JP2016502784A - ユーザ・アカウントに関連するデバイスへのネットワーク・アクセスの提供 - Google Patents

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Abstract

プロバイダ・デバイスからネットワーク・アクセスするためにクライアント・デバイスを登録するためのシステム及び方法である。サーバは、ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスからユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するためにユーザ・アカウントに関する許可要求を受信する。サーバは、クライアント・デバイスのそれぞれのための固有IDを受信し、該固有IDをプロバイダ・デバイスのそれぞれに提供する。サーバは、少なくとも1つのクライアント・デバイスからのネットワーク・アクセスに関する要求についてモニターするための指示を少なくとも1つのプロバイダ・デバイスに提供し、クライアント・デバイスからの要求はクライアント・デバイスの固有IDを含む。プロバイダ・デバイスは、その要求に応答してクライアント・デバイスにネットワーク・アクセス情報を提供するように構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、デバイスに関するネットワーク・アクセスに関し、特に、ユーザ・アカウントに関連するデバイスにネットワーク・アクセスを提供することに関する。
テザリング(tethering)とは、あるデバイスを他のデバイスに接続することを指す。例えば、テザリングは、プロバイダ・デバイス(provider device)のネットワーク接続をクライアント・デバイス(client device)と共有することを可能にする。インターネットなどのネットワークに接続された特定のプロバイダ・デバイス(又は「ホットスポット(登録商標)」)は、ホットスポットへの接続により他の事前設定済み(事前構成済み)クライアント・デバイスがネットワーク接続を共有することを許可することができる。例えば、インターネット・アクセスを備えたスマートフォンは、タブレット・コンピュータなどのクライアント・デバイスがインターネット・アクセスするためにWi−Fi(登録商標)によりスマートフォンに接続することを許可するWi−Fi信号をブロードキャストすることができる。
しかし、タブレット・コンピュータは、スマートフォンに必要なWi−Fiネットワーク名及びパスワードなど、スマートフォンに接続するための適切な許可情報(authorization information)を必要とする。ユーザがクライアント・デバイスをプロバイダ・デバイスに接続したいと希望するそれぞれの事例では、ユーザは、適切な許可情報でクライアント・デバイスとプロバイダ・デバイスとを設定(構成)しなければならない。プロバイダ・デバイスがスマートフォンなどの限られた入力インターフェースを有する場合、又は、ユーザがプロバイダ・デバイスに接続するために複数のクライアント・デバイスを有する場合、このプロセスは不便である可能性がある。
開示されている主題は、プロバイダ・デバイスからネットワーク・アクセスするためにクライアント・デバイスを登録するための、コンピュータで実行される方法に関する。この方法は、サーバ側で、ユーザ・アカウントに関連する1つ又は複数のプロバイダ・デバイスからユーザ・アカウントに関連する1つ又は複数のクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するためにユーザ・アカウントに関する許可要求(authorization request)を受信することと、1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための固有ID(固有識別子:unique identifier)を受信することとを含む。この方法は、サーバから、1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための固有IDを1つ又は複数のプロバイダ・デバイスのそれぞれに提供することと、1つ又は複数のクライアント・デバイスのうちの少なくとも1つのクライアント・デバイスからのネットワーク・アクセスに関する要求についてモニターするための指示(indication)を1つ又は複数のプロバイダ・デバイスのうちの少なくとも1つのプロバイダ・デバイスに提供することと、を更に含み、ここで、少なくとも1つのクライアント・デバイスからの要求は少なくとも1つのクライアント・デバイスの固有IDを含む。少なくとも1つのプロバイダ・デバイスは、その要求に応答して少なくとも1つのクライアント・デバイスにネットワーク・アクセス情報を提供するように構成される。
開示されている主題は更に、プロバイダ・デバイスからネットワーク・アクセスするためにクライアント・デバイスを登録するためのシステムに関し、このシステムは、1つ又は複数のプロセッサと、命令を含む機械可読媒体と、を含む。命令は機械可読媒体に保管され、プロセッサによって実行されたときに、プロセッサに動作を実行させる。この動作は、ユーザ・アカウントに関連する1つ又は複数のプロバイダ・デバイスからユーザ・アカウントに関連する1つ又は複数のクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するためにユーザ・アカウントに関する許可要求を受信することを含む。この動作は、1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための固有MACアドレスを受信することと、1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための固有MACアドレスを1つ又は複数のプロバイダ・デバイスのそれぞれに提供することと、1つ又は複数のクライアント・デバイスのうちの少なくとも1つのクライアント・デバイスからのネットワーク・アクセスに関する要求についてモニターするための指示を1つ又は複数のプロバイダ・デバイスのうちの少なくとも1つのプロバイダ・デバイスに提供することと、を更に含み、少なくとも1つのクライアント・デバイスからの要求は少なくとも1つのクライアント・デバイスの固有MACアドレスを含む。少なくとも1つのプロバイダ・デバイスは、その要求に応答して少なくとも1つのクライアント・デバイスにネットワーク・アクセス情報を提供するように構成される。
また、開示されている主題は、クライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するための、コンピュータで実行される方法にも関する。この方法は、ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスのための固有IDをサーバから受信することと、クライアント・デバイスからの要求であってクライアント・デバイスのためのネットワーク・アクセスに関するものである要求についてモニターするための標識(indicator)をサーバから受信することと、を含む。この方法は、標識を受信したことに応答して、クライアント・デバイスからの要求についてモニターすることと、クライアント・デバイスからの要求であってクライアント・デバイスの固有IDを含む要求を受信することと、クライアント・デバイスの固有IDがユーザ・アカウントに関連するものであるかどうかを検証することと、を更に含む。加えて、この方法は、クライアント・デバイスの固有IDがユーザ・アカウントに関連するものであると検証された場合に、ネットワーク・アクセスするためにプロバイダ・デバイスに接続するためのアクセス情報をクライアント・デバイスに提供することを含む。
開示されている主題は更に、クライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するためのプロバイダ・デバイスに関し、このデバイスは、1つ又は複数のプロセッサと、命令を含む機械可読媒体と、を含む。命令は機械可読媒体に保管され、プロセッサによって実行されたときに、プロセッサに動作を実行させる。この動作は、ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスのための固有IDをサーバから受信することを含む。この動作は、クライアント・デバイスからの要求であってクライアント・デバイスのためのネットワーク・アクセスに関するものである要求についてモニターするための標識をサーバから受信することと、標識を受信したことに応答して、クライアント・デバイスからの要求についてモニターすることと、クライアント・デバイスからの要求であってクライアント・デバイスの固有IDを含む要求を受信することと、を更に含む。加えて、この動作は、クライアント・デバイスの固有IDがユーザ・アカウントに関連するものであるかどうかを検証することと、クライアント・デバイスの固有IDがユーザ・アカウントに関連するものであると検証された場合に、クライアント・デバイスとのピアツーピア接続を確立することと、確立されたピアツーピア接続を介して、ネットワーク・アクセスするためにプロバイダ・デバイスに接続するためのアクセス情報をクライアント・デバイスに提供することと、を含む。
また、開示されている主題は、ネットワーク・アクセスのためにクライアント・デバイスをプロバイダ・デバイスに接続するための、コンピュータで実行される方法にも関する。この方法は、ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイス上で、ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスから、ネットワーク・アクセスに関する要求を受信することと、ネットワーク・アクセスに関する要求であってクライアント・デバイスの固有IDを含む要求をプロバイダ・デバイスに送信することと、ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスから、ネットワーク・アクセスするためにプロバイダ・デバイスに接続するためのアクセス情報を受信することと、を含む。この方法は、受信したアクセス情報を使用して、ネットワーク・アクセスするためにプロバイダ・デバイスに接続することを更に含む。
