JP2016512619A - 自動健康データ収集、処理および通信システム - Google Patents

自動健康データ収集、処理および通信システム Download PDF

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Abstract

コンピューティングデバイス上のユーザインターフェースによりユーザの健康の評価と関連付けされた評価情報を提供することができる。ユーザに関する生物学的情報、生理学的情報および身体活動のうち少なくとも1つと関連付けされた検知情報は情報を検知するよう構成された異なるデバイスから受け取り可能である。プロセッサとプロセッサ読み取り可能媒体とを含んだ処理サブシステムを評価情報および処理済みユーザ情報を用いて処理サブシステムを介して検知情報を処理すること、処理済みユーザ情報を提供すること、および健康関連情報を決定するよう構成することが可能である。処理済みユーザ情報および健康関連情報を通信サブシステムを介してコンピューティングデバイスに送信することが可能でありかつこの健康関連情報をコンピューティングデバイスでユーザインターフェースを介して検知情報の受け取りと実質的同時に提供することが可能である。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体を参照により本明細書に組み込むものとする2012年11月30日に提出された米国特許出願第61/732,203号に対する優先権を主張するものである。
本出願は、一般的にはネットワーク形成に関し、またより詳細には個人の健康に関係するデータ収集、処理および通信システムに関する。
多くの分野での技術の向上にも拘わらず、人の相対的な健康を迅速に費用対効果良くかつタイムリーな方式で評価することには依然として障壁が存在する。ヘルスケアコストの増大および糖尿病や心臓疾患など不健康なライフスタイルに関係する疾病罹患の増加に伴って、個人の相対的健康を評価することが重要である。このことには、適切に対処がなされていない。世界中の多くの地域において医師へのアクセスが限られている。先進世界であっても、医師の時間は貴重なコモディティの1つと考えられており、また長い待機リストが存在することが多く、また面会前に医師対専門家紹介システムをナビゲートしなければならない。多くの先進国で総人口に対する医師の比は概ね1:1,000人となり得る一方、発展途上国ではその比が1:100,000となる可能性がある。さらに、医師とアポイントを取ることは(特に、個人が健康保険にまったく入っていなかったり、適用範囲が十分でない場合に)非常に高費用となる可能性があるため、医師にアクセスすることには高コストの障壁も存在する。したがって、医学専門家にアクセスして自分の健康に関する情報を受け取ることは非常に困難となる可能性がある。
個人が自分の健康情報にアクセスできる場合であっても、この情報を他者に伝達するための機構が欠けているまたは存在しない。プライバシー法は、共有可能な情報の種類および共有し得る方法を制限している。健康情報に関係するプライバシー法は、共有し得る情報に関して特に厳格である。これは、個人を機密情報の暴露から守るためである。したがって、健康関連情報を共有することは一般に控えられている。さらに、健康関連情報を友人や家族と共有することも困難である。健康情報は医師から患者に口頭で伝達されるだけであることや、患者が臨床検査結果の写しを書面で受け取るだけであることが多い。このような情報を他者と(特に、地理的に離れた箇所にいる大きな個人グループと)簡単に共有するためのシステムが欠けている。
さらに、個人の食生活の改善を目的としたプログラムは、いわゆる食物摂取頻度調査票(FFQ)を使用して消費された食物の種類と量とを評価することに基づくのが通常である。この結果に基づいて、プログラムは「ロードマップ」を提供する。大部分のユーザではこの「ロードマップ」に従うことは比較的容易であり、またユーザのうちの多くは自らの栄養上の目標を達成する。しかしながら、変更の多くはユーザにとって習い性になるに至らず、またユーザは「旧来の」行動に逆戻りすることが多い。FFQの別の限界は、人は自分がいつ食べたかや何を食べたかを忘れる傾向があり、食事の量と頻度が過小評価されることが多いことである。さらに正確に文書化することは骨が折れかつ時間がかかる作業であり、やる気の喪失につながることが多い。
本出願はこれらおよびその他の懸念事項に対処するものである。
1つまたは複数の実装形態に従って、システムおよび方法は健康関連の情報をコンピューティングデバイスに提供する。コンピューティングデバイスにはユーザインターフェースが設けられることがあるとともに、コンピューティングデバイスからこのユーザインターフェースを介してユーザの健康に関する評価と関連付けされた評価情報を受け取ることが可能である。さらに、ユーザに関する生物学的情報、生理学的情報および身体活動のうちの少なくとも1つと関連付けされた種類の検知情報を、情報を検知するように構成された異なるデバイスから受け取ることすることが可能である。さらに、プロセッサとプロセッサ読み取り可能媒体とを含んだ処理サブシステムを、評価情報および処理済みユーザ情報を用いて検知情報を処理すること、処理済みユーザ情報を提供すること、および処理サブシステムを介して健康関連情報を決定することを行うように構成することが可能である。さらに、処理済みユーザ情報と健康関連情報を通信サブシステムを介してコンピューティングデバイスに送信することが可能であり、またこの健康関連情報はコンピューティングデバイスにおいてユーザインターフェースを介して検知情報の受け取りと実質的に同時に提供することが可能である。
1つまたは複数の実装形態では、健康関連情報を決定するステップは、評価情報と関連付けされた少なくとも1つの重み付け係数を割り当てるステップと、健康スコアを作成するためのアルゴリズムに従ってこの少なくとも1つの重み付け係数および処理済みユーザ情報を用いてマスキング合成数値を計算するステップと、を含むことが可能である。さらに本システムおよび方法は、処理サブシステムを介して、健康関連情報または処理済みユーザ情報を用いて医学診断情報、医学ベンチマーク情報および医学分析情報のうちの少なくとも1つを決定するステップと、コンピューティングデバイスでユーザインターフェースを介してこの医学診断情報、医学ベンチマーク情報および医学分析情報のうちの少なくとも1つを提供するステップと、を含むことが可能である。
1つまたは複数の実装形態では、ユーザの家族診療歴、ユーザのデモグラフィックスおよびユーザのメタボリズムのうちの少なくとも1つと関連付けされた医学情報を受け取ることが可能であり、ここで健康関連情報を決定するステップは医学情報を使用するステップをさらに含む。さらに本システムおよび方法は、情報を検知するように構成された異なるデバイスから、ユーザに関する生物学的情報、生理学的情報および/または身体活動のうちの少なくとも1つと関連付けされた種類の追加的な検知情報を受け取るステップと、更新済みの処理済みユーザ情報を提供するために処理サブシステムを介してこの追加的な検知情報を処理するステップと、この更新済みの処理済みユーザ情報を用いて処理サブシステムを介して更新済み健康関連情報を決定するステップと、通信サブシステムを介して、更新済みの処理済みユーザ情報および更新済み健康関連情報をコンピューティングデバイスに送信するステップと、コンピューティングデバイスでユーザインターフェースを介してこの更新済み健康関連情報を提供するステップと、を含むことが可能である。本システムおよび方法は、処理サブシステムを介して健康関連情報、処理済みユーザ情報、更新済み健康関連情報および更新済みの処理済みユーザ情報のうちの少なくとも2つを比較するステップと、この比較に基づいて処理サブシステムを介してフィードバックを決定するステップと、コンピューティングデバイスでユーザインターフェースを介してこのフィードバックを提供するステップと、を含むことが可能である。このフィードバックは、アラートと通知のうちの少なくとも一方を含むことが可能である。
さらに1つまたは複数の実装形態では本システムおよび方法は、少なくとも1人の他のユーザと関連付けされた他ユーザ健康関連情報を受け取るステップと、比較の生成のために処理サブシステムを介して健康関連情報を他ユーザ健康関連情報と比較するステップと、コンピューティングデバイスでユーザインターフェースを介してこの比較と関連付けされた比較情報を提供するステップと、を含むことが可能である。この比較情報は、社会的関係、個人的進捗、入力の注意喚起およびプライベート伝言のうちの少なくとも1つに注目することが可能である。さらにこのユーザインターフェースは、表示させようとする健康関連情報の量、表示させようとする健康関連の種類、および情報を表示する頻度のうちの少なくとも1つを調節するための選択可能オプションを含むことが可能である。
本出願の好ましい実施形態は、年齢、性別、医学的状態またはライフスタイルが異なる他の個人との公平な比較に基づいて使用可能な個人の相対的健康に関する評価を提供するシステムおよび方法の提供を目指している。
本発明に関する様々な特徴、態様および利点については、以下の詳細な説明および添付の図面から理解できよう。
例示の実装形態に従った例示のハードウェア構成の図である。 本出願の一実装形態に従った例示の情報プロセッサおよび/またはワークステーションの機能要素を示した図である。 本出願の一実装形態と関連付けされた機能構成単位を示したブロック図である。 本出願の1つまたは複数の実施形態に従った概要ブロック図である。 本出願の一実装形態に従った栄養トラッキングと関連付けされたステップの例示の流れ図である。 本出願の一実装形態に従った例示のデータ入力表示画面を示した図である。 本出願の一実装形態に従った例示の制御子を示した図である。 本出願の一実装形態に従った自動データ入力/インポート制御子の例を示した図である。 本出願の一実装形態に従ったデバイス統合と連携してモバイルコンピューティングデバイスを介して提供される活動リストを示した図である。 本出願の1つまたは複数の実施形態に従ったサーバ側統合と連携したデバイスの統合と関連付けされたステップを示した図である。 本出願の一実装形態に従った健康スコアの計算においてある人と関連付けされた変数間の相互関係を示した図である。 本出願の一実装形態に従って分類された例示の「身体レポート」を示した図である。 本出願の一実装形態に従ったユーザが自身のフィットネス活動を考察しフィードバックを受け取るための例示のカレンダー表示を示した図である。 本出願の一実装形態に従った、エネルギーと継続時間に関する項目を含んだユーザの目標活動に関するグラフ式指示を示した図である。 ある個人についての目下の目標および到達した目標と関連付けされた例示の表示画面を示した図である。 本出願に従った目標の規定および達成のための例示のインターフェースを示した図である。 達成、ワークアウトおよび体重の関数としての目標の作成を可能にさせる例示の表示画面を示した図である。 ユーザの達成と関連付けされた例示の画面表示を示した図である。 ユーザの進捗と関連付けされた例示の画面表示を示した図である。 本出願の一実装形態に従ったパブリックチャレンジと関連付けされた例示の表示画面を示した図である。 本出願の一実装形態に従ったニュースおよび通知と関連付けされた例示の表示画面を示した図である。 本出願の実装形態に従ったアバター「Q」を示した図である。 健康情報とアカウント情報の間のリンクを分離している本出願の一実装形態を示した図である。 本出願の実装形態に従ったモバイルアプリケーションを実行するモバイルコンピューティングデバイスを示した図である。
1つまたは複数の例示の実装形態では本出願は、健康関連のデータおよび/または医学関連のデータを収集するように、ならびにこのデータを処理する(たとえば、診断、ベンチマーク、分析および/またはデータ配布(たとえば、報告)を目的とする)ように構成されたコンピュータ実装のシステムおよび方法を提供する。たとえばここに示したシステムおよび方法は、オンラインプラットフォームおよび/またはモバイルプラットフォームを介して実質的にリアルタイムでフィードバックを提供することができる。本明細書に開示したシステムおよび方法を用いると、ユーザデバイスから情報を受け取ることが可能であり、かつこの情報をアラートや通知などの様々な形態のフィードバックを提供するように処理することが可能である。したがって、関連する情報を受け取って処理し、これによって追加的なフィードバック(たとえば、フィードバックループの形態)を提供することが可能である。
1つまたは複数の実装形態では、情報を周期的におよび/または連続的に処理するとともにユーザへの通知を作成するような1つまたは複数の規則エンジンを提供することが可能である。実装形態は、それぞれのサブシステム(たとえば、データ収集サブシステム、データ通信サブシステム、データ処理サブシステム)ならびに1つまたは複数の対応する通知特徴に依存する可能性がある。さらに、1つまたは複数の通知作成規則エンジンは、これらの通知を作成する個々のサブシステムの一部とすることが可能である。この通知特徴は、フィードバックプロセスで有用となる核心情報要素を含むことが可能性である。一般に通知は、情報を求める調査票やプロンプトを含むことが可能であり、またアバターなどの対話型インターフェースによって提示することが可能である。この結果は、通知のスケジュール設定、処理および様々なチャンネルを介した伝達をするように構成された基礎構造を含むことが可能である。
1つまたは複数の実装形態によれば、それぞれの通知種別を1つの領域に割り当てることが可能である。さらにユーザは、通知に関するそれぞれの領域に基づいて通知の受け取りに使用するそれぞれの「チャンネル」を選択することが可能である。たとえば、社交、個人的進捗、要求/入力の注意喚起、およびプライベート伝言という通知領域のサポートが可能である。さらに各領域に対して、1つまたは複数のチャンネルのデフォルト組を割り当てることが可能であり、これはユーザによって無効にすることができる。たとえば、インターネットウェブサイト、モバイルデバイスソフトウェアアプリケーション(「モバイルアプリ」)、電子メール、SNSおよびモバイルデバイスプッシュというチャンネルのサポートが可能である。通知はまた、さらに処理するために顧客関係管理(「CRM」)システムなどのパートナーシステムにエクスポートすることが可能である。ウェブ上および/またはモバイルアプリ内においてユーザインターフェースは、ユーザが通知を簡単かつ迅速に考察するのに適したインボックスを含むことが可能である。このユーザインターフェースは、新規の通知の可能性のあるものと以前に考察済みの通知とを区別することが可能である。
1つまたは複数の規則エンジンによって作成した通知には、0と1の間の優先度を割り当てることが可能であり、この優先度はその通知に特有のコンテンツ/パラメータに基づいて不変とすることも動的に計算することも可能である。過剰な量の情報によってユーザに負担がかかるのを防止するために、様々なシステムパラメータに従って通知を提供することが可能である。たとえば、ある特定の種類の通知について間隔単位で伝達される最大数を指定した上限を利用することが可能である。この上限を超えた場合は、ある高い優先度が割り当てられた通知のみをユーザにプッシュすることができる。ユーザは、情報の提供に関するオプション(ユーザインターフェース(「UI」)にある「これをもっと見せて/これはあまり見せないで」機能)を選択することによってこの上限に部分的に影響を与えることが可能である。さらに、具体的な種類の通知を伝えるまたは具体的なコンテンツ/パラメータに適合する最小時間を指定しているクールダウン値を利用することが可能である。さらに、複数の通知を1つに組み合わせることを可能にするような折り重ね機能を使用すること(たとえば、3人の友人の提案を単一の通知になるように折り重ねること)が可能である。
1つまたは複数の実装形態では、ユーザに関する生物学的情報、生理学的情報および身体活動のうちの少なくとも1つと関連付けされた種類の検知情報を、情報を検知するように構成された1つまたは複数のデバイスから受け取ることが可能である。ユーザの活動、さらにはユーザと関連付けされた生物学的および/または生理学的情報を表した情報の表示さもなければ提供に加えて本出願は、服薬アドヒアランス、行動(たとえば、活動することやある種の活動を控えること)と関連付けされた、または1つまたは複数の医学的状態を監視のための注意喚起および/または通知を提供するように構成することが可能である。情報の表示に加えて、ユーザにアラートを提供するようなバイブレーション機構(当技術分野で知られている)や適当な他の構成を提供することが可能である。たとえばユーザの携帯電話機を、たとえば薬(たとえば、ベータブロッカー、II型糖尿病薬、血圧調整薬、その他)の服用についてユーザにアラートを出すためにバイブレーションさせることが可能である。別法としてこのアラートは、ユーザに対して血糖レベルをチェックするための血液の採取、心拍数や血圧のチェックなどのある措置を行うように、あるいはエクササイズ(たとえば、ウォーキングをすることやチャレンジに参加すること)または食物の摂取(または、食物の摂取の中止)などの他の措置を行うようにと注意喚起することがある。
1つまたは複数の実装形態では、健康関連情報、アラート、通知その他などの情報をコンピューティングデバイスでユーザインターフェースを介して検知情報の受け取りと実質的に同時に提供することが可能である。
さらに本出願は、オーディオ情報を提供するように構成することが可能である。1つまたは複数の実装形態では、1つまたは複数のスピーカおよびオーディオコンポーネントによって、オーディオ式の情報を提供することが可能である。さらに、音声の指令および/またはオーディオ入力を受け取るためにマイクロフォンを設けることが可能である。さらにカメラによって、静止画および/または動画を取り込むことが可能である。マルチメディアコンテンツ(たとえば、オーディオコンテンツおよび/またはビジュアルコンテンツ)を送受信する能力によって、たとえばユーザが様々な方法で他者と対話することと関連する機能などの追加的な機能が提供される。
さらに情報は、処理してエクササイズや他のワークアウトと関連付けすることが可能である。キロメートル時間、心拍数の大きな変化などの情報、またはインターバルトレーニングなどのガイド付きトレーニング情報を、ユーザに実質的にリアルタイムで提供することが可能である。情報はマルチメディアコンテンツとして表示および/または提供されることがある。
1つまたは複数の実装形態では本出願は、特定のチャンネルを介してユーザに伝達するために通知を受け取っている通知スケジューラを提供する。スケジューラサービスに通知が提出されると、その通知を待ち行列に配置することが可能であり、また1つまたは複数のプロセッサが次いでこの通知待ち行列を操作することが可能である。たとえば各プロセッサは、待ち行列に対して実行される間に、通知に対するドロップ(dropping)、伝達、保管または折り重ねなどの措置を取ることが可能である。これによりかなりの柔軟性を提供することができる。たとえば、ある特定の時間(または、任意の時間)にわたって各通知を待ち行列に入れて保管することが可能である。非常に短い時間だけ通知を保持することであっても、ある通知がそのわずか後の時間に作成される別の通知と折り重ねられる確率が大きく増大する可能性がある。
