JP2016219288A - Heating cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は誘導加熱とヒータを熱源とするグリル庫を備えた加熱調理器に関する。 The present invention relates to a cooking device including a grill that uses induction heating and a heater as a heat source.
従来の加熱調理器においては、調理庫にシーズヒータ等の上加熱体と、グリル加熱コイルである下加熱体を内蔵し、下加熱体の上方を結晶化ガラス等の底板で覆い、底板に調理用加熱プレートを載置して、下加熱体で調理用加熱プレートを誘導加熱し、調理用加熱プレートに直接調理物を載せて調理を行い、上加熱体と下加熱体を配した両面焼きグリル装置がある。(特許文献1参照)。 In a conventional cooking device, a cooking chamber has an upper heating body such as a sheathed heater and a lower heating body that is a grill heating coil, and the lower heating body is covered with a bottom plate such as crystallized glass and cooked on the bottom plate. A double-sided grill with an upper heating body and a lower heating body placed on the cooking plate, induction heating the cooking heating plate with the lower heating body, placing the food directly on the cooking heating plate, and cooking There is a device. (See Patent Document 1).
しかしながら、特許文献1に記載のグリル装置では、魚や脂の多い肉を加熱すると水分や油分の跳ねが多くなり、調理庫内が汚れ易くなるという問題があった。
However, the grill device described in
本発明は前記した従来の問題を解決するものであり、調理庫内の汚れを抑制することが可能な加熱調理器を提供することを目的とする。 This invention solves the above-mentioned conventional problem, and it aims at providing the heating cooker which can suppress the dirt in a cooking chamber.
本発明は、本体の前面に開口を有する調理庫と、該調理庫の上部に設けられ遠赤外線を放射する上ヒータと、前記調理庫の底部に設けられるプレートと、前記調理庫の前記プレートの下方に設けられた下加熱コイルと、前記調理庫の前記開口を塞ぐドアと、前記調理庫に設けられた前記プレートに載置され前記下加熱コイルにより誘導加熱されて発熱する底板と該底板に載置した調理物の高さ以上に高い側板を設けた調理容器とを備え、該調理容器の前記底板が発熱して前記調理物の下面を加熱し、前記上ヒータから遠赤外線を放射して前記調理物の上面と内部を加熱して調理するものである。 The present invention includes a cooking chamber having an opening on the front surface of the main body, an upper heater provided at an upper portion of the cooking chamber, which emits far-infrared rays, a plate provided at the bottom of the cooking chamber, and the plate of the cooking chamber. A lower heating coil provided below, a door that closes the opening of the cooking cabinet, a bottom plate that is placed on the plate provided in the cooking cabinet and is heated by induction heating by the lower heating coil, and the bottom plate A cooking container provided with a side plate higher than the height of the placed food, the bottom plate of the cooking container generates heat, heats the lower surface of the food, and radiates far infrared rays from the upper heater. The upper surface and the inside of the cooked food are heated for cooking.
本発明によれば、誘導加熱による発熱で素早く調理物の下面を加熱して遠赤外線により調理物の上面と内部を加熱しておいしく焼き上げて調理でき、調理庫内の汚れを抑制することができる加熱調理器を提供できる。 According to the present invention, the lower surface of the cooked food can be quickly heated by heat generated by induction heating, the upper surface and the inside of the cooked food can be heated and cooked deliciously by far-infrared rays, and contamination in the cooking cabinet can be suppressed. A cooking device can be provided.
以下、本発明の一実施例として、調理庫を有するビルトインタイプのIHクッキングヒータを例にとって説明するが、本実施例は調理庫を有するクッキングヒータであれば全て適用可能である。 Hereinafter, as an example of the present invention, a built-in type IH cooking heater having a cooking chamber will be described as an example, but this embodiment can be applied to any cooking heater having a cooking chamber.
