JP2016509782A - 物理レイヤレート整合および時分割複信のためのアイドル挿入 - Google Patents

物理レイヤレート整合および時分割複信のためのアイドル挿入 Download PDF

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Abstract

方法は、1つまたは複数のメディアアクセス制御(MAC)エンティティと、同軸物理レイヤ(PHY)と、前記1つまたは複数のMACを前記同軸PHYに結合するメディア独立インターフェースとを備える通信デバイスにおいて実行される。方法では、ビットストリームは、前記同軸PHYが信号を送信しない時間ウィンドウに対応する特徴およびデータフレームを含むように生成される。ビットストリームは、メディア独立インターフェースを通じて同軸PHYに提供される。データフレームに対応する信号は、送信モードの間に同軸PHYから送信される。ビットストリームが時間ウィンドウに対応する特徴を含む場合、同軸PHYは、受信モードに入る。【選択図】図9

Description

[0001]本実施形態は、一般に、通信システムに関し、特に、イーサネット(登録商標)通信システムに関する。
[0002]イーサネット受動光ネットワーク(EPON)プロトコルは、ケーブル設備における同軸(coax)リンクにわたって拡張されうる。同軸リンクにわたって実装されるようなEPONプロトコルは、EPONプロトコルオーバCoax(EPoC:EPON Protocol over Coax)と呼ばれる。同軸ケーブル設備にわたってEPoCネットワークまたは同様のネットワークを実装することは、重大な挑戦を示す。例えば、ケーブル設備にわたる通信は、時分割複信(TDD)を使用しうる。更に、同軸物理レイヤ(PHY)は、メディアアクセス制御(MAC)エンティティにPHYを接続するメディア独立インターフェースより低いデータレートを有しうる。
[0003]本実施形態は、例の目的として例示され、添付する図面の図によって制限されるように意図されない。
いくつかの実施形態にしたがう同軸ネットワークのブロック図。 いくつかの実施形態にしたがう光リンクと同軸リンクとの両方を含むネットワークのブロック図。 いくつかの実施形態にしたがう同軸ネットワークユニットと同軸回線端末におけるデータ通信プロトコルスタックを示すブロック図。 いくつかの実施形態にしたがうメディア独立インターフェースによって搬送された送信または受信ビットストリームの例を示す。 いくつかの実施形態にしたがう同軸回線端末で測定されるようなアップストリームおよびダウンストリーム時間ウィンドウのタイミングを説明する図。 いくつかの実施形態にしたがう、デレーティングアイドル特徴挿入を実行するステートマシンの機能性を例証する擬似コードでのフローチャート。 いくつかの実施形態にしたがう、デレーティングアイドル特性挿入を実行するステートマシンの機能性を例証する擬似コードでのフローチャート。 EPON標準にしたがう、ダウンストリーム送信のためのFECアイドル特徴削除を実行するステートマシンの機能性を説明する擬似コードでのフローチャート。 いくつかの実施形態にしたがう、ダウンストリーム送信のためのデレーティングアイドル特徴削除を実行するステートマシンの機能性を説明する擬似コードでのフローチャート。 いくつかの実施形態にしたがうダウンストリーム送信のための図4Aおよび図4Bのステートマシンの機能性を組み合わせたステートマシンの機能性を説明する擬似コードでのフローチャート。 いくつかの実施形態にしたがうダウンストリーム受信アイドル挿入のためのステートマシンの機能性を説明する擬似コードでのフローチャート。 いくつかの実施形態にしたがうアップストリーム送信のためのデレーティングアイドル挿入を実行するためのステートマシンの機能性を説明する擬似コードでのフローチャート。 いくつかの実施形態にしたがうアップストリーム送信のためのデレーティングアイドル挿入を実行するためのステートマシンの機能性を説明する擬似コードでのフローチャート。 いくつかの実施形態にしたがうアップストリーム送信のためのアイドル特徴を削除するステートマシンの機能性を説明する擬似コードでのフローチャート。 いくつかの実施形態にしたがうアップストリーム受信のためのステートマシンの機能性を説明する擬似コードでのフローチャート。 いくつかの実施形態にしたがう通信方法を示すフローチャート。 いくつかの実施形態にしたがうファイバー同軸ユニットのブロック図。 いくつかの実施形態にしたがう同軸ネットワークユニットのブロック図。
[0020]同様の参照番号は、図面および明細書の全体を通して対応する部分を指す。
発明の詳細な説明
[0021]実施形態は、特徴が、時分割複信および/またはレート整合を受け入れるために、ビットストリームに挿入されることである。
[0022]いくつかの実施形態では、方法は、1つまたは複数のメディアアクセス制御(MAC)エンティティと、同軸物理レイヤ(PHY)と、同軸PHYを持つ1つまたは複数のMACエンティティを結合するメディア独立インターフェースとを含む通信デバイスにおいて実行される。同軸PHYが信号を送信しない時間ウィンドウに対応する特徴およびデータフレームを含むビットストリームが生成される。ビットストリームは、メディア独立インターフェースを通じて同軸PHYに提供される。データフレームに対応する信号は、送信モードの間に同軸PHYから送信される。ビットストリームが時間ウィンドウに対応する特徴を含む場合、同軸PHYは、受信モードに入る。
[0023]いくつかの実施形態では、通信デバイスは、送信モードの間にデータフレームに対応する信号を送信し、受信モードの間に送信をやめる同軸PHYおよびデータフレームを提供する1つまたは複数のMACエンティティを含む。通信デバイスはさらに、同軸PHYが信号を送信しない、時間ウィンドウに対応する特徴およびデータフレームを含むビットストリームを同軸PHYに提供するメディア独立インターフェースを含む。同軸PHYは、ビットストリームが時間ウィンドウに対応する特徴を含む場合に、受信モードに入る。
[0024]いくつかの実施形態では、非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、通信デバイスにおける1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成された1つまたは複数のプログラムを記憶する。1つまたは複数のプログラムは、通信デバイスにおける同軸PHYが信号を送信しない、時間ウィンドウに対応する特徴およびデータフレームを含むビットストリームを生成する命令を含む。1つまたは複数のプログラムはさらに、通信デバイスにおけるメディア独立インターフェースを通じて同軸PHYにビットストリームを供給する命令を含む。同軸PHYは、送信モードの間にデータフレームに対応する信号を送信し、ビットストリームが時間ウィンドウに対応する特徴を含む場合、受信モードに入るためのものである。
[0025]以下の説明では、本開示の完全な理解を提供するために、特定のコンポーネント、回路、および処理の例などの、多数の特定の詳細が説明される。また、以下の説明では、説明の目的で、本実施形態の完全な理解を提供するために、特定の専門用語が記載される。しかしながら、これらの特定の詳細が本実施形態を実現するために必要とされない場合もあることは、当業者にとって明らかであろう。他の事例では、周知の回路およびデバイスは、本開示を不明瞭にすることを避けるために、ブロック図形式で示される。本明細書で使用される「結合された」という用語は、直接接続されること、または、1つまたは複数の介在するコンポーネントまたは回路を通じて接続されることを意味する。本明細書で記述される様々なバスにわたって供給される任意の信号は、他の信号と時間多重されて、1つまたは複数の共通バスにわたって供給されうる。さらに、回路要素またはソフトウェアブロック間の相互接続は、バスまたは単一の信号線として示されうる。各々のバスは、代替として単一の信号線であることができ、各々の単一の信号線は、代替としてバスであることができ、単一の信号線またはバスは、コンポーネント間の通信のための無数の物理的または論理的メカニズムのうちの任意の1つまたは複数を表すことができる。本実施形態は、本明細書で説明される特定の例に限定されるようには解釈されるべきではなく、添付の特許請求の範囲によって定義されるすべての実施形態をその範囲内に含むように解釈されるべきである。
