JP2016506771A - 耳鳴りのハイパーモニタリングを評価するためのシステムおよび方法 - Google Patents

耳鳴りのハイパーモニタリングを評価するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

患者のハイパーモニタリングを評価するために、プロセッサは、オージオメータまたはコンピュータソフトウェアインターフェースを制御し、音程マッチのトーン、臨床的な音量マッチ、主観的な音量、および患者の耳鳴りに相対する主観的な知覚音量を決定するために、患者に対して様々なトーンを提示する、記憶装置内の命令を実行する。ディスプレイおよび入力装置は、プロセッサと操作者との間にインターフェースを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は概して、患者の耳鳴りを評価するためのシステムおよび方法に関する。
CPT(現在の手順の専門用語)コード92625に記載されている様に、標準的な手動耳鳴り評価は、耳鳴り音程マッチ、耳鳴りの音量マッチ、およびマスキング調査を含む手動過程であり、最も多くの場合は、最小限のマスキングレベルおよび残留抑制評価の両方を含む。音程マッチは、各耳の患者の知覚耳鳴りに最も近い純粋なトーンである。音量マッチは聴力レベル(HL)でのdB単位での、音程マッチ時の耳鳴りの音量である。最小限マスキングレベルは、完全に患者の耳鳴りを覆う、白色雑音または狭帯域雑音の音量である。残留抑制は耳鳴りがマスキング後に消失する現象であり、一部の患者に起こる。これは、マスカーにより患者の耳鳴りを完全に覆い、次にそれを消すことによって評価される。これが起こるかどうかも、またどれぐらいの期間起こるかも、標準評価の一部として決定される。
手動評価および特に音量マッチに関する制限がある。耳鳴り患者の圧倒的多数は、彼らの耳鳴りを10dB以下、閾値超に一致させる。閾値は、患者が聞くことができる最も弱い音である。参考までに、通常の聴力は、任意の既定のトーン(250〜8000Hzの範囲)に対して20dB HLより弱い閾値として定義される。通常上方音量レベル(ULL)、または我々が超えたくないであろうレベルは、100〜120dB HLの間である。いくつかの基準は、30dB(ささやきの弱さ)、55〜65dB(会話音声)、70〜80dB(高速道路交通)、および110dB(電動工具)を含む。本発明のシステムおよび方法は、これおよび手動耳鳴り評価の他の制限に取り組む。
本発明の態様は、患者の耳鳴りのハイパーモニタリング(hypermonitoring)を評価するためのオージオメータ(audiometer)を伴い使用するためのシステムを対象とする。システムは、実行可能な命令を記憶するための記憶装置と、プロセッサと、ディスプレイと、入力情報をプロセッサに提供するために操作者によって使用される入力装置を備える。プロセッサは、オージオメータを制御するように適合され、記憶装置にアクセスするように適合され、記憶装置に記憶された実行可能な命令を実行するように適合される。ディスプレイは、システムの操作者にスクリーンショットを提供するためのプロセッサによって駆動される。記憶装置に記憶された実行可能な命令は、
患者の耳鳴りの音程マッチトーン(PMT)を決定するための命令と、
患者の耳鳴りの臨床的音量マッチ(CLM)を決定するための命令と、
患者の耳鳴りの主観的な音量(STL)を決定するための命令20と、
CLMでの患者のPMTの主観的な知覚音量(SPL)を決定するための命令と、を含む。
本発明の別の態様は、患者の耳鳴りのハイパーモニタリングを評価するためのオージオメータと使用するためのプロセッサ実行可能方法を対象とする。該方法は、オージオメータを制御するためのプロセッサ実行可能命令を含む。プロセッサ実行可能方法は、
患者の耳鳴りの音程マッチトーン(PMT)を決定することと、
患者の耳鳴りの臨床的音量マッチ(CLM)を決定することと、
患者の耳鳴りの主観的な音量(SL)を決定することと、
CLMでの患者のPMTの主観的な知覚音量(SPL)を決定することと、を含む。
本発明のさらに別の態様は、患者の耳鳴りのハイパーモニタリングを評価するためのオージオメータと使用するためのプロセッサ実行可能な命令を記憶する有形のコンピュータ可読記録媒体を対象とする。プロセッサ実行可能命令は、オージオメータを制御するように適合され、前記媒体は、
患者の耳鳴りの音程マッチトーン(PMT)を決定するための命令と、
患者の耳鳴りの臨床的音量マッチ(CLM)を決定するための命令と、
患者の耳鳴りの主観的な音量(SL)を決定するための命令と、
CLMでの患者のPMTの主観的な知覚音量(SPL)208を決定するための命令と、を含む。
他の目的および特徴は、本明細書以下で、幾分明らかにされ、幾分指摘されるであろう。
本発明に従うシステムおよび方法のブロック図である。 本発明に従う別のシステムおよび方法のブロック図である。 本発明のシステムおよび方法の流れ図である。 音程マッチ閾値に関する本発明のシステムおよび方法のスクリーンショットである。 主観的な音量決定に関する本発明のシステムおよび方法のスクリーンショットである。
