JP2016511583A - マルチキャストデータおよびブロードキャストデータの電力節減のためのシステムおよび方法 - Google Patents

マルチキャストデータおよびブロードキャストデータの電力節減のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

グループトラフィックが送信のためにバッファリングされたかどうかを指示するグループトラフィック情報と、バッファリングされたグループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報とを備えるビーコンを、第1のノードで送信することを含む、ワイヤレス通信のためのシステムおよび方法が開示される。ビーコンは、第2のノードで受信され、それにより、バッファリングされたグループトラフィックのタイプがMB情報から決定されることが可能になり得る。バッファリングされたグループトラフィックのタイプとしては、マルチキャストデータ、ブロードキャストデータ、およびマルチキャストデータとブロードキャストデータの両方を含む。必要に応じて、第2のノードは、バッファリングされたグループデータのタイプが現在関心のあるものではないと決定するとすぐに、電力節減動作モードに入り得る。

Description

関連出願
[001]本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全文が参照により本明細書に組み込まれる、2013年2月7日に出願された、「Systems And Methods For Power Saving For Multicast And Broadcast Data」という名称の、米国特許出願第13/761,733号の利益と優先権とを主張する。
[002]本開示は一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、マルチキャストデータおよびブロードキャストデータの送達を調整するとともに電力を節約するためのシステムおよび方法に関する。
[003]IEEE802.11標準規格のもとで動作するワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)内のアクセスポイントに関連付けられた局の電力節減モードは、アクセスポイントによって送信される周期的なビーコンに収容されたトラフィックインディケーションマップ(TIM)情報要素(IE)を使用することによって調整され得る。アクセスポイントによって送信されるデータは、トラフィックが単一の局に向けられているか、それとも局のグループに向けられているかに基づいて特徴付けられ得る。たとえば、ユニキャストトラフィックは、WLAN内の単一の局にアドレス指定されるパケットを含み、一方グループトラフィックは、複数の局にアドレス指定されるマルチキャストデータ、すべての局にアドレス指定されるブロードキャストデータ、またはマルチキャストデータとブロードキャストデータの両方を含む。
[004]アクセスポイントによって送信される各ビーコンは、ユニキャストトラフィックに関するTIM情報を含み、それにより、アクセスポイントにポーリングしてバッファリングされたデータの転送を開始するかどうかを、局が決定することが可能になっている。一方、グループトラフィックの送達は、局によって開始されない。そうではなく、デリバリTIM(DTIM)ビーコンとして知られるビーコンのサブセットが、アクセスポイントによってアドバタイズされる、ある周期性で送信され、そのビーコンが、グループトラフィックがアクセスポイントにバッファリングされており、DTIMビーコンに続いて送信されることを指示するために使用され得る。したがって、局は典型的に、DTIMビーコンを受信するためにアウェイクするように構成され、バッファリングされたグループトラフィックがあることをDTIMビーコンが指示しているときは、データを受信するためにアウェイクしたままとなり得る。
[005]しかしながら、局が、マルチキャストデータまたはブロードキャストデータのいずれかであるものの両方ではない、1つのタイプのグループトラフィックだけを受信しようとする場合があるという状況があり得る。802.11標準規格に準拠するDTIMビーコンは、グループトラフィックのタイプを区別しない。したがって、局は、バッファリングされたデータがマルチキャストデータに対応するか、それともブロードキャストデータに対応するかを、DTIMビーコンから決定できない可能性があるので、トラフィックが現在関心のあるものではないタイプのものである可能性があるにもかかわらず、そのグループトラフィックを受信するためにアウェイクしたままでいる必要があり得る。したがって、グループトラフィックの受信中に局によって消費される電力は、不必要な消費ということになり得る。局は、スマートフォンなどのバッテリ駆動の移動局に例示されるように、電力供給が限られている場合があり、局の全体的な性能に寄与しない電力消費を回避することが望ましくなっている。
[006]したがって、マルチキャストデータおよびブロードキャストデータの送達を、電力を節約するように調整するためのシステムおよび方法が必要とされている。さらに、局が望ましくないタイプのグループトラフィックの受信を回避するのを可能にするために、マルチキャストトラフィックとブロードキャストトラフィックとを区別する必要がある。本開示は、これらの必要性と他の必要性とを満たす。
[007]本明細書は、ビーコン発生器を有するアクセスポイントを含むワイヤレス通信のためのシステムを開示し、ここで、ビーコン発生器は、周期的に送信するためのビーコンを、グループトラフィックが送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、グループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報とをビーコンが有するように発生させ得る。さらに、ビーコンは、グループトラフィック情報を含めるためのデリバリトラフィックインディケーションマップ(DTIM)ビーコンであり得る。たとえば、グループトラフィック情報は、1ビットのトラフィックインディケーションマップ(TIM)情報要素(IE)を備える。