[0026]図1Aは、いくつかの実施形態による、同軸ネットワーク100(例えば、EPoCネットワーク)のブロック図である。ネットワーク100は、同軸リンクを介して複数の同軸ネットワークユニット(CNU)140−1、140−2、および140−3に結合された同軸線端末(CLT)162を含む。それぞれの同軸リンクは、受動同軸ケーブルであることができ、または、1つまたは複数の増幅器および/または等化器を含むこともできる。同軸リンクは、ケーブル設備150を構成する。いくつかの実施形態では、CLT162は、ケーブル設備150のヘッドエンド(headend)に位置し、CNU140は、それぞれのユーザの敷地(premises)に位置する。
[0027]CLT162は、CNU140−1、140−2、および140−3にダウンストリーム信号を送信し、CNU140−1、140−2、および140−3からアップストリーム信号を受信する。いくつかの実施形態では、各CNU140は、CLT162によって送信されたすべてのパケットを受信し、それにアドレス指定されていないパケットを破棄する。CNU140−1、140−2、および140−3は、CLT162によって指定された、スケジュールされた時間において(例えば、スケジュールされたタイムスロットで)アップストリーム信号を送信する。例えば、CLT162は、それぞれのCNU140がアップストリーム信号を送信することができるそれぞれの将来の時間を指定する、CNU140−1、140−2、および140−3への制御メッセージ(例えば、GATEメッセージ)を送信する。
[0028]いくつかの実施形態では、CLT162は、図1Bに示されるように、光回線終端装置(OLT:optical line terminal)110にさらに結合されたファイバー同軸ユニット(OCU:fiber-coax unit)130の一部である。図1Bは、いくつかの実施形態による、光リンクと同軸リンクとの両方を含むネットワーク105のブロック図である。ネットワーク105は、それぞれの光ファイバーリンクを介して複数の光ネットワークユニット(ONU:optical network units)120−1および120−2に結合された光回線終端装置(OLT)110を含む。OLT110はまた、それぞれの光ファイバーリンクを介して複数のファイバー同軸ユニット(OCU)130−1および130−2に結合される。(FCUは、光同軸ユニットまたはOCUとも称される)。
[0029]いくつかの実施形態では、各FCU130−1および130−2は、CLT162に結合されたONU160を含む。ONU160は、OLT110からダウンストリームパケット送信を受信し、そのケーブル設備150上のCNU140へパケットを転送する、CLT162にそれらを提供する。いくつかの実施形態では、CLT162は、そのケーブル設備150上のCNU140にアドレス指定されないパケットを除去し、そのケーブル設備150上のCNU140へ残りのパケットを転送する。CLT162はさらに、そのケーブル設備150上のCNU140からアップストリームパケット送信を受信し、OLT110にそれらを送信する、ONU160にそれらを提供する。したがって、ONU160は、OLT110から光信号を受信し、OLTに光信号を送信し、CLT162は、CNUから電気信号を受信し、CNU140に電気信号を送信する。
[0030]図1Bの例では、第1のFCU130−1は、CNU 140−4および140−5と通信し、第2のFCU130−2はCNU140−6、140−7、および140−8と通信する。CNU140−4および140−5と第1のFCU130−1を結合する同軸リンクは、第1のケーブル設備150−1を構成する。CNU140−6から140−8と第2のFCU130−2を結合する同軸リンクは、第2のケーブル設備150−2を構成する。それぞれの同軸リンクは、受動同軸ケーブルである、または代替として、1つまたは複数の増幅器および/または等化器を含みうる。いくつかの実施形態では、OLT110、ONU120−1および120−2、ならびにFCU130−1および130−2の光学の一部は、イーサネット受動光ネットワーク(EPON)にしたがって実装される。
[0031]いくつかの実施形態では、OLT110は、ネットワークオペレータのヘッドエンドに位置し、ONU120およびCNU140は、それぞれのユーザの敷地に位置し、FCU130は、それらそれぞれのケーブル設備150のヘッドエンドまたはそれらそれぞれのケーブル設備内に位置する。
[0032]図2Aは、いくつかの実施形態にしたがって(例えば、図1Aまたは図1Bに示されるように)CLT162に結合されたCLT162およびCNU140中のデータ通信プロトコルスタックを示すブロック図である。CLT162は、調停サブレイヤ(RS:reconciliation sublayer)212および10ギガビットメディア独立インターフェース(XGMII)214(または他のメディア独立インターフェース)を通じて同軸物理レイヤ(PHY)の例示(つまり実装)に結合されるデータリンクレイヤ202の例示(つまり、実装)を含む。データリンクレイヤ202の例示は、複数のメディアアクセス制御(MAC)クライアント204を含む。いくつかの実施形態では、各MACクライアント204は、別個の論理リンク識別子(LLID)に対応する。MACクライアント204は、オプションとして省略することができる、それぞれの動作、管理、および運営(OAM:operations, administration, and management)サブレイヤ206に結合されうる。マルチポイントMAC制御サブレイヤ208は、マルチポイント制御プロトコル(MPCP)を実装し、従って、MPCPサブレイヤ208と称されうる。マルチポイント制御プロトコルは、複数の全二重MACエンティティ210(MAC制御とも称される)に適用される。いくつかの実施形態では、各MACエンティティ210は、別個のLLIDに対応する。同軸PHY216は、物理コーディングサブレイヤ(PCS)218、(PCS218中に実装されうる)順方向誤り修正(FEC)コーデック220、物理メディア接続サブレイヤ(PMA:physical medium attachment sublayer)222、および物理メディア従属サブレイヤ(PMD:physical medium dependent sublayer)224を含む。
[0033]送信について、RS212は、XGMII214を通じてPCS218に送信ビットストリームを提供する。受信について、PCS218は、XGMII214を通じてRS212に受信ビットストリームを提供する。いくつかの実施形態では、送信および受信ビットストリームは、固定データレート(例えば、10Gbps)の連続的なビットストリームである。XGMII214のレートは、同軸PHY216のレートより高い。
[0034]CNU140は、RS240およびXGMII(または他のメディア独立インターフェース)242を通じて同軸PHY244の例示(つまり、実装)に結合されるデータリンクレイヤ230の例示(つまり、実装)を含む。データリンクレイヤ230の例示は、MACクライアント232、OAMサブレイヤ234、MPCPサブレイヤ236、および全二重MACエンティティ238(MAC制御とも称される)を含む。同軸PHY244は、PCS246、(PCS246において実装されうる)FECコーデック248、PMA250、およびPMD252を含む。送信に対して、RS240は、XGMII242を通じてPCS246に送信ビットストリームを提供する。受信に対して、PCS246は、XGMII242を通じてRS240に受信ビットストリームを提供する。いくつかの実施形態では、送信および受信ビットストリームは、固定されたデータレート(例えば、10Gbps)の連続的なビットストリームである。XGMII242のレートは、同軸PHY244のレートより高い。
[0035]XGMII214および/または242(または他のメディア独立インターフェース)によって搬送される送信ビットストリームおよび受信ストリームは、ベクトルと称されるビットのグループに分割されうる。
[0036]図2Bは、いくつかの実施形態にしたがって、XGMII214または242(または他のメディア独立インターフェース)によって搬送される送信または受信ビットストリーム260の例を示す。ビットストリーム260は、データフレーム262およびアイドル特徴264を含む。データフレーム262および/またはアイドル特徴264は、多重データおよび/またはアイドルベクトルをそれぞれ含みうる。CLT162では、送信ビットストリームにおけるアイドル特徴264は、MACエンティティ210および/またはRS212によって追加されうる。CNU140では、送信ビットストリームにおけるアイドル特徴264は、MACエンティティ238および/またはRS240によって追加されうる。
