JP2016226229A - 碍子昇降具 - Google Patents

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Keiji Matsunaga
圭司 松永
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宏之 難波
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Abstract

【課題】 様々な大きさの絶縁碍子の保守点検作業に適用可能で、絶縁碍子への取付けおよび取外しを容易に行うことができ、足場の安定性を維持して、作業性を向上させ得る碍子昇降具を提供すること。【解決手段】 一方の端部に形成され靴の靴底に当接する靴底当接面11a,11bを有し、他方の端部に絶縁碍子の環状凸部間にある環状凹部の外周(図中、仮想円105で示す。)を三方から挟むように凹形状の切り欠き部11eを形成するコ字状の突起部を有する板状の支持部材11と、支持部材11の靴底当接面11a,11b上に設置され、靴を該支持部材11に対して着脱自在に固定する締結部材21,22,23と、を備えて構成し、支持部材11の突起部の対向する側端面11f,11gの距離D1が絶縁碍子の環状凹部の径W2よりも短くなるよう形成する。【選択図】 図1

Description

この発明は、碍子昇降具に関し、特に、様々な大きさの絶縁碍子の保守点検作業に適用可能で、絶縁碍子への取付けおよび取外しを容易に行うことができ、足場の安定性を維持して、作業性を向上させ得る碍子昇降具に関する。
変電所や鉄塔上に設置されている絶縁碍子には、定期的な保守点検、清掃が必要とされている。定期的な保守点検作業においては絶縁碍子全体の外観点検による破損の有無のチェック、電気的接続部等の点検、交換等が実施される。このような保守点検作業において、作業体勢を安定させるために安全帯に荷重をかけ、絶縁碍子へ足を掛けられる場合には絶縁碍子を足場代わりに使用して作業を行っている。しかしながら、足を掛け得る空間は小さく、容易に足を掛け作業体勢を安定させることができず、また作業体勢を継続して安定させて作業することが難しく、作業に集中できないという課題や、作業時間が大幅にかかるという事情があった。
特許文献1には、作業員が大型の絶縁碍子に抱きついた状態で昇降する際、絶縁碍子の環状凸部に靴底を載せるステップ部材へベルトを通したものを取り付け、足場代わりに用いる絶縁碍子昇降具が提案されている。この従来技術によれば、現場で絶縁碍子に碍子昇降具を取り付けた際に作業足場が安定し、絶縁碍子へ昇る動作の補助として使用する点では十分有効である。しかしながら、この従来技術には次のような課題がある。第1に、鉄構へぶら下っている支持碍子・長管碍子等への碍子昇降具取り付けは、上方から下方に向かって取り付ける方法となるため、作業体制が安定せず落下の危険がある。また,昇降具を適当な位置へ取付けることが難しいため、作業効率は向上しない。また第2に、絶縁碍子清掃等で昇降を繰り返す際、ベルトの連結部を外して次の適当な位置へ昇降具を取り付ける必要があり、移動で昇降具を保持している時に昇降具が落下すると、下の者へ当って怪我をさせる恐れがある。また、ベルトの連結部の付け外しが設置箇所によっては難しい場合もある。
また、これら第1および第2の課題を解決する手法として、安全靴の底へ直接碍子昇降具を取り付ける技術も幾つか提案されている。特許文献2では、作業者の作業靴に装着して使用される絶縁碍子昇降用の装着具が提案されており、この従来の装着具は、板状部材の一端に絶縁碍子の溝を挟持する略円型に形成された切り欠き部が設けられ、また他端に作業靴を装着する作業靴固定部が設けられ、この装着具を作業靴に装着して切り欠き部に絶縁碍子の溝を差し込んで挟持させることで、絶縁碍子を足場として使用するものである。
また特許文献3では、作業者の靴に装着して使用する碍子昇降具が提案されており、この従来の碍子昇降具には、靴底部分及び靴の踵部分を支持する支持部材が設けられ、靴底の支持部材から突出して略V字型の切り込みが設けられた突出部を備えて、この切り込みに絶縁碍子の傘状部分を差し込むことで、絶縁碍子を昇降するものである。
特開2013−57187号公報 特開2012−95373号公報 特開2012−210093号公報
