JP2016502668A - 核燃料集合体のスペーサグリッド用燃料棒支持インサート、スペーサグリッド、及び核燃料集合体 - Google Patents

核燃料集合体のスペーサグリッド用燃料棒支持インサート、スペーサグリッド、及び核燃料集合体 Download PDF

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Abstract

核燃集合体のスペーサグリッド(14)用である支持インサート(22)であって、燃料棒(4)を受け入れるためのセル(20)の格子を画定するインターレースされたストラップ(18)を含み、前記インサートは、少なくとも一つのセル(20)内に延在するために、前記ストラップ(18)に固定されるように構成されている。前記インサート(22)は、セル(20)の軸に平行となるように意図された軸(B)に沿って延在しており、前記インサート(22)を前記ストラップ(18)に接続するための軸方向に間の開けられた二つの端部(26)及び燃料棒(4)を支持するための前記端部(26)間に軸方向に延在している少なくとも一つの長尺のブレード状スプリング(28)を含む。前記スプリング(28)は、前記インサートの軸(B)に垂直な各平面において非直線的な断面を有している。

Description

本発明は、燃料棒を受け入れるセルの格子を画定するインターレースされたストラップを含む核燃料集合体のスペーサグリッド用燃料棒支持インサートに関連しており、インサートは少なくとも一つのセル内に延在するため、ストラップに固定されており、インサートは、セルの軸に平行となるように意図された軸に沿って延在しており、インサートをストラップに接続するための軸方向に間の空けられた二つの端部、及び燃料棒を支持するため、端部の間に軸方向に延在している少なくとも一つの長尺のブレード状スプリングを含む。
特許文献1(欧州特許第0 750 318号明細書)は、燃料棒を受け入れるためのセルの格子を画定している、二つの重ね合せたインターレースされたストラップのグループ及び上述した種類のインサートを含み、ストラップに接続された端部及び中間のギャップにより分離されている端部の間に延在しているリーフスプリングを含む、燃料棒スペーサグリッドを開示している。
欧州特許第0 750 318号明細書
本発明の目的は、燃料棒を良好に支持することを可能にする、すなわち、インサートと燃料棒との間の接触でのフレッチングの危険を制限するインサートを提供することである。本発明の別の目的は、スペーサグリッドのバックリング抵抗を強化し、その圧力低下を減少させることである。
この目的のために、本発明は、スプリングがインサートの軸に垂直な各平面において非直線の断面(non−rectilinear cross−section)を有している上述した種類のインサートを提案している。
他の実施形態において、インサートは、単独で、またはいずれか技術的に実現可能な組み合わせで、以下の特徴の一つまたはいくつかを含む。
・スプリングは、インサートの軸に沿って並んで延在しており、互いに対して傾斜している二つの隣接するウイングを含み、前記ウイングは、燃料棒を接触させるための接触ウイング及び接触ウイングを横方向に延在している側面ウイングを含む。
・側面ウイングは平坦である。
・接触ウイングは凸状の外面を有している。
・側面ウイングはスプリングの長さに沿って幅が変化する。
・接触ウイングは実質的に幅が一定である。
・接触ウイングは縦方向にアーチ状に曲げられている。
・インサートは一つの接触壁及び二つの隣接する接続壁に形成されたスプリングの対を含む。
・インサートは、互いに対して傾斜している少なくとも二つの長手の壁を含み、スプリングは、接触壁に形成された接触ウイング及び隣接する接続壁に形成された側面ウイングを有して、二つの壁の間の接合に形成されている。
・インサートは、同一の接触壁に形成されたそれらの接触ウイングを有し、各々が接触壁に隣接するそれぞれの接続壁に形成された側面ウイングを有する、スプリングの対を含む。
・インサートは、管状であり、多角形の断面を画定する壁を含み、スプリングは、多角形の断面の角に位置しており、各々が二つの隣接する壁に形成された二つの長手のウイングを含む。
・インサートは、二つの側面スロットよりも長い一つの中心スロットを含む三つのスロットの間で、インサートに形成されたスプリングの対を含む。
・中心スロットは、中心スロットの軸端からその中心に向かって減少する幅を有している。
本発明はまた、燃料棒を受け入れるためのセルの格子を画定するインターレースされたストラップ、及びセルを通して延在している燃料棒を支持するためのストラップの交差点に提供された、上で定義されたような支持インサートを含む、核燃料集合体用のスペーサグリッドに関連している。
一つの実施形態において、インサートの接続壁は、インターレースされたストラップの下端に提供された接続スロット内に挿入される。
一つの実施形態において、インサートはスポット溶接によりストラップに固定されている。
本発明はさらに、燃料棒の束と、燃料棒を支持するためのアーマチュアを含み、前記アーマチュアは上で定義されたような少なくとも一つのスペーサグリッドを含む、核燃料集合体に関連している。
