JP2016194755A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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    • G16H20/30ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to physical therapies or activities, e.g. physiotherapy, acupressure or exercising

Abstract

【課題】ユーザの利便性の向上を図ることが可能な、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行う処理部を備える、情報処理装置が提供される。
【選択図】図17

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
一の装置と他の装置との通信に係る技術が開発されている。生体に装着して用いられるウェアラブル装置と環境に配置されている装置との通信によって、一方の装置が他方の装置の存在を認識する技術としては、例えば下記の特許文献1に記載の技術が挙げられる。
特開2005−005787号公報
例えば、セキュリティを確保することや、個々のユーザに合ったサービスを提供することなどを目的として、ユーザを認証するシステムが普及している。ユーザを認証するための方法としては、例えば、パスワード入力などの認証のための操作をユーザに行ってもらう方法や、無線通信によって認証の鍵となる装置を検出する方法、生体情報を用いた生体認証を行う方法が挙げられる。
しかしながら、上記認証のための操作をユーザに行ってもらう方法が用いられる場合には、ユーザに負担がかかる恐れがある。また、上記無線通信によって認証の鍵となる装置を検出する方法が用いられる場合には、通信可能範囲内に鍵となる装置が存在するだけで認証が完了してしまう恐れがある。また、上記生体情報を用いた生体認証を行う方法が用いられる場合には、予め生体情報が登録されていなければならず、ユーザに負担がかかる恐れがある。
よって、上記のような既存のユーザを認証するための方法が用いられたとしても、セキュリティの確保や、個々のユーザに合ったサービスの提供などが実現できるとは限らないことから、ユーザの利便性を向上させることができるとは限らない。
本開示では、ユーザの利便性の向上を図ることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提案する。
本開示によれば、第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、上記第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行う処理部を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、上記第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行うステップを有する、情報処理装置により実行される情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、上記第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行うステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本開示によれば、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握されうる他の効果が奏されてもよい。
本実施形態に係る情報処理方法の概要を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第1の例を示す流れ図である。 本実施形態に係る情報処理方法に係る処理において用いられるテーブルの一例を示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第2の例を示す流れ図である。 図3に示すテーブルを利用した機器IDやアカウントIDの取得に係る処理の一例を示す流れ図である。 図3に示すテーブルを利用した機器IDやアカウントIDの取得に係る処理の他の例を示す流れ図である。 本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第1のユースケースを示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第1のユースケースを示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第2のユースケースを示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第2のユースケースを示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第3のユースケースを示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第3のユースケースを示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第4のユースケースを示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第4のユースケースを示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第5のユースケースを示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第6のユースケースを示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下では、下記に示す順序で説明を行う。
1.本実施形態に係る情報処理方法
2.本実施形態に係る情報処理装置
3.本実施形態に係るプログラム
(本実施形態に係る情報処理方法)
本実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する前に、まず、本実施形態に係る情報処理方法について説明する。以下では、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を、本実施形態に係る情報処理装置が行う場合を例に挙げて、本実施形態に係る情報処理方法について説明する。
[1]本実施形態に係る情報処理方法の概要
上述したように、既存のユーザを認証するための方法が用いられたとしても、セキュリティの確保や、個々のユーザに合ったサービスの提供が実現できるとは限らないことから、ユーザの利便性を向上させることができるとは限らない。
そこで、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行う。以下では、第1の装置から取得されるユーザに関する情報を「第1の情報」と示し、第2の装置から取得されるユーザに関する情報を「第2の情報」と示す。
より具体的には、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、第1の装置から取得される第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第2の装置から取得される第2の情報または第2の情報に基づく情報とを比較し、所定の処理を行う。
図1は、本実施形態に係る情報処理方法の概要を説明するための説明図であり、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う情報処理装置100を含む本実施形態に係る情報処理システム1000の一例を示している。
情報処理システム1000は、例えば、情報処理装置100と、第2の装置200と、第1の装置300とを有する。
なお、本実施形態に係る情報処理システムは、第1の装置と第2の装置との一方または双方を、複数有していてもよい。以下では、本実施形態に係る情報処理システムに含まれる複数の第1の装置を総称して、または、本実施形態に係る情報処理システムに含まれる第2の装置の1つを指して、「第2の装置200」と示す場合がある。また、以下では、本実施形態に係る情報処理システムに含まれる複数の第1の装置を総称して、または、本実施形態に係る情報処理システムに含まれる第1の装置の1つを指して、「第1の装置300」と示す場合がある。
以下、図1に示す情報処理システム1000を例に挙げて、本実施形態に係る情報処理方法の概要を説明する。
[1−1]第2の装置200
第2の装置200は、例えば、ユーザにより使用される一の装置である。第2の装置200は、例えば、備えているセンサや接続されている外部のセンサなどによって“第2の情報を取得する機能”と、備えている通信デバイスまたは接続されている外部のセンサによって“第2の情報を送信する機能”とを有する。
なお、本実施形態に係る情報処理システムでは、例えば、情報処理装置100と第2の装置200とが、同一の装置であってもよい。情報処理装置100と第2の装置200とが同一の装置である場合、第2の装置200は、上記“第2の情報を送信する機能”を有していなくてもよい。
第2の装置200としては、例えば、施錠可能な扉の鍵の施錠・解錠を行うためのユーザの操作の対象となる装置や、ユーザがサービスを受ける際に用いられる装置など、様々な装置が挙げられる。第2の装置200の具体例については、後述する本実施形態に係る情報処理方法が適用されるユースケースにおいて示す。
[1−2]第1の装置300
第1の装置300は、第2の装置200とは異なる他の装置である。第1の装置300は、例えば、備えているセンサや接続されている外部のセンサなどによって“第1の情報を取得する機能”と、備えている通信デバイスまたは接続されている外部のセンサによって“第1の情報を送信する機能”とを有する。
第1の装置300としては、例えば、下記の(a)〜(c)に示すような型の、ユーザの身体周辺から第1情報を取得することが可能な装置が挙げられる。第1の装置300が下記の(a)に示す型の装置である場合、第1の情報は、例えば、第1の装置300を身に付けているユーザの身体から取得された情報である。また、第1の装置300が下記の(b)、(c)に示す型の装置である場合、第1の情報は、例えば、第1の装置300に接触したユーザの身体から取得された情報である。なお、第1の装置300が、下記の(a)〜(c)に示す型の装置に限られないことは、言うまでもない。第1の装置300の具体例については、後述する本実施形態に係る情報処理方法が適用されるユースケースにおいて示す。
(a)第1の装置300の第1の例:身に付けて用いられる型の装置
・時計型の装置
・眼鏡型の装置
・服型、靴型、帽子型の装置
・指輪型、ブレスレット型、ネイル型など、アクセサリ型の装置
(b)第1の装置300の第2の例:身体が接触する型の装置
・ソファ型、椅子型の装置
・テーブル型、机型の装置
・車のハンドル型、パーキングブレーキ型の装置
・キーボード型、マウス型の装置
(c)第1の装置300の第3の例:可搬型の装置
・携帯電話型、スマートフォン型の装置
・鍵型の装置
・鞄型の装置
[1−3]情報処理装置100
情報処理装置100は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う役目を果たす。なお、上述したように、本実施形態に係る情報処理システムでは、例えば、情報処理装置100と第2の装置200とが、同一の装置であってもよい。以下では、情報処理装置100と第2の装置200とが、図1に示すように別体の装置である場合を例に挙げる。
上述したように、情報処理装置100は、第2の装置200から取得される第2の情報または第2の情報に基づく情報と、第1の装置300から取得される第1の情報または第1の情報に基づく情報とを比較し、所定の処理を行う。
情報処理装置100は、例えば、情報処理装置100が備える通信部(後述する)、または、情報処理装置100に接続されている外部の通信デバイスによって、第2の装置200および第1の装置300それぞれと通信を行うことによって、第2の情報と第1の情報とをそれぞれ取得する。情報処理装置100と、第2の装置200および第1の装置300それぞれとの通信は、例えば、ネットワークを介して(または直接的に)、無線または有線により行われる。また、情報処理装置100と、第2の装置200および第1の装置300それぞれとの通信は、例えば、中継装置の役目を果たす他の装置を介して行われてもよい。
ここで、本実施形態に係る第2の情報とは、例えば、第2の装置200が備えているセンサや、第2の装置200に接続されている外部のセンサの検出結果を示すデータである。第2の情報に係るセンサとしては、例えば、撮像デバイス(画像センサ)や、圧力センサや静電センサなどの動作検出センサ、マイクロフォンなどの音声検出センサなどが挙げられる。なお、本実施形態に係る第2の情報に係るセンサは、上記に示す例に限られず、後述する本実施形態に係る第2の情報に基づく情報を得ることが可能な任意のセンサであってもよい。