特許文献2の碍子昇降具は、絶縁碍子の環状凸部間にある環状凹部の外周を四方から係合(狭持)する構成であるので、碍子昇降具の固定安定性に優れている。しかしながら、碍子昇降具を絶縁碍子に取付ける際に、第1板状部材および第2板状部材を回転させて絶縁碍子を切欠き部に挟み込み、ピン(回転規制手段)で回転を規制する操作が必要であり、また取外しの際にもピンを外して第1板状部材および第2板状部材を回転させる操作が必要であり、取付けおよび取外しの操作性に課題がある。
また、特許文献3の碍子昇降具は、大型の絶縁碍子に対する作業に適したものであり、突出部を差し込む絶縁碍子の環状凹部の空間が小さい中小型の絶縁碍子に対する作業には不向きである。また、絶縁碍子の環状凸部間にある環状凹部の外周を一方から係合する構成であるので、碍子昇降具の固定安定性にも課題が残る。
そこでこの発明は、様々な大きさの絶縁碍子の保守点検作業に適用可能であり、絶縁碍子への取付けおよび取外しを容易に行うことができ、足場の安定性を維持して、作業性を向上させ得る碍子昇降具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、作業者の靴に取り付けられ、軸方向に沿って複数の傘状の環状凸部を持つ絶縁碍子を昇降するための碍子昇降具であって、一方の端部に形成され前記靴の靴底に当接する靴底当接面を有し、他方の端部に前記絶縁碍子の環状凸部間にある環状凹部の外周を三方から挟むように凹形状の切り欠き部を形成するコ字状の突起部を有する板状の支持部材と、前記支持部材の靴底当接面上に設置され、前記靴を該支持部材に対して着脱自在に固定する締結部材と、を備え、前記支持部材の突起部は弾性を有し、該突起部の対向する側端面の距離が前記絶縁碍子の環状凹部の径よりも短いことを特徴とする。
請求項1の発明では、絶縁碍子の環状凹部の外周に、支持部材のコ字状の突起部で形成される凹形状の切り欠き部を差し込んで、支持部材の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の狭持により碍子昇降具の取付け状態を安定して維持する。支持部材の突起部は弾性を有して、該突起部の対向する側端面の距離が絶縁碍子の環状凹部の径よりも短いので、支持部材の突起部の復元力により、突起部から絶縁碍子の環状凹部外周に対して力が加わり、支持部材の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の圧接・狭持が確実となる。
また、請求項2の発明は、作業者の靴に取り付けられ、軸方向に沿って複数の傘状の環状凸部を持つ絶縁碍子を昇降するための碍子昇降具であって、前記靴の靴底に上面で当接する板状の靴底当接部材と、前記靴底当接部材の上面上に設置され、前記靴を該靴底当接部材に対して着脱自在に固定する締結部材と、一方の端部が前記靴底当接部材の底面に固定され、他方の端部に前記絶縁碍子の環状凸部間にある環状凹部の外周を三方から挟むように凹形状の切り欠き部を形成するコ字状の突起部を持つ板状の支持部材と、を備え、前記支持部材の突起部は弾性を有し、該突起部の対向する側端面の距離が前記絶縁碍子の環状凹部の径よりも短いことを特徴とする。
請求項2の発明では、絶縁碍子の環状凹部の外周に、支持部材のコ字状の突起部で形成される凹形状の切り欠き部を差し込んで、支持部材の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の狭持により碍子昇降具の取付け状態を安定して維持する。支持部材の突起部は弾性を有し、該突起部の対向する側端面の距離が絶縁碍子の環状凹部の径よりも短いので、支持部材の突起部の復元力により、突起部から絶縁碍子の環状凹部外周に対して力が加わり、支持部材の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の圧接・狭持が確実となる。また、作業対象の絶縁碍子の環状凹部の径に対応した支持部材を複数種用意して、支持部材の付け替えを行うことで、異なる大きさの絶縁碍子に対処可能である。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の碍子昇降具において、前記靴底当接部材と前記支持部材との相対的位置関係を、前記支持部材の一方の端部から他方の端部への突出方向、或いは、該突出方向に垂直な方向に調整可能であることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の碍子昇降具において、前記支持部材の突起部の側端面は、該側端面の先端部分の対向距離が前記絶縁碍子の環状凹部の外周に当接する位置の対向距離よりも短いことを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の碍子昇降具において、前記支持部材の他方の端部は、高摩擦膜で被覆されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、絶縁碍子の環状凹部の外周に、支持部材のコ字状の突起部で形成される凹形状の切り欠き部を差し込んで、支持部材の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の狭持により碍子昇降具の取付け状態を安定して維持することができる。