一つの実施形態において、核燃料集合体はさらに、混合翼を備え、燃料棒を受け入れるためのセルを画定している、インターレースされたストラップと、セルを通して延在している燃料棒と混合翼との間の接触を避けるため、二つのストラップの交差点の周りで各々が提供された管状のインサートと、を含む少なくとも一つの中間混合グリッドを含む。インサートは、例えば少なくとも一つのスポット溶接によりストラップに固定される。
本発明及びその利点は、単に例として与えられた以下の説明を読み、添付の図面を参照することでより理解される。
本発明による核燃料集合体の概略側面図である。 図1の燃料集合体のスペーサグリッドの部分下面図である。 図2のスペーサグリッドのインサートの上面図である。 図3のIVから見たインサートの側面図である。 図4のV−V線に沿ったインサートの断面図である。 図3のインサートの部分斜視図である。 図2のスペーサグリッドのインサート及び交差したストラップの分解図である。 図2のスペーサグリッドの他の領域を示している部分上面図である。 図2のスペーサグリッドの他の領域を示している部分上面図である。 本発明による代わりのインサートの側面図である。 本発明による代わりのインサートの側面図である。 本発明によるスペーサグリッドを形成するためにインターレースされる二つのストラップの正面図である。 本発明によるスペーサグリッドを形成するためにインターレースされる二つのストラップの正面図である。 インサートを有する中間混合グリッドの部分上面図である。 図14の中間混合グリッドのインサートの斜視図である。 図14のXVI−XVI線に沿った中間混合グリッドの断面図である。
図1の核燃料集合体2は、加圧水型原子炉(Pressurized Water Reactor:PWR)での使用に適している。核燃料集合体は、核燃料棒4の束及び燃料棒4を支持するためのアーマチュア6を含む。燃料集合体2は集合体の軸Lに沿って伸長している。
アーマチュア6は、下部ノズル8、上部ノズル10、複数のガイドシンブル12、及び複数のスペーサグリッド14を含む。
ノズル8、10は、集合体の軸Lに沿って間が開けられている。ガイドシンブル12は、集合体の軸Lに平行に延在し、下部ノズル8を上部ノズル10に接続している。各ガイドシンブル12は、制御棒(図示せず)のガイドシンブル12への挿入を可能にするため、上部ノズル10を通して上に向かって開いている。
スペーサグリッド14は、ガイドシンブル12に沿って分布しており、例えば溶接によってガイドシンブル12に固定され得る。各スペーサグリッド14は集合体の軸Lに対して横方向に延在している。
図1に示すように、燃料集合体2は任意的に、燃料集合体2に沿って位置する一つまたはいくつかの中間混合グリッド15を含む。各混合グリッドは、二つの連続するスペーサグリッド14の間のスパン(span)に配置されている。
各中間混合グリッド15は、集合体の軸Lに対して横方向に延在しており、例えば溶接によってガイドシンブル12に固定され得る。各中間混合グリッド15は、燃料棒4を支持せずに、中間混合グリッド15を通して冷却材の流れに混合運動を伝えるために提供されている。
燃料集合体2は、二つの連続するスペーサグリッド14の間に少なくとも一つの混合グリッド15を備えた少なくとも一つのスパン、及び二つの連続するスペーサグリッド14の間に混合グリッド15が無い少なくとも一つのスパンを含み得る。
燃料集合体2は、二つの連続するスペーサグリッド14の間に、いくつかの混合グリッド15、例えば二つの混合グリッド15を備えた少なくとも一つのスパンを含み得る。
各燃料棒4は、管状被覆管、被覆管の内側に積まれた核燃料のペレット、及び被覆管の端部を閉じるキャップ(図示せず)を含む。各燃料棒4は、スペーサグリッド14及び中間混合グリッド15(もし有していれば)を通して、集合体の軸Lに平行に延在し、スペーサグリッド14によって集合体の軸Lに対して横方向且つ縦方向に支持されている。
操作において、燃料集合体2は、炉心の下部プレート16上に置かれた下部ノズル8を有して原子炉の炉心内に配置されており、集合体の軸Lは実質的に鉛直である。冷却材は、図1における矢印Fで示されるように、下部プレート16の入口から、燃料棒4の間、ノズル8、10、スペーサグリッド14、及び混合グリッド15を通して上向きに流れる。
図1で示された燃料集合体2において、スペーサグリッド14は互いに類似しており、一つのスペーサグリッド14が図2を参照してさらに説明される。
図2で図示されたように、スペーサグリッド14は、燃料棒4を受け入れるための複数のセル20を画定するためにインターレースされた金属ストラップ18と、セル20を通して延在する燃料棒4を支持するために、ストラップ18の交差点46に配置されたインサート22を含む。ストラップ18は、例えば、交差したストラップ18の上端及び下端の交差点46でスポット溶接23により固定される。ストラップは直角に交差している。
燃料集合体2のスペーサグリッド14の少なくともいくつかはまた、冷却水の横の再分配を引き起こすことにより、水の流れを均一にし、且つ被覆管上の異なる点間の温度差を減らすための混合翼などの機構(図示せず)を含む。
