JP2016225902A - アクセスポイント制御装置、アクセスポイント制御方法及びアクセスポイント制御プログラム - Google Patents

アクセスポイント制御装置、アクセスポイント制御方法及びアクセスポイント制御プログラム Download PDF

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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】アクセスポイントが受信する干渉電力を減少させることができるアクセスポイント制御装置を提供する。
【解決手段】端末装置との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントに対して使用すべきチャネルを割り当てるアクセスポイント制御装置であって、アクセスポイントのそれぞれから受信電力情報を収集する情報収集手段と、受信電力情報に基づき、チャネル毎の干渉電力を推定し、推定した干渉電力が最大となるアクセスポイントを選択し、選択したアクセスポイントが他のチャネルに割り当てられた場合について全てのアクセスポイントの干渉電力の和を計算するチャネル毎干渉推定手段と、チャネル毎の干渉電力の和が最小となるチャネルを選択したアクセスポイントに対して割り当てるチャネル決定手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の無線アクセスポイントのチャネル割当を制御するアクセスポイント制御装置、アクセスポイント制御方法及びアクセスポイント制御プログラムに関する。
無線のアクセスポイント(AP)が端末と通信を行うチャネルを決定する方法として、アクセスポイント毎に近接する他のアクセスポイントの状態を判断して決定する方法がある(例えば、非特許文献1参照)。図18は、非特許文献1に記載の方法をサーバにおいて集中的に行うシステムの構成を示すブロック図である。このシステムは、端末41、42、43、44と無線通信を行っているすべてのアクセスポイント(AP)31、32に対して、制御用の送受信装置21、22をそれぞれ接続する。そして、送受信装置21、22と通信することによりすべてのアクセスポイント31、32を制御可能なサーバ10により構成される。
次に、図19を参照して、図18に示すサーバ10の構成を説明する。図19は、図18に示すサーバ10の構成を示すブロック図である。受信装置1は、各アクセスポイントが受信可能な全てのチャネルにおいて受信された他のアクセスポイントの電力であるAP周辺受信電力情報を取得し、AP周辺受信電力情報記憶装置2に記憶する。チャネル決定装置3は、アクセスポイント毎に、AP周辺受信電力情報から干渉電力の少ないチャネルを使用するようにする命令を送信装置4を介して送信する。
図20〜図25は、従来技術により各アクセスポイントにチャネルを割り当てる例を示す図である。AP2、AP4、AP1、AP3、AP5の順に、各チャネルにおける他アクセスポイントからの受信電力の和が小さいチャネルを割り当てる。使用可能なチャネルは、互いに干渉しない、チャネル1、チャネル5、チャネル9、の3チャネルとする。また、他システムが使用しているアクセスポイント(他AP)はチャネル3を使用しているものとする。
アクセスポイント(AP2)は、使用可能な全てのチャネル(ここでは、チャネル1、5、9)の干渉電力が0である(図20参照)。このため、アクセスポイント(AP2)にはチャネル1が割り当てられ、チャネル1でビーコン信号を送信する。
アクセスポイント(AP4)は、チャネル1以外の使用可能な全てのチャネル(ここでは、チャネル5、9)の干渉電力が0である(図21参照)。このため、アクセスポイント(AP4)にはチャネル5が割り当てられ、チャネル5でビーコン信号を送信する。
アクセスポイント(AP1)は、チャネル9の干渉電力が最小である(図22参照)。このため、アクセスポイント(AP1)にはチャネル9が割り当てられ、チャネル9でビーコン信号を送信する。
アクセスポイント(AP3)は、使用可能なチャネル(チャネル1、5、9)のうち、チャネル1の干渉電力が最小である(図23参照)。このため、アクセスポイント(AP3)にはチャネル1が割り当てられ、チャネル1でビーコン信号を送信する。
アクセスポイント(AP5)は、使用可能なチャネルのうち、チャネル9の干渉電力が最小である(図24参照)。このため、アクセスポイント(AP5)にはチャネル9が割り当てられ、チャネル9でビーコン信号を送信する。従来技術では、このようにしてチャネルの割り当てが行われることになる。
図25は、全てのアクセスポイントが従来技術によりチャネルを割り当てられた後の各アクセスポイントが受信する干渉電力の値を表にした図である。ここで、他システムが使用しているアクセスポイントから使用可能なチャネルに受信される電力Pは、他システムが使用しているチャネルにおいて受信された干渉電力Piと使用可能なチャネルの帯域幅Wと干渉している帯域幅Wiから、P=PiWi/Wとする。
