JP2016503868A - オーバーランモードおよび保持された制御要素を有する、制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリ - Google Patents

オーバーランモードおよび保持された制御要素を有する、制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリ Download PDF

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Abstract

オーバーランモードおよび保持された制御要素を有する、制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリが提供される。このアセンブリは、互いに近接した間隔で対置される第1および第2のカップリング面をそれぞれ有する第1および第2のカップリング部材を含む。ロッキング部材が、カップリング部材のカップリング面の間に配置される。このロッキング部材は第1および第2の位置の間で移動可能である。制御要素が、カップリング面の間の制御された動作のために搭載され、ロッキング部材の位置を制御するように操作可能である。この制御要素は、少なくとも1つの開口であり、完全にそれを通って延在して、ロッキング部材がそれを通って延在することを可能にする少なくとも1つの開口を有する。保持器機構が、第1のカップリング面に向かっての制御要素の限定された移動を可能にし、また、オーバーランモード中に制御要素の第1のカップリング部材との接触を防止し、それによってアセンブリが解放されるときのスピンロスを低減するように動作する。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2013年1月10日に出願の米国仮特許出願第61/750,877号明細書の利益を主張する。
本発明は、一般に、制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリの分野に関し、さらに詳細には、保持された制御要素を有する、制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリに関する。
典型的な一方向クラッチ(one−way clutch、すなわちOWC)は、第1のカップリング部材、第2のカップリング部材、および2つのカップリング部材の対向する表面間にあるロッキング部材の第1のセットを含む。一方向クラッチは、1つの方向においてロックし、かつ反対方向において自由回転を許容するように設計されている。車両の自動変速装置において多くの場合使用される一方向クラッチには次の2つの種類があり、
一方向クラッチの内レースと外レースとの間にスプリング搭載式ローラーを含むローラー型(いくつかの応用ではローラー型はスプリングなしでも使用される)、および、
一方向クラッチの内レースと外レースとの間に位置する、非対称的に形成されたくさびを含むスプラグ型
である。
一方向クラッチは、通常はエンジンブレーキを可能にするというよりはむしろ、エンジンブレーキ中にオーバーランするものである。同一の変速機ノードに摩擦パックがあるのはこの理由のためである。選択可能式の動的なクラッチは、このオーバーラニング状態を防止し、エンジンブレーキを可能にするために使用することができる。
制御可能式の、または選択可能式の一方向クラッチ(すなわちOWC)は従来の一方向クラッチ設計からの新発展である。選択可能式OWCは、スライド式プレートと組み合わせた、ストラットまたはロッキング部材の第2のセットを多くの場合追加する。スライド式プレートを加えたロッキング部材の追加のセットはOWCに多数の機能を追加する。設計のニーズに応じて、制御可能式OWCは、一方向または両方向に、回転または静止しているシャフト間での機械的な接続を作り出すことができる。また設計に応じて、OWCは、オーバーラニングが一方向または両方向に可能である。制御可能式OWCは外部から制御される選択または作動の機構を含む。この選択機構の動作は、異なる動作モードに対応する2つ以上の位置の間にあり得る。
米国特許第5,927,455号明細書は双方向オーバーラニング爪型クラッチを開示している。米国特許第6,244,965号明細書はトルクの伝達のための平面オーバーラニングカップリングを開示している。米国特許第6,290,044号明細書は自動変速装置で使用される選択可能式一方向クラッチアセンブリを開示している。米国特許第7,258,214号明細書はオーバーラニングカップリングアセンブリを開示している。米国特許第7,344,010号明細書はオーバーラニングカップリングアセンブリを開示している。米国特許第7,484,605号明細書はオーバーラニング半径方向カップリングアセンブリまたはクラッチを開示している。
