JP2016509416A - データ圧縮 - Google Patents

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Abstract

キャラクタの入力シーケンス(I)の、出力シーケンス(O)へのデータ圧縮のための方法であって、入力シーケンス(I)の中のキャラクタは、l+m=kである、2m個の逐次的なコードの2l個の範囲の形で配列される2k個のコードの組のkビットのコードによって表され、本方法は、− 符号化されるべきキャラクタ(I(i))のm個の最下位ビットが、少なくとも1つの所定のmビットのタグ(ST)とは、異なっており、また符号化されるべきキャラクタ(I(i))の範囲(R(i))が、入力シーケンス(I)の中の以前のキャラクタの範囲(R(i−1))と同じである場合に、符号化されるべきキャラクタ(I(i))のm個の最下位ビットに対応するmビットの値(V(i))を有する出力シーケンスへと、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))を符号化するステップ(S9)を含み、− そうでない場合に、前記少なくとも1つの所定のmビットのタグ(ST)と、符号化されるべきキャラクタ(I(i))の範囲(R(i))を示すlビットと、符号化されるべきキャラクタ(I(i))のm個の最下位ビットに対応するmビットの値(V(i))とを有する出力シーケンス(O)へと、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))を符号化するステップ(S3)を含む方法。

Description

本発明は、データ圧縮の分野に関する。
データ圧縮は、様々な状況のために役に立つ。例えば、通信は、多くの場合に、異なるデバイスの間で比較的大量のデータを転送することを伴う。データ転送は、それを1つのデバイスから別のデバイスへと送信する前に、データを圧縮することによって合理化される可能性がある。データ圧縮は、ある与えられた帯域幅の上で通信され得る情報の量を増大させることができる。様々なデータ圧縮技法が、知られている。
いくつかの知られているデータ圧縮技法は、必ずしもより小さなファイル、またはより少量の情報をもたらすとは限らないこともある。例えば、小さなファイルの場合には、いくつかのデータ圧縮技法は、どのようなサイズの縮小も生じない。そのような場合には、データ圧縮技法は、ファイル・サイズの観点からどのような節約も提供することなく、追加のプロセッサ要件を加える。
したがって、改善されたデータ圧縮の方法およびデバイスを提案することが、本発明の実施形態の一目的であり、これらの方法およびデバイスは、先行技術の固有の短所を示すものではない。本発明の実施形態についての別の目的は、対応するデータ解凍の方法およびデバイスを提案することである。
それに応じて、本発明の実施形態は、キャラクタの入力シーケンスの、出力シーケンスへのデータ圧縮のための一方法に関し、そこでは、入力シーケンスの中のキャラクタは、l+m=kである、2個の逐次的なコードの2個の範囲の形で配列される2個のコードの組のkビットのコードによって表され、本方法は、
− 符号化されるべきキャラクタのm個の最下位ビットが、少なくとも1つの所定のmビットのタグとは、異なっており、また符号化されるべきキャラクタの範囲が、入力シーケンスの中の以前のキャラクタの範囲と同じである場合に、符号化されるべきキャラクタのm個の最下位ビットに対応するmビットの値を有する出力シーケンスへと、符号化されるべき前記キャラクタを符号化するステップ
を含み、
− そうでない場合に、前記少なくとも1つの所定のmビットのタグと、符号化されるべきキャラクタの範囲を示すlビットと、符号化されるべきキャラクタのm個の最下位ビットに対応するmビットの値とを有する出力シーケンスへと、符号化されるべき前記キャラクタを符号化するステップ
を含む。
一実施形態においては、k=8であり、l=3であり、またm=5である。
各範囲Rは、第1のフラグと、第2のフラグとを含むことができ、第1のフラグのm個の最下位ビットは、第1の所定のタグに等しく、第2のフラグのm個の最下位ビットは、第2の所定のタグに等しい。
本方法は、符号化されるべきキャラクタの関数の形で第1の所定のタグと、第2の所定のタグとのうちの一方を選択するステップを含むことができる。
例えば、第1の所定のタグは、mビットの「0」から成り、また第2の所定のタグは、mビットの「1」から成る。
本発明の実施形態は、複数の入力シーケンスを含むテキストを圧縮するための方法に関し、
− 本発明の一実施形態のデータ圧縮のための方法に従って、入力シーケンスのうちの1つの関数の形で、出力シーケンスを決定するステップと、
− 入力シーケンスと、出力シーケンスとのうちの最も短いものを選択するステップと、
− 選択されたシーケンスを出力するステップと
を含む。
本方法は、
− 以前の入力シーケンスに対応する選択されたシーケンスを出力するステップと同時に、本発明の一実施形態のデータ圧縮のための方法に従って、入力シーケンスのうちの1つの関数の形で出力シーケンスを決定するステップ
を含むことができる。
本発明の実施形態はまた、複数の入力シーケンスを含むテキストを圧縮するための一方法に関し、
− 本発明の一実施形態のデータ圧縮のための方法に従って、入力シーケンスのうちの1つの関数の形で出力シーケンスを決定するステップと、
− 出力シーケンスを出力するステップと、
− 出力シーケンスが、入力シーケンスよりも短くない場合に、次の入力シーケンスについては圧縮モードを選択しないステップと
を含む。
出力シーケンスを決定するステップと、出力シーケンスを出力するステップとは、同時に実行されることもある。