本実施形態に係る第2の情報としては、例えば、ユーザの生体情報、動作を示す情報、行動履歴に関する情報のうちの、1または2以上が挙げられる。本実施形態に係る第2の情報の具体例については、後述する。
また、本実施形態に係る第2の情報に基づく情報とは、第2の情報に基づくデータである。本実施形態に係る第2の情報に基づく情報は、例えば、第2の情報そのものであってもよいし、第2の情報から特定される値や波形、推定される値や波形などを示す情報であってもよい。
本実施形態に係る第2の情報に基づく情報としては、例えば、第2の情報に基づき特定される(または推定される)、ユーザの生体情報、動作を示す情報、行動履歴に関する情報のうちの、1または2以上が挙げられる。本実施形態に係る第2の情報に基づく情報の具体例については、後述する。
また、本実施形態に係る第1の情報とは、例えば、第1の装置300が備えているセンサや、第1の装置300に接続されている外部のセンサの検出結果を示すデータである。第1の情報に係るセンサとしては、例えば、脈波センサや、筋電センサ、撮像デバイス(画像センサ)、GPS(Global Positioning System)デバイスなどの位置検出デバイスなどが挙げられる。なお、本実施形態に係る第1の情報に係るセンサは、上記に示す例に限られず、後述する本実施形態に係る第1の情報に基づく情報を得ることが可能な任意のセンサであってもよい。
本実施形態に係る第1の情報としては、例えば、ユーザの生体情報、動作を示す情報、行動履歴に関する情報のうちの、1または2以上が挙げられる。本実施形態に係る第1の情報の具体例については、後述する。
また、本実施形態に係る第1の情報に基づく情報とは、第1の情報に基づくデータである。本実施形態に係る第1の情報に基づく情報は、例えば、第1の情報そのものであってもよいし、第1の情報から特定される値や波形、推定される値や波形などを示す情報であってもよい。
本実施形態に係る第1の情報に基づく情報としては、例えば、第1の情報に基づき特定される(または推定される)、ユーザの生体情報、動作を示す情報、行動履歴に関する情報のうちの、1または2以上が挙げられる。本実施形態に係る第1の情報に基づく情報の具体例については、後述する。
情報処理装置100は、第1の情報または第1の情報に基づく情報と、当該第1の情報に対応する第2の情報または第2の情報に基づく情報を比較する。以下では、情報処理装置100が比較を行う対象となる情報が、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とである場合を例に挙げる。なお、上述したように、例えば、第1の情報に基づく情報は、第1の情報そのものであってもよく、また、第2の情報に基づく情報は、第2の情報そのものであってもよい。情報処理装置100が比較を行う対象となる情報(第2の情報に基づく情報および対応する第1の情報に基づく情報)の例と、当該情報を得ることが可能な第2の情報および第1の情報の組み合わせの例としては、例えば下記の(A)〜(C)に示す例が挙げられる。
(A)比較を行う対象となる情報の第1の例:静的な情報(生体情報)
(A−1)脈波特性を示す値(例えば、心拍数など)や、脈波特性を示す値から特定される脈波特性の波形
・第2の情報:第2の装置200の操作に利用する部位(例えば手などの肌部分)が撮像された撮像画像データなど
・第1の情報:脈波センサの検出結果を示すデータなど
(A−2)操作に利用する部位の形状を示す情報
・第2の情報:第2の装置200の操作に利用する部位(例えば手など)が撮像された撮像画像データなど
・第1の情報:筋電センサの検出結果を示すデータなど
(A−3)呼吸を示す値(例えば、所定の期間における呼吸数(呼吸の早さ)を示す値など)や、呼吸を示す値から特定される呼吸の波形

・第2の情報:第2の装置200の操作に利用する部位(例えば手など)と繋がっている胸部が撮像された撮像画像データなど
・第1の情報:胸部センサの検出結果を示すデータや、呼吸の音を検出する音声検出センサの検出結果を示すデータなど
(A−4)体温を示す値や、体温を示す値から特定される体温の波形
・第2の情報:第2の装置200の操作に利用する部位(例えば手など)の温度を測定するサーモグラフィの検出結果を示すデータなど
・第1の情報:体温センサの検出結果を示すデータなど
(A−5)服や肌の特徴を示す情報
・第2の情報:第2の装置200の操作に利用する部位(例えば手など)と繋がっている服や肌が撮像された撮像画像データなど
・第1の情報:第1の装置300を所持している所持者の服や肌が撮像された撮像画像データなど
(A−6)上記(A−1)〜上記(A−5)のうちの2以上の組み合わせ
(B)比較を行う対象となる情報の第2の例:動的な情報(動作を示す情報)
(B−1)操作の動作軌跡(例えば、フリックや、タップ、仮想物体操作などジェスチャなどの動作軌跡)
・第2の情報:行われた操作内容を示すデータや、操作内容の推定に用いることが可能なデータなど
・第1の情報:速度センサや筋電センサなどのセンサの検出結果を示すデータなど
(C)比較を行う対象となる情報の第3の例:事前コンテキスト(行動履歴に関する情報)
(C−1)嗜好を示す情報
・第2の情報:行われた操作内容を示すデータなど
・第1の情報:購入履歴を示すデータなど
(C−2)事前に話していた会話内容を示す情報
・第2の情報:音声検出センサの検出結果を示すデータや、行われた音声による操作内容を示すデータなど
・第1の情報:音声検出センサの検出結果を示すデータなど
(C−3)事前に行っていた動作を示す情報
・第2の情報:行われた操作内容を示すデータなど
・第1の情報:位置検出デバイスの検出結果を示すデータなど、第1の装置300の所持者の行動を推定することが可能なデータなど(例えば、位置検出デバイスの検出結果を示すデータが用いられることにより、所持者が旅行に行っている、ジョギングしている、職場から帰宅したなどが推定される。)
(C−4)上記(C−1)〜上記(C−3)のうちの2以上の組み合わせ
情報処理装置100が比較を行う対象となる情報の例、および、当該情報を得ることが可能な第2の情報および第1の情報の組み合わせの例としては、例えば上記(A)〜(C)に示す例が挙げられる。
上記(A)〜(C)の例に示すように、第2の情報と第1の情報とは、例えば、同種の内容を示す情報であってもよいし、異なる内容を示す情報であってもよい。第2の情報と第1の情報の組み合わせとしては、比較することが可能な第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを得ることが可能な、任意の情報の組み合わせが挙げられる。
なお、情報処理装置100が比較を行う対象となる情報の例、および、当該情報を得ることが可能な第2の情報および第1の情報の組み合わせの例は、上記(A)〜(C)に示す例に限られない。例えば、情報処理装置100が比較を行う対象となる情報は、例えば、ある検出の開始時点から所定の期間経過するまでの間の事後コンテキスト(行動履歴に関する情報の他の例)であってもよい。
情報処理装置100が第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較して行う所定の処理としては、例えば、ユーザの認証処理が挙げられる。
情報処理装置100は、例えば、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較することによって、第2の情報に対応するユーザと、第1の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであるかどうかを判定する。ここで、第1の情報に基づく情報(または第1の情報)と第2の情報に基づく情報(または第2の情報)との比較に応じた判定は、第1の情報に対応するユーザと、第2の情報に対応するユーザとが同一のユーザであるかを認証する処理に該当する。例えば、第2の装置200から取得された第2の情報に対応するユーザと、第1の装置300から取得された第1の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであると判定された場合が、認証が正常に行われた場合(認証が完了した場合)に該当する。
ここで、上記同一のユーザであるかどうかの判定は、例えば、第2の装置200を使用する使用者のユーザと、第1の装置300を所持している所持者のユーザとが、同一であるかどうかの判定に該当する。
よって、情報処理装置100は、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較し、所定の処理として認証処理を行うことによって、例えば、下記の(I)〜(IV)に示すような効果を奏することができる。
(I)所定の処理として認証処理が行われることにより奏される効果の第1の例
情報処理装置100が第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較して認証処理を行うことによって、例えば、ユーザは、第1の装置300を身に付けるなど、第1の装置300を所持しているだけで、認証を完了させることが可能である。
よって、情報処理装置100が、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較して認証処理を行うことによって、パスワード入力操作や物理的な鍵を用いた操作などの認証のための操作を必要としないシステム(例えば、ユーザが腕時計を身に付けているだけで開けることができる扉に係るシステムなど)を実現することができる。
(II)所定の処理として認証処理が行われることにより奏される効果の第2の例
情報処理装置100が第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較して認証処理を行うことによって、情報処理装置100は、例えば、第2の装置200を操作している操作者と、第1の装置300を所持している所持者とが同一のユーザであるかどうかを判定することができる。
よって、上記無線通信によって認証の鍵となる装置を検出する方法が用いられる場合のように、通信可能範囲内に鍵となる装置が存在するだけで認証が完了してしまうことを防止することができる。つまり、仮に、第2の装置200の周辺に複数の人が存在したとしても、情報処理装置100は、第1の装置300を所持している所持者であり、かつ第2の装置200を操作している操作者であるユーザを、認証することが可能である。
(III)所定の処理として認証処理が行われることにより奏される効果の第3の例
情報処理装置100は、第2の情報に基づく第2の情報に基づく情報と、第1の情報に基づく第1の情報に基づく情報とを比較して認証処理を行うので、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが生体情報である場合においても、ユーザは事前に自己の生体情報を登録する必要はない。
よって、情報処理装置100が、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較して認証処理を行うことによって、上記生体情報を用いた生体認証を行う方法が用いられる場合のような負担がユーザにかかることが防止される。
(IV)所定の処理として認証処理が行われることにより奏される効果の第4の例
情報処理装置100は、第2の情報に基づく第2の情報に基づく情報と、第1の情報に基づく第1の情報に基づく情報とを比較して認証処理を行う。ここで、情報処理装置100は、通信部(後述する)などにより第2の装置200および第1の装置300それぞれと通信を行うことによって、第2の情報と第1の情報とをそれぞれ取得する。また、第2の情報と第1の情報との取得に係る通信は、人体を介した通信などの特定の通信には限定されない。
よって、情報処理装置100が、1のユーザに関する情報に基づく第2の情報に基づく情報と第1の情報に基づく第1の情報に基づく情報とを比較して認証処理を行うことによって、本実施形態に係る情報処理方法を、キーボードやマウスなどと人体が接触しないUI(User Interface)を用いたシステムなど、様々なシステムに適用することが可能となる。
なお、情報処理装置100が所定の処理として行う認証処理は、上記“第2の情報に対応するユーザと、第1の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであるかを認証する処理”(第2の装置200を使用する使用者のユーザと、第1の装置300を所持している所持者のユーザとが、同一であるかどうかの判定する処理)に限られない。
例えば、第1の装置300から第1の装置を示す情報がさらに取得される場合には、情報処理装置100は、取得される第1の装置を示す情報に基づいて、第1の装置300の所有者のユーザに対応する第3の情報を取得する。また、情報処理装置100は、取得された第3の情報と、第2の情報または第2の情報に基づく情報とをさらに比較する。そして、情報処理装置100は、所定の処理として、第2の情報に対応するユーザと、第3の情報に対応する第1の装置300の所有者のユーザとが同一のユーザであるかを、さらに判定することも可能である。
ここで、本実施形態に係る第1の装置を示す情報としては、例えば、第1の装置300のIDや、第1の装置300が備える通信デバイスのMAC(Media Access Control