他の関連する米国特許文献には、米国特許出願公開第2012/0145506号、第2011/0192697号、第2011/0183806号、第2010/0252384号、第2010/0230226号、第2010/0200358号、第2009/0194381号、第2008/0223681号、第2008/0169166号、第2008/0185253号の各号明細書、ならびに、以下の米国特許第8,079,453号、第7,992,695号、第8,051,959号、第7,743,678号、および第7,491,151号の各明細書が含まれる。
本出願においては、用語「カップリング」は、プレートの一方が変速機のトルク伝達要素に駆動可能に接続され、かつ、他方のプレートが別のトルク伝達要素に駆動可能に接続され、または、変速機ハウジングに対して繋ぎ止められ静止状態で保持される、クラッチまたはブレーキを含むと解釈されるべきである。用語「カップリング」、「クラッチ」および「ブレーキ」は、交換可能に使用されてもよい。
過去数年にわたって伝達効率がますますより重要になってきたため、多くの変速機メーカーがオーバーラン状態の間に一方向クラッチをスピンするために要するトルクの量(すなわちスピンロス)に関して規格を作り始めた。
そのようなスピンロスまたはドラグトルクの1つの発生源は、セレクタープレートがスプリング付勢されたリバースストラットによってノッチプレートと接触するように付勢されるときである。
本発明の少なくとも1つの実施形態の目的は、オーバーランモードおよび保持された制御要素を有し、スピンロス(すなわちドラグトルク)が低減され、それによって伝達効率の向上をもたらす制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリを提供することである。
本発明の少なくとも1つの実施形態における上記の目的および他の目的を達成するにあたり、オーバーランモードを有する、制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリが提供される。このアセンブリは、互いに近接した間隔で対置される第1および第2のカップリング面をそれぞれ有する第1および第2のカップリング部材を含む。部材の少なくとも1つは、軸のまわりの回転用に搭載される。第1のカップリング面は複数の凹部を有する。凹部の各々は荷重支持点となる第1のショルダを画定する。第2のカップリング面は荷重支持点となる第2のショルダを画定する少なくとも1つの凹部を有し、ロッキング部材がカップリング部材のカップリング面の間に配置される。ロッキング部材は第1および第2の位置の間で移動可能である。第1の位置は、各カップリング部材のそれぞれのショルダに対するロッキング部材の当接係合によって特徴づけられ、第2の位置は、カップリング部材の少なくとも1つに対するロッキング部材の非当接係合によって特徴づけられる。制御要素が、カップリング面の間の制御された動作のために搭載され、ロッキング部材の位置を制御するように操作可能である。この制御要素は、少なくとも1つの開口であり、完全にそれを通って延在して、ロッキング部材が制御要素の制御位置における第1の位置へそれを通って延在することを可能にする少なくとも1つの開口を有する。保持器機構が、第1のカップリング面に向かっての制御要素の限定された移動を可能にし、また、オーバーランモード中に制御要素の第1のカップリング部材との接触を防止し、それによってアセンブリが解放されるときのスピンロスを低減するように動作する。
この機構は、第1のカップリング部材の内に形成された少なくとも1つの溝部、および制御要素と一体化して形成されてそれとともに移動する少なくとも1つの部品を含んでもよい。各部品は、そのそれぞれの溝部内にスライド可能に収容され保持されて、制御され限定された移動を可能にする。
各部品は押下タブを含んでもよい。
機構は、第2のカップリング部材および制御要素を一緒に保持する環状の保持部材を含んでもよい。
保持部材はスナップリングを含んでもよい。
カップリング部材のうちの一方はノッチプレートであってもよく、カップリング部材の他方はポケットプレートであってもよい。
アセンブリは制御可能式または選択可能式の一方向クラッチアセンブリであってもよい。
ロッキング部材はリバースストラットであってもよい。
制御要素は、軸のまわりで回転可能な制御プレートまたはセレクタープレートであってもよい。
