JP2016225304A - 二次電池装置およびその製造方法 - Google Patents

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Masahiro Sekino
正宏 関野
小杉 伸一郎
Shinichiro Kosugi
伸一郎 小杉
須藤 孝
Takashi Sudo
孝 須藤
佐藤 真吾
Shingo Sato
真吾 佐藤
岳史 大澤
Takeshi Osawa
岳史 大澤
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Abstract

【課題】複数の電池セルを適切に配分し、性能が平準化され、かつ製造時に余りが出難い二次電池装置の提供。
【解決手段】並列に接続された第1の電池セルと第2の電池セルを有する第1の電池セル群と、並列に接続された第3の電池セルと第4の電池セルを有する第2の電池セル群と、を備え、前記第1の電池セル群と、前記第2の電池セル群とが直列に接続され、前記第1の電池セルは、前記第1の電池セルと前記第2の電池セルと前記第3の電池セルと前記第4の電池セルの電池容量の平均値よりも少ない容量値であり、前記第2の電池セルは、前記平均値よりも大きい容量値であり、前記第3の電池セルは、前記平均値よりも少ない容量値であり、前記第4の電池セルは、前記平均値よりも大きい容量値である、二次電池装置。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、二次電池装置およびその製造方法に関する。
二次電池は多種多様な用途の電源として使用されている。主な用途として、携帯電話やパ
ソコン、携帯音楽プレーヤーといった小型電気機器の電源として使用がなされていたが、
近年では電気自動車や電力貯蔵用電源といった比較的大きな電力を必要とする機器で使用
するための大型の電池装置の開発がすすめられている。
前述の比較的大きな電力を必要とする機器に対応するため、複数の電池を多直多並列に接
続した二次電池装置(電池パック)を製造し、大型電源用途として使用する方法がある。
特開2011―171032
繰り返し充放電を行う大型の二次電池装置(電池パック)を構成する各電池セルはしばし
ば多並列多直列に接続され使用される。例えば、2並列多直列の二次電池装置では電池セ
ルは似通った容量特性または自己放電量特性をもつセルが選択されることが前記電池装置
内の電池セルの能力を最大限に発揮する方法として好適とされてきた。
しかしながら、このような似通った特性の電池セルを集める方法をとった場合、第1段階
として似通った特性の電池セル同士を並列接続(以下電池セル群と称する)し、第2段階
としてこの電池セル群に似通った特性の電池セル群を直列接続しなければならず、非常に
余りがでやすい電池セル選択方法であった。これは、複数の電池セルを量産する際に、電
池セルの容量または自己放電量に対する個数分布は、略正規分布となることに由来する。
本実施形態の二次電池装置は、複数の電池セルを適切に配分し、性能が平準化されること
で、各電池セルのもつ能力を最大限に発揮させ、かつ製造時に電池セルの選択/組合せに
よる余りが出にくい二次電池装置またはその製造方法を提供することを目的とする。
本二次電池装置は、並列に接続された第1の電池セルと第2の電池セルを有する第1の電
池セル群と、並列に接続された第3の電池セルと第4の電池セルを有する第2の電池セル
群と、を備える。前記第1の電池セル群と、前記第2の電池セル群と、を直列に接続され
る。前記第1の電池セルは、前記第1の電池セルと前記第2の電池セルと前記第3の電池
セルと前記第4の電池セルの電池容量の平均値よりも少ない容量値であり、前記第2の電
池セルは、前記平均値よりも大きい容量値であり、前記第3の電池セルは、前記平均値よ
りも少ない容量値であり、前記第4の電池セルは、前記平均値よりも大きい容量値である
