JP2016501478A - ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおけるスケジューリング情報を送受信する方法及び装置 - Google Patents

ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおけるスケジューリング情報を送受信する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態によって、ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおける端末がスケジューリング情報を受信する方法は、第1の基地局から第1のスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信するステップと、上記第1の基地局と協調する少なくとも一つの第2の基地局から少なくとも一つの受信ビームを用いて少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信するステップと、を含む。

Description

本発明は、無線通信システムにおける複数の基地局が端末に対してスケジューリング(scheduling)及び/または制御信号(control signal)(以下、スケジューリング情報)を効率的に送受信する方法及び装置に関する。
スマートフォンなどのような端末の利用により、移動通信ユーザが使用する平均データの量は、幾何級数的に増加しており、これと共により高いデータ送信率に対するユーザの要求も持続的に増えている。一般的に、高いデータ送信率を提供する方法には、より広い(Wide)周波数帯域を使用して通信を提供する方法と周波数使用効率を高める方法がある。
しかしながら、後者の方法で、より高い平均データ送信率を提供することは、非常に難しい。これは、現世代の通信技術が既に理論的な限界値に近くの周波数使用効率を提供しているので、技術改良によりそれ以上に周波数使用効率を高めることが難しいからである。したがって、データ送信率を高める実現可能な方法は、より広い周波数帯域を通してデータサービスを提供することである。この時、考慮しなければならないことは、使用可能周波数帯域である。
現在の周波数分配ポリシー上、1GHz以上の広域通信が可能な帯域は、限定的であり、現実的に選択可能な周波数帯域は、30GHz以上のミリメートル波(mmW)帯域のみである。このような高い周波数帯域では、従来のセルラーシステムが使用する2GHz帯域とは異なり、距離に従う信号減衰が過度に発生する。このような信号減衰によって、従来のセルラーシステムと同一の電力を使用する基地局の場合、サービスを提供するカバレッジが非常に減少するようになる。
これに従う問題を解決するために、送受信電力を狭い空間に集中してアンテナの送受信効率を高めるビームフォーミング(Beam Forming)技法が広く使用される。
図1は、アレイ(Array)アンテナを用いてビームフォーミングを提供する基地局と端末を示した図である。
図1を参照すると、基地局110は、各セル(またはセクター)101、103、105ごとに複数のアレイアンテナ(Array 0、Array 1)を使用してダウンリンク送信(Tx)ビーム111の方向を変更しながらデータを送信することができる。また端末130も受信(Rx)ビーム131の方向を変更しながらデータを受信することができる。
上記ビームフォーミング技法を使用して通信を遂行するシステムで、基地局110及び端末130は、多様な送信ビームの方向と受信ビームの方向のうちで最適のチャンネル環境を表す送信ビームの方向と受信ビームの方向を選択してデータサービスを提供する。このような過程は、基地局110から端末130へデータを送信するダウンリンクチャンネルだけでなく、端末130から基地局110へデータを送信するアップリンクチャンネルにも同一に適用される。
図2は、上記ビームフォーミング技法を使用して通信を遂行するシステムで、基地局110が特定ビーム幅(beam width)を有する送信ビームを通して信号を伝送する一例を示した図である。
図2で、基地局110は、地面から一定高さ201の位置に設置されており、予め定められたビーム幅203を有していることを示している。基地局のビーム幅203は、仰角(elevation angel)と方位角(azimuth)の各々に対して定義され得る。また図2は、基地局110の送信ビームが特定仰角205に該当する方向に送信されることを示している。そして図2には図示せずが、上記方位角は、送信ビームが伝播される水平方向の角度であることが分かる。
図3は、図2のような方式に設置された基地局110で、基地局110が設置された高さ201が35mであり、基地局110が仰角と方位角の各々に対して、5゜のビーム幅を有する送信ビームを、例えば、30゜の角度と200mのカバレッジを有する一つのセクター内で送信した場合、基地局110が送信できる送信ビームの数とこれを受信する端末の受信ビームの数を示す図である。図3の例では、仰角と方位角の各々に対して5゜のビーム幅を有する96個の送信ビームを用いて30゜の角度と200mのカバレッジを有する一つのセクターを構成する場合を示している。
ビームフォーミングシステムで、端末は、物理的な空間の制約と性能上の制約、コストの制約などにより、一般的に基地局のように狭いビーム幅を有する多くの数の送受信ビームを形成し難い。図3の例では、端末130が4個の受信ビーム(RX1、RX2、RX3、RX4)を形成して基地局110が送信した送信ビームを受信する場合を示している。この場合、各受信ビームの方位角ビーム幅は、概略90゜程度を表すようになる。
上記ビームフォーミングを使用するシステムで、一般的に狭い送信ビームの場合、高いアンテナ利得(antenna gain)を有しているが、狭いビーム幅により送受信ビームの方向が外れる場合、通信性能を保障し難い短所がある。また送受信範囲が制限され、送信ビームと受信ビームとの間に反射体や透過が難しい物体が割り込む場合、瞬間的に通信が断絶される問題が発生することがある。このような問題を一般的にリンク不安定(link fragility)問題と定義する。上記リンク不安定問題を解決する一般的な方法で、一つの端末が複数の基地局とデータ送受信チャンネルを維持する方案が使用される。
図4Aは、一般的なビームフォーミングシステムで、複数の基地局が端末とデータ送受信チャンネルを維持する一例を示した図である。
図4Aを参照すると、端末421が受信信号強さを基準にして一つ以上の周辺基地局411、413、415、417(Cell−0、Cell−4、Cell−5、Cell−11)を一つのサービング基地局グループ(Serving base station group又はCloud cell)で縛って、そのグループに属する基地局411、413、415、417の信号を周期的に測定してデータ送受信チャンネルを維持する場合を例示した図である。
図4Aの例で、ビームフォーミングシステムは、端末421の周辺基地局411、413、415、417のうちで信号の強さが最も強い基地局411(Cell−0)を端末421のサービング基地局(Serving base station)として選択し、それ以外の基地局413、415、417(Cell−4、Cell−5、Cell−11)をスケジューリング候補基地局(scheduling candidate base station)として区分することができる。端末421は、正常なチャンネル状況では、基地局411(Cell−0)を通して制御信号とデータを送受信し、それと同時にスケジューリング候補基地局である基地局413、415、417(Cell−4、Cell−5、Cell−11)の信号も周期的に測定して該当基地局413、415、417(Cell−4、Cell−5、Cell−11)とデータ送受信チャンネルを維持する。このような動作を通してビームフォーミングシステムは、端末421と基地局411(Cell−0)間のリンクが不安定な場合、端末421は、サービング基地局グループに属する他の基地局413、415、417(Cell−4、Cell−5、Cell−11)を通してデータ送受信を続けることができる。
