JP2016506176A - 多重事業者デバイス間マルチキャスティングまたはブロードキャスティング通信 - Google Patents

多重事業者デバイス間マルチキャスティングまたはブロードキャスティング通信 Download PDF

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Abstract

本発明は、多重事業者環境におけるデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングのための解決手段を提供する。異なるネットワークからの端末のグループがデバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト型の通信に参加することを望むとき、スペクトルおよびリソースの割り当てならびに構成に必要な情報が、信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに使用される1つ以上の周波数帯域および/または無線アクセス技術を選択するために、判断ロジックを有するシステムによって収集される。本システムは、周波数帯域(1つまたは複数)および/または無線アクセス技術を使用するように端末を構成するために、選択を反映する構成データを、端末のグループに送信する。【選択図】 図2

Description

本発明は、信号のブロードキャスティングおよびマルチキャスティングに関する。更に特定すれば、本発明は、異なる事業者においてネットワーク加入を有するデバイス間におけるデバイス間ブロードキャスティングおよびマルチキャスティングに関する。
従来技術
電気通信および情報理論では、ブロードキャスティングとは、1つ以上のデータ・パケットによって形成されたメッセージを多数の受信側またはホストに同時に転送する方法を指す。ブロードキャスティングは、プログラムにおいて上位動作として実行することができ、または下位ネットワーキング動作であることもある。ブロードキャスティングによって、データ・パケットはネットワークまたはネットワークの一部において多数のデバイスによって受信される。通例、ブロードキャスト・アドレスがターゲット・ネットワーク・アドレスとして使用され、このターゲット・ネットワーク・アドレスは、特定のホストによってではなく、ネットワーク取り付け(network-attached)ホストによって受信される。メッセージのブロードキャスティングは、ホストがデータ・パケットを、一意のネットワーク・アドレスによって通例識別される他の1つのホストに送る、メッセージのユニキャスティングとは対照的である。
マルチキャスティングとは、1つ以上のデータ・パケットで形成されたメッセージを、受信側またはホストのグループに同時に、ソースからの1回の送信で配信する方法を指す。ネットワークが関係する場合、データ・パケットのコピーは、ネットワークのトポロジによって必要とされれば、ルータのようなネットワーク・エレメントにおいて自動的に作成される。例えば、ストリーミング・メディアのインターネット・プロトコル(IP)アプリケーションおよびインターネット・テレビジョンにおいて採用されることが多いIPマルチキャストでは、マルチキャスト概念の実現は、IPルーティング・レベルにおいて行われ、ルータが、マルチキャスト宛先アドレスに送られるデータ・パケットのために、最適な配給経路を作成する。
ブロードキャスティングおよびマルチキャスティングは、LANまたはWANのような固定ネットワーク、WLANのような移動体ネットワーク、3GPP−ベースのネットワークまたは3GPP2−ベースのネットワーク、あるいは固定部分および移動部分を有する混合ネットワークにおいて行うことができる。
移動体通信システム用3GPP規格から、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)が知られている。これは、ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービスを1つの基地局から、同じコンテンツを受信する多数の移動体デバイスに配信するように設計される。MBMSの主要な利点は、周波数スペクトル・ソースの効率的な利用にあり、様々な移動体デバイスによって必要とされるコンテンツが、各移動体デバイスまで、個々のビット・ストリームではなく、1つのチャネルまたはビット・ストリームを使用することを保証することによって得られる。MBMSでは、ブロードキャスト・モードは、1つのソース(基地局)から、定められたブロードキャスト・サービス・エリアにおいて発見されたユーザへのマルチメディア・データの単一方向一点−多点型送信を指す。ブロードキャスト・モードは、無線リソースを効率的に使用する。何故なら、データは共通の無線チャネルを通じて送信されるからである。MBMSでは、マルチキャスト・モードがブロードキャスト・モードと異なるのは、ブロードキャスト・モードではユーザが別個に各ブロードキャスト・サービスに加入する必要がなく、マルチキャスト・モードでは、サービスが別個に発注されることである。マルチキャスト・モード・サービスに対する加入(subscription)およびグループ加盟(joining)は、移動体ネットワーク事業者、ユーザ、または別のサービス・プロバイダによって行うことができる。
3GPP規格における最近の発展は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワークおよびデバイスに関する。LTEは、4G(即ち、第四世代)移動体通信規格としても知られ、移動体電話機およびデータ端末用高速データのワイヤレス通信に対する規格である。これは、GSM(登録商標)/EDGE(2Gまたは2.5Gとしても知られる)およびUMTS/HSPA(3Gとしても知られる)ネットワーク技術の後継であり、コア・ネットワーク改良と共に異なる無線インターフェースを使用して、容量および速度を高める。最近のLTE拡張は、基地局と移動体デバイスとの間だけである従前の通信の後継となる、直接的なまたは近隣の基地局をリレーとして使用する、デバイス間(D2D)通信を可能にする。
LTE D2Dシナリオの場合におけるマルチキャストおよびブロードキャスト通信の必要性は、LTE D2D研究共同体によって認識される。しかしながら、提案された解決手段は、参加者(マルチキャストの場合)または受信側(ブロードキャストの場合)が異なる移動体事業者からである多重事業者の状況には当てはまらない。
例えば、ユーザ端末のマルチキャスト・クラスタを形成するための解決手段、所望の情報の交換を可能にするリソース(例えば、送信電力)の割り当てのための解決手段、およびマルチキャスト・タイプの情報の受信側と送信側との間におけるフィードバック・メカニズムの設計のための解決手段は、T. Koskela, et.al, "Clustering Concept using Device-to-Device Communication in Cellular System"(セルラ・システムにおいてデバイス間通信を使用するクラスタリング概念)、IEEE WCNC 2010、および J. Seppala, et.al, "Network Controlled Device-to-Device (D2D) and Cluster Multicast Concept for LTE and LTE-A Networks"(LETおよびLET−Aネットワーク用ネットワーク制御デバイス間およびクラスタ・マルチキャスト概念)、IEEE WCNC 2011から、周知である。
J. Seppala, et.alから、セルラ・ネットワークに統合されたD2D通信についてのマルチキャスト概念は周知であり、マルチキャストD2Dおよび従来のセルラ・モードについてのスループットおよび遅延の比較、ならびにマルチキャストD2Dおよび従来のセルラ・モード間で切り替えてサービスの連続性を確保するフレキシブル・モードが含まれる。提案された特徴の要点は以下の通りである。ネットワークは、D2Dデバイスのリソース割り当ておよび送信電力を制御し、したがって、D2D通信によって生ずる干渉を完全に制御する。また、ネットワークは、セルラからD2Dへの干渉(およびその逆)も制御する。適正なモードの選択により、D2DユーザにQoSおよびサービスの連続性が保証される。多数のユーザがフィードバックをクラスタ・ヘッダ(即ち、送り側)に送るときに起こるフィードバック内破(Feedback implosion)が考慮され、解決手段が提案される。
適正なモード選択に関して、モード選択の問題は、3GPP TR 22.803, "Feasibility Study for Proximity Services (ProSe), (Release 12)"(近接サービス(ProSe)についての実現可能性の研究、(改訂12))、VO.3.0, May, 2012において引用され、この文献から周知である。ここでは、異なるユーザが異なるリンク能力を有する。クラスタ内のユーザに対する転送率は、特定のユーザが許容する(allow for)最も低いリンク品質程度にしかできず、例えば、過度に高い転送率でリンク品質が低いユーザにストリーミング・ビデオが送られる場合、高品質の無線チャネルを有するユーザが、容認できない長さの遅延を被ることになる。この理由のために、最適な転送率を選択すること、およびD2Dマルチキャストと従来のセルラ・モードとの間で選択することは、難しい作業となる。
T. Koskela, et.alから、従来のセルラ・システムの性能を向上させるためのクラスタの形成が周知である。ここでは、扱われる主要な課題は、いつデバイスのクラスタがD2D通信を使用すべきか、そしていつ従来のセルラ無線リンクが使用されるか、どのように決定するかにある。このモードは、J. Seppala, et.al.のそれと同様である。具体的には、D2D通信は、セルラ・システムのアップリンク・リソースにおいて行われる。このシステムにおけるデバイスは、次の3つの異なる通信モードを有することができる。
(1)基地局(BS)へ/からの連続送信および受信。(2)デバイス(ソース)の内1つがBSに送信し、クラスタにおける他のデバイスがBSからのマルチキャスト送信を受信する、セルラ通信モードのマルチキャスト送信。(3)デバイスの内1つが送信し、クラスタにおける他のデバイスが受信する、D2Dクラスタ通信モードのマルチキャスト送信。T. Koskela, et.alでは、最初の通信モードは、ローカルに通信していないデバイスを含み、第2および第3通信モードは、最適な通信モードが求められるローカル通信デバイスを含む。
J. Seppala, et.alから、システム容量を最大化するためにいつ通信モード間で切り替えるか識別するための、クラスタのシステム方程式が周知である。具体的には、以下のモードが評価される。(1)全てのデバイスがセルラ・モードにある。(2)送信電力に対する最適値が、線形方程式のシステムに基づいて使用される最適D2D。(3)ソース・デバイスとその担当BS(serving BS)との間における経路損失が、クラスタ内のソース・デバイスと宛先デバイスとの間における経路損失のいずれよりも大きい場合に、D2Dクラスタ・モードが選択されるPL D2D。(4)全てのクラスタにD2Dクラスタ・モードが選択される強制D2D。
