JP2016200864A - メッセージサービスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】メッセージの差出人が指定する宛先人だけがメッセージを出力可能なメッセージサービスシステムを提供する。また、簡易な方法により迅速にメッセージを送ることができるメッセージサービスシステムを提供する。【解決手段】本発明のメッセージサービスシステムは、個人認証用データに対応する記録データを認証用データベースで検索し、対応する記録データがあるときは、記録データに基づき特定される個人を宛先人として指定するメッセージを、メッセージデータベースで検索し、メッセージを抽出し、出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、通信ネットワークを利用するメッセージサービスシステムに関し、特に、メッセージの差出人が指定する宛先人だけにメッセージを出力するメッセージサービスシステムに関する。
インターネット等の通信ネットワークを利用するメッセージサービスが普及している。たとえば、特許文献1に開示されているメッセージシステムは、差出人である第1の人が作成したメッセージをメッセージセンタで受領・保管し、メッセージの宛先人である第2の人に、メッセージの存在を通知する。第2の人からのメッセージの開示要求をメッセージセンタが受領すると、第2の人がメッセージにアクセスしてもよいかどうかを判断した後、第2の人にメッセージを提供する。
しかし、特許文献1に記載されているメッセージシステムでは、メッセージの宛先人である第2の人にメッセージの存在を通知する工程が必要であり、また第2の人は、メッセージの開示を要求する工程が必要であるため、工程が複雑であり、メッセージを迅速に伝達することが難しい。
また、特許文献2に開示されているメッセージシステムは、メッセージの差出人が、CDカードにより登録サイトにログインし、メッセージとIDとパスワードを入力し、登録し、データをデータベースに格納する。つぎに、宛先人は、差出人からCDカードを入手し、CDカードによりメッセージサーバにアクセスし、差出人から入手したIDとパスワードを入力し、差出人からのメッセージを受け取る。
しかし、特許文献2に記載されているメッセージシステムでは、差出人がCDカードを使ってメッセージを登録し、その後、差出人は、そのCDカードを宛先人に贈り、宛先人は、送られてきたCDカードを使ってメッセージを入手する。このため、作業が煩雑であり、メッセージを手早く連絡することができない。
特表2008−510233号公報 特開2003−108467号公報
本発明の課題は、メッセージの差出人が指定する宛先人だけがメッセージを出力可能なメッセージサービスシステムを提供することにある。また、本発明は、簡易な方法により迅速にメッセージを送ることができるメッセージサービスシステムを提供することを課題とする。
本発明は、メッセージの差出人が指定する宛先人だけにメッセージを出力するメッセージサービスシステムであって、第1の端末装置と、第2の端末装置と、第1の端末装置及び第2の端末装置と通信可能なサーバ装置とを備える。第1の端末装置は、メッセージの差出人側に保持される。第2の端末装置は、メッセージの宛先人がメッセージを受け取る住宅に設置され、第1の端末装置と通信可能である。また、個人認証をするためのデータを予め記録してある認証用データベースは、第2の端末装置又はサーバ装置に格納されている。
第1の端末装置が、メッセージの宛先人の指定及びメッセージを含む差出人情報を受け取ると、その情報をサーバ装置に送信し、サーバ装置は、メッセージの宛先人の指定情報に基づき、宛先人がメッセージを受け取る第2の端末装置へ差出人情報を送信する。第2の端末装置は、差出人情報を記録するメッセージデータベースを有するとともに、個人認証用データを読み取る認証装置からデータの受信が可能であるように構成されている。
第2の端末装置は、サーバ装置から差出人情報を受信すると、情報をメッセージデータベースに記録し、個人認証用データを認証装置から受信すると、認証用データベースにアクセスし、受信した個人認証用データに対応する記録データを認証用データベースで検索する。対応する記録データがあるときは、記録データに基づき特定される個人を宛先人として指定するメッセージをメッセージデータベースで検索し、メッセージを抽出し、出力する。
