JP2016211872A - 光目覚まし時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】就寝者に快適かつ確実な目覚めを促すことができる光目覚まし時計を提供する。【解決手段】光目覚まし時計1の可動本体部3は、覚醒手段として駆動手段と光発生手段15とを有し、検出手段として顔検出手段18を有し、光目覚まし時計1の設置本体部2は、設定手段として光設定手段を有し、制御手段として、可動本体部3を回動させる可動本体部駆動制御手段と、駆動開始時刻に光発生手段15の駆動を開始するとともに光発生手段15の発生する光量が徐々に増加して起床時刻に最大となるように光発生手段15を駆動する光制御手段と、顔検出手段18から入力する就寝者の顔の検出信号に基づいて光発生手段15が就寝者の顔に向くように可動本体部駆動制御手段により駆動手段を駆動して可動本体部3を回動する顔認証制御手段と、を有する。【選択図】図1

Description

この発明は光目覚まし時計に係り、特に、設定した時刻に就寝者を光で目覚めさせる動作を行う光目覚まし時計に関するものである。
就寝者を目覚めさせる場合、睡眠状態に関わりなく大きな音などにより強制的に身体を目覚めさせることは、起床後の体調に悪影響を及ぼすことから、快適な目覚めを促すことが望ましい。そこで、近年は、就寝者に快適な目覚めを促す目覚まし時計として、光によって使用者を目覚めさせる動作を行う光目覚まし時計が提案されている。
従来の光目覚まし時計には、特許文献1(特開平7−5276号公報)に、予め設定した起床時刻になると、発光部に電流が流れて光を発生し、就寝者を目覚めさせる技術が開示されている。
また、従来の光目覚まし時計には、特許文献2(特開2003−57367号公報)に、予め設定した起床時刻になると、音と同時に光を発生し、就寝者を目覚めさせる技術が開示されている。
特開平7−5276号公報 特開2003−57367号公報
ところが、前記特許文献1、2に開示される光目覚まし時計は、起床時刻に発生した光を就寝者に適切に照射する機能を有していない。
このため、前記特許文献1、2に開示される光目覚まし時計では、発生した光りで就寝者を適切に目覚めさせる動作を行うことができず、快適かつ確実な目覚めを促す機能を十分に果たすことができない問題があった。
そこで、この発明は、就寝者の睡眠深度に合わせて快適かつ確実な目覚めを促すことができる光目覚まし時計を提供することを目的とする。
この発明は、設定した起床時刻に就寝者を光で目覚めさせる動作を行う光目覚まし時計であって、設置位置に安定的に設置するための設置本体部と、前記設置本体部に対して開閉可能に連結されるともに回動可能に連結される可動本体部と、を備え、前記可動本体部は、目覚まし動作を行う覚醒手段と、就寝者の睡眠状態を検出する検出手段と、を備え、前記覚醒手段は、前記設置本体部に対して可動本体部を回動させる駆動手段と、光を発生する光発生手段と、を有し、前記検出手段は、戦記就寝者の顔を検出する顔検出手段を有し、前記設置本体部は、目覚まし動作を設定する設定手段と、目覚まし動作を制御する制御手段と、を備え、前記設定手段は、前記就寝者を目覚めさせる起床時刻を設定するとともに前記起床時刻前に駆動を開始した前記光発生手段の発生する光量が徐々に増加して前記起床時刻に最大となる駆動開始時刻を設定する光設定手段を有し、前記制御手段は、前記駆動手段を駆動して前記可動本体部を回動させる可動本体部駆動制御手段と、前記光設定手段から入力する設定信号に基づいて前記駆動開始時刻に前記光発生手段の駆動を開始するとともに前記光発生手段の発生する光量が徐々に増加して前記起床時刻に最大となるように前記光発生手段を駆動する光制御手段と、前記顔検出手段から入力する就寝者の顔の検出信号に基づいて前記光発生手段が就寝者の顔に向くように前記可動本体部駆動制御手段により前記駆動手段を駆動して前記可動本体部を回動する顔認証制御手段と、を有することを特徴とする。