対応する参照符号は、図全体の対応する部分を指す。
システム、方法、および有形のコンピュータ可読媒体は、データが耳鳴りのある患者のために収集され、それにより、患者の耳鳴りの知覚音量が、患者の耳鳴りの、より客観的な音量決定と比較できる様に、説明される。知覚音量と、より客観的な音量の相違は、ハイパーモニタリングと定義される。このシステムおよび方法は、オージオメータを制御するコンピュータ/プロセッサを使用する聴覚訓練士によって自動的に実行される耳鳴り評価を実施する。この検査の有用性は、音響療法がどのように働くかを患者に助言することあり、その理由は、存在するときにこの知覚の不一致をそれが補正する点においての両方であり、音響療法について患者へ助言するのに使用され得る。例えば、ハイパーモニタリングである患者は、この知覚の不一致が補正されるにつれ、馴化のプロセスを通して、改善へと到達し得る。
方法およびシステムは、ソフトウェアに具体化され、実装の自動化された方法を容易にさせ得る。方法およびシステムは、任意の実装における一般的な手段を提供する。
通常の聴力(閾値=20dB)で閾値(耳鳴り音量マッチ=30dB)を超える10dBの耳鳴りを伴う患者は、ささやきの弱さと同等の耳鳴りを有し得る。難聴の患者は、大抵、閾値〜通常上方音量レベル(ULL)の減少範囲を有するので、閾値を超える固定数の音量は、もはやわからない。例えば、患者が50dBの閾値および100dBのULLを有する場合、60dB聴力レベル(HL)は、その患者にとってはささやきの弱さではない可能性があり、それは大きいと知覚され得る。さらに、大抵、難聴では、ULLが減少するので、患者は、50dBの閾値および85dBのULLを有し得、上記の問題を悪化させる。
何人かの患者は、全周波数範囲にわたって、または特定の周波数でのどちらかで音響への敏感さを経験する。この敏感さはまた、使用可能な聴力範囲を狭くし、閾値を超えるdBを分からなくする(例えば、患者は20dBの閾値を有するが、40dBULLを有する)。この場合、30dBもまた、ささやきの弱さである可能性は低い。
本明細書に記載される方法およびシステムは、ハイパーモニタリングの程度の評価によって、および/または耳鳴り音量マッチの知覚音量と患者自身の耳鳴りの患者の知覚音量とを比較することによって、これらの制限を克服する。したがって、患者の耳鳴り音量マッチの主観的な評価された音量と、患者自身の耳鳴りの患者の主観的な評価との比較が提供される。
図1のシステム100は、患者の耳鳴りのハイパーモニタリングを評価するためのオージオメータを使用する。システム100は、オージオメータ104を制御し、実行可能な命令を記憶する記憶装置106にアクセスするためのプロセッサ102を備える。プロセッサ102は、記憶装置106に記憶された実行可能な命令を実行し、オージオメータを制御し、操作者入力に応答して、患者112の耳鳴りを評価する。システムは、スクリーンショット(例えば、図4〜5参照)を、システムの操作者114に提供するプロセッサ102によって駆動されるディスプレイ108を備え得る。操作者114は、入力装置110を使用して、入力情報をプロセッサ102に提供し、プロセッサおよび耳鳴り検査を制御する。入力装置110は、キーパッド、キーボード、マウス、トラックボール、および音声転移器のうちの任意の1つ以上、および/または操作者114が、耳鳴り検査を制御するためにプロセッサ102に命令およびパラメータを提供することを可能にする任意の他の入力であり得る。
図2を参照すると、プロセッサ202によって実行される記憶装置106に記憶されたコンピュータ実行可能命令は、患者112の耳鳴りの音程マッチトーン(PMT)を決定するための命令202と、患者112の耳鳴りの臨床的音量マッチ(CLM)を決定するための命令204と、患者の耳鳴りの主観的な耳鳴り音量(STL)を決定するための命令206と、CLM204で患者112のPMT202の主観的な知覚耳鳴り音量(SPTL)を決定するための命令208とを、含む。
実行可能な命令は、SPTL208とSTL206を比較するための命令310、患者112の最小限マスキングレベルを決定するための命令314、患者112のマスキング残留抑制を決定するための命令316、および/または患者112の音量成長関数を決定するための命令318などの図3に例示されるような1つ以上の追加の態様を含み得る。
音程マッチトーン(PMT、音程マッチ閾値とも称される)命令202の目的は、患者の耳鳴りに一番近い純粋なトーンマッチを決定することである。音程マッチトーン/閾値は、聴覚システムへの損傷との相関を示すために使用され得る。損傷は、行動性聴力検査から示され得るか、または通常聴力の場合は、耳音響放射(OAE)、もしくは広範囲の高周波閾値が使用され得る。
