JP2016207204A - パートナーにインセンティブを提供するストレージ装置及びその方法並びにパートナーにインセンティブを提供する又はペナルティーを課す方法 - Google Patents

Abstract

【課題】インセンティブ目標を達成したパートナーにインセンティブを提供することによって製品の拡散を奨励するストレージ装置及びその方法を提供する。【解決手段】本発明のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置は、パートナーにインセンティブを提供するストレージ装置であって、パートナー識別子の格納スペースを含むストレージ装置と、前記ストレージ装置の動作の計測値を収集するよう構成される計測値の収集モジュールと、前記収集された計測値及び前記パートナー識別子を前記ストレージ装置の製造業者に伝送するよう構成される送信機と、を有し、前記パートナー識別子は、前記ストレージ装置の前記製造業者のパートナーを識別するものであり、前記製造業者は、前記収集された計測値及び前記パートナー識別子を用いて前記パートナーにインセンティブを提供する。【選択図】図１

Description

本発明は、ストレージ装置に関し、より詳細にはストレージ装置の動作等に対する情報を用いて製造業者のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置及びその方法並びにパートナーにインセンティブを提供又はペナルティーを課す方法に関する。

大規模又は企業用のストレージシステムは、複雑であり、配備の問題に直面する。
最終の顧客は、通常、ソフトウェアパートナー及び実行パートナーに依存する。
このようなパートナーは、ハードウェアの選択に対する権限を有し、普通最も安価なハードウェアを選択する。
このようなキーパートナー（ｋｅｙ ｐａｒｔｎｅｒ）にとって、ストレージ装置は、原資材（ｃｏｍｍｏｄｉｔｙ）的であり、価額が唯一の考慮事項である。

製造業者は、それらの製品に対して関心を有する。
製造業者は、最終の使用者が可能である最も安価なハードウェアよりも高価な最適のハードウェアを使用することを望む。
製造業者は、製品が予想通りに使用されるか否かに関心を有する。
製品がグレーマーケット（ｇｒｅｙ ｍａｒｋｅｔ：正規流通ではない市場）、例えば暗市場で売れれば、このような販売は、製造業者の利益幅を減少させる可能性がある。

従って、最終の使用者の施設に配備されるハードウェアを選択する際に、パートナーが価額又は容量以外の他の要因を考慮するように奨励し、そして製造業者のためにグレーマーケットへの流出を追跡及び防止する方法に対する要求が存在するという問題がある。

米国特許第８，２４４，５５９号明細書 米国特許第８，６６０，５２２号明細書 米国特許第８，５８９，５４９号明細書 米国特許公開第２０１２／０３１０６９２号明細書

本発明は上記従来のストレージシステムにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、インセンティブ目標を達成したパートナーにインセンティブを提供することによって製品の拡散を奨励するストレージ装置及びその方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、パートナーにインセンティブを提供又はペナルティーを課す方法を提供することにある。

上記目的を達成するためになされた本発明によるパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置は、パートナーにインセンティブを提供するストレージ装置であって、パートナー識別子の格納スペースを含むストレージ装置と、前記ストレージ装置の動作（ｏｐｅｒａｔｉｏｎ）の計測値（ｍｅｔｒｉｃｓ）を収集するよう構成される計測値の収集モジュールと、前記収集された計測値及び前記パートナー識別子を前記ストレージ装置の製造業者に伝送するよう構成される送信機と、を有し、前記パートナー識別子は、前記ストレージ装置の前記製造業者のパートナーを識別するものであり、前記製造業者は、前記収集された計測値及び前記パートナー識別子を用いて前記パートナーにインセンティブ（ｉｎｃｅｎｔｉｖｅ）を提供することを特徴とする。

上記目的を達成するためになされた本発明によるパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置の方法は、ストレージ装置の製造業者のパートナーによって顧客に対し配備された前記ストレージ装置を用いて計測値を収集する段階と、前記ストレージ装置に格納され、前記パートナーを識別するパートナー識別子にアクセスする段階と、前記計測値及び前記パートナー識別子を前記ストレージ装置の前記製造業者に報告する段階と、を有し、前記製造業者は、前記計測値及び前記パートナー識別子を用いて前記パートナーにインセンティブを提供することを特徴とする。

上記目的を達成するためになされた本発明によるパートナーにインセンティブを提供する方法は、複数の顧客から報告を受信する段階と、インセンティブの目標をパートナーが達成したか否かを判別するために前記報告を検索抽出（ｍｉｎｉｎｇ）する段階と、前記パートナーが前記インセンティブの目標を達成した場合、前記インセンティブに従って前記パートナーを補償する段階と、を有し、前記報告の各々は、少なくとも１つのストレージ装置に対して収集された計測値及び前記ストレージ装置の製造業者の前記パートナーを識別するパートナー識別子を含むことを特徴とする。

上記目的を達成するためになされた本発明によるパートナーにペナルティーを課す方法は、複数の顧客から報告を受信する段階と、ストレージ装置がグレーマーケットに進入したか否かを判別するために前記報告を検索抽出する段階と、前記ストレージ装置が前記グレーマーケットに進入することを許容したパートナーにペナルティーを課す段階と、を有し、各報告は、少なくとも１つのストレージ装置に対して収集された計測値及び前記ストレージ装置の製造業者のパートナーを識別するパートナー識別子を含むことを特徴とする。

本発明に係るパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置及びその方法並びにパートナーにインセンティブを提供する又はペナルティーを課す方法によれば、インセンティブの目標を達成したパートナーにインセンティブが提供される。
したがって、製品の拡散を奨励することを効率よく行う効果がある。
また、製品のメンテナンスが必要である場合、予防的なメンテナンスが提供される。したがって、製品の事後管理の質が向上するという効果がある。
また、製品がグレーマーケットに進入することが追跡される。したがって、製品が暗市場を通じて拡散されることが防止されるという効果がある。

本発明の実施形態によるパートナー、顧客、集計者、及び製造業者が参与したイベントのシークェンスを示す図である。 本発明の実施形態による計測値を製造業者に報告するパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置の概略を示すブロック図である。 図２の装置によって報告され得る計測値の例を示す図である。 本発明の実施形態による図１の集計者として活動するサーバーを説明するための図である。 図１の製造業者又は図１及び図４の集計者に計測値が報告される時、図２及び図４の装置のような装置を指示する図４のＲＡＩＤ制御器を説明するための図である。 計測値を図１の製造業者に報告する前に多様な装置から計測値を集計する図１及び図４の集計者の例を説明するための図である。 本発明の実施形態による図１の製造業者として活動するサーバーを説明するための図である。 本発明の実施形態による図１の製造業者が集計された計測値を用いてパートナーがインセンティブを達成したか否かを判別する方法を説明するための図である。 本発明の実施形態による図２及び図４の装置が計測値を収集し、図１の製造業者に報告する手続を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による図２及び図４の装置が計測値を収集し、図１の製造業者に報告する手続を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による図１及び図４の集計者が多様な装置から計測値を集計して、集計された計測値を図１の製造業者に報告する手続を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による図１の製造業者が図２及び図４の装置から計測値を検索抽出してパートナーがインセンティブを満たすか否かを判断する手続例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による図１の製造業者が図２及び図４の装置から計測値を検索抽出してパートナーがインセンティブを満たすか否かを判断する手続例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による図１の製造業者が図２及び図４の装置から計測値を検索抽出してパートナーがインセンティブを満たすか否かを判断する手続例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による図１の製造業者がグレーマーケットに進入した装置を識別する手続例を説明するためのフローチャートである。

次に、本発明に係るパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置及びその方法並びにパートナーにインセンティブを提供又はペナルティーを課す方法を実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。

以下の詳細な説明から多様で具体的な詳細を本発明の技術的思想の理解を助けるために提供する。
しかし、当業者においては、このように具体的な詳細無しでも本発明の技術的思想を実施可能である。他の例として、既に公知された方法、手続、構成要素、回路、及びネットワークは、本発明の実施形態を不必要に曖昧にしないように詳細に説明していない。

第１、第２等の用語が多様な構成要素を説明するために使用するが、このような構成要素は、用語によって限定されないことが理解できる。このような用語は、１つの構成要素及び他の構成要素と識別することのみに使用する。例えば、本発明の技術的思想の範囲から逸脱しない範囲で、第１モジュールは、第２モジュールと称することもでき、同様に第２モジュールは、第１モジュールと称することもできる。

本発明の技術的思想の説明で使用する用語は、具体的な実施形態を説明するための目的のみに使用され、本発明の技術的思想を限定することを意図していない。本発明の技術的思想の説明で使用される“及び／又は”の用語は、連関されたアイテムの１つ又はそれ以上の何らかの、そしてすべての可能な組み合わせを含む。詳細な説明で使用される“含む”の用語は、言及された特性、数、段階、動作、及び／又は構成要素の存在を明示し、１つ又はそれ以上の他の特性、数、段階、動作、構成要素、及び／又はこれらのグループの存在又は追加を排除しない。

パートナーが価格ではない基準を用いて装置を選択することを推奨するため、そしてグレーマーケット（ｇｒｅｙ ｍａｒｋｅｔ：正規流通ではない市場）、例えば暗市場で売られる装置を追跡することを可能にするため、製造業者は、本発明の技術的思想の実施形態を用いて、どのパートナーが装置を顧客に配備するか否かを検討し、そして装置がグレーマーケットに進入したか否かを判別することができる。

パートナーは、多様な方法でインセンティブを提示される。
例えば、顧客（ｃｕｓｔｏｍｅｒｓ）に対する配備で特定な装置を使用するように要請される。
装置から受信される計測値（ｍｅｔｒｉｃｓ）は、製造業者によって分析することができ、これによって何らかの装置が顧客に配備され、そして顧客が該当装置をどのようにして使用するか否かを判別する。

このような情報は、パートナーが商用の顧客プログラム（ｆｒｅｑｕｅｎｔ ｆｌｉｅｒ ｐｒｏｇｒａｍ）と類似のインセンティブプログラムの目的を満足したか否かを判別することに使用することができる。
計測値の分析にしたがって、顧客の装置が予防的なメンテナンス（ｐｒｅｖｅｎｔｉｖｅ ｍａｉｎｔｅｎａｎｃｅ）を必要とするか否かを判別することができる。
例えば、ファームウェアに対するアップデート又は装置の交替を判別することができる。
製造業者は、装置、顧客、そしてパートナーに対する情報を用いて、装置がグレーマーケットに進入していないかどうかを検証することができる。