開示されている主題は更に、ネットワーク・アクセスのためにプロバイダ・デバイスに接続するためのクライアント・デバイスに関し、このデバイスは、1つ又は複数のプロセッサと、命令を含む機械可読媒体と、を含む。命令は機械可読媒体に保管され、プロセッサによって実行されたときに、プロセッサに動作を実行させる。この動作は、ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスから、ネットワーク・アクセスに関する要求を受信することを含む。この動作は、ネットワーク・アクセスに関する要求であってクライアント・デバイスの固有IDを含む要求をプロバイダ・デバイスに送信することと、プロバイダ・デバイスとのピアツーピア接続を確立することと、ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスから、確立されたピアツーピア接続を介して、ネットワーク・アクセスするためにプロバイダ・デバイスに接続するためのアクセス情報を受信することと、確立されたピアツーピア接続を介して、受信したアクセス情報を使用して、ネットワーク・アクセスするためにプロバイダ・デバイスに接続することと、を更に含む。
主題技術の様々な構成が例示として示され記載されている以下の詳細な説明から主題技術のその他の構成が当業者にとって容易に明らかになることは言うまでもない。認識されるように、主題技術はその他の種々の構成が可能であり、そのいくつかの詳細は、いずれも主題技術の範囲を逸脱せずに、様々なその他の点で変更可能である。従って、図面及び詳細な説明は、限定的なものとしてではなく、本質的に例示的なものと見なすべきである。
主題技術の特定の特徴は特許請求の範囲に明記されている。しかし、説明のために、主題技術のいくつかの実施形態が以下の図に明記されている。
ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供することができるネットワーク環境の一例を示している。 ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイス及びクライアント・デバイスを識別するユーザ・インターフェースの一例を示している。 プロセスの一例を示しており、このプロセスの一例により、ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスが提供される。 サーバによって実行されるプロセスの一例を示しており、このプロセスの一例により、プロバイダ・デバイスからネットワーク・アクセスするためにクライアント・デバイスが登録される。 ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスによって実行されるプロセスの一例を示しており、このプロセスの一例により、ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスが提供される。 ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスによって実行されるプロセスの一例を示しており、このプロセスの一例により、ネットワーク・アクセスのためにユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスにクライアント・デバイスが接続される。 電子システムを概念的に示しており、この電子システムにより、主題技術のいくつかの実現例が実現される。
以下に明記されている詳細な説明は、主題技術の様々な構成の説明として意図されており、主題技術を実践可能な構成のみを表すものではない。添付図面は、本明細書に取り入れられ、詳細な説明の一部を構成する。詳細な説明は、主題技術を徹底的に理解するための具体的な詳細を含む。しかし、主題技術が本明細書に明記されている具体的な詳細に限定されず、このような具体的な詳細なしに実践可能であることは、当業者にとって明白かつ明らかになるであろう。いくつかの事例では、主題技術の概念を曖昧にすることを回避するために、周知の構造及び構成要素がブロック図形式で示されている。
上記のように、テザリングとは、あるデバイスを他のデバイスに接続することを指す。例えば、テザリングは、プロバイダ・デバイスのネットワーク接続をクライアント・デバイスと共有することを可能にする。インターネットなどのネットワークに接続されたプロバイダ・デバイス(又は「ホットスポット」)は、ホットスポットへの接続により他の事前設定済み(事前構成済み)クライアント・デバイスがネットワーク接続を共有することを許可することができる。例えば、インターネット・アクセスを備えたスマートフォンは、タブレット・コンピュータなどのクライアント・デバイスがインターネット・アクセスするためにWi−Fiによりスマートフォンに接続することを許可するWi−Fi信号をブロードキャストすることができる。しかし、タブレット・コンピュータは、スマートフォンに必要なWi−Fiネットワーク名及びパスワードなど、スマートフォンに接続するための適切な許可情報を必要とする。ユーザがクライアント・デバイスをプロバイダ・デバイスに接続したいと希望するそれぞれの事例では、ユーザは、適切な許可情報でクライアント・デバイスとプロバイダ・デバイスとを設定(構成)しなければならない。プロバイダ・デバイスがスマートフォンなどの限られた入力インターフェースを有する場合、又は、ユーザがプロバイダ・デバイスに接続するために複数のクライアント・デバイスを有する場合、このプロセスは不便である場合が多い。
主題技術により、ユーザは、1回のサブミッションでプロバイダ・デバイス及びクライアント・デバイスのそれぞれがネットワーク・アクセスを共有することを許可することができ、その後、クライアント・デバイスのそれぞれは、アクセス可能なプロバイダ・デバイスの1つに自動的に接続し、そのプロバイダ・デバイスとネットワーク接続を共有することができる。具体的には、ユーザはユーザ・アカウントを有するサーバ・インターフェースにサインインし、そのインターフェースを使用して、ユーザはユーザ・アカウント(及び/又はその他の許可されたユーザ・アカウント)に関連するそれぞれのデバイスがネットワーク接続を共有することを許可する。また、このインターフェースは、ユーザのデバイスを識別するためにユーザのデバイスのそれぞれのための媒体アクセス制御(MAC)アドレスなどの固有IDも入手する。クライアント・デバイスの固有IDはプロバイダ・デバイスに送信される。その後、クライアント・デバイスがユーザ・アカウントに関連する近接プロバイダ・デバイスに接続されることをユーザが要求すると、クライアント・デバイスは、すべての近接デバイスに対して、クライアント・デバイスの固有IDを含む要求をブロードキャストする。要求は近接プロバイダ・デバイスによって受信される。プロバイダ・デバイスは、要求内の固有IDがユーザに関連するものであることを検証すると、クライアント・デバイスとプロバイダ・デバイスとの間のピアツーピア(例えば、Bluetooth(登録商標))ネットワーク接続を作成する。次にプロバイダ・デバイスは、ピアツーピア接続によりクライアント・デバイスに適切なネットワーク・アクセス情報を送信し、クライアント・デバイスは、そのネットワーク・アクセス情報を使用して、ネットワーク・アクセスするために同じか又は異なるネットワーク(例えば、Wi−Fi)上のプロバイダ・デバイスに接続する。
図1は、ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供することができるネットワーク環境の一例を示している。ネットワーク環境100は、電子デバイス108(以下「プロバイダ・デバイス108」)と、その他の電子デバイス102〜106(以下「クライアント・デバイス102〜106」)と、無線ネットワーク112(例えば、タワーステーション110を含む)と、サーバ114とを含む。
サーバ114は処理装置116とデータストア118とを含む。処理装置116は、例えば、ホストとしてアプリケーションを処理するために、データストア118に保管(格納)されているコンピュータ命令を実行する。ユーザは、例えば、プロバイダ・デバイス108を使用してネットワーク112を介して、そのアプリケーションと対話することができる。代わって又は加えて、ユーザは、プロバイダ・デバイス108によって提供されたネットワーク・アクセスを介してクライアント・デバイス102〜106のうちのいずれかを使用して上記アプリケーションと対話することができる。
プロバイダ・デバイス108及びクライアント・デバイス102〜106は、ラップトップ又はデスクトップ・コンピュータ、スマートフォン、PDA、ポータブル・メディア・プレーヤ、タブレット・コンピュータ、又はその他の適切なコンピューティング・デバイスなどのコンピューティング・デバイスであり得る。図1の例では、プロバイダ・デバイス108はスマートフォンとして描写され、クライアント・デバイス102〜106は、それぞれ、PDA、デスクトップ・コンピュータ、及びラップトップ・コンピュータとして描写されている。
諸態様の例では、サーバ114は、コンピュータ・サーバなどの単一コンピューティング・デバイスであり得る。その他の態様では、サーバ114は、サーバ・コンピュータのアクションを実行するために一緒に機能する2つ以上のコンピューティング・デバイスを表すことができる(例えば、クラウド・コンピューティング)。サーバ114を実現するために使用できるコンピューティング・デバイスの例としては、ウェブ・サーバ、アプリケーション・サーバ、プロキシ・サーバ、ネットワーク・サーバ、又はサーバファーム内の複数のコンピューティング・デバイスのグループを含むが、これらに限定されない。
諸態様の例では、ネットワーク112は広域ネットワーク(例えば、インターネット)である。クライアント・デバイス102〜106のいずれかと、プロバイダ・デバイス108及び/又はサーバ114との間の通信は、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)などの通信プロトコルにより容易にすることができる。クライアント・デバイス102〜106とプロバイダ・デバイス108及び/又はサーバ114との間の一部又は全部の通信については、例えば、拡張可能メッセージング・アンド・プレゼンス・プロトコル(XMPP)通信を含む、その他の通信プロトコルも容易にすることができる。