address)アドレスなど、第1の装置300を特定することが可能な任意のデータが挙げられる。
また、本実施形態に係る第3の情報としては、例えば、第1の装置を示す情報に基づき特定される第1の情報に基づく情報が挙げられる。
情報処理装置100は、例えば、“第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第1の装置を示す情報とが対応付けられて記録されているデータ”を参照することによって、取得された第1の装置を示す情報に対応付られている、第1の情報または第1の情報に基づく情報を取得する。
ここで、“第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第1の装置を示す情報とが対応付けられて記録されているデータ”としては、例えば、第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第1の装置を示す情報とが対応付けられているテーブルやデータベースなど、第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第1の装置を示す情報とが対応付けることが可能な任意の形式のデータが挙げられる。以下では、“第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第1の装置を示す情報とが対応付けられて記録されているデータ”が、テーブル形式のデータである場合を例に挙げる。
上記“第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第1の装置を示す情報とが対応付けられて記録されているデータ”は、例えば、情報処理装置100が備える記憶部(後述する)や、情報処理装置100に接続されている外部の記録媒体などの記録媒体に記憶される。
また、情報処理装置100は、例えば、第1の装置を示す情報と第1の情報とが、第1の装置300から取得されるごとに、記録媒体に記憶されている上記“第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第1の装置を示す情報とが対応付けられて記録されているデータ”を、更新する。ここで、上記データの更新には、例えば、上記データの新規作成と、上記データの上書き更新(例えば、テーブルのレコードの追加、削除、変更など)とが含まれる。なお、上記データの更新に係る処理は、例えば、サーバなどの情報処理装置100の外部装置において行われてもよい。
例えば上記のように、記録媒体に記憶されている上記“第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第1の装置を示す情報とが対応付けられて記録されているデータ”が更新されることによって、当該データにおいて第1の装置を示す情報と対応付けられている、第1の情報または第1の情報に基づく情報は、第1の装置300を頻繁に使用しているユーザ、すなわち、第1の装置300の所有者のユーザに対応する情報(データ)である可能性が高くなる。
取得される第1の装置を示す情報に基づく認証処理の一例について、より具体的に説明する。
例えば、第1の装置を示す情報に基づいて、上記テーブルなどから第1の情報が取得された場合には、情報処理装置100は、上記テーブルなどから取得された第1の情報に基づき特定される情報(または推定される情報)を、第3の情報とする。具体例を挙げると、例えば、上記テーブルなどから、脈波センサの検出結果を示すデータ(第1の情報の一例)が取得された場合には、情報処理装置100は、当該脈波センサの検出結果を示すデータから脈波特性を示す値や波形を特定し、特定された脈波特性を示す値や波形を示すデータ、第3の情報とする。
また、例えば、第1の装置を示す情報に基づいて、上記テーブルなどから第1の情報に基づく情報が取得された場合には、情報処理装置100は、上記テーブルなどから取得された第1の情報に基づく情報を、第3の情報とする。具体例を挙げると、例えば、上記テーブルなどから、脈波特性を示す値や波形を示すデータ(第1の情報に基づく情報の一例)が取得された場合には、情報処理装置100は、当該脈波特性を示す値や波形を示すデータを、第3の情報とする。
情報処理装置100は、例えば上記のように、第1の装置を示す情報に基づき第3の情報を取得する。ここで、取得された第3の情報は、上述したように、第1の装置300の所有者のユーザに対応する情報である可能性が高い。よって、情報処理装置100は、第2の情報または第2の情報に基づく情報と取得された第3の情報とを比較することによって、第2の情報に対応するユーザと、第3の情報に対応する第1の装置300の所有者のユーザとが同一のユーザであるかを、さらに判定することができる。
第3の情報を用いた認証処理を行うときには、情報処理装置100は、例えば、“第2の装置200から取得された第2の情報に対応するユーザと、第1の装置300から取得された第1の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであり、かつ、当該第2の情報に対応するユーザと、取得された第3の情報に対応する第1の装置300の所有者のユーザとが同一のユーザである場合”に、認証が正常に行われた、すなわち、認証が完了したと判定する。
第3の情報を用いた認証処理が行われる場合においても、第1の情報に基づく情報(または第1の情報)と第2の情報に基づく情報(または第2の情報)との比較による認証が行われるので、上記(I)〜(IV)に示すような効果を奏することが可能である。また、第3の情報を用いた認証処理が行われる場合には、第2の情報に対応するユーザと、第3の情報に対応する第1の装置300の所有者のユーザとが同一のユーザであるかが認証されるので、より厳格な認証を行うことができる。
情報処理装置100は、所定の処理として、例えば上記のような認証処理を行う。
所定の処理として上記のような認証処理が行われることによって、例えば上記(I)〜(IV)に示すような効果が奏される。よって、情報処理装置100は、所定の処理として上記のような認証処理を行うことによって、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態に係る所定の処理は、上記認証処理に限られない。
例えば、情報処理装置100は、“第1の情報に対応するユーザと第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであるかどうか”や、上記第3の情報を用いた認証処理に係る“第2の装置200から取得された第2の情報に対応するユーザと、第1の装置300から取得された第1の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであり、かつ、当該第2の情報に対応するユーザと、取得された第3の情報に対応する第1の装置300の所有者のユーザとが同一のユーザであるかどうか”などのユーザの認証結果に基づいて、所定の処理を切り替えることも可能である。
例えば、ユーザの認証の結果、同一のユーザであると判定されない場合には、情報処理装置100は、同一のユーザであると判定された場合に行う処理を行わない。
また、同一のユーザであると判定されない場合には、情報処理装置100は、同一のユーザであると判定されなかった旨のエラー通知(いわゆる、認証エラー通知)を制御する処理を、行うことも可能である。情報処理装置100は、例えば、上記通知を自装置(情報処理装置100)や外部装置に行わせる。エラー通知の例としては、例えば、文字や画像を表示画面に表示させることによる視覚的な通知や、音声をスピーカなどの音声出力デバイスから出力させることによる聴覚的な通知、あるいは、これらの通知を組み合わせた通知が挙げられる。
また、例えば、ユーザの認証の結果、同一のユーザであると判定された場合、すなわち上記認証処理において認証が完了した場合には、情報処理装置100は、認証処理により認証されたユーザに対応する処理をさらに行わせる。
情報処理装置100が認証されたユーザに対応する処理を行わせる制御対象としては、例えば、自装置(情報処理装置100)と、情報処理装置100の外部装置との一方または双方が挙げられる。情報処理装置100が自装置である場合、情報処理装置100は、認証処理により認証されたユーザに対応する処理を行う。また、情報処理装置100が外部装置である場合、情報処理装置100は、認証されたユーザに対応する処理を行わせる命令を含む信号を、通信部(後述する)などに、当該外部装置に対して送信させて、当該外部装置に認証されたユーザに対応する処理を行わせる。
認証されたユーザに対応する処理としては、例えば、解錠などの予め設定されている固定の処理や、認証されたユーザに対応付けられている処理など、認証されたユーザを対象として行われる任意の処理が挙げられる。
認証されたユーザに対応する処理が、予め設定されている固定の処理である場合には、当該固定の処理を、認証されたユーザを対象とする処理を特定する。
また、認証されたユーザに対応する処理が認証されたユーザに対応付けられている処理である場合、情報処理装置100は、例えば、ユーザIDなどのユーザを示す情報と、行うことが可能な処理に係る情報とが対応付けられているテーブル(または、データベース)を用いて、認証されたユーザを対象とする処理を特定する。例えば、上記行うことが可能な処理に係る情報が、ユーザに提供するサービスを示すデータなど行われる処理を間接的に示すデータや、行われる処理を直接的に示すデータである場合には、情報処理装置100は、ユーザに提供するサービスに対応する処理や、行われる処理を直接的に示すデータが示す処理を、認証されたユーザを対象とする処理として特定する。また、上記行うことが可能な処理に係る情報が、権限を示すデータである場合には、情報処理装置100は、当該権限を示すデータが示すユーザの権限の範囲内の処理を、認証されたユーザを対象とする処理として特定する。
そして、情報処理装置100は、特定された認証されたユーザを対象とする処理を、制御対象に行わせる。
所定の処理として、上記のような認証されたユーザに対応する処理の実行制御に係る処理が行われることによって、上記認証処理により認証されたユーザに対応するサービスなどをユーザに提供することが、可能となる。
よって、情報処理装置100は、所定の処理として、実行制御に係る処理をさらに行う場合にも、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
具体例を挙げると、第1の情報に対応するユーザと第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであると判定された場合における所定の処理としては、例えば、ユーザ特有の操作を可能にする処理が挙げられる。
ここで、ユーザ特有の操作を可能にする処理としては、下記の(i)〜(iii)に示す処理が挙げられる。なお、ユーザ特有の操作を可能にする処理の例が、下記の(i)〜(iii)に示す処理に限られないことは、言うまでもない。
(i)ユーザ特有の操作を可能にする処理の第1の例
第1の例に係るユーザ特有の操作を可能にする処理としては、例えば、ユーザに対応する操作が可能な状態とさせる処理が挙げられる。具体例を挙げると、ユーザに対応する操作が可能な状態とさせる処理としては、例えば、認証されたユーザをシステムにログインさせる処理や、装置を使用可能な状態とする処理、特定のアプリケーションを使用可能とする処理などが挙げられる。第1の例に係るユーザ特有の操作を可能にする処理が行われることによって、ユーザは、装置やシステムを、自己に対応する使用環境で使用することが可能となる。また、第1の例に係るユーザ特有の操作を可能にする処理は、例えば、後述する第3のユースケースなどに適用することが可能である。
(ii)ユーザ特有の操作を可能にする処理の第2の例
第2の例に係るユーザ特有の操作を可能にする処理としては、例えば、ユーザに対応付られている対象物の操作を可能とする処理が挙げられる。具体例を挙げると、ユーザに対応付られている対象物の操作を可能とする処理としては、例えば、カーソルなどのUIに係る対象物を操作可能とする処理など、操作に係る対象物をユーザに割り当てる処理が挙げられる。第2の例に係るユーザ特有の操作を可能にする処理が行われることによって、例えば、複数のユーザによりUIが操作される場合において、各ユーザがユーザごとのカーソルによってUIを操作することが、実現される。また、第2の例に係るユーザ特有の操作を可能にする処理は、例えば、後述する第4のユースケースなどに適用することが可能である。
(iii)ユーザ特有の操作を可能にする処理の第3の例
第3の例に係るユーザ特有の操作を可能にする処理としては、例えば、ユーザに対応付られている対象物の施錠操作、または解錠操作を行う処理が挙げられる。ユーザに対応付られている対象物としては、例えば、後述するユースケースにおいて示す金庫などの、ユーザが施錠または解錠の権限を有する任意の物理的な対象物が挙げられる。また、ユーザに対応付られている対象物の施錠操作、または解錠操作を行う処理には、例えば、外部装置に、対象物の施錠に係る処理や解錠に係る処理を行わせる処理が含まれていてもよい。第3の例に係るユーザ特有の操作を可能にする処理は、例えば、後述する第1のユースケースや第2のユースケースなどに適用することが可能である。