図1は第1の実施例の調理庫の斜視図であり、IHクッキングヒータに搭載される調理庫1の単体を示したものである。調理庫1の内部にはグリルパン12をドア19とともにIHクッキングヒータ本体50正面側に引き出した状態を示している。
FIG. 1 is a perspective view of the cooking chamber of the first embodiment, and shows a
図2は一実施例のIHクッキングヒータの斜視図である。図2において、本図は誘導加熱コイル22からトッププレート9を外した状態を示したものであり、基板ケース5には誘導加熱コイル22、22aや該誘導加熱コイルに高周波電流を供給する基板51が搭載されている。
FIG. 2 is a perspective view of an IH cooking heater according to an embodiment. 2, this figure shows a state in which the
図3は一実施例の調理庫の側面断面図である。図3において、本図はIHクッキングヒータの調理庫1で調理物99をグリルパン12に載置した状態を示したものである。つまり、図1に示す調理庫1は図2の正面から見た左側に設けられている。
FIG. 3 is a side sectional view of the cooking chamber of one embodiment. In FIG. 3, this figure shows the state in which the
主に図1を用いて、本実施例の調理庫1の構成を説明する。図1〜図3において、金属製の箱体で構成され、本体50の前面に開口1aを有して、底部1bにガラス等の材料で設けられたプレート18を備えた調理庫1は、その前面側に魚、肉やピザ等の調理物99の出し入れを行うための本体前後方向にスライドさせて開閉自在の調理庫1の開口1aを塞ぐドア19が設けられている。調理庫1の外側の下部側面に前後に摺動するスライドレールなどが設けられ、レールの先端部にドア19が取り付けられる構成でもよい。または、後述の調理容器であるグリルパン12の先端部にドア19が取り付けられプレート18に載置して摺動するものでもよい。調理物99はグリルパン12の上に載置される。調理庫1内において上ヒータ11とプレート18との間にグリルパン12が配置される。
Mainly using FIG. 1, the structure of the
グリル庫内の上方には、シーズヒータでなす上ヒータ11が庫内に露出して配置されている。上ヒータ11は遠赤外線を放射するシーズヒータで構成されている。また、調理庫1の下方には調理庫1の底部1bに設けられるプレート18に覆われる下加熱コイル13が取り付けられている。
Above the inside of the grill cabinet, an
尚、プレート18は例えばガラス(例えば結晶化ガラス、ホウケイ酸ガラス)など電磁波を透過する材料であればよく、本実施例ではプレート18の外周をシリコンゴム(図示せず)などで調理庫1の底部1bに固定した構成である。着脱してプレート18自体も取り外して洗える構成であってもよい。着脱可能であれば、より清掃性が向上することは言うまでもないが、プレート18と庫壁の隙間にゴミなどが入り易くなるので、下加熱コイル13を覆うように設けるプレート18は固定させることが望ましい。
The
また、テーブル18としてマイカ板などを用い、例えばネジなどで調理庫1の底部1bに固定させてもよい。尚、本実施例では下加熱コイル13の巻き形状を庫内形状に合わせて矩形にしたが、巻きやすい円形状でも構わないし、複数分割させてもよい。ただし、下加熱コイル13の無い部分ではグリルパン12を誘導加熱しにくくなるので、庫内下面全面になるように、コイルを巻く方がよい。また、内周から外周の間で1つないし2つの隙間を設けてコイルを配置することで誘導加熱するグリルパン12での極部発熱を抑えて加熱むらを防止できる。
Further, a mica plate or the like may be used as the table 18 and may be fixed to the
ここで、グリルパン12は下加熱コイル13により誘導加熱されて発熱し直接調理物を載せる底板12aを設ける。底板12aから上ヒータ11近傍の高さ位置まで延びる側板12bを設ける。例えばグリルパン12は鉄、ステンレスなど誘導加熱が良好な磁性金属板であり、板厚が1〜2mm程度のものが適している。誘導加熱されるグリルパン12が厚い場合、熱容量が大きくなり、グリルパン12の温度上昇速度が遅くなるので熱源としての性能が悪化することから、取り扱いが不便でない程度に板厚が薄いものが望ましい。
Here, the
底板12aの外側に鉄、ステンレスなど誘導加熱が良好な磁性金属板を備えて下加熱コイル13に対向する形状であればよく、アルミ基材とステンレスとのクラッド材でもよい。また、アルミ製容器の底部にステンレス板をかしめ等で固定したものでもよい、
本実施例の調理庫1の底部1bには略平面であるプレート18を備える。グリルパン12が正面側の開口1aからスライドして出し入れできるように構成されている。ここで、プレート18は庫内に水平に設けても良いが、グリルパン12の奥行き方向位置を定める為に、凹凸や窪みによって保持させてもよい。グリルパン12の載置位置をある程度定めることで、グリルパン12の設置の有無が確認しやすくなるし、温度検出する際も一定の部位温度を検出することができる。また、グリルパン12を庫内から取り外して清掃した後、グリルパン12を庫内に取り付ける際にも載置位置のズレを防止できる。