動作時には、質問および/または情報が提示される初期テストプロセスが設けられることがあり、またユーザにはコンテンツが理解可能か/明瞭か、有意義か、適切か、楽しいかおよび/または面白いかどうかを判定するなどのために様々な質問に答える機会を提供することができる。さらに、音声入力、テキスト入力制御子(たとえば、テキストボックス)または他のグラフィック画面要素を介したフリーテキスト応答が設けられることがある。質問に対する応答は、「いいえまったく(not at all)」から「まったくそのとおり」までなど0.0から1.0までなどの数値と対応させ得るオプションを提供するグラフィックスライダー制御子を介して答えることが可能である。この情報は、提出日付および匿名のユーザIDなどのユーザ識別子と一緒に保存することが可能である。1つまたは複数の実装形態では、同じ話題に関係して同じユーザ(または、ユーザデバイス)から提出が反復して受け取られると、以前の提出を書き換えることが可能である。さらに、返答に関する平均値と標準偏差を示した単純なテキスト報告を、その後に受け取った1つまたは複数のコメントを続けて(すなわち、空きなしで)提供することが可能である。さらに、陳述論理の関数として操作可能とし得るとともに、1つまたは複数の規則エンジンを実装するための具体的なプログラム設定が比較的少ない通知カタログを提供することが可能である。
総覧と導入のために、ユーザの相対的健康に関する評価に基づいた数値スコアの作成するためにその内部でデータ収集、データ保存およびデータ処理を使用することが可能であるような分散型システムに関連して本出願を詳細に説明することにする。一実装形態では、ユーザの健康関連のパラメータを収集するためにコンピュータベースのアプリケーションが提供され、またデータの提示(たとえば、表示)のためのユーザインターフェースが提供される。このコンピュータベースのアプリケーションは、プロセッサと、メモリと、本明細書に記載した機能のうちの少なくとも一部を実行するようにこのプロセッサを構成させるようにその内部で実行されるコードと、を含んだマイクロコントローラを介して実装することが可能である。このメモリは、データと、1つまたは複数のプロセッサの動作の制御に適した命令と、を保存することが可能である。メモリの一実装形態は、限定ではなく一例として、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードドライブまたは読み出し専用メモリ(ROM)を含むことが可能である。メモリ内に保存されたコンポーネントのうちの1つはプログラムである。このプログラムは、プロセッサに対して本明細書に記載した方法を実装しているステップを実行させる命令を含む。このプログラムは、単一のモジュールとして実装することも、互いに協働して動作する複数のモジュールとして実装することも可能である。このプログラムは、本出願の1つまたは複数の実施形態と連携して使用可能なソフトウェアを含むことが可能である。
マイクロプロセッサから外部デバイス(たとえば、ネットワークを介して通信サブシステムと接続された手持ち式装置やコンピュータ)などのユーザインターフェースまで情報を伝送するための通信サブシステムを設けることが可能である。情報は、通信サブシステムによってBluetooth(登録商標)、Wi-Fi、Wi-Max、無線送信、近接場通信または適当な他の通信プロトコルを含む多種多様な方法で伝送することが可能である。従来の方式においては、有線式、光学式、3G、4Gまたは適当な他のネットワーク形成プロトコルなどいくつかの異なるネットワークトポロジーが利用可能である。
通信サブシステムは、一例としてスマートフォンや携帯電話、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)、タブレットコンピュータ、ネットブック、ラップトップコンピュータまたは他のコンピューティングデバイスを含む情報伝達電子デバイスの一部とすることがある。たとえば通信サブシステムは、iPhone、Google Android(登録商標) Phone、BlackBerry、およびMicrosoft Windows(登録商標) Mobile対応フォンなどのスマートフォンなどのデバイス、あるいは心拍数や血圧モニター、体重測定計、エクササイズ装置その他などのデバイスを通じて直接に接続することが可能である。これらのデバイスのうちの1つまたはいくつかは、サブシステムを情報信号および制御信号がこのサブシステムと外部ユーザインターフェースデバイスとの間を流れることができるようにして備えたモジュールまたは通信ユニットを含むこと、さもなければこれらとインターフェースすることが可能である。この通信サブシステムは、従来の情報伝達デバイスと協働することが可能であり、またはマイクロコントローラによって処理された情報の伝送目的に専用のデバイスの一部とすることが可能である。
上で指摘した種類のデバイスなどの情報伝達電子デバイスが外部ユーザインターフェースデバイスとして使用可能であるとき、ディスプレイ、プロセッサおよびこのようなデバイスのメモリは健康関連情報を処理して数値評価を提供するために使用することが可能である。さもなければシステムは、外部デバイスと関連付けされるとともにリアルタイムその他によりデータ通信をサポートするために使用されるディスプレイおよびメモリを含むことが可能である。さらに一般的にはシステムは、マイクロコントローラのプロセッサ内または外部デバイスの制御下で実行するソフトウェアモジュールによってその一部が実装可能であるようなユーザインターフェースを含む。一部ではユーザインターフェースはまた、ディスプレイなどの出力デバイス(たとえば、それのディスプレイ)を含むことが可能である。ディスプレイはたとえば、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイおよびプラズマディスプレイを含むことがある。
1つまたは複数の実装形態では、ユーザに関する健康情報を収集しこれを1つまたは複数のコンピューティングデバイスに送信するためのバイオセンサを使用することが可能である。このバイオセンサは、ユーザに関するバイタルサインや他の健康関連情報を測定するためにユーザの身体と接触させてまたは身体内部に配置することが可能である。たとえばこのバイオセンサは、ユーザの拍動を検知可能とするようにユーザが自身の身体に接触させて装着可能なパルスメータ、心拍数モニター、心電図デバイス、歩数計、血糖モニターまたは適当な他のデバイスやシステムとすることが可能である。本出願に従ったバイオセンサは、検知したデータを有線式かワイヤレス式かのいずれかによって送信できるように通信モジュール(たとえば、通信サブシステム)を含むことが可能である。このバイオセンサは、検知したデータをユーザインターフェースデバイスに伝送することが可能であり、次いでこの情報がマイクロコントローラに伝送される。任意選択ではこのバイオセンサは、検知したデータをマイクロプロセッサに直接伝送することが可能である。バイオセンサの使用によって、手入力および/または自己報告のデータに関連するユーザ過誤を排除することによってある程度の信頼性が提供される。
別法としてまたは追加としてユーザは、データを手作業で入力することによって自身の健康関連情報を自己報告することが可能である。したがって一実装形態では、ある人の健康関連データがコンピューティングデバイスに手作業で入力された後に、ネットワークを通してサーバコンピュータなどの別のデバイスに送信される可能性がある。
本出願は、ある個人の相対的健康を表した数値を割り当てるように構成することが可能である。ユーザから収集された健康関連情報に基づいて個人の健康に対して評価するために、本明細書で一般に「健康スコア」と呼ぶ値を使用することが可能である。この健康スコアは、収集した健康情報に基づいてアルゴリズムを使用して計算することが可能である。ユーザまたは通信サブシステムは健康関連情報を、たとえば1つまたは複数の健康パラメータと連携して提供する。健康スコアの計算に使用されるパラメータの各々に関する相対値を割り当てるために、事前に決定した重み付け係数を使用することが可能である。次いで、アルゴリズムに従って重み付けしたパラメータを合成することによってユーザの健康スコアを計算することが可能である。健康スコアを提供することによってユーザは、健康関連のフィードバック情報を得るとともに、ユーザの健康スコアに直接の影響を与えるような、またさらに一般的にはユーザの健康を向上させるような自身のライフスタイルの修正を行うことが可能である。
1つまたは複数の実装形態では本出願は、ユーザの実年齢によるのではなくユーザの健康スコアの計算に由来する生体測定情報や他の情報に基づいてユーザと関連付け可能な年齢を表した「実効年齢」値を計算する。ユーザがユーザの健康スコアに影響を及ぼす自身のライフスタイルを変更するに従って、ユーザは自身の実効年齢の変化を確認することが可能である。
本出願によれば、このユーザの健康スコアの計算には、ユーザが誰であるかに関するユーザからの主観的情報を含んだメトリックヘルスモデル(「MHM」)、ユーザがどのように感じたかに関するユーザからの主観的情報を含んだ生活の質モデル(「QLM」)、およびユーザの生活に関するユーザからの主観的情報を含んだライフスタイルモデル(「LSM」)という3つの相互に関係する成分を含むことが可能である。これらの成分の各々に対して1つまたは複数の重み付け係数を適用することが可能である。これらの成分はパーセント値として表すことが可能である。たとえば、MHMでは重み付け係数を35%とすることが可能であり、QLMでは重み付け係数を20%とすることが可能であり、またLSMでは重み付け係数を45%とすることが可能である。このパーセント値は不変の値とすることが可能であり、または動的な値とすることが可能である。この値に寄与する入力情報の例示のカテゴリーは、デモグラフィックス情報や擬人化的な(anthropomorphic)情報(たとえば、年齢、民族性、性別、身長、体重、肥満度指数および胴回り)、家族情報(たとえば、若年性CVD、糖尿病、狭心症、心臓発作高血圧といった家族歴など)、代謝情報(たとえば、総血清コレステロール、高比重リポ蛋白tsc/hdl、低比重リポ蛋白、トリグリセリド、空腹時血糖、収縮期血圧、拡張期血圧、C反応性蛋白、安静時心拍数、および体脂肪百分率)、ライフスタイル由来の情報(たとえば、毎日の喫煙およびアルコール摂取量)、既往歴(たとえば、左心室肥大、II型糖尿病、高血圧、不整脈、慢性腎臓疾患、MI、脳卒中、TIA、またはうっ血性心不全)、ならびに自己評価情報を含むことが可能である。MHMの入力に脂肪を与えた場合、入力にBMIを伴った内部関数fat2bmi()によってBMIを生成することがあり、また2つのうちの小さい方が採用されることになる。
血圧、体重、脂質レベル、その他などの測定可能なパラメータと関連付けされた心臓血管系や他のリスクの評価を用いた健康スコアの計算に加えて、本出願はMHM、QLMおよびLSMと関連付けされた情報を適用してさらにリスクを決定および/または評価する。たとえば、最も一般的な脈管系や他の生物学的要素と関連付けされたリスクは、適正に実施済みであり、かつ一貫性を提供するように修正可能な研究からの情報の結果から導出することが可能である。MHMと関連付けされたスコアはたとえば、a)直接的な脈管系リスク(脳卒中や心筋梗塞などの大脈管系イベントと関連付けされたリスクを評価する)、b)先行(predecessor)リスク(2型糖尿病や高血圧などの大脈管系リスク因子と関連付けされたリスクを評価する)、およびc)モジュレータリスク(アルコール消費やある種の栄養面など他の2つのものには含まれないリスク因子を使用して全体的リスクを測る)という疾病評価項目や関連するリスク因子からなる非常に広範な組に及ぶような3つの因子を含むことが可能である。これらのモジュレータ因子は、QLMとLSMの両方からのパラメータを含む。これらの成分の各々はある健康リスクイベントに関する単一の評価を作成するように合成可能ないくつかのモデルを含むことが可能である。全体的リスクは、0から1,000の間のスコア(1,000を、完全であるが達成不可能な健康とする)に変換することが可能である。
1つまたは複数の実装形態では、データの完全性を複数の段階で検証するプロセスを提供することが可能である。たとえば、入力データ構造は、健康スコアの計算において処理されかつ使用されるメタデータを含む。このメタデータは、検証プロセスの第1の段階において、要求データ、最小値、最大値およびデフォルト値などの様々な属性を含むことが可能である。データは先ず完全性をチェックされる可能性があり、かつ第1の段階を通過した未記入のデータフィールドの値を、1つまたは複数のモデルを用いてたとえば要求されたフィールドのみの使用に基づいて補定することが可能である。
生活の質モデルと連携して、生活の質の第1の調査票が完了した後にユーザに対してウォーニングを提供することが可能である。元のサーベイデータの第96百分順位を超える値を受け取った場合は、ユーザに対してその応答が非現実的であるようであるとのウォーニングなどのメッセージを提供するとともに、ユーザを新たなスコアを作成するプロセスの反復へ導くことが可能である。このメッセージは、真面目にやらないとスコアの恩恵が失われることになるとの文面を含む可能性がある。一実施形態では、調査票の後続の更新においては現実的な値に関する判定はチェックされない。
本出願によれば、ライフスタイル特性がユーザの将来の健康に影響を及ぼす可能性がある範囲を決定するために1つまたは複数の成分を測定に織り込むことが可能である。このような成分の例には、フィットネス、栄養、バックグラウンド身体活動、ストレス解消、体重管理、および禁煙が含まれる。これらの成分のうちの2つ以上は相互に関係する可能性があり、これが関連する個人と全体的な健康スコアとに反映される可能性がある。その成分を全体的ライフスタイルスコアに寄与させる重みは、(1)所与のユーザに関する1組の修正可能リスク因子(MRF)の変更に対するMHMスコアの感度、および(2)、MRFの各々に対する各ライフスタイル成分の影響を関連させる感度行列という2つの因子から動的に決定することが可能である。この機構によって、ユーザのライフスタイル変化に関連する因子の関連性に従ったランク付けに基づいたユーザへの推奨が得られる。さらに、健康スコアに寄与する各ライフスタイル成分と関連付けされた重みは、最も関連性が高い因子が最も大きな重みを受け取るように修正することが可能である。1つまたは複数の実装形態では、ユーザに対して簡単かつ視覚に訴える方式でライフスタイル成分の優先度が提供される。
さらにまた1つまたは複数の実装形態によれば、完全な(または、部分的な)健康スコアを前向き研究において確認することが可能である。このようなケースにおいて、正確なデータを定期的かつ周期的に提供する人や、時間の経過に従ったその健康成果が利用可能である人に対しては、十分に大きなコホートのユーザの協調が使用される。
1つまたは複数の実装形態ではLHMは、ユーザによってなされる健康改善努力およびその対応する健康関連成果を表している。LHM成分に由来し得るパーセント値は、たとえばMHM成分やQLM成分より大きい可能性がある。さらに一実装形態では、全体的健康と強い相関をもつライフスタイル特性を監視しかつ定量化するために様々なカテゴリーを利用することが可能である。このカテゴリーは、フィットネス、栄養、ストレス、バックグラウンド身体活動、体重管理および禁煙を含むことが可能である。これらはたとえば、ある特定のライフスタイル成分に応じて値が変動する可能性があるようなスコア成分、ボーナス成分および減衰関数を含んだダブルバッファ法を用いて定量化することが可能である。
一般に、ライフスタイル成分の各々は、0〜1,000の範囲などのスコアを生成する。このスコアは、所与のユーザについてかつ所与の時点におけるそれぞれの関連性に基づいた動的な重み付けスキームを用いて合成することが可能である。この重みは、与えられた任意の時間におけるユーザとの関連性に比例する可能性がある。1つまたは複数の実装形態に従った例示の重み付けスキームに関する検討を以下で提供することにする。
一実装形態では、MHMの計算に複数の成分が織り込まれる。たとえば、いくつかのリスク因子を使用して心臓血管系および/または脳血管系の疾患やある種のがんなどの疾患が発病する確率が決定されている前兆リスクが考慮される。このような確率は、一貫性に関して修正が可能な研究から導出された1組のモデルを用いて評価されることがある。これらのリスクに関する計画対象期間はたとえば4年に規定することが可能であり、また導出される確率をコアリスクモデルにおいて使用可能なバイナリリスク因子の代わりに使用することが可能である。1つまたは複数の実装形態では、前兆として含まれる疾病および症候群は、慢性腎臓疾患、II型糖尿病、高血圧、メタボリック症候群、および末梢動脈疾病である。
さらに、ライフスタイルおよび代謝の特性からいくつかのリスク因子が導出されることがある。これらのリスク因子は、研究からのモデルおよびデータを用いて定量化されたコアリスクモデル内に直接的には含まれないことがあり、またこれを適当なコアリスクモデル向けの全体的リスク乗数として、または禁煙の場合などにおける残余リスクとしてのいずれとしても使用することが可能である。リスクおよびリスクモジュレータとしての因子の例は、アルコール消費、身体活動、栄養、安静時心拍数、心拍数回復、禁煙、慢性ストレス、および抑うつ状態を含むことが可能である。これらのモデルに関する入力データは、家族、デモグラフィックスおよびメタボリズムと関連付けされた入力、さらにはその入力を用いる内部モデルによって導出される他のユーザ入力およびパラメータ、生活の質モデルから導出されたデータ、および実質的に本明細書に図示しかつ記載したような1つまたは複数のプロセスから収集したデータを含んだいくつかのソースを含むことが可能である。
1つまたは複数の実装形態ではメトリック健康スコアは、1つまたは複数の研究からなどデータならびに1つまたは複数のモデルから導出することが可能な複数の中央評価値を含む。このモデルは、正確なメトリック健康スコアが提供されるように修正および/または更新することが可能である。さらにこのモデルは、10年間など固定の計画対象期間にわたるおおよその事象発生確率が生成されるようにスケール調整することが可能である。
様々な計算に含まれる疾病および評価項目の例は、一般的な心臓血管疾病、冠動脈性心臓疾患、うっ血性心不全、心筋梗塞および脳卒中を含むことが可能である。具体的な1つまたは複数のケースでは、特定の研究が死などの重症度修飾因子を含む可能性がある。
コアリスクモデルと連携して、重みやその組み合わせを利用することが可能である。1つまたは複数の疾病または評価項目に関して、たとえば旧来の確率論理を用いて合成された所与の条件を得ることが可能であり、また検討下にあるそれぞれの評価項目の相対的重症度によって内部的に重み付け可能であるようないくつかのモデルを含めることが可能である。次いで、リスクに関するこれらの個々の評価はこれら自体が、相対的重症度によって重み付けされるとともに全体的事象発生確率になるようにこれが合成され、これから0〜1,000の範囲などにあるスコアにより一連の変換を導出することが可能となる。これらの変換のパラメータはまた、米国民健康栄養調査(NHANES)などの既知のソースからのデータを用いて導出することが可能である。さらにメトリックスコアは、性別および年齢を考慮に入れるように等化することが可能である。
本出願によれば、ユーザに対してユーザ自身の健康スコアを効率よく上昇させるためにフォーカスすべき1つまたは複数のライフスタイル成分について伝えている推奨または「フォーカスエンジン」を提供することが可能である。ユーザには、長期的な健康の改善のために特定のライフスタイル項目にフォーカスするようにとの処方が提供される。このエンジンは、修正可能リスク因子(「MRF」)の改善に関するユーザの余地を先ず計算することによってこれを行うことが可能である。例示の修正可能リスク因子は、たとえば体重、肥満度指数、胴回り、総血清コレステロール、高比重リポ蛋白、低比重リポ蛋白、トリグリセリド、空腹時血糖、収縮期血圧、拡張期血圧、C反応性蛋白、安静時心拍数、心拍数回復、体脂肪百分率、および喫煙状況を含むことが可能である。計算はユーザの目下の値と、ユーザのMRFが理想的であるとした場合に得られる値(たとえば、最適値)との間における健康スコアの差に関して行うことが可能である。本明細書では、MRFに関する考えが抽象的になりすぎる可能性があることにユーザが気付き得ることを認識している。この理由により次のステップにおいて、このエンジンは各ライフスタイル成分ごとにMRFについて合成重みを計算する可能性がある。栄養やフィットネスなどのライフスタイル成分は、ユーザがより進んでこれに関係をもとうとするまたは関係をもつことが可能なものである。したがって、計算された重みによって順序付けされたこれらのライフスタイル成分を提示することによってユーザに対して、どのライフスタイル成分が自身の全体的健康スコアに、またしたがって自身の福祉に最も強い影響を有するかに関して明瞭なガイダンスが与えられる。
