JP2016189145A - 管理装置及び管理方法 - Google Patents

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岩田 悟
Satoru Iwata
岩田  悟
順子 石田
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順子 石田
哲夫 粟野
Tetsuo Awano
哲夫 粟野
智直 森岡
Tomonao Morioka
智直 森岡
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Abstract

【課題】サービスを提供するための環境を容易に構築する。【解決手段】管理装置1は、サービスを利用するユーザのユーザ数に対して必要とされるリソースの量を示すリソース情報を記憶するリソース情報記憶部112と、グループがサービスを利用する際のユーザ数を受け付ける受付部121と、リソース情報記憶部112を参照し、受け付けたユーザ数に必要となるサービスのリソースの量を特定する特定部122と、特定したリソースの量に基づいて、グループが利用するサービスに対するリソースを割り当てるとともに、割り当てたリソースに対して、サービスに対応するモジュールを格納する構築部123とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、管理装置及び管理方法に関する。
近年、仮想マシンやストレージを、インターネット等の通信ネットワークを介して提供するクラウドサービス(IaaS:Infrastructure as a Service)を利用したサービスの提供が行われている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−250775号公報
ところで、クラウドサービスを利用して会計管理サービスや給与管理サービスといったサービスを提供する場合、これらのサービスのそれぞれに対してCPUやメモリやストレージ等のリソースを割り当てることが行われている。また、これらのサービスを企業や団体といったグループが利用する場合、グループの規模によって必要となるリソースが変化する。
しかしながら、従来、グループの規模によって必要となるリソースを算出する作業や、サービスに対応してリソースを割り当てる作業等の各種作業は、手動で行われており、煩雑であるという問題があった。また、各種作業を手動で行っていたため、サービスを提供するまでの時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、サービスを提供するための環境を容易に構築することができる管理装置及び管理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る管理装置は、サービスを利用するユーザのユーザ数に対して必要とされるリソースの量を示すリソース情報を記憶するリソース情報記憶部と、グループが前記サービスを利用する際のユーザ数を受け付ける受付部と、前記リソース情報記憶部を参照し、受け付けた前記ユーザ数に必要となる前記サービスのリソースの量を特定する特定部と、特定したリソースの量に基づいて、前記グループが利用する前記サービスに対する前記リソースを割り当てるとともに、割り当てたリソースに対して、前記サービスに対応するモジュールを格納する構築部と、を備える。
前記リソース情報記憶部は、複数のサービスのそれぞれに関連付けて、前記リソース情報を記憶し、前記受付部は、前記複数のサービスから、前記グループが利用する前記サービスの選択を受け付けるとともに、当該サービスの前記ユーザ数を受け付け、前記特定部は、前記リソース情報記憶部を参照し、選択されたサービス及び受け付けた前記ユーザ数に基づいて、当該サービスに割り当てるリソースの量を特定してもよい。
前記受付部は、前記グループに対応するサービスが利用中である場合に、当該サービスを利用するユーザの追加を受け付け、前記特定部は、ユーザを追加した後に前記サービスに必要とされるリソースの量を特定し、前記構築部は、前記サービスに対して現時点において割り当てられているリソースの量が、前記特定部が特定したリソースの量に足りていない場合に、当該サービスに対してさらにリソースを割り当ててもよい。
前記管理装置は、利用中のサービスと、当該サービスに対応するモジュールが複製されている記憶領域のアドレスとを関連付けて記憶するモジュール情報記憶部と、前記リソースに対して格納されるモジュールを記憶するモジュール記憶部に記憶されている前記モジュールの内容が更新されたことに応じて、前記モジュール情報記憶部を参照し、当該モジュールが格納されている記憶領域を特定し、当該記憶領域に格納されているモジュールを更新する更新部とをさらに備えてもよい。
前記特定部は、それぞれが連携可能な複数のサービスを、一の前記グループが利用する場合に、当該複数のサービスのそれぞれに対応するモジュールが格納されている記憶領域のアドレスを特定し、前記構築部は、前記特定部が特定した複数のサービスに対応するモジュールの前記アドレスに基づいて、複数のサービスを連携させてもよい。