さらに、本発明の少なくとも1つの実施形態おける上記の目的および他の目的を達成するにあたり、オーバーランモードを有する、制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリが提供される。このアセンブリは、互いに近接した間隔で対置される第1および第2のカップリング面をそれぞれ含む第1および第2のカップリング部材を含む。部材の少なくとも1つは、軸のまわりの回転用に搭載される。第1のカップリング面は複数の凹部を有する。凹部の各々は荷重支持点となる第1のショルダを画定する。第2のカップリング面は荷重支持点となる第2のショルダを画定する少なくとも1つの凹部を有する。少なくとも1つのロッキング部材がカップリング部材のカップリング面の間に配置される。各ロッキング部材は第1および第2の位置の間で移動可能である。第1の位置は、各カップリング部材のそれぞれのショルダに対するロッキング部材の当接係合によって特徴づけられ、第2の位置は、カップリング部材の少なくとも1つに対するロッキング部材の非当接係合によって特徴づけられる。少なくとも1つの付勢部材が第2のカップリング部材によって所持されて、そのそれぞれのロッキング部材を第1の位置へ付勢する。制御要素が、カップリング面の間の制御された動作のために搭載され、各ロッキング部材の位置を制御するように操作可能である。この制御要素は、少なくとも1つの開口であり、完全にそれを通って延在して、そのそれぞれのロッキング部材が制御要素の制御位置における第1の位置へそれを通って延在することを可能にする少なくとも1つの開口を有する。付勢された各ロッキング部材は、ロッキング部材の力を制御要素に加える。保持器機構が、各ロッキング部材の力を切り離し、またオーバーランモード中に制御要素の第1のカップリング部材との接触を防止し、それによってアセンブリが解放されるときのスピンロスを低減するように動作する。
この機構は、第1のカップリング部材の内に形成された少なくとも1つの溝部、および制御要素と一体化して形成されてそれとともに移動する少なくとも1つの部品を含んでもよい。各部品は、そのそれぞれの溝部内にスライド可能に収容され保持されて、制御された移動を可能にする。
各部品は押下タブを含んでもよい。
機構は、第2のカップリング部材および制御要素を一緒に保持する環状の保持部材を含んでもよい。
保持部材はスナップリングを含んでもよい。
各付勢部材は付勢スプリングを含んでもよい。
第2のカップリング面の各凹部は、そのそれぞれの付勢スプリングを収容する内側凹部を含んでもよい。
さらに、本発明の少なくとも1つの実施形態における上記の目的および他の目的を達成するにあたり、オーバーランモードを有する、制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリが提供される。このアセンブリは、互いに近接した間隔で対置される第1および第2のカップリング面をそれぞれ含む第1および第2のカップリング部材を含む。部材の少なくとも1つは、軸のまわりの回転用に搭載される。第1のカップリング面は複数の第1の凹部を有する。第1の凹部の各々は荷重支持点となる第1のショルダを画定する。第2のカップリング面は複数の第2の凹部を有する。第2の凹部の各々は荷重支持点となる第2のショルダを画定する。複数のロッキング部材がカップリング部材のカップリング面の間に配置される。ロッキング部材の各々は第1および第2の位置の間で移動可能である。第1の位置は、各カップリング部材のそれぞれのショルダに対するロッキング部材の当接係合によって特徴づけられ、第2の位置は、カップリング部材の少なくとも1つに対するロッキング部材の非当接係合によって特徴づけられる。制御要素が、カップリング面の間の制御された動作のために搭載され、ロッキング部材の位置を制御するように操作可能である。この制御要素は、複数の開口であり、完全にそれを通って延在して、ロッキング部材の各々が制御要素の制御位置におけるそのそれぞれの第1の位置へそれを通って延在することを可能にする複数の開口を有する。保持器機構が、第1のカップリング面に向かっての制御要素の限定された移動を可能にし、また、オーバーランモード中に制御要素の第1のカップリング部材との接触を防止し、それによってアセンブリが解放されるときのスピンロスを低減するように動作する。
この機構は、第1のカップリング部材の内に形成された少なくとも1つの溝部、および制御要素と一体化して形成されてそれとともに移動する少なくとも1つの部品を含んでもよい。各部品は、そのそれぞれの溝部内にスライド可能に収容され保持されて、制御され限定された移動を可能にする。
各部品は押下タブを含んでもよい。
機構は、第2のカップリング部材および制御要素を一緒に保持する環状の保持部材を含んでもよい。
保持部材はスナップリングを含んでもよい。
カップリング面は環状のカップリング面であってもよい。
環状のカップリング面は、軸に沿って軸方向に面するように向けられてもよく、保持器機構は制御要素の限定された軸方向移動を可能にするように動作する。