第1の実施形態に係る二次電池装置10の外観の一例を示す斜視図。 第1の実施形態に係る電池セル12の外観の一例を示す斜視図。 第1の実施形態に係る二次電池装置10を上面から見た図。 第1の実施形態に係る電池セル12α、β、γ、δの容量値の一例を示す図。 第1の実施形態に係る電池セル12の容量または自己放電量の個数分布の一例を表す図。 第2の実施形態に係る二次電池装置10の外観の一例を示す斜視図。 第2の実施形態に係る二次電池装置10を上面から見た図。 第2の実施形態に係る電池セル12の容量または自己放電量の個数分布の一例を表す図。 変形例1に係る二次電池装置10の外観の一例を示す斜視図。 変形例1に係る二次電池装置10を上面から見た図。 変形例2に係る二次電池装置10の外観の一例を示す斜視図。 変形例2に係る二次電池装置10を上面から見た図。 変形例3に係る演算システムの一例を示すブロック図。 変形例3に係る電池装置2000の一例を示す図。 変形例3に係る演算システムの動作の一例を示す図。
以下、本発明の実施態様について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る二次電池装置10の外観を示す斜視図である。二次電池装置を
電池モジュール、複数の二次電池装置(電池モジュール)を複数備えた装置を電池パック
と呼称してもよい。
二次電池装置10は図1に示すように、例えば、複数の二次電池セル12α,…,12δ
を有する構成である。これら合計4つの電池セル12は、2つずつの電池セルを直列に配
置し、バスバー14で電気的に接続し、2つの電池セル列を形成する。この2つの電池セ
ル列を並列に並べ、バスバー14を用いて電気的に接続して二次電池装置10を構成する
図2は、二次電池セル12の外観を示す斜視図である。
各電池セル12(12α,…12δ)は、リチウムイオン電池等の非水電解質二次電池で
あり、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成された扁平な略直方体形状の
外装容器21と、外装容器内に非水電解液と共に収納された電極体と、正極端子22aと
、負極端子22bとを備えている。外装容器21は、アルミニウム缶に代えて、鉄など他
の金属からなる缶、ラミネートフィルム(パウチ、ポリマー)や樹脂材を用いても良い。
外装容器21は、上端が開口した容器本体と、容器本体に溶接され容器本体の開口を閉塞
した矩形板状の蓋体とを有し、液密に形成されている。電極体は、例えば、正極板および
負極板をその間にセパレータを介在させて渦巻き状に捲回し、更に、径方向に圧縮するこ
とにより、偏平な矩形状に形成されている。
正極(正極端子)22aおよび負極(負極端子)22bは、蓋体23の長手方向両端部に
それぞれ設けられ、蓋体23から突出している。正極端子22aおよび負極端子22bは
、電極体の正極および負極にそれぞれ接続されている。一方の端子、例えば、正極端子2
2aは、蓋体23に電気的に接続され、外装容器21と同電位となっている。負極端子2
2bは、蓋体23を貫通して延びている。負極端子22bと蓋体23との間には、合成樹
脂、ガラス等の絶縁体からなるシール材、例えば、ガスケットが設けられている。
容器本体の周囲には、容器の上端部および下端部を除いて、絶縁性のフィルムが巻装され
ている。このフィルムは、外装容器の膨張を規制するとともに、外装容器と他の電池セル
12との短絡、あるいは、外装容器と他の部材との短絡を防止する。
バスバー14(14α,…,14δ)は、図1に示すように、複数の電池セル12を、電
気的に、直列または並列に接続する導電性部材である。複数の電池セル12は、隣合う電
池セル12の正極端子と負極端子とが同一に並ぶ向きに配列されている。各バスバー14
は、導電材料、例えば、アルミニウム等からなる金属板で形成されている。バスバー14
は、一端部が電池セル12の正極端子22aに接合され、他端部が隣の電池セル12の負
極端子22bに溶接され、これらの電極端子を電気的に接続している。このように、9個
の電池セル12は、複数のバスバー14により直列に接続されている。同様に、複数の電
池セル12は、正極同士、負極同士を並列に接続する場合にも使用される。
図3は、第1の実施形態に係る二次電池装置10を上面から見た図である。
図4は、第1の実施形態に係る電池セル12α、β、γ、δの容量値の一例を示す図であ
る。