[008]一態様では、MB情報が、2ビットのMB情報要素(IE)であり得る。さらに、MB情報は、グループトラフィックのタイプを、マルチキャストデータ、ブロードキャストデータ、または両方の組合せであると特定し得る。
[009]本開示のシステムは、フィルタを有する局であって、グループトラフィックが送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、グループトラフィックのタイプを指示するMB情報とを備えるビーコンを、アクセスポイントから受信するように構成され得、フィルタが、グループトラフィックのタイプをMB情報から決定するように構成され得る、局も含む。一態様では、ビーコンは、グループトラフィック情報を含めるためのデリバリトラフィックインディケーションマップDTIMビーコンを備える。さらに、グループトラフィック情報は、1ビットのTIM IEであり得る。
[0010]別の態様では、MB情報は、2ビットのMB IEを備える。さらに、フィルタは、グループトラフィックのタイプをマルチキャストデータ、ブロードキャストデータ、または両方の組合せであると、MB情報から特定し得る。必要に応じて、フィルタはハードウェアの形で実装され得る。
[0011]さらに、局は、グループトラフィックのタイプが第1のタイプであるとフィルタがMB情報から決定したときに、電力節減動作モードに入るように構成され得る。第1のタイプは、マルチキャストデータであってもよく、ブロードキャストデータであってもよい。
[0012]本開示は、グループトラフィックが送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、グループトラフィックのタイプを指示するMB情報とを有するビーコンを送信するステップを含む、ワイヤレス通信のための方法も含む。さらに、方法は、ビーコンを第2のノードで受信することと、グループトラフィックのタイプをMB情報から決定することとを含み得る。
[0013]ワイヤレス受信機のための別の適切な方法は、グループトラフィックが受信機に送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、グループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報とを備えるビーコンを、送信機から受信するステップと、グループトラフィックのタイプをMB情報から決定するステップとを含み得る。一態様では、ビーコンは、グループトラフィック情報を含むDTIMビーコンであり得る。たとえば、グループトラフィック情報は、1ビットのTIM IEであり得る。
[0014]別の態様では、MB情報が、2ビットのMB IEであり得る。さらに、グループトラフィックのタイプを決定することが、そのタイプを、マルチキャストデータ、ブロードキャストデータ、または両方の組合せであると特定することを含み得る。
[0015]方法のさらに別の態様は、グループトラフィックが第1のタイプであるとMB情報から決定することと、グループトラフィックのタイプを第1のタイプであると決定することに応答して、ワイヤレス受信機を電力節減動作モードにすることとを含む。
[0016]さらなる特徴および利点が、添付の図面に示される、本発明の好適な実施形態についての以下のより詳細な説明から明らかとなるであろう。図面では、図全体を通して、同様の参照符号が全体的に同じ部分または要素を表す。
[0017]本発明の一実施形態による、ワイヤレス通信システムを示す図。 [0018]本発明の一実施形態による、DTIMビーコンのフォーマットを概略的に示す図。 [0019]本発明の一実施形態による、グループトラフィック情報を送信するための例示的なルーチンを示す流れ図。 [0020]本発明の一実施形態による、アクセスポイントの機能ブロックを概略的に示す図。 [0021]本発明の一実施形態による、局の機能ブロックを概略的に示す図。 [0022]本発明の一実施形態による、局の電力消費を示す図。 [0023]従来通りに動作している局の電力消費を示す図。
[0024]初めに、詳細に例示された材料、アーキテクチャ、ルーチン、方法、または構造は、変わることがあるので、本開示はそのようなものに限定されないことを理解されたい。したがって、本明細書で説明されたものと同様または等価のいくつかのそのようなオプションが、本開示の実施または実施形態において使用され得るとはいえ、本明細書では、好適な材料および方法について説明される。
[0025]また、本明細書で使用する用語は、本開示の特定の実施形態について説明するためのものにすぎず、限定的なものではないことを理解されたい。
[0026]続く詳細な説明のいくつかの部分は、コンピュータメモリ内のデータビットに対する動作のプロシージャ、論理ブロック、処理、および他の記号表現の点から呈示される。これらの説明および表現は、データ処理の当業者がその仕事の本質を他の当業者に最も効果的に伝えるために使用する手段である。本出願では、プロシージャ、論理ブロック、プロセスなどは、所望の結果をもたらす自己無撞着な一連のステップまたは命令であると考えられる。ステップは、物理量の物理操作を必要とするステップである。必ずしもそうとは限らないが、通常、これらの量は、コンピュータシステムにおいて記憶、転送、組合せ、比較、および他の操作が可能な、電気信号または磁気信号の形態をとる。
[0027]ただし、これらおよび同様の用語はすべて、適切な物理量に関連付けられるべきものであり、これらの量に付与される便利なラベルにすぎないことを留意されたい。以下の議論から明らかなように、特に別段の定めのない限り、本出願全体を通して、「アクセスする」、「受信する」、「送る」、「用いる」、「選択する」、「決定する」、「正規化する」、「乗算する」、「平均する」、「監視する」、「比較する」、「適用する」、「更新する」、「測定する」、「導出する」などのような用語を利用した議論は、コンピュータシステムのレジスタおよびメモリ内で物理(電子)量として表現されるデータを操作し、それを、コンピュータシステムのメモリもしくはレジスタ、またはそのような他の、情報のストレージデバイス、送信デバイス、もしくは表示デバイス内で物理量として同様に表現される他のデータに変換する、コンピュータシステムまたは同様の電子コンピューティングデバイスのアクションおよびプロセスを指すことが理解されよう。