図1に見られるように、プロバイダ・デバイス108は、無線方式でプロバイダ・デバイス108と通信するように構成された、いくつかの他のデバイス(例えば、クライアント・デバイス102〜106)用のルータとして動作することができる。代わって又は加えて、プロバイダ・デバイス108及び1つ又は複数のその他の通信又はデータ処理装置は、アドホック・ネットワーク、例えば、Wi−Fiダイレクト又は他の適切なプロトコルを自動的にセットアップするように構成され得る。図1の例では、クライアント・デバイス102〜106のそれぞれは無線リンクによりプロバイダ・デバイス108と通信する。
クライアント・デバイス102〜106のそれぞれは無線リンクによりプロバイダ・デバイス108と通信している状態で示されているが、クライアント・デバイス102〜106のうちの1つ又は複数は、データポートを介するなど、固定接続によりプロバイダ・デバイス108に接続することができる。スペースの制約がある場合、プロバイダ・デバイス108は限られたデータポートを有するおそれがある。固定接続により他のクライアント・デバイス(例えば、PDA102、デスクトップ・コンピュータ104)を接続できるようにするために、クライアント・デバイス102〜106(例えば、ラップトップ106)にいくつかのデータポートを設けることができる。加えて、クライアント・デバイス102〜106は、これらのデバイスのうちの他のデバイスとともにアドホック・ネットワークに入るように構成され得る。
プロバイダ・デバイス108は、タワーステーション110を含む無線ネットワーク112と通信状態にある。従って、プロバイダ・デバイス108は、データ中心のネットワーク(データセントリックネットワーク:data-centric network)によりデータ・サービスにアクセスすることができ、クライアント・デバイス102〜106用のルータとしての動作により、例えば、バックホール・リンク(backhaul link)として無線ネットワーク112を使用して、インターネット又は他の広域データ・ネットワークへの接続性をこれらの他のデバイスに提供することができる。本明細書で使用するこのモードの動作は、クライアント・デバイス102〜106用の「ホットスポット」の提供と呼ばれる。プロバイダ・デバイス108がホットスポットとして動作している間にクライアント・デバイス102〜106のうちの1つ又は複数がプロバイダ・デバイス108の付近にある場合、この1つ又は複数のクライアント・デバイス102〜106は、(例えば、プロバイダ・デバイス108によって実現される任意の認証又はその他のセキュリティ制限を条件として)プロバイダ・デバイス108に接続し、それにより広域ネットワーク(例えば、インターネット)にアクセスすることができる。
プロバイダ・デバイス108は、無線ネットワーク112からメッセージを受信し、かつ、無線ネットワーク112にメッセージを送信する通信コンポーネント(図示せず)を含むことができる。この通信コンポーネントは、単一のコンポーネント又は複数のコンポーネントに対応することができる。例えば、この通信コンポーネントは、世界移動電話規格(Global System for Mobile Communication)(GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Services)(GPRS)規格、拡張データGSM環境(Enhanced Data GSM Environment)(EDGE)、ユニバーサル移動通信サービス(Universal Mobile Telecommunications Service)(UMTS)、又は任意のその他の適切な規格のうちの1つ又は複数により構成される。この通信コンポーネントを無線ネットワーク112と接続する無線リンクは、例えば、GSM、GPRS、EDGE、UMTS、又は任意選択でその他のネットワーク通信用に指定された定義済みプロトコルに従って動作する1つ又は複数の異なる無線周波数(Radio Frequency)(RF)チャネルを表している。いくつかのネットワーク・プロトコルにより、これらのチャネルは、回線交換音声通信とパケット交換データ通信との両方をサポートすることができる。
その他の無線ネットワークもプロバイダ・デバイス108に関連付けることができる。使用できる種々のタイプの無線ネットワークとしては、例えば、データ中心の無線ネットワーク、音声中心(ボイスセントリック:voice-centric)の無線ネットワーク、及び同じ物理的基地局により音声通信とデータ通信との両方をサポートできるデュアルモード・ネットワークを含む。複合型デュアルモード・ネットワークとしては、符号分割多元接続(CDMA)又はCDMA2000ネットワーク、GSM/GPRSネットワーク、EDGE、HSPA、HSPA+、EVDO、及びUMTSなどの第3世代(3G)ネットワーク、又はLTE及びLTEアドバンストなどの第4世代(4G)ネットワークを含むが、これらに限定されない。データ中心のネットワークの一例はWi−Fi802.11通信システムを含む。音声中心のデータ・ネットワークの例は、GSM及び時分割多元接続(TDMA)システムのようなパーソナル移動通信システム(Personal Communication System)(PCS)ネットワークを含む。プロバイダ・デバイス108の通信コンポーネントは、WLAN通信を可能にすることができ、IEEEによって策定された801.11系列の規格のうちの1つ又は複数などの既知のネットワーク・プロトコルに従って動作することができる。
諸態様の例では、ラップトップ106など、クライアント・デバイス102〜106のそれぞれは、無線ネットワーク112により通信し、かつ、WLAN又はLAN接続を他のデバイス(例えば、102、104、108)に提供するように同様に装備可能であり、「ホットスポット」としてプロバイダ・デバイス108の代わりに使用可能である。諸態様の例では、ラップトップ106にオンボード無線ネットワーク又はWLAN/LAN機能が提供されていない場合、例えば、ラップトップ106にインストールされた拡張カードによるか或いはドングル又はその他の外部ハードウェア・デバイスを介して、この機能を提供することができる。
図2は、ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイス及びクライアント・デバイスを識別するユーザ・インターフェースの一例を示している。ユーザ・インターフェース200は、ユーザ名領域202と、プロバイダ・デバイス(複数も可)領域204と、クライアント・デバイス(複数も可)領域206とを含む。
プロバイダ・デバイス(複数も可)領域204により、ユーザは、ユーザ・アカウントに関連するデバイスであって、プロバイダ・デバイスとして指定したいと希望するデバイスを表示し編集することができる。上記のように、プロバイダ・デバイスは1つ又は複数のクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するために使用することができ、プロバイダ・デバイスは1つ又は複数のクライアント・デバイス用のホットスポットとして動作する。図2の例では、ユーザ・アカウントは2つのプロバイダ・デバイス、即ち、デバイス208及び210に関連付けられている。デバイス208及び210のそれぞれは、例えば、図1のプロバイダ・デバイス108に対応することができる。
プロバイダ・デバイス(複数も可)領域204は、プロバイダ・デバイスのリストを編集するための編集インターフェース(例えば、ボタン218)を更に含むことができる。例えば、ボタン218を使用すると、ユーザは、プロバイダ・デバイス(複数も可)領域204内のデバイスのリストにデバイスを追加したり、そこからデバイスを削除することができる。諸態様の例では、ユーザがプロバイダ・デバイスを追加することを選択した場合、ユーザ・アカウントに関連するデバイスのリストを表示することができ、ユーザは表示されたリストからデバイスを選択してプロバイダ・デバイスとして追加することができる。デバイスのリストは、ユーザ・アカウントに関連するすべてのデバイスに対応し得るか、或いは、ユーザ・アカウントに関連するデバイスのうち、プロバイダ・デバイスとして動作可能なデバイスのみを表示するように選別され得る。
クライアント・デバイス(複数も可)領域206により、ユーザは、ユーザ・アカウントに関連するデバイスであって、クライアント・デバイスとして指定したいと希望するデバイスを表示し編集することができる。上記のように、クライアント・デバイスは、プロバイダ・デバイスを使用してネットワーク・アクセスするために、プロバイダ・デバイスと通信することができる。図2の例では、ユーザ・アカウントは3つのクライアント・デバイス、即ち、デバイス212、214、及び216に関連付けられている。デバイス212〜216のそれぞれは、例えば、図1のクライアント・デバイス102〜106のいずれかに対応することができる。
クライアント・デバイス(複数も可)領域206は、クライアント・デバイスのリストを編集するための編集インターフェース(例えば、ボタン220)を更に含むことができる。例えば、ボタン220を使用すると、ユーザは、クライアント・デバイス(複数も可)領域206内のデバイスのリストにデバイスを追加したり、そこからデバイスを削除するように指示され得る。諸態様の例では、ユーザがクライアント・デバイスを追加することを選択した場合、ユーザ・アカウントに関連するデバイスのリストを表示することができ、ユーザは表示されたリストからデバイスを選択してクライアント・デバイスとして追加することができる。デバイスのリストは、ユーザ・アカウントに関連するすべてのデバイスに対応し得るか、或いは、ユーザ・アカウントに関連するデバイスのうち、クライアント・デバイスとして動作可能なデバイスのみを表示するように選別され得る。