また、ここでは使用可能なチャネルの帯域幅を20MHz、チャネル1とチャネル3が干渉している帯域幅を10MHz、チャネル5とチャネル3が干渉している帯域幅を10MHz、チャネル9とチャネル3が干渉している帯域幅を0MHzとし、他のアクセスポイントから受信した電力が0.2以下の場合は0としている。
"無線LANアクセスポイントのチャネル内競合とチャネル間干渉を同時に考慮したチャネル割当手法"、電子情報通信学会技術研究報告、Vol.112、No.288、pp.59−64、2012年11月
しかしながら、従来技術によるアクセスポイントは他アクセスポイントからの干渉電力が小さいチャネルを割り当てるため、全てのアクセスポイントが受信する干渉電力の和を減少させることが困難であるという問題がある。また、従来技術では、トラフィック量に関係なくチャネルの割り当てを行っていたため、各アクセスポイントと通信を行う端末との間に生じるトラフィックが多いアクセスポイントに対して干渉電力の少ないチャネルを割り当てることができないという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、アクセスポイントが受信する干渉電力を減少させることができるアクセスポイント制御装置、アクセスポイント制御方法及びアクセスポイント制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、端末装置との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントに対して使用すべきチャネルを割り当てるアクセスポイント制御装置であって、前記アクセスポイントのそれぞれから受信電力情報を収集する情報収集手段と、前記受信電力情報に基づき、チャネル毎の干渉電力を推定し、推定した前記干渉電力が最大となるアクセスポイントを選択し、選択した前記アクセスポイントが他のチャネルに割り当てられた場合について全ての前記アクセスポイントの干渉電力の和を計算するチャネル毎干渉推定手段と、前記チャネル毎の前記干渉電力の和が最小となるチャネルを選択した前記アクセスポイントに対して割り当てるチャネル決定手段とを備えるアクセスポイント制御装置である。
本発明の一態様は、端末装置との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントに対して使用すべきチャネルを割り当てるアクセスポイント制御装置であって、前記アクセスポイントのそれぞれから受信電力情報とトラフィック情報とを収集する情報収集手段と、前記受信電力情報と前記トラフィック情報に基づき、チャネル毎の干渉電力とトラフィック量との積を推定し、推定した前記干渉電力と前記トラフィック量との積が最大となるアクセスポイントを選択し、選択した前記アクセスポイントが他のチャネルに割り当てられた場合について全ての前記アクセスポイントの前記干渉電力と前記トラフィック量との積の和を計算するチャネル毎干渉推定手段と、前記チャネル毎の前記干渉電力と前記トラフィック量との積の和が最小となるチャネルを選択した前記アクセスポイントに対して割り当てるチャネル決定手段とを備えるアクセスポイント制御装置である。
本発明の一態様は、端末装置との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントに対して使用すべきチャネルを割り当てるアクセスポイント制御装置が行うアクセスポイント制御方法であって、前記アクセスポイントのそれぞれから受信電力情報を収集する情報収集ステップと、前記受信電力情報に基づき、チャネル毎の干渉電力を推定し、推定した前記干渉電力が最大となるアクセスポイントを選択し、選択した前記アクセスポイントが他のチャネルに割り当てられた場合について全ての前記アクセスポイントの干渉電力の和を計算するチャネル毎干渉推定ステップと、前記チャネル毎の前記干渉電力の和が最小となるチャネルを選択した前記アクセスポイントに対して割り当てるチャネル決定ステップとを有するアクセスポイント制御方法である。
本発明の一態様は、端末装置との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントに対して使用すべきチャネルを割り当てるアクセスポイント制御装置が行うアクセスポイント制御方法であって、前記アクセスポイントのそれぞれから受信電力情報とトラフィック情報とを収集する情報収集ステップと、前記受信電力情報と前記トラフィック情報に基づき、チャネル毎の干渉電力とトラフィック量との積を推定し、推定した前記干渉電力と前記トラフィック量との積が最大となるアクセスポイントを選択し、選択した前記アクセスポイントが他のチャネルに割り当てられた場合について全ての前記アクセスポイントの前記干渉電力と前記トラフィック量との積の和を計算するチャネル毎干渉推定ステップと、前記チャネル毎の前記干渉電力と前記トラフィック量との積の和が最小となるチャネルを選択した前記アクセスポイントに対して割り当てるチャネル決定ステップとを有するアクセスポイント制御方法である。
