JP2016508254A

JP2016508254A - マルチスクリーン・アプリケーションの可能化および配布サービス

Info

Publication number: JP2016508254A
Application number: JP2015547577A
Authority: JP
Inventors: グワンビン・ファン
Original assignee: ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Priority date: 2012-12-12
Filing date: 2013-12-12
Publication date: 2016-03-17
Anticipated expiration: 2033-12-12
Also published as: CN105210033B; KR20150093195A; EP2917831B1; US11245760B2; EP2917831A1; US10530853B2; WO2014093720A1; US20210218804A1; CA2895098A1; JP6162819B2; KR101784578B1; US10904331B2; CN111475170A; CA2895098C; CN111475170B; US20140164520A1; CN105210033A; US20200228599A1

Abstract

ネットワークを通じてアプリを１人または複数のユーザに提供するためのアプリケーション（アプリ）ストア・システムにより実施される方法であって、当該方法は、当該アプリ・ストア・システムにより、１組の関連アプリを含むマルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）パッケージを管理するステップであって、当該１組の関連アプリの間で１つまたは複数の関係が予め定義されるステップと、当該アプリ・ストア・システムにより、当該ネットワークを介して、当該ＭＳＡパッケージの少なくとも一部をダウンロードするための要求を第１のユーザ装置から受信するステップと、当該要求に応答して、当該アプリ・ストア・システムにより、当該１組の関連アプリの間の当該１つまたは複数の関係に従って、当該１組の関連アプリを当該第１のユーザ装置を含む複数のユーザ装置にダウンロードさせるステップとを含む。

Description

関連出願の記載
本願は、発明の名称を「マルチスクリーン・アプリケーションの可能化および配布サービス」とした、発明者がＧｕａｎｇｂｉｎＦａｎであり２０１２年１２月１２日に出願された米国仮特許出願第６１／７３６，３９７号に対する優先権を主張する。

マルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）はますます一般的なものとなっているが、バンドル化されたアプリケーション（アプリ）の購入と配布に関しては信頼できる方法が依然として欠落している。例えば、ユーザは複数の関連アプリまたは同一のアプリの異なるバージョンを複数のユーザ装置またはスクリーンで（例えば、制御アプリをスマートフォンまたはタブレットで、表示アプリをテレビで、当該制御アプリのミニバージョンをスマート・ウォッチで）使用したいかもしれない。

今日のアプリ・ストアは、同様なスクリーンを有するｉＯＳおよびＡｎｄｒｏｉｄのようなシングル・オペレーティング・システム（ＯＳ）向けに設計されている。（Ｇｏｏｇｌｅ社提供の）ＧｏｏｇｌｅＰｌａｙおよび（Ａｐｐｌｅ社提供の）ＡｐｐＳｔｏｒｅのような人気あるアプリ・ストアは主にシングルＯＳアプリの配布のために使用されているかもしれない。結果として、既存の技術を用いると、ユーザは異なるスクリーンに対して、異なるＯＳ（例えば、Ａｎｄｒｏｉｄ（登録商標）で実行されているスマートフォンおよびｉＯＳで実行されているｉＰａｄ（登録商標））で実行されるかもしれないアプリを別々に購入しダウンロードする必要がある可能性がある。さらに、場合によっては、ユーザがＭＳＡに対する正確なマッチ（例えば、どのテレビ・アプリがスマートフォンのＹｏｕｔｕｂｅアプリに対応するか？）を発見するのが困難であるかもしれない。関連アプリの量が増えると、ユーザは特に、どのアプリを使用すべきかに関して混乱するかもしれない。したがって、複数のユーザ装置でのアプリの配布と関連アプリのマッチングをサポートするアプリ・ストアの機能を開発してユーザ・エクスペリエンスを高めるのが望ましい。

１実施形態では、本発明は、ネットワークを通じてアプリを１人または複数のユーザに提供するためのアプリケーション（アプリ）ストア・システムにより実装される方法を含む。当該方法は、当該アプリ・ストア・システムにより、１組の関連アプリの間に１つまたは複数の所定の関係がある当該１組の関連アプリを含むマルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）パッケージを管理するステップと、当該アプリ・ストア・システムにより、ネットワークを介して第１のユーザ装置から要求を受信して当該ＭＳＡパッケージの少なくとも一部をダウンロードするステップと、当該要求に応答して、当該アプリ・ストア・システムにより、当該１組の関連アプリの間の１つまたは複数の関係に従って、当該第１のユーザ装置を含む複数のユーザ装置に当該１組の関連アプリをダウンロードさせるステップとを含む。

別の実施形態では、本発明は、ネットワークを通じてアプリを１人または複数のユーザに提供するためのアプリ・ストア・システムであって、当該ネットワークを介して第１のユーザ装置から、マルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）パッケージの少なくとも一部をダウンロードするための要求を受信するように構成された受信器であって、当該ＭＳＡパッケージは１組の関連アプリを含む受信器と、当該受信器に接続され、ＭＳＡパッケージ・ポリシに従って当該ＭＳＡパッケージ内の当該１組の関連アプリの間の１つまたは複数の関係を定義し、当該要求に応答して、当該１つまたは複数の関係に従って、当該第１のユーザ装置を含む複数のユーザ装置に当該１組の関連アプリをダウンロードさせるように構成されたプロセッサとを備えたアプリ・ストア・システムを含む。

さらに別の実施形態では、本発明は、プロセッサにより実行されたとき、ネットワーク装置に、少なくとも第１のコンテンツ・バージョンをダウンロードする要求を第１のユーザ装置から受信させ、当該第１のユーザ装置にダウンロードされるように当該第１のコンテンツ・バージョンをプッシュさせ、当該第１のユーザ装置に関連付けられた１つまたは複数の第２のユーザ装置によりダウンロードされる当該第１のコンテンツ・バージョンに関連する１つまたは複数のコンテンツ第２のバージョンをプッシュさせる、非一時的コンピュータ可読媒体に格納したコンピュータ実行可能命令を備えるコンピュータ・プログラム製品を含む。

さらに別の実施形態では、本発明は、第１のアプリを第１のユーザ装置にインストールするステップと、当該第１のアプリに関連する１つまたは複数のアプリを発見するために、ネットワークを介して検索要求をアプリ・ストア・システムに送信するステップであって、当該第１のアプリと当該１つまたは複数のアプリはマルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）パッケージに属するステップと、当該１つまたは複数のアプリを特定する情報を当該アプリ・ストア・システムから当該ネットワークを介して受信するステップと、当該第１のアプリと当該１つまたは複数のアプリの間の１つまたは複数の関係に従って、当該第１のユーザ装置を操作するユーザに関連付けられた１つまたは複数のユーザ装置にダウンロードされるように当該１つまたは複数のアプリをプッシュするように当該アプリ・ストア・システムに指示するステップとを含む方法を含む。

さらに別の実施形態では、本発明は、第１のアプリにインストールするように構成されたプロセッサと、当該プロセッサに接続され、当該第１のアプリに関連する１つまたは複数のアプリを発見するために検索要求をアプリ・ストア・システムにネットワークを介して送信するように構成された送信器であって、当該第１のアプリおよび当該１つまたは複数のアプリはＭＳＡパッケージに属する送信器と、当該プロセッサに接続され、当該１つまたは複数のアプリを特定する情報を当該アプリ・ストア・システムから当該ネットワークを介して受信するように構成された受信器であって、当該プロセッサはさらに、当該第１のアプリと当該１つまたは複数のアプリの間の１つまたは複数の関係に従って、当該第１のユーザ装置を操作するユーザに関連付けられた、１つまたは複数のユーザ装置にダウンロードされるように当該１つまたは複数のアプリをプッシュするように当該アプリ・ストア・システムに指示するように構成された受信器とを備えた装置を含む。

さらに別の実施形態では、本発明は、ＭＳＡパッケージの少なくとも一部をダウンロードする要求をアプリ・ストア・システムに送信するように構成された第１のユーザ装置であって、当該ＭＳＡパッケージは１組の関連アプリを含む第１のユーザ装置と、当該ＭＳＡパッケージ内の当該１組の関連アプリの間の１つまたは複数の関係を定義し、当該要求を当該第１のユーザ装置からネットワークを介して受信し、当該要求に応答して、当該第１のユーザ装置を含む複数のユーザ装置にダウンロードされる当該１組の関連アプリを当該１つまたは複数の定義された関係に従って開始するように構成された当該アプリ・ストア・システムとを備えたネットワーク・システムを含む。

これらおよび他の特徴は、添付図面と諸請求項と関連して以下の詳細な説明からより明らかに理解される。

本発明をより十分に理解するために、添付図面および詳細な説明と関連して以下の簡単な説明を参照する。添付図面では、同じ参照番号は同じ部分を表す。

マルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）配布アーキテクチャの略図である。ＭＳＡ配布に対するプッシュおよび同期（ｓｙｎｃ）手続きの略図である。開発者に対するＭＳＡ提供プロセスの略図である。ＭＳＡダウンロード・プロセスの流れ図である。ＭＳＡパッケージ内の３つのアプリの間の例示的な関係５００の略図である。ＭＳＡパッケージ化プロセスの流れ図である。ＭＳＡ管理アーキテクチャの略図である。ＭＳＡライセンス提供プロセスの略図である。タイム・シェア・アプリケーションのライセンス制御方法の流れ図である。第１のライセンス管理テーブルを示す図である。第２のライセンス管理テーブルを示す図である。ネットワーク装置の略図である。

最初に、１つまたは複数の実施形態の例示的な実装を以下で提供するが、開示したシステムおよび／または方法を、現在公知または現存の任意数の技術を用いて実装してもよいことを理解されたい。本発明は、本明細書で例示し説明した例示的な設計と実装を含む、以下で説明する例示的な実装、図面、および技術に決して限定されるべきではなく、添付の特許請求の範囲ならびにその完全な均等物の範囲において修正してもよい。

本明細書で開示する実施形態では、アプリケーション（アプリ）ストア・システムは、マルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）のそのユーザに対するプロビジョニング、販売、および配布を実現することができる。本発明は、ＭＳＡパッケージ内の関連アプリのバンドル化および自動的なプッシュ型のインストールを提供することができる。１人または複数の開発者が、１組の関連アプリをＭＳＡパッケージにパッケージ化またはバンドル化して、当該関連アプリ間の関係を定義してもよい。１例ではまた、当該アプリ・ストア・システムが、１組の関連アプリをＭＳＡパッケージにパッケージ化またはバンドル化し、当該マルチスクリーンまたはマルチ装置に対するアプリの販売要件、プロモーション要件、もしくは技術的要件に関連するそのポリシに基づいて、または、１人または複数のユーザからの要件に基づいて、当該関連アプリ間の関係を定義してもよい。必要ならば、当該アプリ・ストア・システムにアクセスするユーザが当該関連アプリの間のユーザがカスタマイズした関係を定義してもよい。別の例では、当該アプリ・ストアが、１人または複数の開発者のシステムにパッケージ化要件またはバンドル化要件を送信してもよい。