W. Yang, W. Sun, L. Li, "Reliable Multicasting for Device-to-Device Radio UnderlayingCellular Networks"(デバイス間無線基礎セルラ・ネットワーク用の高信頼性マルチキャスティング)、Cornell University Library, http://arxiv.org/abs/1008.3741v2から、D2D無線基礎セルラ・ネットワークのための担当リーダ(LiC:Leader in Charge)高信頼性マルチキャスト・アーキテクチャが周知である。具体的には、eNB(LTEネットワークにおける発展ノードB、基地局)からのマルチキャスト、およびクラスタ内再送信という2種類の送信について記載されている。パケットは、最初にeNBによってセルラ・リンク上でマルチキャストされる。次に、これらは、全てのUE(ユーザ機器)によって正しく受信されるまで、D2Dリンク上のクラスタにおいて再送信される。eNBは、全てのUEがデータ・パケットを正しく受信し終えるまで送信する必要はなく、クラスタが全てのパケットを正しく有するまででよい。担当リーダ(LiC)が定められる。LiCは、D2Dリンクを使用して再送信の殆どを行うUEである。直感(intuition)では、LiCが全てのパケットを正しく受信するので、全ての非リーダのために失われたパケットを復元することができる。更に、クラスタUE間で再送信をリスケジューリングするためのクラスタ内リスケジューリング・アルゴリズムについて記載されている。LiCが受ける遅延は、遅延閾値を導入することによって、短縮することができる。
異なる事業者からの2つの端末間におけるD2DLTE(または他の技術)通信のためにリソース割り当てを決定するための手順およびアルゴリズムは周知である。1つの事業者のネットワーク内において、無線リソース管理、協同的特徴およびフィードバックを、1つのドメイン内で行うことができ、その下では、判断を行うための情報は容易に入手可能になる。更に、1つのネットワーク内においてセルラおよびマルチキャスト2D2モード間で切り替えるための手順も周知である。
多重事業者のブロードキャストまたはマルチキャストD2D対応通信のための解決手段は、知られていない。更に、ユーザ(端末)が異なるネットワークの管理下にある場合、ブロードキャストまたはマルチキャストD2D通信にどのように無線リソース(即ち、スペクトル)を割り当てることができるかは分からない。これは、各ネットワークが、周波数/時間/コード割り当て(即ち、パケット・スケジューリング)、送信電力割り当て、および干渉管理というような、それ自体の無線リソースを制御し、それについて把握しているからである。多重事業者のブロードキャストまたはマルチキャスト・デバイス間通信を可能にする解決手段が求められている。
本発明の目的は、多重事業者または多重ネットワーク環境においてデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングを可能にする解決手段を提供することである。本明細書では、多重事業者または多重ネットワークという用語は、ブロードキャストまたはマルチキャスト通信に関与するデバイスの内2つ以上が、ワイヤレス接続および/または有線接続を介して、例えば、異なる事業者において加入を有することにより、異なるネットワークに接続可能であることを意味する。デバイス間通信という用語は、デバイスがブロードキャスティングまたはマルチキャスティング信号を、恐らくは1つ以上の基地局を除いてネットワーク内部にあるエレメントを使用することなく、直接伝達することを意味する。
本発明の一態様によれば、第1デバイスから2つ以上の他のデバイスへのデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングを可能にするシステムが提案される。このシステムは、無線能力データを格納するように構成されたメモリを含むことができる。無線能力データは、第1デバイスおよび2つ以上の他のデバイスの各々について、利用可能な周波数帯域および利用可能な無線アクセス技術の内少なくとも1つの指標を含むことができる。更に、このシステムは、無線能力データに基づいて、信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングのために使用される1つ以上の周波数帯域および/または無線アクセス技術を選択するように構成されたプロセッサも含むことができる。更に、このシステムは、第1デバイスおよび2つ以上の他のデバイスに構成データを送信するように構成された送信機を含むことができる。構成データは、選択された1つ以上の周波数帯域および/または選択された無線アクセス技術の指標を含むことができる。
本発明の他の態様によれば、第1デバイスから2つ以上の他のデバイスへの信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングを可能にする方法が提案される。この方法は、無線能力データを格納するステップを含むことができる。無線能力データは、 第1デバイスおよび2つ以上の他のデバイスの各々について、利用可能な周波数帯域および利用可能な無線アクセス技術の内少なくとも1つの指標を含むことができる。更に、この方法は、無線能力データに基づいて、信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングのために使用される1つ以上の周波数帯域および/または無線アクセス技術を選択するステップを含むことができる。更に、この方法は、第1デバイスおよび2つ以上の他のデバイスに構成データを送信するステップを含むことができる。構成データは、選択された1つ以上の周波数帯域および/または選択された無線アクセス技術の指標を含むことができる。
デバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与することになるデバイスについての無線能力データを格納し、この無線能力データを使用して、デバイスがデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与できるように、1つ以上の周波数帯域および/または無線アクセス技術を選択することによって、本システムおよび方法は構成データを生成し、この構成データをデバイスに送信することができるという利点がある。
構成データは、デバイスを構成するために使用することができ、これによってデバイス間において信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに使用を可能にするという利点がある。
この方法は、前述のシステムにおいて実行することもできる。このシステムは、関与するネットワーク、この関与するネットワークの外部にある独立したデバイス間ブロードキャスト・エンティティに存在することができ、または第1および2つ以上の他のデバイスの一部であってもよい。
このシステムの実施形態では、 第1デバイスは、第1ワイヤレス接続または有線接続を介して、第1ネットワークに接続されるように構成することができる。2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つは、第2ワイヤレス接続または有線接続を介して、第1ネットワークとは異なる第2ネットワークに接続されるように構成することができる。送信器は、構成データを第1デバイスに第1ネットワークを通じて送信するように構成することができる。送信機は、更に、構成データを2つ以上の他のデバイスに送信するように構成することができる。ここでは、構成データは、2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つに、第2ネットワークを通じて送信することができる。
このように、このシステムは、例えば、デバイスが加入によって接続される既存のネットワークを使用して、構成データを本システムからデバイスに配信することを可能にするという利点がある。既存のネットワーク接続は、ワイヤレス接続または有線接続でもよい。
本システムの他の実施形態では、第1受信機は、第1ネットワークにおける第1ネットワーク・ノードからの第1デバイスについて、および第2ネットワークにおける第2ネットワーク・ノードからの2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つについての無線能力データの少なくとも第1部分を受信するように構成することができる。
前述した方法の実施形態では、 第1デバイスは、第1ワイヤレス接続または有線接続を介して、第1ネットワークに接続されるように構成することができる。2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つは、第2ワイヤレス接続または有線接続を介して、第1ネットワークとは異なる第2ネットワークに接続されるように構成することができる。更に、この方法は、第1ネットワークにおける第1ネットワーク・ノードから第1デバイスについて、および第2ネットワークにおける第2ネットワーク・ノードから2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つについての無線能力データの少なくとも一部を受信するステップを含むことができる。
本明細書では、「無線能力データの少なくとも第1部分」は、無線能力データの任意の部分、または無線能力データの全てを意味する。第1および第2ネットワーク・ノードは、それぞれのネットワークにおける任意のサーバ、ノード、ルータ、データベース、またはその他のネットワーク・エレメントであってもよい。既存のネットワーク接続は、ワイヤレス接続または有線接続でもよい。
このように、本システムおよび方法は、デバイスが、例えば、加入によって接続されるネットワークを、無線能力データのソースとして使用することを可能にするという利点がある。
このシステムの他の実施形態では、本システムは、 2つ以上の他のデバイスからの2つ以上の他のデバイスについての無線能力データの少なくとも第2部を、他のブロードキャスト信号において受信するように構成された第2受信機を含むことができる。
本方法の他の実施形態では、本方法は、更に、2つ以上の他のデバイスから2つ以上の他のデバイスについての無線能力データの少なくとも第2部分を、他のブロードキャスト信号において受信するステップを含むことができる。
本明細書において、「無線能力データの少なくとも第2部分」は、無線能力データの任意の部分、または無線能力データの全てを意味する。2つ以上の他のデバイスは、それらの無線能力を、他のブロードキャスト信号においてブロードキャストし、他のブロードキャスト信号は、デバイスの構成および信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングの前に送信される。
このように、本システムおよび方法は、ネットワークを使用せずに、例えば、(部分的に)アドホック環境において無線能力信号を本システムにおいて受信することを可能にするという利点がある。
このシステムの他の実施形態では、メモリが更に他のデータを格納するように構成することができる。他のデータは、第1および第2ネットワークの内少なくとも1つについて、第1デバイスから2つ以上の他のデバイスへの信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスの数の指標を含むことができる。更にまたは代わりに、他のデータは、第1および第2ネットワークの内少なくとも1つについて、第1デバイスから2つ以上の他のデバイスへの信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスについてのトラフィック・レベルおよび/または干渉レベルの指標を含むことができる。更にまたは代わりに、他のデータは、第1および第2ネットワークの内少なくとも1つについて、第1デバイスから2つ以上の他のデバイスへの信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスについての伝搬状態の指標を含むことができる。プロセッサは、他のデータに基づいて、1つ以上の周波数帯域においておよび/または無線アクセス技術において使用される無線リソースの量を計算するように構成することができる。構成データは、更に、計算された無線リソースの量の指標を含むことができる。
このように、本システムは、選択された周波数帯域(1つまたは複数)および/または無線アクセス技術において使用するリソース量に関して、デバイスを構成することができるという利点がある。
