JP2016209572A - バットレス小線源照射療法およびマージンの識別のための一体化されたステープルラインマーカー - Google Patents

バットレス小線源照射療法およびマージンの識別のための一体化されたステープルラインマーカー Download PDF

Info

Publication number
JP2016209572A
JP2016209572A JP2016090669A JP2016090669A JP2016209572A JP 2016209572 A JP2016209572 A JP 2016209572A JP 2016090669 A JP2016090669 A JP 2016090669A JP 2016090669 A JP2016090669 A JP 2016090669A JP 2016209572 A JP2016209572 A JP 2016209572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buttress
surgical
body portion
surgical buttress
proximal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016090669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6702633B2 (ja
Inventor
ラセネット デイビッド
David Racenet
ラセネット デイビッド
ホジキンソン ジェラルド
Gerald Hodgkinson
ホジキンソン ジェラルド
グレイマン セス
Seth Gleiman
グレイマン セス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Covidien LP
Original Assignee
Covidien LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US14/699,179 external-priority patent/US20150231409A1/en
Application filed by Covidien LP filed Critical Covidien LP
Publication of JP2016209572A publication Critical patent/JP2016209572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6702633B2 publication Critical patent/JP6702633B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/068Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps
    • A61B17/072Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps for applying a row of staples in a single action, e.g. the staples being applied simultaneously
    • A61B17/07292Reinforcements for staple line, e.g. pledgets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00004(bio)absorbable, (bio)resorbable, resorptive
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00831Material properties
    • A61B2017/00893Material properties pharmaceutically effective
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/068Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps
    • A61B17/072Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps for applying a row of staples in a single action, e.g. the staples being applied simultaneously
    • A61B2017/07214Stapler heads
    • A61B2017/07271Stapler heads characterised by its cartridge
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/06Measuring instruments not otherwise provided for
    • A61B2090/061Measuring instruments not otherwise provided for for measuring dimensions, e.g. length
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/39Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers
    • A61B2090/392Radioactive markers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/39Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers
    • A61B2090/3937Visible markers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/39Markers, e.g. radio-opaque or breast lesions markers
    • A61B2090/3966Radiopaque markers visible in an X-ray image

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

【課題】外科手術バットレス、および放射性材料を外科手術バットレスの中に包埋する方法を提供する。【解決手段】外科手術ステープル留め装置10における使用のための外科手術バットレス500は、ポケットを規定する側方側面を有する本体部分を含む。放射性材料を外科手術バットレスの中に包埋する方法は、外科手術バットレスを提供することと、放射性材料を保持しているテンプレートを提供することと、テンプレートを外科手術バットレスに嵌合することとを含む。【選択図】図1

