JP2016502013A - 揚力発生装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】 本発明は航空機用揚力発生装置であり、この装置は回転軸(4)を中心にして回転可能であり、そして複数の半径方向トラック(10)を有するロータ(2?、2??)であって、複数の半径方向トラックにおいて上記ロータの回転開始後、質量体(15)が上記トラックに沿って上記ロータの周囲に向かって遠心力によって並進移動するように上記質量体(15)が滑り配置するロータ(2?、2??)、および上記ロータの回転時、上記トラックにそって上記ロータの外部に向かって投射される上記質量体がステータ(3)の形状(18)に追従するように拘束された、上記ロータに対して配置されたステータ(3)を有し、上記ロータの回転時、上記半径方向トラック(10)に沿って往復動する上記ロータの上記回転軸(4)に対する各質量体(15)の距離が変化して、上記質量体の少なくとも第1部分が、上記回転軸(4)から(d1)の距離に位置するように各質量体が変化し、この距離(d1)が上記質量体の少なくとも第2部分によって占められる距離(d2)より大きく、所定の方向にそって遠心力(F)の差分(Δ)を作り出すように上記ステータの形状(18)を構成する。【選択図】図6
Description
本発明は、大気圏を飛行する航空機および宇宙空間を飛行する航空機の両者に関する。
具体的には、本発明は、空気流の存在とは無関係に揚力を発生するのに好適な革新的な装置に関する。
具体的には、本発明は、空気流の存在とは無関係に揚力を発生するのに好適な革新的な装置に関する。
あらゆるサイズおよび性能の飛行機やヘリコプターなどの飛行に適する航空機は長い間公知である。ある飛行機の飛行動作原理は、揚力を発生する空気中にある翼の運動に関係する。航空機はプロパルサー(推進機)(propulsor)によって推進し、揚力は予め設定された速度において空気によって囲まれた翼の関数である。特に、重要なファクターは翼(翼のCl)、翼面(S)、速度(V)であり、そして言うまでもなく空気の密度である。
一方、ヘリコプターの飛行は回転ブレードに基づくが、これにも上記の同じ原理が成立する。即ち、予め設定された速度において気流によって囲まれる翼である。
いうまでもなく、このような技術はかなり複雑で、飛行条件を始めとする多くのファクターを考慮する必要がある翼の投射の原則に基づく。例えば、商用航空機の場合、巡航速度が遷音速に近くいことが多く、これは安全に関して大きな問題を意味する。遷音速衝撃波が発生すると、気流が変わり、揚力損失の原因になるからである。
翼の古典的な揚力に関係する飛行原理の場合、航空機の目的とする飛行タイプに基づく異なる投射の方法論が必要である。超音速飛行を目的とする翼は、気流の振る舞いが完全に異なるため、亜音速飛行を目的とした翼に関して全く異なる翼形に形成することができる。
従って、飛行を対象とする古典的な翼または回転ブレードの場合、投射がかなり複雑になることが明らかである。
加えて、飛行時翼はエアポケットに入りやすく、不具合の原因になり、また安全性において危険な状態になりかねない。
最後に、具体的な翼投射に基づき各航空機には最大制限高度が存在することは言うまでもない。上述したように、揚力は空気密度の関数であり、高度が高くなるに従って、空気は常に希薄になるからである。特に1万メートルを超える高度では、低い空気密度に対応するために長い翼およびより高速が必要になる。
先行文献があり、例えばDE102010006197には、湾曲経路に回転質量体を設けた装置が開示されている。この装置の場合、構造上、揚力を発生できず、従って航空機には適用できない代わり、エネルギーを発生するためには有利である。また、OA9176およびDE102008010881もあるが、いずれもエネルギーを発生するだけで、揚力は発生しない。
このような先行文献については、請求項1の前文においてその要旨を記載する。
このような先行文献については、請求項1の前文においてその要旨を記載する。
従って、本発明の目的は、上記のすべての技術的不具合を解決した揚力発生装置を提供することにある。