情報処理装置100は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば上記のような処理を行う。ここで、上記のような本実施形態に係る情報処理方法に係る処理が行われることによって、上記(I)〜(IV)に示すような効果などが奏される。
したがって、情報処理装置100は、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
[2]本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の具体例
次に、上述した本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の具体例を示す。以下では、図1に示す情報処理システム1000を構成する情報処理装置100が、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う場合を例に挙げる。
[2−1]本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第1の例
図2は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第1の例を示す流れ図である。ここで、図2は、情報処理装置100が、所定の処理として、上記認証処理、および上記実行制御に係る処理を行う例を示している。
情報処理装置100は、第2の情報と第1の情報とが取得されたか否かを判定する(S100)。
情報処理装置100は、例えば、第1の情報と第2の情報との一方の情報が取得されてから、設定されている所定の時間が経過するまでに、他方の情報が取得された場合に、第1の情報と第2の情報とが取得されたと判定する。ここで、上記所定の時間は、予め設定されている固定の時間(期間)であってもよいし、情報処理装置100のユーザなどの操作などによって適宜設定することが可能な可変の時間であってもよい。
ステップS100において、第1の情報と第2の情報とが取得されたと判定されない場合には、情報処理装置100は、第1の情報と第2の情報とが取得されたと判定されるまで、ステップS102からの処理を行わない。
また、ステップS100において、第1の情報と第2の情報とが取得されたと判定された場合には、情報処理装置100は、第1の情報に基づく情報と、当該第1の情報に基づく情報(または、第1の情報)に対応する第2の情報に基づく情報とを比較する(S102)。
例えば、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが、上記(A−1)に示す脈波特性を示す値である場合には、情報処理装置100は、第2の情報である撮像画像から特定される脈波の値(第2の情報に基づく情報の一例)と、第1の情報である脈波センサの検出結果が示す脈波の値(第1の情報に基づく情報の一例)とを比較する。
また、例えば、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが、上記(A−2)に示す操作に利用する部位の形状を示す情報である場合には、情報処理装置100は、第2の情報である撮像画像から特定される筋電の値と、第1の情報である筋電センサの検出結果が示す筋電の値とを比較する。
第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが上記(A−3)〜上記(C−3)に示す場合においても、情報処理装置100は、上記(A−1)、上記(A−2)に示す場合と同様に、対応する第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較する。
情報処理装置100は、ステップS102の処理の結果、第1の情報に対応するユーザと第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであるか否かを判定する(S104)。ステップS104の処理は、例えば、第2の装置200を使用する使用者のユーザと、第1の装置300を所持している所持者のユーザとが、同一であるかどうかの判定する処理に該当する。
ステップS104において、第1の情報に対応するユーザと第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであると判定されない場合には、情報処理装置100は、認証が完了しなかったとして、図2の処理を終了する。なお、第1の情報に対応するユーザと第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであると判定されない場合、情報処理装置100は、例えば、エラー通知に係る処理を行ってもよい。
また、ステップS104において、第1の情報に対応するユーザと第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであると判定された場合には、情報処理装置100は、同一であると判定されたユーザ、すなわち、認証されたユーザに対応する処理を、制御対象に行わせる(S106)。ここで、情報処理装置100は、例えば図3のCに示すテーブル3を用いて、ユーザの権限を特定して、権限に対応する処理を制御対象に行わせてもよい。
情報処理装置100は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば図2に示す処理を行う。
図2に示す処理が行われる場合には、情報処理装置100では、第2の情報に基づく情報と対応する第1の情報に基づく情報とが比較され、少なくとも認証処理が所定の処理として行われる。よって、例えば図2に示す処理が行われることによって、情報処理装置100は、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理は、図2に示す第1の例に係る処理に限られない。
例えば、情報処理装置100は、記憶部(後述する)などの記録媒体に記憶されているテーブルを利用した処理を行うことも可能である。
図3は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理において用いられるテーブルの一例を示す説明図である。
図3のAは、アカウントID(ユーザを示す情報の一例)と、ユーザの所有機器ID(所有機器を示す情報の一例)とが対応付けられているテーブルの一例を示している。図3のAに示すテーブルのレコードは、例えば、情報処理装置100のユーザや第1の装置300のユーザなどのユーザの登録操作などによって更新される。以下では、図3のAに示すような、アカウントIDとユーザの所有機器IDとが対応付けられているテーブルを、「テーブル1」と示す場合がある。
また、図3のBは、機器のID(第1の装置を示す情報の一例)と、所有者の情報と、これらの情報が記録された時刻とが対応付けられているテーブルの一例を示している。図3のBに示すテーブルは、例えば、第1の装置300から第1の情報が取得されるごとに、レコードが追加される。以下では、図3のBに示すような、機器のID(第1の装置を示す情報の一例)と、所有者の情報と、これらの情報が記録された時刻とが対応付けられているテーブルを「テーブル2」と示す場合がある。
また、図3のCは、アカウントID(ユーザを示す情報の一例)と、権限を示す情報とが対応付けられているテーブルの一例を示している。図3のCに示すテーブルのレコードは、例えば、情報処理装置100のユーザや第1の装置300のユーザなどのユーザの登録操作などによって更新される。以下では、図3のCに示すような、アカウントIDと権限を示す情報とが対応付けられているテーブルを「テーブル3」と示す場合がある。
なお、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理において用いられるテーブルの例が、図3に示す例に限られないことは、言うまでもない。以下、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例として、図3に示すテーブルを利用した処理について説明する。
[2−2]本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第2の例
図4は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の第2の例を示す流れ図であり、図3に示すテーブルを利用した処理の一例を示している。ここで、図4は、情報処理装置100が、所定の処理として、上記認証処理、および上記実行制御に係る処理を行う例を示している。
情報処理装置100は、第2の装置200からアカウントIDを取得し(S200)、第2の情報を取得する(S202)。第2の装置200では、例えば、ユーザが指紋センサを用いることやパスワードを入力することなどによって、アカウントIDが特定される。
情報処理装置100は、図3のAに示すテーブル1を参照して、ステップS200において取得されたアカウントIDに対応する所有機器IDを取得する(S204)。
情報処理装置100は、例えば、所有機器IDに対応する装置(第1の装置300の一例)から取得される第1の情報に対応するユーザが、第2の情報に対応するユーザと一致するか否かを判定する(S206)。情報処理装置100は、ステップS206において、所有機器IDに対応する装置(第1の装置300の一例)から取得される第1の情報に基づく、第1の情報に基づく情報と、第2の情報に基づく、第2の情報に基づく情報とに基づいて、図2のステップS102、S104と同様の処理を行う。
ステップS206において、第1の情報に対応するユーザと第2の情報に対応するユーザと一致すると判定されない場合には、情報処理装置100は、認証が完了しなかったとして、図4の処理を終了する。なお、第1の情報に対応するユーザと第2の情報に対応するユーザと一致すると判定されない場合、情報処理装置100は、例えば、エラー通知に係る処理を行ってもよい。
また、ステップS206において、第1の情報に対応するユーザと第2の情報に対応するユーザと一致すると判定された場合には、情報処理装置100は、例えば図2のステップS106と同様に、同一であると判定されたユーザ、すなわち、認証されたユーザに対応する処理を、制御対象に行わせる(S208)。
情報処理装置100は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理として、例えば図4に示す処理を行う。
図4に示す処理が行われる場合においても、図2に示す第1の例に係る処理が行われる場合と同様に、情報処理装置100では、第1の情報に基づく情報と対応する第2の情報に基づく情報とが比較され、少なくとも認証処理が所定の処理として行われる。よって、例えば図4に示す処理が行われることによって、情報処理装置100は、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
なお、テーブルを利用した機器IDやアカウントIDの取得に係る処理は、図4に示す例に限られない。
図5は、図3に示すテーブルを利用した機器IDやアカウントIDの取得に係る処理の一例を示す流れ図である。
情報処理装置100は、第2の装置200から第2の情報を取得する(S300)。
情報処理装置100は、図3のBに示すテーブル2を参照して、ステップS300において取得された第2の情報に対応する機器IDを取得する(S302)。情報処理装置100は、テーブル2から第2の情報と一致する所有者の情報を検索し、検索された所有者の情報に対応付けられている機器IDをテーブル2から抽出することによって、第2の情報に対応する機器IDを取得する。
また、情報処理装置100は、図3のAに示すテーブル1を参照して、ステップS302において取得された機器IDに対応するアカウントIDを取得する(S304)。情報処理装置100は、テーブル1からステップS302において取得された機器IDと一致する機器IDを検索し、検索された機器IDに対応付けられているアカウントIDをテーブル1から抽出することによって、ステップS302において取得された機器IDに対応するアカウントIDを取得する。
情報処理装置100は、例えば図5に示す処理を行うことによって、図3に示すテーブルを利用して機器IDやアカウントIDを取得することが可能である。また、情報処理装置100は、取得された機器IDやアカウントIDを利用して、例えば、図4のステップS204〜S208の処理を行う。
図6は、図3に示すテーブルを利用した機器IDやアカウントIDの取得に係る処理の他の例を示す流れ図である。
情報処理装置100は、第2の装置200から第2の情報を取得する(S400)。
情報処理装置100は、第2の装置200から候補機器IDを取得する(S402)。ここで、第2の装置200は、例えば、機器IDを送信させる命令を含む信号を、無線通信によって送信し、当該無線通信の通信可能範囲内に存在する装置から当該命令に応じて送信された機器IDを、情報処理装置100へ送信する。第2の装置200から送信される上記機器IDが、候補機器IDに該当する。