例示的な実施形態をこれまで記述してきたが、これらの実施形態が本発明のあらゆる可能な形態を記述しているということを意図するものではない。むしろ、本明細書で使用される用語は限定ではなく記述の用語であり、様々な変更が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく行なわれてもよいことを理解されたい。さらに、様々な実践する実施形態の特徴は、本発明のさらなる実施形態を形成するために組み合わせられてもよい。
図1は、半径方向に薄く、軸方向に厚いスナップリングの形態の保持器機構によって保持されているタブ付き制御要素(セレクタープレート)の、部分破断の拡大斜視概略図である。 図2は、多数のロッキング部材(リバースストラット)を有するカップリング部材(すなわちポケットプレート)の斜視概略図であり、セレクタープレートは半径方向に厚く、軸方向に薄いスナップリングによってセレクタープレートの押下タブを必要とせずに保持されている。 図3は、図1の図に類似で、セレクタープレートは保持器機構(すなわち、ポケットプレートを含むカップリング部材の軸方向に延在する壁にある溝部)によって、スナップリングまたは軸方向タブを必要とせずに押下されている。 図4は、図1および図3の図に類似で、セレクタープレートは、カップリング部材の軸方向に延在する壁にある軸方向に延在する溝部へ挿入され、次いで、円周方向に延在する溝部の中で図示された位置へ回転されてセレクタープレートを保持する軸方向押下タブを有する。 図5は、図4の図に類似で、保持器機構のタブが、図4の軸方向に延在する溝部の頂上の近くに位置している図である。制御要素が保持器機構を介してポケットプレートを含むカップリング部材にどのように組み付けられるかを示す。 図6は、図5の図に類似で、タブが軸方向に延在する溝部の中に位置している図である。制御要素が保持器機構を介してポケットプレートを含むカップリング部材にどのように組み付けられるかを示す。 図7は、図5および図6の図に類似で、タブが、軸方向に延在する溝部の底の近くに位置している図である。制御要素が保持器機構を介してポケットプレートを含むカップリング部材にどのように組み付けられるかを示す。 図8は、図5〜図7の図に類似で、ここではタブが、円周方向に延在する溝部および軸方向に延在する溝部の両方の中に位置している図である。制御要素が保持器機構を介してポケットプレートを含むカップリング部材にどのように組み付けられるかを示す。 図9は、図5〜図8の図に類似で、ここではタブが、図4の位置へのタブの移動に先立って円周方向に延在する溝部の中に完全に位置している図である。制御要素が保持器機構を介してポケットプレートを含むカップリング部材にどのように組み付けられるかを示す。 図10は、リバースストラットがスプリングによって係合位置へ付勢されている、ポケットプレート、ノッチプレートおよびセレクタープレートの、部分破断で断面での側面図である。
要求に応じ、本発明の詳細な実施形態を本明細書に開示するが、開示された実施形態は、様々な、代替の形態で実施されてもよい本発明の単に例示であることを理解されたい。図は必ずしも一定の縮尺でなく、いくつかの特徴は特別の構成要素の詳細を示すために誇張され、または最小限にされることがある。したがって、本明細書に開示された特定の構造および機能的な詳細は限定するものと解釈するべきでなく、様々に本発明を利用する当業者に教示するための単に代表的な基礎として解釈するべきである。
一般に、本発明の少なくとも1つの実施形態はカップリングアセンブリを含む。カップリングアセンブリは、図10で全体として10で示される、制御可能式または選択可能式の一方向クラッチアセンブリを好適には含む。アセンブリ10は、第1および第2カップリング部材を、好適にはそれぞれ全体として12で示されるノッチプレート、および全体として14で示されるポケットプレートの形態で含む。プレート12および14は、それぞれ互いに近接した間隔で対置された第1および第2のカップリング面16および18を含む。プレート12および14の少なくとも1つは、軸を回る方向19の回転のために搭載される。第1のカップリング面16は複数の凹部20を有する。凹部20の各々は荷重支持点となる第1のショルダ22を画定する。第2のカップリング面18は、荷重支持点となる第2のショルダ26を画定する少なくとも1つの凹部24を有する。
全体として28で示される、リバースストラットの形態をしているロッキング部材は、カップリング部材12および14のそれぞれのカップリング面16および18の間に配置される。ストラット28は第1および第2の位置の間で移動可能である。第1の位置(図10で示される)は、ストラット28の、ショルダ22および26との当接係合により特徴づけられる。
付勢コイルスプリング30などの少なくとも1つの付勢部材が、第2のカップリング部材14によって凹部24の内側凹部32内に所持されて、そのそれぞれのストラット28を図10の第1の位置へ付勢する。
