JP2016218552A - チャージプログラム及びチャージ方法並びにnfc対応端末 - Google Patents

チャージプログラム及びチャージ方法並びにnfc対応端末 Download PDF

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Abstract

【課題】何時でも何処でも電子マネーカードのチャージを可能にするチャージプログラム及びチャージ方法並びにNFC対応端末を提供する。【解決手段】電子マネーカード10のユーザに、認証情報と、チャージする金額とを入力させる工程と、イシュアサーバ30、銀行サーバ40に、認証情報で認証されるユーザが、金額を決済可能であるかの問いを送信する工程と、各サーバから、決済可能であるとの答えを受信すると、ユーザに電子マネーカードをかざさせる工程と、かざされた電子マネーカードに、金額をチャージする工程と、各サーバに、ユーザが電子マネーカードに金額をチャージしたとして、金額の決済を依頼する工程と、を実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、チャージプログラム及びチャージ方法並びにNFC対応端末に関する。
一般に、非接触型ICカードであって、このICカードのICチップのメモリに、払い込まれた金額の分だけ増え、支払いに充てられた金額の分だけ減少する残高が記録されている電子マネーカードが知られている。また一般に、払い込こまれた金額の分だけ残高を増やすことは、チャージと呼ばれている。また一般に、残高は、残額或いはバリューなどと呼ばれることもある。
一般に、チャージは、銀行のATM、駅の自動券売機、コンビニのPOSレジなどの専用端末で行われている(例えば特許文献1及び2参照)。
このため、チャージをするには、電子マネーカードを持って営業時間内に専用端末まで出向かなければならないので、電子マネーカードで決済しようとしたときに残高不足に気付いても即座にチャージできず、その結果電子マネーカードで決済ができないことがあり、利便性が悪いという問題があった。
特開2006−350877号公報 特開2009−237831号公報
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、何時でも何処でも電子マネーカードのチャージを可能にすることを課題とする。
本発明において上記課題を解決するために、まず請求項1の発明では、サーバにネットワークを介して接続するNFC対応端末に、電子マネーカードへのチャージを実行させるプログラムであって、
前記電子マネーカードのユーザに、認証情報と、チャージする金額とを入力させる工程と、
前記サーバに、前記認証情報で認証される前記ユーザが、前記金額を決済可能であるかの問いを送信する工程と、
前記サーバから、決済可能であるとの答えを受信すると、前記ユーザに前記電子マネーカードをかざさせる工程と、
かざされた前記電子マネーカードに、前記金額をチャージする工程と、
前記サーバに、前記ユーザが前記電子マネーカードに前記金額をチャージしたとして、前記金額の決済を依頼する工程とを実行させることを特徴とするチャージプログラムとしたものである。
また請求項2の発明では、前記サーバが、クレジットカード発行会社のサーバであって、前記認証情報は、カード会員番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項1記載のチャージプログラムとしたものである。
また請求項3の発明では、前記サーバが、銀行のサーバであって、前記認証情報は、口座番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項1記載のチャージプログラムとしたものである。
また請求項4の発明では、サーバにネットワークを介して接続するNFC対応端末が、電子マネーカードへのチャージを実行する方法であって、
前記電子マネーカードのユーザに、認証情報と、チャージする金額とを入力させる工程と、
前記サーバに、前記認証情報で認証される前記ユーザが、前記金額を決済可能であるかの問いを送信する工程と、
前記サーバから、決済可能であるとの答えを受信すると、前記ユーザに前記電子マネーカードをかざさせる工程と、
かざされた前記電子マネーカードに、前記金額をチャージする工程と、
前記サーバに、前記ユーザが前記電子マネーカードに前記金額をチャージしたとして、前記金額の決済を依頼する工程とを含むことを特徴とするチャージ方法としたものである。
また請求項5の発明では、前記サーバが、クレジットカード発行会社のサーバであって、前記認証情報は、カード会員番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項4記載のチャージ方法としたものである。
また請求項6の発明では、前記サーバが、銀行のサーバであって、前記認証情報は、口座番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項4記載のチャージ方法としたものである。
