JP2016504791A - 超高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて同期信号生成方法及び装置 - Google Patents

超高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて同期信号生成方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】超高周波帯域で用いられる同期信号を新しく定義し、当該同期信号を用いて下りリンク同期を取る方法及びこれを支援する装置を提供する。【解決手段】本発明の一実施例に係る、超高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて基地局が同期信号を送信する方法は、反復特性のない一般同期信号を生成するステップと、超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するための反復係数に基づいて反復同期信号を生成するステップと、一般同期信号を第1フレームで送信するステップと、反復同期信号を第2フレームで送信するステップと、を有する。ここで、反復係数は、反復同期信号の反復特性を表す。【選択図】図11

Description

本発明は、無線接続システムに関し、超高周波帯域で用いられる同期信号を新しく定義し、このような同期信号を用いて下りリンク同期を取る方法及びこれを支援する装置に関する。
無線接続システムが音声やデータなどのような種々の通信サービスを提供するために広範囲に展開されている。一般に、無線接続システムは、可用のシステムリソース(帯域幅、送信電力など)を共有して多重ユーザとの通信を支援できる多元接続(multiple access)システムである。多元接続システムの例には、CDMA(code division multiple access)システム、FDMA(frequency division multiple access)システム、TDMA(time division multiple access)システム、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)システム、SC−FDMA(single carrier frequency division multiple access)システムなどがある。
超高周波無線接続システムは、既存の無線接続システムとは違い、中心周波数(center frequency)が数GHz〜数十GHzで動作するように構成される。このような中心周波数の超高周波特性は、端末の移動によって現れるドップラー効果(Doppler effect)や端末と基地局間オシレーター誤差によって発生する搬送波周波数オフセット(CFO:Carrier Frequency Offset)の影響をより深刻にさせる。例えば、ドップラー効果は中心周波数に対して線形的に増加する特性を有し、CFOも中心周波数に対して線形的に増加する特性を有する。また、端末と基地局間のオシレーター誤差によって発生するCFOは、ppm(=10-6)単位の大きい値で現れる。
既存のセルラーネットワーク(cellular network)の基地局は、同期信号検出時に発生するCFO問題を解決するために、同期チャネル(SCH:Synchronization Channel)、パイロット信号(pilot signal)及び/又は参照シンボル(RS:Reference Symbol)を端末に送信し、端末は、これを用いてCFOを推定及び/又は補償する。しかしながら、超高周波無線接続システムでは既存のセルラーネットワークに比べてより大きいCFO値が発生する。したがって、CFOを推定/補償するために、超高周波帯域では同期信号/チャネルが新しく定義されなければならず、既存のネットワークと異なるように送信される必要がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するために考案されたものであり、本発明の目的は、超高周波帯域で用いられる同期信号を新しく定義することにある。
本発明の他の目的は、超高周波帯域で同期チャネルを取得するために同期信号を送信する様々な方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上述した方法を支援する装置を提供することにある。
本発明で達成しようとする技術的目的は、以上で言及した事項に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以下に説明する本発明の実施例から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって考慮されてもよい。
本発明は、超高周波帯域で用いられる同期信号を新しく定義し、このような同期信号を用いて下りリンク同期を取る方法及びこれを支援する装置に関する。
本発明の一様態であり、超高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて基地局が同期信号を送信する方法は、反復特性のない一般同期信号を生成するステップと、超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するための反復係数に基づいて反復同期信号を生成するステップと、一般同期信号を第1フレームで送信するステップと、反復同期信号を第2フレームで送信するステップと、を有することができる。ここで、反復係数は、反復同期信号の反復特性を表すことができる。
上記様態は、反復同期信号が送信される位置を示す反復シーケンスビットマップ及び反復係数を含むメッセージを送信するステップをさらに有することができる。ここで、反復シーケンスビットマップは、第1フレーム及び第2フレームの位置を示すことができる。
本発明の他の様態であり、超高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて端末が同期信号を受信する方法は、第1フレームで、反復特性のない一般同期信号を受信するステップと、第2フレームで、前記超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するために送信される反復同期信号を受信するステップと、一般同期信号及び反復同期信号を用いて超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するステップと、を有することができる。
上記の他の様態は、反復同期信号が送信される位置を示す反復シーケンスビットマップ及び前記反復係数を含むメッセージを受信するステップをさらに有することができる。ここで、反復シーケンスビットマップは、第1フレーム及び第2フレームの位置を示すことができる。
本発明の更に他の様態であり、超高周波帯域を支援する無線接続システムで同期信号を送信する基地局は、送信器、及び同期信号を生成するためのプロセッサを備えることができる。ここで、プロセッサは、反復特性のない一般同期信号、及び超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するために反復係数に基づいて反復同期信号を生成し、送信器を用いて、一般同期信号を第1フレームで送信し、反復同期信号を第2フレームで送信するように構成されてもよい。ここで、反復係数は、反復同期信号の反復特性を表すことができる。
ここで、プロセッサはさらに、反復同期信号が送信される位置を示す反復シーケンスビットマップ及び反復係数を含むメッセージを送信器を制御して送信するように構成され、反復シーケンスビットマップは、第1フレーム及び第2フレームの位置を示すことができる。
本発明の更に他の様態であり、超高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて同期信号を受信する端末は、受信器、及び超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するためのプロセッサを備えることができる。ここで、プロセッサは、受信器を用いて、第1フレームで、反復特性のない一般同期信号を受信し、第2フレームで、超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するために送信される反復同期信号を受信し、一般同期信号及び反復同期信号を用いて超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するように構成されてもよい。
ここで、前記プロセッサはさらに、反復同期信号が送信される位置を示す反復シーケンスビットマップ及び前記反復係数を含むメッセージを受信器を制御して受信するように構成され、反復シーケンスビットマップは、第1フレーム及び第2フレームの位置を示すことができる。
以上説明した本発明の様態において、反復同期信号は、反復同期信号に含まれるシーケンスが反復係数分だけ反復して構成されてもよい。