特定の任意のMRFを目下の値から理想の最適値に変更することの効果は、対応する2つのメトリック健康スコアの間の差を決定することによって最適値を定量化することが可能あり、これにより第1の推奨をもたらすこと、すなわち最大の効果をもたらすMRFにフォーカスすることが可能である。これが過度に抽象的であるおよび/または使用に適さないものと解釈された場合、当該MRFに最も効率よく対処するようなライフスタイル変更に関して推奨を伝えることが可能ある。この結果として、ユーザにとってより使用に適しかつ理解可能な推奨が得られる。MRFの各々(Mk)ごとに、Ikが第k番目のMRFに関する理想値であるとしてEk=MHM({Μk})-MΗΜ({Μk|Ik})という効果が存在する。
ライフスタイル変更に合わせてMRF修正を変換するためには、本明細書において一般に感度行列と呼ぶ静的行列(static matrix)を使用することが可能である。この行列によれば、縦列は目下のライフスタイル成分を意味しており、また横列はMRFを意味している。これらの値はライフスタイル成分に関するMRFの各々に対する効果を基準としたランク付けとすることが可能である。
ここで、それぞれの成分重みに関する検討を提供することにする。Snmが第n番目のライフスタイル因子の第m番目のMRFに対する影響に関するランク([0,1]に正規化)である場合、ライフスタイル因子の各々に関して重みwnを以下のようにして規定することが可能である。
Figure 2016512619
Figure 2016512619
このエンジンは、ライフスタイルスコアのうちの1つまたはいくつかに関する相対的重みとして使用可能な上で規定したようなwnをプラットフォームに返すことが可能である。個々の重み付けしたスコアは、総和を取って0〜1(1000個の間隔)に線形に正規化したときに、全体的ライフスタイルスコアと、全体的健康スコアの45%を規定する。
1つまたは複数の実装形態では本出願はフォーカスエンジンに加えて、推奨規格化エンジンを含むことが可能である。ここでは、フィットネス成分と、禁煙成分(目下の喫煙者と以前の喫煙者についてアクティブにできる)という2つのライフスタイル成分を利用することが可能である。ランク付けがサポートされており、かつこれが1つまたは複数の他の成分を使用することが可能であることによって、単純なフォーカスリストが得られる。たとえば、「健康スコアを高めるために当面の最適な方法はフィットネス活動に集中しかつあなたの栄養を改善することです」という文面の推奨が出されることがある。これは、有効な栄養トラッカーが存在しない場合であっても使用することが可能である。1つまたは複数の実装形態では、ライフスタイルスコアを算定するためにプラットフォームは先ず、これらの成分とユーザによって有効化されたトラッカーのみを含むようにスコアを再正規化することが可能である。
本明細書の教示によって明らかとなるように、社会の大部分における座りがちのライフスタイルによって、体重超過の人、糖尿病もちの人または心不全を患った人の比率が劇的に増大し、これによりさらに大部分の先進国のすでに逼迫したヘルスケア予算に圧力がかかっている。活動が不十分であると、平均寿命に対して概ね喫煙と同じ影響を及ぼす。
ここで同じ要素を同じ参照番号によって示している図面を参照すると図1には、本明細書に開示したシステムおよび方法を提供するように動作する一般にヘルスプラットフォーム100と名付けた例示のハードウェア構成の図を示している。ヘルスプラットフォーム100は、通信ネットワーク106を介して1つまたは複数のユーザコンピューティングデバイス104に結合された1つまたは複数の情報プロセッサ102からなることが好ましい。ユーザコンピューティングデバイスはたとえば、タブレットコンピューティングデバイス、スマートフォン、パーソナルディジタルアシスタント、その他などのモバイルコンピューティングデバイスを含むことがある。さらに、様々な健康関連情報をコンピューティングデバイスに送信するような複数の検知デバイスが含まれている。
情報プロセッサ102は、画像ファイルと、アートワークに関係するメタデータや他の情報と、アーティストと、ギャラリーと、を含む本出願にとって必要なすべてのデータベースを含むことが好ましい。しかし情報プロセッサ102は要求された任意のデータベースに通信ネットワーク106や情報プロセッサ102によりアクセスできる他の任意の通信ネットワークを介してアクセス可能であることが企図される。情報プロセッサ102はデータベースを備えたデバイスと、直接シリアル、パラレル、USBのインターフェース、あるいはローカルワイドエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークを含む周知の任意の通信方法を用いて通信することが可能である。
ユーザコンピューティングデバイス104は、通信ネットワーク106に対してそれぞれが結合されたデータ接続108を用いて情報プロセッサ102と通信する。通信ネットワーク106は任意の通信ネットワークとすることが可能であるが、インターネットや何らかの他のグローバルコンピュータネットワークとするのが典型的である。データ接続108は、ダイヤルアップシリアルラインインターフェースプロトコル/ポイントツーポイントプロトコル(SLIPP/PPP)、統合サービスディジタル通信網(ISDN)、専用借用回線サービス、ブロードバンド(ケーブル)アクセス、フレームリレー、ディジタル加入者線(DSL)、非同期転送モード(ATM)または他のアクセス技法などの通信ネットワーク106にアクセスするための周知の任意の構成とすることが可能である。
ユーザコンピューティングデバイス104は、通信ネットワーク106を介してデータを送受信する能力を有するとともに、受け取ったデータを組み込まれた表示デバイス上に表示するためのウェブブラウザを装備することが好ましい。一例としてユーザコンピューティングデバイス104は、Intel Pentium(登録商標)クラスのコンピュータ(ただし、このようなコンピュータに限定されない)などのパーソナルコンピュータとすることができる。スマートフォン、タブレットコンピュータ、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)およびWebTVなどの大衆市場向けインターネットアクセスデバイスなどのグローバルコンピュータネットワークを介して通信可能な他のワークステーションを使用することが可能である。さらに、本出願のハードウェア構成は、通信ネットワーク106に対して物理的に有線接続されたデバイスに限定されるものではない。もちろん当業者であれば、ワイヤレスデバイスはワイヤレスデータ通信接続(たとえば、Wi-Fi、ANT+、Bluetooth(登録商標)低エネルギー(「BLE」)またはZigBee)を用いて情報プロセッサ102と通信可能であることを理解されよう。
1つまたは複数の実装形態では本出願に従ったデバイスは、本明細書で図示し説明したように情報を送信、受信および表示するように構成させた頭部装着式ディスプレイを含むように構成されることがある。たとえば本出願は、GOOGLE GLASSを伴うようにまたはこの中に構成されることがある。
本出願の一実装形態によれば、ユーザコンピューティングデバイス104は、アート関連情報の受け取りおよび提供を目的とした情報プロセッサ102へのアクセスをユーザに提供する。ヘルスプラットフォーム100また具体的には情報プロセッサ102によって提供される具体的な機能について以下で詳細に説明することにする。
ヘルスプラットフォーム100は、本明細書でより詳細に説明した機能を提供しており、また好ましくは1つまたは複数の情報プロセッサ102および/またはユーザコンピューティングデバイス104に常駐するようなソフトウェアを含むことが好ましい。情報プロセッサ102によって実行される機能のうちの1つは、ウェブサーバおよび/またはウェブサイトホストとしての動作に関する機能である。情報プロセッサ102は、永続的なすなわち非交換型のデータ接続108を介して通信ネットワーク106と通信するのが典型的である。永続的接続によって、情報プロセッサ102へのアクセスが常時利用可能であるように保証される。
図2に示したように各情報プロセッサ102またはワークステーション104の機能要素は、情報プロセッサ102、読み出し専用メモリ(ROM)204、ランダムアクセスメモリ(RAM)206、通信ネットワークを介して他のコンピューティングデバイスとでデータを送受信するための1つまたは複数のネットワークインターフェース208、プログラムコード、データベースおよびアプリケーションコードを保存するためのハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、CD-ROMまたはDVDドライブなどの記憶デバイス210、キーボード、マウス、トラッキングボールその他などの1つまたは複数の入力デバイス212、およびディスプレイ214の動作を制御するためにソフトウェアコードを実行するために使用される1つまたは複数の中央処理ユニット(CPU)202を含むことが好ましい。
情報プロセッサ102の様々な構成要素は必ずしも同じシャーシ内に物理的に包含される必要はなく、また単一の箇所に配置させる必要さえない。たとえば、記憶デバイス210上に常駐させることが可能なデータベースに関連して上で説明したようにこの記憶デバイス210は、情報プロセッサ102の残りの要素から離れた箇所に配置させることがあり、またネットワークインターフェース208を介し通信ネットワーク106を通じてCPU202に接続させることもあり得る。
図2に示した機能要素(参照番号202〜214で示す)は、ユーザコンピューティングデバイス104に存在させることが好ましい機能要素と同じカテゴリーとすることが好ましい。しかし、たとえばPDAにおける記憶デバイスのように必ずしもすべての要素を存在させる必要はなく、またこうした様々な要素の容量は予測されるユーザの要求に対応するように構成される。たとえば、ユーザコンピューティングデバイス104内のCPU202は、情報プロセッサ102内に存在するCPU202と比べて容量がより小さいことがあり得る。同様に、情報プロセッサ102はワークステーション104に存在する記憶デバイス210と比べて容量がかなり大きな記憶デバイス210を含むことになる可能性が高い。もちろん当業者であれば機能要素の容量が必要に応じて調整可能であることを理解されよう。
本出願の本質は、コンピュータ実行のコード(ソフトウェア)を記述する当業者がC++、VISUAL BASIC、JAVA(登録商標)、ACTIVEX、HTML 5、XML、ASP、SOAP、OBJECTIVE C、ならびにC#および様々なウェブアプリケーション開発環境(ただし、これらに限らない)を含む普及したコンピュータプログラミング言語のうちの1つまたはいくつかあるいはこれらの組み合わせを用いて、記載した機能を実装できるようにすることである。
本明細書で使用する場合に、ユーザコンピューティングデバイス104上におけるデータの表示についての言及は通信ネットワーク106を介してデータをワークステーションに伝送してこのデータを処理し、これによりユーザコンピューティングデバイス104のディスプレイ214上でこのデータをウェブブラウザやその他を用いて参照可能とするようにデータを処理するプロセスを意味している。ユーザコンピューティングデバイス104上の表示画面は、制御割り当てヘルスプラットフォーム100内にユーザがこの制御割り当てヘルスプラットフォーム100内部で所望のリンクの選択によって領域間を移動可能となるように領域を提示している。したがって制御割り当てヘルスプラットフォーム100での各ユーザの経験は表示画面を通って進む順序に基づくことになる。換言すると、システムはその表示画面の構成が完全には階層的でないため、ユーザは一連の表示画面を通った「バックトラック」を要することなく領域間を移動することが可能である。この理由のためまた特段の記載がなければ以下の検討は、連続した任意の動作ステップを表すように意図しておらず、むしろ制御割り当てヘルスプラットフォーム100の構成要素に関する検討を意図したものである。
本明細書では一例として本出願についてウェブブラウザおよびウェブサイトサーバ(情報プロセッサ102)を用いるとともにモバイルコンピューティングデバイス(104)を伴ったウェブベースのシステムに関して説明しているが、ヘルスプラットフォーム100はこの構成に限定されるものではない。制御割り当てヘルスプラットフォーム100は、ユーザコンピューティングデバイス104が、周知の任意の通信および表示方法を用いて(たとえば、網間パケット交換(IPX)などのローカルエリアネットワークプロトコルと結合させた非インターネット系のブラウザWindows(登録商標)ビューワを用いて)情報プロセッサ102と通信するとともに情報プロセッサ102から受け取ったデータを表示することを可能とさせるように構成可能であることが企図される。適当な任意のオペレーティングシステムをユーザコンピューティングデバイス104(たとえば、WINDOWS(登録商標) 3.X、WINDOWS(登録商標) 95、WINDOWS(登録商標) 98、WINDOWS(登録商標) 2000、WINDOWS(登録商標) CE、WINDOWS(登録商標) NT、WINDOWS(登録商標) XP、WINDOWS(登録商標) VISTA、WINDOWS(登録商標) 2000、WINDOWS(登録商標) XP、WINDOWS(登録商標) 7、WINDOWS(登録商標) 8、MAC OS、LINUX(登録商標)、IOS、ANDROID(登録商標)、WINDOWS(登録商標) PHONE 7、WINDOWS(登録商標) PHONE 8、および適当な任意のFDAまたはパーム型コンピュータオペレーティングシステム)上で使用可能であることがさらに企図される。
図3Aは、健康スコアを計算すること、さらには本明細書に図示し説明した特徴のうちの多くを実装すること、を含むヘルスプラットフォームと関連付けされた機能構成単位300を示したブロック図である。本出願に従ったヘルスプラットフォームシステムは、インターネットウェブブラウザソフトウェアアプリケーション(たとえば、CHROME、FIREFOX、SAFARI、INTERNET EXPLORER)を介して、またデスクトップやラップトップコンピュータによって、またさらにはモバイル最適化版のウェブサイトを介したスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスからアクセスを受けることが可能である。一実装形態を図3Bに示している。
ヘルスプラットフォーム100は、フィットネス活動を(手作業での入力に対応するのに加えて)簡単かつ自動的な方法でトラッキングするための本明細書において一般に「トラッカーアプリケーション」と呼ぶスマートフォンソフトウェアアプリケーションを備えるように構成することが可能であり、かつ記録された/トラッキングされた活動はヘルスプラットフォーム上に自動的にアップロードすることが可能である。トラッカーアプリケーションは、IOS、Android(登録商標)およびBlackBerryのオペレーティングシステムを動作させるデバイス向けに提供することが可能であるとともに、ユーザに対するチャージなしに提供することが可能である。
図4Aには、栄養トラッキングと関連付けされた例示のステップ400を示した例示の流れ図を示している。例示のステップは、栄養、目標および進捗に関するユーザの関心と関連付けされた質問、ならびに複数の時系列的質問の問いかけおよび応答の受け取りを含む。
図4Bおよび図4Cは、たとえばグラフィックユーザインターフェースを介し、画面制御子(たとえば、ボタン、アイコン、ドロップダウンリスト、ラジオボタン、チェックボックス、テキストボックス、その他)を介するなどによるデータの手入力と関連付けされるとともにユーザに提示される例示の画面表示402と404を示している。図4Bおよび4Cに示したように、情報(屋内および屋外活動に関係するものなど)はウェブ形式を介する(図4B)かモバイルプラットフォームを介する(図4C)かによって手作業で入れることが可能であるとともに、またユーザは、自身の活動と関連付けされた情報と一緒に画像をアップロードするように選択することが可能である。
別法として(または、追加として)データ入力は、様々なファイル種別のうちの1つ(たとえば、TXT、DOC、PNG、JPEG、GIF、GPXおよびTCX)でフォーマットされた1つまたは複数のファイルのインポートプロセスを介するなどにより実質的に自動で行うことが可能である。図4Dは、トラッカーアプリケーションを介して特定のある活動と関連付けされたデータをインポートするためにユーザに提供される例示のデータ入力表示画面406を示したものである。例示の表示画面406では、トラッカーアプリケーションを介してワークアウトデータがアップロードされている。
1つまたは複数の実装形態では本出願は、ユーザのフィットネス活動をトラッキングするためのトラッカーアプリケーションを提供しており、またIOS、ANDROID(登録商標)、WINDOWS(登録商標) PHONE、BLACKBERRYおよび適当な他のモバイルデバイスオペレーティングシステムを動作させるデバイスに実装することが可能である。屋外活動および屋内活動のトラッキングが可能であるとともに、サーバコンピュータや他のデバイスへのデータアップロードを高セキュリティのフォーマットで提供することが可能である。このデータは、ユーザの健康スコアを計算するためにシームレスにかつ自動で統合することが可能である。たとえば、ステップカウンタ/歩数計や同様の他のデバイスによって測定した日常の活動を、本明細書に図示し説明したシステムおよび方法を用いて統合することが可能である。図5の例示の表示画面500には、トラッカーアプリケーションによって提供されるとともにユーザの健康スコアを計算するのに使用可能な活動の例示的かつ非網羅的なリストを示している。
1つまたは複数の実装形態では、統合のための複数の統合手法がサポートされている。たとえば、デバイスを統合するためにサーバ側統合を利用することが可能である。別法として、デバイスをトラッカーアプリケーション(または、適当な他のモバイルアプリケーション)に統合するようなモバイル統合のサポートが可能である。健康データは、ユーザ単位で編成することが可能であり、かつ身体寸法(身長、胴回り)、体重(体脂肪を含む)、血圧(脈拍を含む)、血糖レベル(空腹時血糖)、血中脂質(総合値、高比重、低比重、トリグリセリド)、およびワークアウト(継続時間、距離、上昇、下降、速度、エネルギー、トラックポイント、心拍数、写真)と連携して提供することが可能である。