前記特定部は、一の前記グループが第1のサービス及び第2のサービスを利用する場合に、当該第1のサービスに対応するモジュールが格納されている記憶領域のアドレスを特定し、前記構築部は、前記第2のサービスに対応するモジュールが取得するデータの取得先を、前記第1のサービスに対応するモジュールが格納されている記憶領域のアドレスに設定してもよい。
本発明の第2の態様に係る管理方法は、グループがサービスを利用する際のユーザ数を受け付けるステップと、前記サービスを利用するユーザのユーザ数に対して必要とされるリソースの量を示すリソース情報を記憶する記憶部を参照し、受け付けた前記ユーザ数に必要となる前記サービスのリソースの量を特定するステップと、特定したリソースの量に基づいて、前記グループが利用する前記サービスに対する前記リソースを割り当てるとともに、割り当てたリソースに対して、前記サービスに対応するモジュールを格納するステップと、を備える。
本発明によれば、サービスを提供するための環境を容易に構築することができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係るサービス提供システムの概要を示す図である。 第1の実施形態に係る管理装置の構成を示す図である。 リソース情報記憶部に記憶されているリソース情報の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る管理装置におけるサービスの提供環境を構築する処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る管理装置におけるサービスの提供環境を更新する処理の流れを示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
[サービス提供システムSの概要]
図1は、第1の実施形態に係るサービス提供システムSの概要を示す図である。サービス提供システムSは、管理装置1と、端末2とを備え、企業や団体等のグループに対して会計管理サービスや、給与管理サービスや、販売管理サービスといった各種サービスを提供するシステムである。
管理装置1は、例えば、サーバ群を利用して仮想マシンを構築し、当該仮想マシンを管理するサーバ等であり、端末2は、例えば、パーソナルコンピュータ等である。管理装置1は、インターネット等の通信ネットワーク(不図示)を介して端末2から、サービスを利用するグループの情報として、グループ名、サービスの種類、サービスを利用するユーザ数を受け付ける(図1の(1))。
管理装置1は、受け付けたサービスの種類及びユーザ数に基づいて、当該ユーザ数に必要となるサービスのリソースの量を特定する(図1の(2))。管理装置1は、特定したリソースの量に基づいて、グループに対応したリソースを割り当てた仮想マシンを生成する(図1の(3))。管理装置1は、各種サービスのそれぞれに対応し、サービスが備える複数の機能のそれぞれを実現するためのプログラム群であるモジュールを記憶している。管理装置1は、選択されたサービスの種類に対応した当該モジュールを、生成した仮想マシンの記憶領域に複製することにより、当該グループに対応したサービスを提供する環境を構築する(図1(4))。
このように、サービス提供システムSの管理装置1は、グループに対応するユーザ数とサービスの種類を受け付けることによって、当該グループに対応したサービスを提供する環境を自動的に構築するので、サービスを提供するための環境を容易に構築することができる。
以下、管理装置1が備える機能について詳細に説明する。
[管理装置1の構成]
図2は、第1の実施形態に係る管理装置1の構成を示す図である。管理装置1は、記憶部11と、制御部12とを備える。
記憶部11は、例えば、ハードディスク、ROM及びRAM等により構成される。記憶部11は、管理装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部11は、管理装置1の制御部12を、後述する受付部121、特定部122、構築部123、及び更新部124として機能させるためのサービス管理プログラムを記憶する。記憶部11は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、通信ネットワークを介して外部機器からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
また、記憶部11は、モジュール記憶部111と、リソース情報記憶部112と、モジュール情報記憶部113とを備える。
モジュール記憶部111は、複数のサービスのそれぞれに対応するモジュールを記憶する。リソース情報記憶部112は、サービスを利用するユーザのユーザ数に対して必要とされるリソースの量を示すリソース情報を記憶する。モジュール情報記憶部113は、利用中のサービスと、当該サービスに対応するモジュールが複製されている仮想マシンの記憶領域のアドレスとを関連付けて記憶する。
制御部12は、例えば、CPUにより構成される。制御部12は、記憶部11に記憶されている各種プログラムを実行することにより、管理装置1に係る機能を制御する。制御部12は、受付部121と、特定部122と、構築部123と、更新部124とを備える。