この発明の光目覚まし時計は、起床時刻の前から光を発生するとともに光量が徐々に増加して起床時刻に最大になるように光を発生し、また、発生する光を就寝者の顔に向けて照射することで、就寝者に快適かつ確実な目覚めを促すことができる。
図1は可動本体部が開形態の光目覚まし時計の斜視図である。(実施例) 図2は可動本体部を回動させた光目覚まし時計の斜視図である。(実施例) 図3は可動本体部が閉形態の光目覚まし時計の斜視図である。(実施例) 図4は可動本体部が開形態の光目覚まし時計の正面図である。(実施例) 図5は可動本体部が開形態の光目覚まし時計の平面図である。(実施例) 図6は可動本体部が開形態の光目覚まし時計の側面図である。(実施例) 図7は光目覚まし時計のシステムブロック図である。(実施例) 図8は色温度の異なる2つの光の光量変化を示すグラフである。(実施例) 図9は集光板を備える光目覚まし時計の斜視図である。(実施例)
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図9は、この発明の実施例を示すものである。図1〜図6において、設定した起床時刻に就寝者を光で目覚めさせる動作を行う光目覚まし時計1は、設置本体部2と、可動本体部3と、を備える。
設置本体部2は、図4〜図6に記すように、円板形状に形成された設置位置に安定的に設置するための設置体4からなり、設置体4の周縁に係合窪部5を備える。
可動本体部3は、設置本体部2よりも小径の円板形状に形成された目覚まし動作を行う可動体6からなり、設置体4の係合窪部5に係合するように可動体6の周縁に付設される別体の係合突部7を備える。係合突部7は、設置体4の係合窪部5に係合され、開閉軸8により設置体4に回動可能に軸支される。また、係合突部7は、開閉軸8と直交する回動軸9により可動体6に回動可能に軸支される。
これにより、可動本体部3は、設置本体部2に対して開閉軸8を中心に開閉可能に連結されるともに、開形態においては開閉軸8と直交する回動軸9を中心に設置本体部2に対して回動可能に連結される。
可動本体部3は、図7に示すように、目覚まし動作を行う覚醒手段10と、就寝者の睡眠状態を検出する検出手段11と、を備える。
覚醒手段10は、モータ12と、第1表示部13及び第2表示部14と、LED発光器15と、赤外線発生器16と、スピーカ17と、を有する。
モータ12は、可動体6の内部に配置され、設置本体部2に対して開形態の可動本体部3を回動させる駆動手段を構成する。第1表示部13及び第2表示部14は、現在時刻及び目覚まし動作の情報を表示する表示手段を構成する。第1表示部13は、可動体6の中央に円形状に配置され、第2表示部14よりも大きい表示領域を備え、現在時刻や日時、文字などを表示する。第2表示部14は、係合突部7の略中央に横長四角形状に配置され、設定した起床時刻などを表示する。
LED発光器15は、第1表示部13の表示領域内に配置され、光を発生する光発生手段を構成する。LED発光器15は、例えば図8に示すように、色温度2000k(オレンジ色)と5000k(白色)との少なくとも2色の光を発生し、日の出時の暗いオレンジ色から日の出後の明るい白色に徐々に変化する光を発生し、かつ、2500lux以上の光量を発生することができる。
赤外線発生器16は、第1表示部13の表示領域外にあって可動体6の外周にある円環形状の非表示領域の最上部から一側に偏らせて配置され、熱を発生する熱発生手段を構成する。スピーカ17は、可動体6の円環形状の非表示領域の最上部から他側に偏らせて配置され、音を発生する音発生手段を構成する。
検出手段11は、カメラ18を有する。
カメラ18は、可動体6の円環形状の非表示領域の赤外線発生器16とスピーカ17との間の最上部に配置され、就寝者の顔の位置を検出するための顔検出手段を構成する。
設置本体部2は、図7に示すように、時刻信号を出力する計時手段である時計19と、目覚まし動作を設定する設定手段20と、目覚まし動作を制御する制御手段21と、を備える。