また請求項7の発明では、サーバにネットワークを介して接続し、電子マネーカードへのチャージを実行するNFC対応端末であって、
前記電子マネーカードのユーザに、認証情報と、チャージする金額とを入力させる手段と、
前記サーバに、前記認証情報で認証される前記ユーザが、前記金額を決済可能であるかの問いを送信する手段と、
前記サーバから、決済可能であるとの答えを受信すると、前記ユーザに前記電子マネーカードをかざさせる手段と、
かざされた前記電子マネーカードに、前記金額をチャージする手段と、
前記サーバに、前記ユーザが前記電子マネーカードに前記金額をチャージしたとして、前記金額の決済を依頼する手段とを備えることを特徴とするNFC対応端末としたものである。
また請求項8の発明では、前記サーバが、クレジットカード発行会社のサーバであって、前記認証情報は、カード会員番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項7記載のNFC対応端末としたものである。
また請求項9の発明では、前記サーバが、銀行のサーバであって、前記認証情報は、口座番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項7記載のNFC対応端末としたものである。
本発明は、何時でも何処でも電子マネーカードのチャージを可能にするという効果があ
る。
本発明のチャージ方法に係るものの例を示す図。 電子マネーカードの一構成例を示す図。 電子マネーカードのICチップの一構成例を示す図。 電子マネーカードのICチップのメモリに記憶されているデータの一例を示す図。 登録電子マネーカード管理サーバ、イシュアサーバ、銀行サーバの一構成例を示す図。 NFC対応端末の一構成例を示す図。 本発明のチャージ方法を実行するための処理の流れの例の第1部を示すフローチャート。 本発明のチャージ方法を実行するための処理の流れの例の第2部を示すフローチャート。 本発明のチャージ方法を実行するための処理の流れの例の第3部を示すフローチャート。 本発明のチャージ方法を実行するための処理の流れの例の第4部を示すフローチャート。 本発明のチャージ方法を実行するための処理の流れの例の第5部を示すフローチャート。 本発明のチャージ方法を実行するための処理の流れの例の第6部を示すフローチャート。 本発明のチャージ方法を実行するための処理の流れの例の第7部を示すフローチャート。
以下に、本発明の一実施形態を説明する。
本発明のチャージ方法には、図1に示すように、電子マネーカード10と、登録電子マネーカード管理サーバ20と、イシュアサーバ30と、銀行サーバ40と、NFC対応端末80とが係り、登録電子マネーカード管理サーバ20と、イシュアサーバ30と、銀行サーバ40とは、ネットワーク50を介して、NFC対応端末80に接続されるものである。
電子マネーカード10は、図2に示すように、アンテナ11と、ICチップ12とを内蔵している非接触型ICカードである。
ICチップ12は、図3に示すように、CPU13と、メモリ14と、近接通信インタ
ーフェース15とを備える。
近接通信インターフェース15は、アンテナ11を介して、NFCと呼ばれる近距離無線通信を、例えば、NFC対応端末80等と、行う装置である。
メモリ14は、データ及びプログラムを記憶する装置である。
CPU13は、メモリ14に記憶されているプログラムを実行し、メモリ14と、近接通信インターフェース15とを制御する装置である。
メモリ14には、少なくとも、図4に示すように、カードIDと、残高との組とが記憶されている。ここで、カードIDは、電子マネーカード10を唯一に識別する識別子である。残高は、上述したように、今までに、払い込まれた金額から、支払いに充てられた金額を差し引いて残った金額である。
メモリ14には、CPU13に、以下の(1)〜(2)の工程を実行させるプログラムが記憶されている。
(1)残高を送信するようにとの要求を、NFC対応端末80から受信する工程。
(2)この受信した要求に従って、メモリ14から残高を読み出してNFC対応端末80へ送信する工程。
メモリ14には、CPU13に、以下の(1)〜(2)の工程を実行させるプログラムも記憶されている。
(1)カードIDを送信するようにとの要求を、NFC対応端末80から受信する工程。
(2)この受信した要求に従って、メモリ14からカードIDを読み出してNFC対応端末80へ送信する工程。
また、メモリ14には、CPU13に、以下の(1)〜(2)の工程を実行させるプログラムも記憶されている。
(1)金額とともに、残高を、この金額を加えたものに更新するようにとの要求を、NFC対応端末80から受信する工程。
(2)この受信した要求に従って、メモリ14に記憶している残高を、この金額を加えたものに更新する工程。
登録電子マネーカード管理サーバ20は、登録された電子マネーカードを管理するサーバであり、イシュアサーバ30は、イシュアと呼ばれるクレジットカード発行会社のサーバであって、カード会員によるクレジットカードの利用を管理するものであり、銀行サーバ40は、口座開設者との取引を管理する銀行のサーバである。
