることによって前記第1の現在時刻を識別するステップを含むことを特徴とする請求項25に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
  30. ステップ(a)が、前記タイムキーパーによって、現在時刻出力の秒のコンポーネントを識別するステップを含むことを特徴とする請求項29に記載の非一時的なコンピューター可読媒体。
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