設定手段20は、増加操作スイッチ22(以下「+スイッチ」と記す。)と、減少操作スイッチ(以下「−スイッチ」と記す。)23と、時計操作スイッチ24と、電源操作スイッチ25と、目覚まし操作スイッチ26と、スヌーズ操作スイッチ27と、光休息操作スイッチ28と、熱操作スイッチ29と、音操作スイッチ30と、を有する。
各操作スイッチ22〜30は、図5に示すように、設置本体部2の周縁に配置され、設定信号を制御手段21に入力する。
+スイッチ22は、操作により数値を増加させる。−スイッチ23は、操作により数値を減少させる。
時計操作スイッチ24は、+スイッチ22及び−スイッチ23を合わせて操作することで、時計19の現在時刻を設定する。時計操作スイッチ24、+スイッチ22及び−スイッチ23は、時刻設定手段を構成する。
電源操作スイッチ25は、LED発光器15を任意に駆動・停止するとともに、+スイッチ22及び−スイッチ23を合わせて操作することで、任意に駆動したLED発光器15の発生する光の色温度及び強さを設定する。電源操作スイッチ25、+スイッチ22及び−スイッチ23は、発光設定手段を構成する。
目覚まし操作スイッチ26は、+スイッチ22及び−スイッチ23、時計操作スイッチ24を合わせて操作することで、LED発光器15が発生する光で就寝者を目覚めさせる起床時刻を設定するとともに、起床時刻前に駆動を開始したLED発光器15の発生する光量が徐々に増加して起床時刻に最大となる駆動開始時間を設定する。目覚まし操作スイッチ26、+スイッチ22及び−スイッチ23、時計操作スイッチ24は、光設定手段を構成する。
スヌーズ操作スイッチ27は、起床時刻の後の予め設定された再駆動時刻に、LED発光器15が光の発生・消滅を短い時間間隔で繰り返すように、LED発光器15を駆動させるか否かを設定する。短い時間間隔で発生・消滅を繰り返す光は、例えば白・青系とする。スヌーズ操作スイッチ27によるLED発光器15の駆動は、目覚まし操作スイッチ26の操作により停止される。スヌーズ操作スイッチ27、目覚まし操作スイッチ26は、光再駆動設定手段を構成する。
光休息操作スイッチ28は、発生する光量が緩やかに増減変化するようにLED発光器15を駆動させるか否かを設定するとともに、+スイッチ22及び−スイッチ25、時計操作スイッチ24を合わせて操作することで、発生する光量が緩やかに増減変化するように駆動されるLED発光器15の駆動を開始してから停止するまでの光量変化時間を設定する。光量が緩やかに増減変化する光は、例えば、オレンジ系とする。光休息操作スイッチ28、+スイッチ22及び−スイッチ23、時計操作スイッチ24は、光休息設定手段を構成する。
熱操作スイッチ29は、赤外線発生器16を駆動させるか否かを設定する。熱操作スイッチ29は、熱設定手段を構成する。
音操作スイッチ30は、スピーカ17を駆動させるか否かを設定するとともに、+スイッチ22及び−スイッチ23を合わせて操作することでスピーカ17が発生する音の種類を設定する。音操作スイッチ30、+スイッチ22及び−スイッチ23は、音設定手段を構成する。
制御手段21は、入力設定制御手段31と、時計制御手段32と、経過時間計測手段33と、表示制御手段34と、可動本体部駆動制御手段35と、光制御手段36と、顔認証制御手段37と、熱制御手段38と、音制御手段39と、を有する。
各制御手段31〜39は、設置本体部2の内部に配置され、駆動信号を第1表示部13〜スピーカ17に出力する。
入力設定制御手段31は、+スイッチ22などの各設定スイッチ22〜30から入力する設定信号に基づいて、各制御手段32〜39に制御動作を設定させる。
時計制御手段32は、+スイッチ22及び−スイッチ23、時計操作スイッチ24から入力する設定信号により時計19の時刻を現在時刻に設定する。
経過時間計測手段33は、各制御手段32〜39により行われる制御動作の経過時間を計測する。
表示制御手段34は、時計19から入力する時刻信号及び各設定スイッチ22〜30から入力する設定信号に基づいて、第1表示部13及び第2表示部14に時刻や日時、文字などの情報を表示させる。
可動本体部駆動制御手段35は、モータ12を駆動して可動本体部3を回動させる。