各セル20は、スペーサグリッド14の平面(図2の平面)に垂直な軸Aに沿って延在している。軸Aは、集合体の軸Lに実質的に平行である。燃料棒4はセルの軸Aに沿ってセル20を通して延在している。セル20は四角形の断面を有している。
図2は、9個の四角形のセルユニット(3×3のセルユニット)、及び3×3のセルユニットの中心のセル20を区切る四つの内部ストラップ18の交差点46に配置された四つのインサート22の部分図を示している。中心のセル20及びそれに対応する燃料棒4だけが図2において全体的に見ることができる。
各インサート22は管形状であり、二つのストラップ18の交差点46の周りに、且つ四つの四角形のセルユニット(2×2のセルユニット)のセル20の隣接する角において延在している。各インサート22は、2×2のセルユニットのセルを通して延在している四つの燃料棒4を支持するように適合されている。
図2のインサート22は類似しており、そのうちの一つだけが図3から6を参照することでさらに説明される。
図3から6に図示されているように、インサート22は、インサートの軸Bに沿って延在しており、管形状を有している。図6は、インサート22の四分の一を示しているインサート22の部分斜視図である。
図4に図示されているように、インサート22は、インサートの軸Bに沿って間隔が開けられた二つの端部26、及びインサートの軸Bに沿って、端部26の間に延在している複数の細長いブレード状スプリング28を含む。
端部26は、インサートの軸Bに直角な平面内に、閉断面を有している。
各スプリング28は、その軸端で、端部26に接続され、端部26との間で橋(bridge)のように延在している。
図3で図示されているように、インサートの軸Bに沿って見て、インサート22は八角形の断面を有しており、接触壁32と交互になっている接続壁30を含む、インサートの軸Bの周りに分布した八個の壁を含む。隣接する各対の壁30、32の壁30、32は互いに45°で傾いている。
各接続壁30は、ストラップ18が90°で交差するように適合されており、インサート22のストラップへの接続を可能にしている。接続壁30は平坦であり、インサートの軸Bに平行である。
各接触壁32は、二つの交差するストラップ18により形成された隅において、45°で斜めに延在し、前記二つの交差するストラップ18の間で区切られたセル20において受け入れられた燃料棒4と接触するように適合されている。各接触壁32は、インサート22の軸方向Bに径方向に、且つ外側にアーチ状に曲げられている。各接触壁32の中間部分は、図3及び5において明らかなように、前記接触壁32の端部に対して外側に突出している。
図4から6で図示されているように、スプリング28は対で配置され、各対は、接触壁32に形成された中心スロット34と、接触壁32に隣接する二つの接続壁30の一方にそれぞれ形成された二つの側面スロット36との間で、インサート22に形成される。
各スプリング28は、接続壁30と隣接する接触壁32との接合部で、接触壁32に形成された一つの中心スロット34と、接続壁30に形成された一つの側面スロット36との間で、インサートに形成される。
中心スロット34は、側面スロット36より軸方向に長い(図4及図6)。
各スプリング28は、接触壁32に形成された長手の接触ウイング38及び隣接する接続壁30に形成された長手の側面ウイング40を含む。接触ウイング38及び側面ウイング40は、インサートの軸Bに沿ってスプリング28の長さ全体にわたって延在しており、インサートの軸Bに垂直な平面内で互いに傾斜している(図5)。
各スプリング28は、インサートの軸Bに垂直な各平面において非直線の断面を有している。言い換えると、インサートの軸Bに垂直な平面で見られる各スプリング28の断面は、スプリング28の各点において非直線である(図5)。
より具体的に、各平面における断面は、燃料棒4上で接触ウイング38の凸状の外側接触面を提供する、インサートの軸Bに向かって内側に配向された凹面を有してアーチ状に曲げられている。接触ウイング38の外表面はインサートの軸Bの反対側に配向された接触ウイング38の表面である。
各接触ウイング38は、縦方向にアーチ状に曲げられている。接触ウイング38は、スプリング28の縦方向においてアーチを描写している。接触ウイング38は、インサートの軸Bに向かって内側に配向された縦方向の凹面を有している。接触ウイング38の中間区域は、接触ウイング38の端部区域より、インサートの軸Bからより大きな距離にある。スプリング28はこのようにして、端部26の断面から突出している頂部42を有している。
任意的に、各接触ウイング38は横方向に曲げられている(図5)。各接触ウイング38の横方向の凹部は径方向に内側に向けられている。
任意的に、各接触ウイング38は、インサートの軸Bに対して半径方向に、接触壁32の正面において対のスプリング28の関連したスプリング28に向かって横方向に曲げられている。各対のスプリング28は、それらの軸端よりも中間でより近い。中心スロット34の幅は、軸端から中心スロット34の中間に向かって減少している。
各接触ウイング38は、スプリング28の長さに沿って、実質的に一定の幅である。
