JP2016212475A - ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージシステム - Google Patents

ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2016212475A
JP2016212475A JP2015092520A JP2015092520A JP2016212475A JP 2016212475 A JP2016212475 A JP 2016212475A JP 2015092520 A JP2015092520 A JP 2015092520A JP 2015092520 A JP2015092520 A JP 2015092520A JP 2016212475 A JP2016212475 A JP 2016212475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer
storage
copy
buffer set
controller module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015092520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6613603B2 (ja
Inventor
秀憲 山田
Hidenori Yamada
秀憲 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2015092520A priority Critical patent/JP6613603B2/ja
Priority to US15/134,717 priority patent/US10503403B2/en
Publication of JP2016212475A publication Critical patent/JP2016212475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6613603B2 publication Critical patent/JP6613603B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0602Interfaces specially adapted for storage systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/0604Improving or facilitating administration, e.g. storage management
    • G06F3/0605Improving or facilitating administration, e.g. storage management by facilitating the interaction with a user or administrator
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0646Horizontal data movement in storage systems, i.e. moving data in between storage devices or systems
    • G06F3/065Replication mechanisms
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0602Interfaces specially adapted for storage systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/061Improving I/O performance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0668Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
    • G06F3/067Distributed or networked storage systems, e.g. storage area networks [SAN], network attached storage [NAS]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】順序性保証リモートコピーにおけるバッファセット単位のデータ充填率の低下を抑制できる。
【解決手段】制御部4cは、コントローラモジュール1a(第1のコントローラモジュール)が管理するコピー対象データの格納先を構成情報4bにもとづいて決定する。制御部4cは、コントローラモジュール1aが有する送信用バッファ5a(第1の送信用バッファ)がコピー対象データの格納先である場合に、コピー対象データを送信用バッファ5aに格納する。制御部4cは、送信用バッファ5aと異なる送信用バッファ(第2の送信用バッファ)がコピー対象データの格納先である場合に、対応するコントローラモジュール(第2のコントローラモジュール)を介してコピー対象データを送信用バッファに格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージシステムに関する。
災害等からデータを保護するためにリモートコピーにより遠隔地にデータをバックアップすることがおこなわれる。たとえば、リモートコピーには、同期方式と非同期方式とがあり、非同期方式は、コピー元ストレージ装置のデータ更新と非同期に、コピー先ストレージ装置にリモートコピーをおこなう。非同期方式のリモートコピーには、さらに、データ更新の順序性を保証しないリモートコピーと、データ更新の順序性を保証するリモートコピー(順序性保証リモートコピー)とがある。
順序性保証リモートコピーにおいて、コピー元ストレージ装置は、各コントローラが備えるキャッシュメモリの一部をバッファとして使用し、コピーセッションへのI/Oをバッファに蓄積する。コピー元ストレージ装置は、コピー元ストレージ装置が備える複数のコントローラがそれぞれのバッファに蓄積したデータをまとめて、すなわちバッファセット単位でコピー先ストレージ装置へのデータコピーをおこなう。
これにより、コピー元ストレージ装置は、ホストから運用ボリューム(コピー元ストレージ装置)へのWrite I/Oによるデータ更新順序を保証しつつ、遠隔地に設置された待機ボリューム(コピー先ストレージ装置)へデータコピーをおこなうことができる。また、コピー元ストレージ装置は、バッファを介してデータを転送することにより、データ更新容量に対して低帯域の回線を使用することができる。
特開2011−158948号公報 特開2005−222274号公報
近年のストレージ装置は、データ容量の大規模化が図られ、ストレージ装置が備えるディスク数が増大する傾向にある。また、ストレージ装置は、大量のデータを処理するためにコントローラの数が増大する傾向にあり、順序性保証リモートコピーに用いられるバッファは、コントローラごとに備えられることから、順序性保証リモートコピーに用いられるバッファの数も増大する。
しかしながら、コピー元ストレージ装置は、いずれかのバッファの充填率が閾値を超えた場合にバッファセット単位のデータ転送をおこなうことで、リモートコピーの順序性を保証する。すなわち、バッファの数の増大は、バッファ間のデータの充填率にばらつきを生じさせることとなり、バッファセット単位のデータ充填率を低下させる。
1つの側面では、本発明は、順序性保証リモートコピーにおけるバッファセット単位のデータ充填率の低下を抑制可能なストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下に示すような、ストレージ制御装置が提供される。ストレージ制御装置は、複数のコントローラモジュールを有する第1のストレージ装置から第2のストレージ装置へのデータコピーを制御する。ストレージ制御装置は、記憶部と、制御部とを備える。記憶部は、コントローラモジュールが有する送信用バッファからなる、更新順序に対応する世代単位のバッファセットの構成情報を記憶する。制御部は、複数のコントローラモジュールのうち第1のコントローラモジュールが管理するコピー対象データの格納先を構成情報にもとづいて決定し、第1のコントローラモジュールが有する第1の送信用バッファがコピー対象データの格納先である場合に、コピー対象データを第1の送信用バッファに格納し、複数のコントローラモジュールのうち第1のコントローラモジュールと異なる第2のコントローラモジュールが有する第2の送信用バッファがコピー対象データの格納先である場合に、第2のコントローラモジュールを介してコピー対象データを第2の送信用バッファに格納する。