光制御手段36は、電源操作スイッチ25、+スイッチ22及び−スイッチ23から入力する設定信号に基づいて、LED発光器15を駆動して設定した色温度及び強さの光を発生するとともに、LED発光器15の駆動を開始してから、経過時間計測手段33の計測する経過時間が予め設定された発光時間を経過すると、LED発光器15の駆動を停止する。
また、光制御手段36は、目覚まし操作スイッチ26、+スイッチ22及び−スイッチ23、時計操作スイッチ24から入力する設定信号に基づいて、起床時刻よりも前の駆動開始時刻にLED発光器15の駆動を開始するとともに、駆動を開始したLED発光器15の発生する光量が、経過時間計測手段33の計測する駆動開始時刻からの経過時間に応じて徐々に増加して、起床時刻に最大となるようにLED発光器15を駆動する。
さらに、光制御手段36は、スヌーズ操作スイッチ27から入力する設定信号に基づいて、再駆動時刻にLED発光器15が光の発生・消滅を短い時間間隔で繰り返すようにLED発光器15の駆動を開始する。
そして、光制御手段36は、光休息操作スイッチ28、+スイッチ22及び−スイッチ23、時計操作スイッチ24から入力する設定信号に基づいて、LED発光器15の発生する光量が緩やかに増減変化するようにLED発光器15の駆動を開始するとともに、LED発光器15の駆動を開始してから経過時間計測手段33の計測する経過時間が光量変化時間を経過すると、LED発光器15の駆動を停止する。
顔認証制御手段37は、カメラ18から入力する就寝者の映像に基づいて就寝者の顔を認識し、光制御手段36によるLED発光器15の駆動に合わせて、LED発光器15が就寝者の顔に向けて光を照射するように、可動本体部駆動制御手段35によりモータ12を駆動して可動本体部3を回動する。顔認証制御手段37は、目覚まし操作スイッチ26により目覚まし動作として駆動開始時刻にLED発光器15を駆動することを設定すると、ED発光器15の駆動に合わせて制御動作を行う。
熱制御手段38は、熱操作スイッチ29から入力する設定信号に基づいて、目覚まし操作スイッチ26の設定に従い駆動されるLED発光器15の駆動に合わせて、駆動開始時刻に赤外線発生器16の駆動を開始するとともに、駆動を開始した赤外線発生器16の発生する熱量が、経過時間計測手段33の計測する駆動開始時刻からの経過時間に応じて徐々に増加し、起床時刻に最大となるように赤外線発生器16を駆動する。
音制御手段39は、音操作スイッチ30、+スイッチ22及び−スイッチ23から入力する設定信号に基づいて、目覚まし操作スイッチ26の設定に従い駆動されるLED発光器15の駆動に合わせて、駆動開始時刻にスピーカ17の駆動を開始するとともに、駆動を開始したスピーカ17の発生する音量が、経過時間計測手段33の計測する駆動開始時刻からの経過時間に応じて徐々に増加し、起床時刻に最大となるようにスピーカ17を駆動する。
次に作用を説明する。
光目覚まし時計1は、図3に示すように、設置本体部2に対して可動本体部3を開閉軸8を中心に倒すことで、閉形態にすることができる。閉形態の光目覚まし時計1は、2段円板形状でコンパクトであり、収納も容易である。
また、光目覚まし時計1は、図1に示すように、設置本体部2に対して可動本体部3を開閉軸8を中心に起こすことで、開形態にする。開形態の光目覚まし時計1は、第1表示部13、第2表示部14が略垂直になることで、時刻や日時、文字などの情報の読み取りが容易である。
光目覚まし時計1は、図1に示すように、目覚まし機能の使用時には設置本体部2に対して可動本体部3を起こし、開形態にする。開形態の光目覚まし時計1は、設定手段20の時計操作スイッチ23〜音操作スイッチ30を操作して目覚まし動作を設定する。
目覚まし動作の設定においては、目覚まし操作スイッチ26に、+スイッチ22及び−スイッチ23、時計操作スイッチ24を合わせて操作することで、起床時刻を設定し、駆動開始時刻を設定する。