上述した本発明の様態は、本発明の好ましい実施例の一部に過ぎず、本願発明の技術的特徴が反映された様々な実施例が、当該技術の分野における通常の知識を有する者によって、以下に詳述する本発明の詳細な説明から導出され、理解されるであろう。
本発明の実施例によれば、次のような効果がある。
第一に、本発明の実施例は、超高周波帯域で用いられる同期信号を提供することによって、ドップラー効果の影響が大きく及ぶ超高周波帯域でも同期信号を正確に検出及び補正することができる。
第二に、超高周波帯域で同期チャネルを取得するために同期信号を送信する様々な方法を用いることによってCFO値を適切に補償することができる。
本発明の実施例から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、以下の本発明の実施例に関する記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって明確に導出され理解されるであろう。すなわち、本発明を実施するに上で意図していなかった効果も、本発明の実施例から、当該技術の分野における通常の知識を有する者によって導出可能である。
本発明に関する理解を助けるために詳細な説明の一部として含まれる添付の図面は、本発明に関する様々な実施例を提供する。また、添付の図面は、詳細な説明と共に本発明の実施の形態を説明するために用いられる。
本発明の実施例で使用できる物理チャネル及びこれらを用いた信号送信方法を説明するための図である。 本発明の実施例で用いられる無線フレームの構造を示す図である。 本発明の実施例で使用できる下りリンクスロットに対するリソースグリッド(resource grid)を例示する図である。 本発明の実施例で使用できる上りリンクサブフレームの構造を示す図である。 本発明の実施例で使用できる下りサブフレームの構造を示す図である。 本発明の実施例で用いられるクロスキャリアスケジューリングによるLTE−Aシステムのサブフレーム構造を示す図である。 本発明の実施例であり、反復同期信号を生成する方法の一つを示す図である。 本発明の実施例で用い得る反復同期信号をOFDMシンボルに変調するための装置構成の一例を示す図である。 反復同期信号を時間領域で表現した図である。 本発明の実施例であり、反復特性のある同期信号を送信する方法の一例を示す図である。 本発明の実施例であり、反復特性のある同期信号を送信する方法の他の例を示す図である。 本発明の実施例であり、反復特性のある同期信号を送信する方法の更に他の例を示す図である。 図1乃至図12で説明した方法を具現し得る装置を示す図である。
以下に詳しく説明する本発明の実施例は、超高周波帯域で用いられる同期信号を新しく定義し、このような同期信号を用いて下りリンク同期を取る方法及びこれを支援する装置に関する。
以下の実施例は、本発明の構成要素と特徴を所定の形態で結合したものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮することができる。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することができる。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明する動作の順序は変更してもよい。ある実施例の一部の構成や特徴は他の実施例に含まれてもよく、又は他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替えられてもよい。
図面に関する説明において、本発明の要旨を曖昧にさせうる手順又は段階などは記述を省略し、当業者のレベルで理解できるような手順又は段階も記述を省略した。
本明細書で、本発明の実施例は、基地局と移動局間のデータ送受信関係を中心に説明した。ここで、基地局は移動局と直接通信を行うネットワークの終端ノード(terminal node)としての意味を有する。本文書で基地局によって行われるとした特定動作は、場合によっては、基地局の上位ノード(upper node)によって行われてもよい。
すなわち、基地局を含む複数のネットワークノード(network node)からなるネットワークで移動局との通信のために行われる様々な動作は、基地局又は基地局以外の他のネットワークノードによって行われてもよい。ここで、「基地局」は、固定局(fixed station)、Node B、eNode B(eNB)、発展した基地局(ABS:Advanced Base Station)又はアクセスポイント(access point)などの用語に代えてもよい。
また、本発明の実施例でいう「端末(Terminal)」は、ユーザ機器(UE:User Equipment)、移動局(MS:Mobile Station)、加入者端末(SS:Subscriber Station)、移動加入者端末(MSS:Mobile Subscriber Station)、移動端末(Mobile Terminal)、又は発展した移動端末(AMS:Advanced Mobile Station)などの用語に代えてもよい。
また、送信端は、データサービス又は音声サービスを提供する固定及び/又は移動ノードを意味し、受信端は、データサービス又は音声サービスを受信する固定及び/又は移動ノードを意味する。そのため、上りリンクでは、移動局を送信端とし、基地局を受信端とすることができる。同様に、下りリンクでは、移動局を受信端とし、基地局を送信端とすることができる。
本発明の実施例は、無線接続システムであるIEEE 802.xxシステム、3GPP(3rd Generation Partnership Project)システム、3GPP LTEシステム及び3GPP2システムのうち少なくとも一つに開示された標準文書によって裏付けることができ、特に、本発明の実施例は、3GPP TS 36.211、3GPP TS 36.212、3GPP TS 36.213及び3GPP TS 36.321の文書によって裏付けることができる。すなわち、本発明の実施例において説明していない自明な段階又は部分は、上記の文書を参照して説明することができる。また、本文書で開示している用語はいずれも上記の標準文書によって説明することができる。
以下、本発明に係る好適な実施の形態を、添付の図面を参照して詳しく説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施の形態を説明するためのもので、本発明が実施されうる唯一の実施の形態を示すためのものではない。
また、本発明の実施例で使われる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されたもので、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で他の形態に変更してもよい。
例えば、本発明の実施例でいう「同期信号」は、同期シーケンス、訓練シンボル又は同期プリアンブルなどの用語と同じ意味で使われてもよい。
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC−FDMA(single carrier frequency division multiple access)などのような様々な無線接続システムに適用することができる。
CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)によって具現することができる。TDMAは、GSM(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)のような無線技術によって具現することができる。OFDMAは、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802−20、E−UTRA(Evolved UTRA)などのような無線技術によって具現することができる。
UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の一部である。3GPP LTE(Long Term Evolution)は、E−UTRAを用いるE−UMTS(Evolved UMTS)の一部であって、下りリンクでOFDMAを採用し、上りリンクでSC−FDMAを採用する。LTE−A(Advanced)システムは、3GPP LTEシステムの改良されたシステムである。本発明の技術的特徴に関する説明を明確にするために、本発明の実施例を3GPP LTE/LTE−Aシステムを中心に説明するが、IEEE 802.16e/mシステムなどに適用してもよい。
1. 3GPP LTE/LTE_Aシステム
無線接続システムにおいて、端末は下りリンク(DL:Downlink)を介して基地局から情報を受信し、上りリンク(UL:Uplink)を介して基地局に情報を送信する。基地局と端末が送受信する情報は、一般データ情報及び様々な制御情報を含み、これらが送受信する情報の種類/用途によって様々な物理チャネルが存在する。
1.1 システム一般
図1は、本発明の実施例で使用できる物理チャネル及びこれらを用いた信号送信方法を説明するための図である。