[0037]ビットストリーム260におけるアイドル特徴264は、様々な目的に役立ちうる。例えば、送信ビットストリームは、パケット間ギャップのための空間を提供するアイドル特徴を含みうる。これらのアイドル特徴はPCS218および/またはPCS 246において符号化され、フレーム間の区分けとして送信される。送信ビットストリームは、FECパリティビットのための空間を提供するアイドル特徴を含むことがある。PCS218および/またはPCS246は、(例えば、RS(255,223)コードのようなリード−ソロモンコードを使用して)FECコーデック220および/または248によって生成されるようなパリティビットでこれらのアイドル特徴を置き替える。送信ビットストリームは、トラフィックの不足を示すアイドル特徴を含みうる。これらのアイドル特徴は、PCS218および/またはPCS 246において符号化され、同期を維持するために使用される。
[0038]送信ビットストリームはさらに、時分割複信(TDD)を実装するために使用されるアイドル特徴を含みうる。時分割複信では、同じ周波数帯域(または帯域のセット)が、CLT162からCNU140へのダウンストリーム送信と、CNU140からCLT162へのアップストリーム送信との両方に使用される。ダウンストリーム時間ウィンドウは、CLT162からCNU140への送信のために定義される。アップストリーム時間ウィンドウは、CNU140からCLT162への送信のために定義される;CNU140は、(例えば、GATEメッセージによって)アップストリーム時間ウィンドウの間のタイムスロットが割り当てられている場合、アップストリーム時間ウィンドウの間に送信しうる。
[0039]CLT162では、送信ビットストリームは、アップストリーム時間ウィンドウに対応するアイドル特徴を含みうる。PCS218(したがって同軸PHY216)は、アップストリームアイドル特徴を受信する間に受信モードに切り替え、したがって、アップストリーム時間ウィンドウの間に送信することを妨げられる。したがって、これらのアイドル特徴は送信されない。いくつかの実施形態では、制御信号は、これらのアイドル特徴と共にXGMIIインターフェース214を横断して送信される;制御信号は、受信モードを入るようにPCS218に命令する。他のいくつかの実施形態では、専用アイドル特徴は、これらのアイドル特徴のために使用される;PCS218は、専用アイドル特徴に応じて受信モードに入る。
[0040]CNU140では、送信ビットストリームは、ダウンストリーム時間ウィンドウに対応するアイドル特徴を含みうる。PCS246(したがって同軸PHY244)は、これらのアイドル特徴を受信する間、受信モードに切り替え、したがって、ダウンストリーム時間ウィンドウの間に送信することを妨げられる。したがって、これらのアイドル特徴は、送信されない。いくつかの実施形態では、制御信号は、これらのアイドル特徴と共にXGMIIインターフェース242を横断して送信される;制御信号は、受信モードに入るようにPCS246に命令する。他のいくつかの実施形態では、専用アイドル特徴は、これらのアイドル特徴のために使用される;PCS246は、専用アイドル特徴に応じて受信モードに入る。
[0041]図2Cは、いくつかの実施形態に従ってCLT162で測定されるようなダウンストリーム時間ウィンドウおよびアップストリーム時間ウィンドウのタイミングを説明する。図2Cに示されるように、交互の時間ウィンドウが、アップストリーム送信とダウンストリーム送信のために割り振られる。ダウンストリーム時間ウィンドウ272の間に、CLT162は、CNU140にダウンストリーム信号を送信する。ダウンストリームウィンドウ272の後にガードインターバル274が続き、その後、CLT162は、アップストリーム時間ウィンドウ276の間にCNU140のうちの1つまたは複数からアップストリーム信号を受信する。ガードインターバル274は、同軸リンクの伝播時間および送信モードから受信モードへ切り替えるためにCLT162における切り替え時間を占める。したがって、ガードインターバル274は、CNU140での個別のアップストリーム時間ウィンドウおよびダウンストリーム時間ウィンドウを保証する。アップストリーム時間ウィンドウ276の後に別のダウンストリーム時間ウィンドウ278、別のガードインターバル280および別のアップストリーム時間ウィンドウ282がすぐに続く。図2Cに示されるように、ガードインターバルによって分離されるダウンストリーム時間ウィンドウおよびアップストリーム時間ウィンドウと、アップストリーム時間ウィンドウのすぐ後に続くダウンストリーム時間ウィンドウを持つように、交互にダウンストリーム時間ウィンドウとアップストリーム時間ウィンドウが続く。時間ウィンドウ272、276、278、および282の間のアップストリーム送信およびダウンストリーム送信は、同じ周波数帯を使用する。アップストリーム時間ウィンドウ(例えば時間ウィンドウ26および282)のために割り振られた時間は、ダウンストリーム時間ウィンドウ(例えば、時間ウィンドウ272および278)に割り振られた時間と異なりうる。図2Cは、より多くの時間(したがってより多くの帯域幅)がアップストリーム時間ウィンドウ276および282よりダウンストリーム時間ウィンドウ272および278に割り振られる例を説明する。
[0042]送信ビットストリームは、同軸PHY216および/または244のレートをそれぞれのXGMIIインターフェース214および/または242のレートと一致させるデレーティングのために使用されるアイドル特徴をさらに含みうる。PCS218および/またはPCS246は、符号化の前にこれらのアイドル特徴を取り除く。これらのアイドル特徴は、同軸216および244と比較してより高いレートのCGMII214および242の結果として同軸PHY216および/または244に負荷を掛け過ぎることを防ぐ。
[0043]いくつかの実施形態では、(例えば、IEEE802.3av EPON標準(「EPON標準」)において定義されるような)EPONのために使用されるステートマシンは、デレーティングのために送信ビットストリームにアイドル特徴を挿入するように修正されうる。EPONにおいて使用されるのと同じFEC機能が調整されたパラメータと共に使用されうる:
FEC_DSize + FEC_PSize = CW_Size (1)
FEC_DSize / (FEC_DSize + FEC_PSize) = coding_rate ≦ 1 (2)
ここで、FEC_DSizeは、FECコードワードにおける(パリティビットを含まない)データペイロードビットの数であり、FEC_PSizeは、FECコードワードにおけるパリティビットの数であり、CW_Sizeは、FECコードワードにおける全ビット数である。
[0044]デレーティングのためのアイドル特徴は、XGMII214または242のデータレートRxについて同軸PHY216または244の実効レートRcに比例して加えられる。Rcは、(たとえば、サイクリックプリフィック、パイロットシンボル、ガードインターバル、プリアンブル、等を含む)すべてのオーバーヘッドを前もって考慮した後の実効同軸PHYレートである。その後、アイドルバイトとデータバイト(ここでデータバイトは、ペイロードバイトおよびパリティバイトを含む)との間の比率Rが決定される:
Figure 2016509782
[0045]パケットにおける(ペイロードバイトとパリティバイトとを含む)データバイトの数Dは、デレーティングのために送信ビットストリームに加えられるべきアイドルバイトの数を決定するように、Rだけ増やされる。例えば、Rc=2GbpsおよびRx=10Gbpsの場合、R=4であり、4アイドルバイトが各データバイトのために加えられる。
[0046]関数deRate_Overhead(length)は、デレーティングのために加えられるべきアイドルの追加のバイト数を指定するために定義される:
deRate_Overhead(length) = ceiling(length * R / coding_rate) (4)
ここで、lengthは、ペイロードデータ長(つまり、情報ビットを含み、パリティビットを含まない)、ceiling関数は、次の整数に切り上げる。いくつかの実施形態では、デレーティングアイドル特徴は、MACエンティティ210または238における、またはRS212または240におけるパケット開始遅延(「パケット開始遅延」または「開始遅延」)を増加させることによって加えられる。
[0047]以下の図、図3A−図8は、アイドル特徴挿入または削除を実行するための擬似コードでのフローチャートである。これらのフローチャートにおいて、矢印に隣接するテキストは、前の状態または動作から後の状態または生じる動作へ遷移するために満たされるべき条件を述べる。用語「UCT」は、遷移が任意の条件を満たすこと無しに生じる、無条件遷移を指す。本明細書に別に定義されていない限り、これらの図における変数および関数は、EPON標準にしたがって使用される。