ビームフォーミングシステムで、端末は、一般的に物理的な空間の制約と性能上の制約、コストの制約などにより、特定送受信時点に制限された数の送受信ビームのみを生成することができる。図4Aの例は、端末421が毎送受信時点で一つの受信ビームのみを形成することを仮定している。端末421は、形成可能な一つの受信ビームを用いてデータ送受信に対するスケジューリング情報をサービング基地局グループに属する基地局411、413、415、417(Cell−0、Cell−4、Cell−5、Cell−11)から受信しなければならない。
上記サービング基地局グループに属する二以上の基地局が該当端末421にスケジューリング情報を送信する場合、端末421は、その基地局411、413、415、417(Cell−0、Cell−4、Cell−5、Cell−11)が送信したスケジューリング情報を一つの受信ビームを用いて各々相異なる時点で受信しなければならない。このためにサービング基地局グループに属する各基地局411、413、415、417(Cell−0、Cell−4、Cell−5、Cell−11)のスケジューリング情報送信時点は、相異なるように定義されなければならなく、端末421は、各時点ごとに毎基地局がスケジューリング情報を送信したかを判断しなければならない。
このように、基地局間のスケジューリング時点を衝突が発生しないように定義することは、一般的に難しいことであり、また端末421がサービング基地局グループに属する各基地局別にスケジューリング情報を受信する場合、端末421の電力消耗が非常に増加する問題が発生する。このような問題を解決するために、サービング基地局グループに属する特定基地局を指定して該当端末に対するスケジューリング及び/または制御信号を送受信する基地局として使用することができる。図4Aの例では、サービング基地局である基地局411(Cell−0)が該当端末421に対するスケジューリング及び/または制御信号を送受信する場合を示している。
図4Bは、一般的なビームフォーミングシステムにおける端末が複合再転送(HARQ:Hybrid automatic retransmit request)を用いてデータパケットを受信する例を示した図である。
図4Bの(A)を参照すると、端末421は、例えば、サブフレーム0でサービング基地局411(Cell−0)からスケジューリング情報を受信し、該当サブフレームに上記スケジューリング情報が指示するサービング基地局411(Cell−0)から送信されたデータパケットを受信する。
図4Bの(B)を参照すると、端末421が一番目のデータパケットの復号化に失敗した場合を仮定する。以後、端末421は、サブフレーム3でサービング基地局411(Cell−0)からスケジューリング情報を受信し、上記スケジューリング情報が指示する基地局413(Cell−5)から一番目の複合再転送パケットを受信する。図4Bの(C)を参照すると、端末421が基地局413(Cell−5)から受信した一番目の複合再転送パケットの復号化も失敗した場合を仮定する。以後、端末421は、サブフレーム7でサービング基地局411(Cell−0)からスケジューリング情報を受信して上記スケジューリング情報が指示する基地局417(Cell−7)から二番目の複合再転送パケットを受信する。
図4A及び図4Bで示したように、サービング基地局グループに属する特定基地局を指定して該当端末に対するスケジューリング及び/または制御信号を送受信する基地局として使用する場合、該当基地局と端末との間のリンクが不安定になる場合、スケジューリング及び/または制御信号自体の送受信が難しくなるので、データ通信を持続し難くなる。またサービング基地局グループに属する他の基地局のチャンネル状況がスケジューリング及び/または制御信号を送信するサービング基地局よりもより良い場合にも、サービング基地局を通してスケジューリング及び/または制御信号を送受信しなければならないので、スケジューリング及び/または制御信号を送受信するチャンネルの性能が最適化されない問題が発生する。
本発明は、ビームフォーミングを用いる無線通信システムで、複数の基地局を通してスケジューリング情報を効率的に伝送する方法及び装置を提供する。
また本発明は、ビームフォーミングを用いる無線通信システムで、端末が複数の基地局からスケジューリング情報を効率的に受信する方法及び装置を提供する。
本発明の実施形態によって、ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおける端末がスケジューリング情報を受信する方法は、第1の基地局から第1のスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信するステップと、上記第1の基地局と協調する少なくとも一つの第2の基地局から少なくとも一つの受信ビームを用いて少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信するステップと、を含む。
本発明の実施形態によって、ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおけるスケジューリング情報を受信する端末は、無線ネットワークを通して第1の基地局と少なくとも一つの第2の基地局からデータを受信する受信部と、上記第1の基地局から第1のスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信し、上記第1の基地局と協調する少なくとも一つの第2の基地局から少なくとも一つの受信ビームを用いて少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信する動作を制御する制御部と、を含む。
本発明の実施形態によって、ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおける基地局がスケジューリング情報を伝送する方法は、上記基地局と協調する少なくとも一つの基地局と上記端末に対するスケジューリングを交渉するステップと、上記交渉結果によって、第1のスケジューリングチャンネルと少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルのうち定められたスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を伝送するステップと、を含み、上記第1のスケジューリングチャンネルと上記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルの各チャンネルは、上記端末の受信ビーム別に設定される。
本発明の実施形態によって、ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおけるスケジューリング情報を伝送する基地局は、無線ネットワークを通してデータを送受信する送受信部と、上記基地局と協調する少なくとも一つの基地局との通信のための通信インターフェースと、上記少なくとも一つの基地局と上記端末に対するスケジューリングを交渉し、上記交渉結果によって、第1のスケジューリングチャンネルと少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルのうち定められたスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を伝送する動作を制御する制御部と、を含み、上記第1のスケジューリングチャンネルと上記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルの各チャンネルは、上記端末の受信ビーム別に設定される。