また、1つの態様では、コンピュータに処理を実行させるストレージ制御プログラムが提供される。また、1つの態様では、ストレージシステムが提供される。
1態様によれば、ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージシステムにおいて、順序性保証リモートコピーにおけるバッファセット単位のデータ充填率の低下を抑制できる。
第1の実施形態のストレージシステムの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態のストレージシステムの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態のCEおよびDEの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態のRECバッファの一例を示す図である。 第2の実施形態のバッファセットの一例を示す図である。 第2の実施形態のバッファセットサイズ設定処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態のバッファセットサイズが縮小されたバッファセットの一例を示す図である。 第2の実施形態の受信用バッファの一例を示す図である。 第2の実施形態のWrite I/O受付処理のフローチャートを示す図である。 第2の実施形態のRECバッファ担当CM一覧テーブルの一例を示す図である。 第3の実施形態の稼働情報報告処理のフローチャートを示す図である。 第3の実施形態のバッファセット分割処理のフローチャートを示す図である。 第3の実施形態のバッファセットサイズが縮小されたバッファセットの一例を示す図である。 第3の実施形態の受信用バッファの一例を示す図である。 第4の実施形態の負荷監視処理のフローチャートを示す図である。 第4の実施形態のバッファセットサイズが縮小されたバッファセットの一例を示す図である。 第4の実施形態の受信用バッファの一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態のストレージシステムについて図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態のストレージシステムの構成の一例を示す図である。
ストレージシステムは、ストレージ装置1,2とホスト3を含む。ストレージ装置1は、ストレージ装置2に対して遠隔地に配置されてストレージ装置2とネットワークで接続する。ストレージシステムは、ストレージ装置(第1のストレージ装置)1をコピー元ストレージ装置とし、ストレージ装置(第2のストレージ装置)2をコピー先ストレージ装置とするリモートコピーを実行可能である。
ストレージ装置1は、複数のコントローラモジュール1a,1b,1c,1dを有し、ストレージデバイスを制御する。ストレージ装置2は、複数のコントローラモジュール2a,2bを有し、ストレージデバイスを制御する。ストレージデバイスは、たとえばSSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)などがある。
コントローラモジュール1a,1b,1c,1dは、ストレージ装置1を分担して制御する。コントローラモジュール1a,1b,1c,1dは、コピー先ストレージ装置へのデータコピーを制御するストレージ制御装置の一形態である。コントローラモジュール1a,1b,1c,1dは、それぞれ送信用バッファ5a,5b,5c,5dを有する。コントローラモジュール2a,2bは、コピー先ストレージ装置におけるデータコピーを制御するストレージ制御装置の一形態である。コントローラモジュール2a,2bは、それぞれ受信用バッファ7a,7bを有する。
以下、コントローラモジュール1a,1b,1c,1dは、同様の構成を有するため、代表してコントローラモジュール1aについて説明する。コントローラモジュール1aは、記憶部4aと制御部4cを含む。
記憶部4aは、構成情報4bを記憶する。構成情報4bは、バッファセットの構成に関する情報である。構成情報4bは、たとえば、バッファセットを構成する個別バッファの数、バッファセットを構成する送信用バッファの組み合わせなどの情報を含む。また、構成情報4bは、コピー先ストレージ装置のコントローラモジュールの数や、コピー元ストレージ装置のコントローラモジュールの数などを含むものであってもよい。たとえば、バッファセットを構成する個別バッファの数、バッファセットを構成する送信用バッファの組み合わせなどは、コピー先ストレージ装置のコントローラモジュールの数や、コピー元ストレージ装置のコントローラモジュールの数などから決定可能な情報である。
送信用バッファ5a,5b,5c,5dは、それぞれ個別バッファに区分されており、バッファセットは、送信用バッファ5a,5b,5c,5dから重複を排除して選択された1以上の個別バッファからなるバッファ群である。たとえば、バッファセット6aは、送信用バッファ5aから選択された1つの個別バッファと、送信用バッファ5bから選択された1つの個別バッファを含む。また、バッファセット6bは、送信用バッファ5cから選択された1つの個別バッファと、送信用バッファ5dから選択された1つの個別バッファを含む。
バッファセットは、更新順序に対応する世代単位のバッファ群であり、たとえば、バッファセット6a,6bは、それぞれ1世代のバッファ群に相当する。ストレージ装置1は、1つのバッファセットに所定量のデータが蓄積されると、データの蓄積先を別のバッファセットに切り替える。そして、ストレージ装置1は、世代管理されたバッファセットを用いることで、データ更新の順序性を保証した非同期リモートコピーを実現可能にしている。
制御部4cは、コントローラモジュール1a(第1のコントローラモジュール)が管理するコピー対象データの格納先を構成情報4bにもとづいて決定する。コントローラモジュール1aが管理するコピー対象データは、コントローラモジュール1aがホスト3から受け付けたWrite I/Oに対応するデータであり、ストレージ装置2へのコピー対象となるデータである。
コピー対象データの格納先は、データの書込対象となるバッファセットに含まれるいずれかの個別バッファであり、構成情報4bにもとづいて決定される。制御部4cは、構成情報4bから現在のデータの書込対象となるバッファセットを特定することができる。また、制御部4cは、バッファセットに含まれる個別バッファ(送信用バッファ)を特定することができる。
制御部4cは、コントローラモジュール1aが有する送信用バッファ5a(第1の送信用バッファ)がコピー対象データの格納先である場合に、コピー対象データを送信用バッファ5aに格納する。
制御部4cは、送信用バッファ5aと異なる送信用バッファ(第2の送信用バッファ)がコピー対象データの格納先である場合に、対応するコントローラモジュール(第2のコントローラモジュール)を介してコピー対象データを送信用バッファに格納する。
たとえば、現在のデータの書込対象となるバッファセットがバッファセット6aであるとき、コピー対象データの格納先は、送信用バッファ5aの対応する個別バッファ、または送信用バッファ5bの対応する個別バッファである。このとき、制御部4cは、バッファセット6aにコントローラモジュール1aの送信用バッファ5aが含まれることから、送信用バッファ5aの対応する個別バッファをコピー対象データの格納先とする。
また、現在のデータの書込対象となるバッファセットがバッファセット6bであるとき、コピー対象データの格納先は、送信用バッファ5cの対応する個別バッファ、または送信用バッファ5dの対応する個別バッファである。このとき、制御部4cは、バッファセット6bにコントローラモジュール1aの送信用バッファ5aが含まれないことから、送信用バッファ5cまたは送信用バッファ5dのいずれかに対応する個別バッファをコピー対象データの格納先とする。