特に、本発明の目的は、構造がシンプルで、形状および空気との接触とは無関係に、高度の影響を受けず、また程度は小さいが、エアポケットやその他のファクター例えば激しい雨の影響を受けないように揚力を発生する装置を提供することである。
上記の目的およびこれら以外の目的は、請求項1の記載した航空機用揚力発生装置によって実現できるものである。
即ち、本発明は航空機用揚力発生装置において、
回転軸(4)を中心にして回転可能であり、そして複数の半径方向トラック(10)を有するロータ(2´、2´´)であって、複数の半径方向トラックにおいて上記ロータの回転開始後、質量体(15)が上記トラックに沿って上記ロータの周囲に向かって遠心力によって並進移動するように上記質量体(15)が滑り配置するロータ(2´、2´´)、および
上記ロータの回転時、上記トラックにそって上記ロータの外部に向かって投射される上記質量体がステータ(3)の形状(profile)(18)に追従するように拘束された、上記ロータに対して配置されたステータ(3)を有し、
上記ロータの回転時、上記半径方向トラック(10)に沿って往復動する上記ロータの上記回転軸(4)に対する各質量体(15)の距離が変化して、上記質量体の少なくとも第1部分が、上記回転軸(4)から(d1)の距離に位置するように各質量体が変化し、この距離(d1)が上記質量体の少なくとも第2部分によって占められる距離(d2)より大きく、所定の方向にそって遠心力(F)の差分(Δ)を作り出すように上記ステータの形状(18)を構成した揚力発生装置を提供するものである。
回転軸(4)を中心にして回転可能であり、そして複数の半径方向トラック(10)を有するロータ(2´、2´´)であって、複数の半径方向トラックにおいて上記ロータの回転開始後、質量体(15)が上記トラックに沿って上記ロータの周囲に向かって遠心力によって並進移動するように上記質量体(15)が滑り配置するロータ(2´、2´´)、および
上記ロータの回転時、上記トラックにそって上記ロータの外部に向かって投射される上記質量体がステータ(3)の形状(profile)(18)に追従するように拘束された、上記ロータに対して配置されたステータ(3)を有し、
上記ロータの回転時、上記半径方向トラック(10)に沿って往復動する上記ロータの上記回転軸(4)に対する各質量体(15)の距離が変化して、上記質量体の少なくとも第1部分が、上記回転軸(4)から(d1)の距離に位置するように各質量体が変化し、この距離(d1)が上記質量体の少なくとも第2部分によって占められる距離(d2)より大きく、所定の方向にそって遠心力(F)の差分(Δ)を作り出すように上記ステータの形状(18)を構成した揚力発生装置を提供するものである。
本発明において、上記ロータは上記回転軸(4)を中心にして回転可能で、かつ上記質量体が滑り動作できる上記複数の半径方向トラック(10)を設けた少なくとも一つのディスク(2´、2´´)を有する。さらに、上記質量体(15)、および上記トラックの配置については、上記方向に沿う遠心力(F)の上記差分(Δ)によって、一旦上記ディスクの回転速度の予め設定された最小閾値に達した後に、揚力発生装置(1)を適用した航空機の揚力が設定される。
本発明によれば、上記目的のすべてを実現できる。
特に、本発明の装置を使用すると、空気流によって囲まれた形状とは無関係に揚力を発生できる。この揚力は、滑り質量体が回転軸4からの距離が変化する予め設定された経路に追従することにより得られる遠心力の差分を利用するだけで発生する。このシンプルな課題解決策によれば、揚力が発生するだけでなく、航空機の操縦士が指令を与えるレバーシステムによってステータの向きを操作するだけで水平力を発生することも可能である。
本発明装置を装備した航空機は、エアポケットの影響を受けることはもはやない。本発明装置は、宇宙空間飛行にも適用でき、多量の燃料消費を必要とする複雑なプロパルサー(推進装置)が必要ない。
他の作用効果については、従属請求項の記載から推測できるはずである。
他の作用効果については、従属請求項の記載から推測できるはずである。