図2に見られるように、クライアント・デバイス(複数も可)領域206内では、デバイス212〜216のそれぞれはMACアドレスとともに表示される。MACアドレスは、デバイス212〜216のそれぞれに割り当てられた固有IDであり、従って、クライアント・デバイス212〜216のそれぞれを識別するために使用することができる。以下に更に詳細に記載されているように、この固有IDは、プロバイダ・デバイスからクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供する際に使用され得る。加えて、プロバイダ・デバイス(複数も可)領域204に関しては、プロバイダ・デバイス208〜210のそれぞれは、それぞれのMACアドレスとともに表示され得る。
ユーザ・インターフェース200内に表示されたMACアドレスは、ユーザ・アカウントに関連するデバイスのそれぞれに関するユーザ・アカウント情報から入手され得る(例えば、その情報内に保管され得る)。MACアドレスがまだ使用可能ではない場合、そのMACアドレスは、ユーザからの手動入力によるか、又は、そのMACアドレスについて個々のデバイスに照会し、そのMACアドレスをそのデバイスからユーザ・インターフェース200を提供するサーバ(例えば、サーバ114)に転送することにより、入手され得る。
図3は、プロセスの一例を示しており、このプロセスの一例により、ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスが提供される。図3は、サーバ302、電子デバイス304(以下「プロバイダ・デバイス304」)、及び電子デバイス306(以下「クライアント・デバイス306」)を示している。例えば、サーバ302は図1のサーバ114に対応することができ、プロバイダ・デバイス304はプロバイダ・デバイス108に対応することができ、クライアント・デバイスはクライアント・デバイス102〜106のいずれかに対応することができる。
ステップ308では、サーバ302は、プロバイダ・デバイス(例えば、プロバイダ・デバイス304)からクライアント・デバイス(例えば、クライアント・デバイス306)にネットワーク・アクセスを提供するための許可要求を受信する。このように実行する際に、サーバは、ユーザ・アカウントに関する認証情報を受信することができ、ユーザ・インターフェースの表示を可能にすることができる。ユーザはユーザ・アカウントを有するユーザ・インターフェースにサインインし、そのインターフェースを使用して、ユーザはユーザ・アカウント(及び/又はその他の許可されたユーザ・アカウント)に関連するそれぞれのデバイスがネットワーク接続を共有することを許可する。ユーザ・インターフェースは、プロバイダ・デバイス(例えば、プロバイダ・デバイス304)及びクライアント・デバイス(例えば、クライアント・デバイス306)のユーザ選択を可能にすることができる。
ステップ310では、サーバ302は、それぞれのクライアント・デバイス(例えば、クライアント・デバイス306)を識別するために、(例えば、サーバ302によって提供されたユーザ・インターフェースを介して)それぞれのクライアント・デバイスのための固有IDを受信する。諸態様の例では、ユーザ・アカウントに関連するそれぞれのプロバイダ・デバイス(例えば、プロバイダ・デバイス304)について固有IDが入手され得る。固有IDはMACアドレスに対応することができるが、これに限定されない。
図2に関連して上述したように、固有IDは、ユーザ・アカウントに関連するデバイスのそれぞれに関するユーザ・アカウント情報内に保管(格納)され得る。諸態様の例では、固有ID(例えば、MACアドレス)がまだユーザ・アカウント情報内で使用可能ではない場合、固有IDは、ユーザからの手動入力によるか又はその他の方法でその固有IDについて個々のデバイスに照会することにより、入手され得る。
ステップ312では、サーバ302は、ネットワーク・アクセス要求についてモニター(監視)するための標識(指示)とともに、クライアント・デバイスの固有IDをプロバイダ・デバイス304に提供する。ステップ314で、プロバイダ・デバイス304はこの情報を受信する。諸態様の例では、ネットワーク・アクセスについてモニターするための標識は、ネットワーク・アクセス要求のモニターをトリガ(開始)するためにサーバ302からプロバイダ・デバイス304に送信されたフラグ値(例えば、又はその他のパラメータ)に対応し得る。ステップ316では、プロバイダ・デバイス304は、プロバイダ・デバイス304を介するネットワーク・アクセスのためのピアツーピア要求についてモニターする。
諸態様の例では、プロバイダ・デバイス304は、クライアント・デバイス(例えば、クライアント・デバイス306)がネットワーク(例えば、インターネット)アクセスするためにWi−Fiによりプロバイダ・デバイス304に接続することを許可する信号(例えば、Wi−Fi信号)を連続的に又は定期的(周期的)にブロードキャストすることができる。プロバイダ・デバイス304がこの信号をブロードキャストしていない場合、ステップ314でネットワーク・アクセスについてモニターするための標識を受信することにより、この信号のブロードキャストを開始し、ステップ316でネットワーク・アクセスに関する要求のモニターを開始するように、プロバイダ・デバイス304をトリガする(動作させる)ことができる。
ステップ318では、クライアント・デバイス306はプロバイダ・デバイス304を介してネットワーク・アクセスに関する要求を受信する。例えば、ネットワーク・アクセスに関する要求は、クライアント・デバイス306上のユーザ・インターフェースを介してユーザから受信される。他の例では、ネットワーク・アクセスに関する要求は、ユーザによって開始されず、クライアント・デバイス306によって実行される(例えば、所定の間隔で送信される)自動要求である。
ステップ320では、クライアント・デバイス306は、クライアント・デバイス306の固有IDとともに、ネットワーク・アクセスに関する要求を(例えば、ブロードキャストの形で)送信する。ステップ322では、この要求は、このような要求をモニターしていたプロバイダ・デバイス304によって受信される。ネットワーク・アクセスに関する要求がユーザ要求である場合、ユーザからの受信入力に応答して、クライアント・デバイス306による要求の送信が実行される。ネットワーク・アクセスに関する要求が(例えば、所定の間隔の)自動要求である場合、自動要求に応答して、要求の送信が実行される。
諸態様の例では、クライアント・デバイス306からプロバイダ・デバイス304への要求の送信は、所定のネットワーク周波数及び/又は設定(構成)に基づいて行われる。プロバイダ・デバイス304及びクライアント・デバイス306は、クライアント・デバイス306からプロバイダ・デバイス304への要求の送信を可能にするためにそれぞれの事前構成済み設定を有することができる。
ステップ324では、プロバイダ・デバイス304は、クライアント・デバイス306の固有IDがユーザ・アカウントに関連するものであることを検証(確認)する。上記のように、(ステップ314で)プロバイダ・デバイス304には、ユーザ・アカウントに関連するそれぞれのクライアント・デバイスのための固有IDが提供されている。従って、プロバイダ・デバイス304は、ステップ320で、クライアント・デバイス306から受信した固有IDを、許可されたクライアント・デバイスのための固有IDの受信リストと照らし合わせてチェックすることができる。クライアント・デバイス306の固有IDがリスト内の固有IDの1つと一致する場合、プロバイダ・デバイス304は、クライアント・デバイス306の固有IDがユーザ・アカウントに関連するものである(例えば、許可されたクライアントである)ことを検証(確認)する。
諸態様の例では、ユーザ・アカウントに関連するデバイスが、許可されたクライアント・デバイスとしてユーザによってリストされていない可能性がある。このような場合、プロバイダ・デバイス304は、無許可のデバイスを検証(確認)しないと決定することができ、それにより、そのデバイスが本来はユーザ・アカウントに関連するものであっても、無許可のデバイスへのネットワーク・アクセスを拒否することができる。ネットワーク・アクセスを拒否する際に、プロバイダ・デバイス304は、ネットワーク・アクセスが許可されないことを示す通知を無許可のデバイスに提供することができる。
ステップ326では、固有IDが検証(確認)された場合、プロバイダ・デバイス304は、ネットワーク・アクセスするためのアクセス情報をクライアント・デバイス306に提供する。ステップ328で、クライアント・デバイス306はこのアクセス情報を受信する。
プロバイダ・デバイス304からクライアント・デバイス306へのアクセス情報の転送は、プロバイダ・デバイス304とクライアント・デバイス306との間のピアツーピア接続を開始し確立することを含むことができる。このピアツーピア接続は、Bluetooth、Wi−Fi、ダイレクトUSB、赤外線、非可聴オーディオ波(non-audible audio wave)、又は任意のその他のタイプの直接通信プロトコルのうちの1つ又は複数に対応することができる。アクセス情報は、プロバイダ・デバイス304からのネットワーク・アクセスをクライアント・デバイス306に提供するために必要な任意の情報を含むことができる。ステップ330及び332では、プロバイダ・デバイス304からクライアント・デバイス306に送信されたアクセス情報に基づいて、クライアント・デバイス306はプロバイダ・デバイス304に接続してネットワーク・アクセスする。
図3は、単一のプロバイダ・デバイス(例えば、プロバイダ・デバイス304)から単一のクライアント・デバイス(例えば、クライアント・デバイス306)にネットワーク・アクセスを提供する場合の一例を示していることに留意されたい。しかし、主題技術は、単一又は複数のプロバイダ・デバイスから単一又は複数のクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するために使用することもできることに留意されたい。この点に関しては、複数のプロバイダ・デバイスは、(例えば、複数のクライアント・デバイスのための受信した固有IDに基づいて)複数のクライアント・デバイスからのネットワーク・アクセスに関する要求についてモニターすることができる。