また、支持部材の突起部は弾性を有し、該突起部の対向する側端面の距離が絶縁碍子の環状凹部の径よりも短いので、支持部材の突起部の復元力により、突起部から絶縁碍子の環状凹部外周に対して力が加わり、支持部材の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の圧接・狭持を確実とすることが可能となる。その結果として、作業中に足元が安定するため、安心して作業に集中することができ、ヒューマンエラーの発生を抑制できる。また、絶縁碍子への取付けは支持部材に差し込む力を加えることで、絶縁碍子からの取外しは支持部材に引き抜く力を加えることで、それぞれ行うことができ、絶縁碍子への取付けおよび取外しを容易に行うことができ、絶縁碍子の昇降を容易で迅速且つ安全に行うことができ、作業効率を向上させることが可能となる。また、簡単な構造であるため、軽量で、取扱性および可搬性に優れ、装置コストを抑制可能である。
請求項2の発明によれば、絶縁碍子の環状凹部の外周に、支持部材のコ字状の突起部で形成される凹形状の切り欠き部を差し込んで、支持部材の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の狭持により碍子昇降具の取付け状態を安定して維持することができる。また、支持部材の突起部は弾性を有し、該突起部の対向する側端面の距離が絶縁碍子の環状凹部の径よりも短いので、支持部材の突起部の復元力により、突起部から絶縁碍子の環状凹部外周に対して力が加わり、支持部材の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の圧接・狭持を確実とすることが可能となる。その結果として、作業中に足元が安定するため、安心して作業に集中することができ、ヒューマンエラーの発生を抑制できる。また、絶縁碍子への取付けは支持部材に差し込む力を加えることで、絶縁碍子からの取外しは支持部材に引き抜く力を加えることで、それぞれ行うことができ、絶縁碍子への取付けおよび取外しを容易に行うことができ、絶縁碍子の昇降を容易で迅速且つ安全に行うことができ、作業効率を向上させることが可能となる。さらに、作業対象の絶縁碍子の環状凹部の径に対応した支持部材を複数種用意して、支持部材の付け替えを行うことで、異なる大きさの絶縁碍子に対処可能である。
請求項3の発明によれば、靴底当接部材と支持部材との相対的位置関係を、支持部材の一方の端部から他方の端部への突出方向、或いは、該突出方向に垂直な方向に調整可能としたので、作業姿勢を考慮した位置に支持部材の位置を調節でき、作業性を向上させることが可能となる。
請求項4の発明によれば、支持部材の突起部の側端面について、該側端面の先端部分の対向距離が絶縁碍子の環状凹部の外周に当接する位置の対向距離よりも短い構造としたので、当該碍子昇降具の支持部材の突起部を絶縁碍子の環状凹部に差し込んだ状態では、支持部材の突起部によって絶縁碍子の環状凹部の外周を圧接・狭持するかたちとなり、当該碍子昇降具に引き抜く力を加えない限り安定した足場を維持することができる。
請求項5の発明によれば、支持部材の他方の端部、即ち絶縁碍子の環状凹部の外周に当接する部分が高摩擦膜で被覆されているので、支持部材と絶縁碍子との高摩擦でより滑り難くなり、支持部材の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の圧接・狭持がより確実となって、安定した作業が可能となる。また、被膜により絶縁碍子の外周を傷つけることなく絶縁碍子の損傷を防止することができる。