本発明の実施形態はまた、キャラクタの入力シーケンスの、出力シーケンスへのデータ圧縮のためのデバイスに関し、そこでは、入力シーケンスの中のキャラクタは、l+m=kである、2個の逐次的なコードの2個の範囲の形で配列される2個のコードの組のkビットのコードによって表され、データ圧縮のためのデバイスは、
− 符号化されるべきキャラクタのm個の最下位ビットが、少なくとも1つの所定のmビットのタグとは、異なっており、また符号化されるべきキャラクタの範囲が、入力シーケンスの中の以前のキャラクタの範囲と同じである場合にアクティブにされる、符号化されるべきキャラクタのm個の最下位ビットに対応するmビットの値を有する出力シーケンスへと、符号化されるべき前記キャラクタを符号化するための手段と、
− そうでない場合にアクティブにされる、前記少なくとも1つの所定のmビットのタグと、符号化されるべきキャラクタの範囲を示すlビットと、符号化されるべきキャラクタのm個の最下位ビットに対応するmビットの値とを有する出力シーケンスへと、符号化されるべき前記キャラクタを符号化するための手段と
を備えている。
本発明の実施形態はまた、ビットのシーケンスの、キャラクタの解凍されたシーケンスへのデータ解凍のための一方法に関し、そこでは、解凍されたシーケンスの中のキャラクタは、l+m=kである、2個の逐次的なコードの2個の範囲の形で配列される2個のコードの組のkビットのコードによって表され、本方法は、
− ビットのシーケンスのm個の逐次的なビットが、少なくとも1つの所定のタグに等しい場合に、
− ビットのシーケンスのl個の次のビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタの範囲を決定するステップと、
− ビットのシーケンスのm個の次のビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタの値を決定するステップと、
− 前記範囲と、前記値との関数の形で、復号されるべきキャラクタを決定するステップと
を含み、
− そうでない場合に、
− ビットのシーケンスの前記m個の逐次的なビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタの値を決定するステップと、
− 以前のキャラクタの範囲と、前記値との関数の形で、復号されるべきキャラクタを決定するステップと
を含む。
本発明の実施形態はまた、ビットのシーケンスの、キャラクタの解凍されたシーケンスへのデータ解凍のためのデバイスに関し、そこでは、解凍されたシーケンスの中のキャラクタは、l+m=kである、2個の逐次的なコードの2個の範囲の形で配列される2個のコードの組のkビットのコードによって表され、データ解凍のためのデバイスは、
− ビットのシーケンスのl個の次のビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタの範囲を決定し、
− ビットのシーケンスのm個の次のビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタの値を決定し、また
− 前記範囲と、前記値との関数の形で、復号されるべきキャラクタを決定する
− ための、ビットのシーケンスのm個の逐次的なビットが、少なくとも1つの所定のタグに等しい場合にアクティブにされる、第1の手段と、
− ビットのシーケンスの前記m個の逐次的なビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタの値を決定し、また
− 以前のキャラクタの範囲と、前記値との関数の形で、復号されるべきキャラクタを決定する
− ための、そうでない場合にアクティブにされる、第2の手段と
を備えている。
本発明の実施形態はまた、命令が、コンピュータによって実行されるときに、前述の方法のうちの1つを実行するための前記命令を含むコンピュータ・プログラムを提供している。
添付の図面と併せて解釈される実施形態についての以下の説明を参照することにより、本発明についての上記および他の目的と、特徴とは、より明らかになり、また本発明、それ自体は、最もよく理解されるであろう。
本発明の実施形態において使用される符号化テーブルを示す図である。 本発明の一実施形態による、データを圧縮するためのデバイスの機能的表現を示す図である。 本発明の一実施形態による、データを解凍するためのデバイスの機能的表現を示す図である。 図2および/または3のデバイスの構造的表現を示す図である。 本発明の実施形態による、データを圧縮するための一方法のフローチャートである。 非同期モードにおいてデータを圧縮するための一方法のフローチャートであり、これは、図5の方法を使用している。 同期モードにおいてデータを圧縮するための一方法のフローチャートであり、これは、図5の方法を使用している。 本発明の実施形態による、データを解凍するための一方法のフローチャートである。
図面において示される様々な要素の機能は、専用のハードウェア、ならびに適切なソフトウェアに関連してソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用を通して提供されることもあることに注意すべきである。プロセッサによって提供されるときに、それらの機能は、単一の専用プロセッサにより、単一の共用プロセッサにより、またはそれらのプロセッサのうちのいくつかが共用され得る複数の個別のプロセッサにより、提供されることもある。さらに、用語「プロセッサ」の明示的な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアだけを排他的に意味するように解釈されるべきではなく、また限定することなく、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)ハードウェアと、ネットワーク・プロセッサと、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)と、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:field programmable gate array)と、ソフトウェアを記憶するためのリード・オンリー・メモリ(ROM:read only memory)と、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:random access memory)と、不揮発性ストレージとを暗黙のうちに含むことができる。