[0048]図3Aは、いくつかの実施形態にしたがって、ダウンリンクストリーム送信のための式(4)を使用してアイドル特徴挿入を実行するステートマシンの機能性を示す擬似コード300でのフローチャートである。図3Aのステートマシンは、例えば、CLT162(図2A)におけるMACエンティティ210またはRS212中で、実装されうる。「フレームを送る(send frame)」状態302は、着信データまたは制御フレームに応じて入る。「フレームを送る(send frame)」状態302では、データまたは制御フレームは、PHY(例えば、図2Aの同軸PHY214)にメディア独立インターフェース(例えば、図2AのXGMII216)を横断して送られ、メディア独立インターフェースを横断するデータまたは制御の送信がシグナルされる。
[0049]無条件の遷移は、「フレームを送る(send frame)」状態302から「パケット開始タイマをスタートする(start packet initiate timer)」状態304に対して行われる。「パケット開始タイマをスタートする(start packet initiate timer)」状態304では、パケット開始遅延(「packet_initiate_delay」)は、送信プロトコルデータユニット(PDU)のペイロード(「sizeof(data_tx)」)および(プリアンブル、フレームヘッダ、およびパケット間ギャップを占める、tailGuardによって指定されるような)PDUオーバーヘッドに基づいて計算されたFECオーバーヘッドに等しくなるように設定されるパケット開始遅延は、デレーティングを占めるために、式(4)のdeRate_Overhead関数を使用して決定された量によって増加される。タイマ(「packet_initiate_timer」)は、パケット開始遅延に対応する時間期間の間進む;この期間の間、アイドル特徴は、送信ビットストリームに挿入される。したがって、関数deRate_Overheadは、MPCPサブレイヤ208におけるマルチプレクサがデレーティングに適合する、サイズlengthのフレームの次の送信を待つことを指定する。関数FEC_Overheadは、マルチプレクサがパリティビット挿入、パケット間ギャップ、および他のオーバーヘッドに適合する、サイズlengthのフレームの次の送信を待つ時間を指定する。変数m_sdu_txは、送信パケット長を指定する。INITブロックに戻った後、変数transmitInProgressは、MPCPサブレイヤ208中の送信制御器に制御を戻し、次のパケットの送信を許容するために、フォルス(false)にリセットされる。
[0050]代替として、パケット開始遅延は、メディア独立インターフェースと、対応するPHYとの間(例えば、XGMII214と、同軸PHY216との間)のレート差を占めるスケーリングファクタRx/Rcによってスケールされる。図3Bは、図3Aの擬似コード300の代替として、このスケーリングファクタを使用するステートマシンのための擬似コード310を説明する。図3Aの「パケット開始タイマをスタートする(start packet initiate timer)」状態304は、パケット開始遅延(「packet_initiate_delay」)が、スケーリングファクタRx/Rcが掛けられる、PDUオーバーヘッド(「tailGuard」)とペイロードサイズ(「sizeof(data_tx)」)とに基づいて決定されるFECオーバーヘッドに等しくなるように設定される、「パケット開始タイマをスタートする(start packet initiate timer)」状態312と置き換えられる。
[0051]図3Aおよび図3Bの例にしたがって実装されるシステムでは、(例えば、EPON標準で定義されるような)変数fecOffsetは、レートRxの代わりにレートRcでカウントする。
[0052]デレーティングのために送信ビットストリームに加えられたアイドル特徴は、PCS218または246(図2A)において削除される。デレーティングのために加えられたアイドル特徴をすべて取り除くために削除されるアイドル特徴の数は、式(3)で定義されるような、Rに基づいて決定される:(ペイロードおよびパリティバイトを含む)Dデータバイト毎に、R * Dアイドルバイトが削除される。パラメータは:
deRate_Size = R / coding_rate (5)
のように定義され、XGMIIインターフェース214または242(あるいは他のメディア独立インターフェース)にわたって送信される各データベクトルのために削除されるアイドル状態の数を指定する。さらに、FECパリティビットのためのルームを作成するために加えられるアイドルは、取り除かれ、FECパリティビットと置き替えられる。
[0053]図4Aは、EPON標準にしたがって、ダウンストリーム送信のためのFECアイドル特徴削除を実行するステートマシンの機能性を説明する擬似コード400でのフローチャートである。図4Aのステートマシンは、CLT162のPCS218(図2A)において実装されうる。初期化(「Init」)状態402では、送信されるべき(「VectorCount」)および削除されるべき(「DelCount」)ベクトルのためのカウンタがリセットされる。その後、無条件遷移が、「ベクトルタイプを分類する(classify vector type)」状態404に向けて生じる。「ベクトルタイプを分類する(classify vector type)」状態404では、ステートマシンは、送信ビットストリーム中のベクトルがアイドルベクトルであるか否かを決定する。T_Type(tx_raw)がCまたはEと等しい場合、ベクトルは、アイドルベクトルであり、そうでなければ、ベクトルは、アイドルベクトルではない。ベクトルがアイドルベクトルでない、またはベクトルがアイドルベクトルではあるがDelCountが0である場合、ベクトルは、「ベクトルを送る(send vector)」状態408において出力として送られる。「ベクトルを送る(send vector)」状態408は、ベクトルの数がFECコードワードのための情報の量と等しくなるまで(つまり、VectorCount = FEC_DSizeまで)ベクトルを出力する。その時点で、カウンタは、「カウンタを更新する(update counters)」状態410において更新される:DelCountは、FEC_PSizeによって増加され、VectorCountは、ゼロに等しくなるように設定される。その後、無条件遷移が「ベクトルタイプを分類する(classify vector type)」状態404に向けて生じる。
[0054]ベクトルがアイドルベクトルであると「ベクトルタイプを分類する(classify vector type)」状態404において決定され、DelCountがゼロより大きい場合、その後、ベクトルは、「アイドルを削除する(delete idle)」状態406において削除され、DelCountが1だけデクリメントされる。その後、無条件遷移は、「ベクトルタイプを分類する(classify vector type)」状態404に向けて生じる。このように、「カウンタを更新する(update counters)」状態410における削除のために識別される数まで(つまり、FEC_PSizeまで)アイドルベクトルは削除される。その結果、図4Aのステートマシンは、FECパリティビットのための空間を予約するために、ビットストリーム(例えば、図2Bのビットストリーム260)中に挿入されたアイドル特徴を削除する。FECパリティビットは、削除されたアイドル特徴と置き換える。
[0055]図4Bは、いくつかの実施形態にしたがって、ダウンストリーム送信のためのデレーティングアイドル特徴削除を実行するステートマシンの機能性を説明する擬似コード420でのフローチャートである。図4Bのステートマシンは、例えば、CLT162のPCS218(図2A)において実装される。初期化(「Init」)状態422では、DelCountがリセットされる。その後、無条件遷移が、図4Aに関連して記述されるように動作する、「ベクトルタイプを分類する(classify vector type)」状態404に向けて生じる。ベクトルがアイドルベクトルでない、またはベクトルがアイドルベクトルであるがDelCountが0である場合、ベクトルは、「ベクトルを送る(send vector)」状態424において送られる。出力として送られる各ベクトルに対して、DelCountは、式(5)において定義されるように、deRate_Sizeだけインクリメントされる。したがって、出力として送られる各ベクトルに対して、deRate_Sizeと等しい多数のアイドルベクトルが削除のために識別される。デレーティングのために加えられたこれらを超える任意のアイドル特徴は、データとして扱われ、さらに処理されるために送られる。