図１は、本発明の実施形態によってパートナー、顧客、集計者（ａｇｇｒｅｇａｔｏｒ：アグリゲーター）、そして製造業者が参与したイベントのシークェンスを示す図である。
図１を参照すると、パートナー１０５は、矢印１１５によって示すように製造業者１１０に登録することにより開始される。
製造業者１１０は、矢印１２０で示すように、パートナー１０５にパートナー識別子を返答する。

パートナー１０５は、顧客に対する配備の時にパートナー識別子を使用する。
パートナー１０５が矢印１３０で示すように顧客１２５に設置を展開（又は配備）する時、パートナー１０５は、パートナー識別子を、配備する装置に格納することができる。
これは、多様な方法で遂行される。例えば、パートナー１０５は、パートナー識別子を格納する権限設定のスクリプト（ｐｒｏｖｉｓｉｏｎｉｎｇ ｓｃｒｉｐｔ）を装置で使用することができる。

以後、装置は、矢印１４０で示すように計測値を周期的に集計者１３５に報告する。
後述するように、集計者１３５は、顧客１２５のネットワーク内で駆動されるソフトウェアエージェント（ｓｏｆｔｗａｒｅ ａｇｅｎｔ）、例えば顧客１２５のネットワーク内のサーバーであり得る。
集計者１３５は、顧客１２５に配備された複数の装置から計測値を収集し、集計された計測値を矢印１４５で示すように製造業者１１０に報告する。

他の例として、集計者１３５は、顧客１２５の外部であり、又は全体的に省略され、装置は、製造業者１１０に直接報告することができる。
製造業者１１０がどのようにして計測値を受信するかに関わらず、製造業者１１０は、情報を用いて矢印１５０で示すようにパートナー１０５にインセンティブを補償する。

図２は、本発明の実施形態による計測値を図１の製造業者１１０に報告することができるパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置の概略を示すブロック図である。
パートナーにインセンティブを提供するストレージ装置（以下、「装置」と称する）２０５は、製造業者１１０によって提示された装置である。
装置２０５は、ストレージ装置２１０を含む。

ストレージ装置２１０は、ソリッドステートドライブ（ＳＳＤ）、ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）、不揮発性メモリ（ＮＶＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）等のような何らかのタイプのストレージ装置であってもよい。
ストレージ装置２１０は、配備パートナー識別子２１５、ソフトウェアパートナー識別子２２０、そして顧客識別子２２５のような識別子のための格納スペースを含む。

配備パートナー識別子２１５は、どのパートナー１０５が顧客１２５に配備を遂行したか否かを識別する。
ソフトウェアパートナー識別子２２０は、どのパートナー１０５が顧客１２５に設置されたソフトウェアに責任があるか否かを識別する。
顧客識別子２２５は、配備が遂行された顧客１２５を識別する。

ストレージ装置２１０に加えて、装置２０５は、計測値の収集モジュール２３０、送信機２３５、及び受信機２４０を含む。
計測値の収集モジュール２３０は、ストレージ装置２１０に対する多様な計測値を収集する。
計測値の収集モジュール２３０は、例えば装置２０５又はストレージ装置２１０内のプロセッサから駆動されるソフトウェアによって具現される。
この分野に当業者は、計測値の収集モジュール２３０が装置２０５内の、又はストレージ装置２１０に対する計測値を収集できる装置２０５に接続された別途の構成要素である特殊な目的のハードウェアによって具現され得ることが理解できる。

送信機２３５及び受信機２４０は、標準コンピュータシステムの他の部分と通信する多様な標準インターコネクトであってもよい。
送信機２３５は、収集された計測値を集計者１３５又は製造業者１１０の中で適切なところに送信する。
受信機２４０は、他の構成要素から情報を受信することができる。
例えば、受信機２４０は、ＲＡＩＤ（Ｒｅｄｕｎｄａｎｔ Ａｒｒａｙ ｏｆ Ｉｎｄｅｐｅｎｄｅｎｔ Ｄｉｓｋｓ）制御器から信号を受信するために使用される。
ＲＡＩＤ制御器は、計測値を集計者１３５に報告する時に装置２０５を制御する。
このような方法で、ＲＡＩＤ制御器は、装置２０５が収集された計測値を報告する顧客１２５に対する装置２０５の停止時間（ｄｏｗｎｔｉｍｅ）を最小化することができる。

より詳細には、１つの装置２０５が収集された計測値を集計者１３５に報告する時間を制御することによって他のディスクは、顧客１２５からの要請に応答を持続するので、全体的なＲＡＩＤは、常に動作するものとして示される。
装置２０５は、収集された計測値を所望するスケジュール、例えば毎秒ごとに集計者１３５に送信するために送信機２３５を使用する。

図２で、ストレージ装置２１０が装置２０５から物理的に区分されるものであって、例えば装置２０５がストレージ装置２１０を物理的に含むものとして示しているが、それに限定されない。
例えば、装置２０５は、送信機２３５及び受信機２４０が、予め含まれたＳＳＤ又はＨＤＤであってもよい。
計測値の収集モジュール２３０は、ストレージ装置２１０の計測値を収集できるＲＯＭ又はストレージ装置２１０内に設置される他のチップにエンコードされるソフトウェア又は命令であってもよい。

例示的に、装置２０５は、顧客１２５の伝統的なコンピュータシステム又はサーバーに設置される。
他の例として、装置２０５は、スマートフォンに設置されてもよい。
他の例として、装置２０５は、タブレットコンピュータに設置されてもよい。
他の例として、装置２０５は、ネットワーク装置に設置されてもよい。
他の例として、装置２０５は、スマートテレビに設置されてもよい。
本発明の技術的思想にしたがう多様な実施形態は、異なる装置２０５に対するこのような設置の多様な組み合わせを含む。

図３は、図２の装置２０５によって報告され得る計測値３０５の例を示す図である。
計測値３０５は、下の例を含む。
計測値３０５は、サービス時間当たりの容量３１０を含む。
この計測値は、与えられた時間（例えば、与えられた１つの又は幾つかの週）の間にどのくらいの量のデータ（例えば、テラバイト単位に）がストレージ装置２１０に書き込まれ、及び／又はストレージ装置２１０から読み出されるか否かを測定する。

計測値３０５は、アップ時間３１５を含む。
この計測値は、ストレージ装置２１０がどのくらいの時間の間動作し、顧客１２５によって利用可能であるか否かを測定する。
アップ時間３１５は、実際時間の比率に（例えば、ストレージ装置２１０が時間の９５％アップ状態であることとして）測定される。又は、アップ時間３１５は、与えられた時間の区間の間にストレージ装置２１０がアップ状態である実際時間を測定（例えば、ストレージ装置２１０は、この一週間の間に１６０時間の間、アップ状態であった）する。

計測値３０５は、磨耗耐久度３２０を含む。
この計測値は、ストレージ装置２１０の予想寿命と対比し、どのくらいうまく動作するか否かを測定する。
例えば、ＳＳＤは、書込み動作の予想回数を有し、その後にストレージ装置２１０は、信頼できなくなる。磨耗耐久度３２０は、ＳＳＤに対する書込み動作の回数を追跡することができる。
磨耗耐久度３２０の他の例として、磨耗耐久度３２０は、ストレージ装置２１０で検出されるソフトエラーの数をカウントする。

計測値３０５は、品質保証期間３２５及び延長品質保証期間３３０を含む。
この計測値は、ストレージ装置２１０に対する製造業者の品質保証期間及び延長品質保証期間がどのくらい多い時間が残っているか否かを測定する。

計測値３０５は、動作性能３３５を含む。
この計測値は、アップ時間３１５と比較して、ストレージ装置２１０がどのくらいの時間の間、動的にデータを書き込むか、及び／又は読み出すのに使用されたかを測定する。
動作性能３３５は、ストレージ装置２１０の最初の配備に対して又は特定な時間ウインドウ（例えば、先週）に対して測定される。

計測値３０５は、作業負荷プロファイル３４０を含む。
この計測値は、ストレージ装置２１０の相対的な動作を測定する。
例えば、作業負荷プロファイル３４０は、様々な可能性の中で、どのくらいの動作が書込み動作であるか、読出し動作であるか、どのくらいの動作が大きいブロックに関するものであるか、小さいブロックに関することであるか、どのくらいの動作がストレージ装置２１０に対するランダムアクセスに関することであるか、或いは順次アクセスに関することであるか、を計測する。
このような計測値は、ソフトウェアパートナーがインセンティブを完了したか否かを判断するのに具体的な資料として使用される。

計測値３０５は、サービスされたアプリケーション３４５を含む。
この計測値は、何らかのアプリケーションがストレージ装置２１０にアクセスしたか、そしてこれらのストレージ装置２１０の相対的な使用（例えば、１つのアプリケーションがストレージ装置２１０の動作性能の４０％を使用する一方、他のアプリケーションは、ストレージ装置２１０の動作性能の１０％のみを使用したことを識別）を測定する。
サービスされたアプリケーション３４５は、ストレージ装置２１０の最初の配備に対して又は具体的な時間帯（例えば、この一週間）に対して測定される。

計測値３０５は、採用された特性３５０を含む。
この計測値は、ストレージ装置２１０の何らかの特性（単純な読出し／書込みアクセスを機能的に超えた特性）が採用されたか否かを測定する。
採用することができる特性の例は、ストレージ装置のファームウェアに含まれる多重ストリーム（強化されたガーベッジコレクション技法：ｅｎｈａｎｃｅｄ ｇａｒｂａｇｅ ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ ａｐｐｒｏａｃｈ）、そしてストレージ内部演算（ｉｎ−ｓｔｏｒａｇｅ ｃｏｍｐｕｔｉｎｇ）を含む。
採用された特性３５０は、ストレージ装置２１０の最初の配備に対して又は特定な時間帯（例えば、この一週）に対して測定される。

計測値３０５は、ストレージ内の演算性能３５５を含む。
この計測値は、ストレージ装置２１０内に格納されたデータに対する処理をストレージ装置２１０内で遂行することによって中央処理装置に負担となる処理の一部を緩和させることができるストレージ内のプロセッサの使用を追跡する。
追跡することができるストレージ内の演算性能３５５の例は、どのくらいのデータがストレージ内の演算を用いて処理されたか、どのくらいのクエリがストレージ内の演算を用いて処理されたか、そしてどのくらいのレイテンシがストレージ内の演算を用いて経験されたかを含む。
ストレージ内の演算性能３５５は、ストレージ装置２１０の特性の例として考えられ、したがって計測値３０５の例である。ストレージ内の演算性能３５５は、ストレージ装置２１０の最初の配備に対して又は具体的な時間帯（例えば、この一週間）に対して測定される。