上記以外の本発明の揚力発生装置の特徴および作用効果については、以下の好適な実施態様の、添付図面を参照した説明から明らかになるはずであるが、この説明は例示を目的とするもので制限を意図するものではない。
図1は、揚力1を発生する装置を示す図である。この装置は、例えばシャフトなどの回転軸4を有し、この回転軸を中心にしてロータ2を回転自在に装着する。
例えば図2に強調して示すロータ2は、回転シャフト4のスプライン結合した2枚のディスク(2´、2´´)によって形成し、これら2枚のディスクはシャフト4の回転によって一体的に回転する。
図2に強調して示すように、2枚のディスク(2´、2´´)の間は予め設定された“ギャップ”によって離間している。この“ギャップ”によって、以下すぐに説明するように、2枚のディスクに対して滑り動作遠心力作用質量体を配置することができる。
2枚のディスク間の距離については、50mm〜60mmの範囲にあるのが好ましく、より好ましくは55mmである。上記距離は、駆動シャフトの湾曲およびカットの過剰応力、ステータのディスクへの捩じれ作用の過剰応力およびロータの過剰応力−いずれも故障の原因になる−を避けるために最適な距離である。
図5および図8にディスクを強調して示す。このディスクについては、回転時バランスを取ることができるように円形であるのが好ましい。
ディスクは、例えば矩形の半径方向ノッチ10を複数有し、これらノッチはシャフト4のキー溝点5から外周(ロータの円周)に向かう方向に半径方向に延在する。ノッチについては、あるノッチと次のノッチとの間の角度間隔が30°になるように配置するのが好ましく、従ってノッチの合計数は12になる。この合計数は、以下に説明するように、揚力効果を最適化する数である。
ノッチについては、その数とは無関係に、ロータが円対称になるように、即ち回転軸5に関して正確に対称になるように配置するのが好ましい。この結果、システムのバランスが良くなる。
言うまでもないことだが、異なる角度間隔を選択することは可能である、常に対称であるのが好ましく、いずれも本発明の技術思想から逸脱するものではない。
遠心作用質量体を支持する軸が矩形開口に沿って滑り動作するが、各矩形開口の内部には、ボールベアリングの機能と同様な機能で、質量体の滑り動作時の摩擦によって分散するエネルギーを最小限に抑えると同時に、ロータを構成する2枚のディスク上の矩形のロッジング(lodging)の摩耗を抑えるようにスプールを配置する。
2枚のディスク2´、2´´は同じであり、一つのディスクの半径方向ノッチが対向するディスクの半径方向ノッチに対応するように軸にスプライン結合する(例えば図2を参照)。
図7に、例示のみを目的として、ディスクの3つの隣接ノッチを図式化して示し、一つのノッチの内部に装着した遠心作用質量体15を示す。この質量体は、滑り動作するようにこのノッチ内に挿入した一つか複数のピボット16を介してノッチ内部で滑り動作する。ノッチから飛び出すことがないように質量体を結合保持するために、一つの端部から突出するピボットをノッチの裏側からナットおよびロックナットをねじ込むことによって結合保持するようにノッチをディスクの厚さ分形成する。この結果、特に遠心作用質量体の取り付け、取り外しが簡単になる。
言うまでもなく、質量体は鋼などの任意の材料で構成することができる。
例えば図3を参照して、本発明の好適な実施態様を説明すると、2枚のディスク(2´、2´´)の間にある“ギャップ”を強調して示す。各トラックの“ギャップ”内部には、遠心作用質量体15を取り付ける。即ち、一方の部分をディスク2´のノッチに結合保持し、対向部分をディスク2´´の対応するノッチに結合保持する。
各質量体(合計で12)は自由に“ギャップ”内のノッチにそって滑り動作できる。ディスクが予め設定された回転速度で回転すると、遠心力が発生し、この遠心力によって質量体がディスクの周辺まで滑り動作し、ノッチの端部に到達する。
なお、遠心力は質量(m)に、角速度の2乗に、そして回転軸からの距離(r)に正比例する。回転軸から距離が大きくなる程、対象となる質量体に作用する遠心力が大きくなる。
