JP2016506895A - 可変押しのけ量容器底部 - Google Patents

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Abstract

底部は、外部支持壁と、外部支持壁から内方に延びて基準面を定める支持面と、支持面から上方に伸びる内部支持壁と、内部支持壁から半径方向内方に延びる、基準面に対して凹の第1の曲率部分と、第1の曲率部分から半径方向内方に延びる、基準面に対して凸の第2の曲率部分と、第2の曲率部分から半径方向内方に延びる、基準面に対して実質的に平行な中間面と、中間面から半径方向内方に延びる、基準面に対して凸の第3の曲率部分と、第3の曲率部分に近接して配置された中央部分とを含む。【選択図】 図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その各々の開示が引用によりその全体が本明細書に組み入れられる、2013年1月15日出願の米国特許仮出願第61/752,877号及び2013年6月21日出願の米国特許仮出願第61/838,166号に対する優先権を主張する。
ジュース、ソース等を充填するためのプラスチック容器は、高温充填され、その後、販流通販売のために室温又はそれ以下まで冷却されることが多い。高温充填及び急冷のプロセス中に容器は異なる熱及び圧力シナリオを受けることになり、これは変形を生じさせることがあり、それにより容器が機能しなくなる又は見た目が悪くなることがある。典型的には、望ましくない変形を制御、低減又は排除することができる機能的改善を容器設計に追加して、異なる熱的影響及び圧力(正及び負)に適合させて、パッケージの見た目を良くすると共に下流の状況に対して機能的にする。機能的改善は、所望の結果を得るための真空パネル及びボトル底部などの典型的な業界標準の要素を含むことができる。しかしながら、消費者にとってより魅力的な特定の形状、見た目又は感触を得るためには、これら真空パネルなどの機能的改善は、最小限にするか又は隠しておくことがしばしば望ましい。また、付加的な要件としては、容器をより軽量化するが、高温充填及び流通プロセス全体にわたって機能性及び性能を同等レベルに維持する能力を挙げることができる。
容器の側壁の真空パネルのような既存の又は現行の技術は、見た目及び感触の観点からは魅力的でない場合がある。真空パネルは、効率的及び効果的に機能する異なる構成要素に依存する。性能の主要な構成要素の1つには、正又は負の内圧に対する変形が制御される及び/又は隠される領域が含まれる。底部に真空パネルを含む技術は、容器の表面積によって制限され、従ってパネルの性能及び有効性も同様に制限される。そのため、ボトルの外観を定める形状及び表面形状、並びにボトルをより軽量化する可能性が制限される。表面積に加えて、真空パネルの性能における別の主因子は、その厚さ分布であり得る。材料の厚さは、正及び負両方の内圧に対するパネルの反応に極めて重要な役割を果たし得る。しかしながら、表面形状全体を通して、材料分布の影響を大幅に低減することができ、広いプロセスウインドウで意図したように一貫して機能する機能的パネルが提供される。したがって、ブロー成型中に引き起こされる材料分布に特有の不整合、及び、容器が製品のライフサイクルを通じて曝されることになる様々な動力学に対処するため、並びに意図したように機能するために必要な機能を維持すると同時に容器の形状及び/又は重量の制限を拡大するために、限られた底部領域を利用した特定の表面形状を有した底部(base)を開発する必要がある。
さらに、高温充填用途で使用する容器の設計における考慮事項に関する付加的要因は、冷却速度である。例えば、商業的用途の場合、180°F(82.2℃)で高温充填される容器を一般に約12〜16分間で約90°F(32.2℃)に冷却しなければならない。したがって、異なる冷却速度に適合することができる容器が必要とされている。かかる容器は、こうした冷却による大気に対する負圧並びに高度等の変化による正圧の両方に適合すること、高温充填及び蓋締めプロセス中に及ぼされる内圧に適合することが可能であり、並びに冷却プロセス中にボトル全体としての一体性及び形状を保持するように曲がることが可能であることが好ましい。
開示主題の特定の実施形態により、容器用の底部が提供される。底部は、外部支持壁と、外部支持壁から内方に延びて基準面を定める支持面と、支持面から上方に延びる内部支持壁と、内部支持壁から半径方向内方に延びる、基準面に対して凹の第1の曲率部分(radiused portion)と、第1の曲率部分から半径方向内方に延びる、基準面に対して凸の第2の曲率部分と、第2の曲率部分から半径方向内方に延びる、基準面に対して実質的に平行な中間面と、中間面から半径方向内方に延びる、基準面に対して凸の第3の曲率部分と、第3の曲率部分に近接して配置された中央部分とを含む。
さらに、本明細書で具体化されるように、中央部分は、内部コアを含むことができる。内部コアは、側壁と、側壁から延びる上面とを含むことができる。上面は、基準面に対して凸部分を有する。底部は、第3の曲率部分と内部コアとの間に移行部分をさらに含むことができる。
さらに、本明細書で具体化されるように、底部は、中央部分から支持面まで延びて該中央部分と該支持面との間に複数のセグメントを定めるように離間する複数のリブをさらに含むことができる。支持面は、底部の最大断面寸法の幅の約4%から約10%の間の幅を有することができる。内部支持壁の少なくとも上部は、基準面に対して約15度から約85度の間の角度で内方に延びることができる。
開示主題によるさらなる実施形態において、底部は、支持面と内部支持壁との間に配置された第4の曲率部分をさらに含み、及び/又は支持面と外部支持壁との間に配置された第5の曲率部分をさらに含む。さらに開示主題により、側壁と、上記で開示し、さらに詳細に後述する底部とを有する容器が提供され、ここで底部は、概ね側壁に向かって延びるダイヤフラムを定める。さらに開示主題により、かかる容器のブロー成形の方法が提供される。