この発明の実施の形態1に係る碍子昇降具の外観を例示する説明図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 実施の形態1の碍子昇降具を作業者の靴に取り付けた状態を例示する斜視図であり、(a)は右足を(b)は左足をそれぞれ示す。 実施の形態1の碍子昇降具の変形例と保守点検作業時の状況を例示する説明図であり、(a)は変形例の碍子昇降具を作業者の靴(右足)に取り付けた状態の斜視図、(b)は(a)の碍子昇降具を装着して絶縁碍子を昇降する状況を例示する図である。 この発明の実施の形態2に係る碍子昇降具の外観を例示する説明図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 実施の形態2の碍子昇降具の説明図であり、(a)は底面側から見た碍子昇降具の平面図、(b)は支持部材の平面図、(c)は支持部材の変形例の平面図である。 実施の形態2の碍子昇降具の変形例の説明図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
〔実施の形態1〕
図1は、この発明の実施の形態1に係る碍子昇降具の外観を例示する説明図であり、図1(a)は作業者の右足に装着される碍子昇降具1Rの平面図、図1(b)は側面図である。また、図2はこの実施の形態1の碍子昇降具を作業者の靴に取り付けた状態を例示する斜視図であり、図2(a)は作業者の右足RFに装着される碍子昇降具1Rを、図2(b)は作業者の左足LFに装着される碍子昇降具1Lを、それぞれ示す。また、図3(a)は変形例の碍子昇降具1BRを作業者の右足RFに装着した状態の斜視図であり、図3(a)の碍子昇降具を装着して絶縁碍子を昇降する状況を例示する図である。
この実施の形態1に係る碍子昇降具は、絶縁碍子の保守点検作業等を行う作業者の靴に取り付けられ、軸方向に沿って複数の傘状の環状凸部を持つ絶縁碍子を作業者が昇降するための碍子昇降具である。図1に示すように、碍子昇降具1(1R)は、一方の端部に形成され靴の靴底に当接する靴底当接面11a,11bを有し、他方の端部に絶縁碍子の環状凸部間にある環状凹部の外周(図中、仮想円105で示す。)を三方から挟むように凹形状の切り欠き部11eを形成するコ字状の突起部を有する板状の支持部材11と、支持部材11の靴底当接面11a,11b上に設置され、靴を該支持部材11に対して着脱自在に固定する締結部材21,22,23と、を備えた構成である。
まず、支持部材11は、十分な強度、弾性、絶縁性を備えた材料で形成されている。例えば、絶縁性樹脂、カーボングラファイト、カーボンファイバー、グラスファイバー、各種の繊維強化プラスチック等からなる板状部材、或いは、これら各種材料部材を合成した板状部材で具現される。また、支持部材11の他方の端部は、樹脂、ゴム(シリコンゴム)等の高摩擦膜12で被覆されている。なお、高摩擦膜55の被膜領域(図1(a)中の距離D3で規定される)は、絶縁碍子の傘状の環状凸部の径に応じて設定される。
支持部材11の靴底当接面11a,11b上に設置される締結部材は、具体的には、第1固定ベルト21、第2固定部材22および第3固定ベルト23である。第1固定ベルト21は、靴底当接面11a(の図中の上方)に、両端を支持部材11に固定してリング状に形成されている。装着する際には、図2に示すように、第1固定ベルト21のリングに靴のつま先を差し込むことにより、靴が固定される。
また、第2固定部材22は、連結部材22aおよび第2固定ベルト22b,22cを備え、靴底当接面11b(の図中の下方)に帯状の連結部材22aの一端が固定され、連結部材22aの他端の筒状部位に第2固定ベルト22b,22cを貫通させて形成されている。図2に示すように、装着する際に、連結部材22aは靴の踵の底部後方から直立して、脚の踝より少し上側の位置で、第2固定ベルトのベルト22cを22bの締結具に差し込んで任意の長さ位置で掛止できるように構成されている。
また、第3固定ベルト23(23a,23b)は、靴底当接面11a,11bの略中央位置にそれぞれの一端が固定されて形成されている。図2に示すように、装着する際に、第3固定ベルトのベルト23bを23aの締結具に差し込んで任意の長さ位置で掛止させ、リングを形成して靴の甲の部分を固定するように構成されている。
また、支持部材11の他方の端部には、絶縁碍子の環状凹部の外周(仮想円105)を三方から挟むように凹形状の切り欠き部11eを形成するコ字状の突起部を備えている。すなわち、突起部の先端部11c,11d、並びに、凹形状の切り欠き部11eを形成する側端面11f,11g,11hを備える。なお、他方の端部(突起部)は、図1中に破線によるハッチングで示すように、表面、裏面および側面の全てが樹脂、ゴム(シリコンゴム)等の高摩擦膜12で被覆されている。
ここで、支持部材11の突起部の対向する側端面11f,11gの距離D1は絶縁碍子の環状凹部の径W2よりも短くなるよう形成されている。これにより、支持部材11を絶縁碍子の環状凹部に差し込んだ際には、支持部材11の突起部の復元力により、突起部から絶縁碍子の環状凹部外周に対して力が加わり、支持部材11の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の圧接・狭持を確実とすることが可能となる。
