JP2016511448A - 光学導波管のモード回転 - Google Patents

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Abstract

光学導波管構造体は、二重層コアを有する回転子を含む。二重層コアの第1の層はテーパ部を含み得る。二重層コアの第2の層は、テーパ部に配置されるリブ部を含み得る。リブ部とテーパ部との組合せは、一方はTEモードで偏光し、他方はTMモードで偏光する一対の光学信号を受信して、それらを一対のTEモード光学信号に変換し得る。

Description

本開示は、概して光学導波管に関し、より詳細には、横方向電気(TE)偏光及び横方向磁気(TM)偏光を別個のTEモードに変換する光学導波管に関する。
情報を搬送する光学信号又は光信号は、光ファイバケーブル等の光学通信リンクを介して伝送し得る。2つの光学信号を一緒に、直交横方向モードで、すなわち、「s」偏光及び「p」偏光の直交構成で送信し得る。光学集積回路は、光学信号を受信し、機能を光学信号に対して実行し得る。
幾つかの光学集積回路は、1つのタイプの横方向モードでのみ偏光されている光学信号に対してのみ、機能を実行可能であり得る。したがって、光学信号の偏光状態は、処理前又は処理後に変更する必要があり得る。
光学導波管構造体の様々なステージの例示的なブロック図を示す。 例示的な光学導波管構造体の上面図を示す。 別の例示的な光学導波管構造体の上面図を示す。 第3の例示的な光学導波管構造体の上面図を示す。 例示的な光学導波管構造体の単層コア部の断面側面図を示す。 例示的な導波管構造体の二重層コア部の断面側面図を示す。 一対の直交偏光光学信号を一対のTEモード光学信号に変換する例示的な方法の流れ図を示す。 一対のTEモード光学信号を一対の直交偏光光学信号に変換する例示的な方法の流れ図を示す。
概説
装置は、一対の光学信号を導波モードで送信するように構成される光学導波管構造体を含み得る。光学導波管構造体は、回転子、第1の光学信号と、第2の光学信号とを含む一対の光学信号を含み得る。第1の光学信号は、横方向電気(TE:transverse electric)モードで偏光し得、第1の光学信号が回転子を通って伝搬する際、TEモードに維持し得る。第2の光学信号は、横方向磁気(TM:transverse magnetic)モードで偏光し得、第2の光学信号が回転子を通って伝搬する際、TEモード信号に変換し得る。回転子は、基板上に配置される第1の層と、第1の層上に配置される第2の層とを有する二重層コアを含み得る。第1の層は、第1の端部から第2の端部にわたって逆テーパ形状(inversely tapers)を有するベース部を含み得、第1の端部は、第2の端部の幅未満の幅を有する。第2の層はリブ部を含み得、このリブ部は、第1の端部におけるベース部の幅及び第2の端部におけるテーパ構造体の幅未満の幅を有する。
例示的な実施形態の説明
本開示は、横方向電気(TE)モードで偏光される光又は光学信号及び横方向磁気(TM)モードで偏光される光又は光学信号を、別個のTEモードを有する光学信号に変換するように構成される光学導波管構造体を記載する。TEモード光学信号は、その伝搬方向に直交する軸に沿って電場がないように偏光し得る。TMモード光学信号は、伝搬方向において、及び/又はそれと同じ軸に沿って磁場がないように偏光し得る。さらに、光学チップを使用する用途では、TEモード光学信号は、チップと同じ又は略同じ平面で偏光される電場を有し得、TMモード光学信号は、チップの平面に直交又は略直交する平面において偏光する電場を有し得る。光学導波管は、外部ソースから受信される光学信号を結合し、光学信号を光学導波管内のTEモード光学信号及びTMモード光学信号に集中させるナノテーパ(nanotaper)を含み得る。光学導波管は回転子を含むこともでき、回転子は、TEモード光学信号をTEモードに維持し、TMモード光学信号をTEモード光学信号に変換又は回転させる。TMモード光学信号から変換されるTEモード光学信号は、回転子を通って伝搬する間、TEモードに維持されたTEモード光学信号とは異なる次数を有し得る。光学導波管はセパレータを有することもでき、セパレータは、TEモード変換光学信号及びTEモード維持光学信号を別個の光学導波路に分離する。
光学導波管構造体は、「チップ上(on chip)」に配置してもよく、又は情報を搬送する光学信号を処理するか、若しくは、例として、変調、光の方向変更、結合、及び/又は切り換え等の機能を、情報を搬送する光学信号に対して実行するように構成される光学集積回路(IC)の部分として含まれてもよい。光学ICは、TMモード光学信号をサポートするように構成されていないことがあるか、又はTEモード光学信号のみをサポートするように構成されていることがある。すなわち、光学ICは、TMモードで、又はTEモード以外のモードで偏光された光学信号を処理するか、又はTMモードで、又はTEモード以外のモードで偏光された光学信号に対してその機能を実行することができないことがある。さらに、光学ICは、光学ICに送信される2つの光学信号を外部ソースから受信し得る。光学信号は、異なる横方向モードで、又は「s」偏光及び「p」偏光の異なる組合せで直交偏光し得る。さらに、光学信号は、一緒に又は略同時に送信し得る。代替的に、信号は、1つの偏光でのみ偏光し得、精密又は厳密な偏光は、光学ICには未知であり得る。光学ICが光学信号を受信する場合、信号のうちの一方は、TEモード光学信号として光学ICに閉じ込める(confined)ことができ、他方の信号は、TMモード光学信号として光学ICに閉じ込めることができる。同様に、光学ICによって処理された2つの光学信号は、処理に続き、一方の信号がTEモード光学信号として偏光され、他方がTMモードとして偏光されるように変換し得、それにより、2つの光学信号を外部ソースに直交「s」偏光及び「p」偏光として送信し得る。光学導波管構造体は、受信した光学信号を下流処理に、サポート可能なTEモードで提供し、且つ/又はTEモードでの光学信号を受信し、外部ソースに送信するために、偏光構成を偏光する光学ICのフロントエンド構成要素(front end component)としての役割又は機能を果たし得る。
代替の用途では、光学ICは、TEモード光学信号をサポートするように構成されないこともあり、又はTMモード光学信号のみをサポートするように構成されることがある。すなわち、光学ICは、TEモードで、又はTMモード以外のモードで偏光された光学信号を処理するか、もしくはTEモードで、又はTMモード以外のモードで偏光された光学信号に対してその機能を実行することができないことがある。したがって、光学ICによって受信される一対の直交偏光光学信号は両方とも、TMモードで偏光してから、処理し得る。同様に、光学ICによって処理される2つの光学信号は、光学ICの処理回路によってTMモード信号として供給されることがあり、この信号は、直交「s」偏光及び「p」偏光として外部ソースに送信又は結合するために、一方の信号がTEモード光学信号として偏光され、他方がTMモード光学信号として偏光されるように、処理後に変換し得る。これらの代替の用途では、光学導波管構造体は、受信した光学信号をサポート可能なTMモードで下流処理に提供し、且つ/又は光学信号をTMモードで受信し、外部ソースに送信するために、偏光構成を変更する光学ICのフロントエンド構成要素としての役割又は機能を果たし得る。
以下の説明は、TEモード光学信号をサポートするが、TMモード光学信号をサポートしない光学ICに集積し得るか、又は使用し得る光学導波管構造体を説明する。しかし、本発明は、TMモード光学信号をサポートするが、TEモード光学信号をサポートしない代替の光学IC又はTEモード光学信号及びTMモード光学信号の両方をサポートする代替の光学ICに適用することもできる。
図1は、光学導波管構造体100のブロック図を示し、光学導波管構造体100は、一対のTEモード光学信号として、外部ソースから受信した一対の光学信号を偏光し、且つ/又は外部ソースに送信するために、一対のTEモード光学信号を直交横方向モードで偏光する複数のステージを有する。第1のステージ102はナノテーパを含み得、ナノテーパは、外部光源104から送信されている光学信号を受信し結合するように構成される。外部光源104は、例として、光ファイバ、自由空間ソース(free-space source)、又は異なる光学導波管を含め、情報を搬送する光信号又は光学信号を送信するように構成される任意の光源又は構造体であり得る。自由空間ソースは一般に、例として、レーザ又は光を集束するレンズ若しくはレンズ系等の、非導波的又は未導波的(non-waveguide or unguided manner)に光を送信又は搬送するように構成される光源又は構造体を指し得る。異なる光学導波管は、材料又は寸法の違い等の異なる属性を含み得る、光学導波管構造体100以外の別又は別個の導波管を指し得る。追加又は代替として、異なる導波管は、光学導波管構造体100が集積又は包含される光学ICとは異なる光学ICに集積又は包含される別の導波管構造体及び/又は異なる組み立てプロセスを受ける導波管構造体を指し得る。様々な構成又は構成の組合せが可能である。