[0056]ベクトルがアイドルベクトルであると、「ベクトルタイプを分類する(classify vector type)」状態404において決定され、DelCountが0より大きい場合、その後、アイドルベクトルは、「アイドルを削除する(delete idle)」状態406において削除され、DelCountが1だけデクリメントされる。その後、無条件遷移が「ベクトルタイプを分類する(classify vector type)」状態404に向けて生じる。この方法では、「ベクトルを送る(send vector)」状態424において削除のために識別された数までアイドルベクトルが削除される。その結果、図4Bのステートマシンは、デレーティングのために送信ビットストリーム(例えば、図2Bのビットストリーム260)中に挿入されたアイドル特徴を削除する。
[0057]図4Cは、いくつかの実施形態にしたがってダウンストリーム送信のための図4Aおよび4Bのステートマシンの機能性を組み合わせるステートマシンの機能性を説明する擬似コード440でのフローチャートである。ベクトルが送られるたびに、「ベクトルを送る(send vector)」状態442は、「ベクトルを送る(send vector)」状態408(図4A)におけるのと同様に、1だけVectorCountをインクリメントし、「ベクトルを送る(send vector)」状態424(図4B)におけるのと同様に、deRate_SizeだけDelCountをインクリメントする。したがって、PCS218中で実装されうる、図4Cのステートマシンは、FECパリティビットのために空間を予約するために、そして、デレーティングのために送信ビットストリーム(例えば、図2Bのビットストリーム260)に加えられたアイドル特徴を削除する。
[0058]図5は、いくつかの実施形態にしたがってダウンストリーム受信の一部分として実行されるアイドル特徴挿入のためのステートマシンの機能性を説明する擬似コード500でのフローチャートである。CNU140のPCS246(図2)において実装される、図5のステートマシンは、PCS246がXGMII242を通じてRS240に提供する受信ビットストリームにアイドル特徴を挿入する。図5の状態502、504、506、508、510、および514は、キューのサイズ(「FIFO_IIキュー」を示す、FIFO_II_SIZEの値が、最低の同軸レートおよび最大のパリティサイズでの最も大きいフレームサイズに基づいて決定されるような、デレーティングとFECの組み合わせに起因する最大限可能なギャップに適合するようにリサイズされることを除いて、EPON標準にしたがって動作する。FIFO_II_SIZEは、EPON標準において定義された定数の代わりに変数でありうる。FIFO_IIキューは、PCS246からRS240へのXGMII242を横断する送信のためのベクトルを待ち行列にいれる。
[0059]擬似コード500では、「XGMIIへのLBlock(LBlock to XGMII)」状態504は、VectorCountが0と等しいという決定に基づいて、対応するリンクが動作しないことを示すエラーメッセージをXGMII242に送る。「XGMIIにベクトルをパスする(pass vector to XGMII)」状態506は、VectorCountがゼロでない場合に到達し、この場合、データがFIFO_IIキュー中にある。「XGMIIにベクトルをパスする(pass vector to XGMII)」状態506では、FIFO_IIキューにおけるトップベクトルは、XGMII242に提供され、FIFO_IIキューは、それに応じてシフトされる。入来するベクトルがデータベクトル(または過度のアイドルベクトル)であると、「キューを満たす(fill queue)」状態510において決定される場合、入来するベクトルは、XGMII242を横断する後の送信のために、「ベクトルを受信する(receive vector)」状態514においてFIFO_IIキュー中に格納される。そうでなければ、FIFO_IIキューが十分ではないと仮定して、アイドルベクトルは、出力におけるギャップを補うために、「アイドルを挿入する(insert idle)」状態512においてFIFO_IIキューに加えられる。
[0060]図6Aは、いくつかの実施形態にしたがってアップストリーム送信の一部分としてデレーティングのためのアイドル特徴挿入を実行するためのステートマシンの機能性を説明する擬似コード600でのフローチャートである。図6Aのステートマシンは、例えば、CNU140のMACエンティティ238またはRS240において実装され、図3Aに関して記述されるように、式(4)のdeRate_Overhead関数の一部に基づいてパケット開始遅延(「packet_initiate_delay」)を計算することによって、図3Aのアイドル特徴挿入と同じ方法でアイドル特徴挿入を実行する。
[0061]図6Aのステートマシンは、CNU140が受信した(例えば、ゲートメッセージによって指定されるような)アップストリーム送信帯域幅の許可が現在のパケットを送信するために十分であるかどうか、「サイズをチェックする(check size)」状態602において、最初に決定する。CheckGrantSize関数は、FECパリティオーバーヘッドを含む現在のフレームの送信が完了することになる将来の時間を計算するために使用される。この値は、送信のために必要なオクテットの数を決定する。要求されるオクテットの数(「OctetsRequired」)が現在の時間と許可の終わりとの間(「OctetsRemaining」)に送信することができるオクテットの数以下である場合、その後、現在のパケットは、送信され、ステートマシンは、「フレームを送信する(transmit frame)」状態604に進む。フレームが送られた後、無条件遷移が、「パケット開始タイマをスタートする(start packet initiate timer)」状態304(図3A)と同じ方法で動作する、「パケット開始タイマをスタートする(start packet initiate timer)」状態606に向けて生じる。パケット開始タイマは、(例えば、図2AのFECコーデックにおける)同軸PHY244に挿入されることになるFECパリティビットのためのスペースを予約するために、そして式(4)のdeRate_Overhead関数にしたがって、デレーティングのために実行されるアイドル特徴挿入のためのスペースを送信ビットストリーム中に作る。
[0062]図6Bは、いくつかの実施形態にしたがってアップストリーム送信のためのデレーティングアイドル挿入を実行するための別のステートマシンの機能性を説明する擬似コード620でのフローチャートである。図6Bのステートマシンは、例えば、CNUのMACエンティティ238またはRS240において、実装される。図6Bのステートマシンのための擬似コード620は、「パケット開始タイマをスタートする(start packet initiate timer)」状態606が「パケット開始タイマをスタートする(start packet initiate timer)」状態622に置き替えられることを除いて、擬似コード600(図6A)に対応する。「パケット開始タイマをスタートする(start packet initiate timer)」状態622は、スケーリングファクタRx/Rcとパケット開始遅延を掛け合わせることによって、図3Bのアイドル挿入と同じ方法でアイドル挿入を実行する。パケット開始タイマは、FECパリティビットのための空間を予約するために、そしてデレーティングのためにアイドル特徴挿入のためのスペースを送信ビットストリーム中に作る。
[0063]図6Aおよび6Bの例にしたがって実装されるシステムでは、(EPON標準で定義されるように)変数fecOffsetは、レートRxの代わりにレートRcでカウントする。
[0064]図7は、いくつかの実施形態にしたがってアップストリーム送信のためのアイドル特徴を削除するステートマシン700の機能性を説明する擬似コードでのフローチャートである。削除されたアイドル特徴は、FECのためのそしてデレーティングのためのアイドル特徴を含む。図7のステートマシン700は、例えば、CNU140のPCS246(図2A)において、実装される。