アレイアンテナを用いてビームフォーミングを提供する基地局と端末を含む一般的なビームフォーミングシステムを示した図である。 一般的なビームフォーミングシステムで、基地局が特定ビーム幅を有する送信ビームを通して信号を伝送する一例を示した図である。 一般的なビームフォーミングシステムで、基地局が送信できる送信ビームの数とこれを受信する端末の受信ビームの数を示す図である。 一般的なビームフォーミングシステムで、複数の基地局が端末とデータ送受信チャンネルを維持する一例を示した図である。 一般的なビームフォーミングシステムで、端末がHARQを用いてデータパケットを受信する例を示した図である。 本発明の実施形態によってビームフォーミングを用いる無線通信システムで、端末の受信ビーム方向別スケジューリングチャンネルの例を示した図である。 本発明の実施形態によってビームフォーミングを用いる無線通信システムで信号を送受信するためのフレーム構造の一例を示した図である。 本発明の実施形態による端末の受信ビーム方向別サブスケジューリングチャンネルを図6のフレーム構造を用いて示した図である。 本発明の実施形態による端末の受信ビーム方向別サブスケジューリングチャンネルを図6のフレーム構造を用いて示した図である。 本発明の実施形態によってサブスケジューリングチャンネルで相異なる基地局が端末にデータ送信をスケジューリングした例を示した図である。 本発明の実施形態によってビームフォーミングを用いる無線通信システムで、端末がHARQを用いてデータパケットを受信する例を示した図である。 本発明の実施形態によって受信ビーム別サブスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信する端末の動作を示したフローチャートである。 本発明で提案する受信ビーム別サブスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を送信する基地局の動作を示したフローチャートである。 本発明の他の実施形態によるフレーム構造の一例を示した図である。 本発明の他の実施形態によって、端末がスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信する動作を示したフローチャートである。 本発明の他の実施形態によって基地局がスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を送信する動作を示したフローチャートである。 本発明のもう一つの実施形態によってスケジューリング情報を結合送受信するためのフレーム構造の一例を示した図である。 本発明の実施形態による基地局の構成を示したブロック図である。 本発明の実施形態による端末の構成を示したブロック図である。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
次の説明において、具体的な構成及び構成要素のような特定詳細は、ただ本発明の実施形態の全般的な理解を助けるために提供されるだけである。したがって、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、以下に説明される本発明の様々な変形及び変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。なお、公知の機能または構成に関する具体的な説明は、明瞭性と簡潔性のために省略する。
本発明の実施形態では、ビームフォーミングを使用するシステムで、複数の基地局が一つの端末に対して効率的にスケジューリング及び/または制御信号(以下、スケジューリング情報)を送受信できる方案を提案する。このために本発明の実施形態では、特定端末に対してサービング基地局でスケジューリング及び/または制御信号を送信するメインスケジューリング及び/または制御チャンネル(以下、メインスケジューリングチャンネル)に加えて、端末の受信ビーム方向別にサブスケジューリング及び/または制御チャンネル(以下、サブスケジューリングチャンネル)を設定する方法を提案する。端末の受信ビーム方向別に定義される上記サブスケジューリングチャンネルは、相異なる時間、周波数リソース、送受信ビームを使用して送受信され得る。
また本発明の実施形態では、特定基地局が上記端末にスケジューリング及び/または制御信号を送信する時、その基地局と端末との間の最適の受信ビームに該当する(メイン又はサブ)スケジューリング及び制御チャンネルを介してスケジューリング及び/または制御信号を送信する方法を提案する。また上記基地局が上記端末のサービング基地局である場合、メインスケジューリングチャンネルを用いてスケジューリング及び/または制御信号を送信し、サービング基地局ではない場合、最適の(メイン又はサブ)スケジューリング及び制御チャンネルを介してスケジューリング及び/または制御信号(以下、スケジューリング情報と称する。)を送信する方法を提案する。
また本発明の実施形態では、上記端末が特定スケジューリング時点でいずれの基地局からもスケジューリングされない場合、サービング基地局がメインスケジューリングチャンネルを介してスケジューリングされなかったという情報(Not scheduled indication)を送信する方法を提案する。
また本発明の実施形態では、端末がメインスケジューリングチャンネルと端末の受信ビーム別に定義されたサブスケジューリングチャンネルを用いて相異なる基地局が送信したスケジューリング及び/または制御信号を効果的に受信する方法を提案する。また本発明の実施形態では、端末が受信ビーム方向別に定義されたサブスケジューリングチャンネルをそのチャンネルに対応する受信ビームを用いて相異なる時間又は周波数リソースで受信する方法を提案する。また本発明の実施形態では、上記端末が各基地局別に最適の送受信ビームを測定し、その情報を周期的に各基地局に報告する方法を提案する。
また本発明の実施形態では、上記端末の特定サブスケジューリングチャンネルが上記端末にスケジューリングされたデータ送受信領域と時間、周波数、送受信ビーム側面で衝突が発生した場合、該当サブスケジューリングチャンネルの受信を省略する方法を提案する。また本発明では、上記端末がメインスケジューリングチャンネルを介してスケジューリングされなかったという情報(Not scheduled indication)を受信した場合、全てのサブスケジューリングチャンネルの受信を省略する方法を提案する。
本発明の実施形態は、複数の基地局が端末に複数のスケジューリングチャンネルを通してスケジューリング情報を伝送する方法を提案する。したがって、メインスケジューリングチャンネルとサブスケジューリングチャンネルは、相異なる基地局が伝送するスケジューリングチャンネルを区分する意味として理解され得る。またスケジューリングチャンネルの役割によって主な役割をするメインスケジューリングチャンネルと補助的な役割をするサブスケジューリングチャンネルにも理解され得る。以下、詳細な説明で、スケジューリングチャンネルを送受信することは、便宜上、記述されたものであり、これは、スケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を送受信することとして理解される。
すなわち、本発明の実施形態で記述するメインスケジューリングチャンネルとサブスケジューリングチャンネルの用語は、説明の便宜上、区分のためのものであり、その用語がスケジューリングチャンネルの役割を限定するものではないことに留意すべきである。
図5は、本発明の実施形態によってビームフォーミングを用いる無線通信システムで、端末の受信ビーム方向別スケジューリングチャンネルの一例を示した図である。
図5の例は、端末521が4個の受信ビーム(RX1〜RX4)531、533、535、537方向を有しており、基地局のうち最も近くのセクター1(Sector1)が端末521のサービング基地局511である場合の例である。端末521は、サービング基地局511であるセクター1が送信するメインスケジューリングチャンネルをセクター1に対して最適である受信ビーム(RX2)533を用いて受信する。これに加えて、端末521は、受信ビーム方向別に定義されたサブスケジューリングチャンネルをそれぞれの受信ビーム(RX1〜RX4)531、533、535、537を用いて受信する。端末521がメインスケジューリングチャンネルを受信する受信ビーム(RX2)533に対しては、サブスケジューリングチャンネルが別に定義されないことがある。この場合、端末521は、メインスケジューリングチャンネルのリソース領域を通してサービング基地局以外の基地局(例えば、図5の受信ビーム(RX2)方向では、参照番号513)が送信するスケジューリング及び/または制御信号を受信ビーム(RX2)を用いて受信することができる。
図6は、本発明の実施形態によってビームフォーミングを用いる無線通信システムで、信号を送受信するためのフレーム構造の一例を示した図である。
図6を参照すると、一つのフレーム601は、例えば、5msの長さを有し、5個のサブフレーム603で構成されている。ここで、フレーム601の長さとサブフレーム603の個数は、一例にすぎないもので、本発明の実施形態が図6の実施形態に限定されるものではないことに留意すべきである。