各側面ウイング40は、平坦であり、対応する接触壁30の平面において、対応する接触ウイング38から横方向に延在している。
接触壁32の幅が対応して減少すると同時に、接続壁30の幅は、端部26からインサート22の中間に向かって増加する(図4及び5を参照)。
図示された実施形態において、各側面スロット36は、側面スロット36の端部から側面スロット36の中心に向かって減少する幅を有している。各側面スロットは、その中心でより小さな幅を有している。(側面スロット36に沿った)各側面ウイング40の長手の自由端は曲線をなし、側面ウイング40と接触ウイング38との間の接合ゾーン44から離れて曲げられている。接合ゾーン44はまた、接触ウイング38の曲率に起因して自由端から離れて曲げられている。
各側面ウイング40は、スプリング28の長さに沿って変化する幅を有している。各側面ウイング40は、端部よりも中心でより大きい。
図7で図示されているように、インサート22は、図7の矢印Mで図示されているように、交差しているストラップ18の下端50に交差点46からある距離で提供された接続スロット48内にインサート22の接続壁30を挿入することにより、二つのストラップ18の交差点46の周りで固定される。ストラップ18は、ストラップ18の下端50及び上端70に提供された連結スロット64、68を交差点46で係合させることにより連結される。
交差点の周りで固定されたインサート22のインサートの軸Bは、交差点46と一致する。
各接続スロット48は、ストラップ18の高さの一部で、下端50から上方に延在している。
インサート22の各接続壁30の上端は、ストラップ18の接続スロット48の閉じた先端と適合するためのノッチ52を備えている。インサート22の各接続壁30の下端は、機械的手段によって、または好ましくはスポット溶接23によって対応するストラップ18に軸方向に固定される。
好ましい実施形態において、各接続壁30の下端は同様にノッチ52を有している。インサート22はこの方法で、インサートの軸Bに垂直に延在し、インサート22の高さの中間での平面に対して前記対称である。各インサート22はどちらかの端部によりストラップ18上に装着することができる。インサートの取り付けはこのように容易で、いかなる反転の危険がない。
インサート22の使用は、ストラップ18の非常に簡単な形状をもたらし、それらのインターレースされた部分において平らであり、取り付けが非常に容易である。加えて、インサート22は、下端50からスペーサグリッド14内に挿入され、スペーサグリッドの取り付けの間に、ストラップ18の上端70によって場合により運ばれる混合デバイスと、インサート22との間の干渉の危険がない。混合デバイスは、燃料棒支持設計に起因する制約なく設計され得る。
取り付け後、インサート22の下端は実質的に、好ましい実施形態において、スペーサグリッド14のストラップ18の下端50により画定される平面内にある。別の実施形態において、図示していないが、インサート22はまた、スペーサグリッド14の上端70に隣接している。
使用において、図2に図示するように、各燃料棒4は、燃料棒4を受け入れるセル20の角の一つにそれぞれが配置された四つの異なるインサート22によって支持されている。インサートの軸B、セルの軸A及び燃料集合体の軸Lは、実質的に平行である。燃料棒4は、各インサート22のスプリング28の一対の各スプリング28の接触ウイング38と接触している。
スプリング28は、スペーサグリッド14と相対的な摩擦により、横方向及び縦方向に燃料棒4を支持するように、セルの軸Aに横方向に燃料棒4を付勢する。
スプリング28は、フレッチングの減少した危険と共に十分な支持を提供する3次元形状を示している。
横方向に曲がった細長いスプリング28は、局所的な接触ひずみを制限するために十分な長さにわたって、燃料棒4と各スプリング28との間の線形接触を得るために十分な屈曲剛性を提供することを可能にしている。すなわち、高速の流体に起因して、使用において燃料棒4が振動するとき、フレッチングを避けると同時に、スプリング28の各対のスプリング28と燃料棒4との間の接触は、十分に強くなければならない。
接触ウイング38に対して傾斜した側面ウイング40はスプリング28に屈曲剛性を与える。スプリング28の屈曲剛性及び負荷時のスプリング28の変形は、ウイング38と40との間の傾き、及びスプリング28に沿った側面ウイング40の幅に依存している。
横方向にアーチ状に曲げられた接触ウイング38は、燃料棒4が、燃料棒4上のスプリング28により及ぼされる付勢と共に、より長い長さで力を分布させ、及びこれにより局所的な接触ひずみ及びフレッチングを制限するための、長さ方向に増大する長手の線形接触を有して、接触ウイング38の頂部42に接触することを確実にしている。
スプリング28の各対のスプリング28の横方向にアーチ状に曲げられた接触ウイング38をまとめること(converging)はまた、燃料棒4がそれらの頂部42の領域において接触ウイング38と接触することを保証する。
接触ウイング38の凸状の外面接触面は、制限されたフレッチングの危険と共に、燃料棒4と接触することを可能にしている。