１実施形態では、当該アプリ・ストアは、値引き価格での纏め販売で当該ＭＳＡパッケージを提供してもよく、または、特定の検討事項（例えば、プロモーション・ポリシ）に基づいて当該パッケージ内のアプリの様々な組合せを提供してもよい。ユーザが当該ＭＳＡパッケージを購入したとき、当該アプリ・ストア・システムにより、当該１組の関連アプリを（例えば、プッシュにより）複数のユーザ装置にダウンロードさせてもよい。別の実施形態では、ユーザが第１のアプリをダウンロードしたとき、マッチング・サービスを当該アプリ・ストアにより提供して、当該第１のアプリに関連する１つまたは複数の第２のアプリをマッチまたは特定してもよい。したがって、ユーザはもはや、関連アプリを検索するためにアプリ名を利用する必要はないかもしれない。マッチングを、ユーザからの任意の追加要求なしに自動的に実施してもよく、または、ユーザの要求によって開始してもよい。

開示した実施形態では、ＭＳＡパッケージに対応する１つまたは複数のライセンスの制御に関する機構を提供することができる。当該ＭＳＡパッケージは、共有可能ライセンス、複数のライセンス、または線形的にマルチユーザの共有ライセンスを使用してもよい。アプリのダウンロードと利用を当該ライセンスにより制御してもよい。当該ライセンスが、ＭＳＡパッケージで定義された関係のうち１つであってもよい。さらに、アプリと同様に、関連コンテンツまたは同一コンテンツの複数のバージョンをコンテンツ・パッケージにパッケージ化し、本明細書で開示した原理を用いて複数のユーザ装置またはスクリーンの間で同様に共有してもよい。諸実施形態で可能となるアプリまたはコンテンツの自動的なプロビジョニングおよび配布により、モバイル装置、クラウド端末、またはウェラブル装置のような様々なコンピューティング環境におけるユーザ・エクスペリエンスを高めることができる。

図１は、開示した実施形態に従うＭＳＡ配布アーキテクチャ１００の略図である。アーキテクチャ１００が、複数のユーザ装置、例えば、第１のユーザ装置１１０および第２のユーザ装置１２０、およびユーザ装置にリモートに接続されたアプリ・ストア・システム１３０を備えたネットワーク・システムであってもよい。ユーザ装置１１０または１２０が、消費者が利用するための任意の適用可能な種類の電子装置であってもよい。ユーザ装置の例には、スマートフォン、タブレット、テレビ、プロジェクタ、スマート・ウォッチ、スマート・グラス（例えば、ＧｏｏｇｌｅＧｌａｓｓ）、ウェラブル・ガジェット（例えば、スマート・リストバンド、Ｔシャツ、ネックレス、または靴）、媒体（例えば、音楽および／またはビデオ）プレイヤ、ゲーム・プレイヤ、ゲーム・コンソールおよびコントローラ、電子書籍（ｅｂｏｏｋ）リーダ、クラウド端末、および車内メディア・システムが含まれるがこれらに限られない。ユーザ装置１１０または１２０が、ウェラブル装置（例えば、スマート・ウォッチまたはスマート・グラス）または非ウェラブル装置（例えば、テレビまたはタブレット）であってもよい。さらに、ユーザ装置１１０または１２０が、Ａｎｄｒｏｉｄ、ｉＯＳ、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）、Ｌｉｎｕｘ（登録商標）、Ｕｎｉｘ（登録商標）等のような任意の適切なオペレーティング・システム（ＯＳ）を有してもよい。ユーザ装置１１０と１２０は大抵、ユーザと通信するインタフェースとしてのディスプレイまたはスクリーンを有しうるので、本明細書で開示したユーザ装置を場合によっては単にスクリーンと称することもある。図１に示すように、スクリーンＡおよびスクリーンＢはそれぞれユーザ装置１１０および１２０を指す。したがって、「ＭＳＡ」または「ＭＳＡパッケージ」という用語は、複数のユーザ装置が用いるアプリまたは１組の関連アプリを指しうる。

本明細書で使用する際、アプリ・ストア・システムとは、アプリケーション・サービスをその顧客またはユーザに提供する１つまたは複数のネットワーク・サーバを指す汎用的な用語であることは理解される。例えば、アプリ・ストア・システム１３０が、ＡｐｐｌｅのＡｐｐＳｔｏｒｅ、ＧｏｏｇｌｅＰｌａｙ、ＡｍａｚｏｎのＡｐｐＳｔｏｒｅ、または他の任意のアプリケーション・ストア、または複数のアプリ・ストアの組合せのようなモバイル・アプリケーション・ストアのサーバ側であってもよい。アプリ・ストア・システム１３０が、１つまたは複数のアプリ・ストアを管理する別のエンティティであってもよいが、アプリ自体をホストしてもしなくてもよい。アプリ・ストア・システムを場合によっては簡潔にアプリ・ストアと称してもよいことに留意されたい。アプリ・ストア・システム１３０を、任意の適切な種類のネットワークを介して、例えば、第４世代（４Ｇ）モバイル・ネットワークまたは有線／無線インターネット接続を介して、ユーザ装置１１０および１２０に接続してもよい。ユーザ装置１１０および１２０が、アプリ・ストア・システム１３０と通信するためにインストールされた専用アプリまたはソフトウェア（例えばＧｏｏｇｌｅＰｌａｙアプリおよびＡｐｐＳｔｏｒｅアプリ）を有してもよい。

アプリ・ストア・システム１３０が、アプリケーション・サービスをアプリ・ストア・システム１３０のユーザに提供するように構成された様々な機能モジュールまたはユニットを備えてもよい。１実施形態では、アプリ・ストア・システム１３０がＭＳＡパッケージ１３２を管理してもよく、ＭＳＡパッケージ１３２が所定の関係にある１組の関連アプリを含んでもよい。例えば、アプリ・ストア・システム１３０が、アプリをホストもしくは格納してもよく、または、別のアプリ・ストアからアプリを呼び出してもよい。アプリに応じて、ＭＳＡパッケージ１３２内の関係が、再生制御関係、制御表示関係、フルバージョンとミニバージョンの関係、フック関係、（装置タイプまたはオペレーティング・システムに応じた）同一のアプリの異なるバージョン、またはそれらの組合せのような任意の適切な種類であってもよい。ＭＳＡパッケージ１３２が、アプリの一部または全部の間に何らかの関係が存在する限り、任意の適切な種類のアプリのバンドルであってもよいことに留意されたい。ＭＳＡパッケージ１３２内の所定の関係を幾つかのエンティティにより定義し、必要に応じて更新してもよい。例えば、当該関係を、ＭＳＡパッケージ１３２を構成するときにアプリ開発者により定義し、かかる情報をアプリ・ストア１３４に格納してもよい。別の実施形態では、当該関係をアプリ・ストアまたはユーザによって定義してもよく、次いで、当該アプリ・ストアが当該定義された関係を用いてアプリ開発者からのアプリをパッケージ化またはバンドル化し、それに応じて多様なＭＳＡパッケージを生成してもよい。さらに別の実施形態では、アプリ・ストア・システムが当該定義された関係を、ネットワークを通じてアプリ開発者のシステムに送信し、当該関係に基づいて当該定義されたＭＳＡパッケージをアプリ開発者システムから取得してもよい。必要に応じて、当該関係を任意の回数更新してもよい。

本明細書で使用する際、ＭＳＡパッケージ内のアプリが、互いに関連付けられた異なるアプリまたは同一のアプリの異なるバージョンを指してもよい。図１に示す第１の例では、ＭＳＡパッケージ１３２は、スクリーンＡに対する制御アプリとスクリーンＢに対する表示アプリを備える。当該制御アプリが、スマートフォンまたはタブレットにインストールされたＧｏｏｇｌｅのＣｈｒｏｍｅｃａｓｔであってもよく、当該表示アプリが、大画面テレビまたはプロジェクタにインストールされたＧｏｏｇｌｅのＹｏｕｔｕｂｅであってもよい。あるいは、当該制御アプリがゲーム・コントローラであってもよく、当該表示アプリがゲーム表示アプリであってもよい。１実施形態では、ＭＳＡパッケージ１３２内の関連アプリが、特定のサービスを提供する統合的な部分であってもよく（例えば、健康サービスが設定機能や他の機能を実施するためのＡｎｄｒｏｉｄアプリ、データを追跡、収集して簡単な統計値を提供するスマート・ウォッチアプリ、および家族の健康監視を可能とするテレビ・アプリを有してもよい）、または、ユーザ・エクスペリエンスの強化をもたらす相互接続アプリであってもよい（例えば、Ｃｈｒｏｍｅｃａｓｔにより、ユーザは小さなスマートフォンではなく大画面高解像度テレビ（ＨＤＴＶ）でＹｏｕｔｕｂｅを見ることができる）。第２の例では、ＭＳＡパッケージ１３２が、スクリーンＡに対するＡｎｇｒｙＢｉｒｄアプリの第１のバージョンとスクリーンＢに対するＡｎｇｒｙＢｉｒｄアプリの第２のバージョンを含んでもよい。この場合、異なる装置の特性に適合するように同一のアプリの各バージョンを設計またはカスタマイズしてもよい（例えば、ＨＤＴＶ向けのＡｎｇｒｙＢｉｒｄがタブレットより高い画像解像度を必要としてもよい）。