これにより、コントローラモジュール1aは、バッファセットに送信用バッファ5aが含まれるか否かにかかわらず、コピー対象データを送信用バッファに格納することができる。したがって、ストレージ装置1は、バッファセットの大きさを任意に設定することができる。このようなバッファセットの大きさの設定は、ストレージ装置1とストレージ装置2の装置規模の大きさに応じておこなうことができる。
たとえば、ストレージ装置1の装置規模と比較してストレージ装置2の装置規模が小さい場合、ストレージ装置1は、バッファセットにあるデータをストレージ装置2に送信すると、ストレージ装置2の受信用バッファ7a,7bの記憶容量を逼迫させることがある。ストレージ装置1は、バッファセットの大きさを任意に設定して、ストレージ装置2の受信用バッファ7a,7bの記憶容量の逼迫を回避することができる。
また、ストレージ装置1の装置規模が大きい場合、ストレージ装置1は、バッファセットにおける送信用バッファの容量が過大となりデータの充填率が低下するという問題がある。ストレージ装置1は、バッファセットの大きさを任意に設定して、バッファセットにおける送信用バッファのデータの充填率を改善できる。
このように、ストレージ装置1は、順序性保証リモートコピーにおけるバッファセット単位のデータ充填率の低下を抑制できる。
なお、ストレージ制御装置は、コントローラモジュール1a,1b,1c,1dであるとしたが、コントローラモジュール1a,1b,1c,1dと独立して設けられるものであってもよい。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態のストレージシステムについて図2を用いて説明する。図2は、第2の実施形態のストレージシステムの構成の一例を示す図である。
ストレージシステム10は、WDM(Wavelength Division Multiplexing)11と、WDM11と接続するFE(Front-end Expander)20,21を含む。さらに、ストレージシステム10は、FE20と接続するCE(Controller Enclosure)30,31と、CE30と接続するDE(Disk Enclosure)40と、CE31と接続するDE41を含む。さらに、ストレージシステム10は、FE21と接続するCE32,33と、CE32と接続するDE42と、CE33と接続するDE43を含む。さらに、ストレージシステム10は、ネットワーク12を介してCE30,31と接続するホスト50と、ネットワーク13を介してCE32,33と接続するホスト51を含む。
WDM11は、高速かつ大容量のネットワークである。FE20,21は、CE30,31,32,33の間の通信経路を制御する。CE30,31,32,33は、CM(Controller Module)を含む。DE40,41,42,43は、HDDやSSDなどのストレージデバイスを含む。ホスト50は、CE30,31にI/O要求(Write I/OやRead I/Oを含む)を発行できる。ホスト51は、CE32,33にI/O要求を発行できる。
FE20とCE30,31とDE40,41は、コピー元ストレージ装置の構成要素である。FE21とCE32,33とDE42,43は、コピー先ストレージ装置の構成要素である。コピー元ストレージ装置とコピー先ストレージ装置とは、地理的に離れた位置に設けられ、コピー元ストレージ装置からコピー先ストレージ装置への順序性保証リモートコピーを実行可能である。
次に、第2の実施形態のストレージ装置について図3を用いて説明する。図3は、第2の実施形態のCEおよびDEの構成の一例を示す図である。
CE30は、1以上のDE40と接続する。たとえば、CE30は、DE40a,40b,40cと接続する。DE40a,40b,40cは、それぞれ1以上のストレージデバイスを含む。たとえば、DE40aは、HDD400,401,402,403を含む。
CE30は、CM300,310と、CA(Channel Adapter)320から323と、CA324から327と、NTB(Non Transparent Bridge)330,331を含む。CM300,310は、相互に接続して負荷を分担することができる。なお、CE30は、2つのCM300,310を含むが、これに限らず、300,310のいずれか一方を含むものであってもよいし、3つ以上のCMを含むものであってもよく、たとえば、4つあるいは8つのCMを含むものであってもよい。
CM300,310は、ストレージデバイスへのデータの書き込みや、ストレージデバイスからのデータの読み出しを制御するストレージ制御装置として機能する。また、CM300,310は、コピー元ストレージ装置からコピー先ストレージ装置への順序性保証リモートコピーを制御するストレージ制御装置として機能する。
CA320から323は、CM300と外部装置(たとえば、ホスト50)との通信インタフェースとして機能する。CA324から327は、CM310と外部装置との通信インタフェースとして機能する。NTB330は、CM300からFE20へのDMA(Direct Memory Access)転送を担う。NTB331は、CM310からFE20へのDMA転送を担う。
CM300は、プロセッサ301と、メモリ302と、DA(Disk Adapter)303,304を含む。CM310は、プロセッサ311と、メモリ312と、DA313,314を含む。なお、CM310はCM300と同様の構成を有するため、以下、CM300の説明をもってCM310の説明に代える。
プロセッサ301、メモリ302、およびDA303,304は、図示しないバスを介して接続されている。プロセッサ301は、CM300全体を制御する。なお、プロセッサ301は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ301は、たとえばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはPLD(Programmable Logic Device)である。またプロセッサ301は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
メモリ302は、DE40a,40b,40cに含まれるストレージデバイスからデータを読み出したときにデータを保持するほか、ストレージデバイスにデータを書き込むときのバッファとなる。また、メモリ302は、順序性保証リモートコピーにおけるコピー元ストレージ装置の送信用バッファ(後述するREC(Remote Equivalent Copy)バッファ)となる。また、メモリ302は、ユーザデータや制御情報を格納する。
たとえば、メモリ302は、RAM(Random Access Memory)や不揮発性メモリを含む。RAMは、CM300の主記憶装置として使用される。RAMには、プロセッサ301に実行させるオペレーティングシステム(Operating System)のプログラムやファームウェア、アプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAMには、プロセッサ301による処理に必要な各種データが格納される。また、RAMは、各種データの格納に用いるメモリと別体にキャッシュメモリを含む。
不揮発性メモリは、CM300の電源遮断時においても記憶内容を保持する。不揮発性メモリは、たとえば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリなどの半導体記憶装置や、HDDなどである。また、不揮発性メモリは、CM300の補助記憶装置として使用される。不揮発性メモリには、オペレーティングシステムのプログラムやファームウェア、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。
バスに接続される周辺機器としては、入出力インタフェース、および通信インタフェースがある。入出力インタフェースは、入出力装置と接続して入出力をおこなう。入出力インタフェースは、HDDなどの記憶装置から送られてくる信号やデータをプロセッサ301やメモリ302に送信する。また、入出力インタフェースは、たとえば、プロセッサ301から受信した信号を、他の制御部や、CM300と接続する出力装置に出力する。通信インタフェースは、CE30内の他のCM(CM310)との間でデータの送受信をおこなう。
DA303,304は、DE40a,40b,40cに含まれるストレージデバイスとのインタフェース制御(アクセス制御)をおこなう。