光目覚まし時計1は、目覚まし操作スイッチ26の操作により、目覚まし動作として駆動開始時刻にLED発光器15を駆動することを設定すると、起床時刻の前の駆動開始時刻に光制御手段36によりLED発光器15の駆動を開始する。
駆動したLED発光器15の発生する光は、例えば図8に示すように、駆動開始時刻から光量が徐々に増加して起床時刻に最大となるように発生される。図8において、LED発光器15は、駆動開始時(0%)に色温度2000kのオレンジ系の光の発生を開始し、起床時刻までの経過時間に応じて徐々に光量を増加する。
LED発光器15は、経過時間が起床時刻までの50%に達すると、色温度5000kの白・青系の光の発生を開始し、起床時刻までの経過時間に応じて白・青系の光量を徐々に増加する。一方、LED発光器15は、経過時間が起床時刻までの75%に達すると、オレンジ系の光量を一定にし、経過時間が80%に達すると、オレンジ系の光量の減少を開始し、経過時間が95%に達すると、オレンジ系の光の発生を停止する。
LED発光器15は、経過時間が起床時刻までの75%に達すると、白・青系の光量の増加する割合(増加率)を大きくし、その後、経過時間が90%、95%に達する毎に白・青系の光量の増加率を段階的に大きくし、経過時間が100%(起床時刻)になると、発生する白・青系の光量を最大にする。LED発光器15は、起床時刻において2500lux以上の光量(例えば、10000lux超え)を発生する。
光制御手段36は、LED発光器15の駆動後において、目覚まし操作スイッチ26が停止の操作をされると、LED発光器15の駆動を停止する。
このように、光目覚まし時計1は、起床時刻の前から光を発生するとともに発生した光量が徐々に増加して起床時刻に最大になるように光を発生することで、就寝者に快適な目覚めを促すことができる。
光目覚まし時計1は、目覚まし操作スイッチ26の操作により目覚まし動作として駆動開始時刻にLED発光器15を駆動することを設定すると、光制御手段36によるLED発光器15の駆動に合わせて、駆動開始時刻に顔認証制御手段37による制御動作を開始する。
顔認証制御手段37は、カメラ18から入力する就寝者の映像に基づいて就寝者の顔の位置を認識し、図2に矢印Rで示すように、LED発光器15が就寝者の顔に向くように、モータ12を駆動して可動本体部3を開形態の原位置から回動する。LED発光器15は、可動本体部3の回動により就寝者の顔に向けられ、発生する光を就寝者の顔に向けて照射する。
顔認証制御手段37は、LED発光器15の駆動後において、目覚まし操作スイッチ26が停止の操作をされると、モータ12を駆動して就寝者の顔に向けられた可動本体部3を開形態の原位置に戻す。
光目覚まし時計1は、設置本体部2に対して開形態の原位置に戻った可動本体部3を開閉軸8を中心に倒すことで、閉形態にすることができる。
このように、光目覚まし時計1は、起床時刻の前から光を発生するとともに発生する光量が徐々に増加して起床時刻に最大になるように光を発生し、また、発生する光を就寝者の顔に向けて照射することで、就寝者に快適かつ確実な目覚めを促すことができる。
光目覚まし時計1は、スヌーズ操作スイッチ27によりLED発光器15を駆動させることを設定すると、光制御手段36によって、スヌーズ操作スイッチ27から入力する設定信号に基づいて、起床時刻の後に設定された再駆動時刻にLED発光器15が白・青系の光の発生・消滅を短い時間間隔で繰り返すようにLED発光器15の駆動を開始する。
光制御手段36は、LED発光器15の駆動後において、目覚まし操作スイッチ26が停止の操作をされると、LED発光器15の駆動を停止する。
このように、光目覚まし時計1は、起床時刻の後に白・青系の光の発生・消滅を短い時間間隔で繰り返すことで、起床時刻の後に就寝者に確実な目覚めを促すことができる。
また、光目覚まし時計1は、光休息操作スイッチ28によりLED発光器15を駆動させることを設定すると、光制御手段36によって、光休息操作スイッチ28から入力する設定信号に基づいて、発生するオレンジ系の光量が緩やかに増減変化するようにLED発光器15を駆動する。