情報処理装置100は、図3のBに示すテーブル2を参照して、ステップS402において取得された候補機器IDと合致する機器IDを取得する(S404)。ここで、ステップS404の処理は、例えば、第2の装置200を実際に操作している人が所持している可能性がある機器IDを取得する処理に相当する。
情報処理装置100は、図5のステップS304と同様に、図3のAに示すテーブル1を参照して、ステップS404において取得された機器IDに対応するアカウントIDを取得する(S406)。
情報処理装置100は、例えば図6に示す処理を行うことによって、図3に示すテーブルを利用して機器IDやアカウントIDを取得することが可能である。また、情報処理装置100は、取得された機器IDやアカウントIDを利用して、例えば、図4のステップS204〜S208の処理を行う。
[3]本実施形態に係る情報処理方法が適用されるユースケース
次に、本実施形態に係る情報処理方法が適用可能なユースケースについて説明する。
[3−1]第1のユースケース:強化暗証番号金庫
図7、図8は、本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第1のユースケースを示す説明図であり、強化暗証番号金庫に適用されるユースケースを示している。第1のユースケースでは、暗証番号を入力する既存のセキュリティ対策に加え、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理によるユーザの認証により、セキュリティを向上させるユースケースを示している。
第1のユースケースでは、例えば、金庫の扉の解錠を管理する装置が、情報処理装置100、および第2の装置200に該当する。また、第1のユースケースでは、例えば、時計やスマートフォンなどの装置が、第1の装置300に該当する。なお、第1のユースケースにおいて、情報処理装置100と第2の装置200とが別体の装置であってもよいことは、言うまでもない。
図8を参照して、第1のユースケースにおける本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例を説明する。以下では、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが、上記(A−1)に示す脈波特性を示す値である場合を例に挙げる。
暗証番号の入力を行っている操作者Xの手が、撮像デバイスなどから構成される画像センサにより撮像されることによって、情報処理装置100は、例えば、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データを、第2の情報として取得する。また、情報処理装置100は、例えば、第1の装置300から、脈波センサの検出結果を示すデータを、第1の情報として取得し、また、第1の装置を示す情報を取得する。
情報処理装置100は、第1の装置300から取得された脈波センサの検出結果を示すデータと第1の装置を示す情報とを、例えば図3のBに示すテーブル2に記録する。
情報処理装置100は、取得された操作に利用する部位が撮像された撮像画像データを解析した結果得られる脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)と、第1の装置300から取得された脈波センサの検出結果を示すデータが示す脈波特性を示す値(第1の情報に基づく情報の一例)とを比較し、ユーザを認証する。脈波特性を示す値は、例えば、撮像画像データが示す動画像の輝度の変化から求めることが可能である。
例えば、情報処理装置100は、図3のBに示すテーブル2を参照して、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データに基づき得られた脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)に対応する機器IDを特定する。テーブル2を用いて行う上記の処理が、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較する処理の一例に該当する。
また、情報処理装置100は、図3のAに示すテーブル1を参照して、機器IDに対応するアカウントIDを特定する。ここで、例えば、テーブル1を用いてアカウントIDが特定された状態が、本実施形態に係る情報処理方法に係るユーザの認証が完了した状態に該当する。図8の例では、例えば、アカウントIDとして、操作者Xに対応するアカウントXが特定された場合に、操作者Xが認証されることとなる。
また、情報処理装置100は、例えば、図3のCに示すテーブル3を参照して、アカウントIDに対応する権限を特定してもよい。
第1のユースケースでは、情報処理装置100は、例えば、入力された暗証番号が登録されている番号と一致し、かつ、本実施形態に係る情報処理方法に係るユーザの認証が完了した場合に、金庫を解錠する。
[3−2]第2のユースケース:多重鍵金庫
図9、図10は、本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第2のユースケースを示す説明図であり、多重鍵金庫に適用されるユースケースを示している。第2のユースケースでは、暗証番号の入力、および指紋による認証という既存のセキュリティ対策に加え、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理によるユーザの認証により、セキュリティを向上させるユースケースを示している。
第2のユースケースでは、例えば、金庫の扉の解錠を管理する装置が第2の装置200に該当する。また、第2のユースケースでは、例えば、眼鏡や、時計、スマートフォンなどの装置が、第1の装置300に該当する。情報処理装置100は、例えば、ネットワークを介して(または直接的に)、第2の装置200および第1の装置300それぞれと通信を行う。
図10を参照して、第2のユースケースにおける本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例を説明する。以下では、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが、上記(A−1)に示す脈波特性を示す値である場合を例に挙げる。
暗証番号の入力を行っている操作者Xの手が、撮像デバイスなどから構成される画像センサにより撮像されることによって、情報処理装置100は、例えば、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データを、第2の情報として第2の装置200から取得する。また、情報処理装置100は、例えば、第1の装置300A、300E、300Fそれぞれから、脈波センサの検出結果を示すデータを第1の情報として取得し、また、第1の装置を示す情報を取得する。
情報処理装置100は、第1の装置300A、300E、300Fそれぞれから取得された脈波センサの検出結果を示すデータと第1の装置を示す情報とを、例えば図10に示すテーブル2に記録する。
情報処理装置100は、第2の装置200から取得された操作に利用する部位が撮像された撮像画像データを解析した結果得られる脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)と、第1の装置300A、300E、300Fそれぞれから取得された脈波センサの検出結果を示すデータが示す脈波特性を示す値(第1の情報に基づく情報の一例)とを比較し、ユーザを認証する。
例えば、情報処理装置100は、図10に示すテーブル2を参照して、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データに基づき得られた脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)に対応する機器IDを特定する。テーブル2を用いて行う上記の処理が、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較する処理の一例に該当する。
また、情報処理装置100は、図10に示すテーブル1を参照して、機器IDに対応するアカウントIDを特定する。ここで、例えば、テーブル1を用いてアカウントIDが特定された状態が、本実施形態に係る情報処理方法に係るユーザの認証が完了した状態に該当する。
情報処理装置100は、例えば、テーブル1においてアカウントIDと対応付けられている機器IDのうちの1つが、脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)に基づき特定された機器IDと一致する場合に、アカウントIDを特定する。また、情報処理装置100は、例えば、テーブル1においてアカウントIDと対応付けられている機器IDのうちの、設定されている数以上の機器IDが、脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)に基づき特定された機器IDと一致する場合に、アカウントIDを特定してもよい。例えば、テーブル1においてアカウントIDと対応付けられている機器IDの全てが脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)に基づき特定された機器IDと一致するときに、アカウントIDが特定されることによって、よりセキュリティを高めることが可能となる。
図10の例では、例えば、アカウントIDとして、操作者Xに対応するアカウントXが特定された場合に、操作者Xが認証されることとなる。
また、情報処理装置100は、例えば、図10に示すテーブル3を参照して、アカウントIDに対応する権限を特定してもよい。
第2のユースケースでは、情報処理装置100は、例えば、入力された暗証番号が登録されている番号と一致し、指紋が登録されている指紋と一致し、かつ、本実施形態に係る情報処理方法に係るユーザの認証が完了した場合に、第2の装置200に金庫を解錠させる。
[3−3]第3のユースケース:認証操作レス端末システム
図11、図12は、本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第3のユースケースを示す説明図であり、空港などの公共空間に設置される認証操作レス端末システムに適用されるユースケースを示している。第3のユースケースでは、認証操作レス端末(第2の装置200の一例)の使用が許可される登録者が、当該認証操作レス端末の認証に係る操作を行うことなく認証が完了し、当該認証操作レス端末を利用することが可能なユースケースを示している。
第3のユースケースでは、例えば、認証操作レス端末が第2の装置200に該当する。また、第3のユースケースでは、例えば、眼鏡や、時計、スマートフォンなどの装置が、第1の装置300に該当する。情報処理装置100は、例えば、ネットワークを介して(または直接的に)、第2の装置200および第1の装置300それぞれと通信を行う。
図12を参照して、第3のユースケースにおける本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例を説明する。以下では、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが、上記(A−1)に示す脈波特性を示す値である場合を例に挙げる。
第2の装置200は、例えば、機器IDを送信させる命令を含む信号を、無線通信によって送信し、当該無線通信の通信可能範囲内に存在する装置から当該命令に応じて送信された機器IDを取得する。そして、第2の装置200は、取得された機器IDを情報処理装置100へ送信する。第2の装置200から送信される上記機器IDは、例えば、第2の装置200を操作する操作者が身に付けている可能性がある装置の候補機器IDに該当する。
情報処理装置100は、例えば図12のテーブル1を参照して、第2の装置200から取得された候補機器IDと合致する機器IDを含むレコードを特定する。上記レコードが候補機器IDに基づき特定されることによって、例えば、テーブル1のレコード数が多くなった場合においても、候補機器IDに対応しないアカウントIDのレコードを処理対象から除外することが可能となるので、テーブル1の検索に係る時間などの処理時間の短縮を図ることが可能となる。
なお、第3のユースケースにおいて、情報処理装置100および第2の装置200の一方または双方では、上記候補機器IDに係る処理が行われなくてもよい。
認証操作レス端末(第2の装置200)を操作しようとする操作者Xの手が、撮像デバイスなどから構成される画像センサにより撮像されることによって、情報処理装置100は、例えば、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データを、第2の情報として取得する。また、情報処理装置100は、例えば、第1の装置300A、300B、300Cそれぞれから、脈波センサの検出結果を示すデータを第1の情報として取得し、また、第1の装置を示す情報を取得する。
情報処理装置100は、第1の装置300A、300E、300Fそれぞれから取得された脈波センサの検出結果を示すデータと第1の装置を示す情報とを、例えば図12に示すテーブル2に記録する。