全体として34で示される、セレクターまたはスライド式プレートの形態をしている制御要素が、ロッキング部材またはストラット28の位置を制御するように操作可能である。制御要素またはプレート34は、少なくとも1つの開口38であり、この開口は、完全にそれを通って延在して、そのそれぞれのロッキング部材28が制御要素28の制御位置における第1の位置(図10)へそれを通って延在することを可能にする少なくとも1つの開口38を有する。各ロッキング部材28は、ロッキング部材の力をコイルスプリング30の付勢により制御要素34に加える。
図1〜図9は、本発明の実施形態に従って構築された、平面またはオーバーラニングのカップリングアセンブリまたはクラッチアセンブリの、全体として40で示されるポケット部材またはポケットプレートを含むカップリング部材を示す。カップリング部材は、ポケットプレート40と一体化して形成され、全体として42で示される環状の壁を含む。
カップリング部材またはノッチプレート(図1〜図9に示さないが、図10のノッチプレート12に概して類似している)は、ポケットプレート40内に好適には入れ子状に重ね入れられる。ノッチプレートは、ノッチプレートの上に形成された内歯スプラインを介して、一部品(図示せず)に接続されることになっており、この内歯スプラインは、その部品の上のスプラインを係合する。ポケットプレート40は、図2および図4〜図9に図示されるような、外歯スプラインまたはロッキング部材44を備えてもよい。
アクチュエーター(図示せず)は、図1〜図9で全体として50で示されるセレクターまたは制御の、要素またはプレートに駆動可能に接続されてもよく、それによってポケットプレートおよびノッチプレートの少なくとも1つがそのまわりを回転可能である中心軸に対して制御プレート50が角度調節されるようにする。制御プレート50は、米国特許第7,344,010号明細書で概して図示されるように、ポケットプレートおよびノッチプレートに対して限定された角度の回転のためにポケットプレートおよびノッチプレートの間に配置され、また以下に記述されるように、完全にそれを通って延在する複数の開口52を有する。
制御要素または制御プレート50は、通常は完全な環状の部品ではなく、そのためにその部品を製造するのに必要とする材料はより少ない。したがって、プレス加工組立作業中にノッチプレート、ポケットプレートおよびコントロールプレートは一緒に、より近接して入れ子状に重ね入れることができる。さらに制御プレート50は完全な環状ではなくてもよいため、クラッチへ取り付けるのがより容易である。
図10の実施形態中にあるように、ノッチプレートは、ポケットプレート40に対して中心軸のまわりの1つの角度方向にフリーホイール回転をすることができる。この1方向のフリーホイール回転運動はある動作モードで達成され、それは、アクチュエーターが、ポケットプレート40に対して制御プレート50の角度位置を(フォークを介してなどで)中心軸のまわりで、そのリバース位置から制御プレート50を角度的にいくらかの角度(10°など)動かすことによって得られるフォワード位置へ調節するときである。
ノッチプレートは、内側面または基準面を通常は有し、その面内に1つまたは複数のノッチまたは凹部が形成され、かつ共通壁により分離されている。ノッチプレートはポケットプレート40内へ収容されるように適合させる。
ポケットプレート40は、凹部48がプレート40の対応する爪保持部分に形成されている内側表面または内側面46を有する。プレート40の内側表面または内側面46の上に位置するのは制御プレート50である。
図1〜図9の実施形態において、全体として60で示される複数のリバースストラットまたは爪であって、ポケットプレート40の中のそのそれぞれの凹部48の内に収容され保持される複数のリバースストラットまたは爪があるのが好適である。複数の爪は、中心軸のまわりのフォワード方向へトルクを伝達するためのフォワード爪であってもよい。リバースストラット60は、ポケットプレートおよびノッチプレート間の、中心軸のまわりの「リバース」方向の回転を防止する。
制御プレート50がその「フォワード」位置に位置している場合、それは、スプリング付勢された爪またはストラット60の「リバース」セットを覆う。スプリングベースのストラット60は、制御プレート12に、制御プレート50をノッチプレートへ付勢する力を作用させる。制御プレート50がその「リバース」位置に位置している場合、それはストラット60の「リバース」セットを覆わない。覆われない場合、「リバース」ストラット60は、ポケットプレート40に対して徐々に動くことが可能になる。図1〜図9に示すように、制御プレート50は開口52を備えている。これらは、中心軸のまわりで角度的に間隔を置いて配置される。制御プレート50がその「リバース」位置において適切に位置する場合、1つの開口52は、各凹部48のちょうど上方に配置される。ノッチプレート内の開口52およびノッチは、リバース爪60の部分が、ノッチプレートの爪収容部分のノッチに入り、さらにノッチのショルダを係合して、ポケットプレート40とノッチプレートとの間の回転を防止するリバース爪60とノッチプレートとの間のロッキング動作を確立することができるような大きさに作られる。