光制御手段36は、LED発光器15の駆動を開始してからの時間が光休息操作スイッチ28で設定した光量変化時間を経過すると、LED発光器15の駆動を停止する。
このように、光目覚まし時計1は、発生するオレンジ系の光量を緩やかに増減変化させることで、ろうそくの炎のように不規則に揺らぐ光を再現し、緊張やストレスを緩和して心を落ち着かせることができ、リラックスした自然な入眠を促すことができる。
光目覚まし時計1は、熱操作スイッチ29により赤外線発生器16を駆動させることを設定すると、熱制御手段38によって、目覚まし操作スイッチ26の設定に従い駆動されるLED発光器15の駆動に合わせて、駆動開始時刻に赤外線発生器16の駆動を開始する。
熱制御手段38は、駆動を開始した赤外線発生器16の発生する熱量を駆動開始時刻からの経過時間に応じて徐々に増加し、起床時刻に最大となるように赤外線発生器16を駆動する。熱制御手段38は、赤外線発生器16の駆動後において、熱操作スイッチ29が停止の操作をされると、赤外線発生器16の駆動を停止する。
また、光目覚まし時計1は、音操作スイッチ30によりスピーカ17を駆動させることを設定すると、音制御手段39によって、目覚まし操作スイッチ26の設定に従い駆動されるLED発光器15の駆動に合わせて、駆動開始時刻にスピーカ17の駆動を開始する。
音制御手段39は、駆動を開始したスピーカ17の発生する音量を駆動開始時刻からの経過時間に応じて徐々に増加し、起床時刻に最大となるようにスピーカ17を駆動する。音制御手段39は、スピーカ17の駆動後において、音操作スイッチ30が停止の操作をされると、スピーカ17の駆動を停止する。
熱制御手段38による熱の発生、音制御手段39による音の発生は、光の発生に合わせて両者を同時に発生することができ、また、光の発生に合わせていずれか一方を発生することができる。
このように、光目覚まし時計1は、起床時刻の前から光に合わせて熱や音を発生するとともに、光量、熱量、音量が徐々に増加して起床時刻に最大になるように光、熱、音を発生することで、就寝者に快適かつ確実な目覚めを促すことができる。
なお,上述実施例は、種々応用改変が可能である。
例えば、光目覚まし時計1は、図9に示すように、LED発光器15を配置した第1表示部13の表示領域を囲むように、LED発光器15の発生する光を集めて特定方向に照射させる集光板40を配置することで、集光板40によって光を集めて就寝者の顔に効果的に照射することができ、就寝者に確実な目覚めを促すことができる。
また、光目覚まし時計1は、携帯電話やスマートフォンなどの外部機器との間で信号を送受信する外部信号送受信手段41を設け、外部信号送受信手段41を介して外部機器との間で制御信号を送受信する無線制御手段42を制御手段21に設けることで、外部機器と設定手段20及び各制御手段32〜39、42との間で相互に操作・制御することが可能になる。
この発明は、起床時刻の前から光を発生するとともに光量が徐々に増加して起床時刻に最大になるように光を発生し、また、発生する光を就寝者の顔に向けて照射することで、就寝者に快適かつ確実な目覚めを促すことができるものであり、目覚まし時計に限らず、指定時刻に注意を喚起する装置に応用が可能である。
1 光目覚まし時計
2 設置本体部
3 可動本体部
8 開閉軸
9 回動軸
10 覚醒手段
11 検出手段
12 モータ
13 第1表示部
14 第2表示部
15 LED発光器
16 赤外線発生器
17 スピーカ
18 カメラ
19 時計
20 設定手段
21 制御手段
22 +スイッチ
23 −スイッチ
24 時計操作スイッチ
25 電源操作スイッチ
26 目覚まし操作スイッチ
27 スヌーズ操作スイッチ
28 光休息操作スイッチ
29 熱操作スイッチ
30 音操作スイッチ
31 入力設定制御手段
32 時計制御手段
33 経過時間計測手段
34 表示制御手段
35 可動本体部駆動制御手段
36 光制御手段
37 顔認証制御手段
38 熱制御手段
39 音制御手段
40 集光板

Claims (3)