本発明の一態様は、コンピュータを、前記アクセスポイント制御装置として機能させるためのアクセスポイント制御プログラムである。
本発明によれば、アクセスポイントが受信する干渉電力を減少させることができるという効果が得られる。
本発明の第1実施形態によるサーバ10の構成を示すブロック図である。 図1に示すサーバ10のチャネル毎干渉推定装置5とチャネル決定装置6の動作を示すフローチャートである。 各アクセスポイントが受信可能な全てのチャネルにおいて受信された他のアクセスポイントにおける受信電力値の例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 本発明の第2実施形態によるサーバ10の構成を示すブロック図である。 図9に示すサーバ10のチャネル毎干渉推定装置8とチャネル決定装置6の動作を示すフローチャートである。 各アクセスポイントが受信可能な全てのチャネルにおいて受信された他のアクセスポイントの電力値および各アクセスポイントのトラフィック量の例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。 従来技術の方法をサーバにおいて集中的に行うシステムの構成を示すブロック図である。 図18に示すサーバ10の構成を示すブロック図である。 従来技術により各アクセスポイントにチャネルを割り当てる例を示す図である。 従来技術により各アクセスポイントにチャネルを割り当てる例を示す図である。 従来技術により各アクセスポイントにチャネルを割り当てる例を示す図である。 従来技術により各アクセスポイントにチャネルを割り当てる例を示す図である。 従来技術により各アクセスポイントにチャネルを割り当てる例を示す図である。 全てのアクセスポイントが従来技術によりチャネルを割り当てられた後の各アクセスポイントが受信する干渉電力の値を表にした図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態によるアクセスポイント制御装置を説明する。第1実施形態におけるシステム構成は、図18に示す構成と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。無線ネットワークを構成するすべてのアクセスポイント31、32に制御用の送受信装置21、22をそれぞれ接続し、その送受信装置21、22と通信することによりすべてのアクセスポイント31、32を制御可能なサーバ10により構成される。ただし、第1実施形態においては、図1に示すようにサーバ10の構成が異なる。
第1実施形態におけるサーバ10は、トラフィック情報を必要としない方法を用いてアクセスポイントのチャネル割り当てを制御する。ここでは、使用可能なチャネルを、互いに干渉しない、チャネル1、チャネル5、チャネル9、の3チャネルとし、他のアクセスポイントが検知できるようにすべてのアクセスポイント31、32からビーコン信号を送信するように設定する。また、他システムが使用しているアクセスポイントはチャネル3を使用しているものとする。
図1は、サーバ10の構成を示すブロック図である。この図において、図19に示す従来の装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡単に行う。この図に示すサーバ10が従来のサーバ10と異なる点は、チャネル毎干渉推定装置5とチャネル決定装置6が設けられている点である。
受信装置1は、各アクセスポイントが受信可能な全てのチャネルにおいて受信された他のアクセスポイントの電力であるAP周辺受信電力情報を各アクセスポイントから取得し、AP周辺受信電力情報記憶装置2に記憶する。
チャネル毎干渉推定装置5は、他システムが使用しているアクセスポイントを除き、全てのアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和をアクセスポイント毎に計算する。
そして、電力の和が0以外で最大となる選択されていないアクセスポイントを選択し、選択されたアクセスポイントが他の使用可能なチャネルに割り当てられた場合について全てのアクセスポイントの電力の和を計算する。
ここで、他システムが使用しているアクセスポイントから使用可能なチャネルに受信される電力Pは、他システムが使用しているチャネルにおいて受信された電力Piと使用可能なチャネルの帯域幅Wと干渉している帯域幅Wiから、P=PiWi/Wとする。
チャネル決定装置6は、チャネル毎干渉推定装置5が選択したアクセスポイントに対し、チャネル毎干渉推定装置5から得られたチャネル毎の干渉電力の和が最小となるチャネルを割り当てる命令を送信装置4を介して送信する。
次に、チャネル毎干渉推定装置5は、チャネル決定装置6により決定されたチャネルが選択されたアクセスポイントに割り当てられ、選択されていないアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和をアクセスポイント毎に計算する。
