JP2016194631A - 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器 - Google Patents

電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】ミラーを支持する支持部に犠牲層を残さずに、表面に大きな窪みのないミラーを効率よく形成することのできる電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器を提供すること。【解決手段】電気光学装置100は、ねじれヒンジ35およびミラー支持部38は導電部材31に一体に形成され、ミラー支持部38において、基板1側の第1端部381は基板1に向けて開口した開放端になっている。ミラー支持部38において、ミラー51側の第2端部382は、ミラー支持部38の開口を塞ぐ平板部385になっており、ミラー51は、平板部385の基板1とは反対側の面に接している。かかる電気光学装置100の製造に用いる第1犠牲層21は、感光性樹脂に対する露光、現像と、ハードマスクを形成した状態でのエッチングによって形成される。【選択図】図7

Description

本発明は、ミラーを備えた電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器に関するものである。
電子機器として、例えば、光源から出射された光をDMD(デジタル・ミラー・デバイス)と呼ばれる電気光学装置の複数のミラー(マイクロミラー)によって変調した後、変調光を投射光学系によって拡大投射することにより、スクリーンに画像を表示する投射型表示装置等が知られている。かかる電子機器に用いられる電気光学装置において、ミラーは、ミラー支持部を介してトーションヒンジ(ねじれヒンジ)に支持されているとともに、トーションヒンジに電気的に接続されている。また、トーションヒンジは、ヒンジ支持部を介して基板に形成された基板側バイアス電極に支持されているとともに、基板側バイアス電極に電気的に接続されている。従って、基板側バイアス電極からミラーにバイアス電圧を印加する一方、アドレス電極に駆動電圧を印加すれば、ミラーとアドレス電極との間に発生する静電力によってミラーを駆動することができる。かかる構成の電気光学装置の製造工程では、樹脂材料からなる犠牲層を利用してトーションヒンジやミラー等が形成される。
ここで、ミラー支持部が基板とは反対側に凹部を向けていると、ミラーの表面に大きな窪みが形成されてしまい、ミラーの表面(反射面)での反射率が低下する。そこで、ミラー支持部および犠牲層等の表面に無機材料を堆積させた後、研磨し、その後、ミラーを形成する反射膜を形成することが提案されている(特許文献1参照)。また、ミラー支持部を形成するにあたっては、トーションヒンジ上に残した柱状の犠牲層(樹脂層)の表面に金属層を形成した構成が提案されている(特許文献2参照)。
特表2007−510174号公報 特開平8−227042号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成のように、無機材料を堆積させて凹部を埋めるには、無機材料をかなり厚く堆積させる必要があるとともに、無機材料の場合には研磨速度が遅い。このため、犠牲層等の表面から無機材料を研磨で除去するには長い処理時間を必要とするという問題点がある。
また、特許文献2に記載の構成のように、柱状の樹脂層に金属層を積層してミラー支持部を形成した場合、照射された光や、駆動回路を動作させた際の基板での発熱等が原因で電気光学装置の温度が上昇したとき、犠牲層からガスが発生するおそれがある。かかるガスは、ミラーの表面(反射面)に付着すると、ミラーの反射率を低下させるため、好ましくない。また、トーションヒンジ(ねじれヒンジ)とミラー支持部を形成するために2層の金属層を形成すると共に2層の金属層の間に絶縁性の中間層を形成し、パターニングする工程が必要となり、電気光学装置の製造工程が複雑となる。