ネットワーク・アクセスに関する要求が複数のクライアント・デバイスによって送信(例えば、ブロードキャスト)されると、それに応じてプロバイダ・デバイスを割り当てることができる。諸態様の例では、プロバイダ・デバイスは、要求側のクライアント・デバイスへの近接性に基づいて割り当てられる。例えば、要求を出した(サブミットした)特定のクライアント・デバイスに最も近いプロバイダ・デバイスが、そのクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するように割り当てられ得る。どのプロバイダ・デバイスが要求側のクライアント・デバイスに近接している(例えば、最も近い)かという判断は、プロバイダ・デバイスとクライアント・デバイスとの間の全地球測位システム(GPS)、セルタワー(携帯電話の基地局)三角測量、及びWi−Fi三角測量のうちの1つ又は複数に基づいて行うことができるが、これらに限定されない。代わって又は加えて、要求側のクライアント・デバイスにプロバイダ・デバイスを割り当てる場合、近接性以外に、信号強度、処理能力、パワーの考慮事項(power considerations)などを含むがこれらに限定されないその他の要因を考慮することができる。
従って、主題技術により、ユーザは、1回のサブミッションでプロバイダ・デバイス及びクライアント・デバイスのそれぞれがネットワーク・アクセスを共有することを許可することができ、その後、クライアント・デバイスのそれぞれは、アクセス可能なプロバイダ・デバイスの1つに自動的に接続し、そのプロバイダ・デバイスとネットワーク接続を共有することができる。従って、主題技術は、「ゼロタッチ」テザリング機能を可能にするものと見なされる。特に、(例えば、ユーザが適切な許可情報でクライアント・デバイスとプロバイダ・デバイスとを設定(構成)しなければならない場合に)ユーザがプロバイダ・デバイスとクライアント・デバイスとの間で適切な許可情報を繰り返し実行することを要求するのではなく、事前指定の許可情報(例えば、固有IDによるプロバイダ・デバイスとクライアント・デバイスとの事前設定許可)を使用して、プロバイダ・デバイス(複数も可)からのネットワーク・アクセスをクライアント・デバイス(複数も可)に提供することができる。
図4は、サーバによって実行されるプロセスの一例を示しており、このプロセスの一例により、プロバイダ・デバイスからネットワーク・アクセスするためにクライアント・デバイスが登録される。例えば、サーバはサーバ114又はサーバ302に対応することができる。
開始ブロック402に続いて、ステップ404で、サーバは、ユーザ・アカウントに関連する1つ又は複数のプロバイダ・デバイスからユーザ・アカウントに関連する1つ又は複数のクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するためにユーザ・アカウントに関する許可要求を受信する。このように実行する際に、サーバは、ユーザ・アカウントに関する認証情報を受信することができる。
加えて、サーバは、ユーザ・アカウントに関連するユーザ・インターフェースを表示することができる。ユーザ・インターフェースは、ユーザ・アカウントに関連するすべてのプロバイダ・デバイスの中から1つ又は複数のプロバイダ・デバイスをユーザ選択することと、ユーザ・アカウントに関連するすべてのクライアント・デバイスの中から1つ又は複数のクライアント・デバイスを選択することとを可能にすることができる。
ステップ406では、サーバは、1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための固有IDを受信する。1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための固有IDはMACアドレスであり得る。上述のユーザ・インターフェースは、(例えば、手動入力によるか又はクライアント・デバイスに照会することにより)1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための固有IDの受信を更に可能にすることができる。ステップ408では、サーバは、1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための固有IDを1つ又は複数のプロバイダ・デバイスのそれぞれに提供する。
ステップ410では、サーバは、1つ又は複数のクライアント・デバイスのうちの少なくとも1つからのネットワーク・アクセスに関する要求についてモニターするための指示を1つ又は複数のプロバイダ・デバイスのうちの少なくとも1つに提供し、少なくとも1つのクライアント・デバイスからの要求は少なくとも1つのクライアント・デバイスの固有IDを含む。少なくとも1つのプロバイダ・デバイスは、要求に応答して少なくとも1つのクライアント・デバイスにネットワーク・アクセス情報を提供するように構成される。次にプロセスは終了ブロック412で終了する。
図5は、ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスによって実行されるプロセスの一例を示しており、このプロセスの一例により、ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスが提供される。例えば、プロバイダ・デバイスはプロバイダ・デバイス108又はプロバイダ・デバイス304に対応することができる。
開始ブロック502に続いて、ステップ504で、プロバイダ・デバイスは、サーバから、ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスのための固有IDを受信する。固有IDはMACアドレスに対応することができる。ステップ506では、プロバイダ・デバイスは、クライアント・デバイスからの要求についてモニターするための標識(指示)をサーバから受信する。この要求はクライアント・デバイスのためのネットワーク・アクセスに関するものである。
ステップ508では、標識を受信したことに応答して、プロバイダ・デバイスは、クライアント・デバイスからの要求についてモニターする。ステップ510では、プロバイダ・デバイスは、クライアント・デバイスから要求を受信する。この要求はクライアント・デバイスの固有IDを含む。要求のモニター及び要求の受信は所定のネットワーク周波数又は設定(構成)に基づいて行われ得る。
ステップ512では、プロバイダ・デバイスは、クライアント・デバイスの固有IDがユーザ・アカウントに関連するものであるかどうかを検証(確認)する。ステップ514では、クライアント・デバイスの固有IDがユーザ・アカウントに関連するものであると検証(確認)された場合、プロバイダ・デバイスは、プロバイダ・デバイスに接続してネットワーク・アクセスするためのアクセス情報をクライアント・デバイスに提供する。この提供に先立って、プロバイダ・デバイスはクライアント・デバイスとのピアツーピア接続を確立することができ、プロバイダ・デバイスは、確立されたピアツーピア接続を使用してクライアント・デバイスにアクセス情報を提供する。
ステップ504における固有IDの受信、ステップ506における標識の受信、ステップ508におけるモニター、ステップ510における要求の受信、ステップ512における検証、及びステップ514における提供は、複数のクライアント・デバイスについて実行することができ、そのクライアント・デバイスのそれぞれが固有IDを有する。次にプロセスは終了ブロック516で終了する。
図6は、ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスによって実行されるプロセスの一例を示しており、このプロセスの一例により、ネットワーク・アクセスのためにユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスにクライアント・デバイスが接続される。例えば、クライアント・デバイスはクライアント・デバイス102〜106のいずれか又はクライアント・デバイス306に対応することができる。
開始ブロック602に続いて、ステップ604で、クライアント・デバイスは、ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスからネットワーク・アクセスに関する要求を受信する。プロバイダ・デバイスは、ユーザ・アカウントに関連する複数のプロバイダ・デバイスのうちの1つであり得る。プロバイダ・デバイスは、クライアント・デバイスに対するプロバイダ・デバイスの近接性に基づいて、複数のプロバイダ・デバイスの中から選択され得る。
ステップ606では、クライアント・デバイスは、ネットワーク・アクセスに関する要求を(例えば、ブロードキャストの形で)プロバイダ・デバイスに送信し、この要求はクライアント・デバイスの固有IDを含む。要求の送信は所定のネットワーク周波数又は設定(構成)に基づいて行われ得る。固有IDはMACアドレスに対応することができる。ネットワーク・アクセスに関する要求はユーザから受信することができ、ユーザからの受信入力に応答して要求の送信を実行することができる。代わって又は加えて、ネットワーク・アクセスに関する要求は自動要求にすることができ、自動要求に応答して要求の送信を実行することができる。
ステップ608では、クライアント・デバイスは、ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスから、プロバイダ・デバイスに接続してネットワーク・アクセスするためのアクセス情報を受信する。ステップ610では、クライアント・デバイスは、受信したアクセス情報を使用して、プロバイダ・デバイスに接続してネットワーク・アクセスする。アクセス情報を受信してプロバイダ・デバイスに接続するに先立って、クライアント・デバイスはプロバイダ・デバイスとのピアツーピア接続を確立することができる。アクセス情報の受信及びプロバイダ・デバイスへの接続は、確立されたピアツーピア接続を使用して実行され得る。次にプロセスは終了ブロック612で終了する。
