JP2016193137A - 薬液注入装置 - Google Patents

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【課題】動物の大きさに適合した正確な薬液量を投与し得る薬液注入装置を提供する。【解決手段】薬液注入装置1Aは、放射性薬液を収容するRIバイアル12と、RIバイアル12内の放射性薬液を吸引したのち放射性薬液を送出するRIシリンジ16と、RIシリンジ16から送出された放射性薬液を所定量保持するループチューブ22と、ループチューブ22に空気を送ることにより、ループチューブ22に保持された放射性薬液を押し出す空気シリンジ18と、ループチューブ22から押し出された放射性薬液を生体内に注入する注射針26とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、薬液注入装置に関するものである。
特許文献1〜3には、容器中の放射性薬液を分注して投与するための装置に関する技術が記載されている。例えば、特許文献1に記載された装置は、バイアル容器と、注入シリンジと、エアーベント付きフィルターとを備える。バイアル容器は、放射性薬剤を収容する。注入シリンジは、バイアル容器内の放射性薬剤をガスとともに吸引し、ガスを搬送媒体として放射性薬剤を押し出す。エアーベント付きフィルターは、注入シリンジから押し出された放射性薬剤およびガスのうち、ガスのみを除去して放射性薬剤を通過させる。
また、特許文献2に記載された装置は、放射能濃度検出手段と、分注装置と、液体保持部と、放射能量計測手段と、投与手段とを備える。放射能濃度検出手段は、投与直前における容器内の放射性液体の放射能濃度を測定する。分注装置は、測定結果に基づいて分注量を制御する手段を有する。液体保持部は、分注直後の放射性液体の全量を一時的に収容する。放射能量計測手段は、液体保持部に収容された放射性液体の放射能量を測定する。投与手段は、放射能測定後の放射性液体の全量を投与する。
特許第3323628号公報 特許第4034528号公報
従来より、例えば生体の脳血流の評価などの為に、O−15水等の放射性薬液を利用したPET計測が行われている。このようなPET計測の際には、放射性薬液を繰り返し投与する場合があり、作業者の被曝低減のためには自動投与装置を使用することが望ましい。特許文献1に記載された放射性薬剤注入装置は、自動投与装置の一つである。特許文献1に記載された放射性薬剤注入装置は、大型動物の他に、例えばマカクザルなどの中型動物実験に利用されることができる。
薬液注入装置の投与対象には、大型動物、中型動物に限らず、マーモセット類などの小型動物までもが含まれる。しかしながら、投与対象となる動物の大きさ(主に体重に依存)によって、投与すべき薬液量が変化する。従って、より多くの種類の動物に対応する為には、動物の大きさに適合した正確な薬液量を投与することが望まれる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、動物の大きさに適合した正確な薬液量を投与し得る薬液注入装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明による薬液注入装置は、放射性薬液を生体内に注入する薬液注入装置であって、放射性薬液を収容する薬液容器と、薬液容器内の放射性薬液を吸引したのち放射性薬液を送出する薬液送出シリンジと、薬液送出シリンジから送出された放射性薬液を所定量保持する保持部と、保持部に空気を送ることにより、保持部に保持された放射性薬液を押し出す空気シリンジと、保持部から押し出された放射性薬液を生体内に注入する注入部とを備えることを特徴とする。
この薬液注入装置では、まず、薬液容器に放射性薬液が収容される。次に、薬液送出シリンジによって薬液容器から放射性薬液が吸引され、放射性薬液が薬液送出シリンジに保持される。続いて、薬液送出シリンジから放射性薬液が送出され、この放射性薬液は保持部によって保持される。このとき、保持部は定まった容積を有するため、放射性薬液は所定量だけ保持される。その後、空気シリンジから保持部に送られた空気によって放射性薬液が押し出され、該放射性薬液が注入部を介して生体内に注入される。このように、上記の薬液注入装置では、保持部の容積によって定まる一定量の放射性薬液が生体に注入される。従って、動物の大きさに合わせて、正確な量の放射性薬液を投与することができる。
また、上記の薬液注入装置は、保持部が、容積が異なる別の保持部に交換可能であることを特徴としてもよい。これにより、投与対象となる動物の大きさが変化した場合であっても、放射性薬液の投与量を簡便な操作により変更することができる。
また、上記の薬液注入装置は、保持部が管状であり、薬液送出シリンジから送出された放射性薬液を一端から受け入れて他端から排出することを特徴としてもよい。保持部がこのような形状を有することによって、保持部が放射性薬液の流路の一部となり、上述した保持部の動作を好適に行うことができる。