他のハードウェアが、従来のものおよび/またはカスタムもまた、含められることもある。それらの機能は、プログラム・ロジックのオペレーションを通して、専用のロジックを通して、プログラム制御と専用のロジックとの相互作用を通して、または手動でさえも実行されることもあり、特定の技法は、文脈からもっと具体的に理解されるように、実装者によって選択可能である。
本明細書における任意のブロック図は、本発明の原理を実施する実例となる回路の概念図を表すことが、当業者によってさらに理解されるべきである。同様に、任意のフローチャートは、コンピュータ読取り可能媒体の形で実質的に表され、またそのようにして、そのようなコンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているか否かにかかわらず、コンピュータまたはプロセッサによって実行され得る様々なプロセスを表すことが、理解されるであろう。
図1は、キャラクタを符号化するために使用される符号化テーブル1を示すものであり、そこでは、各キャラクタは、対応する8ビットのコードによって符号化される。図1は、コードの16進数の値を示すものである。例えば、キャラクタ「a」は、16進数においてはx61として符号化され、または2進数においては01100001として符号化される。以下では、本発明者等は、対応するコードのビットについて言及する代わりに、手短にキャラクタのビットについて言及する可能性がある。
符号化テーブル1においては、キャラクタは、32個の逐次的なコードの8個の範囲Rの形で配列される。例えば、範囲Rのうちの1つは、キャラクタ
Figure 2016509416
(x40)からキャラクタ
Figure 2016509416
(x5F)へと進む。さらに各範囲Rは、図1に示されるように、2つのフラグに、すなわち偶数フラグS0と、奇数フラグS1とに関連づけられる。偶数フラグS0は、範囲Rの最初のキャラクタであり、また奇数フラグS1は、範囲Rの最後のキャラクタである。人は、偶数フラグS0が、同じ5つの最下位ビット、すなわち、00000を共有し、また奇数フラグS1が、同じ5つの最下位ビット、すなわち、11111を共有することを認識するであろう。さらに、人は、範囲Rの中のすべてのキャラクタが、同じ3つの最上位ビットを共有することを認識するであろう。
図1の上に示される符号化テーブル1は、よく知られている拡張されたASCIIテーブルの修正されたバージョンである。より正確には、拡張されたASCIIテーブルに関して、
− 4つのキャラクタは、すなわち、{と、|と、}と、〜とは、
Figure 2016509416
と、
Figure 2016509416
と、
Figure 2016509416
と、SPとにそれぞれ変更され、
− 2つのキャラクタは、すなわち、^は、@に相互に変更され、
− 4つのキャラクタは、すなわち、?と、_と、〜と、^とは、
Figure 2016509416
と、
Figure 2016509416
と、
Figure 2016509416
と、
Figure 2016509416
とにそれぞれ変更される。
ASCIIテーブルのこの修正されたバージョンは、多くの場合に、通常のテキスト・メッセージにおいて互いに近くに現れるキャラクタが、同じ範囲Rの中に配置されるという効果を有しており、これは、後で現れるように、改善された圧縮効率をもたらす。しかしながら、本発明の実施形態は、別の符号化テーブルを、例えば、標準の拡張されたASCIIテーブルを使用することができる。さらに、説明は、32個の逐次的なコードの8個の範囲の形で配列される8ビットのコードを使用する符号化テーブル1を参照して継続されるであろう。しかしながら、本発明の実施形態は、他の任意の符号化テーブルを使用することができ、そこでは、2個のキャラクタは、l+m=kである、2個の逐次的コードの2個の範囲の形で配列される2個のコードの組のうちからのkビットのコードを用いて符号化される。
図2は、データ圧縮のためのデバイス2の機能的表現である。データ圧縮のためのデバイス2は、キャラクタの入力シーケンスIを出力シーケンスOへと圧縮する。同様に、図3は、データ解凍のためのデバイス3の機能的表現である。データ解凍のためのデバイス3は、データ圧縮のためのデバイス2によって提供される出力シーケンスOを最初の入力シーケンスIに等しい解凍されたシーケンスI’へと解凍する。
図4は、データ圧縮のためのデバイス2および/またはデータ解凍のためのデバイス3とすることができるデバイスの構造的表現である。図4のデバイスは、プロセッサ4と、不揮発性メモリ5と、揮発性メモリ6と、通信インターフェース7とを備えている。プロセッサ4は、揮発性メモリ6をワーキング・メモリとして使用して、不揮発性メモリ5に記憶されるコンピュータ・プログラムを実行することを可能にする。通信インターフェース7は、通信リンクまたはネットワークを通して少なくとも1つの他のデバイスと通信することを可能にする。
不揮発性メモリ5は、コンピュータ・プログラムP1、および/またはコンピュータ・プログラムP2を含むことができ、コンピュータ・プログラムP1の実行は、データを圧縮するための方法を実施し、コンピュータ・プログラムP2の実行は、データを解凍するための方法を実施する。
図4のデバイスは、例えば、パーソナル・コンピュータ、モバイル電話などのハンドヘルド端末、通信ネットワークにおけるサーバ...とすることができる。