図6は、本出願の1つまたは複数の実施形態に従ったデバイスのサーバ側統合のためのステップ600を示した流れ図である。データをどの日誌内に配置させるかを判定している判断が行われた後に、ユーザに対してデバイス販売者により提供可能なクラウドアカウントに自身のアカウントを接続することを可能にさせるアカウントリンクウィザードが実装される。この接続は、OAuthなどの適当な標準を用いて(ステップ602)生成することが可能である。クラウドアカウントが自宅にいる複数のユーザからのデータを包含している場合、接続ステップの一部として単一のユーザプロフィールを選択することが可能である。さらにデータインターフェースを開発することが可能である。アカウントリンクが確立されると、クラウドは新たなデータが利用可能な状態になると常にウェブフックを実行することが可能である。このデータは、アクセストークンを介するなどによりセキュリティ証明書を用いてクラウドからプルすること(ステップ604)が可能である。上で規定したステップの実装形態を容易にするために、ユーザごとにかつ安全かつ効率の良い方式での外部アカウントへのリンクの管理を可能にするようなジェネリックアカウントサービスを提供することが可能である。会員登録/ウェブフック更新などの定期的なアカウント操作、および非同期のバルクデータロードなどの一過性の操作のサポートも可能である。例示の技術的特徴は、HTTPS、RESTful(サービスモデル)、OAuth(承認)、JSONまたはXML(データフォーマット)、およびウェブフック(新たなデータ通知)を含むことが可能である(ステップ606)。この基礎構造によってプロンプトおよび新たなデバイスの効率の良い統合が可能である。
モバイルデバイス統合に関しては、モバイルデバイスに取り付け可能なセンサをセンサデータをアップロードするユーザによって、たとえばモバイルフォンアプリを用いるなどによってクラウドデバイスに組み入れ可能とすることが多い。サーバや他のコンピューティングデバイスはこのクラウドデバイスから、上述のようなサーバ側統合を介してセンサデータを受け取ることが可能である。本出願に従ったモバイルアプリへのデバイスの直接的な統合は、部分情報(たとえば、トラッキング中のワークアウトと相関させようとする心拍数、データの機密性(たとえば、直接送られてクラウドデバイスを通さないデータ)、および使いやすさ(たとえば、提示に関する実装形態で必要となるユーザアカウントの数の削減による)と連携して適当となり得る。
センサなどのデバイスのトラッカーアプリケーションへの直接的な統合は、iOS、Android(登録商標)および/またはBlackBerry、Windows(登録商標) Phoneのオペレーティングシステムに関するサポートを含むことが可能である。ライブラリファイルを介して提供されるような他のサポートは、センサの有無をチェックするための動作、目下のセンサデータを読み取るための動作、センサとのペア形成のための動作のサポート、関連する事象発生(新たなデータ、ピークの検出、その他)でのコールバック、ライブラリを用いて複数のアプリケーションを一斉にサポートする能力、およびアプリケーションがバックグラウンド状態にあるときに動作する能力を含むことが可能である。
1つまたは複数の実装形態では、単一のスコア(サブスコアを伴う)を提供する、さらには科学的に確立されており、国際的に適用可能であるような食物/栄養トラッカー特徴が設けられており、またこれには定量的データおよび定性的データ(たとえば、食物/飲料の量および種類)が含まれる。1つまたは複数の実装形態ではその食物/栄養トラッカー特徴は、使いやすく(たとえば、「2回のクリック」による)、ユーザフレンドリであり、面白く、魅力的であり、セクシーであり、かつ説教がましくなくやる気を起こさせるものである。1つまたは複数の実装形態ではその食物/栄養トラッカー特徴は、ユーザがどのように振る舞うかをトラッキングするなどによる学習を含んでおり、またプログラムがどのように応答するかをカスタマイズするように個人向け調整がなされる。食物/栄養トラッカー特徴のフォーカスは、健康的な食生活と好みの摂食行動にある。さらに食物/栄養トラッカー特徴のフォーカスは、体重低下ではなく持続的な体重管理におくことが可能である。したがってトラッカーは、単にカロリー計数アプリケーションであるのみならず、食事時間においてユーザをより健康な選択肢に向かわせるように促す。さらに上で指摘したように、食物/栄養トラッカー特徴と関連付けされた情報はユーザの健康スコアを計算するためにシームレスにかつ実質的に自動で統合されている。
本明細書で指摘しているように、個人の健康は様々な相互に関係する因子に依存する。健康に関する重要な決定因子の1つがライフスタイルである。人の身体的、社会的および職業的な環境によって、行動に関する全体的枠組みが概ね規定されており、これは特に健康において言えることである。その環境にもかかわらず人の健康は実質的に、健康行動を促すように設定された毎日の選択肢や有害となる行動に抵抗する方法に依存する。
本出願は、健康に対して強い影響を有するのみならず、これを改善させることが可能であるような4つの領域にフォーカスをおいている。この領域には、1)身体活動、2)ストレス、3)睡眠および4)食生活が含まれる。食物/栄養トラッカー特徴は、健康的な食生活および栄養を通じた健康改善にフォーカスをおいている。
食物および飲料内のエネルギーおよび栄養素はたとえば、リスク因子(たとえば、血中脂質、さらには心臓発作、脳卒中、がんおよび他の非伝染性の疾病のリスク)に直接影響を及ぼす。同様に、カロリーについて節度がないと体重増につながる可能性がある。過剰な体脂肪は、ホルモンの分泌またはホルモンの有効性に対する変更や阻害を起こす可能性があり、また高血圧や好ましくない血中脂質などのリスク因子を増大させる可能性がある。食物の構成が重要であるが、エネルギーバランスもまた重要である。人の食事の仕方は文化的に固定したパターンの帰結であり、このため摂食行動を変えることには抵抗がある。したがって大部分の場合に食生活やカロリー計数などの単純なプログラムに従うことが持続的な行動変化につながることは起こりそうもない。人が食事を摂る時間、理由および方法について、さらに深く検討する必要がある。
改善についての個人の潜在能力を決定できるように、具体的な行動を検査しかつ必要であれば適応させる必要がある。多くの成人は長年にわたって不変の行動パターンを有している。変化を持続可能とさせるためには、栄養や摂食行動に関して選択した改善を個人のライフスタイルに適合させなければならず、また安定的にライフスタイルの一部にしなければならない。本出願の食物/栄養トラッカー特徴はユーザに対して、ユーザ自身の栄養および摂食行動に合わせてカスタマイズされた潜在的な改善の選択を提案するプロンプトを出すことによってこれに対処している。
1つまたは複数の実装形態では本出願は、ユーザに対してポジティブなライフスタイル変化を持続することを可能にする。トラッカーアプリケーションの食物/栄養特徴は、体重に関する持続可能性など様々な面を考慮に入れることが可能である。食物/栄養トラッカー特徴は、ユーザに対して健康的なライフスタイルの持続および応急的措置を余儀なくされること(たとえば、体重減少に対するものなど)を回避を可能にさせるために情報を処理する。ユーザは、健康的な体重を達成しかつ体重増加を回避するために体重を管理するための情報を受け取る。体重を減少させたいユーザにとっては、エネルギーバランスにフォーカスするようにスコア判定を適合させることが可能である。さらに、食生活および摂食行動に関する具体的な体重関連の質問についてプロンプトを出すとともに、人に合わせた具体的なヒントを提供するプロンプトに応答して受け取った情報を処理するような体重管理モジュールを提供することが可能である。
1つまたは複数の実装形態では本出願は、ユーザに対して健康リソースの改善および/または強化を可能にする。このようなリソースによって人々は、自身の健康状況を維持すること、および疾病リスク因子など(本明細書に記載したものなど)の潜在的に有害な影響により適正に対処することができる。
さらに、食物/栄養トラッカー特徴の中に食物および飲料摂取成分を含めることが可能であり、またこれを地中海ダイエット(MEDITERRANEAN DIET;MD)と関連させることが可能である。MDを順守することは、インシュリン抵抗性、高い血圧や血糖または血中脂質障害などのリスク因子の改善につながると考えられている。MDに従った摂食および飲酒はまた、心臓血管疾病、がん、糖尿病、アルツハイマー病やパーキンソン病を含む主要な慢性疾病の罹患率および死亡率の低下と関連付けされている。
MDの利点はこれに従うことが容易なことにあると認識されている。MDは、すべての西洋文化において処方することが可能である。一般に、料理の準備が容易であり、また食材は容易に入手できかつ価格も手頃である。さらにMDは、レストランや施設の食堂にさらに浸透しつつある。最後にMDは、味が良く、多様でありかつ魅力的である。科学的にはMDは、健康的な摂食および飲酒への理想的な取り組みの基本を提供するとともに、優れた確率でユーザが希望するおよび/または健康な体重を持続することをもたらす。
1つまたは複数の実装形態では、ポジティブな食習慣を監視しかつ維持することが食物/栄養トラッカー特徴に関する大きな要素である。食物/栄養トラッカー特徴は、問題のある摂食行動を見つけ出すためにユーザの食習慣に関して質問を出すことが可能でありそのフォーカスは、朝食習慣、食事状況(たとえば、食事は1人でか一緒にか)ならびに食事の時間、頻度および規則正しさ、間食、さらには外食、他の活動をしながら(たとえば、テレビを見ながら、調理をしながらおよび食事の準備をしながら)の食事、食物の買い物ならびに「情動性の」摂食におかれる。この最後のものは、空腹であることや食欲があるという理由で食事を摂るのではなく、ストレス、フラストレーション、孤独、睡眠や身体活動の不足などの情緒に由来して食事を摂る場合に生じる。
したがって1つまたは複数の実装形態では、食物/栄養トラッカー特徴はユーザが自身の体重の記録付けに役立つとともに、体重を落とすことを希望する人をサポートする。たとえば食物/栄養トラッカー特徴は、厳密なスコア判定についてユーザを支援し、ユーザをより低カロリーな食事に導くことが可能である。1つまたは複数の実装形態では食物/栄養トラッカー特徴は、妥当な体重低下およびより低い体重の維持を重視している。食物/栄養トラッカー特徴は、より具体的な質問と人に合わせた現実的なプロンプトを用いることによって持続可能なライフスタイル変化に目標設定することが可能である。
1つまたは複数の実装形態では本出願の食物/栄養トラッカー特徴は、そのフィードバックを大部分が陳述型の方式で修正可能であり必要なプログラミングがほとんどないようにした規則エンジンと連携して実装することが可能である。さらに、ウェブチャンネル、電子メールチャンネルおよびモバイルアプリチャンネルなどの様々な通信チャンネルをサポートしている。さらに、ユーザプロフィール設定が提供されるとともに、ユーザが避けている食べ物、栄養についての関心およびや職業状況などに関して1つまたは複数の質問が提示される。本出願の食物/栄養トラッカー特徴は、1)食物摂取、2)飲料摂取および3)食習慣という領域(定性的なものと定量的なもの)をカバーしている。これら3つの領域はさらに下位領域に細分割することが可能である。
本出願の食物/栄養トラッカー特徴は、ユーザが飽きることおよび/またはユーザの関心が失われることを避けるために反復してプロンプトを出すのを控えている。たとえば食物/栄養トラッカー特徴は、ユーザに対してその典型的な消費行動についての質問(「あなたは食事と一緒に水を飲みますか」など)をすることなどによって高レベルな方式で開始する。ユーザから受け取った返答に基づいて、食物/栄養トラッカー特徴は「今日あなたは水を飲みましたか」など、ユーザの消費および行動について具体性を高めた質問を提示することがある。
本出願の食物/栄養トラッカー特徴はまた、イエス/ノー式の質問、選択式の質問(単一選択式、多肢選択式)および値入力式の質問など、様々な種類の質問を含むことが可能である。実装形態ではユーザインターフェースは、モバイルコンピューティングデバイスと連携して、たとえば大きなチェックボックス、大きな選択ボタン、およびレンジベース入力用のスライダーを使用することによってタッチ操作向けに最適化することが可能である。スライダーに対するラベル付けは一般にユーザのローカルの単位系に基づかせる一方、値評価の規則はSI単位に基づかせることが可能である。ユーザインターフェースによって、値の適正な変換および表出が保証される。ユーザの返答によって本出願の食物/栄養トラッカー特徴は、ユーザの自己設定目標の達成に関する進捗の監視が可能となる。
本出願の食物/栄養トラッカー特徴は、領域と下位領域の間で順序を固定せずに質問をランダムに交代させることが可能である。さらに、本出願の食物/栄養トラッカー特徴はまた、特定のコンテキストに応じて(たとえば、1日の中の時間帯に応じて)質問のプロンプトを出しており、これにより事象発生とその記録との間の遅延時間が低減される。いくつかの質問は、具体的な日(たとえば、日曜日)に出すことが可能である。さらに、ユーザが返答していない質問は、3〜4日後に再度質問することが可能であり、またさらにユーザによる返答がない場合はこれを再度反復することが可能である。一実装形態では、ユーザが質問に10回連続して返答しない場合、本出願の食物/栄養トラッカー特徴はユーザに再開するようにプロンプトを出すことが可能である。
食事の達成目標を、ユーザの個人的観点から見て現実的かつ具体的なものとすべきであることが認識されている。達成不可能な目標や体系的でない目標を多く立てすぎた場合、ユーザは苛立ったり困惑した状態になり、これにより逆効果となる。本出願の食物/栄養トラッカー特徴ではこれを、方法論的に進め、先ずユーザの習慣を熟知し、次いで改善の可能性がある分野を見つけ出すことによって回避している。ユーザから取得した情報に基づいてプログラムは、ユーザに提案されるとともに優先度に従って順序立てされている現実的な目標を規定する。このプログラムは次いでユーザに対して、先ず3つの目標のうちのどれを達成したいかを問うことが可能である。本出願の食物/栄養トラッカー特徴は、ステップバイステップ方式に従うことが可能であり、このステップバイステップ方式とは新たな目標が提案可能となるにはユーザが目標に取り組むこと(完全な達成から未達成や先送りまで)が必要であることを意味している。したがってユーザは一度に取り組む目標は1つだけである。たとえば1週間に1回、ユーザは自分がその目標の取り組みを継続するか、別の目標に取り組むか、または目標の取り組みを一時休止するかの希望を判断する。
ユーザをやる気ある状態に保とうとする努力において、目標が達成されたときに褒賞を与えることがある。メダル、カップまたは肩書きなどのバーチャルな褒賞以外に、本出願の食物/栄養トラッカー特徴によるポジティブなフィードバックを増加させるような競争的な要素を使用することが可能である。さらに褒賞は、特別なご褒美(たとえば、ジムへの1か月間の無料参加)を含むことが可能である。
1つまたは複数の実装形態では、プロンプトに対する応答によって1つまたは複数の具体的なヒントをトリガーすることが可能である。ヒントは、将来においてより健康的な選択をするようにユーザをサポートすることかユーザの健康行動についてユーザを褒めることのいずれかによって、ユーザを目標の達成に導くことを目指している。ヒントは、具体的な指令だけではなく、その背後にある理論的根拠も提供する。これによって、ユーザのやる気およびプログラムへの支持が高まる。一部の応答に続いて、ヒントが与えられる前に直ぐに質問が出される可能性がある。1つまたは複数の実装形態ではヒントがアバターによって提供される。本明細書において一般に「Q」と表しかつ図示したアバターは、第1人称単数形でコミュニケーションを取ること(たとえば、「わたしが提案を出しましょうか」)が可能であり、このことはユーザと本出願の食物/栄養トラッカー特徴との間に個人的な関係を構築することを目指したものである。
食物/栄養トラッカー特徴からのプロンプトに応答して、1)好ましい行動、2)無関心な行動、および3)好ましくない行動という3つの側面を含むことが可能であるようなスコアを帰結させることが可能である。次いで対応するスコアは、1つまたは複数の他の栄養関連のスコアと織り合わせるとともに、ユーザの全体的健康スコアの計算に利用することが可能である。たとえば栄養関連のスコアは、身体活動に由来するスポーツ関連のトラッキングスコア、ストレススコア、睡眠スコア、その他を用いて計算することが可能である。さらに1つまたは複数の実装形態では本出願は、ユーザが任意の時点で自身のスコアにアクセスすることに関する透明性(transparency)をサポートする。
1つまたは複数の実装形態ではトラッカーアプリケーションは、たとえばスマートフォンのセンサや調査票を介して収集したデータに基づいてストレスベースの情報を取り込む。1つまたは複数の実装形態では、組み込み式の外部心拍数バンドによって心拍数変動(HRV)を監視することが可能である。別法として、コンピューティングデバイスに情報を送信するように動作可能なペースメーカや他の技術などのセンサが身体に埋め込まれることがある。1つまたは複数の実装形態では、本特許出願に従って提供されるセンサは非侵襲的とすることも侵襲的とすることも可能である。たとえばセンサは、心拍動を検出することが可能であり、また埋め込んだペースメーカからのデータを送信するように設けることが可能である。別法として、たとえば装着者の血液中に存在する可能性がある1つまたは複数のマーカ蛋白を検出すために、個人の身体に装着された血液センサがデータを送信する。したがって本出願は、装着者の身体内または身体に付けて配置させた1つまたは複数のセンサと一緒に使用可能である、および/またはまた別に人に埋め込んだデバイスと通信するように構成される。
さらに、ユーザの皮膚面と関連付けされた湿潤度を検出および/または表示するようにデバイスを構成することが可能である。湿潤度情報は、たとえばユーザが脱水状態にあるか脱水状態になりつつあり水分を摂取すべきであることを検出するために使用可能である。1つまたは複数の他の実装形態では、たとえば1つまたは複数の治療と関連付けされた生物学的過程、病原的過程または薬理学的応答を調査するためにDNA情報および/または1つまたは複数のバイオマーカがアクセス可能状態にある。
1つまたは複数の実装形態ではストレストラッカーによってユーザは、音声、社会性および運動のストレスの記録に関する制御子によってストレストラッキングを有効化/無効化することができる。ユーザの目下のストレススコアを表示することが可能であり、またこれによってユーザに対して一晩のHRV測定セッションの開始を可能にさせている。さらにストレストラッカーは、一晩のHRV測定セッションの結果を表示させることが可能であり、またアバター(「Q」)との非同期/対話を表示させることが可能である。たとえばアバター「Q」はユーザに音声サンプリングを求める可能性がある。さらにアバター「Q」はユーザに具体的な1つまたは複数の質問組に返答するように求める可能性がある。アバター「Q」はさらにまた、ユーザに一晩のHRV測定セッションを行うように推奨する可能性がある。さらにこれにより取得した情報は、ユーザの健康スコアとなるようにシームレスにかつ実質的に自動で統合することが可能である。さらに、本出願のモバイルアプリケーションの実装形態において睡眠トラッキングを提供することが可能である。たとえば、心拍数変動と睡眠パターンの診断のシームレス統合である。たとえば、図6に示した例を参照されたい。
1つまたは複数の実装形態では、様々なオペレーティングシステムおよび/またはプラットフォームを用いるような複数の監視デバイスを利用することが可能である。デバイスに関する様々な種別およびブランド間でおよびこれら同士での統合および通信をサポートするための1つまたは複数のアプリケーションプログラミングインターフェース(「API」)を提供することが可能である。