制御プレート50がリバース位置から異なる(すなわちフォワード)角度位置に回転する場合、リバース爪60は、下方へ、それらの凹部48の中へ回転し、さらに、制御プレート50によって少なくとも部分的に覆われ枢軸的に上方へ移動することを妨げられることになる。制御プレート50がこのように位置する場合、ノッチプレートは、ポケットプレート40に対して中心軸のまわりでフリーホイール回転をすることができる。しかしながら前述のように、スプリング付勢されたストラット60は、制御プレート50にスプリング力を作用させる。
カップリングアセンブリは、制御プレート50に作用させられたロッキング部材の力を切り離し、かつオーバーランモード中に制御要素またはプレート50のノッチプレートとの接触を防止し、それによってアセンブリが解放されるときのスピンロスを低減するように動作する保持器機構も一般に含む。一般に、保持器機構は、リバースストラットのスプリング力を切り離し、かつセレクタープレート50がノッチプレートと接触するのを防止するために、リング、溝部、リングと溝部とのコンビネーションの形態をとってもよい。
図4〜図9の実施形態において、保持器機構は、壁42の内部表面に形成された、円周方向に延在する溝部62などの少なくとも1つの溝部、および、制御要素50と一体化して形成されてそれとともに移動する、少なくとも1つの部品または押下タブ64を含む。各タブ64は、そのそれぞれの溝部内にスライド可能に収容され保持されて、制御された移動を可能にする。
ポケットプレート40を含むカップリング部材および一体化して形成された壁42への、制御要素50の組み付けは、図4〜図9に示される。軸方向に延在する溝部61は、制御要素の回転に先立って、制御要素50を面46にじかに隣接する位置へ挿入することを可能にする。
図1は、1つまたは複数の一体化して形成されたタブ68をセレクタープレート50へ押下して、この保持する機能を実行する、半径方向に薄く、軸方向に厚いスナップリング66の形態の保持器機構を示す。
図2は、セレクタープレート50の押下タブを必要とせずにこの保持する機能を実行する、半径方向に厚く、軸方向に薄いスナップリング70の形態の保持器機構を示す。
図3は、スナップリングまたは軸方向タブを必要とせずに、壁42の内部表面に形成された、円周方向に延在する溝部内に押下または保持されたセレクタープレート50を示す。
本発明の異なる実施形態では、いかなる適切なストラットスプリングも使用することができるが、図1および図3に示すように、図10のコイルスプリング30などのコイルスプリングは、凹部48に形成された内側凹部49内のリバース爪60の各々の下に通常は配置される。
ノッチプレートが、ポケットプレート40内に収容され、または、入れ子状に重ね入れられ、制御プレート50をその間に備えている場合、ポケットプレート40およびノッチプレートは、保持器リングまたはスナップリング(図示せず)によって通常は軸方向にしっかりと保持される。このスナップリングは、カップリング部材の壁42に形成された溝部58に収容され保持される。
リバースストラット60は、球状化焼なましのSAE1065鋼の、常温引き伸ばしまたは冷延の素線などの、薄く冷間成形の1本の素材から形成されてもよい。各ストラット60は、最大0.015インチなどの端/角の適切な面取りを達成するためにタンブリング研磨され、1550°Fで焼き入れされ、油急冷され、53 Rockwell−Cの最小の硬度まで350°Fで焼き戻しをされてもよい。
上に開示したカップリングアセンブリの代わりに、半径方向のラチェットを有する第2の実施形態のカップリングアセンブリも提供されてもよいことは理解されたい。
例示の実施形態をこれまで記述してきたが、これらの実施形態が本発明のあらゆる可能な形態を記述していることを意図するものではない。むしろ、本明細書で使用される用語は限定ではなく記述の用語であり、様々な変更が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく行なわれてもよいことを理解されたい。さらに、様々な実践する実施形態の特徴は、本発明のさらなる実施形態を形成するために組み合わせられてもよい。

Claims (23)

  1. オーバーランモードを有する制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリであって、前記アセンブリが、