上記の特徴及び適用例の多くは、コンピュータ可読記憶媒体(コンピュータ可読媒体ともいう)上に記録された1組の命令として指定されるソフトウェア・プロセスとして実現される。これらの命令が1つ又は複数の処理装置(例えば、1つ又は複数のプロセッサ、複数プロセッサからなるコア、或いはその他の処理装置)によって実行される場合、これらの命令は、その命令に指示されているアクションを処理装置(複数も可)に実行させる。コンピュータ可読媒体の例としては、CD−ROM、フラッシュ・ドライブ、RAMチップ、ハード・ドライブ、EPROMなどを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読媒体は、無線方式又は有線接続により通過する搬送波及び電子信号を含まない。
本明細書では、「ソフトウェア」という用語は、読み取り専用メモリに常駐するファームウェア又は磁気記憶装置に保管されたアプリケーションを含むものであり、どちらもプロセッサによる処理のためにメモリに読み込むことができる。また、実現例によっては、主題開示の複数のソフトウェア態様は、主題開示の別個のソフトウェア態様でありながら、より大きいプログラムのサブパート(一部分)として実現され得る。実現例によっては、複数のソフトウェア態様を別々のプログラムとして実現することもできる。最後に、本明細書に記載されている1つのソフトウェア態様を一緒に実現する複数の別々のプログラムの任意の組み合わせは主題開示の範囲内である。実現例によっては、ソフトウェア・プログラムは、1つ又は複数の電子システム上で動作するようにインストールされると、そのソフトウェア・プログラムの動作を実行する1つ又は複数の特定の機械実現例を定義する。
コンピュータ・プログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェア・アプリケーション、スクリプト、又はコードとしても知られている)は、コンパイラ型又はインタープリタ型言語、宣言型又は手続き型言語を含む、任意の形のプログラミング言語で作成可能であり、スタンドアロン・プログラムとして、或いはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、オブジェクト、又はコンピューティング環境での使用に適したその他のユニットとしてを含む、任意の形で配備可能である。コンピュータ・プログラムは、ファイル・システム内のファイルに対応することができるが、対応する必要があるわけではない。プログラムは、その他のプログラム又はデータを保持する1つのファイルの一部分(例えば、マークアップ言語ドキュメントに保管された1つ又は複数のスクリプト)内に保管されるか、当該プログラム専用の単一ファイル内に保管されるか、或いは複数の協調ファイル(例えば、1つ又は複数のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部分を保管するファイル)内に保管され得る。コンピュータ・プログラムは、1つのコンピュータ上で実行されるか、或いは1つのサイトに位置するか又は複数のサイトに分散されて通信ネットワークによって相互接続された複数のコンピュータ上で実行されるように配備され得る。
図7は、電子システムを概念的に示しており、この電子システムにより、主題技術のいくつかの実現例が実現される。電子システム700は、コンピュータ、電話、PDA、又は任意のその他の種類の電子デバイスであり得る。このような電子システムは、様々なタイプのコンピュータ可読媒体と、様々なその他のタイプのコンピュータ可読媒体のためのインターフェースとを含む。電子システム700は、バス708と、処理装置(複数も可)712と、システム・メモリ704と、読み取り専用メモリ(ROM)710と、永久記憶装置702と、入力装置インターフェース714と、出力装置インターフェース706と、ネットワーク・インターフェース716とを含む。
バス708は、電子システム700の多数の内部デバイスを通信可能に接続するシステム・バス、周辺装置バス、及びチップセット・バスのすべてをまとめて表している。例えば、バス708は、処理装置(複数も可)712と、ROM710、システム・メモリ704、及び永久記憶装置702とを通信可能に接続する。
これらの様々なメモリ・ユニットから、処理装置(複数も可)712は、主題開示のプロセスを実行するために、実行すべき命令と処理すべきデータとを取り出す。処理装置(複数も可)は、異なる実現例では単一プロセッサ又はマルチコア・プロセッサであり得る。
ROM710は、電子システムの処理装置(複数も可)712及びその他のモジュールが必要とする静的データ及び命令を保管(格納)する。これに対して、永久記憶装置702は、読み取り書き込みメモリ・デバイスである。このデバイスは、電子システム700がオフの時でも命令及びデータを保管(格納)する、不揮発性メモリ・ユニットである。主題開示のいくつかの実現例では、永久記憶装置702として大容量記憶装置(磁気又は光ディスク及びそれに対応するディスク・ドライブなど)を使用する。
その他の実現例では、永久記憶装置702として取り外し可能記憶装置(フロッピー(登録商標)・ディスク、フラッシュ・ドライブ、及びそれに対応するディスク・ドライブなど)を使用する。永久記憶装置702のように、システム・メモリ704は読み取り書き込みメモリ・デバイスである。しかし、記憶装置702とは異なり、システム・メモリ704は、ランダム・アクセス・メモリなどの揮発性読み取り書き込みメモリである。システム・メモリ704は、ランタイム時にプロセッサが必要とする命令及びデータの一部を保管する。いくつかの実現例では、主題開示のプロセスは、システム・メモリ704、永久記憶装置702、及び/又はROM710に保管(格納)される。例えば、様々なメモリ・ユニットは、いくつかの実現例によりユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するための命令を含む。これらの様々なメモリ・ユニットから、処理装置(複数も可)712は、いくつかの実現例のプロセスを実行するために、実行すべき命令と処理すべきデータとを取り出す。
バス708は、入力及び出力装置インターフェース714及び706にも接続する。入力装置インターフェース714は、ユーザが電子システムに対して情報を伝達し、コマンドを選択できるようにするものである。入力装置インターフェース714とともに使用される入力装置としては、例えば、英数字キーボード及びポインティング・デバイス(「カーソル制御デバイス」とも呼ばれる)を含む。出力装置インターフェース706は、例えば、電子システム700によって生成された画像の表示を可能にする。出力装置インターフェース706とともに使用される出力装置としては、例えば、プリンタ並びに陰極線管(CRT)又は液晶ディスプレイ(LCD)などの表示装置を含む。いくつかの実現例は、入力装置と出力装置との両方として機能するタッチスクリーンなどのデバイスを含む。
最後に、図7に示されているように、バス708は、ネットワーク・インターフェース716により電子システム700をネットワーク(図示せず)にも結合する。このように、コンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、又はイントラネットなどの複数コンピュータのネットワーク、或いはインターネットなどの複数ネットワークのネットワークの一部であり得る。電子システム700の任意又は全部のコンポーネントは主題開示とともに使用され得る。
上記のこれらの機能は、デジタル電子回路、コンピュータ・ソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアで実現することができる。これらの技法は1つ又は複数のコンピュータ・プログラム・プロダクトを使用して実現することができる。プログラム可能プロセッサ及びコンピュータはモバイル・デバイスに含まれるか又はモバイル・デバイスとしてパッケージ化され得る。プロセス及びロジック・フローは、1つ又は複数のプログラム可能プロセッサ並びに1つ又は複数のプログラム可能論理回路によって実行され得る。汎用及び特殊目的のコンピューティング・デバイス並びに記憶装置は、通信ネットワークにより相互接続され得る。
いくつかの実現例は、機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体(あるいは、コンピュータ可読記憶媒体、機械可読メディア、又は機械可読記憶媒体ともいう)にコンピュータ・プログラム命令を保管する、マイクロプロセッサ、ストレージ、及びメモリなどの電子部品を含む。このようなコンピュータ可読媒体のいくつかの例としては、RAM、ROM、読み取り専用コンパクト・ディスク(CD−ROM)、記録可能コンパクト・ディスク(CD−R)、書き換え可能コンパクト・ディスク(CD−RW)、読み取り専用デジタル多用途ディスク(例えば、DVD−ROM、二重層DVD−ROM)、様々な記録可能/書き換え可能DVD(例えば、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RWなど)、フラッシュ・メモリ(例えば、SDカード、ミニSDカード、マイクロSDカードなど)、磁気及び/又はソリッドステート・ハード・ドライブ、読み取り専用及び記録可能Blu−Ray(登録商標)ディスク、超高密度光ディスク、任意のその他の光又は磁気メディア、並びにフロッピー・ディスクを含む。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つの処理装置によって実行可能であって、様々な動作を実行するための複数の命令セットを含む、コンピュータ・プログラムを保管することができる。コンピュータ・プログラム又はコンピュータ・コードの例としては、コンパイラによって生成されるような機械コード、並びに、インタープリタを使用してコンピュータ、電子部品、又はマイクロプロセッサによって実行される高レベル・コードを含むファイルを含む。
上記の考察では主にソフトウェアを実行するマイクロプロセッサ又はマルチコア・プロセッサに言及しているが、いくつかの実現例は、特定用途向け集積回路(ASIC)又はフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などの1つ又は複数の集積回路によって実行される。実現例によっては、このような集積回路は回路自体に保管された命令を実行する。