認証用データベースがサーバ装置に格納されているときは、第2の端末装置は、個人認証用データを認証装置から受信すると、受信したデータをサーバ装置に送信する。サーバ装置は、受信した個人認証用データに対応する記録データを認証用データベースで検索し、対応する記録データがあるときは、記録データに基づき特定される個人情報を第2の端末装置に送信する。第2の端末装置は、受信した個人情報により特定される個人を宛先人として指定するメッセージをメッセージデータベースで検索し、メッセージを抽出し、出力することができる。
第1の端末装置は、差出人からのメッセージ情報を音声により受け取る態様が好ましい。また、第2の端末装置は、メッセージを音声により出力する態様が好ましい。第2の端末装置は、メッセージを出力した後、メッセージを出力した旨の通知を第1の端末装置に送信する態様が好適である。一方、第2の端末装置は、個人認証用データと対応する記録データがあるときに、住宅の扉を解錠する態様が好ましい。認証装置としては、指の静脈パターンのデータを読み取る装置が好適である。
本発明のメッセージサービスシステムによれば、メッセージの差出人が特定する宛先人だけがメッセージを出力することができ、簡単な操作により、手早くメッセージを伝えることができる。
本発明のメッセージサービスシステムの全体の構成を示す図である。 本発明のメッセージサービスシステムで使用するサーバ装置の機能を示す図である。 本発明の制御手段をCPUにより実現したときのサーバ装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明のメッセージサービスシステムを実施するフローチャートを例示する図である。 本発明のメッセージサービスシステムを実施するフローチャートの他の例を示す図である。 メッセージの差出人側に保持される第1の端末装置における表示画面を示す図である。 メッセージの宛先人側にある第2の端末装置の表示画面を示す図である。 データベースの構成を示す概念図である。
本発明のメッセージサービスシステムの全体の構成を図1に示す。図1に示すように、本発明のメッセージサービスシステムでは、サーバ装置100と、第1の端末装置101と、第2の端末装置102とが、インターネット103に接続しているため、サーバ装置100と、第1の端末装置101と、第2の端末装置102との間で相互に通信が可能である。図1には、第1の端末装置101と第2の端末装置102とを各々1つずつ備える態様を例示するが、システムの使用態様に応じて、第1の端末装置101と、第2の端末装置102とを各々複数設けることができる。
図1においては、サーバ装置100と端末装置101,102がインターネット103に接続しているが、インターネットの代わりに電話回線又は専用回線により接続することが可能であり、有線又は無線の形式により相互に通信が可能である。第1の端末装置101は、メッセージの差出人側に保持される。また、第2の端末装置102は、メッセージの宛先人がメッセージを受け取る住宅に設置される。
本発明のメッセージサービスシステムで使用するサーバ装置の機能を図2に示す。図2において、入力手段11は、差出人からのメッセージ情報等を入力するためのものである。入力手段11により情報が入力されると、入力された情報は、制御手段12により記憶手段14に記録される。記録された情報は、表示手段13により表示し、確認することができる。図2に示すサーバ装置は、インターネット等を通じて第1の端末装置及び第2の端末装置と接続しているため、通信手段15によりデータを受信又は送信することができる。第1の端末装置及び第2の端末装置の機能も、図2に示すサーバ装置の機能と同様である。
図2における制御手段をCPUにより実現したときのサーバ装置のハードウェア構成を図3に例示する。図3に示すように、制御手段であるCPU22には、表示手段であるディスプレイ23と、入力手段であるキーボード/マウス21と、通信手段である通信回路25と、メモリー26と、データベース24を格納する記憶手段と、CD−ROMドライブ27とが接続している。また、データベース24には、オペレーティングシステム(OS)31と、メッセージ情報32と、他の情報33とが記録されている。他の情報には、メッセージの宛先人の指定情報、個人認証をするための蓄積情報等がある。たとえば、メッセージの宛先人の指定情報が入力されると、制御手段は、データベースを検索し、宛先人がメッセージを受け取る住宅に設置されている第2の端末装置のIPアドレス情報等を抽出し、制御手段は、その情報をディスプレイに表示し、記憶手段への記録等をする。