Description

関連出願への相互参照
本願は、2014年5月13日に出願された米国仮特許出願第61/992,530号の利益およびそれに対する優先権を主張し、その開示全体は、本明細書中で参考として援用される。
本願は、2014年1月24日に出願された米国特許出願第14/163,386号の利益およびそれに対する優先権を主張する一部継続出願であり、この米国特許出願第14/163,386号は、2013年7月31日に出願された米国特許出願第13/955,341号の利益およびそれに対する優先権を主張する一部継続出願であり、この米国特許出願第13/955,341号は、2012年3月14日に出願された米国特許出願第13/419,565号(米国特許第8,561,873号)の利益およびそれに対する優先権を主張する一部継続出願であり、この米国特許出願第13/419,565号は、2009年10月15日に出願された米国特許出願第12/579,605号(米国特許第8,157,151号)の利益およびそれに対する優先権を主張する継続出願であり、それらの各々の内容全体は、本明細書中で参考として援用される。
米国特許出願第13/955,341号はまた、2012年9月5日に出願された米国仮特許出願第61/696,906号の利益およびそれに対する優先権を主張し、その開示全体は、本明細書中で参考として援用される。
背景
1.技術分野
本開示は、外科手術ステープル留め装置に関し、より詳しくは、アンビルおよびステープルカートリッジのための取り外し可能な外科手術バットレスを含む外科手術ステープル留め装置に関する。
2.関連技術の背景
1つ以上の列のファスナーを逐次的または同時に適用して身体の組織のセグメントを接合するために使用される外科手術ステープル留め器具は、当該分野において周知である。ファスナーは、代表的に、外科手術ステープルの形態であるが、2部分ポリマーファスナーも利用され得る。そのようなデバイスは、概して、1対の顎であって、接合されるべき身体組織をそれらの間で締め付けるための1対の顎を含む。代表的に、顎部材のうちの一方は、少なくとも2つの側方の列に配置されている複数のステープルを収納するステープルカートリッジを含み、一方で、他方の顎部材は、ステープルがステープルカートリッジから駆動される場合にステープルレッグを成形するための表面を規定するアンビルを有する。
ステープル留め器具が作動される場合、長手方向に並進するカムは、顎のうちの一方においてステープル駆動部材に接触し、それは、次に、ステープルプッシャーに働いて、ステープルをステープルカートリッジから逐次的または同時に射出する。刃は、ステープル留めされた組織をステープルの列の間で長手方向に切断および/または開放するために、ステープルの列の間を移動し得る。そのような器具は、例えば、特許文献1および特許文献2に開示されている。
比較的薄いか、または脆い組織をステープル留めする場合、空気または流体の漏れに対してステープルラインを有効に密封することが重要である。さらに、組織における断裂、またはステープルが組織を通り抜けることを防止するために、組織に対してステープルラインを補強することが、しばしば必要である。断裂または通り抜けを防止する1つの方法は、ステープルと下にある組織との間に生体適合性ファブリック補強材料、または「バットレス」の設置を含む。この方法において、バットレス材料の層は、組織に対して設置され、組織は、従来の態様でステープル留めされる。より最近の方法において、バットレスの層は、組織をステープル留めする前に、ステープル留め器具自体の上に位置決めされる。いくつかの外科手術ステープラーは、バットレス材料をステープラーの顎の各々に一時的に接続するために、ファスナーまたはクリップを利用する(すなわち、1つがステープルカートリッジアセンブリ上に配置され、もう1つがアンビルアセンブリ上に配置される)。
特許文献3は、カートリッジアセンブリと、アンビルアセンブリと、アンカーによって解放可能に固定されている外科手術バットレスとを含む外科手術ステープル留め装置を開示している。アンカーは、ステープル留め装置の発射中、外科手術バットレスを解放する。
外科手術ステープル留め装置であって、外科手術バットレスが、組み立ての間に、外科手術バットレスのシフト、および外科手術バットレスに対する断裂または他の損壊を最小限にする態様でそこに固定されている、外科手術ステープル留め装置を提供することが、本願の望みである。外科手術ステープルカートリッジアセンブリおよび/または外科手術アンビルカートリッジアセンブリ、ならびに異なるサイズのカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリにおいて使用され得る単一のプロフィールのバットレスを提供することも所望される。従って、前述の望みに応じることが本開示の目的である。
米国特許第3,079,606号明細書 米国特許第3,490,675号明細書 国際公開第2008/109125号
概要
本開示は、外科手術バットレスを含む外科手術ステープル留め装置に関する。
本開示の局面に従って、外科手術ステープル留め装置が提供され、この外科手術ステープル留め装置は、第1の組織接触表面を規定するカートリッジアセンブリであって、カートリッジアセンブリは、その中に複数の外科手術ファスナーを収容し、カートリッジアセンブリは、少なくとも1つの遠位取り付け点および少なくとも1つの近位取り付け点を規定する、カートリッジアセンブリと、第2の組織接触表面を規定するアンビルアセンブリであって、アンビルアセンブリは、カートリッジアセンブリに対して移動可能に固定され、アンビルアセンブリは、少なくとも1つの遠位取り付け点および少なくとも1つの近位取り付け点を規定し、アンビルアセンブリの少なくとも1つの近位取り付け点は、カートリッジアセンブリの少なくとも1つの近位取り付け点から軸方向の距離をオフセットされている、アンビルアセンブリと、第1の組織接触表面および第2の組織接触表面の各々に解放可能に固定されている外科手術バットレスとを含み、外科手術バットレスは、第1の長さおよび第2の長さのいずれかのカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの第1の組織接触表面および第2の組織接触表面のうちの少なくとも1つに実質的に重なるように構成されている本体部分を含む。
各外科手術バットレスは、カートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの遠位取り付け点との位置合わせのための遠位取り付け特徴、ならびに第1の近位取り付け特徴、および第1の近位取り付け特徴から軸方向の距離をオフセットしている第2の近位取り付け特徴を規定する。第1の近位取り付け特徴は、カートリッジアセンブリの近位取り付け点と一致し、第2の近位取り付け特徴は、アンビルアセンブリの近位取り付け点と一致している。
外科手術バットレスは、カートリッジアセンブリの組織接触表面に対して配置され得、外科手術バットレスは、実質的に同じ長さを有するアンビルアセンブリの組織接触表面に対して配置され得る。
各外科手術バットレスは、同じ構成を有し得る。各外科手術バットレスは、生体適合性材料および生体吸収性材料から製作され得る。
外科手術ステープル留め装置は、外科手術バットレスをカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの組織接触表面に対して保持している縫合糸をさらに含み得る。
外科手術ステープル留め装置は、外科手術バットレスの遠位端部分をカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリのそれぞれの1つに対して保持している縫合糸をさらに含み得、縫合糸は、外科手術バットレスの遠位取り付け特徴をカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリのそれぞれの1つの遠位取り付け点と位置合わせしている状態に維持する。
外科手術ステープル留め装置は、外科手術バットレスの近位端部分をカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリのそれぞれの1つに対して保持している縫合糸をさらに含み得、縫合糸は、外科手術バットレスの第1の近位取り付け特徴をカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの近位取り付け点と位置合わせしている状態に維持し、縫合糸は、外科手術バットレスの第2の近位取り付け特徴をアンビルアセンブリの近位取り付け点と位置合わせしている状態に維持する。
本開示の別の局面に従って、外科手術ステープル留め装置が提供され、この外科手術ステープル留め装置は、第1の組織接触表面を規定するカートリッジアセンブリであって、カートリッジアセンブリは、その中に複数の外科手術ファスナーを収容し、カートリッジアセンブリは、第1の長さであるか、または第1の長さよりも長い第2の長さであるかのいずれかである、カートリッジアセンブリと、第2の組織接触表面を規定するアンビルアセンブリであって、アンビルアセンブリは、カートリッジアセンブリに対して移動可能に固定され、アンビルアセンブリは、第1の長さであるか、または第2の長さであるかのいずれかであり、各長さは、カートリッジアセンブリの長さに対応している、アンビルアセンブリと、第1の組織接触表面および第2の組織接触表面のうちの少なくとも1つに解放可能に固定されている外科手術バットレスとを含み、外科手術バットレスは、ヘッド部分と、ネック部分と、本体部分とを含む。ヘッド部分は、ネック部分によって本体部分の遠位端に接続されている。外科手術バットレスは、第1の長さおよび第2の長さのいずれかのカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの第1の組織接触表面および第2の組織接触表面の少なくとも1つに実質的に重なるように構成されている。
外科手術バットレスの本体部分は、その近位エッジに形成されている凹部を規定し得、凹部は、近位エッジを長手方向に2分している。凹部は、v字形のプロフィールを有する切欠きであり得る。
外科手術バットレスの本体部分は、少なくとも1対の対向している近位凹部を規定し得、少なくとも1対の対向している近位凹部の各々は、外科手術バットレスの近位エッジの近傍で、本体部分の対向している側方側面上に形成され得る。少なくとも1対の対向している近位凹部は、v字形のプロフィールを有する切欠きであり得る。
外科手術バットレスの本体部分は、1対の対向している遠位凹部をさらに規定し得、1対の対向している遠位凹部の各々は、本体部分の遠位エッジの近傍で、本体部分の対向している側方側面上に形成され得る。
1対の対向している遠位凹部は、長手方向にテーパ状にされ得る。外科手術バットレスの本体部分の遠位エッジは、弓形であり得る。外科手術バットレスの本体部分の遠位エッジは、本体部分の残りの部分の横断幅寸法よりも小さい横断幅寸法を有し得る。ヘッド部分は、実質的に長方形の形状を有し得る。
各外科手術バットレスは、生体適合性材料および生体吸収性材料から製作され得る。
本開示のさらなる局面に従って、外科手術ステープル留め装置における使用のための外科手術バットレスが提供される。外科手術バットレスは、本体部分と、ネック部分と、ネック部分によって本体部分の遠位端に接続されているヘッド部分とを含み、本体部分は、少なくとも1対の対向している近位凹部を規定し、少なくとも1対の対向している近位凹部の各々は、本体部分の近位エッジの近傍で、本体部分の対向している側方側面上に形成されている。
少なくとも1対の対向している近位凹部の各々は、v字形のプロフィールを有する切欠きであり得る。本体部分は、1対の対向している遠位凹部をさらに規定し得、1対の対向している遠位凹部の各々は、本体部分の遠位エッジの近傍で、本体部分の対向している側方側面上に形成され得る。
外科手術バットレスの本体部分は、その近位エッジに形成されている近位エッジ凹部をさらに規定し得、近位エッジ凹部は、近位エッジを長手方向に2分している。外科手術バットレスの本体部分の遠位エッジは、弓形であり得る。外科手術バットレスの本体部分の遠位エッジは、本体部分の残りの部分の横断幅寸法よりも小さい横断幅寸法を有し得る。ヘッド部分は、実質的に長方形の形状を有し得る。
外科手術バットレスは、生体適合性材料および生体吸収性材料から製作され得る。
本開示のさらに別の局面に従って、外科手術ステープル留め装置との使用のための外科手術バットレスが提供され、この外科手術ステープル留め装置は、任意の長さのカートリッジアセンブリと、カートリッジアセンブリの長さに対応している任意の長さのアンビルアセンブリとを有し、カートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの各々は、並置されているそれぞれの組織接触表面を規定し、カートリッジアセンブリは、アンビルアセンブリのステープル成形ポケットに対する成形のために、そのステープルスロットに蓄えられている複数のステープルを含む。外科手術バットレスは、本体部分を含み、この本体部分は、任意の長さのカートリッジアセンブリについて、カートリッジアセンブリの全てのステープルスロットに重なるような構成および寸法にされ、および/または任意の長さのアンビルアセンブリについて、アンビルアセンブリの全てのステープル成形ポケットに重なるような構成および寸法にされている。外科手術バットレスは、本体部分から延びているネック部分と、ネック部分に接続され、本体部分の遠位端の向かい側にあるヘッド部分とをさらに含み、本体部分は、少なくとも1対の対向している近位凹部を規定し、少なくとも1対の対向している近位凹部の各々は、本体部分の近位エッジの近傍で、本体部分の対向している側方側面上に形成されている。
本開示のさらに別の局面に従って、外科手術ステープル留め装置における使用のための外科手術バットレスが提供され、この外科手術バットレスは、幅を規定する細長い長方形の本体部分と、本体部分の遠位端と一体的に形成され、本体部分の遠位端から延びているネック部分であって、ネック部分は、幅を規定する、ネック部分と、ネック部分の遠位端と一体的に形成され、ネック部分の遠位端に接続されているヘッド部分であって、ヘッド部分は、幅を規定する、ヘッド部分と、本体部分の近位端と一体的に形成され、本体部分の近位端から延びているテール部分とを含み、テール部分は、幅を規定する。テール部分の幅は、本体部分の幅よりも小さく、外科手術バットレスは、フィラメントを有する材料から形成されている。
特定の実施形態において、ネック部分の幅は、本体部分の幅よりも小さいか、またはネック部分の幅は、テール部分の幅よりも小さいか、またはネック部分の幅は、本体部分の幅の2分の1よりも大きい。
ヘッド部分の長さは、テール部分の長さよりも大きいものであり得る。ヘッド部分の長さは、ネック部分の長さよりも大きいものであり得る。
テール部分は、少なくとも1対の対向している近位凹部を規定し得、少なくとも1対の対向している近位凹部の各々は、テール部分の対向している側方側面上に形成されている。
本体部分は、1対の対向している遠位凹部をさらに規定し得、1対の対向している遠位凹部の各々は、本体部分の遠位エッジの近傍で、本体部分の対向している側方側面上に形成されている。
外科手術バットレスのテール部分は、その近位エッジに形成されている近位エッジ凹部を規定し得、近位エッジ凹部は、近位エッジを長手方向に2分している。
外科手術バットレスは、望ましくは、生体適合性材料および生体吸収性材料から製作される。
外科手術バットレスは、ポリグリコール酸、グリコリドトリメチレンカーボネート、ポリグリコール酸トリメチレンカーボネート、およびそれらのブレンドからなる群から選択される材料から製作され得る。外科手術バットレスは、不織材料として形成され得る。
本開示のさらなる局面に従って、外科手術ステープル留め装置との使用のための外科手術バットレスが提供され、この外科手術ステープル留め装置は、任意の長さのカートリッジアセンブリと、カートリッジアセンブリの長さに対応している任意の長さのアンビルアセンブリとを有し、カートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの各々は、並置されているそれぞれの組織接触表面を規定し、カートリッジアセンブリは、アンビルアセンブリのステープル成形ポケットに対する成形のために、そのステープルスロットに蓄えられている複数のステープルを含む。外科手術バットレスは、長さおよび幅を規定する細長い長方形の本体部分と、本体部分の遠位端と一体的に形成され、本体部分の遠位端から延びているネック部分であって、ネック部分は、長さおよび幅を規定する、ネック部分と、ネック部分の遠位端と一体的に形成され、ネック部分の遠位端に接続されているヘッド部分であって、ヘッド部分は、長さおよび幅を規定する、ヘッド部分と、本体部分の近位端と一体的に形成され、本体部分の近位端から延びているテール部分とを含み、テール部分は、長さおよび幅を規定する。テール部分の幅は、本体部分の幅よりも小さい。本体部分およびテール部分は、任意の長さのカートリッジアセンブリについて、カートリッジアセンブリの全てのステープルスロットに重なるような構成および寸法にされ、および/または任意の長さのアンビルアセンブリについて、アンビルアセンブリの全てのステープル成形ポケットに重なるような構成および寸法にされている。
ネック部分の幅は、本体部分の幅よりも小さいものであり得る。ネック部分の幅は、テール部分の幅よりも小さいものであり得る。ネック部分の幅は、本体部分の幅の2分の1よりも大きいものであり得る。
ヘッド部分の長さは、テール部分の長さよりも大きいものであり得る。ヘッド部分の長さは、ネック部分の長さよりも大きいものであり得る。
テール部分は、少なくとも1対の対向している近位凹部を規定し得る。少なくとも1対の対向している近位凹部の各々は、テール部分の対向している側方側面上に形成され得る。
本体部分は、1対の対向している遠位凹部をさらに規定し得る。1対の対向している遠位凹部の各々は、本体部分の遠位エッジの近傍で、本体部分の対向している側方側面上に形成され得る。
外科手術バットレスのテール部分は、その近位エッジに形成されている近位エッジ凹部を規定し得る。近位エッジ凹部は、近位エッジを長手方向に2分し得る。
外科手術バットレスは、生体適合性材料および生体吸収性材料から製作され得る。外科手術バットレスは、ポリグリコール酸、グリコリドトリメチレンカーボネート、ポリグリコール酸トリメチレンカーボネート、およびそれらのブレンドからなる群から選択される材料から製作され得る。外科手術バットレスは、不織材料として作製され得る。