情報処理装置100は、第2の装置200から取得された操作に利用する部位が撮像された撮像画像データを解析した結果得られる脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)と、第1の装置300A、300E、300Fそれぞれから取得された脈波センサの検出結果を示すデータが示す脈波特性を示す値(第1の情報に基づく情報の一例)とを比較し、ユーザを認証する。
例えば、情報処理装置100は、図12に示すテーブル2を参照して、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データに基づき得られた脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)に対応する機器IDを特定する。テーブル2を用いて行う上記の処理が、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較する処理の一例に該当する。
また、情報処理装置100は、上記[3−2]に示す第2のユースケースと同様に、図12に示すテーブル1を参照して、機器IDに対応するアカウントIDを特定する。ここで、例えば、テーブル1を用いてアカウントIDが特定された状態が、本実施形態に係る情報処理方法に係るユーザの認証が完了した状態に該当する。
図12の例では、例えば、アカウントIDとして、操作者Xに対応するアカウントXが特定された場合に、操作者Xが認証されることとなる。
また、情報処理装置100は、例えば、図12に示すテーブル3を参照して、アカウントIDに対応するサービスを特定する。そして、情報処理装置100は、特定されたサービスの提供に係る処理(認証されたユーザに対応する処理の一例)を、第2の装置200である認証操作レス端末に行わせる。第3のユースケースに係るサービスの提供に係る処理としては、例えば、認証された操作者Xが手にしているスマートフォンの表示画面に表示されている表示内容のミラーリングや、認証された操作者Xへの提供するサービスに応じたコンテンツの提供などが挙げられる。
第3のユースケースでは、情報処理装置100によって本実施形態に係る情報処理方法に係るユーザの認証が行われる。よって、認証操作レス端末を使用しようとするユーザは、例えば、第1の装置300を身に付けた状態で、認証操作レス端末の前に立つだけで(例えば、操作に利用する部位を撮像することが可能な位置に立つだけで)、認証操作レス端末を利用したサービスを受けることができる。
[3−4]第4のユースケース:認証操作レス情報家電システム
図13、図14は、本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第4のユースケースを示す説明図であり、家などに設置される認証操作レス情報家電システムに適用されるユースケースを示している。第4のユースケースでは、認証操作レス家電装置(第2の装置200の一例)の使用が許可される登録者が、当該認証操作レス家電装置の認証に係る操作を行うことなく認証が完了し、当該認証操作レス家電装置を利用することが可能なユースケースを示している。
第4のユースケースでは、例えば、認証操作レス家電装置が第2の装置200に該当する。また、第4のユースケースでは、例えば、眼鏡や、時計、スマートフォンなどの装置が、第1の装置300に該当する。情報処理装置100は、例えば、ネットワークを介して(または直接的に)、第2の装置200および第1の装置300それぞれと通信を行う。
図14を参照して、第4のユースケースにおける本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例を説明する。以下では、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが、上記(A−1)に示す脈波特性を示す値である場合を例に挙げる。
暗証番号の入力を行っている操作者Xの手が、撮像デバイスなどから構成される画像センサにより撮像されることによって、情報処理装置100は、例えば、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データを、第2の情報として第2の装置200から取得する。また、情報処理装置100は、例えば、第1の装置300A、300B、300Cそれぞれから、脈波センサの検出結果を示すデータを第1の情報として取得し、また、第1の装置を示す情報を取得する。
情報処理装置100は、第1の装置300A、300B、300Cそれぞれから取得された脈波センサの検出結果を示すデータと第1の装置を示す情報とを、例えば図14に示すテーブル2に記録する。
情報処理装置100は、第2の装置200から取得された操作に利用する部位(例えば、ジェスチャ操作を行う手部分など)が撮像された撮像画像データを解析した結果得られる脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)と、第1の装置300A、300B、300Cそれぞれから取得された脈波センサの検出結果を示すデータが示す脈波特性を示す値(第1の情報に基づく情報の一例)とを比較し、ユーザを認証する。
例えば、情報処理装置100は、図14に示すテーブル2を参照して、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データに基づき得られた脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)に対応する機器IDを特定する。テーブル2を用いて行う上記の処理が、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較する処理の一例に該当する。
また、情報処理装置100は、上記[3−2]に示す第2のユースケースと同様に、例えば図14に示すテーブル1を参照して、機器IDに対応するアカウントIDを特定する。ここで、例えば、上記テーブル1を用いてアカウントIDが特定された状態が、本実施形態に係る情報処理方法に係るユーザの認証が完了した状態に該当する。
図14の例では、例えば、アカウントIDとして、操作者Xに対応するアカウントXが特定された場合に、操作者Xが認証されることとなる。
情報処理装置100は、特定されたアカウントIDに対応する処理(認証されたユーザに対応する処理の一例)を、第2の装置200である認証操作レス家電装置に行わせる。第4のユースケースに係るアカウントIDに対応する処理としては、例えば、認証された操作者Xのフォルダを表示画面に表示させるなど、操作者X固有のUIを提供する処理などが挙げられる。また、第4のユースケースでは、認証された操作者Xが、例えば、人差し指で表示画面内のUIに係るオブジェクトを指し示し、手の形状をグーとするなど所定のジェスチャ動作を行うと、当該オブジェクトが選択される(または決定される)。
第4のユースケースでは、情報処理装置100によって本実施形態に係る情報処理方法に係るユーザの認証が行われる。よって、認証操作レス家電装置を使用しようとするユーザは、例えば、自己の顔の情報(生体情報の一例)の登録を行うことなく、第1の装置300を身に付けた状態で、認証操作レス家電装置の前にいるだけで(例えば、操作に利用する部位を撮像することが可能な位置にいるだけで)、自己固有の操作環境で認証操作レス家電装置を利用することができる。
[3−5]第5のユースケース:音声エージェント
図15は、本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第5のユースケースを示す説明図であり、音声で機器を操作できるエージェントに適用されるユースケースを示している。
第5のユースケースでは、図15のBに示す、音声コマンドで機器操作コマンドを受け付け、機器の動作を制御するエージェントロボットが、第2の装置200に該当する。また、第5のユースケースでは、図15のAに示すスマートフォンが、第1の装置300に該当する。情報処理装置100は、例えば、ネットワークを介して(または直接的に)、第2の装置200および第1の装置300それぞれと通信を行う。
図15を参照して、第5のユースケースにおける本実施形態に係る情報処理方法に係る処理の一例を説明する。以下では、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが、上記(C−2)に示す事前に話していた会話内容を示す情報である場合を例に挙げる。
第1の装置300は、例えば、音声検出センサにより音声を常時検出する。情報処理装置100は、例えば、第1の装置300から、音声検出センサの検出結果を示すデータを第1の情報として取得する。
また、第2の装置200は、音声検出センサにより音声を常時検出する。情報処理装置100は、例えば、第2の装置200から、音声検出センサの検出結果を示すデータを第2の情報として取得する。
情報処理装置100は、第2の装置200から取得された音声検出センサの検出結果を示すデータ(第2の情報)を解析して得られるフレーズ(第2の情報に基づく情報の一例)と、第1の装置300から取得された音声検出センサの検出結果を示すデータ(第1の情報)を解析して得られるユーザが興味を持っていると推定される事項(第1の情報に基づく情報の一例)とを比較する。
そして、情報処理装置100は、上記フレーズ(第2の情報に基づく情報の一例)が、興味を持っていると推定される事項(第1の情報に基づく情報の一例)に対応するフレーズであると判定されると、上記フレーズ(第2の情報に基づく情報の一例)に対応する処理を、第2の装置200に行わせる。例えば、図15では、エージェントロボット(第2の装置200)が、図15のBに示すように上記フレーズ(第2の情報に基づく情報の一例)に対応する処理として、ユーザのサッカー番組を見たい旨の発言に対する返答を行う。そして、エージェントロボット(第2の装置200)は、例えば図15のAに示すテレビ受像機にサッカー番組を表示させる。
[3−6]第6のユースケース:鍵が盗まれても動作しない自動車
図16は、本実施形態に係る情報処理方法が適用可能な第6のユースケースを示す説明図であり、鍵が盗まれても動作しない自動車に適用されるユースケースを示している。
第6のユースケースでは、自動車が、情報処理装置100および第2の装置200に該当する。また、第6のユースケースでは、例えば、眼鏡や、時計、スマートフォン、車の鍵(例えば図16に示すスマートキー)などの装置が、第1の装置300に該当する。
以下では、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが、上記(A−1)に示す脈波特性を示す値である場合を例に挙げる。
自動車のドアハンドルを握った操作者の手が、撮像デバイスなどから構成される画像センサにより撮像されることによって、情報処理装置100は、例えば、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データを、第2の情報として取得する。また、触れることによって脈波特性を示す値が得られるセンサが自動車のドアハンドルに設けられている場合には、情報処理装置100は、例えば当該センサの検出結果である脈波特性を示す値を示すデータを、第2の情報として取得することも可能である。
また、情報処理装置100は、例えば、第1の装置300A、300Bそれぞれから、脈波センサの検出結果を示すデータを第1の情報として取得する。また、情報処理装置100は、例えば、第1の装置300A、300Bそれぞれから、姿勢状態を示す情報(例えば、歩行中、立位、座位などを示すデータや、ジャイロセンサや加速度センサの検出値を示すデータ)を、第1の情報として取得してもよい。
情報処理装置100は、第1の装置300A、300Bそれぞれから取得された脈波センサの検出結果を示すデータと第1の装置を示す情報とを、例えば図3のBに示すテーブル2に記録する。
情報処理装置100は、取得された操作に利用する部位(例えば、ドアハンドルを握る手部分など)が撮像された撮像画像データを解析した結果得られる脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)と、第1の装置300A、300Bそれぞれから取得された脈波センサの検出結果を示すデータが示す脈波特性を示す値(第1の情報に基づく情報の一例)とを比較し、ユーザを認証する。
第2の情報が、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データである場合、情報処理装置100は、例えば、図3のBに示すテーブル2を参照して、操作に利用する部位が撮像された撮像画像データに基づき得られた脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)に対応する機器IDを特定する。また、第2の情報が、脈波特性を示す値を示すデータである場合、情報処理装置100は、例えば、図3のBに示すテーブル2を参照して、当該脈波特性を示す値を示すデータが示す脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)に対応する機器IDを特定する。テーブル2を用いて行う上記の処理が、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較する処理の一例に該当する。