以上のようなハードウェア構成によって、CM300,310の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施形態に示したコントローラモジュール1aも、CM300,310と同様のハードウェアにより実現することができる。
なお、CE30について説明したが、CE31,32,33についても同様である。
次に、送信用バッファについて図4を用いて説明する。図4は、第2の実施形態のRECバッファの一例を示す図である。
RECバッファは、CM300における送信用バッファである。RECバッファは、所定サイズ(たとえば、8MB)の1以上の個別バッファを含む。たとえば、図示するRECバッファは、8つの個別バッファを含み、オフセットにより各個別バッファを識別可能にしている。オフセット「0」の個別バッファは、第1世代のコピーデータを格納し、オフセット「1」の個別バッファは、第1世代のコピーデータより新しい第2世代のコピーデータを格納する。同様に、オフセット「2」,「3」の個別バッファは、それぞれ第3世代のコピーデータ、第4世代のコピーデータを格納する。オフセット「4」から「7」の個別バッファは、コピーデータを格納しない未使用状態である。新しい世代のコピーデータは、未使用状態のうちから選択される。また、データ転送は、古い世代から順におこなわれ、データ転送後の個別バッファは、解放されて未使用状態となる。
なお、個別バッファの数は、一例であって、たとえば、256個などであってもよい。
次に、バッファセットについて図5を用いて説明する。図5は、第2の実施形態のバッファセットの一例を示す図である。
各個別バッファは、他のCMの個別バッファとともにバッファセットを構成して世代管理される。たとえば、バッファセット600は、各CMの1つの個別バッファ(図中、ハッチングで示すオフセット「7」の個別バッファ)をCM#00からCM#23までの24台のCMでグループ化したバッファセットである。なお、CMの後の#nnは、CMを一意に識別する識別情報である。バッファセット600の個別バッファの数は、コピー元ストレージ装置のCMの数に対応して「24」である。
バッファセットは、更新順序に対応する世代単位のバッファ群であり、たとえば、バッファセット600は、1世代のバッファ群に相当する。コピー元ストレージ装置は、1つのバッファセットに所定量のデータが蓄積されると、データの蓄積先を別のバッファセットに切り替える。そして、コピー元ストレージ装置は、世代管理されたバッファセットを用いることで、データ更新の順序性を保証した非同期リモートコピーを実現可能にしている。
このようなバッファセット600は、一回に転送するデータ量が大きくなり、コピー先ストレージ装置のCMの数が少ない場合に、コピー先ストレージ装置の受信用バッファを逼迫させる恐れがある。また、バッファセットの世代交代契機は、所定時間経過のほかに、特定の個別バッファのデータ蓄積量が閾値を超えた場合などがあり、個別バッファ間でデータ蓄積量にばらつきが生じる。そのため、このようなバッファセット600は、データ充填率が上がらない。
そのため、バッファセット600に比べて小さなバッファセットを用意することが望ましい。
次に、バッファセットのサイズを設定するバッファセットサイズ設定処理について、図6を用いて説明する。図6は、第2の実施形態のバッファセットサイズ設定処理のフローチャートを示す図である。
バッファセットサイズ設定処理は、バッファセットのサイズを設定する処理である。バッファセットサイズ設定処理は、順序性保証リモートコピーの設定時など所要の契機に、コピーマスタ制御部によって実行される。なお、コピーマスタ制御部は、コピーマスタCMの制御部であり、コピーマスタCMは、コピー元ストレージ装置のCMのうちの1つであり、あらかじめ設定される。たとえば、コピーマスタCMは、CM#00からCM#23のうちのCM#00である。以下、CM300がコピーマスタCMであるとして説明をおこなう。プロセッサ301は、メモリ302が格納する所要のプログラムを実行することにより、コピーマスタ制御部を実現する。
[ステップS11]コピーマスタ制御部は、REC Consistency(順序性保証リモートコピー)を開通するためのネゴシエーションをコピー元ストレージ装置との間でおこなう。
[ステップS12]コピーマスタ制御部は、コピー元ストレージ装置の構成情報を取得する。たとえば、コピー元ストレージ装置の構成情報は、コピー元ストレージ装置のCMの数を含む。
[ステップS13]コピーマスタ制御部は、コピー先ストレージ装置の構成情報を取得する。たとえば、コピー先ストレージ装置の構成情報は、コピー先ストレージ装置のCMの数を含む。
[ステップS14]コピーマスタ制御部は、コピー元ストレージ装置のバッファセットのサイズを取得する。バッファセットのサイズは、コピー元ストレージ装置の構成情報にもとづいて算出されるものであってもよいし、あらかじめ設定されているものであってもよい。
[ステップS15]コピーマスタ制御部は、バッファセットの分割の是非を判定する。たとえば、コピーマスタ制御部は、バッファセットのサイズを評価することにバッファセットの分割の是非を判定する。より具体的には、受信用バッファの逼迫防止の観点から、コピーマスタ制御部は、バッファセットのサイズが受信用バッファのサイズと比較して過大である場合にバッファセットの分割を是とする。ただし、バッファセットのサイズが最小値(個別バッファが1つ)の場合は、この限りでない。なお、受信用バッファのサイズは、コピー先ストレージ装置の構成情報として取得されるものであってもよいし、コピー先ストレージ装置の構成情報にもとづいて算出されるものであってもよい。また、バッファセットのデータ充填率向上の観点から、バッファセットに含まれる個別バッファごとのデータ充填率を比較してばらつきが大きい場合にバッファセットの分割を是とする。
[ステップS16]コピーマスタ制御部は、バッファセットの分割を是とする場合にステップS17にすすみ、バッファセットの分割を是としない場合にステップS18にすすむ。
[ステップS17]コピーマスタ制御部は、バッファセットを分割してバッファセットサイズを縮小する。たとえば、CM数「24」であり、バッファセットサイズ「24」のとき、コピーマスタ制御部は、バッファセットを2分割することによってバッファセットサイズを「12」に縮小する。同様に、コピーマスタ制御部は、バッファセットを3分割することによってバッファセットサイズを「8」に縮小することができるし、バッファセットを4分割することによってバッファセットサイズを「6」に縮小することができる。このようなバッファセットの分割数は、コピー元ストレージ装置の構成情報とコピー先ストレージ装置の構成情報とから参照可能な情報として、あらかじめテーブルデータとして設定されているものであってもよい。
[ステップS18]コピーマスタ制御部は、縮小したバッファセットサイズを、コピー元ストレージ装置のバッファセットサイズとして設定し、バッファセットサイズ設定処理を終了する。
次に、バッファセットサイズ設定処理によってバッファセットサイズが縮小されたバッファセットについて図7を用いて説明する。図7は、第2の実施形態のバッファセットサイズが縮小されたバッファセットの一例を示す図である。
バッファセット601は、各CMの1つの個別バッファ(図中、ハッチングで示すオフセット「7」の個別バッファ)のうち、CM#00からCM#07までの8台のCMでグループ化したバッファセットである。したがって、バッファセット601の個別バッファの数は、CM#00からCM#07に対応して「8」である。バッファセット602,603についても同様である。
なお、バッファセット601,602,603は、それぞれ異なる世代のバッファセットとなる。したがって、CM#00からCM#23までのRECバッファは、分割数「3」、オフセット数「8」であるから、24世代分のバッファセットを用意できる。
このようなバッファセット601,602,603は、一回に転送するデータ量を抑制可能であり、コピー先ストレージ装置の受信用バッファを逼迫させる恐れを軽減する。また、バッファセット601,602,603は、バッファセット600と比較して、データ充填率を向上できる。
次に、バッファセットに格納されたコピーデータを、転送先で格納する受信用バッファについて図8を用いて説明する。図8は、第2の実施形態の受信用バッファの一例を示す図である。