[0028]本明細書で説明される実施形態は、1つまたは複数のコンピュータまたは他のデバイスによって実行される、プログラムモジュールなどの、何らかの形態のプロセッサ読取り可能媒体上に常駐するプロセッサ実行可能命令の一般的な文脈において議論され得る。概して、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含む。プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において必要に応じて組み合わせられ得るか、または分散され得る。
[0029]図面では、単一のブロックは、1つまたは複数の機能を実施するものとして説明され得るが、実際の実施においては、そのブロックによって実施される1つまたは複数の機能は、単一の構成要素内で実施されてもよく、複数の構成要素にわたって実施されてもよく、および/またはハードウェアを用いて、ソフトウェアを用いて、もしくはハードウェアとソフトウェアの組合せを用いて実施されてもよい。ハードウェアとソフトウェアのこの交換可能性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、ステップについては、それらの機能の点から一般的に上で説明されている。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、それともソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用分野、およびシステム全体に課せられる設計制約によって変わる。当業者は、説明された機能を、特定の適用分野ごとに様々な形で実装し得るが、そのような実装形態の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じさせるものと解釈されるべきではない。また、例示的なワイヤレス通信デバイスは、プロセッサ、メモリなどのような周知の構成要素を含めて、示されたもの以外の構成要素を含み得る。
[0030]本明細書で説明される技法は、特に特定の方式で実装されるものとして説明されない限り、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せの形で実装され得る。モジュールまたは構成要素として説明される任意の特徴はまた、集積論理デバイス内に一緒に実装されてもよく、ディスクリートではあるものの相互運用可能な論理デバイスとして別々に実装されてもよい。技法は、ソフトウェアの形で実装される場合、少なくとも一部には、実行されたときに上で説明された方法のうちの1つまたは複数を実施する命令を備える、非一時的なプロセッサ読取り可能記憶媒体によって実現され得る。非一時的なプロセッサ読取り可能データ記憶媒体は、パッケージングマテリアルを含み得るコンピュータプログラムプロダクトの一部を成し得る。
[0031]非一時的プロセッサ読取り可能記憶媒体は、同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)などのランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュメモリ、他の既知の記憶媒体などを備え得る。それに加えてまたはその代わりに、技法は、少なくとも一部には、命令またはデータ構造の形態をとるコードを搬送または通信し、コンピュータまたは他のプロセッサによってアクセスされ、読み出され、および/または実行され得る、プロセッサ読取り可能通信媒体によって実現され得る。
[0032]本明細書で開示される実施形態に関連して説明される、様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、および命令は、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け命令セットプロセッサ(ASIP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他の等価な集積論理回路もしくはディスクリート論理回路などの、1つまたは複数のプロセッサによって実行され得る。「プロセッサ」という用語は、本明細書では、前述の構造のいずれか、または本明細書で説明される技法の実装に適した他の任意の構造を指し得る。さらに、いくつかの態様では、本明細書で説明される機能は、本明細書で説明されるように構成された専用のソフトウェアモジュールまたはハードウェアモジュール内に設けられ得る。また、技法は、1つまたは複数の回路または論理素子の形で完全に実装され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替手段として、プロセッサは、任意の従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス同士の組合せとして、たとえばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数のマイクロプロセッサとDSPコアとの併用、または他の任意のそのような構成として、実装され得る。
[0033]単に便宜および分かりやすさを目的として、上部、下部、左、右、上、下、真上、上方、下方、真下、後方、後部、および前部などの方向を示す用語は、添付の図面または特定の実施形態に関して使用され得る。これらおよび同様の方向を示す用語は、いかなる形でも、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではなく、文脈に応じて変わり得る。さらに、第1の、や、第2の、などの順序を示す用語は、同様の要素を区別するために使用され得るが、他の順序で使用され得、やはり文脈に応じて変わり得る。