底部の例示的な実施形態の正面略断面図である。 図1の例示的な実施形態の底面左斜視図である。 図1の例示的な実施形態の底面右斜視図である。 図1の例示的な実施形態の底面正面図である。 種々の地点での底部の厚さを示す、図1の例示的な実施形態の底面図である。 開示主題による底部の別の例示的な実施形態の正面略断面図である。 図4の例示的な実施形態の付加的な特徴を示す正面略断面図である。 図4の例示的な実施形態の底面斜視図である。 開示主題による底部の別の例示的な実施形態の正面略断面図である。 図7の例示的な実施形態の付加的な特徴を示す正面略断面図である。 図7の例示的な実施形態の底面斜視図である。 比較のために互いに重ね合わせた図1〜図9の例示的な実施形態の各々の正面略断面図である。 比較のために並べて示した図1〜図9の例示的な実施形態の1つの底面斜視図であり、図7〜図9の実施形態の底面斜視図である。 比較のために並べて示した図1〜図9の例示的な実施形態の1つの底面斜視図であり、図4〜図6の実施形態の底面斜視図である。 比較のために並べて示した図1〜図9の例示的な実施形態の1つの底面斜視図であり、図1〜図3の実施形態の底面斜視図である。 開示主題の例示的な実施形態との比較のための、既知の現行の容器用底部の略断面図である。 開示主題の例示的な実施形態との比較のための、別の既知の現行の容器用底部の略断面図である。 開示主題の例示的な実施形態との比較のための、別の既知の競合する容器用底部の正面略断面図である。 図12の既知の現行の底部と比較した図1、図4及び図7の実施形態の各々について圧力範囲にわたる容積押しのけ量応答を示すグラフである。 図12の既知の現行の底部と比較した図1及び図4の実施形態の各々の底部を有するボトルについて圧力範囲にわたる容積押しのけ量応答を示すグラフである。 図12の既知の現行の底部と比較した図1、図4及び図7の実施形態の各々の底部を有する容器内での温度低下範囲にわたる内部負圧のグラフである。 開示主題による底部の別の例示的な実施形態の正面略断面図である。 種々の地点での底部の厚さを示す、図18の例示的な実施形態の底面図である。 開示主題による底部の別の例示的な実施形態の正面略断面図である。 開示主題による底部の別の例示的な実施形態の正面略断面図である。 比較のために互いに重ね合わせた図18〜図21の例示的な実施形態の各々の正面略断面図である。 比較のために並べて示した図18〜図21の例示的な実施形態の底面斜視図であり、図21の実施形態の底面斜視図である。 比較のために並べて示した図18〜図21の例示的な実施形態の底面斜視図であり、図20の実施形態の底面斜視図である。 比較のために並べて示した図18〜図21の例示的な実施形態の底面斜視図であり、図18の実施形態の底面斜視図である。 図12の既知の現行の底部と比較した図18、図20及び図21の実施形態の各々について圧力範囲にわたる容積押しのけ量応答を示すグラフである。 図12の既知の現行の底部と比較した図18、図20及び図21の実施形態の各々の底部を有する容器内での、温度低下範囲にわたる内部負圧のグラフである。 開示主題による、比較のための、例示的なリブのプロファイルを示す例示的な底部の正面略断面図である。 開示主題による底部の別の例示的な実施形態の正面略断面図である。 図27の例示的な実施形態の動作の付加的特徴を示す略図である。 図27の例示的な実施形態の動作の付加的特徴を示す略図である。 図27の例示的な実施形態の底部を有する容器について、図1の例示的な実施形態の底部を有する容器と比較して、圧力低下に関連付けられた容積減少率を示す図である。
本明細書で提示される装置及び方法は、液体用プラスチック容器などのプラスチック容器を含む容器に用いることができる。本明細書に記載の容器及び底部は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)及びPENブレンド、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)を含むがこれらに限定されない材料から形成することができ、そしてまた、単層のブレンドされた捕捉剤又はその他の触媒捕捉剤、並びにナイロン若しくはエチレンビニルアルコール(EVOH)などのバリア材料又は他の酸素捕捉剤の個別層を含む多層構造を含むことができる。開示主題は、加圧充填に起因する及び/又は高温充填による熱膨張に起因する内圧及び外圧に反応して、容器の構造、形状及び機能を維持する制御された変形をもたらす底部設計を有する、高温充填可能な容器に特に適している。この容器底部はまた、例えば製品の冷却による製品収縮に起因する負圧が付与されたときに、実質的に均一な制御された変形をもたらすことができる。
本明細書で開示主題によれば、開示主題は、側壁を有する容器のための底部を含む。底部は、基準面を定める支持面と、支持面から上方に延びる内壁と、内壁から半径方向内方に延びる、基準面に対して凹の第1の曲率部分と、第1の曲率部分から半径方向内方に延びる、基準面に対して凸の第2の曲率部分と、第2の曲率部分から半径方向内方に延びる、基準面に対して実質的に平行な中間面と、中間面から半径方向内方に延びる、基準面に対して凸の第3の曲率部分と、第3の曲率部分に近接して配置され、底部の中央部分を定める内部コアとを含む。底部はまた、外部支持壁を含むこともでき、これは容器側部の延長とすることができる。さらに、開示主題によるさらなる実施形態によれば、底部は、支持面と内部支持壁との間に配置された第4の曲率部分及び/又は支持面と外部支持壁との間に配置された第5の曲率部分をさらに含む。さらに後述するように、各曲率部分は、それらの間の相対運動のためのヒンジを定め、底部の少なくとも一部がダイヤフラムとして作用するようになっている。
以下、開示主題の種々の例示的な実施形態を詳細に参照するが、それらの例示的な実施形態は、添付の図面に示される。開示主題の容器用底部の構造はシステムの詳細な説明と併せて記載される。