ＭＳＡパッケージ１３２が第１のアプリと１つまたは複数の関連アプリを含むとする。使用の際、ユーザ装置１１０のような第１のユーザ装置が、当該第１のアプリをダウンロードするための要求をアプリ・ストア・システム１３０に送信してもよく、当該アプリ・ストアが、当該第１のユーザ装置にダウンロードされる当該第１のアプリをプッシュしてもよい。ユーザが当該第１のアプリをアプリ・ストア・システム１３０からダウンロードして当該第１のアプリを当該第１のユーザ装置にインストールした後、アプリ・ストア・システム１３０は、例えば検索マッチ・モジュール１３４を用いることによって、当該関連アプリを検索し、当該第１のアプリとマッチさせてもよい。当該検索マッチを様々な方法で実装してもよい。第１の例では、当該第１のアプリをインストールした後、ユーザは、１つまたは複数のアプリを当該第１のアプリとマッチするための要求をアプリ・ストア・システム１３０に送信することによって検索を開始してもよい。当該要求を受信すると、アプリ・ストア・システム１３０内のＭＳＡ管理モジュールまたはマネージャ１３６はＭＳＡパッケージ１３２を特定することができる。このことは、ＭＳＡパッケージ１３２のバンドル化が当該アプリ・ストアまたは１つまたは複数のアプリ開発者によって行われているので、ユーザには知られていても知られていなくてもよい。ＭＳＡパッケージ１３２を特定した後、ＭＳＡマネージャ１３６がユーザ装置１１０に当該関連アプリを通知してもよい。ユーザが、当該関連アプリをユーザ装置１２０のような他の装置にインストールするかどうかを判断してもよい。別の実施形態では、特定の状況において、例えば、特定の機能を実施するように協働する必要があるピア・アプリをＭＳＡパッケージ１３２が含むとき、第１のアプリを購入すると当該関連アプリが無料であると分かるとき、当該アプリ・ストアが直接当該関連アプリをプッシュして対応するユーザ装置（例えば、異なるＯＳを有するユーザの別の装置、または、ユーザと特定の関係、例えば、家族関係を有する何らかの他の装置）にインストールしてもよい。ユーザは、ユーザ装置１２０に表示されたクイック・レスポンス（ＱＲ）コード１２２をスキャンし、当該ＱＲコード（登録商標）をアプリ・ストアに送信してダウンロード・プロセスを促進してもよい。したがって、ＭＳＡマネージャ１３６がアプリを管理してもよい（例えば、ユーザが或るアプリをスクリーンにダウンロードした後、ＭＳＡマネージャ１３６をユーザにより使用して、別のスクリーンにダウンロードすべきアプリをマッチすることを問い合わせてもよい）。

第２の例では、第１のアプリがユーザ装置１１０により要求されたとき、アプリ・ストア・システム１３０が、自動的に（即ち、ユーザ装置１１０からの任意の追加の要求を必要とせずに）当該第１のアプリがＭＳＡパッケージ１３２の一部であると判定してもよい。したがって、アプリ・ストア・システム１３０は、バンドルとして値引き価格でＭＳＡパッケージ１３２を売り物としてユーザに提供するか、または、プロモーションの目的でＭＳＡパッケージ１３２内の当該関連アプリを贈り物として提供してもよい。ユーザが、例えばＭＳＡパッケージ１３２を複数のユーザ装置にインストールしたいとアプリ・ストア・システム１３０に示すことによって、ＭＳＡパッケージ１３２を購入する意思を与えてもよい。次に、アプリ・ストア・システム１３０がＭＳＡパッケージ１３２のアプリを当該複数のユーザ装置にダウンロードするようにプッシュしてもよい。あるいは、ユーザが当該第１のアプリを購入した後、アプリ・ストア・システム１３０が任意の追加の関連アプリを購入するかどうかの選択肢をユーザに与えてもよい。ユーザが承認すると、アプリ・ストア・システム１３０は、第１のユーザ装置１１０に関連付けられた１つまたは複数のユーザ装置にダウンロードしインストールするように関連アプリをプッシュしてもよい。

ＭＳＡパッケージ１３２内の当該関連アプリが個々のライセンスを使用するかまたは共通ライセンスを共有してもよいことに留意されたい。当該関連アプリ間のライセンス供与を、ＭＳＡパッケージ１３２内の関係の１つとみなしてもよい。なぜならば、かかる関係をアプリ・ストア・システム１３０またはアプリ開発者により定義できるからである。当該ライセンスを、購入またはダウンロードの完了時にアプリ・ストア・システム１３０により付与してもよく、当該ライセンスが任意の適切な期間だけ有効であってもよい。シングル・ライセンスが当該関連アプリの間で共有される場合、同時に１つのアクティブなユーザ装置を許可するか、または、ＭＳＡパッケージ１３２内の全てのアプリの合計時間を一緒にカウントするタイム・シェアを使用してもよく、ユーザは残り時間が利用できる限り複数の装置を起動してアプリを利用してもよい。

本発明では主にＭＳＡについて論じているが、本明細書で開示した原理を用いてコンテンツを同様に複数のユーザ装置またはスクリーンの間で共有できることは当業者には理解される。ビデオ、オーディオ、画像、他のメディア、および電子書籍のような任意の適切な種類のコンテンツを複数のスクリーンの間で共有してもよい。コンテンツをアプリ・ストアまたは他の任意のコンテンツ・プロバイダにより提供してもよい。使用の際、同一コンテンツまたは関連コンテンツの複数のバージョンを共有してもよい。例えば、ビデオ・コンテンツの第１のバージョンがテレビでの視聴のために高解像度を有してもよく、同一のビデオ・コンテンツの第２のバージョンがスマートフォンでの視聴のために低解像度を有してもよい。さらに、ビデオ・コンテンツの音声部分を抽出してスマート・ウォッチで再生してもよい。関連アプリと同様に、１つの共有可能ライセンスまたは複数のライセンスを用いてコンテンツを複数のユーザ装置に配信してもよい。本発明により、アプリまたはコンテンツが共有を規定する場合には当該アプリまたはコンテンツをスクリーン間で共有できるようにしてもよい。

図２は、開示した実施形態に従う、アプリ配布のためのプッシュおよび同期（ｓｙｎｃ）手続き２００の略図である。当業者が理解するように、図２の幾つかの態様は図１と同じかまたは同様であるので、簡単さのため、異なるかまたはまだ説明していない態様に絞ってさらなる説明を行う。同一の原理は本明細書で開示した他の図面にも適用される。

手続き２００を、１つのスクリーンでのアプリ選択によりトリガしてもよい。ユーザが第１のアプリを購入し第１のユーザ装置２１０にダウンロードしたとき、ユーザ装置２２０および２３０を含む、ユーザの他の装置またはアプリ・ストアにより認識されたユーザと特定の関係を有する他のユーザの装置に対して設計された、１つまたは複数の関連アプリまたは異なるアプリ・バージョンを、プッシュとインストールを通じて一緒にプロビジョニングしてもよい。特に、ＭＳＡマネージャ１３６がプッシュ・サーバ２４０に通知してもよい。プッシュ・サーバ２４０が、アプリ・ストアの内部または外部に存在してもよい。当該通知を受信した後、プッシュ・サーバ２４０が自動的に、当該関連アプリをユーザ装置２２０および２３０にダウンロードするようにプッシュしてもよい。プッシュ・サーバ２４０が、アプリ・ストア・システムまたは別のエンティティで実装されたサード・パーティのサーバであってもよい。

使用の際、ＭＳＡマネージャ１３６は、当該関連アプリをダウンロードするようにユーザ装置２２０および２３０に直接通知するか、または、インストールをユーザ装置２２０および２３０にプッシュできるプッシュ・サーバ２４０に通知してもよい。プッシュ・サーバ２４０がアプリ・パッケージをホストしてもよく、その結果、ユーザ装置２２０および２３０がアプリ・ストアに登録されている場合に、プッシュ・サーバ２４０は自動的にインストールをユーザ装置２２０および２３０にプッシュすることができる。１実施形態では、ＭＳＡマネージャ１３６が、アプリを他のアプリ・ストア・システムまたはアプリ開発者から取得し、取得したアプリをＭＳＡパッケージ１３２にパッケージ化またはバンドル化して、当該要求をユーザから取得した後に当該ＭＳＡサービスをユーザに提供してもよい。別の実施形態では、当該購入要求を第１のアプリから得た後、ＭＳＡマネージャ１３６が、当該第１のアプリを含む全てのアプリとその他の関連アプリを、ＭＳＡマネージャ１３６内のＭＳＡパッケージ化およびバンドル化ポリス・ストアに従って、他のアプリ・ストアまたはアプリ開発者から取得してもよい。

図３は、開示した実施形態に従う、開発者または他のアプリ・ストアに対するＭＳＡ提供プロセス３００の略図である。１つまたは複数のアプリ開発者は複数のアプリまたは１つのアプリに対して複数のバージョンを開発してもよく、したがって当該アプリ開発者は関連アプリ間の全ての関係を知ることができる。したがって、当該開発者は関連アプリをバンドル化してＭＳＡパッケージ３１０を生成してもよい。アプリ開発者制御パネル３２０は、開発者がＭＳＡパッケージ３１０を定義するためのインタフェースを提供する。ＭＳＡパッケージ３１０をＭＳＡアプリ・バンドル・マネージャ３３０により管理してもよい。または、ＭＳＡアプリ・バンドル・マネージャ３３０が、ＭＳＡパッケージ３１０の要件を定義し、当該ＭＳＡパッケージを生成するために当該インタフェースを介して当該要件を開発者に送信してもよい。代替的な実施形態では、ＭＳＡアプリ・バンドル・マネージャ３３０が、アプリを開発者から得た後に当該アプリをパッケージ化しバンドル化してもよい。さらに別の実施形態では、アプリ・プロバイダ制御パネル（図３では図示せず）が、他のアプリ・ストアがＭＳＡパッケージ３１０を定義するためのインタフェースを提供してもよい。ＭＳＡパッケージ３１０をＭＳＡアプリ・バンドル・マネージャ３３０により管理してもよい。または、ＭＳＡアプリ・バンドル・マネージャ３３０が、ＭＳＡパッケージ３１０の要件を定義し、当該ＭＳＡパッケージを生成するために当該インタフェースを介して当該要件を当該他のアプリ・ストアに送信してもよい。別の実施形態では、ＭＳＡアプリ・バンドル・マネージャ３３０が、アプリを他のアプリ・ストアから得た後に、当該アプリをパッケージ化しバンドル化してＭＳＡパッケージ３１０を生成または形成してもよい。ＭＳＡパッケージ３１０内のアプリのバンドル化と価格設定をＭＳＡアプリ・バンドル・マネージャ３３０により調整してもよい。ＭＳＡパッケージ３１０を、バンドル価格で纏め販売として提供してもよく、または、ＭＳＡパッケージ３１０内のアプリの多様な組合せを、様々な検討事項、例えば、ライセンス・ポリシまたはユーザからの要件に従って提供してもよい。アプリが異なる開発者および／またはアプリ・ストアにより開発された場合には、当該ＭＳＡパッケージの販売により生まれた収入をそれらの間で共有することができる。