本実施形態では電池セル12αは18.0[Ah]、電池セル12βは22.0[Ah]
、電池セル12γは19.5[Ah]、電池セル12δは20.5[Ah]の電池容量を
もつ。
この4つの電池セルの電池容量の中間値は、(18.0+22.0+19.5+20.5
)/4=20.0[Ah]である。
このうち、電池セル12αは、中間値より低いので電池セル12βまたは12δを並列接
続候補として選ぶ。
(例1)例えば、電池セル12αと電池セル12βを並列接続した場合には、電池容量の
平均値20.0[Ah]、合計40.0[Ah]の並列接続された電池セル群1が形成さ
れる。
他方の電池セル群2は、残りの電池セル12γ、12δで構成され、同様に電池容量の平
均値20.0[Ah]、合計40.0[Ah]の並列接続された電池セル群2が形成され
る。
この電池セル群1と電池セル群2は、電池容量の平均値、合計値が電池セル群として似通
ったものが接続できることとなる。
(例2)また、電池セル12αと、電池セル12δを並列接続した場合には、電池容量の
平均値19.25[Ah]、合計38.5[Ah]の並列接続された電池セル群1が形成
される。
また、電池セル12βと、電池セル12γが並列接続されることとなり、電池容量の平均
値20.75[Ah]、合計41.5[Ah]の並列接続された電池セル群2が形成され
ることとなる。
この場合各電池セル群の電池容量の平均値の差は、1.5[Ah]、合計値の差は3.0
[Ah]となる。
これに対して、似通った電池セル同士で電池セル群1,2を構成した場合について述べる
(例3)例えば、電池セル12αと電池セル12γを並列接続すると、電池容量の平均値
18.75[Ah]、合計37.5[Ah]の並列接続された電池セル群1が形成される
他方は、電池セル12βと、電池セル12δを並列接続し、電池容量の平均値21.25
[Ah]、合計42.5[Ah]の並列接続された電池セル群2が形成される。
これら2つの電池セル群を直列接続すると、電池容量の平均値の差は、2.5[Ah]、
合計値の差は、5.0[Ah]となる。
直列接続された電池セルもしくは電池セル群で二次電池装置を構成した場合には、前述の
二次電池装置の容量特性は最も電池容量の低い電池セルもしくは電池セル群の容量となる
。従って、上記例1,2に比べ例3の二次電池装置の容量特性も低いこととなる。一方、
二次電池装置の使用電圧範囲を無理に広げて、例3の二次電池装置を例1,2と同様な電
池容量で稼動させることができる。その場合、過放電状態や過充電状態の電池セルもしく
は電池セル群が発生し二次電池装置の寿命が著しく短くなる。従って、直列接続された場
合は、最も電池容量の低い電池セル群に合わせた二次電池装置として評価され、上記例1
,2に比べ例3の二次電池装置の性能は電池容量の観点から見て低いこととなる。
(例4)なお、同様に似通った特性の電池セルの選択方法をとった場合、電池セル12γ
と電池セル12δの組み合わせで電池セル群1が形成される。他方の電池セル12αと電
池セル12βは似通った特性ではないとして選択されないこととなり、余りの電池セルと
して廃棄されるなど利用しないまたは性能を発揮しにくい二次電池装置を構成せざるを得
なくなる。
つまり、図5に示すように複数の電池セル12を領域1(小容量側)と領域2(大容量側
)に別け、各異なる領域から選択した電池セルを並列接続することにより本実施形態の電
池セル群が形成される。この電池セル群を直列接続することにより本実施形態の二次電池
装置が形成されることとなる。
一般的に二次電池は環境温度が高いと充放電に関わらない化学反応が増加し、劣化が早く
なる。従って、二次電池装置の内部発熱による温度上昇が均一で無い場合、二次電池装置
内で電池セルもしくは電池セル群の自己発熱量の総和が同じであっても、高い環境温度に
さらされる電池セルもしくは電池セル群が発生し、前記電池セルもしくは電池セル群が集
中的に劣化する。前述のように、電池セルもしくは電池セル群が直列接続された二次電池
装置の場合、二次電池装置の容量特性は最も電池容量の低い電池セルもしくは電池セル群
に合わせた二次電池装置として評価される。従って、二次電池装置の内部発熱による温度