図1から図3に戻って説明すると、図示のステータ3は回転軸4に対してアイドル状態にある。即ち、シャフト4が回転し、回転に伴いロータ2が引きずられても、ステータは静止状態を維持する。
例えば図2および図3に示すように、ステータ3は第1ロータ2´に面する第1ステータ3´および第2ロータ2´´に面する第2ステータ3´´からなる。
図4および図4−BISに、構造的に一体化したステータの細部を示す。
具体的には、図示のディスクは楕円形で、ブシュ(bushing)30および対応するベアリングを介して回転軸周囲に固定されるアイドル孔20を有する。
本発明の具体的な好ましい実施態様について図6を参照して説明すると、強調して示すブシュ30はステータの孔20(例えば固定ピン、溶接、機械的な干渉によって)に固定する。参照符号31で示す転がりベアリングはシャフト4に取り付け、ブシュ30に対して転がり接触する(例えば4個のベアリング)。このように、固定状態にある。シャフトはステータに関して回転する。ロータに対するステータの予め選択された角度位置は、ステータの航空機の構造部分への固定接続によって、あるいは図4に強調して示すように、操縦士によって制御可能で、予め設定された角形成に従ってロータに対してステータを回転させてこれを予め選択された位置に保持する操作レバー44によって得ることができる。このようにして、ステータはその位置をロータに対して固定し、具体的には、レバーを使用すると、垂直面内における航空機の動作方法を調節でき、必要に応じてステータを新しい角度で回転させることができ、予め選択された新位置に固定することができる。
図4−BISにステータの考えられる対称面A−Aを示し、また可変半径(R)を強調して示す(半径R1は半径R2とは異なる)。
具体的には、半径はステータの腹部分50に向かって徐々に小さくなり、ステータの背部分をスイープするさいに徐々に大きくなる。
言うまでもないことだが、以下の説明において明らかにするように、半径を徐々に変化させる必要はない。重要なことは、ステータの腹部分が軸20から背部分までの距離をもっていることである。基本的に、ステータは楕円形の場合も、あるいは多心形(policentrical)の場合も、常に水平軸に関して非対称形であるが、垂直軸に関して対称形である。
図4−BISに強調して示すように、ステータは(好ましくはステータ面に対して直交する)内側リップまたは二連体(binary)18を有し、この目的はステータを各ディスクの前に配置した時にノッチ内の質量体の滑り動作に対して結合を作り出すことにある(例えば図1〜図3を参照)。
図1に、ロータに面するステータが、リップ18があるため、質量体に対してどのように滑り結合するかを明示する。これは、固定脚がノッチから突き出、かつステータの部分からリップの方に突出した状態で、質量体が各ノッチに配置されているからである。この場合、ベアリングはステータの内側二連体に対して摩擦せずに転がる。
例えば、図6にギャップ内に配置され、かつ2つの対向ノッチに滑り動作するように固定された各遠心作用質量体15の固定モードを明示する。ピン26は、ステータに向けられた部分において対向する2つのノッチから突き出、ノッチに沿う滑り動作を妨害しないが、ピンがノッチから横に飛び出ることを妨害するナット27/ロックナットによってブロックされる。ナット27の場合リップ18に対して対照的な動きをするため、ステータのリップ18が回転軸4に関して可変な半径方向ぺリメータ(variable radius perimeter)を構成し、ノッチ停止点の境界が定める(図1を参照)。図6に、転がり動作時に発生する摺り摩擦の作用を最小限におさえる転がり球体18´を明示する。
ロータの回転時、従って、各ノッチの境界はインテーセプションを行う固定ステータの具体的形状によって定まる。
図1に、シャフト4に対する固定軸に関するステータの可変半径Rを明示する。
図10に、上記の実施態様と同じ実施態様を示すが、異なる点は、(本発明装置を適用した航空機の構造などの)構造に対する固定結合を介して回転可能なディスクに対してステータを固定し、所定のクリアランスでシャフト4を挿入する挿入孔を設けた点である。モータMによってシャフト4を回転する。このシャフトは上記滑り動作質量体15を有するロータにスプライン結合する。