また、上記の薬液注入装置は、保持部がループ状に巻回されていることを特徴としてもよい。これにより、様々な容積を有する保持部を小型化できる。
本発明による薬液注入装置によれば、動物の大きさに適合した正確な薬液量を投与することができる。
本発明の一実施形態に係る薬液注入装置の構成を示す図である。 3ポートバルブの種々の状態を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 薬液注入装置の動作を示す図である。 一変形例に係る薬液注入装置の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明による薬液注入装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る薬液注入装置1Aの構成を示す図である。この薬液注入装置1Aは、生体の生理学的な検査を行うため、ラジオアイソトープ(RI)でラベルされた放射性薬剤を生体に注入するための装置であって、注入されたRIは放射線検出器を用いて測定される。
薬液注入装置1Aは、RIバイアル12と、水容器14と、RIシリンジ16と、空気シリンジ18と、空気吸入口20と、ループチューブ22と、注射針26とを備える。また、薬液注入装置1Aは、5つの3ポートバルブ(三方活栓)31〜35と、チューブ41〜54とを備える。
ここで、3ポートバルブ31〜35の構造について予め説明する。図2(a)〜(e)は、3ポートバルブの種々の状態を示しており、図2(f)〜(j)は、図2(a)〜(e)にそれぞれ対応する略記号を示している。この3ポートバルブは、第1ポート30a、第2ポート30b、及び第3ポート30cを有する。図2(a)の状態では、第1ポート30aと第2ポート30bとが互いに接続され、第3ポート30cは何れのポートにも接続されない。図2(b)の状態では、第2ポート30bと第3ポート30cとが互いに接続され、第1ポート30aは何れのポートにも接続されない。図2(c)の状態では、第1ポート30a、第2ポート30b、及び第3ポート30cが相互に接続される。図2(d)の状態では、第1ポート30aと第3ポート30cとが互いに接続され、第2ポート30bは何れのポートにも接続されない。図2(e)の状態では、第1ポート30a、第2ポート30b、及び第3ポート30cは相互に接続されない。
再び図1を参照する。RIバイアル12は、本実施形態における薬液容器の例であって、放射性薬液を収容する。RIバイアル12は、例えば開口部を有するガラス製の容器であり、この開口部はゴム製のキャップによって封止されている。そして、このキャップには3つの注入針が貫通している。これらの注入針にはチューブ41〜43の一端がそれぞれ接続されて、この内部を流れる液体および気体の流路を確保している。チューブ41の他端は、サイクロトロン10に接続されている。チューブ42の他端は、図示しない排気装置に接続されている。チューブ43の他端は、バルブ31の第1ポートに接続されている。なお、RIバイアル12には放射線測定器(ドーズキャリブレータ)13が備えられており、RIバイアル12内の放射線量が測定される。
水容器14は、生理食塩水を収容し、送出する。水容器14は、チューブ44を介してバルブ31の第2ポートに接続されている。サイクロトロン10により生産された放射性ガスは、この生理食塩水と混合されることによって放射性薬液となる。
RIシリンジ16は、本実施形態における薬液送出シリンジの例である。RIシリンジ16は、チューブ46を介してバルブ32の第2ポートに接続されている。バルブ32の第1ポートは、チューブ45を介してバルブ31の第3ポートに接続されている。RIシリンジ16は、RIバイアル12から放射性薬液を吸引して保持する。その後、RIシリンジ16は、この放射性薬液を送出する。
ループチューブ22は、本実施形態における保持部の例であって、RIシリンジ16から送出された放射性薬液を所定量保持する。ループチューブ22は、管状であってループ状に巻回されている。ループチューブ22は、RIシリンジ16から送出された放射性薬液を一端から受け入れて他端から排出する。ループチューブ22の一端は、チューブ50を介してバルブ34の第3ポートに接続されている。バルブ34の第1ポートは、チューブ47を介してバルブ32の第3ポートに接続されている。ループチューブ22の他端は、チューブ51を介してバルブ35の第1ポートに接続されている。ループチューブ22は、容積が異なる(例えば、内径が同じで長さが異なる)別のループチューブ22に交換可能とされている。具体的には、ループチューブ22の一端はチューブ50に対して着脱可能に接続され、ループチューブ22の他端はチューブ51に対して着脱可能に接続される。