図示する受信用バッファは、コピー先ストレージ装置が備えるCMが4台構成の場合を示す。受信用バッファは、各CMのRECバッファに設定される。受信用バッファの大きさは、オフセット数「8」かつCM数「4」なので「32(=8×4)」である。
したがって、図7に示したバッファセット601からバッファセットサイズ「8」のデータ転送があっても、4(=32/8)回分のデータ転送に対応できる。すなわち、受信用バッファは、バッファセットサイズが縮小されることによって、受信用バッファの逼迫の危険が軽減されている。
次に、Write I/O受付処理について図9を用いて説明する。図9は、第2の実施形態のWrite I/O受付処理のフローチャートを示す図である。
Write I/O受付処理は、ホスト50からWrite I/Oを受け付けたCMが、Write I/Oの受付を契機に実行する処理である。Write I/O受付処理は、制御部によって実行される。なお、以下、CM300がWrite I/Oを受け付けたCMであるとして説明をおこなう。プロセッサ301は、メモリ302が格納する所要のプログラムを実行することにより、制御部を実現する。
[ステップS21]制御部は、DIMM(Dual Inline Memory Module)キャッシュを獲得する。DIMMキャッシュは、メモリ302に含まれる。
[ステップS22]制御部は、最新世代のバッファセットにおけるコピーデータを格納可能なRECバッファを担当するCM(RECバッファ担当CM)を判定する。たとえば、バッファセットに自CMのRECバッファが含まれるとき、RECバッファ担当CMは、自CMである。一方、バッファセットに自CMのRECバッファが含まれないとき、RECバッファ担当CMは、他CMである。具体的には、自CMがCM#00、かつバッファセット601が最新世代のとき、CM#00はRECバッファ担当CMである(図7参照)。一方、自CMがCM#00、かつバッファセット602が最新世代のとき、CM#00はRECバッファ担当CMでない。このとき、RECバッファ担当CMは、CM#08からCM#15のいずれかである。
[ステップS23]制御部は、RECバッファ担当CMが他CMである場合にステップS24にすすみ、RECバッファ担当CMが他CMでない場合にステップS25にすすむ。
[ステップS24]制御部は、RECバッファ担当CMにRECバッファ(個別バッファ)の獲得を依頼する。
[ステップS25]制御部は、RECバッファ担当CMとして自CMのRECバッファ(個別バッファ)を獲得する。
[ステップS26]制御部は、Write I/Oの受入準備完了通知をホスト50に応答する。
[ステップS27]制御部は、ホスト50からユーザデータを取得する。なお、ユーザデータは、コピー先ストレージ装置への転送対象となるコピーデータに相当する。
[ステップS28]制御部は、DIMMキャッシュにユーザデータを格納する。
[ステップS29]制御部は、Write正常完了通知をホスト50に応答し、Write I/O受付処理を終了する。
制御部は、Write I/O受付処理を終了後に、DIMMキャッシュに格納したユーザデータをWrite正常完了通知と非同期にストレージデバイスに書き込む。また、制御部は、Write I/O受付処理を終了後に、DIMMキャッシュに格納したユーザデータをWrite正常完了通知と非同期にRECバッファに転送する。
なお、RECバッファ担当CMは、RECバッファ担当CMの一覧を記録するテーブル(RECバッファ担当CM一覧テーブル)を参照することによって決定することができる。たとえば、RECバッファ担当CM一覧テーブルは、あらかじめ用意されるものであってもよいし、バッファセット分割時に生成されるものであってもよい。RECバッファ担当CM一覧テーブルについて図10を用いて説明する。図10は、第2の実施形態のRECバッファ担当CM覧テーブルの一例を示す図である。
RECバッファ担当CM一覧テーブルは、最新世代のバッファセットごとに、各CMのRECバッファ担当CMを記録する。たとえば、CM#00のRECバッファ担当CMは、バッファセット#0のときにCM#00(自CM)であり、バッファセット#1のときにCM#08(他CM)であり、バッファセット#2のときにCM#16(他CM)である。なお、バッファセットの後の#nは、バッファセットを一意に識別する識別情報である。
制御部は、RECバッファ担当CM一覧テーブルを参照することで、Write I/O受付処理のステップS22においてRECバッファ担当CMを決定することができる。
このようにして、ストレージシステム10は、バッファセットサイズを縮小することで、順序性保証リモートコピーにおけるバッファセット単位のデータ充填率の低下を抑制できる。
たとえば、バッファセットサイズが過大な場合、個別バッファの一つがフル(充填率が閾値を超える)のときに他の個別バッファが空もしくはきわめて少ないというケースが頻回に発生し得る。また、個別バッファの充填率のばらつきは、CMの負荷のばらつきとなり、ロードバランスが取れない不都合を生じる。また近時のストレージ装置は、拡張性が要求され、装置導入以降においても順次CM数が増大し得る。このような拡張性は、コピー元ストレージ装置の構成が大規模化し、CM数が増大するほどに個別バッファの充填率のばらつきを顕著にする。
しかしながら、ストレージシステム10は、バッファセットサイズを縮小することによって、バッファセット単位のデータ充填率の低下によって惹起される課題を解決できる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態のストレージシステムについて図11から図14を用いて説明する。第2の実施形態のストレージシステムは一度だけバッファセットを縮小したが、第3の実施形態のストレージシステムは、バッファセットの縮小を2回以上おこなうことができる点で第2の実施形態のストレージシステムと相違する。第3の実施形態のストレージシステムは、バッファセットの縮小の是非の判定に稼働情報を用いる。
まず、稼働情報の収集をおこなう稼働情報報告処理について図11を用いて説明する。図11は、第3の実施形態の稼働情報報告処理のフローチャートを示す図である。稼働情報報告処理は、コピー元ストレージ装置が備える各CMが、定期または不定期に実行する処理である。定期の実行契機は、所定周期(たとえば、10msごと)の実行契機などがある。また、不定期の実行契機は、ホスト50からのWrite I/Oの受付などがある。
稼働情報報告処理は、各CMの制御部によって実行される。なお、CM300が稼働情報報告処理を実行する場合、プロセッサ301は、メモリ302が格納する所要のプログラムを実行することにより制御部を実現する。
[ステップS31]制御部は、RECバッファ転送有無を編集する。RECバッファ転送有無は、RECバッファごとのデータ転送の有無を示す情報である。
[ステップS32]制御部は、自CMのRECバッファ(個別バッファ)の充填率を編集する。RECバッファの充填率は、RECバッファ(個別バッファ)の記憶容量に対して格納されているデータ量の割合を示す情報である。
[ステップS33]制御部は、Write I/Oレスポンスを編集する。Write I/Oレスポンスは、Write I/Oに対する平均応答時間を示す情報である。
[ステップS34]制御部は、稼働情報を生成する。稼働情報は、RECバッファ転送の有無と、自CMのRECバッファ(個別バッファ)の充填率と、Write I/Oレスポンスを含む。
[ステップS35]制御部は、稼働情報をコピーマスタCMに報告して、稼働情報報告処理を終了する。
これにより、コピーマスタCMは、コピー元ストレージ装置が備える各CMから稼働情報を収集できる。
次に、バッファセット分割処理について図12を用いて説明する。図12は、第3の実施形態のバッファセット分割処理のフローチャートを示す図である。バッファセット分割処理は、バッファセットを分割して小さくする処理である。バッファセット分割処理は、コピーマスタCMによって定期または不定期に実行される。定期の実行契機は、所定周期(たとえば、24時間ごと)の実行契機、あるいはスケジュールされた実行契機(たとえば、5月20日の午前零時)などがある。また、不定期の実行契機は、ホスト50からの実行要求の受付や、コピー元ストレージ装置の構成変更検出、アイドル状態の検出などがある。
なお、CM300がコピーマスタCMとしてバッファセット分割処理を実行する場合、プロセッサ301は、メモリ302が格納する所要のプログラムを実行することによりコピーマスタ制御部を実現する。