好適には、命令202は、純粋なトーン閾値が見出されるった後に操作者114に音程マッチを実行するように指示することによって始まる。したがって、純粋なトーン閾値および音程マッチは、オージオメータを制御し、操作者114を、次のプロセスを通して指示するためにプロセッサによって実行される次の命令およびスクリーンショットによって決定する。トーン(例えば、10dB SLで1kHz)を、患者112に提示し、操作者114は、音量の違いを無視してトーンが音程において患者の耳鳴りより高いか低いかについて患者に尋ねるように指示される。オクターブでランダムなトーン、つまりハーフオクターブまたは他の間隔を患者に提示し、操作者114は、患者の応答を分類するように指示される。プロセッサ102は、オージオメータ102を制御し、患者の判断を誘導しないように、患者の応答に従う一定の方式(すなわち、患者が低すぎると述べた場合はトーンを高くし、患者が高すぎると述べた場合はトーンを低くする)、もしくはランダムまたは疑似ランダムな方式のどちらかでトーンを変更する。患者が、トーンに対する彼/彼女の耳鳴りの音程について不確かであると報告する場合、代替的な選択パラダイムが実施され得る。例えば、プロセッサ102は、2つの異なるトーンを連続的に提示し得、どちらがより類似しているかを尋ねる。いくつかのトーンが同等に類似していると判断される場合、プロセッサ102は、操作者114に、入力装置110を使用して、平均、範囲からの中央の選択、またはマッチから一致した範囲内の任意の値を示すように指示する。
例えば、図4で例示される通り、操作者114に、ディスプレイ108上で、患者112の音程マッチ閾値の決定において操作者114を補助するスクリーンショット400が提示される。操作者114は、プロセッサ102にオージオメータ104を制御させ、トーンを患者112に提示する開始ボタン402を選択する。操作者114は、患者の応答を、患者にトーンが聞こえる場合は、ボタン404を、患者に音が聞こえない場合は、ボタン406使用して、入力する。検査が完了したとき、音程マッチ閾値はプロセッサによって計算され、ボックス408に示される。
したがって、図2に例示される命令202、204、206、208は、患者に異なるトーンを提示するための命令、患者が、音程においてトーンが患者の耳鳴りより低いことを示すときにトーンの音程を上げるための命令、および患者が、音程においてトーンが患者の耳鳴りより高いことを示すときに、トーンの音程を下げるための命令を含み得る。
プロセッサ102が、トーンの閾値を収集するために実行され得る他のプロセスがある。例えば、ヒューソン−ウエストレイク手順を実行する命令が、プロセッサ102による実行のための記憶106に記憶され得る。
臨床的音量マッチ(CLM)は、音程マッチトーン(PMT)での患者の閾値と比較され得る。典型的には、マッチは、20dB SL未満であり、非常に一般的には、数dBのみである。可能な場合、音量マッチは、患者の耳鳴りが弱い患者に実施するのに有用である。大抵、感音難聴では、閾値を超えるdBでの低い数が、弱い耳鳴りを意味しない。これを判定する1つの方法は、音量成長関数318である(以下参照)。
CLMを得るためにオージオメータ104を制御するプロセッサ102によって実行される命令204は、以下を含み得る。音程マッチトーン(PMT)を使用して、プロセッサ102は、オージオメータ104に、患者112に音程マッチ閾値でのトーンを提示するように指示し、操作者114は、入力装置110を使用し、患者の応答を入力し、患者の耳鳴りよりも提示されたトーンが大きいか弱いかを報告する。プロセッサ102は、音量レベルを変更する(例えば、最初に5dBステップサイズ、次に1dBステップサイズ)。随意に、プロセッサは、残留抑制を避けるために、低いものから始め、1dBステップで増加することを実施し得る。命令204は、図4の開始ボタン410を選択する操作者114によって実行され得る。操作者114は、ボタン412を使用し、患者の耳鳴りより大きい、それに類似の、またはそれより弱いという患者の応答を入力する。検査が完了し、その対応する標準偏差(SDと略称される)がプロセッサ102によって計算され、ボックス416に示されるとき、CLMは、反転点(すなわち、患者の応答が、大きいから弱い、または弱いから大きい、と転換する点)の数の平均として理解され、ボックス414中に示される。
記憶装置106は、操作者114に、患者の耳鳴りの主観的な耳鳴り音量(STL)の決定において患者を補助するように指示する命令206を含む。この決定において、操作者114は、患者112に、主観的な尺度(例えば、0〜10またはささやきの弱さ、中程度、大きい、非常に大きい)を提示するように指示され、操作者114は、患者112に、主観的な尺度に基づいたかれらの耳鳴りの音量に対応するSTL値を提供するように要求する。操作者114は、入力装置110を使用してシステム100に値を入力するように指示される。例えば、図5に例示されるように、操作者114は、ディスプレイ108上に、彼らの耳鳴りの患者112の主観的な音量(STL)の決定における操作者114を補助するスクリーンショット500が提示される。ボックス502において、操作者114は、患者のSTL値を入力する。