そして、電力の和が0以外で最大となる選択されていないアクセスポイントを選択し、選択されたアクセスポイントが他の使用可能なチャネルに割り当てられた場合について全てのアクセスポイントの電力の和を計算する。
ここで、他システムが使用しているアクセスポイントから使用可能なチャネルに受信される電力Pは、他システムが使用しているチャネルにおいて受信された干渉電力Piと使用可能なチャネルの帯域幅Wと干渉している帯域幅Wiから、P=PiWi/Wとする。
チャネル決定装置6は、チャネル毎干渉推定装置5が選択したアクセスポイントに対し、チャネル毎干渉推定装置5から得られたチャネル毎の干渉電力の和が最小となるチャネルを割り当てる命令を送信装置4を介して送信する。
以上を繰り返し、チャネル毎干渉推定装置5において、全ての選択されていないアクセスポイントが他のアクセスポイントから受ける干渉電力の和が0の場合、チャネル決定装置6は、全ての選択されていないアクセスポイントにチャネル1を割り当てる命令を送信装置4を介して送信する。
次に、図2を参照して、図1に示すサーバ10のチャネル毎干渉推定装置5とチャネル決定装置6が行うチャネル割当ての動作を説明する。図2は、図1に示すサーバ10のチャネル毎干渉推定装置5とチャネル決定装置6の動作を示すフローチャートである。
まず、チャネル毎干渉推定装置5は、各アクセスポイントがチャネル1を使用しているものと仮定し、チャネル1における各アクセスポイントの受信電力を計算する(ステップS1)。他システムのアクセスポイントが存在する場合は、チャネル1で受信される電力に換算して計算する。閾値以下の電力は0とする。
次に、チャネル決定装置6は、チャネル1の未選択アクセスポイントの中から、受信電力が0以外で一番大きいアクセスポイントを選択する(ステップS2)。そして、チャネル決定装置6は、該当なしであるかを判定する(ステップS3)。
この判定の結果、該当するものがあれば、チャネル毎干渉推定装置5は、選択したアクセスポイントを使用可能な他チャネルに変更した時の全アクセスポイントの受信電力の和を使用可能チャネル毎に計算する(ステップS4)。他システムのアクセスポイントが存在する場合は、使用可能チャネルで受信される電力に換算して計算する。閾値以下の電力は0とする。
次に、チャネル決定装置6は、受信電力の和が最小であり、かつチャネル変更前の値より小さいか否かを判定する(ステップS5)。この判定の結果、「受信電力の和が最小であり、かつチャネル変更前の値より小さい」を満たさない場合、チャネル決定装置6は、選択したアクセスポイントにチャネル1を割り当てる(ステップS6)。そして、ステップS2に戻る。
一方、「受信電力の和が最小であり、かつチャネル変更前の値より小さい」を満たす場合、チャネル決定装置6は、選択したアクセスポイントにそのチャネルを割り当てる(ステップS7)。そして、ステップS2に戻る。
最後に、ステップS3において、該当なしと判定された場合、チャネル決定装置6は、未選択アクセスポイントにチャネル1を割り当てる(ステップS8)。
次に、図3〜図8を参照して、前述したチャネル割り当て動作について具体例を挙げて説明する。図3は、各アクセスポイントが受信可能な全てのチャネルにおいて受信された他のアクセスポイントにおける受信電力値の例を示す図である。図4〜図8は、各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。ここでは、他のアクセスポイントから受信した電力の閾値を0.2とする。また、使用可能なチャネルの帯域幅を20MHz、チャネル1とチャネル3が干渉している帯域幅を10MHz、チャネル5とチャネル3が干渉している帯域幅を10MHz、チャネル9とチャネル3が干渉している帯域幅を0MHzとする。
初めに、他システムが使用しているアクセスポイント(他AP)を除き、全てのアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和が最大(ここでは4.0)となるアクセスポイント(AP4)を選択する(図4参照)。
次に、アクセスポイント(AP4)がチャネル1に割り当てられた場合の全てのアクセスポイントの電力の和14.5(3.0+2.0+2.5+4.0+3.0)と、チャネル5に割り当てられた場合(図5参照)の全てのアクセスポイントの電力の和7.5(2.0+1.0+2.0+0+2.0+0.5)と、チャネル9に割り当てられた場合(図6参照)の全てのアクセスポイントの電力の和7.0(2.0+1.0+2.0+2.0)とから最小となるチャネル9をアクセスポイント(AP4)に割り当てる。
次に、選択されていないアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和が最大となる選択されていないアクセスポイント(AP1)を選択する(図6参照)。
次に、アクセスポイント(AP1)がチャネル1に割り当てられた場合の全てのアクセスポイントの電力の和7.0(2.0+1.0+2.0+2.0)と、チャネル5に割り当てられた場合(図7参照)の全てのアクセスポイントの電力の和3.0(0.5+1.0+1.5)と、チャネル9に割り当てられた場合(図略)の全てのアクセスポイントの電力の和5.0とから最小となるチャネル5をアクセスポイント(AP1)に割り当てる。