    互いに近接した間隔で対置される第1および第2のカップリング面をそれぞれ含む第1および第2のカップリング部材であって、前記部材の少なくとも1つが、軸のまわりの回転用に搭載され、前記第1のカップリング面が複数の凹部を有し、前記凹部の各々が荷重支持点となる第1のショルダを画定し、前記第2のカップリング面が荷重支持点となる第2のショルダを画定する少なくとも1つの凹部を有する、第1および第2のカップリング部材、
    前記カップリング部材の前記カップリング面の間に配置されるロッキング部材であって、前記ロッキング部材が第1および第2の位置の間で移動可能であり、前記第1の位置が、各カップリング部材のそれぞれのショルダに対する前記ロッキング部材の当接係合によって特徴づけられ、かつ、前記第2の位置が、前記カップリング部材の少なくとも1つに対する前記ロッキング部材の非当接係合によって特徴づけられる、ロッキング部材、
    前記カップリング面の間の制御された動作のために搭載され、かつ、前記ロッキング部材の位置を制御するように操作可能である制御要素であって、前記制御要素が、少なくとも1つの開口であり、完全にそれを通って延在して、前記ロッキング部材が前記制御要素の制御位置における前記第1の位置へそれを通って延在することを可能にする少なくとも1つの開口を有する、制御要素、および
    前記第1のカップリング面に向かっての前記制御要素の限定された移動を可能にし、かつ、前記オーバーランモード中に前記制御要素の前記第1のカップリング部材との接触を防止し、それによって前記アセンブリが解放されるときのスピンロスを低減するように動作する保持器機構、
    を含むことを特徴とするカップリングアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のアセンブリにおいて、前記機構が、前記第1のカップリング部材の内に形成された少なくとも1つの溝部、および前記制御要素と一体化して形成されてそれとともに移動する少なくとも1つの部品を含み、各部品が、そのそれぞれの溝部内にスライド可能に収容され保持されて、前記制御され限定された移動を可能にすることを特徴とするアセンブリ。
  3. 請求項2に記載のアセンブリにおいて、各部品が押下タブを含むことを特徴とするアセンブリ。
  4. 請求項1に記載のアセンブリにおいて、前記機構が、前記第2のカップリング部材および前記制御要素を一緒に保持する環状の保持部材を含むことを特徴とするアセンブリ。
  5. 請求項4に記載のアセンブリにおいて、前記保持部材がスナップリングを含むことを特徴とするアセンブリ。
  6. 請求項1に記載のアセンブリにおいて、前記カップリング部材のうちの一方がノッチプレートであり、前記カップリング部材の他方がポケットプレートであることを特徴とするアセンブリ。
  7. 請求項1に記載のアセンブリにおいて、前記アセンブリが、制御可能式または選択可能式の一方向クラッチアセンブリであることを特徴とするアセンブリ。
  8. 請求項1に記載のアセンブリにおいて、前記ロッキング部材がリバースストラットであることを特徴とするアセンブリ。
  9. 請求項1に記載のアセンブリにおいて、前記制御要素が、前記軸のまわりで回転可能な制御プレートまたはセレクタープレートであることを特徴とするアセンブリ。
  10. オーバーランモードを有する制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリであって、前記アセンブリが、
    互いに近接した間隔で対置される第1および第2のカップリング面をそれぞれ含む第1および第2のカップリング部材であって、前記部材の少なくとも1つが、軸のまわりの回転用に搭載され、前記第1のカップリング面が複数の凹部を有し、前記凹部の各々が荷重支持点となる第1のショルダを画定し、前記第2のカップリング面が荷重支持点となる第2のショルダを画定する少なくとも1つの凹部を有する、第1および第2のカップリング部材、
    前記カップリング部材の前記カップリング面の間に配置される少なくとも1つのロッキング部材であって、各ロッキング部材が第1および第2の位置の間で移動可能であり、前記第1の位置が、各カップリング部材のそれぞれのショルダに対する前記ロッキング部材の当接係合によって特徴づけられ、かつ、前記第2の位置が、前記カップリング部材の少なくとも1つに対する前記ロッキング部材の非当接係合によって特徴づけられる、少なくとも1つのロッキング部材、
    前記第2のカップリング部材によって所持されて、そのそれぞれのロッキング部材を前記第1の位置へ付勢する少なくとも1つの付勢部材、
    前記カップリング面の間の制御された動作のために搭載され、かつ、各ロッキング部材の位置を制御するように操作可能である制御要素であって、前記制御要素が、少なくとも1つの開口であり、完全にそれを通って延在して、そのそれぞれのロッキング部材が前記制御要素の制御位置における前記第1の位置へそれを通って延在することを可能にする少なくとも1つの開口を有し、付勢された各ロッキング部材は、ロッキング部材の力を前記制御要素に加える、制御要素、および