図5は、データ圧縮のためのデバイス2によって実行される、データを圧縮するための一方法のフローチャートである。図5の方法は、iが、0からL−1に及ぶキャラクタI(i)の入力シーケンスIを出力シーケンスOへと圧縮することを目指している。
本方法は、カウンタiが、0(ステップS0)で初期化されて、開始される。以下では、符号化されるべきキャラクタは、I(i)と示される。
次いで、5ビットの同期化タグSTが、キャラクタI(i)の関数の形で、決定される(ステップS1)。同期化タグSTは、データを圧縮するときに使用される同期モードを表しており、すなわち、ST=11111は、奇数同期モードに対応しており、またST=00000は、偶数同期モードに対応している。
ステップS1において、符号化されるべきキャラクタI(i)が、偶数フラグS0のうちの1つである場合、偶数同期モードが、選択される(ST=00000)。それとは反対に、符号化されるべきキャラクタI(i)が、奇数フラグS1のうちの1つである場合、奇数同期モードが、選択される(ST=11111)。初めてステップ1が、実行されるときに、符号化されるべきキャラクタI(i)は、フラグS0と、S1とのうちの一方でないこともある。その場合には、デフォルト同期モードが、選択される。デフォルト同期モードは、偶数同期モード、または奇数同期モードとすることができる。
次いで、符号化されるべきキャラクタI(i)の範囲R(i)と値V(i)とが、決定される(ステップS2)。範囲R(i)は、キャラクタI(i)の3つの最上位ビットに対応しており、また値V(i)は、キャラクタI(i)の5つの最下位ビットに対応している。
符号化されるべきキャラクタI(i)は、同期化タグSTと、範囲R(i)と、値V(i)との連続に対応する13ビットによって出力シーケンスOの中で符号化される(ステップS3)。これは、図5の上にO=O+ST+R+Vとして示される。
その後に、データ圧縮のためのデバイス2は、入力シーケンスIが、完全に圧縮されているかどうかを決定する(ステップS4)。入力シーケンスIが、完全に圧縮されている場合、そのときには本方法は、終了する。そうでない場合には、カウンタiは、1だけ増分され(ステップS5)、また本方法は、符号化されるべき次のキャラクタI(i)を符号化するステップへと進む。
データを圧縮するためのデバイス2は、符号化されるべきキャラクタI(i)が、フラグS0またはS1のうちの一方であるかどうかを決定する。肯定的な場合には、符号化されるべきキャラクタI(i)は、以上で説明されるように、ステップS1からS3に従って符号化される。それとは反対に、符号化されるべきキャラクタI(i)が、フラグS0またはS1のうちの一方でない場合、そのときには符号化されるべきキャラクタI(i)の範囲R(i)と、値V(i)とは、ステップS2と同様な方法で決定される(ステップS7)。
次に、符号化されるべきキャラクタの範囲R(i)は、以前のキャラクタI(i−1)の範囲R(i−1)と比較され、この以前のキャラクタI(i−1)は、ステップS2またはS7のいずれかの以前の実行において、それ以前に決定されている。
符号化されるべきキャラクタの範囲R(i)が、以前のキャラクタの範囲R(i−1)と同じである場合、そのときには符号化されるべきキャラクタI(i)は、値V(i)に対応する5ビットだけ、出力シーケンスOにおいて符号化される(ステップS9)。これは、図5の上にO=O+Vとして示される。次いで、データ圧縮のためのデバイス2は、以前に説明されるステップS4へと進む。
それとは反対に、符号化されるべきキャラクタの範囲R(i)が、以前のキャラクタの範囲R(i−1)とは異なる場合、そのときにはデータ圧縮のためのデバイス2は、ステップS3へと進み、そこでは、符号化されるべきキャラクタI(i)は、同期化タグSTと、範囲R(i)と、値V(i)との連続に対応する13ビットだけ、出力シーケンスにおいて符号化される(ステップS3)。
図5の圧縮方法によれば、入力シーケンスIの8ビットのキャラクタI(i)が、
− フラグS0と、S1とのうちの一方であるキャラクタについての、また以前のキャラクタとは異なる範囲の中のキャラクタについての、第1のキャラクタI(0)についての13ビット、または
− 他の場合における5ビット
のうちの一方だけ、出力シーケンスOにおいて符号化される。
図5の方法の圧縮利得Gは、13ビットを用いて符号化されるキャラクタと、5ビットを用いて符号化されるキャラクタとの間の比に依存する。ある場合には、利得Gは、負であることもある。しかしながら、入力シーケンス1が、図1の上に示される第3の範囲と第4の範囲とに属している、ほとんど、逐次的なアルファベット・キャラクタから成る通常のテキスト・メッセージであることを仮定すると、利得Gは、一般的に正であろう。さらに、負の利得の効果は、図6および7を参照して以下で説明される非同期モードの方法、または同期モードの方法で制限される可能性がある。
さらに、キャラクタI(i)を符号化することは、全体の入力シーケンスIについての知識を必要としてはいない。対照的に、以前のキャラクタI(i−1)の範囲R(i−1)と、現在の同期化タグSTとが、知られていることを仮定すると、キャラクタI(i)が、個別に符号化されることもある。言い換えれば、図5の方法は、シリアルの(キャラクタごとの)圧縮技法を提供している。キャラクタI(i)が、逐次的に(例えば、送信システムにおいて)受信されるときに、これは、完全な入力シーケンスIが、受信される前に符号化I(i)を可能にする。出力シーケンスOの(データ圧縮のためのデバイス2についての考えられたアプリケーションに応じた)バッファリングすること、記憶すること、および/または送信は、完全な入力シーケンスIが、受信され、かつ/または圧縮される前に開始される可能性もある。
図6は、非同期モードに従って、逐次的なシーケンスIから成るテキストTを圧縮するための方法のフローチャートである。図6の方法は、データ圧縮のためのデバイス2によって実行される。