[0065]初期化(「Init」)状態702では、削除されることとは対照的に、送信されるアイドルベクトルのカウンタ(「IdleCount」)のように、VectorCountおよびDelCountはリセットされる。「次のベクトルが準備できている(next vector ready)」状態704は、IdleCountが遅延境界(「DelayBound」)を超えるかどうかを決定する。そうである場合、「アラインメントをリセットする(reset alignment)」状態706は、示されるようなカウンタ値に設定することによってアラインメントリセットを実行する。次に、「ベクトルタイプを分類する(classify vector type)」状態708では、送信ビットストリーム中のベクトルがアイドルベクトルであるかどうかが決定される。ベクトルがアイドルベクトルであり、DelCountがゼロより大きい場合、その後、アイドルベクトルは、「アイドルを削除する(delete idle)」状態710において削除され、DelCountは、1だけデクリメントされ、無条件遷移が「次のベクトルが準備できている(next vector ready)」状態704に向けて生じる。「アイドルを削除する(delete idle)」状態710は、「アイドルを削除する(delete idle)」状態406(図4A−4C)と類似する。ベクトルがアイドルベクトルでない場合、IdleCountは、「データを送る(send data)」状態712においてゼロにリセットされる。ベクトルがアイドルベクトルであるが、DelCountがゼロ(「その他(else)」)に等しい場合、IdleCountは、「アイドルを送る(send data)」状態714において1だけインクリメントされる。DelayBoundは、「アイドルを送る(send data)」状態714にしたがって送信されうるアイドルの数を制限する。
[0066]「データを送る(send data)」状態712および「アイドルを送る(send data)」状態714は、ベクトルの数がFECコードワードのための情報の量に等しくなる(つまり、VectorCount = FEC_DSize)までベクトルを出力する、「ベクトルを送る(send vector)」状態716への無条件遷移によってその後に続く。ベクトルが送られるたびに、「ベクトルを送る(send vector)」状態716は、1だけVectorCountをインクリメントし、deRate_SizeだけDelCountをインクリメントする。一旦、VectorCount = FEC_DSizeになると、カウンタは、「カウンタをアップデートする(update counters)」状態718にアップデートされる:DelCountは、FEC_PSizeだけ増加し、VectorCountは、ゼロに等しくなるように設定される。その後、無条件遷移が「次のベクトルが準備できている(next vector ready)」状態704に向けて生じる。状態716および718は、状態442および410(図4C)とそれぞれ類似する。
[0067]従って、図7のアイドル特徴削除は、削除されるFECパリティビットのための空間を予約するために、そしてデレーティングのために送信ビットストリーム(例えば、図2Bのビットストリーム260)に加えられたアイドル特徴を持つ、図4Cのアイドル特徴削除と類似の方法で実行される。
[0068]図8は、いくつかの実施形態にしたがってアップフロー受信の一部分として実行されるアイドル特徴挿入のためのステートマシンの機能性を説明する擬似コード800でのフローチャートである。例えば、CLT162のPCS218(図2)において実装される、図8のステートマシンは、PCS218がXGMII214を通じてRS212に提供する受信ビットストリームにアイドル特徴を挿入する。状態802、804、806、808、810、および814は、PCS218におけるFIFO_IIキューのサイズを示す、FIFO_II_SIZEの値が、最低の同軸レートと最大のパリティサイズでの最大限のフレームサイズに基づいて決定されるような、デレーティングおよびFECの組み合わせに起因する最大限起こりうるギャップに適合するためにリサイズすることを除いて、EPON標準にしたがって動作する。FIFO_II_SIZEは、EPON標準において定義された定数の代わりに変数になりうる。FIFO_IIキューは、PCS218からRS212へのXGMII214を横断する送信のためのベクトルを待ち行列に入れる。
[0069]擬似コード800では、「XGMIIへのLBlock(LBlock to XGMII)」状態804は、VectorCountが0と等しいという決定に基づいて、対応するリンクが動作していないことを示すエラーメッセージをXGMII214に送る。「XGMIIへのベクトルをパスする(pass vector to XGMII)」状態806は、VectorCountがゼロでない場合に到達し、この場合、データがFIFO_IIキュー中にある。「XGMIIへのベクトルをパスする(pass vector to XGMII)」状態806では、FIFO_IIキュー中のトップベクトルは、XGMII214に提供され、FIFO_IIキューは、それに応じてシフトされる。入来するベクトルがデータベクトル(または過度のアイドルベクトル)であると、「キューを満たす(fill queue)」状態810において決定される場合、入来するベクトルは、XGMII242を横断する後の送信のために、「ベクトルを受信する(receive vector)」状態814においてFIFO_IIキュー中に格納される。そうでなければ、FIFO_IIキューが十分ではないと仮定して、アイドルベクトルは、出力におけるギャップを補うために、「アイドルを挿入する(insert idle)」状態812においてFIFO_IIキューに加えられる。したがって、擬似コード800は、擬似コード500(図5)と同じように機能する。
[0070]図9は、いくつかの実施形態にしたがう通信方式900を示すフローチャートである。方法900は、1つまたは複数のMACエンティティと、同軸PHYと、1つまたは複数のMACエンティティを同軸PHYに結合するメディア独立インターフェース(例えば、XGMII)とを含む通信デバイスにおいて実行される(902)。例えば、方法900は、CLT162またはCNU140(図2A)において実行される。
[0071]方法900では、ビットストリーム(例えば、図2Bのビットストリーム260)は、データフレームを含み、さらに同軸PHYが信号を送信しない、時間ウィンドウに対応する特徴(例えばアイドル特徴)を含むように生成される(904)。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のMACエンティティは、ビットストリームに特徴を挿入する。いくつかの実施形態では、通信デバイスはさらに、ビットストリームに特徴を挿入する、RS(例えば、図2のRS212またはRS240)を含む。
[0072]通信デバイスがCLT162である場合、同軸PHYが信号を送信しない時間ウィンドウは、アップストリーム時間ウィンドウ(例えば、図2Cのアップストリーム時間ウィンドウ276および282)を含む。通信デバイスがCNU140である場合、同軸PHYが信号を送信しない時間ウィンドウは、ダウンストリーム時間ウィンドウ(例えば、図2Cのダウンストリーム時間ウィンドウ272および278)を含む。いずれの場合も、同軸PHYが信号を送信しない時間ウィンドウはさらに、ガードインターバル(例えば、図2Cのガードインターバル274および280)を含みうる。
[0073]いくつかの実施形態では、ビットストリームを生成することは、メディア独立インターフェースと同軸PHYとの間のレートにおける差を調節するためにビットストリームに多数のアイドル特徴を挿入すること(906)を含む。同軸PHYは、メディア独立インターフェースより低いレートを有しうる。いくつかの実施形態では、ビットストリームを生成することは、パケット間ギャップと、FEC符号化と、トラフィックの欠如とを調節するためにビットストームにアイドル特徴を挿入する(908)ことを含む。アイドル特徴は、例えば、1つまたは複数のMACエンティティによっておよび/またはRSによって、挿入される。
[0074]いくつかの実施形態では、レートの差を調節するためにビットストリームに多数のアイドル特徴を挿入することは、パケット開始遅延(例えば、図3Aの状態304、図3Bの状態312、図6Aの状態606、または図6Bの状態622における「パケット開始タイマ」のための「packet_initiate_delay」値)を増加させることを含む。例えば、レートの差を調節する値(例えば、式(4)のdeRate_Overhead)は、(例えば、図3Aの状態304、または図6Aの状態606における)パケット開始遅延に加えられる。別の例では、パケット開始遅延は、メディア独立インターフェースのレートと同軸PHYのレートとの比が(例えば、Rx/Rcを)(例えば、図3Bの状態312、または図6Bの状態622において)掛けられる。