外部ソース104によって送信される光学信号は、約0.5〜1.0ミリワット(mW)の範囲等の関連付けられた電力を有し得るが、他の電力を使用してもよい。さらに、光学信号は、任意の範囲であり得る波長を有し得、又はOバンド若しくはCバンド及び/又は約1530〜1570ナノメートルの範囲内を含め、光学若しくは光スペクトル内の任意の波長を有し得る。
外部光源104は、一対の光学信号を一緒に、又は同時に送信し得る。第1及び第2の光学信号は一緒に、異なる横方向モードで、又は「s」偏光及び「p」偏光の異なる組合せで偏光されることによって送信し得る。第1及び第2の光学信号を受信すると、ナノテーパステージ102は、光学信号を導波モードで導波管構造体100に閉じ込めるか、又は集中させるように構成し得る。導波モードは異なる導波モードであり得、TEモード及びTMモードを含み得る。閉じ込められるか、又は集中される(concentrated)ことにより、光は実質的に、少なくとも光学導波管に関して、導波管構造体100内に限局(localized)又は包含される。したがって、ナノテーパステージ102の出力又は端部において、第1の光学信号は、TEモード光学信号として光学導波管構造体100内に集中し得、第2の光学信号は、TMモード光学信号として、光学導波管構造体100内に集中し得る。さらに、TEモード光学信号及びTMモード光学信号のそれぞれは、最低次数(すなわち、一次)であり得、又は基本モード光学信号であり得、TE及びTMモード光学信号と呼ばれ得る。モードの次数は、伝搬の中心軸に相対する光学信号内の光エネルギーの空間的対称性を指し、且つ/又は示し得る。一次又は基本光学信号は、伝搬軸の中心に配置された光エネルギーの単一の集中を有し得る。
光学導波管構造体100は、回転子ステージ106をさらに含み得、回転子ステージ106は、TMモード光学信号の偏光状態をTEモード光学信号に回転又は変更し、TEモード光学信号をTEモード光学信号として維持又は保持するように構成される。したがって、回転子ステージ106の出力又は端部において、ナノテーパステージ102において最初に受信された一対の光学信号は、第1及び第2のTEモード光学信号として光学導波管構造体100に閉じ込めるか、又は集中させ得る。
第1及び第2のTEモード光学信号は、異なる次数を有し得る。例えば、第1のTEモード光学信号は、回転ステージ106を通って伝搬する際、TEモード光学信号として維持される一次TE光学信号であり得る。第2のTEモード光学信号は、一次よりも高い次数を有し得る。例えば、第2のTEモード光学信号は二次TEモード光学信号であり得、TEモード光学信号と呼び得る。二次TEモード光学信号は、伝搬軸を中心として光エネルギー対称の2つの集中(two concentrations)を有し得る。したがって、回転ステージ106は、一次TMモード光学信号を二次TE光学信号に変換し、受信した光学信号が回転ステージ106を通って伝搬する際、一次TEモード光学信号を一次TEモード光学信号として維持するように構成し得る。
光学導波管構造体100は、一次TEモード光学信号及び二次TEモード光学信号を別個の光学導波管又は導波路内に分離する分離ステージ108をさらに含み得る。一次TEモード光学信号及び二次TEモード光学信号は、単一の導波管又は波長路で分離ステージ108に一緒に送信し得る。したがって、TE及びTEモード光学信号は、別個に処理し得、分離ステージ108は、TEモード光学信号及びTEモード光学信号を別個の導波路110a及び110bに分離し閉じ込め得る。別個の導波路へのTEモード光学信号及びTEモード光学信号の分離(より一般的には、同じTE又はTMモードで偏光される異なる次数の光学信号の分離)は、モードダイバーシティ(modal diversity)と呼ばれる。分離後、TEモード光学信号及びTEモード光学信号は次に、各導波路110a、110bに沿って処理回路112に送信し得、処理回路112において、1つ又は複数の機能をTE及びTEモード光学信号のそれぞれに対して実行し得る。さらに、分離後、TE光学信号は、各導波路110bに沿って処理回路112に送信される際、一次TEモード光学信号になり得る。
上記説明は、外部ソース104から光学信号を受信し、処理のために、光学信号をTEモード光学信号として下流の処理回路112に提供するように動作する受信器としての光学導波管構造体100を説明する。受信器であることの追加又は代替として、光学導波管構造体100は、上流の処理回路112から一対のTEモード光学信号を受信し、外部ソース104に出力する送信器として動作するように構成し得る。特に、分離ステージ108は、各導波路110a、110bに沿ってTEモード光学信号及びTEモード光学信号を受信し、それらを単一の導波路に結合し得る。単一の導波路に結合されたTE及びTEモード光学信号は回転ステージ106に供給し得、回転ステージ106において、TEモード光学信号はTMモード光学信号に変換し得、TEモード光学信号はTEモード光学信号として維持される。TEモード及びTMモード光学信号は次に、ナノテーパステージ102に沿って伝搬し得、ナノテーパステージ102において、外部ソース104に結合される。
図1に示されるように、導波管構造体100及び処理回路112は、同じ光学集積回路114の一部として一緒に集積又は包含され得、光学集積回路114において、外部光源104が、光学集積回路114に光学信号を送信し、且つ/又は光学集積回路114から光学信号を受信する。代替の構成例では、導波管構造体100は、独立した構造体又は処理回路112を含み得る処理回路112及び/又は光学IC114とは別個の構造体であり得る。
図2は、図1に示される導波管構造体100のステージ102、106、及び108を含み得るか、又は実施し得る一例としての光学導波管構造体200の上面図を示す。光学導波管構造体200は、光学集積回路又はチップ214の基板又はバッファ220を含み、且つ/又は基板又はバッファ220に包含若しくは製造され得る。
光学導波管構造体200は、ナノテーパ202を含み得、ナノテーパ202は、外部ソースから受信する一対の直交偏光光学信号を光学導波管構造体200に結合し、一次TEモード光学信号及び一次TMモード光学信号として集中させ得る。ナノテーパ202は、逆テーパと呼ばれることもあり、第1の端部230を有し得、第1の端部230は、外部ソースから受信される光学信号を直接又はエンドファイア結合(direct or end- fire coupling)を通して結合し得る。第1の端部230及びナノテーパ202全体は、外部ソースと同一平面にあり得、これは、外部ソース及び/又は入力光に直交又は表面法線であることにより外部ソースに結合する、格子結合器等の表面法線結合構造体とは対照的であり得る。
第1の端部230は、基板220及び/又は光学チップ214の縁部又はその近傍(例えば、縁部から数ミクロン離れる)に配置し得る。さらに、第1の端部230は、光学信号の光線のサイズに一致するか、又は近づく幅を有し得、それにより、第1の端部230は、外部ソースにとっては物理的に大きく見え、受信した光学信号のモードをサポートして、光学信号の結合効率を最大化(又はエネルギー損失を最小化)する。第1の端部230及び/又は基板220の材料及び光学信号の波長を含む様々な要因を考慮して、第1の端部230の幅を決定し得る。幾つかのシリコンベースの光学導波管の場合等の幾つかの例示的な実施形態では、第1の端部230の幅は、約200ナノメートル以下であり得るが、他の幅を使用することも可能である。
ナノテーパ202は、第1の端部230に対向して配置される第2の端部232を含むこともできる。第2の端部232は、光学導波管構造体200の導波TE及びTMモードをサポートする幅を有し得、それにより、外部ソースから受信される一対の光学信号は、光学信号が第1の端部230からナノテーパ202を通って第2の端部232に伝搬する際、TEモード光学信号及びTMモード光学信号として光学導波管構造体200に閉じ込められる。さらに、上述したように、TE及びTMモード光学信号は、一次TE及びTMモード光学信号として閉じ込めるか、又は集中させ得る。ナノテーパ202及び/又は基板220の材料及び光学信号の波長を含む様々な要因を考慮して、第2の端部232の幅を決定し得る。図2に示されるように、第2の端部232の幅は、第1の端部230の幅よりも大きくてよい。一例では、幅は約300〜400ナノメートルの範囲であり得るが、他の幅を使用することも可能である。