添付の図面は、同一又は機能的に類似の要素を別々の図を通じて同様の参照符号で示しており、種々の実施形態をさらに例証し、全て開示主題による種々の原理及び利点を説明する役割を果たす。限定ではなく説明及び例証の目的で、開示主題による底部及び容器の例示的な実施形態を添付の図面に示す。底部は、ボトル、ジャーなどのような容器の製造に適する。このような底部を組み入れた容器は、多様な腐敗性及び被腐敗性商品と共に用いることができる。しかしながら、理解のために、本明細書で開示される容器用底部は、ソーダ、ジュース、スポーツドリンク、エネルギードリンク、茶、コーヒー、ソース、ディップ、ジャムなどの液体又は半流動体製品と共に使用することに関して参照され、容器は、高温液体を加圧充填するか又は非接触(直接滴下)充填機、例えば非加圧充填機で充填することができ、さらに、かかる製品を輸送、供給、保管及び/又は再使用するために使用され、同時に容器をテーブル又はその他の実質的に平らな表面上に立てるための支持面を与えることを含めて所望の形状を維持する。本明細書で記載の底部を有する容器はさらに、収容した製品の滅菌、例えばレトルト滅菌、及び低温殺菌のために利用することができる。さらに詳細に後述するように、容器は、例えば、加圧充填、滅菌又は低温殺菌、及び高温液体内容物による結果の熱膨張及び/又は中に充填された液体製品の冷却による負圧変形に起因して付与された力に対する、改善された感度及び制御された変形をもたらす底部構成を有することができる。底部構成は、例えば温度上昇又は高度による液体の膨張に起因する、正の容器圧力による制御された変形に影響を与えることができる。限定ではなく例示の目的で、本明細書では、茶、スポーツドリンク、エネルギードリンク又は他の同様の液体製品などの液体製品を高温充填することが意図された、底部及び底部を組み入れた容器が参照される。
図1〜図3は、開示主題の例示的な実施形態を示す。図1を参照すると、底部100は、一連の曲率部分を含むダイヤフラムを一般に定める。複数の曲率部分は、底部100が円周方向の応力集中により所望の様式で変形することを可能にする。図2A〜図3に示すように、底部100は、一般に、曲率部分の間に任意数の半径方向セグメント含むことができ、容器の内部と外部との間の力の差を比例的に分散させて、低いばね定数、すなわち圧力変化による抵抗の変化、を与える。
図1〜図3の例について示すと、底部100は、外部支持壁102と、外部支持壁102から半径方向内方に延びて基準面Pを定める支持面104と、支持面104から上方に延びる内部支持壁106とを含むことができる。開示主題によれば、第1の曲率部分108は、内部支持壁106から半径方向内方に延び、基準面Pに対して凹である。第2の曲率部分110は、第1の曲率部分108から半径方向内方に延び、基準面Pに対して凸である。中間面112は、第2の曲率部分110から半径方向内方に延び、基準面Pに対して実質的に平行である。第3の曲率部分114は、中間面112から半径方向内方に延び、基準面Pに対して凸であり、中央部分116に至る。中間面112は、実質的に平坦又は直線状の形状とすることができ、基準面Pに対して実質的に平行な(すなわち、+/−10度)の角度で延びることができる。
中央部分116は、種々の適切な形状及びプロファイルを形成するように構成することができる。例えば、図示するように、中央部分116に内部コア118を設けることができる。内部コア118は、概ね円錐台又はその類の形状を有することができ、所望により浅く又は深くすることができる。例として、内部コア118は、側壁120と、側壁120から延びる上面122とを含むことができ、上面122は、基準面Pに対して凸部分124を有する。
本明細書でさらに定義するように、曲率部分は、概してヒンジとして機能し、底部100の動的運動を少なくとも一部制御する。例えば、第1の曲率部分108は、底部100の変形の容易さ及び変形量の両方に対する主たる寄与要素として構成することができる。図1に開示する例示的な実施形態を参照すると、第2及び第3の曲率部分110、114は、第1の曲率部分108と協働して、例えば総底部押しのけ量のおよそ10〜20%又はそれ以上のさらなる変形を可能にする。
各々の曲率部分は、他の部分と関連して変形するように構成することができる。例えば、第3の曲率部分114又は第2の曲率部分110のいずれかの幾何学的形状及び/又は相対位置に対する変化は、第1の曲率部分108の変形応答に影響を及ぼすことができる。さらに後述するように、第1の曲率部分108と第2の曲率部分110との間の移行部分126もまた、底部変形の効率又は応答に影響を及ぼすように構成することができる。さらに、中間面112の長さは、その第2及び第3の曲率部分110、114との関係に基づいてかかる変形に影響を及ぼすように選択することができる。このように、ダイヤフラムは、これらの底部部分の相互作用に基づいて、所望の性能及び影響を与えるように設計及び調整することができる。
曲率部分の位置によって定められる底部100のプロファイルに加えて、内部コア118と第3の曲率部分114との間の移行部分126の半径、並びに内部コア118の円錐形を変更して、ばね定数、又は圧力差に対する応答性を増減することができ、これは、高温充填の充填ラインにおける変動のような熱力学的環境範囲に適合する。底部プロファイルはまた、底部100を、楕円形、正方形又は長方形などの異なる全体形状及び異なるサイズの容器に合わせて拡大縮小し、同時に一貫した熱及び圧力性能特性を維持することを可能にする。
全体設計及び底部プロファイルの輪郭、又はその一部が、負の内圧又は負圧並びに正の内圧に応答するダイヤフラムとして作用することができる。ダイヤフラムは、軸応力の集中及び分散を助けることができる。図1〜図3の例示的な実施形態を参照すると、ダイヤフラムの有効面積は、容器の片側の内部支持壁106の頂部から反対側の内部支持壁106の頂部まで直径方向に延びる底部の部分として計測することができる。容器の内側と容器の外側との間の圧力差により、底部100が制御された様式で曲がることができる。応力集中は、底部100の中心から外向きの放射状に、均一に円周方向にすばやく分散することができる。底部における応力集中は、このようにしてダイヤフラム平面内で曲率部分において又はその周りで円周方向に導かれ、波状に外に拡がることができる。