当該アプリ・ストア内の取引収入共有モジュール３４０が、ユーザからの購入または貸出し注文を完了してもよい。購入注文が完了した後、ＭＳＡ登録マネージャ３５０を、ユーザにより購入されたアプリを登録するように構成してもよい。ＭＳＡ登録マネージャ３５０は、ＭＳＡアプリ・ダウンロード・マネージャ３６０を監視して、アプリのダウンロード・ステータス、例えば、特定のアプリがダウンロードされているかどうか、そうであれば当該アプリが何回ダウンロードされているか、または、ダウンロードされたアプリの利用等を決定してもよい。１実施形態では、購入または貸出し時にユーザ装置の電源がオフであるかまたは利用可能でない場合、認証情報（例えば、ライセンスまたは検証コード）を含むメッセージを、例えば、ソフトウェアを介してまたは電子メールとしてユーザ装置に送信してもよい。当該認証プロセスをＭＳＡ登録マネージャ３５０により実施することができる。ＭＳＡアプリ・ダウンロード・マネージャ３６０が、ＭＳＡパッケージ３１０内のアプリのダウンロードと更新を促進してもよい。

図４は、開示した実施形態に従うＭＳＡダウンロード・プロセス４００の流れ図である。プロセス４００を、本明細書で開示したアーキテクチャ（例えば、アーキテクチャ１００）のコンポーネントにより実装してもよい。ブロック４１０で開始して、プロセス４００により、ユーザ装置が、プッシュ通知、ＱＲコード（登録商標）のスキャン、またはアプリをプロビジョニングするための他の方法を受け取ることができてもよい。第１の方法では、ユーザ装置が、ライセンス・コードとユニフォーム・リソース・ロケータ（ＵＲＬ）を有するＱＲコード（登録商標）を受信し、ブロック４２０で示すようにかかるＵＲＬを当該コードで開いてもよい。ブロック４３０では、アプリ・ストアが、ユーザ装置の装置タイプを検出し、ブロック４６０に進んでもよい。例えば、ユーザ装置の装置タイプが、当該装置の動作システム、および／または、例えばプロセッサ能力、または媒体能力（例えば、ビデオ、オーディオおよび／またはテキストのサポート）、または装置の他の能力を含む装置能力を含んでもよいが、これらに限られない。第２の方法では、ユーザ装置を、ブロック４４０で示すようにアプリ・ストア内の適切な場所に向けて、ブロック４５０で示すように受信したコードを手動で入力してもよい。

当該第１の方法または第２の方法の何れかを実施した後、ブロック４６０で、アプリ・ストアはユーザ装置から受信したコードを検証してもよい。当該コードが有効である場合、プロセス４００はブロック４７０に進み、ユーザ装置がダウンロード・ページにアクセスできるようにすることができる。当該コードが無効である場合、プロセス４００は、当該コードを再入力するためにブロック４５０に戻るか、または、ブロック４２０に戻ってもよい。１実施形態では、当該コード検証プロセスが、図３に関連する上述の実施形態で説明したようにＭＳＡパッケージの購入または貸出し機構に従って当該コードを検証してもよい。

ブロック４８０では、ユーザが、アプリまたはＭＳＡパッケージのダウンロードおよび／または利用の条項に関する詳細を展開した契約を検討してもよい。当該契約を受け入れた後、ブロック４９０で示すようにダウンロード・ステータスを登録してもよい。次に、ブロック４９２で示すように当該アプリをユーザ装置にダウンロードしてもよい。

上述のように、ＭＳＡパッケージに含まれるアプリが、互いに関連する異なるアプリまたは同一のアプリの異なるバージョンであってもよい。図５は、ＭＳＡパッケージ内の３つのアプリの間の例示的な関係５００の略図である。関係５００を相互接続フックと称してもよい。なぜならば、当該関連アプリは関係５００を介して一緒にフックされているとみなしうるからである。図５に示すように、スクリーンＡにはアプリＡがインストールされ、スクリーンＢにはアプリＢがインストールされ、スクリーンＣにはアプリＣがインストールされている。アプリＡが、タブレットまたはスマートフォンにインストールされた完全な機能制御のための制御アプリであってもよく、アプリＢが、（例えば、音楽を再生し、または、テキスト・メッセージを可聴音に変換するための制御アプリのミニバージョンとして）スマート・ウォッチまたは車内装置にインストールされた再生アプリであってもよく、アプリＣが、情報（例えば、歌詞、テキスト、設定、および／またはビデオ）を表示するためのテレビにインストールされた表示アプリであってもよい。当該アプリに応じて、ＭＳＡパッケージ内の関係が、再生制御関係、制御表示関係、フルバージョンとミニバージョンの関係、フック関係、（装置タイプまたはオペレーティング・システムに応じた）同一のアプリの異なるバージョン、またはそれらの組合せのような任意の適切な種類であってもよいことは当業者には理解される。

図６は、開示した実施形態に従うＭＳＡパッケージ化プロセス６００の流れ図である。ブロック６１０で示すように、複数のアプリをＭＳＡパッケージにパッケージ化してもよい。ブロック６２０で示すように、ＭＳＡパッケージ内の全てのアプリが同一の開発者により所有されているかどうか（例示的な条件）に応じて、当該アプリ間の関係（複数可）を様々に定義してもよい。全てのアプリが同一の開発者により所有されている場合、ブロック６３０で当該アプリを統合的なセットとして定義してもよい。テーブル６６０に示すように、当該統合的なセットが、スクリーンＸ向けに設計された制御アプリＡ、スクリーンＹ向けに設計された表示アプリＢ、およびスクリーンＺ向けに設計された再生アプリＣを含む複数のアプリを含んでもよい。当該複数のアプリを、特定のサービスを提供するための統合的な部分として使用してもよく、したがって当該複数のアプリを纏め販売として提供してもよい。上述のように、ＭＳＡパッケージのポリシまたは要件を、ユーザの要求または要件を考慮してまたは考慮せずにアプリ・ストアにより定義してもよく、定義されたＭＳＡパッケージのポリシまたは要件をアプリ開発者または別のアプリ・ストアに送信してもよい。このＭＳＡパッケージ化プロセスを、定義されたＭＳＡパッケージのポリシまたは要件に従って開発者または他のアプリ・ストア・システムからのアプリを用いてアプリ・ストア・システムにより処理してもよい。当該アプリ・ストア・システムが、当該アプリを含むＭＳＡパッケージを開発者または他のアプリ・ストア・システムから直接取得してもよい。次に、当該アプリ・ストア・システムが、ＭＳＡパッケージ内のアプリの関係を管理、修正、または更新してもよい。さらに、当該アプリ・ストア・システムが、ＭＳＡパッケージのポリシもしくは要件、または、当該ＭＳＡパッケージ内のアプリ間の再定義もしくは修正された関係に従って、当該ＭＳＡパッケージ内のアプリをプロビジョニング、販売、貸出し、配送、または配布してもよい。

他方、ＭＳＡパッケージ内のアプリが複数の開発者またはアプリ・ストアからのものである場合、当該アプリを、ブロック６４０において、それらの間のフックまたは関係（統合的より緩い用語）として定義してもよい。テーブル６７０で示すように、アプリＡおよびＢが制御関係またはフックを有し、アプリＢおよびＣがピア関係を有し、アプリＡおよびＣが再生関係を有してもよい。この場合、関連アプリが、纏め販売で提供されるのではなく、第１のアプリの購入後にユーザに推奨される可能性が高くてもよい。ＭＳＡパッケージのアプリ内の関係がどのようにそれらが協働するかを示すので、ブロック６５０に示すようにかかる情報をアプリ・ストアに記録してもよい。したがって、当該アプリ・ストアは、パッケージ化情報とユーザ装置の動作に基づいて様々な判断を行うことができる。

図７は、開示した実施形態に従うＭＳＡ管理アーキテクチャ７００の略図である。アーキテクチャ７００が、図７に示すように配置された、アプリ・プロバイダ７０２（例えば、アプリ開発者または他のアプリ・ストア・システム）、単一ユーザまたは特定の関係にある１組のユーザを含むユーザ・グループでありうるユーザ７０４、ＭＳＡマネージャ７０６、第１のライセンス７１４、第２のライセンス７１６、ＭＳＡライセンス登録マネージャ７１８、ライセンス制御マネージャ７２０、ライセンス償還マネージャ７２２、アップグレード・マネージャ７２４、ダウンロード・マネージャ７２６を含んでもよい。具体的には、ＭＳＡマネージャ７０６が、ＭＳＡプロモーション・マネージャ７０８、ＭＳＡ取引マネージャ７１０、およびクロスデバイス配布マネージャ７１２を含んでもよい。アプリ・プロバイダ７０２が、ＭＳＡパッケージを開発し構成したアプリ開発者であってもよい。例えば、アプリ・プロバイダ７０２が、例えばプロモーション・ポリシが含まれるＭＳＡプロモーション・マネージャ７０８を用いて、当該ＭＳＡパッケージに対して卸売価格を設定してもよい。

ユーザ７０４が１つまたは複数のユーザ装置を所有してもよい。他方、ユーザ装置が同一のユーザまたは異なるユーザに属することができる。ユーザ７０４がＭＳＡ取引マネージャ７１０で（例えば、無料でまたは或る価格で）取引を開始してもよい。ＭＳＡ取引マネージャ７１０はユーザとの取引を扱う。当該取引の後、１つまたは複数のライセンスまたは検証コードをＭＳＡライセンス登録マネージャ７１８により生成し記録してもよい。ライセンスが、アプリのダウンロードと利用に対する認証を定義してもよく、場合によっては、どれだけ長くアプリを使用できるかを定義してもよい。ＭＳＡライセンス登録マネージャ７１８が当該ライセンスをライセンス償還マネージャ７２２に転送してもよく、次いでライセンス償還マネージャ７２２が当該ライセンスをクロスデバイス配布マネージャ７１２に転送してもよい。ライセンス７１４および７１６を、任意の適切な方法を用いてクロスデバイス配布マネージャ７１２によりダウンロード・マネージャ７２６に（またはユーザに直接）送付してもよい。例えば、ライセンス７１４および７１６を、電子メールで送信してもよく、シンプル・メッセージ・サービス（ＳＭＳ）で送信してもよく、または、他の手段でユーザ７０４にプッシュしてもよい。

ユーザ７０４がＭＳＡパッケージ内の第１のアプリを第１のユーザ装置にダウンロードした後、当該アプリ・ストアは、追加の関連アプリをダウンロードするようにプッシュ・サーバに通知してもよい。あるいは、ユーザ７０４が、ＱＲコード（登録商標）を用いて別のユーザ装置でのダウンロードを開始することができる。アップグレード・マネージャ７２４を用いて、適切なアップグレードを異なる装置で実施することもできる。