図４は、本発明の実施形態による図１の集計者として活動するサーバーを説明するための図である。
図４には、サーバー４０５を示す。
当業者は、サーバー４０５と接続することができる図に示さなかった構成要素、例えばモニター、キーボード、マウス、及び／又はプリンタのような他の入力／出力装置が含まれることは容易に理解できる。
また、サーバー４０５は、中央処理装置４１０、メモリ、ネットワークアダプター等のような伝統的な内部の構成要素を含む。

当業者は、サーバー４０５がＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）、ＷＡＮ（Ｗｉｄｅ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）、ＶＰＮ（Ｖｉｒｔｕａｌ Ｐｒｉｖａｔｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ）、又はインターネットのような任意のタイプであるネットワーク４１５のようなネットワークを通じて又は直接に他のサーバー、及び／又はコンピュータシステムと相互作用することは容易に理解できる。
また、図４で、ＬＡＮ又はＷＡＮを表示することにおいて、意図して１つのネットワーク４１５のみを示しているが、当業者は、サーバー４０５が任意の数のネットワークに接続され、各ネットワークは、同一又は異なるタイプであることを容易に理解できる。

ネットワークを通じた通信を可能にするため、サーバー４０５は、データを送信又は受信する送信機／受信機４２０を含む。
また、図４で、サーバー４０５は、伝統的なサーバーであるものとして示しているが、当業者は、サーバー４０５がデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ＰＤＡ（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｄｉｇｉｔａｌ ａｓｓｉｓｔａｎｔ）、又はスマートフォンを含む任意のタイプの機械又はコンピューティング装置であることを容易に理解できる。

サーバー４０５は、図２の装置２０５のような装置（パートナーにインセンティブを提供するストレージ装置）である装置４２５のような装置を含む。
図４を参照すると、装置４２５は、ＲＡＩＤ制御器４３０に接続されたものとして示す。
したがって、装置４２５は、ＲＡＩＤ制御器４３０を通じてサーバー４０５に接続される多様な装置の例であってもよい。
また、図４で、装置４２５がＲＡＩＤ制御器４３０を通じてサーバー４０５に接続されるが、当業者は、サーバー４０５がＲＡＩＤの一部ではないか、又は追加的なＲＡＩＤの一部である装置を含むことは容易に理解できる。

図２の装置２０５のような装置として、装置４２５は、図２の計測値の収集モジュール２３０を用いて計測値を収集する。
このような計測値は、収集された計測値４３５として示す。
上述したように、収集された計測値４３５は、図１の製造業者１１０に直接報告することができるか、又はこれらは、多様な装置から集計値を収集して図１の製造業者１１０に送付される報告を生成する集計者１３５に報告され得る。
集計者１３５は、サーバー４０５で実行されるソフトウェアによって具現することができるが、当業者は、集計者１３５がサーバー４０５と接続されるか、或いは装置（２０５、４２５、又は４４０）内に含まれる特殊な目的の機械として具現され得ることは容易に理解できる。

集計者１３５は、顧客識別子２２５を含む。
集計者１３５は、本発明の実施形態として、装置（２０５、４２５、又は４４０）のような顧客に配備されるすべての装置は、図１の顧客１２５の内部ネットワーク内の集計者１３５に報告することができる。
すべての装置は図１の顧客１２５に対し内部的であり、収集された計測値４３５を集計者１３５に報告するため、装置は、顧客識別子２２５を格納する必要が無い。代わりに、集計者１３５は、顧客識別子２２５を格納でき、図１の製造業者１１０に対する報告に顧客識別子２２５を含む。

一方、装置４２５、４４０が異なるパートナー識別子（配備パートナー識別子、ソフトウェアパートナー識別子、又はこれらの全て）を格納する。
例えば、装置４２５、４４０の配備の間に、図１の顧客１２５は、ハードウェアの配備又はソフトウェアの設置に対するパートナーを変更することができる。したがって、集計者１３５は、配備パートナー又はソフトウェアパートナーに関する任意の数のパートナーに対するデータを集計する。

サーバー４０５が内部的な装置４２５から収集された計測値４３５を受信することに加えて、集計者１３５は、装置４４０から収集された計測値４４５を受信することができる。
装置４２５と反対に、装置４４０は、サーバー４０５に対し内部的ではなく、ネットワーク４１５を通じてサーバー４０５及び集計者１３５と接続される。
したがって、図４は、単一の集計者１３５が図１の顧客１２５のすべての装置に対する計測値をこれらの位置に関わらず、収集できることを示す。
このために必要であることは、集計者１３５が装置から収集された計測値を受信できることである。

上述したように、ＲＡＩＤ制御器４３０を使用する理由は、収集された計測値を報告する時にＲＡＩＤ制御器４３０が図２の装置２０５又は装置４２５のような装置を制御できるからである。
ＲＡＩＤは、多重ディスクを含むので、各ディスクは、他のディスクがサーバー４０５から任意のトランザクション要請を処理する間、収集された計測値を報告する。
勿論、ＲＡＩＤが‘ＲＡＩＤ０’で動作中であるか、又はミラーリング無しでストライピングを遂行すれば、収集された計測値を報告するディスクと連関されたトランザクションは、該当装置がトランザクションを受信するまで待機しなければならない。
しかし、‘ＲＡＩＤ０’は、データ格納で余剰度を必要とする顧客によってほとんど使用されない。

図５は、計測値を図１の製造業者１１０又は図１及び図４の集計者１３５に報告する時に図２及び図４の装置２０５、４２５のような装置を制御する図４のＲＡＩＤ制御器４３０を説明するための図である。
図５を参照すると、ＲＡＩＤ制御器４３０は、４つの装置（４２５、５０５、５１０、５１５）を含むＲＡＩＤを制御するものとして示す。

ＲＡＩＤ制御器４３０は、各装置に交互に、該当装置が計測値を集計者１３５に報告するように指示する信号を伝送する。
例えば、スケジュールが装置（４２５、５０５、５１０、５１５）に収集された計測値を毎秒ごとに報告するようなことを含めば、ＲＡＩＤ制御器４３０は、各装置が計測値を２５０ｍｓの間隔で伝送するように制御する。
このような方法で、どんな場合であっても、ただ１つの装置のみが計測値を伝送し、したがって、ただ１つの装置のみが一瞬にＲＡＩＤから除外される。
サーバー４０５の観点から、ＲＡＩＤ内の個別装置が周期的に計測値を集計者１３５に報告し、データトランザクション処理が不可能であっても、ＲＡＩＤは、ダウン時間無しで持続的に動作するものと判断される。

図６は、図１の製造業者に計測値を報告する前に多様な装置から計測値を収集する本発明の実施形態による図１及び図４の集計者１３５の例を説明するための図である。
図６で、集計者１３５は、収集された計測値（４３５、４４５、６０５）を受信することを示す。
収集された計測値は、図２及び図４の同一の装置（２０５、４２５、又は４４０）から異なる時間に、図２及び図５の異なる装置（２０５、４２５、又は４４０）から、又はこれらの組み合わせから収集される。

集計者１３５は、このような計測値を集計した計測値６１０に組み合わせることができ、これは、報告６１５に含めることができる。
報告６１５は、配備パートナー識別子２１５及びソフトウェアパートナー識別子２２０を含むものとして示しており、したがって図１の製造業者１１０は、図１のパートナー１０５が図１の製造業者１１０によって提示されたインセンティブの目標を満足したか否かを判別することが可能である。
上述したように、報告６１５は、顧客識別子２２５をさらに包含でき、したがって製造業者１１０は、図２及び図４のいずれかの装置（２０５、４２５、又は４４０）がグレーマーケットに進入したか否かを判別することが可能である。

図６で、集計者１３５は、図４のサーバー４０５に設置されるものとして示す。
しかし、集計者１３５は、図１の製造業者１１０によって管理され、又はサードパーティによって管理されてもよい。
集計者１３５の位置に関わらず、集計者１３５は、図１の顧客１２５のような顧客が図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）をどのように活用するかに関する図３の集計値３０５を収集する同一の機能を遂行する。

集計者１３５が図１の顧客１２５の図４のサーバー４０５内で動作する時、集計者１３５は、単一の顧客に対するデータのみを集計する。
しかし、図１の製造業者１１０が報告６１５を通じて集計者１３５から集計された計測値６１０を受信する時、集計された計測値６１０は、図１の単一の顧客１２５から集計されたデータを示す。
したがって、製造業者１１０は、収集された計測値（４３５、４４５）を再び集計して、これらを他の顧客からの計測値と組み合わせることができる。再集計は、集計者１３５によって遂行されるものと根本的に同一の動作である。

図７は、本発明の実施形態による図１の製造業者として活動するサーバーの例をを説明するための図である。
図７を参照すると、サーバー７０５を示している。
サーバー７０５は、装置２０５に対する計測値３０５のようなデータを受信できる受信機７１０を含む。
受信機７１０は、標準コンピュータシステムの他の部分と通信する標準インターコネクトであってもよい。例示的に、サーバー７０５は、ネットワーク７１５を通じてデータを受信する。

通常的に、ネットワーク７１５は、図１の製造業者１１０と図１の顧客１２５とを接続する、インターネットのようなネットワークであってもよい。
しかし、当業者は、ネットワーク７１５がＬＡＮ、ＷＡＮ、ＶＰＮのように他のタイプであってもよいことが容易に理解できる。
また、図７で、１つのネットワーク７１５を示しているが、当業者は、サーバー７０５が同種の又は異種の任意の数のネットワークに接続されることは容易に理解できる。

サーバー７０５は、受信機７１０を通じて受信された図３の計測値３０５からデータを検索抽出するデータ検索抽出器７２０を使用する。
図３の計測値３０５からデータ検索抽出は、計測値３０５を分析して必要、又は関心があるデータを分離する（引き出す）ことを含む。
サーバー７０５は、検索抽出されたデータを用いて、図１のパートナー１０５がインセンティブの目標を達成したか否かを判別する。

例えば、図７で、インセンティブ７２５を示すが、インセンティブ７２５は、目標７３０を含む。
データ検索抽出器７２０は、図３の計測値３０５を分析して図１のパートナー１０５が目標７３０を満たしたか否かを判別する。
例えば、目標７３０としては、図１のパートナー１０５がインセンティブ７２５を満足するため、営業四半期（ｂｕｓｉｎｅｓｓ ｑｕａｒｔｅｒ）に１００００個のＳＳＤを配備（又は設置）する必要があることが記述される。