上昇が均一で無い場合は温度上昇が均一な場合に比べて、二次電池装置としての寿命が短
くなる。
一方、電池はその内部抵抗により充放電の際に自己発熱する。自己発熱は電池セルを流れ
る電流/容量の比が大きければ大きくなり、小さければ小さくなり、直列接続された複数
の電池セルもしくは電池セル群で構成される二次電池装置では流れる電流値が一定となる
ため、容量の小さい電池セルもしくは電池セル群のほうの自己発熱量が大きくなる。また
放電末期では内部抵抗が大きくなるため、自己発熱量が大きくなる。直列接続された複数
の電池セルもしくは電池セル群で構成される二次電池装置では複数の電池セルもしくは電
池セル群が二次電池装置内に密に収納されているため、二次電池装置内の温度環境はその
電池セルもしくは電池セル群の自己発熱によるところが大きい。従って、二次電池装置内
の温度上昇の均一性を高めるために大容量と低容量の電池セルもしくは大自己放電量と低
自己放電量の電池セルを互い違いに並べることにより、容量の違いもしくは長期保管後の
充電状態(もしくは放電状態)の違いによる電池セルの自己発熱量の熱分散を均一化でき
、二次電池装置の寿命を長期化することができる。例えば、電池セル群1においては、電
池セル12βの自己放電量が大きく、放電末期に熱が発生し易い場合、他方の電池セル群
2においては、自己放電量の小さい電池セル12δを直接バスバー14によって接続しな
い位置に設置することで熱分散し易く好適である。
上記のように、複数の電池セル群から構成される二次電池装置において並列関係にある電
池セルは、上記二次電池セルを構成する全ての電池セルの電池容量(または自己放電量)
の平均値より高い電池容量と低い電池容量をもつ電池セルの組合せとなるよう選択する。
これらの電池セル群を直列接続することにより、一定以上の性能の二次電池装置となる。
また複数の二次電池装置を量産するに当たり余りが出にくい二次電池装置となる。
次に、自己放電量について例示を行う。例として、電池セル12ε(15.0[mAh/
日])と電池セル12γ(25.0[mAh/日])と電池セル12φ(18.0[mA
h/日])と電池セル12η(22.0[mAh/日])の4つが製造された場合を記載
する。
(例5)例えば、電池セル12εと電池セル12γを並列接続した場合には、自己放電量
の平均値20.0[mAh/日]、合計40.0[mAh/日]の並列接続された電池セ
ル群3が形成される。
他方の電池セル群4は、残りの電池セル12φ、12ηで構成され、同様に自己放電量の
平均値20.0[mAh/日]、合計40.0[mAh/日]の並列接続された電池セル
群として形成される。
この電池セル群3と電池セル群4は、自己放電量の平均値、合計値が電池セル群として似
通ったものを接続できることとなる。
(例6)また、電池セル12εと、電池セル12ηを並列接続した場合には、自己放電量
の平均値18.5[mAh/日]、合計37.0[mAh/日]の並列接続された電池セ
ル群3が形成される。
また、電池セル12γと、電池セル12φが並列接続されることとなり、自己放電量の平
均値21.5[mAh/日]、合計43.0[mAh/日]の並列接続された電池セル群
4が形成される。
この場合各電池セル群の自己放電量の平均値の差は3.0[mAh/日]、合計値の差は
6.0[mAh/日]となる。
これに対して、似通った自己放電量をもつ電池セル同士で電池セル群3,4を構成した場
合について述べる。
(例7)例えば、電池セル12εと電池セル12φを並列接続すると、自己放電量の平均
値16.5[mAh/日]、合計33.0[mAh/日]の並列接続
された電池セル群3が形成される。
他方は、電池セル12γと、電池セル12ηを並列接続し、自己放電量の平均値23.5
[mAh/日]、合計47.0[mAh/日]の並列接続された電池セル群4が形成され
る。
これら2つの電池セル群を直列接続すると、自己放電量の平均値の差は、7.0[mAh
/日]、合計値の差は、14.0[mAh/日]となる。
直列接続された電池セルもしくは電池セル群で二次電池装置を構成した場合には、上記二
次電池装置を恣意的に充放電することなく長期間保管すると、電池セルもしくは電池セル