また、側端面の先端部分11c,11dの対向距離D2が絶縁碍子の環状凹部の外周に当接する位置の対向距離D1よりも短くなるよう形成されている。これにより、支持部材11の突起部を絶縁碍子の環状凹部に差し込んだ状態では、支持部材11の突起部によって絶縁碍子の環状凹部の外周を圧接・狭持するかたちとなり、支持部材11に引き抜く力を加えない限り当接位置がずれることなく、安定した足場を維持することができる。
以上の構成を備えた碍子昇降具1Rを作業靴に装着する際には、支持部材11の靴底当接面11a,11bにある第2固定ベルト22b,22cおよび第3固定ベルト23のベルトを締結具から離脱させた状態で、第1固定ベルト21のリングに靴のつま先を差し込み、靴底当接面11a,11bの上面に靴の靴底が整合するように乗せ、この状態でベルトを締結具に差込んで靴との間に弛みを生じない程度に締め付ける。
次に、図3(a)には、この実施の形態1の変形例を例示している。この変形例はより大型の絶縁碍子に適用される碍子昇降具1BRであり、支持部材11が相似的に大きくなるので、靴のつま先前方並びに踵後方にはスペースができている。図3(a)中、図2(a)と同じ部位には同一参照符号を付す。
また、図3(b)には、この変形例の碍子昇降具を装着した状態で絶縁碍子を昇降する状況を例示する。図中の絶縁碍子101は長幹碍子であり、軸方向に沿って複数の傘状の環状凸部102を持ち、その環状凸部102間には環状凹部103を持つ。絶縁碍子101の環状凸部102の径は30〜40cm程度である。
絶縁碍子101の環状凹部103の外周に、支持部材11のコ字状の突起部を差し込んで、環状凹部103の外周に凹形状の切り欠き部11eを嵌合させる。支持部材11の突起部による絶縁碍子の環状凹部103外周の狭持により、碍子昇降具の取付け状態が安定して維持される。また、支持部材11の突起部の対向する側端面11f,11gの距離D1が絶縁碍子の環状凹部103の径W2よりも短いので、支持部材11の突起部の復元力により、突起部から絶縁碍子の環状凹部外周に対して力が加わり、支持部材11の突起部による絶縁碍子の環状凹部103外周の圧接・狭持を確実とすることが可能となる。その結果として、作業中に足元が安定するため、安心して作業に集中することができ、ヒューマンエラーの発生を抑制できる。
また、絶縁碍子への取付けは支持部材に差し込む力を加えることで、絶縁碍子からの取外しは支持部材に引き抜く力を加えることで、それぞれ行うことができ、絶縁碍子への取付けおよび取外しを容易に行うことができ、絶縁碍子の昇降を容易で迅速且つ安全に行うことができ、作業効率を向上させることが可能となる。
また、支持部材11の突起部の側端面について、該側端面の先端部分11c,11dの対向距離D2が絶縁碍子の環状凹部103の外周に当接する位置の対向距離D1よりも短い構造としているので、碍子昇降具1BRの支持部材11の突起部を絶縁碍子の環状凹部103に差し込んだ状態では、支持部材11の突起部によって絶縁碍子の環状凹部103の外周を圧接・狭持するかたちとなり、碍子昇降具1BRに引き抜く力を加えない限り安定した足場を維持することができる。
また、支持部材11の他方の端部、即ち絶縁碍子の環状凹部の外周に当接する部分が高摩擦膜12で被覆されているので、支持部材11と絶縁碍子101との高摩擦でより滑り難くなり、支持部材11の突起部による絶縁碍子の環状凹部103外周の狭持がより確実となって、安定した作業が可能となる。また、高摩擦膜12の被膜により絶縁碍子101の外周を傷つけることなく絶縁碍子101の損傷を防止することができる。
さらに、実施の形態1の碍子昇降具1R,1Lおよび変形例の碍子昇降具1BR,1BLは、簡単な構造であるため、軽量で、取扱性および可搬性に優れ、装置コストを抑制可能である。
〔実施の形態2〕
次に、図4は、この発明の実施の形態2に係る碍子昇降具の外観を例示する説明図であり、図4(a)は作業者の右足に装着される碍子昇降具2Rの平面図、図4(b)は側面図である。また、図5(a)は底面側から見た碍子昇降具の平面図、図5(b)は支持部材31の平面図、図5(c)は支持部材51の変形例の平面図である。また、図6は実施の形態2の碍子昇降具の変形例の説明図である。