本開示の別の局面に従って、外科手術ステープル留め装置における使用のための外科手術バットレスが提供される。外科手術バットレスは、幅を規定する細長い長方形の本体部分と、本体部分の遠位端と一体的に形成され、本体部分の遠位端から延びているノーズ部分であって、ノーズ部分は、本体部分の幅よりも小さい幅を規定する、ノーズ部分と、ノーズ部分の遠位端と一体的に形成され、ノーズ部分の遠位端から延びているネック部分であって、ネック部分は、幅を規定する、ネック部分と、ネック部分の遠位端と一体的に形成され、ネック部分の遠位端に接続されているヘッド部分であって、ヘッド部分は、幅を規定する、ヘッド部分と、本体部分の近位端と一体的に形成され、本体部分の近位端から延びているテール部分とを含み、テール部分は、本体部分の幅よりも小さい幅を規定する。外科手術バットレスは、フィラメントを有する材料から形成されている。
ネック部分の幅は、ノーズ部分の幅よりも小さいものであり得る。ネック部分の幅は、テール部分の幅よりも小さいものであり得る。ネック部分の幅は、本体部分の幅の2分の1よりも大きいものであり得る。
テール部分は、少なくとも1対の対向している近位凹部を規定し得、少なくとも1対の対向している近位凹部の各々は、テール部分の対向している側方側面上に形成されている。
少なくとも1対の対向している近位凹部は、第1の対になった対向している近位凹部と、第2の対になった対向している近位凹部とを含み得、第1の対になった対向している近位凹部は、第2の対になった対向している近位凹部の近位に配置されている。
第2の対になった対向している近位凹部の各々は、第1の対になった対向している近位凹部の各々よりも多くの量をバットレスの長手方向軸に向かって延び得る。
第1の対になった対向している近位凹部と、第2の対になった対向している近位凹部との間に配置されているテール部分の側面エッジは、バットレスの長手方向軸に向かって、近位端から遠位端にテーパ状であり得る。
第1の対になった対向している近位凹部の各々、および第2の対になった対向している近位凹部の各々は、v字形のプロフィールを有し得る。第1の対になった対向している近位凹部の各々および第2の対になった対向している近位凹部の各々の遠位エッジは、バットレスの長手方向軸に対して直交して配向され得る。
本体部分は、1対の対向している遠位凹部をさらに規定し得る。1対の対向している遠位凹部の各々は、ノーズ部分の対向している側方側面上に形成され得る。
外科手術バットレスのテール部分は、その近位エッジに形成されている近位エッジ凹部を規定し得、近位エッジ凹部は、近位エッジを長手方向に2分し得る。
外科手術バットレスは、生体適合性材料および生体吸収性材料から製作され得る。外科手術バットレスは、ポリグリコール酸、グリコリドトリメチレンカーボネート、ポリグリコール酸トリメチレンカーボネート、およびそれらのブレンドからなる群から選択される材料から製作され得る。外科手術バットレスは、不織材料として形成され得る。
本開示のさらに別の局面に従って、外科手術ステープル留め装置との使用のための外科手術バットレスが提供される。外科手術ステープル留め装置は、任意の長さのカートリッジアセンブリと、カートリッジアセンブリの長さに対応している任意の長さのアンビルアセンブリとを含み、カートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの各々は、並置されているそれぞれの組織接触表面を規定し、カートリッジアセンブリは、アンビルアセンブリのステープル成形ポケットに対する成形のために、そのステープルスロットに蓄えられている複数のステープルを含む。
外科手術バットレスは、幅を規定する細長い長方形の本体部分と、本体部分の遠位端と一体的に形成され、本体部分の遠位端から延びているノーズ部分であって、ノーズ部分は、本体部分の幅よりも小さい幅を規定する、ノーズ部分と、本体部分の遠位端と一体的に形成され、本体部分の遠位端から延びているネック部分であって、ネック部分は、幅を規定する、ネック部分と、ネック部分の遠位端と一体的に形成され、ネック部分の遠位端に接続されているヘッド部分であって、ヘッド部分は、幅を規定する、ヘッド部分と、本体部分の近位端と一体的に形成され、本体部分の近位端から延びているテール部分とを含み、テール部分は、本体部分の幅よりも小さい幅を規定する。
本体部分およびテール部分は、任意の長さのカートリッジアセンブリについて、カートリッジアセンブリの全てのステープルスロットに重なるような構成および寸法、および任意の長さのアンビルアセンブリについて、アンビルアセンブリの全てのステープル成形ポケットに重なるような構成および寸法の少なくとも1つにされている。
ネック部分の幅は、ノーズ部分の幅よりも小さいものであり得る。
テール部分は、少なくとも1対の対向している近位凹部を規定し得る。少なくとも1対の対向している近位凹部の各々は、テール部分の対向している側方側面に形成され得る。
少なくとも1対の対向している近位凹部は、第1の対になった対向している近位凹部と、第2の対になった対向している近位凹部とを含み得、第1の対になった対向している近位凹部は、第2の対になった対向している近位凹部の近位に配置されている。
第2の対になった対向している近位凹部の各々は、第1の対になった対向している近位凹部の各々よりも多くの量をバットレスの長手方向軸に向かって延び得る。
第1の対になった対向している近位凹部と、第2の対になった対向している近位凹部との間に配置されているテール部分の側面エッジは、バットレスの長手方向軸に向かって、近位端から遠位端にテーパ状であり得る。
第1の対になった対向している近位凹部の各々、および第2の対になった対向している近位凹部の各々は、v字形のプロフィールを有し得る。第1の対になった対向している近位凹部の各々および第2の対になった対向している近位凹部の各々の遠位エッジは、バットレスの長手方向軸に対して直交して配向され得る。
本体部分は、1対の対向している遠位凹部をさらに規定し得る。1対の対向している遠位凹部の各々は、ノーズ部分の対向している側方側面上に形成され得る。
外科手術バットレスのテール部分は、その近位エッジに形成されている近位エッジ凹部を規定し得、近位エッジ凹部は、近位エッジを長手方向に2分している。
外科手術バットレスは、不織材料から形成され得る。
本開示の別の局面に従って、外科手術ステープル留め装置における使用のための外科手術バットレスが提供される。外科手術バットレスは、細長い長方形の本体部分を含み、この細長い長方形の本体部分は、幅を規定し、生体適合性または生体吸収性の材料のうちの少なくとも1つから製作されている。外科手術バットレスは、本体部分中または本体部分上のうちの少なくとも1つに提供される少なくとも1つのマーキングを伴って形成され得る。
少なくとも1つのマーキングは、切欠きとして形成され得る。
少なくとも1つのマーキングは、生体適合性材料および生体吸収性材料を含み得る。
少なくとも1つのマーキングは、生体適合性インクを含み得る。
少なくとも1つのマーキングは、外科手術バットレス中に縫製され得る。
本体部分は、外科手術バットレスの対向している側方側面上に少なくとも1対の切欠きマーキングを規定し得る。
本体部分は、複数のマーキングを含み得る。複数のマーキングは、物理的な切欠きおよびインクによって形成され得る。複数のマーキングは、長さにおいて様々であり得る。複数のマーキングは、外科手術バットレスの長さに沿って均等に間隔を置かれ得る。
外科手術バットレスは、本体部分内に包埋されている放射性材料をさらに含み得る。放射性材料は、少なくとも1つの小線源照射療法シードであり得る。
本体部分は、複数の孔またはポケットを含み得る。少なくとも1つの孔は、小線源照射療法シードを含み得る。
本開示のさらに別の局面に従って、外科手術ステープル留め装置における使用のための外科手術バットレスが提供される。外科手術バットレスは、本体部分と、本体部分中または本体部分上のうちの少なくとも1つに提供される放射性材料とを含む。
本体部分は、生体適合性材料および生体吸収性材料を含み得る。
放射性材料は、少なくとも1つの小線源照射療法シードであり得る。
本体部分は、複数の孔を含み得る。少なくとも1つの孔は、小線源照射療法シードを含み得る。
外科手術バットレスは、本体部分中または本体部分上のうちの少なくとも1つに提供される少なくとも1つのマーキングを伴って形成され得る。
本開示のさらに別の局面に従って、放射性材料を外科手術バットレスの中に包埋する方法が提供される。上記方法は、外科手術バットレスを提供することと、放射性材料を保持することが可能なテンプレートを提供することと、放射性材料をテンプレートの中に挿入することと、テンプレートを外科手術バットレスに嵌合することと、放射性材料を外科手術バットレスの中に包埋することとを含む。
上記方法は、複数の孔またはポケットを含む外科手術バットレスを提供することをさらに含み得る。
上記方法は、少なくとも1つの小線源照射療法シードを受け取ることが可能であるテンプレートを提供することをさらに含み得る。
上記方法は、小線源照射療法シードを挿入することをさらに含み得る。
上記方法は、放射性材料をバットレスの表面積の少なくとも10%の中に包埋することをさらに含み得る。
上記方法は、放射性材料を外科手術バットレスの遠位端の中に包埋することをさらに含み得る。
上記方法は、放射性材料を外科手術バットレスの近位端の中に包埋することをさらに含み得る。
上記方法は、放射性材料を外科手術バットレスの表面積にわたって均一に包埋することをさらに含み得る。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
外科手術ステープル留め装置における使用のための外科手術バットレスであって、該外科手術バットレスは、ポケットを規定する側方側面を有する本体部分を含む、外科手術バットレス。
(項目2)
上記本体部分は、生体適合性材料および生体吸収性材料を含む、上記項目に記載の外科手術バットレス。
(項目3)
上記ポケットのうちの少なくともいくつかの中に配置されている放射性材料をさらに含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科手術バットレス。
(項目4)
上記本体部分の上記ポケットのうちの少なくともいくつかは、小線源照射療法シードを含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科手術バットレス。
(項目5)
各ポケットの上記小線源照射療法シードは、セシウムおよびヨウ素からなる群から選択される同位体を含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科手術バットレス。
(項目6)
上記外科手術バットレスは、上記本体部分中、または該本体部分上のうちの少なくとも1つにおいて提供される少なくとも1つのマーキングを伴って形成されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科手術バットレス。
(項目7)
放射性材料を外科手術バットレスの中に包埋する方法であって、
外科手術バットレスを提供することと、
該放射性材料を保持しているテンプレートを提供することと、
該テンプレートを該外科手術バットレスに嵌合することと
を含む、方法。
(項目8)
外科手術バットレスを提供することは、複数の孔を含む外科手術バットレスを提供することをさらに含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
テンプレートを提供することは、小線源照射療法シードを保持しているテンプレートを提供することを含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
上記小線源照射療法シードは、ヨウ素同位体およびセシウム同位体のうちの1つを含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
上記放射性材料は、上記バットレスの表面積の少なくとも10%において配置されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
上記放射性材料は、上記外科手術バットレスの側方側面および外側側面のうちの1つに適用される、上記項目のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
外科手術ステープル留めを実施するためのキットであって、
外科手術ステープル留め器具と、
少なくとも1つの外科手術バットレスと、
カプセル化された放射性材料のパッケージと
を含む、キット。
(項目14)
上記外科手術ステープル留め器具は、外科手術ステープル留めローディングユニットである、上記項目のうちのいずれか一項に記載のキット。
(項目15)
上記ローディングユニットは、除去可能で交換可能なステープルカートリッジアセンブリである、上記項目のうちのいずれか一項に記載のキット。
(項目16)
上記少なくとも1つの外科手術バットレスは、上記外科手術ステープル留め器具上に予め装填されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のキット。
(項目17)
上記少なくとも1つの外科手術バットレスは、ポケットを含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載のキット。
(項目18)
上記バットレスは、上記ポケットを含む側方側面を有する、上記項目のうちのいずれか一項に記載のキット。
(項目19)
上記側方側面は、上記外科手術ステープル留め器具の側面を越えて延びているウイングである、上記項目のうちのいずれか一項に記載のキット。
(項目20)
上記カプセル化された放射性材料は、小線源照射療法シードである、上記項目のうちのいずれか一項に記載のキット。
(項目21)
上記小線源照射療法シードは、セシウムまたはヨウ素の同位体を有する、上記項目のうちのいずれか一項に記載のキット。
(項目22)
上記パッケージは、遮蔽物を有する、上記項目のうちのいずれか一項に記載のキット。
(項目23)
上記パッケージは、テンプレートを有し、上記カプセル化された放射性材料は、該テンプレートに取り付けられている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のキット。
(摘要)
外科手術ステープル留め装置における使用のための外科手術バットレスが提供される。外科手術バットレスは、幅を規定する細長い長方形の本体部分と、本体部分の遠位端と一体的に形成され、本体部分の遠位端から延びているノーズ部分であって、ノーズ部分は、本体部分の幅よりも小さい幅を規定する、ノーズ部分と、ノーズ部分の遠位端と一体的に形成され、ノーズ部分の遠位端から延びているネック部分であって、ネック部分は、幅を規定する、ネック部分と、ネック部分の遠位端と一体的に形成され、ネック部分の遠位端に接続されているヘッド部分であって、ヘッド部分は、幅を規定する、ヘッド部分と、本体部分の近位端と一体的に形成され、本体部分の近位端から延びているテール部分とを含み、テール部分は、本体部分の幅よりも小さい幅を規定する。外科手術バットレスは、フィラメントを有する材料から形成されている。外科手術バットレスは、放射性材料を含む。
本開示は、添付の図面を参照してさらに記載され、類似の参照数字は、数枚の図における類似の部分を指す。
図1は、本開示の実施形態に従う外科手術ステープル留め装置の斜視図である。 図2は、図1の外科手術ステープル留め装置のDLUの遠位端の上面分解斜視図である。 図3は、本開示の実施形態に従うバットレスの上面平面図である。 図4は、図2のDLUのカートリッジ半体セクションの上面斜視図である。 図5は、図2のDLUのカートリッジアセンブリの斜視図である。 図6は、図5のカートリッジアセンブリの遠位端の拡大斜視図である。 図7は、図5の指示された領域の拡大詳細図である。 図8は、図7の指示された領域の拡大詳細図である。 図9は、図2のDLUのアンビルアセンブリの斜視図であり、そこに固定されている図3のバットレスを例示している。 図10は、図4〜図8のDLUのカートリッジアセンブリおよび図9のDLUのアンビルアセンブリの平面図であり、カートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリのそれぞれの異なる取り付け点における図3のバットレスの取り付けを例示している。 図11は、本開示の別の実施形態に従うバットレスの上面平面図である。 図12は、本開示のさらに別の実施形態に従うバットレスの上面平面図である。 図13は、図12の指示された領域の拡大詳細図である。 図14は、図12の指示された領域の拡大詳細図である。 図15は、本開示の別の実施形態に従うバットレスの上面平面図である。 図16は、本開示の別の実施形態に従うバットレスの上面平面図である。 図17は、本開示の別の実施形態に従うバットレスの上面平面図である。 図18は、本開示の別の実施形態に従うバットレスの上面平面図である。 図19は、本開示の別の実施形態に従うバットレスの上面平面図である。 図20は、図19の20−20を通して得られる場合の断面図である。 図21は、図19の指示された領域の拡大詳細図である。 図22は、本開示の別の実施形態に従うバットレスの上面平面図である。 図23は、本開示の特定の実施形態に従う外科手術バットレスの上面平面図である。 図24は、ステープルカートリッジアセンブリの斜視図であり、このステープルカートリッジアセンブリは、本開示の実施形態に従って、そこに取り付けられている外科手術バットレスを有する。 図25は、本開示の特定の実施形態に従う外科手術バットレスのポケットのうちの1つの斜視詳細図である。
実施形態の詳細な説明
次に、外科手術ステープル留め装置のローディングユニットのアンビルおよびカートリッジのための本開示のステープルライン補強の実施形態が、図面を参照して詳細に記載され、図面において、類似の参照数字は、数枚の図の各々における、同一の要素または対応する要素を表す。図面において、および以下の記載において、用語「近位」は、慣習的であるように、操作者に最も近い、ステープル留め装置の端部を指し、一方で、用語「遠位」は、操作者から最も遠い、装置の端部を指す。
次に図1を参照すると、概して10と称されている線形外科手術ステープル留め装置が開示されている。簡潔さのために、本開示は、ローディングユニット100(例えば、単回使用ローディングユニット(「SULU」)または使い捨てローディングユニット(「DLU」))において利用されるバットレスに主に焦点を合わせる。簡単にするために、以下に、SULUまたはDLUは、「DLU」と称されるが、DLUもしくはSULUのうちのいずれか、または両方を含むことが理解されるべきである。このタイプの外科手術ステープル留め器具の例示的な例は、米国特許第7,128,253号に開示され、その開示全体は、本明細書により本明細書中で参考として援用される。