[サービスの提供環境の構築]
受付部121、特定部122、及び構築部123は、協働することにより、グループからサービスの利用を受け付けたことに応じて、当該サービスの提供環境を構築する。以下に、サービスの提供環境の構築に係る受付部121、特定部122、及び構築部123の機能について説明する。
受付部121は、グループがサービスを利用する際のユーザ数を受け付ける。具体的には、受付部121は、例えば、端末2に対して、サービスの種類と当該サービスのユーザ数とを受け付ける受付画面を表示させる。そして、受付部121は、複数のサービスから、グループが利用するサービスの選択を受け付けるとともに、当該サービスを利用するグループを示すグループの識別情報としてのグループ名と、当該サービスのユーザ数とを受け付ける。また、受付部121は、グループの管理者の連絡先として、例えば、当該管理者のメールアドレスを受け付ける。
特定部122は、リソース情報記憶部112を参照し、受け付けたユーザ数に必要となるサービスのリソースの量を特定する。ここで、リソース情報記憶部112に記憶されているリソース情報について説明する。図3は、リソース情報記憶部112に記憶されているリソース情報の一例を示す図である。
図3に示すように、リソース情報記憶部112には、複数のサービスのそれぞれに関連付けてリソース情報が記憶されている。具体的には、リソース情報記憶部112には、リソース情報として、サービス種別と、基本リソースを示す基本リソース情報と、追加リソースを示す追加リソース情報とが関連付けて記憶されている。基本リソースとは、サービスの提供にあたり、最低限必要とされるリソースである。図3では、基本リソースの内容として、最低限必要とされるハードディスク(HDD)容量、CPUのコア数、メモリ容量が示されている。なお、リソースには、上述したハードディスク容量、CPUのコア数、メモリ容量以外のリソースが含まれていてもよい。
追加リソースとは、サービスの提供にあたり、1ユーザに対して必要とされるリソースである。図3では、追加リソースの内容として、ハードディスク容量、CPUのコア数、メモリ容量が示されている。
特定部122は、リソース情報記憶部112を参照し、選択されたサービス及び受け付けたユーザ数に基づいて、当該サービスに割り当てるリソースの量を特定する。具体的には、特定部122は、まずリソース情報記憶部112を参照し、選択されたサービスに対応する基本リソースの量を特定する。そして、特定部122は、追加リソースに含まれているハードディスク容量、CPUのコア数、メモリ容量について、受け付けたユーザ数を乗算することによって、追加リソースの量を特定する。そして、特定部122は、特定した基本リソースの量と追加リソースの量とを合計することによって、選択されたサービスに割り当てるリソースの量を特定する。
構築部123は、特定したリソースの量に基づいて、グループが利用するサービスに対するリソースを割り当てるとともに、割り当てたリソースに対して、当該サービスに対応するモジュールを格納する。具体的には、構築部123は、仮想マシンを作成するハイパーバイザとして機能し、特定したリソースの量に基づいて、サーバ群3が備えるハードディスク、CPU、メモリを割り当てた仮想マシンを作成する。
なお、リソースには、単位量が設定されており、構築部123は、当該単位量に基づいてリソースを割り当てる。例えば、CPUは、1コア単位で割り当てが可能である。例えば、サービスAが選択され、5ユーザが利用する場合、必要となるCPUのコア数は、基本リソースの1コアと、5ユーザ分の追加リソースの0.5コアとを合計した、1.5コアとなる。ここで、CPUは、1コア単位で割り当てられることから、構築部123は、2コアを割り当てる。
構築部123は、仮想マシンに対して割り当てられた記憶領域に対して、モジュール記憶部111に記憶されている、選択されたサービスに対応するモジュールを格納する。そして、構築部123は、作成した仮想マシンを、選択されたサービスを提供するサーバとして機能させる。例えば、構築部123は、作成した仮想マシンをウェブサーバとして機能させる。構築部123は、サービスに対応するURLを端末2に通知する。
また、構築部123は、グループ名と、当該グループが利用中のサービスと、当該サービスに対応するモジュールが複製されている仮想マシンの記憶領域のアドレスとを関連付けてモジュール情報記憶部113に記憶させる。例えば、構築部123は、受付部121が受け付けたサービス種別に対応するサービスを、同じく受付部121が受け付けたグループ名が示すグループが利用中のサービスと定義する。そして、構築部123は、作成した仮想マシンに対応する記憶領域のアドレスを、当該サービスに対応するモジュールが複製されている記憶領域のアドレスと定義する。そして、構築部123は、グループ名と、グループが利用中のサービスと、モジュールが複製されている記憶領域のアドレスとを関連付けてモジュール情報記憶部113に記憶させる。
[ユーザの追加に伴うサービス提供環境の更新]