[0034]さらに、実施形態は、特にワイヤレスネットワークに関して論じられる。したがって、本開示は、必要な特性を有する任意の適切なワイヤレス通信システムに適用可能である。本開示の技法は、特にWLANというインフラストラクチャに関して論じられるが、クライアントデバイスへのトラフィックの送達を調整するための周期的なビーコン送信が関与する、他のネットワーク構成または他のワイヤレス通信システムに適用され得る。さらに、そのようなビーコン送信が関与するアクセスポイントの機能は、たとえばルータ、スイッチ、サーバ、コンピュータなどのような、情報取扱いシステムの他のデバイスに埋め込まれ得、アクセスポイントとしての指定は、専用のアクセスポイントデバイスに限定されない。
[0035]別段に定義されていない限り、本明細書で使用するすべての技術用語および科学用語は、本開示が関係する当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。
[0036]さらに、上記か下記かにかかわらず、本明細書で引用されるすべての公報、特許および特許出願は、全文が参照により本明細書に組み込まれる。
[0037]最後に、本明細書および添付の特許請求の範囲では、単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」、および「その(the)」は、文脈が別段明らかに指示していない限り、複数の指示対象を含む。
[0038]上で述べたように、従来型の802.11プロトコルは、グループトラフィック(マルチキャストデータ、ブロードキャストデータ、または両方を含む)がアクセスポイントにバッファリングされており、DTIMビーコンに続いて送られることを局に信号伝達するために、DTIMビーコンを利用する。従来、待ち状態にあるグループトラフィックの存在は、単一ビットを用いて指示されており、マルチキャストデータとブロードキャストデータとの区別は行われていない。本開示の技法は、異なるタイプのグループトラフィックの区別を可能にし、それにより、あるタイプのトラフィックを受信するように構成されているが、別のタイプのトラフィックを受信するようには構成されていない局が、待ち状態にあるトラフィックが所望のタイプに対応する場合には、バッファリングされたデータを受信するためにアウェイクしたままとなり得るように、また待ち状態にあるトラフィックが所望のタイプに対応しない場合には、電力節減状態に遷移し得るように、アクセスポイントと1つまたは複数の局との間の動作を調整するために使用され得る。局は、後に送信されるバッファリングされたトラフィックが望まれていない場合にそれを積極的に受信する必要がないので、電力消費が低減され得る。
[0039]これらのシステムおよび方法については、図1に示される、アクセスポイントとしての役割を果たす第1のノードAP102と局としての役割を果たす第2のノードSTA104とを含む、例示的なワイヤレス通信システム100に関して説明される。これらの技法は、WLANに関して論じられるが、類似の態様を有する他のネットワークアーキテクチャにも適用され得る。ワイヤレス通信システム100におけるAP102の動作は、ビーコン管理フレームを周期的に送信することを含む。ビーコンは、識別情報、サポートレート、タイミング情報などを含む、ワイヤレス通信システム100の動作に関するパラメータを通信するために使用される。2つの連続するビーコンの開始相互間の時間間隔は、ビーコン間隔と呼ばれ、ターゲットビーコン送信時刻(TBTT)を確立するために使用され得る。ビーコン間隔は、固定でも、可変でもよく、適切なデュレーション(たとえば100ミリ秒)に設定され得る。
[0040]一態様では、AP102は、たとえばグループトラフィックがバッファリングされており、ビーコンに続いて送信されることを指示するために使用されるビーコンに関して、ビーコンの発生と送信とを制御するように構成され得るビーコン発生器106を含む。ビーコン発生器106は、グループトラフィックを、マルチキャストデータ、ブロードキャストデータ、または両方を含むものであると特定するビーコンを発生させるようにも構成され得る。さらに、STA104は、グループトラフィックがAP102によって送信されるかどうかと、そのグループトラフィックがマルチキャストデータを含むか、ブロードキャストデータを含むか、それとも両方を含むかとを、受信されたビーコンから決定するように構成されたフィルタ108を含み得る。以下に説明されるように、一実施形態では、フィルタ108を、STA104内にハードウェアレベルで実装することが望ましい場合がある。しかしながら、他の実施形態では、フィルタ108は、ファームウェア、ソフトウェア、ハードウェア、または前述のもののいずれかの組合せを用いて実装され得る。
[0041]IEEE802.11標準規格に対応するフォーマットを有する一般化されたビーコンフレーム200の例が、図2に示されている。フレーム200は、フレーム制御204と、デュレーション/ID206と、アドレスフィールド208、210、212、および214と、シーケンス制御フィールド216とを収容する、MACヘッダ202を含む。フレーム200はさらに、可変長のフレーム本体218と、巡回冗長検査(CRC)フィールド220とを含む。MACヘッダ202のフレーム制御204セグメントは、フレームの802.11プロトコルの識別子と、フレームのタイプおよびサブタイプと、配信システム情報と、送信されることになっている追加情報に関する情報と、セキュリティ情報および順序情報とを含む、様々なタイプの制御情報を提供するフィールドを含む。CRCフィールド220は、フレームチェックシーケンス(FCS)機能を提供するために使用され得る。
