JP2016198129A - ボタン - Google Patents

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【課題】生地等への取付け時に割れ難いボタンを提供すること。【解決手段】合成樹脂製のボタン本体1と、リベット2とを具備し、ボタン本体は、ボタン頭部4と、ボタン頭部の裏面中央部に一体成形された軸部5とを有し、軸部には、軸部の先端面側に開口する状態で凹入部6が設けられ、リベットは、リベット頭部7と、リベット頭部の裏面中央部に一体成形された柱部8と、柱部の先端に連なり柱部から離れるに連れて細くなる錐状部9とを有し、錐状部の後端は、柱部の先端よりも外径の大きい係止部10として構成され、錐状部は凹入部内に挿入され、この挿入後、係止部が、凹入部を形成する軸部の内周面に係止するように構成されたボタンであって、錐状部が凹入部内に挿入された状態で、錐状部の外周面と軸部の内周面との間に、凹入部において係止部よりも奥側に位置する空間と入口側に位置する空間とを連通させる空気流通用の隙間が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、ジーンズの生地にこれを挟む状態で取り付けられるボタン本体及びリベットを具備するジーンズ用ボタンとして使用可能なボタンに関する。
図4に示す従来のボタンは、ボタン本体51とリベット52とを具備し、ボタン本体51は、中央に開口を有することなく形成されたボタン頭部53と、ボタン頭部53の裏面に連設された軸部54とを有し、リベット52は、リベット頭部55と、その裏面中央部から突出し先端側を先細り形状に形成した突起56とから成り、突起56の側面には軸部54の凹入部57の内面に係止する係止部58が設けられており、生地59に刺し通したリベット52の突起56をボタン本体51における凹入部57内に挿入した状態で、係止部58を凹入部57の内面に係止させることにより、ボタン本体51を生地59に取り付けるようにしている(特許文献1)。
実開昭60−69008号公報
上記従来のボタンでは、円錐状の突起56を横断面円形状の凹入部57内に挿入したときに、凹入部57は突起56により閉塞されるので、突起56の進入に伴って凹入部57内の空気が圧縮されることになる。そのため、特にボタン本体51が合成樹脂製であると、ボタンを生地59に取り付けるに際し、突起56を凹入部57内に挿入したときに割れ易くなってしまう。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、生地等への取付け時に割れ難いボタンを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るボタンは、合成樹脂製のボタン本体と、リベットとを具備し、前記ボタン本体は、ボタン頭部と、該ボタン頭部の裏面中央部に一体成形された軸部とを有し、前記軸部には、該軸部の先端面側に開口する状態で凹入部が設けられ、前記リベットは、リベット頭部と、該リベット頭部の裏面中央部に一体成形された柱部と、該柱部の先端に連なり該柱部から離れるに連れて細くなる錐状部とを有し、該錐状部の後端は、前記柱部の先端よりも外径の大きい係止部として構成され、前記錐状部は前記凹入部内に挿入され、この挿入後、前記係止部が、前記凹入部を形成する前記軸部の内周面に係止するように構成されたボタンであって、前記錐状部が前記凹入部内に挿入された状態で、前記錐状部の外周面と前記軸部の内周面との間に、前記凹入部において前記係止部よりも奥側に位置する空間と入口側に位置する空間とを連通させる空気流通用の隙間が形成されるように構成されている(請求項1)。
上記ボタンにおいて、前記錐状部は円錐状を呈し、前記凹入部は、前記軸部の軸線に垂直な断面が非真円形状とされていてもよい(請求項2)。
本願発明では、生地等への取付け時に割れ難いボタンが得られる。
すなわち、図4に示す従来のボタンでは、円錐状の突起56を横断面円形状の凹入部57内に挿入したときに、凹入部57内の空気が圧縮されてしまい、その影響を受けてボタン本体1が割れ易いという問題がある。これに対して、本願の各請求項に係る発明のボタンでは、錐状部が凹入部内に挿入された状態で、錐状部の外周面と軸部の内周面との間に、凹入部において係止部よりも奥側に位置する空間と入口側に位置する空間とを連通させる空気流通用の隙間が形成されるので、凹入部内の空気を逃がしつつ錐状部を凹入部内に進入させることができ、圧縮された空気の作用を受けてボタン本体が割れてしまうことが確実に防止される。
また、例えば季節の変化等、周囲の温度変化によってボタン本体は熱膨張・熱収縮し、仮に凹入部の断面形状が真円形状であると、その膨張・収縮の影響が軸部の外周面にまともに及んでしまう。しかし、請求項2に係る発明のボタンでは、凹入部の断面形状を非真円形状としているので、上記の膨張・収縮の影響を軸部の内周面で緩和することができ、軸部の外周面に大きな変化を生じさせずに済むというメリットもが得られる。
本発明の一実施の形態に係るボタンの構成を概略的に示す縦断面図である。 前記ボタンのボタン本体の構成を概略的に示す斜視図である。 前記ボタンのリベットの構成を概略的に示す斜視図である。 従来のボタンの構成を概略的に示す説明図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1に示すボタンは、例えばジーンズ用ボタンとして使用可能であり、ボタン本体1とリベット2とを具備している。なお、同図には衣服の生地等のシート状部材(ここではジーンズの生地)3に取り付けられた状態のボタンを示している。
ボタン本体1は、図2に示すように、略円盤状のボタン頭部4と、ボタン頭部4の裏面中央部に一体成形された略円柱状の軸部5とを有し、軸部5には、軸部5の先端面側に開口する状態で凹入部6が設けられている。