記憶装置106は、CLM204で患者112のPMT202の主観的な知覚耳鳴り音量(SPTL)を決定するための命令208を含む。プロセッサ102は、オージオメータ104を制御し、患者に、CLM204でPMT202のトーンを提示する。この決定において、操作者114は、患者112に、同様の主観的な尺度(例えば、1〜10、またはささやきの弱さ、中程度、大きい、非常に大きい)をさらに提示するように指示され、操作者114は、患者112に、主観的な尺度に基づいたCLM204でPMT202のトーンに対応するSPTL値を要求する。操作者114は、入力装置110を使用してシステム100にSPTL値を入力するように指示される。
したがって、命令202は、異なる音量レベルで患者に、音程マッチトーン(PMT)を提示するための命令、患者が、PMTが、音量において患者の耳鳴りよりも小さいと示したときのPMTの音量を上げる命令、および患者が、PMTが、音量において患者の耳鳴りよりも大きいと示したときのPMTの音量を下げる命令を含み得る。
随意に、プロセッサ102は、操作者114に、スクリーンを提示し、SPTL値とSTL値の比較をさせる。知覚音量(STL値)とより客観的な音量(SPTL値)の相違は、ハイパーモニタリングの指標である。この検査の有用性は、音響療法がどのように働くかを患者に助言することにあり、、その理由は存在するときにこの知覚の不一致を補正し、音響療法について患者へ助言するのに使用され得ることにおいての両方である。例えば、ハイパーモニタリングである患者は、この知覚の不一致が補正されるにつれ、馴化のプロセスを通して、改善へと到達し得る。
最小限マスキングレベル(MML)314は、患者の耳鳴りを聞くことができないように雑音が提示される音量である。典型的には、MMLは、例えば、耳鳴り音程マッチトーンPMTを中心とする狭帯域雑音で計測するなどの雑音で実施される。MMLは、白色雑音または狭帯域雑音が、音響療法の随意選択項目であるかどうかを決定するための随意の手段である。低いレベルは、それが随意選択項目である可能性が高いことを示す。随意の命令314は、命令204と206の間、またはいくつかの他の時点で実施され得、MMLでまたはそれ未満の雑音を提示することによってオージオメータを制御し、患者にそれが耐えられるかどうかを操作者114に尋ねさせるプロセッサ102を含む。
一般的に、異なるレベのル精度が用いられ得る。頻繁に、1dB精度または5dBが、適切な結果を提供するが、他のレベルの精度が用いられ得る。多くの患者は、50〜70dBのMMLを有するので、プロセッサは、患者、操作者、ならびに検査の時間および効率次第で、可変的な(例えば、5dB)ステップサイズを提供するように設定され得る。多くの患者は低いレベルのマスカーが彼らの耳鳴りの大部分を防止するが、しかしその完全なマスキングは、より大きい刺激を必要とするので、MMLと共に、耳鳴りが「ほとんど」不明瞭である時点、または十分に軽減される時点を探すことに価値がある。
随意に、プロセッサ102は、雑音(例えば、白色雑音)を患者112に提示するために(患者が耐えられない場合を除いて)オージオメータを制御することによって残留抑制(RI)を測定する。随意の命令316は、命令206と208の間、またはいくつかの他の時点で実施され、雑音を、患者が耐えられない場合を除いて、予め設定された期間(例えば、60秒)、患者112(例えば、MML+10dBでの白色雑音)に提示することによってオージオメータを制御するプロセッサ102を含む。予め設定された期間の終了時に、操作者114は、患者112に、彼/彼女が彼/彼女の耳鳴りが聞こえるかどうか、聞こえる場合は、耳鳴りが軽減されたかどうかを尋ねるように指示される。耳鳴りが通常に戻るのに必要な時間が、操作者114によって、入力装置110を使用して記録される。RIの現象は、長期間の馴化に少し影響するので、それは随意である。
耳鳴り音程マッチでの随意の音量成長関数の測定は、患者の耳鳴りの音量の半客観的な測定値を提供し得る。この順位と主観的な耳鳴り音量の順位との比較は、ハイパーモニタリングの測定値を提供し得る。音量成長関数は、音量マッチを判断するのを補助し得る。命令318は、患者が「激しさ」または「苛立ち」という測定値を与えられてないことを確実にする0〜10の尺度で耳鳴りがどれほど大きいかを患者に尋ねることと、4種類のレベル、閾値での音程マッチ、臨床的音量マッチ、および臨床的音量マッチを超える2種類のレベル(例えば、CLMを超える5または10dB)でトーンを提示することと、患者に各提示で、同様の0〜10尺度での音量の順位付けをするように尋ねることを含む。