ＭＳＡ管理アーキテクチャ７００が、アプリ管理コンポーネント、クロスデバイス・ライセンス管理コンポーネント、およびアカウント・セットアップ電子メール配布のような他のコンポーネントを含んでもよいことに留意されたい。当該アプリ管理コンポーネントが、アプリ購入マネージャ、アプリ・ダウンロード・マネージャ、アプリライセンス生成器、アプリ償還マネージャ、およびアプリアップグレード・マネージャを含んでもよい。当該アカウント・セットアップ電子メール配布コンポーネントがユーザ情報テーブルを含んでもよく、ライセンスを個人に付与するコードを電子メールで送信してもよい。当該アカウント・セットアップ電子メール配布コンポーネントが共通原価購入（例えば、アプリを購入するのにクラス内の学生あたり＄２．９９）を提供してもよい。例えば、ユーザ情報テーブルをアプリ・ストアにより使用して、ライセンスを複数の登録済みユーザに配布してもよい。個々の検証コードまたはライセンスを電子メール経由でユーザに送信してもよく、これを取引中に購入者により提供することができる。

図８は、開示した実施形態に従うＭＳＡライセンス提供プロセス８００の略図である。提供プロセス８００が上述の提供プロセス３００と同様であってもよい。ＭＳＡライセンス提供プロセス８００が、ＭＳＡパッケージ８０２、ＭＳＡプロモーション・マネージャ８０４、アプリ開発者制御パネル８０６、取引収入共有コンポーネント８０８、ＭＳＡライセンス登録マネージャ８１０、およびライセンス制御マネージャ８１２を必要としてもよい。ＭＳＡプロモーション・マネージャ８０４、ＭＳＡライセンス登録マネージャ８１０、およびライセンス制御マネージャ８１２が、それらの対応物、即ち、それぞれ、ＭＳＡプロモーション・マネージャ７０８、ＭＳＡライセンス登録マネージャ７１８、およびライセンス制御マネージャ７２０と類似してもよい。

ＭＳＡライセンスの値付けおよび購入のデータ・フローは、図８の矢印で示すようにコンポーネントを通って進んでもよい。アプリ開発者制御パネル８０６を、１つまたは複数のアプリ開発者により形成してもよい。開発者は、アプリ間の関係を定義することによって、アプリを開発しＭＳＡパッケージ８０２を形成することができる。アプリ開発者制御パネル８０６は、ＭＳＡプロモーション・マネージャ８０４を用いてＭＳＡパッケージ８０２の価格設定を構成してもよい。収入共有コンポーネント８０８により、ＭＳＡパッケージ８０２を１人または複数のユーザに販売することで、開発者間で共有すべき収入を生成できるようにしてもよい。さらに、ライセンス制御マネージャ８１２はがＭＳＡライセンス登録マネージャ８１０を制御または監視してもよく、ＭＳＡライセンス登録マネージャ８１０に当該ライセンスを検証目的で登録してもよい。

ユーザがＭＳＡパッケージを購入すると、タイム・シェアを複数の装置の間で実施することができる。図９は、開示した実施形態に従うタイム・シェア・アプリケーション・ライセンス制御方法９００の流れ図である。方法９００はブロック９０２で開始し、アプリをチェックアウトしてもよい。ブロック９０４で、タイム・シェア・ライセンス・マネージャを起動して、ブロック９０６で、アプリが使用中であるかどうかを判定してもよい。ブロック９０６で、当該アプリが使用中である場合、方法９００はブロック９０２に戻り、ユーザは再度当該アプリをチェックアウトするかまたは異なるアプリをチェックアウトするのを試みてもよい。あるいは、当該アプリが使用中である場合、方法９００がブロック９０６の後に終了してもよい。ブロック９０６で、当該アプリが使用中でない場合、方法９００はブロック９０８に進み、当該ライセンスが、当該ライセンスが有効であり当該アプリを使用できる期間とともにユーザに付与される。時刻が当該期間外である場合には、方法９００はブロック９１０に進んで、アプリを返却してもよい。その後、方法９００はブロック９１２に進み、当該ライセンスが返却されたことを示すようにライセンス利用ステータスを設定してもよい。ブロック９０８で、時刻がライセンス付与期間内である場合には、方法９００はブロック９１２に進み、ライセンス利用ステータスを「使用中」に設定してもよい。ブロック９１２から、方法９００はアプリが使用中であるかどうかの指示とともにブロック９０４に進んでもよい。

図１０Ａおよび１０Ｂはそれぞれ、開示した実施形態に従う第１のライセンス管理テーブル１０００および第２のライセンス管理テーブル１０２０を示す。ライセンス管理テーブル１０００および１０２０を、アプリ・ストア内に、例えば、ライセンス登録マネージャで、１つまたは複数の適切なデータ構造として保持してもよい。テーブル１０００がアプリ・フィールド、ＭＳＡライセンス・フィールド、ライセンス・タイプ・フィールド、およびライセンス・フィールドを含んでもよい。ＭＳＡライセンス（ＭＬ）フィールドはＭＳＡパッケージ・ライセンス識別または識別子（ＩＤ）を指定する。ライセンス・タイプ・フィールドが、ＭＳＡライセンス・アプリに関連付けられたライセンスの種類を示してもよい。１つのアプリが複数のＭＳＡパッケージ内にあってもよく、複数のＭＳＡライセンスに関連付けられてもよい。例えば、ライセンス・タイプが、複数のライセンス（同時利用を許可）、タイム・シェア・ライセンス（同時に１つのユーザ装置）のような共通ライセンス、またはライセンスが有効である装置のタイプ（例えば、Ａｎｄｒｏｉｄ（登録商標）、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）、Ｂｌａｃｋｂｅｒｒｙ（登録商標））を含んでもよい。ライセンス・タイプに応じて、特定のアプリに対するライセンス・フィールドが１つまたは複数のライセンス（例えば、Ｌ１、Ｌ２、およびＬ３で示したライセンス）を含んでもよい。

ライセンス管理テーブル１０２０は、アプリ・ストアで規定できるさらなる詳細を与える。１実施形態では、テーブル１０２０がライセンス・フィールド、有効性フィールド、ユーザ・フィールド、および装置フィールドを含んでもよい。有効性フィールドが、どれだけ長くアプリのライセンスが有効であるか、または、アプリのライセンスがいつ切れるかを示してもよい。ライセンスの有効性期間が１日、１年、または他の任意の期間であってもよい。ユーザ・フィールドが、ライセンスが有効であるユーザのアイデンティティを示してもよい。装置フィールドが、ライセンスが有効である装置（例えば、Ａｎｄｒｏｉｄ（登録商標）またはｉＯＳ（登録商標））のアイデンティティまたは種類を示してもよい。

上述のように、様々なアプローチを用いてＭＳＡパッケージ内の関連アプリの検索とマッチングを実施してもよい。例えば、ユーザが第１のアプリを自身のテレビにダウンロードしたとする。次に、アプリ・ストアが自動的に当該第１のアプリに関連する１つまたは複数のアプリを発見し、当該関連アプリをユーザに推薦してもよい。別の例として、当該第１のアプリがＱＲコード（登録商標）を生成し、ユーザが当該ＱＲコード（登録商標）をスキャンしてサーバに送信し、サーバがマッチングを行うようにしてもよい。ＱＲコード（登録商標）が、ＵＲＬおよび場合によってはライセンス情報を含んでもよい。

ＭＳＡアカウントがＭＳＡアカウント・ユーザ名、取引情報、アプリ・ライセンス・テーブル、ライセンス贈与ステータス、およびライセンス制御を含んでもよい。例えば、ＭＳＡパッケージをダウンロードするとき、第１のユーザがユーザ名を含む自身の情報を登録してもよい。当該第１のユーザが、ＭＳＡパッケージを、例えば、クリスマスの贈り物として購入し、友達および親戚に送るかもしれない。したがって、贈与ステータスにより、当該パッケージが贈り物の受領者によりダウンロードされているかどうかを示してもよい。

開示した実施形態が、誰が見えるか、誰がダウンロードできるか、何回アプリをダウンロードできるか、どれだけ長くアプリを使用できるかの制御を与えてもよい。さらに、本開示は、プライバシまたは他のセキュリティ設定のためのスクリーン上のライセンス制御を提供することができる。例えば、パッケージが、年齢制限を課すためのセキュリティ設定を含むことができる。本発明では、循環鍵管理を提供してもよい。当該管理では、（誰かが本を借りたら他の人はブロックされる、本の貸出しと同様に）１つのライセンスを共有してもよい。当該ライセンスが共有シーケンシャル・ライセンスであってもよい。例えば、１人のユーザがアプリにチェックインし、当該アプリを開始し、当該アプリを利用し、当該アプリをチェックアウトしてもよい。

上述のように、本開示では、ＭＳＡの購入、配布、ダウンロード、利用、および共有のための解決策を提供する。本発明は、関連アプリをバンドル化しパッケージ化することで開発者がＭＳＡパッケージを構成またはプロビジョニングすることをサポートすることができる。開示した設計にはまた、ＭＳＡプロモーション提供、アプリ購入、および配布／贈与のための手続きも含まれる。アプリまたはコンテンツの自動的なプロビジョニングおよび配布を可能とする諸実施形態により、モバイル装置またはウェラブル装置（例えば、スマート・ウォッチまたはＧｏｏｇｌｅＧｌａｓｓ）のような様々なコンピューティング環境におけるユーザ・エクスペリエンスを高めることができる。

図１１は、開示した実施形態に従うコンピュータ・システムまたはネットワーク装置１１００の略図である。ネットワーク装置１１００を、ネットワークからメッセージを受信し、処理し、メッセージをネットワークに送信できる、本明細書で開示したアプリ・ストア・システム（例えば、アプリ・ストア・システム１３０）またはユーザ装置（例えば、ユーザ装置１１０または１２０）のような、任意の装置で実装してもよい。ネットワーク装置１１００が、受信器１１１２（Ｒｘ）に接続された１つまたは複数の入力ポート１１１０を備えてもよい。受信器１１１２（Ｒｘ）を、他のネットワーク・コンポーネントからパケットを受信するように構成してもよい。ネットワーク装置１１００が、受信器１１１２に接続され、パケットを処理するかまたはどのネットワーク・コンポーネントが当該パケットを送信するかを判定するように構成された論理ユニットまたはプロセッサ１１２０を備えてもよい。