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、ミラーを支持する支持部に犠牲層を残さずに、表面に大きな窪みのないミラーを効率よく形成することのできる電気光学装置、電気光学装置の製造方法、および電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置の一態様は、基板と、前記基板の一方面側で前記基板に向け突出すると共に前記基板に支持された第1支持部(ヒンジ支持部)と、前記第1支持部を介して前記基板側に支持されたねじれヒンジ(トーションヒンジ)、および前記ねじれヒンジから前記基板とは反対側に突出し、前記ねじれヒンジ側の第1端部が前記基板に向いた開放端になっている筒状の第2支持部(ミラー支持部)が一体に形成された導電部材と、前記第2支持部の前記基板とは反対側の第2端部に接するミラーと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る電気光学装置の製造方法では、基板の一方面側に形成された感光性樹脂層に対して露光現像処理を行った後、無機材料からなるハードマスクを形成した状態でのエッチング処理を行って、第1開口部(ヒンジ支持部用開口部)、および前記基板とは反対側に突出した柱状の凸部を備えた第1犠牲層を形成する第1犠牲層形成工程と、前記第1犠牲層の前記基板とは反対側および前記第1開口部の内側に第1導電膜を形成する第1導電膜形成工程と、前記第1導電膜をパターニングにして、前記第1開口部の内側に形成された前記第1導電膜よりなる第1支持部(ヒンジ支持部)、前記第1支持部と一体のねじれヒンジ(トーションヒンジ)、および前記ねじれヒンジから前記基板とは反対側に突出し、前記ねじれヒンジと一体の筒状の第2支持部を形成する第1パターニング工程と、前記ねじれヒンジおよび前記第2支持部の前記基板とは反対側に第2犠牲層を形成する第2犠牲層形成工程と、前記第2犠牲層を前記基板とは反対側から平坦化して前記第2支持部を露出させる平坦化工程と、前記第2犠牲層の前記基板とは反対側に第2導電膜を形成する第2導電膜形成工程と、前記第2導電膜をパターニングしてミラーを形成する第2パターニング工程と、前記第1犠牲層および前記第2犠牲層を除去する犠牲層除去工程と、を有していることを特徴とする。
本発明では、ねじれヒンジ(トーションヒンジ)から基板とは反対側に突出する第2支持部(ミラー支持部)は、筒状になっているとともに、基板側の第1端部が開放端になっている。このため、第2支持部を形成する際に内側に犠牲層があっても、かかる犠牲層を除去することができる。従って、第2支持部の内部には、犠牲層を構成する樹脂が残らないため、照射された光や、駆動回路を動作させた際の基板の発熱等が原因で電気光学装置の温度が上昇した場合でも、犠牲層からガスが発生することがない。それ故、犠牲層から発生したガスによって、ミラーの表面(反射面)での反射率が低下するという事態が発生しない。また、第2支持部において基板とは反対側で第2端部が平坦部になっている状態のときに第2支持部とは別体のミラーを第2支持部に接続させることができる。このため、ミラーの表面に窪みが発生しない。従って、光の利用効率を向上することができるとともに、ミラーでの散乱に起因するコントラストの低下を抑制することができる。また、凹部を無機材料で埋めた場合と違って、凹部を埋めた厚い無機材料をミラーの表面から除去する必要がないので、ミラーの表面に窪みを発生させない第2支持部を効率よく形成することができる。また、ねじれヒンジから基板とは反対側に突出する第2支持部は、筒状になっているとともに、基板側の第1端部が開放端になり、ねじれヒンジと一体で形成されている。このため、第2支持部とねじれヒンジの境界部で発生する強度の低下を抑えることが可能となり、電気光学装置の信頼性が向上する。
本発明において、前記第2端部は、前記第2支持部の開口を塞ぐ平板部になっていることが好ましい。かかる構成によれば、第2支持部とミラーとを確実の電気的に接続することができる。
本発明において、前記第2支持部と前記ねじれヒンジとの間が、湾曲した断面形状になっていることが好ましい。かかる構成によれば、ミラーから第2支持部を介してねじれヒンジに加わる応力が特定個所に集中しにくいという利点がある。
本発明において、前記第2支持部の外周面が前記ミラー側に向いたテーパ面になっていることが好ましい。かかる構成によれば、第2支持部の強度を大きくすることができる。
本発明に係る電気光学装置の製造方法において、前記第1犠牲層形成工程では、前記感光性樹脂層に対して前記露光現像処理を行って前記感光性樹脂層を部分的に薄くして前記凸部を形成した後、前記感光性樹脂層に対して前記エッチング処理を行って前記第1開口部を形成する態様を採用することができる。
この場合、前記露光現像処理では、ハーフトーンマスクを用いて露光を行うことが好ましい。
本発明に係る電気光学装置の製造方法において、前記第1犠牲層形成工程では、前記感光性樹脂層に対して前記露光現像処理を行って前記第1開口部を形成した後、前記感光性樹脂層に対して前記エッチング処理を行って前記感光性レジストを部分的に薄くして前記凸部を形成する態様を採用してもよい。