本システムの他の実施形態では、計算された無線リソースの量の指標は、無線リソースの量が経時的にいつ使用されるべきかを定めるスペクトル・ホッピング・シーケンスを含む。
本方法の他の実施形態では、本方法は、更に、他のデータを格納するステップを含む。他のデータは、第1および第2ネットワークの内少なくとも1つについて、第1デバイスから2つ以上の他のデバイスへの信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスの数の指標を含むことができる。更にまたは代わりに、他のデータは、第1および第2ネットワークの内少なくとも1つについて、第1デバイスから2つ以上の他のデバイスへの信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスについてのトラフィック・レベルおよび/または干渉レベルの指標を含むことができる。更にまたは代わりに、他のデータは、第1および第2ネットワークの内少なくとも1つについて、第1デバイスから2つ以上の他のデバイスへの信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスについての伝搬状態の指標を含むことができる。更に、本方法は、他のデータに基づいて、1つ以上の周波数帯域においておよび/または無線アクセス技術において使用される無線リソースの量を計算するステップを含むことができる。構成データは、更に、計算された無線リソースの量の指標、および/またはこの無線リソース量を経時的にいつ使用するかを定めるスペクトル・ホッピング・シーケンスを含むことができる。
このように、本システムおよび方法は、選択された周波数帯域(1つまたは複数)および/または無線アクセス技術において経時的にある量のリソースがいつ使用されるかに関して、デバイスを構成することができるという利点がある。
他のデータおよび無線能力データは、別のデータ集合であっても、または1つのデータ集合を形成してもよい。
本発明の他の態様によれば、デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を2つ以上の更に他のデバイスに送信するデバイスが提案される。このデバイスは、第1ワイヤレス接続または有線接続を介して第1ネットワークに接続されるように構成することができる。2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つが、第2ワイヤレス接続または有線接続を介して、第1ネットワークとは異なる第2ネットワークに接続されるように構成することができる。本デバイスは、先に説明した特徴の内1つ以上を有するシステムから、構成データを受信するように構成された第1受信機を含むことができる。構成データは、選択された1つ以上の周波数帯域および/または代替無線アクセス技術の指標を含むことができる。本デバイスは、構成データに基づいて、デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を送信するように構成された送信機を含むことができる。
前述のデバイスおよび他のデバイスは、このように、一方ではネットワークに接続することができ、他方では信号をブロードキャストまたはマルチキャストするためにデバイス間通信に参加することができる。
本デバイスは、これによって、当該デバイスがデバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を他のデバイスに送信することを可能にするように、本システムによって構成することができるという利点がある。
本システムは、関与するネットワーク、関与するネットワークの外部にある独立したデバイス間ブロードキャスト・エンティティに存在することができ、または当該デバイスまたは他のデバイスの内1つの一部であってもよい。
本デバイスの実施形態では、このデバイスは、更に、2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つについての無線能力データの少なくとも一部を、2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つから、他のブロードキャスト信号において受信するように構成された第2受信機を含むことができる。送信機は、更に、無線能力データに基づいて構成することができる。
本明細書において、「無線能力データの少なくとも一部」は、無線能力データの任意の部分、または無線能力データの全部を意味する。2つ以上の他のデバイスは、それらの無線能力を、他のブロードキャスト信号においてブロードキャストし、他のブロードキャスト信号は、デバイスの構成および信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングの前に送信される。
このように、本デバイスは、ネットワークを使用せずに、例えば、(部分的に)アドホック環境において無線能力信号を本システムにおいて受信することを可能にするという利点がある。
第1受信機および第2受信機は、1つの受信機として実現されてもよい。
本デバイスの他の実施形態では、構成データが、更に、無線リソースの量の指標、および/またはその無線リソース量が経時的にいつ使用されるかを定めるスペクトル・ホッピング・シーケンスを含むことができる。
このように、本デバイスは、選択された周波数帯域(1つまたは複数)および/または無線アクセス技術において使用するリソース量に関して構成することができるという利点がある。更にまたは代わりに、本デバイスは、選択された周波数帯域(1つまたは複数)および/または無線アクセス技術において経時的にある量のリソースがいつ使用されるかに関して構成することができるという利点がある。
本デバイスの他の実施形態では、送信機は、少なくとも周波数帯域の内第1のものおよび周波数帯域の内第2のものにおいて、デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号の同じデータ部分を送信するように構成される。
本明細書において、「同じデータ部分」とは、ブロードキャストまたはマルチキャスト信号におけるデータ部分キャリアが、例えば、マルチキャスト信号のブロードキャストからのデータ部分のコピーを使用することによって、多数回使用されることを意味する。多数回送信される同じデータ部分は、他のデバイスによってサポートされる周波数帯域において送信される。本明細書では、他のデバイスの各々が、それ自体がサポートする周波数帯域(1つまたは複数)で待機する。
このように、本デバイスは、信号を受信するために異なる周波数帯域を使用する他のデバイスによって、ブロードキャストまたはマルチキャスト信号が受信されることを可能にするという利点がある。
本デバイスの他の実施形態では、送信機は、周波数帯域の内2つ以上において、デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号の異なるデータ部分を送信するように構成することができる。
ブロードキャストまたはマルチキャスト信号において搬送される異なるデータ部分は、このように、多数の周波数帯域において送信することができる。異なるデータ部分は、同時に、異なる周波数帯域を使用して送信することができる。更にまたは代わりに、異なるデータ部分は、異なる時点に、例えば、後続のタイム・スロットにおいて、または既定の時間間隔で、異なる周波数帯域において送信されてもよい。このように、他のデバイスの各々は、それ自体がサポートする周波数帯域(1つまたは複数)および他のデバイスのその他のものによってサポートされる周波数帯域で待機する(listen on)ことができる。これは、他のデバイスにおけるブロードキャストまたはマルチキャスト信号の受信において遅延を減少し、スループットを高めることができる。
本発明の他の態様によれば、デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を受信するデバイスが提案される。このデバイスは、ワイヤレス接続または有線接続を介してネットワークに接続されるように構成することができる。本デバイスは、先に説明した特徴の内1つ以上を有するシステムから、構成データを受信するように構成された第1受信機を含むことができる。構成データは、1つ以上の周波数帯域および/または代替無線アクセス技術の指標を含むことができる。更に、本デバイスは、構成データに基づいて、デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を受信するように構成された第2受信機も含むことができる。
このように、本デバイスは、一方ではネットワークに接続することができ、他方では信号をブロードキャストまたはマルチキャストするためにデバイス間通信に参加することができる。
本デバイスは、これによって、当該デバイスがデバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を受信することを可能にするように、本システムによって構成することができるという利点がある。
本システムは、関与するネットワーク、関与するネットワークの外部にある独立したデバイス間ブロードキャスト・エンティティに存在することができ、または信号のブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスの一部であってもよい。
第1受信機および第2受信機は、1つの受信機として実現されてもよい。
本デバイスの実施形態では、構成データが、更に、無線リソースの量の指標、および/またはこの量の無線リソースを経時的にいつ使用するか定めるスペクトル・ホッピング・シーケンスを含むことができる。
このように、本デバイスは、選択された周波数帯域(1つまたは複数)および/または無線アクセス技術において使用するリソース量に関して構成することができるという利点がある。更にまたは代わりに、本デバイスは、選択された周波数帯域(1つまたは複数)および/または無線アクセス技術において経時的にリソースの量がいつ使用されるかに関して構成することができるという利点がある。
本発明の他の態様によれば、コンピュータ・プログラム製品が提案され、プロセッサによって実行されると、以上で説明した特徴の内1つ以上を有する方法を実行するように構成される。
このように、本方法またはその一部は、ソフトウェア・プログラムとして実現できるという利点がある。
本発明の他の態様によれば、第1デバイスから2つ以上の他のデバイスへのデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングのための信号が提供される。第1デバイスは、 第1ワイヤレス接続または有線接続を介して第1ネットワークに接続されるように構成することができる。2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つが、第2ワイヤレス接続または有線接続を介して、第1ネットワークとは異なる第2ネットワークに接続されるように構成することができる。この信号は、第1ネットワークの第1周波数帯域における第1部分を含むことができる。更に、この信号は、第2ネットワークの第2周波数帯域における第2部分を含むことができる。第1部分および第2部分は、各々、1つ以上のタイム・スロット内に1つ以上の副部分を含むことができる。第1部分および第2部分の各々における副部分の数、および副部分の各々に使用されるタイム・スロットは、無線リソースの量を経時的にいつ使用するかを定めるスペクトル・ホッピング・シーケンスに従うことができる。
このように、デバイスの異なるネットワークのスペクトル帯域を効率的に使用するスペクトル・ホッピング・シーケンスに従うデバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を組み立てることができるという利点がある。