シーケンスIは、ステップT1からT5に従って、逐次的に処理される。
シーケンスIは、図5を参照して上記で説明されるシリアルな圧縮技法に従って、出力シーケンスOへと圧縮される(ステップT1)。ステップT1は、シーケンスIをバッファリングしながら/受信しながら、実行されることもある。
次いで、ビットの単位の、出力シーケンスOの長さL(O)は、ビットの単位の、入力シーケンスIの長さL(I)と比較される(ステップT2)。長さL(O)と、L(I)との両方は、入力シーケンスIにおいて受信されるビットと、出力シーケンスOに加えられるビットとをカウントすることにより、ステップT1において決定されることもある。
選択されたシーケンスSは、この比較に応じて選択される。より正確には、出力シーケンスOが、入力シーケンスIよりも短い場合、言い換えれば、ステップT1の圧縮方法が、正の利得Gを有する(L(O)<L(I))場合、そのときには出力シーケンスOが、選択される(ステップT3)。それとは反対に、出力シーケンスOが、入力シーケンスIよりも短くない場合、そのときには入力シーケンスIが、選択される(ステップT4)。言い換えれば、ステップT1において、出力シーケンスOを決定した後に、より短いシーケンスが、ステップT2〜T4において選択される。
最終的に、選択されたシーケンスSは、出力され、例えば、それは、データ圧縮のためのデバイス2のアプリケーションに応じて、バッファリングされ、記憶され、かつ/または送信される(ステップT5)。
選択されたシーケンスの出力(ステップT5)は、テキストTの次の入力シーケンスIの圧縮(ステップT1)と並行して起こる可能性がある。
図6の非同期モードによれば、テキストTを圧縮することが、対応する入力シーケンスIと同じ長さか、または対応する入力シーケンスIよりも短い長さかのいずれかを有するときに、選択されたシーケンスSは、出力する。その結果として、たとえ入力シーケンスのいくつかが、負の利得Gを用いて、ステップT1において圧縮されるとしても、テキストTを圧縮するためのグローバル利得は、正になるであろう。
図6の非同期モードにおいては、入力シーケンスは、シーケンスOと、Iとのうちの一方が、選択され、また出力され得る(ステップT2〜T5の)前に、完全に受信され、圧縮される必要がある(ステップT1)。それゆえに、非同期モードは、以上で論じられるように、シリアルな圧縮を完全に利用することができない。
図7は、同期モードに従って、逐次的なシーケンスIから成るテキストTを圧縮するための方法のフローチャートである。図7の方法は、データ圧縮のためのデバイス2によって実行される。
モードMは、3つの以下の値、すなわち、
− 入力シーケンスIが、圧縮されるべきではないことを意味している、WS、
− 入力シーケンスIが、図5のステップS1の第1の実行についてのデフォルト・モードとして偶数同期モードを使用することにより圧縮されるべきであることを意味している、S0、または
− 入力シーケンスIが、図5のステップS1の第1の実行についてのデフォルト・モードとして奇数同期モードを使用することにより圧縮されるべきであることを意味している、S1
のうちの1つを取ることができる。
モードMは、WS、S0またはS1において、初期化されることもある。次いで、シーケンスIは、ステップU1からU6に従って、逐次的に処理される。
最初に、データを圧縮するためのデバイス2は、モードMが、WSまたはS0/S1であるかどうかを決定した(ステップU1)。
モードMが、S0とS1とのうちの一方である場合、そのときにはシーケンスIは、図5を参照して上記で説明されるシリアルな圧縮技法に従って、出力シーケンスOへと圧縮される(ステップU2)。ステップU2の圧縮のために、図5のステップS1において使用されるデフォルト・モード(偶数または奇数)は、モードMによって指定される。
ステップU2は、シーケンスIをバッファリングしながら/受信しながら、実行されることもある。さらに、出力シーケンスOは、ステップU1中に、漸進的に出力されることもあり、例えば、それは、(データ圧縮のためのデバイス2のアプリケーションに応じて)バッファリングされ、記憶され、かつ/または送信されることもある。
次いで、ビットの単位の、出力シーケンスOの長さL(O)は、ビットの単位の、入力シーケンスIの長さL(I)と比較される(ステップU3)。長さL(O)と、L(I)との両方は、入力シーケンスIにおいて受信されるビットと、出力シーケンスOに加えられるビットとをカウントすることにより、ステップU1において決定されることもある。
次の入力シーケンスIを処理するためのモードMは、この比較に応じて選択される。より正確には、出力シーケンスOが、入力シーケンスIよりも短い場合、言い換えれば、ステップU1の圧縮方法が、正の利得Gを有する(L(O)<L(I))場合、そのときにはモードM=S0と、M=S1とのうちの一方が、選択される(ステップU5)。それとは反対に、出力シーケンスOが、入力シーケンスIよりも短くない場合、そのときにはモードM=WSが、選択される(ステップU4)。
対照的に、ステップU1において、モードMが、WSである場合、そのときには入力シーケンスIは、圧縮なしで出力され(ステップU6)、また次いで、次のシーケンスのためのモードMは、以前に説明されるステップU5において、S0またはS1に設定される。
ステップU4またはU5の後に、次の入力シーケンスIの処理は、このシーケンスIのために選択されるモードMを用いてステップU1において開始される。
図7の同期モード圧縮技法によれば、出力シーケンスOは、入力シーケンスIの受信と圧縮と並行して、漸進的に出力される(すなわち、バッファリングされ、記憶され、送信される...)こともある。
出力シーケンスOは、対応する入力シーケンスIよりも長いこともあり、言い換えれば、ステップU2のシリアルな圧縮の利得Gは、負であることもある。