本発明に係る電気光学装置の製造方法において、前記感光性樹脂層としてポジ型の感光性樹脂層を形成する態様を採用することができる。また、本発明に係る電気光学装置の製造方法において、前記感光性樹脂層としてネガ型の感光性樹脂層を形成する態様を採用してもよい。
本発明を適用した電気光学装置は各種電子機器に用いることができ、この場合、電子機器には、前記ミラーに光源光を照射する光源部が設けられる。また、電子機器として投射型表示装置や頭部装着型表示装置を構成する場合、電子機器には、さらに、前記ミラーによって変調された光を投射する投射光学系が設けられる。
本発明を適用した電子機器としての投射型表示装置の光学系を示す模式図である。 本発明を適用した電気光学装置の基本構成を模式的に示す説明図である。 本発明を適用した電気光学装置の要部におけるA−A′断面を模式的に示す説明図である。 本発明を適用した電気光学装置の詳細構成を示す断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造工程で形成された層の平面図である。 本発明を適用した電気光学装置の製造工程で用いる第1犠牲層の別の製造方法を示す工程断面図である。 図9に示す方法でヒンジ支持部用開口部(第1開口部)等が形成される様子を示す平面図である。 本発明を適用した電気光学装置の第2支持部(ミラー支持部)の好ましい形態を示す説明図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明では、本発明を適用した電子機器として投射型表示装置を説明する。また、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、図面では、ミラー等の数を減らして示してある。
[電子機器としての投射型表示装置]
図1は、本発明を適用した電子機器としての投射型表示装置の光学系を示す模式図である。図1に示す投射型表示装置1000は、光源部1002と、光源部1002から出射された光を画像情報に応じて変調する電気光学装置100と、電気光学装置100で変調された光を投射画像としてスクリーン等の被投射物1100に投射する投射光学系1004と有している。光源部1002は、光源1020と、カラーフィルタ1030とを備えている。光源1020は白色光を出射し、カラーフィルタ1030は、回転に伴って各色の光を出射し、電気光学装置100は、カラーフィルタ1030の回転に同期したタイミングで、入射した光を変調する。なお、カラーフィルタ1030に代えて、光源1020から出射された光を各色の光に変換する蛍光体基板を用いてもよい。また、各色の光毎に光源部1002および電気光学装置100を設けてもよい。
[電気光学装置100の基本構成]
図2は、本発明を適用した電気光学装置100の基本構成を模式的に示す説明図であり、図2(a)、(b)は各々、電気光学装置100の要部を示す説明図、および電気光学装置100の要部の分解斜視図である。図3は、本発明を適用した電気光学装置100の要部におけるA−A′断面を模式的に示す説明図であり、図3(a)、(b)は各々、ミラーが一方側に傾いた状態を模式的に示す説明図、およびミラーが他方側に傾いた状態を模式的に示す説明図である。
図2および図3に示すように、電気光学装置100は、基板1の一方面1s側に複数のミラー51がマトリクス状に配置されており、ミラー51は基板1から離間している。基板1は、例えば、シリコン基板である。ミラー51は、例えば、1辺の長さが例えば10〜30μmの平面サイズを有するマイクロミラーである。ミラー51は、例えば、600×800から1920×1080の配列をもって配置されており、1つのミラー51が画像の1画素に対応する。
ミラー51の表面はアルミニウム等の反射金属膜からなる反射面になっている。電気光学装置100は、基板1の一方面1sに形成された基板側バイアス電極11および基板側アドレス電極12、13等を含む1階部分100aと、高架アドレス電極32、33およびトーションヒンジ(ねじれヒンジ)35を含む2階部分100bと、ミラー51を含む3階部分100cとを備えている。1階部分100aでは、基板1にアドレス回路14が形成されている。アドレス回路14は、各ミラー51の動作を選択的に制御するためのメモリセルや、ワード線、ビット線の配線15等を備えており、CMOS回路16を備えたRAM(Random Access Memory)に類似した回路構成を有している。