データ検索抽出器７２０は、現在の営業四半期に製造業者１１０に遠隔接触（ｐｈｏｎｅｄ ｈｏｍｅ）する固有のＳＳＤの数をカウントすることによって、現在の営業四半期に図１のパートナー１０５によって配備されるＳＳＤの数をカウントすることができる。
装置が図１の製造業者１１０に直接遠隔接続する代わりに図１の集計者１３５に遠隔接続すれば、データ検索抽出器７２０は、図３の計測値３０５を検討してどのくらいの固有の装置が現われるか否かを判別することができる。
パートナー１０５が目標を達成すれば、パートナー１０５は、インセンティブ７２５に従って補償される。補償器７３５は、パートナー１０５を補償するために使用される。

図８は、本発明の実施形態による、図１の製造業者１１０が図６で集計された計測値をどのように用いてパートナーがインセンティブを達成したか否かを判別する方法を説明するための図である。
図８を参照すると、異なる２つのインセンティブプログラムが提案される。
目標（符号８０５）は、パートナーが第１番目の会計四半期（ｆｉｓｃａｌ ｑｕａｒｔｅｒ）の間に１００００個より多いＳＳＤを配備（又は設置）すれば、パートナーは、１００００ドルのボーナス（インセンティブ（符号８１０））を受けることを示す。

図１の製造業者１１０は、集計された計測値６１０（図１の他の顧客１２５の図２の装置２０５から収集された計測値を考慮した）を用いて、図１のパートナー１０５が該当会計四半期に１００００個より多いＳＳＤを配備したか否かを判別する。
そのような場合、図１の製造業者１１０は、図１のパートナー１０５に１００００ドル（インセンティブ（符号８１０））を補償する。
一方、目標（符号８１５）は、パートナーが採用された特性（計測値３５０）を有する１００００個より多いＳＳＤを配備したら、該当パートナーは、２５０００ドルのボーナス（インセンティブ（符号８２０））を受け、ＳＳＤに対するユースケース（ｕｓｅ−ｃａｓｅ）情報を受信すること（インセンティブ（符号８２５））を示す。

図１の製造業者１１０は、集計された計測値６１０（図１の他の顧客１２５の図２の装置２０５から収集された計測値を考慮した）を用いて、図１のパートナー１０５が該当会計四半期の間に採用された特性を有する１００００個より多いＳＳＤを配備したか否かを判別する。
それにより、図１の製造業者１１０は、該当パートナーに２５０００ドル（インセンティブ（符号８２０））を補償し、図１のパートナー１０５にユースケース（ｕｓｅ−ｃａｓｅ）情報（インセンティブ（符号８２５））を提供することができる。

再び図７を参照すると、データ検索抽出器７２０は、他の用途を有することができる。
サーバー７０５は、データ検索抽出器７２０を使用して、図１の顧客１２５の図２及び図４の装置（２０５、４２５、及び／又は４４０）が予防的なメンテナンスを必要とするか否かを判別する。
予防的なメンテナンスは、予防的なメンテナンスのモジュール７４０を用いて提供される。
例えば、磨耗耐久度（図３の計測値３２０）が図２及び図４の装置（２０５、４２５、及び／又は４４０）が予想されることより大きいソフトエラーカウントを有することを示すと、図２及び図４の装置（２０５、４２５、及び／又は４４０）は、該当問題を解決するための予防的なメンテナンスを必要とする。
このような予防的なメンテナンスは、図２及び図４の装置（２０５、４２５、及び／又は４４０）でファームウェアを更新するか、或いは図２及び図４の装置（２０５、４２５、及び／又は４４０）でエラー訂正コードを強化することから図２及び図４の装置（２０５、４２５、及び／又は４４０）を適切な環境に置換することまで多様なことを含む。

データ検索抽出器７２０の他の用途は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）がグレーマーケットにあるか否かを判別することである。
図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が報告する顧客識別子が図１の製造業者１１０が予想する図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）の顧客識別子と一致しなければ、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）は、グレーマーケットで販売された可能性がある。
他の例として、図１の製造業者１１０は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が現在顧客の特定な位置にあると信頼するが、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が図１の製造業者１１０に図３の計測値３０５を報告しなければ、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）は、グレーマーケットで販売された可能性がある。

勿論、図３の計測値３０５の報告失敗は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）がグレーマーケットで販売されたという確定的な証拠ではないが、報告を失敗した装置は、交替され得る。
しかし、図３の計測値３０５の報告失敗は、グレーマーケットでの販売の例示である。
図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が適切な顧客の位置に設置されず、グレーマーケットで販売されれば、図１の製造業者１１０は、適切な措置をとることができる。
例えば、図１の製造業者１１０は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）の識別子を用いて、図１のどのパートナー１０５が該当装置の権利を有するか否かを追跡する。
図１の製造業者１１０は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が顧客の位置に設置されず、グレーマーケットに進入させたことを許容したことに対して図１のパートナー１０５をペナルティーを課すことができる。

図９Ａ及び図９Ｂは、本発明の実施形態による図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が計測値を収集し、図１の製造業者１１０に報告する手続例を説明するためのフローチャートである。
図９ＡのステップＳ９０５で、図１の配備パートナー１０５は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）を図１の顧客１２５０に配備又は設置する。

ステップＳ９１０で、図１の配備パートナー１０５は、図２の配備パートナー識別子２１５及び図２のソフトウェアパートナー識別子２２０を図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）のストレージ装置２１０の格納スペースに格納する。
ステップＳ９１５で、図１の配備パートナー１０５は、図２の顧客識別子２２５を図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）のストレージ装置２１０の格納スペースに格納する。
他の例として、ステップＳ９１０、Ｓ９１５は、図１の配備パートナー１０５によって格納されず、図１の製造業者１１０によって遂行されることができる。

ステップＳ９２０で、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）は、計測値を収集するように制御する信号をＲＡＩＤ制御器４３０から受信する。
図４及び図５を参照して説明したように、ＲＡＩＤ制御器４３０は、図２及び図４の装置（２０５、４０５、４４０）を交互に制御して、サーバー４０５にＲＡＩＤアレイが持続的に使用可能であるように見せるようにすることができる。
ステップＳ９２５で、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）は、図２の計測値の収集モジュール２３０を用いて計測値を収集する。

図９ＢのステップＳ９３０で、図２の計測値の収集モジュール２３０は、図２の配備パートナー識別子２１５及び図２のソフトウェアパートナー識別子２２０にアクセスする。つまり、図２のストレージ装置２１０の格納スペースにアクセスする。
ステップＳ９３５で、図２の計測値の収集モジュール２３０は、図２の顧客識別子２２５に図２のストレージ装置２１０の格納スペース経由でアクセスする。
ステップＳ９４０で、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）は、図４で収集された計測値（４３５、４４５）を図１及び図４の集計者１３５に報告する。
他の例として、ステップＳ９４５で、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）は、図４で収集された計測値（４３５、４４５）を図１の製造業者１１０に報告する。

図９Ａ及び図９Ｂ、そして以下で説明するフローチャートにて、本発明による実施形態を示す。
しかし、当業者は、ステップの順序を変更することによって、又はステップを省略することによって、又は図に示さなかったステップを追加することによって本発明による他の実施形態が可能であることが容易に理解できる。
フローチャートのこのようなすべての変更は、別途に明示されない限り、本発明の技術的思想に含まれることと看做される。

図１０は、本発明の実施形態による図１及び図４の集計者１３５が図２及び図４の多様な装置（２０５、４２５、又は４４０）から計測値を集計し、図６で集計された計測値６１０を図１の製造業者１１０に報告する手続例を説明するためのフローチャートである。
図１０のステップＳ１００５で、図１及び図４の集計者１３５は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）から図４で収集された計測値（４３５、４４５）を受信する。
ステップＳ１０１０で、図１及び図４の集計者１３５は、図４で収集された計測値（４３５、４４５）を図６で集計された計測値６１０に集計し、図７で集計された計測値６１０、図２の配備パートナー識別子、そして図２のソフトウェアパートナー識別子を図６の報告６１５に含めることができる。
ステップＳ１０１５で、図１及び図４の集計者１３５は、図２の顧客識別子２２５を図６の報告６１５に含めることができる。
ステップＳ１０２０で、図１及び図４の集計者１３５は、図６の報告６１５を図１の製造業者１１０に伝送する。

図１１Ａ〜図１１Ｃは、本発明の実施形態による図１の製造業者１１０が図２及び図４の装置から計測値を検索抽出してパートナーがインセンティブを満たすか否かを判別する手続例を説明するためのフローチャートである。
図１１ＡのステップＳ１１０５で、図１の製造業者１１０は、顧客から図６の報告６１５を受信する。
ステップＳ１１１０で、図１の製造業者１１０は、図６の報告６１５から図２の配備パートナー識別子２１５を判別する。

ステップＳ１１１５で、図１の製造業者１１０は、図６の報告６１５から図２のソフトウェアパートナー識別子２２０を判別する。
ステップＳ１１２０で、図１の製造業者１１０は、図６の報告６１５から図６で集計された計測値６１０を検索抽出して、図１の配備パートナー１０５が図８のインセンティブ（符号８１０、８２０、８２５）の図８の目標（符号８０５、８１５）に到達したか否かを判別する。
「はい」であれば、ステップＳ１１２５で、図１の製造業者１１０は、図８のインセンティブ（符号８１０、８２０、８２５）に基づいて図１の配備パートナー１０５を補償する。
このような補償は、ステップＳ１１３０に示すように、図１の配備パートナーにユースケース（ｕｓｅ−ｃａｓｅ）情報を提供することを含む。

図１１ＢのステップＳ１１３５で、図１の製造業者１１０は、図６の報告６１５から図６で集計された計測値を検索抽出して図１のソフトウェアパートナー１０５が図８のインセンティブ（符号８１０、８２０、８２５）の図８の目標（符号８０５、８１５）に到達したか否かを判別する。
「はい」であれば、ステップＳ１１４０で、図１の製造業者１１０は、図８のインセンティブ（符号８１０、８２０、８２５）に基づいて図１のソフトウェアパートナー１０５を補償する。
このような補償は、ステップＳ１１４５に示すように、図１のソフトウェアパートナーにユースケース（ｕｓｅ−ｃａｓｅ）情報を提供することを含む。
ステップＳ１１５０で、図１の製造業者１１０は、図６の報告６１５から図２の顧客識別子２２５を判別する。
ステップＳ１１５５で、図１の製造業者１１０は、図６で集計された計測値を検索抽出して図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）の動作状態を判別する。

図１１ＣのステップＳ１１６０で、図１の製造業者１１０は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が予想通りに動作するか否かを判別する。
「いいえ」であれば、ステップＳ１１６５で、図１の製造業者１１０又はパートナー１０５は、図１の顧客１２５に対して予防的なメンテナンスを遂行することを提案する。
予防的なメンテナンスの例は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）のファームウェアの更新又は図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）の交替を含む。
図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が予防的なメンテナンスを必要とするかどうかに関わらず、ステップＳ１１７０で、図１の製造業者１１０は、図６で集計された計測値６１０を検索抽出して図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が予想された位置に配備又は設置されたか否かを検証する。