必要に応じて、CD−ROMドライブ27により、CD−ROM28から情報をインストールすることが可能である。また、CD−ROMドライブ27によることなく、通信回路25により情報をダウンロードすることも可能である。一方、通信回路25を通じて、たとえば第1の端末装置からの情報をデータベース24に記録することができる。かかるサーバ装置としては、所定の機能を備えるパーソナルコンピュータ等を有効に利用できる。第1の端末装置及び第2の端末装置のハードウェア構成も、図3に示すサーバ装置のハードウェア構成と同様である。
また、第1の端末装置は、メッセージの宛先人の指定とメッセージを含む差出人側からの情報を屋外で受け取る態様が多いため、表示手段と入力手段をタッチパネルとして一体化したスマートフォンを使用すると簡便である。また、第1の端末装置には、メッセージの宛先人の指定及びメッセージを含む差出人情報を受け取る機能を有する携帯電話機を使用することができる。一方、第2の端末装置は、個人認証用データを読み取る認証装置からデータの受信が可能であるように構成され、メッセージを音声出力する態様においては、別に出力手段としてスピーカを備える。
本発明のメッセージサービスシステムを実施するフローチャートを図4に例示する。本発明のメッセージサービスシステムは、ハードウェアと協働して、図4の処理を行う。個人認証をするためのデータを予め記録してある認証用データベースは、第2の端末装置又はサーバ装置に格納されるが、図4に示すシステムでは、認証用データベースが、第2の端末装置に格納されている。認証用データベースが第2の端末装置に格納されている態様は、第2の端末装置内で個人認証が完了するため、メッセージサービスの工程を単純化できる点で有利である。
図4に示すように、第1の端末装置は、メッセージの宛先人の指定及びメッセージを含む差出人情報を受け取り(ステップS11)、差出人情報のデータベースに記録する。つぎに、第1の端末装置は、差出人情報をサーバ装置に送信する(ステップS12)。受信したサーバ装置は、差出人情報に含まれるメッセージの宛先人の指定情報に基づき、指定された宛先人がメッセージを受け取る第2の端末装置へ差出人情報を送信する(ステップS1)。
図8は、データベースの構成を示す概念図であり、図8(a)は、差出人情報のデータベースの例である。図8(a)に示すように、差出人情報のデータベースには、送信日時と差出人とメッセージに関する情報が記録され、また、メッセージの宛先人の指定情報として、宛先人と宛先の情報が記録される。宛先は、宛先人がメッセージを受け取る第2の端末装置であり、第2の端末装置のIPアドレス等が記録される。また、これらの情報には、インデックスが付される。上述のように、第1の端末装置では、差出人情報を受け取ると(ステップS11)、CPUは、差出人情報を、図8(a)に示すデータベースに記録し、表示部に表示し、サーバ装置に送信する(ステップS12)。
第2の端末装置は、メッセージの宛先人がメッセージを受け取る住宅に設置されている。宛先人の指定情報に、第2の端末装置のIPアドレス等の宛先情報を含めているときは、宛先情報に基づき、サーバ装置は、指定された第2の端末装置に差出人情報を送信する。また、宛先人の指定情報に、宛先情報を含めていないときは、サーバ装置のデータベースに、宛先人と、その宛先人がメッセージを受け取る宛先情報を記録しておく。宛先人の指定情報を受信したとき、サーバ装置は、宛先人の情報に基づき、データベースを検索し、宛先情報を抽出して、第2の端末装置に差出人情報を送信する。
第2の端末装置は、差出人情報を記録するメッセージデータベースを有し、個人認証用データを読み取る認証装置からデータの受信が可能であるように構成されている。図4に示すように、第2の端末装置は、サーバ装置から差出人情報を受信すると、メッセージデータベースに差出人情報を記録しておく(ステップS21)。その後、認証装置が個人認証用データを読み取ることにより、第2の端末装置は、個人認証用データを認証装置から受信し(ステップS22)、記録する。つぎに、第2の端末装置は、認証用データベースにアクセスし、認証装置から受信した個人認証用データに対応する記録データがあるかどうかを認証用データベースで検索する(ステップS23)。本明細書において、データが対応するとは、両データが一致する場合のほか、公知のマッチング処理により両データの一致率が所定の閾値以上である場合をいう。
図8(b)は、メッセージデータベースの構成を例示する概念図である。図8(b)に示すメッセージデータベースは、図8(a)に示す差出人情報のデータベースと同様の項目であるが、2人の宛先人に宛てたメッセージが記録されている。図8(c)は、認証用データベースの構成を示す概念図である。認証用データベースには、図8(c)に例示するように、メッセージの宛先人である個人認証用の記録データが予め蓄積されている。上述のように、第2の端末装置では、個人認証用データを認証装置から受信すると(ステップS22)、CPUは、認証装置から受信した個人認証用データに対応する記録データがあるかどうかについて、認証用データベースで検索する(ステップS23)。