次に、選択されていないアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和が最大となる選択されていないアクセスポイント(AP5)を選択する(図7参照)。
次に、アクセスポイント(AP5)がチャネル1に割り当てられた場合の全てのアクセスポイントの電力の和3.0(0+0.5+1.0+1.5)と、チャネル5に割り当てられた場合(図8参照)の全てのアクセスポイントの干渉電力の和1.5(0.25+0.5+0.75)と、チャネル9に割り当てられた場合(図略)の全てのアクセスポイントの電力の和2.25とから最小となるチャネル5をアクセスポイント(AP5)に割り当てる。
次に、選択されていないアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和が最大となる選択されていないアクセスポイント(AP2)を選択する(図8参照)。
次に、アクセスポイント(AP2)がチャネル1に割り当てられた場合の全てのアクセスポイントの電力の和1.5(0.25+0.5+0.75)と、チャネル5に割り当てられた場合(図略)の全てのアクセスポイントの電力の和3.0と、チャネル9に割り当てられた場合(図略)の全てのアクセスポイントの電力の和3.25とから最小となるチャネル1をアクセスポイント(AP2)に割り当てる。
次に、選択されていないアクセスポイント(AP3)は他のアクセスポイントから受ける干渉電力の和が0であるので、チャネル1をアクセスポイント(AP3)に割り当てる。
このように、無線ネットワーク内の全てのアクセスポイントからAP周辺受信電力情報を取得し、チャネル毎に干渉電力を推定して干渉が大きなアクセスポイントからチャネルを割り当てることにより、無線ネットワーク全体の干渉を抑えることができる。
特に、トラフィック情報を必要としない方法は、無線ネットワーク構築直後などトラフィック情報がない場合でも有効な方法である。このため、トラフィック情報を必要としない方法で無線ネットワークの運用を行い、トラフィック情報を蓄積してからトラフィック情報を利用する方法に切り替えることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態によるアクセスポイント制御装置を説明する。第2実施形態におけるシステム構成は、図18に示す構成と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。無線ネットワークを構成するすべてのアクセスポイント31、32に制御用の送受信装置21、22をそれぞれ接続し、その送受信装置21、22と通信することによりすべてのアクセスポイント31、32を制御可能なサーバ10により構成される。ただし、第2実施形態においては、図9に示すようにサーバ10の構成が異なる。
第2実施形態におけるサーバ10は、トラフィック情報を利用してアクセスポイントのチャネル割り当てを制御する。ここでは、使用可能なチャネルを、互いに干渉しない、チャネル1、チャネル5、チャネル9、の3チャネルとし、他のアクセスポイントが検知できるようにすべてのアクセスポイント31、32からビーコン信号を送信するように設定する。また、他システムが使用しているアクセスポイントはチャネル3を使用しているものとする。
図9は、第2実施形態におけるサーバ10の構成を示すブロック図である。この図において、図19に示す装置と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡単に行う。この図に示すサーバ10が図18に示すサーバ10と異なる点は、APトラフィック情報記憶装置7とチャネル毎干渉推定装置8がさらに設けられている点である。
受信装置1は、各アクセスポイントが受信可能な全てのチャネルにおいて受信された他のアクセスポイントの電力であるAP周辺受信電力情報を各アクセスポイントから取得し、AP周辺受信電力情報記憶装置2に記憶する。また、受信装置1は、各アクセスポイントから、そのアクセスポイントと端末間の合計トラフィック量であるAPトラフィック情報を取得し、APトラフィック情報記憶装置7に記憶する。
チャネル毎干渉推定装置8は、他システムが使用しているアクセスポイントを除き、全てのアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和と合計トラフィック量の積をアクセスポイント毎に計算する。
そして、電力の和と合計トラフィック量の積が0以外で最大となる選択されていないアクセスポイントを選択し、選択されたアクセスポイントが他の使用可能なチャネルに割り当てられた場合について全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積を計算する。
ここで、他システムが使用しているアクセスポイントから使用可能なチャネルに受信される電力Pは、他システムが使用しているチャネルにおいて受信された電力Piと使用可能なチャネルの帯域幅Wと干渉している帯域幅Wiから、P=PiWi/Wとする。