A magnetic metal plate having good induction heating, such as iron or stainless steel, may be provided outside the
The
また、調理物99の出し入れを行うドア19にはドア19に追従して移動する係止部14が設けられ、調理物99を載せるグリルパン12が係止される。ここで、グリルパン12の底板12aに調理物99が載せられて、グリルパン12の側板12bが調理物99の全周をとり囲み、最低限に必要な高さは調理する調理物99の高さより高く、最大高さは開口1aより取り出せる高さであり、上ヒータ11近傍の高さ位置まで設けている。側板12bの高さを前述した位置まで設けることで調理庫1の中が汚れるのを防止する。
The
よって、調理庫1内はグリルパン12の底板12aが発熱して調理物99に直接接して加熱し、上ヒータ11が調理物99の上に所定距離を保持して設けられる。また、グリルパン12の底板12aには溝12cや傾斜が設けられ調理物99から落ちる脂分や水分を受け止めるものである。また底板12aに複数の凸凹を設けても良い。さらに溝12cを底板12aの外周に設け下加熱コイル13を溝12cより内側に設けることで、溝12cの温度上昇を抑えることで、溝12cに溜まった脂分の温度を低めに抑え、調理物99を美味しく加熱することができる。
Therefore, the
調理容器12の底板12aが発熱して調理物99の下面を加熱し、上ヒータ11から遠赤外線を放射して調理物99の上面と内部を加熱して調理するものである。
The
また、調理庫1内にはプレート18に載置したグリルパン12の温度を検知する温度制御手段30が設けられる。ここで、温度制御手段30はグリルパン12に直に接触するように、例えばサーミスタなど温度センサを庫内壁に突出してもよいし、例えば非接触で温度測定できる赤外線センサなどを配置しても良い。また、接触して温度検出するために、温度センサをバネなどの弾性体に設けてもよい。
Further, a temperature control means 30 for detecting the temperature of the
また、調理庫1内にはプレート18に載置されるグリルパン12が、元の位置に載置されたか否かを判別する設置検出手段31が設けられている。ここで、設置検出手段31は接触してON/OFFするスイッチでもよいし、非接触でグリルパン12の有無を検出する例えば光センサでもよい。
Further, in the
これら温度制御手段30や設置検出手段31により、グリルパン12の温度を調理物99に合わせて容易に調整できるとともに、グリルパン12を取り出した状態では、調理庫1の下加熱コイル13への通電を抑止でき、グリルパン12を安全に着脱させることができる。よって、グリルパン12を外して庫内を掃除しても、清掃後に容易に元の状態に戻すことができる。
The temperature control means 30 and the installation detection means 31 can easily adjust the temperature of the
調理庫1には背面側上方に庫内の油煙や蒸気などを排出する排気ダクト10が設けられ、連通するトッププレート9の後方に設けた排気口9bから排気させる。ここで、排気ダクト10内に、脱煙・脱臭処理を行う触媒などを配してもよいし、排気ダクト10の経路に排気ファンなどを別途配置してもよい。
The
図4は加熱調理器の上ヒータ11を示す斜視図、図5は加熱調理器の調理庫の横断面図である。
FIG. 4 is a perspective view showing the
図4、図5に示すように、上ヒータ11は、調理庫1(図3、図5参照)内の上部において、主に前後方向に延在して折り返しながら配置され、調理庫1の後板1d(図3参照)の外側へ端子部11cを出すようにして構成されている。また、上ヒータ11は、調理庫1の上板1e(図3参照)に固定金具11d,11dを介して固定され、後板1d(図3参照)に固定金具11fを介して固定されている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
図3に示すように、上ヒータ11は調理庫1の奥行方向で調理庫1の全体に広がり、図5に示すように、上ヒータ11は調理庫1の横幅方向で調理庫1の横幅方向全体に広がっている。そのため、調理庫1の中に入れて調理物99を載置するグリルパン12の上方の全体を面状に覆うものである。
As shown in FIG. 3, the
それにより、グリルパン12に調理物99例えばさんま4尾を並べて調理する場合に、グリルパン12の隅々にまで上ヒータ11で加熱するものである。
As a result, when cooking 99 items such as four saury on the
一般にさんまは炭火で焼くのがおいしいとされ、炭火の温度は約600℃である。 In general, sanma is delicious when cooked over charcoal, and the temperature of the charcoal is about 600 ° C.