2階部分100bは、高架アドレス電極32、33、トーションヒンジ35、およびミラー支持部(第2支持部)38を含んでいる。高架アドレス電極32、33は、電極ポスト321、331を介して基板側アドレス電極12、13に導通しているとともに、基板側アドレス電極12、13によって支持されている。トーションヒンジ35の両端からはヒンジアーム36、37が延在している。ヒンジアーム36、37は、ヒンジ支持部(第1支持部)39を介して基板側バイアス電極11に導通しているとともに、基板側バイアス電極11によって支持されている。ミラー51は、ミラー支持部38を介してトーションヒンジ35に導通しているとともに、トーションヒンジ35によって支持されている。従って、ミラー51は、ミラー支持部38、トーションヒンジ35、ヒンジアーム36、37、ヒンジ支持部39を介して基板側バイアス電極11に導通しており、基板側バイアス電極11からバイアス電圧が印加される。なお、ヒンジアーム36、37の先端には、ミラー51が傾いたときに当接して、ミラー51と高架アドレス電極32、33との接触を防止するストッパー361、362、371、372が形成されている。
基板側アドレス電極12、13および高架アドレス電極32、33は、ミラー51との間に静電力を発生させてミラー51を傾くように駆動する駆動素子を構成している。具体的には、トーションヒンジ35は、基板側アドレス電極12、13および高架アドレス電極32、33に駆動電圧が印加されて、図3に示すように、ミラー51が基板側アドレス電極12および高架アドレス電極32の側、あるいは基板側アドレス電極12および高架アドレス電極33に引き寄せられるように傾いた際に捩じれる。そして、基板側アドレス電極12、13および高架アドレス電極32、33に対する駆動電圧の印加が停止してミラー51に対する吸引力が消失した際、ミラー51が基板1に平行な姿勢に戻す力を発揮する。
電気光学装置100において、例えば、図3(a)に示すように、ミラー51が基板側アドレス電極12および高架アドレス電極32の側に傾くと、光源部1002から出射された光がミラー51によって投射光学系1004に向けて反射するオン状態となる。これに対して、図3(b)に示すように、ミラー51が基板側アドレス電極13および高架アドレス電極33の側に傾くと、光源部1002から出射された光がミラー51によって光吸収装置1005に向けて反射するオフ状態となり、かかるオフ状態では、投射光学系1004に向けて光が反射されない。かかる駆動は、複数のミラー51の各々で行われる結果、光源部1002から出射された光は、複数のミラー51で画像光に変調されて投射光学系1004から投射され、画像を表示する。
なお、基板側アドレス電極12、13と対向する平板状のヨークをトーションヒンジ35と一体に設け、高架アドレス電極32、33とミラー51との間に発生する静電力に加えて、基板側アドレス電極12、13とヨークとの間に作用する静電力も利用してミラー51を駆動することもある。
[電気光学装置100の詳細構成]
図4は、本発明を適用した電気光学装置100の詳細構成を示す断面図である。なお、図4には、電気光学装置100の2階部分100bおよび3階部分100cのみを示し、基板側バイアス電極11および基板側アドレス電極12、13等を含む1階部分100aの図示を省略してある。また、図4では、電気光学装置100に形成される複数のミラー51のうち、1つのミラー51に対するミラー支持部(第2支持部)38およびトーションヒンジ(ねじれヒンジ)35のみを示してある。
図4に示すように、電気光学装置100は、基板1の一方面1s側に、導電性のヒンジ支持部(第1支持部)39を介して基板1側に支持された導電性のトーションヒンジ35を有している。また、電気光学装置100は、トーションヒンジ35の長さ方向の中央部分でトーションヒンジ35から基板1側とは反対側に向けて突出した筒状のミラー支持部38と、ミラー支持部38に支持されたミラー51とを有している。
ここで、トーションヒンジ35とミラー支持部38とは一体に形成されている。より具体的には、トーションヒンジ35とミラー支持部38とを一体に備えた導電部材31において、基板1の一方面1sに沿うように延在した部分によってトーションヒンジ35が構成され、基板1側とは反対側に向けて突出した部分によってミラー支持部38が構成されている。また、導電部材31には、ヒンジ支持部39も一体に形成されている。すなわち、導電部材31において、トーションヒンジ35から基板1に向けて突出する部分によってヒンジ支持部39が構成され、ヒンジ支持部39は基板1に支持されている。