スプリング28がインサート22の壁30と32との間の接合部で形成され、それにより、端部26間のインサート22の中間部分における管形状を保持し、及びインサート22の全体の剛性を保持するので、図3から6のインサート22はその全体の長さにわたって管状である。
閉断面の管状の端部26は、スプリング28の労力(efforts)の分散を避け、それによりスプリング28と燃料棒4との間の良好な接触を確実にするために、インサート22を堅く固定することを可能にしている。
インサート22は、例えば管を打ち抜きするか、または金属シートを丸めることにより得られる。図4に図示された好ましい実施形態において、インサート22は、一連のスロット34、36で打ち抜きされ、且つスプリング28を形成するために局所的に曲げられた最初は平坦なシートを提供することにより得られる。平坦なシートはそれから、管形状を画定するために丸められ、その側面縁の端部26が例えばスポット溶接により固定される。または、好ましくは機械的に、例えば、シートを丸め、図4で図示されたようにほぞ穴接合を画定して、寄せられたシートの対向する側面縁に提供される補足のダブテール状の歯58、60をかみ合わせることにより連結される。スペーサグリッド14内に挿入されるとき、シートの二つの側面縁の接合線62はストラップ18の接続スロット48内に位置しており、インサート22の側面縁の横方向拘束が接合線62のさらなる開口を避けることを可能にしている。
インサート22は、小型設計を有しており、凹凸が無いか、わずかしか有していないので、操作するのが容易である。これは、インサートを製造及び操作するのを容易にさせる。
図8は、燃料棒の代わりにガイドシンブル12を受け入れるセル20を図示している。ガイドシンブル12を受け入れるセル20は、それぞれが一つの燃料棒4を受け入れる八個の周囲のセル20の部分図と共に、3×3のセルユニットの中間において図示されている。
ガイドシンブル12は、ガイドシンブル12を受け入れるセル20を区切るストラップ18に接触し、且つ(例えば、溶接によって)固定されており、インサート22により支持される必要はない。
それに応じて、ガイドシンブル12を受け入れるセル20を区切る交差するストラップ18に配置されたインサート22は、図3から6で図示されたインサート22の4分の3に対応するインサートの軸Bの周りに270°で延在する開断面を有している。
図9は、スペーサグリッド14の周囲に位置し、燃料棒4を受け入れる、周囲のセル20を図示している。
インサートの軸Bの周りに180°で延在しており、図3から6に図示されたインサート22の半分に対応している開断面のインサート22は、二つの隣接するセル20内で燃料棒4を支持するように配置されている。
インサートの軸Bの周りに90°で延在しており、図3から6に図示されたインサートの4分の1に対応している開断面のインサート22は、スペーサグリッド14の角に位置するセル20内の燃料棒4を支持するように配置されている。
代わりの実施形態において、スペーサグリッド14の各隅のセル20の外部の隅は先端が切り取られ、周囲のストラップ18に対して約45°で傾斜された壁は、スペーサグリッド14の隣接する周囲のストラップ18を接合する。隅のセル20に位置する燃料棒4は、インサート22のスプリング28の対に類似した位置及び形状を有する倍のディンプルにより、且つそれぞれが燃料棒4を受け入れる隅のセル20の他の隅の一つに配置された三つの異なるインサート22により支持されている。
(90°、180°、及び270°にわたる)開断面のインサートは、傾斜した壁、及び壁の間の接合に形成された曲げられたスプリングに起因して、十分な支持を得ることを可能にしている。一旦ストラップに固定されると、インサートは強化され、及びそれが固定されるストラップと共に管状構造を画定している。
インサート22と燃料棒4との間の接触領域、及び原子炉炉心内の燃料集合体2の操作の間に冷却材の流れの下での燃料棒4の振動挙動を更に最適にするため、側面スロット36のサイズ及び形状が適合され得る。
図10に図示されたインサート22は、側面スロット36の側面縁が直線的である特徴により、図3から6のものと異なる。
図11に図示されたインサート22は、各単一の側面スロット36が平坦ブレード56により分離された二つの平行な長手のスロット54により置き換えられた特徴により、図3から6のものとは異なる。そのようなインサート22を有して、燃料棒4は、一つの側面スロット36の実施形態と比較して、スペーサグリッド14の圧力損失の小さな増加と共にセル20内に長手方向に良好に維持される。
各インサート22は、ストラップ18間の交差点46から一定の距離で二つのインターレースされたストラップ18を接続する。インサート22は、二つのストラップ18間の接続を強化する。
実施された試験は、ストラップ18にスポット溶接された本発明によるインサート22を含むスペーサグリッド14が、優れた機械的強度、並びに燃料棒のフレッチング及びスペーサグリッドのバックリングの両方に対して改善された構造安定性を有することを示している。インサート22は、固定具として作用し、且つ例えば地震または冷却材損失事故(Loss of Coolant Accident)に起因した側面の衝撃の場合において、スペーサグリッド14の固定を増大させる。それ故、この増大したバックリング抵抗を熱水力及び中性子性能に転換するように、ストラップ18の設計をさらに最適化することを可能にしている。