以下では、本発明の実施形態について更に詳細に説明する。しかしながら、これらの実施形態は、本発明の保護範囲を限定するように解釈してはならないことは、認められてしかるべきである。
本発明の態様について、図面に示す実施形態例を参照しながら更に詳細に説明する。図面において、
図1は、本発明の実施形態例のネットワーク・アーキテクチャを示す。 図2は、本発明の他の実施形態例のネットワーク・アーキテクチャを示す。 図3は、本発明の実施形態例の経時的なブロードキャストまたはマルチキャスト信号の送信および受信を示す。 図4は、本発明の他の実施形態例の経時的なブロードキャストまたはマルチキャスト信号の送信および受信を示す。 図5は、本発明の実施形態例の時間−周波数リソース割り当てを示す。 図6は、本発明の他の実施形態例の時間−周波数リソース割り当てを示す。 図7は、本発明の他の実施形態例の時間−周波数リソース割り当てを示す。 図8は、本発明の他の実施形態例のブロードキャストまたはマルチキャスト信号の送信および受信を示す。 図9は、本発明の実施形態例の判断ロジックの流れ図を示す。 図10は、本発明の他の実施形態例のネットワーク・アーキテクチャを示す。 図11は、本発明の他の実施形態例のネットワーク・アーキテクチャを示す。 図12は、本発明の実施形態例のシステムを示す。 図13は、本発明の実施形態例のデバイスを示す。 図14は、本発明の他の実施形態例のデバイスを示す。 図15は、本発明の実施形態例のシステムにおいて実行されるステップの流れ図を示す。
本発明は、多重事業者または多重ネットワーク・デバイス間(D2D)マルチキャストまたはブロードキャスト通信のための解決手段を提供する。以下の例では、本発明は、多重事業者LTE D2D マルチキャストまたはブロードキャスト通信のシナリオについて、更に詳細に説明されるが、本発明は、LTE D2Dに限定されるのではないことは理解されよう。例えば、CDMA、GSM(登録商標)、GPRS、WCDMA(登録商標)、LTE、LTE Advanced、UMTS、UMB、IEEE 802.11 、IEEE 802.16、IEEE 802.20、 Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi、またはWiMAXというような、任意のワイヤレス規格にしたがって、異なるネットワークから、そして恐らくは異なる事業者からの固定または移動体デバイスが通信することを一般に伴う、マルチキャストまたはブロードキャスト通信は、本発明の範囲内に該当する。したがって、LTEが実施形態例において使用されるときはいつでも、この実施形態例は他のワイヤレス規格にも適用されることは理解されるはずである。以下の説明では、「デバイス」、「端末」、および「ユーザ機器(UE)」という言い方は、マルチキャストまたはブロードキャスト通信に関与する固定または移動体エンド・ユーザ・デバイスの同義語として理解されることとする。
本発明は、少なくとも以下のシナリオにおいて、多重事業者ブロードキャストおよび/またはマルチキャストを可能にする。
1)3つ以上の端末を伴うデバイス間通信において、端末は、異なる周波数帯域を使用する、恐らくは異なる事業者の、2つ以上の異なるネットワークに加入する。
2)ブロードキャスト・タイプのデバイス間通信、即ち、1つの端末が同じ情報を、その情報に関心がある/加入したデバイス間端末のグループに、1対多数様式でブロードキャストする。このシナリオにおける端末は、例えば、地域的な広告をその近隣にある端末のグループに向けて送る、ファイル/写真/アプリケーションをその近隣にある端末のグループに向けて送る、または、例えば、利用可能性および料金表を近隣の車にブロードキャストする駐車場メータのような、機械型通信(MTC:machine type communications)端末であってもよい。
3)マルチキャスト型のデバイス間通信、即ち、デバイス間通信範囲内にあるデバイス間端末のグループが、それら自体の間において多数対多数様式で通信する。近隣の端末のグループは、例えば、テキスト、ビデオ、音声、および/またはコンテンツを共有するソーシャル・ネットワーキング型のアプリケーションに参加する(engage)ことができ、またはマルチ・プレーヤ・ゲーミング・セッションに参加することができる。
最近のロング・ターム・エボリューション(LTE)の開発は、いわゆる直接LTEまたはデバイス間(D2D)通信を含み、同じLTEネットワーク事業者に登録された2つのLTE通信デバイス間の通信経路が直接確立されるか、またはネットワークを介してではなく、近隣の担当基地局を介して中継される。本発明は、一般的なLTE 2D2の概念およびデバイス間通信を、多重事業者マルチキャストおよびブロードキャスト型の通信に向けて広げ、異なるネットワーク事業者に登録されているデバイスが、デバイス間様式でブロードキャストまたはマルチキャストすることができる。
1つの事業者のLTEネットワーク内部では、マルチキャストおよびブロードキャストLTE D2D通信セッションは、通例、その事業者に割り当てられた周波数スペクトルを使用する。次いで、リソース管理、移動性管理、およびセッション管理は、リソース割り当て判断を行うための情報が容易に入手可能な1つのドメイン内で行われる。
異なる事業者からの端末のグループがLTE D2Dマルチキャストまたはブロードキャスト型の通信に参加したい場合、スペクトルおよびリソース割り当てならびに構成に必要な情報は、好ましくは、関与する移動体デバイスを識別し追跡する能力を有する、それらのそれぞれのネットワークから提供される。あるいは、この情報またはこの情報の一部は、それらのそれぞれのネットワークを必要とせず、移動体デバイス間で共有される。
図1は、デバイス間通信用にローカル・クラスタ30を形成する異なる事業者1、2からの端末のグループの一例を示す。本発明は、どの端末がローカル・クラスタ30に入っているかが分かっていると仮定する。異なる事業者1、2からの端末は、例えば、本出願人と同時係属中の"multi-network terminal-proximity discovery using joint spectrum"(合同スペクトルを使用する多重ネットワーク端末近接発見)と題する特許出願、または任意の他のローカル・クラスタ形成方法に開示されるような、多重事業者近接発見手順(multi-operator proximity discovery procedure)によってそれらの相互存在を発見することにより、ローカル・クラスタを形成し終えているのでもよい。
ローカル・クラスタ30内において、第1デバイス、即ち、図1におけるブロードキャスティング端末UE1,3が、ブロードキャスト信号またはマルチキャスト信号を他のデバイス、即ち、図1における受信端末UE1,1、UE1,2、UE2,1、UE2,2、およびUE2,3に送信しようとする。一般に、第1デバイスおよび他のデバイスの内1つ以上は、ワイヤレス接続を介してまたは有線接続を介して、ネットワークに接続されると考えられる。ネットワークは、事業者によって運営されると考えられる。これらのデバイスの内1つ以上がネットワークに接続されていないかもしれないが、その場合、デバイスはアドホック・モードで動作し、例えば、事業者のネットワークの関与がなくても、他のデバイスとの直接通信が可能である。ローカル・クラスタにおけるデバイスは、信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに対するワイヤレス通信の可能性を有する。
図1におけるローカル・クラスタ30は、2つのネットワーク1および2からの6つの端末を含む。ネットワーク1および2は、1つまたは2つの事業者、あるいは任意の他の当事者(party)によって運営されてもよい。第1ネットワーク1は地理的エリア10をカバーし、第2ネットワーク2は地理的エリア20をカバーする。LTEネットワークにおいて、エリア10および20は、通例、LTEネットワークにおける基地局によってカバーされるセルである。第1ネットワークに加入した(または第1ネットワークによって担当される)ユーザの端末は、UE1,1,UE1,2、およびUE1,3であり、一方第2ネットワーク2に加入した(または第2ネットワーク2によって担当される)ユーザの端末は、UE2,1、UE2,2およびUE2,3である。ローカル・クラスタ30はD2D通信の目的で形成されたので、ローカル・クラスタ30はD2D通信範囲以内にある端末の対を含む。
図1に示すようなローカル・クラスタにおけるデバイス間ブロードキャスティングおよびマルチキャスティングの定義は、一般に知られているブロードキャスティングおよびマルチキャスティングの定義とは異なる。
ローカル・クラスタ内におけるブロードキャストD2D通信は、1つの特定の端末が固定ブロードキャスタとなり、同じ情報をローカル・クラスタ内の他の端末に向けて送信することを意味する。固定ブロードキャスタは、情報を送信/ブロードキャストする端末であり、D2D通信セッションが終了するまで変化しない。
ローカル・クラスタ内におけるマルチキャストD2D通信は、このローカル・クラスタにおける端末のグループからの1つの端末が一時的なブロードキャスタとなり、同じ情報をローカル・クラスタ内の他の端末に向けて送信することを意味する。ブロードキャスタは一時的であり、D2D通信セッションが終了するまで、動的に変化する(即ち、経時的に、異なるネットワークからの異なる端末がブロードキャスタになる可能性がある)。
以下の実施形態例では、3つ以上のLTE D2D対応端末が、異なる周波数帯域においてLTE D2D対応ネットワークを運営する少なくとも2つの異なる事業者に加入する。これらの端末は、ローカル・クラスタを形成し、ブロードキャスト型のD2D通信に参加することを望む。尚、D2D対応端末は、代わりに、2つ以上の事業者または任意の他の当事者によって運営することができる少なくとも2つの異なるネットワークに加入してもよいことは理解されるはずである。以上で説明したように、本発明はLETに限定されるのではない。
利用可能なスペクトル帯域の異なる使用について、3つのブロードキャストのシナリオを説明する。
第1のブロードキャストのシナリオでは、2つのサブシナリオ(sub-scenario)をカバーし、スペクトル・ホッピングが使用される。このシナリオでは、ブロードキャスタ、即ち、ローカル・クラスタにおける端末の1つが、各事業者のスペクトル上で費やされた時間/リソースの量によって決定される既定のホッピング・シーケンスで、ローカルD2Dクラスタにおける端末を担当する異なる事業者に割り当てられる、利用可能な周波数帯域の間でホッピングを行う。
第1のブロードキャストのシナリオの第1サブシナリオでは、受信端末は、それらの担当事業者に割り当てられたそれらそれぞれの周波数帯域で待機する。ブロードキャスタは、事業者の周波数帯域を跨いでホッピングし、受信端末は、ブロードキャスト・セッションの時間期間の一部において、即ち、受信端末の担当事業者に割り当てられた周波数帯域においてブロードキャスティングが行われる部分の間、ブロードキャストされた情報を受信する。
第1のブロードキャストのシナリオの第2サブシナリオでは、受信端末が、ブロードキャスタと同期を取って、(異なる)事業者の周波数帯域を跨いでホッピングし、したがってブロードキャストされた情報を連続的に受信することができる。
第2のブロードキャストのシナリオでは、スペクトル選択が使用される。受信端末を含むブロードキャスト端末は、利用可能な事業者スペクトルの内1つを、ブロードキャスト・セッションのために選択する。
第2シナリオと同様である第3のシナリオでは、端末は、事業者が所有する利用可能なスペクトル帯域の外側で、合同スペクトル帯域において使用されるために、共通に利用可能な無線アクセス技術(RAT)を選択する。
以下の章では、これら3つのブロードキャストのシナリオについて、更に詳しく説明する。

第1のブロードキャストのシナリオ:スペクトル・ホッピング