本明細書並びに本出願の任意の請求項で使用されるように、「コンピュータ」、「サーバ」、「プロセッサ」、及び「メモリ」という用語はいずれも、電子デバイス又はその他の技術的デバイスを指している。これらの用語は人又は人のグループを除外するものである。本明細書のために、ディスプレイ又は表示という用語は、電子デバイス上で表示することを意味する。本明細書並びに本出願の任意の請求項で使用されるように、「コンピュータ可読媒体」及び「コンピュータ可読メディア」という用語は、コンピュータによって読み取り可能な形で情報を保管する、有形かつ物理的な対象物に完全に限定される。これらの用語は、無線信号、有線ダウンロード信号、及び任意のその他の一過性の信号を除外するものである。
ユーザとの対話を可能にするために、本明細書に記載されている主題の実現例は、ユーザに対して情報を表示するための表示装置、例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニターと、それによりユーザがコンピュータに対して入力を行うことができるキーボード及びポインティング・デバイス、例えば、マウス又はトラックボールとを有するコンピュータ上で実現することができる。ユーザとの対話を可能にするために、その他の種類のデバイスを使用することもでき、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは任意の形の感覚フィードバック、例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバックにすることができ、ユーザからの入力は、音響入力、音声入力、又は触覚入力を含む任意の形で受け取ることができる。加えて、コンピュータは、ユーザによって使用されるデバイスにドキュメントを送信し、そのデバイスからドキュメントを受信することによって、ユーザと対話することができ、例えば、クライアント・デバイス上のウェブ・ブラウザから受信した要求に応答してそのウェブ・ブラウザにウェブ・ページを送信することによって対話することができる。
本明細書に記載されている主題の諸実施形態は、バックエンド・コンポーネント、例えば、データ・サーバを含むか、ミドルウェア・コンポーネント、例えば、アプリケーション・サーバを含むか、或いはフロントエンド・コンポーネント、例えば、それによりユーザが本明細書に記載されている主題の一実現例と対話することができるグラフィカル・ユーザ・インターフェース又はウェブ・ブラウザを有するクライアント・コンピュータを含むか、1つ又は複数のこのようなバックエンド・コンポーネント、ミドルウェア・コンポーネント、又はフロントエンド・コンポーネントの任意の組み合わせを含む、コンピューティング・システムで実現することができる。システムのコンポーネントは、任意の形又は手段のデジタル・データ通信、例えば、通信ネットワークによって相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカル・エリア・ネットワーク(「LAN」)及び広域ネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(例えば、インターネット)、並びにピアツーピア・ネットワーク(例えば、アドホック・ピアツーピア・ネットワーク)を含む。
コンピューティング・システムはクライアントとサーバとを含むことができる。クライアントとサーバとは一般に相互に遠く離れており、典型的に通信ネットワークにより対話する。クライアントとサーバとの関係は、それぞれのコンピュータ上で実行され、相互にクライアント・サーバの関係を有するコンピュータ・プログラムによって発生する。いくつかの実施形態では、サーバはクライアント・デバイスにデータ(例えば、HTMLページ)を伝送する(例えば、クライアント・デバイスと対話するユーザにデータを表示し、そのユーザからユーザ入力を受信するため)。クライアント・デバイスで生成されたデータ(例えば、ユーザ対話の結果)はサーバ側でクライアント・デバイスから受信することができる。
開示されているプロセスにおける諸ステップの任意の特定の順序又は階層は模範的な手法の例示であることは言うまでもない。設計上の好みに基づいて、プロセスにおける諸ステップの特定の順序又は階層を再編成できること或いは例示されているすべてのステップを実行できることは言うまでもない。諸ステップのうちのいくつかは同時に実行することができる。例えば、特定の状況では、多重タスク処理及び並列処理が有利である可能性がある。その上、上記の諸実施形態における様々なシステム・コンポーネントの分離はすべての実施形態においてこのような分離を要求するものと理解すべきではなく、上記のプログラム・コンポーネント及びシステムは一般に単一ソフトウェア・プロダクトに一緒に統合できるか又は複数のソフトウェア・プロダクトにパッケージ化できることを理解されたい。
上記の説明は、当業者が本明細書に記載されている様々な態様を実践できるように提供されたものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者にとって容易に明らかになり、本明細書に定義された包括的原理はその他の態様に適用することができる。従って、特許請求の範囲は本明細書に示されている諸態様に限定するためのものではなく、請求項の表現と一致した全範囲が授与されるべきであり、その請求項においては単数形の要素に対する言及は、特にそのように指定されない限り、「唯一のもの(one and only one)」を意味するものではなく、むしろ「1つ又は複数(one or more)」を意味するものである。特に他の指定がない限り、「いくつかの(some)」という用語は1つ又は複数を指している。男性形の代名詞(例えば、彼の(his))は女性形及び中性形(例えば、彼女の(her)及びそれの(its))を含み、逆もまた同様である。見出し及び小見出しがある場合、便宜上使用されているだけであり、主題開示を限定するものではない。
「態様(aspect)」などの語句は、このような態様が主題技術にとって不可欠であること又はこのような態様が主題技術のすべての構成に適用されることを意味するものではない。一態様に関連する開示内容はすべての構成に適用される場合もあれば、1つ又は複数の構成に適用される場合もある。一態様などの語句は1つ又は複数の態様を指す可能性があり、逆もまた同様である。「構成(configuration)」などの語句は、このような構成が主題技術にとって不可欠であること又はこのような構成が主題技術のすべての構成に適用されることを意味するものではない。一構成に関連する開示内容はすべての構成に適用される場合もあれば、1つ又は複数の構成に適用される場合もある。一構成などの語句は1つ又は複数の構成を指す可能性があり、逆もまた同様である。
「模範的(exemplary)」という単語は、「一例又は例示として機能すること」を意味するために本明細書で使用されている。「模範的」として本明細書に記載されている任意の態様又は設計は必ずしも他の態様又は設計より好ましいか又は有利であると解釈すべきではない。
本発明全体を通して記載されている様々な態様の諸要素と構造上及び機能上同等であって、当業者にとって既知であるか又は後で既知のものになるものはいずれも、参照により明白に本明細書に取り入れられ、特許請求の範囲によって包含されるものである。その上、本明細書に開示されているものはいずれも、このような開示が特許請求の範囲に明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、世間一般に専用のものではない。

Claims (22)

  1. プロバイダ・デバイスからネットワーク・アクセスするためにクライアント・デバイスを登録するための、コンピュータで実行される方法であって、
    前記方法は、
    ユーザ・アカウントに関連する1つ又は複数のプロバイダ・デバイスから前記ユーザ・アカウントに関連する1つ又は複数のクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するために、前記ユーザ・アカウントに関する許可要求をサーバ側で受信することと、
    前記1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための固有IDを受信することと、
    前記サーバから、前記1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための前記固有IDを前記1つ又は複数のプロバイダ・デバイスのそれぞれに提供することと、
    前記1つ又は複数のクライアント・デバイスのうちの少なくとも1つのクライアント・デバイスからのネットワーク・アクセスに関する要求についてモニターするための指示を前記1つ又は複数のプロバイダ・デバイスのうちの少なくとも1つのプロバイダ・デバイスに提供することと、
    を含み、
    前記少なくとも1つのクライアント・デバイスからの前記要求は前記少なくとも1つのクライアント・デバイスの前記固有IDを含み、
    前記少なくとも1つのプロバイダ・デバイスは前記要求に応答して前記少なくとも1つのクライアント・デバイスにネットワーク・アクセス情報を提供するように構成される、
    方法。
  2. 前記1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための前記固有IDはMACアドレスを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ・アカウントに関する認証情報を受信することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザ・アカウントに関連するユーザ・インターフェースの表示を可能にすることを更に含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ユーザ・インターフェースは、前記ユーザ・アカウントに関連するすべてのプロバイダ・デバイスの中から前記1つ又は複数のプロバイダ・デバイスをユーザ選択することを可能にすると共に、前記ユーザ・アカウントに関連するすべてのクライアント・デバイスの中から前記1つ又は複数のクライアント・デバイスを選択することを可能にする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ユーザ・インターフェースは、前記1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための前記固有IDの受信を可能にする、請求項4に記載の方法。