上記実施態様の場合と同様に、従ってステータは軸4に関してアイドル状態にある。例示のみを目的として、図には2つの質量体を示すが、これら質量体は直径方向において対向し、そのうちの一つは半径(r1)距離にあり、この半径距離は半径(r2)よりも大きい。
使用時、以下のように機能する。
外部モータを使用して、予め設定された速度でシャフト4を回転させる。モータとしては任意の型式ものであればよく、電気モータ、内燃モータ、核分裂モータ(惑星間宇宙における運動による)を使用することができる。
モータによって遠心作用質量体が、遠心力の作用の下、半径方向ノッチにそってロータの外側部分に向かって移動するような回転速度でロータ(2´、2´´)の2枚のディスクが回転する。
回転速度は任意でよく、選択した遠心作用質量体に基づき、また発生したい揚力に基づいて設定すればよい。従って、この速度設定は本発明を制限するものではない。
予め設定された回転速度に達したなら、遠心作用質量体をロータの外側部分に向けて投射し、ノッチにそって滑り動作させる。ステータがそこにない場合、即ち所定の状態にない場合、ロータが回転し、質量体がすべてロータの外周の部分からノッチの停止位置に来る。
しかし、ステータが存在しているため、ロータの回転時、遠心作用質量体がステータの形状に追従することになる(例えば図6を参照)。
説明を簡単にするために、ロータの360°回転時、一つの遠心作用質量体について考えてみる。この質量体はステータによって結合保持されているため、ノッチ内部で往復動(振動)する。特に、遠心力は遠心作用質量体を外側に押し出す傾向があるが、各回転時に、リップ18が可変半径ぺリメータを構成する。この可変半径ぺリメータがあるため、例えば図1に示すように、一つの遠心作用質量体が、ステータの腹部分をスイープするさいに軸4に接近し、次に、半径が回転軸より大きいステータの背部分のスイープを開始するさいに軸4から離間移動する。
中心対称性または回転対称性があり、図5に各ノッチがどのようにして直径方向に対向するノッチをもつかを明示する。このような対称性があるため、各回転時、ステータの背部分60を通過するノッチに存在する質量体が、腹部分50を通過する質量体に対するよりも大きい軸4に関する距離に位置することになる。背部分の各質量体は対応する質量体を有し、これら質量体は腹部分に位置する。
この距離差分が、従って、12の質量体が発生する遠心力の垂直成分の差分を上向きに発生させ、装置に揚力を与える揚力を発生する。
言うまでもなく、航空機の操縦士が確保するステータの位置に従って、単独の垂直力を正確に得ることができ、あるいは垂直面内には全体として斜めの力を得ることができる。
また、本発明の構成は2つのロータディスクおよび2つのステータのバランスを取る対称装置を実現できるものである。
ギャップ内の質量体はノッチ一つにつき一つであり、端部に固定されるが、常にギャップ内にある右側ロータに固定された一つの質量体および左側ロータに固定された一つの質量体を妨害するものは何もない。
ステータについても、予め選択された位置において回転が調節できるように構成する。例えば、図4の位置にこれを固定する場合には、完全な垂直力が得られる。ステータを一つの部分または他の部分においてある角度回転させ、固定させる場合、得られる力は傾斜し、垂直成分と水平成分とを有する。このため、揚力とは別に推進力が得られる。既に説明したように、この操作はパイロットが操作レバー(leverage)44を操作することによって行うことが可能である。
言うまでもなく、本発明においては、上記装置を複数直列または並列接続すると、揚力を大きくできる。
本発明の装置の場合、揚力は次の式によって算出できる。
式中
n=800回転/分、
m=一つの遠心作用質量体=1.9kg、
π=3.14、
ΔD1=ロータの2つの垂直スロットの有効半径間の差分=13.5cm、
ΔD2=垂直に対して30°傾斜したロータの2つの対向スロットの有効半径間の差分=
13.0cm、
ΔD3=垂直に対して60°傾斜したロータの2つの対向スロットの有効半径間の差分=