[0042]フレーム本体218は、ワイヤレス通信システム100に関する情報と動作パラメータとを伝達するために使用され得、802.11標準規格によって要求されるフィールドと、オプションのベンダ独自の情報要素とを含み得る。特に、フレーム本体218は、TIM IE222の形態をとるグループトラフィック情報を含み得る。現在の標準規格では(ただし将来的には要求されない可能性がある)、TIM IE222は典型的に、フレーム本体218の6番目の要素であり、バッファリングされたユニキャストトラフィックおよびグループトラフィックの有無を通信することによってSTA104などの関連付けられた局と電力節減モードを調整するための助けとなる、いくつかのフィールドを収容する。ユニキャストトラフィックの場合、関連付けられた各局についてバッファリングされたデータの有無を指示するために、仮想ビットマップが使用される。DTIMビーコンに関連するパラメータは、次のDTIMビーコンの前に送られるビーコンの数を指示するDTIMカウントと、DTIMビーコン間にある非DTIMビーコンの数を指示するDTIM周期とを用いて通信される。TIM IE222は、ビットマップ制御フィールドも含み、その1番目のビットが、バッファリングされたマルチキャストデータまたはブロードキャストデータの有無を信号伝達するために使用される。上で説明されたように、単一ビットの使用は、マルチキャストデータとブロードキャストデータとの区別を可能にし得ない。
[0043]本開示の技法によれば、フレーム本体218は、マルチキャスト/ブロードキャスト(MB)IE224の形態をとるマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報も含み得る。802.11仕様のもとで、フレーム本体218は、ベンダ定義され得る複数の独自情報要素を含み得、そのいずれかがMB IE224として使用され得る。それにもかかわらず、新しいMB IE224がIEEEによって適切な802.11プロトコルに定義され、組み込まれ得る。一実施形態では、MB IE224は、グループトラフィックのタイプを区別するように構成され得る少なくとも2ビットを含み、それにより、キューイングされているグループトラフィックが、たとえばマルチキャストデータであるか、ブロードキャストデータであるか、それとも両方であるかをAP102が特定することが可能になる。たとえば、MB IE224は、2ビットがグループトラフィックのタイプを特定するために使用され、6ビットが他の用途に予約された、1バイトの長さであり得る。
[0044]本開示の態様を例示する助けとなるように、一実施形態について、図3に示す流れ図に関して説明され得る。図示のように、適切なルーチンは、ステップ302で、AP102が、MB情報を有するDTIMビーコンを、ビーコン発生器106を用いて送信することを含み得る。DTIMビーコンは、バッファリングされたグループトラフィックの有無を信号伝達するためのTIM IE222と、グループトラフィックが存在する場合それがマルチキャストデータであるか、ブロードキャストデータであるか、それとも両方であるかを特定するためのMB IE224とを含み得る。それに対応して、ステップ304で、STA104がDTIMビーコンを受信し得る。次いで、ステップ306で、フィルタ108が、バッファリングされたグループトラフィックがDTIMビーコンに続いて送信されるかどうかと、そのトラフィックがマルチキャストデータであるか、ブロードキャストデータであるか、それとも両方であるかとを、DTIMビーコンから決定し得る。さらに、STA104は、あるタイプのグループトラフィックを受信しないように構成され得る。ステップ308で示されるように、バッファリングされたグループトラフィックが、STA104が現在受信しようとしていないトラフィックのタイプに対応していることを、フィルタ108がDTIMビーコンから決定すると、ルーチンはステップ310に進み得、STA104は、AP102からの後のグループトラフィックの送信を受信しないように、直ちに電力節減動作モードに入り得る。あるいは、バッファリングされたグループトラフィックが、所望のタイプのトラフィックに対応している場合、ルーチンがステップ312に進んで、STA104は、AP102からの後の送信を受信するために活動モードに留まり得る。たとえば、STA104は、マルチキャストトラフィックをフィルタリング除去するように構成され得、それにより、マルチキャストデータだけがAP102でキューイングされているとフィルタ108がDTIMビーコンから決定した場合、STA104は電力節減に入り得、一方、ブロードキャストデータ、またはマルチキャストデータとブロードキャストデータの両方がAP102でキューイングされているとフィルタ108が決定した場合、STA104は、グループトラフィックを受信するために活動モードに留まり得る。同様に、STA104は、ブロードキャストトラフィックをフィルタリング除去するように構成され得、それにより、ブロードキャストデータだけがキューイングされているとフィルタ108が決定した場合、STA104は電力節減に入り得、マルチキャストデータ、またはマルチキャストデータとブロードキャストデータの両方がキューイングされているとフィルタ108が決定した場合、STA104は活動状態に留まり得る。
[0045]次に図4に移ると、AP102の一実施形態が、原理的な機能ブロックを高レベルの概略図として示して表されている。一般に、AP102は、WLANプロトコルスタックの下位レベルがファームウェアおよび/またはハードウェアによってWLANモジュール402内に実装されるアーキテクチャを使用し得る。したがって、WLANモジュール402は、検証、肯定応答、経路指定、フォーマッティングなどを含む、データのフレームの取扱いおよび処理に関係する機能を実施する、メディアアクセスコントローラ(MAC)404を含み得る。受信フレームおよび送信フレームが、MAC404と物理層(PHY)406との間で交換され、物理層(PHY)406は、フレームを関連する802.11プロトコルに従って変調する機能と、アンテナ308を通じたワイヤレス信号の送信と受信とを行うのに必要な、アナログ処理とRF変換とを行う機能とを含み得る。例示目的のために1つのアンテナ408しか示されていないが、AP102は、たとえば複数の出力を送信するのに用いる複数のアンテナを含み得る。
[0046]AP102はまた、AP102の機能と関連のある様々な計算と演算とを実施するように構成されたホストCPU410を含み得る。ホストCPU410は、WLANモジュール402に、ペリフェラルコンポーネントインターコネクトエクスプレス(PCIe)バス、ユニバーサルシリアルバス(USB)、汎用非同期送受信回路(UART)シリアルバス、適切なアドバンストマイクロコントローラバスアーキテクチャ(AMBA)インターフェース、シリアルデジタル入力出力(SDIO)バス、または他の等価なインターフェースとして実装され得るバス412を通じて結合される。WLANシステムのプロトコルスタックの上位層は、ホストCPU410によってバス412を介してアクセスされ得るメモリ316に記憶されたドライバ414として、ソフトウェアの形で実装され得る。