ここで図7を参照すると本出願は1(スコアが良くないことを示す)から1,000(スコアが優秀であることを示す)までの数値によって表現可能な個人的な健康スコアを複数の個人の各人ごとに計算することが可能であり、また目下の健康とフィットネス状況情報を実質的にリアルタイムで提供することが可能である。時間の経過に従ったトラッキングを受けたときに、健康スコアはユーザの健康およびフィットネスがどの程度改善しているまたは劣化しているかに関する指示性の相対的インジケータを提供することができる。この方式では健康スコアは、実質的にリアルタイムの出力を提供するとともに、ユーザの全体的健康とフィットネスに関する仮想的な「鏡」を提供する。これによって、ユーザに健康およびフィットネスの自覚レベルを高く維持させるための道筋が提供される。さらに、スコアの導入に伴ってユーザは、常に自身を他者と突き合わせてベンチマーク計測することが可能である。
本出願の健康スコアは、温度を測定する際の摂氏/華氏に準えることが可能である。温度をたとえば「冷たい」や「暖かい」と記述するのではなく、温度を厳密に数値として表すことが可能である。同様に本出願の健康スコアは、人の健康を厳密におよび/または数値として表すために有用である。さらに1つまたは複数の実装形態では、様々な行動(たとえば、タバコを止める、体重を落とす、その他)がユーザの健康スコアにどのように影響を及ぼすかを決定するためにユーザが1つまたは複数の変数を入力するための「起こり得る事態(what if)」シナリオを提供することが可能である。さらに1つまたは複数の実装形態では本出願の健康スコアはユーザから受け取った情報に関して、ユーザが誰であるか(ユーザに関する説明を含むことが可能)、ユーザがどのように感じるか(情緒、生活の質、その他など)、およびユーザが何をするか(活動、ライフスタイル成分、その他など)というカテゴリーを表した3つの値を織り込んでいる。本出願に従った健康スコアは、動的でありかつ時間の経過に従った知見である「生きた(living)スコア」を表すことが可能である。ユーザからの新たな情報の導入ならびに新たな医学上の躍進および開発に伴って、アルゴリズムを時間の経過とともに最適化することが可能である。
図8は、本出願の一実装形態に従って細分割された例示の身体レポート800を示したものである。図8に示した例では身体レポート800は、ユーザについて自身の健康スコアに関する主要データ、さらには下位成分(目下のものと時間の経過に従ったものの両方)を含んだ1ページのレポートの形にフォーマット設定されている。このレポートは個人的に使用するために有用となり得、また個人的トレーナーや健康の専門家と共有すること(たとえば、ユーザがこれを共有するように選択した場合)が可能である。
図8に示した例では、36歳の男性によって1日あたり吸うタバコは0本でありかつ消費するアルコール性飲料は2本であることが報告されている。このユーザの健康スコアは、732というユーザ健康スコアの隣に上向きの矢印で示したように改善を示している。さらにこの例示の身体レポートはユーザに対して12週間の期間にわたるグラフ提示による健康スコアを示している。図8に示した例示の身体レポートはまた、同じく12週間の期間にわたるグラフ提示によるユーザの活動数値スコアを含む。さらに比較データは、実際の数値による(たとえば、ユーザスコア対中央値スコアで)、またスコア値の範囲を意味する複数の色付けした矩形部分とこの中でユーザがどこに位置するかとを含むようなグラフ表示での両方での提供が可能である。身体レポート内に表される他の情報には、ユーザの情緒と関連付けされた値と、同様に数値とグラフ式で表すことが可能な全体的身体スコアと、が含まれる。
図9は、ユーザが自身のフィットネス活動を考察するとともに週間/月間時間数に基づくフィードバックデータおよび活動によって燃焼させたトータルのカロリーを受け取るためにカレンダー表示が提供されている例示の表示画面900を示したものである。図9に示した例では、ユーザに対してトレーニング計画、チャレンジおよび活動を視覚化すること、ならびにMS-OUTLOOKなどの1つまたは複数の電子メールクライアントアプリケーションにカレンダーデータをエクスポートすることを可能にするようなカレンダー表示が提供されている。
ここで図10Aを参照すると、エネルギーと継続時間の両方に関するユーザの目標活動に関するグラフ式指示を含むような表示画面1000が設けられている。さらに表示画面1000には、ユーザの目下の健康スコアを維持するために1回の時間期間あたり燃焼させることを要するカロリー量をユーザに提示するような目標ラインが設けられている。目標と関連付けされたある種の特徴と連携して、ユーザと健康専門家の両者によって目標を設定することが可能であり、またこの目標をトレーニング計画全体にわたる単純な目標から具体的なプログラムまでの広い範囲に及ばせることが可能である。1つまたは複数の実装形態では、ユーザにより1つまたは複数の目標を選択させるための目標カタログを含めることが可能である。例としては、ワークアウト(目標期日で期間tにわたって1週間あたりエネルギーnだけ燃焼させる、1回の期間あたりn回の活動をログ記録する、日付tまでにマラソンを走る、その他)、健康スコア(目標期日までにスコア「n」に到達、その他)が含まれる。他の例としては、トレーニング計画、達成(目標期日までに完全達成、その他)、禁煙プログラム、および体重管理が含まれる。
図10Bは、あるユーザに関する目下の目標および到達した目標と関連付けされた例示の目標ページ表示画面1002を示したものである。図10Bの目標ページ表示画面1002は図10Bの例に示したようにユーザの目下の目標を示しており、また各目標は目標の到達に向けた進捗を展示するように視覚的に強力なパーセントバーを用いてリストされている。各目標ごとに、目下の進捗に基づいてユーザが目標期日に関して先に行っているか遅れているかに関する指示を提供することが可能である。本明細書で指摘したように目標は、ユーザと健康専門家の両者によって(健康専門家についてはユーザインターフェースを介することを含む)設定することが可能である。目標は、トレーニング計画に対する単純な目標から具体的なプログラムまでの広い範囲に及ばせることが可能であり、また目標にそれぞれの目標期日を有させることが可能である。本出願は、ユーザを健康スコアドライバ(たとえば、健康スコアのリファクタリングを介する)から特定のプログラムを介するなどによる具体的な目標まで誘導している。
目標カタログはユーザごとに規定することが可能である。たとえば目標カタログは、次の特徴のうちの1つまたはいくつかを含むことが可能である。ワークアウト:目標期日までにt週間/tか月間にわたって1週間あたりエネルギーnを燃焼させる、t週間にわたって活動aで1週間あたりメトリックmのnをトラッキングする(たとえば、25kmランニング)、t週間にわたって1週間あたりn回の活動をログ記録する。健康スコア:目標期日までに健康スコアnに到達する、目標期日までに健康リザーバスコアnに到達する、t週間にわたってヘルスリザーバスコアが1を超えるように維持する。日誌:t週間にわたってメトリックm(たとえば、体重)を毎週dだけ低下させる、目標期日までにメトリックm(たとえば、血糖または脂質)をnまで低下させる。トレーニング計画。達成:目標期日までに達成aを完了する。禁煙プログラム:情報、調査票、通知。地中海ダイエットプログラム:情報および日々のレシピ通知。
目標は、本出願と連携した様々なポイントや場所でユーザおよび/またはヘルスケア専門家などによって規定することが可能である。例示の目標規定インターフェース1004を図10Cに示している。
図10Dは、達成、ワークアウトおよび体重の関数とした目標の作成を可能にする例示の表示画面1006を示したものである。
本出願はまた、詳細なワークアウトを指定するエントリの提供を含むことが可能なトレーニング計画の開発および監視をサポートしている。ワークアウトは、時刻、継続時間、エネルギー、気分、さらにはウォームアップ、カーディオ(cardio)、コア、抵抗およびクールダウンフェーズを含むことが可能であり、またこれらの各々の情報を取り込むことが可能である。様々な活動は、フィットネスマシンによるカーディオエクササイズ、さらにはランニング、サイクリング、フィットネスクラス、個人的トレーナーとの考察セッションなどの他の種類の活動を含むことが可能である。ワークアウトと連携してユーザは、自身のモバイルデバイス上の計画で与えられたセット数や反復回数の変更を書き留めておくことが可能である。さらに、そのワークアウトについての気分もログ記録することが可能である。トレーニング計画は、ドラッグアンドドロップならびにエントリをある曜日から別の曜日にコピーすることや週の全体を別の週にコピーすることによって編集することが可能である。ユーザは個々のトレーニング計画エントリを、ジムに持って行くなどのためにプリントアウトできる可能性もある。
さらに、Zumba、Body Toning、Body Pumpなど人気のあるジムクラス向けに1つまたは複数のジムワークアウトモデルを提供することが可能である。1つまたは複数の実装形態では、たとえばユーザのジムクラスに関する自動統合がサポートされており、またこれには心拍数トラッキングアルゴリズムを含むことが可能である。たとえば、ナノベース/プラスターセンサを本明細書の教示に組み入れることが可能である。
1つまたは複数の実装形態では本出願は、ゲーム設計技法、ゲーム思考およびゲーム力学を非ゲームコンテキストに使用することを一般に意味するゲーム応用(gamification)を利用する。ゲーム応用は、所望の行動に集中するようにユーザを仕向けること、習得までの道筋を示すこと、問題を解決する手伝いをすること、およびゲームに熱中するという人の心理学的傾向を利用することによって技術をより興味をそそるものにさせるために使用される。健康およびライフスタイルコンテキストにこれらの原理を利用することによりエンドユーザの経験がより強力なものとなる。ゲーム応用を利用することによって、健康成果を向上させる大きな機会を示すような行動の変更が可能である。さらに、モバイル技術をソーシャルネットワークやゲーム応用原理と組み合わせることによって個人の健康的なライフスタイル行動変化を容易にするための力が得られる。したがって本出願は、より健康的なライフスタイルを採用するようにユーザを集中させかつ仕向けるためにプラットフォーム(達成、褒賞、チャレンジ、リーグおよびレベル(ただし、これらに限らない)を含む)の全体にわたって様々な方式でゲーム応用原理を利用することが可能である。
図11Aは、達成を認識することおよびユーザ進捗に対して賞を与えることと関連付けされた例示の表示画面1100を示したものである。具体的な活動に関する達成および褒賞のトラッキングを提供することによって本出願は、「おめでとう」や「よくやったね!」と言うことによるなどユーザを励ますための「賞賛のための肩たたき(pat on the back)」のフィードバックを提供する。メッセージは、グラフィック(たとえば、トロフィーや賞)または言語で提供することが可能である。1つまたは複数の実装形態では達成メッセージを、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを介して共有されるユーザのソーシャルネットワークホームページ上などのニュースフィードに出すことが可能である。ソーシャルネットワークと連携して本出願は、ユーザのニュースフィードとの対話/インターフェース、コメント作成(ニュース項目、達成、活動に関するなど)、フォーラム/検討、写真共有、ビデオ共有、プラットフォーム通知、およびプッシュ通知を含む。図11Bは、互いの活動に対してユーザがコメント付けするためのメディアを提供すること(複数の写真や活動事象のユーザ共有をサポートすることを含む)によって実装可能であるようなソーシャルな対話を例証した例示の表示画面1102を示したものである。
得られた達成と連携して本出願は、やる気や褒賞を目的として贈ることが可能な「ゲーム応用」ポイントを提供する。1つまたは複数の実装形態では、達成ポイントはユーザの健康スコアに織り込まれない。ある種の達成については、追加的な褒賞(たとえば、ユーザのプロフィールに表示させることが可能な肩書き、ユーザのプロフィールの隣に表示させることが可能なピン、またはユーザのデスクトップやスマートフォン上にダウンロードし使用可能な特別な「壁紙」)を獲得させることが可能である。
1つまたは複数の実装形態では、ユーザが1つまたは複数の実装形態に従ってヘルスプラットフォーム100上で他のユーザと競い合うための直接的な方法を提供するようなチャレンジをサポートすることが可能である。チャレンジシステムは、個人、グループ、法人、フィットネスクラブおよび公共的使用などの様々な人またはグループ向けに提供することが可能である。個人はこのチャレンジシステムを、自身の当面の友人と競い合うために使用することが可能である。グループはこのシステムを、そのユーザに対する全グループ的なチャレンジやパブリックチャレンジを出すために使用することが可能である、および/または法人顧客やすべてのプラットフォームユーザには、これらのチャレンジから選択して競い合う機会が得られる。さらに、チームが互いに(たとえば、マーケティング部対営業部や所与のクライアント会社で)競い合えるようにしたチームチャレンジをサポートすることが可能である。法人内におけるグループチャレンジや部課別の具体的なチャレンジは、やる気のある活動を創造するために有用となり得る。例示のパブリックチャレンジ表示画面1200を図12に示している。
さらに、ユーザを達成よりさらに直接的な競争に関わらせることが可能であるが、チャレンジと比べてはより直接的でない競争を示すようなリーグをサポートすることが可能である。リーグと連携して1つまたは複数の実装形態では、ユーザはあるリーグについての資格を得るために具体的なフィットネス活動の中で3つのワークアウトの競争をする。リーグは、その種類(ブロンズ、シルバー、ゴールドおよびプラチナ)、活動種別および区分に従って分類することが可能である。1つまたは複数の実装形態ではリーグは、数週間から数か月続くシーズンにわたって運営することが可能である。達成および褒賞をリーグシステムとリンクさせることが可能であり、またユーザのソーシャルネットワークニュースフィードにリーグ昇級を表示させることが可能である。リーグシーズンを最高ランクの地位で終えるためなど、より高いリーグへの昇級の達成を得ることが可能である。
本出願は、レベル、インセンティブおよび仲間同士の交流についてサポートを提供する。本明細書に十分に図示し説明したようなヘルスプラットフォーム100に、レベルシステムの形態の進捗ダイナミックスを組み入れることが可能である。様々な特徴には、年功(seniority)レベルベースのシステムを含むことが可能である。たとえば、新たなユーザはレベル1で始まり、途中で徐々に進みレベルが上がる。レベルは、ユーザが取得した活動ポイントの数および種類によって決定することが可能である。活動ポイントは、ワークアウトのトラッキング、達成の取得およびニュース項目へのコメント付けについての褒賞とすることが可能である。
図13を参照すると、本出願に従って提供されるニュースおよび通知は、「ニュースフィード」(当技術分野で周知のもの)ポスティング、通知(たとえば、SNSや電子メールによる)、およびプラットフォーム通知(たとえば、本明細書に図示し説明したグラフィック制御子を用いる)を含む。1つまたは複数の実装形態では「ニュースフィード」は、ユーザに対してその友人の最近の活動情報を提供する。ユーザは、たとえばSNSや電子メールを介して何が起こっているかに関する通知を受け取るように選択することが可能である。さらに、デバイスに対するプッシュ通知も同様に提供することが可能である。SNS通知は、ユーザが屋外でトレーニングしている間に自身の友人からリアルタイムの励ましを受けたい場合に有用となり得る。新たな紹介したい友人を見つけるためや他の友人と接続を取り直すなどのために他のソーシャルネットワーク機能が設けられている。友人発見特徴は、ユーザが人名検索や電子メール勧誘を介してシステム上で他のユーザを見つけ出せるようにするために設けることが可能であり、あるいは公共イベントとスポーツスタイル検索の両方を含むことが可能な統合型フィットネススタイル検索(たとえば、「わたしはランナーで、他のランナーを探しています」)を使用することが可能である。さらに、たとえばニュースフィードを介して友人の活動レベルについての実質的にリアルタイムのユーザへの連絡を確保するためのユーザフレンドリな友人リポーターシステムを提供することが可能である。この特徴の恩恵の1つは、保険会社に関するものである。友人リポーターシステムを使用することによってユーザの身体活動レベルを大きく(たとえば、50%)上昇させることが可能であり、かつユーザはかなりの体重減少を享受することが可能である。
1つまたは複数の実装形態では、ユーザからなるグループを確立することが可能であり、また同様の関心またはバックグラウンドを有するグループは本明細書の教示を使用してグループユーザとでチーム形成および情報の共有をすることが可能である。たとえば最初に、組織(たとえば、法人グループ)、チーム(たとえば、ユーザグループ)という2つのグループ種別を存在させることが可能である。チームはすべてのユーザによって創成することが可能であり、またデフォルトではこれをオープンにしている。グループチャレンジを創成することが可能であり、またニュースフィードをそれぞれの要素を自身のチームや他のチーム(たとえば、全員または非限定)と共有可能なグループユーザからのニュース項目を伴うように拡張することが可能である。さらに、検索可能でありかつオープンなまたは管理されたグループをリストしているようなグループ名簿をメンテナンスすることが可能である。ユーザは、グループ名および記述に基づく検索や参加するチームの提案に有用となり得るようなそれぞれの箇所およびフィットネス関心を指定するようにプロンプトを受けることが可能である。このことは、ユーザの仲間との関わりに役立つとともに、空のニュースフィードを排除することが可能である。さらに、ライブチャット機能をサポートすることが可能である。
上で指摘したように1つまたは複数の実装形態では本出願は、人工知能と一体化することが可能なアバターの使用をサポートしている。アバター(「Q」)の一例を図14の例示の表示画面400に示している。ヘルス心理学、精神療法、行動経済学、自分自身でかヘルスコーチやアバター「Q」(インテリジェントなフィードバックループを含むこと、個人的な付添者となること、活動、栄養消費、ストレスおよび睡眠に基づいてユーザにライフスタイルのフィードバックを提供するために使用される簡易人工知能を含むことが可能)に支援を得るかのいずれかによって参加者のより健康的な行動への参加選択をサポートする影響からの研究に基づいて複数の行動手段および新規技法を利用することが可能である。さらにアバターは、マスコットの役割をさせることが可能であり、ユーザに自身の健康スコアおよび全体的生活の質を改善させるように動機付けするために存在する男性または女性の付添者によって表すことが可能であり、またユーザのシステム上へのデータ入力に基づいてインテリジェントな提案を提供することが可能である。さらにアバターは、ユーザが設定した自己規定の目標に向けてのコーチの役割となることが可能であり、またさらには法人パートナーに対しては「ブランド化可能(brandable)」とすることができる。
したがって1つまたは複数の実装形態によればユーザは、システム上での自身の付添者とする男性版または女性版のアバター「Q」を選択する。アバター「Q」は、システムを使用する際のガイドや付添者の役割をするため、通知やアラートに関してユーザに知らせるため、ならびに最初にサインインしたときにユーザに説明、手助けおよび段階解説を提供するために2つの原理的役割を有することが可能である。アバター「Q」の2つ目の役割は、コーチ/トレーナーの役割である。アバター「Q」は、ユーザとでフィードバックループの不可分の一部を形成すること(軽く突いてワークアウトを継続させることから、アバター「Q」により提示可能な具体的なトレーニング計画を固めさせることまで)が可能である。アバター「Q」は、ウェブプラットフォーム上とモバイルアプリ内の両方に出現させることが可能であり、また会話の吹き出し(ただし、これらに限らない)を含め様々な方式でユーザと通信することが可能である。1つまたは複数の実装形態ではアバターは、ユーザとのインテリジェントな会話を可能にするためにプラットフォーム上の様々なトラッカーおよび状況からコンテンツにアクセスすることになる。アバター「Q」は、定期ユーザに対するコーチの役割をするとともに、これらのユーザのトレーニングをトレーニング計画の提供によって支援することが可能である。