図1を参照すると、この例では、第1事業者1に加入した端末UE1,3は、ローカル・クラスタオ30における他の端末に向けて情報を共有/ブロードキャストすることを望む。ローカル・ブロードキャスト・クラスタに含まれるUEを担当する事業者からの利用可能なスペクトル帯域を使用する、既定のスペクトル・ホッピング・シーケンスが使用される。ローカル・ブロードキャスト・セッションの開始において、ブロードキャスタUE1,3およびブロードキャストされる情報を受信することになるターゲット・ローカルUEは、スペクトル・ホッピング・シーケンスに同意する。このスペクトル・ホッピング・シーケンスは、例えば、以下のことに基づくことができる。
1)事業者毎のUEの数。特定の事業者からのUEの数が多い程、この事業者のスペクトルを長く使用することができる。例えば、合計で10台の端末がブロードキャストされた情報を受信しており、その内9台の端末が事業者Aからであり、1台の端末が事業者Bからであると仮定する。すると、送信UE(11番目のUE)は、そのブロードキャスト時間の内9/10で事業者Aのスペクトルを使用し、対応して、そのブロードキャスト時間の内1/10で事業者Bのスペクトルを使用することができる。
2)このローカルD2Dブロードキャスト・セッションに利用可能な事業者毎に利用可能な周波数/時間リソースの量。
3)例えば、異なる事業者におけるスペクトル・リソースのスペクトル使用または均等利用(balanced utilization)において目標が公正か否かに依存する、以上の1)および2)の重み付けした組み合わせ。
本発明は、以上の例に限定されるのではない。即ち、ホッピング・シーケンスを定めるためには、任意の他の判断基準が使用されてもよい。
スペクトル・ホッピング・シーケンスの選択および構成の後(例えば、ローカル・クラスタにおける端末に、同意を得たホッピング・シーケンスを通知し、これらのそれぞれのネットワークを構成する)、ブロードキャスタUE1,3は、例えば、図2に示すように、異なる事業者からのスペクトル帯域の部分間でホッピングを行う。図1と同様、図2において、エリア10および20をそれぞれカバーする2つの異なる事業者1および2に加入したUEによって、ローカル・ブロードキャスト・クラスタが形成される。UE1,3からUE1,1およびUE1,2への実線矢印31は、第1事業者1のスペクトル帯域の一部を使用するブロードキャスト送信を示す。UE1,3からUE2,3、UE2,1、およびUE2,2への破線矢印32は、第2事業者2にスペクトル帯域の一部を使用するブロードキャスト送信を示す。
ブロードキャストUE1,3は、同じ情報を各事業者のスペクトル部分上で送信することができ、一方受信UEは、図2および図3に示すようなホッピング・シーケンスと一致するようなタイム・スロットにおいて、それらのそれぞれの動作スペクトル帯域で待機する(listen to)。
ブロードキャストUE1,3は、交互に、各事業者のスペクトル部分上で異なる情報を送信することができ、一方受信UEは、図4に示すようなホッピング・シーケンスと一致するようなタイム・スロットにおいて、2つ以上の動作スペクトル帯域で待機する。これは、図2には示されていない。
図3および図4において、送信機(TX)、即ち、UE1,3からのブロードキャスト信号の部分は、ブロードキャスト送信が第1事業者のスペクトル帯域の一部を使用する実線ブロック、またはブロードキャスト送信が第2事業者のスペクトル帯域の一部を使用する破線ブロックのいずれかとして示される。受信機(RX)、即ち、UE1,1、UE1,2、UE2,1、UE2,2、およびUE2,3におけるブロードキャスト信号は、実線ブロックによって示されるように、第1事業者のスペクトル帯域の部分において、および/または破線ブロックによって示されるように、第2事業者のスペクトル帯域の部分において受信される。
図3および図4に示すような第1および第2周波数間の切り替えは、例えば、ブロードキャストされるサービスに基づいて、しかるべく管理されなければならない。切り替えが行われるときには、ブロードキャスタUE1,3がその送信機を1つの周波数から他の周波数に同調させることを可能にするために必要な遷移時間があると考えられる。利用可能な周波数間における周波数の切り替えは、余分な遷移時間間隔に関してオーバーヘッドを生じるおそれがある。他方では、周波数の切り替えを少なくすると(特に図3の例において)、ブロードキャストされた情報の2回の連続する受信間において過剰な遅延を生ずるおそれがあり、サービス(例えば、音声ブロードキャスト)によっては、容認できない場合がある。
第1のブロードキャストのシナリオは、LTEでは、次のように実現することができる。例えば、LTEでは、アップリンク・リソースは、通例、連続する物理リソース・ブロック(PRB)を使用して、ユーザ/端末に割り当てられる。1つのPRBは、ユーザ/端末に割り当てられる最少の時間/周波数スロットを表す。各PRBは、通例、12個のサブキャリアと、データが埋め込まれる0.5msのタイム・スロットで構成される。LTEネットワークにおいて利用可能なPRBの総数は、事業者に入手可能な帯域幅の量に依存する。
個のタイム・スロットの間にN個の連続するPRB(したがって、12×N個のサブキャリアを有する)がユーザに割り当てられる典型的なアップリンクLTE送信を図5に示す。
周波数ホッピングのシナリオの場合、ブロードキャスタは、2つ以上のネットワークによって割り当てられるリソース(即ち、この例では、タイム・スロットおよび周波数)を使用して、データを送信する。図3の例では、ブロードキャスティングUEは、同じ情報をネットワーク1および2によって割り当てられたリソースにおいて送信し、一方図4の例では、ネットワーク1および2双方に属するUEによって、異なる情報が送信および受信される。スペクトル・ホッピングのシナリオを実現する包括的な例を図6に示す。
図6の例では、ブロードキャスティングUEは、第1LTEネットワークによってそれに割り当てられたT個のタイム・スロット(各々0.5ms)の間にn個のPRBを有し、第2LTEネットワークによってそれに割り当てられたTタイム・スロット(各々0.5ms)の間にn個のPRBを有する。
図3の例では、このように、事業者の割り当てられた周波数リソースの各々において同じ情報を送信することができ、一方図4の例では、ブロードキャスティングUEは、受信UEがブロードキャスティングUEと共にホッピングするに連れて、異なる情報を送信することができる。
図3および図4の例双方では、以下の情報をブロードキャスティングUEに通知することができる。
(i)第1LETネットワークから割り当てられたPRB(即ち、どのブロックPRBか)および時間期間T
(ii)第2LTEネットワークから割り当てられたPRB(即ち、どのブロックPRBか)および時間期間T
(iii)ホッピング・サイクル(図7も参照のこと)の形態とした、第1および第2LTEネットワークからのネットワークのリソースの使用に関するタイミング情報。
図3の例では、以上の情報(i)および(ii)を受信UEに、第1および第2事業者/LTEネットワークから、それぞれ、通知することができる。これによって、受信UEは、正しい時間量の間正しいブロックのPRBに同調し、待機することが可能になる。更に、タイミング情報(iii)は、第1および第2事業者/LTEネットワークから受信UEに通知することができる。何故なら、このタイミング情報は、ブロードキャストUEが第1および第2LTEネットワーク上で割り当てられたリソースによって情報を送信するときに、UEがそれらの受信機をアクティブにするために(例えば、アイドル・モードから待機モード(listening mode)への移行)ために使用することができるからである。
図4の例では、同じ情報(i)、(ii)、および(iii)が、ブロードキャスティングUEおよび受信UEの双方に通知されてもよい。
以上で説明し図6に示したスペクトル・ホッピングの原理は、異なるネットワークからのリソースにより、同時に並列送信を有するように拡張することもできる。即ち、図6に示した送信が時間的に重複することができる。LTEネットワークでは、例えば、3GPP LTE-Advanced standard from Release 10以降におけるキャリア集計について指定されているように、端末およびネットワークが「キャリア集計」をサポートする場合、これが可能になる。
図6における時間割り当てTまたはTは、LTE(またはUMTS、GSM(登録商標)、WLAN等のような他のワイヤレス・システム)におけるシステム時間フレーム構造に関係付けることもできる。例えば、LTEでは、時間ドメインにおける最も小さなリソースの割り当ては、1msの1つのサブフレーム(または2つの連続するタイム・スロット)であり、一方1つの無線フレームは、10ms(または10個のサブフレーム)の期間がある。したがって、LTEの場合、図6におけるTおよびTは、10msの1つの無線フレーム内における第1および第2LTEネットワークにおけるリソース割り当てを示す。
図7は、他のLTEネットワークにおいて無線リソースに切り替える前における、1つのLTEネットワークにおける無線リソース使用の繰り返しの一例を示す。繰り返しは、図7では、aおよびaで示され、10msの無線時間フレームの倍数に関係する。異なる周波数が実線ブロックおよび破線ブロックによって示され、更にFおよびFによって識別される。時間におけるホッピング・サイクルの境界は、矢印40で示される。
図7には示されないが、10msの1つの無線フレーム内において周波数間で切り替えることが可能である。

第2のブロードキャストのシナリオ:スペクトル選択
第2のブロードキャストのシナリオでは、クラスタにおけるブロードキャスタD2D端末および受信D2D端末が、異なる事業者において利用可能で、ローカル・ブロードキャスティング・クラスタのメンバーによってサポートされる、異なるスペクトル帯域から1つのスペクトル帯域を選択する。
ブロードキャストを実行するためにどの事業者の帯域にするかについての選択は、事業者毎の参加ユーザ数に基づくこともできる。例えば、ローカル・ブロードキャストに関与するユーザが最も多い事業者の周波数帯域が、ブロードキャストを実行するための事業者の帯域として選択されてもよい。
あるいは、この選択は、ローカル・ブロードキャストにおけるユーザ端末の周波数帯域のサポートに基づく、即ち、スペクトル帯域に対する端末の能力、およびこれらを利用可能な事業者のスペクトル帯域に合わせる(matching)ことに基づくのでもよい。
あるいは、この選択は、個々の事業者毎の無線伝搬およびトラフィック条件に基づいてもよい。例えば、個々の事業者帯域毎の干渉条件、リソースの利用可能性、および経路損失に基づいて、既定の判断基準(即ち、外部方針によって指揮される)にしたがって、群判断を行ってもよい。これらの判断基準は、例えば、最少干渉、最大利用可能リソース、および/または最少経路損失の帯域の選択に基づくことができる。
第3のブロードキャストのシナリオ:RATおよび合同スペクトル選択
第3のブロードキャストのシナリオでは、クラスタにおけるブロードキャスタD2D端末および受信D2D端末が、端末の能力、およびブロードキャスタと受信端末との間における伝搬条件に基づくスペクトルおよびRAT(例えば、LTE、WLAN、Bluetooth(登録商標)等)の選択を決定する。これは、第2のブロードキャストのシナリオとは、事業者のスペクトルおよび/または無線アクセス技術から1つを選択するのではなく、他のスペクトルおよび/または恐らくは他の無線アクセス技術を選択することに関して異なる。
どのスペクトルおよび/またはRATを使用すべきかに関する構成パラメータは、ローカル・ブロードキャスト・クラスタにおけるユーザ間で、それらのそれぞれのネットワークを通じて分散される。通例、これは、ローカル・ブロードキャスト・クラスタにおけるブロードキャスタおよび受信端末が、どのスペクトルおよびRATを合同して使用できるかについての一覧を作成する一覧作成ステップ(inventory step)と、ブロードキャスタおよび受信端末が、該当するならば、あるプロービング/ハンド・シェーキング手順に基づいて、可能な組み合わせ(スペクトルおよびRAT)から1つを選択する判断ステップとを含む。