[0047]一態様では、ビーコン発生器106が、メモリ416に記憶されたプロセッサ読取り可能命令として実装され得、その命令は、ホストCPU410によって実行され得、TIM IE222(図2)のDTIMカウントフィールドおよびDTIM周期フィールドによってアドバタイズされる周期性に従ってDTIMビーコンを発生させるように構成され得る。さらに、ビーコン発生器106は、バッファリングされたグループトラフィックの有無に応じて、TIM IE222のビットマップ制御フィールドのビットを設定し得る。さらに、ビーコン発生器106は、バッファリングされたグループトラフィックのタイプ(たとえば、バッファリングされたグループトラフィックがマルチキャストデータであるか、ブロードキャストデータであるか、それとも両方であるか)を指示するために、少なくとも1ビットのMB IE224を設定し得る。他の実施形態では、ビーコン発生器106を、WLANモジュール402内のMAC404層などに実装することが望ましい場合がある。
[0048]別の態様では、STA104の一実施形態が図5に、原理的な機能ブロックを高レベルの概略図として示して表されている。一般に、STA104も、WLANモジュール502がMAC504と、アンテナ508に結合されたPHY506とを含む、同様のアーキテクチャを使用し得る。AP102と同様に、例示目的のために1つのアンテナ508しか示されていないが、STA104は、たとえば複数の入力を受信するのに用いる複数のアンテナを含み得る。同様に、STA104は、STA104の機能と関連のある様々な計算と演算とを実施するように構成されたホストCPU510を含み得る。したがって、ホストCPU510は、AP102について同様に説明されたように、WLANモジュール502にバス512を通じて結合され得る。WLANシステムのプロトコルスタックの上位層は、ホストCPU510によってバス512を介してアクセスされ得るメモリ516に記憶されたドライバ514として、ソフトウェアの形で実装され得る。
[0049]フィルタ108は、AP102でキューイングされているグループトラフィックの有無を、受信されたDTIMビーコンのTIM IE222から決定するように構成され得る。さらに、フィルタ108はまた、キューイングされているグループトラフィックのタイプ(たとえば、グループトラフィックがマルチキャストデータであるか、ブロードキャストデータであるか、それとも両方であるか)を、MB IE224から決定し得る。上で言及されたように、フィルタ108は、一実施形態では、WLANモジュール502内のたとえばMAC504層またはPHY506層に、ハードウェアレベルで実装され得る。一実施形態では、フィルタ108は、WLANプロトコルスタックの上位層またはホストCPU510の関与なしに、グループトラフィックの存在を決定し、そのタイプを特定し得る。これらの機能要素を活動させないようにすることによって、特に、バッファリングされたグループトラフィックが、STA104が受信するように構成されていないタイプであるとフィルタ108が決定したときに、STA104は電力消費を最小限に抑え得る。しかしながら他の実施形態では、フィルタ108を、ドライバ514によってなど、ソフトウェアの形で実装することが望ましい場合がある。
[0050]上で説明されたように、AP102によって送られるDTIMビーコン内にMB IE224が存在することにより、バッファリングされたグループトラフィックが、STA104で受信されることになっていないタイプ(たとえばマルチキャストまたはブロードキャスト)に属しているかどうかを、STA104が決定することが可能になる。それに対応して、STA104は、バッファリングされたグループトラフィックが受信される必要のないタイプのものであると決定するとすぐに、電力節減状態に入り得る。そのような挙動による電力節減が図6に示されており、図6は、AP102がマルチキャストデータを送信しているときの、STA104に関する経時的な電流消費をプロットしたものである。この例では、AP102は、マルチキャストトラフィックを5Mbpsレートのレートで1分間、時刻4秒から64秒まで送信し、STA104は、マルチキャストトラフィックをフィルタリングするように構成されている。電流消費に含まれる各スパイクは、AP102によるDTIMビーコンの送信に関連するものである。これは、STA104が、DTIMビーコンを受信するために活動動作モードに入ることを示している。しかしながら、DTIMビーコンが、バッファリングされたトラフィックをマルチキャストであると特定するMB IE224を収容しているので、フィルタ108は、データが関心のあるものではないと決定し得、STA104は、電流消費が通常レベルに戻ることによって示されるように、DTIMビーコンを受信した直後に、後に送信されるマルチキャストデータを受信せずに、電力節減モードに戻り得る。この例では、この期間全体にわたって消費される総電流は、約328.61mAである。
[0051]比較のために、図7は、TIM IE222を含み得るがMB IE224は含み得ないDTIMビーコンを使用する、従来型のワイヤレス通信システムに関する経時的な電流消費をプロットしたものである。この例も、マルチキャストデータを5Mbpsレートで1分間送信するものである。さらに、従来型の局は、マルチキャストデータをフィルタリングするように構成されてもよい。しかしながら、DTIMビーコンがマルチキャストデータとブロードキャストデータとの区別を行わないので、従来型の局は、バッファリングされたトラフィックを受信するためにアウェイクしたままとなり得る。トラフィックが受信されて初めて、従来型の局はマルチキャストデータを放棄し得る。したがって、従来型の局は、マルチキャスト送信の期間全体にわたって、活動状態に留まる。図7は、従来型の局によって消費される電流が、1分期間にわたって高いレベルに留まり、その結果、総電力消費が約3753.72mAになることを示す。この例では、本開示の技法が、消費される電力の約90%を低減しているということになる。