[0075]ビットストリームは、メディア独立インターフェースを通じて同軸PHYに提供される(910)。
[0076]同軸PHYが送信モード(912−TX)中にある場合、データフレームに対応する信号は、同軸PHYから送信される(914)。いくつかの実施形態では、送信のための信号を準備する過程では、多数のアイドル特徴は、(例えば、図4B、図4Cおよび図7に示されるように)ビットストリームから取り除かれる(916)。取り除かれたアイドル特徴の数は、メディア独立インターフェースと同軸PHYとの間のレートの差を調節するために挿入された数と等しい。1つまたは複数の他の目的のために(例えば、FECのために)挿入された数と等しい多数の追加のアイドル特徴はさらに、(例えば、図4Cおよび図7に示されるように)削除される。
[0077]同軸PHYが受信モード(912−RX)中にある場合、ビットストリームは、時間ウィンドウに対応する特徴を含む(918):ビットストリームが時間ウィンドウに対応する特徴を含む場合、同軸PHYは、受信モードに入る。いくつかの実施形態では、同軸PHYは、ビットストリーム中の特徴の存在に応じて受信モードに入る。いくつかの実施形態では、同軸PHYは、特徴と共に(例えば、MACエンティティによって)PHYに提供される制御信号に応じて受信モードに入る。
[0078]方法900が特定の順序で生じるように見える多くの動作を含んでいるが、方法900は、連続的にまたは並列して実行されることができるより多くのまたはより少ない動作を含むことができることは明白であるべきである。2つまたはそれ以上の動作の実行は、オーバーラップしうる。2つまたはそれ以上の動作は、単一の動作に組み合されうる。
[0079]いくつかの実施形態では、本明細書に記述されるようにデータリンクレイヤおよび/または調停サブレイヤは、ソフトウェア中に実装される。
[0080]例えば、図10Aは、いくつかの実施形態にしたがってネットワーク105(図1B)のようなネットワークにおけるFCU1000のブロック図である。FCU1000は、FCU130−1または130−2(図1B)の例であり、CLT162(図1A−1Bおよび2A)を含みうる。FCU1000では、光学PHY1012および同軸PHY1014(例えば、図2の同軸PHY216)は、メモリ1004に結合される1つまたは複数のプロセッサに結合される。いくつかの実施形態では、メモリ1004は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるための命令を記憶する、非一時的コンピュータ可読媒体(例えば、EPROM、EEPROM,フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、等のような1つまたは複数の不揮発性メモリ要素)を含む。命令は、プロセッサ1002によって実行されると、FCU1000に、MACクライアント204、MACサブレイヤ206、MPCP208、MACエンティティ210、および/またはRS212(図2A)の機能性を実装させる命令を含む。例えば、命令は、プロセッサ1002によって実行されると、FCU1000(例えば、FCU1000中のCLT162)に、図3A、図3B、図4A、図4B、図4C、および/または図8のステートマシンの機能性を実装させる命令を含む。命令は、プロセッサ1002によって実行されると、FCU1000(例えば、FCU1000中のCLT162)に、方法900(図9)の全てまたは一部を実行させる命令を含む。
[0081]メモリ1004は、プロセッサ1002と分離して示されるが、メモリ1004の全てまたは一部は、プロセッサ1002に埋め込まれうる。いくつかの実施形態では、プロセッサ1002および/またはメモリ1004は、光学PHY1012および/または同軸PHY1014と同じ集積回路中に実装される。例えば、メモリ1004および光学PHY1012が別個のチップ中に実装される一方、同軸PHY1014は、シングルチップ中のプロセッサ1002に統合されうる。別の例では、要素1012、1014、1004、および1002は、単一チップ中にすべて統合される。
[0082]図10Bは、いくつかの実施形態にしたがうCNU1020のブロック図である。CNU1020は、CNU140(図1A−図1Bおよび図2A)の例である。CNU1020では、同軸PHY1026(例えば、図2AのPHY244)は、メモリ1024に結合される、1つまたは複数のプロセッサ1022に結合される。いくつかの実施形態では、メモリ1024は、1つまたは複数のプロセッサ1022による実行のための命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体(例えば、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、等のような、1つまたは複数の不揮発性メモリ要素)を含む。命令は、プロセッサ1022によって実行されると、FCU1020に、MACクライアント232、OAMサブレイヤ234、MPCP236、MACエンティティ238、および/またはRS240の機能性を実装させる命令を含む。例えば、命令は、プロセッサ1022によって実行されると、FCU1020に、図5、図6A、図6B、および/または図7のステートマシンの機能性を実装させる命令を含む。命令は、プロセッサ1022によって実行されると、FCU1020に、方法900(図9)の全てまたは一部を実行させる命令を含む。
[0083]メモリ1024は、プロセッサ1022と分離して示されるが、メモリ1024の全てまたは一部は、プロセッサ1022に埋め込まれうる。いくつかの実施形態では、プロセッサ1022および/またはメモリ1024は、同軸PHY1026と同じ集積回路中に実装される。例えば、同軸PHY1026は、メモリを含むまたは含まない単一チップにおけるプロセッサ1022に統合されうる。
[0084]前述の明細書では、本実施形態は、その特定の例示的な実施形態に関して記述された。しかしながら、添付の特許請求の範囲に記載される本開示のより広い趣旨および範囲から逸脱することなく、それらに対する様々な修正および変更がなされうることは明らかであろう。したがって、本明細書および図面は、限定的な意味ではなく、例示的な意味において考慮されるべきである。

Claims (33)

  1. 1つまたは複数のメディアアクセス制御(MAC)エンティティと、同軸物理レイヤ(PHY)と、前記1つまたは複数のMACを前記同軸PHYに結合するメディア独立インターフェースとを備える、通信デバイスにおいて、
    前記同軸PHYが信号を送信しない時間ウィンドウに対応する、特徴およびデータフレームを備えるビットストリームを生成することと、
    前記メディア独立インターフェースを通じて前記同軸PHYに前記ビットストリームを提供することと、
    送信モードの間に前記同軸PHYから前記データフレームに対応する信号を送信することと、
    前記ビットストリームが前記時間ウィンドウに対応する前記特徴を含む場合、前記同軸PHYにおいて受信モードに入ることと
    を備える、方法。
  2. 前記特徴は、アイドル特徴を備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記同軸PHYは、前記特徴に応じて前記受信モードに入る、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記同軸PHYに前記受信モードに入るように命令する制御信号を前記同軸PHYに提供することをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記ビットストリームを生成することは、前記1つまたは複数のMACエンティティ中の前記ビットストリームに前記特徴を挿入することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記通信デバイスは、前記1つまたは複数のMACエンティティと前記メディア独立インターフェースとの間に結合された調停サブレイヤ(RS)をさらに備え、
    前記ビットストリームを生成することは、前記RSにおいて前記ビットストリームに前記特徴を挿入することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記ビットストリームを生成することは、前記メディア独立インターフェースと前記同軸PHYとの間のレートの差を調節するために前記ビットストリームに多数のアイドル特徴を挿入することを備え、前記同軸PHYは、前記メディア独立インターフェースより低いレートを有し、