ナノテーパ202は、断熱光学導波管構造体であり得、この場合、光学信号が断熱構造体を伝搬する際、生じるエネルギー損失は最小であり、一対の光学信号間の高分離が維持される。最小のエネルギー損失及び高分離を達成又は保証するために、断熱構造体は、光学信号の漸次的モード遷移が生じ得る長さを有し得る。長さは、光学信号の波長よりもはるかに長くなり得、モードのインデックスに近づくほど、長さは長くなり得る。幾つかの場合では、長さは、波長の少なくとも10倍大きくし得る。
ナノテーパ202は、ナノテーパ202が第1の端部230の幅から第2の端部232の幅に逆テーパ(inversely taper)となる長さを有し得る。長さは、ナノテーパ202を断熱構造体として構成するのに十分であり得る。幾つかの例示的な実施形態では、ナノテーパ202の長さは約50マイクロメートル(ミクロン)であり得るが、他の長さを使用することも可能である。
光学導波管構造体200は、回転子206をさらに含み得、回転子206は、一次TMモード光学信号を二次TEモード光学信号に変換又は回転し、一次TEモード光学信号として一次TEモード光学信号を維持するように構成される。回転子206は、光学信号が、ナノテーパ202の第2の端部232に当接又は接続する第1の端部234から回転子206を通って第2の端部236に伝搬する際、TE及びTMモード光学信号の遷移及び変換をそれぞれ実行し得る。回転子206は、維持及び変換を実行し得る関連付けられた長さを有し得る。ナノテーパ202と同様に、回転子206は断熱構造体であり得、したがって、維持及び変換は、最小の損失及び光学信号間の分離が高い状態で実行し得る。したがって、回転子206は、維持及び変換を徐々に実行して、最小損失及び高分離を保証し得るように、十分な長さを有する。幾つかの例示的な実施形態では、ナノテーパの長さは約50ミクロンであり得るが、他の長さを使用することも可能である。
回転子206は、ベース部238と、リブ部240(rib portion)とを含み得る。ベース部238は、ナノテーパ202と同一平面であり得る概して平らな構造体であり得る。加えて、ベース部238は、逆テーパ形状を有し、すなわち、第1の端部234から第2の端部236に増大する幅を有し得る。第1の端部234において、幅は、ナノテーパの第2の端部234でのナノテーパ202の幅に等しいか、又は略等しいことができ、幾つかの例では、300〜400ナノメートルの範囲であり得る。第2の端部236での回転子206の幅は、幾つかの例では、約1マイクロメートルに増大し得るが、他の幅を使用することも可能である。
回転子206のリブ部240は、基板220に接触する対向平面の逆にある、ベース部238の平面に配置されるか、又は平面から延出若しくは突出する材料の比較的薄い条片(strip)であり得る。図2に示されるように、リブ部240は、第1の端部234から第2の端部236まで回転子206の全長に、略伝搬方向において延び得る。代替の構成例では、リブ部240は、回転子206の全長に延びないことがある。さらに他の構成例では、リブ部240は、ナノテーパ202の少なくとも一部が、ナノテーパ202の平面から延びるリブ部を含むように、ナノテーパ202上に延び得る。
リブ部240は、ベース部238の任意の幅よりも狭い、又はかなり狭い幅を有し得る。幾つかの構成例では、リブ部240の幅は、リブ部240が第1の端部234から第2の端部236に延びる際、略均一であり得る。幾つかの例では、リブ部240の均一な幅は約150ナノメートルであり得るが、他の幅を使用することも可能である。代替の構成では、リブ部240は、第1の端部234と第2の端部236との間で変化する幅を有し得る。例えば、リブ部240の幅は、ベース部238の先細りと同様に、又は同じ方向において先細りし得る。代替的には、リブ部240の幅は、ベース部238の先細りとは逆の方向に先細りし得る。様々な構成が可能である。
回転子206の第2の端部236において、一対の光学信号はここでは両方ともTEモード信号として偏光し得、下流の処理回路(図1の処理回路112を参照されたい)によってサポートされる偏光モードであり得るが、処理回路は、光学信号を首尾良く処理するために、TE及びTEモード信号を別個に、又は独立して受信する必要があり得る。ナノテーパ202及び回転子206は、一対の光学信号が一緒に伝搬する単一の導波管又は導波路を構成し得る。したがって、光学導波管構造体200はセパレータ208(separator)をさらに含み得、セパレータ208は、処理回路に供給される前に、TEモード光学信号及びTEモード信号を別個の光学導波管又は導波路に分離するように構成される。
図2に示される例示的な実施形態では、セパレータ208は、Y字スプリッタ242等のスプリッタ部と、2×2又は3デシベル(3dB)カプラ(two-by-two (2x2) or three decibel (3 dB) coupler)244等のカプラ部とを含み得る。Yスプリッタ242は、TEモード光学信号及びTEモード光学信号を一緒に回転子206から受信し、TEモード光学信号及びTEモード光学信号を2つの導波路に分割し得る。分割は、TE及びTEモード光学信号を互いから分離又は切り離さなくてもよい。代わりに、TE及びTEモード光学信号のエネルギーはそれぞれ、第1のエネルギー部及び第2の(残りの)エネルギー部に分割し得る。幾つかの例では、第1及び第2のエネルギー部の割合は、2つの導波路のそれぞれで約半分であり得るが、第1及び第2のエネルギー部の他の割合を決定することも可能である。すなわち、TEモード光学信号のエネルギーの約半分及びTEモード光学信号のエネルギーの約半分は、一方の導波路に結合し得、TEモード光学信号のエネルギーの約半分及びTEモード光学信号のエネルギーの約半分は、他方の導波路に結合し得る。次に、2×2カプラ244は、TEモード光学信号のエネルギーの全て又は略全てを一方の導波路に閉じ込め、TEモード光学信号のエネルギーの全て又は略全てを他方の導波路に閉じ込めることにより、TE及びTEモード光学信号を互いから分割又は切り離し得る。
ナノテーパ202及び回転子204と同様に、スプリッタ242及びカプラ244は、断熱光学導波管構造体であるように構成し得る。特に、スプリッタ242及びカプラ244は両方とも、光学信号がスプリッタ242及びカプラ244を通って伝搬する際に、一対の光学信号の分割及び結合が最小のエネルギー損失及び高分離で実行されるように、十分な長さを有し得る。幾つかの例示的な実施形態では、Yスプリッタ242及び2×2カプラ244のそれぞれは、約40〜50ミクロンの範囲の長さを有し得るが、他の長さを使用することも可能である。
図2に示されるように、Yスプリッタ242は、伝搬方向に関して対称である三叉導波管構造体を含み得る。対称Yスプリッタ242は、3つのテーパ部246、248、250を含み、TE及びTEモード光学信号を受信し、2つの光学導波路に分割し得る。第1のテーパ部246は、回転子206の第2の端部236に当接又は接続して、TE及びTEモード光学信号を受信する第1の端部252を有し得る。第1のテーパ部246は、第1の端部252において、回転子206の第2の端部236での幅と同じ又は略同じであり、第2の端部254において、小さな幅又は点に先細りする幅を有し得る。TE及びTEモード光学信号が第1のテーパ部246に沿って伝搬する際、TE及びTEモード光学信号は、第1のテーパ部246に閉じ込められる量がより小さく、第1のテーパ部246の外又は周囲のエバネセント場(evanescent field)に移動するか、又は包含され得る。
第2及び第3のテーパ部248、250はそれぞれ、信号が第1のテーパ部246に閉じ込まれる量が少なくなるにつれて、TE及びTEモード光学信号に結合するように構成されて、別個の導波路の開始部を形成する。第2及び第3のテーパ部248、250のそれぞれは、TE及びTEモード光学信号内のエネルギーの約半分に結合し得る。図2に示されるように、第2及び第3のテーパ部248、250は、第1のテーパ部246に相対して逆に先細りする逆テーパであり得る。第2及び第3のテーパ部248、250のそれぞれは、第1のテーパ部246の第1の端部252又はその近傍に配置される第1の端部256、258から、第1のテーパ部246の第2の端部254又はその近傍に配置される第2の端部260、262に延び得る。第2及び第3のテーパ部248、250は、比較的小さな幅を有し、点に収束し得る第1の端部256、258から、第2の端部260、262でのより大きな幅に幅が増大し得、TE及びTEモード光学信号に結合し得る。