[ステップS41]コピーマスタ制御部は、バッファセットが分割可能か否かを判定する。制御部は、バッファセットを分割できると判定した場合にステップS42にすすみ、バッファセットを分割できないと判定した場合にバッファセット分割処理を終了する。
たとえば、制御部は、バッファセットサイズが「2」以上のときに分割可能と判定し、バッファセットサイズが「1」のときに分割不可能と判定する。なお、バッファセットサイズの最小値を設定して、設定値との比較でバッファセットの分割の可否を判定するものであってもよい。
[ステップS42]コピーマスタ制御部は、各CMから収集した稼働情報を取得する。
[ステップS43]コピーマスタ制御部は、バッファセット単位のCMごとのRECバッファ充填率の偏りの有無を判定する。たとえば、コピーマスタ制御部は、CMごとのRECバッファ充填率を統計的に評価し、評価結果を所定の閾値と比較することによってRECバッファ充填率の偏りの有無を判定できる。統計的評価は、たとえば、分散の算出などがある。
また、コピーマスタ制御部は、各CMからRECバッファ転送有無と、自CMのRECバッファ(個別バッファ)の充填率と、Write I/Oレスポンスを含む稼働情報を収集している。コピーマスタ制御部は、すべてのパラメータを用いてRECバッファ充填率の偏りの有無を判定してもよいし、いずれかのパラメータを選択して判定してもよい。
なお、RECバッファ充填率の偏り判定の対象となるバッファセットは、判定対象となり得るバッファセットのすべてとしてもよいし、所定基準(たとえば、最新世代の1世代前のバッファセット)で選択されるものであってもよい。
[ステップS44]コピーマスタ制御部は、CMごとのRECバッファ充填率の偏りがあると判定した場合にステップS45にすすみ、CMごとのRECバッファ充填率の偏りがないと判定した場合にバッファセット分割処理を終了する。
[ステップS45]コピーマスタ制御部は、バッファセットを分割(たとえば、2分割または3分割)し、バッファセットサイズを小さくし、ステップS41にすすむ。なお、分割数は、あらかじめ設定されていてもよい。たとえば、コピーマスタ制御部は、バッファセットサイズ「24」について、1回目の分割は3分割、2回目の分割は2分割、3回目の分割は2分割、4回目の分割は2分割のように、分割数を定義した参照表を参照して分割数を決定できる。
ここで、分割されたバッファセットについて図13を用いて説明する。図13は、第3の実施形態のバッファセットサイズが縮小されたバッファセットの一例を示す図である。
バッファセット611は、各CMの1つの個別バッファ(図中、ハッチングで示すオフセット「7」の個別バッファ)のうち、CM#00だけからなるバッファセットである。したがって、バッファセット611の個別バッファの数は、CM#00に対応して「1」である。バッファセット612,613,614についても同様である。
なお、バッファセット611,612,613,614は、それぞれ異なる世代のバッファセットとなる。したがって、CM#00からCM#23までのRECバッファは、分割数「24」、オフセット数「8」であるから、192世代分のバッファセットを用意できる。
このようなバッファセット611,612,613,614は、一回に転送するデータ量を抑制可能であり、コピー先ストレージ装置の受信用バッファを逼迫させる恐れを軽減する。また、バッファセット611,612,613,614は、バッファセット600やバッファセット601,602,603と比較して、データ充填率を向上できる。
次に、バッファセットに格納されたコピーデータを、転送先で格納する受信用バッファについて図14を用いて説明する。図14は、第3の実施形態の受信用バッファの一例を示す図である。
図示する受信用バッファは、コピー先ストレージ装置が備えるCMが4台構成の場合を示す。受信用バッファは、各CMのRECバッファに設定される。受信用バッファの大きさは、オフセット数「8」かつCM数「4」なので「32(=8×4)」である。
したがって、図13に示したバッファセット611からバッファセットサイズ「1」のデータ転送があっても、32(=32/1)回分のデータ転送に対応できる。すなわち、受信用バッファは、バッファセットサイズが縮小されることによって、受信用バッファの逼迫の危険が軽減されている。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態のストレージシステムについて図15から図17を用いて説明する。第3の実施形態のストレージシステムは、RECバッファ充填率の偏り状態にもとづいてバッファセットを縮小した。バッファセットの縮小は、バッファセットの切替機会を増大させる。バッファセットの切り替え時にホストI/Oを一時停止させることから、バッファセットの切替機会の増大は、ホストI/Oのオーバヘッドを大きくする。そこで、第4の実施形態のストレージシステムは、ホストI/Oのオーバヘッドにもとづいてバッファセットを拡大する点で第3の実施形態のストレージシステムと相違する。
まず、負荷監視処理について図15を用いて説明する。図15は、第4の実施形態の負荷監視処理のフローチャートを示す図である。負荷監視処理は、コピーマスタCMによって定期または不定期に実行される。定期の実行契機は、所定周期(たとえば、24時間ごと)の実行契機、あるいはスケジュールされた実行契機(たとえば、5月20日の午前零時)などがある。また、不定期の実行契機は、ホスト50からの実行要求の受付や、コピー元ストレージ装置の構成変更検出、アイドル状態の検出などがある。また、負荷監視処理は、バッファセット分割処理の後に実行して、バッファセット分割処理で縮小したバッファセットサイズを是正するようにしてもよい。
なお、CM300がコピーマスタCMとしてバッファセット分割処理を実行する場合、プロセッサ301は、メモリ302が格納する所要のプログラムを実行することによりコピーマスタ制御部を実現する。
[ステップS51]コピーマスタ制御部は、バッファセット分割の負荷としてホストI/Oのオーバヘッド(たとえば、レスポンス時間)を算出する。ホストI/Oのオーバヘッドは、第3の実施形態で説明した稼働情報報告処理により各CMから収集した稼働情報から算出されてもよいし、コピーマスタCMの稼働情報を代表値として算出されてもよい。
[ステップS52]コピーマスタ制御部は、ホストI/Oのオーバヘッドがあらかじめ設定する閾値より大きいか否かを判定する。コピーマスタ制御部は、ホストI/Oのオーバヘッドが閾値より大きい場合にステップS53にすすみ、ホストI/Oのオーバヘッドが閾値より大きくない場合に負荷監視処理を終了する。
[ステップS53]コピーマスタ制御部は、2以上のバッファセットを併合した場合のバッファセットサイズを取得する。
[ステップS54]コピーマスタ制御部は、併合後のバッファセットサイズがコピー先ストレージ装置で受信可能なサイズか否かを判定する。併合後のバッファセットサイズがコピー先ストレージ装置で受信可能なサイズか否かの判定は、併合後のバッファセットサイズとコピー先ストレージ装置の受信バッファのサイズとの比較によりおこなう。コピーマスタ制御部は、併合後のバッファセットサイズがコピー先ストレージ装置で受信可能なサイズである場合にステップS55にすすみ、コピー先ストレージ装置で受信可能なサイズでない場合に負荷監視処理を終了する。
[ステップS55]コピーマスタ制御部は、バッファセットサイズを併合後のバッファセットサイズで更新し、負荷監視処理を終了する。
ここで、併合されたバッファセットについて図16を用いて説明する。図16は、第4の実施形態のバッファセットサイズが縮小されたバッファセットの一例を示す図である。
バッファセット621は、各CMの1つの個別バッファ(図中、ハッチングで示すオフセット「7」の個別バッファ)のうち、CM#00からCM#03までの4台のCMでグループ化したバッファセットである。したがって、バッファセット621の個別バッファの数は、CM#00からCM#03に対応して「4」である。バッファセット622からバッファセット626についても同様である。
なお、バッファセット621からバッファセット626は、それぞれ異なる世代のバッファセットとなる。したがって、CM#00からCM#23までのRECバッファは、分割数「6」、オフセット数「8」であるから、48世代分のバッファセットを用意できる。