音響は、複数回、平均して、操作者114またはプロセッサ104のどちらかによって提示され得る。耳鳴り音程の音量マッチの音量順位付けと主観的な順位付けとの相違は、ディスプレイ108上で操作者114に提示され得る。その相違は、ハイパーモニタリングの規模を示す。ハイパーモニタリングの規模は、耳鳴りの知覚の部分を指標であり得る。例えば、患者が、ハイパーモニタリングでない場合、彼らは潜在的に、耳鳴り管理患者であり得、かつあまり馴化患者ではない可能性があり得る。しかしながら、全患者が、潜在的に長期音響療法管理から利益を得ることができる。音量成長関数命令318が、208と310の間、または他のいくつかの時点で実施され得る。
例えば、図5に例示される通り、操作者114に、ディスプレイ108上で患者の音量成長および上方音量レベル(ULL)の決定において操作者114を補助するスクリーンショット500が提示される。開始ボタン504を選択することによって、プロセッサ102が、命令218を実行する。ボックス506で、4種類のレベルのトーンが提示される。これらの4種類のレベルは、操作者114によって入力されるか、またはプロセッサ102によって示され得る。各トーンレベルに関しては、操作者114が、患者112によって示される0〜10と分類されるボタン512のうちの1つを選択する。ボックス502において、操作者114が、患者のSTL値を入力する。随意には、操作者114は、患者の上方音量レベル(ULL)を、開始ボタン508を選択することによって決定することができる。プロセッサ112は、患者112に提示されるトーンを変更する命令を実行し、患者のULLを決定し、それは、ボックス510上に現れる。再度、操作者114は、ボタン512を使用し、トーン変更に対する患者の応答を示す。

実施例
患者は、8000Hzに匹敵する耳鳴りを有する。8000Hzの患者の閾値は、35dB HLであり、かつ彼の耳鳴りは、45dB HLに匹敵する。上に略述するように、この患者に45dB HLがどのように聞こえるかは不明瞭である。8000Hzでの45dB HLのトーンを患者に提示するとき、彼は10点の尺度でのレベル3では弱いと報告する。彼は、耳鳴り音量を10のうち7であると順位付けする。この相違は、彼がハイパーモニタリングであることを示す。
要するに、以下は、検査するプロセスを実施し、付随のスクリーンショットを提示するための命令を実行するプロセッサの操作を記載し、そのプロセスの順序は、変化する。主観的な知覚音量および主観的な音量が得られ、かつ比較され得る。
音程マッチを、臨床的に行われる様に、患者の耳鳴りに対して実施する。
患者の音程マッチの彼の閾値が見出される。患者の耳鳴りの音量マッチが、典型的な臨床的評価により見出される。マッチを探し出すための認知されている基準はない。これを探し出すための多くの方法がある。例えば、ソフトウェアにおけるアルゴリズムを使用し得る。
主観的な音量を決定する。これは、単に、患者の耳鳴り音量の患者による報告である。例えば、10点尺度を使用するが、他の尺度を使用し得る。1つのかかる尺度は、視覚的アナログ尺度であり、そこでは、患者によって、無標の軸に線が引かれ、終点からの長さが計測される。患者は、激しさ、苛立ち、苦痛、またはいくつかの他のパラメータではなく、音量に関して報告するように指示され得る。
音量マッチの主観的な知覚音量を、いくつかの方法において決定する。例えば、1つの方法は、音量マッチで音程マッチトーンを患者に提示し、このトーンが、上で使用されたのと同様の尺度でどれほど大きいかを尋ねることである。実際には、1種類以上のトーンを提示することが好適である。例えば、4種類のトーン、閾値で1種類、音量マッチで1種類、およびそのマッチを超える2種類、を使用し得る。任意の数のトーンが、音程マッチと共に異なる音程でのトーンを使用することに加えて、使用され得る。
主観的な耳鳴り音量(STL)を、音量マッチの主観的な知覚耳鳴り音量(SPTL)と比較する。それらが異なる場合、患はハイパーモニタリングである。それらが同一の場合、患者は、彼らの耳鳴りを正しく把握している。
患者がハイパーモニタリングである場合、その認識は、患者の耳鳴りの彼女の知覚を補正することにより音響療法がどのように働くかを患者に認知させることによって耳鳴りの治療において助ける。さらに、ハイパーモニタリングは、馴化の前兆と思われている。馴化は、患者が徐々に彼らの耳鳴りを時間が経つにつれ知覚しなくなるプロセスである。したがって、ハイパーモニタリングである患者は、この期待で、音響療法を始めることができる。
患者が、ハイパーモニタリングでない場合、患者の耳鳴りは弱い可能性があり、かつ彼女はそれを弱いと知覚する。この場合、彼女は、検査の際に、彼女の耳鳴り治療の候補者ではない可能性がある、なぜなら、彼女の耳鳴りは厄介なものではないからである。代替的には、彼女の耳鳴りは大きい可能性があるが、彼女はそれを大きいと知覚し、馴化の候補者ではない可能性があるが、耳鳴り管理の候補者である。いくつかの場合において、患者は、補聴器を慢性的に使用する方法の様に、音響療法から利益を得る可能性が高い。
随意に、システムおよび方法が埋め込まれて使用され得るので、本明細書で使用される通り、患者に音響またはトーンを生じさせ、適用し、または受けさせることは、患者に電気刺激を与え、音響またはトーンを模擬するか、またはさもなければ示すことを含む。