ステップＳ１１７５で、図１の製造業者１１０は、図２及び図５の装置（２０５、４２５、又は４４０）が予想通りに配備されたか否かが判別される。
「いいえ」であれば、ステップＳ１１８０で、図１の製造業者１１０は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が予想通りに設置されず、グレーマーケットで販売されたものとして判別する。
ステップＳ１１７０で、図１の製造業者１１０は、図６で集計された計測値６１０を用いて図１の顧客１２５に設置されることとして予想される装置が存在しないか否かを判別する。
図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）に対する計測値の欠如は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）がグレーマーケットで販売されたことを確定するものではない。
図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）は、故障によって交替されることができる。しかし、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が動作すべきの時に図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）に対する計測値が欠如されたことは、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）がグレーマーケットで再販売されたことを暗示する。

図１２は、本発明の実施形態による図１の製造業者１１０がグレーマーケットに進入した図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）を処理する手続例を説明するためのフローチャートである。
ステップＳ１２０５で、図１の製造業者１１０は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）がグレーマーケットに進入することを許容したパートナーにペナルティーを課す。

このようなペナルティーは、例えば図１のパートナー１０５に対する経済的なペナルティー又は図１のパートナーが臨時的に、又は永久的に図１の製造業者１１０の製品に接近することを拒否することを含む。
経済的なペナルティーは、図１のパートナー１０５に装置（２０５、４２５、又は４４０）がグレーマーケットに進入することを許容したことに対して罰金を支払うことを要請すること、図１の製造業者１１０の将来の製品に対する図１のパートナー１０５の費用を増加させること、又は図１のパートナー１０５に満たされたインセンティブの支払いを拒否することを含む。

他の例として、又はステップＳ１２０５に加えて、ステップＳ１２１０で、図１の製造業者１１０は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）を非活性化することができる。
例えば、図１の製造業者１１０は、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が動作を停止することを指示する信号を図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）に伝送する。
図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）を非活性化することは、図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）が図４のサーバー４０５又は顧客の他のコンピュータからの要請に応答することを中止するように図２及び図４の装置（２０５、４２５、又は４４０）に単純に指示すること、又は格納されたデータに永久的にアクセスできないように操作して破壊することを含む。

後述する説明は、本発明の実施形態による一側面が具現された適切な機械の、簡潔的で一般的な説明を提供する。
一般的に、本発明に係る機械は、プロセッサ、ＲＡＭ（ｒａｎｄｏｍ ａｃｃｅｓｓ ｍｅｍｏｒｙ）、ＲＯＭ（ｒｅａｄ−ｏｎｌｙ ｍｅｍｏｒｙ）又は他の状態維持媒体のようなメモリ、ストレージ装置、ビデオインターフェイス、そして入力／出力インターフェイスポートに付着されるシステムバスを含む。
機械は、他の機械から受信される指示、仮想現実ＶＲ（Ｖｉｒｔｕａｌ Ｒｅａｌｉｔｙ）、環境との相互作用、生体認識（ｂｉｏｍｅｔｒｉｃ）のフィードバック又は他の入力信号によるだけではなく、キーボード、マウス等のような伝統的な入力装置から入力によって少なくとも一部分が制御され得る。
ここで、“機械”は、単一の機械、広義の機械又は通信可能にして接続された機械、仮想の機械、又は共に動作する装置のシステムを幅広く含む。
例示的な機械は、自動車、汽車、タクシー等のような個人用又は共用の輸送手段のような輸送装置だけではなく、個人用コンピュータ、ワークステーション、サーバー、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルド装置、電話機、タブレット等のようなコンピューティング装置を含む。

本発明に係る機械は、プログラム可能である又はプログラム可能ではない論理装置又はアレイ、ＡＳＩＣｓ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｐｅｃｉｆｉｃ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔｓ）、実装型のコンピュータ、スマートカード等のような実装型の制御器を含む。
本発明に係る機械は、ネットワークインターフェイス、モデム、又は他の通信接続のようなことを通じて１つ又はそれより多い遠隔機械との１つ又はそれより多い接続を活用する。
本発明に係る機械は、イントラネット、インターネット、ＬＡＮ、ＷＡＮ等のような物理、及び／又は論理ネットワークの方法に相互本発明に係るされ得る。
当業者は、ネットワーク通信が無線周波数（ＲＦ）、衛星、極超短波（ｍｉｃｒｏｗａｖｅ）、ＩＥＥＥ８０２．１１（Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ ｏｆ Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌ ａｎｄ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｓ）、ブルートゥース（登録商標）、光、赤外線、ケーブル、レーザー等を含む多様な有線、及び／又は無線短距離又は長距離キャリヤ、及びプロトコルを活用することは容易に理解できる。

本発明の実施形態は、本発明に係る機械によってアクセスされた時に該当機械が作業を遂行することを誘発したり、又は抽象的なデータタイプ又は低レベルのハードウェアコンテキストを定義することを誘発させる関数、手続、データ構造、応用プログラム等を含む連関したデータと連携して又は参照して説明される。
連関したデータは、例えばＲＡＭ、ＲＯＭ等のような揮発性、及び／又は不揮発性メモリ又はハードドライブ、フロッピー（登録商標）ディスク、光学ストレージ、テープ、フラッシュメモリ、メモリスティック（登録商標）、デジタルビデオディスク、生体ストレージ等のような他のストレージ装置及び連関した貯藏媒体に格納されることができる。
連関したデータは、パケット、直列データ、並列データ、転送信号等のような形態に物理的、及び／又は論理的ネットワークを含む転送環境を通じて配布することができ、圧縮された又は暗号化されたフォーマットに使用することができる。連関したデータは、分散環境で使用することができ、機械のアクセスに対して地域的、及び／又は遠隔であってもよい。

本発明の実施形態は、本発明の技術的思想の原理を遂行するように指示し、１つ又はそれより多いプロセッサによって実行可能な命令を含む類型の非臨時機械判読の可能媒体を含む。
後述する実施形態を参照して本発明の技術的思想の原理が説明したが、後述する実施形態は、本発明の技術的思想から逸脱しなく、配備及び詳細側面で修正することができ、必要な任意の方法に組み合わされ得ることは容易に理解できる。
後述する説明は、具体的な実施形態が集中するが、他の構成が考慮することができる。
具体的には、“本発明の実施形態による”又は“本発明の技術的思想による”のような表現又はこれと類似な表現が使用されるが、このような表現は、参照的で例示的な幅広い可能性を意味し、本発明の技術的思想を具体的な構成に限定しない。このような表現は、他の実施形態と組み合わせ可能な同一又は他の実施形態を参照することができる。
後述する実施形態は、本発明の技術的思想を限定しない。一部の実施形態のみを説明するが、当業者は、記載された本発明の新規の技術的思想及び長所から逸脱しないかぎり、このような実施形態に対する数多い修正が可能であることが容易に理解できる。
したがって、このようなすべての修正は、請求の範囲に記載されたところにより、本発明の技術的思想に含むべきである。
本発明の技術的思想は、下記の実施形態（Ｓｔａｔｅｍｅｎｔ）に拡張することができるが、これに限定されない。

第１実施形態によれば、本発明による実施形態は、以下の装置を含む。装置は、ストレージ装置の製造業者パートナーを識別するパートナー識別子に対する格納スペースを含むストレージ装置、ストレージ装置の動作の計測値の収集が可能し、ストレージ装置内に位置した計測値の収集モジュール、そして収集された計測値及びパートナー識別子を製造業者に伝送する伝送機を含む。製造業者は、収集された計測値及びパートナー識別子を用いてパートナーにインセンティブを提供する。
第２実施形態によれば、第１実施形態の装置で、ストレージ装置は、ＲＡＩＤ制御器に接続される。装置は、収集された計測値の製造業者への伝送をトリガする信号をＲＡＩＤ制御器から受信する受信機をさらに含む。
第３実施形態によれば、第１実施形態の装置で、送信機は、収集された計測値を集計機に伝送するように構成される。集計機は、収集された計測値を第２ストレージ装置から第２計測値と共に集計し、集計された計測値を製造業者に伝送する。

第４実施形態によれば、第１実施形態の装置で、収集された計測値は、サービス時間当たりの容量、アップ時間、磨耗耐久度、品質保証期間、延長品質保証期間、動作性能、作業負荷プロファイル、サービスされたアプリケーション、採用された特性、そしてストレージ内の演算性能を含むセットから選択される。
第５実施形態によれば、第１実施形態の装置で、パートナー識別子は、配備パートナー識別子及びソフトウェアパートナー識別子を含む。製造業者は、計測値及び配備パートナー識別子を用いて配備パートナーにインセンティブを提供し、計測値及びソフトウェアパートナー識別子を用いてソフトウェアパートナーにインセンティブを提供する。
第６実施形態によれば、第１実施形態の装置で、ストレージ装置は、ストレージ装置を利用する顧客を識別する顧客識別子に対する格納スペースをさらに含む。送信機は、収集された計測値、パートナー識別子及び顧客識別子を製造業者に伝送するように構成される。製造業者は、顧客識別子を用いてストレージ装置がグレーマーケットで販売されていないかどうかを検証することができる。

第７実施形態によれば、本発明による実施形態は、非臨時命令が格納された類型の貯藏媒体を含む物品（ａｒｔｉｃｌｅ）を含む。命令が機械によって実行されれば、第１ストレージ装置及び第２ストレージ装置の製造業者パートナーを識別するパートナー識別子及び第１計測値を第１ストレージ装置から集計者で受信する段階、第２計測値及びパートナー識別子を第２ストレージ装置から集計者で受信する段階、第１計測値及び第２計測値をパートナー識別子を含む報告として集計する段階、そして報告を製造業者に伝送する段階が遂行される。製造業者は、報告内で集計された計測値及びパートナー識別子を用いてパートナーにインセンティブを提供する。
第８実施形態によれば、第７実施形態の物品から、第１計測値を第１ストレージ装置から集計者で受信する段階は、複数の（ｍｕｌｔｉｐｌｅ）第１計測値を第１ストレージ装置から集計者で受信する段階を含む。第２計測値を第２ストレージ装置から集計者で受信する段階は、複数の第２計測値を第２ストレージ装置から集計者で受信する段階を含む。
第９実施形態によれば、第７実施形態の物品で、第１計測値を第１ストレージ装置から集計者で受信する段階は、第１計測値を第１ストレージ装置から第１集計者で第１時間に受信する段階を含む。第２計測値を第２ストレージ装置から集計者で受信する段階は、第２計測値を第２ストレージ装置から集計者で第２時間に受信する段階を含む。第１時間及び第２時間は、時差がある。