電源が消えた状態で電源がついたり、新しくセルに進入したりした端末は、S11段階で基地局と同期を取るなどの初期セル探索(Initial cell search)作業を行う。そのために、端末は基地局から1次同期チャネル(P−SCH:Primary Synchronization Channel)及び2次同期チャネル(S−SCH:Secondary Synchronization Channel)を受信して基地局と同期を取り、セルIDなどの情報を取得する。
その後、端末は基地局から物理放送チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)信号を受信してセル内の放送情報を取得することができる。
一方、端末は初期セル探索段階で下りリンク参照信号(DL RS:Downlink Reference Signal)を受信して下りチャネル状態を確認することができる。
初期セル探索を終えた端末は、S12段階で、物理下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、及び物理下り制御チャネル情報に基づく物理下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を受信し、より具体的なシステム情報を取得することができる。
その後、端末は、基地局に接続を完了するために、段階S13乃至段階S16のようなランダムアクセス手順(Random Access Procedure)を行うことができる。そのために、端末は物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)を用いてプリアンブル(preamble)を送信し(S13)、物理下り制御チャネル及びこれに対応する物理下り共有チャネルを用いてプリアンブルに対する応答メッセージを受信することができる(S14)。競合ベースのランダムアクセスでは、端末は、さらなる物理ランダムアクセスチャネル信号の送信(S15)、及び物理下り制御チャネル信号及びこれに対応する物理下り共有チャネル信号の受信(S16)のような衝突解決手順(Contention Resolution Procedure)を行うことができる。
上述したような手順を行った端末は、その後、一般的な上り/下り信号送信手順として、物理下り制御チャネル信号及び/又は物理下り共有チャネル信号の受信(S17)及び物理上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)信号及び/又は物理上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)信号の送信(S18)を行うことができる。
端末が基地局に送信する制御情報を総称して、上り制御情報(UCI:Uplink Control Information)という。UCIは、HARQ−ACK/NACK(Hybrid Automatic Repeat and reQuest Acknowledgement/Negative−ACK)、SR(Scheduling Request)、CQI(Channel Quality Indication)、PMI(Precoding Matrix Indication)、RI(Rank Indication)情報などを含む。
LTEシステムにおいて、UCIは、一般的にPUCCHを介して周期的に送信するが、制御情報とトラフィックデータが同時に送信されるべき場合にはPUSCHを介して送信してもよい。また、ネットワークの要請/指示に応じてPUSCHを介してUCIを非周期的に送信してもよい。
図2には、本発明の実施例で用いられる無線フレームの構造を示す。
図2(a)は、タイプ1フレーム構造(frame structure type 1)を示す。タイプ1フレーム構造は、全二重(full duplex)FDD(Frequency Division Duplex)システムと半二重(half duplex)FDDシステムの両方に適用することができる。
1サブフレームは、2個の連続したスロットと定義され、i番目のサブフレームは、2i及び2i+1に該当するスロットで構成される。すなわち、無線フレーム(radio frame)は、10個のサブフレーム(subframe)で構成される。1サブフレームを送信するために掛かる時間をTTI(transmission time interval)という。ここで、Tsはサンプリング時間を表し、Ts=1/(15kHz×2048)=3.2552×10-8(約33ns)と表示される。スロットは、時間領域で複数のOFDMシンボル又はSC−FDMAシンボルを含み、周波数領域で複数のリソースブロック(Resource Block)を含む。
1スロットは、時間領域で複数のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルを含む。3GPP LTEは、下りリンクでOFDMAを使用するので、OFDMシンボルは1シンボル区間(symbol period)を表現するためのものである。OFDMシンボルは、1つのSC−FDMAシンボル又はシンボル区間ということができる。リソースブロック(resource block)は、リソース割当単位であって、1スロットで複数の連続した副搬送波(subcarrier)を含む。
全二重FDDシステムでは、各10ms区間で10個のサブフレームを下り送信と上り送信のために同時に利用することができる。このとき、上り送信と下り送信は周波数領域で区別される。一方、半二重FDDシステムでは、端末は送信と受信を同時に行うことができない。
上述した無線フレームの構造は一つの例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、又はスロットに含まれるOFDMシンボルの数は様々に変更されてもよい。
図2(b)には、タイプ2フレーム構造(frame structure type 2)を示す。タイプ2フレーム構造はTDDシステムに適用される。
ここで、Tsは、サンプリング時間を表し、Ts=1/(15kHz×2048)=3.2552×10-8(約33ns)で表示される。
タイプ2フレームは、DwPTS(Downlink Pilot Time Slot)、保護区間(GP:Guard Period)、UpPTS(Uplink Pilot Time Slot)の3つのフィールドで構成される特別サブフレームを含む。ここで、DwPTSは、端末での初期セル探索、同期化又はチャネル推定に用いられる。UpPTSは、基地局でのチャネル推定と端末の上り送信同期を合わせるために用いられる。保護区間は、上りリンクと下りリンクの間に下りリンク信号の多重経路遅延によって上りリンクで生じる干渉を除去するための区間である。
下記の表1に、特別フレームの構成(DwPTS/GP/UpPTSの長さ)を示す。
図3は、本発明の実施例で使用できる下りリンクスロットのリソースグリッド(resource grid)を例示する図である。
図3を参照すると、1つの下りリンクスロットは、時間領域で複数のOFDMシンボルを含む。ここで、1つの下りリンクスロットは、7個のOFDMシンボルを含み、1つのリソースブロックは周波数領域で12個の副搬送波を含むとするが、これに限定されるものではない。
リソースグリッド上で各要素(element)をリソース要素(resource element)とし、1つのリソースブロックは12×7個のリソース要素を含む。下りリンクスロットに含まれるリソースブロックの数NDLは、下りリンク送信帯域幅(bandwidth)に依存する。上りリンクスロットの構造は、下りリンクスロットの構造と同一であってもよい。
図4は、本発明の実施例で使用できる上りリンクサブフレームの構造を示す。
図4を参照すると、上りリンクサブフレームは、周波数領域で制御領域とデータ領域とに区別される。制御領域には、上り制御情報を運ぶPUCCHが割り当てられる。データ領域には、ユーザデータを運ぶPUSCHが割り当てられる。単一搬送波特性を維持するために、一つの端末はPUCCHとPUSCHを同時に送信することがない。一つの端末に対するPUCCHにはサブフレーム内にRB対が割り当てられる。RB対に属するRBは、2個のスロットのそれぞれで異なる副搬送波を占める。これを、PUCCHに割り当てられたRB対はスロット境界(slot boundary)で周波数跳躍(frequency hopping)するという。
図5には、本発明の実施例で使用できる下りサブフレームの構造を示す。
図5を参照すると、サブフレームにおける第一のスロットでOFDMシンボルインデックス0から最大3個のOFDMシンボルが、制御チャネルが割り当てられる制御領域(control region)であり、残りのOFDMシンボルが、PDSCHが割り当てられるデータ領域(data region)である。3GPP LTEで用いられる下りリンク制御チャネルの例には、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PDCCH、PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator Channel)などがある。