群個々の充電状態(もしくは放電状態)が異なるここととなり、二次電池装置全体として
バランスが崩れた状態となる。
長期間保管し著しくバランスがずれた状態で二次電池装置の放電を行うと、自己放電量が
大きく他の電池セルもしくは電池セル群よりも放電がすすんだ電池セルが最初に使用下限
電圧に到達し、充電をすると自己放電量が少なく他の電池セルもしくは電池セル群よりも
放電がなされていない電池セルが最初に使用上限電圧に到達し、二次電池装置の容量が保
管前に比べて少ないこととなる。従って、上記例5、6に比べ例7の二次電池装置は、容
量維持の観点から鑑みると保管期間を短く設定しなくてはならないし、もしくは短期保管
で容量が低下することとなる。
なお、二次電池装置の保管期間と使用電圧範囲を強制的に広げて、例7の二次電池装置を
例5,6と同様の環境で稼働させることができる。その場合、過放電状態や過充電状態の
電池セルもしくは電池セル群が発生し二次電池装置の寿命を著しく短期間としてしまう。
(第2の実施形態)
図6は、本実施形態に係る二次電池装置10の外観を示す斜視図である。
二次電池装置10は図6に示すように、例えば、複数の二次電池セル12a,…,12i
を有する構成である。これら合計9つの電池セル12は、3つずつの電池セルを直列に配
置し、バスバー14で電気的に接続し、3つの電池セル列を形成する。この3つの電池セ
ル列を並列に並べ、バスバー14を用いて電気的に接続して二次電池装置10を構成する
第1の実施形態と同様の構成要素(電池セル12、バスバー14等)については、説明
を省略する。
図8は、第2の実施形態に係る電池セル12a,…,12iの容量値の分散の一例を示す
図である。小容量領域18.5〜19.5[Ah]、中容量領域19.5〜20.5[Ah]
、大容量領域20.5〜21.5[Ah]としている。
本実施形態では、電池セル12a,12b,12cが領域1(小容量領域)に属し、電池
セル12d,12e,12fが領域2(中容量領域)に属し、電池セル12g,12h,
12iが領域3(大容量領域)に属している。この3つの領域数は本実施形態では電池セ
ルの数を電池容量の大きい小さいによって3等分することにより行う。例えば、本実施形
態では9つの電池セルが存在するため各領域に3つずつ電池セルが存在することとなる。
これら小容量領域に属する電池セルは、中容量領域、大容量領域に属する電池セルの電池
容量より少ない。中容量領域に属する電池セルは、小容量領域に属する電池セルよりも電
池容量が大きく、大容量領域に属する電池セルよりも電池容量が少ない。大容量領域に属
する電池セルは、少容量領域、中容量領域に属する電池セルよりも電池容量が大きい。
また、端数が出た場合は最も小容量なものまたは大容量な電池セルを除外するなどして3
等分することが好適である。
この他、電池セルの数が丁度3等分されるように各領域間の上限、下限臨界点を設定し、
領域を分けても良い。
例えば、21個の電池セルがあった場合に、上記設定した小容量領域に8個、中容量領域
に6個、大容量領域に7個有った場合、中容量領域の下限を小容量領域側に再設定し直し
小容量領域に7個、中容量領域に7個、大容量領域に7個に再設定することが好適である
。各製造工差による正規分布からの補正に利用することができる。
この領域1、2、3のそれぞれに属する電池セルを一つずつ用いて電池セル3つが並列接
続された電池セル群を形成する。この電池セル群を直列接続して二次電池装置を形成する
このように二次電池装置を組み合わせることにより、電池セル2つを並列接続する場合に
比べてより似通った特性の電池セルを容量順に並列接続した二次電池装置を実現すること
ができる。
(変形例1)
本実施形態は第1の実施形態の変形例である。
構成要素や容量の大きい、小さいとの分別は第一の実施形態と同様に行う。
このように電池セル12α,12γを一つの電池セルと見立て、電池セル12β、12δ
を一つの電池セルと見立てる。
このようにすることで、より不要な電池セルが生じにくい。また、複数の電池セルの容量
差が非常に小さい場合に有効である。
(変形例2)
本実施形態は第2の実施形態の変形例である。
構成要素や容量の大きい、小さいは第一の実施形態と同様である。