図8(c)に例示する認証用データベースの検索により、対応する記録データがあるときは、CPUは、対応する記録データ(認証用データ)に基づき、個人を特定する。その後、CPUは、図8(b)に例示するメッセージデータベースにおいて、その個人を宛先人として指定するメッセージを検索し(図4のステップS24)、メッセージを抽出し、出力する(図4のステップS25)。一方、認証装置から受信した個人認証用データに対応する記録データがないときは、メッセージの宛先人が特定されないから、メッセージは出力されない。したがって、本発明のメッセージサービスシステムによれば、メッセージの差出人が指定する宛先人だけが簡易な方法で迅速にメッセージを出力することができる。
本発明のメッセージサービスシステムを実施するフローチャートの他の例を図5に示す。本発明のメッセージサービスシステムは、ハードウェアと協働して、図5の処理を行う。図5に示すシステムでは、個人認証をするためのデータを予め記録してある認証用データベースが、サーバ装置に格納されている。認証用データベースがサーバ装置に格納されている態様は、認証用データベースに記録する情報量が大きくても、情報を記録することが可能であり、個人認証を支障なく行うことができる点で有利である。図5に示すフローチャートにおいて、第1の端末装置による差出人情報の受け取り(ステップS11)と、差出人情報の送信(ステップS12)と、サーバ装置による情報の送信(ステップS1)と、第2の端末装置による情報の記録(ステップS21)とは、図4に示すフローチャートと同様であり、前述のとおりである。
その後、図5に示すように、認証装置が個人認証用データを読み取ることにより、第2の端末装置は、個人認証用データを認証装置から受信する(ステップS22)。つぎに、第2の端末装置が、受信した個人認証用データをサーバ装置に送信すると(ステップS26)、サーバ装置では、CPUが、認証用データベースにアクセスし、受信した個人認証用データに対応する記録データがあるかどうかについて、認証用データベースで検索する(ステップS2)。
検索により、対応する記録データがあるときは、対応する記録データに基づき特定される個人情報を第2の端末装置に送信する(ステップS3)。受信した第2の端末装置では、CPUが、受信した個人情報に基づき特定される個人を宛先人として指定するメッセージをメッセージデータベースで検索し(ステップS24)、メッセージを抽出し、出力する(ステップS25)。認証用データベースとメッセージデータベースの検索や抽出等の方法は前述と同様である。一方、第2の端末装置から受信した個人認証用データに対応する記録データがないときは、メッセージの宛先人が特定されないから、メッセージは出力されない。したがって、本発明のメッセージサービスシステムによれば、メッセージの差出人が指定する宛先人だけが簡易な方法で迅速にメッセージを出力することができる。
図6は、メッセージの差出人側に保持される第1の端末装置における表示画面であり、メッセージの宛先人の指定及びメッセージを含む差出人情報を確認することができる。図6に示す例では、タイトルが「メッセージ送信画面」と表示され、「差出人」の欄と、「宛先人」の欄により構成される。「差出人」の欄には、差出人の名前と、送信日時とメッセージが表示されている。差出人の名前は、予め登録されている人名リストの中から選定されることにより入力される態様が便利である。また、送信日時は、送信時に自動的に表示されるようにすることができる。
「宛先人」の欄には、宛先人の名前と、宛先情報が表示されている。宛先人の名前も、予め登録されている人名リストの中から選定される態様が簡易である。また、宛先人として、差出人が指定される態様も可能であり、差出人が屋外で忘れないようにメモをする代わりにメッセージを残しておき、自宅に帰ってからメッセージを聞くことができる。第2の端末装置は、メッセージの宛先人がメッセージを受け取る住宅に設置され、第2の端末装置にはメッセージを含む差出人情報が送信され、第2の端末装置がメッセージを出力する。このため、メッセージの宛先人の名前が入力されると、宛先人が指定されると同時に、送信先である第2の端末装置も自動的に指定され、「宛先」欄に表示される態様が好ましい。