外科手術ステープル留め装置10は、概して、ハンドルアセンブリ12と、ハンドルアセンブリ12から遠位方向に延びている細長い本体14とを含む。DLU 100は、細長い本体14の遠位端に解放可能に固定されている。DLU 100は、複数の外科手術ファスナーまたはステープル223(図2を参照のこと)を収容しているカートリッジアセンブリ200と、カートリッジアセンブリ200に対して移動可能に固定されているアンビルアセンブリ300とを含む。ハンドルアセンブリ12は、静止したハンドル部材22と、移動可能なハンドル部材24と、バレル部分26とを含む。関節運動レバー30は、DLU 100の関節運動を容易にするために、回転可能な部材28に隣接してバレル部分26の前方端に取り付けられている。1対のノブ32は、バレル部分26に沿って、移動可能に位置決めされている。ノブ32は、カートリッジアセンブリ200および/またはアンビルアセンブリ300を接近させるか、または閉じるために、遠位方向に前進され、カートリッジアセンブリ200および/またはアンビルアセンブリ300を離すか、または開くために、近位方向に後退される。移動可能なハンドル部材24の作動は、ステープル223のラインを組織に適用する。カートリッジアセンブリ200および/またはアンビルアセンブリ300をステープル留めされるべき組織に対して適切に配向するために、外科手術ステープル留め装置10は、バレル部分26の前方端において、回転可能な部材28をさらに提供される。ハンドルアセンブリ12に対する回転可能な部材28の回転は、カートリッジアセンブリ200およびアンビルアセンブリ300をステープル留めされるべき組織に対して適切に配向するように、細長い本体14およびローディングユニット100をハンドルアセンブリ12に対して回転する。
図2に見られるように、カートリッジアセンブリ200は、細長い支持チャネル212を規定するキャリアー210を含む。キャリアー210の細長い支持チャネル212は、その中にステープルカートリッジ220を選択的に受け取るような寸法および構成にされている。ステープルカートリッジ220は、複数のファスナー223およびプッシャー226を受け取るための、その中に形成されている保持スロット222を含む。離して間隔を置かれた複数の長手方向スロットが、作動そり228の直立したカムウェッジを収納するために、ステープルカートリッジ220を通して延びている。中央長手方向スロット234は、ステープルカートリッジ220に形成され、それを通した駆動バー150のナイフ刃156の通行を容易にするために、ステープルカートリッジ220の長さに沿って延びている。外科手術ステープラー10の動作中、作動そり228は、ステープルカートリッジ220を通って並進して、カムウェッジをプッシャー226との逐次的接触へ前進し、プッシャー226が、保持スロット222内で垂直に並進すること、およびステープル223をスロット222からアンビルアセンブリ300のアンビルプレート310のステープル成形空洞へ押し付けることをもたらす。
図2に見られるように、カートリッジアセンブリ200は、保持スロット222のうちの少なくともいくつか、および/または長手方向スロット234の長さの少なくとも一部分において重なるように、縫合糸「S1、S2」によってステープルカートリッジ220の上方表面に動作可能に固定されている外科手術カートリッジバットレス500を含む。第1の縫合糸「S1」は、対になった遠位の凹部または取り付け点238の各々を通り、およびカートリッジバットレス500の遠位部分の周り/カートリッジバットレス500の遠位部分上をたどり、第2の縫合糸「S2」は、対になった近位の凹部または取り付け点236の各々を通り、およびカートリッジバットレス500の近位部分の周り/カートリッジバットレス500の近位部分上をたどる。各縫合糸「S1、S2」の第1の端部は、対になった近位の凹部または取り付け点236および対になった遠位の凹部または取り付け点238のそれぞれの一方の凹部において係留または定着され得、一方で、各縫合糸「S1、S2」の第2の端部は、カートリッジバットレス500のそれぞれの遠位部分および近位部分にわたって横断して通り、対になった近位の凹部または取り付け点236および対になった遠位の凹部または取り付け点238のそれぞれの他方の凹部において、係留または定着される。図10に見られるように、カートリッジアセンブリ200は、対になった遠位の凹部または取り付け点238と対になった近位の凹部または取り付け点236との間に軸方向の距離「D1」を規定する。
図2を依然として参照すると、アンビルアセンブリ300は、アンビルプレート310を含み、このアンビルプレート310は、複数のステープル変形ポケット/空洞310a(図9を参照のこと)と、アンビルプレート310の上表面に固定されているカバープレート320とを有する。アンビルアセンブリ300は、アンビルプレート310とカバープレート320との間に規定される空洞内に動作可能に置かれているナイフ刃330をさらに含む。
アンビルプレート310は、対になった近位の凹部または取り付け点316を規定し、対になった近位の凹部または取り付け点316は、アンビルプレート310の近位端の近傍に形成され、長手方向スロット314の両側に1つずつ配置されている。アンビルプレート310は、対になった遠位の凹部または取り付け点318を規定し、対になった遠位の凹部または取り付け点318は、アンビルプレート310の遠位端の近傍に形成され、長手方向スロット314の両側に1つずつ配置されている。対になった近位の凹部または取り付け点316および対になった遠位の凹部または取り付け点318の各対の少なくとも1つの凹部は、縫合糸「S」を摩擦で係合および/または挟むために、収縮プロフィールを有するスロットまたは切欠きの形態である。アンビルアセンブリ300は、アンビルポケット310aのうちの少なくともいくつか、および/または長手方向スロット314の長さの一部分において重なるように、縫合糸「S3、S4」によってアンビルプレート310の下方表面に動作可能に固定されている外科手術アンビルバットレス500をさらに含む。
図2を依然として参照すると、アンビルバットレス500は、アンビルポケットのうちの少なくともいくつか、および/または長手方向スロット314の長さの一部分において重なるように、アンカー「S3、S4」によってアンビルプレート310の下方表面に固定される。特に、アンカー「S3」は、アンビルバットレス500の遠位部分にわたって、対応する対になった遠位の凹部または取り付け点318の各々に通され、アンカー「S4」は、アンビルバットレス500の近位部分にわたって、対応する対になった近位の凹部または取り付け点316の各々に通される。図10に見られるように、アンビルアセンブリ300は、対になった遠位の凹部または取り付け点318と対になった近位の凹部または取り付け点316との間に軸方向の距離「D2」を規定する。
外科手術ステープル留め装置10、カートリッジアセンブリ200、および/またはアンビルアセンブリ300の構築および動作の詳細な議論について、2008年12月23日に出願された米国特許出願第12/342,400号(米国特許第8,011,555号)が参照され得、その内容全体は、本明細書により本明細書中で参考として援用される。
カートリッジバットレスおよび/またはアンビルバットレスは、他の手段によって取り付けられ得ることが企図される。例えば、本明細書中に開示される任意の実施形態において、バットレスは、接着剤、溶接、および/またはバットレス材料の中に組み込まれている取り付け特徴を用いて取り付けられ得る。
カートリッジアセンブリ200およびアンビルアセンブリ300の各々のためのバットレス500が、外科手術ステープル留め装置10によって組織に適用されるステープルラインを補強し、密封するために提供される。外科手術ステープル留め装置10が患者の身体の中に挿入され、患者の身体内で操作される場合に、それぞれのバットレスの断裂またはしわのリスクなしで、患者の身体への外科手術ステープル留め装置10の通行を容易にするために、カートリッジアセンブリ200およびアンビルアセンブリ300は、外科手術バットレス500が、カートリッジアセンブリ200およびアンビルアセンブリ300の内方に向いている表面に配置されることを可能にするように特に構成されている。バットレス500が形成される材料は、生体吸収性または非生体吸収性であり得る。天然材料、合成材料、生体吸収性材料、および非生体吸収性材料の任意の組み合わせが、バットレス材料を形成するために使用され得ることが理解されるべきである。バットレス材料は、多孔性の層、または非多孔性の層、または多孔性の層と非多孔性の層との組み合わせであり得る。非多孔性バットレス材料は、周辺組織からの組織の内方成長を遅らせるか、または防止し、それにより、接着バリアとして働き、望まれない瘢痕組織の形成を防止するように利用され得る。
本明細書中に開示される外科手術ステープル留めデバイスとともに使用するための外科手術バットレス500のためのさらなる例示的な材料は、同一人に譲渡された、米国特許第5,542,594号;同第5,908,427号;同第5,964,774号;および同第6,045,560号;ならびに同一人に譲渡された、米国出願公開第2006/0085034号(2006年4月20日に出願された);および同第2006/0135992号(2006年6月22日に出願された)に明記され、それらの各々の内容全体は、本明細書により本明細書中で参考として援用される。
実施形態において、外科手術バットレス500は、適切な生体適合性材料および生体吸収性材料から製作され得る。外科手術バットレス500はまた、流体を保持しない非吸収性材料から製作され得、例えば、外科手術バットレス500は、「GLYCOMER 631」(ブロックコポリマー)(これは、グリコリド、ジオキサノンおよびトリメチレンカーボネートから構成される合成ポリエステルである)から作製される「BIOSYNTM」(Tyco Healthcare Group,LP d/b/a COVIDIEN,North Haven,CTから市販されている合成ポリエステル)から製作され得る。
得られたコポリマーの1つのブロックは、p−ジオキサノン(1,4−ジオキサン−2−オン)およびトリメチレンカーボネート(1,3−ジオキサン−2−オン)から誘導された無作為に合わせられた単位を含む。コポリマーの第2のブロックは、グリコリドおよびp−ジオキサノンから誘導された無作為に合わせられた単位を含む。得られたポリエステルは、約60%のグリコリド、約14%のジオキサノン、および約26%のトリメチレンカーボネートを有するABAトリブロックターポリマーである。
アンビルバットレスおよび/またはカートリッジバットレス500は、アンビルアセンブリ300またはカートリッジアセンブリ200上に予め装填され得る(すなわち、製造業者による)。アンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200のための、さらなる、または代わりのバットレス500は、必要とされるかまたは所望される場合、アンビルアセンブリ300またはカートリッジアセンブリ200のいずれかに固定され得る。
動作において、DLU 100が外科手術ステープル留め装置10の細長い本体14の遠位端に結合され、アンビルバットレスおよびカートリッジバットレス500が、それぞれ、アンビルアセンブリ300およびカートリッジアセンブリ200上に予め装填されて、外科手術ステープル留め装置10は、当業者に公知の方法に従って使用される。アンビルアセンブリ300およびカートリッジアセンブリ200が組織上で締め付けられると、外科手術ステープル留め装置10は発射される。外科手術ステープル留め装置10を発射することにおいて、駆動バー150は、DLU 100の最近位位置から最遠位位置に前進される。そのようにすることにおいて、駆動バー150のナイフ刃156は、バットレス500の切欠き528に入り、それにより、バットレス500の分割を容易にし、刃156によってバットレス500が押し込まれるか、またはひとかたまりになる任意の事例を低減する。駆動バー150が遠位方向に移動し始めると、ナイフ刃156は、アンビルアセンブリ300およびカートリッジアセンブリ200の近位アンカー「S2、S4」の中央セクションを実質的に同時に通過して切断し、それにより、それぞれ、アンビルバットレスおよびカートリッジバットレス500の近位端をそこから自由にする。ナイフ刃156が遠位方向に移動される場合、ナイフ刃156は、アンビルバットレス500およびカートリッジバットレス500の両方を通過して長手方向にスライスするか、または切断し、それにより、バットレス500を実質的に半分に分割する。
さらに、駆動バー150が最遠位位置に近づく場合、駆動バー150および/またはナイフ刃156は、2008年12月23日に出願された米国特許出願第12/342,400号(その内容全体は、本明細書により本明細書中で参考として援用される)に記載されるように、縫合糸切断アセンブリまたは縫合糸解放アセンブリを係合し、それにより、遠位縫合糸「S1またはS3」を切断するか、または解放し、従って、バットレス500の遠位端を解放する。
図3を参照すると、本開示に従う、均一のプロフィールを有する外科手術バットレス500の実施形態が例示されている。バットレス500は、ヘッド部分510と、本体部分520と、ヘッド部分510と本体部分520とを相互接続しているネック部分530と、本体部分520から近位方向に延びているテール部分532とを含む。
バットレス500は、上に記載されるように、任意のサイズのアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200に取り外し可能に固定されるように構成されている。バットレス500の本体部分520は、その遠位の場所522の近傍で、横断エッジにおける1対の対向している遠位凹部524を規定する。1対の対向している遠位凹部524は、本体部分520を、縫合糸「S1もしくはS3」の使用を通して、または任意の他のタイプのファスナー(例えば、ステープル)の使用を通してのいずれかでアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200の遠位端に固定するために利用され得る。本体部分520の遠位部分522は、異なる形状を有する様々なタイプのアンビルアセンブリおよびカートリッジアセンブリに適するように、低減された横断断面寸法(例えば、角度付き、弓形)を有する。
バットレス500のテール部分532は、それに形成されている2対の対向している近位凹部526a、526bを規定する。近位凹部526a、526bの対の各々は、その近位エッジの近傍でテール部分532の横断側面上に配置されている。そのような対になった近位の凹部526a、526bは、バットレス500のテール部分532をアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200の近位端に取り外し可能に固定するために役立つ。様々なタイプのプロフィールに適応させるために、バットレス500のテール部分532は、好ましくは、2対の対向している凹部(第1の対になった近位の凹部526aと、(第1の対になった近位の凹部526aの遠位に位置する)第2の対になった近位の凹部526b)を提供されている。対になった近位の凹部526a、526bの各々は、実質的にv字形のプロフィールを有する。
特に、バットレス500が比較的より長いアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200と使用されるべき場合、次に、縫合糸「S2またはS4」は、バットレス500のテール部分532にわたって延ばされ、バットレス500の対になった最近位の凹部526aを通過され、それぞれ、アンビルアセンブリ300の凹部316および/またはカートリッジアセンブリ200の凹部236に固定される。さらに、バットレス500が比較的より短いアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200と使用されるべき場合、次に、縫合糸「S2またはS4」は、バットレス500のテール部分532にわたって延ばされ、バットレス500の対になった近位の凹部のうちの遠位対526bを通過され、それぞれ、アンビルアセンブリ300の凹部316および/またはカートリッジアセンブリ200の凹部236に固定される。
本開示の別の局面に従って、単一のプロフィールまたは構成のバットレス500が、カートリッジアセンブリ200および/またはアンビルアセンブリ300とともに使用され得る。例えば、カートリッジアセンブリ200およびアンビルアセンブリ300とともに使用されるバットレス500は、各々が、同じ全体の長さ、幅、厚さ、周囲プロフィール、および構築の材料を有し得る。
特に、図10に見られるように、バットレス500がカートリッジアセンブリ200とともに使用される場合、縫合糸「S1」は、カートリッジアセンブリ200の遠位端部分にわたって横断して延び得、カートリッジアセンブリ200の対になった遠位の凹部または取り付け点238を捕捉するか、または他の方法でカートリッジアセンブリ200の対になった遠位の凹部または取り付け点238に固定され、縫合糸「S1」は、遠位凹部524と位置合わせして、バットレス500の本体部分520の遠位端を固定する。さらに、バットレス500がカートリッジアセンブリ200とともに使用される場合、縫合糸「S2」は、カートリッジアセンブリ200の近位端部分にわたって横断して延び得、カートリッジアセンブリ200の対になった近位の凹部または取り付け点236の各々を捕捉するか、または他の方法でカートリッジアセンブリ200の対になった近位の凹部または取り付け点236の各々に固定され、縫合糸「S2」は、バットレス500のテール部分532の対になった近位の凹部のうちの最近位対526aと位置合わせする。
図10を引き続き参照すると、バットレス500がアンビルアセンブリ300とともに使用される場合、縫合糸「S3」は、アンビルアセンブリ300の遠位端部分にわたって横断して延び得、アンビルアセンブリ300の対になった遠位の凹部または取り付け点318を捕捉するか、または他の方法でアンビルアセンブリ300の対になった遠位の凹部または取り付け点318に固定され、縫合糸「S3」は、遠位凹部524と位置合わせして、バットレス500の本体部分520の遠位端を固定する。さらに、バットレス500がアンビルアセンブリ300とともに使用される場合、縫合糸「S4」は、アンビルアセンブリ300の近位端部分にわたって横断して延び得、アンビルアセンブリ300の対になった近位の凹部または取り付け点316の各々を捕捉するか、または他の方法でアンビルアセンブリ300の対になった近位の凹部または取り付け点316の各々に固定され、縫合糸「S4」は、バットレス500のテール部分532の対になった近位の凹部のうちの遠位対526bと位置合わせしている。