PCFICHは、サブフレームにおける最初のOFDMシンボルで送信され、サブフレーム内に制御チャネルの送信のために使われるOFDMシンボルの数(すなわち、制御領域のサイズ)に関する情報を運ぶ。PHICHは、上りリンクに対する応答チャネルであって、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)に対するACK(Acknowledgement)/NACK(Negative−Acknowledgement)信号を運ぶ。PDCCHを介して送信される制御情報を下り制御情報(DCI:downlink control information)という。下り制御情報は、上りリソース割当情報、下りリソース割当情報、又は任意の端末グループに対する上り送信(Tx)電力制御命令を含む。
2. キャリア併合(CA:Carrier Aggregation)環境
2.1 CA一般
3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;Rel−8又はRel−9)システム(以下、LTEシステム)は、単一コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)を複数の帯域に分割して使用する多重搬送波変調(MCM:Multi−Carrier Modulation)方式を用いる。しかし、3GPP LTE−Advancedシステム(例、Rel−10又はRel−11)(以下、LTE−Aシステム)では、LTEシステムよりも広帯域のシステム帯域幅を支援するために、1つ以上のコンポーネントキャリアを結合して使用するキャリア併合(CA:Carrier Aggregation)のような方法を使用することができる。キャリア併合は、搬送波集成、搬送波整合、マルチコンポーネントキャリア環境(Multi−CC)又はマルチキャリア環境に言い換えてもよい。
本発明でいうマルチキャリアは、キャリアの併合(又は、搬送波集成)を意味し、このとき、キャリアの併合は、隣接した(contiguous)キャリア間の併合だけでなく、非隣接した(non−contiguous)キャリア間の併合も意味する。また、下りリンクと上りリンク間に集成されるコンポーネントキャリアの数が異なるように設定されてもよい。下りリンクコンポーネントキャリア(以下、「DL CC」という。)数と上りリンクコンポーネントキャリア(以下、「UL CC」という。)数とが一致する場合を対称的(symmetric)併合といい、それらの数が異なる場合を非対称的(asymmetric)併合という。このようなキャリア併合は、搬送波集成、帯域幅集成(bandwidth aggregation)、スペクトル集成(spectrum aggregation)などのような用語と同じ意味で使われてもよい。
LTE−Aシステムでは、2つ以上のコンポーネントキャリアが結合して構成されるキャリア併合は、100MHz帯域幅まで支援することを目標とする。目標帯域よりも小さい帯域幅を有する1個以上のキャリアを結合するとき、結合するキャリアの帯域幅は、既存のIMTシステムとの互換性(backward compatibility)維持のために、既存システムで使用する帯域幅に制限することができる。
例えば、既存の3GPP LTEシステムでは{1.4、3、5、10、15、20}MHz帯域幅を支援し、3GPP LTE−advancedシステム(すなわち、LTE−A)では、既存システムとの互換のために、上記の帯域幅のみを用いて20MHzよりも大きい帯域幅を支援するようにすることができる。また、本発明で用いられるキャリア併合システムは、既存システムで用いる帯域幅と無関係に、新しい帯域幅を定義してキャリア併合を支援するようにしてもよい。
また、上述のようなキャリア併合は、イントラ−バンドCA(Intra−band CA)及びインター−バンドCA(Inter−band CA)とに区別できる。イントラ−バンドキャリア併合とは、複数のDL CC及び/又はUL CCが周波数上で隣接したり近接して位置することを意味する。換言すれば、DL CC及び/又はUL CCのキャリア周波数が同一のバンド内に位置することを意味できる。一方、周波数領域で遠く離れている環境をインター−バンドCA(Inter−Band CA)と呼ぶことができる。換言すれば、複数のDL CC及び/又はUL CCのキャリア周波数が互いに異なるバンドに位置することを意味できる。このような場合、端末は、キャリア併合環境での通信を行うために複数のRF(radio frequency)端を使用することもできる。
LTE−Aシステムは、無線リソースを管理するためにセル(cell)の概念を用いる。上述したキャリア併合環境は、多重セル(multiple cells)環境と呼ぶことができる。セルは、下りリソース(DL CC)と上りリソース(UL CC)との一対の組合せと定義されるが、上りリソースは必須要素ではない。そのため、セルは、下りリソース単独で構成されてもよく、下りリソースと上りリソースとで構成されてもよい。
例えば、特定端末が1つの設定されたサービングセル(configured serving cell)を有する場合、1個のDL CCと1個のUL CCを有することができるが、特定端末が2個以上の設定されたサービングセルを有する場合には、セルの数だけのDL CCを有し、UL CCの数は該DL CCと等しくてもよく小さくてもよい。又は、逆に、DL CCとUL CCが構成されてもよい。すなわち、特定端末が複数の設定されたサービングセルを有する場合、DL CCの数よりもUL CCが多いキャリア併合環境も支援可能である。
また、キャリア併合(CA)は、それぞれキャリア周波数(セルの中心周波数)が互いに異なる2つ以上のセルの併合と理解されてもよい。ここでいう「セル(Cell)」は、一般的に使われる基地局がカバーする地理的領域としての「セル」とは区別しなければならない。以下、上述したイントラ−バンドキャリア併合をイントラ−バンド多重セルと称し、インター−バンドキャリア併合をインター−バンド多重セルと称する。
LTE−Aシステムで使われるセルは、プライマリセル(PCell:Primary Cell)及びセカンダリセル(SCell:Secondary Cell)を含む。PセルとSセルは、サービングセル(Serving Cell)として用いることができる。RRC_CONNECTED状態にあるが、キャリア併合が設定されていないか、キャリア併合を支援しない端末の場合、Pセルのみで構成されたサービングセルが1つ存在する。一方、RRC_CONNECTED状態にあると共にキャリア併合が設定された端末の場合、1つ以上のサービングセルが存在でき、全体サービングセルにはPセルと1つ以上のSセルが含まれる。
サービングセル(PセルとSセル)は、RRCパラメータを用いて設定することができる。PhysCellIdは、セルの物理層識別子であって、0から503までの整数値を有する。SCellIndexは、Sセルを識別するために使われる簡略な(short)識別子であって、1から7までの整数値を有する。ServCellIndexは、サービングセル(Pセル又はSセル)を識別するために使われる簡略な(short)識別子であって、0から7までの整数値を有する。0値はPセルに適用され、SCellIndexはSセルに適用するためにあらかじめ与えられる。すなわち、ServCellIndexにおいて最も小さいセルID(又は、セルインデックス)を有するセルがPセルとなる。
Pセルは、プライマリ周波数(又は、primary CC)上で動作するセルを意味する。端末が初期連結設定(initial connection establishment)仮定を行ったり連結再−設定過程行ったりするために用いられることもあり、ハンドオーバー過程で指示されたセルを意味することもある。また、Pセルは、キャリア併合環境で設定されたサービングセルのうち、制御関連通信の中心となるセルを意味する。すなわち、端末は、自身のPセルでのみPUCCHの割当てを受けて送信することができ、システム情報を取得したりモニタリング手順を変更するためにPセルのみを用いることができる。E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)は、キャリア併合環境を支援する端末に対し、移動性制御情報(mobility Control Info)を含む上位層のRRC連結再設定(RRC Connection Reconfigutaion)メッセージを用いてハンドオーバー手順のためにPセルのみを変更することもできる。
Sセルは、セカンダリ周波数(又は、Secondary CC)上で動作するセルを意味することができる。特定端末にPセルは1つのみ割り当てられ、Sセルは1つ以上割り当てられうる。Sセルは、RRC連結設定がなされた後に構成可能であり、さらなる無線リソースを提供するために用いることができる。キャリア併合環境で設定されたサービングセルのうち、Pセル以外のセル、すなわち、SセルにはPUCCHが存在しない。