プロセッサ１１２０を、ハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組合せを用いて実装してもよい。プロセッサ１１２０を、１つまたは複数の中央演算装置（ＣＰＵ）チップ、コア（例えば、マルチコア・プロセッサ）、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ（ＦＰＧＡ）、特殊用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、および／またはデジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）として実装してもよい。プロセッサ１１２０を、ＭＳＡマネージャ１３６、検索マッチ・モジュール１３４、アプリ・ストア・システム１３０の一部、プッシュ・サーバ２４０（または他種のサード・パーティのサーバ）、アプリ開発者制御パネル３２０、ＭＳＡアプリ・バンドル・マネージャ３３０、取引収入共有モジュール３４０、ＭＳＡ登録マネージャ３５０、ＭＳＡアプリ・ダウンロード・マネージャ３６０、ＭＳＡプロモーション・マネージャ７０８、ＭＳＡ取引マネージャ７１０、クロスデバイス配布マネージャ７１２、ＭＳＡライセンス登録マネージャ７１８、ライセンス制御マネージャ７２０、ライセンス償還マネージャ７２２、アップグレード・マネージャ７２４、ダウンロード・マネージャ７２６、タイム・シェア・ライセンス・マネージャ９０４、または当業者に公知な他の任意の機能コンポーネント、またはそれらの任意の組合せのような、本明細書で説明した機能モジュールまたはユニットの何れかを実装するように構成してもよい。

ネットワーク装置１１００がさらに少なくとも１つのメモリ１１２２を備えてもよい。メモリ１１２２を、１つまたは複数のアプリ１１２４を格納するように構成してもよい。アプリ１１２４を任意の適切な形式で実装してもよく、例えば、任意のプログラミング言語で書き、任意の適切なユーザインタフェースをもたせてもよい。アプリ１１２４の一部がＭＳＡパッケージ内の関連アプリであってもよい。メモリ１１２２がＭＳＡパッケージとＭＳＡパッケージ内の１組の関連アプリの間の１つまたは複数の関係を格納してもよい。当該関連アプリの間の関係を、プロセッサ１１１２により定義してもよく、または、受信器１１１２によりアプリ開発者またはアプリ・ストアのユーザから受信してもよい。実際には、ネットワーク装置１１００により処理される双方向のトラフィックが存在してもよく、したがって、一部のポートがパケットを受信し送信してもよい。この意味で、入力ポート１１１０と出力ポート１１３０を共存させてもよく、または、これらを、送受信器（Ｒｘ／Ｔｘ）に結合された同一のポートの異なる機能とみなしてもよい。プロセッサ１１２０、メモリ１１２２、受信器１１１２、送信器１１３２のうち１つまたは複数を、プッシュ同期手続き２００、ＭＳＡ提供プロセス３００、ＭＳＡダウンロード・プロセス４００、パッケージ化プロセス６００、ライセンス提供プロセス８００、およびタイム・シェア・アプリケーション・ライセンス制御方法９００のような、上述の実装形態のうち任意のものを少なくとも部分的に実装またはサポートするように構成してもよい。

実行可能命令をネットワーク装置１１００にプログラミングおよび／またはロードすることで、プロセッサ１１２０およびメモリ１１２２のうち少なくとも１つを変更できることは理解される。結果として、ネットワーク装置１１００を特定のマシンまたは装置（例えば、本発明で教示される機能を有するネットワーク・ルータ）に変換してもよい。当該実行可能命令を実行のためにメモリ１１２２に格納してプロセッサ１１２０にロードしてもよい。実行可能ソフトウェアをコンピュータにロードすることで実装できる機能を公知な設計規則によりハードウェア実装に変換できることは、電気工学やソフトウェア工学にとって基本的である。ソフトウェアで実装することとハードウェアで実装することとの間の決定は一般に、ソフトウェア領域からハードウェア領域への変換に関与する任意の問題ではなく、設計の安定性と生成されるユニットの数の考慮に依存する。一般に、頻繁な変更を依然として受ける設計は、ソフトウェアで実装されるのが好ましいかもしれない。なぜならば、ハードウェア実装を再検討するのはソフトウェア設計を再検討するよりも高価であるからである。一般に、大量生産に適した設計はハードウェア、例えば、ＡＳＩＣで実装されるのが好ましいかもしれない。なぜならば、大量生産では、ハードウェア実装がソフトウェア実装より高価でないかもしれないからである。しばしば、設計がソフトウェア形式で開発され試験され、後に、公知な設計規則により、ソフトウェアの命令を組み込んだ特殊用途向け集積回路における均等なハードウェア実装に変換されるかもしれない。同様に、新たなＡＳＩＣにより制御されるマシンは特定のマシンまたは装置であるので、同様に、プログラムされかつ／または実行可能命令をロードしたコンピュータも特定のマシンまたは装置とみなしてもよい。

本発明の任意の処理を、プロセッサ（例えば、汎用目的のマルチコア・プロセッサ）にコンピュータ・プログラムを実行させることで実装してもよい。この場合、コンピュータ・プログラム製品を、任意の種類の非一時的コンピュータ可読媒体を使用するコンピュータまたはネットワーク装置に提供することができる。当該コンピュータ・プログラム製品を、コンピュータまたはネットワーク装置内の非一時的コンピュータ可読媒体に格納してもよい。非一時的コンピュータ可読媒体には任意の種類の有形記憶媒体が含まれる。非一時的コンピュータ可読媒体の例には、（フロッピ・ディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ等のような）磁気記憶媒体、光磁気記憶媒体（例えば、光磁気ディスク）、コンパクト・ディスク読取専用メモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）、コンパクト・ディスク記録可能（ＣＤ−Ｒ）、コンパクト・ディスク書込み可能（ＣＤ−Ｒ／Ｗ）、デジタル多用途ディスク（ＤＶＤ）、ブルーレイ（登録商標）ディスク（ＢＤ）、および（マスクＲＯＭ、プログラム可能ＲＯＭ（ＰＲＯＭ）、消去可能ＰＲＯＭのような）半導体メモリ、フラッシュＲＯＭ、およびランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）が含まれる。当該コンピュータ・プログラム製品を、任意の種類の一時的コンピュータ可読媒体を用いてコンピュータまたはネットワーク装置に提供してもよい。一時的コンピュータ可読媒体の例には電気信号、光信号、および電磁波が含まれる。一時的コンピュータ可読媒体は、有線通信線（例えば、電線および光ファイバ）または無線通信線を介してコンピュータにプログラムを提供することができる。

少なくとも１実施形態が開示され、当業者が行う当該実施形態（複数可）および／または当該実施形態（複数可）の機能の変形、組合せ、および／または修正は本開示の範囲内にある。当該実施形態（複数可）の機能を結合、統合、および／または省略したことから生ずる代替的な実施形態も本開示の範囲内にある。数値的な範囲または限定を明示的に述べたが、かかる明示的な範囲または限定が、明示的に述べた範囲または限定に入る同様な規模の反復的な範囲または限定を含むと理解してもよい（例えば、約１から約１０とは２、３、４等を含み、０．１０より大きいとは０．１１、０．１２、０．１３等を含む）。例えば、下限がＲ_ｌで上限がＲ_ｕである数値範囲が開示される場合は常に、当該範囲に入る任意の数が具体的に開示される。特に、当該範囲内の以下の数が具体的に開示される。即ち、Ｒ＝Ｒ_ｌ＋ｋ＊（Ｒ_ｕ−Ｒ_ｌ）である。ｋは１パーセントの増分で１パーセントから１００パーセントまで変動する変数である。即ち、ｋは１パーセント、２パーセント、３パーセント、４パーセント、５パーセント、・・・、５０パーセント、５１パーセント、５２パーセント、・・・、９５パーセント、９６パーセント、９７パーセント、９８パーセント、９９パーセント、または１００パーセントである。さらに、上で定義した２つのＲ数で定義された任意の数値範囲も具体的に開示されている。「約」という用語の使用は、特に断らない限り、それに続く数値の＋／−１０％を意味する。請求項の任意の要素に関する「場合によっては」という用語は、当該要素が必要であること、または、当該要素が必要でないことを意味し、両方の代替物が当該請求項の範囲内にある。備える、含む、および有するといった広い用語の使用は、〜から構成される、〜から本質的に構成される、および〜から実質的に成るといった狭い用語に対するサポートを提供すると理解してもよい。したがって、保護範囲は、上述の説明により制限されないが、添付の諸請求項により定義され、その範囲は、諸請求項の発明特定事項の全ての均等物を含む。夫々および全ての請求項は、さらなる開示として本明細書に組み込まれ、諸請求項は本発明の実施形態（複数可）である。本開示における文献の議論は、それが先行技術、特に、公開日が本願の優先日より後の任意の文献であると認めるものではない。本明細書で引用した全ての特許、特許出願、および刊行物の開示は、それらが本明細書を補完する、例示的な、手続き的な、または他の詳細を提供する範囲において、引用により取り込まれる。

幾つかの実施形態を本発明で提供したが、開示したシステムと方法を、本発明の趣旨または範囲から逸脱しない他の多数の具体的な形態で具体化してもよいことは理解される。本明細書の例は、例示的であり限定的なものではないと考えるべきであり、本発明は本明細書で与えた詳細に限定されない。例えば、様々な要素またはコンポーネントを組み合せるかもしくは別のシステムに統合してもよく、または、特定の機能を省略するかまたは実装しなくともよい。

さらに、様々な実施形態において別個または別々に説明し例示した技術、システム、サブシステム、および方法を、本発明の範囲から逸脱することなく組み合わせるかまたは他のシステム、モジュール、技術、もしくは方法と統合してもよい。互いに接続または直接接続または通信するとして図示または説明された他の項目を、電気的、機械的、またはそれ以外に関わらず、何らかのインタフェース、装置、または中間構成要素を通じて間接的に接続するかまたは通信させてもよい。変更、置換え、または代替の他の例は当業者により確認でき、本発明で開示した趣旨と範囲から逸脱せずに行うことができる。

７０２アプリ・プロバイダ
７０４ユーザ
７０８ＭＳＡプロモーション・マネージャ
７１０ＭＳＡ取引マネージャ
７１２クロスデバイス配布マネージャ
７１４ライセンス１
７１６ライセンス２
７１８ＭＳＡライセンス登録マネージャ
７２０ライセンス制御マネージャ
７２２ライセンス償還マネージャ
７２４アップグレード・マネージャ
７２６ダウンロード・マネージャ
８０２ＭＳＡパッケージ
８０４ＭＳＡプロモーション・マネージャ
８０６アプリ開発者制御パネル
８０８取引および収入共有
８１０ＭＳＡライセンス登録マネージャ
８１２ライセンス制御マネージャ
１１２０プロセッサ
１１２４アプリ

関連出願の記載
本願は、発明の名称を「マルチスクリーン・アプリケーションの可能化および配布サービス」とした、発明者がＧｕａｎｇｂｉｎＦａｎであり２０１２年１２月１２日に出願された米国仮特許出願第６１／７３６，３９７号に対する優先権を主張する。
本発明の諸態様は、マルチスクリーン・アプリケーションの可能化および配布サービスに関する。