それぞれのサブフレーム603は、基地局から端末に向けて信号を送信するダウンリンク送信区間611、613、615と端末から基地局に向けて信号を送信するアップリンク送信区間621、623、625に分けられる。図6を参照すると、ダウンリンク送信区間611、613、615の一部は、スケジューリング情報を伝送するためのスケジューリング領域631、633、635として使用され、またダウンリンク送信区間611、613、615の一部は、ダウンリンク参照信号(reference signal)を送信するための参照信号領域651、653、655として使用される。
図7A及び図7Bは、本発明の実施形態による端末の受信ビーム方向別サブスケジューリングチャンネルを図6のフレーム構造を用いて説明した図である。
図7A及び図7Bに示されたフレーム701の基本的な構造は、図6で説明したフレーム601の構造と同一である。すなわち一つのフレーム701は、例えば、5msの長さを有し、5個のサブフレーム703で構成される。それぞれのサブフレーム703は、基地局から端末に向けて信号を送信するダウンリンク送信区間711と端末から基地局に向けて信号を送信するアップリンク送信区間721に分けられる。そしてダウンリンク送信区間721の一部は、ダウンリンク参照信号を送信するための参照信号領域751として使用される。
下記の実施形態において、メイン/サブスケジューリングチャンネルとそのメイン/サブスケジュールリングチャンネルが転送される領域は、説明の便宜上、同一の参照番号を付与する。
図6の実施形態では、スケジューリング情報を伝送するためにスケジューリングチャンネル(すなわち、スケジューリング領域(631、633、635)のみを利用したが、図7A及び図7Bの実施形態は、スケジューリングチャンネル他にも一般的な制御信号を送受信するチャンネルとそのリソース領域を用いてスケジューリング及び/または制御信号を伝送することができる。
図7Aのスケジューリング領域731は、フレーム構造でサービング基地局が端末にスケジューリング情報を伝送するのに使用するスケジューリングチャンネルが転送される領域で、本実施形態では、このチャンネル(領域)をメインスケジューリングチャンネルとして定義する。端末は、メインスケジューリングチャンネル731をサービング基地局に対して最適である受信ビームを用いて受信する。図7Aの実施形態で、サービング基地局に対する端末の最適の受信ビームは、説明の便宜上、例えば、図5の実施形態で受信ビーム2番(RXbeam2)533であると仮定する。
端末は、受信ビーム2番533を用いてメインスケジューリングチャンネル731を受信する。また本実施形態では、メインスケジューリングチャンネル701に加えて端末の受信ビーム方向別にサブスケジューリングチャンネル733、735、737を設定する。例えば、図7Aで参照番号733は、端末の受信ビーム1番に対するサブスケジューリングチャンネルが転送される領域を示し、参照番号735は、端末の受信ビーム3番に対するサブスケジューリングチャンネルが転送される領域を示し、参照番号737は、端末の受信ビーム4番に対するサブスケジューリングチャンネルが転送される領域を示す。
上記端末は、メインスケジューリングチャンネル731に加えて各受信ビーム方向別に定義されたサブスケジューリングチャンネル733、735、737を各スケジューリングチャンネルに対応する受信ビームを用いて受信して端末周辺の相異なる基地局が送信したスケジューリング及び/または制御信号を効果的に受信することができる。図7Aの例は、上記端末がメインスケジューリングチャンネル731を受信する受信ビームRX2に対しては、サブスケジューリングチャンネルが別に定義されない場合の例である。この場合、上記端末は、メインスケジューリングチャンネル731のリソース領域を通してサービング基地局以外の基地局が送信するスケジューリングチャンネルを受信ビームRX2を用いて受信することができる。図7Aは、端末の受信ビーム別サブスケジューリングチャンネル733、735、737が同一の周波数リソースを用いて相異なる時点に設定された場合の例を示しているが、サブスケジューリングチャンネル733、735、737は、相異なる周波数リソース上で設定されることもできる。
上記の図7Aの実施形態で、端末の受信ビーム別サブスケジューリングチャンネルは、端末の周囲に存在するサービング基地局グループ(又はクラウドセル)とサービング基地局グループに属する基地局のチャンネル状態を考慮して設定されることができる。具体的に本発明で提案する方法で、端末の受信ビーム別サブスケジューリングチャンネルは、端末がサービング基地局グループに属する基地局(サービング基地局又はスケジューリング候補基地局)の各々に対して測定した最適の受信ビームとその受信性能に基づいて、より受信性能が優秀な基地局から転送されるスケジューリング情報が受信される受信ビームに対してサブスケジューリングチャンネルを時間、周波数リソース上でより優先的に設定することができる。
図7Bは、図5で例示した位置に存在する端末に対して、受信ビーム方向別にサブスケジューリングチャンネルを上記端末のサービング基地局グループに属する基地局のチャンネル状態を考慮して設定した他の一例を示した図である。図7Bで、図7Aと同一の参照番号に対しては、その説明が同一であるので、詳細な説明は省略する。
図5の例では、上記端末のサービング基地局グループが端末の周辺に存在するセクター1、セクター5、セクター9、セクター12で構成され、各基地局から受信される信号の強さは、セクター1、セクター9、セクター5、セクター12の順であると仮定する。またセクター1は、受信ビーム2(RX2)533を用いて受信した場合、受信信号の強さが最も強くて、セクター9は、受信ビーム4(RX4)537、セクター5は、受信ビーム3(RX3)535、セクター12は、受信ビーム1(RX1)531を用いて受信した場合、受信信号の強さが最も強いと仮定する。上記例では、端末に対して信号受信性能が最も優秀なセクター1の基地局511がサービング基地局として選択されることができ、この場合、残りのセクター5、9、12の基地局は、スケジューリング候補基地局となる。上記の例で端末は、サービング基地局であるセクター1の基地局511に対して最適である受信ビーム2(RX2)533を用いてメインスケジューリングチャンネルを受信し、残りの受信ビーム1、受信ビーム3、受信ビーム4(531、535、537)を用いて各受信ビーム別に設定されたサブスケジューリングチャンネルを受信する。上記例で、各受信ビーム別にサブスケジューリングチャンネルを設定する時、受信性能がより優秀な基地局から転送されるスケジューリング情報が受信される受信ビームに対してサブスケジューリングチャンネルを時間、周波数リソース上でより優先的に設定することができる。例えば、図7Bの実施形態は、上記端末のサービング基地局の他に受信信号が最も強いセクター9とセクター9に対する最適の受信ビームである受信ビーム4(RX4)537に対するサブスケジューリングチャンネルを他の受信ビームに対するサブスケジューリングチャンネルよりも時間的により優先的に参照番号743の領域に設定した例を示している。また図7Bの実施形態は、セクター9の次に受信信号が強いセクター5とセクター5に対する最適の受信ビームである受信ビーム3に対するサブスケジューリングチャンネルを受信ビーム4に対するサブスケジューリングチャンネルの次に参照番号745の領域に設定し、最後に受信ビーム1に対するサブスケジューリングチャンネルを参照番号747の領域に設定した例を示している。
本発明で提案する方法によって、端末の受信ビーム別にサブスケジューリングチャンネルを設定する場合、基地局は、端末にスケジューリング及び/または制御信号を送信する時、その基地局と端末との間の最適の受信ビームに該当する(メイン又はサブ)スケジューリングチャンネルを介してスケジューリング及び/または制御信号を送信することができる。基地局が端末のサービング基地局である場合、メインスケジューリングチャンネルを用いてスケジューリング及び/または制御信号を送信し、基地局がサービング基地局ではない場合、最適の(メイン又はサブ)スケジューリングチャンネルを介してスケジューリング及び/または制御信号を送信することができる。
また本発明で提案する方法によって、端末の受信ビーム別にサブスケジューリングチャンネルを設定する場合、端末は、メインスケジューリングチャンネルと端末の受信ビーム別に定義されたサブスケジューリングチャンネルを用いて相異なる基地局が送信したスケジューリング及び/または制御信号を受信することができる。本発明で提案する方法において、端末は、基地局のサブスケジューリングチャンネル選択を助けるために、サービング基地局グループに属する基地局の各々に対して最適の送受信ビームを測定し、その情報を周期的に各基地局に報告しなければならない。また本発明で提案する方法で、端末は、特定サブスケジューリングチャンネルが上記端末にスケジューリングされたデータ送受信領域と時間、周波数、送受信ビーム側面で衝突が発生した場合、該当サブスケジューリングチャンネルの受信を省略することができる。