ミラー支持部38において、基板1側(トーションヒンジ35側)の第1端部381は基板1に向けて開口した開放端になっている。ミラー支持部38において、基板1およびトーションヒンジ35とは反対側(ミラー51側)の第2端部382は、ミラー支持部38の開口を塞ぐ平板部385になっており、ミラー51は、平板部385の基板1とは反対側の面に接している。このため、ミラー51の表面には窪みが存在しない。
[電気光学装置の製造方法]
図2(b)および図5〜図8を参照して、本発明を適用した電気光学装置100の製造工程のうち、トーションヒンジ(ねじれヒンジ)、ミラー支持部(第2支持部)およびミラーを形成する工程を中心に説明する。図5、図6および図7は、本発明を適用した電気光学装置100の製造方法を示す工程断面図である。図8は、本発明を適用した電気光学装置100の製造工程で形成された層の平面図である。なお、図5〜図8では、電気光学装置100に形成される複数のミラー51のうち、1つのミラー51に対するミラー支持部38およびトーションヒンジ(ねじれヒンジ)35のみを示してある。また、以下の説明では、適宜、図2(b)を参照して説明した各部位との関係も説明する。
まず、図5(a)に示すように、工程ST1において、シリコン基板からなるウエハー10に、図2(b)を参照して説明したアドレス回路14、基板側バイアス電極11および基板側アドレス電極12、13等を形成する。
次に、工程ST2において、ウエハー10の一方面10sにポジ型有機フォトレジスト等からなる感光性樹脂層210を形成する。次に、図5(b)に示す工程ST3(露光現像処理処理)において、感光性樹脂層210に対して露光および現像を行い、感光性樹脂層210を部分的に薄くして、基板1とは反対側に突出する柱状の凸部212を形成する(図8(a)参照)。感光性樹脂層210の厚さは、例えば3μmであり、凸部212の外径は、例えば約0.6μmである。かかる露光現像処理において、ハーフトーンマスクを利用して感光性樹脂層210を露光する。このため、感光性樹脂層210を容易に部分的に薄くでき、薄くした部分を適正な厚さとすることができる。
次に、エッチング処理工程では、図5(c)に示す工程ST4(ハードマスク形成工程)において、感光性樹脂層210の基板1とは反対側の面に酸化シリコン(SiO)等の無機材料からなるハードマスク216を形成する。より具体的には、PEVCD法等により酸化シリコン膜(SiO)等の無機膜を形成した後、無機膜の表面(ウエハー10とは反対側の面)にレジストマスクを形成した状態で無機膜をパターニングし、ハードマスク216を形成する。次に、図5(c)に示す工程ST5において、感光性樹脂層210をエッチングし、ハードマスク216の開口部に相当する位置にヒンジ支持部用開口部(第1開口部)211aを形成した後、ハードマスク216を除去する。その際、図8(b)に示すように、高架アドレス電極32、33の電極ポスト321、331用の電極ポスト用開口部211bも形成する。ヒンジ支持部用開口部211aの開口径は、例えば約0.6μmである。
かかる工程ST2、ST3、ST4、ST5が、露光現像処理およびエッチング処理によって、ヒンジ支持部用開口部211a、および柱状の凸部212を備えた第1犠牲層21を形成する第1犠牲層形成工程である。
次に、図5(e)に示す工程ST6(第1導電膜形成工程)において、第1犠牲層21の表面(ウエハー10とは反対側の面)に第1導電膜30を全面に形成する。この際、第1導電膜は、ヒンジ支持部用開口部211aの壁面および底面にも形成される。第1導電膜30は、例えば、アルミニウム層の単体膜、あるはアルミニウム層とチタン層との積層膜であり、厚さは、例えば0.06μmである。
次に、工程ST7(第1パターニング工程)において、第1導電膜30の表面(ウエハー10とは反対側の面)にレジストマスクを形成した状態で第1導電膜30をパターニングし、トーションヒンジ35を備えた導電部材31を形成する。その際、導電部材31では、ヒンジ支持部用開口部211aに残った第1導電膜30によってヒンジ支持部39がトーションヒンジ35と一体に形成される。また、導電部材31では、トーションヒンジ35から基板1とは反対側に突出した筒状のヒンジ支持部38がトーションヒンジ35と一体に形成される。その際、図8(c)に示すように、導電部材31では、ヒンジアーム36、37が形成される。また、高架アドレス電極32、33が同時形成され、電極ポスト用開口部211bの内部に電極ポスト321、331が形成される。