第1のテーパ部246は、第1の端部252から第2の端部254に延びる対向する側部264及び266を含み得る。第2のテーパ部248は、第1のテーパ部246の側部264に面して、側部264に略平行して延び得る側部268を含み得る。同様に、第3のテーパ部250は、第1のテーパ部246の対向する側部266に面し、側部266に略平行して延び得る側部270を含み得る。第1及び第2の部分246、248の側部264及び268は、第1の部分246と第2の部分248との間隔又は隔たりを決め得る。同様に、側部266、270は、第1の部分246と第3の部分250との間隔又は隔たりを決め得る。第1の部分246と第2の部分248との間隔及び第1の部分246と第3の部分250との隔たりは、第2のテーパ部248及び第3のテーパ部250がTE及びTEモード光学信号に結合するのに十分なものであり得る。
2×2(又は3dB)カプラ244は、2×2カプラ244の第1の端部276から2×2カプラ244の第2の端部280まで延びる第1及び第2の並列導波路272、274を含み得る。2×2カプラ244は、第1の端部276又は第2の端部280のうちの一方での伝搬軸に沿って対称であるとともに、第1の端部276又は第2の端部280のうちの他方での伝搬軸に沿って非対称であるように構成し得る。2×2カプラ244は、導波路272、274の幅が同じである第1又は第2の端部276、280のいずれかにおいて対称であり、導波路272、274の幅が異なる場所で非対称であり得る。非対称端部において、より大きな幅を有する導波路272又は274は、TEモード信号に結合し得、より小さな幅を有する導波路272又は274は、TEモード信号に結合し得る。
図2に示される2×2カプラ244の構成例では、2×2カプラ244は、第1の端部276での導波路272、274の幅が同じであるという点で第1の端部276において対称であり、第2の端部280での導波路272、274の幅が異なるという点で第2の端部280で非対称である。第2の端部280において非対称性を達成するために、第2の導波路274は略一定の幅を有し、一方、第1の導波路272は、第1の端部276と第2の端部280との間で逆テーパ形状を有する。第1の導波路272は逆テーパ形状を有し、したがって、第2の端部280においてより大きな幅を有するため、第1の導波路272は、TEモード信号のエネルギーの略全てに結合し得、第2の導波路274は、TEモード信号のエネルギーの略全てに結合し得る。
導波路の一方は、第1の端部276、278から第2の端部280、282に先細り(又は逆テーパ形状を有し)し得、一方、他方の導波路は略一定の幅を有し得る。図2に示される構成例では、第1の導波路272の幅は、第1の端部276から第2の端部280に増大し得、第2の導波路274は、第1の端部278から第2の端部282まで略一定の幅を有し得る。先細りの幅及び一定幅の導波路272、274は、TEモード光学信号のエネルギーの全て又は略全てが第1の先細りする導波路272に結合され、TEモード光学信号のエネルギーの全て又は略全てが第2の一定幅の導波路274に結合されるように決定し得る。
第1の端部276での第1及び第2の導波路272、274の幅は、第2の端部260、262での第2及び第3のテーパ部248、250の幅に等しいか、又は略等しいことができる。すなわち、スプリッタ242の出力での幅は、カプラ244の入力での幅と同じであり得る。図2に示される例示的な実施形態では、これらの端部での幅は、TEモード光学信号に結合する一定幅の導波路274の幅であるように選び得、第1の先細りする導波路272の幅は、TEモード光学信号に結合するよう増大するように選び得る。代替の構成例では、スプリッタ242の出力及びカプラ244の入力の幅は、TEモード信号に結合する導波路272の幅であるように選び得、この場合、第1の導波路272は一定の幅を有し得、TEモード信号に結合する第2の導波路274は、より小さな幅に逆テーパ形状を有し得る。
2×2カプラ244の代替の構成例では、一方の幅が端部276と端部280との間で一定のままである代わりに、第2の端部280での幅が異なり、非対称性を達成する限り、導波路272、274の両方が先細りし得る。さらに他の代替の構成例では、2×2カプラ244は、第1の端部276において非対称であり、第2の端部280で対称であり得る。
第1及び第2の並列導波路272、274は、それぞれの導波路272、274へのTE及びTEモード光学信号の所望の結合を達成し得るように、適切な幅又は間隔284によって離間され得る。図2に示されるように、幾つかの構成例では、平行導波路272、274は、間隔284に起因して、それぞれの端部260、262でのYスプリッタ242の第2及び第3のテーパ部248、250よりも互いに近くに位置決めされる。平行導波路272、274をより近くに位置決めするために、セパレータ208は、Yスプリッタ242の第2の端部260、262に2×2カプラ244の第1の端部276、278を結合する一対の導波路286a、286bを有する第1の結合部286を含み得る。導波路286a、286bは、図2に示されるように、S字形湾曲(又はS湾曲)であり得る。代替的には、導波路286a、286bは、直線形状導波路又はS字形以外の湾曲路等の異なる形状の導波路であってもよい。さらに、処理回路の構成に応じて、平行導波路272、274は、端部280、282での間隔よりも互いから広く離間する必要があり得る。したがって、第2の結合部288は、S湾曲288a、288bを含み得、TEモード及びTEモード信号が処理回路に送信される前、第1の導波路272と第2の導波路274との間隔を広げるために含め得る。図2に示される第1及び第2の結合部286、288は、S湾曲構成に限定されず、スプリッタ242及び244を結合する且つ/又はカプラ244の出力での導波路を広げるために、他の形状の経路を使用することも可能である。追加又は代替として、第1及び第2の結合部286、288のうちの一方又は両方は、必要に応じてセパレータ208から省き得る。様々な構成が可能である。
カプラ244の代替の構成では、2×2カプラの代わりに、対称カプラであり得る(2×2カプラとは対照的であり、導波路272、274のうちの一方が先細りすることに起因して非対称カプラであり得る)方向性カプラが使用可能である。方向性カプラが使用される場合、両方の導波路は、第1の端部276、278から第2の端部280、282に一定の幅を有し得る。しかし、方向性カプラは、厚さの影響の受けやすさの増大、製造のばらつき、長さ、及び波長に起因して、2×2カプラよりも望ましくないことがある。代替的には、方向性カプラは、長さが2×2カプラと比較して短く、したがって、サイズに関してより望ましいことがある。
上述したように、セパレータ208は、単一の光学導波管又は導波路に沿って一緒に伝搬し得るTE及びTEモード光学信号を別個の分離された光学導波路に分離し得る。図2に示される構成例では、ナノテーパ202、回転子204、及びスプリッタ242の第1のテーパ部246は、単一の光学導波管又は導波路を構成し得、第2及び第3のテーパ部248、250、第1の結合部286、カプラ244、並びに第2の結合部288は、別個の分離された光学導波路を構成し得る。
図3は、代替例としての光学導波管構造体300の上面図を示す。代替例としての光学導波管構造体300は、例としての導波管構造体200と同様であり得るが、導波管構造体300は異なるセパレータ308を含み得る。代替のセパレータ308は、伝搬方向に相対して非対称である非対称Yスプリッタ343を含み得る。非対称Yスプリッタ343は、図2に示される対称Yスプリッタ242、カプラ244、及びS湾曲結合部286を置換し得る。代わりに、非対称Yスプリッタ343は、スプリッタ及びカプラを結合して単一の光学導波管構造体にし得、単一の光学導波管構造体は、別個のステージではなく、分割機能及び結合機能を同時に又は一緒に実行する。換言すれば、非対称Yスプリッタ343は二重導波管構造体を含み得、この構造体では、第1の導波管はTE及びTEモード光学信号を受信し、第2の導波管は、TE及びTEモード光学信号が別個の光学導波路にあるように、TEモード光学信号又はTEモード光学信号のいずれかを第1の導波管から離れて結合する。セパレータの分割ステージ及び結合ステージを結合することにより、図3の例としてのセパレータ308は、図3の例としてのセパレータ208よりも短い長さであり得、したがって、より好ましい設計選択であり得る。