概要および要約が、読み手が技術的開示の本質を迅速に解明するのを助けるために提供される。それらは、それらが特許請求項の意味の範囲を解釈または限定するために使用されないであろうという理解と共に提示される。要約は、詳細な説明において詳細に記載される概念の選択を、簡易な形態で、導入するために提供される。要約は、請求される主題の主要な特徴または必要不可欠な特徴を同定することを意図しないし、また、請求される主題を決定するための補助として使用されることを意図しない。
例示の目的のため、プログラムおよび他の実行可能なプログラムの構成要素、例えば、操作システムは、別個の区画として本明細書に例示される。しかしながら、かかるプログラムおよび構成要素が、様々なときに、コンピューティング装置の異なる記録構成要素に、存在し、装置のデータプロセッサ(複数可)によって実行されることを認識する。
例示的なコンピューティングシステム環境とのつながりで記載されるが、本発明の態様の実施形態は、多くの他の一般的な目的または特別な目的のコンピューティングシステム環境または構成と共に使用可能である。コンピューティングシステム環境は、本発明のいかなる態様の使用または機能の範囲に対するいかなる制限をも提示しないことを意図する。さらに、コンピューティングシステム環境は、例示的な操作環境で例示される構成要素のうちのいずれか1つまたはその組み合わせに関するいかなる依存性または必要条件をも有さないとして解釈されるべきである。本発明の態様で使用するのに適した良く知られているコンピューティングシステム、環境、および/または構成の実施例は、パーソナルコンピュータ、サーバーコンピュータ、手持ち式またはラップトップ装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースシステム、セットトップボックス、プログラム可能家庭用電化製品、携帯電話、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、いずれかの上述のシステムまたは装置を含む分散コンピューティング環境などを含むが、これらに限定されない。
本発明の態様の実施形態は、1つ以上の有形の固定記録媒体に記憶され、1つ以上のプロセッサまたは他の装置によって実行される、プログラムモジュールなどのデータおよび/またはプロセッサ実行可能命令との一般的な関連で記載され得る。通常、プログラムモジュールは、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、および特定のタスクを実行するまたは特定の抽象データ型を実行するデータ構造を含むが、これらに限定されない。本発明の態様はまた、タスクが、通信ネットワーク中につながれる遠隔処理装置によって実行される分散コンピューティング環境で実践され得る。分散コンピューティング環境において、プログラムモジュールは、記憶記録装置を含む局所および遠隔記録媒体の両方に位置し得る。
操作において、プロセッサ、コンピュータ、および/またはサーバーは、本明細書に例示されるようなものなどのプロセッサ実行可能命令(例えば、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはハードウェア)を、本発明の態様を実施するために実行し得る。
本発明の態様は、プロセッサ実行可能命令と共に実施され得る。プロセッサ実行可能命令は、有形のプロセッサ可読記録媒体上の1つ以上のプロセッサ実行可能構成要素またはモジュールで構成され得る。本発明の態様は、任意の数および/またはかかる構成要素もしくはモジュールの構成を伴い実施され得る。例えば、本発明の態様は、図で例示され、本明細書に記載される特定のプロセッサ実行可能命令または特定の構成要素またはモジュールに限定されない。本発明の態様の他の実施形態は、本明細書に例示され、かつ記載されるものより幾分機能性を有する異なるプロセッサ実行可能命令または構成要素を含み得る。
本明細書で例示され、かつ記載される本発明の操作の実行または遂行の順序は、特に記載のない限り重要ではない。つまり、操作は、特に記載のない限り任意の順序で実施され得、本発明の態様は、本明細書で開示されるものより多いまたは少ない操作を含み得る。例えば、特定の操作を別の操作の前、同時に、後に実施または実行することは、本発明の範囲内であることを意図する。
本発明の要素を導入するとき、冠詞「1つの(a)」、「1つの(an)」、「その「the」、および「前記(said)」は、1つ以上の要素があることを意味することを意図する。用語「含む(comprising)」、「包含する(including)」、および「有する(having)」は、包括的であり、列挙される要素以外に追加の要素があり得ることを意味することを意図する。
上記を考慮して、本発明の態様のいくつかの利点が達成され、他の有利な結果が得られることが考えられるであろう。
