JP2016209498A - けん玉 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のけん玉の形を保持しながら電気的なものを含まず、ケーム性をさらに高め、けん玉を教育に活用し、遊びながら学ぶことが可能なけん玉の提供。【解決手段】けん玉の玉3の表面に一定の関係を持つ複数の数字群、複数の文字群、又は複数の画像群を含ませ。画像の存在する位置、あるいはその付近に画像と関連を持たせて複数個の穴8−1〜8−6を設け課題を持って穴を狙うことにより、ゲーム性を高めながら学習効果を高める。【選択図】図4
Description
本発明はけん玉に関するものである。
けん玉は日本伝統の玩具で昔から子供から大人に至るまで広く楽しまれてきた玩具である。素朴でシンプルな構造であるが、古くから多くの技が考案されており、遊びとしては奥深い玩具である。けん玉協会があり、オフィシャルに認定された、けん玉を用いて、競技会が行われ、その技が競われ、認定や検定なども行われている。しかし、現在は一般的には、玩具の中心は電子機器を用いたゲーム機であり、けん玉は一部愛好家の領域に留まっている。けん玉は技が中心となりゲーム性はやや乏しい感がある。けん玉にゲーム性を持たせようと過去に色々と試みがなされている。例えば電子技術を用いて、皿にセンサを仕込み、玉がセンサにいるたびに音がでたり、光を発したり、また計数を行い、これを表示すものなども試みられている。同じように剣さきが玉に入れば同様に音がでたり、光を発したり、また計数また一方けん玉の古来の形状から離れて玉と皿があってその他は自由な、言い換えれば異形のけん玉も試みられている。
しかし、従来のけん玉は技を競う方向としての遊びが多く、計数的なゲーム性に乏しいところがある。計数的なゲーム性を向上するために電磁技術を使ったものが提案されてはいるが、必ずしも成功していない。電子技術を使うには乾電池や電子素子を使用しなればならず、本来のけん玉がもつシンプルさ、素朴さが失われている。また、けん玉を教育に使うという発想が生まれて来ていない。
本発明の第一の目的は、けん玉の従来の伝統的な形を保持しながら、電子技術を使用せず、けん玉のゲーム性を向上させたけん玉を提供することである。
本発明の第2の目的は、
、けん玉の従来の伝統的な形を保持しながら、電子技術を使用せず、けん玉を教育の手段として利用できるけん玉を提供することである。
、けん玉の従来の伝統的な形を保持しながら、電子技術を使用せず、けん玉を教育の手段として利用できるけん玉を提供することである。
本発明は、従来着目されていなかった、けん玉の「玉」の部分に着目し、玉の表面に一定の関係を持つ複数の数字群、または、複数の文字群、又は複数の画像群を含ませることによって、上記の課題を解決した。例えば数字群が表面に記録された玉を用いれば、皿の上に押せた時にその時の玉のトップ出ているに数字を得点とし、受ける皿の大きさによって倍率を掛けるとか。また、アルファベット群や漢字群、ひらかな群、カタカナ群などが表面に記録されていれば、玉を皿にのせるという遊びと上の文字を読むという教育も同時に行うことが出来る。魚編の文字を集めたものも面白いものであろう。さらに画像になると応用分野はさらに広がる。動植物、建造物、乗り物、古生物、昆虫、魚類、地図、山、河川、など枚挙の暇もない。さらに本発明では、画像の存在する位置、あるいはその付近に複数個の穴をあけることによって、より大きくゲーム性を向上させることが出来る、さらにこれによって教育的な利用の幅も大きく広がる。穴の大きさも一様であるだけでなく場所、言い換えれば画像によって変えればより複雑になり、複雑なゲームを構築できる。また、剣先の太さを標準より細いものすれば、玉の表面に穿つ穴の数を増すことも出きる。穴が多数存在する場合には玉側の糸の固定位置が常に固定であればゲームの自由度が制限されるので、本発明において前記穴に勘合、あるいは螺合する栓を用い,その栓の中心部に貫通穴を、穿ち糸を通して端部を結び目などで固定した栓を用いれば、その栓を希望の穴に固定することによって、玉側の糸の固定位置を自由に選択できるようになしている。玉側の画像を自由に選べることによってゲーム性や教育への活用性がさらに広がることになる。