登録電子マネーカード管理サーバ20、イシュアサーバ30、銀行サーバ40は、図5に示すように、CPU71と、一時記憶装置72と、記憶装置73と、通信装置74とを備えるコンピュータである。
通信装置74は、ネットワーク50を介して、データ通信を、例えば、NFC対応端末80等と、行う装置である。
記憶装置73は、永続的にデータやプログラムを記憶する装置である。
一時記憶装置72は、一時的にデータやプログラムを記憶する装置である。
CPU71は、記憶装置73からプログラムを一時記憶装置72にロードして実行し、各装置を制御する装置である。
登録電子マネーカード管理サーバ20では、記憶装置73には、登録された電子マネーカードを唯一に識別するカードIDが記憶されている。
また、登録電子マネーカード管理サーバ20では、記憶装置73には、CPU71に、以下の(1)〜(4)の工程を実行させるプログラムが記憶されている。
(1)カードIDとともに、このカードIDで唯一に識別される電子マネーカードが登録されたものであるかの問いをNFC対応端末80から受信する工程。
(2)この受信したカードIDが、この記憶装置73に、登録された電子マネーカードを識別するものとして記憶されているかを確かめる工程。
(3)記憶されている場合、登録されたものであるとの答えをNFC対応端末80へ送信する工程。
(4)記憶されていない場合、登録されたものではないとの答えをNFC対応端末80へ送信する工程。
イシュアサーバ30では、記憶装置73には、個々のカード会員ごとに、カード会員を唯一に識別するカード会員番号、このカード会員に貸与されているクレジットカードの暗証番号、信用情報、クレジットカードの利用情報が記憶されている。
また、イシュアサーバ30では、記憶装置73には、CPU71に、以下の(1)〜(5)の工程を実行させるプログラムが記憶されている。
(1)カード会員番号及び暗証番号並びに金額とともに、このカード会員番号で識別されるカード会員が、このカード会員に貸与されているクレジットカードで、この金額を決済可能かの問いをNFC対応端末80から受信する工程。
(2)この受信したカード会員番号及び暗証番号と、記憶装置73に記録されているカード会員番号及び暗証番号とを照合して認証を行う工程。
(3)認証に成功した場合、さらに、この受信したカード会員番号で唯一に識別されるカード会員の信用情報を記憶装置73から読み出し、読み出した信用情報に基づいて、この受信した金額を、このカード会員に貸与されたクレジットカードで、決済可能かの判断を行う工程。
(4)決済可能と判断した場合、決済可能との答えをNFC対応端末80へ送信する工程。
(5)他方、認証に失敗した場合、又は、認証に成功しても、決済不可能と判断した場合、決済不可能との答えをNFC対応端末80へ送信する工程。
また、イシュアサーバ30では、記憶装置73には、CPU71に、以下の(1)〜(2)の工程を実行させるプログラムも記憶されている。
(1)カード会員番号及び金額と、このカード会員番号で唯一に識別されるカード会員に貸与されているクレジットカードで、この金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、決済するようにとの依頼とを含む情報をNFC対応端末80から受信する工程。
(2)この受信した情報に含まれる依頼に従って、この受信した情報に含まれるカード会員番号で唯一に識別されるカード会員に貸与されているクレジットカードで、この受信した情報に含まれる金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、決済し、この決済に係る情報を、記憶装置73に、このカード会員のクレジットカードの利用情報として記憶する工程。
銀行サーバ40では、記憶装置73には、個々の口座開設者ごとに、口座開設者を唯一に識別する口座番号、口座開設者に発行されたキャッシュカードの暗証番号、口座残高、口座開設者との取引の情報が記録されている。
また、銀行サーバ40では、記憶装置73には、CPU71に、以下の(1)〜(5)の工程を実行させるプログラムが記憶されている。
(1)口座番号及び暗証番号並びに金額とともに、この口座番号で唯一に識別される口座開設者が、この口座開設者の口座で、この金額を決済可能かの問いをNFC対応端末80から受信する工程。
(2)この受信した口座番号及び暗証番号と、記憶装置73に記録されている口座番号及び暗証番号とを照合して認証を行う工程。
(3)認証に成功した場合、さらに、この受信した口座番号で唯一に識別される口座開設者の口座残高を記憶装置73から読み出し、読み出した口座残高と、この受信した金額とを比較する工程。
(4)読み出した口座残高が、この受信した金額以上の場合、決済可能との答えをNFC対応端末80へ送信する工程。
(5)他方、認証に失敗した場合、又は、認証に成功しても、読み出した口座残高が、この受信した金額未満の場合、決済不可能との答えをNFC対応端末80へ送信する工程。
また、銀行サーバ40では、記憶装置73には、CPU71に、以下の(1)〜(3)の工程を実行させるプログラムも記憶されている。