また、情報処理装置100は、例えば図3のAに示すテーブル1のようなテーブルを参照して、機器IDに対応するアカウントIDを特定する。第6のユースケースでは、例えば、上記テーブルにおいてアカウントIDと複数の機器IDが対応付けられ、対応付けられている機器IDのうちの、2以上の機器IDが、脈波特性を示す値(第2の情報に基づく情報の一例)に基づき特定された機器IDと一致する場合に、アカウントIDが特定される。
ここで、例えば、上記テーブルを用いてアカウントIDが特定された状態が、本実施形態に係る情報処理方法に係るユーザの認証が完了した状態に該当する。
よって、第6のユースケースでは、例えば、車の鍵(例えば図16に示すスマートキー)だけでは、認証が完了しないので、車の鍵が盗まれたとしても、盗まれた当該鍵を用いて自動車は動作しない。
なお、第6のユースケースにおける認証のタイミングは、上記に示す例に限られない。第6のユースケースでは、例えば、ブレーキを踏みながらエンジンスイッチが押された場合など、任意のタイミングで認証を行うことが可能である。
また、上記のようにブレーキを踏みながらエンジンスイッチが押された場合に認証が行われる場合には、情報処理装置100は、第1の情報として取得される姿勢状態を示す情報に基づいて、操作者の姿勢を推定し、推定された姿勢をさらに用いて認証を行うことも可能である。例えば、上記のようにブレーキを踏みながらエンジンスイッチが押された場合に認証が行われる場合、情報処理装置100は、推定される操作者の姿勢が座位である場合に、操作者を認証する。
本実施形態に係る情報処理方法が適用可能なユースケースとしては、例えば上記[3−1]に示す第1のユースケース〜上記[3−6]に示す第6のユースケースが挙げられる。なお、本実施形態に係る情報処理方法が適用可能なユースケースが、上記[3−1]に示す第1のユースケース〜上記[3−6]に示す第6のユースケースに限られないことは、言うまでもない。
(本実施形態に係る情報処理装置)
次に、上述した本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことが可能な本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例について、説明する。
図17は、本実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置100は、例えば、通信部102と、制御部104とを備える。
また、情報処理装置100は、例えば、ROM(Read Only Memory。図示せず)や、RAM(Random Access Memory。図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバスにより上記各構成要素間を接続する。
ROM(図示せず)は、制御部104が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部104により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部(図示せず)は、情報処理装置100が備える記憶手段であり、例えば、“第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第1の装置を示す情報とが対応付けられて記録されているデータ”などの本実施形態に係る情報処理方法に係るデータや、各種アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)などが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。
操作部(図示せず)としては、後述する操作入力デバイスが挙げられる。また、表示部(図示せず)としては、後述する表示デバイスが挙げられる。
[情報処理装置100のハードウェア構成例]
図18は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。情報処理装置100は、例えば、MPU150と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作入力デバイス160と、表示デバイス162と、通信インタフェース164とを備える。また、情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス166で各構成要素間を接続する。
MPU150は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)などの演算回路で構成される、1または2以上のプロセッサや、各種処理回路などで構成され、情報処理装置100全体を制御する制御部104として機能する。また、MPU150は、情報処理装置100において、例えば、後述する処理部110の役目を果たす。なお、処理部110のは、各部の処理を実現可能な専用の(または汎用の)回路(例えば、プロセッサなど)で構成されていてもよい。
ROM152は、MPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。RAM154は、例えば、MPU150により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記録媒体156は、記憶部(図示せず)として機能し、例えば、“第1の情報または第1の情報に基づく情報と、第1の装置を示す情報とが対応付けられて記録されているデータ”などの本実施形態に係る情報処理方法に係るデータや、各種アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記録媒体156としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリが挙げられる。また、記録媒体156は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。
入出力インタフェース158は、例えば、操作入力デバイス160や、表示デバイス162を接続する。操作入力デバイス160は、操作部(図示せず)として機能し、また、表示デバイス162は、表示部(図示せず)として機能する。ここで、入出力インタフェース158としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子や、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子、各種処理回路などが挙げられる。
また、操作入力デバイス160は、例えば、情報処理装置100上に備えられ、情報処理装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。操作入力デバイス160としては、例えば、ボタンや、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。
また、表示デバイス162は、例えば、情報処理装置100上に備えられ、情報処理装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。表示デバイス162としては、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescence Display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode Display)ともよばれる。)などが挙げられる。
なお、入出力インタフェース158が、情報処理装置100の外部装置としての外部操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)や外部表示デバイスなどの、外部デバイスと接続することも可能であることは、言うまでもない。また、表示デバイス162は、例えばタッチパネルなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。
通信インタフェース164は、情報処理装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、第2の装置200や第1の装置300などの外部装置と、無線または有線で通信を行うための通信部102として機能する。
ここで、通信インタフェース164としては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11ポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。本実施形態に係るネットワークとしては、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの有線ネットワーク、無線LAN(WLAN:Wireless Local Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられる。
情報処理装置100は、例えば図18に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う。なお、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成は、図18に示す構成に限られない。
例えば、情報処理装置100は、接続されている外部の通信デバイスを介して外部装置などと通信を行う場合には、通信インタフェース164を備えていなくてもよい。また、通信インタフェース164は、複数の通信方式によって、1または2以上の外部装置と通信を行うことが可能な構成であってもよい。
また、情報処理装置100は、例えば、記録媒体156や、操作入力デバイス160、表示デバイス162を備えない構成をとることが可能である。
また、例えば、図18に示す構成(または変形例に係る構成)は、1、または2以上のIC(Integrated Circuit)で実現されてもよい。
再度図17を参照して、情報処理装置100の構成の一例について説明する。通信部102は、情報処理装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、第2の装置200や第1の装置300などの外部装置と、無線または有線で通信を行う。また、通信部102は、例えば制御部104により通信が制御される。
ここで、通信部102としては、例えば、通信アンテナおよびRF回路や、LAN端子および送受信回路などが挙げられるが、通信部102の構成は、上記に限られない。例えば、通信部102は、USB端子および送受信回路などの通信を行うことが可能な任意の規格に対応する構成や、ネットワークを介して外部装置と通信可能な任意の構成をとることができる。また、通信部102は、複数の通信方式によって、1または2以上の外部装置と通信を行うことが可能な構成であってもよい。
制御部104は、例えばMPUなどで構成され、情報処理装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部104は、例えば処理部110を備え、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。
処理部110は、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たし、第2の装置200から取得される第2の情報に基づく第2の情報に基づく情報と、第1の装置300から取得される第1の情報に基づく第1の情報に基づく情報とを比較し、所定の処理を行う。
処理部110は、例えば上記(A)〜(C)に示すような対応する第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とを比較する。例えば、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが、上記(A−1)に示す脈波特性を示す値を示すデータである場合には、処理部110は、撮像画像から特定される脈波の値(第2の情報に基づく情報が示す値の一例)と、脈波センサの検出結果が示す脈波の値(第1の情報に基づく情報が示す値の一例)とを比較する。また、例えば、第1の情報に基づく情報と第2の情報に基づく情報とが、上記(A−2)に示す操作に利用する部位の形状を示す情報である場合には、処理部110は、撮像画像から特定される筋電の値(第2の情報に基づく情報が示す値の一例)と、筋電センサの検出結果が示す筋電の値(第1の情報に基づく情報が示す値の一例)とを比較する。
また、処理部110は、例えば、所定の処理として、例えば、認証処理や、認証されたユーザに対応する処理の実行制御に係る処理など、第1の情報に基づく情報(または第1の情報)と第2の情報に基づく情報(または第2の情報)との比較に基づき行うことが可能な、任意の処理を行う。また、処理部110は、例えば、“第1の情報に対応するユーザと、第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであるかどうか”などに基づいて、所定の処理を切り替えることも可能である。
制御部104は、例えば処理部110を備えることによって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を主導的に行う。
情報処理装置100は、例えば図17に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う。