図2A〜図2Bは、図1の例示的な実施形態のそれぞれ底面左斜視図及び底面右斜視図を示す。図2Cは、図1の例示的な実施形態の底面正面図を示す。図3は、種々の地点での底部100の厚さを示す、図1の例示的な実施形態の底面図を示す。図2A〜図3を参照すると、底部設計は、リブ128をさらに含んで底部セグメント130を形成することができ、これが半径方向の曲率部分と協働して、強度、及び変形又は正圧による捲れ上がり(ロールアウト)への抵抗を高めることができる。セグメント130を分割するリブ128の幾何学的形状は、支持面104へ向かって外向きに放射状に広がるので底部100に対する支持をもたらすことができる。底部100は、内部の負圧のみを考えると、セグメント130がなければより効率的に変形することができる。しかしながら、セグメント130を使用すると、底部100が制御されない様式で及び/又は回復不可能な状態で変形することをさらに防止することが可能であり、それゆえ充填及び蓋締めプロセス中の熱膨張によって引き起こされる正の内圧に対する構造支持応答が与えられ、これが結局は負圧に対する予測/制御される改善された応答をもたらすことになることが、試験を通じて明らかになった。したがって、典型的な従来技術の容器底部の真空パネル技術は、真空(すなわち負圧)に対する応答におけるパネルの性能に焦点を合わせたものであるが、本明細書で開示される実施形態は、充填及び蓋締め中に作用する正圧に応答するパネルの性能にもさらに対処することができる。
さらに開示主題によれば、底部、したがって容器は、ファセット形状(faceted shape)、正方形、楕円形(図4参照)又はその他の適切な形状など、任意の多様な異なる形状で構成することができる。このように、各セグメント130は、設けられる場合にはくさび形に形成することができ、底部の別個のセグメントとして機能することができる。セグメントは、図1の底部プロファイルに、その方向から見たときに一致するプロファイルを有することができる。中心長軸から半径方向外向きに延びたセグメントの断面を見たとき、各セグメントは、図26に示すように基準面Pに対して凸形又は凹形を有することができる。基準面Pを基準にしたときに凸形のセグメント130は、負圧の存在下で反転して容積を押しのけることができる小領域を作り出すことができる。それゆえ、容積押しのけ量を、底部全体又はダイヤフラム構造の動きに対して相対的に小さくすることができる。基準面Pに対して凹形のセグメント130は、内圧による変形の制御を改善することができる。凹形は、総底部運動をさらに制御することができる。底部100を分割するリブ128は、底部を円周方向に一緒にさらに支持し又は結びつけることができる。リブ128は、底部100に沿って内部コア118から支持面104まで連続的に形成することができる。あるいは、リブ128は、不連続に形成することができ、例えば、底部100に沿って、曲率部分のいずれか又は全てが形成されている地点に不連続部を有する。さらに、図26で見られるようなリブ断面は、図26で定められるような多様な形状及びサイズを有することができる。
底部セグメント130は、各々独立に機能して底部100の可変の運動を与え、結果として、容器圧力の内部又は外部変化における小さな変化に応答した押しのけ量をもたらすことができる。個々のセグメント130とセグメント130を分割するリブ128とが組み合わされた構造は、正圧に対する反応又は押しのけ量を小さくすることができ、同時に、負の内圧に対する感度を高める又は維持する。底部セグメント130は、力又は圧力変化率に応答して独立に運動することができる。したがって、各底部セグメント130又はセグメント内の領域は、負圧変形及び製品押しのけ量に対する二次的な有限の応答を与えることができる。それゆえ、セグメント130と分割リブ128との組合せは、底部100を用いて形成される容器間の壁厚及びゲート位置のばらつきに順応し又はこれを補償することができるが、さもなければ、これらのばらつきは、対照において見いだされるように一貫しない又は不完全な底部の運動を生じさせることになろう。セグメントの運動は、底部ダイヤフラム構造全体の二次運動乃至一次運動又は撓みとすることができ、これが本明細書に記載のように底部の幾何学形状及び曲率部分の影響を受けることができる。
現在の及び以前の底部技術は、製品収縮を補償する方法として機械的作動も用いていた。これらの技術は、底部の設計の一部としてセグメント又はスカロップを組み入れており、これら特定の事例では、セグメント(特にセグメント間の領域)は、底部が機械的に反転されたときに均一な底部運動をもたらすために必要とされた。これを達成するために、セグメント間の領域が曲がって又は変形してセグメントの形状を維持し、底部の円周を囲む全てのセグメントが一貫して反転するときの反転による容積押しのけ量を最大化する。幾何学的形状の中にこれらの中断部がなければ、底部は、一様でない制御されない様式で反転することになる。本発明の可変押しのけ量底部の場合、セグメント130は、断面を中心長軸から大径に向かって外向きに見たときに形状が凹又は凸のいずれであっても、正又は負の内圧のいずれかへの応答として個別に反応することができる。生じる押しのけ量は、セグメント間の領域ではなく、実際のセグメント面で反応する。この作用により、セグメント130は、個別に応答することができ、その結果、底部100は、複数の力に動的に応答し、総底部押しのけ量を一貫して維持することができるようになっている。
このように、底部100は、正の内圧により、制御された様式で応答又は変形することができる。制御された変形は、底部ダイヤフラム領域が、基準面P又は支持面104を定めることができるスタンド・リングを通り越して下方に延びることを防ぐことができ、同時に、内部の負圧に動的に応答することができる幾何学的形状を与える。底部100は、高温充填温度及びその結果得られる容器内の熱膨張に由来する正圧に起因する、軽度の緩和又は熱クリープを示すことができる。温度、圧力及び時間の環境的影響が底部100と相互作用して、制御された変形形状を与えることができる。少なくとも一部は熱及び圧力に対する材料の応答に起因して、弾性ヒステリシスは、全ての力が除去された場合に底部100が元の成形形状に戻るのを防ぐことができる。分析及び物理的試験を通じて、底部プロファイル、セグメント130及びリブ128の設計が、高温充填及び蓋締めの正圧を受けたときに得られる形状が内部負圧にも効率的に応答するような、初期表面形状をもたらすことが発見された。したがって、高温充填及び蓋締め後に得られる底部100の形状を予圧状態として考えることができ、そこから、冷却中の製品収縮によって生じる負の内圧による負圧変形に応答するようにボトル底部を設計することができる。
開示されたような底部プロファイルを用いて、限定ではなく例示の目的で、多様な実施形態を図面に示すように構成することができる。例えば、図4〜図6は、リブ無しで示され、異なる寸法を有する、開示主題の底部200の例示的な実施形態を示す。図4及び図5は、各々、底部200の例示的な実施形態の正面略断面図を示す。図6は、底部200の例示的な実施形態の底面斜視図を示す。