  1. 設定した起床時刻に就寝者を光で目覚めさせる動作を行う光目覚まし時計であって、
    設置位置に安定的に設置するための設置本体部と、前記設置本体部に対して開閉可能に連結されるともに回動可能に連結される可動本体部と、を備え、
    前記可動本体部は、目覚まし動作を行う覚醒手段と、就寝者の睡眠状態を検出する検出手段と、を備え、
    前記覚醒手段は、前記設置本体部に対して可動本体部を回動させる駆動手段と、光を発生する光発生手段と、を有し、
    前記検出手段は、戦記就寝者の顔を検出する顔検出手段を有し、
    前記設置本体部は、目覚まし動作を設定する設定手段と、目覚まし動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記設定手段は、前記就寝者を目覚めさせる起床時刻を設定するとともに前記起床時刻前に駆動を開始した前記光発生手段の発生する光量が徐々に増加して前記起床時刻に最大となる駆動開始時刻を設定する光設定手段を有し、
    前記制御手段は、前記駆動手段を駆動して前記可動本体部を回動させる可動本体部駆動制御手段と、前記光設定手段から入力する設定信号に基づいて前記駆動開始時刻に前記光発生手段の駆動を開始するとともに前記光発生手段の発生する光量が徐々に増加して前記起床時刻に最大となるように前記光発生手段を駆動する光制御手段と、前記顔検出手段から入力する就寝者の顔の検出信号に基づいて前記光発生手段が就寝者の顔に向くように前記可動本体部駆動制御手段により前記駆動手段を駆動して前記可動本体部を回動する顔認証制御手段と、を有することを特徴とする光目覚まし時計。
  2. 前記設定手段は、前記起床時刻の後の予め設定された再駆動時刻に前記光発生手段が光の発生・消滅を短い時間間隔で繰り返すように前記光発生手段を駆動させるか否かを設定する光再駆動設定手段と、発生する光量が緩やかに増減変化するように前記光発生手段を駆動させるか否かを設定するとともに発生する光量が緩やかに増減変化するように前記光発生手段の駆動を開始してから停止するまでの光量変化時間を設定する光休息設定手段と、を有し、
    前記光制御手段は、前記光再駆動設定手段から入力する設定信号に基づいて前記再駆動時刻に前記光発生手段が光の発生・消滅を短い時間間隔で繰り返すように前記光発生手段を駆動し、前記光休息設定手段から入力する設定信号に基づいて発生する光量が緩やかに増減変化するように前記光発生手段の駆動を開始するとともに前記光発生手段の駆動を開始してから前記光量変化時間を経過すると前記光発生手段の駆動を停止することを特徴とする請求項1に記載の光目覚まし時計。
  3. 前記覚醒手段は、熱を発生する熱発生手段と、音を発生する音発生手段と、を有し、
    前記設定手段は、前記熱発生手段を駆動させるか否かを設定する熱設定手段と、前記音発生手段を駆動させるか否かを設定するとともに前記音発生手段が発生する音の種類を設定する音設定手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記熱設定手段から入力する設定信号に基づいて前記光設定手段の設定に従い前記駆動開始時刻に前記熱発生手段の駆動を開始するとともに前記熱発生手段の発生する熱量が前記起床時刻に最大となるように前記熱発生手段を駆動する熱制御手段と、前記音設定手段から入力する設定信号に基づいて前記光設定手段の設定に従い前記駆動開始時刻に前記音発生手段の駆動を開始するとともに前記音発生手段の発生する音量が前記起床時刻に最大となるように前記音発生手段を駆動する音制御手段と、を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光目覚まし時計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116300387A (zh) * 2023-02-20 2023-06-23 歌尔股份有限公司 一种可穿戴设备

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