したがって、情報処理装置100は、例えば図17に示す構成によって、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、例えば図17に示す構成によって、情報処理装置100は、上述したような本実施形態に係る情報処理方法に係る処理が行われることにより奏される効果を、奏することができる。
なお、本実施形態に係る情報処理装置の構成は、図17に示す構成に限られない。
例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、図17に示す処理部110を、制御部104とは個別に備える(例えば、別の処理回路で実現する)ことができる。
また、例えば、通信部102と同様の機能、構成を有する外部の通信デバイスを介して外部装置と通信を行う場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、通信部102を備えていなくてもよい。
以上、本実施形態として、情報処理装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、PC(Personal Computer)やサーバなどのコンピュータなど、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行うことが可能な、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理ICに適用することもできる。
また、上述したユースケースに示すように、本実施形態に係る情報処理方法が適用されるユースケースによっては、本実施形態情報処理装置は、本実施形態に係る第1の装置と一体の装置であってもよい。
また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えばクラウドコンピューティングなどのように、ネットワークへの接続(または各装置間の通信)を前提とした、1または2以上の装置からなるシステムに適用されてもよい。つまり、上述した本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、複数の装置により本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う情報処理システムとして実現することも可能である。
(本実施形態に係るプログラム)
コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(例えば、本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいてプロセッサなどにより実行されることによって、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラムが、コンピュータにおいてプロセッサなどにより実行されることによって、上述した本実施形態に係る情報処理方法に係る処理によって奏される効果を、奏することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)が提供されることを示したが、本実施形態は、さらに、上記プログラムを記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
上述した構成は、本実施形態の一例を示すものであり、当然に、本開示の技術的範囲に属するものである。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、前記第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行う処理部を備える、情報処理装置。
(2)
前記第1の情報は、前記第1の装置を身に付けているユーザの身体から取得された情報である、(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記第1の情報は、前記第1の装置に接触したユーザの身体から取得された情報である、(1)に記載の情報処理装置。
(4)
前記第1の情報は、ユーザの生体情報、動作を示す情報、行動履歴に関する情報のうちの、1または2以上であり、
前記第2の情報は、ユーザの生体情報、動作を示す情報、行動履歴に関する情報のうちの、1または2以上であり、
前記処理部は、前記第1の情報または前記第1の情報に基づく情報と、前記第1の情報に対応する前記第2の情報または前記第2の情報に基づく情報とを比較する、(1)に記載の情報処理装置。
(5)
前記生体情報には、脈波の検出結果を示す情報が含まれる、(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記第2の情報は、ユーザが撮像された撮像画像であり、
前記第1の情報は、脈波を検出する脈波センサの検出結果を示す情報である、(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記生体情報には、筋電の検出結果を示す情報が含まれる、(4)〜(6)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(8)
前記第2の情報は、ユーザが撮像された撮像画像であり、
前記第1の情報は、筋電を検出する筋電センサの検出結果を示す情報である、(7)に記載の情報処理装置。
(9)
前記処理部は、前記第1の情報に対応するユーザと、前記第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであるかどうかに基づいて、前記所定の処理を切り替える、(1)〜(8)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(10)
前記第1の情報に対応するユーザと前記第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザである場合、前記所定の処理は、前記ユーザ特有の操作を可能にする処理である、(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記所定の処理は、前記ユーザに対応する操作が可能な状態とさせる処理である、(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記所定の処理は、前記ユーザに対応付られている対象物の操作を可能とする処理である、(10)に記載の情報処理装置。
(13)
前記所定の処理は、前記ユーザに対応付られている対象物の施錠操作、または解錠操作を行う処理である、(10)に記載の情報処理装置。
(14)
前記処理部は、
前記第1の装置から取得される第1の装置を示す情報に基づいて、前記第1の装置の所有者のユーザに対応する第3の情報を取得し、
さらに、前記第3の情報と、前記第2の情報または前記第2の情報に基づく情報とに基づいて、前記所定の処理を行う、(1)〜(13)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(15)
前記第1の情報または前記第1の情報に基づく情報は、前記第1の装置を示す情報と対応付けられて記録され、
前記処理部は、前記第1の装置を示す情報と対応付けられて記録されている、前記第1の情報または前記第1の情報に基づく情報を、前記第3の情報として取得する、(14)記載の情報処理装置。
(16)
第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、前記第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行うステップを有する、情報処理装置により実行される情報処理方法。
(17)
第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、前記第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行うステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
100 情報処理装置
102 通信部
104 制御部
110 処理部
200 第1の装置
300、300A、300B、300C、300E、300F 第2の装置

Claims (17)

  1. 第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、前記第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行う処理部を備える、情報処理装置。
  2. 前記第1の情報は、前記第1の装置を身に付けているユーザの身体から取得された情報である、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の情報は、前記第1の装置に接触したユーザの身体から取得された情報である、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の情報は、ユーザの生体情報、動作を示す情報、行動履歴に関する情報のうちの、1または2以上であり、
    前記第2の情報は、ユーザの生体情報、動作を示す情報、行動履歴に関する情報のうちの、1または2以上であり、
    前記処理部は、前記第1の情報または前記第1の情報に基づく情報と、前記第1の情報に対応する前記第2の情報または前記第2の情報に基づく情報とを比較する、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記生体情報には、脈波の検出結果を示す情報が含まれる、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の情報は、ユーザが撮像された撮像画像であり、
    前記第1の情報は、脈波を検出する脈波センサの検出結果を示す情報である、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記生体情報には、筋電の検出結果を示す情報が含まれる、請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2の情報は、ユーザが撮像された撮像画像であり、
    前記第1の情報は、筋電を検出する筋電センサの検出結果を示す情報である、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記処理部は、前記第1の情報に対応するユーザと、前記第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザであるかどうかに基づいて、前記所定の処理を切り替える、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1の情報に対応するユーザと前記第2の情報に対応するユーザとが、同一のユーザである場合、前記所定の処理は、前記ユーザ特有の操作を可能にする処理である、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記所定の処理は、前記ユーザに対応する操作が可能な状態とさせる処理である、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記所定の処理は、前記ユーザに対応付られている対象物の操作を可能とする処理である、請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 前記所定の処理は、前記ユーザに対応付られている対象物の施錠操作、または解錠操作を行う処理である、請求項10に記載の情報処理装置。
  14. 前記処理部は、
    前記第1の装置から取得される第1の装置を示す情報に基づいて、前記第1の装置の所有者のユーザに対応する第3の情報を取得し、
    さらに、前記第3の情報と、前記第2の情報または前記第2の情報に基づく情報とに基づいて、前記所定の処理を行う、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記第1の情報または前記第1の情報に基づく情報は、前記第1の装置を示す情報と対応付けられて記録され、
    前記処理部は、前記第1の装置を示す情報と対応付けられて記録されている、前記第1の情報または前記第1の情報に基づく情報を、前記第3の情報として取得する、請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、前記第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行うステップを有する、情報処理装置により実行される情報処理方法。
  17. 第1の装置においてユーザの身体周辺で取得されたユーザに関する第1の情報と、前記第1の装置とは異なる第2の装置において取得されたユーザに関する第2の情報とに基づいて、所定の処理を行うステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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