本出願はさらに、「個人的トレーナー」や「医師」などの具体的な役割においてアクセスを要求することによってユーザを招待することが可能な「医師(physician)画面」をサポートしている。1つまたは複数の実装形態ではこの役割は、ユーザの具体的なアクセス権を決定する。ユーザは、アクセスを許可または否定することが可能であり、また許可されるアクセス権について(たとえば、「健康専門家はあなたのワークアウトを読むことができるようになります」、「健康専門家はあなたの目標を修正できるようになります」のように)知らされる。フリーテキストコメント(ユーザに対する健康専門家の関係に特異的なもの)、タグ(アンバーコンプレクス、赤色その他へのリスク層別化のためにも使用可能)、アラート、フィルタ処理(リスクおよびアラート状態などによる)、フィットネス目標の設定(たとえば、5週間にわたって5kmのランニング)、およびトレーニング計画の設定(手作業で実施することや、既存の計画からのコピーによって実施することが可能)といった特徴のうちの1つまたはいくつかを、アクセスを許可したユーザについて健康専門家に利用可能とさせることが可能である。
さらに、ライフスタイルと連携した推奨モジュールを設けることが可能である。健康専門家画面ではたとえば、ユーザが専門家に対して具体的にアクセス許可を与えている場合などで、健康専門家(医師、看護師、個人的トレーナー、その他)がユーザに対して直接的な推奨を提供することが可能である。1つまたは複数の実施形態ではアバター「Q」は、ユーザに対してよりアクティブで健康的でかつ幸福な生活に向けた動機付けをするような革新的なライフスタイルガイドを伴った法人顧客クライアントベースを提供することができる。アバター「Q」はまた、フィットネス/スポーツ活動(ユーザがアクティブでないかあるスポーツ種別にしか挑戦したことがない場合)、食生活/栄養(1日にわたって十分に水を飲むようにユーザにプロンプトを出す(インテリジェンスモジュールは、当該日に多くの活動に関わる場合にユーザにより多くの水を飲むように提案する)、ストレス(ユーザがストレスレベルが高いと登録している場合に、アバター「Q」はユーザが担当の医師に届けることが可能な概要およびナビゲーションをユーザに提供する)、および睡眠(常に睡眠不足と記録されているユーザは自身の睡眠パターンについて考察するとともに専門家のアドバイスを得るために相談することが可能である)などいくつかの領域において知識および活動を提供することが可能である。
図14を参照すると、アバターQを健康専門家(個人的トレーナーまたは医師)のコーチの役割をユーザに提供するようなコーチとして示している。したがってまた目標およびトレーニング計画の設定と連携して、Qはコーチ用ツールの役割をする。
1つまたは複数の実装形態では本出願は、上の段落で説明したように人工知能を使用する統合ライフスタイルフィードバックループ全体を提供するような推論エンジンをサポートしている。本出願のフィードバックループエンジンは、ユーザが複雑な生活を切り抜けるように支援するためのユーザに関する重要な統計ライフスタイルデータを学習しかつ保存することが可能である。このフィードバックループは、ユーザの健康に関するすべての面を見るとともに、そのライフスタイルのパターンの確立を開始することが可能である。ストレス、不健康な食習慣または睡眠障害の経験をもつ法人顧客のクライアントは、これらのパターンを考察し必要な変更を行うことが可能である。さらに、健康スコアに関する詳細な知識に基づいてユーザが自身の健康および自身の健康スコアを改善するための方法を提案するために健康スコアプラットフォームの各成分を相互リンクさせている。さらにデータは、あらゆるエンジン計算において匿名性およびセキュリティが確保されることが好ましい。
1つまたは複数の実装形態では本出願は、オンライン方式や他のディジタル方式などでのユーザ支援をサポートしている。たとえばサポートは、教育ビデオ、よくある質問(FAQ)に対する返答、連絡サポート、ウェブプラットフォームの開始の際のヘルプ、およびモバイルアプリのヘルプ画面を含むことが可能である。たとえばヘルプは、ユーザに対してFAQオンラインやユーザに対してバグや問題点の報告を可能にさせるサポートフォーラム機能を介して提供される。トラッカーアプリケーションはまた、専用のヘルプセクションによって構成することが可能である。
本出願によれば、セキュリティは核心的特徴の1つである。1つまたは複数の実装形態によれば、デバイスとの通信はそのサーバの同定を保護するためにセキュリティ証明書を高度に使用するHTTPSによって保護することが可能である。ユーザデータは、目下の暗号法を用いて高セキュリティに保護することが可能であり、またこれはユーザデータとこのデータが属するアカウントとの間のリンクを破ることが可能である。リモートのデータセンターは、論理的および物理的セキュリティを十分にして利用することが可能であり、かつネットワーク層上のみならずアプリケーション層上でファイアウォール技術を利用することが可能である。したがってアプリケーションデータを高セキュリティにかつ暗号化してウェブプラットフォームに送ることが可能であり、また会費に関係する支払い(たとえば、使用の都度、月払い、年払い、その他)などの支払いの受け取りのために高セキュリティの支払いシステムが利用される。さらに、たとえばHIPPAや他の規制遵守に関係するものなどプライバシーの懸念に対処することが可能である。
図15は、健康情報とアカウント情報の間のリンクを分離している本出願の一実装形態を示した例示の図1500を示したものである。ユーザが適正な証明の提示などによってログインした後、セキュリティサーバはトークンを発行する。健康情報(ビジネスデータ)にアクセスするためにビジネスロジックは、先に獲得したトークンを提示することによってセキュリティサーバに対して当該データに対応するセレクタを要求する。トークンによって当該データへのアクセスが承認された後、セキュリティサーバはこれらのセレクタを提供する。ビジネスロジックは次いでこのセレクタを用いて、ビジネスデータベース内でデータを位置特定する。構造の観点からすると、これによってセキュリティサーバ内でセキュリティロジックが集中型となる。このことは、望ましい特質である、というのはこれにより(セキュリティロジックがビジネスロジック全体にわたって分散されているような反対の状況と対比して)セキュリティロジックの維持が容易になるとともにその正しさが保証されるためである。
本出願によるヘルスプラットフォーム100はユーザ中心のプラットフォームとして設計することが可能である。ユーザは自身のプロフィール設定において、どの種類の情報を友人と共有したいかを判断する。1つまたは複数の実装形態では、ヘルスプラットフォーム100上でデータのある部分組だけを友人と共有することが可能である。これらにはたとえば、ユーザの健康スコア、ユーザのフィットネス活動、プロフィール写真とプロフィールテキスト、達成、および友人のリストを含むことが可能である。体重、診療歴、ライフスタイル質問、生活の質の質問、血液値に関係する個人データなどの他のデータは、アクセス可能でないこと、またはシステム上で共有しないことが好ましい。
実装形態では情報は、ユーザの所在(たとえば、国)、電子メールアドレスとパスワード、最初のサインアップ時に第1の健康スコアを有効にするためのデータポイント(たとえば、年齢、性別、体重、身長)、および使用条件の受け入れに関する登録プロセスの間にユーザから受け取られる。さらに、データ/コンテンツリポジトリ、コンテンツ配布およびブログ統合にはソーシャルネットワークサイトを提供することが可能である。1つまたは複数の実装形態では、それぞれの顧客また恐らくは法人顧客のコンテンツ管理システム(「CMS」)との統合がサポートされている。たとえば健康スコアは法人顧客のコンテンツ特異的な製品に統合することが可能である、このことは健康スコアが実質的にリアルタイムで計算されるとともにアクティブなユーザの総発生エネルギーまたは距離を示す法人顧客のCMSプラットフォームなどの代替のクライアントプラットフォームに配布される可能性があることを意味している。
本出願によればフィードバックループロジックのうちの適切な部分をプラットフォームの個人サブシステムに常駐させている。したがって規則エンジンは、フォーラムシステム、ニュースシステム、および/またはワークアウトシステムなどの様々なサブシステム内に常駐するプログラミングロジックを含んだ通知のための実装形態である。これらの規則エンジンは、フィードバックループシステムに通知を提出することが可能である。フィードバックループシステム自体は、チャンネルを介して最終的にユーザに通知を伝達するために待ち行列にある通知に対してプロセッサを稼働させている通知スケジューラという観点で解釈することが可能である。さらに各通知に対して通知領域を割り当てることが可能であり、これによりユーザによる通知領域ごとの伝達チャンネルの選択を可能とさせている。このためにユーザ経験が単純化される。
1つまたは複数の実装形態では健康スコア情報は、たとえばソーシャルネットワーク、所在情報、友人の達成、栄養トラッカー、インボックス、アバター、チャレンジおよび招待のうちの1つまたはいくつかと一体とした方式で提供することが可能である。
図16は、本出願の実装形態に従ったモバイルアプリケーションを稼働させているモバイルコンピューティングデバイスを示したものである。たとえば、改善を意味する上方向の矢印を含んだ健康スコアが表示されており、またワークアウトスコアと関連付けされたタイマ機能が提供されている。さらに、ユーザの活動、ユーザの身体およびユーザの情緒と関連させた相対値を表示した健康スコア視覚化が提供されている。さらに、ワークアウト、栄養および日常の立ち寄り箇所と関連して活動詳細が表示されている。
したがって本明細書に図示し説明したように本出願によれば、ユーザおよびデバイスから受け取られ、かつアラートや通知を提供するように処理される情報に対応することができる。1つまたは複数の実装形態では、ユーザに対する通知を周期的におよび/または連続して作成するような1つまたは複数の規則エンジンを提供することが可能である。特定の実装形態は、それぞれのサブシステムやその具体的な通知要件に依存する可能性がある。この通知は、フィードバックループを駆動させる核心情報要素となる可能性がある。一般に通知は、通知がフィードバックまたは調査票となり得ること、通知が対話型アバターによって提示され得ることによって特徴付けることが可能である。さらに、通知作成規則エンジンはこれらの通知を作成する個人サブシステムの一部とすることが可能である。フィードバックループシステムは、スケジュール設定、処理および様々なチャンネルに及ぶ通知の伝達のためのジェネリックな基礎構造を提供することが可能である。
本システムはその実装形態によらず、個人の相対的健康を表した数値を割り当てるための手段を提供する。この数値は本明細書において「健康スコア」と記載しており、またユーザから収集された健康関連情報に基づいて個人の健康を評価するために使用することが可能である。この健康スコアは、収集した健康情報に基づいてアルゴリズムを用いて計算される。ユーザまたは通信サブシステムは、本システムにいくつかの健康パラメータに関する健康関連情報を提供する。健康スコアの計算に使用されるパラメータの各々に関する相対値を割り当てるために事前決定の重み付け係数が使用される。次いで、アルゴリズムに従って重み付け済みのパラメータを合成することによってユーザの健康スコアが計算される。たとえばパラメータは、人の血糖レベルおよび体重とすることが可能である。重み付け係数「a」を血糖データに適用し、かつ重み係数「b」を体重データに適用することが可能である。人の健康の判定において血糖データの方が体重より重要な因子である場合は、重み付け係数「a」が重み付け係数「b」より大きくなるようにし、計算される健康スコア(たとえば、健康スコア=血糖*a+(体重/100)*b)に血糖データがより大きな影響を有するようにする。ある種の実装形態では、重み付け係数が非単位(non-unity)値(たとえば、1を超えるまたは1未満で1ではない値)である。追加的な健康スコアの計算に含める因子は少なくすることも追加することも可能であり、また足したり引いたりされるようなまたは計算全体を修正するようなオフセット値を含めることが(ある種の実装形態では、2つの可能な理由として年齢または性別を算入するためなどで)可能である、しかしながら以上の説明は健康スコアを計算する方法に非限定の例であるように意図したものである。計算にあたって測定できかつ含め得る他のパラメータには、血圧測定値、身長、肥満度指数、体脂肪量、糖尿病、心室肥大、高血圧、不整脈および空腹時血糖値などの医学的状態が含まれる。入手がなければパラメータを計算から省くことが可能であり、または他のパラメータおよび/または同様のパラメータを有する個人からなるサンプルグループから得た値から評価することが可能である。
内因的な医学パラメータに加えて、ユーザの身体活動も健康スコアの計算の際に考慮に入れられる。本明細書で指摘したように身体活動は、活動に応じた適当なセンサを介してヘルスバンド101によって監視することが可能である。センサは、GPSユニット、高度計、深度計、歩数計、律動センサ、速度センサ、心拍数モニター、その他を含むことが可能である。ジムベースの活動の場合は、コンピュータ式エクササイズ装置をユーザが完了したプログラムに直接関係するデータを提供するように構成することが可能である(たとえば、いわゆるエリプティカル/クロストレーナーはユーザの歩数計その他と比べてワークアウトに関するさらに良好なデータを提供することが可能である)。ユーザの身体活動に関するパラメータを自動式に取り込むことが好ましいが、手作業による活動入力のためのユーザインターフェースも設けることが可能である。これに関して、トレッドミル、エリプティカル、フィットネスバイク、またはウェイトリフティングマシン(ウェイトやバンドのラックを備える)などエクササイズマシンに本明細書に記載したシステムと通信するための通信インターフェースを設けてシステムに外因的な身体活動パラメータを提供しシステムからのデータを受け取りかつこのデータを処理するように構成されたプロセッサを含み、これにより目標、チャレンジまたは当該ユーザに関する他の目的を満たすようにエクササイズマシンにおいてエクササイズプログラムを自動的に調整することが可能である。
さらに、食生活、喫煙、消費したアルコールその他などのライフスタイルデータを収集し健康スコアの計算に使用することが可能である。一実施形態では、ユーザによって消費した食物および/または栄養に関するデータを取り込むためにバーコードやRFIDスキャナを使用することが可能であり、またこれを次いでサーバやサーバと連絡したウェブサイトなどのリモートシステムにおいて、日々のカロリー、脂肪および塩分の摂取などのパラメータに変換することが可能である。一部でシステムはユーザから提供を受けているこのようなデータに依拠している一方、許可および接続権が適当となった後にデータネットワーク接続を通じて他のデータを取得することが可能である。
身体活動およびライフスタイルデータを時間の経過に従ったトラッキングすることが可能であり、また健康スコアの効果を計算する際に減衰アルゴリズム(より詳細には以下で検討することにする)を適用することが可能である。このためはるか以前の身体活動は、健康スコアに対するポジティブな効果を低下させてしまっている。健康スコアの算定のためにアルゴリズムで使用される重み付け係数は、計算で使用されるパラメータの相対的な重みを低減するように構成可能な減衰成分に従って時間の経過に従って調整することが好ましい。減衰成分はそれ自体で、重み付け値を備えることが可能であるが、さらにユーザの体重または体重範囲、年齢または年齢範囲、システムに知られた医学的状態、およびシステムが知り得る他のパラメータのうちのいずれかなどのユーザと具体的に関連付けられた少なくとも1つの因子を考慮に入れている方程式を備えること、あるいは当該ユーザに関する軸に沿った値の関数として曲線から値の読み取りが可能となるようにこれらの因子を考慮して構成された曲線を備えることが可能である。この方式ではその減衰成分は、第1のユーザが第1の年齢または年齢範囲を有しかつ第2のユーザが第2の年齢または年齢範囲を有する場合など、第1のユーザに関する健康スコア計算に使用するパラメータの相対的重みを別のユーザに関する場合と異なった低減とすることが可能である。
中央システム(好ましくは、データベースおよびたとえば情報プロセッサ102によってホストすることが可能なウェブサイト)は、各ユーザおよびその健康スコアに関するデータや関連するパラメータおよび時間の経過に従ったトレンドをメンテナンスすることが可能である。これらのデータは、本技術分野で理解されるように人のアイデンティティと独立に機密性のデータを保存可能とする方式でメンテナンスすることが可能である。
各ユーザごとに計算された健康スコアは次いで、中央システムにおいてシステム、グループまたはユーザプロフィールに依存する形で処理することが可能である。プロフィール設定に応じて、健康スコアと関連するトレンドによって様々な自動の動作を生じさせることが可能である。たとえばこれによれば、自動アラートのトリガー、毎日の電子メールのアップデートなどのユーザフィードバックの提供、気付いた問題を緩和するように選択される自動式のやる気、ウォーニングおよび/または目標設定の通信のトリガー、トレーニングプログラムの調整、あるいは医学分析に関する自動照会を行うことが可能である。
ユーザの健康スコアはまた、通信ポータルを介して指定の受取者グループに提供することが可能である。この受取者グループは、システムの選択された別のユーザ(たとえば、友人および家族)を含むようにし、選択された別のユーザの健康スコアをさらに別の者の健康スコアと比較できるようにすることが可能である。代替の構成では、すべてのユーザに他のユーザのスコアを見ることを可能としたり、その個人との保険契約のための価格見積りを提供できるように受取者グループを具体的な健康保険提供者と規定することが可能である。他の可能性も本発明の趣旨域内にある。
プロセッサ上で実行されるデータ収集モジュールはユーザに対して、いくつかのパラメータに対応した健康関連データを提供するようにとのプロンプトを出すことが可能である。一実装形態では、通信サブシステムによって1つまたは複数のパラメータが自動的に提供される。これらのパラメータは、ユーザの体重、身長、および年齢とフィットネス活動情報を含むことが可能である。このような測定可能な医学パラメータはユーザに関する内因性のパラメータである。ユーザの体重および身長はユーザの目下の健康状態に関する情報を提供する。フィットネス活動情報は、ユーザが参加しているエクササイズの量に対応する。この情報は、ユーザに関する外因性のパラメータである身体活動パラメータの一例である。たとえばユーザは、ユーザが身体活動に参加した時間量や身体活動の種類など自身の日々のフィットネス活動に関する情報を入力することが可能である。ユーザがたとえばジムに行って30分間自転車で運動した場合、この情報をシステム内に入力することが可能である。ユーザのフィットネス活動情報は、ユーザが自身のフィットネスを改善するために採用した措置に関する情報を提供する。