プロ−ビング/ハンド・シェーキング手順は、特定のスペクトルおよびRATの組み合わせ上におけるプロ−ビング/パイロット信号の短期ローカル・ブロードキャスト、ならびにローカル・ブロードキャストに関与する受信端末からのフィードバックを収集することによって、実現することができる。入手可能な選択肢を検査するとき、ブロードキャスタUEまたは外部システム(図9も参照のこと)が、判断を行い(ローカル・ブロードキャスト・クラスタ内の受信端末からのフィードバックに基づいて)、選択した構成を、関与する移動体端末に向けて、それらのそれぞれのネットワークを通じて伝達することができる。
以上で説明した3通りのブロードキャストのシナリオは、些少な変更によって、マルチキャスト通信にも適用することができる。
ローカル多重事業者D2Dクラスタ内におけるマルチキャスト型の通信のためのスペクトル・ホッピングの解決手段の一例を図8に示す。図8において、端末は、UEx,yで示され、xは事業者を示し、yは事業者からの端末を示す。図8を図3と比較すると、xは1または2とすればよく、yは1、2、または3とすればよい。
図8に示すマルチキャスト・スペクトル・ホッピングの解決手段は、図3のブロードキャスト・スペクトル・ホッピングの解決手段に次の変更を加えたものに類似する。マルチキャスト・ホッピング・シーケンスの構成(例えば、事業者の使用スペクトルの時間/量)は、ブロードキャストのシナリオにおけるように1つの固定ブロードキャスタを有する代わりに、ローカルD2Dクラスタ内にあるいずれの端末でもブロードキャスタになれることを考慮に入れる。図8では矢印41によって示されるように、各スペクトル使用の開始において、UEの内どれが信号を送信するか決定することができる(例えば、シグナリング、媒体検知、またはハンド・シェーキングによって)。これは、活動に依存してもよい。例えば、UE1,3が現在アクティブである場合、スペクトル使用の連続する期間(1つまたは複数)においてそれがアクティブであることを示すことができ(例えば、シグナリングによって)、次の期間ではどれが送信元になるかについての判断は、UE1,3がアクティブである間、またはマルチキャスト・セッションにおける他のいずれかの参加者がアクティブになるまで、飛ばすことができる。
マルチキャスティングに対するスペクトルの選択は、第2のブロードキャストのシナリオに類似する。異なる事業者からのD2D端末を伴うマルチキャスト・セッションの開始時に、異なる事業者の利用可能なスペクトル帯域の内どれをD2D通信に使用するかに関して判断することができる。マルチキャスト・セッションの間どのD2D端末が送信するかに関する判断は、図8に示したのと同様に、送信タイム・スロットの開始時に行うことができる。送信は、選択されたスペクトル帯域において行われる。このスペクトル帯域は、ローカル・ブロードキャスティング・クラスタのメンバーによってサポートされると仮定される。
マルチキャスティングに対するRATの選択は、第3のブロードキャストのシナリオに類似する。マルチキャスト・セッションの開始時に、ローカル・クラスタにおけるD2D端末は、どのスペクトル/RATを合同して使用できるかについての一覧を作る。その後、どのスペクトル/RATを使用するかに関して、判断を行うことができる。マルチキャスト・セッションの間、図8に示したのと同様に、各送信スロットの開始時に、どのD2D端末かに関する判断を行うことができる。
どの周波数スペクトルを使用するか、そしてこのスペクトルをブロードキャスト・セッションまたはマルチキャスト・セッションの開始時にどのように使用するかについて判断するために、図9に示すような判断手順を使用することができる。この判断手順は、通例、信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングを可能にするためのシステムの一部である。このシステムは、関与するネットワークのネットワーク内、関与するネットワークの外部にある独立したD2Dブロードキャスト・エンティティに存在することができ、またはローカル・クラスタにおけるデバイスの1つの一部であってもよい。
判断手順50の入力51は、無線能力データ(radio capability data)、およびメモリに格納することができ判断を行うために使用されるその他のデータである。無線能力データは、例えば、UEのネットワークおよびUEにおける入手可能/使用可能な周波数帯域、および/またはUEにおける入手可能/使用可能なRATの指標を含む。その他のデータは、例えば、ネットワーク毎にローカル・ブロードキャスト・クラスタに関与するUEの数の指標、ネットワーク毎のトラフィック・レベルおよび干渉レベルについての情報、ネットワーク毎の伝搬状態(例えば、異なる周波数帯域)、および/または任意のその他の関連データを含む。判断手順の出力53、54、55は、前述のような3つのブロードキャストのシナリオの内1つの選択、およびそれに応じてUEを構成するための構成データとすることができる。
判断ロジック50は、プロセッサ上で実行するソフトウェア・プログラムとして部分的にまたは完全に実現することができ、方針52および/または判断基準を使用するようにプログラミングすることができる。その例には、ローカル・ブロードキャスト・クラスタにおけるネットワーク毎のUEの数に基づくスペクトルの公正な使用、トラフィック、干渉、および/または伝搬状態に基づくスペクトルの効率的な使用、ならびにローカル・ブロードキャスト・セッションを異なる非ライセンス・スペクトルおよび恐らくは異なる無線技術(例えば、LTE、WLAN、Bluetooth(登録商標)等)に向けてオフロードすることによる、非ライセンス・スペクトルの使用の回避または最小化がある。
判断ロジック50への入力データ51が周期的に受信されることが可能であり、判断ロジック50が、入力状態および方針/判断基準に基づいて、ブロードキャストのシナリオ53、54、55の間で動的に切り替えることが可能になる。
判断ロジック50を有するシステムは、少なくとも部分的に異なるネットワーク、例えば、ローカル・クラスタにおける端末が加入によって接続されるネットワークから少なくとも部分的に受信される入力データ51を使用することができる。あるいは、入力データの少なくとも一部は、ローカル・クラスタ30におけるデバイスの1つ以上から直接受信される。入力データ51が個々のネットワーク・ドメインに存在する場合、それを共有すること、または判断ロジック50を有するシステムに利用可能にすることもできる。図10は、入力データ51をどのようにして利用可能にして、関与するネットワーク1および2の間で共有することができるかについての例を示す。図10において、UE1,3がローカル・クラスタにおいてローカル・ブロードキャスト・セッションを開始する。UE1,1、UE1,2、およびUE1,3は第1ネットワーク1からであり、一方UE2,1、UE2,2、およびUE2,3は第2ネットワーク2からである。UE1,3は、このブロードキャストを、その担当ネットワーク1に、通例、その現在の担当セル/基地局を介して告知する。予め定められたローカル・クラスタ内にある近隣端末UE1,1、UE1,2、UE2,1、UE2,2、およびUE2,3は、このブロードキャストを受信することになる。
この例では、UE1,3は、ブロードキャスト開始要求を、第1ネットワークにおける担当セルの識別のようなその位置の指標と共に、無線インターフェース33および第1ネットワーク1へのネットワーク・インターフェース34を介して伝達する。ブロードキャスト開始メッセージを使用して、第1ネットワーク1は、例えば、それぞれの担当ネットワークの指標を含む情報、ローカル・クラスタにおける他の端末についての情報を引き出すことができる。これに関して、第1ネットワーク1は、UE1,3からD2Dブロードキャスト情報を受信する移動体端末を担当する他のネットワーク2と通信する。第1ネットワーク1から他のネットワーク2への通信は、例えば、インターフェース35によって示されるような直接通信、またはインターフェース37によって示されるような、独立したD2Dブロードキャスト・エンティティ5を介した間接通信であってもよい。最初の場合、判断ロジック50を有するシステムは、通例、第1ネットワーク1に存在し、一方後者の場合、判断ロジック50を有するシステムは、通例、独立したD2Dブロードキャスト・エンティティ5に存在する。
直接通信35によって、ネットワークの1つ、例えば、ブロードキャスティングD2D端末UE1,3の第1ネットワーク1は、例えば、既存の事業者間通信インターフェースを介して、他のD2D端末のネットワーク2に関連情報を要求することができる。判断ロジック50を有するシステムへの入力データ51として使用される関連情報は、このシステムが第1ネットワーク1に属す場合、通例、同じ事業者間通信インターフェースを介して、第1ネットワーク1にフィードバックすることができる。次いで、第1ネットワーク1におけるシステムは、判断ロジック50を使用して、無線リソースの量、およびどの無線リソースをD2Dブロードキャスト・セッションに使用するかについての判断を行い、任意に他のネットワーク2に知らせる。
ネットワーク1および2の外部に存在する別の、恐らくは独立したエンティティ5を使用する間接通信37は、ブロードキャストD2Dセッションにどの位の移動体端末が関与するか、D2Dローカル・ブロードキャスト・セッションに参加する移動体端末をカバーするそれぞれのネットワーク1、2における担当セル10、20における負荷は何か、それぞれのネットワーク1、2に対する担当セル10、20における容量および利用可能なリソースは何か等のような、異なるネットワーク1および2からの情報の収集を可能にするという利点がある。独立したエンティティ5は、判断ロジック50を有するシステムをホストすることができ、例えば、図10に示すように、この情報を判断ロジック50への入力データ51として使用し、無線リソースの量、およびどの無線リソースがD2Dブロードキャスト・セッションに使用されるかについて、個々のネットワーク1、2に伝えることができる。
判断ロジック50を有するシステムは、例えば、第1のブロードキャストのシナリオおよび/または同様のマルチキャストのシナリオにおける使用のために、ホッピング・シーケンスの構造を決定するために使用することができる。方針52は、ホッピング・シーケンスを定めるために、判断ロジック50によって使用することができる。方針52は、通例、ローカル・ブロードキャスト・クラスタに参加する移動体端末を担当するネットワーク1、2によって同意が得られている。
図3、図4、図8、および図7の例に示すように、ホッピング・サイクルは、ブロードキャスタがどれ位頻繁に、それぞれ、第1ネットワーク1または第2ネットワーク2からのスペクトルFまたはFを使用することができるかについて指定する。尚、図示する例は、3つ以上のネットワークに容易に拡張可能であることは理解されよう。図5および図6の例に基づく以下の例では、例えば、第1事業者の第1ネットワーク1における現在のシステム状態に基づいて、T個のタイム・スロットの間に、N個のPRBを使用することが決定されている。即ち、第1ネットワーク1において割り当てられるリソースの総量は、N×Tとなる。したがって、例えば、第2事業者の第2ネットワーク2において、T個のタイム・スロットの間N個のPRBを使用することが決定されている。つまり、第2ネットワークにおいて割り当てられるリソースの総量は、N×Tとなる。更に、1つのホッピング・サイクル内では、図7に示すように、第1ネットワーク1のリソースがa回使用され、一方第2ネットワーク2のリソースは、a回使用されると仮定する。
図7に示すホッピング・サイクルの構造を制御することができる、任意の代表的な方針は、次のようにすることができる。