入力シーケンスIを圧縮するための利得Gが、負である場合、そのときには次の入力シーケンスIを圧縮するための利得Gもまた、負になることもある可能性が高いことが、仮定されることもある。両方の入力シーケンスIが、様々な特別なキャラクタが範囲Rの変更を伴うテキストTの一部分に関連している場合に、これは、事例となる可能性がある。この観点から、図7の方法によれば、利得が、ステップU3において負のGであるときに、モードM=WSが、ステップU4において選択され、また次の入力シーケンスIは、圧縮されず(ステップU1およびU6)、それによって利得G=0を提供している。これは、テキストTを圧縮するための総利得に対する入力シーケンスIを圧縮する、可能性のある負の利得Gの影響を制限することを可能にする。
図7の例においては、1つの入力シーケンスIだけが、ステップU6の後に圧縮されず、次いで、モードMは、ステップU5において、S0またはS1へと戻され、また次の入力シーケンスIは、再び圧縮される。別の例(図示されず)においては、モードM=S0、またはM=S1へと戻る前に、複数の入力シーケンスが、圧縮されないこともある。
図8は、データ解凍のためのデバイス3によって実行される、データを解凍するための一方法のフローチャートである。図8の方法は、出力シーケンスOを決定するために、データ圧縮のためのデバイス2によって使用される入力シーケンスIに等しい解凍されたシーケンスI’へと、データ圧縮のためのデバイス2によって提供される出力シーケンスOを解凍することを目指している。
以下の表記法が、図8の上で使用されており、すなわち、
− I’(i)は、解凍されたシーケンスI’のi番目の8ビットのキャラクタのことを意味しており、iは、0からL−1に及んでおり、また
− O[j;j+x]は、j番目のビットから開始される、出力シーケンスOのxビットのことを意味している。
言い換えれば、カウンタiは、8ビットのキャラクタのことを意味しており、またカウンタjは、個別のビットのことを意味している。
最初に、カウンタiと、カウンタjとは0(ステップV0)において初期化される。
次いで、データを解凍するためのデバイス3は、出力シーケンスOの最初の5ビットO[j;j+4]が、同期化タグSTに対応するかどうかを決定する(ステップV1)。実際に、図5のデータを圧縮するための方法についての説明から明らかなように、出力シーケンスOの最初の5ビットO[j;j+4]は、通常、同期化タグ11111と、00000とのうちの一方であるべきである。O[j;j+4]が、11111または00000とは異なる場合、エラーが、起こる(ステップV2)。
エラーが、起こらなかった場合、そのときには出力シーケンスOの次の3ビットを使用して、キャラクタI’(i)の範囲Rを決定する。これは、図8の上に、5だけjを増分すること(ステップV3)、およびO[j;j+2]の関数の形でRを決定すること(ステップV4)として示されている。
その後に、出力シーケンスOの次の5ビットを使用して、キャラクタI’(i)の値Vを決定する。これは、図8の上に、3だけjを増分すること(ステップV5)、およびO[j;j+4]の関数の形でVを決定すること(ステップV6)として示されている。
次いで、キャラクタI’(i)は、範囲Rと、値Vとの関数、すなわち、I’(i)=R+Vの形で決定される(ステップV7)。
次いで、カウンタiと、カウンタjとは、次のキャラクタを処理するために増分され、すなわち、i=i+1と、j=j+5となる(ステップV9)。
その後に、データを解凍するためのデバイス3は、出力シーケンスOの次の5ビットO[j;j+4]が、同期化タグSTに対応するかどうかを決定する(ステップV10)。
O[j;j+4]が、同期化タグ11111と、00000とのうちの一方でない場合、それは、キャラクタI’(i)が、以前のキャラクタI’(i−1)と同じ範囲Rの中にあり、またフラグS0と、S1とのうちの一方ではなく、またその5ビットの値Vだけによって符号化されていることを意味している。それゆえに、値Vは、O[j;j+4]の関数の形で決定される(ステップV11)。次いで、ステップV7において、キャラクタI’(i)は、以前のキャラクタI’(i)についてと同じ範囲Rを使用することによって決定される。
対照的に、O[j;j+4]が、同期化タグ11111と、00000とのうちの一方である場合、それは、キャラクタI’(i)が、以前のキャラクタI’(i−1)とは異なる範囲Rの中にあり、かつ/またはフラグS0と、S1とのうちの一方であり、また5ビットの同期化タグと、3ビットの範囲Rと、5ビットの値Vとによって符号化されていることを意味している。したがって、出力シーケンスOの次の3ビットを使用して、キャラクタI’(i)の範囲Rを決定する。これは、図8の上に、5だけjを増分すること(ステップV12)、およびO[j;j+2]の関数の形でRを決定すること(ステップV13)として示されている。その後に、出力シーケンスOの次の5ビットを使用して、キャラクタI’(i)の値Vを決定する。これは、図8の上に、3だけjを増分すること(ステップV14)、およびO[j;j+4]の関数の形でVを決定すること(ステップV11)として示されている。最後に、ステップV7において、キャラクタI’(i)は、ステップV13のアップデートされた範囲Rを使用することによって決定される。
もちろん、ステップV7からV14のループは、出力シーケンスOが、完全に処理されているときに、終了する。これは、例えば、ステップV8におけるテストによって決定される。
図8のデータを解凍するための方法は、図5のデータを圧縮する方法によって圧縮される出力シーケンスOを解凍することを可能にする。同期化タグ11111と、00000との使用は、キャラクタI’(i)が、出力シーケンスOの5ビットの値Vだけに基づいて決定されるべきであるか、または5ビットの同期化タグSTと、3ビットの範囲Rと、5ビットの値Vとを含む13ビットのグループに基づいて決定されるべきであるかを決定することを可能にする。