ネック部分530は、ヘッド部分510を本体部分520の遠位端に接続している。概して、ヘッド部分510は、実質的に長方形の形状であり、アンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200上の適所でのバットレス500の設置を容易にするためのタブとして使用される。アンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200上へのバットレス500の設置後、ヘッド部分510およびネック部分530は、本体部分520から裂かれ得るか、または他の方法で本体部分520から切り離され得る。
バットレス500のテール部分532は、その近位エッジにおいて切欠き528を含む。切欠き528は、長手方向軸に対して実質的に中央に置かれている。三角形またはV字形の構成を有する切欠き528は、バットレス500の切断中、ナイフに導入部を提供するために利用され得る。切欠き528は、図3に見られるように、長さ「L3a」を有する。
図3に見られるように、バットレス500は、全体の長さ「La」を有する。バットレス500の本体部分520は、長さ「L1a」を有し、テール部分532は、長さ「L2a」を有する。本体部分520は、幅「W1a」を有し、テール部分532は、本体部分520の幅「W1a」よりも小さい幅「W2a」を有し、ショルダー534が、本体部分520の側面エッジとテール部分532の側面エッジとの間に規定される。ショルダー534は、バットレス500の各対向している側面エッジに沿って提供されるか、または規定されることが企図される。
図3を引き続き参照すると、バットレス500のネック部分530は、長さ「L4a」を有し、ヘッド部分510は、長さ「L5a」を有する。バットレス500のネック部分530は、本体部分520の幅「W1a」よりも小さく、テール部分532の幅「W2a」よりも小さい幅「W3a」を有する。また、ヘッド部分510は、本体部分520の幅「W1a」と実質的に等しい幅「W4a」を有する。
1つ以上の異なるアセンブリの要件を同時に満たすバットレス500の均一のプロフィールは、組み立てプロセスを単純にするという利点、特有の構成要素の総数を最小限にするという利点、およびそれに関連付けられる組み立て費用を低減するという利点を提供する。
さらに、バットレス500は、カートリッジアセンブリ200および/またはアンビルアセンブリ300上で使用され得るか、またはカートリッジアセンブリ200および/またはアンビルアセンブリ300とともに使用され得る。このように、単一のプロフィールのバットレス500が、カートリッジアセンブリ200および/またはアンビルアセンブリ300のために生産され、使用される。従って、バットレス500の製造および貯蔵の費用は、低減され得る。
上で言及されるように、DLU 100は、アンビルアセンブリ300およびカートリッジアセンブリ200上に予め装填されているアンビル外科手術バットレス500およびカートリッジ外科手術バットレス500を含む。次に、アンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200をバットレス500で装填する例示的な方法が記載される。
DLU 100の製造および/または組み立てプロセス中、バットレス500でのアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200の装填は、バットレスの切欠き528がアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200の近位端の近傍に配置され、バットレス500のヘッド部分510がアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200の遠位端から延びるように、バットレス500をアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200の組織接触表面上に設置するステップを含む。バットレス500がアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200に対してそのように位置されて、近位縫合糸「S2」および/または「S4」は、引き下ろされる。次に、ヘッド部分510を引っ張ることによって、張力が、遠位方向にバットレス500に加えられる。次に、遠位縫合糸「S1」および/または「S3」が、引き下ろされる。この時点において、全ての縫合糸「S1〜S4」が、アンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200のそれぞれの取り付け点316、318、236、238において締められる。縫合糸「S1〜S4」を締めた後、バットレス500のヘッド部分510は、解放され得る。次に、DLU 100は、ネスティング(nesting)から除去され得、バットレス500のヘッド部分510およびネック部分530は、本体部分520から除去され得るか、または切断され得る。
外科手術バットレスをアンビルアセンブリおよびカートリッジアセンブリの組織接触表面から切断して解放するための移動可能なナイフ刃の使用を組み込んでいる上記に記載される実施形態の外科手術ステープラーは、内視鏡外科手術ステープラーに関して示され、記載されているが、本明細書中に開示される任意の実施形態が、任意のタイプの外科手術ステープラー(開腹外科手術ステープラー(例えば、線形外科手術ステープラー、円形ステープラー、および横断外科手術ステープラーなど)が挙げられるが、これらに限定されない)に組み込まれ得ることが想定され、それは、本開示の範囲内である。
さらに、バットレス500をアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ300に固定するものとして、遠位縫合糸および近位縫合糸のみが示され、記載されているが、本明細書中に開示される任意の実施形態において、任意の数の横断縫合糸が、アンビルアセンブリおよび/またはカートリッジアセンブリの長さに沿って提供されて、その長さに沿ってバットレス500の固定を助け得ることが企図される。
本明細書中に開示される任意の外科手術バットレスは、フィルム、不織、メッシュ、または他のタイプの材料として、上で議論される、GLYCOMER 631(ブロックコポリマー)、または他のポリマーから構成され得、また、フィルム、不織、メッシュ、または他のタイプの材料として、ポリ−L−ラクチド(PLL)、もしくはポリカプロラクタム(ナイロン−6)、もしくはポリグリコール酸(PGA)(それらの各々は、ホモポリマーである)から、またはグリコリドトリメチレンカーボネート(Gly−TMC)(それは、コポリマーである)から作製され得、PLLおよびGly−TMCは、両方とも開環反応を通して重合される生分解性ポリエステルである。不織材料は、メルトブローン(melt blown)またはスパンボンド(spun bond)プロセス、または他の公知のプロセスを利用して作製され得る。不織材料およびポリマーは、2011年11月10日に出願された、発明の名称がHydrophilic Medical Devicesの米国特許出願第13/293,215号(米国特許公開第2013−0123816号)に開示され、その開示は、その全体が本明細書により参考として援用される。特定の実施形態において、不織材料、フェルト材料、またはフィラメントを有する他の比較的柔軟な材料が好ましい。
次に図11に目を向けると、本開示の別の実施形態に従う、均一のプロフィールを有する外科手術バットレスが、概して600と例示されている。バットレス600は、ヘッド部分610と、本体部分620と、ヘッド部分610と本体部分620とを相互接続しているネック部分630と、本体部分620から近位方向に延びているテール部分632とを含む。
バットレス500と同様のバットレス600は、上に記載されるように、任意のサイズのアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200に取り外し可能に固定されるように構成されている。バットレス600の本体部分620は、その遠位の場所622の近傍で、対向している横断側面エッジに形成されている1対の対向している遠位凹部624を規定する。
様々なタイプのプロフィールに適応させるために、バットレス600のテール部分632は、2対の対向している凹部である、第1の対になった近位の凹部626aと、(第1の対になった近位の凹部626aの遠位に位置する)第2の対になった近位の凹部626bとを含む。対になった近位の凹部626a、626bの各々は、実質的にv字形のプロフィールを有する。対になった近位の凹部626a、626bの各々は、バットレス500のテール部分532の対になった近位の凹部526a、526bと比較される場合、より浅い。
ネック部分630は、ヘッド部分610を本体部分620の遠位端に接続している。概して、ヘッド部分610は、実質的に長方形の形状であり、アンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200上の適所でのバットレス600の設置を容易にするためのタブとして使用される。アンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200上へのバットレス600の設置後、少なくとも特定の状況下で、ヘッド部分610およびネック部分630は、本体部分620から裂かれ得るか、本体部分620から損壊され得るか、または他の方法で本体部分620から切り離され得る。
バットレス600のテール部分632は、その近位エッジにおいて切欠き628を含む。切欠き628は、長手方向軸に対して実質的に中央に置かれている。U字形の構成、三角形、またはV字形の構成を有する切欠き628は、バットレス600の切断中、ナイフに導入部を提供するために利用され得る。切欠き628は、図11に見られるように、長さ「L3b」を有する。バットレス600の切欠き628の長さ「L3b」は、バットレス500の切欠き528の長さ「L3a」よりも大きく、切欠き628は、第1の凹部626aの直前で終端している。
図11に見られるように、バットレス600は、バットレス500の全体の長さ「La」よりも大きい全体の長さ「Lb」を有する。バットレス600の本体部分620は、長さ「L1b」を有し、テール部分632は、長さ「L2b」を有する。本体部分620は、幅「W1b」を有し、テール部分632は、本体部分620の幅「W1b」よりも小さい幅「W2b」を有し、ショルダー634が、本体部分620の側面エッジとテール部分632の側面エッジとの間に規定される。ショルダー634は、バットレス600の各対向している側面エッジに沿って提供されるか、または規定されることが企図される。
図3および図11を参照すると、バットレス600の本体部分620は、バットレス500の本体部分520の長さ「L1a」よりも大きい長さ「L1b」を有することが企図される。さらに、バットレス600のテール部分632は、バットレス500のテール部分532の長さ「L2a」よりも大きい長さ「L2b」を有することが企図される。
図11に戻って参照すると、バットレス600のネック部分630は、長さ「L4b」を有し、ヘッド部分610は、長さ「L5b」を有する。バットレス600のネック部分630は、本体部分620の幅「W1b」よりも小さく、テール部分632の幅「W2b」と実質的に等しい幅「W3b」を有する。また、ヘッド部分610は、本体部分620の幅「W1b」と実質的に等しい幅「W4b」を有する。
図3および図11を参照すると、バットレス600のネック部分630は、バットレス500のネック部分530の幅「W3a」よりも大きい幅「W3b」を有することが企図される。さらに、バットレス600のヘッド部分610は、バットレス500のヘッド部分510の長さ「L5a」よりも大きい長さ「L5b」を有することが企図される。
次に図12〜図14に目を向けると、本開示のさらに別の実施形態に従う、均一のプロフィールを有する外科手術バットレスが、概して700と例示されている。バットレス700は、ヘッド部分710と、本体部分720と、本体部分720から遠位方向に延びているノーズ部分736と、ノーズ部分736とヘッド部分710とを相互接続しているネック部分730と、本体部分720から近位方向に延びているテール部分732とを含む。
図12〜図14に例示されるように、バットレス700は、バットレス500の全体の長さ「La」よりも大きい全体の長さ「Lc」を有する。バットレス700の本体部分720は、長さ「L1c」を有し、テール部分732は、長さ「L2c」を有し、ノーズ部分736は、長さ「L6c」を有する。本体部分720は、幅「W1c」を有し、テール部分732は、本体部分720の幅「W1c」よりも小さい幅「W2c」を有し、ショルダーが、本体部分720の側面エッジとテール部分732の側面エッジとの間に規定され、ノーズ部分736は、本体部分720の幅「W1c」よりも小さい幅「W5c」を有し、ショルダーが、本体部分720の側面エッジとノーズ部分736の側面エッジとの間に規定される。ショルダーは、バットレス700の各対向している側面エッジに沿って提供されるか、または規定されることが企図される。
図3、図12、および図13を参照すると、バットレス700の本体部分720は、バットレス500の本体部分520の長さ「L1a」よりも大きい長さ「L1c」を有することが企図される。さらに、バットレス700のテール部分732は、バットレス500のテール部分532の長さ「L2a」よりも大きい長さ「L2c」を有することが企図される。
図12および図14に戻って参照すると、バットレス700のノーズ部分736は、長さ「L6c」を有する。
バットレス700のネック部分730は、長さ「L4c」を有し、バットレス700のヘッド部分710は、長さ「L5c」を有する。バットレス700のネック部分730は、ノーズ部分736の幅「W5c」よりも小さい幅「W3c」を有する。バットレス700のヘッド部分710は、ノーズ部分736の幅「W5c」と実質的に等しい幅「W4c」を有する。
図12および図13を参照すると、バットレス700のネック部分730は、バットレス500のネック部分530の幅「W3a」よりも大きい幅「W3c」を有することが企図される。さらに、バットレス700のヘッド部分710は、バットレス500のヘッド部分510の長さ「L5a」と実質的に等しい長さ「L5c」を有することが企図される。
バットレス600と同様のバットレス700は、上に記載されるように、任意のサイズのアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200に取り外し可能に固定されるように構成されている。バットレス700は、ノーズ部分736の対向している横断側面エッジに形成されている1対の対向している遠位凹部724を規定する。各遠位凹部724は、実質的にv字形のプロフィールに有する。特に、各遠位凹部724は、バットレス700の長手方向軸に対して直交して配向されている遠位部分と、バットレス700の長手方向軸に対して横断して配向されている近位部分とを含む。実施形態において、各遠位凹部724の近位部分は、バットレス700の長手方向軸に対して約63°の角度で配向され得る。
様々なタイプのプロフィールに適応させるために、バットレス700のテール部分732は、2対の対向している凹部である、第1の対になった近位の凹部726aと、(第1の対になった近位の凹部726aの遠位に位置する)第2の対になった近位の凹部726bとを含む。対になった近位の凹部726a、726bの各々は、実質的にv字形のプロフィールを有する。
特に、第1の対になった近位の凹部726aの各凹部、および第2の対になった近位の凹部726bの各凹部は、バットレス700の長手方向軸に対して直交して配向されている遠位部分と、バットレス700の長手方向軸に対して横断して配向されている近位部分とを含む。1つの実施形態において、第1の対になった近位の凹部726aおよび第2の対になった近位の凹部726bの各々の近位部分は、バットレス700の長手方向軸に対して約60°の角度で配向され得る。
図13に最も良好に例示されるように、第1の対になった近位の凹部726aと第2の対になった近位の凹部726bとの間に位置するテール部分732の側面エッジのセグメントまたは部分は、バットレス700の長手方向軸に向かって、その近位端からその遠位端に角度が付けられているか、またはテーパ状である。
図12および図13を参照すると、ネック部分730は、ヘッド部分710をノーズ部分736の遠位端に接続している。概して、ヘッド部分710は、実質的に長方形の形状であり、アンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200上の適所でのバットレス700の設置を容易にするためのタブとして使用される。アンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200上へのバットレス700の設置後、少なくとも特定の状況下で、ヘッド部分710およびネック部分730は、ノーズ部分736から裂かれ得るか、ノーズ部分736から損壊され得るか、または他の方法でノーズ部分736から切り離され得る。
バットレス700のテール部分732は、その近位エッジにおいて切欠き728を含む。切欠き728は、バットレス700の長手方向軸に対して実質的に中央に置かれている。切欠き728は、U字形の構成、三角形、またはV字形の構成を有し得、バットレス700の切断中、ナイフに導入部を提供するために利用され得る。切欠き728は、図12および図13に見られるように、長さ「L3c」を有する。バットレス700の切欠き728の長さ「L3c」は、バットレス500の切欠き528の長さ「L3a」よりも大きく、切欠き728は、第1の凹部726aの直前で終端している。
図15を参照すると、本開示の別の実施形態に従う、均一のプロフィールを有する外科手術バットレス800aが例示されている。バットレス600と同様のバットレス800aは、上に記載されるように、任意のサイズのアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200に取り外し可能に固定されるように構成されている。