次に、図6(a)に示す工程ST8(第2犠牲層形成工程)では、トーションヒンジ35およびミラー支持部38をウエハー10とは反対側から覆うように、ポジ型有機フォトレジスト等からなる感光性樹脂層を形成した後、硬化させ、第2犠牲層22を形成する。第2犠牲層22の厚さは、例えば3μmである。
次に、図6(b)に示す工程ST9(平坦化工程)では、CMP法等によって、第2犠牲層22をウエハー10とは反対側から平坦化してミラー支持部38の第2端部382を露出させる(図8(d)参照)。本形態では、ミラー支持部38の第2端部382に平板部385が残るように平坦化を行う。
次に、図6(c)に示す工程ST10(第2導電膜形成工程)では、第2犠牲層22のウエハー10とは反対側に第2導電膜50を形成する。第2導電膜50は、例えば、厚さが0.3μmのアルミニウム層である。
次に、図7(a)に示す工程ST11では、PEVCD法等により酸化シリコン膜(SiO)等の無機膜70を形成する(図8(e)参照)。次に、図7(b)に示す工程ST12では、無機膜70の表面(ウエハー10とは反対側の面)にレジストマスクを形成した状態で無機膜70をパターニングし、ミラー51と同一の平面形状のエッチングストッパー層71を形成する(図8(f)参照)。その後、レジストマスクを除去する。次に、図7(d)に示す工程ST13では、エッチングストッパー層71をマスクにして、第2導電膜50をパターニングし、ミラー51を形成する。かかる工程ST11、ST12、ST13が第2パターニング工程である。
次に、ウエハー10を単品サイズの複数の基板1に分割する。
次に、図7(d)に示す工程ST14(犠牲層除去工程)では、プラズマエッチング等を行って、第1犠牲層21および第2犠牲層22を除去する。その際、ミラー支持部38は、基板1に向けて開口しているので、ミラー支持部38の内側からも第1犠牲層21を除去することができる。また、本形態では、第1犠牲層21および第2犠牲層22を除去する際、エッチングストッパー層71を除去する。その結果、電気光学装置100が得られる。
[本形態の主な効果]
以上説明したように、本形態では、トーションヒンジ(ねじれヒンジ)35から基板1とは反対側に突出するミラー支持部(第2支持部)38は、筒状になっているとともに、基板1側の第1端部381が開放端になっている。このため、ミラー支持部38を形成する際に内側に凸部212(第1犠牲層21)があっても、第1犠牲層21を除去することができる。従って、ミラー支持部38の内部には、犠牲層を構成する樹脂が残らないため、照射された光や、駆動回路を動作させた際の基板の発熱等が原因で電気光学装置100の温度が上昇した場合でも、犠牲層からガスが発生することがない。それ故、犠牲層から発生したガスによって、ミラー51の表面(反射面)での反射率が低下するという事態が発生しない。さらに、トーションヒンジ35から基板とは反対側に突出するミラー支持部38は、筒状になっているとともにトーションヒンジ35と一体で形成されている。このため、ミラー支持部38とトーションヒンジ35の境界部で発生する強度が低下しない。
また、ミラー支持部38において基板1とは反対側で第2端部382が平坦部になっている状態のときにミラー支持部38とは別体のミラー51をミラー支持部38に接続させることができる。このため、ミラー51の表面に窪みが発生しない。従って、光の利用効率を向上することができるとともに、ミラー51での散乱に起因するコントラストの低下を抑制することができる。
また、凹部を無機材料で埋めた場合と違って、凹部を埋めた厚い無機材料をミラー51の表面から除去する必要がないので、ミラー51の表面に窪みを発生させないミラー支持部38を効率よく形成することができる。
[第1犠牲膜21の別の製造方法]
図9は、本発明を適用した電気光学装置100の製造工程で用いる第1犠牲層の別の製造方法を示す工程断面図である。図10は、図9に示す方法でヒンジ支持部用開口部(第1開口部)211a等が形成される様子を示す平面図である。
本形態では、第1犠牲層形成工程において、まず、図9(a)に示すように、工程ST101において、シリコン基板からなるウエハー10に、図2(b)を参照して説明したアドレス回路14、基板側バイアス電極11および基板側アドレス電極12、13等を形成する。