リベット2は、図3に示すように、略円盤状のリベット頭部7と、リベット頭部7の裏面中央部に一体成形された略円柱状の柱部8と、柱部8の先端に連なり柱部8から離れるに連れて細くなる円錐状の錐状部9とを有し、錐状部9の後端は、柱部8の先端よりも外径の大きい係止部10として構成されている。
ここで、ボタン本体1及びリベット2は、合成樹脂製(例えば、ポリアセタール、ナイロン等の熱可塑性樹脂)であるが、リベット2を金属製としてもよい。
そして、本例のボタンは、リベット2の錐状部9がボタン本体1の凹入部6内に挿入され、この挿入後、リベット2の係止部10が、ボタン本体1において凹入部6を形成する軸部5の内周面に係止するように構成されている。
また、本例のボタンでは、錐状部9が凹入部6内に挿入された状態で、錐状部9の外周面と軸部5の内周面との間に、凹入部6において係止部10よりも奥側に位置する空間と入口側に位置する空間とを連通させる空気流通用の隙間が形成されるようにする。
具体的には、上述のように錐状部9が円錐状を呈するのに対して、凹入部6は、軸部5の軸線に垂直な断面が、正六角形の各辺を内側に凹ませた形状(非真円形状の一例)となるように構成する。
ここで、上記のように、錐状部9を凹入部6に挿入したときに係止部10が凹入部6の内壁面に係止するようにするには、図2に示す軸部5(凹入部6)の最小内径(対向する凹んだ二辺の中央部間の距離)dと、図3に示す錐状部9の最大外径(係止部10の外径)Dを適宜に設定すればよく、例えば、軸部5の最小内径dを1.4mm〜2.4mmとし、錐状部9の最大外径Dがこれより0.8mm〜1.2mmだけ大きくなるようにすることができる。
また、上記のように、錐状部9が凹入部6内に挿入された状態で、錐状部9の外周面と軸部5の内周面との間に、凹入部6において係止部10よりも奥側に位置する空間と入口側に位置する空間とを連通させる空気流通用の隙間が形成されるようにするには、図2に示す軸部5(凹入部6)の最大外径(対向する二つの頂点間の距離)dmaxを適宜に設定すればよい。
而して、本例のボタンでは、ボタン本体1が合成樹脂製であっても、生地等への取付け時に割れ難いものとなる。すなわち、図4に示す従来のボタンでは、円錐状の突起56を横断面円形状の凹入部57内に挿入したときに、凹入部57内の空気が圧縮されてしまい、その影響を受けてボタン本体1が割れ易いという問題がある。これに対して、本例のボタンでは、錐状部9が凹入部6内に挿入された状態で、錐状部9の外周面と軸部5の内周面との間に、凹入部6において係止部10よりも奥側に位置する空間と入口側に位置する空間とを連通させる空気流通用の隙間が形成されるので、凹入部6内の空気を逃がしつつ錐状部9を凹入部6内に進入させることができ、圧縮された空気の作用を受けてボタン本体1が割れてしまうことが確実に防止される。
また、例えば季節の変化等、周囲の温度変化によってボタン本体1は熱膨張・熱収縮し、仮に凹入部6の断面形状が真円形状であると、その膨張・収縮の影響が軸部5の外周面にまともに及んでしまう。しかし、本例のボタンでは、凹入部6の断面形状を非真円形状としているので、上記の膨張・収縮の影響を軸部5の内周面で緩和することができ、軸部5の外周面に大きな変化を生じさせずに済むというメリットもが得られる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
図2には、凹入部6の断面形状が、正六角形の各辺を内側に凹ませた形状になっている例を示したが、これに限らない。例えば、凹入部6の断面形状が、正四角形状、正五角形状、正六角形状等の多角形状(星形多角形状等を含む)、楕円形状、トロコイド状の他、これらの一部に凹凸や尖点等の変化を設けた形状、真円の一部に変化を設けた形状等をしていてもよい。
また、例えば凹入部6の断面形状が一端から他端まで真円形状となるように形成した後、この凹入部6の内周面に、軸部5の先端面(開口)から所定深さまで軸方向に延びる凹入溝を設け、この凹入溝を上述した空気流通用の隙間として使用する、といったことも可能である。すなわち、凹入部6の断面形状が、軸部5の先端面から一定深さまでの部位と、それよりも深い位置にある部位とで変化するようにしてもよい。
なお、上記変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 ボタン本体
2 リベット
3 シート状部材
4 ボタン頭部
5 軸部
6 凹入部
7 リベット頭部
8 柱部
9 錐状部
10 係止部
51 ボタン本体
52 リベット
53 ボタン頭部
54 軸部
55 リベット頭部
56 突起
57 凹入部
58 係止部
59 生地
d 軸部の最小外径
dmax 軸部の最大外径
D 錐状部の最大外径

Claims (2)

  1. 合成樹脂製のボタン本体と、リベットとを具備し、
    前記ボタン本体は、ボタン頭部と、該ボタン頭部の裏面中央部に一体成形された軸部とを有し、前記軸部には、該軸部の先端面側に開口する状態で凹入部が設けられ、
    前記リベットは、リベット頭部と、該リベット頭部の裏面中央部に一体成形された柱部と、該柱部の先端に連なり該柱部から離れるに連れて細くなる錐状部とを有し、該錐状部の後端は、前記柱部の先端よりも外径の大きい係止部として構成され、
    前記錐状部は前記凹入部内に挿入され、この挿入後、前記係止部が、前記凹入部を形成する前記軸部の内周面に係止するように構成されたボタンであって、
    前記錐状部が前記凹入部内に挿入された状態で、前記錐状部の外周面と前記軸部の内周面との間に、前記凹入部において前記係止部よりも奥側に位置する空間と入口側に位置する空間とを連通させる空気流通用の隙間が形成されるように構成されているボタン。
  2. 前記錐状部は円錐状を呈し、前記凹入部は、前記軸部の軸線に垂直な断面が非真円形状とされている請求項1に記載のボタン。
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