    前記方法は、前記同軸PHYにおいて、前記メディア独立インターフェースと前記同軸PHYとの間の前記レートの差を調節するために前記ビットストリームに挿入された前記多数のアイドル特徴に等しい多数のアイドル特徴を前記ビットストリームから取り除くことをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記レートの差を調節するために前記ビットストリームに前記多数のアイドル特徴を挿入することは、パケット開始遅延を増加することを備える、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記パケット開始遅延を増加することは、前記レートの差を調節する値を前記パケット開始遅延に加えることを備える、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記パケット開始遅延を増加することは、前記パケット開始遅延に、前記メディア独立インターフェースの前記レートと前記同軸PHYの前記レートとの比を掛けることを備える、
    請求項8に記載の方法。
  11. 前記ビットストリームを生成することは、パケット間ギャップと、順方向誤り修正(FEC)符号化と、トラフィックの欠如とを調節するために前記ビットストリームにアイドル特徴を挿入することをさらに備える、
    請求項7に記載の方法。
  12. 前記通信デバイスは、同軸ライン端末を備え、
    前記同軸PHYが信号を送信しない前記時間ウィンドウは、アップストリーム時間ウィンドウを備える、
    請求項1に記載の方法。
  13. 前記通信デバイスは、同軸ネットワークユニットを備え、
    前記同軸PHYが信号を送信しない前記時間ウィンドウは、ダウンストリーム時間ウィンドウを備える、
    請求項1に記載の方法。
  14. データフレームを提供する1つまたは複数のMACエンティティと、
    送信モードの間に前記データフレームに対応する信号を送信し、受信モードの間に送信を止める同軸PHYと、
    前記同軸PHYが信号を送信しない時間ウィンドウに対応する特徴と前記データフレームとを備えるビットストリームを前記同軸PHYに提供するメディア独立インターフェースと
    を備え、前記同軸PHYは、前記ビットストリームが前記時間ウィンドウに対応する前記特徴を含む場合、前記受信モードに入る、
    通信デバイス。
  15. 前記同軸PHYは、前記特徴に応じて前記受信モードに入る、
    請求項14に記載の通信デバイス。
  16. 前記同軸PHYは、制御信号に応じて前記受信モードに入るためのものである、
    請求項14に記載の通信デバイス。
  17. 前記1つまたは複数のMACエンティティは、前記ビットストリームに前記特徴を挿入するためのものである、
    請求項14に記載の通信デバイス。
  18. 前記ビットストリームに前記特徴を挿入するために、前記1つまたは複数のMACエンティティと前記メディア独立インターフェースとの間に結合された調停サブレイヤをさらに備える、
    請求項14に記載の通信デバイス。
  19. 前記同軸PHYは、メディア独立インターフェースより低いレートを有し、
    前記ビットストリームは、前記メディア独立インターフェースと前記同軸PHYとの間のレートの差を調節する多数のアイドル特徴を備え、
    前記同軸PHYは、前記メディア独立インターフェースと前記同軸PHYとの間の前記レートの差を調節する前記多数のアイドル特徴と等しい多数のアイドル特徴を前記ビットストリームから取り除くためのものである、
    請求項14に記載の通信デバイス。
  20. 前記メディア独立インターフェースと前記同軸PHYとの間の前記レートの差を調節する前記多数のアイドル特徴の前記ビットストリームへの挿入を可能にするためにパケット開始を遅延するタイマをさらに備える、
    請求項19に記載の通信デバイス。
  21. 前記メディア独立インターフェースは、10ギガビットメディア独立インターフェース(XGMII)を備える、
    請求項14に記載の通信デバイス。
  22. 通信デバイスにおける1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成された1つまたは複数のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つまたは複数のプログラムは、
    前記通信デバイス中の同軸PHYが信号を送信しない時間ウィンドウに対応する特徴およびデータフレームを備えるビットストリームを生成する命令と、
    前記通信デバイス中のメディア独立インターフェースを通じて前記同軸PHYに前記ビットストリームを提供する命令と
    を備え、前記同軸PHYは、送信モードの間に前記データフレームに対応する信号を送信し、前記ビットストリームが前記時間ウィンドウに対応する前記特徴を含む場合、受信モードに入るためのものである、
    非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  23. 前記1つまたは複数のプログラムは、前記同軸PHYに前記受信モードに入るように命令する制御信号を前記同軸PHYに提供する命令をさらにさらに備える、
    請求項22に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  24. 前記ビットストリームを生成する前記命令は、前記メディア独立インターフェースと前記同軸PHYとの間のレートの差を調節するために前記ビットストリームにアイドル特徴を挿入する命令を備え、前記同軸PHYは、前記メディア独立インターフェースより遅いレートを有する、
    請求項22に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  25. 前記ビットストリームにアイドル特徴を挿入する前記命令は、パケット開始遅延を増加する命令を備える、
    請求項24に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  26. 前記パケット開始遅延を増加する前記命令は、前記レートの差を調節する値を前記パケット開始遅延に加える命令を備える、
    請求項25に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  27. 前記パケット開始遅延を増加させる前記命令は、前記パケット開始遅延に、前記メディア独立インターフェースの前記レートと前記同軸PHYの前記レートとの比を掛ける命令を備える、
    請求項25に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  28. 前記ビットストリームを生成する前記命令は、パケット間ギャップと、順方向誤り修正(FEC)符号化と、トラフィックの欠如とを調節するために前記ビットストリームにアイドル特徴を挿入する命令をさらに備える、
    請求項24に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  29. 送信モードの間にデータフレームに対応する信号を送信し、受信モードの間に前記信号を送信しないための第1の手段と、
    前記第1の手段が信号を送信しない時間ウィンドウに対応する特徴およびデータフレームを備えるビットストリームを前記第1の手段に提供する第2の手段と
    を備え、前記第1の手段は、前記ビットストリームが前記時間ウィンドウに対応する前記特徴を含む場合、前記受信モードに入る、
    通信デバイス。
  30. 前記第1の手段は、前記特徴に対応する前記受信モードに入るためのものである、
    請求項29に記載の通信デバイス。
  31. 前記第1の手段は、制御信号に応じて前記受信モードにはいるためのものである、
    請求項29に記載の通信デバイス。
  32. 前記ビットストリームに前記特徴を挿入するための手段をさらに備える、
    請求項29に記載の通信デバイス。
  33. 前記第1の手段と前記第2の手段との間のレートの差を調節するために前記ビットストリームに多数のアイドル特徴を挿入するための手段をさらに備え、前記第1の手段は、前記第2の手段より低いレートを有し、
    前記第1の手段は、前記第1の手段と前記第2の手段との間の前記レートの差を調節するために前記ビットストリームに挿入された前記多数のアイドル特徴に等しい多数のアイドル特徴を前記ビットストリームから取り除くための手段を備える、
    請求項29に記載の通信デバイス。
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