このように電池セル12a,12b,12c一つの電池セルと見立て、電池セル12d、
12e,2fを一つの電池セルと見立て電池セル12g、12h、12iを一つの電池セ
ルと見立てる。
このようにすることで、より不要な電池セルが生じにくい二次電池装置ができる。
(変形例3)
本実施形態は、第1の実施形態、第2の実施形態の二次電池装置を製造する製造方法の実
施例である。
例えば、車載用の電池として使用された複数の二次電池装置があった場合、これを解体し
、電池セル単位に解体する。この場合、同じようなサイクル数を使用した二次電池装置で
あることが好適である。これら複数の電池セルの電池容量または自己放電量を計測し、こ
れを分類する。この際、図5、図8に記載するような分布表または分布テーブルを図13
に示すCPUおよびROMなどを備える演算装置により作成することが望ましい。
本変形例の演算装置1000は、CPU100と、RAM(RWM)110と、通信IF
120と、入力IF130と、表示IF140と、ROM150と、記憶部160と、タ
イマ170を含む構成である。その他、USBメモリ等の外部記憶装置を装着するIF(
インターフェース)を備えていてもよい。演算装置1000は、プログラムを実行し演算
するコンピュータである。
演算装置1000は、通信IF120を解して二次電池装置2000から電流値、環境温
度、などのデータを収集し、収集したデータを用いて容量や各電池セルのCMU(cellmo
nitoring unit)または二次電池装置(電池モジュールと称してもよい)のBMU(Batter
y management unit)に番号を与えるなどの演算処理を行う。
CPU100は、ROM150に予め書き込んだ各プログラムをRAM110に読み出し
、演算処理を行う演算処理部(マイクロプロセッサ)である。CPU100は、機能に合
わせて複数のCPU群で構成することができる。またCPU内にRAM機能をもった内蔵
メモリを備えていてもよい。
RAM(RWM)110は、CPU100がプログラムを実行するに際して使用する記憶
エリアであって、ワーキングエリアとして用いられるメモリである。処理に必要なデータ
を一次記憶させるのに好適である。
通信IF120は、二次電池装置とデータ授受を行う通信装置、通信手段である。たとえ
ば、ルーターがある。本実施形態では通信IF120と二次電池装置2000との接続は
有線通信のごとく記載しているが、各種無線通信網に代替することができる。また、通信
IF120と二次電池装置2000との接続は一方向または双方向通信可能台数なネット
ワークを介して行われる形態であってもよい。
入力IF130は、入力部131と演算装置1000とを接続するインターフェースであ
る。入力部131から送られてきた入力信号を変換しCPU100が認識可能な信号に変
換する入力制御機能を有していても良い。本IFは端子等として必須の構成要素ではなく
直接演算装置内の配線と接続されていてもよい。
入力部131は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン等の入力
制御を行う入力装置、入力手段である。その他、人の発する声を認識することにより、入
力信号として認識または検出する機能を備えていてもよい。本実施形態では演算装置10
00の外部に設置しているが演算装置に組み込まれていている形態であってもよい。
表示IF140は、表示部140と演算装置1000とを接続するインターフェースであ
る。CPU100から表示IF141を介して表示部130の表示制御がおこなわれても
よいし、グラフィックボードなど描画処理を行うLSI(GPU)により表示制御が行わ
れてもよい。表示制御機能として例えば、画像データを復号化するデコード機能がある。
IFを使用せず演算装置1000内部に直接接続される形態であってもよい。
表示部141は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなど
の出力装置、出力手段である。その他、音を発する機能を備えていてもよい。本実施形態
では演算装置1000の外部に設置しているが演算装置1000に組み込まれていてもよ