11.5cm、そして
ΔD1、ΔD2、ΔD3はステータの形状およびサイズに依存する。
式中
n=800回転/分、
m=一つの遠心作用質量体=1.9kg、
π=3.14、
ΔD1=ロータの2つの垂直スロットの有効半径間の差分=13.5cm、
ΔD2=垂直に対して30°傾斜したロータの2つの対向スロットの有効半径間の差分=
13.0cm、
ΔD3=垂直に対して60°傾斜したロータの2つの対向スロットの有効半径間の差分=
11.5cm、そして
ΔD1、ΔD2、ΔD3はステータの形状およびサイズに依存する。
上記式から算出すると、P=650Kp=6376.5Nである。
ロータの回転数が1500回転/分に等しい場合、揚力が
P=2270Kp=22.269N
であることを証明することは簡単である。
P=2270Kp=22.269N
であることを証明することは簡単である。
ステータの対称軸が垂直に対して30°傾斜している場合、航空機の水平牽引力はコリオリの力の水平成分によって与えられ、2270*sen30°=0.5*2270Kp=1135Kpに等しく、コリオリ装置の加速度がこれに対応し、以下に等しい。
航空機の全重量は約250kpに等しい。
これは、約20秒後に真空中で航空機が3200Km/hの巡航速度に達することを意味する。
また、本発明のプロトタイプについて、必要なモータ出力を計算できる。
従ってこの場合、モータは約30馬力、即ち約25Kwを出力する必要がある。
垂直面内において、航空機の操縦士が指令を与えるレバーシステムによって操縦士によって調節される2つのレバー(2枚のディスク間に一体化されている)によってステータを構成する2枚のディスクを手動回転すると、航空機の水平変位を設定する揚力の水平成分を得ることができる。
また、シャシに固定された2つのレバーによって、かつ2つのピンを使用するか、あるいは操縦士が指令を与えるレバーシステムを使用して、垂直面内においてステータを手動回転すると、航空機の水平変位を設定する揚力の水平成分を得ることができる。
次に、垂直軸を中心にして装置を回転すると、航空機が方位面(azimuth plane)のある方向に、あるいはこれの反対方向に飛行動作することが可能になる。
以上の説明では説明を簡単にするために重力および摺り摩擦を考慮しなかったが、摩擦による熱放散にもかかわらず、また重力を考慮した揚力が発生するように、装置のサイズ(従って遠心作用質量体のサイズ、回転速度など)を容易に選択できることは論をまたない。特に、上記のようなモータを通常の飛行に使用する場合に、航空機の重量Pに打ち勝つために十分な揚力を発生するために、通常の質量計算、ロータの回転速度の計算、カットの配置を容易に実施することが可能である。
図11に、操作の物理的なスキームとともに諸力の主な図式化を示す。例えば航空機に一つか複数の点において固定した装置が揚力(L)を発生するが、この揚力については、例えば重量(P)に打ち勝つように、また通常のヘリコプターなどのように正確に揚力作用を開始するように、加えられる質量およびトラックの配置に基づいてロータの回転速度を変更することによって選択することができる。システムの内部力、即ち質量体に作用する遠心力および質量体を相対位置に結合保持する向心力については言うまでもなくバランスを取ることができるが、床の慣性座標系に関するシステムについては、全体としてバランスを取ることができず、発生する揚力が航空機の重量以上になったときに揚力が作用する。
図12に、モータが装置に対してアライメントせずにこれに接続した状態を示す。なお、この図においてはトランスミッションギヤを図式化して示す。
1:揚力発生装置
2,2´,2´´:ロータ,ディスク
3,3´,3´´:ステータ
4:回転軸
10:半径方向トラック
15:質量体
18:形状,リップ,エッジ,二連体
20:アイドル孔
30:ブシュ
2,2´,2´´:ロータ,ディスク
3,3´,3´´:ステータ
4:回転軸
10:半径方向トラック
15:質量体
18:形状,リップ,エッジ,二連体
20:アイドル孔
30:ブシュ
Claims (18)