空気シリンジ18は、ループチューブ22に空気を送ることにより、ループチューブ22に保持された放射性薬液を押し出す。空気シリンジ18は、チューブ48を介してバルブ33の第1ポートに接続されている。バルブ33の第2ポートは、空気吸入口20に接続されている。バルブ33の第3ポートは、チューブ49を介してバルブ34の第2ポートに接続されている。
注射針26は、本実施形態における注入部の例であって、ループチューブ22から押し出された放射性薬液を生体内に注入する。注射針26は、チューブ54、エアベントフィルタ24、及びチューブ53を介して、バルブ35の第3ポートに接続されている。なお、バルブ35の第2ポートは、チューブ52の一端に接続されている。チューブ52の他端は、図示しない廃棄バイアルに接続されている。
以上の構成を備える本実施形態の薬液注入装置1Aの動作について説明する。図3〜図13は、薬液注入装置1Aの動作を示す図である。なお、これらの図において、生理食塩水または放射性薬液が充填されている流路は破線で示されている。
まず、投与対象となる動物の大きさ(主に体重)に対応する容積を有するループチューブ22が取り付けられる。次に、図3に示されるように、エアベントフィルタ24から注射針26までの流路、具体的にはチューブ54が生理食塩水で満たされ、その状態にて待機する。続いて、図4に示されるように、バルブ31の第2ポートと第3ポートとが導通し、バルブ32の第1ポートと第2ポートとが導通した状態で、水容器14内の生理食塩水をRIシリンジ16が吸引する。このとき、生理食塩水は、チューブ44、45、及び46を通ってRIシリンジ16に達する。
続いて、図5に示されるように、バルブ31の第1ポートと第3ポートとが導通した状態で、RIシリンジ16内の生理食塩水W1がRIバイアル12へ送られる。このとき、生理食塩水W1は、チューブ46、45、及び43を通ってRIバイアル12に達する。続いて、図6に示されるように、バルブ31が非導通状態とされたのち、サイクロトロン10によって生産された放射性ガスG1が、RIバイアル12内の生理食塩水にて捕集される。これにより、放射性薬液が生成される。このとき並行して、放射線測定器13が放射性薬液の放射能量を計測する。RIバイアル12への放射性ガスG1の移動は、RIバイアル12内の放射性薬液の放射線量が必要量に達するまで続けられる。
続いて、図7に示されるように、バルブ31の第1ポートと第3ポートとが再び導通した状態で、RIバイアル12内の放射性薬液R1をRIシリンジ16が吸引する。このとき、放射性薬液R1は、チューブ43、45、及び46を通ってRIシリンジ16に達する。続いて、図8に示されるように、バルブ32の第2ポートと第3ポートとが導通し、バルブ34の第1ポートと第3ポートとが導通した状態で、RIシリンジ16が放射性薬液R1を送出することにより、放射性薬液R1がループチューブ22に送られる。このとき、放射性薬液R1は、チューブ46、47、及び50を通ってループチューブ22に達する。また、このとき、バルブ35の第1ポートと第2ポートとが導通しており、余分な放射性薬液R1はチューブ51及び52を通って廃棄バイアルへ送られる。従って、ループチューブ22により設定された液量の放射性薬液R1が、バルブ35までの流路に留まる。
続いて、図9に示されるように、バルブ33の第1ポートと第2ポートとが導通し、空気シリンジ18が空気を吸引する。このとき、空気は空気吸入口20及びチューブ48を経て空気シリンジ18に達する。続いて、図10に示されるように、バルブ33の第1ポートと第3ポートとが導通し、バルブ34の第2ポートと第3ポートとが導通し、バルブ35の第1ポートと第3ポートとが導通した状態で、空気シリンジ18が空気を押し出す。これにより、空気A1がループチューブ22へ排気され、ループチューブ22内の放射性薬液R1が、チューブ53、エアベントフィルタ24、及びチューブ54を通り、注射針26から投与対象に投与される。なお、空気はエアベントフィルタ24によって遮断され、投与対象には到達しない。
投与が完了した後、図11に示されるように、バルブ35の第1ポートと第2ポートとが導通した状態で、RIシリンジ16が残留する放射性薬液R1を全て送出する。この放射性薬液R1は、チューブ46,47及び50、ループチューブ22、並びにチューブ51及び52を通って、廃棄バイアルへ送られる。続いて、図12に示されるように、バルブ33の第1ポートと第2ポートとが導通した状態で、空気シリンジ18が空気を再び吸引する。最後に、図13に示されるように、バルブ33の第1ポートと第3ポートとが導通し、バルブ34の第2ポートと第3ポートとが導通した状態で、空気シリンジ18が空気A1を押し出す。これにより、チューブ50、ループチューブ22、チューブ51及び52に残留する放射性薬液R1が、全て廃棄バイアルへ排出される。なお、エアベントフィルタ24から注射針26までの流路に残留する放射性薬液の放射能量は、時間と共に減衰する。こうして、薬液注入装置1Aは待機状態に戻る。