このようなバッファセット621からバッファセット626は、一回に転送するデータ量の抑制と、ホストI/Oのオーバヘッドの軽減とを両立できる。これにより、バッファセット621からバッファセット626は、コピー先ストレージ装置の受信用バッファを逼迫させる恐れを軽減する。また、バッファセット621からバッファセット626は、バッファセット600と比較して、データ充填率を向上できる。さらに、バッファセット621からバッファセット626は、コピー元ストレージ装置におけるホストI/Oのレスポンスを改善する。
次に、バッファセットに格納されたコピーデータを、転送先で格納する受信用バッファについて図17を用いて説明する。図17は、第4の実施形態の受信用バッファの一例を示す図である。
図示する受信用バッファは、コピー先ストレージ装置が備えるCMが4台構成の場合を示す。受信用バッファは、各CMのRECバッファに設定される。受信用バッファの大きさは、オフセット数「8」かつCM数「4」なので「32(=8×4)」である。
したがって、図16に示したバッファセット621からバッファセットサイズ「4」のデータ転送があっても、8(=32/4)回分のデータ転送に対応できる。すなわち、受信用バッファは、コピー元ストレージ装置におけるホストI/Oのオーバヘッドの軽減に対応しながらも、受信用バッファの逼迫の危険が軽減されている。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、ストレージ装置1、ストレージ制御装置1a、CM300,310が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disk)、DVD−RAM、CD−ROM/RWなどがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP、ASIC、PLDなどの電子回路で実現することもできる。
1,2 ストレージ装置
1a,1b,1c,1d,2a,2b,300,310 コントローラモジュール(CM)
3,50,51 ホスト
4a 記憶部
4c 制御部
5a,5b,5c,5d 送信用バッファ
6a,6b,601,602,603,611,612,613,614,621,622,623,624,625,626 バッファセット
7a,7b 受信用バッファ
10 ストレージシステム
11 WDM
12,13 ネットワーク
20,21 FE
30,31,32,33 CE
40,40a,40b,40c,41,42,43 DE
301,311 プロセッサ
302,312 メモリ

Claims (7)

  1. 複数のコントローラモジュールを有する第1のストレージ装置から第2のストレージ装置へのデータコピーを制御するストレージ制御装置であって、
    前記コントローラモジュールが有する送信用バッファからなる、更新順序に対応する世代単位のバッファセットの構成情報を記憶する記憶部と、
    前記複数のコントローラモジュールのうち第1のコントローラモジュールが管理するコピー対象データの格納先を前記構成情報にもとづいて決定し、
    前記第1のコントローラモジュールが有する第1の送信用バッファが前記コピー対象データの格納先である場合に、前記コピー対象データを前記第1の送信用バッファに格納し、
    前記複数のコントローラモジュールのうち前記第1のコントローラモジュールと異なる第2のコントローラモジュールが有する第2の送信用バッファが前記コピー対象データの格納先である場合に、前記第2のコントローラモジュールを介して前記コピー対象データを前記第2の送信用バッファに格納する、制御部と、
    を備えるストレージ制御装置。
  2. 前記制御部は、
    前記バッファセットを構成する前記送信用バッファごとのデータ充填率にもとづいて前記バッファセットの大きさを縮小する、
    請求項1記載のストレージ制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記バッファセットを構成する前記送信用バッファを有する前記コントローラモジュールにかかる負荷にもとづいて前記バッファセットの大きさを拡大する、
    請求項1または請求項2記載のストレージ制御装置。
  4. 前記制御部は、
    前記バッファセットを構成する前記送信用バッファの数の変更によって、前記バッファセットの大きさを変更する、
    請求項2または請求項3記載のストレージ制御装置。
  5. 前記ストレージ制御装置は、前記第1のコントローラモジュールである、
    請求項1乃至4のいずれか1つに記載のストレージ制御装置。
  6. 複数のコントローラモジュールを有する第1のストレージ装置から第2のストレージ装置へのデータコピーを制御するストレージ制御装置のストレージ制御プログラムであって、
    前記ストレージ制御装置に、
    前記コントローラモジュールが有する送信用バッファからなる、更新順序に対応する世代単位のバッファセットの構成情報にもとづいて、前記複数のコントローラモジュールのうち第1のコントローラモジュールが管理するコピー対象データの格納先を決定し、
    前記第1のコントローラモジュールが有する第1の送信用バッファが前記コピー対象データの格納先である場合に、前記コピー対象データを前記第1の送信用バッファに格納し、
    前記複数のコントローラモジュールのうち前記第1のコントローラモジュールと異なる第2のコントローラモジュールが有する第2の送信用バッファが前記コピー対象データの格納先である場合に、前記第2のコントローラモジュールを介して前記コピー対象データを前記第2の送信用バッファに格納する、
    処理を実行させるストレージ制御プログラム。
  7. 複数のコントローラモジュールを有する第1のストレージ装置と、第2のストレージ装置と、前記第1のストレージ装置から前記第2のストレージ装置へのデータコピーを制御するストレージ制御装置とを含むストレージシステムであって、
    前記ストレージ制御装置は、
    前記コントローラモジュールが有する送信用バッファからなる、更新順序に対応する世代単位のバッファセットの構成情報を記憶する記憶部と、
    前記複数のコントローラモジュールのうち第1のコントローラモジュールが管理するコピー対象データの格納先を前記構成情報にもとづいて決定し、
    前記第1のコントローラモジュールが有する第1の送信用バッファが前記コピー対象データの格納先である場合に、前記コピー対象データを前記第1の送信用バッファに格納し、
    前記複数のコントローラモジュールのうち前記第1のコントローラモジュールと異なる第2のコントローラモジュールが有する第2の送信用バッファが前記コピー対象データの格納先である場合に、前記第2のコントローラモジュールを介して前記コピー対象データを前記第2の送信用バッファに格納する、制御部と、
    を備えるストレージシステム。
JP2015092520A 2015-04-30 2015-04-30 ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージシステム Active JP6613603B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092520A JP6613603B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージシステム
US15/134,717 US10503403B2 (en) 2015-04-30 2016-04-21 Storage control apparatus and storage system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092520A JP6613603B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016212475A true JP2016212475A (ja) 2016-12-15
JP6613603B2 JP6613603B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=57205850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015092520A Active JP6613603B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10503403B2 (ja)