以下の表は、464ビットである、58個のキャラクタの入力シーケンス<<あるメッセージが、電話番号888における貴方のボイスメールの上で待っている>>を圧縮する一例を与えるものである。キャラクタは、符号化テーブル1を用いて符号化される。それゆえに、とりわけ、空間キャラクタは、x20の代わりにx7Eとして符号化される。
Figure 2016509416
Figure 2016509416
出力シーケンスOは、入力シーケンスIの464ビットと比べて、314ビットを含んでいる。利得Gは、((464−314)/464)=32.3%である。
本方法の実施形態は、専用のハードウェアおよび/またはソフトウェア、あるいは両方の任意の組合せによって実行される可能性がある。
本発明の原理は、特定の実施形態に関連して上記で説明されているが、この説明は、例としてのみ行われ、また、添付の特許請求の範囲において規定される本発明の範囲に対する限定として行われてはいないことを明確に理解すべきである。

Claims (14)

  1. キャラクタの入力シーケンス(I)の、出力シーケンス(O)へのデータ圧縮のための方法であって、前記入力シーケンス(I)の中の前記キャラクタは、l+m=kである、2個の逐次的なコードの2個の範囲の形で配列される2個のコードの組のkビットのコードによって表され、前記方法は、
    − 符号化されるべきキャラクタ(I(i))のm個の最下位ビットが、少なくとも1つの所定のmビットのタグ(ST)とは、異なっており、また符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))の前記範囲(R(i))が、前記入力シーケンス(I)の中の以前のキャラクタの前記範囲(R(i−1))と同じである場合に、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))のm個の最下位ビットに対応するmビットの値(V(i))を有する前記出力シーケンスへと、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))を符号化するステップ(S9)
    を含み、
    − そうでない場合に、前記少なくとも1つの所定のmビットのタグ(ST)と、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))の前記範囲(R(i))を示すlビットと、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))のm個の最下位ビットに対応するmビットの値(V(i))とを有する前記出力シーケンス(O)へと、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))を符号化するステップ(S3)
    を含む方法。
  2. k=8であり、l=3であり、またm=5である、請求項1に記載の方法。
  3. 各範囲Rは、第1のフラグ(S0)と、第2のフラグ(S1)とを含んでおり、前記第1のフラグ(S0)のm個の最下位ビットは、第1の所定のタグに等しく、前記第2のフラグ(S1)のm個の最下位ビットは、第2の所定のタグに等しい、請求項1または2のいずれか1項に記載の方法。
  4. 符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))の関数の形で前記第1の所定のタグと、前記第2の所定のタグとのうちの一方を選択するステップ(S1)を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の所定のタグは、mビットの「0」から成り、また前記第2の所定のタグは、mビットの「1」から成る、請求項3または4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 複数の入力シーケンス(I)を含むテキスト(T)を圧縮するための方法であって、
    − 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータ圧縮のための前記方法に従って、前記入力シーケンス(I)のうちの1つの関数の形で、出力シーケンス(O)を決定するステップ(T1)と、
    − 前記入力シーケンス(I)と、前記出力シーケンス(O)とのうちの最も短いものを選択するステップ(T2、T3、T4)と、
    − 前記選択されたシーケンス(S)を出力するステップ(T5)と
    を含む方法。
  7. − 以前の入力シーケンス(I)に対応する前記選択されたシーケンス(S)を出力するステップ(T5)と同時に、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータ圧縮のための前記方法に従って、前記入力シーケンス(I)のうちの1つの関数の形で出力シーケンス(O)を決定するステップ(T1)
    を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 複数の入力シーケンス(I)を含むテキスト(T)を圧縮するための方法であって、
    − 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータ圧縮のための前記方法に従って、前記入力シーケンス(I)のうちの1つの関数の形で出力シーケンス(O)を決定するステップ(U2)と、
    − 前記出力シーケンス(O)を出力するステップ(U2)と、
    − 前記出力シーケンスが、前記入力シーケンスよりも短くない場合に、次の入力シーケンス(I)については圧縮モード(M)を選択しないステップ(U4)と
    を含む方法。