    各ロッキング部材の力を切り離し、かつ、前記オーバーランモード中に前記制御要素の前記第1のカップリング部材との接触を防止し、それによって前記アセンブリが解放されるときのスピンロスを低減するように動作する保持器機構、
    を含むことを特徴とするカップリングアセンブリ。
  11. 請求項10に記載のアセンブリにおいて、前記機構が、前記第1のカップリング部材の内に形成された少なくとも1つの溝部、および前記制御要素と一体化して形成されてそれとともに移動する少なくとも1つの部品を含み、各部品が、そのそれぞれの溝部内にスライド可能に収容され保持されて、前記制御された移動を可能にすることを特徴とするアセンブリ。
  12. 請求項11に記載のアセンブリにおいて、各部品が押下タブを含むことを特徴とするアセンブリ。
  13. 請求項10に記載のアセンブリにおいて、前記機構が、前記第2のカップリング部材および前記制御要素を一緒に保持する環状の保持部材を含むことを特徴とするアセンブリ。
  14. 請求項13に記載のアセンブリにおいて、前記保持部材がスナップリングを含むことを特徴とするアセンブリ。
  15. 請求項10に記載のアセンブリにおいて、各付勢部材が付勢スプリングを含むことを特徴とするアセンブリ。
  16. 請求項15に記載のアセンブリにおいて、前記第2のカップリング面の各凹部が、そのそれぞれの付勢スプリングを収容する内側凹部を含むことを特徴とするアセンブリ。
  17. オーバーランモードを有する制御可能式または選択可能式のカップリングアセンブリであって、前記アセンブリが、
    互いに近接した間隔で対置される第1および第2のカップリング面をそれぞれ含む第1および第2のカップリング部材であって、前記部材の少なくとも1つが、軸のまわりの回転用に搭載され、前記第1のカップリング面が複数の第1の凹部を有し、前記第1の凹部の各々が荷重支持点となる第1のショルダを画定し、前記第2のカップリング面が複数の第2の凹部を有し、前記第2の凹部の各々が荷重支持点となる第2のショルダを画定する、第1および第2のカップリング部材、
    前記カップリング部材の前記カップリング面の間に配置される複数のロッキング部材であって、前記ロッキング部材の各々が第1および第2の位置の間で移動可能であり、前記第1の位置が、各カップリング部材のそれぞれのショルダに対するロッキング部材の当接係合によって特徴づけられ、かつ、前記第2の位置が、前記カップリング部材の少なくとも1つに対する前記ロッキング部材の非当接係合によって特徴づけられる、ロッキング部材、
    前記カップリング面の間の制御された動作のために搭載され、かつ、前記ロッキング部材の位置を制御するように操作可能である制御要素であって、前記制御要素が、複数の開口であり、完全にそれを通って延在して、前記ロッキング部材の各々が前記制御要素の制御位置におけるそのそれぞれの第1の位置へそれを通って延在することを可能にする複数の開口を有する、制御要素、および
    前記第1のカップリング面に向かっての前記制御要素の限定された移動を可能にし、かつ、前記オーバーランモード中に前記制御要素の前記第1のカップリング部材との接触を防止し、それによって前記アセンブリが解放されるときのスピンロスを低減するように動作する保持器機構、
    を含むことを特徴とするカップリングアセンブリ。
  18. 請求項17に記載のアセンブリにおいて、前記機構が、前記第1のカップリング部材の内に形成された少なくとも1つの溝部、および前記制御要素と一体化して形成されてそれとともに移動する少なくとも1つの部品を含み、各部品が、そのそれぞれの溝部内にスライド可能に収容され保持されて、前記制御され限定された移動を可能にすることを特徴とするアセンブリ。
  19. 請求項18に記載のアセンブリにおいて、各部品が押下タブを含むことを特徴とするアセンブリ。
  20. 請求項17に記載のアセンブリにおいて、前記機構が、前記第2のカップリング部材および前記制御要素を一緒に保持する環状の保持部材を含むことを特徴とするアセンブリ。
  21. 請求項20に記載のアセンブリにおいて、前記保持部材がスナップリングを含むことを特徴とするアセンブリ。
  22. 請求項17に記載のアセンブリにおいて、前記カップリング面が環状のカップリング面であることを特徴とするアセンブリ。
  23. 請求項22に記載のアセンブリにおいて、前記環状のカップリング面が前記軸に沿って軸方向に面するために向けられ、かつ、前記保持器機構が、前記制御要素の限定された軸方向移動を可能にするように動作することを特徴とするアセンブリ。
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