本発明を用いることにより電気回路や電池などを用いることもなく、また、けん玉の伝統的な形状、素材などを変えることなく、けん玉のゲーム性を向上させることが出来る。また本発明の複数穴の無いものに関しては、通常のけん玉と全く同じように使用できる。複数穴を含まない本発明では広く教育や宣伝の手段としてもけん玉が使用できることになる。複数穴を持つ本発明のけん玉はさらにゲーム性や教育性が高められ、それに対応して技も新しいものが創生されるはずである。けん玉は日本では広く使われているだけでなく、海外においても愛好する人が増えている。海外の人ゲーム性は好む傾向があり、日本を象徴するような画像を含ませれば外人向けの商品としても好感をもって迎えられるであろう。
本発明の第一の実施の態様は、一定の関係を持つ複数の数字群、複数の文字群、または複数の画像群若しくはそれらの組合せに係る群を表面に有する玉を備えることを特徴とするけん玉に関するものである。
本発明の第二の実施の態様は、前記玉における、個々の数字、文字、および画像の少なくとも一部は、それぞれの存在する位置、あるいはその付近に穴を有することを特徴とする請求項1に記載のけん玉に関するものである。
本発明の第三の実施の態様は、前記穴のうちの少なくとも一部の穴のサイズは、他の前記穴のサイズとは異なることを特徴とする請求項2に記載のけん玉に関するものである。
本発明の第四の実施の態様は、前記穴の開口部に嵌合または螺合され、けん玉本体と糸で連結された栓を有することを特徴とする請求項2または3に記載のけん玉に関するものである。
本発明の第五の実施の態様は、前記穴の少なくとも一部は、前記玉の中心を通過するように設けられた玉用貫通孔によって形成されることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載のけん玉に関するものである。
本発明の第六の実施の態様は、前記栓は、略円筒状の形状を有し、前記栓を軸方向から見た中心を貫通するあ穴を有し、前記糸の前記けん玉本体と反対側の端部は、前記糸用貫通穴を通過した上で、前記栓に固定されることを特徴とする請求項4に記載のけん玉に関するものである。
第1図は良く知られた一般のけん玉の構造である。本発明はけん玉の、玉の部分に着目した発明である。
第2図は本発明の一実施例を示す図で、特に複数の数字群として1〜20を選びこれを玉の表面に描いたものである。
第3図は本発明の他の実施例を示す図で、特に文字群として漢字(木編の漢字)を玉にえがいたものである。
第4図は画像として国を選び。その国の近傍に穴を設けたものである。この例においては、穴は同じ大きさとしているが、互いに穴の大きさを変え、さらにゲーム性を高める事も出来る。また、画像の種類を多く用いようとする場合には、穴の大きさを変える必要がありそれに応じて剣先の太さも変えることが必要となる。この実施例においては玉側の糸の位置を任意に変えられるように中心に貫通穴を持つ栓を利用している。けん玉が複数の穴を持つ場合、玉側の糸の位置によっては利用できない穴が出てくる、このような場合には栓を用いることによって任意に玉側の糸の位置を変えることが出来る。
第5図はこの栓の構造を示した図(断面図)である。けん玉の糸の一端は糸用の貫通穴を通して栓の下部に結び目を設けて固定し、他端はけん軸とむすばれている。栓は穴と嵌合あるいは螺合によりしっかりと固定されている。栓には木やプラスチック、金属などを使うことが出来るが、ゴム系の材料を用いると玉を引き上げるときに糸に掛かる衝撃が緩和され糸の寿命を長くすることが出来る。
第6図は本発明のけん玉の更に他の実施例を示しああた図で特に、玉の表面の図として日本各都市のいわゆるユルキャラ画像を使用した場合の図である。画像の近傍に穴が穿たれている。
第7図は前記玉用貫通孔を説明するための図である。
本発明を用いることにより電気回路や電池などを用いることもなく、また、けん玉の伝統的な形状、素材などを変えることなく、けん玉のゲーム性を向上させ、又教育分野に広く利用できる。本発明の単穴のものは全く通常のけん玉と全く同じように使用でき、子供たちには遊びながら学ぶという手段を提供することが出来る。複数穴を持つ本発明のけん玉はさらにゲーム性や教育性が高められ、それに対応して技も新しいものが創生されることが期待される。けん玉は、海外においても愛好する人が増えている。海外の人ゲーム性は好む傾向があり、日本を象徴するような画像を含ませれば外人向けの商品としても好感をもって迎えられるであろう。本発明は社会的に有益な発明であり、産業上の利用性は極めて高い。