図8は、本発明の実施形態によってサブスケジューリングチャンネルで相異なる基地局が端末にデータ送信をスケジューリングした例を示した図である。図8の実施形態で、サブスケジューリングチャンネルは、図7Bの例のように設定された場合を仮定する。
図8を参照すると、端末は、メインスケジューリングチャンネル831を通してサービング基地局からデータ送受信に対するスケジューリング情報を受信する。ここで、メインスケジューリングチャンネル831を通して受信されるスケジューリング情報は、参照番号833の領域でデータを受信するために必要な情報831aを含むと仮定する。上記端末は、情報831aで受信したスケジューリング情報によって、領域833でサービング基地局からデータを受信し、領域833と重なった受信ビーム4(RX4)(図7Bの参照番号743参照)に対するサブスケジューリングチャンネルの受信を省略する。領域833のデータを受信した以後、端末は、残りのリソース領域でサブスケジューリングチャンネルの受信を継続トライすることができる。
図8の例で、上記端末は、受信ビーム3(RX3)(図7Bの参照番号745参照)に対するサブスケジューリングチャンネルの領域835を通してサービング基地局ではない他の基地局からデータ送受信に対するスケジューリング情報を受信することができる。領域835で受信される上記スケジューリング情報は、領域837でデータを受信するために必要なスケジューリング情報835aを含むと仮定する。この場合、上記端末は、領域835で受信したスケジューリング情報835aによって領域837でデータを受信し、領域837と重複するサブスケジューリングチャンネルの受信を省略する。
図9は、本発明の実施形態によるビームフォーミングシステムにおける端末がHARQを用いてデータパケットを受信する例を示した図であり、図9の実施形態で端末は、メイン又はサブスケジューリングチャンネルを用いてデータパケットをHARQ技法を通してサービング基地局グループに属する基地局から受信する。
図9の(A)を参照すると、端末921は、例えば、フレームを構成する複数のサブフレームのうち第1のサブフレームでメインスケジューリングチャンネルを介してサービング基地局911(Cell−0)からスケジューリング情報を受信し、上記スケジューリング情報によってデータパケットを受信する。図9の例では、端末921が一番目のデータパケットの復号化に失敗した場合を仮定する。以後、端末921は、第2のサブフレームで図9の(B)のように基地局913(Cell−5)からサブスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信し、上記スケジューリング情報によって基地局913(Cell−5)から一番目の複合再転送パケットを受信する。図9の(C)の例では、端末921が一番目の複合再転送パケットの復号化も失敗した場合を仮定する。以後、端末921は、第3のサブフレームで基地局913(Cell−7)からサブスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信し、上記スケジューリング情報によって基地局913(Cell−5)から二番目の複合再転送パケットを受信する。
図10は、本発明の実施形態によって受信ビーム別サブスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信する端末の動作を示したフローチャートである。
図10を参照すると、端末は、ステップ1001で、まずサービング基地局からメインスケジューリングチャンネルを受信する。ステップ1003で、端末がメインスケジューリングチャンネルを受信するためには、サービング基地局の信号が最も強く受信された最適の受信ビームが使用される。以後、端末は、ステップ1003乃至ステップ1009の動作を端末の各受信ビーム別に遂行する。
具体的に、上記端末は、ステップ1003で、受信ビームi(ここで、“i”は、各受信ビームのインデックス)に対して予め設定されたサブスケジューリングチャンネルの時間、周波数、送受信ビームリソース情報のうち少なくとも一つ(以下、“サブスケジューリングチャンネルのリソース”)を判断し、ステップ1005で、上記サブスケジューリングチャンネルのリソースが端末にスケジューリングされたデータ送受信リソースと衝突が発生するかを判断する。
ステップ1005で、受信ビームiに対するサブスケジューリングチャンネルのリソースが端末にスケジューリングされたデータ送受信リソースと衝突する場合、端末は、該当サブスケジューリングチャンネルの受信を省略し、次の受信ビームi+1に対して上記ステップ1003に移動して以後の動作を反復する。上記ステップ1005で、受信ビームiに対するサブスケジューリングチャンネルのリソースが端末にスケジューリングされたデータ送受信リソースと衝突しない場合、上記端末は、ステップ1007で、上記ステップ1003で判断したサブスケジューリングチャンネルのリソースで受信ビームiを利用してサブスケジューリングチャンネルを受信する。以後、上記端末は、ステップ1009で、全ての受信ビームに対して上記の受信動作を完了したかを判断し、全ての受信ビームに対して上記の受信動作が完了した場合、スケジューリングチャンネルの受信動作を終了する。
一方、上記のステップ1009で、全ての受信ビームに対してサブスケジューリングチャンネルの受信動作が完了しない場合、上記のステップ1011に移動して次の受信ビームi+1に対して上記のステップ1003乃至ステップ1009の動作を遂行する。
本実施形態では、端末が受信可能な全ての受信ビームに対して上記受信動作を遂行すると説明したが、これは、一実施形態を示したものであり、他の実施形態でメインスケジューリングチャンネルの受信が成功した場合、サブスケジューリングチャンネルを受信しないか、または全体受信ビームのうちで受信信号強さが定められた値以上である少なくとも一つの受信ビームに対してサブスケジューリングチャンネルの受信動作が遂行されるように実施することも可能である。
図11は、本発明で提案する受信ビーム別サブスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を送信する基地局の動作を示したフローチャートである。
まず、図11の実施形態は、一つの端末に対して遂行される動作を例示しているが、基地局は、該当基地局をスケジューリング候補としてサービング基地局グループに含む全ての端末に対して図11の動作を反復して遂行する。
図11を参照すると、ステップ1101で、基地局は、端末に対してその端末のサービング基地局グループに含まれた他の基地局とスケジューリングに関する交渉を遂行する。上記交渉には、データ及びスケジューリング情報を送受信する基地局、データ送受信時点、データ送受信に使用されるリソース、データ送受信に使用される送受信ビーム、データ送受信に使用される多重アンテナ設定情報などが交渉対象として含まれることができる。上記基地局は、ステップ1103で、上記のステップ1101の交渉結果、該当端末に対するスケジューリング情報が上記基地局から送信されると決定された場合、すなわち、該当端末に対するスケジューリングが決定された場合、ステップ1105で、上記基地局が該当端末のサービング基地局であるかを判断する。上記基地局が該当端末のサービング基地局である場合、ステップ1107で、上記基地局は、メインスケジューリングチャンネルを介して上記のステップ1101で交渉されたスケジューリング情報を送信する。上記スケジューリング情報には、データの送受信時点、データが送受信されるリソース情報及び送受信ビーム情報、データ送受信に使用される多重アンテナ設定情報のうち少なくとも一つが含まれることができる。