図3に示されるように、非対称Yスプリッタ343は、第1のテーパ部347と、第2のテーパ部349とを含み得る。第1のテーパ部347は、回転子206の出力又は第2の端部236に当接又は接続する第1の端部353を有し得る。第1のテーパ部347は、第1の端部353での幅から第2の端部361での幅まで先細りし得る。第2のテーパ部349は、小さな幅を有するか、又は点に収束する第1の端部359から、第2の端部361での第1のテーパ部347の幅とは異なり得る幅を有する第2の端部363まで逆テーパ形状を有し、すなわち、幅が増大し得る。
第1及び第2のテーパ部347、349の幅は、第2のテーパ部349がTEモード光学信号又はTEモード光学信号のいずれかを第1のテーパ部347から離れて結合し、一方、他方の光学信号が第1のテーパ部347に結合されたままであるように構成し得る。このようにして、TE及びTEモード光学信号は、端部361、363において別個の光学導波路にあり、モードダイバーシティを達成する。図3に示されるように、端部361での第1のテーパ部347の幅が、端部363での第2のテーパ部349の幅よりも大きい場合、TEモード光学信号は、第1の導波管部347に結合されたままであり得、TEモード光学信号は、第2の導波管部349に結合し得る。代替の構成では、端部361での第1のテーパ部237の幅は、端部363での第2のテーパ部349の幅よりも小さくし得、それにより、TEモード光学信号は第1のテーパ部347に結合したままであり、TEモード光学信号は第2のテーパ部349に結合される。
代替の光学導波管用途では、非対称Yスプリッタ343は、モードダイバーシティが達成される分離とは対照的に、モードダイバーシティを使用しない分割及び/又は用途に向けて構成し得る。すなわち、モードダイバーシティのために、TEモード光学信号のエネルギーの全て又は略全てが第1のテーパ部347に結合され、TEモード信号のエネルギーの全て又は略全てが第2のテーパ部349に結合される代わりに、非対称Yスプリッタ343は、TEモード光学信号及びTEモード光学信号の両方の第1のエネルギー部が、第1のテーパ部347に結合され、TEモード光学信号及びTEモード光学信号の両方の第2のエネルギー部が、第2のテーパ部349に結合されるように構成し得る。
幾つかの構成例では、非対称Yスプリッタ343は、TEモード光学信号及びTEモード光学信号のエネルギーの約50%が第1のテーパ部347に結合され、TEモード光学信号及びTEモード光学信号のエネルギーの約50%が、第2のテーパ部349に結合されるように、第1及び第2のエネルギー部を等しく分割し得る。これらの構成例では、それぞれの端部361、363での第1及び第2のテーパ部347、349の幅は、同じ又は略同じであり得る。代替的には、第1及び第2のエネルギー部は、第1及び第2のテーパ部でのエネルギー部の所望又は所定の比率の達成等のために、変更し得る。一例として、幅は、エネルギーの86%が第1のテーパ部347にあり、エネルギーの14%が第2のテーパ部349にあるように構成し得る。様々な構成が可能である。
さらに他の光学導波管用途では、非対称Yスプリッタ343は、回転子206から独立して、且つ/又は回転子206なしで使用することができる。追加又は代替として、非対称Yスプリッタ343は、一次TEモード光学信号のみが光学導波管を通って伝搬する光学導波管用途で分割又は結合するために使用し得る。例えば、非対称Yスプリッタ343は、単一のTEモード光学信号を異なる光学導波路に分割するか、又は一対のTEモード光学信号を結合して単一の光学導波路にするように構成し得る。
図3に示されるように、第2のテーパ部349は、第1のテーパ部347の側部367に面し、側部367に略平行して延びる側部371を含み得る。側部367及び371は、TEモード信号の第2のテーパ部349への離れた結合を達成し得るように、適切な距離又は間隔だけ互いから離間し得る。さらに、図3に示されるように、S湾曲、他の湾曲構造体、又は直線構造体を含み得る結合部389を端部361、363に結合して、TE及びTEモード光学信号を処理回路に送信し得る前に、別個の光学導波路を広げ得る。
さらに、非対称Yスプリッタ343は、光学導波管構造体200の構成要素のように、断熱光学導波管構造体であり得る。すなわち、非対称Yスプリッタ343は、光学信号が非対称Yスプリッタ343を通って伝搬する際、一対の光学信号の分割及び結合が最小のエネルギー損失及び高分離で実行されるように、第1の端部353、359から第2の端部361、363までに十分な長さを有し得る。幾つかの例示的な実施形態では、非対称Yスプリッタ343は、約50ミクロンの長さを有し得るが、他の長さを使用することも可能である。
図4は、別の代替例の光学導波管構造体400の上面図を示す。代替例の光学導波管構造体400は、例としての導波管構造体200又は300と同様であり得るが、導波管構造体400は異なるセパレータ408を含み得る。セパレータ408は、回転子206の第2の端部236に当接し、TE及びTEモード信号を別個の光学導波路472、474に分割する端部452において、TE及びTEモード信号を受信するように構成し得る。
セパレータ408は、回転子206の第2の端部236に接続される単一の導波路476を含み得る。単一の導波路476の幅は、第2の端部236での回転子206の幅に等しいか、又は略等しくし得る。単一の導波路476は、ポイント又は位置478において一対の導波路472、474を分割し得る。第1及び第2の導波路472、474の総合幅又は結合幅は、端部236での回転子206の幅及び/又は単一の導波路476の幅に等しいか、又は略等しくし得る。さらに、第1及び第2の導波路472、474の個々の幅は、TE及びTEモード光学信号が異なる導波路472、474に結合されるように、互いに異なり得る。図4に示されるように、第1の導波路472は、より大きな幅を有し、TEモード信号に結合し得、第2の導波路474は、より小さな幅を有し得、TEモード信号に結合し得る。
単一の導波路476の長さは、様々であり得、幾つかの構成例では、包含されないことがある。例えば、分割のポイント又は位置478は、回転子206に当接する端部452に位置決めし得、TE及びTEモード信号は、回転子206の直後に別個の導波路472、474に分割し得る。
図4に示される導波路472、474はS湾曲として構成される。しかし、代替の構成例では、導波路472、474は、直線路又はS字形路以外の湾曲路であってもよい。様々な構成が可能である。
セパレータ408は一般に、図2及び図3に示されるセパレータ208、308と比較してより単純な設計及び構造を提供し得る。しかし、セパレータ408は、セパレータ408が、TE及びTEモード光学信号をより急激又は漸次姓がより低い(又は断熱性がより低い)ように分割するように構成されることに起因して、セパレータ208、308と比較してより損失が多く、且つ/又はより多量の散乱をもたらし得る。
光学導波管構造体200、300、400は、受信モードで動作するものとして説明され、受信モードでは、一対の直交偏光光学信号が、外部ソースから受信され、且つ/又は結合され、TEモードで偏光される第1の光学信号及びTEモードで偏光される第2の光学信号に変換され、下流の光学処理回路による処理のために、互いに別個の導波路に分離される。
追加又は代替として、図1を参照して上述したように、光学導波管構造体200、300、400は、送信モードで動作し得る。例えば、光学導波管構造体200、300、400は、一対のTEモード光学信号を処理回路から受信し、回転子208、308、408等を用いて単一の導波路に閉じ込め、TMモードで偏光されるようにTEモード光学信号のうちの一方を回転させ、一方、回転子206等を用いて他方の光学信号をTEモードに維持し、光学導波管200、300、400のフロントエンド又は縁部に提供して、外部ソースに結合し得る。このようにして、光学導波管構造体は、受信器、送信器、又は送受信器のフロントエンド構成要素として機能又は動作し得る。
光学導波管構造体が送信モードで動作する幾つかの用途例は、変調光学信号を処理回路から送信のために提供し得る二重偏光方式を含め、様々な変調方式を含み得る。変調方式例は、例として、直交位相偏移変調(QPSK:quadrature phase−shift keying)、直交振幅変調(QAM:quadrature amplitude modulation)、パルス振幅変調(PAM:pulse amplitude modulation)、又は二進位相偏移変調(BPSK:binary phase−shift keying)を含み得る。他の変調方式も可能であり得る。光学導波管構造体200、300、400は、処理回路からTEモードで変調された光学信号を受信し、外部ソースに送信且つ/又は結合するために、TEモード信号のうちの一方をTMモード信号に変換するように構成し得る。様々な他の用途も可能である。