第１０実施形態によれば、第７実施形態の物品で、第１計測値及び第２計測値を報告として集計する段階は、第１計測値及び第２計測値をパートナー識別子及び顧客識別子を含む報告として集計する段階を含む。製造業者は、顧客識別子を用いて第１ストレージ装置及び第２ストレージ装置がグレーマーケットで販売されていないかどうかを検証することができる。
第１１実施形態によれば、本発明による実施形態は、システムを含む。システムは、装置及びサーバーを含む。装置は、ストレージ装置の製造業者パートナーを識別するパートナー識別子に対する貯藏所を含むストレージ装置、ストレージ装置内に位置し、ストレージ装置の動作の計測値の収集が可能な計測値の収集モジュール、そして収集された計測値及びパートナー識別子を集計者エージェントに伝送する送信機を含む。サーバーは、ストレージ装置及び少なくとも１つの他のストレージ装置から収集された計測値及びパートナー識別子を受信することができ、収集された計測値をパートナー識別子を含む報告として集計できる集計者エージェント、そして報告を製造業者に伝送する送信機を含む。製造業者は、収集された計測値及びパートナー識別子を用いてパートナーにインセンティブを提供する。
第１２実施形態によれば、第１１実施形態のシステムで、装置は、サーバー内に設置される。

第１３実施形態によれば、第１２実施形態のシステムで、サーバーは、ＲＡＩＤ制御器を含み、装置は、ＲＡＩＤ制御器に接続される。装置は、収集された計測値の集計者エージェントへの伝送をトリガする信号をＲＡＩＤ制御器から受信する受信機をさらに含む。
第１４実施形態によれば、第１１実施形態のシステムで、装置は、ネットワークを通じてサーバーと通信する。
第１５実施形態によれば、第１１実施形態のシステムで、パートナー識別子は、配備パートナー識別子及びソフトウェアパートナー識別子を含む。製造業者は、報告内の計測値及び配備パートナー識別子を用いて配備パートナーにインセンティブを提供し、報告内の計測値及びソフトウェアパートナー識別子を用いてソフトウェアパートナーにインセンティブを提供する。

第１６実施形態によれば、第１１実施形態のシステムで、ストレージ装置は、ストレージ装置を利用する顧客を識別する顧客識別子に対する格納スペースをさらに含む。送信機は、収集された計測値、パートナー識別子及び顧客識別子を製造業者に伝送するように構成される。製造業者は、顧客識別子を用いてストレージ装置がグレーマーケットで販売されていないかどうかを検証することができる。
第１７実施形態によれば、本発明による実施形態は、システムを含む。システムは、サーバー、サーバーで顧客の装置から計測値を受信するように構成される受信機、サーバーに格納されたインセンティブ、サーバーに格納されたインセンティブの目標、計測値を検索抽出してパートナーがインセンティブの目標を達成したか否かを判別するデータ検索抽出器、そしてパートナーがインセンティブの目標を達成すれば、インセンティブに基づいてパートナーを補償する補償器を含む。
第１８実施形態によれば、第１７実施形態のシステムで、サーバーに格納されたインセンティブは、サーバーに格納された第１複数のインセンティブを含む。サーバーに格納されたインセンティブの目標は、サーバーに格納された第１複数のインセンティブの第２複数の目標を含む。

第１９実施形態によれば、第１７実施形態のシステムで、受信機は、顧客の装置から集計機を通じて計測値を受信するように構成される。
第２０実施形態によれば、第１９実施形態のシステムで、受信機は、顧客の少なくとも第２装置に対する他の計測値及び計測値を集計者を通じて受信するように構成される。
第２１実施形態によれば、第１７実施形態のシステムで、受信機は、第２顧客の少なくとも第２装置に対する他の計測値を受信するように構成される。

第２２実施形態によれば、第１７実施形態のシステムで、補償器は、パートナーに装置に対するユースケース情報を提供するように構成される。
第２３実施形態によれば、第１７実施形態のシステムで、データ検索抽出器は、計測値を検索抽出して装置がグレーマーケットで販売されたか否かを判別するように構成される。
第２４実施形態によれば、第１７実施形態のシステムは、計測値の装置が予防的なメンテナンスを必要とすることを示す時、装置に対して予防的なメンテナンスを提供する予防的なメンテナンスモジュールをさらに含む。

第２５実施形態によれば、本発明による実施形態は、以下の方法を含む。方法は、ストレージ装置の製造業者パートナーによって顧客に対して配備されたストレージ装置を用いて計測値を収集する段階、ストレージ装置に格納され、パートナーを識別するパートナー識別子をアクセスする段階、そして計測値及びパートナー識別子をストレージ装置の製造業者に報告する段階を含む。製造業者は、計測値及びパートナー識別子を用いてパートナーにインセンティブを提供する。
第２６実施形態によれば、第２５実施形態の方法で、パートナー識別子にアクセスする段階は、ストレージ装置に格納され、配備パートナーを識別する配備パートナー識別子及びソフトウェアパートナーを識別するソフトウェアパートナー識別子にアクセスする段階を含む。計測値及びパートナー識別子を製造業者に報告する段階は、計測値、配備パートナー識別子及びソフトウェアパートナー識別子を製造業者に報告する段階を含む。製造業者は、計測値及び配備パートナー識別子を用いて配備パートナーにインセンティブを提供することができ、計測値及びソフトウェアパートナー識別子を用いてソフトウェアパートナーにインセンティブを提供する。
第２７実施形態によれば、第２５実施形態の方法で、計測値を収集する段階は、ストレージ装置が計測値を収集するように制御する信号をＲＡＩＤ制御器からストレージ装置で受信する段階を含む。

第２８実施形態によれば、第２５実施形態の方法は、ストレージ装置の配備する間にパートナーによってパートナー識別子をストレージ装置に格納する段階をさらに含む。
第２９実施形態によれば、第２５実施形態の方法で、ストレージ装置を用いて計測値を収集する段階で、計測値は、サービス時間当たりの容量、アップ時間、磨耗耐久度、品質保証期間、延長品質保証期間、動作性能、作業負荷プロファイル、サービスされたアプリケーション、採用された特性、ストレージ内の演算性能を含むセットから選択される。
第３０実施形態によれば、第２５実施形態の方法で、計測値及びパートナー識別子を製造業者に報告する段階は、計測値を集計者に報告する段階を含む。集計者は、計測値を第２ストレージ装置から第２計測値と集計し、集計された計測値を製造業者に報告する。

第３１実施形態によれば、第２５実施形態の方法で、ストレージ装置に格納されたパートナー識別子をアクセスする段階は、ストレージ装置に格納され、顧客を識別する顧客識別子をアクセスする段階を含む。計測値及びパートナー識別子をストレージ装置の製造業者に報告する段階は、計測値、パートナー識別子及び顧客識別子をストレージ装置の製造業者に報告する段階を含む。製造業者は、顧客識別子を用いてストレージ装置がグレーマーケットで販売されていないかどうかを検証することができる。
第３２実施形態によれば、第２５実施形態の方法は、製造業者から計測値を受信する段階、計測値を検索抽出してパートナーがインセンティブの目標を達成したか否かを判別する段階、そしてパートナーがインセンティブの目標を達成したら、インセンティブに基づいてパートナーを補償する段階をさらに含む。
第３３実施形態によれば、第３２実施形態の方法で、計測値を受信する段階は、計測値及びストレージ装置が配備された顧客を識別する顧客識別子を受信する段階を含む。計測値を検索抽出する段階は、計測値を検索抽出してストレージ装置がグレーマーケットに進入したか否かを判別する段階を含む。

第３４実施形態によれば、第３３実施形態の方法で、計測値を検索抽出してストレージ装置がグレーマーケットに進入したか否かを判別する段階は、ストレージ装置がグレーマーケットに進入することを許容したパートナーにペナルティーを課す段階を含む。
第３５実施形態によれば、第３３実施形態の方法で、計測値を検索抽出してストレージ装置がグレーマーケットに進入したか否かを判別する段階は、ストレージ装置を非活性化する段階を含む。
第３６実施形態によれば、本発明による実施形態は、以下の方法を含む。方法は、集計者が第１ストレージ装置から第１計測値及び第１ストレージ装置及び第２ストレージ装置の製造業者パートナーを識別するパートナー識別子を受信する段階、集計者が第２ストレージ装置から第２計測値及びパートナー識別子を受信する段階、第１計測値及び第２計測値をパートナー識別子を含む報告として集計する段階、そして報告を製造業者に伝送する段階を含む。製造業者は、報告内で集計された計測値及びパートナー識別子を用いてパートナーにインセンティブを提供する。

第３７実施形態によれば、第３６実施形態の方法で、集計者が第１ストレージ装置から第１計測値を受信する段階は、集計者が第１ストレージ装置から複数の第１計測値を受信する段階を含む。集計者が第２ストレージ装置から第２計測値を受信する段階は、集計者が第２ストレージ装置から複数の第２計測値を受信する段階を含む。第１計測値及び第２計測値を報告として集計する段階は、複数の第１計測値及び複数の第２計測値を報告として集計する段階を含む。
第３８実施形態によれば、第３６実施形態の方法で、集計者が第１ストレージ装置から第１計測値を受信する段階は、集計者が第１時間に第１ストレージ装置から第１計測値を受信する段階を含む。集計者が第２ストレージ装置から第２計測値を受信する段階は、集計者が第２時間に第２ストレージ装置から第２計測値を受信する段階を含む。第１時間及び第２時間は、時差がある。
第３９実施形態によれば、第３８実施形態の方法で、集計者が第１時間に第１ストレージ装置から第１計測値を受信する段階で、第１ストレージ装置は、ＲＡＩＤ制御器に接続される。集計者が第２時間に第２ストレージ装置からの第２計測値を受信する段階で、第２ストレージ装置は、ＲＡＩＤ制御器に接続される。ＲＡＩＤ制御器は、第１ストレージ装置が第１計測値を第１時間に集計者に報告するように指示し、第２ストレージ装置が第２計測値を第２時間に集計者に報告するように指示する。