本実施例の上ヒータ11はシーズヒータで構成し、さんまを焼く場合においしく焼けるように、シーズヒータの表面温度が炭火の温度と同じ約600℃になるように、シーズヒータの単位面積当たりのワット密度を合わせている。シーズヒータの表面温度が600℃のときに、表面から遠赤外線が80%と近赤外線が20%の割合で輻射される。シーズヒータへの電力制御はON/OFF制御によって行われ、調理中は、シーズヒータの表面温度は300〜1000℃程度まで変動し、平均で表面温度が約600℃となる制御を行っている。
The
それにより、遠赤外線でおいしく焼ける炭火焼きをシーズヒータで成し得ている。しかも、前記したように、上ヒータ11が調理庫1の上方から面状に広がって輻射をするため、上ヒータ11と調理物99の距離が略均等になるため、グリルパン12の両側面側に並べた調理物99も(図5で示す調理物99a)も、焼き不足はなく、中まで火を通して、おいしく焼くことができる。
As a result, charcoal-grilling that can be baked deliciously with far-infrared rays can be achieved with a sheathed heater. Moreover, as described above, since the
もちろん、調理庫1では多岐の調理をするため、上ヒータ11は、調理に合わせて加熱の強さを制御しておいしく調理するために、電力を制御することで、表面温度を制御して、
調理の加熱具合、焼き色を実現している。そのため、上ヒータ11の表面温度は、600℃だけに限定するものではない。
Of course, since the
The cooking condition and bake color are realized. Therefore, the surface temperature of the
また、上ヒータ11は前述したシーズヒータに限定する事無く、特に魚を焼くときは、表面温度を平均で約600℃とできる石英管ヒータ、ランプヒータでも良い。表面温度を約600℃とすることで遠赤外線が80%と近赤外線が20%の割合で輻射される。
The
次に、調理庫1が収納されるIHクッキングヒータの内部構成について、主に図2を
用いて説明する。
Next, the internal configuration of the IH cooking heater in which the
IHクッキングヒータ本体50上面にはトッププレート9と、本体50内部の空気を出入りさせる吸気口9a、排気口9bと、被調理鍋の火加減などを操作する操作部61が設けられている。尚、排気口9bは図1に示す調理庫1の排気口と同じである。また、吸気口9aは本体50上面に設けず本体50の前面、下面に設けるものでも良い。
On the upper surface of the IH cooking heater
このトッププレート9の下方には鍋載置部90の略下側位置に誘導加熱コイル22、22aが設けられており、誘導加熱できる金属鍋を鍋載置部90に載置して加熱調理ができる。本実施例は、トッププレート9上の3口全てが金属鍋を誘導加熱できる鍋載置部90であるが、一部に鍋載置部90の下方にラジエントヒータなどの電熱ヒータを配したものであってもよい。トッププレート9の下方には放射状に複数本のフェライト24が配設されたコイルベース21が設けられ、このコイルベース21の上に被調理鍋を加熱するための誘導加熱コイル22が設けられている。コイルベース21はコイル保持部25を介して装置本体50に固定される。誘導加熱コイル22の中心部には温度センサ23が取り付けられて温度管理が行われている。
Below the
本体50の正面左側には魚などを焼く調理庫1の投入口、及び正面右側には被調理鍋の火加減や調理庫1の加熱具合を操作する操作パネル60を備えており、その火力調整量を表示部65に表示する。
On the front left side of the
また、誘導加熱コイル22に高周波電流を供給させる電子部品などが実装された基板51や、該基板51の電子部品52などを冷却するファン装置4などが搭載される基板ケース5は、操作パネル60の後方となる調理庫1の側面に配置される。つまり、ファン装置4は基板ケース5内部で配置される基板51よりも本体50後方に設けられる。ここで、操作パネル60はIHクッキングヒータ本体50の前面右側部に配置され、調理を選択する操作ボタン60a等で構成されている。
Further, a
つまり、トッププレート9の下には誘導加熱コイル22、22aを挟んで左右に、調理庫1と基板51が配置されている。ここで、グリル庫1は左右いずれの位置或いは中央に設けても本実施例に何ら差し支えないし、基板51の配置によらず適用できることは言うまでもない。
That is, the
図示したように、基板51に配置される電子部品のうち、高発熱部品59は、ヒートシンク55に固定させ、部品温度を下げることができる。ここで、高発熱部品59としては、例えばIGBT、ダイオードブリッジなどがある。
As shown in the drawing, among the electronic components arranged on the
本実施例では、調理庫1のグリルパン12を誘導加熱する下加熱コイル13に高周波電流を供給する回路基板が基板ケース5内に設けられている。ここで、下加熱コイル13の給電回路は、誘導加熱コイル22、22aとともに別途設けてもよいし、例えば背面側の鍋載置部90を加熱する誘導加熱コイル22aと共用させてもよい。つまり、誘導加熱コイル22,22aのインバータ電源を共用した構成であれば、IHクッキングヒータに搭載する基板体積の増加、実装密度の増加を抑え、加熱コイル22,22aや基板51を冷却する風路を広く設け易くなる。従って、調理庫1の熱源となる下加熱コイル13や基板51の冷却も容易になり、各熱源において安定した誘導加熱を行うことができる。