例としての光学導管構造体200、300、400は、平面を有する概して平坦な構造であり得る。特に、ナノテーパ202、回転子206、及びセパレータ208、308、408を含む光学導波管構造体200、300、400のステージ又は部品は、基板又はバッファ220等の基板又はバッファの平面上に配置される複数の平坦な層として形成し得る。さらに、回転子206のリブ部240を除く全ての部品は、略均一の厚さを有し、同じ材料で作られた単層として集積又は製造し得る。リブ部240は、第1の層に配置され、且つ/又は第1の層から突出する第2の追加の層として、光学導波管構造体200、300内に含まれ得る。リブ部240は、第1の層を構成する導波管構造体200、300の部品と同じ材料又は異なる材料で作られ得る。第1の層又は第1の層と第2の層とが結合されたものは、導波管構造体のコア(core)又はコア構成要素と呼ばれ得る。例示するために、図2において識別されるナノテーパ202は、追加又は代替として、ナノテーパ202のコアと呼ばれ得る。同様に、回転子206のベース部238及びリブ部240は、まとめて、回転子206のコアと呼ばれ得る。
上述したように、ナノテーパ202と、回転子206と、セパレータ208、308、408とのそれぞれを含む光学導波管構造体200、300、400は、断熱光学導波管構造体であり得、光学信号間の損失及び干渉を最小化し得る。さらに、導波管構造体200、300、400は、広範囲の波長にわたり、最適な性能で、又は性能低下なく、断熱的に動作又は実行し得る広帯域構造体と見なし得る。ここで、広帯域は、約100ナノメートルの動作帯域を指し得る。
図5は、図1の線5−5に沿ったナノテーパ202の断面側面図を示す。ナノテーパ202は、基板又はバッファ220の平面504上に配置されるコア502を含み得る。コア502は、被覆材506で封入又は囲み得る。図5に示されるように、コア502は関連付けられた厚さを有し得、厚さは110〜130ナノメートルの範囲であり得るが、他の厚さを使用することも可能である。さらに、コア502、被覆材506、及び基板220は、誘電材料を含め、誘電若しくは光学導波管又は誘電若しくは光学導波管を使用する光学集積回路に使用し得る任意の材料で製造し得る。幾つかの構成例では、基板220は、二酸化ケイ素(SiO)又は比較的低い屈折率を有する他の材料で製造し得る。基板220と同様に、被覆材506も、比較的低い屈折率を有する材料で製造し得る。例えば、被覆材506はガラスで製造し得、ガラスは屈折率約1.5を有する。これとは対照的に、コア502はシリコン(Si)等の比較的高い屈折率を有する材料で製造し得、シリコンは屈折率約3.5を有する。非限定的な例として、窒化ガリウム、窒化ケイ素、酸窒化ケイ素、単結晶シリコン、多結晶シリコン材料等のシリコンベースの材料、ガリウムヒ素、リン化インジウム、若しくは他の関連する化合物等の他のIII/V族材料等のシリコン以外の様々な材料を使用することも可能である。様々な他の材料を使用することも可能である。コア502と被覆材506との屈折率のコントラスト又は差は、光学導波管構造体を高コントラスト光学導波管とし得、これは、比較的大きな差が、コア502の材料の屈折率と被覆材506の材料の屈折率との間に存在することを意味する。
図5に示される断面図は、ナノテーパ202のものであるが、セパレータ208又は308等の単層コアを有する例としての光学導波管構造体200又は300の他の部品又は部分を表すこともできる。他の単層コアセクションでのコア502の厚さ及び/又はコア502及び/又は被覆材506に使用される材料は、導波管構造体200、300全体を通して同じであり得る。他の断面での違いとしては、コアの幅及び/又は図2及び図3の上面図に示されるように、他の断面が2つの別個の導波路に2つの別個のコアを含み得ることを挙げることができる。
図6は、線6−6に沿った回転子206の断面側面図を示す。回転子206は、基板220の平面上に配置されるコア602を含み得る。コア602は、図2に示されるように、ベース部238の層であり得る第1の層638を含み得る。第1の層638は、単層で作られる導波管構造体200、300の他の部品のコア502と同じ層であり得、且つ/又は同一平面にある。例えば、第1の層638は、単層コア構成要素の場合のコア502と同じ材料で作られ、且つ/又は同じ又は略同じ厚さで作られるように製造し得る。コア602は、図2に示されるリブ部240の層であり得る第2の層640をさらに含み得る。図6に示されるように、第2の層640は、第1の層638上に配置し得、且つ/又は第1の層638から延び得る。第2の層640は、第1の層638を構成する材料と同じ材料又は異なる材料で製造し得る。一構成例では、第1の層638は単結晶シリコンで製造し得、リブ部を構成する第2の層640は、多結晶シリコン(ポリシリコン)で製造し得るが、他の材料を使用することも可能である。
回転子206のベース部238及びリブ部240の組合せは、伝搬方向に延びる場合、断面及び形状の両方に関して幾何学的形状を形成し得、この形状は、マクスウェルの法則により、光学信号が回転子206を通って伝搬する際、TEモード光学信号にその偏光をTE状態に維持させ、一方、TMモード光学信号にその偏光をTEモードに変更させ得る。特に、ベース部238及びリブ部240の組合せは、特定のタイプの対称、非対称、又はテーパ形を生み出し、TE及びTM信号の維持及び変換をもたらし得る。
回転子206の一構成例では、図2の上面図から示されるように、回転子206は、伝搬方向に延びる軸に沿って対称であり得るか、又は鏡面対称を有し得る。リブ部240は、伝搬軸に沿って、又はベース部238の中心(図2及び図6に示されるように)に配置して、伝搬方向において鏡面対称を達成し得る。代替の構成では、回転子206は伝搬方向において非対称であり得る。特に、リブ部240は、伝搬軸又はベース部238の中心から中心がずれ得る。追加又は代替として、リブ部240は、端部234と端部236との間に変化する幅を有して、非対称性を形成し得る。
回転子206が伝搬方向において鏡面対称を有する構成では、一対の光学信号は、純粋なTE及びTMモード信号としてナノテーパ202によって結合し得、これは、TEモード信号がTM成分又は任意のTM品質を有さず、TMモード信号がTE成分又は任意のTE品質を有さないことを意味する。代替的には、回転子206が伝搬方向において非対称である場合、ナノテーパ202によって結合される一対の光学信号は、純粋なTE及びTMモード信号ではないことがある。しかし、一対の光学信号はなお、特にナノテーパ202が十分な長さを有する場合、互いに直交して偏光し、高度に線形に偏光し得る。
さらに、図6に示されるように、回転子206は、第1の層638と第2の層640との間で非対称であり得るか、又は破られた対称性を有し得る。破られた対称性は、図2を参照して上述したように、ベース部238の任意の幅よりも小さな幅を有するようにリブ部240を構成することによって達成し得る。さらに、回転子206又は特に回転子206のベース部238は、回転子206が断熱構造体であるように、比較的滑らかなテーパ形を有するように構成し得る。
上述した光学導波管構造体200、300は、ナノテーパ202、回転子206、及びセパレータ208、308の全てを包含することに限定されない。光学導波管構造体200、300の代替の例示的な実施形態は、ナノテーパ202、回転子206、及びセパレータ208、308の全て未満を含み得る。例えば、光学導波管構造体200、300の代替の実施形態は、回転子206のみを含み得る。他の代替の実施形態は、回転子206及び回転子208又は308を含み得、光学導波管構造体200、300とは別個であるか、又は外部にある、ナノテーパ202等の結合構造体又は格子カプラ等の何らかの他の結合構造体から、一対のTEモード及びTMモード光学信号を受信し得る。光学導波管構造体200、300のさらに他の代替の例示的な実施形態は、セパレータ208又は308なしで、ナノテーパ202及び回転子206を含み得る。光学導波管構造体200、300の更なる代替の例示的な実施形態は、Yスプリッタ242等であるが、2×2カプラ244ではないセパレータ208の部分のみを含み得る。光学導波管構造体200、300の様々な構成又は構成の組合せが可能である。