[0052]それにもかかわらずこれらの技法によって示される電力節減は、AP102とSTA104の両方が、MB IE224を発生し、それを認識するように構成されているときに実現され得るが、後方互換性が存在し得る。MB IE224は、ベンダ独自の情報要素を用いて実装され得るので、このIEを認識するように構成されていない局は、要素を無視し、その局にとって通常通りに機能し得る。同様に、STA104が、従来型のアクセスポイントによって管理されるWLAN内で使用される場合、アクセスポイントがDTIMビーコン内にMB IE224を含み得ないので、STA104は、このIEを認識するように構成されていない局として機能し得る。
[0053]現在好適である実施形態について本明細書で説明した。しかしながら、本開示の原理が適切な修正を加えて他の適用例に容易に拡張され得ることを、本発明に関係する当業者は理解されよう。
[0053]現在好適である実施形態について本明細書で説明した。しかしながら、本開示の原理が適切な修正を加えて他の適用例に容易に拡張され得ることを、本発明に関係する当業者は理解されよう。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 周期的に送信するためのビーコンを発生させるように構成されたビーコン発生器を備える、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)通信システムで用いるアクセスポイントであって、前記ビーコンが、
グループトラフィックが送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、
前記グループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報と
を備える、アクセスポイント。
[C2] 前記ビーコンが、前記グループトラフィック情報を含めるためのデリバリトラフィックインディケーションマップ(DTIM)ビーコンを備える、C1に記載のアクセスポイント。
[C3] 前記グループトラフィック情報が、1ビットのトラフィックインディケーションマップ(TIM)情報要素(IE)を備える、C2に記載のアクセスポイント。
[C4] 前記MB情報が、2ビットのMB情報要素(IE)を備える、C1に記載のアクセスポイント。
[C5] 前記MB情報が、前記グループトラフィックの前記タイプを、マルチキャストデータと、ブロードキャストデータと、マルチキャストデータとブロードキャストデータの組合せとからなる群からの1つであると特定する、C4に記載のアクセスポイント。
[C6] フィルタを備える、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)通信システムで用いる局であって、
グループトラフィックが送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、
前記グループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報と
を備えるビーコンを、アクセスポイントから受信するように構成され、
前記フィルタが、前記グループトラフィックの前記タイプを前記MB情報から決定するように構成される、
局。
[C7] 前記ビーコンが、前記グループトラフィック情報を含めるためのデリバリトラフィックインディケーションマップ(DTIM)ビーコンを備える、C6に記載の局。
[C8] 前記グループトラフィック情報が、1ビットのトラフィックインディケーションマップ(TIM)情報要素(IE)を備える、C7に記載の局。
[C9] 前記MB情報が、2ビットのMB情報要素(IE)を備える、C6に記載の局。
[C10] 前記フィルタが、バッファリングされたグループトラフィックのタイプを、マルチキャストデータと、ブロードキャストデータと、マルチキャストデータとブロードキャストデータの組合せとからなる群からの1つであると、前記MB IEから特定するように構成される、C9に記載の局。
[C11] 前記フィルタがハードウェアの形で実装される、C6に記載の局。
[C12] 前記グループトラフィックの前記タイプが第1のタイプであると前記フィルタが前記MB情報から決定したときに、電力節減動作モードに入るように構成される、C6に記載の局。
[C13] 前記第1のタイプが、マルチキャストデータとブロードキャストデータとからなる群からの1つである、C12に記載の局。
[C14] グループトラフィックが送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、前記グループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報とを備えるビーコンを送信することを備える、ワイヤレス通信システムのための方法。
[C15] ワイヤレス受信機のための方法であって、
グループトラフィックが前記受信機に送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、前記グループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報とを備えるビーコンを、送信機から受信することと、
前記グループトラフィックの前記タイプを前記MB情報から決定することと
を備える、方法。
[C16] 前記ビーコンが、前記グループトラフィック情報を含めるためのデリバリトラフィックインディケーションマップ(DTIM)ビーコンを備える、C15に記載の方法。
[C17] 前記グループトラフィック情報が、1ビットのトラフィックインディケーションマップ(TIM)情報要素(IE)を備える、C17に記載の方法。
[C18] 前記MB情報が、2ビットのMB情報要素(IE)を備える、C15に記載の方法。