チャネル決定装置6は、チャネル毎干渉推定装置8が選択したアクセスポイントに対し、チャネル毎干渉推定装置8から得られたチャネル毎の干渉電力の和と合計トラフィック量の積の和が最小となるチャネルを割り当てる命令を送信装置4を介して送信する。
次に、チャネル毎干渉推定装置8は、チャネル決定装置6により決定されたチャネルが選択されたアクセスポイントに割り当てられ、選択されていないアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和と合計トラフィック量の積をアクセスポイント毎に計算する。
そして、電力の和と合計トラフィック量の積が0以外で最大となる選択されていないアクセスポイントを選択し、選択されたアクセスポイントが他の使用可能なチャネルに割り当てられた場合について全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積を計算する。
ここで、他システムが使用しているアクセスポイントから使用可能なチャネルに受信される電力Pは、他システムが使用しているチャネルにおいて受信された干渉電力Piと使用可能なチャネルの帯域幅Wと干渉している帯域幅Wiから、P=PiWi/Wとする。
チャネル決定装置6は、チャネル毎干渉推定装置8が選択したアクセスポイントに対し、チャネル毎干渉推定装置8から得られたチャネル毎の干渉電力の和と合計トラフィック量の積の和が最小となるチャネルを割り当てる命令を送信装置4を介して送信する。
以上を繰り返し、チャネル毎干渉推定装置8において、全ての選択されていないアクセスポイントが他のアクセスポイントから受ける干渉電力の和と合計トラフィック量の積が0の場合、チャネル決定装置6は、全ての選択されていないアクセスポイントにチャネル1を割り当てる命令を送信装置4を介して送信する。
次に、図10を参照して、図9に示すサーバ10のチャネル毎干渉推定装置8とチャネル決定装置6が行うチャネル割当ての動作を説明する。図10は、図9に示すサーバ10のチャネル毎干渉推定装置8とチャネル決定装置6の動作を示すフローチャートである。
まず、チャネル毎干渉推定装置8は、各アクセスポイントがチャネル1を使用しているものと仮定し、チャネル1における各アクセスポイントの受信電力とトラフィックの積を計算する(ステップS11)。他システムのアクセスポイントが存在する場合は、チャネル1で受信される電力に換算して計算する。閾値以下の電力は0とする。
次に、チャネル決定装置6は、チャネル1の未選択アクセスポイントの中から、受信電力とトラフィックの積が0以外で一番大きいアクセスポイントを選択する(ステップS12)。そして、チャネル決定装置6は、該当なしであるかを判定する(ステップS13)。
この判定の結果、該当するものがあれば、チャネル毎干渉推定装置8は、選択したアクセスポイントを使用可能な他チャネルに変更した時の全アクセスポイントの受信電力とトラフィックの積の和を使用可能チャネル毎に計算する(ステップS14)。他システムのアクセスポイントが存在する場合は、使用可能チャネルで受信される電力に換算して計算する。閾値以下の電力は0とする。
次に、チャネル決定装置6は、受信電力とトラフィックの積の和が最小であり、かつチャネル変更前の値より小さいか否かを判定する(ステップS15)。この判定の結果、「受信電力とトラフィックの積の和が最小であり、かつチャネル変更前の値より小さい」を満たさない場合、チャネル決定装置6は、選択したアクセスポイントにチャネル1を割り当てる(ステップS16)。そして、ステップS12に戻る。
一方、「受信電力とトラフィックの積の和が最小であり、かつチャネル変更前の値より小さい」を満たす場合、チャネル決定装置6は、選択したアクセスポイントにそのチャネルを割り当てる(ステップS17)。そして、ステップS12に戻る。
最後に、ステップS13において、該当なしと判定された場合、チャネル決定装置6は、未選択アクセスポイントにチャネル1を割り当てる(ステップS18)。
次に、図11〜図17を参照して、前述したチャネル割り当て動作について具体例を挙げて説明する。図11は、各アクセスポイントが受信可能な全てのチャネルにおいて受信された他のアクセスポイントの電力値および各アクセスポイントのトラフィック量の例を示す図である。図12〜図17は、各アクセスポイントにチャネルを割り当てる動作例を示す図である。ここでは、他のアクセスポイントから受信した電力の閾値を0.2とする。また、使用可能なチャネルの帯域幅を20MHz、チャネル1とチャネル3が干渉している帯域幅を10MHz、チャネル5とチャネル3が干渉している帯域幅を10MHz、チャネル9とチャネル3が干渉している帯域幅を0MHzとする。
初めに、他システムが使用しているアクセスポイント(他AP)を除き、全てのアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和と合計トラフィック量の積が最大(150.0)となるアクセスポイント(AP5)を選択する(図12参照)。