E−UTRANは、Sセルを、キャリア併合環境を支援する端末に追加する際、RRC_CONNECTED状態にある関連したセルの動作に関する全てのシステム情報を、特定シグナル(dedicated signal)を用いて提供することができる。システム情報の変更は、関連したSセルの解除及び追加によって制御することができ、このとき、上位層のRRC連結再設定(RRC Connection Reconfigutaion)メッセージを用いることができる。E−UTRANは、関連したSセル内でブロードキャストするよりは、端末別に異なるパラメータを有する特定シグナリング(dedicated signaling)を行うことができる。
初期保安活性化過程が始まった後、E−UTRANは、連結設定過程で初期に構成されるPセルに加えて、1つ以上のSセルを含むネットワークを構成することができる。キャリア併合環境でPセル及びSセルはそれぞれのコンポーネントキャリアとして動作することができる。以下の実施例では、プライマリコンポーネントキャリア(PCC)はPセルと同じ意味で使われ、セカンダリコンポーネントキャリア(SCC)はSセルと同じ意味で使われてもよい。
2.2 クロスキャリアスケジューリング(Cross Carrier Scheduling)
キャリア併合システムでは、キャリア(又は、搬送波)又はサービングセル(Serving Cell)に対するスケジューリング観点で、自己スケジューリング(Self−Scheduling)方法及びクロスキャリアスケジューリング(Cross Carrier Scheduling)方法の2つがある。クロスキャリアスケジューリングは、クロスコンポーネントキャリアスケジューリング(Cross Component Carrier Scheduling)又はクロスセルスケジューリング(Cross Cell Scheduling)と呼ぶこともできる。
自己スケジューリングは、PDCCH(DL Grant)とPDSCHが同一のDL CCで送信されたり、DL CCで送信されたPDCCH(UL Grant)に基づいて送信されるPUSCHが、ULグラント(UL Grant)を受信したDL CCとリンクされているUL CCで送信されることを意味する。
クロスキャリアスケジューリングは、PDCCH(DL Grant)とPDSCHがそれぞれ異なるDL CCで送信されたり、DL CCで送信されたPDCCH(UL Grant)に基づいて送信されるPUSCHが、ULグラントを受信したDL CCとリンクされているUL CCではなく他のUL CCで送信されることを意味する。
クロスキャリアスケジューリングは、端末特定(UE−specific)に活性化又は非活性化することができ、これは、上位層シグナリング(例えば、RRCシグナリング)によって半静的(semi−static)に各端末別に知らせることができる。
クロスキャリアスケジューリングが活性化された場合、PDCCHに、当該PDCCHが指示するPDSCH/PUSCHがどのDL/UL CCで送信されるかを知らせるキャリア指示子フィールド(CIF:Carrier Indicator Field)が必要である。例えば、PDCCHは、PDSCHリソース又はPUSCHリソースをCIFを用いて複数のコンポーネントキャリアのうちの一つに割り当てることができる。すなわち、DL CC上のPDCCHが、多重集成されたDL/UL CCの一つにPDSCH又はPUSCHリソースを割り当てる場合、CIFが設定される。この場合、LTE Release−8のDCIフォーマットをCIFによって拡張することができる。このとき、設定されたCIFは、3ビットフィールドとして固定したり、設定されたCIFの位置は、DCIフォーマットの大きさにかかわらずに固定することができる。また、LTE Release−8のPDCCH構造(同一コーディング及び同一CCEベースのリソースマッピング)を再使用することもできる。
一方、DL CC上のPDCCHが、同一DL CC上のPDSCHリソースを割り当てたり、単一リンクされたUL CC上のPUSCHリソースを割り当てる場合には、CIFが設定されない。この場合、LTE Release−8と同一のPDCCH構造(同一コーディング及び同じCCEベースのリソースマッピング)及びDCIフォーマットを使用することができる。
クロスキャリアスケジューリングが可能なとき、端末は、CC別送信モード及び/又は帯域幅によって、モニタリングCCの制御領域で複数のDCIに対するPDCCHをモニタリングする必要がある。したがって、これを支援し得る検索空間の構成とPDCCHモニタリングが必要である。
キャリア併合システムにおいて、端末DL CC集合は、端末がPDSCHを受信するようにスケジュールされたDL CCの集合を表し、端末UL CC集合は、端末がPUSCHを送信するようにスケジュールされたUL CCの集合を表す。また、PDCCHモニタリング集合(monitoring set)は、PDCCHモニタリングを行う少なくとも一つのDL CCの集合を表す。PDCCHモニタリング集合は、端末DL CC集合と同一であってもよく、端末DL CC集合の副集合(subset)であってもよい。PDCCHモニタリング集合は、端末DL CC集合のDL CCのうち少なくとも一つを含むことができる。又は、PDCCHモニタリング集合は、端末DL CC集合に関係なく別個として定義されるようにしてもよい。PDCCHモニタリング集合に含まれるDL CCは、リンクされたUL CCに対する自己−スケジューリング(self−scheduling)は常に可能なように設定することができる。このような、端末DL CC集合、端末UL CC集合及びPDCCHモニタリング集合は、端末特定(UE−specific)、端末グループ特定(UE group−specific)又はセル特定(Cell−specific)に設定することができる。
クロスキャリアスケジューリングが非活性化されたということは、PDCCHモニタリング集合が常に端末DL CC集合と同一であることを意味し、このような場合には、PDCCHモニタリング集合に対する別のシグナリングのような指示が不要である。しかし、クロスキャリアスケジューリングが活性化された場合には、PDCCHモニタリング集合が端末DL CC集合内で定義されることが好ましい。すなわち、端末に対してPDSCH又はPUSCHをスケジューリングするために基地局はPDCCHモニタリング集合でのみPDCCHを送信する。
図6は、本発明の実施例で用いられるクロスキャリアスケジューリングによるLTE−Aシステムのサブフレーム構造を示す図である。
図6を参照すると、LTE−A端末のためのDLサブフレームは、3個の下りリンクコンポーネントキャリア(DL CC)が結合されており、DL CC‘A’は、PDCCHモニタリングDL CCと設定されている。CIFが用いられない場合、各DL CCは、CIF無しで、自身のPDSCHをスケジューリングするPDCCHを送信することができる。一方、CIFが上位層シグナリングによって用いられる場合には、一つのDL CC‘A’のみが、CIFを用いて、自身のPDSCH又は他のCCのPDSCHをスケジューリングするPDCCHを送信することができる。このとき、PDCCHモニタリングDL CCとして設定されていないDL CC‘B’と‘C’はPDCCHを送信しない。
3. 超高周波数帯域における同期チャネル
3.1 搬送波周波数オフセット(CFO)
LTE−Aシステムでは、端末と基地局でオシレーターの誤差値を規定している。例えば、3GPP TS 36.101規格文書で、端末は、一つのスロット期間周期内でE−UTRA基地局(node B)から受信した搬送波周波数と比較して±0.1PPM以内の正確度を有することを要求する。また、3GPP TS 36.104規格文書では、周波数誤りを、割り当てられた周波数と実際基地局が送信した送信周波数との差と規定している。
次の表2には、基地局の種類によるオシレーターの正確度を示す。
このため、基地局と端末間のオシレーターの最大差は、±0.1ppmであり、一方向に誤差が発生した場合、最大0.2ppmのオフセット(offset)値を有しうる。このようなPPM値を各中心周波数に合わせてHz単位に変換する式は、[中心周波数(Center Frequency)×周波数オフセット(Frequency Offset、ppm)]と与えられる。一方、OFDMシステムにおいて、CFO値は、副搬送波間隔(subcarrier spacing)によってその影響が異なってくる。
例えば、一般に、大きいCFO値であっても、大きい副搬送波間隔を有するOFDMシステムではその影響が小さく現れる。このため、実際CFO値(絶対値)は、OFDMシステムに影響を与える相対的な値で表現する必要があり、これを正規化されたCFO(normalized CFO)と称し、式[中心周波数オフセット(Hz)/副搬送波間隔]で表現することができる。
次の表3は、中心周波数及びオシレーターオフセット値によってCFO値を整理したものである。