メッセージを出力する第2の端末装置が自宅に複数あり、たとえば宛先人の自宅の玄関先と居間の双方に第2の端末装置があり、帰宅後、居間で落ち着いてから、メッセージを聞くように設定するには、予め登録しておいた複数の宛先の中から、居間を選択する。図6に示す例では、差出人は「お母さん」であり、メッセージの宛先人は「アヤちゃん」(娘)であり、指定された宛先は「玄関先」である。図6に示す例では、メッセージは、キーボードにより文字入力されている。メッセージ入力後、「送信します」がクリックされると、「メッセージ送信画面」の情報がサーバ装置に送信される。
第1の端末装置が、スマートフォンや一般の携帯電話機等の音声の受信が可能な装置であるときは、差出人からのメッセージ情報を音声により受け取ることができる。差出人からのメッセージ情報を音声により受け取る態様は、メッセージ情報を迅速に受け取ることができる点と、メッセージを受信する第2の端末装置においてメッセージを容易に音声で出力できる点で好ましい。また、第2の端末装置が、メッセージを音声により出力する態様は、親近感を持ってメッセージを伝えることができる点で好ましい。第1の端末装置は、差出人からのメッセージ情報を音声による受け取ると、音声信号を電気信号に変換し、モデムによりデジタル化した後、データベースに記録し、メッセージ情報としてデータ送信をし、必要に応じて再生する。一方、第2の端末装置がメッセージを音声出力するときは、メッセージのデジタル情報をモデムによりアナログ化した後、電気信号を音声信号に変換する。
図7は、メッセージの宛先人側にある第2の端末装置の表示画面であり、図7に示す例では、タイトルが「メッセージ受信画面」と表示され、「差出人」の欄と、「宛先人」の欄により構成される。「差出人」の欄には、差出人の名前と、送信日時とメッセージが表示されている。また、「宛先人」の欄には、宛先人の名前と、宛先情報が表示されている。図7の例では、キーボードにより文字入力されたメッセージが表示されている。
第2の端末装置が、メッセージを出力した後、メッセージを出力した旨の通知を第1の端末装置に送信する態様は、メッセージを伝えたい宛先人にメッセージが伝わったことをメッセージの差出人が確認できる点で好ましい。メッセージの出力した旨の通知は、たとえば図6に示すように、「メッセージの受け取り通知」の欄を設け、「宛先人が、メッセージを受け取りました。受け取り日時:2015年 3月18日 午後5:12」と表示することにより行う。
一方、個人認証用データに対応する記録データがあるときは、第2の端末装置が、住宅の扉の電磁ロックを解錠する態様が好ましい。第2の端末装置は、メッセージの宛先人がメッセージを受け取る住宅に設置されており、個人認証用データに対応する記録データの存在により、宛先人であることが確認できているため、扉の解錠により、帰宅した宛先人の入室を容易にすることができる。また、解錠しても不審者の侵入を招くことはなく、安全を保つことができる。扉の前にいる宛先人にメッセージを出力した後、扉を解錠し、宛先人を迎え入れることも可能であり、扉を解錠し、宛先人を自宅に迎え入れた後、屋内でメッセージを出力することも可能である。
認証装置は、個人認証用データを読み取る装置であり、個人認証用データとして、指の静脈パターンのデータを読み取る装置が好ましい。静脈パターンは、体内情報であるため偽造が難しく、認証装置の小型化が可能である。また、静脈パターンは、ヒトの遺伝情報(DNAの塩基配列)により定まるものではないため、遺伝情報が同一である一卵性双生児同士であっても、それぞれの静脈パターンが異なるため、個人認証の識別精度が高い点で有利である。
この認証装置の具体的な態様を例示すると、被検者が指を挿入する筐体の内面に、発光ダイオード(LED)等の光源を設け、LEDに対向する内面に、CCD撮像素子を配置する。LEDとしては、(近)赤外線LEDを使用し、CCD撮像素子のほかに、CMOSセンサ等の2次元光センサを使用することができる。LEDが照射する光が指を透過し、静脈パターンの透過光画像をCCD撮像素子で捉え、デジタル信号に変換し、記録する。認証装置から得られる個人認証用データと、個人認証用データベースに予め記録してある記録データとは、公知のマッチング処理により比較し、一致率が所定の閾値以上であるときは、両データは対応するとして個人認証をする。
認証装置として、指の指紋パターンのデータを読み取る装置を使用することができる。指の指紋パターンは、個人により異なり、加齢により変化しないため、指の指紋パターンによる個人認証は、普及度と成熟度が高い技術であり、装置の小型化が可能である。