この実施の形態2に係る碍子昇降具は、図4に示すように、碍子昇降具2(2R)は、靴の靴底に上面で当接する板状の靴底当接部材32と、靴底当接部材32の上面上に設置され、靴を靴底当接部材32に対して着脱自在に固定する締結部材41,42と、一方の端部が靴底当接部材32の底面に固定され、他方の端部に絶縁碍子の環状凸部間にある環状凹部の外周を三方から挟むように凹形状の切り欠き部を形成するコ字状の突起部を持つ板状の支持部材31と、締結ボルト34Aa,34Ba,34Caおよび締結ナット34Ab,34Bb,34Cbを介して靴底当接部材32と結合する底面部材33と、連結部材44と、を備えた構成である。
まず、支持部材31は、実施の形態1と同様に、十分な強度、弾性、絶縁性を備えた材料で形成されている。例えば、絶縁性樹脂、カーボングラファイト、カーボンファイバー、グラスファイバー、各種の繊維強化プラスチック等からなる板状部材、或いは、これら各種材料部材を合成した板状部材で具現される。また、支持部材31の他方の端部は、樹脂、ゴム(シリコンゴム)等の高摩擦膜35で被覆されている。
また、靴底当接部材32の上面上に設置される締結部材は、具体的には、第1固定ベルト41および第2固定部材42である。第1固定ベルト41は、靴底当接部材32(の図中の上方)に、両端を靴底当接部材32に固定してリング状に形成されている。装着する際には、実施の形態1と同様に、第1固定ベルト41のリングに靴のつま先が差し込まれて、靴が固定される。
また、第2固定部材42は、連結部材42aおよび第2固定ベルト42b,42cを備え、靴底当接部材32(の図中の下方)に、硬化プラスチック等の材料による連結部材42aの一端が、回転部42d,42eの回転軸42fで回転可能に固定され、連結部材42aの他端の背面部位に第2固定ベルト42b,42cを固定して形成されている。装着する際に、連結部材22aは靴の踵の底部後方から直立して、脚の踝より少し上側の位置で、第2固定ベルトのベルト42cを42bの締結具に差し込んで任意の長さ位置で掛止できるように構成されている。
また、実施の形態2では、実施の形態1の第3固定ベルト23の代わりに、コイルストラップ状の連結部材44を備えている。一端を底面部材33の側面上方部位に掛止して、他端を靴の任意の部位に掛止させることにより、万が一、第1固定ベルト41のリングから靴のつま先が外れるなどしたときに、碍子昇降具2Rが落下するのを防止している。
また、支持部材31の一方の端部は、靴底当接部材32の底面に固定されている。具体的には、靴底当接部材32と底面部材33の間に挟み込まれ、靴底当接部材32および底面部材33を、締結ボルト34Aa,34Ba,34Caおよび締結ナット34Ab,34Bb,34Cbを介して結合することで固定されている。すなわち、図4(a)に示すように、靴底当接部材32には、3箇所の開口部32Aa,32Ba,32Caと、3箇所の長孔32Ab,32Bb,32Cbが形成され、また、図5(a)に示すように、底面部材33には、3箇所の開口部33Aa,33Ba,33Caと、3箇所の長孔33Ab,33Bb,33Cbが形成されており、図5(b)に示す支持部材31の孔36A,36B,36Cの位置で、締結ボルト34Aa,34Ba,34Caおよび締結ナット34Ab,34Bb,34Cbを締め付けることで、靴底当接部材32、支持部材31および底面部材33が結合する。
なお、靴底当接部材32および底面部材33の孔を長孔としているので、靴底当接部材32および底面部材33と支持部材31との相対的位置関係を、支持部材31の一方の端部から他方の端部への突出方向に垂直な方向に調整可能である。これにより、支持部材を作業姿勢を考慮した位置に調節でき、作業性を向上させることが可能となる。
また、実施の形態2では、作業対象の絶縁碍子の環状凹部の径に対応した支持部材を複数種用意して、支持部材の付け替えを行うことで、異なる大きさの絶縁碍子に対処可能としている。その場合に、図5(c)の支持部材の変形例に示すように、支持部材51の孔を長孔56A,56B,56Cとすれば、靴底当接部材32および底面部材33と支持部材51との相対的位置関係を、支持部材51の一方の端部から他方の端部への突出方向に調整可能である。これにより、作業姿勢を考慮した位置に支持部材51の位置を調節でき、作業性を向上させることが可能となる。また、絶縁碍子の傘状の環状凸部の径に合わせた高摩擦膜55の被膜領域の位置調整が可能となり、絶縁碍子の外周を傷つけることなく絶縁碍子の損傷を防止することができる。