  7. プロバイダ・デバイスからネットワーク・アクセスするためにクライアント・デバイスを登録するためのシステムであって、
    前記システムは、
    1つ又は複数のプロセッサと、
    命令を含む機械可読媒体と、
    を含み、
    前記命令は前記機械可読媒体に保管され、
    前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、前記プロセッサに動作を実行させ、
    前記動作は、
    ユーザ・アカウントに関連する1つ又は複数のプロバイダ・デバイスから前記ユーザ・アカウントに関連する1つ又は複数のクライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するために前記ユーザ・アカウントに関する許可要求を受信することと、
    前記1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための固有MACアドレスを受信することと、
    前記1つ又は複数のクライアント・デバイスのそれぞれのための前記固有MACアドレスを前記1つ又は複数のプロバイダ・デバイスのそれぞれに提供することと、
    前記1つ又は複数のクライアント・デバイスのうちの少なくとも1つのクライアント・デバイスからのネットワーク・アクセスに関する要求についてモニターするための指示を前記1つ又は複数のプロバイダ・デバイスのうちの少なくとも1つのプロバイダ・デバイスに提供することと、
    を含み、
    前記少なくとも1つのクライアント・デバイスからの前記要求は前記少なくとも1つのクライアント・デバイスの前記固有MACアドレスを含み、
    前記少なくとも1つのプロバイダ・デバイスは前記要求に応答して前記少なくとも1つのクライアント・デバイスにネットワーク・アクセス情報を提供するように構成される、
    システム。
  8. クライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するための、コンピュータで実行される方法であって、
    前記方法は、
    ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスのための固有IDをサーバから受信することと、
    前記クライアント・デバイスからの要求であって前記クライアント・デバイスのためのネットワーク・アクセスに関するものである前記要求についてモニターするための標識を前記サーバから受信することと、
    前記標識を受信したことに応答して、前記クライアント・デバイスからの前記要求についてモニターすることと、
    前記クライアント・デバイスからの前記要求であって前記クライアント・デバイスの前記固有IDを含む前記要求を受信することと、
    前記クライアント・デバイスの前記固有IDが前記ユーザ・アカウントに関連するものであるかどうかを検証することと、
    前記クライアント・デバイスの前記固有IDが前記ユーザ・アカウントに関連するものであると検証された場合に、ネットワーク・アクセスするためにプロバイダ・デバイスに接続するためのアクセス情報を前記クライアント・デバイスに提供することと、
    を含む、
    方法。
  9. 前記固有IDはMACアドレスを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記固有IDの受信、前記標識の受信、前記モニター、前記要求の受信、前記検証、及び前記提供が、複数のクライアント・デバイスについて実行され、該クライアント・デバイスのそれぞれが固有IDを有する、請求項8に記載の方法。
  11. 前記クライアント・デバイスとのピアツーピア接続を確立することを更に含み、
    前記クライアント・デバイスへの前記アクセス情報の提供が、前記確立されたピアツーピア接続を使用して実行される、請求項8に記載の方法。
  12. 前記要求のモニター及び前記要求の受信が所定のネットワーク周波数又は設定に基づいて行われる、請求項8に記載の方法。
  13. クライアント・デバイスにネットワーク・アクセスを提供するためのプロバイダ・デバイスであって、
    前記プロバイダ・デバイスは、
    1つ又は複数のプロセッサと、
    命令を含む機械可読媒体と、
    を含み、
    前記命令は前記機械可読媒体に保管され、
    前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、前記プロセッサに動作を実行させ、
    前記動作は、
    ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイスのための固有IDをサーバから受信することと、
    前記クライアント・デバイスからの要求であって前記クライアント・デバイスのためのネットワーク・アクセスに関するものである前記要求についてモニターするための標識を前記サーバから受信することと、
    前記標識を受信したことに応答して、前記クライアント・デバイスからの前記要求についてモニターすることと、
    前記クライアント・デバイスからの前記要求であって前記クライアント・デバイスの前記固有IDを含む前記要求を受信することと、
    前記クライアント・デバイスの前記固有IDが前記ユーザ・アカウントに関連するものであるかどうかを検証することと、
    前記クライアント・デバイスの前記固有IDが前記ユーザ・アカウントに関連するものであると検証された場合に、
    前記クライアント・デバイスとのピアツーピア接続を確立することと、
    前記確立されたピアツーピア接続を介して、ネットワーク・アクセスするために前記プロバイダ・デバイスに接続するためのアクセス情報を前記クライアント・デバイスに提供することと、
    を含む、
    プロバイダ・デバイス。
  14. ネットワーク・アクセスのためにクライアント・デバイスをプロバイダ・デバイスに接続するための、コンピュータで実行される方法であって、
    前記方法は、
    ユーザ・アカウントに関連するクライアント・デバイス上で、前記ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスから、ネットワーク・アクセスに関する要求を受信することと、
    ネットワーク・アクセスに関する要求であって前記クライアント・デバイスの固有IDを含む要求を前記プロバイダ・デバイスに送信することと、
    前記ユーザ・アカウントに関連する前記プロバイダ・デバイスから、ネットワーク・アクセスするために前記プロバイダ・デバイスに接続するためのアクセス情報を受信することと、
    前記受信したアクセス情報を使用して、ネットワーク・アクセスするために前記プロバイダ・デバイスに接続することと、
    を含む、
    方法。
  15. 前記固有IDはMACアドレスを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記プロバイダ・デバイスは、前記ユーザ・アカウントに関連する複数のプロバイダ・デバイスのうちの1つである、請求項14に記載の方法。
  17. 前記プロバイダ・デバイスは、前記クライアント・デバイスに対する前記プロバイダ・デバイスの近接性に基づいて前記複数のプロバイダ・デバイスの中から選択される、請求項16に記載の方法。
  18. ネットワーク・アクセスに関する前記要求がユーザから受信され、前記ユーザからの受信入力に応答して前記要求の前記送信が実行される、請求項14に記載の方法。
  19. ネットワーク・アクセスに関する前記要求が自動要求であり、前記自動要求に応答して前記要求の前記送信が実行される、請求項14に記載の方法。
  20. 前記プロバイダ・デバイスとのピアツーピア接続を確立することを更に含み、
    前記アクセス情報の受信及び前記プロバイダ・デバイスへの接続は、前記確立されたピアツーピア接続を使用して実行される、請求項14に記載の方法。
  21. 前記要求の前記送信が所定のネットワーク周波数又は設定に基づいて行われる、請求項14に記載の方法。
  22. ネットワーク・アクセスのためにプロバイダ・デバイスに接続するためのクライアント・デバイスであって、
    前記クライアント・デバイスは、
    1つ又は複数のプロセッサと、
    命令を含む機械可読媒体と、
    を含み、
    前記命令は前記機械可読媒体に保管され、
    前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、前記プロセッサに動作を実行させ、
    前記動作は、
    ユーザ・アカウントに関連するプロバイダ・デバイスから、ネットワーク・アクセスに関する要求を受信することと、
    ネットワーク・アクセスに関する要求であって前記クライアント・デバイスの固有IDを含む要求を前記プロバイダ・デバイスに送信することと、
    前記プロバイダ・デバイスとのピアツーピア接続を確立することと、
    前記ユーザ・アカウントに関連する前記プロバイダ・デバイスから、前記確立されたピアツーピア接続を介して、ネットワーク・アクセスするために前記プロバイダ・デバイスに接続するためのアクセス情報を受信することと、
    前記確立されたピアツーピア接続を介して、前記受信したアクセス情報を使用して、ネットワーク・アクセスするために前記プロバイダ・デバイスに接続することと、
    を含む、
    クライアント・デバイス。
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