認証装置として、カードリーダーを使用し、ICカードに記録されている情報と、予め登録されている情報とを比較することにより個人認証を行うことができる。ICカードには、接触型と非接触型があり、接触型ICカードは、カードリーダーに挿入して使用し、挿入時にカードリーダーへデータを提供し、カードリーダーから電源の供給を受ける。接触型ICカードは、記録できる情報量が大きい点で有利である。一方、非接触型ICカードは、アンテナを内蔵しているため、カードリーダーにかざして使用する。ICカードのアンテナは、カードリーダーからの電波を受信し、この電波をエネルギとして情報を無線でカードリーダーに送信する。非接触型ICカードは、カードの方向によらず、カードリーダーにかざすだけで情報を送信することができ、IC回路がカードの表面に露出していないため、汚れや劣化が少なく、保守が容易である。その他、虹彩、顔や声紋等を読み取る認証装置を利用することができる。
メッセージの差出人が指定する宛先人だけがメッセージを出力可能なメッセージサービスシステムを提供することができる。
11 入力手段
12 制御手段
13 表示手段
14 記憶手段
15 通信手段
21 キーボード/マウス
22 CPU
23 ディスプレイ
24 データベース
25 通信回路
26 メモリー
27 CD−ROMドライブ
28 CD−ROM
31 OS
32 メッセージ情報
33 他の情報
100 サーバ装置
101 第1の端末装置
102 第2の端末装置
103 インターネット

Claims (7)

  1. メッセージの差出人が指定する宛先人だけにメッセージを出力するメッセージサービスシステムであって、
    メッセージの差出人側に保持される第1の端末装置と、
    メッセージの宛先人がメッセージを受け取る住宅に設置され、第1の端末装置と通信可能な第2の端末装置と、
    第1の端末装置及び第2の端末装置と通信可能なサーバ装置とを備え、
    個人認証をするためのデータを予め記録してある認証用データベースが、第2の端末装置又はサーバ装置に格納されており、
    第1の端末装置が、メッセージの宛先人の指定及びメッセージを含む差出人情報を受け取ると、該情報をサーバ装置に送信し、
    サーバ装置は、メッセージの宛先人の指定情報に基づき、前記宛先人がメッセージを受け取る第2の端末装置へ差出人情報を送信し、
    第2の端末装置は、
    差出人情報を記録するメッセージデータベースを有するとともに、個人認証用データを読み取る認証装置からデータの受信が可能であるように構成されており、
    サーバ装置から前記差出人情報を受信すると、該情報をメッセージデータベースに記録し、
    個人認証用データを認証装置から受信すると、認証用データベースにアクセスし、受信した個人認証用データに対応する記録データを認証用データベースで検索し、
    対応する記録データがあるときは、該記録データに基づき特定される個人を宛先人として指定するメッセージをメッセージデータベースで検索し、メッセージを抽出し、出力するメッセージサービスシステム。
  2. 前記認証用データベースがサーバ装置に格納されているときは、
    第2の端末装置は、個人認証用データを認証装置から受信すると、受信したデータをサーバ装置に送信し、
    サーバ装置は、
    前記個人認証用データに対応する記録データを認証用データベースで検索し、
    対応する記録データがあるときは、該記録データに基づき特定される個人情報を第2の端末装置に送信し、
    第2の端末装置は、受信した個人情報により特定される個人を宛先人として指定するメッセージをメッセージデータベースで検索し、メッセージを抽出し、出力する請求項1に記載のメッセージサービスシステム。
  3. 前記第1の端末装置は、差出人からのメッセージ情報を音声により受け取る請求項1又は2に記載のメッセージサービスシステム。
  4. 前記第2の端末装置は、メッセージを音声により出力する請求項1〜3のいずれかに記載のメッセージサービスシステム。
  5. 前記第2の端末装置は、メッセージを出力した後、メッセージを出力した旨の通知を第1の端末装置に送信する請求項1〜4のいずれかに記載のメッセージサービスシステム。
  6. 前記第2の端末装置は、個人認証用データと対応する記録データがあるときに、住宅の扉を解錠する請求項1〜5のいずれかに記載のメッセージサービスシステム。
  7. 前記認証装置は、指の静脈パターンのデータを読み取る請求項1〜6のいずれかに記載のメッセージサービスシステム。
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