ユーザの体重、身長、年齢およびフィットネス活動情報は、その情報の収集が可能なパラメータのうちの一部にすぎない。システムは、ユーザの健康を表すことが可能な他の多くのパラメータを収集し処理することが可能である。たとえばパラメータには、血糖レベル、血圧、血液化学データ(たとえば、ホルモンレベル、必須ビタミンおよびミネラルレベル、その他)、コレステロールレベル、免疫データ、脈拍、血中酸素含有量、消費した食物に関する情報(たとえば、カロリー、脂肪、繊維質、ナトリウム含有量)、体温(ただし、これらは収集可能なパラメータいくつかの可能で非限定の例の一部にすぎない)を含むことが可能である。人の健康を表している信頼性良く測定可能な様々な他のパラメータも、人の健康スコアの計算に使用することが可能である。
重み付けモジュールはメモリから重み付け係数を呼び出す。この重み付け係数は、各健康パラメータの相対値を増加または減少させるために使用する乗算係数とすることが可能である。本明細書の式に示したように各健康パラメータに対して重み付け係数を割り当てることが可能である。この重み付け係数は健康パラメータの相対値を制御するために使用される。ユーザの健康スコアの計算においていくつかの健康パラメータが他のものと比べてより重要である。したがって健康パラメータに適用される重み付け係数は、各因子がユーザの健康スコアの計算において有する相対的影響を増加または減少させている。たとえばユーザの目下の体重は、ユーザが参加するフィットネス活動の量と比べてより重要である可能性がある。この例では、体重パラメータにより大きな重み付け係数を割り当てることによって体重パラメータにより重い重み付けがなされることになる。重み付けモジュールは収集した健康パラメータ値に対して、呼び出した重み付け係数を適用し、重み付け済みの健康パラメータ値を提供する。重み付け係数は、特定のパラメータが健康スコアに対してまったく影響がない場合は、ゼロとすることが可能である。重み付け係数は、いくつかのアルゴリズムで使用するために負の値とすることが可能である。
パラメータへの重み付けが済んだ後に、プロセッサ内で動作するスコア判定モジュールを介してユーザの健康スコアを算定することが可能である。スコア判定モジュールは、アルゴリズムに従って重み付け済みのパラメータを合成する。一実装形態では健康スコアは、ユーザの肥満度指数(BMI)健康スコアとユーザのフィットネス健康スコアとの平均値を取り、これから95歳より何歳若いかの年数の2倍を引き算した値とすることが可能である。この例におけるアルゴリズム式を下に再掲する。
健康スコア=((BMI健康スコア+フィットネス健康スコア)/2)-2*(95-年齢)。
ユーザのBMI健康スコアは、0〜1000の間の値とすることが可能である。BMI健康スコアは、ユーザの体重および身長に基づいて計算されるユーザのBMI、ならびにユーザのBMIが健康なBMIと考えられるところからどの程度離れているかに基づく。異種の情報を合成できるようにユーザのBMI情報を正規化するために図表または式を使用することが可能である。最大ポイント値(たとえば、1000)が割り当てられる目標BMI値が選択される。ユーザのBMIの目標値からの離れ方が大きいほど、与えられるポイントはより少なくなる。ユーザのフィットネス健康スコアは、人の身体活動またはエクササイズに基づく。一実施形態ではこれは、過去365日間におけるフィットネス時間数の総和(すなわち、ユーザがフィットネス活動に参加した時間量)であり、各時間は当該時間にわたって直線的に古くさせており、このためより以前の活動ほど小さい値付けとしている)。得られた総和には2を乗算するとともに1000に上限設定することが可能である。これによって、健康スコアに至るように合成できるようにフィットネス情報が正規化される。フィットネス活動の日々の目標平均値が選択されるとともに、これに最大ポイント数(たとえば、1000)が付与される。ユーザには、参加したエクササイズが目標と比較してより少ない程度に基づいてより少ないポイントが付与される。
別の実装形態では、BMI健康スコアおよびフィットネス健康スコアを超えて平行に維持されるいくつかのサブスコアから健康スコアが決定される。同様に健康スコアは、異なる調整を用いるまたは年齢調整を用いない上で検討したような組み合わせアルゴリズムにおいて同様な情報を用いて決定することが可能である。
内因性の医学パラメータが処理されて、基本の健康スコアが決定される。身体エクササイズからのパラメータなどの外因性のパラメータが処理されて、健康プールとボーナスプールに割り当てられる値が決定される。身体活動と関連付けされたこの値(MET時間値で表現することが好ましい)は、健康プールとボーナスプールの両方に加えられる。ボーナスプールには日々の減衰係数が適用される。ボーナスプールによる適応が不可能な過剰な減衰があった場合は、健康プールから差し引かれる。減衰の量は、高い健康プールおよびボーナスプールを維持するためにはより大きな努力が要求されるように健康プールとボーナスプールの大きさに応じて決定される。健康プール値は、全体的な健康スコア値を計算するために、内因性の医学パラメータからのスコアと組み合わせて処理される。一実施形態ではその健康プール値は、時間の経過に従ってそれぞれの値を古くさせるように対数とするか他の統計関数を適用し、直近の活動だけが健康/ボーナスプールに対して完全に有効に算入されるようにしている。
健康スコアは、時間の経過に従ったその人の健康因子とエクササイズ記録からなる重み付け合成値に基づく。健康因子は、ユーザによって定期的に更新することが可能である。たとえばユーザは、システムによるトラッキングおよび処理を受けるたびごとに健康関連情報を提供する可能性がある。ユーザは、食事後、運動後、体重測定後、その他において更新する可能性がある。センサ、可搬式デバイス、その他によって活動/事象が記録された場合、取り込まれた/計算されたパラメータを自動的にアップロードしかつ使用して改訂版の健康スコアを作成することが可能である。たとえば、ユーザがランニング中、エクササイズ装置でのワークアウト中、その他の間においてエクササイズの効果を示すようなフィードバックを提供することが可能である。この選択された実施形態ではフィードバックは、ユーザが所定のしきい値を超えたと判定された場合(その健康に関する知識によって健康スコアや記録された他のデータに対応して変動する可能性がある)にジムスタッフメンバーなどの管理者に提供される可能性がある。したがって健康関連データはほぼリアルタイムで更新される可能性がある。
ユーザはまた、1日あたり2回、1日あたり1回、または他の周期的な時刻に情報を更新することが可能である。さらに健康スコアは、時間の経過に従った情報の平均に基づかせることが可能である。たとえばフィットネス活動は、ある時間期間(たとえば、1週間、1か月間または1年間)にわたって平均を取ることが可能である。時間の経過に従ったデータの平均を取ることによってデータのゆらぎに起因する健康スコアへの影響が低減される。そのデータがいつになく高い(たとえば、その人がある短い時間にわたって大きな量のフィットネス活動に参加していた)期間またはそのデータがいつになく低い(たとえば、その人が病気のために1週間まったくフィットネス活動に参加していなかった)期間は、時間の経過に従った平均化によって健康スコアへの影響があまり劇的とならない。健康関連情報は、プロセッサによりアクセス可能なメモリ内またはデータベース内に保存することが可能である。
保存されたデータはまた、ユーザに関する将来の健康スコアの予測に使用することが可能である。予測モジュールは、過去のデータ(たとえば、フィットネス習慣、食習慣、その他)を分析し、ユーザが予測可能なやり方で行動を続けるとの仮定に基づいて予測される健康スコアを推定することが可能である。たとえばそのデータによってユーザが過去の30日間にわたって毎日1時間エクササイズをしていたことが示された場合、予測モジュールは予測アルゴリズムに従って、ユーザが次の3日の各日においても1時間のエクササイズを継続するであろうと予測することが可能である。したがって、スコア判定モジュールは、予測モジュールからの情報に基づいて次の3日が終わったときに予測健康スコアを計算することが可能である。これによりまた、この予測を他の行動に織り込むことが可能である。たとえばシステムは、健康スコアは高いが過去の経験に基づくと回復のために数日間休みを取ることになると予測されるような人にはより活発な身体活動レベルまたはチャレンジを提案することが可能である。さらにシステムは、ユーザに対して一連の活動を維持するようにまたは行動を修正するようにとの激励を提供することが可能である。たとえばシステムはユーザに、ユーザがある時間量だけフィットネス活動を増加させたなら、健康スコアがある値だけ上昇することになることを示すメッセージを送ることが可能である。これによりユーザは、健康を改善するための目標を設定することが可能となる。
健康スコアを使用することによって、各人が直接的な比較を困難とさせるような非常に異なる特性を有する場合であってもユーザの健康の別の人の健康との相対比較が可能となる。たとえば、第1のユーザ(ユーザ1)が第2のユーザ(ユーザ2)と比較して非常に異なる身体組成を有することや非常に異なるフィットネス活動に参加する可能性があり、これでは各ユーザの相対的健康の直接的な比較は困難となる。健康スコアを使用することによれば2人のユーザのかなり容易な比較が可能となる。一例としてユーザ1は若干体重超過であり、これがユーザ1の健康スコアを低下させる傾向にある。しかしユーザ1はまた、多数のフィットネス活動に参加しており、これがユーザの全体的健康スコアが高めている。これに対してユーザ2は理想的な体重を有し、これが高い健康スコアに寄与してはいるが、フィットネス活動への参加はほとんどなく、これが健康スコアを低下させている。ユーザ1とユーザ2はその健康関連パラメータに関して非常に異なっている。したがって、ユーザ1とユーザ2の相対的健康を評価し比較することは非常に困難となる。本発明によれば、ある種の健康パラメータに関係する情報がユーザ1とユーザ2から収集され、これを使用して全体的健康スコアが計算される。ユーザ1の健康スコアとユーザ2の健康スコアを比較することによれば、この2人が非常に異質でありかつ非常に異なる習慣を有していても、これら2人のユーザの健康に関する容易な評価および比較が可能となる。したがって健康スコアは、あるグループのメンバーが自分たちの相対的健康を比較できるような、また他の主体(たとえば、雇用者、ヘルスケア保険業者)が個人の健康を評価できるような重要な価値を有している。
健康パラメータデータおよび健康スコアは、ある時間にわたってメモリや他のデータベース内に保存しておくことが可能であり、これによりユーザは自身の進捗をトラッキングすることができる。ユーザが進捗をトラッキングするためおよび行動の改善があった可能性がある部分を分析するために図表を作成することが可能である。さらに、医学的問題点および/または食習慣の診断につなげられ得るようなトレンドを確認することが可能である。たとえばある人の体重がフィットネス活動が同じ量であったりフィットネス活動を増加させたにも関わらず増え続けている場合、システムは体重増加の原因を判定するためにある種の医学検査(たとえば、甲状腺検査、妊娠検査)を受けるようにトリガーまたは提案することが可能である。
ある種の実装形態では、システムの大部分はユーザから離れてホストされており、またユーザはローカルのユーザインターフェースデバイスを介してシステムにアクセスする。たとえばこのシステムをインターネットベースとすることが可能であり、またユーザはこのインターネットベースのシステムとでデータを通信するために(たとえば、有線式/ワイヤレス式の通信ネットワークを介して)インターネットに接続されたローカルのユーザインターフェースデバイス(たとえば、パーソナルコンピュータやモバイル電子デバイス)とやり取りする。ユーザは、ローカルのインターフェースデバイスを用いてインターネットベースのシステムにアクセスしており、このインターネットベースのシステムの中でそのメモリおよびソフトウェアモジュールがリモートで動作しかつインターネットを介してこのローカルのデバイスと通信する。このローカルのデバイスは、リモートプロセッサおよびメモリにデータを伝送するために使用されており、ここでデータはリモートに保存され、処理され、健康スコアに変換され、次いで制限付きアクセスインターネットポータルを介して指定のグループに提供される。別法としてシステムは主として、そのデータがローカルに保存され、処理されかつ健康スコアに変換され、これが次いで指定のグループに対するリモートによる発行のためにデータ共有ポータルに伝送されるようなローカルのデバイスを介して実装される可能性がある。
システムは、メモリに保存されておりかつプロセッサ上で動作するようなソフトウェアモジュールによって実行されるソーシャルネットワークの枠組みの形態で実装することが可能である。システムは、単独のスタンドアロン「健康テーマ別(health themed)」ソーシャルネットワークシステムとして、またはすでに存在するソーシャルネットワークシステム(たとえば、Facebook、MySpace、その他)と一体化されたアプリケーションとして実装することが可能である。ユーザには、ユーザが情報を入力し、どの情報を指定のグループに発行するかを管理し、かつ指定グループのメンバーを管理できるようなホームページが提供される。このホームページは、様々なパラメータの各々に関する健康関連情報を入力させるためのユーザに対するプロンプトを含む。ユーザは自身の体重、生年月日、身長、フィットネス活動、および他の健康関連情報を入力することが可能である。次いでユーザの健康スコアが計算される。この健康スコアは、当該情報へのアクセスが許可されたグループの一部であると指定された他のユーザと共有される。さらにユーザは、グループ内の他の人の健康スコア情報を参照することが可能である。したがってユーザは自身の全体的健康をグループ内の他の人の健康と比較することができる。グループ内の他の人との健康スコアの比較によって、グループ内の個々人に自身の健康スコアの改善を競わせるやる気を提供することが可能である。たとえば健康法、医学ニュース、薬剤情報、ローカルのフィットネスイベント、ヘルスサービス、医学関連および/またはフィットネス関連の供給品やサービスに関する宣伝や割引、フィットネスチャレンジの発行、あるいは健康関連目標などの他の情報は、ホームページと通じて提供することが可能である。
別の実装形態では健康スコアは、メトリックヘルスモデルスコアと生活の質モデルスコアを合成したものとすることが可能である。複数のモデルからのスコアを合成することによって、ユーザに関するより全体観的な健康評価が提供される。メトリックヘルスモデルスコアは、比較的簡単に定量化可能なパラメータ(たとえば、年齢、性別、体重、その他)に基づいてユーザの健康を評価し、これらの数値を受け入れ可能な集団調査モデルと比較する。生活の質モデルスコアは、調査票に対する応答に基づいたユーザの自己評価による生活の質測定にフォーカスしている(すなわち、システムは自身の健康および生活の質に関するユーザの自己評価を考慮に入れている)、というのは個人が自身の生活に関してどう「感じているか」と現実的の健康計測値の間には相関が存在するからである。これら2つのモデルからのスコアを合成すること(これについては以下でより詳細に検討することにする)によって、健康についてのより包括的かつ全体観的な評価を提供することができる。
メトリックヘルスモデルスコアは、ユーザの診療歴情報、属性、生理学的メトリック、およびライフスタイル情報などシステムに対するユーザの医学パラメータ情報に基づかせることが可能である。たとえばシステムは、応答(イエス/ノー、多肢選択式、数値入力、その他)のプロンプトを出すための調査票をユーザに提供すること、またはユーザに埋め込んでもらうための書式項目を提供することが可能である。診療歴情報は、医学的状態に関するユーザの履歴および/またはユーザの家族内での医学的状態の有病率を含むことが可能である。診療歴情報の例には、ユーザに糖尿病があるか糖尿病の直接的な家族構成員がいるかどうか、ユーザや家族構成員が心臓発作、狭心症、脳卒中や一過性脳虚血発作の病歴、心房細動の病歴または不整脈を有するかどうか、ユーザや家族構成員が処置を要するような高血圧を有するかどうか、ユーザや家族構成員に甲状腺機能低下症、リウマチ性関節炎、慢性腎臓疾患、肝臓障害、左心室肥大、うっ血性心不全、ステロイド錠の定期的使用、その他があるかどうかなどの情報を含むことが可能である。
1つまたは複数の実装形態では、メトリックヘルスモデルスコアもまたユーザ属性に基づかせることが可能である。この属性は、年齢、性別、民族性、身長、体重、ウエストサイズ、その他を含むことが可能である。さらにメトリックヘルスモデルスコアは、ユーザの生理学的メトリックに基づかせることが可能である。生理学的メトリックの例には、収縮期血圧、総血清コレステロール、高比重リポ蛋白(HDL)、低比重リポ蛋白(LDL)、トリグリセリド、高感度C反応性蛋白、空腹時血糖、その他を含むことが可能である。この入力はまた、ユーザのライフスタイルに関するパラメータを含むことが可能である。たとえばライフスタイルパラメータは、ユーザが喫煙者かどうか(かつての喫煙者、目下喫煙中、喫煙のレベル、その他)、ユーザがどの程度のエクササイズを実行しているか(頻度、強度、種類、その他)、食生活の種類(ベジタリアン、高蛋白食、低脂肪食、高繊維質食、ファーストフード、外食、自炊、加工食品、食事の量、食事の頻度、その他)に関する入力を含むことが可能である。これらはパラメータの例のうち、ユーザの健康インジケータをサバイバル確率モデルと比較してユーザのメトリックヘルスモデルスコアを計算するために使用可能なものの一部である。
メトリックヘルスモデルスコアは、ユーザの医学パラメータ情報をサバイバル確率モデルと比較することによって計算することが可能である。完全な健康を意味する上限と健康不良を意味する下限を有するスコア(0〜1000の範囲とすることが好ましい)を2ステップのプロセスに従って導出することが可能である。先ず、上述のように個人サバイバル確率モデルによって生成されたサバイバル確率の組み合わせから全体的サバイバル確率が取得される。2番目に、得られたサバイバル確率(0〜1の範囲のある数)が、パラメトリック非線形写像関数を用いて0〜1000の範囲に変換される。パラメトリック写像関数は、典型的なサバイバル確率の領域内で大きな傾斜をもつように線形であるとともに、サバイバル確率分布の下側および上側端部において漸近的になだらかとなるように調整される。この写像関数は、典型的なサバイバル確率領域における変化に対して強く反応するように設計されている。
上で検討したように健康スコアは、メトリックヘルスモデルスコアから、またさらには生活の質モデルスコアから構成することが可能である。生活の質モデルスコアは、1組の調査票に対するユーザの返答に基づく。システムは、一部の質問が共通しているいくつかの異なる調査票を含むことが可能である。調査票の種類およびその中でユーザに提示される質問の種類は、ユーザの健康パラメータ(すなわち、ユーザ年齢、ユーザの診療歴中にある他のデータ、その他)に基づいて調整することが可能である。システムが了解しているユーザに関する情報に基づいて、具体的な調査票をユーザに合わせて作成し提示することが可能である。この質問は、ユーザが書式にチェックやレ点を入れることができる適当な多肢選択式応答を用いて提示することが可能であり、応答に対する評価をより容易にできるようにユーザによって入力される自由書式のテキストがないようにしている。他の種類の応答(たとえば、ある文面がどの程度真実であるかをユーザに1〜10で判定させるもの)も可能である。システム調査票で使用可能な健康関連の生活の質についてのいくつかの話題に関するいくつかのサンプルの質問(順不同)を次のリストで提供する。