  9. 前記出力シーケンス(O)を決定するステップ(U2)と、前記出力シーケンス(O)を出力するステップ(U2)とは、同時に実行される、請求項8に記載の方法。
  10. キャラクタの入力シーケンス(I)の、出力シーケンス(O)へのデータ圧縮のためのデバイス(2)であって、前記入力シーケンス(I)の中の前記キャラクタは、l+m=kである、2個の逐次的なコードの2個の範囲の形で配列される2個のコードの組のkビットのコードによって表され、データ圧縮のための前記デバイス(2)は、
    − 符号化されるべきキャラクタ(I(i))のm個の最下位ビットが、少なくとも1つの所定のmビットのタグ(ST)とは、異なっており、また符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))の前記範囲(R(i))が、前記入力シーケンス(I)の中の以前のキャラクタの前記範囲(R(i−1))と同じである場合にアクティブにされる、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))のm個の最下位ビットに対応するmビットの値(V(i))を有する前記出力シーケンス(O)へと、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))を符号化するための手段(S9)と、
    − そうでない場合にアクティブにされる、前記少なくとも1つの所定のmビットのタグ(ST)と、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))の前記範囲(R(i))を示すlビットと、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))のm個の最下位ビットに対応するmビットの値(V(i))とを有する前記出力シーケンス(O)へと、符号化されるべき前記キャラクタ(I(i))を符号化するための手段(S3)と
    を備えているデバイス。
  11. 命令が、コンピュータによって実行されるときに、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法を実行するための前記命令を含むコンピュータ・プログラム。
  12. ビットのシーケンス(O)の、キャラクタの解凍されたシーケンス(I’)へのデータ解凍のための方法であって、前記解凍されたシーケンス(I’)の中の前記キャラクタは、l+m=kである、2個の逐次的なコードの2個の範囲の形で配列される2個のコードの組のkビットのコードによって表され、前記方法は、
    − ビットの前記シーケンス(O)のm個の逐次的なビットが、少なくとも1つの所定のタグ(ST)に等しい場合に、
    − ビットの前記シーケンス(O)のl個の次のビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタ(I’(i))の前記範囲(R(i))を決定するステップ(V12、V13)と、
    − ビットの前記シーケンス(O)の前記m個の次のビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタ(I’(i))の値(V(i))を決定するステップ(V14、V11)と、
    − 前記範囲(R(i))と、前記値(V(i))との関数の形で、復号されるべき前記キャラクタ(I’(i))を決定するステップ(V7)と
    を含み、
    − そうでない場合に、
    − ビットの前記シーケンス(O)の前記m個の逐次的なビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタ(I’(i))の前記値(V(i))を決定するステップ(V11)と、
    − 以前のキャラクタの前記範囲と、前記値(V(i))との関数の形で、復号されるべきキャラクタ(I’(i))を決定するステップ(V7)と
    を含む方法。
  13. ビットのシーケンス(O)の、キャラクタの解凍されたシーケンス(I’)へのデータ解凍のためのデバイス(3)であって、前記解凍されたシーケンス(I’)の中の前記キャラクタは、l+m=kである、2個の逐次的なコードの2個の範囲の形で配列される2個のコードの組のkビットのコードによって表され、データ解凍のための前記デバイス(3)は、
    − ビットの前記シーケンス(O)のl個の次のビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタ(I’(i))の前記範囲(R(i))を決定し(V12、V13)、
    − ビットの前記シーケンス(O)のm個の次のビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタ(I’(i))の値(V(i))を決定し(V14、V11)、また
    − 前記範囲(R(i))と、前記値(V(i))との関数の形で、復号されるべき前記キャラクタ(I’(i))を決定する(V7)
    − ための、ビットの前記シーケンス(O)のm個の逐次的なビットが、少なくとも1つの所定のタグ(ST)に等しい場合にアクティブにされる、第1の手段と、
    − ビットの前記シーケンス(O)の前記m個の逐次的なビットの関数の形で、復号されるべきキャラクタ(I’(i))の前記値(V(i))を決定し(V11)、また
    − 以前のキャラクタの前記範囲と、前記値(V(i))との関数の形で、復号されるべきキャラクタ(I’(i))を決定する(V7)
    − ための、そうでない場合にアクティブにされる、第2の手段と
    を備えているデバイス。
  14. 命令が、コンピュータによって実行されるときに、請求項12に記載の方法を実行するための前記命令を含むコンピュータ・プログラム。
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