一方、上記基地局は、上記のステップ1105の判断結果、該当端末のサービング基地局ではない場合、ステップ1109で、該当端末のサブスケジューリングチャンネルのうち、該当端末が上記基地局の信号を最もよく受信することができる最適のサブスケジューリングチャンネルを該当端末が周期的に報告したサービング基地局グループの受信信号測定結果に基づいて選択し、選択されたサブスケジューリングチャンネルが設定されたリソース領域を把握する。以後、上記基地局は、ステップ1111で、上記選択されたサブスケジューリングチャンネルとそのチャンネルが設定されたリソース領域で、上記のステップ1101で交渉された該当端末のスケジューリング情報を送信する。上記スケジューリング情報には、データの送受信時点、データが送受信されるリソース情報及び送受信ビーム情報、データ送受信に使用される多重アンテナ設定情報のうち少なくとも一つが含まれることができる。
本発明の他の実施形態では、端末の受信ビーム別にサブスケジューリングチャンネルが設定されている状況で、基地局が特定端末を特定時点でスケジューリングしないか、その端末に対して制御信号を送信しない場合、その端末が不要にサブスケジューリングチャンネルを受信する負担を減らすために、上記特定端末がサービング基地局のメインスケジューリングチャンネルを介してスケジューリングされないことを指示する情報(Not scheduled indication)を上記特定端末に送信する方法を提案する。また本発明の他の実施形態では、端末がメインスケジューリングチャンネルを介してスケジューリングされないことを指示する情報(Not scheduled indication)を受信した場合、全てのサブスケジューリングチャンネルの受信を省略する方法を提案する。
図12は、本発明の他の実施形態によるフレーム構造の一例を示した図である。
図12に示されたフレーム1201の基本的な構造は、図7Aで説明したフレーム701の構造と同一である。すなわち一つのフレーム1201は、例えば、5msの長さを有し、5個のサブフレーム1203で構成される。それぞれのサブフレーム1203は、基地局から端末に向けて信号を送信するダウンリンク送信区間1211と、端末から基地局に向けて信号を送信するアップリンク送信区間1221に分けられる。そしてスケジューリング領域1231は、フレーム構造で基地局が端末にスケジューリング情報を伝送するために使用するメインスケジューリングチャンネルが転送される領域であり、ダウンリンク送信区間1221の一部は、ダウンリンク参照信号(reference signal)を送信するための参照信号領域1251として使用される。
図12を参照して特定端末がスケジューリングされないことを指示する情報(Not scheduled indication)を送受信する本発明の他の実施形態を説明する。
他の実施形態で提案する方法で、基地局が特定端末を特定時点でスケジューリングしないか、その特定端末に対して制御信号を送信しない場合、図12のメインスケジューリングチャンネル1231を通して上記特定端末のサービング基地局がその特定端末をスケジューリングしなかったことを指示する情報(Not scheduled indication)1231aを送信する。メインスケジューリングチャンネル1231を通してスケジューリングされないことを指示する情報1231aを受信した端末は、該当サブフレームでサブスケジューリングチャンネルを受信する動作を省略する。
図13は、本発明の他の実施形態によって、端末がスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信する動作を示したフローチャートである。
図13を参照すると、端末は、ステップ1301で、まずサービング基地局からメインスケジューリングチャンネルを受信する。上記のステップ1301で端末がメインスケジューリングチャンネルを受信するのには、サービング基地局の信号が最も強く受信された最適の受信ビームが使用される。以後、上記端末は、ステップ1303でメインスケジューリングチャンネルを介して図12で説明したスケジューリングされなかったという情報(すなわちNot scheduled indication)を受信したかを判断する。上記スケジューリングされなかったという情報を受信した場合、上記端末は、以後、スケジューリングチャンネルの受信動作を終了する。上記スケジューリングされなかったという情報を受信しない場合、すなわち上記端末が正常にスケジューリングされる場合、上記端末は、ステップ1305で、例えば、図9の実施形態で説明したメイン/サブスケジューリングチャンネルの送受信動作を引続き遂行する。
図14は、本発明の他の実施形態によって、基地局がスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を送信する動作を示したフローチャートである。
まず図14の実施形態は、一つの端末に対して遂行される動作を例示しているが、基地局は、該当基地局をスケジューリング候補としてサービング基地局グループに含む全ての端末に対して図11の動作を反復して遂行する。
図14を参照すると、上記基地局は、ステップ1401で端末に対してその端末のサービング基地局グループに含まれた基地局とスケジューリングに関する交渉を遂行する。上記交渉には、データ及びスケジューリング情報を送受信する基地局、データ送受信時点、データ送受信に使用されるリソース、データ送受信に使用される送受信ビーム、データ送受信に使用される多重アンテナ設定情報などが交渉対象として含まれることができる。
上記基地局は、ステップ1403で、上記のステップ1401の交渉結果、該当端末に対するデータ及び/または制御信号の送受信がスケジューリングされた場合、ステップ1409でメイン/サブスケジューリングチャンネルの送信及び/またはデータチャンネル送受信動作を遂行する。ステップ1403の判断結果、該当端末に対するデータ送受信がスケジューリングされない場合、ステップ1405で上記基地局は、該当端末のサービング基地局であるかを判断する。上記基地局が該当端末のサービング基地局である場合、ステップ1407で、上記基地局は、メインスケジューリングチャンネルを介して該当端末にスケジューリングされなかったことを指示する情報(すなわちNot scheduled indication)を送信する。
本発明のさらに他の実施形態では、端末の受信ビーム別にサブスケジューリングチャンネルが設定されている状況で、基地局が特定端末のスケジューリングチャンネルの受信性能を向上させるために、同一のスケジューリング及び/または制御信号を相異なる基地局がメイン/サブスケジューリングチャンネルを介して端末に結合送信(joint transmission)する方法を提案する。また本実施形態では、端末がスケジューリング及び/または制御信号の受信性能を向上させるために、メイン/サブスケジューリングチャンネルを介して相異なる基地局から受信されたスケジューリング及び/または制御信号を結合受信(joint reception)及び結合復号化(joint decoding)する動作を提案する。
図15は、本発明のさらに他の実施形態によって、スケジューリング情報を結合送受信するためのフレーム構造の一例を示した図である。
図15に示されたフレーム1501の基本的な構造は、図7Aで説明したフレーム701の構造と同一である。すなわち一つのフレーム1501は、例えば、5msの長さを有し、5個のサブフレーム1503で構成される。それぞれのサブフレーム1503は、基地局から端末に向けて信号を送信するダウンリンク送信区間1511と、端末から基地局に向けて信号を送信するアップリンク送信区間1521とに分けられる。そしてスケジューリング領域1531は、フレーム構造で基地局が端末にスケジューリング情報を伝送するのに使用するメインスケジューリングチャンネルが転送される領域であり、ダウンリンク送信区間1521の一部は、ダウンリンク参照信号(reference signal)を送信するための参照信号領域1551として使用される。
図15の例で、基地局が特定端末のスケジューリングチャンネルに対して結合送信(joint transmission)を決定した場合、上記端末のサービング基地局は、メインスケジューリングチャンネルを介して上記端末のスケジューリング及び/または制御信号を送信し、サービング基地局グループの候補基地局は、その基地局と端末との間の最適の受信ビームに該当する(メイン又はサブ)スケジューリングチャンネルを介して同一のスケジューリング及び/または制御信号を結合送信する。図15の例で端末は、メイン/サブスケジューリングチャンネル1531、1533、1535、1537を通じて相異なる基地局から受信されたスケジューリング及び/または制御信号を結合受信(joint reception)及び結合復号化(joint decoding)する動作を遂行する。