(1)NFC対応端末80から、口座番号及び金額と、この口座番号で唯一に識別される口座開設者の口座で、この金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、決済するようにとの依頼とを含む情報を受信する工程。
(2)この受信した情報に含まれる依頼に従って、この受信した情報に含まれる口座番号で唯一に識別される口座開設者の口座から、この受信した情報に含まれる金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、出金して決済し、この決済に係る情報を、記憶装置73に、この口座開設者との取引の情報として記憶する工程。
(3)記憶装置73に記憶されている、この口座開設者の口座残高を、この金額を減額したものに更新する工程。
NFC対応端末80は、NFCと呼ばれる近距離無線通信に対応した、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などの携帯可能な端末であって、図6に示すように、CPU81と、一時記憶装置82と、記憶装置83と、通信装置84と、入力装置85と、表示装置86と、近接通信装置87とを備える。
近接通信装置87は、NFCと呼ばれる近距離無線通信を、例えば電子マネーカード10等と、行う装置である。
表示装置86は、データを表示する装置であって、例えば、ディスプレイである。
入力装置85は、データを入力する装置であって、例えば、タッチパネル、キーボード等である。
通信装置84は、ネットワーク50を介して、データ通信を、例えば、登録電子マネーカード管理サーバ20、イシュアサーバ30、銀行サーバ40等と、行う装置である。
記憶装置83は、永続的にデータやプログラムを記憶する装置である。
一時記憶装置82は、一時的にデータやプログラムを記憶する装置であって、例えば、RAMである。
CPU81は、記憶装置83からプログラムを一時記憶装置82にロードして実行し、各装置を制御する装置である。
NFC対応端末80の記憶装置83には、CPU81に、以下の(1)〜(3)の工程を実行させるプログラムが記憶されている。
(1)電子マネーカード10の残高の表示を要求する入力がなされた場合、電子マネーカード10を、NFC対応端末80へかざすよう促す表示をする工程。
(2)かざされた電子マネーカード10へ、残高を送信するようにとの要求を送信する工程。
(3)かざされた電子マネーカード10から、残高を受信して表示する工程。
また、NFC対応端末80の記憶装置83には、CPU81に、以下の(1)〜(19)の工程を実行させるプログラムが記憶されている。
(1)チャージを要求する入力がなされた場合、チャージする金額を、クレジットカードで決済するか、又は、キャッシュカードで決済するかの選択を入力するよう促す表示をする工程。
(2)クレジットカードで決済することを選択したと入力された場合、カード会員番号、暗証番号、チャージする金額を入力するよう促す表示をする工程。
(3)入力されたカード会員番号及び暗証番号並びに金額とともに、このカード会員番号で識別されるカード会員が、このカード会員に貸与されているクレジットカードで、この金額を決済可能かの問いをイシュアサーバ30へ送信する工程。
(4)イシュアサーバ30から、決済不可能との答えを受信した場合、決済不可能と表示する工程。
(5)他方、イシュアサーバ30から、決済可能との答えを受信した場合、電子マネーカード10を、NFC対応端末80へかざすよう促す表示をする工程。
(6)かざされた電子マネーカード10へ、カードIDを送信するようにとの要求を送信する工程。
(7)かざされた電子マネーカード10から、カードIDを受信する工程。
(8)この受信したカードIDとともに、このカードIDで唯一に識別される電子マネーカードが登録されたものであるかの問いを登録電子マネーカード管理サーバ20へ送信する工程。
(9)登録電子マネーカード管理サーバ20から、登録されたものではないとの答えを受信した場合、不正な電子マネーカードであるから、チャージ不可能と表示する工程。
(10)他方、登録電子マネーカード管理サーバ20から、登録されたものであるとの答えを受信した場合、かざされた電子マネーカード10へ、入力された金額とともに、残高を、この金額を加えたものに更新するようにとの要求を送信し、そして、入力されたカード会員番号及び金額と、このカード会員番号で唯一に識別されるカード会員に貸与されているクレジットカードで、この金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、決済するようにとの依頼とを含む情報をイシュアサーバ30へ送信し、最後に、チャージが完了したと表示をする工程。
(11)キャッシュカードで決済することを選択したと入力された場合、口座番号、暗証番号、チャージする金額を入力するよう促す表示を行う工程。
(12)入力された口座番号及び暗証番号並びに金額とともに、この口座番号で唯一に識別される口座開設者が、この口座開設者の口座で、この金額を決済可能かの問いを銀行
サーバ40へ送信する工程。