a)第1方針:追加の制約を加えずに、単に、利用可能なスペクトルを第1ネットワーク1および第2ネットワーク2において使用する。その結果、aおよびaは等しくなる。
b)代わりの第2方針:これらのネットワーク1および2によってそれぞれ担当されるユーザ数NUおよびNUの比率にしたがって、第1ネットワーク1および第2ネットワークにおいて利用可能なスペクトルを使用する。以下の式を適用する。
[a×(N×T)]/[a×(N×T)]=NU/NU
c)任意の他の方針
以下は、ホッピング・サイクルにおける繰り返し回数a1およびa2を計算するための第2方針による2つの例である。
1)N×T=2(N×T)およびNU=4×NUである場合、a=2×a
2)N×T=N×TおよびNU=NUである場合、a=a2
ブロードキャストまたはマルチキャストに関与するD2D端末、即ち、ローカル・クラスタにおけるブロードキャスティング端末および受信端末は、通例、判断ロジック50を有するシステムから受信される構成データを使用して構成される。構成データは、例えば、ホッピング・シーケンス、および/または使用するRAT/スペクトルを含む。これらの見地に対する判断がD2Dブロードキャスト・セッションの開始時に行われたとき、これらは異なるネットワーク1、2のそれぞれのD2D端末に伝達される。
D2Dブロードキャスト・クラスタ内にある移動体端末にホッピング・シーケンスを伝達するためのシグナリングの選択肢を、図11に示す。図11は、図10に示したのと同様のエレメントを、更なるシグナリングを示す矢印を加えて示す。
構成データの出所は、通例、判断ロジック50を有するシステムであり、ネットワーク1、2の一方(例えば、D2Dブロードキャストまたはマルチキャスト・セッションのイニシエータを所有する第1事業者の第1ネットワーク1)、または独立したD2D(ブロードキャスト)エンティティ5に配置することができる。
あるいは(図11には示されない)、判断ロジック50を有するシステムは、D2Dブロードキャストまたはマルチキャスト・セッションのイニシエータのような、端末の1つに配置されてもよい。
構成データは、通例、以下のシグナリング・チャネルの1つを通じて、移動体端末にそれらのそれぞれの担当セル/ネットワークを介して伝えることができる。
(i)関与するD2D端末の担当セルから、ブロードキャスト型のDLシグナリング・チャネルを通じて。これは、図11において、破線ブロック−矢印38で示される。例えば、それぞれのネットワーク1、2のブロードキャスト・チャネルにおけるシステム情報ブロック(SIB)は、D2Dブロードキャスト・セッションの受信側である移動体端末のIDを収容することができ、ホッピング・シーケンスの記述を含む。
(ii)D2Dブロードキャスト・セッションに参加する移動体端末とそれらのそれぞれの担当セルとの間における個々の二点間シグナリング・セッションを通じて。これは、図11において実線33によって例示される。例えば、担当ネットワークは、個々の移動体端末とのシグナリング・セッションを開始し、ホッピング・シーケンスの記述を通知することができる。
図12は、信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングを可能にするシステム100の実施形態例を示す。システム100は、図7に示されたような、判断ブロック50を内蔵する。判断ブロック50は、通例、プロセッサ101上で実行するソフトウェア・プログラムとして実現される。プロセッサ101は、メモリ102を使用し、ローカル・クラスタ30における信号のD2Dブロードキャスティングまたはマルチキャスティングのために使用される周波数帯域(1つまたは複数)および/またはRATの選択のために、無線容量データおよびその他のデータを格納することができる。
以上の実施形態例において説明したように、構成データは、選択された周波数帯域(1つまたは複数)および/またはRATの指標を含むことができ、その他のデータは、ネットワーク毎に、ローカル・クラスタにおける信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイス数の指標を含むことができ、ネットワーク毎に、ローカル・クラスタにおける信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスに対するトラフィック・レベルおよび/または干渉レベルの指標を含むことができ、および/またはネットワーク毎に、ローカル・クラスタにおける信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスに対する伝搬状態の指標を含むことができる。
送信機103は、構成データをローカル・クラスタ30におけるデバイスに送信し、これらのデバイスを構成し、それによって信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングを可能にするために使用することができる。ここでは、構成データは、ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに使用するために選択された周波数帯域(1つまたは複数)および/またはRATの指標を含む。
任意に、第1受信機104が、それぞれのネットワークにおけるネットワーク・ノードからその他のデータを受信するために使用されてもよい。任意に、第2受信機105が、ローカル・クラスタにおけるデバイスから直接その他のデータを受信するために使用されてもよい。第1受信機104および第2受信機105は、1つの受信機として実現することもできる。
図13は、ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を送信するデバイス200の実施形態例を示す。デバイス200は、例えば、図12に示したように、構成データをシステム100から受信する第1受信機201を内蔵する。構成データによって、デバイス200は、デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を、ローカル・クラスタにおける受信デバイスに送信するように構成される。
送信機202は、この送信に使用される。第2受信機203は、ローカル・クラスタにおける受信デバイスの内1つ以上から直接無線能力データの少なくとも一部を受信するために使用することができる。このように受信された無線能力データは、デバイス200の構成のために使用することができる。受信デバイスは、通例、それらの無線能力を、他のブロードキャスト信号においてブロードキャストする。この他のブロードキャスト信号は、デバイスの構成および信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングの前に送信される。第1受信機201および第2受信機203は、1つの受信機として実現することもできる。
図14は、ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を受信するデバイス300の実施形態例を示す。デバイス300は、例えば、図12に示したような、システム100から構成データを受信する第1受信機301を内蔵する。構成データによって、デバイス300は、ローカル・クラスタにおけるデバイス-デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャストを受信するように構成される。第2受信機302は、信号のデバイス間ブロードキャストまたはマルチキャストを受信するために使用することができる。第1受信機301および第2受信機302は、1つの受信機として実現することもできる。
図15は、例えば、図12に示したようなシステムによって実行することができるステップの流れ図を示す。ステップ1001において、無線能力データをメモリ102に格納する。ステップ1002において、プロセッサ101は、無線能力データに基づいて、周波数帯域(1つまたは複数)および/またはRATを選択する。ステップ1003において、選択された周波数帯域(1つまたは複数)および/またはRATの指標を有する確認データを、ローカル・クラスタにおけるデバイスに送信する。
任意に、ステップ1004において、無線能力データの少なくとも一部をそれぞれのネットワークにおけるネットワーク・ノードから受信してもよい。任意に、ステップ1005において、無線能力データの少なくとも一部をローカル・クラスタにおけるデバイスから直接受信してもよい。
任意に、ステップ1006において、前述したようなその他のデータをメモリ102に格納し、ステップ1007において、周波数帯域(1つまたは複数)および/またはRATに使用される無線リソースの量を、その他のデータに基づいて計算する。計算されたリソース量の指標は、ステップ1003において、デバイスへの送信のために構成データに追加することができる。
本発明の一実施形態は、コンピュータ・システムと共に使用するためのプログラム製品として実現することもできる。プログラム製品のプログラム(1つまたは複数)は、実施形態の機能を定め(本明細書において説明した方法を含む)、種々の非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体に収容することができる。例示のコンピュータ読み取り可能記憶媒体には、(i)情報が永続的に格納される非書き込み可能記憶媒体(例えば、CD−ROMドライブによって読み取り可能なCD−ROMディスクのようなコンピュータ内部のリード・オンリー・メモリ・デバイス、ROMチップ、または任意のタイプのソリッド・ステート不揮発性半導体メモリ)、および(ii)変化可能な情報が格納される書き込み可能記憶媒体(例えば、ディスケット・ドライブ内におけるフロッピ・ディスク、またはハード・ディスク・ドライブ、または任意のタイプのソリッド・ステート・ランダム・アクセス半導体メモリ)。

Claims (19)

  1. 第1デバイス(UE1,3)から2つ以上の他のデバイス(UE1,1、UE1,2、UE2,1、UE2,2、およびUE2,3)への信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングを可能にするシステム(100)であって、
    前記第1デバイスおよび前記2つ以上の他のデバイスの各々について、利用可能な周波数帯域および利用可能な無線アクセス技術の内少なくとも1つの指標を含む無線能力データを格納するように構成されたメモリ(102)と、
    前記無線能力データに基づいて、前記信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングのために使用される、1つ以上の周波数帯域および/または無線アクセス技術を選択するように構成されたプロセッサ(101)と、
    前記第1デバイスおよび前記2つ以上の他のデバイスに構成データを送信するように構成された送信機(103)であって、前記構成データが、前記選択された1つ以上の周波数帯域および/または前記選択された無線アクセス技術の指標を含む、送信機(103)と、
    を備える、システム(100)。
  2. 請求項1記載のシステム(100)において、前記第1デバイスが、第1ワイヤレス接続または有線接続を介して、第1ネットワーク(1)に接続されるように構成され、前記2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つが、第2ワイヤレス接続または有線接続を介して、前記第1ネットワークとは異なる第2ネットワーク(2)に接続されるように構成され、
    前記送信機(103)が、前記第1ネットワーク(1)を通じて前記構成データを前記第1デバイスに送信するように、および前記第2ネットワーク(2)を通じて前記構成データを、前記2つ以上の他のデバイスの内前記少なくとも1つに送信するように構成される、システム(100)。