図16は、本発明の実施形態による基地局の構成を示したブロック図である。
図16を参照すると、基地局は、無線ネットワークを通してスケジューリング及び/または制御信号とデータを伝送する送信部1610と、無線ネットワークを通して上記端末から転送されるデータを受信する受信部1630とを含む。また図16の基地局は、図5乃至図15で説明した本発明の実施形態によって設定されたメイン/サブスケジューリングチャンネルを介して端末にスケジューリング及び/または制御信号を伝送し、ダウンリンク区間でデータを伝送するように送信部1610の動作を制御し、受信部1630の受信動作を制御する制御部1650を含む。例えば、制御部1650は、サービング基地局グループに属する少なくとも一つの他の基地局と端末に対するスケジューリングを交渉し、上記基地局がサービング基地局であり、上記端末に対するスケジューリングが決定された場合、メインスケジューリングチャンネルを伝送し、上記基地局がサービング基地局グループに属するが、サービング基地局ではなく、上記端末に対するスケジューリングが決定された場合、サブスケジューリングチャンネルを伝送する動作を制御する。図16の構成を有する基地局の具体的な動作は、図5乃至図15で説明したようであるので、その詳細な説明は省略する。
また図示せずが、上記基地局は、他の基地局とスケジューリング交渉などのための通信インターフェースを含む。
図17は、本発明の実施形態による端末の構成を示したブロック図である。
図17を参照すると、端末は、無線ネットワークを通して基地局にデータを伝送する送信部1710と、無線ネットワークを通して上記基地局から転送されるスケジューリング及び/または制御信号とデータを受信する受信部1730とを含む。また端末は、上記基地局から図5乃至図15で説明した本発明の実施形態によって各受信ビームの方向に対応するように設定されたメイン/サブスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング及び/または制御信号を受信し、ダウンリンク区間でデータを受信するように受信部1730の動作を制御し、アップリンク区間でデータを伝送するように送信部1710の動作を制御する制御部1750を含む。例えば、制御部1750は、各受信ビームのビーム形成を制御して上記サービング基地局が伝送するメインスケジューリングチャンネルを受信し、各受信ビーム別にサブスケジューリングチャンネルのリソースを判断し、上記判断結果、上記各受信ビーム別にデータ送受信リソースと衝突が発生しないサブスケジューリングチャンネルをサービング基地局グループに属する少なくとも一つの他の基地局から受信する動作を制御する。このために制御部1750は、各受信ビームの受信性能に基づいて上記メインスケジューリングチャンネル及び上記サブスケジューリングチャンネルに対応する方向の受信ビームを決定する。
図15の構成を有する端末の具体的な動作は、図5乃至図15で説明したようであるので、その詳細な説明は省略する。
以上、本発明を具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく様々な変更が可能であるということは、当業者には明らかであり、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるべきではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なもの範囲内で定められるべきものである。
511 サービング基地局
513 基地局
521 端末
531、533、535、537 受信ビーム
1610、1710 送信部
1630、1730 受信部
1650、1750 制御部

Claims (32)

  1. ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおける端末がスケジューリング情報を受信する方法であって、
    第1の基地局から第1のスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信するステップと、
    前記第1の基地局と協調する少なくとも一つの第2の基地局から少なくとも一つの受信ビームを用いて少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信するステップと、を含むことを特徴とするスケジューリング情報を受信する方法。
  2. 前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルは、前記少なくとも一つの受信ビームの受信性能に基づいて定められることを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング情報を受信する方法。
  3. 前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルの各チャンネルは、対応する方向の受信ビームを用いて受信されることを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング情報を受信する方法。
  4. 前記端末が前記少なくとも一つの第2の基地局の信号強さを測定して各々その測定結果を該当基地局に伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング情報を受信する方法。
  5. 前記端末のデータ送受信のためのリソースと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルのうち少なくとも一つのリソースが衝突する場合、前記衝突が発生される第2のスケジューリングチャンネルの受信を省略するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング情報を受信する方法。
  6. 前記第1のスケジューリングチャンネルと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルのうち少なくとも一つのチャンネルを介して前記少なくとも一つの第2の基地局とデータ送受信のためのスケジューリング情報を受信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング情報を受信する方法。
  7. 前記第1のスケジューリングチャンネルを介して受信された情報と前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルを介して受信された情報とを結合して復号化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング情報を受信する方法。
  8. 前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルは、該当受信ビームの受信性能によって優先順位が定められることを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング情報を受信する方法。
  9. 前記端末の周辺基地局間の交渉を通して前記周辺基地局のうちで前記第1の基地局と前記少なくとも一つの第2の基地局が定められることを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング情報を受信する方法。
  10. 前記第1のスケジューリングチャンネルから前記端末がスケジューリングされないことを指示する情報を受信するステップと、
    前記情報を受信する場合、前記第1のスケジューリングチャンネルと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルを介したスケジューリング情報の受信動作を中断するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング情報を受信する方法。
  11. ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおけるスケジューリング情報を受信する端末であって、
    無線ネットワークを通して第1の基地局と少なくとも一つの第2の基地局からデータを受信する受信部と、