表3は、各中心周波数及びオシレーターの誤差値に対するCFO値及び正規化されたCFO値を示す。ここで、各CFO値の括弧内の値が正規化されたCFO値を意味する。表3で、中心周波数が2GHzの場合、LTE Rel−8/9/10で使用する副搬送波間隔15kHzを仮定したし、中心周波数が30GHzと60GHz帯域である副搬送波間隔は、ドップラー効果を考慮して、性能劣化がないように104.25kHzを仮定した。しかし、これは単なる例示に過ぎず、各中心周波数において他の副搬送波間隔が適用されてもよい。以下、説明の便宜のために、CFO値は、正規化されたCFOを基準に説明し、特別な言及がない限り、CFO値は正規化されたCFO値を意味する。
本発明の実施例において、CFOは、整数倍CFOと小数倍CFOとに分類できる。このとき、整数倍CFOは、整数1以上の大きさを有するCFOを意味し、小数倍CFOは、整数1未満の小数の大きさを有するCFOを意味する。整数倍CFOの場合は、各整数当たりOFDMシステムにおいて整数倍に該当する副搬送波だけ遷移(shift)した形態で表現され、小数倍CFOの場合は、各副搬送波が小数倍CFOだけ遷移した形態で表現される。
一方、CFOを推定する技法は、それぞれの推定範囲の限界性を有する。CFOの推定のために用いられる信号が一つのOFDMシンボル内で何回の反復特性を有するかによって推定範囲が決定され、この時の推定範囲よりも大きいCFOが発生すると、推定性能が顕著に低下する。例えば、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic prefix)を用いてCFOを推定する場合には、OFDMシンボル内で1回の反復と表現されるため、推定範囲は±0.5となる。すなわち、OFDM内でn回の反復特性がある同期信号、シーケンス、プリアンブル又は訓練シンボルを用いる場合の推定範囲は、n×±0.5と表現できる。表3中、30GHzの10ppmのオシレーターオフセットを仮定する場合、CFO値が±2.9であるから、CPを用いる推定技法ではCFOを推定することができず、少なくとも6回の反復特性がある信号、シーケンス、プリアンブル又は訓練シンボルを用いてCFOを推定しなければならない。
このため、超高周波無線接続システムでCFOを推定/補償するためには新しい構造の同期信号、プリアンブル又は訓練シンボルが必要である。以下では、超高周波無線接続システムでCFOを推定するための同期信号を構成する方法について具体的に説明する。また、超高周波無線接続システムで同期を取るための一連の過程について説明する。
3.2 同期信号
同期チャネルを介して送信される同期信号を生成するために使われる同期シーケンスを定義する。本発明では種々のシーケンスを用いることができるが、LTEシステムで用いる2次同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)を取り上げて説明する。LTEシステムでSSSはm−sequence系列であるが、本発明では、これに限定されず、Barker sequence、Gold sequence、Zadoff−chu sequenceなどを用いることもできる。また、m−sequenceを用いる場合にも、SSSとは異なる初期値(initial seed)を用いたり、異なるシーケンス長を有する構造を用いてもよい。
SSSのために用いられる同期シーケンス
は、2個の31ビット長のシーケンスを結合してインタリービングしたものである。結合されたシーケンスは、1次同期チャネル(PSS:Primary Synchronization Signal)を介して与えられるスクランブリングシーケンスを用いてスクランブルされる。
SSSを定義する2個の31長シーケンスの組合せは、サブフレーム0及び5で互いに異なるように定義される。SSSは、次の式1によって決定される。
式4で、初期条件は
のように設定される。
上述した内容のように生成された同期シーケンスd(n)は、次のようにOFDMシンボルにマップされる。同期シーケンスのリソース要素へのマッピングは、フレーム構造によって異なってくる。フレーム構造タイプ1では1つのサブフレームがSSSのために用いられ、フレーム構造タイプ2では半フレーム(half−frame)がSSSのために用いられる。また、PSSに使われたアンテナポートと同一のアンテナポートがSSS送信に使われる。
同期シーケンスd(n)は、次の式9によってリソース要素にマップされる。
3.3 反復同期信号−1
3.2節では、同期信号を生成する方法について説明した。以下では、超高周波無線接続システムで用いられる反復同期信号の様々な生成方法について詳しく説明する。
反復同期信号は、基本的に、3.2節で説明した同期信号の生成方法に基づいて生成されるが、基地局と端末間のオシレーター誤差又はドップラー効果に対する推定及び/又は補償のために、反復された形態のシーケンスで構成される。すなわち、反復された形態の反復同期信号を送信することによって、基地局及び/又は端末は、超高周波帯域で発生するオシレーター誤差又はドップラー効果によるCFO値を検出することができる。
図7は、本発明の実施例であり、反復同期信号を生成する方法の一例を示す図である。
図7を参照すると、基地局(eNB)は端末に、反復同期シーケンスを生成するための反復係数Nを上位層シグナル(例、RRC、MAC信号)を用いて送信する(S710)。
S710段階は、選択的な段階であり、本発明の実施の様態によって用いられてもよく、用いられなくてもよい。例えば、S710段階は、初期セルサーチ過程では用いられない。したがって、このような場合、基地局は、周波数帯域別及び/又はフレームによって反復特性のある反復同期信号を生成してセル内の端末に送信することができる。ただし、S710段階は、セル再サーチ及びハンドオーバーなどのように近隣基地局と同期を取らなければならない場合、基地局が反復係数Nを調整するために適応的に行うことができる。
基地局は、反復係数Nに基づいて、反復同期信号を生成する(S720)。
S720段階で反復同期信号をSSSを用いて構成する場合、SSSを構成する同期シーケンス要素の間に、特定の定数Nの分だけ‘0’ビットを挿入するゼロビット挿入(zero bit insertion)をして反復シーケンスを構成することができる。挿入された‘0’ビットの個数の分だけ、SSSシーケンスは反復された形態を有することとなり、総シーケンスの長さは、本来のシーケンスのN倍と増加する。
反復係数Nだけ反復される反復同期信号は、次の式11から生成することができる。
基地局は、S720段階で生成した反復同期信号を端末に送信する(S730)。
S730段階で送信された反復同期信号を受信した端末(UE)は、その推定範囲が反復係数分だけ増えるため、超高周波帯域で送信される信号のCFOを推定及び/又は補償することができる。
式11は、ゼロビット挿入をした後、OFDMシンボルマッピング過程を含む数式であり、LTE/LTE−Aシステムを考慮したものである。このため、超高周波無線接続システムがLTE/LTE−Aシステムのフレーム構造と異なる場合、本発明で提案する反復同期信号は、他の周波数及び/又は他の時間領域にマップされて送信されてもよい。このとき、式11で説明したk値及びl値と異なる値を用いることができる。また、SSS以外の他のシーケンスが反復同期信号の基本シーケンスとして用いられる場合、式11で、d(n)、n=0,…,61は変更され、他の長さのシーケンスが用いられてもよい。
図8は、本発明の実施例で用い得る反復同期信号をOFDMシンボルに変調するための装置構成の一例を示す図であり、図9は、反復同期信号を時間領域で表現する図である。
同期信号又は訓練シンボルは、OFDM変調のためにIFFTモジュールに入/出力される。図8は、IFFTモジュールの簡単な構造を示している。IFFTモジュールは、入力された反復同期シーケンス(d(0),0,0,d(1),…,d(n−1),0,0)をリソース要素にマップさせるために、OFDMシンボルs(0),s(1),s(2),…,S(3n−3),S(3n−2),S(3n−1)に変調する。図8及び図9では、反復係数Nが3である場合を例示している。
3.4 反復同期信号−2
3.3節では、ゼロビット挿入によって反復同期信号を生成する方法について説明した。以下では、ゼロビット挿入によって反復同期信号を生成するが、反復同期信号の長さが、ゼロビット挿入前のシーケンス長と同一となるように生成する方法について説明する。
例えば、本来のシーケンスの長さが‘n’だとすれば、ゼロビット挿入によって生成した反復同期信号の長さも同様‘n’とすることができる。この場合、反復同期信号を生成するために、既存シーケンスから‘x’ビットのみを選択して反復同期信号を生成することができる。このとき、‘x’は、
を満たす最大の整数であり、Nは、反復係数である。
次の式12は、反復同期信号を生成する方法の他の例を表す。
3.5 反復同期信号送信方法−1
図10は、本発明の実施例であり、反復特性のある同期信号を送信する方法の一例を示す図である。