  3. 請求項2記載のシステム(100)であって、更に、前記第1ネットワーク(1)における第1ネットワーク・ノードからの前記第1デバイスについての前記無線能力データ、および前記第2ネットワーク(2)における第2ネットワーク・ノードからの前記2つ以上の他のデバイスの内前記少なくとも1つについての前記無線能力データの少なくとも第1部を受信するように構成された第1受信機(104)を含む、システム(100)。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のシステム(100)であって、更に、前記2つ以上の他のデバイスからの前記2つ以上の他のデバイスについての前記無線能力データの少なくとも第2部を、他のブロードキャスト信号において受信するように構成された、第2受信機(105)を含む、システム(100)。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のシステム(100)において、前記メモリ(102)が、更に、
    前記第1および第2ネットワーク(1,2)の内少なくとも1つについて、前記第1デバイスから前記2つ以上の他のデバイスへの前記信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスの数の指標と、
    前記第1および第2ネットワーク(1,2)の内少なくとも1つについて、前記第1デバイスから前記2つ以上の他のデバイスへの前記信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与する前記デバイスについてのトラフィック・レベルおよび/または干渉レベルの指標と、
    前記第1および第2ネットワーク(1,2)の内少なくとも1つについて、前記第1デバイスから前記2つ以上の他のデバイスへの前記信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与する前記デバイスについての伝搬状態の指標と、
    の内1つ以上を含む他のデータを格納するように構成され、
    前記プロセッサ(101)が、更に、前記他のデータに基づいて、前記1つ以上の周波数帯域においておよび/または前記無線アクセス技術において使用される無線リソースの量を計算するように構成され、前記構成データが、更に、前記計算された無線リソースの量の指標を含む、システム(100)。
  6. 請求項5記載のシステム(100)において、前記計算された無線リソースの量の指標は、該無線リソースの量が経時的にいつ使用されるべきかを定めるスペクトル・ホッピング・シーケンスを含む、システム(100)。
  7. デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を2つ以上の他のデバイス(UE1,1、UE1,2、UE2,1、UE2,2、およびUE2,3)に送信するデバイス(200,UE1,3)であって、前記デバイス(200,UE1,3)が、第1ワイヤレス接続または有線接続を介して第1ネットワーク(1)に接続されるように構成され、前記2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つが、第2ワイヤレス接続または有線接続を介して、前記第1ネットワークとは異なる第2ネットワーク(2)に接続されるように構成され、前記デバイス(200,UE1,3)が、
    請求項1から6のいずれか1項によるシステム(100)から、1つ以上の周波数帯域の指標および/または代替無線アクセス技術の指標を含む構成データを受信するように構成された第1受信機(201)と、
    前記構成データに基づいて、前記デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を送信するように構成された送信機(202)と、
    を含む、デバイス(200,UE1,3)。
  8. 請求項7記載のデバイス(200,UE1,3)であって、更に、前記2つ以上の他のデバイスの内前記少なくとも1つについての無線能力データの少なくとも一部を、前記2つ以上の他のデバイスの内前記少なくとも1つから、他のブロードキャスト信号において受信するように構成された第2受信機(203)を含み、前記送信機(202)が更に前記無線能力データに基づいて構成される、デバイス(200,UE1,3)。
  9. 請求項7または8記載のデバイス(200,UE1,3)において、前記構成データが、更に、無線リソースの量の指標および/または前記無線リソースの量が経時的にいつ使用されるかを定めるスペクトル・ホッピング・シーケンスを含む、デバイス(200,UE1,3)。
  10. 請求項7から9のいずれか1項記載のデバイス(200,UE1,3)において、前記送信機(202)が、少なくとも前記周波数帯域の内第1のものおよび前記周波数帯域の内第2のものにおいて、前記デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号の同じデータ部分を送信するように構成される、デバイス(200,UE1,3)。
  11. 請求項7から9のいずれか1項記載のデバイス(200,UE1,3)において、前記送信機(202)が、前記周波数帯域の内2つ以上において、前記デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号の異なるデータ部分を送信するように構成される、デバイス(200,UE1,3)。
  12. デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を受信するデバイス(300, UE1,1、UE1,2、UE2,1、UE2,2、UE2,3)であって、前記デバイスが、ワイヤレス接続または有線接続を介してネットワーク(1,2)に接続されるように構成され、
    請求項1から6のいずれか1項記載のシステム(100)から、1つ以上の周波数帯域の指標および/または代替無線アクセス技術を含む構成データを受信するように構成された第1受信機(301)と、
    前記構成データに基づいて、前記デバイス間ブロードキャストまたはマルチキャスト信号を受信するように構成された第2受信機(302)と、
    を含む、デバイス(300, UE1,1、UE1,2、UE2,1、UE2,2、UE2,3)。
  13. 請求項12記載のデバイスにおいて、前記構成データが、更に、無線リソースの量の指標および/または該無線リソースの量を経時的にいつ使用するか定めるスペクトル・ホッピング・シーケンスを含む、デバイス。
  14. 第1デバイス(UE1,3)から2つ以上の他のデバイス(UE1,1、UE1,2、UE2,1、UE2,2、UE2,3)への信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングを可能にする方法であって、
    前記第1デバイスおよび前記2つ以上の他のデバイスの各々について、利用可能な周波数帯域および利用可能な無線アクセス技術の内少なくとも1つの指標を含む無線能力データを格納するステップ(1001)と、
    前記無線能力データに基づいて、前記信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングのために使用される1つ以上の周波数帯域および/または無線アクセス技術を選択するステップ(1002)と、
    前記第1デバイスおよび前記2つ以上の他のデバイスに構成データを送信するステップ(1003)であって、前記構成データが、前記選択された1つ以上の周波数帯域および/または前記選択された無線アクセス技術の指標を含む、ステップ(1003)と、
    を含む、方法。
  15. 請求項14記載の方法において、前記第1デバイスが、第1ワイヤレス接続または有線接続を介して、第1ネットワーク(1)に接続されるように構成され、前記2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つが、第2ワイヤレス接続または有線接続を介して、前記第1ネットワークとは異なる第2ネットワーク(2)に接続されるように構成され、当該方法が、更に、前記第1ネットワーク(1)における第1ネットワーク・ノードから前記第1デバイスについて、および前記第2ネットワーク(2)における第2ネットワーク・ノードから前記2つ以上の他のデバイスの内前記少なくとも1つについての前記無線能力データの少なくとも一部を受信するステップ(1004)を含む、方法。
  16. 請求項14または15記載の方法であって、更に、前記2つ以上の他のデバイスについての前記無線能力データの少なくとも第2部を、前記2つ以上の他のデバイスから他のブロードキャスト信号において受信するステップ(1005)を含む、方法。
  17. 請求項14から16のいずれか1項記載の方法であって、更に、
    前記第1および第2ネットワーク(1,2)の内少なくとも1つについて、前記第1デバイスから前記2つ以上の他のデバイスへの前記信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与するデバイスの数の指標と、
    前記第1および第2ネットワーク(1,2)の内少なくとも1つについて、前記第1デバイスから前記2つ以上の他のデバイスへの前記信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与する前記デバイスについてのトラフィック・レベルおよび/または干渉レベルの指標と、
    前記第1および第2ネットワーク(1,2)の内少なくとも1つについて、前記第1デバイスから前記2つ以上の他のデバイスへの前記信号のデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングに関与する前記デバイスについての伝搬状態の指標と、
    の内1つ以上を含む他のデータを格納するステップ(1006)と、
    前記他のデータに基づいて、前記1つ以上の周波数帯域においておよび/または前記無線アクセス技術において使用される無線リソースの量を計算するステップ(1007)と、
    を含み、
    前記構成データが、更に、前記計算された無線リソースの量の指標、および/または前記無線リソースの量を経時的にいつ使用するかを定めるスペクトル・ホッピング・シーケンスを含む、方法。
  18. コンピュータ・プログラム製品であって、プロセッサ(101)によって実行されると、請求項14から17の内いずれか1項記載の方法を実行するように適合された、コンピュータ・プログラム製品。
  19. 第1デバイス(UE1,3)から2つ以上の他のデバイス(UE1,1、UE1,2、UE2,1、UE2,2、UE2,3)へのデバイス間ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングのための信号であって、 前記第1デバイスが、第1ワイヤレス接続または有線接続を介して第1ネットワーク(1)に接続されるように構成され、前記2つ以上の他のデバイスの内少なくとも1つが、第2ワイヤレス接続または有線接続を介して、前記第1ネットワーク(1)とは異なる第2ネットワーク(2)に接続されるように構成され、当該信号が、
    前記第1ネットワーク(1)の第1周波数帯域(F)における第1部分(N...N)と、前記第2ネットワーク(2)の第2周波数帯域(F)における第2部分(N... N)とを含み、
    前記第1部分(N...N)および第2部分(N...N)が、各々、1つ以上のタイム・スロット内に1つ以上の副部分(N, N)を含み、前記第1部分および前記第2部分の各々における副部分の数(a,a)、および前記副部分の各々に使用されるタイム・スロットが、無線リソースの量を経時的にいつ使用するかを定めるスペクトル・ホッピング・シーケンスに従う、信号。
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