    前記第1の基地局から第1のスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信し、前記第1の基地局と協調する少なくとも一つの第2の基地局から少なくとも一つの受信ビームを用いて少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を受信する動作を制御する制御部と、を含むことを特徴とする端末。
  12. 前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルは、前記少なくとも一つの受信ビームの受信性能に基づいて定められることを特徴とする請求項11に記載の端末。
  13. 前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルの各チャンネルは、対応する方向の受信ビームを用いて受信されることを特徴とする請求項11に記載の端末。
  14. 無線ネットワークを通してデータを送信する送信部をさらに含み、
    前記制御部は、前記少なくとも一つの第2の基地局の信号強さを各々測定し、その測定結果を該当基地局に伝送する動作をさらに制御することを特徴とする請求項11に記載の端末。
  15. 前記制御部は、データ送受信のためのリソースと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルのうち少なくとも一つのリソースが衝突する場合、前記衝突が発生される第2のスケジューリングチャンネルの受信を省略するようにさらに制御することを特徴とする請求項11に記載の端末。
  16. 前記第1のスケジューリングチャンネルと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルのうち少なくとも一つのチャンネルを介して前記少なくとも一つの第2の基地局とデータ送受信のためのスケジューリング情報を受信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の端末。
  17. 前記制御部は、前記第1のスケジューリングチャンネルを介して受信された情報と前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルを介して受信された情報とを結合して復号化する動作をさらに制御することを特徴とする請求項11に記載の端末。
  18. 前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルは、該当受信ビームの受信性能によって優先順位が定められることを特徴とする請求項11に記載の端末。
  19. 前記端末の周辺基地局間の交渉を通して前記周辺基地局のうちで前記第1の基地局と前記少なくとも一つの第2の基地局が定められることを特徴とする請求項11に記載の端末。
  20. 前記制御部は、前記第1のスケジューリングチャンネルから前記端末がスケジューリングされないことを指示する情報を受信する場合、前記第1のスケジューリングチャンネルと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルの受信動作を中断するようにさらに制御することを特徴とする請求項11に記載の端末。
  21. ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおける基地局がスケジューリング情報を伝送する方法であって、
    前記基地局と協調する少なくとも一つの基地局と端末に対するスケジューリングを交渉するステップと、
    前記交渉の結果によって、第1のスケジューリングチャンネルと少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルのうち定められたスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を伝送するステップと、を含み、
    前記第1のスケジューリングチャンネルと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルの各チャンネルは、前記端末の受信ビーム別に設定されることを特徴とするスケジューリング情報を伝送する方法。
  22. 前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルは、前記少なくとも一つの受信ビームの受信性能に基づいて定められることを特徴とする請求項21に記載のスケジューリング情報を伝送する方法。
  23. 前記第1のスケジューリングチャンネルと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルの各チャンネルは、前記端末の方向別受信ビームに対応することを特徴とする請求項21に記載のスケジューリング情報を伝送する方法。
  24. 前記端末から受信信号強さに対する測定結果を受信するステップをさらに含み、
    前記測定結果に基づいて前記第1のスケジューリングチャンネルと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルのうち前記基地局が伝送するスケジューリングチャンネルが定められることを特徴とする請求項21に記載のスケジューリング情報を伝送する方法。
  25. 前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルは、該当受信ビームの受信性能によって優先順位が定められることを特徴とする請求項21に記載のスケジューリング情報を伝送する方法。
  26. 前記端末がスケジューリングされない場合、前記定められたスケジューリングチャンネルを介して前記端末がスケジューリングされないことを指示する情報を伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載のスケジューリング情報を伝送する方法。
  27. ビームフォーミングを用いる無線通信システムにおけるスケジューリング情報を伝送する基地局であって、
    無線ネットワークを通してデータを送受信する送受信部と、
    前記基地局と協調する少なくとも一つの基地局との通信のための通信インターフェースと、
    前記少なくとも一つの基地局と端末に対するスケジューリングを交渉し、前記交渉の結果によって、第1のスケジューリングチャンネルと少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルのうち定められたスケジューリングチャンネルを介してスケジューリング情報を伝送する動作を制御する制御部と、を含み、
    前記第1のスケジューリングチャンネルと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルの各チャンネルは、前記端末の受信ビーム別に設定されることを特徴とする基地局。
  28. 前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルは、前記少なくとも一つの受信ビームの受信性能に基づいて定められることを特徴とする請求項27に記載の基地局。
  29. 前記第1のスケジューリングチャンネルと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルの各チャンネルは、前記端末の方向別受信ビームに対応することを特徴とする請求項27に記載の基地局。
  30. 前記制御部は、前記端末から受信信号強さに対する測定結果をさらに受信し、
    前記測定結果に基づいて、前記第1のスケジューリングチャンネルと前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルのうち前記基地局が伝送するスケジューリングチャンネルが定められることを特徴とする請求項27に記載の基地局。
  31. 前記少なくとも一つの第2のスケジューリングチャンネルは、該当受信ビームの受信性能によって優先順位が定められることを特徴とする請求項27に記載の基地局。
  32. 前記制御部は、前記端末がスケジューリングされない場合、前記定められたスケジューリングチャンネルを介して前記端末がスケジューリングされないことを指示する情報を伝送する動作をさらに制御することを特徴とする請求項27に記載の基地局。
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