受付部121、特定部122、及び構築部123は、グループにおけるサービスを利用するユーザの追加を受け付けたことに応じて、サービス提供環境の更新を行う。以下に、サービス提供環境の更新に係る受付部121、特定部122、及び構築部123の機能について説明する。
受付部121は、グループに対応するサービスが利用中である場合に、当該サービスを利用するユーザの追加を受け付ける。具体的には、受付部121は、ユーザの追加を行うグループ名と、サービスの種類と、追加するユーザ数とを受け付ける。
特定部122は、ユーザを追加した後にサービスに必要とされるリソースの量を特定する。具体的には、特定部122は、現在サービスを利用しているグループのユーザ数と、受付部121が新たに受け付けたユーザの追加数に基づいて、合計のユーザ数を特定する。続いて、特定部122は、リソース情報記憶部112を参照し、合計のユーザ数に対応する追加リソースの量を特定する。続いて、特定部122は、当該サービスに関連付けられている基本リソースの量と、特定した追加リソースの量とに基づいて、ユーザを追加した後にサービスに必要とされるリソースの量を特定する。また、特定部122は、現時点において割り当てられているリソースの量を特定する。
構築部123は、サービスに対して現時点において割り当てられているリソースの量が、特定部122が特定したリソースの量に足りていない場合に、不足しているリソースの量を特定し、当該サービスに対してさらにリソースを割り当てる。このようにすることで、ユーザ数が増加しても適切なリソースを確保することができる。
[仮想マシンの記憶領域に格納されているモジュールの更新]
更新部124は、モジュール記憶部111に記憶されているモジュールが更新されたことに応じて、仮想マシンの記憶領域に格納されているモジュールの更新を行う。以下に、更新部124の機能について説明する。
更新部124は、モジュール記憶部111に記憶されているモジュールの内容が更新されたことに応じて、モジュール情報記憶部113を参照し、当該モジュールが格納されている記憶領域を特定し、当該記憶領域に格納されているモジュールを更新する。
例えば、更新部124は、モジュールの内容が更新されたことを示す情報を端末2から受け付けることにより、モジュールの内容が更新されたことを検出する。更新部124は、モジュールの内容が更新されたことを検出すると、モジュール情報記憶部113を参照し、当該モジュールが格納されている仮想マシンの記憶領域を特定する。そして、更新部124は、特定した記憶領域に格納されているモジュールを、モジュール記憶部111に記憶されている、内容が更新されたモジュールに更新する。なお、更新部124は、モジュールの内容が更新されたことを示す情報を端末2から受け付けることによりモジュールの更新を検出したが、これに限らない。更新部124は、定期的にモジュール記憶部111に記憶されているモジュールの更新日時を監視し、モジュール記憶部111に記憶されているモジュールの内容が更新されたことを検出してもよい。
ここで、更新部124は、例えば、特定した記憶領域に格納されているモジュールを更新する時刻についてサービスのトップページに表示して、当該モジュールに対応するサービスを利用しているグループのユーザに通知してもよい。
なお、更新部124は、モジュール記憶部111に記憶されているモジュールのハッシュ値を定期的に算出し、当該ハッシュ値が変化したことを検出することによって、モジュールの内容が更新されたことを検出してもよい。
[フローチャート]
続いて、管理装置1における処理の流れについて説明する。図4は、第1の実施形態に係る管理装置1におけるサービスの提供環境を構築する処理の流れを示すフローチャートである。
まず、受付部121は、複数のサービスから、グループが利用するサービスの選択を受け付けるとともに、当該サービスのユーザ数を受け付ける(S1)。
続いて、特定部122は、リソース情報記憶部112を参照し、選択されたサービス及び受け付けたユーザ数に基づいて、当該サービスに割り当てるリソースの量を特定する(S2)。
続いて、構築部123は、特定したリソースの量に基づいてリソースを割り当てた仮想マシンを作成する(S3)。
続いて、構築部123は、モジュール記憶部111から、選択されたサービスに対するモジュールを取得し、作成した仮想マシンに対応する記憶領域に対して当該モジュールを格納し、作成した仮想マシンを、選択されたサービスを提供するウェブサーバとして機能させる(S4)。
続いて、構築部123は、選択されたサービスに対応するURLを端末2に通知する(S5)。
続いて、構築部123は、グループ名と、当該グループが利用中のサービスと、当該サービスに対応するモジュールが複製されている記憶領域のアドレスとを関連付けてモジュール情報記憶部113に記憶させる(S6)。
図5は、第1の実施形態に係る管理装置1におけるサービスの提供環境を更新する処理の流れを示すフローチャートである。
まず、受付部121は、グループに対応するサービスが利用中である場合に、当該サービスを利用するユーザの追加を受け付ける(S11)。
特定部122は、ユーザを追加した後にサービスに必要とされるリソースの量を特定するとともに、現時点におけるリソースの量を特定する(S12、S13)。