図7〜図9は、異なる寸法を有する開示主題の底部300の別の例示的な実施形態を示す。図7及び図8は、各々、底部300の例示的な実施形態の正面略断面図を示す。図9は、底部300の例示的な実施形態の底面斜視図を示す。
図10は、比較のために互いに重ね合わされた図1〜図9の例示的な実施形態の正面略断面図を示す。図11A〜図11Cは、比較のために並べて示した図1〜図9の例示的な実施形態の底面斜視図を示す。図11Aは、図7〜図9の実施形態の底面斜視図を示す。図11Bは、図4〜図6の実施形態の底面斜視図を示す。図11Cは、図1〜図3の実施形態の底面斜視図を示す。
図12及び図13は、開示主題の例示的な実施形態との比較のための、既知の現行の容器用底部の略断面図を示す。図14は、開示主題の例示的な実施形態との比較のための、既知の競合する容器用底部の正面略断面図を示す。
限定ではなく理解のために、本明細書で開示される底部及び容器によって達成される種々の動作特性を示すために一連のグラフを提供する。図15は、図12(現行製品参照)の既知の現行底部と比較して、図1(100参照)、図4(200参照)及び図7(300参照)の実施形態について圧力範囲にわたる容積押しのけ量応答を表すグラフを示す。図15は、初期基準位置から印加された負圧の範囲にわたって増大する各底部のシミュレートされた容積押しのけ量を示す。図15に示されるように、開示主題の実施形態は、印加された負圧の下で既知の現行底部と比べて比較的均一で線形の押しのけ量を示す。
図16は、図12(現行製品参照)の既知の現行底部と比較して、図1(100参照)及び図4(200参照)の実施形態の底部を有するボトルについて、圧力範囲にわたる容積押しのけ量応答を表すグラフを示す。図16は、初期基準位置から印加された負圧の範囲にわたって増大する各底部のシミュレートされた容積押しのけ量を示す。図16に示されるように、開示主題の実施形態は、印加された負圧の下で既知の現行底部と比べて比較的均一で線形の押しのけ量を示す。
図17は、図12(CL、FC1参照)の既知の現行底部と比較して、図1(100、100’参照)、図4(200参照)及び図7(300参照)の実施形態の底部を有する容器における温度低下範囲にわたる内部負圧のグラフを示す。図17は、温水を充填して蓋を締めた後のボトルの温度の低下範囲にわたって測定された相対的な内部負圧のデータを示す。図17に示すように、開示主題の実施形態は、既知の現行底部と比べて、液体内容物の冷却に起因するより低い内部負圧を示す。現行底部CLで約115〜105度F(46.1〜40.6℃)において示される底部作動点として考えることができる不連続性と比べて、開示主題の実施形態は、液体冷却に応答してより均一な線形の負圧を示す。100及び100’では約125度F(51.7℃)において示され、200では145度F(62.8℃)において示される例示的な実施形態の底部作動点は、より高い温度で生じ、その結果、既知の現行底部と比べて負圧における不連続性がより小さい。FC1は、作動させない製造ライン上での既知の現行底部を示す。
図18及び図19は、異なる寸法を有する、開示主題によるさらに別の例示的な実施形態を示す。図18は、底部400の例示的な実施形態正面略断面図を示す。図19は、種々の地点での底部の厚さを示す、図18の例示的な実施形態の底面図を示す。
図20及び図21は、各々異なる寸法を有する、開示主題による底部500、600のさらに別の例示的な実施形態の正面略断面図を示す。
限定ではなく例証のために、図1、図4、図7、図18、図20及び図21に示す例示的な寸法及び角度を表1に提示する。しかしながら、開示主題の趣旨又は範囲から逸脱することなく例示的な寸法及び角度に対して種々の修正及び変形を行うことができることが当業者には明らかである。
図22は、比較のために互いに重ね合わせた図18〜図21の例示的な実施形態の正面略断面図を示す。図23A〜図23Cは、比較のために並べて示した図18〜図21の例示的な実施形態の底面斜視図を示す。図23Aは、図21の実施形態の底面斜視図を示す。図23Bは、図20の実施形態の底面斜視図を示す。図23Cは、図18の実施形態の底面斜視図を示す。
図24は、図21(対照参照)の既知の現行底部と比較して、図18(400参照)、図20(500参照)及び図21(600参照)の実施形態について、圧力範囲にわたる容積押しのけ量応答を表すグラフを示す。図24は、初期基準位置から印加された負圧の範囲にわたって増大する各底部のシミュレートされた容積押しのけ量を示す。図24に示されるように、開示主題の実施形態は、印加された負圧の下で既知の現行底部と比べて比較的に均一で線形の押しのけ量を示す。
図25は、図12(対照参照)の既知の現行底部と比較して、図18(400参照)、図20(500参照)、及び図21(600参照)の実施形態の底部を有する容器における温度低下範囲にわたる内部負圧のグラフを示す。図25は、温水を充填して蓋を締めた後のボトルの温度の低下範囲にわたって測定された相対的な内部負圧のデータを示す。図25に示すように、開示主題の実施形態は一般に、既知の現行底部と比べて、液体内容物の冷却に起因するより低い内部負圧を示す。現行底部対照で約90度F(32.2℃)において示される底部作動点として考えることができる不連続性と比べて、開示主題の実施形態は、液体冷却に応答してより均一な線形の負圧を示す。底部400では約120度F(48.9℃)において、底部500では130度F(54.4℃)において、及び底部600では110度F(43.3℃)において示される例示的な実施形態の底部作動点は、より高い温度で生じ、その結果、既知の現行底部と比べて負圧における不連続性がより小さい。