外科手術バットレス800aは、本体部分820aを含み、この本体部分820aは、その中、および/またはその上に配置されている少なくとも1つのマーキング824を有する。マーキング(複数可)824は、ステープルラインの長さを示すために、しるし(例えば、パターン、形状、英数字ラベルなど)を含む。図15に例示されるように、マーキング(複数可)824は、ライン824aおよび/または数字828aとして本体部分820aに沿って長手方向に印される生体適合性もしくは生体吸収性のインク、および/または放射線不透過性のインクもしくは材料から形成され得る。ラインマーキング(複数可)824aは、バットレス800aの長手方向軸に対して直交して配向され得、本体部分820aの幅全体にわたって延び得る。さらに、複数のラインマーキング824aが、互いに等距離であり得、隣接するラインマーキング824aの間に距離「M2a」を規定することが企図される。マーキングが、放射線不透過性インクおよび/または材料を用いて形成され得ることが企図される。
次に図16を参照すると、本開示の別の実施形態に従う、均一のプロフィールを有する外科手術バットレス800bが例示されている。バットレス800aと同様のバットレス800bは、上に記載されるように、任意のサイズのアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200に取り外し可能に固定されるように構成されている。
外科手術バットレス800bは、本体部分820bを含み、この本体部分820bは、その中に配置されている少なくとも1つのマーキング824’を有する。マーキング(複数可)824’は、ステープルラインの長さを示すために、しるし、および/または凹部、スコアライン、エンボスなどを含む。図16に例示されるように、マーキング(複数可)824’は、数字828bとして、および本体部分820bに沿って長手方向に延びている一連の凹部または切欠き824bとして、生体適合性もしくは生体吸収性のインク、および/または放射線不透過性インクから形成され得る。凹部824bは、V字形であり得、本体部分820bの両側に1つずつ配置され得る。さらに、複数の凹部824bが、互いに等距離であり得、隣接する凹部824bの間に距離「M3a」を規定することが企図される。
本明細書中に開示される任意の実施形態において、外科手術器具または外科手術ステープラーを用いた外科手術切除後、組織または標本の構造を識別するために、マーキング(例えば、本明細書中に開示されるもの)が、外科手術バットレスの中に予め組み込まれ得ることが企図される。マーキングは、熱プロセス、またはレーザープロセス、プリンティング、縫製、スタンピング、カッティング、染色などを含む方法によって、製造プロセス中に適用され得る。あるいは、マーキングは、切欠き、または穴を形成することによって設置され得る。任意のインク、または縫製された構造は、生体適合性材料でなければならず、好ましくは、生体吸収性である。マーキングは、病気の組織のマージンを識別するために使用され得ることが企図される。例えば、バットレス材料は、残りの組織上に存在し、標本は、除去される。病理学者は、マーキングを参照して、異常を有する任意の組織の場所を外科医に伝え得る。
図17を参照すると、本開示の別の実施形態に従う、均一のプロフィールを有する外科手術バットレス800cが例示されている。バットレス800aと同様のバットレス800cは、上に記載されるように、任意のサイズのアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200に取り外し可能に固定されるように構成されている。バットレス800cは、別個に提供されて、ユーザーによって外科手術器具に取り付けられ得るか、またはそれは、上で議論されるように、器具上に予め装填され得る。
外科手術バットレス800cは、本体部分820cを含み、この本体部分820cは、その中、および/またはその上に配置されている少なくとも1つのマーキング824’’を有する。マーキング(複数可)824’’は、ステープルラインの長さを示すために、しるし(例えば、パターン、形状、英数字ラベルなど)を含む。図17に例示されるように、マーキング(複数可)824’’は、ライン824cおよび/または数字828cとして本体部分820cに沿って長手方向に印される生体適合性もしくは生体吸収性のインクから形成され得る。ラインマーキング(複数可)824cは、バットレス800cの長手方向軸に対して直交して配向され得、本体部分820cの幅全体にわたって延び得る。さらに、複数のラインマーキング824cが、互いに等距離ではない場合があり、例えば、第1のラインマーキング824cと第2のラインマーキング824cとの間に距離「M4a」、および第2のラインマーキング824cと隣接するラインマーキングまたは第3のラインマーキング824cとの間に距離「M4b」を規定することが企図される。
次に図18を参照すると、本開示の別の実施形態に従う、均一のプロフィールを有する外科手術バットレス800eが例示されている。バットレス800aと同様のバットレス800eは、上に記載されるように、任意のサイズのアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200に取り外し可能に固定されるように構成されている。
外科手術バットレス800eは、本体部分820eを含み、この本体部分820eは、その中に配置されている少なくとも1つのマーキング824’’’’を有する。マーキング(複数可)824’’’’は、ステープルラインの長さを示すために、しるし、および/または凹部、スコアライン、エンボスなどを含む。図18に例示されるように、マーキング(複数可)824’’’’は、ライン824eおよび/または数字828eとして本体部分820eに沿って長手方向に印される生体適合性もしくは生体吸収性のインクから形成され得る。マーキング(複数可)824’’’’は、本体部分820eに沿って長手方向に延びている一連の凹部826eをさらに含み得る。凹部826eは、V字形であり得、本体部分820eの両側に1つずつ配置されている。さらに、複数の凹部826eおよびラインマーキング824eが、交互のパターンで位置決めされ、互いに等距離であり得、ラインマーキング824eと隣接する凹部826eとの間に距離「M6a」を規定することが企図される。
次に図19に目を向けると、本開示の別の実施形態に従う、均一のプロフィールを有する外科手術バットレス900が例示されている。バットレス800aと同様のバットレス900は、上に記載されるように、任意のサイズのアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200に取り外し可能に固定されるように構成されている。
外科手術バットレス900は、本体部分920を含み、この本体部分920は、その中、および/またはその上に配置されている少なくとも1つのマーキング924を有する。マーキング(複数可)924は、ステープルラインの長さを示すために、しるし(例えば、パターン、形状、英数字ラベルなど)を含む。図20に例示されるように、マーキング(複数可)924は、ライン924aおよび/または数字928aとして本体部分920に沿って長手方向に印される生体適合性もしくは生体吸収性のインクから形成され得る。ラインマーキング(複数可)924aは、バットレス900の長手方向軸に対して直交して配向され得、長さにおいて様々であり得、それにより、本体部分920の一部分または本体部分920の幅の全体にわたって延びている。さらに、複数のラインマーキング924aが、互いに等距離であり得、隣接するラインマーキング924aの間に距離「M7a」を規定することが企図される。本明細書中に開示される任意の実施形態が、開示されるマーキングを含み得ることが企図される。
本明細書中に開示される任意の実施形態において、外科手術バットレスは、バットレスの本体部分中、またはバットレスの本体部分上に配置されている少なくとも1つの放射性材料供給源をさらに含み得る。
放射性材料940は、本体部分920中、および/または本体部分920上に配置され、カプセル化された放射性同位体を含む。放射性材料940が小線源照射療法シードとして形成されること、ならびに外科手術バットレス900をアンビルアセンブリ300および/またはカートリッジアセンブリ200の中に装填する前に、シードが外科手術バットレス900の本体部分920の中に包埋され得ることが想定される。放射性材料940は、個々の放射性シード/カプセル、または生体適合性もしくは生体吸収性の糸などの中に組み込まれている放射性シード/カプセルの形態を取り得る。
図20に例示されるように、放射性材料940は、様々な深さにおいて、本体部分920の至るところで、まき散らされ得る。あるいは、放射性材料940は、本体部分920の至るところで、均等に配置され得る。さらに、放射性材料940は、本体部分920のセクション上、または本体部分920のセクション中に堆積され得る。さらに、放射性材料940は、外科手術バットレス900の本体部分920の各側方側面エッジに沿って、単独で配置され得る。このように、放射性材料940は、ステープル留め装置によって発射される任意のステープルによって、またはステープル留め装置の発射中に前進されるナイフ刃によって、作用されることも、影響されることも、妨害されることもない。本明細書中に開示される任意の実施形態が、放射性材料を含み得ることが企図される。
放射性材料940を外科手術バットレス900の中に包埋するプロセスは、放射性材料940を保持することが可能なテンプレート(示されない)の中に放射性材料940を挿入し、次に、テンプレートを外科手術バットレス900と嵌合するか、または当接し、放射性材料940を外科手術バットレス900の本体部分920の中に包埋することを含むことが企図される。
図21に例示されるように、放射性材料940は、外科手術バットレス900の中に配置されている孔950またはポケットの中に包埋されるシードの形態であり得る。例えば、孔950は、その中に放射性材料940を包埋する前に、テンプレートを外科手術バットレス900と嵌合している間に形成され得る。
次に図22に目を向けると、本開示の別の実施形態に従う、均一のプロフィールを有する外科手術バットレス1000が例示されている。外科手術バットレス1000は、形状において環状である本体部分1020を含み、この本体部分1020は、その中、および/またはその上に配置されている少なくとも1つのマーキング1024を有する。マーキング(複数可)1024は、ステープルラインの弧の長さを示すために、しるし(例えば、パターン、形状、英数字ラベルなど)を含む。図22に例示されるように、マーキング(複数可)1024は、ライン1024aおよび/または数字1028aとして本体部分1020の周りで半径方向に印される生体適合性もしくは生体吸収性のインク、および/または放射線不透過性材料から形成され得る。ラインマーキング(複数可)1024aは、本体部分1020の中央軸に対して半径方向に配向され得、本体部分1020の半径全体にわたって延び得る。さらに、複数のラインマーキング1024aが、半径方向に配置され得、互いに等距離であり得、隣接するラインマーキング1024aの間に弧の長さ「M8a」を規定することが企図される。
依然として図22を参照すると、外科手術バットレス1000は、本体部分1020中、および/または本体部分1020上に配置されている少なくとも1つの放射性材料1040をさらに含む。放射性材料1040が小線源照射療法シード(複数可)として形成されること、および外科手術バットレス1000を外科手術ステープル留めデバイスの中に装填する前に、シード(複数可)が外科手術バットレス1000の本体部分1020の中に包埋され得ることが想定される。
さらに、放射性材料1040は、本体部分1020のセクション上、または本体部分1020のセクション中に堆積され得る。放射性材料1040を外科手術バットレス1000の中に包埋するプロセスは、放射性材料1040を保持することが可能なテンプレート(示されない)の中に放射性材料1040を挿入し、次に、テンプレートを外科手術バットレス1000と嵌合し、放射性材料1040を外科手術バットレス1000の本体部分1020の中に包埋することを含むことが企図される。放射性材料1040は、外科手術バットレス1000の中に配置されている孔またはポケット(示されない)の中に包埋され得る。例えば、孔またはポケット(示されない)は、放射性材料1040を包埋する前に、テンプレートを外科手術バットレス1000と嵌合している間に作り出され得る。
本明細書中に開示される任意の実施形態において、バットレスは、動力式外科手術システムもしくはロボット式外科手術システムの一部であるデバイスの中に組み込まれ得るか、またはこれらのデバイスとの使用のために構成され得る。
本明細書中に開示される任意のバットレスについて、バットレスは、上で議論される放射性材料の受け取りのために構成および配置されている、(例えば、製造業者によって)予め形成されているポケットまたは孔を有し得ることも企図される。小線源照射療法シードが、テンプレートあり、またはテンプレートなしで、別個にパッケージングされて、提供され得ること、およびユーザーが、シードを単数または複数のバットレスに適用し得ることが企図される。例えば、ユーザー(例えば、外科医または手術室担当看護師)は、シードを、上で議論されるポケットまたは孔のうちの1つ以上の中に設置し得る。バットレスが、外科手術器具上に予め装填されていようとなかろうと、ポケットまたは孔は、バットレス中に予め形成されることが企図される。特定の実施形態において、ポケットまたは孔は、図23〜図25に示されるように、外科手術バットレスの側方エッジ上に配置されている。バットレスは、外科手術ステープラーの顎の側面を越えて延びている側方ウイングを伴って構成され得る。本明細書中に開示される任意の実施形態において、バットレス材料は、多孔性であり得、組織の内方成長を促進するように構成され得る。
図23は、上で議論されるように形成され得る一連のマーキングを有する外科手術バットレス1010を示している。マーキング1020aは、身体から切除された特定の組織の場所を識別することにおいて、外科医、手術室担当看護師、および/または病理学者を助けるパターン1020を有し得る。例えば、示されるパターンは、交互の、より短いラインとより長いラインとを有するが、他のパターンも使用され得る。バットレス1010は、ナイフの前進を助けるために、外科手術ステープラーのナイフが組織を通過して切断する場所において、近位に位置する中央の切欠き1022を有する。そのような切欠き1022は、形状において、三角形または長円形であり得る。
外科手術バットレス1010は、バットレスの長い側面に沿ってウイングまたは側方エッジ1024を有し得、このウイングまたは側方エッジ1024は、ステープルカートリッジ1030の側面を越えて延びる。そのようなウイング1024は、放射性材料の受け取りのためのポケットまたは孔を含み得るか、またはそれらを組み込み得る。例えば、本明細書中で議論されるように構成され得る小線源照射療法シードは、ポケットまたは孔1025の中に挿入され得る。このことは、ステープルカートリッジアセンブリが予め装填されているバットレスを有していようとなかろうと、製造業者によって、または外科医もしくは手術室担当看護師によって行われ得る。ピンセットまたは特別に設計されたデバイスであり得るツール1040が、単数または複数のシード1026をポケットまたは孔1025の中に安全に挿入するために使用され得る。バットレス1010の側面エッジの長さに沿って複数のポケットまたは孔を有する1つの利点は、外科医または手術室担当看護師がシード1026を、バットレスの1つ以上の側面上のポケットのうちのいくつかもしくは全ての中に挿入し得ること、またはいくつかの有利なパターンでそのようにし得ることである。
線形外科手術ステープル留めカートリッジおよびバットレスが示されているが、他のタイプも企図される。例えば、円形ステープラーのためのバットレスは、ウイングまたはフランジを有する外側円形エッジを有し得、このウイングまたはフランジは、ポケットもしくは孔を組み込んでいるか、または含む。
放射性材料が、他の形態で入手できることが企図される。例えば、ウイングまたはフランジが提供され得、縫合糸またはストランド(その内側または上に放射性材料を有する)が、ウイングまたはフランジに突き通され得る。放射性材料が、外科手術バットレスのウイングまたはフランジに接着して取り付けられているポケット中に据え付けられている小線源照射療法シードとして提供され得ることが企図される。放射性材料が、側方側面または外側円形エッジ以外の場所において、外科手術バットレスに取り付けられることが企図される。
本明細書中で議論されるようなマーキングを有する外科手術バットレスは、放射性材料、または放射性材料を取り付けるための手段を含んでも含まなくてもよいことが企図される。本明細書中で議論されるような、放射性材料、または放射性材料を取り付けるための手段を有する外科手術バットレスは、マーキングを含んでも含まなくてもよいことが企図される。
本開示は、外科手術ステープル留め器具と、少なくとも1つの外科手術バットレスと、別個のパッケージのカプセル化された放射性材料とを有する外科手術キットも含む。外科手術ステープル留め器具は、円形ステープラーであり得る。外科手術ステープル留め器具は、外科手術ステープル留めローディングユニットであり得る。ローディングユニットは、ステープルカートリッジアセンブリであり得る。少なくとも1つの外科手術バットレスは、外科手術ステープル留め器具上に予め装填され得る。少なくとも1つの外科手術バットレスは、ポケットを含み得る。少なくとも1つの外科手術バットレスは、側方側面またはエッジを伴って形成され得、少なくとも1つのバットレスの側方側面またはエッジ上にポケットを含み得る。側方側面またはエッジは、カートリッジおよび/または外科手術ステープル留め器具の顎のエッジを越えて延びるように構成されているウイングを含み得る。カプセル化された放射性材料は、放射性同位体(例えば、ヨウ素同位体またはセシウム同位体)を含み得、小線源照射療法シードであり得る。パッケージは、遮蔽物(例えば、同位体のための)を含み得る。パッケージは、テンプレートを含み得、同位体は、テンプレートに取り付けられ得る。
本明細書中に開示される実施形態に対して、様々な改変がなされ得ることが理解される。例えば、ステープル留め装置は、ステープルを適用する必要はないが、むしろ、当該分野において公知であるような、2部分ファスナーを適用し得る。さらに、直線的な列のステープルまたはファスナーの長さは、特定の外科手術手順の要件を満たすために改変され得る。従って、作動シャフトの単一の行程の長さ、ならびに/または使い捨てローディングユニット内での直線的な列のステープルおよび/もしくはファスナーの長さは、状況に応じて様々であり得る。従って、上の記載は、限定するものではなく、単に好ましい実施形態の例証として解釈されるべきである。当業者は、本明細書に添付される特許請求の範囲の趣旨および範囲内で他の改変を想定する。