次に、工程ST101において、ウエハー10の一方面10sにポジ型有機フォトレジスト等からなる感光性樹脂層210を形成する。次に、図9(b)に示す工程ST103(露光現像処理処理)において、感光性樹脂層210に対して露光および現像を行い、ヒンジ支持部用開口部(第1開口部)および電極ポスト用開口部211を形成する(図10(a)参照)。
次に、エッチング処理工程では、図9(c)に示す工程ST104(ハードマスク形成工程)において、感光性樹脂層210の基板1とは反対側の面に酸化シリコン(SiO)等の無機材料からなるハードマスク217を形成する。より具体的には、PEVCD法等により酸化シリコン膜(SiO)等の無機膜を形成した後、無機膜の表面(ウエハー10とは反対側の面)にレジストマスクを形成した状態で無機膜をパターニングし、ハードマスク217を形成する。次に、図9(d)に示す工程ST105において、感光性樹脂層210をハーフエッチングし、感光性樹脂層210を部分的に薄くして、基板1とは反対側に突出する柱状の凸部212を形成する(図10(b)参照)。
かかる工程ST102、ST103、ST104、ST105が、露光現像処理およびエッチング処理によって、ヒンジ支持部用開口部(第1開口部)211a、および柱状の凸部212を備えた第1犠牲層21を形成する第1犠牲層形成工程である。
その後は、図5(e)、図6および図7を参照して説明した工程を行えば、電気光学装置10を得ることができる。
[ミラー支持部(第2支持部)38の改良例]
図11は、本発明を適用した電気光学装置100のミラー支持部(第2支持部)38の好ましい形態を示す説明図である。本発明を適用した電気光学装置100を製造するにあたって、第1犠牲層21を形成するにあたって、ポジ型の感光性樹脂層を用いたが、ネガ型の感光性樹脂層を用いてもよい。かかるネガ型の感光性樹脂層を用いた場合、感光性樹脂層内での光の散乱等の影響で、図5(b)に示すように凸部212を形成した際、凸部212の外周面212bがミラー51側(ウエハー10とは反対側)に向いたテーパ面になりやすい。その結果、ミラー支持部38の外周面383がミラー51側(ウエハー10とは反対側)に向いたテーパ面となる。それ故、ミラー支持部38は、トーションヒンジ(ねじれヒンジ)35の側がミラー51側より大径になるので、ミラー支持部38の強度を大きくすることができる。
また、ポジ型およびネガ型に関わらず、感光性樹脂層を用いた場合、凸部212の根元が湾曲した形状になりやすい。特に図9(c)、(d)に示す工程ST104、ST105においてエッチングを行った際、凸部212の根元212cが湾曲した形状になりやすい。その結果、ミラー支持部38とトーションヒンジ35との間が、湾曲した断面形状になる。かかる構成によれば、ミラー51からミラー支持部38を介してトーションヒンジ35に加わる応力が特定箇所に集中しにくいという利点がある。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、図6(b)を参照して説明した平坦化工程(工程ST9)において、ミラー支持部38の第2端部382に平板部385が残るように平坦化したが、平板部385が無くなるまで平坦化してもよい。この場合でも、ミラー51を形成するための第2導電膜50を形成する際、ミラー支持部38の端部は、第1犠牲層21の凸部212によって平坦部になっている。従って、ミラー51の表面には窪みが発生しない。
1・・基板、10・・ウエハー、11・・基板側バイアス電極、12、13・・基板側アドレス電極、14・・アドレス回路、21・・第1犠牲層、22・・第2犠牲層、30・・第1導電膜、31・・導電部材、35・・トーションヒンジ(ねじれヒンジ)、38・・ミラー支持部(第2支持部)、39・・ヒンジ支持部(第1支持部)、50・・第2導電膜、51・・ミラー、71・・エッチングストッパー層、100・・電気光学装置、210・・感光性樹脂層、211a・・ヒンジ支持部用開口部(第1開口部)、212・・凸部、216、217・・ハードマスク、381・・第1端部、382・・第2端部、383・・外周面、385・・平板部、1000・・投射型表示装置、1002・・光源部、1004・・投射光学系

Claims (11)

  1. 基板と、
    前記基板の一方面側で前記基板に向けて突出すると共に前記基板に支持された第1支持部と、
    前記第1支持部を介して前記基板側に支持されたねじれヒンジ、および前記ねじれヒンジから前記基板とは反対側に突出し、前記ねじれヒンジ側の第1端部が前記基板に向いた開放端になっている筒状の第2支持部が一体に形成された導電部材と、