続いて、構築部123は、ユーザを追加した後にサービスに必要とされるリソースの量と、現時点におけるリソースの量とに基づいて、現時点におけるリソースの量が不足しているか否かを判定する(S14)。構築部123は、現時点におけるリソースの量が不足していると判定するとS15に処理を移し、現時点におけるリソースの量が不足していないと判定すると本フローチャートの処理を終了する。
続いて、構築部123は、不足しているリソースの量を特定し、当該サービスに対してさらにリソースを割り当てる(S15)。
[第1の実施形態における効果]
以上のとおり、第1の実施形態に係るサービス提供システムSでは、管理装置1は、グループが利用するサービスの種類と、当該サービスに対応するユーザ数とを受け付けることによって、当該グループに対応したサービスを提供する環境を自動的に構築するので、サービスを提供するための環境を容易に構築することができる。
また、管理装置1は、グループに対応するサービスが利用中である場合に、当該サービスを利用するユーザの追加を受け付け、当該サービスに対して現時点において割り当てられているリソースの量が、ユーザを追加した後に当該サービスに必要とされるリソースの量に足りていない場合に、当該サービスに対してさらにリソースを割り当てる。このようにすることで、管理装置1は、サービスの利用中にユーザ数が増加した場合であっても、当該サービスに適したリソースを追加して割り当てるので、サービスの提供環境を適切な状態に保つことができる。
また、管理装置1は、モジュール記憶部111に記憶されているモジュールの内容が更新されたことに応じて、当該モジュールが格納されている仮想マシンの記憶領域を特定し、当該記憶領域に格納されているモジュールを更新するので、利用中のサービスに対応するモジュールの状態を最新の状態に保つことができる。
なお、第1の実施形態において、リソース情報記憶部112は、複数のサービスのそれぞれに関連付けてリソース情報を記憶したが、これに限らない。例えば、リソース情報記憶部112は、各サービスを構成する複数のモジュールのそれぞれについてのリソース情報を記憶してもよい。そして、管理装置1は、サービスに含まれる複数のモジュールからグループが利用するモジュールの選択を受け付け、当該選択されたモジュールに対応するリソースを特定するようにしてもよい。
<第2の実施形態>
[複数のサービスを連携させる]
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態において、管理装置1は、グループが利用するサービスに対応してサービスの提供環境を構築した。これらのサービスが関連する情報を扱う場合には、これらのサービスを連携させることが望ましい。そこで、第2の実施形態に係るサービス提供システムSでは、同一グループにおいて、複数のサービスを利用している場合に、これらのサービスを連携する。以下、第1の実施形態と異なる部分について説明を行う。第1の実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
第2の実施形態において、特定部122は、それぞれが連携可能な複数のサービスを一のグループが利用する場合に、モジュール情報記憶部113を参照し、当該複数のサービスのそれぞれに対応するモジュールが格納されている記憶領域のアドレスを特定する。
構築部123は、特定部122が特定した複数のサービスに対応するモジュールのアドレスに基づいて、複数のサービスを連携させる。
例えば、一のグループが、第1のサービスとして販売管理サービスと、第2のサービスとして会計管理サービスとを利用する場合を考える。この場合、特定部122は、販売管理サービスに対応するモジュールが格納されている仮想マシンの記憶領域のアドレスを特定する。
構築部123は、会計管理サービスに対応するモジュールが取得するデータの取得先を、販売管理サービスに対応するモジュールが格納されている仮想マシンの記憶領域のアドレスに設定する。
これにより、会計管理サービスは、例えば、販売管理サービスから出力される売上データや、仕入データを取得し、これらのデータに基づいて仕訳データを作成することができる。
なお、複数のサービスにおいて同等の機能を有するモジュールが設けられている場合、構築部123は、いずれか一方のサービスに係る当該モジュールを消去するようにしてもよい。例えば、販売管理サービス及び会計管理サービスにおいて売上集計に係るモジュールが設けられている場合、構築部123は、いずれか一方の当該モジュールを消去するようにしてもよい。そして、特定部122が、モジュールを消去した後のサービスにおいて必要とされるリソースの量を特定し、構築部123が、特定されたリソースの量を満たすように、現時点において割り当てられているリソースの一部を解放してもよい。このようにすることで、管理装置1は、リソースを節約することができる。
[第2の実施形態における効果]