図12及び13はそれぞれ、正面図において二つのストラップ18を図示しており、二つのストラップ18は、それらの交差点の周りでインサートを受け入れると共に互いに交差することが意図されている。集合体に対して、ストラップは、極めて細い線で図示されたように、ストラップ18の対応する連結スリット64、68をかみ合わせるように、互いに対して直角に配向されている。
一つのストラップ18は、下端50に備えられた第1の連結スリット64を有しており、他のストラップ18は、上端70に提供された対応する第2の連結スリット68を有している。各ストラップ18は、インサートを受け入れるための連結スリット64、68の各側面に接続スロット48の対を有している。
各ストラップ18は、二つの別個のインサートを受け入れるための隣接する接続スロット48間にそれぞれが位置する中間区域74と交互になっている、インサートを受け入れるための二つの隣接する接続スロット48間にそれぞれが位置する交差点区域72を有している。
図6に図示されたように、各ストラップ18の交差点区域72は、下部切り抜き76と共にそれに関して下端上に提供される。第1の連結スロット64は、対応するストラップ18の下部切り抜き76と交差する。
図7に図示されるように、各ストラップ18の交差点区域72は、ストラップ18の下端50からある距離で中間の切り抜き78を備えている。第1の連結スロット64は、対応するストラップ18の中間の切り抜き78と交差する。
連結スロット64、68を篏合すると、下部の切り抜き76は、交差点46を囲むセルの間に下部流路を画定する。同じ方法で、中間の切り抜き78は、ストラップ18の交差点46の周りのセルの間に中間流路を画定する。
図13の実施形態において、各ストラップ18の交差点区域72は、ストラップの中間区域74よりも小さい高さである。自由空間が、隣接する中間区域74の各対の自由端の間に区切られている。例えば、インサートの内側を突き通る交差点72の部分の高さH1は、ストラップ18の下端50と接続スロット48の閉じた端部との間の距離に実質的に対応しているインサートの高さH2の0%から90%の間を備えている。
一つの実施形態において、交差点区域72は、インサート22より前で途切れ、その中に貫通しない。
これらの実施形態は、圧力損失を制限し、ストラップ18により分離された隣接するセル20内の圧力を調和させる利点を提供する。ストラップ18それら自身によって与えられる圧力損失の制限は、スペーサグリッド14の混合翼の形状及び大きさ、並びに二つの隣接するスペーサグリッド14間に任意に位置する中間混合グリッド15の形状及び大きさの両方を最適化することを可能にしている。
好ましくは、中間混合グリッド15の設計は、スペーサグリッド14の設計と一致している。
図1に示された燃料集合体2において、中間混合グリッド15は、互いに類似しており、一つの中間混合グリッド15が図14から16を参照してさらに説明される。
図14に図示されるように、中間混合グリッド15は、中間混合グリッド15を通して延在するそれぞれの燃料棒4をそれぞれが受け入れるためのセル82を画定するインターレースされたストラップ80を含む。ストラップ80は、交差したストラップ80の上端及び/または下端の交差点で、例えばスポット溶接することにより互いに固定される。ストラップ80は、直角に交差している。
中間混合グリッド15は、例えば溶接により、中間混合グリッド15を通して延在するガイドシンブル12に接続される。ストラップ80は、好ましくはストラップ80と一体に形成された、且つ好ましくはスペーサグリッド14の翼と同じ形状を有している混合翼86と共にその上端上に提供される。
中間混合グリッド15は、それぞれが二つのストラップ80の交差点を取り囲む管状インサート84を含む。インサート84は、機械的手段により、または好ましくはスポット溶接85により、少なくとも一点で、及び好ましくは前記ストラップ80を含むその下端部の各交差点で、対応するストラップ80に軸方向に固定される。
図15に図示されるように、各インサート84は、インサートの軸Cに沿って延在している。各インサート84は、例えば、インサートの軸Cに沿って見ると、八角形の断面を有している。各インサート84は、例えば、金属シートを丸めることにより、及びシートの対向する縁上に提供された補足のダブテール状の起伏を機械的にかみ合わせ、ほぞ穴接合を形成することにより形成される。インサート84の上端は、インサートのノッチ88が提供される。インサート84の端部の両方は、わずかに円錐状であり、局所的な接触、及びインサート84の端部に対して燃料棒4の被覆管の起こり得るフレッチングを避けるためにインサート84の先端に向かって収束している。
図16に図示されるように、各ストラップ80は、インサート84の挿入のために接続スロット90を有している。インサート84により囲まれた各ストラップ80の領域は、ストラップ80の下端から延在している切り抜き92を備えている。切り抜き92の高さH3は、接続スロット90の高さH4の50%と100%の間を備えている。この実施形態は、中間混合グリッド15の圧力損失の制限、及びストラップ80により分けられた隣接するセル82内の圧力を調和させる利点を提供する。