次に、アクセスポイント(AP5)がチャネル1に割り当てられた場合の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和390(90.0+20.0+50.0+80.0+150.0)と、チャネル5に割り当てられた場合(図13参照)の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和195(75.0+17.5+30.0+60.0+12.5))と、チャネル9に割り当てられた場合(図14参照)の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和182.5(75.0+17.5+30.0+60.0)とから最小となるチャネル9をアクセスポイント(AP5)に割り当てる。
次に、選択されていないアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和と合計トラフィック量の積が最大となる選択されていないアクセスポイント(AP1)を選択する(図14参照)。
次に、アクセスポイント(AP1)がチャネル1に割り当てられた場合の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和182.5(75.0+17.5+30.0+60.0)と、チャネル5に割り当てられた場合(図15参照)の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和62.5(12.5+10.0+40.0)と、チャネル9に割り当てられた場合(図16参照)の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和102.5(12.5+10.0+40.0+15.0+25.0)とから最小となるチャネル5をアクセスポイント(AP1)に割り当てる。
次に、選択されていないアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和と合計トラフィック量の積が最大となる選択されていないアクセスポイント(AP4)を選択する(図15参照)。
次に、アクセスポイント(AP4)がチャネル1に割り当てられた場合の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和62.5と、チャネル5に割り当てられた場合(図略)の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和62.5と、チャネル9に割り当てられた場合(図略)の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和72.5とから最小となるチャネル1をアクセスポイント(AP4)に割り当てる。
次に、選択されていないアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和と合計トラフィック量の積が最大となる選択されていないアクセスポイント(AP2)を選択する(図15参照)。
次に、アクセスポイント(AP2)がチャネル1に割り当てられた場合の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和62.5と、チャネル5に割り当てられた場合(図略)の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和52.5と、チャネル9に割り当てられた場合(図17参照)の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和45(10.0+20.0+2.5+12.5)とから最小となるチャネル9をアクセスポイント(AP2)に割り当てる。
次に、選択されていないアクセスポイントにチャネル1が割り当てられているものとして、他のアクセスポイントから受信した閾値以上の電力の和と合計トラフィック量の積が最大となる選択されていないアクセスポイント(AP3)を選択する(図17参照)。
次に、アクセスポイント(AP3)がチャネル1に割り当てられた場合の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和45(10.0+20.0+2.5+12.5)と、チャネル5に割り当てられた場合(図略)の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和75と、チャネル9に割り当てられた場合(図略)の全てのアクセスポイントの電力の和と合計トラフィック量の積の和95とから最小となるチャネル1をアクセスポイント(AP3)に割り当てる。
このように、無線ネットワーク内の全てのアクセスポイントからAP周辺受信電力情報とトラフィック情報を取得し、チャネル毎に干渉電力の和と合計トラフィック量の積を推定して干渉およびトラフィック量が大きなアクセスポイントからチャネルを割り当てることにより、無線ネットワーク全体の干渉を抑えるとともに、トラフィックが多いアクセスポイントに干渉電力の少ないチャネルを割り当てることができる。