以上のとおり、第2の実施形態に係る管理装置1は、それぞれが連携可能な複数のサービスを一のグループが利用する場合に、当該複数のサービスのそれぞれに対応するモジュールが格納されている記憶領域のアドレスを特定するので、当該アドレスに基づいて、複数のサービスを容易に連携することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1・・・管理装置、11・・・記憶部、111・・・モジュール記憶部、112・・・リソース情報記憶部、113・・・モジュール情報記憶部、12・・・制御部、121・・・受付部、122・・・特定部、123・・・構築部、124・・・更新部、2・・・端末、3・・・サーバ群

Claims (7)

  1. サービスを利用するユーザのユーザ数に対して必要とされるリソースの量を示すリソース情報を記憶するリソース情報記憶部と、
    グループが前記サービスを利用する際のユーザ数を受け付ける受付部と、
    前記リソース情報記憶部を参照し、受け付けた前記ユーザ数に必要となる前記サービスのリソースの量を特定する特定部と、
    特定したリソースの量に基づいて、前記グループが利用する前記サービスに対する前記リソースを割り当てるとともに、割り当てたリソースに対して、前記サービスに対応するモジュールを格納する構築部と、
    を備える管理装置。
  2. 前記リソース情報記憶部は、複数のサービスのそれぞれに関連付けて、前記リソース情報を記憶し、
    前記受付部は、前記複数のサービスから、前記グループが利用する前記サービスの選択を受け付けるとともに、当該サービスの前記ユーザ数を受け付け、
    前記特定部は、前記リソース情報記憶部を参照し、選択されたサービス及び受け付けた前記ユーザ数に基づいて、当該サービスに割り当てるリソースの量を特定する、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記受付部は、前記グループに対応するサービスが利用中である場合に、当該サービスを利用するユーザの追加を受け付け、
    前記特定部は、ユーザを追加した後に前記サービスに必要とされるリソースの量を特定し、
    前記構築部は、前記サービスに対して現時点において割り当てられているリソースの量が、前記特定部が特定したリソースの量に足りていない場合に、当該サービスに対してさらにリソースを割り当てる、
    請求項2に記載の管理装置。
  4. 利用中のサービスと、当該サービスに対応するモジュールが複製されている記憶領域のアドレスとを関連付けて記憶するモジュール情報記憶部と、
    前記リソースに対して格納されるモジュールを記憶するモジュール記憶部に記憶されている前記モジュールの内容が更新されたことに応じて、前記モジュール情報記憶部を参照し、当該モジュールが格納されている記憶領域を特定し、当該記憶領域に格納されているモジュールを更新する更新部とをさらに備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記特定部は、それぞれが連携可能な複数のサービスを、一の前記グループが利用する場合に、当該複数のサービスのそれぞれに対応するモジュールが格納されている記憶領域のアドレスを特定し、
    前記構築部は、前記特定部が特定した複数のサービスに対応するモジュールの前記アドレスに基づいて、複数のサービスを連携させる、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の管理装置。
  6. 前記特定部は、一の前記グループが第1のサービス及び第2のサービスを利用する場合に、当該第1のサービスに対応するモジュールが格納されている記憶領域のアドレスを特定し、
    前記構築部は、前記第2のサービスに対応するモジュールが取得するデータの取得先を、前記第1のサービスに対応するモジュールが格納されている記憶領域のアドレスに設定する、
    請求項5に記載の管理装置。
  7. グループがサービスを利用する際のユーザ数を受け付けるステップと、
    前記サービスを利用するユーザのユーザ数に対して必要とされるリソースの量を示すリソース情報を記憶する記憶部を参照し、受け付けた前記ユーザ数に必要となる前記サービスのリソースの量を特定するステップと、
    特定したリソースの量に基づいて、前記グループが利用する前記サービスに対する前記リソースを割り当てるとともに、割り当てたリソースに対して、前記サービスに対応するモジュールを格納するステップと、
    を備える管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021530801A (ja) * 2018-07-19 2021-11-11 ナム テク カンパニー リミテッドNamu Tech Co., Ltd. クラウドプラットフォームでのクラスターリソース割り当て及び管理方法

Cited By (1)

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JP2021530801A (ja) * 2018-07-19 2021-11-11 ナム テク カンパニー リミテッドNamu Tech Co., Ltd. クラウドプラットフォームでのクラスターリソース割り当て及び管理方法

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