中間混合グリッド15は、内部でインターレースされたストラップ80を取り囲む周囲ストラップを有しているか、または周囲ストラップが除かれており、その場合において、周囲セル82は外見上開かれている。
図14で見えるように、インサート84は、セル82内に延在するインサート84の各部と、前記セル82を通して延在している燃料棒4との間のギャップGを残すように寸法される。インサート84は、燃料棒4に弾性の側面支持を提供しない。しかしながら、それらはモーションリミッタとして作用し、燃料棒4と混合翼86との間の接触を避ける。
中間混合グリッド15のストラップ80は、スペーサグリッド14のストラップ18と比較して、短い高さを有している。
スペーサグリッド14の高さ、すなわち、下端50と上端70との間で取られるストラップ18の高さは、例えば、30mmから45mmの間を備えている。
中間混合グリッド15は、例えば、15mmの高さを有している。インサート84は例えば、6mmの高さを有している。切り抜き92は例えば、5mmの高さを有している。
インサート84の使用は、ストラップ80の非常に簡単な形状をもたらし、それらのインターレースされた部分において平らであり、取り付けが非常に容易である。加えて、インサート84は下端から中間混合グリッド15に挿入され、中間混合グリッドの取り付けの間に、ストラップ80の上端によって運ばれる混合デバイスと、インサート84との間の干渉の危険はない。混合デバイスは、ストラップ80の形状に起因して制限なく設計され得る。
スペーサグリッド14及び中間混合グリッド15に対して、類似の特徴を有することは、水流、圧力損失、及び機械的挙動に関して均一な特徴を有して、燃料集合体2の異なるグリッド14、15を提供する。
本発明は、説明された実施形態に制限されない。
それ故、説明した実施形態は、四角形の格子のノードに配置された燃料棒の束を有する燃料集合体に関連している。燃料棒のセルは、四角形の外径を有している。本発明はまた、格子の他の種類、すなわち、VVER型の燃料集合体などのような八角形格子に応用される。
スペーサグリッド及び中間混合グリッドにおいて、ストラップ及びインサートは、好ましくはジルコニウム合金から作られる。代わりの実施形態において、インサートは、Niベースの合金で作られるか、または、例えばPh 13.8 Moなどの高い機械的特徴を有する別の材料で作られる。
一般的な方法において、少なくとも一つの燃料集合体の混合グリッドまたはスペーサグリッドは、グリッドを形成するインターレースされたストラップのそれぞれの交差点をそれぞれが取り囲む管状のインサートを含む。
好ましくは、各混合グリッドまたはスペーサグリッドは、グリッドを形成するインターレースされたストラップのそれぞれの交差点をそれぞれが取り囲む管状のインサートを含む。代わりの実施形態において、少なくとも一つのグリッドは、そのようなインサートが除かれている。
好ましくは、各グリッドは、ジルコニウム合金のストラップ及びインサートを有している。代わりの実施形態において、少なくとも一つのグリッドは、ジルコニウム合金で作られていないインサートを含み得る。
好ましくは、燃料集合体の最下のグリッド及び最上のグリッドとの間に位置する、各中間混合グリッドまたはスペーサグリッドは、混合翼を有している。代わりの実施形態において、少なくとも一つの中間グリッドは混合翼が無い。
好ましくは、燃料集合体の最上のグリッド及び/または最下のグリッドは混合翼が無い。
一つの実施形態において、最下のグリッドは異なる設計であり、最上のグリッドは最下のグリッドに概念が類似しているか、または中間のスペーサグリッドに概念が類似している。
2 核燃料集合体
4 燃料棒
6 アーマチュア
8 下部ノズル
10 上部ノズル
12 ガイドシンブル
14 スペーサグリッド
15 中間混合グリッド
16 下部プレート
18 ストラップ
18 スロット
20 セル
22 インサート
23 スポット溶接
26 端部
28 スプリング
30 接続壁
32 接触壁
34 中心スロット
36 側面スロット
38 接触ウイング
40 側面ウイング
42 頂部
44 接合ゾーン
46 交差点
48 接続スロット
50 下端
52 ノッチ
54 スロット
56 平坦ブレード
58 ダブテール状の歯
60 ダブテール状の歯
62 接合線
64 第1の連結スロット
68 第2の連結スリット
70 上端
72 交差点区域
74 中間区域
76 下部の切り抜き
78 中間の切り抜き
80 ストラップ
82 セル
84 インサート
85 スポット溶接
86 混合翼
88 ノッチ
90 接続スロット
92 切り抜き

Claims (19)