[C19] 前記グループトラフィックの前記タイプを決定することが、前記タイプを、マルチキャストデータと、ブロードキャストデータと、マルチキャストデータとブロードキャストデータの組合せとからなる群からの1つであると特定することを備える、C15に記載の方法。
[C20] 前記グループトラフィックが第1のタイプであると前記MB情報から決定することと、
前記グループトラフィックの前記タイプを前記第1のタイプであると決定することに応答して、前記ワイヤレス受信機を電力節減動作モードにすることと
をさらに備える、C15に記載の方法。

Claims (20)

  1. 周期的に送信するためのビーコンを発生させるように構成されたビーコン発生器を備える、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)通信システムで用いるアクセスポイントであって、前記ビーコンが、
    グループトラフィックが送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、
    前記グループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報と
    を備える、アクセスポイント。
  2. 前記ビーコンが、前記グループトラフィック情報を含めるためのデリバリトラフィックインディケーションマップ(DTIM)ビーコンを備える、請求項1に記載のアクセスポイント。
  3. 前記グループトラフィック情報が、1ビットのトラフィックインディケーションマップ(TIM)情報要素(IE)を備える、請求項2に記載のアクセスポイント。
  4. 前記MB情報が、2ビットのMB情報要素(IE)を備える、請求項1に記載のアクセスポイント。
  5. 前記MB情報が、前記グループトラフィックの前記タイプを、マルチキャストデータと、ブロードキャストデータと、マルチキャストデータとブロードキャストデータの組合せとからなる群からの1つであると特定する、請求項4に記載のアクセスポイント。
  6. フィルタを備える、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)通信システムで用いる局であって、
    グループトラフィックが送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、
    前記グループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報と
    を備えるビーコンを、アクセスポイントから受信するように構成され、
    前記フィルタが、前記グループトラフィックの前記タイプを前記MB情報から決定するように構成される、
    局。
  7. 前記ビーコンが、前記グループトラフィック情報を含めるためのデリバリトラフィックインディケーションマップ(DTIM)ビーコンを備える、請求項6に記載の局。
  8. 前記グループトラフィック情報が、1ビットのトラフィックインディケーションマップ(TIM)情報要素(IE)を備える、請求項7に記載の局。
  9. 前記MB情報が、2ビットのMB情報要素(IE)を備える、請求項6に記載の局。
  10. 前記フィルタが、バッファリングされたグループトラフィックのタイプを、マルチキャストデータと、ブロードキャストデータと、マルチキャストデータとブロードキャストデータの組合せとからなる群からの1つであると、前記MB IEから特定するように構成される、請求項9に記載の局。
  11. 前記フィルタがハードウェアの形で実装される、請求項6に記載の局。
  12. 前記グループトラフィックの前記タイプが第1のタイプであると前記フィルタが前記MB情報から決定したときに、電力節減動作モードに入るように構成される、請求項6に記載の局。
  13. 前記第1のタイプが、マルチキャストデータとブロードキャストデータとからなる群からの1つである、請求項12に記載の局。
  14. グループトラフィックが送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、前記グループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報とを備えるビーコンを送信することを備える、ワイヤレス通信システムのための方法。
  15. ワイヤレス受信機のための方法であって、
    グループトラフィックが前記受信機に送信されることになっているかどうかを指示するグループトラフィック情報と、前記グループトラフィックのタイプを指示するマルチキャスト/ブロードキャスト(MB)情報とを備えるビーコンを、送信機から受信することと、
    前記グループトラフィックの前記タイプを前記MB情報から決定することと
    を備える、方法。
  16. 前記ビーコンが、前記グループトラフィック情報を含めるためのデリバリトラフィックインディケーションマップ(DTIM)ビーコンを備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記グループトラフィック情報が、1ビットのトラフィックインディケーションマップ(TIM)情報要素(IE)を備える、請求項17に記載の方法。
  18. 前記MB情報が、2ビットのMB情報要素(IE)を備える、請求項15に記載の方法。
  19. 前記グループトラフィックの前記タイプを決定することが、前記タイプを、マルチキャストデータと、ブロードキャストデータと、マルチキャストデータとブロードキャストデータの組合せとからなる群からの1つであると特定することを備える、請求項15に記載の方法。
  20. 前記グループトラフィックが第1のタイプであると前記MB情報から決定することと、
    前記グループトラフィックの前記タイプを前記第1のタイプであると決定することに応答して、前記ワイヤレス受信機を電力節減動作モードにすることと
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
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