開示主題の別の態様によれば、上記で定義したような容器用底部に対して更なる変更がなされる。すなわち、底部は一般に、上記で詳細に定義したように、外部支持壁と、外部支持壁から内方に延びて基準面を定める支持面と、支持面から上方に伸びる内部支持壁と、内部支持壁から半径方向内方に延びる、基準面に対して凹の第1の曲率部分と、第1の曲率部分から半径方向内方に延びる、基準面に対して凸の第2の曲率部分と、第2の曲率部分から半径方向内方に延びる、基準面に対して実質的に平行な中間面と、中間面から半径方向内方に延びる、基準面に対して凸の第3の曲率部分と、第3の曲率部分に近接して配置された中央部分とを含む。本明細書で開示されるように、底部は、支持面と内部支持壁との間に配置された第4の曲率部分及び/又は支持面と外部支持壁との間に配置された第5の曲率部分をさらに含む。前記定義の曲率部分と同様に、第4の曲率部分及び第5の曲率部分は、本明細書において、各々、一般に底部のさらなる変形のためのヒンジとして機能する。それゆえ、ダイヤフラムとして作用する底部の部分は、第4の曲率部分から内部支持壁を含むように内方に延びることができ、又は第5の曲率部分から支持面をさらに含むように内方の延びることができる。
限定ではなく例証のために、以下、図27の例示的な実施形態を参照する。特に、図27は、第4及び第5の曲率部分を有する底部700のプロファイルの断面を示す。断面に示されるように、ここで具体化される底部プロファイルは、一般に、3つの曲率部分708、710、714及び中間面712を含めて上記で詳述した種々の特徴を含む。さらに、第4の曲率部分750が支持面704と内部支持壁706との間にそれらの間の相対運動のために配置される。付加的に又は代替的に、第5の曲率部分752を支持面704と外部支持壁702との間に設けることができる。付加的な曲率部分の各々は、種々の方式で形成することができる。図27に示すように、第4の曲率部分750は、底面から見たとき凸であり、内部支持壁706は、支持面704から上方及び半径方向内方に延びるように構成される。例えば、限定ではないが、内部支持壁706は、少なくともその上部が基準面Pに対して約15度から約85度の間の角度で延びるように構成することができる。さらに、図1〜図3の実施形態と比較すると、支持面704は、外部支持壁702に対するヒンジとして作用する第5の曲率部分752の性能を高めるために、全体としての底部の断面寸法に対して相対的により幅広く設けることができる。例えば、支持面704は、底部700の最大断面寸法の約4%から約10%の間の幅を有することができる。
このように、かつ上述のように、曲率部分は、ヒンジとして機能し、底部全体としての動的運動のために協働することができる。すなわち、第4の曲率部分750を支持面704の内側縁部に設けることにより、第4の曲率部分750から内方に延びる底部700の部分がダイヤフラムとして作用することになる。同様に、第5の曲率部分752を外部支持壁702に設けることにより、第5の曲率部分752から内方に延びる底部700の部分がダイヤフラムとして作用することになる。したがって、支持面704の寸法に応じて、ダイヤフラムは、底部700の表面積の少なくとも約90%、さらには表面積の少なくとも約95%を構成することができる。
さらに、上述のように、種々の特徴の寸法及び角度は、底部の全体としての性能を所望通りに調整するように選択することができる。例えば、種々の曲率部分の曲率半径及び角度、それらの間の距離、並びに支持壁及び表面の長さを変更して、ばね定数又は圧力差に対する応答性を増減し、高温充填の充填ラインにおける変動などの熱力学的環境の範囲に適合させることができる。さらに、支持面704で定められる基準面Pに対する内部支持壁706の曲率の角度を圧力差への所望の応答に合わせて選択して、底部変形の効率に影響を及ぼすことができる。
第4及び第5の曲率部分750、752をさらに有する例示的な底部700の動作を、図28及び図29を参照して模式的に示す。図示したように、第4及び第5の曲率部分750、752を有する底部設計は、容器と環境との間の圧力差に応答して、容器の外壁に近接する第5の曲率部分752において底部変形を示すことができる。したがって、環境に対する容器内の正の圧力差に応答して、底部700の支持面704自体が、外部支持壁702に対して下方に回転することができ、逆に、環境に対する容器内の負の圧力差に応答して、支持面704は、外部支持壁702に対して上方に回転することができる。
例えば、例証の目的で図28に一般的に描かれているように、容器内の圧力上昇は、底部700を制御された様式で変形させ、第5の曲率部分752が基準面P(すなわち撓んでいないときの支持面で定められる)に対して下方に回転するようになっている。すなわち、その初期状態において本明細書で具体化されるように、第5の曲率部分752は、一般に、支持面704と外部支持壁702との間に直角すなわち90°を定める。内圧が高まると、第5の曲率部分752は、回転して又は開いて鈍角(すなわち90°を超える)を定める。こうして、第5の曲率部分752が回転するにつれて、容器のスタンド面が支持面704の内側縁部にシフトする。本明細書において用いられる「スタンド面」は、底部が設置されるときに水平面に接触することになる面である。しかしながら、図示されるように、曲率部分708、710、714、750、752の半径及び中間面712の長さは、最大所望圧力差に達したときに中央部分716又はコアがスタンド面より下にならないように協働するよう選択される。同様に、図29に示すように、周囲環境又は雰囲気に対する容器内の負圧は、第5の曲率部分752を基準面Pから上方に回転させて鋭角(すなわち90°未満)を定める結果となる。それゆえ、容器のスタンド面は、支持面704の外部支持壁702に近接する外側縁部に向かってシフトすることになる。図28に開示されるさらなる実施形態を参照すると、第5の曲率部分752の内方に配置された曲率部分が付加的な変形もたらすことができ、これは総底部押しのけ量のおよそ10〜20%になり得る。それゆえ、本明細書で開示されるように、底部700は、支持面704が、容器内に正の圧力差が存在するときには、スタンド面を第4の曲率部分750に近接する支持面704の内側縁部に向かってシフトさせるように回転することができ、容器内に負の圧力差が存在するときには、スタンド面を第5の曲率部分752に近接する支持面704の外側縁部に向かってシフトさせるように回転することができるように、構成することができる。動作を通じて、スタンド面は、スタンド面の内方に配置された底部700の残りの部分より下方に留まることが好ましい。