例示または記載されて、示される構成要素の全てが必要ではない可能性がある。加えて、いくつかの実施は、追加の構成要素を含み得る。配列および構成要素の種類の変更が、本明細書に記載の特許請求項の意図または範囲から逸脱することなくなされ得る。追加の、異なる、または少ない構成要素が、提供され得、構成要素は組み合わせられ得る。代替的には、またはさらに、構成要素はいくつかの構成要素によって実施され得る。
上記は、本発明の態様を、制限としてではなく、実施例によって例示する。この記載によって、当業者は、本発明の態様を作り出し、使用することができ、本発明の態様を実行するのに最良な方法であると現在思われるものを含む本発明の態様のいくつかの適応、変更、代替、および使用を記載する。さらに、本発明の態様が、それらの用途において、詳細な説明で記載されるか、または図で例示される構造の詳細および構成要素の配列に限定されないことを理解されたい。本発明の態様は、他の実施形態であることが可能であり、かつ様々な方法で実践または実行されることが可能である。また、本明細書で使用される言い回しおよび用語は、説明の目的であって、限定するものと見なされるべきではないことを理解されるであろう。しかしながら、以下の特許請求項に記載の本発明の態様の広範囲から逸脱することなく、様々な修正および変更がそれに対して行われ得、追加の実施形態が実行され得ることが明白であるであろう。したがって、本明細書および図は、限定的な意味ではなく、例証と見なされる。

Claims (20)

  1. 患者112の耳鳴りのハイパーモニタリング(hypermonitoring)を評価し、オージオメータ104と使用するためのシステム100であって、
    実行可能な命令を記憶するための記憶装置106と、
    前記オージオメータ104を制御するように適合され、前記記憶装置106にアクセスするように適合され、前記記憶装置106に記憶された前記実行可能な命令を実行するように適合されたプロセッサ102と、
    前記システム100の操作者114へスクリーンショットを提供するために前記プロセッサ102によって駆動されるディスプレイ108と、
    前記プロセッサ102へ入力情報を提供するために、前記操作者114により使用される入力装置110と、を含み、
    前記記憶装置106に記憶された前記実行可能な命令は、
    前記患者の耳鳴りの音程マッチトーン(PMT)を決定するための命令202と、
    前記患者の耳鳴りの臨床的音量マッチ(CLM)を決定するための命令204と、
    前記患者の耳鳴りの主観的な耳鳴り音量(STL)を決定するための命令206と、
    前記CLMでの前記患者のPMTの主観的な知覚耳鳴り音量(SPTL)を決定するための命令208と、を含む、システム。
  2. 前記実行可能な命令が、前記SPTLと前記STLを比較するための命令310をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記患者の耳鳴りのPMTを決定するための前記命令202は、
    前記患者に対して様々なトーンを提示するための命令と、
    前記トーンが前記患者の耳鳴りよりも音程が低いことを前記患者が示す場合、前記トーンの音程を高めるための命令と、
    前記トーンが前記患者の耳鳴りよりも音程が高いことを前記患者が示す場合、前記トーンの音程を低めるための命令と、を含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記患者の耳鳴りのCLMを決定するための命令204は、
    前記患者に対して様々な音量レベルで前記音程マッチトーンPMTを提示する命令と、
    前記PMTが前記患者の耳鳴りよりも音量が低いことを前記患者が示す場合、前記PMTの音量を上げるための命令と、
    前記PMTが前記患者の耳鳴りよりも音量が高いことを前記患者が示す場合、PMTの音量を下げるための命令と、を含む、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記CLMでの前記患者のPMTのSPTLを決定するための命令208は、前記患者に対して前記CLMで前記PMTのトーンを提示するための命令を含む、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記SPTL値を前記患者によって示されるSTL値と比較するための命令をさらに含む、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記患者112の最小限マスキングレベル(MML)を決定するための命令314をさらに含み、前記患者に対して様々な音量レベルで雑音を提示し、どの提示した雑音音量レベルが、前記患者の耳鳴りを前記患者に聴こえないようにマスクするかを決定する、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記患者112の残留抑制(RI)を決定するための命令316をさらに含み、前記患者112に対して、所定の期間、雑音を提示する命令を含み、前記患者にその後耳鳴りが聴こえるかどうかを決定する、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記患者112に対する音量成長関数を決定するための命令318をさらに含み、ハイパーモニタリングを示す差分値と比較するため、前記PMT、前記CLM、および他の2つの音量レベルで、前記患者に対してトーンを提示するための命令を含む、請求項4に記載のシステム。