Claims (23)

  1. 外科手術ステープル留め装置における使用のための外科手術バットレスであって、該外科手術バットレスは、ポケットを規定する側方側面を有する本体部分を含む、外科手術バットレス。
  2. 前記本体部分は、生体適合性材料および生体吸収性材料を含む、請求項1に記載の外科手術バットレス。
  3. 前記ポケットのうちの少なくともいくつかの中に配置されている放射性材料をさらに含む、請求項1に記載の外科手術バットレス。
  4. 前記本体部分の前記ポケットのうちの少なくともいくつかは、小線源照射療法シードを含む、請求項1に記載の外科手術バットレス。
  5. 各ポケットの前記小線源照射療法シードは、セシウムおよびヨウ素からなる群から選択される同位体を含む、請求項4に記載の外科手術バットレス。
  6. 前記外科手術バットレスは、前記本体部分中、または該本体部分上のうちの少なくとも1つにおいて提供される少なくとも1つのマーキングを伴って形成されている、請求項1に記載の外科手術バットレス。
  7. 放射性材料を外科手術バットレスの中に包埋する方法であって、
    外科手術バットレスを提供することと、
    該放射性材料を保持しているテンプレートを提供することと、
    該テンプレートを該外科手術バットレスに嵌合することと
    を含む、方法。
  8. 外科手術バットレスを提供することは、複数の孔を含む外科手術バットレスを提供することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. テンプレートを提供することは、小線源照射療法シードを保持しているテンプレートを提供することを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記小線源照射療法シードは、ヨウ素同位体およびセシウム同位体のうちの1つを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記放射性材料は、前記バットレスの表面積の少なくとも10%において配置されている、請求項7に記載の方法。
  12. 前記放射性材料は、前記外科手術バットレスの側方側面および外側側面のうちの1つに適用される、請求項7に記載の方法。
  13. 外科手術ステープル留めを実施するためのキットであって、
    外科手術ステープル留め器具と、
    少なくとも1つの外科手術バットレスと、
    カプセル化された放射性材料のパッケージと
    を含む、キット。
  14. 前記外科手術ステープル留め器具は、外科手術ステープル留めローディングユニットである、請求項13に記載のキット。
  15. 前記ローディングユニットは、除去可能で交換可能なステープルカートリッジアセンブリである、請求項14に記載のキット。
  16. 前記少なくとも1つの外科手術バットレスは、前記外科手術ステープル留め器具上に予め装填されている、請求項15に記載のキット。
  17. 前記少なくとも1つの外科手術バットレスは、ポケットを含む、請求項13に記載のキット。
  18. 前記バットレスは、前記ポケットを含む側方側面を有する、請求項17に記載のキット。
  19. 前記側方側面は、前記外科手術ステープル留め器具の側面を越えて延びているウイングである、請求項18に記載のキット。
  20. 前記カプセル化された放射性材料は、小線源照射療法シードである、請求項13に記載のキット。
  21. 前記小線源照射療法シードは、セシウムまたはヨウ素の同位体を有する、請求項20に記載のキット。
  22. 前記パッケージは、遮蔽物を有する、請求項13に記載のキット。
  23. 前記パッケージは、テンプレートを有し、前記カプセル化された放射性材料は、該テンプレートに取り付けられている、請求項13に記載のキット。
JP2016090669A 2015-04-29 2016-04-28 バットレス小線源照射療法およびマージンの識別のための一体化されたステープルラインマーカー Active JP6702633B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/699,179 2015-04-29
US14/699,179 US20150231409A1 (en) 2009-10-15 2015-04-29 Buttress brachytherapy and integrated staple line markers for margin identification