Claims

ネットワークを通じてアプリを１人または複数のユーザに提供するためのアプリケーション（アプリ）ストア・システムにより実行される方法であって、
前記アプリ・ストア・システムにより、１組の関連アプリの間の１つまたは複数の所定の関係を有する前記１組の関連アプリを含むマルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）パッケージを管理するステップと、
前記アプリ・ストア・システムにより、前記ネットワークを介して、前記ＭＳＡパッケージの少なくとも一部をダウンロードするための要求を第１のユーザ装置から受信するステップと、
前記要求に応答して、前記アプリ・ストア・システムにより、前記１組の関連アプリの間の前記１つまたは複数の関係に従って、前記１組の関連アプリを前記第１のユーザ装置を含む複数のユーザ装置にダウンロードさせるステップと、
を含む、方法。
前記１組の関連アプリは第１のアプリと前記第１のアプリに関連する１つまたは複数の第２のアプリとを含み、前記第１のユーザ装置は前記アプリ・ストア・システムにアクセスするユーザにより操作され、前記複数のユーザ装置はさらに前記ユーザに関連付けられた１つまたは複数の第２のユーザ装置を含み、前記第１のアプリは前記第１のユーザ装置にダウンロードされるようにプッシュされ、前記１つまたは複数の第２のアプリの各々は前記１つまたは複数の第２のユーザ装置の１つにダウンロードされるようにプッシュされる、請求項１に記載の方法。
前記１組の関連アプリの間の前記１つまたは複数の関係を前記アプリ・ストア・システムに格納するステップをさらに含み、前記ＭＳＡパッケージを管理するステップは前記ＭＳＡパッケージを前記アプリ・ストア・システムに格納するステップを含み、前記１つまたは複数の第２のユーザ装置は前記アプリ・ストア・システムに登録され、前記１つまたは複数の第２のユーザ装置にダウンロードされるように前記１つまたは複数の第２のアプリをプッシュするステップは、前記アプリ・ストア・システムにより通知されたときにサード・パーティのサーバにより実施される、請求項２に記載の方法。
前記アプリ・ストア・システムにより、前記ＭＳＡパッケージ内の前記１組の関連アプリの間の前記１つまたは複数の関係をＭＳＡパッケージ・ポリシに従って定義するステップと、
前記アプリ・ストア・システムにより、前記ＭＳＡパッケージ内の前記１組の関連アプリの間の前記１つまたは複数の関係をアプリ開発者に、前記アプリ・ストア・システムと前記アプリ開発者のシステムの間のインタフェースを介して送信して、前記関係に基づいてアプリを提供するように前記アプリ開発者に指示するステップと、
をさらに含む、請求項２に記載の方法。
前記アプリ・ストア・システムにより、前記アプリ・ストア・システムにより定義された前記関係に従って、前記アプリ開発者から受け取った前記アプリを用いて前記ＭＳＡパッケージを形成するステップをさらに含む、請求項４に記載の方法。
前記第１のアプリをダウンロードする前記要求を受信した後、前記第１のユーザ装置からの追加の要求を必要とすることなく、前記第１のアプリが前記ＭＳＡパッケージの一部であると判定するステップと、
前記ユーザにバンドル価格で販売するように前記ＭＳＡパッケージを提供するステップと、
前記バンドル価格での前記ＭＳＡパッケージの購入に対する前記ユーザの同意を受信するステップと、
をさらに含み、
前記１つまたは複数の第２のユーザ装置にダウンロードされるように前記１つまたは複数の第２のアプリをプッシュするステップは、前記アプリ・ストアが前記ユーザの同意を受け取ったときに行われる、
請求項２に記載の方法。
前記第１のアプリをダウンロードする前記要求を受信した後、前記第１のアプリが前記ＭＳＡパッケージの一部であると判定するステップと、
前記ＭＳＡパッケージの提供のプロモーション・ポリシに従って、前記１つまたは複数の第２のユーザ装置にダウンロードされるように前記１つまたは複数の第２のアプリを自動的にプッシュするステップと、
さらに含む、請求項２に記載の方法。
前記第１のアプリをダウンロードする前記要求を受信した後、関連アプリを検索するための前記ユーザにより開始された検索要求を受信するステップと、
前記検索要求に応答して少なくとも第２のアプリを特定するステップと、
第２のユーザ装置にダウンロードされるように前記第２のアプリをプッシュするステップと、
をさらに含む、請求項２に記載の方法。
前記関連アプリの間の関係に従って、前記ＭＳＡパッケージの収入を前記アプリ・ストア・システムの運営者と第２のエンティティの間で共有するステップであって、前記第２のエンティティは、前記ＭＳＡパッケージ内の前記１組の関連アプリの少なくとも幾つかを提供した１つまたは複数のアプリ開発者または別のアプリ・ストアであるステップをさらに含む、請求項２に記載の方法。
前記ＭＳＡパッケージは複数のアプリ開発者により開発され、バンドル価格での販売を申し入れられ、前記ＭＳＡパッケージを前記バンドル価格で販売することで生み出される収入は前記複数のアプリ開発者の間で共有される、請求項２に記載の方法。
前記ＭＳＡパッケージ内の関連アプリは同一のアプリの複数のバージョンを含み、前記バージョンは異なる装置タイプのユーザ装置により使用されるためのものであり、前記複数のバージョンは一緒に販売されるように提供される、請求項２に記載の方法。
前記１つまたは複数の第２のユーザ装置の各々の装置タイプを検出するステップであって、前記装置タイプはユーザ装置で実行されている動作システムにより、または、前記ユーザ装置の装置機能により分類されるステップと、
対応するアプリ・バージョンを、検出された前記装置タイプに基づいて決定するステップと、
さらに含み、
前記対応するアプリ・バージョンは、前記１つまたは複数の第２のユーザ装置の対応する１つにプッシュされる、
請求項１１に記載の方法。
前記関連アプリの間のユーザがカスタマイズした関係を示す情報を前記第１のユーザ装置から受信するステップと、
前記カスタマイズされた関係に少なくとも部分的に基づいて前記ＭＳＡパッケージを形成するステップと、
をさらに含む、請求項２に記載の方法。
前記ＭＳＡパッケージは１つまたは複数のアプリ開発者により提供され、前記１組の関連アプリの間の関係は前記アプリ開発者により定義され、前記関係は前記アプリ開発者により更新可能である、請求項２に記載の方法。
前記複数のユーザ装置の中のユーザ装置にライセンスを発行するステップと、
前記ライセンスの有効性を検証して、前記１組の関連アプリの中のアプリを前記ユーザ装置にプッシュするステップを開始するステップと、
前記アプリのダウンロード・ステータスを監視するステップと、
さらに含む、請求項１に記載の方法。
クイック・レスポンス（ＱＲ）コードを前記ユーザ装置から受信するステップをさらに含み、前記ライセンスの発行は受信した前記ＱＲコード（登録商標）に基づく、請求項１５に記載の方法。
共通ライセンスを前記複数のユーザ装置に発行するステップと、
前記共通ライセンスの有効性を検証して、前記関連アプリの間の関係に従って、前記１組の関連アプリを前記複数のユーザ装置にプッシュするのを開始するステップと、
前記関連アプリのダウンロード・ステータスを監視するステップと、
さらに含む、請求項１に記載の方法。
前記共通ライセンスは前記複数のユーザ装置に付与されたタイム・シェア・ライセンスであり、前記方法はさらに、前記ＭＳＡパッケージの利用ステータスを監視して、複数のユーザ装置が前記タイム・シェア・ライセンスを任意の時点で使用するのを防止するステップを含む、請求項１７に記載の方法。
前記共通ライセンスは、前記１組の関連アプリの間の関係の１つとして指定され、指定期間だけ付与され、前記複数のユーザ装置は、前記指定期間が経過したときに前記１組の関連アプリの使用をブロックされる、請求項１８に記載の方法。
前記複数のユーザ装置は少なくとも１つのウェラブル装置と１つまたは複数の非ウェラブル装置を含む、請求項１に記載の方法。
ネットワークを通じてアプリを１人または複数のユーザに提供するためのアプリケーション（アプリ）ストア・システムであって、
前記ネットワークを介して第１のユーザ装置から、マルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）パッケージの少なくとも一部をダウンロードするための要求を受信するように構成された受信器であって、前記ＭＳＡパッケージは１組の関連アプリを含む、受信器と、
前記受信器に接続され、
ＭＳＡパッケージ・ポリシに従って、前記ＭＳＡパッケージ内の前記１組の関連アプリの間の１つまたは複数の関係を定義し、
前記要求に応答して、前記１つまたは複数の関係に従って前記第１のユーザ装置を含む複数のユーザ装置にダウンロードされる前記１組の関連アプリを開始する
ように構成されたプロセッサと、
を備える、アプリケーション（アプリ）ストア・システム。
前記１組の関連アプリは第１のアプリと前記第１のアプリに関連する１つまたは複数の第２のアプリとを含み、前記第１のユーザ装置は前記アプリ・ストア・システムにアクセスするユーザにより操作され、前記複数のユーザ装置はさらに前記ユーザに関連付けられた１つまたは複数の第２のユーザ装置を含み、前記第１のアプリは前記第１のユーザ装置にダウンロードされるようにプッシュされ、前記１つまたは複数の第２のアプリの各々は前記１つまたは複数の第２のユーザ装置の１つにダウンロードされるようにプッシュされる、請求項２１に記載のアプリ・ストア・システム。
前記プロセッサに接続され前記１組の関連アプリの間の前記１つまたは複数の関係を格納するように構成されたメモリをさらに備え、前記１つまたは複数の第２のユーザ装置は前記アプリ・ストア・システムに登録され、前記１つまたは複数の第２のユーザ装置にダウンロードされるように前記１つまたは複数の第２のアプリをプッシュするステップは、前記アプリ・ストア・システムにより通知されたときにサード・パーティのサーバにより実施される、請求項２２に記載のアプリ・ストア・システム。
前記プロセッサに接続され、前記１組の関連アプリの間の前記１つまたは複数の関係をアプリ開発者システムに前記アプリ・ストア・システムと前記アプリ開発者システムの間のインタフェースを介して送信して、前記関係に基づいてアプリを提供するようにアプリ開発者に指示するように構成された送信器をさらに備える、請求項２２に記載のアプリ・ストア・システム。
前記プロセッサはさらに、前記アプリ・ストア・システムにより定義された前記関係に従って前記アプリ開発者のシステムから受け取った前記アプリを用いて前記ＭＳＡパッケージを形成するように構成された、請求項２４に記載のアプリ・ストア・システム。