第４０実施形態によれば、第３６実施形態の方法で、第１計測値及び第２計測値を報告として集計する段階で、報告は、パートナー識別子及びストレージ装置が配備された顧客を識別する顧客識別子を含む。製造業者は、顧客識別子を用いて第１ストレージ装置及び第２ストレージ装置がグレーマーケットで販売されていないかどうかを検証することができる。
第４１実施形態によれば、本発明による実施形態は、以下の方法を含む。方法は、複数の顧客から各々少なくとも１つのストレージ装置に対して収集された計測値及びストレージ装置の製造業者パートナーを識別するパートナー識別子を含む報告を受信する段階、報告を検索抽出してパートナーがインセンティブの目標を達成したか否かを判別する段階、そしてパートナーがインセンティブの目標を達成したら、インセンティブに基づいてパートナーを補償する段階を含む。
第４２実施形態によれば、第４１実施形態の方法で、報告を検索抽出する段階は、報告を検索抽出してパートナーが複数のインセンティブの各々の目標を達成したか否かを判別する段階を含む。インセンティブに基づいてパートナーを補償する段階は、パートナーが複数のインセンティブの中でいずれかの目標を達成すれば、パートナーが目標を達成したインセンティブに基づいてパートナーを補償する段階を含む。

第４３実施形態によれば、第４１実施形態の方法で、報告を受信する段階は、複数の顧客から各々少なくとも１つのストレージ装置に対して収集された計測値、ストレージ装置の製造業者の配備パートナーを識別する配備パートナー識別子及びストレージ装置の製造業者のソフトウェアパートナーを識別するソフトウェア識別子を含む報告を受信する段階を含む。報告を実施形態する段階は、報告を実施形態して配備パートナーが第１インセンティブの目標を達成したか否かを判別する段階、そして報告を実施形態してソフトウェアパートナーが第２インセンティブの目標を達成したか否かを判別する段階を含む。インセンティブに基づいてパートナーを補償する段階は、配備パートナーが第１インセンティブの目標を達成したら、第１インセンティブに基づいて配備パートナーを補償する段階、そしてソフトウェアパートナーが第２インセンティブの目標を達成したら、第２インセンティブに基づいてソフトウェアパートナーを補償する段階を含む。
第４４実施形態によれば、第４１実施形態の方法で、インセンティブに基づいてパートナーを補償する段階は、パートナーにストレージ装置に関するユースケース情報を提供する段階を含む。
第４５実施形態によれば、第４１実施形態の方法で、報告を受信する段階は、複数の顧客から各々少なくとも１つのストレージ装置に対して収集された計測値、パートナー識別子及び少なくとも１つのストレージ装置が配備された顧客を識別する顧客識別子を含む報告を受信する段階を含む。報告を検索抽出する段階は、報告を検索抽出してストレージ装置がグレーマーケットに進入するか否かを判別する段階を含む。

第４６実施形態によれば、第４５実施形態の方法で、報告を検索抽出してストレージ装置がグレーマーケットに進入するか否かを判別する段階は、ストレージ装置がグレーマーケットに進入することを許容したパートナーにペナルティーを課す段階を含む。
第４７実施形態によれば、第４５実施形態の方法で、報告を検索抽出してストレージ装置がグレーマーケットに進入するか否かを判別する段階は、ストレージ装置を非活性化する段階を含む。
第４８実施形態によれば、第４１実施形態の方法で、報告を検索抽出する段階は、報告を検索抽出して少なくとも１つのストレージ装置の動作状態を判別する段階を含む。第４１実施形態の方法は、少なくとも１つのストレージ装置の動作状態が少なくとも１つのストレージ装置が予防的なメンテナンスを必要であることを示すと、少なくとも１つのストレージ装置に対して予防的なメンテナンスを提供する段階をさらに含む。

第４９実施形態によれば、第４８実施形態の方法で、少なくとも１つのストレージ装置に予防的なメンテナンスを提供する段階は、少なくとも１つのストレージ装置のファームウェアを更新する段階を含む。
第５０実施形態によれば、第４８実施形態の方法で、少なくとも１つのストレージ装置に予防的なメンテナンスを提供する段階は、少なくとも１つのストレージ装置の交替を推薦する段階を含む。
第５１実施形態によれば、本発明による実施形態は、以下の方法を含む。方法は、複数の顧客から各々少なくとも１つのストレージ装置に対して収集された計測値及びストレージ装置の製造業者パートナーを識別するパートナー識別子を含む報告を受信する段階、報告を検索抽出して、いずれかのストレージ装置がグレーマーケットに進入したか否かを判別する段階、そしてストレージ装置がグレーマーケットに進入することを許容したパートナーにペナルティーを課す段階を含む。

第５２実施形態によれば、第５１実施形態の方法は、ストレージ装置を非活性化する段階をさらに含む。
第５３実施形態によれば、本発明による実施形態は、以下の方法を含む。方法は、ストレージ装置の製造業者パートナーによって顧客に対して配備されたストレージ装置を用いて計測値を収集する段階、ストレージ装置に格納され、パートナーを識別するパートナー識別子にアクセスする段階、計測値及びパートナー識別子をストレージ装置の製造業者に報告する段階、ストレージ装置の製造業者で計測値及びパートナー識別子を受信する段階、製造業者で他の計測値及びパートナー識別子を受信する段階、製造業者によって計測値及び他の計測値を検索抽出してパートナーがインセンティブの目標を達成したか否かを判別する段階、そしてパートナーがインセンティブの目標を達成したら、インセンティブに基づいてパートナーを補償する段階を含む。
第５４実施形態によれば、第５３実施形態の方法で、パートナー識別子にアクセスする段階は、ストレージ装置に格納され、配備パートナーを識別する配備パートナー識別子及びソフトウェアパートナーを識別するソフトウェアパートナー識別子にアクセスする段階を含む。計測値及びパートナー識別子を製造業者に報告する段階は、計測値、配備パートナー識別子及びソフトウェアパートナー識別子を製造業者に報告する段階を含む。報告を検索抽出する段階は、報告を検索抽出して配備パートナーが第１インセンティブの目標を達成したか否かを判別する段階、そして報告を検索抽出してソフトウェアパートナーが第２インセンティブの目標を達成したか否かを判別する段階を含む。インセンティブに基づいてパートナーを補償する段階は、配備パートナーが第１インセンティブの目標を達成したら、第１インセンティブに基づいて配備パートナーを補償する段階、そしてソフトウェアパートナーが第２インセンティブの目標を達成したら、第２インセンティブに基づいてソフトウェアパートナーを補償する段階を含む。

第５５実施形態によれば、第５３実施形態の方法で、製造業者で他の計測値及びパートナー識別子を受信する段階は、製造業者で少なくとも第２顧客から他の計測値及びパートナー識別子を受信する段階を含む。
第５６実施形態によれば、第５３実施形態の方法で、ストレージ装置を用いて計測値を収集する段階で、計測値は、サービス時間当たりの容量、アップ時間、磨耗耐久度、品質保証期間、延長品質保証期間、動作性能、作業負荷プロファイル、サービスされたアプリケーション、採用された特性、そしてストレージ内の演算性能を含むセットから選択されることができる。
第５７実施形態によれば、第５３実施形態の方法で、ストレージ装置に格納されたパートナー識別子にアクセスする段階は、ストレージ装置に格納され顧客を識別する顧客識別子にアクセスする段階を含む。計測値及びパートナー識別子をストレージ装置の製造業者に報告する段階は、計測値、パートナー識別子及び顧客識別子をストレージ装置の製造業者に報告する段階を含む。第５３実施形態の方法は、製造業者によって顧客識別子を用いてストレージ装置がグレーマーケットで販売されたか否かを判別する段階をさらに含む。

第５８実施形態によれば、第５７実施形態の方法で、製造業者によって顧客識別子を利用する段階は、ストレージ装置がグレーマーケットに進入することを許容したパートナーにペナルティーを課す段階を含む。
第５９実施形態によれば、第５７実施形態の方法で、製造業者によって顧客識別子を利用する段階は、ストレージ装置を非活性化することを含む。
第６０実施形態によれば、第５３実施形態の方法で、計測値及びパートナー識別子をストレージ装置の製造業者に報告する段階は、ストレージ装置から計測値及びパートナー識別子を集計者に報告する段階、集計者がストレージ装置から計測値及びパートナー識別子を受信する段階、集計者が第２ストレージ装置から第２計測値及びパートナー識別子を受信する段階、計測値及び第２計測値をパートナー識別子を含む報告として集計する段階、そして報告を製造業者に送信する段階を含む。

第６１実施形態によれば、第６０実施形態の方法で、集計者がストレージ装置から計測値を受信する段階は、集計者がストレージ装置から複数の計測値を受信する段階を含む。集計者が第２ストレージ装置から第２計測値を受信する段階は、集計者が第２ストレージ装置から複数の第２計測値を受信する段階を含む。計測値及び第２計測値を報告として集計する段階は、複数の計測値及び複数の第２計測値を報告として集計する段階を含む。
第６２実施形態によれば、第６０実施形態の方法で、計測値及び第２計測値を報告として集計する段階で、報告は、パートナー識別子及びストレージ装置が配備された顧客を識別する顧客識別子を含む。第６０実施形態の方法は、製造業者によって顧客識別子を用いてストレージ装置がグレーマーケットで販売されたか否かを判別する段階を含む。
第６３実施形態によれば、第６２実施形態の方法で、製造業者によって顧客識別子を使用する段階は、ストレージ装置がグレーマーケットに進入することを許容したパートナーにペナルティーを課す段階を含む。

第６４実施形態によれば、第６２実施形態の方法で、製造業者によって顧客識別子を使用する段階は、ストレージ装置を非活性化する段階を含む。
第６５実施形態によれば、第５３実施形態の方法で、計測値を検索抽出する段階は、計測値及び他の計測値を検索抽出してパートナーが複数のインセンティブの各々の目標を達成したか否かを判別する段階を含む。インセンティブに基づいてパートナーを補償する段階は、パートナーが複数のインセンティブの中でいずれかの目標を達成すれば、パートナーが達成した目標に対するインセンティブに基づいてパートナーを補償する段階を含む。
第６６実施形態によれば、第５３実施形態の方法で、インセンティブに基づいてパートナーを補償する段階は、パートナーにストレージ装置に対するユースケース情報を提供する段階を含む。

本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。

１０５ パートナー
１１０ 製造業者
１２５ 顧客
１３５ 集計者
２０５、４２５、４４０、５０５、５１０、５１５ 装置（パートナーにインセンティブを提供するストレージ装置）
２１０ ストレージ装置
２１５ 配備パートナー識別子
２２０ ソフトウェアパートナー識別子
２２５ 顧客識別子
２３０ 計測値の収集モジュール
２３５ 送信機
２４０、７１０ 受信機
３０５ 計測値
３１０ サービス時間当たりの容量
３１５ アップ時間
３２０ 磨耗耐久度
３２５ 品質保証期間
３３０ 延長品質保証期間
３３５ 動作性能
３４０ 作業負荷プロファイル
３４５ サービスされたアプリケーション
３５０ 採用された特性
３５５ ストレージ内の演算性能
４０５、７０５ サーバー
４１０ 中央処理装置
４１５、７１５ ネットワーク
４２０ 送信機／受信機
４３０ ＲＡＩＤ制御器
４３５、４４５、６０５ 収集された計測値
６１０ 集計された計測値
６１５ 報告
７２０ データ検索抽出器
７２５ インセンティブ
７３０ 目標
７３５ 補償器
７４０ 予防的なメンテナンスモジュール