また、図4(a)に示すように、支持部材31の他方の端部には、絶縁碍子の環状凹部の外周(仮想円105)を三方から挟むように凹形状の切り欠き部31eを形成するコ字状の突起部を備えている。すなわち、突起部の先端部31c,31d、並びに、凹形状の切り欠き部31eを形成する側端面31f,31g,31hを備える。なお、他方の端部(突起部)は、図4中に破線によるハッチングで示すように、表面、裏面および側面の全てが樹脂、ゴム(シリコンゴム)等の高摩擦膜35で被覆されている。
ここで、支持部材31の突起部の対向する側端面31f,31gの距離D11は絶縁碍子の環状凹部の径W11よりも短くなるよう形成されている。これにより、支持部材11を絶縁碍子の環状凹部に差し込んだ際には、支持部材31の突起部の復元力により、突起部から絶縁碍子の環状凹部外周に対して力が加わり、支持部材31の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の圧接・狭持を確実とすることが可能となる。また、側端面の先端部分31c,31dの対向距離D12が絶縁碍子の環状凹部の外周に当接する位置の対向距離D11よりも短くなるよう形成されている。これにより、支持部材31の突起部を絶縁碍子の環状凹部に差し込んだ状態では、支持部材31の突起部によって絶縁碍子の環状凹部の外周を圧接・狭持するかたちとなり、支持部材31に引き抜く力を加えない限り当接位置がずれることなく、安定した足場を維持することができる。
以上の構成を備えた碍子昇降具1Rを作業靴に装着する際には、靴底当接部材32の上面上にある第2固定ベルト42b,42cのベルトを締結具から離脱させた状態で、第1固定ベルト41のリングに靴のつま先を差し込み、靴底当接部材32の上面に靴の靴底が整合するように乗せ、この状態でベルトを締結具に差込んで靴との間に弛みを生じない程度に締め付ける。
また、実施の形態2の碍子昇降具2Rを装着した状態で絶縁碍子を昇降する状況について説明する。絶縁碍子の環状凹部の外周に、支持部材31のコ字状の突起部を差し込んで、環状凹部の外周に凹形状の切り欠き部31eを嵌合させる。支持部材31の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の狭持により、碍子昇降具の取付け状態を安定して維持される。また、支持部材31の突起部の対向する側端面31f,31gの距離D11が絶縁碍子の環状凹部の径W11よりも短いので、支持部材31の突起部の復元力により、突起部から絶縁碍子の環状凹部外周に対して力が加わり、支持部材31の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の圧接・狭持を確実とすることが可能となる。その結果として、作業中に足元が安定するため、安心して作業に集中することができ、ヒューマンエラーの発生を抑制できる。
また、絶縁碍子への取付けは支持部材に差し込む力を加えることで、絶縁碍子から取外しは支持部材に引き抜く力を加えることで、それぞれ行うことができ、絶縁碍子への取付けおよび取外しを容易に行うことができ、絶縁碍子の昇降を容易で迅速且つ安全に行うことができ、作業効率を向上させることが可能となる。
また、支持部材31の突起部の側端面について、該側端面の先端部分31c,31dの対向距離D12が絶縁碍子の環状凹部の外周に当接する位置の対向距離D11よりも短い構造としているので、碍子昇降具2Rの支持部材31の突起部を絶縁碍子の環状凹部に差し込んだ状態では、支持部材31の突起部によって絶縁碍子の環状凹部の外周を圧接・狭持するかたちとなり、碍子昇降具2Rに引き抜く力を加えない限り安定した足場を維持することができる。
また、支持部材31の他方の端部、即ち絶縁碍子の環状凹部の外周に当接する部分が高摩擦膜35で被覆されているので、支持部材31と絶縁碍子との高摩擦でより滑り難くなり、支持部材31の突起部による絶縁碍子の環状凹部外周の狭持がより確実となって、安定した作業が可能となる。また、高摩擦膜35の被膜により絶縁碍子の外周を傷つけることなく絶縁碍子の損傷を防止することができる。
次に、図6には、この実施の形態2の変形例を例示している。この変形例では、実施の形態2の第2固定部材42において、回転部42d,42eを、第1回転部46、リンク部材48および第2回転部47で置き換えた構成である。すなわち、碍子昇降具1Rを作業靴に装着する際に、連結部材42aが直立するように、第1回転部46の回転操作によりリンク部材48の角度θを調整し、該リンク部材48の角度θが維持されるように、第1回転部46の回転を固定にするものである。これにより、当該碍子昇降具1Rに靴の大きさが合わない者であっても、碍子昇降具1Rに靴を確実に固定することができる。