In the present embodiment, a circuit board that supplies a high-frequency current to a
本構造では吸気口9aに連通する基板ケース5の吸気部5aから吸い込んだ空気が、ファン装置4から基板51に向かって吹き出される。吹き出された空気は発熱する基板51(電子部品52や発熱部品59)の冷却を行い、その基板51を冷却した後、基板ケース5の上部、つまり左右の誘導加熱コイル22下側に設けられた通風ダクト7に入る。この通風ダクト7に入った空気は吹き出し口7a、7bから左右の誘導加熱コイル22下面に向かう流れを構成するとともに、一部の空気が調理庫1側に誘導され、下加熱コイル13の冷却に利用される。
In this structure, the air sucked from the intake portion 5 a of the
これら部品を冷却した空気はトッププレート9下方の誘導加熱コイル22、22aが配置された空間を本体50背面方向に向かって流れ、排気口9bから排気される。
The air that has cooled these parts flows through the space where the induction heating coils 22 and 22a below the
以上の構成より、図1から図3に示した実施例によるビルトインタイプのIHクッキングヒータの動作について、調理庫1のグリルパン12に載置された調理物99を加熱する場合を例に説明する。
With the above configuration, the operation of the built-in type IH cooking heater according to the embodiment shown in FIGS. 1 to 3 will be described by taking as an example the case where the
まず、ドア19を開けて調理物99を調理庫1に入れた後、操作パネル60で調理温度や時間を設定し、或いは予め設定された自動調理メニューを設定し、操作ボタン60aを押してグリル調理が開始される。調理の開始とともに、上ヒータ11或いは下加熱コイル13に通電され、グリルパン12の底板12aが発熱して表面が高温になり調理物99の下面を加熱し、表面が高温になる上ヒータ11から遠赤外線を放射して調理物99の上面と内部を輻射加熱して調理する。
First, after opening the
上ヒータ11と通風ダクト7との間には断熱材52aが介在され、上ヒータ11の熱が通風ダクト7側に影響されないように熱遮断している。
A heat insulating material 52a is interposed between the
調理中は調理物99から出た油脂や水分及び残骸片、油煙や蒸気が発生する。調理中の油脂や水分及び残骸片はグリルパン12の底板12aの溝部12cに集められる。油煙や蒸気は排気ダクト10を介して排気口9bから外部に排出される。
During cooking, fats and oils, moisture, debris, oily smoke and steam generated from the
ここで、本実施例ではドア19の隙間から流入した外気が、調理庫1とグリルパン12側板12bの間隙に流れるので、グリルパン12の側板12bは高温になり難く、調理庫1の中で調理物99からの油による発煙や引火を防止することができる。
Here, in this embodiment, the outside air flowing in through the gap between the
本実施例の構造では調理庫1から、ドア19とともにグリルパン12を取り外して洗うことができる。また、これらを取り除いた調理庫1内は、庫内背面側にまで手が届く広い空間が空けられるとともに、凹凸部分が少なくなり、拭き掃除が容易になる。
In the structure of this embodiment, the
また、清掃後には、ドア19とともにグリルパン12をスライドして挿入することで容易に元の状態に戻すことができる。尚、本実施例に示す設置検出手段31により、万一にグリルパン12を入れ忘れたとしても、調理庫1の上ヒータ11、下加熱コイル13が通電されることがなく、安全に且つ清掃性の高いIHクッキングヒータを提供できる。
After cleaning, the
以上のごとく、本実施例によれば、下加熱コイル13で誘導加熱によるグリルパン12の底板12aの発熱で素早く調理部99の下面を加熱して上ヒータ11が高温となって遠赤外線を放射して、調理物99の上面と内部を加熱しておいしく焼き上げて調理できる。
As described above, according to the present embodiment, the
グリルパン12で調理の汚れを調理庫1内に付着しないように抑制することができる加熱調理器を提供できる。
It is possible to provide a heating cooker that can suppress cooking dirt from sticking to the inside of the