Claims (20)

1. パートナーにインセンティブを提供するストレージ装置であって、
   パートナー識別子の格納スペースを含むストレージ装置と、
   前記ストレージ装置の動作（ｏｐｅｒａｔｉｏｎ）の計測値（ｍｅｔｒｉｃｓ）を収集するよう構成される計測値の収集モジュールと、
   前記収集された計測値及び前記パートナー識別子を前記ストレージ装置の製造業者に伝送するよう構成される送信機と、を有し、
   前記パートナー識別子は、前記ストレージ装置の前記製造業者のパートナーを識別するものであり、
   前記製造業者は、前記収集された計測値及び前記パートナー識別子を用いて前記パートナーにインセンティブ（ｉｎｃｅｎｔｉｖｅ）を提供することを特徴とするパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置。
2. 前記ストレージ装置は、ＲＡＩＤ（Ｒｅｄｕｎｄａｎｔ Ａｒｒａｙ ｏｆ Ｉｎｄｅｐｅｎｄｅｎｔ Ｄｉｓｋｓ）制御器に接続され、
   前記パートナーにインセンティブを提供するストレージ装置は、前記収集された計測値の前記製造業者に対する送信をトリガする信号を前記ＲＡＩＤ制御器から受信する受信機をさらに有することを特徴とする請求項１に記載のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置。
3. 前記送信機は、前記収集された計測値を集計者（ａｇｇｒｅｇａｔｏｒ：アグリゲーター）に送信し、
   前記集計者は、前記収集され送信された計測値を第２ストレージ装置からの第２計測値と集計し、前記第２計測値と集計された計測値を前記製造業者に送信することを特徴とする請求項１に記載のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置。
4. 前記収集された計測値は、サービス時間当たりの容量、アップ時間、磨耗耐久度、品質保証期間、延長品質保証期間、動作性能、作業負荷プロファイル、サービスされたアプリケーション、採用された特性、及びストレージ内の演算性能を含む一群から選択される一つ以上であることを特徴とする請求項１に記載のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置。
5. 前記パートナー識別子は、配備（Ｄｅｐｌｏｙｍｅｎｔ）パートナー識別子及びソフトウェアパートナー識別子を含み、
   前記製造業者は、前記収集された計測値と前記配備パートナー識別子を用いて配備パートナーにインセンティブを提供し、前記収集された計測値と前記ソフトウェアパートナー識別子を用いてソフトウェアパートナーにインセンティブを提供することを特徴とする請求項１に記載のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置。
6. 前記ストレージ装置は、前記ストレージ装置を用いて顧客（Ｃｕｓｔｏｍｅｒ）を識別する顧客識別子の格納スペースをさらに含み、
   前記送信機は、前記収集された計測値、前記パートナー識別子、及び前記顧客識別子を前記製造業者に伝送するよう構成され、
   前記製造業者は、前記顧客識別子を用いて前記ストレージ装置がグレーマーケット（ｇｒｅｙ ｍａｒｋｅｔ：正規流通ではない市場）で販売されていないかどうかを検証することを特徴とする請求項１に記載のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置。
7. ストレージ装置の製造業者のパートナーによって顧客に対し配備された前記ストレージ装置を用いて計測値を収集する段階と、
   前記ストレージ装置に格納され、前記パートナーを識別するパートナー識別子にアクセスする段階と、
   前記計測値及び前記パートナー識別子を前記ストレージ装置の前記製造業者に報告する段階と、を有し、
   前記製造業者は、前記計測値及び前記パートナー識別子を用いて前記パートナーにインセンティブを提供することを特徴とするパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置の方法。
8. 前記パートナー識別子にアクセスする段階は、前記ストレージ装置に格納され、配備パートナーを識別する配備パートナー識別子及びソフトウェアパートナーを識別するソフトウェアパートナー識別子にアクセスする段階を含み、
   前記計測値及び前記パートナー識別子を前記製造業者に報告する段階は、前記計測値、前記配備パートナー識別子、そして前記ソフトウェアパートナー識別子を前記製造業者に報告する段階を含み、
   前記製造業者は、前記計測値及び前記配備パートナー識別子を用いて前記配備パートナーにインセンティブを提供し、前記計測値及び前記ソフトウェアパートナー識別子を用いて前記ソフトウェアパートナーにインセンティブを提供することを特徴とする請求項７に記載のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置の方法。
9. 前記計測値を収集する段階は、前記ストレージ装置にて前記ストレージ装置が前記収集された計測値を収集するよう制御する信号をＲＡＩＤ制御器から受信する段階を含むことを特徴とする請求項７に記載のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置の方法。
10. 前記計測値は、サービス時間当たりの容量、アップ時間、磨耗耐久度、品質保証期間、延長品質保証期間、動作性能、作業負荷プロファイル、サービスされたアプリケーション、採用された特性、及びストレージ内の演算性能を含む一群から選択される一つ以上であることを特徴とする請求項７に記載のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置の方法。
11. 前記計測値及び前記パートナー識別子を前記製造業者に報告する段階は、前記計測値を集計者に報告する段階を含み、
    前記集計者は、前記計測値を第２ストレージ装置からの第２計測値とさらに集計して、前記さらに集計された計測値を前記製造業者に報告することを特徴とする請求項７に記載のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置の方法。
12. 前記ストレージ装置に格納された前記パートナー識別子にアクセスする段階は、前記ストレージ装置に格納され、前記顧客を識別する顧客識別子にアクセスする段階を含み、
    前記計測値及び前記パートナー識別子を前記ストレージ装置の前記製造業者に報告する段階は、前記計測値、前記パートナー識別子、及び前記顧客識別子を前記ストレージ装置の前記製造業者に報告する段階を含み、
    前記製造業者は、前記顧客識別子を用いて前記ストレージ装置がグレーマーケット（ｇｒｅｙ ｍａｒｋｅｔ：正規流通ではない市場）で販売されていないかどうかを検証することを特徴とする請求項７に記載のパートナーにインセンティブを提供するストレージ装置の方法。
13. 複数の顧客から報告を受信する段階と、
    インセンティブの目標をパートナーが達成したか否かを判別するために前記報告を検索抽出（ｍｉｎｉｎｇ）する段階と、
    前記パートナーが前記インセンティブの目標を達成した場合、前記インセンティブに従って前記パートナーを補償する段階と、を有し、
    前記報告の各々は、少なくとも１つのストレージ装置に対して収集された計測値及び前記ストレージ装置の製造業者の前記パートナーを識別するパートナー識別子を含むことを特徴とするパートナーにインセンティブを提供する方法。
14. 前記報告を検索抽出する段階は、前記パートナーが複数のインセンティブの各々の目標を達成したか否かを判別するために前記報告を検索抽出する段階をさらに含み、
    前記インセンティブに基づいて前記パートナーを補償する段階は、前記パートナーが前記複数のインセンティブの中でいずれかの前記目標を達成した場合、前記パートナーが達成した前記目標に対するインセンティブに従って前記パートナーを補償する段階を含むことを特徴とする請求項１３に記載のパートナーにインセンティブを提供する方法。
15. 前記報告の各々は、前記少なくとも１つのストレージ装置に対して前記収集された計測値、前記ストレージ装置の前記製造業者の配備パートナーを識別する配備パートナー識別子、及び前記ストレージ装置の前記製造業者のソフトウェアパートナーを識別するソフトウェアパートナー識別子を含み、
    前記報告を検索抽出する段階は、前記報告を検索抽出して前記配備パートナーが第１インセンティブの目標を達成したか否かを判別する段階と、
    前記報告を検索抽出して前記ソフトウェアパートナーが第２インセンティブの目標を達成したか否かを判別する段階と、を含み、
    前記インセンティブに基づいて前記パートナーを補償する段階は、前記配備パートナーが前記第１インセンティブの目標を達成した場合、前記第１インセンティブに従って前記配備パートナーを補償する段階と、
    前記ソフトウェアパートナーが前記第２インセンティブの目標を達成した場合、前記第２インセンティブに基づいて前記ソフトウェアパートナーを補償する段階と、を含むことを特徴とする請求項１３に記載のパートナーにインセンティブを提供する方法。
16. 前記インセンティブに従って前記パートナーを補償する段階は、前記ストレージ装置に対する使用状況（ｕｓｅ−ｃａｓｅ）情報を前記パートナーに提供する段階を含むことを特徴とする請求項１３に記載のパートナーにインセンティブを提供する方法。
17. 前記報告の各々は、前記少なくとも１つのストレージ装置に対して前記収集された計測値、前記パートナー識別子、及び顧客識別子を含み、
    前記顧客識別子は、前記ストレージ装置が配備された顧客を識別し、
    前記報告を検索抽出する段階は、前記報告を検索抽出して、いずれかのストレージ装置がグレーマーケットに進入したか否かを判別する段階を含むことを特徴とする請求項１３に記載のパートナーにインセンティブを提供する方法。
18. 前記報告を検索抽出する段階は、前記報告を検索抽出して前記少なくとも１つのストレージ装置の動作状態を判別する段階を含み、
    前記少なくとも１つのストレージ装置の前記動作状態が前記少なくとも１つのストレージ装置で予防的なメンテナンスが必要であることを示した場合、前記少なくとも１つのストレージ装置に予防的なメンテナンスを提供する段階をさらに有することを特徴とする請求項１３に記載のパートナーにインセンティブを提供する方法。
19. 複数の顧客から報告を受信する段階と、
    ストレージ装置がグレーマーケットに進入したか否かを判別するために前記報告を検索抽出する段階と、
    前記ストレージ装置が前記グレーマーケット（ｇｒｅｙ ｍａｒｋｅｔ：正規流通ではない市場）に進入することを許容したパートナーにペナルティーを課す段階と、を有し、
    各報告は、少なくとも１つのストレージ装置に対して収集された計測値及び前記ストレージ装置の製造業者のパートナーを識別するパートナー識別子を含むことを特徴とするパートナーにペナルティーを課す方法。
20. 前記ストレージ装置を非活性化する段階をさらに有することを特徴とする請求項１９に記載のパートナーにペナルティーを課す方法。
    

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