さらに、実施の形態2の碍子昇降具2Rおよび変形例は、簡単な構造であるため、軽量で、取扱性および可搬性に優れ、装置コストを抑制可能である。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態1および実施の形態2並びにこれらの変形例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、実施の形態1において、絶縁碍子101として長幹碍子を例示したが、絶縁碍子の種類はこれに限定されることなく、他のどのような種類の絶縁碍子であってもこの発明の碍子昇降具を適用可能である。
1,1R,1L,1BR,2,2R 碍子昇降具
11,31,31D,51 支持部材
11a,11b 靴底当接面(一方の端部)
11c,11d,31c,31d 先端部(切り欠き部;他方の端部)
11e,31e,51e 凹形状の切り欠き部(他方の端部)
11f,11g,11h 側端面(切り欠き部;他方の端部)
12,35,55 高摩擦膜
21,41 第1固定ベルト(締結部材)
22,42 第2固定部材(締結部材)
22a,42a 連結部材(締結部材)
22b,22c,42b,42c 第2固定ベルト(締結部材)
23,23a,23b 第3固定ベルト(締結部材)
31f,31g,31h 側端面(切り欠き部;他方の端部)
32 靴底当接部材
32Aa,32Ba,32Ca 開口部
32Ab,32Bb,32Cb 長孔
34Aa,34Ba,34Ca 締結ボルト
33 底面部材
33Aa,33Ba,33Ca 開口部
33Ab,33Bb,33Cb 長孔
34Ab,34Bb,34Cb 締結ナット
36A,36B,36C 孔
44 連結部材
51c,51d 先端部(切り欠き部;他方の端部)
56A,56B,56C 長孔
101 絶縁碍子
102 環状凸部
103 環状凹部
111 安全帯

Claims (5)

  1. 作業者の靴に取り付けられ、軸方向に沿って複数の傘状の環状凸部を持つ絶縁碍子を昇降するための碍子昇降具であって、
    一方の端部に形成され前記靴の靴底に当接する靴底当接面を有し、他方の端部に前記絶縁碍子の環状凸部間にある環状凹部の外周を三方から挟むように凹形状の切り欠き部を形成するコ字状の突起部を有する板状の支持部材と、
    前記支持部材の靴底当接面上に設置され、前記靴を該支持部材に対して着脱自在に固定する締結部材と、を備え、
    前記支持部材の突起部は弾性を有し、該突起部の対向する側端面の距離が前記絶縁碍子の環状凹部の径よりも短いことを特徴とする碍子昇降具。
  2. 作業者の靴に取り付けられ、軸方向に沿って複数の傘状の環状凸部を持つ絶縁碍子を昇降するための碍子昇降具であって、
    前記靴の靴底に上面で当接する板状の靴底当接部材と、
    前記靴底当接部材の上面上に設置され、前記靴を該靴底当接部材に対して着脱自在に固定する締結部材と、
    一方の端部が前記靴底当接部材の底面に固定され、他方の端部に前記絶縁碍子の環状凸部間にある環状凹部の外周を三方から挟むように凹形状の切り欠き部を形成するコ字状の突起部を持つ板状の支持部材と、を備え、
    前記支持部材の突起部は弾性を有し、該突起部の対向する側端面の距離が前記絶縁碍子の環状凹部の径よりも短いことを特徴とする碍子昇降具。
  3. 前記靴底当接部材と前記支持部材との相対的位置関係を、前記支持部材の一方の端部から他方の端部への突出方向、或いは、該突出方向に垂直な方向に調整可能であることを特徴とする請求項2に記載の碍子昇降具。
  4. 前記支持部材の突起部の側端面は、該側端面の先端部分の対向距離が前記絶縁碍子の環状凹部の外周に当接する位置の対向距離よりも短いことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の碍子昇降具。
  5. 前記支持部材の他方の端部は、高摩擦膜で被覆されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の碍子昇降具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107317260A (zh) * 2017-08-25 2017-11-03 陈先刚 一种基于可调节的10kv配电线路杆顶维护支撑杆
CN113974259A (zh) * 2021-11-10 2022-01-28 广西电网有限责任公司北海供电局 一种复合绝缘子踩鞋装置

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