高温となり汚れるグリルパン12を容易に取り出すことができるので清掃性が向上する。
Since the
また、調理庫1に高さ制限があるIHクッキングヒータであっても、調理庫1の底部1bがガラス製によりプレート18なので拭きやすく、庫内の奥まで手が届き易くなり隅々まで拭けるようになる。
Moreover, even if it is an IH cooking heater with a height restriction in the
また、プレート18にグリルパン12を載置してプレート18の下方に配置する下加熱コイル13で誘導加熱するので、下加熱コイル13を効率良く冷却でき、容易に下加熱コイル13とグリルパン12との距離を一定に保てるので効率良く安定した誘導加熱によりグリルパン12の発熱を制御できる。
In addition, since the
また、インバータ電源を共用してIHクッキングヒータに搭載する基板体積の増加、実装密度の増加を抑え、加熱コイル22、22aや基板51を冷却する風路を広く設け易くなる。従って、調理庫1の熱源となる下加熱コイル13や基板51の冷却も容易になり、各熱源において安定した誘導加熱を行うことができる。
In addition, it is easy to provide a wide air path for cooling the heating coils 22 and 22a and the
また、グリルパン12の異常過熱を検知し、安全に調理庫1内の温度制御し、調理物99への火加減を調節できる。
Moreover, the abnormal overheating of the
さらに、グリルパン12を取り出した状態で、調理庫1の下加熱コイル13への通電を抑止でき、安全にグリルパン12を着脱させ、清掃性の高いIHクッキングヒータを提供できる。
Furthermore, with the
1・・・調理庫、1a・・・開口、1b・・・底部、11・・・上ヒータ、12・・・調理容器、12a・・・底板、12b・・・側板、13・・・下加熱コイル、18・・・プレート、19・・・ドア、50・・・本体、99・・・調理物
DESCRIPTION OF
Claims (1)
該調理庫の上部に設けられ遠赤外線を放射する上ヒータと、
前記調理庫の底部に設けられるプレートと、
前記調理庫の前記プレートの下方に設けられた下加熱コイルと、
前記調理庫の前記開口を塞ぐドアと、
前記調理庫に設けられた前記プレートに載置され前記下加熱コイルにより誘導加熱されて発熱する底板と該底板に載置した調理物の高さ以上に高い側板を設けた調理容器と、
を備え、
該調理容器の前記底板が発熱して前記調理物の下面を加熱し、前記上ヒータから遠赤外線を放射して前記調理物の上面と内部を加熱して調理することを特徴とする加熱調理器。 A cooking chamber having an opening on the front surface of the main body;
An upper heater that is provided at the top of the cooking chamber and emits far-infrared rays;
A plate provided at the bottom of the cooking chamber;
A lower heating coil provided below the plate of the cooking chamber;
A door that closes the opening of the cooking chamber;
A cooking vessel provided with a bottom plate placed on the plate provided in the cooking chamber and heated by induction heating by the lower heating coil and a side plate higher than the height of the food placed on the bottom plate;
With
The cooking device characterized in that the bottom plate of the cooking container generates heat to heat the lower surface of the cooked food, and radiates far infrared rays from the upper heater to heat and cook the upper surface and the inside of the cooked food. .
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110507215A (en) * | 2019-09-25 | 2019-11-29 | 中山市彩冠电器科技有限公司 | A kind of structure of controlling temperature of Multi-functional electric roasting dish |
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2015
- 2015-05-22 JP JP2015104123A patent/JP2016219288A/en active Pending
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