反復同期信号の反復特性のために用いられる任意の定数N(すなわち、反復係数)は、超高周波無線接続システムで用いられる各中心周波数に固定された形態で運営されてもよく、又は推定性能向上のために半静的な形態で運営されてもよい。例えば、反復特性のある同期信号は、N値に比例して推定範囲が延び、超高周波帯域で同期信号の推定が可能であるが、精密な値を検索には限界がある。すなわち、反復同期信号による推定範囲は反復係数Nに比例して増加するが、推定性能はN値に反比例関係を有しうる。このため、中心周波数によって、反復特性の異なる同期信号を運営することによって推定性能及び推定範囲を増加させることができる。
すなわち、反復係数が大きいほど高い整数倍のCFO推定が可能であるが、小数倍のCFO推定性能は低下しうる。逆に、反復係数が低いほど低い整数倍のCFO又は小数倍のCFOに対する推定性能がよくなるが、高い整数倍のCFO推定性能は低下しうる。このため、無線フレームによって又は中心周波数によって、同期信号の反復特性を半静的に運営することができる。
例えば、無線フレームごとに、異なった反復特性を有するフレーム構造を設計することができる。図10を参照すると、無線フレーム#0で送信される同期信号は、反復特性のない構造として送信することができる。このとき、推定範囲は±0.5であるから、小数倍CFOの微細推定が可能である。無線フレーム#1で送信される同期信号は、1回の反復特性がある構造であり、このとき、推定範囲は±1.0である。また、無線フレーム#2、3ではそれぞれ、2回及び3回の反復特性がある同期信号を送信することができる。図10では、3回までの反復特性がある同期信号について開示しているが、システム性能によって、N回までの反復特性がある同期信号を用いることもできる。
図10で送信される反復同期信号は、3.4節で説明した方法を用いて生成された反復同期信号とすることができる。すなわち、反復特性のためにゼロビット挿入をした同期信号の長さが、本来の同期信号の長さと同一に維持される反復同期信号である。
仮に、図10で用いられる反復同期信号が、3.3節のように、ゼロビット挿入をした後に同期信号の長さがN倍増えた形態であると、無線フレームごとに送信される同期信号のサンプル数を異なるように設定することができる。
3.6 反復同期信号送信方法−2
以下に説明する実施例は、特定無線フレームでのみ反復同期信号を送信する方法に関する。整数倍CFOの場合には、その推定性能が大きく変わらないため、毎フレームごとに反復同期信号を送信せず、特定フレームでのみ送信することができる。すなわち、整数倍CFOを一度推定した後には、残りのフレームでは反復特性のない一般同期信号を送信することによって、小数倍CFOを推定又は最適化するために使用することができる。
そのために、整数倍CFOを推定するための特定無線フレームは、システム上で固定して用いられてもよく、周期的に形成されてもよい。又は、基地局が、整数倍CFOを推定するための反復同期信号が送信されるフレームに関する情報を動的又は半静的に端末に知らせることによって、特定フレームでのみ反復同期信号を送信することができる。
図11は、本発明の実施例であり、反復特性のある同期信号を送信する方法の他の例を示す図である。
図11を参照すると、基地局は、反復同期信号を送信する特定フレームに関する情報及び/又は反復同期信号に用いられる反復係数に関する情報を含むメッセージを端末に送信することによって、端末が特定フレームで反復同期信号を受信できるようにすることができる(S1110)。
S1110段階は、選択的な段階であり、本発明の実施の様態によって用いられてもよく、用いられなくてもよい。例えば、S1110段階は、初期セルサーチ過程では用いられない。したがって、このような場合、基地局は、周波数帯域別及び/又はフレームによって、反復特性のある反復同期信号を生成してセル内の端末に送信することができる。ただし、S1110段階は、セル再サーチ及びハンドオーバーなどのように近隣基地局と同期を取らなければならない場合に、基地局が反復係数Nを調整するために適応的に行うことができる。
次の表5には、S1110段階で用いられる反復シーケンスビットマップ構成の一例を示す。
表5のビットマップは、総1024個の無線フレームにおいて512番の無線フレームで、反復特性のある反復同期信号が送信されることを示す。表5は、特定無線フレームの位置を示すために用いられるビットマップの一例であり、特定フレームの位置が変更されると、ビットマップの表現方式も当該フレームを指示するために変更される。
次の表6は、S1110段階で用いられる反復シーケンスビットマップ構成の他の例を示すものである。
表6で開示したビットマップは、一定の集合(又は、グループ)の無線フレームにおいて反復同期信号が送信されるフレームを示すために用いられる。例えば、10個のフレーム単位を仮定するとき、ビットマップは10ビットサイズを有し、3番及び7番のビットを‘1’に設定することによって、3番及び7番のフレームで反復同期信号が送信されることを示すことができる。
S1110段階は、上位層シグナリング(例、RRCシグナリング、MACシグナリングなど)によって行われてもよく、物理層シグナリング(例、PDCCH信号)によって行われてもよい。
再び図11を参照すると、基地局は、S1110段階で送信した反復シーケンスビットマップに基づいて、各フレームで一般同期信号又は反復同期信号を生成して端末に送信することができる。例えば、反復シーケンスビットマップが表5のように設定された場合、基地局は、0番のフレームから511番のフレームまでは一般同期信号を生成して端末に送信する(S1120,S1130)。
その後、512番のフレームでは、基地局は反復同期信号を生成して端末に送信する(S1140,S1150)。
S1120段階は、3.2節で説明した同期信号生成方法を用いて行うことができ、S1140段階は、3.3節及び3.4節で説明した反復同期信号生成方法及びS1110段階で取得した反復係数Nを用いて行うことができる。
図11を参照すると、端末は、受信した一般同期信号を用いて小数倍CFOを推定することができ、反復同期信号を用いて整数倍CFOを推定及び/又は補償することができる(S1160)。
S1160段階は、S1150段階後に行われると図示しているが、S1130段階後に行われてもよく、各同期信号を受信する度に行われてもよい。また、S1120段階乃至S1150段階の順序は、反復同期信号の送信フレーム位置によって変更されてもよい。
また、S1110段階で送信される反復シーケンスビットマップ情報が、サービングセルの他、近隣基地局で送信される反復同期信号の位置も知らせることができる。この場合、端末は、近隣基地局に対する周波数同期を取得/維持することができ、近隣基地局へハンドオーバー時に、取得した同期情報を用いて高速のハンドオーバーを行うことができる。
本発明の他の側面において、固定された位置の特定無線フレームで反復同期信号が送信される場合には、固定された位置は、システムで定められた値であり、S1110段階が行われる必要がない。この場合には、基地局は、特定フレームでのみ反復同期信号を生成及び送信し、残りのフレームでは一般同期信号を生成及び送信することができる。
図12は、本発明の実施例であり、反復特性のある同期信号を送信する方法の更に他の例を示す図である。
図12では、四番目の無線フレームで反復同期信号が送信され、一番目乃至三番目の無線フレームでは一般同期信号が送信される。図12の無線フレーム構造では、反復同期信号を四番目の無線フレームで固定して送信することができる。又は、図11のように反復同期信号が送信される位置を動的に知らせることもできる。この場合には、S1110の反復シーケンスビットマップを、表5の場合には‘0100’に設定し、表6の場合には‘0001’に設定することができる。また、反復係数Nは、3に設定した場合である。
4. 具現装置
図13に説明する装置は、図1乃至図12で説明した方法を具現できる手段である。
端末(UE:User Equipment)は、上りリンクでは送信端として動作し、下りリンクでは受信端として動作することができる。また、基地局(eNB:e−Node B)は、上りリンクでは受信端として動作し、下りリンクでは送信端として動作することができる。
すなわち、端末及び基地局は、情報、データ及び/又はメッセージの送信及び受信を制御するためにそれぞれ送信モジュール(Tx module)1340,1350、及び受信モジュール(Rx module)1320,1370を備えることができ、情報、データ及び/又はメッセージを送受信するためのアンテナ1300,1310などを備えることができる。
また、端末及び基地局はそれぞれ、上述した本発明の実施例を行うためのプロセッサ(Processor)1320,1330、及びプロセッサの処理過程を臨時的に又は持続的に記憶できるメモリ1380,1390を備えることができる。
上述した端末及び基地局装置の構成成分及び機能を用いて本願発明の実施例を実行することができる。例えば、基地局のプロセッサは、上述した1節乃至3節に開示された方法を組み合わせて、反復特性のある反復同期信号を生成及び送信することができ、端末は、反復同期信号を受信して整数倍CFOを推定及び補償し、一般同期信号を用いて小数倍CFOを推定及び補償することができる。