図7は、外部ソースから結合された一対の直交偏光光学信号を一対のTEモード光学信号に変換する方法を記載する。ブロック702において、一対の直交偏光光学信号は、光学導波管のナノテーパ等の外部ソースから結合し得る。ナノテーパは、外部ソースに結合されるように構成される幅を光学導波管の縁部に有し得る。ブロック704において、ナノテーパは、TEモードで偏光される第1の光学信号及びTMモードで偏光される第2の光学信号として、一対の直交偏光光学信号を導波管構造体に閉じ込め得る。TE及びTMモードは一次TE又はTMモードであり得る。
ブロック706において、第1及び第2の光学信号は、光学導波管構造体の回転子を通って伝搬し得、TEモードの第1の光学信号はTEモードに維持し得、第2の光学信号は、TMモードでの偏光からTEモードでの偏光に回転し得る。第2の光学信号は、一次よりも高い次数を有するTEモードで偏光し得る。例えば、回転子は、二次TEモードで第2の光学信号を偏光し得る。
ブロック708において、第1及び第2の光学信号は、互いから別個の光学導波路に分離し得る。第1及び第2の光学信号はまず、Yスプリッタを使用して分割し得、第1及び第2の光学信号のエネルギーの約半分は第1の導波路に結合され、第1及び第2の光学信号のエネルギーの約半分は第2の導波路に結合される。Yスプリッタによって分割された後、第1及び第2の光学信号は、互いから、一対の導波路又は部分を含む2×2カプラ等の光学カプラを有する別個の導波路に分離し得る。第1及び第2の光学信号が別個の導波路にあるように、一対のうちの第1の導波管部は、第1の光学信号のエネルギーの略全てに結合し得、一対のうちの第2の導波管部は、第2の光学信号のエネルギーの略全てに結合し得る。
代替的には、セパレータは、非対称Yスプリッタを使用して互いから第1及び第2の光学信号を受信し分割し得る。特に、第1のテーパ部は、第1及び第2の光学信号を受信し得る。光学信号のうちの一方は、第1及び第2の光学信号が第1のテーパ部を通って伝搬する際、第1のテーパ部に閉じ込められる程度が低くなり得る。同時に、非対称Yスプリッタの第2のテーパ部は、2つの光学信号が互いから、別個の導波路に分離されるように、閉じ込められる程度が低い光学信号の1つを結合し得る。
図8は、一対のTEモード光学信号を受信し、外部ソースへの送信及び/又は結合のために、一対の直交偏光光学信号を変換する一例としての方法800のフローチャートである。ブロック802において、セパレータ(追加又は代替として、結合器と呼ばれることもある)は、別個であり、且つ/又は分離された導波路から、両方ともTEモードで偏光された一対の光学信号を受信し得る。一対の光学信号は、処理回路から送信し得る。TEモード信号の一方は、一次TEモードであり得、TEモード信号の他方は、二次等の一次よりも高い次数を有するTEモードであり得る。
ブロック804において、結合器は、一対のTEモード光学信号を単一の導波路に結合し、且つ/又は閉じ込め得る。一例では、2×2カプラは、各TEモード信号のエネルギーの約半分が第1の導波管部に結合され、各TEモード信号のエネルギーの約半分が第2の導波管部に結合されるように、一対のTEモード信号を2つの平行導波管部に結合し得る。次に、Yスプリッタは、第1及び第2の光学信号の両方からのエネルギーの全て又は略全てが単一の導波路に閉じ込められるように、一対の導波管部からのTEモード信号を結合し得る。
ブロック806において、回転子は、TEモード光学信号の一方をTMモードで偏光するように回転させ得、一方、他方のTEモード光学信号の偏光をTEモードでの偏光に維持し得る。例えば、TEモード光学信号はTEモードに維持し得、一方、TEモード信号はTMモードで偏光するように回転し得る。
ブロック808において、ナノテーパは、TE及びTMモードで導波管構造体に閉じ込められる一対の光学信号を受信し、導波管構造体の端部又は縁部に送信し得、導波管構造体において、導波管構造体に導波モードで閉じ込められる程度を低くし得、チップの外且つ導波管構造体から離れて送信し得る。
本明細書に記載される様々な実施形態は、単独で、又は互いに組み合わせて使用することができる。上述した詳細な説明は、本発明の多くの可能な実装形態のうちの少数のみを説明した。このため、この詳細な説明は限定ではなく例示として意図される。

Claims (20)

  1. 装置であって、
    一対の光学信号を導波モードで送信するように構成される光学導波管構造体を備え、
    前記光学導波管構造体は、回転子を含み、
    前記回転子は、
    横方向電気(TE)モードで偏光された前記一対の光学信号のうちの第1の光学信号を受信し、前記第1の光学信号が前記回転子を通って伝搬する際に、前記第1の光学信号をTEモードに維持すること、
    横方向磁気(TM)モードで偏光された前記一対の光学信号のうちの第2の光学信号を受信し、前記第2の光学信号が前記回転子を通って伝搬する際に、TMモードの光学信号をTEモードの光学信号に変換すること、を実行するように構成され、
    前記回転子は、基板上に配置される第1の層と、前記第1の層上に配置される第2の層とを含む二重層コアを含み、
    前記第1の層は、前記二重層コアの第1の端部から第2の端部にわたって逆テーパ形状を有するベース部を含み、
    前記第1の端部における前記ベース部の幅は、前記第2の端部における前記ベース部の幅未満であり、
    前記第2の層は、リブ部を含み、
    前記リブ部は、前記第1の端部及び前記第2の端部における前記ベース部の幅未満の幅を有する、装置。
  2. 前記回転子は、
    前記第1の光学信号を一次TEモードの光学信号として受信して維持し、前記第2の光学信号を一次TMモードの光学信号として受信して、一次TMモードの光学信号を、一次よりも高い次数を有するTEモードの光学信号に変換するように構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記回転子は、
    一次TMモードの光学信号を二次TEモードの光学信号に変換するように構成される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記リブ部は、前記回転子が伝搬方向において鏡面対称を有するように、前記ベース部の中心に配置される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記リブ部は、伝搬方向において前記ベース部の中心からずれる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記回転子は、断熱構造体である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記光学導波管構造体は、セパレータをさらに含み、
    前記セパレータは、
    前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号を前記回転子から受信すること、
    前記第1の光学信号を前記第2の光学信号から分離して、別個の第1の導波路及び第2の導波路に分けること、を実行するように構成され、
    前記セパレータは、前記基板上に配置される単層コアを含み、
    前記単層コアは、
    前記回転子から前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号を受信するように構成される第1のテーパ部と、第2のテーパ部及び第3のテーパ部とを含むY字スプリッタであって、前記第2のテーパ部は、前記第1のテーパ部からの前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号のそれぞれの第1のエネルギー部分を結合するように構成され、且つ、前記第3のテーパ部は、前記第1のテーパ部からの前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号のそれぞれの第2のエネルギー部分を結合するように構成される、前記Y字スプリッタと、
    第2の導波管部と並列に構成される第1の導波管部を含む2×2カプラであって、前記第1の導波管部及び前記第2の導波管部のそれぞれは、前記2×2カプラの第1の端部から前記2×2カプラの第2の端部まで延びる、前記2×2カプラと、を含み、
    前記2×2カプラは、前記第1の端部又は前記第2の端部のうちの一方で、伝搬方向において対称であり、且つ、前記第1の端部又は前記第2の端部のうちの他方で、伝搬方向において非対称である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 第1の導波路は、
    前記Y字スプリッタの第2のテーパ部と、前記2×2カプラの第1の導波管部とを含み、