い。
ROM150は、容量演算プログラム151と、付番プログラム152と、分布演算プロ
グラム153と領域演算プログラム154と、再分配プログラム155とを記憶するプロ
グラムメモリである。データの書き込みはできない非一次記憶媒体を用いることが好適で
あるが、データの読み出し、書き込みが随時できる半導体メモリ等の記憶媒体であっても
よい。その他、画像データを表示部141にて人が認識可能な文字や図柄を表示させる表
示プログラムや、コンテンツを通信IF120を介して外部装置に送信させるプログラム
、取得したデータを記憶部160に予め定められた時間毎に記憶させる登録プログラムな
どが格納されていてもよい。
容量演算プログラム151は、電池セル12の容量値[Ah]を取得または、電流値、電圧
値などから演算する機能をCPU100に実現させる手段である。取得または生成した容
量値を容量値DB161に格納する。
付番プログラム152は、各電池セル12に識別番号(ID)を与える機能をCPU10
0に実現させる手段である。これらの番号を通信IF120を介して各二次電池装置(電
池モジュール)のBMU、各電池セルのCMUに送信し番号を付与する。与えた番号を付
番DB162に格納する。例えば12個の電池セルがあった場合、順番に1〜12の番号
を付与する。
分布演算プログラム153は、容量演算プログラム151でもとめた容量値[Ah]を用い
て各容量[Ah]毎の個数分布を演算する機能をCPU100に実現させる手段である。演
算処理結果をテーブル形式またはデータ形式にて分布DB163に格納する。例えば、図
5や図8に記載するような分布図を作成する。
領域演算プログラム154は、上記個数分布から領域の演算する機能をCPU100に実
現させる手段である。演算した領域を領域DB164に格納する。例えば、入力部131
にて入力された並列に並べたい電池セル12の数によって領域の数を分ける。各領域の臨
界点を電池セル12の個数に合わせるように調整する機能をCPU100に実現する機能
をさらに備えていても良い。
再分配プログラム155は、電池セル12を上記分配した領域に従って、電池セル12の
二次電池装置内の位置を分配する機能をCPU100に実現させる手段である。演算した
結果を再分配DB165に格納する。例えば、3並列の二次電池装置であれば、上記付番
DB162、分布DB163および領域DB164に格納した電池セル、分布、領域に従
って、電池セルを並びかえる機能をCPU100に実現させる。
記憶部160は、容量値DB161と、付番DB162、分布DB163、領域DB16
4、再分配DB165を格納している。その他、CPU100の演算処理に必要なデータ
が記憶されている。
容量値DB161は、対象となる二次電池装置2000内に格納されている電池セル12
の取得されたまたは演算処理された容量値を格納する。
付番DB162は、対象となる上記電池セルの識別番号(ID)を格納する。
分布DB163は、対象となる上記電池セルの容量値や、自己放電量の分布を示す情報を
格納する領域DB164は、再分配後に製造したい二次電池装置の並列数によって分けら
れる領域の数や臨界値を格納する。
再分配DB165は、再分配後の二次電池装置に好適な電池セルの配置情報を格納する。
タイマ170は、時間を計測するための時計である。計測した時刻を利用してCPU10
0は、電流値、電圧値の計測、格納を行う。演算装置1000は、タイマ170に代えて
、ネットワークを介して時間を取得する形態であってもよいし、タイマ170による計測
とネットワークから得られる時刻とから時刻を演算する形態であってもよい。
二次電池装置2000は、電池と電池の電流値、電圧値等を計測する制御回路(BMU、
CMUなど)を備えた装置である。電池には、各種二次電池が利用できる。
次に、変形例3による二次電池装置の製造について図15を参照しながら説明する。
図15は、変形例3の演算システムを使用した倍の二次電池装置の製造方法を示すフロー
チャートである。
まず、対象となる二次電池装置を選定する(S101)。
まず、上記選定された二次電池装置内の電池セルの容量値が取得、演算される(S102