端末及び基地局に含まれた送信モジュール及び受信モジュールは、データ送信のためのパケット変復調機能、高速パケットチャネルコーディング機能、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)パケットスケジューリング、時分割デュプレックス(TDD:Time Division Duplex)パケットスケジューリング及び/又はチャネル多重化機能を実行することができる。また、図13の端末及び基地局は、低電力RF(Radio Frequency)/IF(Intermediate Frequency)モジュールをさらに備えることができる。ここで、送信モジュール及び受信モジュールは、それぞれ、送信器及び受信器と呼ぶことができ、併せて用いられる場合にはトランシーバーと呼ぶこともできる。
一方、本発明で端末として、個人携帯端末機(PDA:Personal Digital Assistant)、セルラーフォン、個人通信サービス(PCS:Personal Communication Service)フォン、GSM(Global System for Mobile)フォン、WCDMA(Wideband CDMA)フォン、MBS(Mobile Broadband System)フォン、ハンドヘルドPC(Hand−Held PC)、ノートパソコン、スマート(Smart)フォン、又はマルチモードマルチバンド(MM−MB:Multi Mode−Multi Band)端末機などを用いることができる。
ここで、スマートフォンは、移動通信端末機と個人携帯端末機の長所を組み合わせた端末機であって、移動通信端末機に、個人携帯端末機の機能である日程管理、ファックス送受信及びインターネット接続などのデータ通信機能を統合した端末機を意味できる。また、マルチモードマルチバンド端末機は、マルチモデムチップを内蔵し、携帯インターネットシステムでも、その他の移動通信システム(例えば、CDMA2000システム、WCDMAシステムなど)でも作動できる端末機のことを指す。
本発明の実施例は、様々な手段によって具現することができる。例えば、本発明の実施例は、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現することができる。
ハードウェアによる具現の場合、本発明の実施例に係る方法は、1つ又はそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の実施例に係る方法は、以上で説明された機能又は動作を実行するモジュール、手順又は関数などの形態として具現することもできる。例えば、ソフトウェアコードは、メモリユニット1380,1390に記憶され、プロセッサ1320,1330によって駆動されてもよい。メモリユニットは、プロセッサの内部又は外部に設けられ、公知の種々の手段によってプロセッサとデータをやり取りすることができる。
本発明は、本発明の精神及び必須特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態として具体化されてもよい。したがって、上記の詳細な説明は、いずれの面においても制約的に解釈されてはならず、例示的なものとして考慮されなければならない。本発明の範囲は、添付した請求項の合理的解釈によって決定されなければならず、本発明の等価的範囲における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成してもよく、出願後の補正によって新しい請求項として含めてもよい。
本発明の実施例は、様々な無線接続システムに適用可能である。様々な無線接続システムの一例として、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、3GPP2及び/又はIEEE 802.xx(Institute of Electrical and Electronic Engineers 802)システムなどがある。本発明の実施例は、上記の様々な無線接続システムだけでなく、これら様々な無線接続システムを応用したいずれの技術分野にも適用可能である。

Claims (12)

  1. 超高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて基地局が同期信号を送信する方法であって、
    反復特性のない一般同期信号を生成するステップと、
    前記超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するための反復係数に基づいて反復同期信号を生成するステップと、
    前記一般同期信号を第1フレームで送信するステップと、
    前記反復同期信号を第2フレームで送信するステップと、を有し、
    前記反復係数は、前記反復同期信号の反復特性を表す、同期信号送信方法。
  2. 前記反復同期信号が送信される位置を示す反復シーケンスビットマップ及び前記反復係数を含むメッセージを送信するステップをさらに有し、前記反復シーケンスビットマップは、前記第1フレーム及び前記第2フレームの位置を示す、請求項1に記載の同期信号送信方法。
  3. 前記反復同期信号は、前記反復同期信号に含まれるシーケンスが前記反復係数の分だけ反復して構成される、請求項1に記載の同期信号送信方法。
  4. 超高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて端末が同期信号を受信する方法であって、
    第1フレームで、反復特性のない一般同期信号を受信するステップと、
    第2フレームで、前記超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するために、送信される反復同期信号を受信するステップと、
    前記一般同期信号及び前記反復同期信号を用いて前記超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するステップと、
    を有する、同期信号受信方法。
  5. 前記反復同期信号が送信される位置を示す反復シーケンスビットマップ及び前記反復係数を含むメッセージを受信するステップをさらに有し、前記反復シーケンスビットマップは、前記第1フレーム及び前記第2フレームの位置を示す、請求項4に記載の同期信号受信方法。
  6. 前記反復同期信号は、前記反復同期信号に含まれるシーケンスが前記反復係数の分だけ反復して構成される、請求項4に記載の同期信号受信方法。
  7. 超高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて同期信号を送信する基地局であって、
    送信器と、
    前記同期信号を生成するためのプロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、
    反復特性のない一般同期信号及び前記超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するための反復係数に基づいて反復同期信号を生成し、
    前記送信器を用いて前記一般同期信号を第1フレームで送信し、前記反復同期信号を第2フレームで送信するように構成され、
    前記反復係数は、前記反復同期信号の反復特性を表す、基地局。
  8. 前記プロセッサはさらに、前記反復同期信号が送信される位置を示す反復シーケンスビットマップ及び前記反復係数を含むメッセージを、前記送信器を制御して送信するように構成され、前記反復シーケンスビットマップは、前記第1フレーム及び前記第2フレームの位置を示す、請求項7に記載の基地局。
  9. 前記反復同期信号は、前記反復同期信号に含まれるシーケンスが前記反復係数分だけ反復して構成される、請求項7に記載の基地局。
  10. 超高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて同期信号を受信する端末であって、
    受信器と、
    前記超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するためのプロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、
    前記受信器を用いて、第1フレームで、反復特性のない一般同期信号を受信し、第2フレームで、前記超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するために送信される反復同期信号を受信し、
    前記一般同期信号及び前記反復同期信号を用いて、前記超高周波帯域の搬送波周波数オフセットを推定するように構成される、端末。
  11. 前記プロセッサはさらに、前記反復同期信号が送信される位置を示す反復シーケンスビットマップ及び前記反復係数を含むメッセージを、前記受信器を制御して受信するように構成され、前記反復シーケンスビットマップは、前記第1フレーム及び前記第2フレームの位置を示す、請求項10に記載の端末。
  12. 前記反復同期信号は、前記反復同期信号に含まれるシーケンスが前記反復係数の分だけ反復して構成される、請求項10に記載の端末。
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