(13)銀行サーバ40から、決済不可能との答えを受信した場合、決済不可能と表示する工程。
(14)他方、銀行サーバ40から、決済可能との答えを受信した場合、電子マネーカード10を、NFC対応端末80へかざすよう促す表示をする工程。
(15)かざされた電子マネーカード10へ、カードIDを送信するようにとの要求を送信する工程。
(16)かざされた電子マネーカード10から、カードIDを受信する工程。
(17)この受信したカードIDとともに、このカードIDで唯一に識別される電子マネーカードが登録されたものであるかの問いを登録電子マネーカード管理サーバ20へ送信する工程。
(18)登録電子マネーカード管理サーバ20から、登録されたものではないとの答えを受信した場合、不正な電子マネーカードであるから、チャージ不可能と表示する工程。
(19)他方、登録電子マネーカード管理サーバ20から、登録されたものであるとの答えを受信した場合、かざされた電子マネーカード10へ、入力された金額とともに、残高を、この金額を加えたものに更新するようにとの要求を送信し、そして、銀行サーバ40へ、入力された口座番号及び金額と、この口座番号で唯一に識別される口座開設者の口座で、この金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、決済するようにとの依頼とを含む情報を銀行サーバ40へ送信し、最後に、チャージが完了したと表示をする工程。
以下に、本発明のチャージ方法を実行するための処理の流れの例を、図7〜図13に示すフローチャートに従って説明する。
S(STEP)1;
電子マネーカード10のユーザは、NFC対応端末80へ、電子マネーカード10の残高の表示を要求する入力を行う。
S(STEP)2;
NFC対応端末80のCPU81は、電子マネーカード10を、NFC対応端末80へかざすよう促す表示をする。
S(STEP)3;
電子マネーカード10のユーザは、この電子マネーカード10を、NFC対応端末80へかざす。
S(STEP)4;
NFC対応端末80のCPU81は、電子マネーカード10へ、残高を送信するようにとの要求を送信する。
S(STEP)5;
電子マネーカード10のCPU13は、NFC対応端末80から、残高を送信するようにとの要求を受信する。
S(STEP)6;
電子マネーカード10のCPU13は、メモリ14から残高を読み出してNFC対応端末80へ送信する。
S(STEP)7;
NFC対応端末80のCPU81は、電子マネーカード10から、残高を受信して表示
する。
S(STEP)8;
電子マネーカード10のユーザは、表示された残高を確認して、残高不足かを判断する。
S(STEP)9;
残高不足の場合、STEP10に進み、
残高が足りている場合、ENDに進む。
S(STEP)10;
電子マネーカード10のユーザは、NFC対応端末80へ、チャージを要求する入力を行う。
S(STEP)11;
NFC対応端末80のCPU81は、チャージする金額を、クレジットカードで決済するか、又は、キャッシュカードで決済するかの選択を入力するよう促す表示をする。
S(STEP)12;
電子マネーカード10のユーザは、チャージする金額を、クレジットカードで決済するか、又は、キャッシュカードで決済するかの選択を入力する。
S(STEP)13;
クレジットカードで決済することを選択したと入力した場合、STEP14に進み、
キャッシュカードで決済することを選択したと入力した場合、STEP46に進む。
S(STEP)14;
NFC対応端末80のCPU81は、カード会員番号、暗証番号、チャージする金額を入力するよう促す表示をする。
S(STEP)15;
電子マネーカード10のユーザは、NFC対応端末80へ、カード会員番号、暗証番号、チャージする金額を入力する。
S(STEP)16;
NFC対応端末80のCPU81は、イシュアサーバ30へ、入力されたカード会員番号及び暗証番号並びに金額とともに、このカード会員番号で識別されるカード会員が、このカード会員に貸与されているクレジットカードで、この金額を決済可能かの問いを送信する。
S(STEP)17;
イシュアサーバ30のCPU71は、NFC対応端末80から、カード会員番号及び暗証番号並びに金額とともに、このカード会員番号で識別されるカード会員が、このカード会員に貸与されているクレジットカードで、この金額を決済可能かの問いを受信する。
S(STEP)18;
イシュアサーバ30のCPU71は、この受信したカード会員番号及び暗証番号と、記憶装置73に記録されているカード会員番号及び暗証番号とを照合して認証を行う。
S(STEP)19;
認証に成功した場合、STEP20に進み、
認証に失敗した場合、STEP22に進む。
S(STEP)20;
イシュアサーバ30のCPU71は、この受信したカード会員番号で唯一に識別されるカード会員の信用情報を記憶装置73から読み出し、読み出した信用情報に基づいて、この受信した金額を、このカード会員に貸与されたクレジットカードで、決済可能かの判断を行う。
S(STEP)21;
決済不可能と判断した場合、STEP22に進み、
決済可能と判断した場合、STEP24に進む。
S(STEP)22;