JP (1) JP6613603B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023002309A (ja) * 2021-06-22 2023-01-10 株式会社日立製作所 ストレージシステム及びデータ管理方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008271017A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Fujitsu Ltd ファブリックスイッチ、バッファ容量制御方法、およびバッファ容量制御プログラム
JP2011158948A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Fujitsu Ltd ストレージ装置、ストレージ装置の制御方法及びストレージ装置の制御プログラム
WO2014184606A1 (en) * 2013-05-13 2014-11-20 Hitachi, Ltd Identifying workload and sizing of buffers for the purpose of volume replication

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0982970B1 (en) * 1998-08-21 2006-10-04 Nippon Telegraph and Telephone Corporation ATM switch
BR0201115A (pt) * 2002-04-02 2005-02-22 Coppe Ufrj Memória cooperativa distribuìda colapsada para sistemas de mìdia-sob-demanda interativa e escalável
JP4141391B2 (ja) 2004-02-05 2008-08-27 株式会社日立製作所 ストレージサブシステム
JP4208079B2 (ja) * 2004-05-14 2009-01-14 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション データベースサーバ、プログラム、記録媒体、及び制御方法
JP4774085B2 (ja) * 2008-07-31 2011-09-14 富士通株式会社 ストレージシステム
US9213612B2 (en) * 2008-09-29 2015-12-15 Cisco Technology, Inc. Method and system for a storage area network
US8787163B1 (en) * 2010-02-24 2014-07-22 Marvell International Ltd. Method and apparatus for adjusting the size of a buffer in a network node based on latency

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008271017A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Fujitsu Ltd ファブリックスイッチ、バッファ容量制御方法、およびバッファ容量制御プログラム
JP2011158948A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Fujitsu Ltd ストレージ装置、ストレージ装置の制御方法及びストレージ装置の制御プログラム
WO2014184606A1 (en) * 2013-05-13 2014-11-20 Hitachi, Ltd Identifying workload and sizing of buffers for the purpose of volume replication

Also Published As

Publication number Publication date
JP6613603B2 (ja) 2019-12-04
US10503403B2 (en) 2019-12-10
US20160320976A1 (en) 2016-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8266475B2 (en) Storage management device, storage management method, and storage system
US9658796B2 (en) Storage control device and storage system
JPWO2008136075A1 (ja) ストレージ管理プログラム、ストレージ管理装置およびストレージ管理方法
US10387039B2 (en) Data storage management
US20170139605A1 (en) Control device and control method
CN104583930A (zh) 数据迁移的方法、控制器和数据迁移装置
JP2014048787A (ja) 情報処理装置、コピー制御プログラム、およびコピー制御方法
JP2008269142A (ja) ディスクアレイ装置
US20150293719A1 (en) Storage Space Processing Method and Apparatus, and Non-Volatile Computer Readable Storage Medium
JP2014026529A (ja) ストレージシステムおよびその制御方法
US11429431B2 (en) Information processing system and management device
US20140156934A1 (en) Storage apparatus and module-to-module data transfer method
CN102629223B (zh) 一种数据修复方法及装置
US20150067285A1 (en) Storage control apparatus, control method, and computer-readable storage medium
JP5453872B2 (ja) ディスクアレイ装置、ディスク制御装置、ディスクアレイ装置における負荷分散方法
JP6613603B2 (ja) ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、およびストレージシステム
JP6019940B2 (ja) 情報処理装置、コピー制御プログラム、およびコピー制御方法
JP2015143952A (ja) ストレージ制御装置、ストレージシステムおよびストレージ制御方法
US9734055B2 (en) Information processing apparatus and access control method
JP5244909B2 (ja) バッファ容量の利用が改善されたマスストレージシステム
JP2018005817A (ja) ストレージ管理装置、ストレージ管理プログラム、およびストレージシステム
US8850087B2 (en) Storage device and method for controlling the same
JP2020177274A (ja) ストレージ装置、ストレージシステムおよびプログラム
JP4430092B2 (ja) Raid装置、raid装置の制御部およびraid装置のライトバック制御方法
JP5941494B2 (ja) インメモリ管理システムおよびインメモリ管理用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190522

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190522

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6613603

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150