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016209572A true JP2016209572A (ja) 2016-12-15
JP6702633B2 JP6702633B2 (ja) 2020-06-03

Family

ID=55802311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016090669A Active JP6702633B2 (ja) 2015-04-29 2016-04-28 バットレス小線源照射療法およびマージンの識別のための一体化されたステープルラインマーカー

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP3087931B1 (ja)
JP (1) JP6702633B2 (ja)
AU (1) AU2016202119B2 (ja)
CA (1) CA2926086A1 (ja)
ES (1) ES2724002T3 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019018015A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 コヴィディエン リミテッド パートナーシップ 薬剤溶出医療用装置
JP2019181194A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 コヴィディエン リミテッド パートナーシップ 小線源治療用バットレス

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10874768B2 (en) * 2017-01-20 2020-12-29 Covidien Lp Drug eluting medical device
US10952724B2 (en) 2018-02-21 2021-03-23 Ethicon Llc Three dimensional adjuncts
USD882782S1 (en) 2018-02-21 2020-04-28 Ethicon Llc Three dimensional adjunct
US10799237B2 (en) 2018-02-21 2020-10-13 Ethicon Llc Three dimensional adjuncts
US11596403B2 (en) 2019-05-08 2023-03-07 Covidien Lp Surgical stapling device
US11478245B2 (en) 2019-05-08 2022-10-25 Covidien Lp Surgical stapling device
US11490890B2 (en) 2019-09-16 2022-11-08 Cilag Gmbh International Compressible non-fibrous adjuncts
US11642130B2 (en) 2019-09-16 2023-05-09 Cilag Gmbh International Compressible non-fibrous adjuncts
USD1029255S1 (en) 2020-09-01 2024-05-28 Cilag Gmbh International Stapling cartridge assembly with a compressible adjunct

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002541996A (ja) * 1999-04-28 2002-12-10 メディ−フィジックス・インコーポレイテッド 小線源治療用の製品及び治療方法
JP2011078763A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Tyco Healthcare Group Lp 創傷閉鎖材料
US20120125792A1 (en) * 2008-09-08 2012-05-24 Mayo Foundation For Medical Education And Research Devices, kits and methods for surgical fastening
US20130256376A1 (en) * 2012-03-28 2013-10-03 Trevor J. Barton Tissue thickness compensator having improved visibility
US20140066688A1 (en) * 2012-09-05 2014-03-06 Mayo Foundation For Medical Education And Research Brachytherapy and buttress element co-delivery

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3079606A (en) 1960-01-04 1963-03-05 Bobrov Boris Sergeevich Instrument for placing lateral gastrointestinal anastomoses
US3490675A (en) 1966-10-10 1970-01-20 United States Surgical Corp Instrument for placing lateral gastrointestinal anastomoses
US20100012703A1 (en) * 2005-05-05 2010-01-21 Allison Calabrese Surgical Gasket
US9629626B2 (en) * 2006-02-02 2017-04-25 Covidien Lp Mechanically tuned buttress material to assist with proper formation of surgical element in diseased tissue
AU2008223389B2 (en) 2007-03-06 2013-07-11 Covidien Lp Surgical stapling apparatus
US20080249398A1 (en) * 2007-04-09 2008-10-09 Harder George Fred Hybrid Source Containing Multi-Radionuclides for Use in Radiation Therapy
US9585657B2 (en) * 2008-02-15 2017-03-07 Ethicon Endo-Surgery, Llc Actuator for releasing a layer of material from a surgical end effector
US9480476B2 (en) * 2010-09-30 2016-11-01 Ethicon Endo-Surgery, Llc Tissue thickness compensator comprising resilient members
US9084602B2 (en) * 2011-01-26 2015-07-21 Covidien Lp Buttress film with hemostatic action for surgical stapling apparatus

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002541996A (ja) * 1999-04-28 2002-12-10 メディ−フィジックス・インコーポレイテッド 小線源治療用の製品及び治療方法
US20120125792A1 (en) * 2008-09-08 2012-05-24 Mayo Foundation For Medical Education And Research Devices, kits and methods for surgical fastening
JP2011078763A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Tyco Healthcare Group Lp 創傷閉鎖材料
US20130256376A1 (en) * 2012-03-28 2013-10-03 Trevor J. Barton Tissue thickness compensator having improved visibility
US20140066688A1 (en) * 2012-09-05 2014-03-06 Mayo Foundation For Medical Education And Research Brachytherapy and buttress element co-delivery

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019018015A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 コヴィディエン リミテッド パートナーシップ 薬剤溶出医療用装置
JP2019181194A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 コヴィディエン リミテッド パートナーシップ 小線源治療用バットレス

Also Published As

Publication number Publication date
EP3087931B1 (en) 2019-04-03
EP3087931A3 (en) 2017-02-08
AU2016202119B2 (en) 2020-05-14
JP6702633B2 (ja) 2020-06-03
ES2724002T3 (es) 2019-09-05
CA2926086A1 (en) 2016-10-29
AU2016202119A1 (en) 2016-11-17
EP3087931A2 (en) 2016-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10576298B2 (en) Buttress brachytherapy and integrated staple line markers for margin identification
US10293553B2 (en) Buttress brachytherapy and integrated staple line markers for margin identification
JP6702633B2 (ja) バットレス小線源照射療法およびマージンの識別のための一体化されたステープルラインマーカー
US10842485B2 (en) Brachytherapy buttress
US20200268386A1 (en) Staple line reinforcement for anvil and cartridge
JP6244409B2 (ja) アンビルおよびカートリッジに対するステープルライン補強
US9610080B2 (en) Staple line reinforcement for anvil and cartridge
EP3552558B1 (en) Brachytherapy buttress
EP2944273B1 (en) Buttress brachytherapy and integrated staple line markers for margin identification
EP2898841A1 (en) Staple line reinforcement for anvil and cartridge

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200501

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200505

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6702633

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250