したがってある広範な局面において発明による方法は、健康関連情報の収集、この情報を健康スコアとさせる処理、および健康スコアの発行が提供されるものと理解することが可能である。本方法を実装するためのシステムは、情報の収集、処理および発行のためにプロセッサ、メモリ、およびこのプロセッサで実行するコードモジュールを有するコンピュータを含むことが可能である。ユーザの複数の健康関連パラメータに関する情報、特に、少なくとも1人の自然人の測定可能な医学パラメータに関する内因値と、実行したエクササイズ、その人の仕事の種類や仕事と関連付けされた身体労働の量(たとえば、座りがちなデスクワーク対アクティブで手を使った労働集約的な仕事)および/または消費したカロリー/食物などこうした人の各々の活動に関する外因値の両方が収集される。各パラメータがユーザの計算済み健康スコアに及ぼす相対的な影響を制御するために健康関連パラメータに重み付け係数が付与される。健康スコアは、プロセッサを用いて重み付け済みのパラメータをアルゴリズムに従って合成することによって算定される。健康スコアはポータルを介して指定のグループに対して発行される。一実装形態ではこのポータルはインターネットベースの情報共有フォーラムである。
上に記載した主題は単に例証のために提供したものであり、限定と解釈すべきではない。本明細書に記載した主題に対しては、図示し説明したこれらの例示の実施形態や応用に従わずかつ添付の特許請求の範囲に列挙した本発明の真の精神および趣旨を逸脱することなく、様々な修正および変更を実施することができる。
上に記載した様々な実施形態は、所望の実装形態に応じて任意選択で多種多様な方式で組み合わせることが可能な特徴を開示している。特徴の異なる組み合わせに基づいた他の実施形態も可能であることが理解されよう。さらに、ある特定のパラメータ種別について複数のパラメータを使用可能であることが理解されよう。記載した特徴はどれも相互に排斥し合うものではなく、また上述の機能を実現するために任意の組み合わせの展開が可能である。
100 ヘルスプラットフォーム
102 情報プロセッサ
104 ユーザコンピューティングデバイス
106 通信ネットワーク
108 データ接続
202 CPU
204 読み出し専用メモリ(ROM)
206 ランダムアクセスメモリ(RAM)
208 ネットワークインターフェース
210 記憶デバイス
212 入力デバイス
214 ディスプレイ
300 機能構成単位
400 栄養トラッキングの例示のステップ
402 例示の画面表示
404 例示の画面表示
406 例示の表示画面
500 例示の表示画面
600 デバイスのサーバ側統合のためのステップ
800 例示の身体レポート
900 例示の表示画面
1000 表示画面
1002 目標ページ表示画面
1004 目標規定インターフェース
1006 例示の表示画面
1100 例示の表示画面
1102 例示の表示画面
1200 例示のパブリックチャレンジ表示画面
本出願によれば、このユーザの健康スコアの計算には、ユーザが誰であるかに関するユーザからの主観的情報を含んだメトリックヘルスモデル(「MHM」)、ユーザがどのように感じたかに関するユーザからの主観的情報を含んだ生活の質モデル(「QLM」)、およびユーザがどのように生活しているかに関するユーザからの主観的情報を含んだライフスタイルモデル(「LSM」)という3つの相互に関係する成分を含むことが可能である。これらの成分の各々に対して1つまたは複数の重み付け係数を適用することが可能である。これらの成分はパーセント値として表すことが可能である。たとえば、MHMでは重み付け係数を35%とすることが可能であり、QLMでは重み付け係数を20%とすることが可能であり、またLSMでは重み付け係数を45%とすることが可能である。このパーセント値は不変の値とすることが可能であり、または動的な値とすることが可能である。この値に寄与する入力情報の例示のカテゴリーは、デモグラフィックス情報や擬人化的な(anthropomorphic)情報(たとえば、年齢、民族性、性別、身長、体重、肥満度指数および胴回り)、家族情報(たとえば、若年性CVD、糖尿病、狭心症、心臓発作高血圧といった家族歴など)、代謝情報(たとえば、総血清コレステロール、高比重リポ蛋白tsc/hdl、低比重リポ蛋白、トリグリセリド、空腹時血糖、収縮期血圧、拡張期血圧、C反応性蛋白、安静時心拍数、および体脂肪百分率)、ライフスタイル由来の情報(たとえば、毎日の喫煙およびアルコール摂取量)、既往歴(たとえば、左心室肥大、II型糖尿病、高血圧、不整脈、慢性腎臓疾患、MI、脳卒中、TIA、またはうっ血性心不全)、ならびに自己評価情報を含むことが可能である。MHMの入力に脂肪を与えた場合、入力にBMIを伴った内部関数fat2bmi()によってBMIを生成することがあり、また2つのうちの小さい方が採用されることになる。
1つまたは複数の実装形態では、複数の統合手法が提供される。たとえば、デバイスを統合するためにサーバ側統合を利用することが可能である。別法として、デバイスをトラッカーアプリケーション(または、適当な他のモバイルアプリケーション)に統合するようなモバイル統合のサポートが可能である。健康データは、ユーザ単位で編成することが可能であり、かつ身体寸法(身長、胴回り)、体重(体脂肪を含む)、血圧(脈拍を含む)、血糖レベル(空腹時血糖)、血中脂質(総合値、高比重、低比重、トリグリセリド)、およびワークアウト(継続時間、距離、上昇、下降、速度、エネルギー、トラックポイント、心拍数、写真)と連携して提供することが可能である。
図6は、本出願の1つまたは複数の実施形態に従ったデバイスのサーバ側統合のためのステップ600を示した流れ図である。データをどの日誌内に配置させるかを決定する判断が行われた後に、ユーザに対してデバイス販売者により提供可能なクラウドアカウントに自身のアカウントを接続することを可能にさせるアカウントリンクウィザードが実装される。この接続は、OAuthなどの適当な標準を用いて(ステップ602)生成することが可能である。クラウドアカウントが自宅にいる複数のユーザからのデータを包含している場合、接続ステップの一部として単一のユーザプロフィールを選択することが可能である。さらにデータインターフェースを開発することが可能である。アカウントリンクが確立されると、クラウドは新たなデータが利用可能な状態になると常にウェブフックを実行することが可能である。このデータは、アクセストークンを介するなどによりセキュリティ証明書を用いてクラウドからプルすること(ステップ604)が可能である。上で規定したステップの実装形態を容易にするために、ユーザごとにかつ安全かつ効率の良い方式での外部アカウントへのリンクの管理を可能にするようなジェネリックアカウントサービスを提供することが可能である。会員登録/ウェブフック更新などの定期的なアカウント操作、および非同期のバルクデータロードなどの一過性の操作のサポートも可能である。例示の技術的特徴は、HTTPS、RESTful(サービスモデル)、OAuth(承認)、JSONまたはXML(データフォーマット)、およびウェブフック(新たなデータ通知)を含むことが可能である(ステップ606)。この基礎構造によってプロンプトおよび新たなデバイスの効率の良い統合が可能である。
1つまたは複数の実装形態では、食物/栄養トラッカー特徴は、単一のスコア(サブスコアを伴う)を提供、さらには科学的に確立されており、国際的に適用可能であり、また定量的データおよび定性的データ(たとえば、食物/飲料の量および種類)を含む。1つまたは複数の実装形態ではその食物/栄養トラッカー特徴は、使いやすく(たとえば、「2回のクリック」による)、ユーザフレンドリであり、面白く、魅力的であり、セクシーであり、かつ説教がましくなくやる気を起こさせるものである。1つまたは複数の実装形態ではその食物/栄養トラッカー特徴は、ユーザがどのように振る舞うかをトラッキングするなどによる学習を含んでおり、またプログラムがどのように応答するかをカスタマイズするように個人向け調整がなされる。食物/栄養トラッカー特徴のフォーカスは、健康的な食生活と好みの摂食行動にある。さらに食物/栄養トラッカー特徴のフォーカスは、体重低下ではなく持続的な体重管理におくことが可能である。したがってトラッカーは、単にカロリー計数アプリケーションであるのみならず、食事時間においてユーザをより健康な選択肢に向かわせるように促す。さらに上で指摘したように、食物/栄養トラッカー特徴と関連付けされた情報はユーザの健康スコアを計算するためにシームレスにかつ実質的に自動で統合されている。

Claims (20)

  1. 健康関連情報をコンピューティングデバイスに提供するための方法であって、
    コンピューティングデバイス上にユーザインターフェースを設けるステップと、
    前記コンピューティングデバイスから前記ユーザインターフェースを介して、ユーザの健康の評価と関連付けされた評価情報を受け取るステップと、
    情報を検知するように構成された異なるデバイスから、前記ユーザに関する生物学的情報、生理学的情報および身体活動のうちの少なくとも1つと関連付けされた種類の検知情報を受け取るステップと、
    処理済みのユーザ情報を提供するために、プロセッサとプロセッサ読み取り可能媒体とを含んだ処理サブシステムを介して前記検知情報を処理するステップと、
    前記処理サブシステムを介して、前記評価情報および前記処理済みユーザ情報を用いて健康関連情報を決定するステップと、
    通信サブシステムを介して、前記処理済みユーザ情報および前記健康関連情報を前記コンピューティングデバイスに送信するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにおいて前記ユーザインターフェースを介して、前記検知情報の前記受け取りと実質的に同時に前記健康関連情報を提供するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記健康関連情報を決定する前記ステップは、前記評価情報と関連付けされた少なくとも1つの重み付け係数を割り当てるステップと、健康スコアを作成するためのアルゴリズムに従って前記少なくとも1つの重み付け係数および前記処理済みユーザ情報を用いてマスキング合成数値を計算するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記健康関連情報または前記処理済みユーザ情報を用いて前記処理サブシステムを介して、医学診断情報、医学ベンチマーク情報および医学分析情報のうちの少なくとも1つを決定するステップと、
    前記医学診断情報、医学ベンチマーク情報および医学分析情報のうちの少なくとも1つを、前記コンピューティングデバイスにおいて前記ユーザインターフェースを介して提供するステップと、
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザインターフェースを介して、前記ユーザの家族診療歴、前記ユーザのデモグラフィックスおよび前記ユーザのメタボリズムのうちの少なくとも1つと関連付けされた医学情報を受け取るステップをさらに含み、かつ
    前記健康関連情報を決定する前記ステップが前記医学情報を使用するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 情報を検知するように構成された前記異なるデバイスから、前記ユーザに関する生物学的情報、生理学的情報および/または身体活動のうちの少なくとも1つと関連付けされた種類の追加的な検知情報を受け取るステップと、
    更新済みの処理済みユーザ情報を提供するために前記処理サブシステムを介して前記追加的な検知情報を処理するステップと、
    前記更新済みの処理済みユーザ情報を用いて前記処理サブシステムを介して更新済み健康関連情報を決定するステップと、
    前記通信サブシステムを介して、前記更新済みの処理済みユーザ情報および前記更新済み健康関連情報を前記コンピューティングデバイスに送信するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにおいて前記ユーザインターフェースを介して前記更新済み健康関連情報を提供するステップと、
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記処理サブシステムを介して、前記健康関連情報、前記処理済みユーザ情報、前記更新済み健康関連情報および前記更新済みの処理済みユーザ情報のうちの少なくとも2つを比較するステップと、
    前記比較に基づいて前記処理サブシステムを介してフィードバックを決定するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにおいて前記ユーザインターフェースを介して前記フィードバックを提供するステップと、
    をさらに含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記フィードバックはアラートおよび通知のうちの少なくとも一方を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 少なくとも1人の他のユーザと関連付けされた他ユーザ健康関連情報を受け取るステップと、
    比較の生成のために前記処理サブシステムを介して前記健康関連情報を前記他ユーザ健康関連情報と比較するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにおいて前記ユーザインターフェースを介して前記比較と関連付けされた比較情報を提供するステップと、
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記比較情報は、社会的関係、個人的進捗、入力の注意喚起およびプライベート伝言のうちの少なくとも1つに注目する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ユーザインターフェースは、表示させようとする健康関連情報の量、表示させようとする健康関連の種類、および情報を表示する頻度のうちの少なくとも1つを調節するための選択可能オプションを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 健康関連情報をコンピューティングデバイスに提供するためのシステムであって、
    コンピューティングデバイス上に設けられたユーザインターフェースと、
    プロセッサとプロセッサ読み取り可能媒体とを備えた処理サブシステムであって、
    前記コンピューティングデバイスから前記ユーザインターフェースを介して、ユーザの健康の評価と関連付けされた評価情報を受け取るステップと、
    情報を検知するように構成された異なるデバイスから、前記ユーザに関する生物学的情報、生理学的情報および身体活動のうちの少なくとも1つと関連付けされた種類の検知情報を受け取るステップと、
    処理済みのユーザ情報を提供するために前記検知情報を処理するステップと、
    前記評価情報および前記処理済みユーザ情報を用いて健康関連情報を決定するステップと、
    通信サブシステムを介して、前記処理済みユーザ情報および前記健康関連情報を前記コンピューティングデバイスに送信するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにおいて前記ユーザインターフェースを介して、前記検知情報の前記受け取りと実質的に同時に前記健康関連情報を提供するステップと、
    を実行するように構成された処理サブシステムと、
    を備えるシステム。
  12. 前記処理サブシステムは、前記評価情報と関連付けされた少なくとも1つの重み付け係数を割り当てるステップと健康スコアを作成するためのアルゴリズムに従って前記少なくとも1つの重み付け係数および前記処理済みユーザ情報を用いてマスキング合成数値を計算するステップとを含めることによって、前記健康関連情報を決定するように構成されている、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記処理サブシステムは、
    前記健康関連情報または前記処理済みユーザ情報を用いて、医学診断情報、医学ベンチマーク情報および医学分析情報のうちの少なくとも1つを決定するステップと、
    前記医学診断情報、医学ベンチマーク情報および医学分析情報のうちの少なくとも1つを、前記コンピューティングデバイスにおいて前記ユーザインターフェースを介して提供するステップと、
    を行うように構成されている、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記ユーザの家族診療歴、前記ユーザのデモグラフィックスおよび前記ユーザのメタボリズムのうちの少なくとも1つと関連付けされた医学情報が前記ユーザインターフェースを介して受け取られており、かつ
    前記処理サブシステムは前記医学情報を用いて前記健康関連情報を決定するようにさらに構成されている、請求項11に記載のシステム。
  15. 前記処理サブシステムは、
    情報を検知するように構成された前記異なるデバイスから、前記ユーザに関する生物学的情報、生理学的情報および/または身体活動のうちの少なくとも1つと関連付けされた種類の追加的な検知情報を受け取るステップと、
    更新済みの処理済みユーザ情報を提供するために前記追加的な検知情報を処理するステップと、
    前記更新済みの処理済みユーザ情報を用いて更新済み健康関連情報を決定するステップと、
    前記通信サブシステムを介して、前記更新済みの処理済みユーザ情報および前記更新済み健康関連情報を前記コンピューティングデバイスに送信するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにおいて前記ユーザインターフェースを介して前記更新済み健康関連情報を提供するステップと、
    を行うように構成されている、請求項11に記載のシステム。
  16. 前記処理サブシステムは、
    前記健康関連情報、前記処理済みユーザ情報、前記更新済み健康関連情報および前記更新済みの処理済みユーザ情報のうちの少なくとも2つを比較するステップと、
    前記比較に基づいてフィードバックを決定するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにおいて前記ユーザインターフェースを介して前記フィードバックを提供するステップと、
    行うように構成されている、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記フィードバックはアラートおよび通知のうちの少なくとも一方を含む、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記処理サブシステムは、
    少なくとも1人の他のユーザと関連付けされた他ユーザ健康関連情報を受け取るステップと、
    比較の生成のため前記健康関連情報を前記他ユーザ健康関連情報と比較するステップと、
    前記コンピューティングデバイスにおいて前記ユーザインターフェースを介して前記比較と関連付けされた比較情報を提供するステップと、
    を行うように構成されている、請求項11に記載のシステム。
  19. 前記比較情報は、社会的関係、個人的進捗、入力の注意喚起およびプライベート伝言のうちの少なくとも1つに注目する、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記ユーザインターフェースは、表示させようとする健康関連情報の量、表示させようとする健康関連の種類、および情報を表示する頻度のうちの少なくとも1つを調節するための選択可能オプションを含む、請求項11に記載のシステム。
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