  1. 核燃集合体のスペーサグリッド(14)用の燃料棒支持インサート(22)であって、燃料棒(4)を受け入れるためのセル(20)の格子を画定しているインターレースされたストラップ(18)を含み、前記インサート(22)は、少なくとも一つのセル(20)内に延在するため、前記ストラップ(18)に固定されるように構成されており、前記インサート(22)は、セル(20)の軸に平行となるように意図された軸(B)に沿って延在しており、前記インサート(22)を前記ストラップ(18)に接続するための軸方向に間の開けられた二つの端部(26)、及び燃料棒(4)を支持するため、前記端部(26)間に軸方向に延在している少なくとも一つの長尺のブレード状スプリング(28)を含み、前記スプリング(28)は、前記インサートの軸(B)に垂直な各平面において非直線的な断面を有している、燃料棒支持インサート。
  2. 前記スプリング(28)は前記インサートの軸Bに沿って並んで延在しており、且つ互いに対して傾斜している二つの隣接するウイング(38、40)を含み、前記ウイング(38、40)は、前記燃料棒(4)と接触するための接触ウイング(38)と、前記接触ウイング(38)から横方向に延在している側面ウイング(40)と含む、請求項1に記載の支持インサート。
  3. 前記側面ウイング(40)は平坦である、請求項2に記載の支持インサート。
  4. 前記接触ウイング(38)は凸状の外面を有している、請求項2または3に記載の支持インサート。
  5. 前記側面ウイング(40)は、前記スプリング(28)の長さに沿った変化する幅である、請求項2から4のいずれか一項に記載の支持インサート。
  6. 前記接触ウイング(38)は、実質的に一定の幅である、請求項2から5のいずれか一項に記載の支持インサート。
  7. 前記接触ウイング(38)は、縦方向にアーチ状に曲げられている、請求項2から6のいずれか一項に記載の支持インサート。
  8. 一つの接触壁(32)及び二つの隣接する接続壁(30)において形成されたスプリング(28)の対を含む、請求項2から7のいずれか一項に記載の支持インサート。
  9. 前記インサート(22)は、互いに対して傾斜した少なくとも二つの長手の壁(30、32)を含み、前記スプリング(28)は、接触壁(32)に形成された前記接触ウイング(38)及び隣接する接続壁(30)に形成された前記側面ウイング(40)を有して、二つの壁(30、32)間の接合部に形成されている、請求項2から8のいずれか一項に記載の支持インサート。
  10. 同一の接触壁(32)に形成されたそれらの接触ウイング(38)を有するスプリング(28)の対を含み、各々が前記接触壁(32)に隣接するそれぞれの接続壁(30)に形成された側面ウイング(40)を有している、請求項9に記載の支持インサート。
  11. 前記インサート(22)は管状であり、多角形の断面を画定する壁(30、32)を含み、スプリング(28)が前記多角形の断面の角に位置しており、各々は二つの隣接する壁(30、32)に形成された二つの長手のウイング(38、40)を含む、請求項10に記載の支持インサート。
  12. 二つの側面スロット(36)より長い一つの中心スロット(34)を含む三つのスロット(34、36)の間で、前記インサート(22)に形成されたスプリング(28)の対を含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の支持インサート。
  13. 前記中心スロット(34)は、前記中心スロット(34)の軸端からその中心に向かって減少する幅を有している、請求項12に記載の支持インサート。
  14. 核燃料集合体(2)用のスペーサグリッド(14)であって、燃料棒(4)を受け入れるためのセル(20)の格子を画定しているインターレースされたストラップ(18)、及び前記セル(20)を通して延在している燃料棒(4)を支持するための、前記ストラップ(18)の交差点に提供される、請求項1から13のいずれかにおいて定義されるような支持インサート(22)を含む、スペーサグリッド。
  15. 前記インサート(22)の前記接続壁(30)は、前記インターレースされたストラップ(18)の下端(50)上に提供された接続スロット内に挿入されている、請求項14に記載のスペーサグリッド。
  16. 前記インサート(20)は、スポット溶接(23)により前記ストラップ(18)に固定されている、請求項14または15に記載のスペーサグリッド。
  17. 燃料棒(4)の束、及び前記燃料棒(4)を支持するためのアーマチュア(6)を含み、前記アーマチュア(6)は請求項14から16のいずれかに記載の少なくとも一つのスペーサグリッド(14)を含む、核燃料集合体(2)。
  18. 混合翼(86)を備え、燃料棒(4)を受け入れるためのセル(82)の格子を画定しているインターレースされたストラップ(80)と、前記セル(82)を通して延在している前記燃料棒(4)と前記混合翼(86)との間の接触を避けるための、二つのストラップ(80)の交差点の周りにそれぞれが提供された管状のインサート(84)と、を含む少なくとも一つの中間混合グリッド(15)をさらに含む、請求項17に記載の核燃料集合体。
  19. 前記インサート(84)は、少なくとも一つのスポット溶接(85)により前記ストラップ(18)に固定されている、請求項18に記載の核燃料集合体。
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