    前記第2の導波路は、
    前記Y字スプリッタの第3のテーパ部と、前記2×2カプラの第2の導波管部とを含み、
    前記第1の導波管部は、前記2×2カプラの第1の端部と第2の端部との間で先細る幅を有し、且つ、前記第1の光学信号のエネルギーの略全てを結合し、
    前記第2の導波管部は、前記2×2カプラの第1の端部から第2の端部まで略均一な幅を有し、且つ、前記第2の光学信号のエネルギーの略全てを結合する、請求項7に記載の装置。
  9. 前記光学導波管構造体は、セパレータをさらに含み、
    前記セパレータは、
    前記回転子から前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号を受信すること、
    前記第1の光学信号を前記第2の光学信号から分離して、別個の第1の導波路及び第2の導波路に分けること、を実行するように構成され、
    前記セパレータは、前記基板上に配置される単層コアを含み、
    前記単層コアは、非対称Y字スプリッタを含み、
    前記非対称Y字スプリッタは、
    前記回転子から前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号を受信するように構成される第1のテーパ部と、
    前記第1の光学信号又は前記第2の光学信号のうちの一方のエネルギーの略全てを前記第1のテーパ部から離れて結合し、前記第1の光学信号又は前記第2の光学信号のうちの他方のエネルギーの略全ては、前記第1のテーパ部に結合された状態を保つように構成される第2のテーパ部と、を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
  10. ナノテーパをさらに備え、
    前記ナノテーパは、第1の端部から第2の端部に延びるテーパ部を含む単層コアを含み、
    前記ナノテーパの第1の端部における前記ナノテーパの幅は、前記ナノテーパの第2の端部における幅未満であり、
    前記ナノテーパの第1の端部における幅は、外部ソースからの前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号に結合するように設定され、
    前記ナノテーパの第2の端部における幅は、TEモードの第1の光学信号及びTMモードの第2の光学信号を閉じ込めるように設定される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 方法であって、
    外部ソースからの第1の光学信号及び第2の光学信号を光学導波管構造体のナノテーパに結合させることであって、前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号は、一対の直交偏光光学信号として結合される、前記ナノテーパに結合させること、
    横方向電気(TE)モードで偏光された前記第1の光学信号及び横方向磁気(TM)モードで偏光された前記第2の光学信号を、前記ナノテーパによって前記光学導波管構造体に閉じ込めること、
    前記第2の光学信号が光学導波管構造体の回転子を通って伝搬する際に、前記第1の光学信号の偏光をTEモードでの偏光に維持しながら、前記回転子によって、前記第2の光学信号をTMモードでの偏光からTEモードでの偏光に回転させること、
    前記光学導波管構造体のセパレータによって、TEモードで偏光された第1の光学信号及びTEモードで偏光された第2の光学信号を受信すること、
    前記光学導波管構造体のセパレータによって、前記第2の光学信号から前記第1の光学信号を分離して、第1及び第2の導波路に分けること、を備える方法。
  12. TEモードの第1の光学信号及びTMモードの第2の光学信号を前記光学導波管構造体に閉じ込めることは、
    前記第1の光学信号を一次TEモードで閉じ込め、前記第2の光学信号を一次TMモードで閉じ込めることを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2の光学信号をTMモードでの偏光からTEモードでの偏光に回転させることは、
    前記第2の光学信号を、一次TMモードでの偏光から、一次よりも高い次数を有するTEモードでの偏光に回転させることを含む、請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記一次よりも高い次数を有するTEモードは、二次TEモードである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の光学信号を前記第2の光学信号から分離することは、
    前記セパレータのY字スプリッタ部によって、前記第1の光学信号の第1のエネルギー部及び前記第2の光学信号の第1のエネルギー部を、前記Y字スプリッタ部の第1のテーパ部に分割し、前記第1の光学信号の第2のエネルギー部及び前記第2の光学信号の第2のエネルギー部を前記Y字スプリッタ部の第2のテーパ部に分割すること、
    前記セパレータの2×2カプラの第1の導波管部によって、前記第1の光学信号のエネルギーの略全てを結合すること、
    前記セパレータの2×2カプラの第2の導波管部によって、前記第2の光学信号のエネルギーの略全てを結合すること、を含む、請求項11〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号を分離することは、
    前記セパレータの非対称Y字スプリッタの第1のテーパ部によって、前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号を受信すること、
    前記非対称Y字スプリッタの第2のテーパ部によって、前記第1の光学信号又は前記第2の光学信号のうちの一方を前記第1のテーパ部から離れて結合しながら、前記第1の光学信号及び前記第2の光学信号のうちの他方の前記第1のテーパ部への結合を維持すること、を含む、請求項11〜14のいずれか一項に記載の方法。
  17. 光学集積回路を備える装置であって、
    フロントエンド誘電光学導波管構造体を備え、
    前記フロントエンド誘電光学導波管構造体は、
    第1の対の直交偏光光学信号を外部ソースから受信して、前記第1の対の光学信号を横方向電気(TE)モードの光学信号として処理回路に提供すること、又は
    第2の対の光学信号を一対のTEモードの光学信号として受信して、前記装置の外部に結合するために、前記第2の対の光学信号を一対の直交偏光信号に変換すること、のうちの少なくとも1つを実行するように構成され、
    前記フロントエンド誘電光学導波管構造体は、基板上に配置される二重層誘電体コアを含み、
    前記二重層誘電体コアの第1の層は、第1の端部から第2の端部に向かって幅が増大するベース部を含み、
    前記二重層誘電体コアの第2の層は、前記ベース部の少なくとも一部にわたって延びるリブ部を含み、
    前記リブ部は、前記第1の端部及び前記第2の端部における前記ベース部の幅未満の幅を有する、装置。
  18. 前記リブ部は、
    前記第1の端部から前記第2の端部まで略均一な幅を有し、且つ、伝搬方向において前記ベース部の中心に配置される、請求項17に記載の装置。
  19. 前記二重層誘電体コアの第1の層は、少なくとも2つのテーパ部をさらに含み、
    前記少なくとも2つのテーパ部は、
    一対のTEモードの光学信号としての前記第1の対の光学信号を互いに別個の導波路に分離すること、又は
    前記別個の導波路から受信される前記第2の対の光学信号を単一の導波路に閉じ込め、閉じ込められた第2の対の光学信号を、前記ベース部及び前記リブ部を備える前記二重層誘電体コアに送信すること、のうちの少なくとも一方を実行するように構成される、請求項17又は18に記載の装置。
  20. 前記少なくとも2つのテーパ部は、少なくとも2つの第1のテーパ部を含み、
    前記二重層誘電体コアの第1の層は、第3の端部から第4の端部まで延びる第2のテーパ部をさらに含み、
    前記第4の端部は、前記ベース部の第1の端部に当接し、
    第3のテーパ部の幅は、前記第3の端部において、前記第4の端部よりも狭く、
    前記第4の端部における前記第2のテーパ部の幅は、前記フロントエンド誘電光学導波管構造体内に、前記第1の対の光学信号又は前記第2の対の光学信号のうちの少なくとも一方を、一対の直交偏光光学信号として閉じ込めるように設定される、請求項19に記載の装置。
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