イシュアサーバ30のCPU71は、NFC対応端末80へ、決済不可能との答えを送信する。
S(STEP)23;
NFC対応端末80のCPU81は、イシュアサーバ30から、決済不可能との答えを受信して、決済不可能と表示し、ENDに進む。
S(STEP)24;
イシュアサーバ30のCPU71は、NFC対応端末80へ、決済可能との答えを送信する。
S(STEP)25;
NFC対応端末80のCPU81は、イシュアサーバ30から、決済可能との答えを受信して、電子マネーカード10を、NFC対応端末80へかざすよう促す表示をする。
S(STEP)26;
電子マネーカード10のユーザは、電子マネーカード10を、NFC対応端末80へかざす。
S(STEP)27;
NFC対応端末80のCPU81は、電子マネーカード10へ、カードIDを送信するようにとの要求を送信する。
S(STEP)28;
電子マネーカード10のCPU13は、NFC対応端末80から、カードIDを送信するようにとの要求を受信する。
S(STEP)29;
電子マネーカード10のCPU13は、メモリ14からカードIDを読み出してNFC対応端末80へ送信する。
S(STEP)30;
NFC対応端末80のCPU81は、電子マネーカード10から、カードIDを受信する。
S(STEP)31;
NFC対応端末80のCPU81は、登録電子マネーカード管理サーバ20へ、この受信したカードIDとともに、このカードIDで唯一に識別される電子マネーカードが登録されたものであるかの問いを送信する。
S(STEP)32;
登録電子マネーカード管理サーバ20のCPU71は、NFC対応端末80から、カードIDとともに、このカードIDで唯一に識別される電子マネーカードが登録されたものであるかの問いを受信する。
S(STEP)33;
登録電子マネーカード管理サーバ20のCPU71は、この受信したカードIDが、この記憶装置73に、登録された電子マネーカードを識別するものとして記憶されているかを確かめる。
S(STEP)34;
記憶されていない場合、STEP35に進み、
記憶されている場合、STEP37に進む。
S(STEP)35;
登録電子マネーカード管理サーバ20のCPU71は、NFC対応端末80へ、登録されたものではないとの答えを送信する。
S(STEP)36;
NFC対応端末80のCPU81は、登録電子マネーカード管理サーバ20から、登録されたものではないとの答えを受信して、不正な電子マネーカードであるから、チャージ不可能と表示し、ENDに進む。
S(STEP)37;
登録電子マネーカード管理サーバ20のCPU71は、NFC対応端末80へ、登録されたものであるとの答えを送信する。
S(STEP)38;
NFC対応端末80のCPU81は、登録電子マネーカード管理サーバ20から、登録されたものであるとの答えを受信する。
S(STEP)39;
NFC対応端末80のCPU81は、電子マネーカード10へ、入力された金額とともに、残高を、この金額を加えたものに更新するようにとの要求を送信する。
S(STEP)40;
電子マネーカード10のCPU13は、NFC対応端末80から、金額とともに、残高を、この金額を加えたものに更新するようにとの要求を受信する。
S(STEP)41;
電子マネーカード10のCPU13は、メモリ14に記憶している残高を、この金額を加えたものに更新する。
S(STEP)42;
NFC対応端末80のCPU81は、イシュアサーバ30へ、入力されたカード会員番号及び金額と、このカード会員番号で唯一に識別されるカード会員に貸与されているクレ
ジットカードで、この金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、決済するようにとの依頼とを含む情報を送信する。
S(STEP)43;
イシュアサーバ30のCPU71は、NFC対応端末80から、カード会員番号及び金額と、このカード会員番号で唯一に識別されるカード会員に貸与されているクレジットカードで、この金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、決済するようにとの依頼とを含む情報を受信する。
S(STEP)44;
イシュアサーバ30のCPU71は、この受信した情報に含まれる依頼に従って、この受信した情報に含まれるカード会員番号で唯一に識別されるカード会員に貸与されているクレジットカードで、この受信した情報に含まれる金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、決済し、この決済に係る情報を、記憶装置73に、このカード会員のクレジットカードの利用情報として記憶する。
S(STEP)45;
NFC対応端末80のCPU81は、チャージが完了したと表示し、ENDに進む。
S(STEP)46;
NFC対応端末80のCPU81は、口座番号、暗証番号、チャージする金額を入力するよう促す表示を行う。
S(STEP)47;
電子マネーカード10のユーザは、NFC対応端末80へ、口座番号、暗証番号、チャージする金額を入力する。
S(STEP)48;