)。
次に、各電池セル12に番号が与えられ、また、前記容量および電池セルの個数に応じて
分布情報が作成される(S103)前記電池セルを、並列にしたい電池セルの個数に従っ
て配置位置が決定される。再配置された情報に従って二次電池装置が作成される(S10
4)。
このように、本変形例によれば、一度使った二次電池の再利用の際に、適切な電池セル分
配を実現することができる。
上記各実施形態、各変形例で説明した二次電池装置を構成する、例えば、非水系二次電池
であるリチウムイオン二次電池は、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、電動自転車の
電源、あるいは、電気機器の電源として利用することができる。
また、これらに適用する際には、二次電池は、大容量化、高出力化を図るため、複数の電
池セルをケース内に並べて配置し、これらの電池セルを並列あるいは直列に接続した二次
電池装置を構成し、更に、複数の二次電池装置を接続した電池パックとして利用すること
ができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、
発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な
形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々の省略、置き
換え、変更を行うことができる。例えば、本実施形態では上面カバーや連結部材は金属部
材であると記載しているが、いわゆるラミネートを外装材とした電池セルを用いても良い
し、一つの外装材の内部に複数のコイルを備える電池セルであってもよい。各実施形態で
は、第1の実施形態にて4個、第2の実施形態で9個の電池セルを用いて説明しているが
、この数に限られることはなく2の倍数個(4、6…)、3の倍数個(6、9…)、n(
m、nはそれぞれ2以上の整数)の倍数個(2n、3n…mn)であってもよい。
リチウムイオン電池などの非水電解質二次電池に代えて、ニッケル水素電池、ニッケルカ
ドミウム電池、鉛蓄電池、アルミニウム電池、マグネシウム電池、固体電解質電池、空気
電池などの二次電池であってもよい。なお、鉛蓄電池や、ニッケルカドミウム電池、鉛蓄
電池に比べ、リチウムイオン電池、アルミニウム電池などは単位容量当たりの出力特性が
高く、大電流を電池セル内に流すこととなりしたがって自己発熱も多くなる場合がある。
よって、本実施形態はリチウムイオン電池などの高出力の二次電池に対してさらに好適で
ある。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に
記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 … 二次電池装置
12(12a,…12s) … 電池セル(セル)
14(14a,…,14t) … バスバー
21 … 外缶
22a … 正極(正極端子)
22b … 負極(負極端子)
23 … 蓋体(蓋部)

Claims (2)

  1. 並列に接続されたn(nは2以上の整数)個の電池セルを有するm個の電池セル群を(m
    は2以上の整数)備え、このm個の電池セル群を直列に接続する二次電池装置であって、
    n×m個の前記電池セルをその電池容量または自己放電量の大きさ順に複数の領域に分け
    たとき、前記m個の電池セル群はそれぞれ前記複数の領域から所定の数の前記電池セルを
    選択し、組み合わせてなる、
    二次電池装置。
  2. 直列に接続されたn(nは2以上の整数)個の電池セルを有するm個の電池セル列を(m
    は2以上の整数)備え、このm個の電池セル列を並列に接続する二次電池装置であって、
    n×m個の前記電池セルをその電池容量または自己放電量の大きさ順に複数の領域に分け
    たとき、第1から第mの前記電池セル列は前記複数の領域から所定の数の前記電池セルを
    選択し、組み合わせてなる、
    二次電池装置。
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