以上説明したように、複数の近接する無線のアクセスポイントのチャネル割当を制御することにより、無線ネットワークのサービスエリアを拡大することが可能となる。また、全てのアクセスポイントが受信する干渉電力を減少させることができる。また、アクセスポイントと通信を行う端末との間に生じるトラフィックが多いアクセスポイントに干渉電力の少ないチャネルを割り当てることができる。
前述した実施形態におけるサーバ10の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
複数の無線アクセスポイントのチャネル割当を制御して、アクセスポイントが受信する干渉電力を減少させることが不可欠な用途に適用できる。
1・・・受信装置、2・・・AP周辺受信電力情報記憶装置、4・・・送信装置、5、8・・・チャネル毎干渉推定装置、6・・・チャネル決定装置、7・・・APトラフィック情報記憶装置

Claims (5)

  1. 端末装置との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントに対して使用すべきチャネルを割り当てるアクセスポイント制御装置であって、
    前記アクセスポイントのそれぞれから受信電力情報を収集する情報収集手段と、
    前記受信電力情報に基づき、チャネル毎の干渉電力を推定し、推定した前記干渉電力が最大となるアクセスポイントを選択し、選択した前記アクセスポイントが他のチャネルに割り当てられた場合について全ての前記アクセスポイントの干渉電力の和を計算するチャネル毎干渉推定手段と、
    前記チャネル毎の前記干渉電力の和が最小となるチャネルを選択した前記アクセスポイントに対して割り当てるチャネル決定手段と
    を備えるアクセスポイント制御装置。
  2. 端末装置との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントに対して使用すべきチャネルを割り当てるアクセスポイント制御装置であって、
    前記アクセスポイントのそれぞれから受信電力情報とトラフィック情報とを収集する情報収集手段と、
    前記受信電力情報と前記トラフィック情報に基づき、チャネル毎の干渉電力とトラフィック量との積を推定し、推定した前記干渉電力と前記トラフィック量との積が最大となるアクセスポイントを選択し、選択した前記アクセスポイントが他のチャネルに割り当てられた場合について全ての前記アクセスポイントの前記干渉電力と前記トラフィック量との積の和を計算するチャネル毎干渉推定手段と、
    前記チャネル毎の前記干渉電力と前記トラフィック量との積の和が最小となるチャネルを選択した前記アクセスポイントに対して割り当てるチャネル決定手段と
    を備えるアクセスポイント制御装置。
  3. 端末装置との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントに対して使用すべきチャネルを割り当てるアクセスポイント制御装置が行うアクセスポイント制御方法であって、
    前記アクセスポイントのそれぞれから受信電力情報を収集する情報収集ステップと、
    前記受信電力情報に基づき、チャネル毎の干渉電力を推定し、推定した前記干渉電力が最大となるアクセスポイントを選択し、選択した前記アクセスポイントが他のチャネルに割り当てられた場合について全ての前記アクセスポイントの干渉電力の和を計算するチャネル毎干渉推定ステップと、
    前記チャネル毎の前記干渉電力の和が最小となるチャネルを選択した前記アクセスポイントに対して割り当てるチャネル決定ステップと
    を有するアクセスポイント制御方法。
  4. 端末装置との間で無線通信を行う複数のアクセスポイントに対して使用すべきチャネルを割り当てるアクセスポイント制御装置が行うアクセスポイント制御方法であって、
    前記アクセスポイントのそれぞれから受信電力情報とトラフィック情報とを収集する情報収集ステップと、
    前記受信電力情報と前記トラフィック情報に基づき、チャネル毎の干渉電力とトラフィック量との積を推定し、推定した前記干渉電力と前記トラフィック量との積が最大となるアクセスポイントを選択し、選択した前記アクセスポイントが他のチャネルに割り当てられた場合について全ての前記アクセスポイントの前記干渉電力と前記トラフィック量との積の和を計算するチャネル毎干渉推定ステップと、
    前記チャネル毎の前記干渉電力と前記トラフィック量との積の和が最小となるチャネルを選択した前記アクセスポイントに対して割り当てるチャネル決定ステップと
    を有するアクセスポイント制御方法。
  5. コンピュータを、請求項1または2に記載のアクセスポイント制御装置として機能させるためのアクセスポイント制御プログラム。
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