NFC対応端末80のCPU81は、銀行サーバ40へ、入力された口座番号及び暗証番号並びに金額とともに、この口座番号で唯一に識別される口座開設者が、この口座開設者の口座で、この金額を決済可能かの問いを送信する。
S(STEP)49;
銀行サーバ40のCPU71は、口座番号及び暗証番号並びに金額とともに、この口座番号で唯一に識別される口座開設者が、この口座開設者の口座で、この金額を決済可能かの問いをNFC対応端末80から受信する。
S(STEP)50;
銀行サーバ40のCPU71は、この受信した口座番号及び暗証番号と、記憶装置73に記録されている口座番号及び暗証番号とを照合して認証を行う。
S(STEP)51;
認証に成功した場合、STEP52に進み、
認証に失敗した場合、STEP54に進む。
S(STEP)52;
銀行サーバ40のCPU71は、この受信した口座番号で唯一に識別される口座開設者の口座残高を記憶装置73から読み出し、読み出した口座残高と、この受信した金額とを比較する。
S(STEP)53;
読み出した口座残高が、この受信した金額未満の場合、STEP54に進み、
読み出した口座残高が、この受信した金額以上の場合、STEP56に進む。
S(STEP)54;
銀行サーバ40のCPU71は、NFC対応端末80へ、決済不可能との答えを送信する。
S(STEP)55;
NFC対応端末80のCPU81は、銀行サーバ40から、決済不可能との答えを受信して、決済不可能と表示し、ENDに進む。
S(STEP)56;
銀行サーバ40のCPU71は、NFC対応端末80へ、決済可能との答えを送信する。
S(STEP)57;
NFC対応端末80のCPU81は、銀行サーバ40から、決済可能との答えを受信して、電子マネーカード10を、NFC対応端末80へかざすよう促す表示をする。
S(STEP)58;
電子マネーカード10のユーザは、電子マネーカード10を、NFC対応端末80へかざす。
S(STEP)59;
NFC対応端末80のCPU81は、電子マネーカード10へ、カードIDを送信するようにとの要求を送信する。
S(STEP)60;
電子マネーカード10のCPU13は、NFC対応端末80から、カードIDを送信するようにとの要求を受信する。
S(STEP)61;
電子マネーカード10のCPU13は、メモリ14からカードIDを読み出してNFC対応端末80へ送信する。
S(STEP)62;
NFC対応端末80のCPU81は、電子マネーカード10から、カードIDを受信する。
S(STEP)63;
NFC対応端末80のCPU81は、登録電子マネーカード管理サーバ20へ、この受信したカードIDとともに、このカードIDで唯一に識別される電子マネーカードが登録されたものであるかの問いを送信する。
S(STEP)64;
登録電子マネーカード管理サーバ20のCPU71は、NFC対応端末80から、カードIDとともに、このカードIDで唯一に識別される電子マネーカードが登録されたものであるかの問いを受信する。
S(STEP)65;
登録電子マネーカード管理サーバ20のCPU71は、この受信したカードIDが、この記憶装置73に、登録された電子マネーカードを識別するものとして記憶されているかを確かめる。
S(STEP)66;
記憶されていない場合、STEP67に進み、
記憶されている場合、STEP69に進む。
S(STEP)67;
登録電子マネーカード管理サーバ20のCPU71は、NFC対応端末80へ、登録されたものではないとの答えを送信する。
S(STEP)68;
NFC対応端末80のCPU81は、登録電子マネーカード管理サーバ20から、登録されたものではないとの答えを受信して、不正な電子マネーカードであるから、チャージ不可能と表示し、ENDに進む。
S(STEP)69;
登録電子マネーカード管理サーバ20のCPU71は、NFC対応端末80へ、登録されたものであるとの答えを送信する。
S(STEP)70;
NFC対応端末80のCPU81は、登録電子マネーカード管理サーバ20から、登録されたものであるとの答えを受信する。
S(STEP)71;
NFC対応端末80のCPU81は、電子マネーカード10へ、入力された金額とともに、残高を、この金額を加えたものに更新するようにとの要求を送信する。
S(STEP)72;
電子マネーカード10のCPU13は、NFC対応端末80から、金額とともに、残高を、この金額を加えたものに更新するようにとの要求を受信する。
S(STEP)73;
電子マネーカード10のCPU13は、メモリ14に記憶している残高を、この金額を加えたものに更新する。
S(STEP)74;
NFC対応端末80のCPU81は、銀行サーバ40へ、入力された口座番号及び金額と、この口座番号で唯一に識別される口座開設者の口座で、この金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、決済するようにとの依頼とを含む情報を送信する。
S(STEP)75;
銀行サーバ40のCPU71は、NFC対応端末80から、口座番号及び金額と、この口座番号で唯一に識別される口座開設者の口座で、この金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、決済するようにとの依頼とを含む情報を受信する。