  10. 前記患者112の上方音量レベル(ULL)を決定するための命令をさらに含み、前記プロセッサが、前記患者に対して様々なトーンを提示するために、前記オージオメータを制御するように前記ULL命令を実行する、請求項1に記載のシステム。
  11. 患者の耳鳴りのハイパーモニタリングを評価するオージオメータと使用するためのプロセッサ実行可能方法であって、オージオメータを制御するためのプロセッサ実行可能命令を含み、
    前記患者の耳鳴りの音程マッチトーン(PMT)を決定すること202と、
    前記患者の耳鳴りの臨床的音量マッチ(CLM)を決定すること204と、
    前記患者の耳鳴りの主観的な音量(STL)を決定すること206と、
    前記CLMでの前記PMTの前記患者の主観的な知覚音量(SPTL)を決定すること208と、を含む、プロセッサ実行可能方法。
  12. 前記実行可能な命令が、前記SPTLを前記STLと比較すること310をさらに含む、請求項11に記載のプロセッサ実行可能方法。
  13. 前記患者の耳鳴りのPMTを決定すること202は、
    前記患者に対して様々なトーンを提示することと、
    前記トーンが前記患者の耳鳴りよりも音程が低いことを前記患者が示す場合、前記トーンの音程を高めることと、
    前記トーンが前記患者の耳鳴りよりも音程が高いことを前記患者が示す場合、前記トーンの音程を低くすることと、を含む、請求項11に記載のプロセッサ実行可能方法。
  14. 前記患者の耳鳴りのCLMを決定すること204は、
    前記患者に対して様々な音量レベルで前記音程マッチトーンPMTを提示することと、前記PMTが前記患者の耳鳴よりも音量が低いことを前記患者が示す場合、前記PMTの音量を上げることと、
    前記PMTが前記患者の耳鳴りよりも音量が高いことを前記患者が示す場合、前記PMTの音量を下げることと、を含む、請求項13に記載のプロセッサ実行可能方法。
  15. 前記CLMでの前記患者のPMTの前記SPLを決定すること208が、前記患者に対して前記CLMで前記PMTのトーンを提示することを含む、請求項14に記載のプロセッサ実行可能方法。
  16. 前記患者112の最小限マスキングレベル(MML)を決定すること314をさらに含み、前記患者に対して様々な音量レベルで雑音を提示することを含み、どの提示した雑音音量レベルが、前記患者の耳鳴りを前記患者に聴こえないようにマスクするかを決定する、請求項11に記載の方法。
  17. 患者の耳鳴りのハイパーモニタリングを評価するオージオメータと使用するためのプロセッサ実行可能な命令を記憶する有形のコンピュータ可読記録媒体であって、前記プロセッサ実行可能な命令がオージオメータを制御するように適合され、前記媒体が、
    前記患者の耳鳴りの音程マッチトーン(PMT)を決定するための命令202と、
    前記患者の耳鳴りの臨床的音量マッチ(CLM)を決定するための命令204と、
    前記患者の耳鳴りの主観的な音量(STL)を決定するための命令206と、
    前記CLMでの前記患者の前記PMTの主観的な知覚音量(SPTL)208を決定するための命令208と、を含む、媒体。
  18. 前記患者の耳鳴りのPMTを決定するための前記命令202は、
    前記患者に対して様々なトーンを提示するための命令と、
    前記トーンが前記患者の耳鳴りよりも音程が低いことを前記患者が示す場合、前記トーンの音程を高めるための命令と、
    前記トーンが前記患者の耳鳴りよりも音程が高いことを前記患者が示す場合、前記トーンの音程を低めるための命令と、を含む、請求項17に記載の媒体。
  19. 前記患者の耳鳴りのCLMを決定するための前記命令204は、
    前記患者に対して様々な音量レベルで前記音程マッチトーンPMTを提示する命令と、
    前記PMTが前記患者の耳鳴りよりも音量が低いことを前記患者が示す場合、前記PMTの音量を上げるための命令と、
    前記PMTが前記患者の耳鳴りよりも音量が高いことを前記患者が示す場合、PMTの音量を下げるための命令と、を含む、請求項17に記載の媒体。
  20. 前記SPLを前記SLと比較するための命令310をさらに含み、前記CLMでの前記患者のPMTの前記SPLを決定するための命令208は、前記患者に対して前記CLMで前記PMTのトーンを提示するための命令を含む、請求項17に記載の媒体。
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