前記プロセッサはさらに、
前記第１のアプリをダウンロードする前記要求を受信した後、前記第１のアプリが前記ＭＳＡパッケージの一部であると判定し、
前記ユーザにバンドル価格で販売するように前記ＭＳＡパッケージを提供する、
ように構成され、
前記１つまたは複数の第２のユーザ装置にダウンロードされるように前記１つまたは複数の第２のアプリをプッシュするステップは、前記アプリ・ストアが、前記バンドル価格での前記ＭＳＡパッケージの購入に対する前記ユーザの同意を受け取ったときに行われる、
請求項２２に記載のアプリ・ストア・システム。
前記プロセッサはさらに、
前記第１のアプリをダウンロードする前記要求を受信した後、前記第１のアプリが前記ＭＳＡパッケージの一部であると判定し、
前記ＭＳＡパッケージの提供のプロモーション・ポリシに従って、前記１つまたは複数の第２のユーザ装置にダウンロードされるように前記１つまたは複数の第２のアプリを自動的にプッシュする
ように構成された、請求項２２に記載のアプリ・ストア・システム。
前記第１のアプリをダウンロードする前記要求を受信した後、関連アプリを検索するための前記ユーザにより開始された検索要求を受信するステップと、
前記検索要求に応答して、少なくとも第２のアプリを特定するステップと、
第２のユーザ装置にダウンロードされるように前記第２のアプリをプッシュするステップと、
をさらに含む、請求項２２に記載のアプリ・ストア・システム。
前記プロセッサはさらに、前記関連アプリの間の関係に従って、前記ＭＳＡパッケージの収入を前記アプリ・ストア・システムの運営者と第２のエンティティの間で共有できるようにするように構成され、前記第２のエンティティは、前記１組の関連アプリの少なくとも幾つかを前記アプリ・ストア・システムに提供した１つまたは複数のアプリ開発者または別のアプリ・ストアである、請求項２２に記載のアプリ・ストア・システム。
前記ＭＳＡパッケージ内の関連アプリは同一のアプリの複数のバージョンを含み、前記バージョンは異なる装置タイプのユーザ装置により使用されるためのものであり、前記複数のバージョンは一緒に販売されるように提供される、請求項２２に記載のアプリ・ストア・システム。
前記プロセッサはさらに、
前記１つまたは複数の第２のユーザ装置の各々の装置タイプを検出し、
対応するアプリ・バージョンを検出された前記装置タイプに基づいて決定し、
前記１つまたは複数の第２のユーザ装置の対応する１つにダウンロードされるように前記対応するアプリ・バージョンをプッシュする
ように構成され、
前記装置タイプはユーザ装置で実行されている動作システムにより、または、前記ユーザ装置の装置機能により分類される、
請求項３０に記載のアプリ・ストア・システム。
前記プロセッサはさらに、
共通ライセンスを前記複数のユーザ装置に発行し、
前記共通ライセンスの有効性を検証して、前記関連アプリの間の関係に従って、前記１組の関連アプリを前記複数のユーザ装置にプッシュするのを開始し、
前記関連アプリのダウンロード・ステータスを監視する
ように構成された、請求項２１に記載のアプリ・ストア・システム。
前記共通ライセンスは前記複数のユーザ装置に指定期間が付与されたタイム・シェア・ライセンスであり、前記プロセッサはさらに、前記ＭＳＡパッケージの利用ステータスを監視して、複数のユーザ装置が前記タイム・シェア・ライセンスを任意の時点で使用するのを防止するように構成され、前記複数のユーザ装置は、前記指定期間が経過したときに前記１組の関連アプリの使用をブロックされる、請求項３２に記載のアプリ・ストア・システム。
前記複数のユーザ装置は少なくとも１つのウェラブル装置と１つまたは複数の非ウェラブル装置を含む、請求項２１に記載のアプリ・ストア・システム。
プロセッサにより実行されたとき、ネットワーク装置に、
ネットワークを介して、第１のユーザ装置から少なくとも第１のコンテンツ・バージョンをダウンロードする要求を受信させ、
前記要求に応答して、前記第１のユーザ装置にダウンロードされるように前記第１のコンテンツ・バージョンをプッシュさせ、
前記要求に応答して、前記第１のユーザ装置に関連付けられた１つまたは複数の第２のユーザ装置によりダウンロードされる前記第１のコンテンツ・バージョンに関連する１つまたは複数のコンテンツの第２のバージョンをプッシュさせる
非一時的コンピュータ可読媒体に格納したコンピュータ実行可能命令を備える、コンピュータ・プログラム製品。
前記第１のコンテンツ・バージョンと前記１つまたは複数のコンテンツの第２のバージョンは、同一コンテンツの異なるバージョンであり、それぞれ、前記第１のユーザ装置と前記１つまたは複数の第２のユーザ装置に対する装置タイプに基づいて設計され、前記同一コンテンツの前記異なるバージョンは前記ネットワーク装置に格納され、前記ネットワーク装置はコンテンツ・プロバイダの役割を果たす、請求項３５に記載のコンピュータ・プログラム製品。
前記第１のコンテンツ・バージョンと前記１つまたは複数のコンテンツの第２のバージョンはコンテンツ・パッケージに属し、前記ネットワーク装置に、
共有可能ライセンスを前記第１のユーザ装置と前記１つまたは複数の第２のユーザ装置に発行させ、
前記共有可能ライセンスの有効性を検証して、ダウンロードされる前記同一コンテンツの前記異なるバージョンのプッシュを開始させる
命令をさらに含む、請求項３５に記載のコンピュータ・プログラム製品。
第１のユーザ装置により実行される方法であって、
第１のアプリケーション（アプリ）を前記第１のユーザ装置にインストールするステップと、
前記第１のアプリに関連する１つまたは複数のアプリを発見するために、検索要求をアプリ・ストア・システムにネットワークを介して送信するステップであって、前記第１のアプリと前記１つまたは複数のアプリはマルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）パッケージに属するステップと、
前記１つまたは複数のアプリを特定する情報を前記アプリ・ストア・システムから前記ネットワークを介して受信するステップと、
前記第１のアプリと前記１つまたは複数のアプリの間の１つまたは複数の関係に従って、前記第１のユーザ装置を操作するユーザに関連付けられた１つまたは複数のユーザ装置にダウンロードされるように前記１つまたは複数のアプリをプッシュするように前記アプリ・ストア・システムに指示するステップと、
を含む、方法。
前記第１のユーザ装置と前記１つまたは複数のユーザ装置は異なる動作システムを有し、前記ＭＳＡパッケージ内の前記１つまたは複数の関係が前記アプリ・ストア・システムで定義され、前記方法はさらに、
検証コードを前記アプリ・ストア・システムに前記ネットワークを介して送信するステップと、
前記アプリ・ストア・システムにより前記検証コードを検証したときに、前記第１のアプリを前記アプリ・ストア・システムからダウンロードするステップと、
前記第１のアプリの利用ステータスを前記アプリ・ストア・システムに報告するステップと、
を含む、請求項３８に記載の方法。
前記１つまたは複数のアプリと前記第１のアプリの間のユーザがカスタマイズした関係を前記アプリ・ストア・システムに前記ネットワークを介して送信するステップであって、前記１つまたは複数のアプリをプッシュするステップは前記ユーザがカスタマイズした関係に基づくステップをさらに含む、請求項３８に記載の方法。
前記第１のユーザ装置を用いてコンテンツの第１のバージョンにアクセスするステップと、
前記コンテンツの１つまたは複数の第２のバージョンを特定する情報をコンテンツ・プロバイダから受信するステップと、
前記１つまたは複数のユーザ装置にダウンロードされるように前記コンテンツの１つまたは複数の第２のバージョンをプッシュするように前記コンテンツ・プロバイダに指示するステップと、
をさらに含む、請求項４０に記載の方法。
第１のアプリケーション（アプリ）をインストールするように構成されたプロセッサと、
前記プロセッサに接続され、前記第１のアプリに関連する１つまたは複数のアプリを発見するために検索要求をアプリ・ストア・システムにネットワークを介して送信するように構成された送信器であって、前記第１のアプリと前記１つまたは複数のアプリはマルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）パッケージに属する送信器と、
前記プロセッサに接続され前記１つまたは複数のアプリを特定する情報を前記アプリ・ストア・システムから前記ネットワークを介して受信するように構成された受信器と、
を備え、
前記プロセッサはさらに、前記第１のアプリと前記１つまたは複数のアプリの間の１つまたは複数の関係に従って、第１のユーザ装置を操作するユーザに関連付けられた、１つまたは複数のユーザ装置にダウンロードされるように前記１つまたは複数のアプリをプッシュするように前記アプリ・ストア・システムに指示するように構成された、
装置。
前記プロセッサはさらに、
前記１つまたは複数のユーザ装置の動作システムとは異なる動作システムを実行し、
前記アプリ・ストア・システムにより検証コードが検証されたとき、前記第１のアプリを前記アプリ・ストア・システムからダウンロードし、
前記第１のアプリの利用ステータスを前記アプリ・ストア・システムに報告する
ように構成された、請求項４２に記載の装置。
マルチスクリーン・アプリケーション（ＭＳＡ）パッケージの少なくとも一部をダウンロードする要求をアプリケーション（アプリ）ストア・システムに送信するように構成された第１のユーザ装置であって、前記ＭＳＡパッケージは１組の関連アプリを含む第１のユーザ装置を備え、
前記アプリケーション（アプリ）ストア・システムは、
前記ＭＳＡパッケージ内の前記１組の関連アプリの間の１つまたは複数の関係を定義し、
前記要求を前記第１のユーザ装置からネットワークを介して受信し、
前記要求に応答して、前記第１のユーザ装置を含む複数のユーザ装置にダウンロードされる前記１組の関連アプリを前記１つまたは複数の定義された関係に従って開始する
ように構成された、ネットワーク・システム。
前記１組の関連アプリは第１のアプリと前記第１のアプリに関連する１つまたは複数の第２のアプリとを含み、前記第１のユーザ装置は前記アプリ・ストア・システムにアクセスするユーザにより操作され、前記複数のユーザ装置はさらに前記ユーザに関連付けられた１つまたは複数の第２のユーザ装置を含み、前記開始の後に、前記第１のアプリは前記第１のユーザ装置にダウンロードされるようにプッシュされ、前記開始の後に、前記１つまたは複数の第２のアプリの各々は前記１つまたは複数の第２のユーザ装置の１つにダウンロードされるようにプッシュされる、請求項４４に記載のネットワーク・システム。