以上に説明した本実施形態の薬液注入装置1Aによって得られる効果について説明する。薬液注入装置1Aでは、保持部であるループチューブ22の容積によって定まる一定量の放射性薬液が生体に注入される。従って、投与対象となる動物の大きさに合わせて、正確な量の放射性薬液を投与することができる。
また、本実施形態のように、ループチューブ22は、容積が異なる別のループチューブ22に交換可能であってもよい。これにより、投与対象となる動物の大きさが変化した場合であっても、放射性薬液の投与量を簡便な操作により変更することができる。
また、本実施形態のように、ループチューブ22は、管状であり、RIシリンジ16から送出された放射性薬液を一端から受け入れて他端から排出してもよい。保持部としてのループチューブ22がこのような形状を有することによって、保持部が放射性薬液の流路の一部となり、保持部としての動作を好適に行うことができる。
また、本実施形態のように、保持部であるループチューブ22は、ループ状に巻回されていてもよい。これにより、様々な容積を有する保持部を小型化できる。
なお、前述した特許文献2に記載された装置では、大量に作成した放射性薬剤の放射能量が常に一定となるように、放射能量をモニタしながら薬液量を制御しており、同一の投与対象に対しても薬液量が変化する。このような構成は、例えば半減期の長い薬剤を作り置きする場合に用いられる。これに対し、本実施形態の薬液注入装置1Aでは、ループチューブ22が常に一定量の放射性薬液を保持する。これは、本実施形態の薬液注入装置1Aが、動物の大きさに対応する一定量の薬液を正確に分注することを目的としているからである。本実施形態においては、投与の度に新しい(フレッシュな)放射性薬剤が作製され、その薬剤を一定量供給する。従って、薬剤の放射能濃度は変化しないか、変化してもごく僅かである。
(変形例)
図14は、上記実施形態の一変形例の構成を示す図である。本変形例と上記実施形態との相違点は、保持部の形状である。本変形例の薬液注入装置1Bは、保持部として、上記実施形態のループチューブ22に代えて、交換式容器(カートリッジ)23を備える。交換式容器23は、RIシリンジ16から送出された放射性薬液を所定量保持することができる。交換式容器23は、RIシリンジ16から送出された放射性薬液を一端から受け入れて他端から排出する。交換式容器23の一端は、チューブ50を介してバルブ34の第3ポートに接続されている。交換式容器23の他端は、チューブ51を介してバルブ35の第1ポートに接続されている。交換式容器23は、容積が異なる別の交換式容器23に交換可能とされている。具体的には、交換式容器23の一端はチューブ50に対して着脱可能に接続され、交換式容器23の他端はチューブ51に対して着脱可能に接続される。本変形例の薬液注入装置1Bによれば、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
本発明による薬液注入装置は、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態では保持部としてループチューブを例示し、上記変形例では保持部として交換式容器を例示したが、本発明の保持部はこれら以外にも様々な構成を有することができる。
1A,1B…薬液注入装置、10…サイクロトロン、12…RIバイアル、13…放射線測定器、14…水容器、16…RIシリンジ、18…空気シリンジ、20…空気吸入口、22…ループチューブ、23…交換式容器、24…エアベントフィルタ、26…注射針、31〜35…3ポートバルブ、41〜54…チューブ、A1…空気、G1…放射性ガス、R1…放射性薬液、W1…生理食塩水。

Claims (4)

  1. 放射性薬液を生体内に注入する薬液注入装置であって、
    前記放射性薬液を収容する薬液容器と、
    前記薬液容器内の前記放射性薬液を吸引したのち前記放射性薬液を送出する薬液送出シリンジと、
    前記薬液送出シリンジから送出された前記放射性薬液を所定量保持する保持部と、
    前記保持部に空気を送ることにより、前記保持部に保持された前記放射性薬液を押し出す空気シリンジと、
    前記保持部から押し出された前記放射性薬液を前記生体内に注入する注入部と、
    を備えることを特徴とする、薬液注入装置。
  2. 前記保持部は、容積が異なる別の前記保持部に交換可能であることを特徴とする、請求項1に記載の薬液注入装置。
  3. 前記保持部は、管状であり、前記薬液送出シリンジから送出された前記放射性薬液を一端から受け入れて他端から排出することを特徴とする、請求項1または2に記載の薬液注入装置。
  4. 前記保持部がループ状に巻回されていることを特徴とする、請求項3に記載の薬液注入装置。
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