好ましくは、図28及び図29は、ある範囲の圧力差を受けたときの底部700のシミュレートされた変形を示す。図28は、1.2psiの正圧に応答する底部700のシミュレートされた変形を示す。図29は、1.8psiの負圧に応答する底部700のシミュレートされた変形を示す。図28及び図29に示すように、開示主題の実施形態は、印加された負圧の下で、既知の現行底部と比べて、比較的均一で線形の変形を示す。さらに、図示するように、顕著な変形が第5の曲率部分752において生じ、一方、第4の曲率部分750の内方に配置された部分はスタンド面の上方に留まる。
開示主題の別の態様によれば、上で詳述したような底部を有する容器が提供される。容器は、一般に側壁と底部とを含み、底部は、外部支持壁と、外部支持壁から内方に延びて基準面を定める支持面と、支持面から上方に伸びる内部支持壁と、内部支持壁から半径方向内方に延びる、基準面に対して凹の第1の曲率部分と、第1の曲率部分から半径方向内方に延びる、基準面に対して凸の第2の曲率部分と、第2の曲率部分から半径方向内方に延びる、基準面に対して実質的に平行な中間面と、中間面から半径方向内方に延びる、基準面に対して凸の第3の曲率部分と、第3の曲率部分に近接して配置された中央部分とを含む。本明細書で具体化されるように、容器側壁は、底部の外部支持壁と同じ広がりで延びる及び/又は一体とすることができる。上述の又はそれ以外の既知のその他の変更及び特徴もまた用いることができる。
本明細書で開示する底部の及び容器の種々の実施形態は、業界で知られた従来の成形技術で形成することができる。例えば、底部は、可動シリンダを用いた又は用いないブロー成形によって形成することができる。
限定ではなく理解のために、本明細書で開示される底部及び容器によって達成される種々の動作特性を実証するための一連のグラフが提示される。図30は、図27に示す底部の実施形態を有する容器について、図1に示す底部の実施形態を有する容器と比較して、圧力低下に関連付けられた容積減少率を表すグラフを示す。特に、各容器は、同じ材料、寸法、及びプロセスで形成されたものであり、底部プロファイルのみが異なることに注目されたい。
以下で特許請求される特定の実施形態に加えて、開示主題は、以下で特許請求される独立した特徴と上記で開示した特徴とのその他の可能な任意の組合せを有する他の実施形態にも向けられる。それゆえ、本明細書で開示される特定の特徴は、開示主題の範囲内でその他の様式で互いに組み合わせることができるので、開示主題は、その他の任意の可能な組合せを有する他の実施形態にもまた具体的に向けられることを認識されたい。したがって、開示主題の特定の実施形態の上記説明は、例証及び説明の目的で提示されたものである。これは網羅的であることも、開示主題を開示された実施形態に限定することも意図しない。
開示される手段の趣旨又は範囲から逸脱することなく開示主題の方法及びシステムに種々の変更及び変形を行うことができることが、当業者には明らかである。従って、開示主題は、添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲内の変更及び変形を含むことが意図される。
表1−−−例示的な寸法
寸法 インチ(ミリメートル)で表した長さ
h11 0.318(8.09)
h12 0.228(5.78)
h13 0.328(8.34)
w11 0.633(16.08)
w12 0.468(11.90)
w13 0.062(1.57)
w14 2.575(65.41)
w15 0.270(6.85)
h21 0.199(5.06)
h22 0.504(12.80)
h23 0.108(2.73)
h24 0.207(5.27)
w21 0.607(15.42)
w22 0.488(11.90)
w23 0.062(1.57)
w24 0.278(7.06)
w25 2.591(65.81)
h31 0.206(5.24)
h32 0.306(7.77)
w31 0.801(20.34)
w32 0.714(19.14)
w33 0.606(15.38)
w34 0.062(1.57)
w35 0.040(1.02)
w36 0.094(2.38)
w37 0.270(6.85)
w38 0.040(1.02)
w39 0.029(0.74)
w310 0.045(1.14)
w311 2.575(65.41)
h41 0.311(7.91)
h42 0.219(5.57)
h43 0.320(8.12)
w41 0.633(16.07)
w42 0.468(11.90)
w43 0.062(1.57)
w44 2.441(62.01)
w45 0.278(7.06)
h51 0.199(5.06)
h52 0.320(8.12)
w51 0.629(15.97)
w52 0.468(11.90)
w53 0.062(1.57)
w54 2.441(62.01)
w55 0.328(8.33)
h61 0.219(5.57)
h62 0.320(8.12)
w61 0.629(15.97)
w62 0.468(11.90)
w63 0.062(1.57)
w64 2.441(62.01)
w65 0.328(8.34)

寸法 インチ(ミリメートル)で表した曲率半径
r11 0.060(1.52)
r12 0.368(9.36)
r13 0.358(9.09)
r14 0.347(8.81)
r15 0.040(1.02)
r16 0.041(1.03)
r21 0.420(10.68)
r22 0.357(9.08)
r23 0.039(1.00)
r24 0.100(2.54)
r25 0.388(9.35)
r26 0.357(9.08)
r27 0.420(10.68)
r28 0.040(1.02)
r31 0.100(2.54)
r32 0.138(3.51)
r33 0.403(10.23)
r34 0.357(9.08)
r35 0.060(1.52)
r36 0.040(1.02)
r41 0.060(1.52)
r42 0.224(5.70)
r43 0.358(9.09)
r44 0.352(8.94)
r45 0.040(1.02)
r46 0.041(1.03)
r51 0.060(1.52)
r52 0.154(3.90)
r53 0.358(9.09)
r54 0.182(4.61)
r55 0.040(1.02)
r56 0.041(1.03)
r61 0.060(1.52)
r62 0.119(3.03)
r63 0.358(9.09)
r64 0.541(13.75)
r65 0.040(1.02)