1はけん軸、
2はけん先
3は玉、
4は大皿、
5は中皿
6は小皿
7は糸
8は穴
8−1は穴
8−2は穴
8−3は穴
8−4は穴
8−5は穴
8−6は穴
8−Nは複数個の穴の群
9は複数の数字群
10は複数の文字群
11は栓
12は糸用貫通穴
13は勘合あるいは螺合部
14は結び目
15は栓9の着脱に用いる治具用の穴
16−Nは複数の画像群
17は玉用貫通孔
2はけん先
3は玉、
4は大皿、
5は中皿
6は小皿
7は糸
8は穴
8−1は穴
8−2は穴
8−3は穴
8−4は穴
8−5は穴
8−6は穴
8−Nは複数個の穴の群
9は複数の数字群
10は複数の文字群
11は栓
12は糸用貫通穴
13は勘合あるいは螺合部
14は結び目
15は栓9の着脱に用いる治具用の穴
16−Nは複数の画像群
17は玉用貫通孔
Claims (6)
- 一定の関係を持つ複数の数字群、複数の文字群、または複数の画像群若しくはそれらの組合せに係る群を表面に有する玉を備えることを特徴とするけん玉。
- 前記玉における、個々の数字、文字、および画像の少なくとも一部は、それぞれの存在する位置、あるいはその付近に穴を有することを特徴とする請求項1に記載のけん玉。
- 前記穴のうちの少なくとも一部の穴のサイズは、他の前記穴のサイズとは異なることを特徴とする請求項2に記載のけん玉。
- 前記穴の開口部に嵌合または螺合され、けん玉本体と糸で連結された栓を有することを特徴とする請求項2または3に記載のけん玉。
- 前記穴の少なくとも一部は、前記玉の中心を通過するように設けられた貫通孔によって形成されることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載のけん玉。
- 前記栓は、略円筒状の形状を有し、前記栓を軸方向から見た中心を貫通する糸用穴を有し、前記糸の前記けん玉本体と反対側の端部は、前記糸用穴を通過した上で、前記栓に固定されることを特徴とする請求項4に記載のけん玉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015105867A JP2016209498A (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | けん玉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015105867A JP2016209498A (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | けん玉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016209498A true JP2016209498A (ja) | 2016-12-15 |
Family
ID=57550264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015105867A Pending JP2016209498A (ja) | 2015-05-08 | 2015-05-08 | けん玉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016209498A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112469482A (zh) * | 2018-07-31 | 2021-03-09 | 多米尼克·弗雷泽·西伊 | 用于改善手眼协调的手持工具 |
-
2015
- 2015-05-08 JP JP2015105867A patent/JP2016209498A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112469482A (zh) * | 2018-07-31 | 2021-03-09 | 多米尼克·弗雷泽·西伊 | 用于改善手眼协调的手持工具 |
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