    前記第2支持部の前記基板とは反対側の第2端部に接するミラーと、
    を有することを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置において、
    前記第2端部は、前記第2支持部の開口を塞ぐ平板部になっていることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項1または2に記載の電気光学装置において、
    前記第2支持部と前記ねじれヒンジとの間が、湾曲した断面形状になっていることを特徴とする電気光学装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の電気光学装置において、
    前記第2支持部の外周面が前記ミラー側に向いたテーパ面になっていることを特徴とする電気光学装置。
  5. 基板の一方面側に形成された感光性樹脂層に対して露光現像処理を行った後、無機材料からなるハードマスクを形成した状態でのエッチング処理を行って、第1開口部、および前記基板とは反対側に突出した柱状の凸部を備えた第1犠牲層を形成する第1犠牲層形成工程と、
    前記第1犠牲層の前記基板とは反対側および前記第1開口部の内側に第1導電膜を形成する第1導電膜形成工程と、
    前記第1導電膜をパターニングにして、前記第1開口部の内側に形成された前記第1導電膜よりなる第1支持部、前記第1支持部と一体のねじれヒンジ、および前記ねじれヒンジから前記基板とは反対側に突出し、前記ねじれヒンジと一体の筒状の第2支持部を形成する第1パターニング工程と、
    前記ねじれヒンジおよび前記第2支持部の前記基板とは反対側に第2犠牲層を形成する第2犠牲層形成工程と、
    前記第2犠牲層を前記基板とは反対側から平坦化して前記第2支持部を露出させる平坦化工程と、
    前記第2犠牲層の前記基板とは反対側に第2導電膜を形成する第2導電膜形成工程と、
    前記第2導電膜をパターニングしてミラーを形成する第2パターニング工程と、
    前記第1犠牲層および前記第2犠牲層を除去する犠牲層除去工程と、を有することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記第1犠牲層形成工程では、前記感光性樹脂層に対して前記露光現像処理を行って前記感光性樹脂層を部分的に薄くして前記凸部を形成した後、前記感光性樹脂層に対して前記エッチング処理を行って前記第1開口部を形成することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  7. 請求項6に記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記露光現像処理では、ハーフトーンマスクを用いて露光を行うことを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  8. 請求項5に記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記第1犠牲層形成工程では、前記感光性樹脂層に対して前記露光現像処理を行って前記第1開口部を形成した後、前記感光性樹脂層に対して前記エッチング処理を行って前記感光性樹脂層を部分的に薄くして前記凸部を形成することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  9. 請求項5乃至8の何れか一項に記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記感光性樹脂層としてポジ型の感光性樹脂層を用いることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  10. 請求項5乃至8の何れか一項に記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記感光性樹脂層としてネガ型の感光性樹脂層を用いることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  11. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の電気光学装置を備えた電子機器であって、
    前記ミラーに光源光を照射する光源部を有することを特徴とする電子機器。
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