r66 0.041(1.03)

角度 度
Θ11 90
Θ12 85
Θ13 70
Θ21 90
Θ22 74
Θ23 20
Θ31 90
Θ32 20
Θ41 90
Θ42 85
Θ43 70
Θ51 90
Θ52 85
Θ53 70
Θ61 90
Θ62 85
Θ63 70
100、200、300、400、500、700:底部
102、702:外部支持壁
104、704:支持面
106、706:内部支持壁
108、708:第1の曲率部分
110、710:第2の曲率部分
112、712:中間面
114、714:第3の曲率部分
116、716:中央部分
118:内部コア
120:側壁
122:上面
124:凸部分
126:移行部分
128:リブ
130:底部セグメント
750:第4の曲率部分
752:第5の曲率部分
P:基準面

Claims (26)

  1. 容器用の底部であって、
    外部支持壁と、
    前記外部支持壁から内方に延びて基準面を定める支持面と、
    前記支持面から上方に伸びる内部支持壁と、
    前記内部支持壁から半径方向内方に延びる、前記基準面に対して凹の第1の曲率部分と、
    前記第1の曲率部分から半径方向内方に延びる、前記基準面に対して凸の第2の曲率部分と、
    前記第2の曲率部分から半径方向内方に延びる、前記基準面に対して実質的に平行な中間面と、
    前記中間面から半径方向内方に延びる、前記基準面に対して凸の第3の曲率部分と、
    前記第3の曲率部分に近接して配置された中央部分と
    を含むことを特徴とする、底部。
  2. 前記支持面と前記内部支持壁との間に配置された第4の曲率部分をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の底部。
  3. ダイヤフラムが前記第4の曲率部分から内方に定められることを特徴とする、請求項2に記載の底部。
  4. 前記ダイヤフラムが、前記底部の表面積の少なくとも約90%を構成することを特徴とする、請求項3に記載の底部。
  5. 前記支持面と前記外部支持壁との間に配置された第5の曲率部分をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載の底部。
  6. ダイヤフラムが前記第5の曲率部分から内方に定められることを特徴とする、請求項5に記載の底部。
  7. 前記ダイヤフラムが、前記底部の表面積の約95%を構成することを特徴とする、請求項6に記載の底部。
  8. 前記中央部分が内部コアをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の底部。
  9. 前記内部コアが、側壁と、前記側壁から延びる上面とを含み、前記上面が前記基準面に対して凸部分を有することを特徴とする、請求項8に記載の底部。
  10. 前記第3の曲率部分と前記内部コアとの間に移行部分をさらに含むことを特徴とする、請求項8に記載の底部。
  11. 前記中央部分から前記支持面まで延びて該中央部分と該支持面との間に複数のセグメントを定めるように離間する、複数のリブをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の底部。
  12. 前記支持面が、前記底部の最大断面寸法の幅の約4%から約10%の間の幅を有することを特徴とする、請求項1に記載の底部。
  13. 前記内部支持壁の少なくとも上部が、前記基準面に対して約15度から約85度の間の角度で内方に延びることを特徴とする、請求項1に記載の底部。
  14. 容器であって、
    側壁と、
    底部と
    を含み、前記底部が、
    外部支持壁と、
    前記外部支持壁から内方に延びて基準面を定める支持面と、
    前記支持面から上方に伸びる内部支持壁と、
    前記内部支持壁から半径方向内方に延びる、前記基準面に対して凹の第1の曲率部分と、
    前記第1の曲率部分から半径方向内方に延びる、前記基準面に対して凸の第2の曲率部分と、
    前記第2の曲率部分から半径方向内方に延びる、前記基準面に対して実質的に平行な中間面と、
    前記中間面から半径方向内方に延びる、前記基準面に対して凸の第3の曲率部分と、
    前記第3の曲率部分に近接して配置された中央部分と
    を含むことを特徴とする、容器。
  15. 前記底部が、前記支持面と前記内部支持壁との間に配置された第4の曲率部分をさらに含むことを特徴とする、請求項14に記載の容器。
  16. 前記底部のダイヤフラムが、前記第4の曲率部分から内方に定められることを特徴とする、請求項15に記載の容器。
  17. 前記ダイヤフラムが、前記底部の表面積の少なくとも約90%を構成することを特徴とする、請求項16に記載の容器。
  18. 前記底部が、前記支持面と前記外部支持壁との間に配置された第5の曲率部分をさらに含むことを特徴とする、請求項14に記載の容器。
  19. ダイヤフラムが、前記底部の前記第5の曲率部分から内方に定められることを特徴とする、請求項18に記載の容器。
  20. 前記ダイヤフラムが、前記底部の表面積の約95%を構成することを特徴とする、請求項19に記載の容器。
  21. 前記底部の前記中央部分が、内部コアをさらに含むことを特徴とする、請求項14に記載の容器。
  22. 前記内部コアが、側壁と、前記側壁から延びる上面とを含み、前記上面が前記基準面に対して凸部分を有することを特徴とする、請求項21に記載の容器。
  23. 前記底部が、前記第3の曲率部分と前記内部コアとの間に移行部分をさらに含むことを特徴とする、請求項21に記載の容器。
  24. 前記中央部分から前記支持面まで延びて該中央部分と該支持面との間に複数のセグメントを定めるように離間する、複数のリブをさらに含むことを特徴とする、請求項14に記載の容器。
  25. 前記支持面が、前記底部の最大断面寸法の幅の約4%から約10%の間の幅を有することを特徴とする、請求項24に記載の容器。
  26. 前記内部支持壁の少なくとも上部が、前記基準面に対して約15度から約85度の間の角度で内方に延びることを特徴とする、請求項14に記載の容器。
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