- 回転軸(4)を中心にして回転し、そして複数の半径方向トラック(10)を有するロータ(2´、2´´)であって、複数の半径方向トラック(10)において前記ロータの回転開始後、質量体(15)が前記トラックに沿って前記ロータの周囲に向かって遠心力によって並進移動するように前記質量体(15)が滑り配置するロータ(2´、2´´)、および
前記ロータの回転時、前記トラックにそって前記ロータの外部に向かって投射される前記質量体がステータ(3)の形状(18)に追従するように拘束された、前記ロータに対して配置されたステータ(3)を有し、
前記ロータの回転時、前記半径方向トラック(10)に沿って往復動する前記ロータの前記回転軸(4)に対する各質量体(15)の距離が変化して、前記質量体の少なくとも第1部分が、前記回転軸(4)から(d1)の距離に位置するように各質量体が変化し、この距離(d1)が前記質量体の少なくとも第2部分によって占められる距離(d2)より大きく、所定の方向にそって遠心力(F)の差分(Δ)を作り出すように前記ステータの形状(18)を構成した航空機用揚力発生装置(1)において、
前記ロータは、前記回転軸(4)を中心にして回転可能で、かつ前記質量体が滑り動作できる前記複数の半径方向トラック(10)を設けた少なくとも一つのディスク(2´、2´´)を有し、前記質量体(15)、および前記トラックの配置について、遠心力(F)の前記差分(Δ)によって、前記ディスクの回転速度の予め設定された最小閾値に達した時に、揚力発生装置(1)を適用した航空機の揚力が設定されることを特徴とする航空機用揚力発生装置。
- 前記ステータ(3)が固定されている請求項1に記載の装置(1)。
- 前記ステータ(3)が、前記回転可能なディスク(2)に関して予め設定された角度で回転し、次に前記の予め選択された角度位置に固定できるように制御することができる請求項1に記載の装置(1)。
- 梃子(44)を前記ステータに接続し、これによって前記ディスクに関する前記ステータの角度位置を固定し、制御する請求項3に記載の装置。
- 前記ディスクがその回転軸(4)に関して中心対称になるように、前記ディスク内の前記半径方向トラック(10)が配置されている請求項1〜4に記載の装置(1)。
- 相互に30°の角度で離間するように12のトラックが前記ディスクに配置された請求項5に記載の装置。
- 前記トラックが予め設定された長さおよび幅の矩形ノッチの形を取り、これらが前記ディスクの厚さ全体に存在している請求項1〜6に記載の装置。
- 前記遠心作用質量体が滑り動作するように固定される“ギャップ”を形成するように、第1ディスク(2´)および第2ディスク(2´´)が回転軸(4)に間隔を開けて固定される請求項1〜7に記載の装置。
- 前記ステータ(3)が第1ステータ(3´)および第2ステータ(3´´)からなり、それぞれが第1ディスク(2´)および第2ディスク(2´´)に面する請求項8に記載の装置。
- 前記ステータ(3)がリップ(18)を有し、これが前記ディスクに面し、かつ回転時に前記質量体の滑り動作の結合保持ぺリメータを形成する請求項1〜9に記載の装置。
- 回転時前記質量体が前記ステータの形状に投射接触するような角速度で前記ロータの回転を設定する手段(M)を設けた請求項1〜10に記載の装置。
- 前記手段(M)が、前記ディスクにスプライン接続した軸(4)を回転させるモータを有する請求項11に記載の装置。
- 前記ステータ(3)が対称横断軸線(A−A)を有する請求項1〜12に記載の装置。
- 回転時前記質量体の第1部分および前記質量体の第2部分が、直径方向対向位置に位置するような形状を前記ステータの断面が有する請求項1〜13に記載の装置。
- 前記2つの直径方向対向位置が、揚力の垂直成分を得ることができるような位置である請求項14に記載の装置。
- 各トラック(10)を対象とする質量体を有する請求項1〜15に記載の装置。
- 前記質量体が、いずれも重量が等しい請求項1〜16に記載の装置。
- 請求項1〜17の装置を一つか複数有することを特徴とする航空機。
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