S(STEP)76;
銀行サーバ40のCPU71は、この受信した情報に含まれる依頼に従って、この受信
した情報に含まれる口座番号で唯一に識別される口座開設者の口座から、この受信した情報に含まれる金額を、電子マネーカードにチャージした金額として、出金して決済し、この決済に係る情報を、記憶装置73に、この口座開設者との取引の情報として記憶する。
S(STEP)77;
銀行サーバ40のCPU71は、記憶装置73に記憶されている、この口座開設者の口座残高を、この金額を減額したものに更新する。
S(STEP)78;
NFC対応端末80のCPU81は、チャージが完了したと表示する。
10…電子マネーカード
11…アンテナ
12…ICチップ
13…CPU
14…メモリ
15…近接通信インターフェース
20…登録電子マネーカード管理サーバ
30…イシュアサーバ
40…銀行サーバ
50…ネットワーク
71…CPU
72…一時記憶装置
73…記憶装置
74…通信装置
80…NFC対応端末
81…CPU
82…一時記憶装置
83…記憶装置
84…通信装置
85…入力装置
86…表示装置
87…近接通信装置

Claims (9)

  1. サーバにネットワークを介して接続するNFC対応端末に、電子マネーカードへのチャージを実行させるプログラムであって、
    前記電子マネーカードのユーザに、認証情報と、チャージする金額とを入力させる工程と、
    前記サーバに、前記認証情報で認証される前記ユーザが、前記金額を決済可能であるかの問いを送信する工程と、
    前記サーバから、決済可能であるとの答えを受信すると、前記ユーザに前記電子マネーカードをかざさせる工程と、
    かざされた前記電子マネーカードに、前記金額をチャージする工程と、
    前記サーバに、前記ユーザが前記電子マネーカードに前記金額をチャージしたとして、前記金額の決済を依頼する工程とを実行させることを特徴とするチャージプログラム。
  2. 前記サーバが、クレジットカード発行会社のサーバであって、前記認証情報は、カード会員番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項1記載のチャージプログラム。
  3. 前記サーバが、銀行のサーバであって、前記認証情報は、口座番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項1記載のチャージプログラム。
  4. サーバにネットワークを介して接続するNFC対応端末が、電子マネーカードへのチャージを実行する方法であって、
    前記電子マネーカードのユーザに、認証情報と、チャージする金額とを入力させる工程と、
    前記サーバに、前記認証情報で認証される前記ユーザが、前記金額を決済可能であるかの問いを送信する工程と、
    前記サーバから、決済可能であるとの答えを受信すると、前記ユーザに前記電子マネーカードをかざさせる工程と、
    かざされた前記電子マネーカードに、前記金額をチャージする工程と、
    前記サーバに、前記ユーザが前記電子マネーカードに前記金額をチャージしたとして、前記金額の決済を依頼する工程とを含むことを特徴とするチャージ方法。
  5. 前記サーバが、クレジットカード発行会社のサーバであって、前記認証情報は、カード会員番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項4記載のチャージ方法。
  6. 前記サーバが、銀行のサーバであって、前記認証情報は、口座番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項4記載のチャージ方法。
  7. サーバにネットワークを介して接続し、電子マネーカードへのチャージを実行するNFC対応端末であって、
    前記電子マネーカードのユーザに、認証情報と、チャージする金額とを入力させる手段と、
    前記サーバに、前記認証情報で認証される前記ユーザが、前記金額を決済可能であるかの問いを送信する手段と、
    前記サーバから、決済可能であるとの答えを受信すると、前記ユーザに前記電子マネーカードをかざさせる手段と、
    かざされた前記電子マネーカードに、前記金額をチャージする手段と、
    前記サーバに、前記ユーザが前記電子マネーカードに前記金額をチャージしたとして、前記金額の決済を依頼する手段とを備えることを特徴とするNFC対応端末。
  8. 前記サーバが、クレジットカード発行会社のサーバであって、前記認証情報は、カード会員番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項7記載のNFC対応端末。
  9. 前記サーバが、銀行のサーバであって、前記認証情報は、口座番号と暗証番号とであることを特徴とする請求項7記載のNFC対応端末。
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