JP2016185881A - ごみ袋をごみ箱に綺麗に装着できる帯状または棒状の留め具 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、ごみ袋をごみ箱の中に装着したときに、ごみ袋の端部がごみ箱の開口部から外側にはみ出し、だらしない外観となってしまう。
このような外観の悪化を解消するために、これまでごみ袋の端部のはみ出しを隠すよう、板状のカバーをごみ箱の外側に被せたり、はみ出し部分に帯状のものを巻き付けたりといった方法が取られてきた。
しかし、ごみ箱の外側に板状のカバーを被せることはごみ箱自体を重いものにし、外観を重ったるく、むさ苦しいものにしていた。
また、帯状のものをごみ箱の外側の側面上部に貼り付けて、ごみ袋のはみ出しを隠す方法も、ごみ箱本来のシンプルで美しい外観を別のものに変え損なっていた。
一方、ごみ箱の上端開口部に嵌める留め具によって、ごみ袋をごみ箱上端で挟んで押さえると同時にごみ袋の端部をごみ箱の中に折り返すことでごみ袋の端部を隠す方法もとられてきた。
しかし、これらの留め具は定まった直径の円形の枠であり、その大きさを変えることができなかった。よって、これらは特定の大きさの開口部を持つごみ箱にしか対応せず、これらの留め具はごみ箱と一体で売られ、利用されることが普通であった。
また、ごみ箱開口部上端に嵌める留め具でごみ袋を挟んでごみ袋の端をごみ箱内部に折り返す方法では、確かにごみ袋の端部は隠れて綺麗であるものの、留め具は特定の大きさのごみ箱にしか対応しないため、留め具を有しない既製のごみ箱についてはごみ袋の端部のはみ出しを解消できない。
本発明が解決しようとする課題は、様々な大きさの円形の開口部を有するごみ箱においてごみ袋を装着したときのごみ袋端部のはみ出しをごみ箱の外側の側面で覆うことなく解消することである。
また、本発明の帯状の留め具はごみ箱の開口部の大きさに合わせて、留め具の大きさを変えられるため、一つの帯状または棒状の留め具によって様々な大きさのごみ箱に対応することができる。
加えて、本発明の帯状または棒状の留め具はごみ箱の側板との間に生じる応力や摩擦力によってごみ袋を挟んで堅く固定するため、ごみ袋を装着した状態でごみ箱を逆さにしても、ごみ袋がごみ箱から外れることがない。これはごみ箱をひっくり返して、その中のごみのみを空けることができることを意味し、ごみ袋をごみ箱に残し続けて利用できるため大変エコロジカルである。
図1は、本発明の帯状の留め具を用いて、プラスチック製のごみ袋1を円錐台形状のごみ箱2に嵌めて装着した状態の斜視図である。本発明の帯状の留め具を用いることで、ごみ袋1はその端部をごみ箱2の外側にはみ出すことなく、ごみ箱2にきっちり装着することができる。
図2は、本発明の帯状の留め具によって、プラスチック製のごみ袋1を円錐台形状のごみ箱2に嵌めて装着した状態の断面図である。図2に見られるように、帯状の留め具は、凹状の係止具3と凸状の係止具4を嵌め合わせることで帯の重なり合う部分を任意の位置で留め合わせることができる。これによって、帯の作るリングを一定の直径に保持することができ、ごみ箱の側板の内側上部にぴったりと、きつく嵌る大きさのリングを作ることができる。そして、そのリングをごみ箱の側板の内側上部に嵌めるときに、リングとごみ箱の側板との間に生じる応力と摩擦力で、リングをごみ箱の側板の内側上部にしっかりと固定することができる。このようにして、ごみ箱に嵌められた帯状の留め具とごみ箱の側板とで、ごみ袋の端部を挟み、さらにごみ袋の端部を留め具で折り返し、ごみ箱内に収めることで、ごみ袋の端部がごみ箱の開口部から外側にはみ出さないように綺麗に装着することができる。
図3には本発明の帯状の留め具が示されている。帯状の留め具は樹脂、ウレタン、ゴムなどで作られ、その長手方向に丸めてリングを作ったときに、任意の大きさで留めることができるように複数の凹状の係止具3と複数の凸状の係止具4を備えている。また、帯状の留め具はリングをつくることができるだけの適度な柔らかさと、リングをごみ箱に嵌めたときに応力を生じるだけの適度な剛性と弾性を備えた材料が使われている。
図4は本発明の帯状の留め具を用いてごみ袋をごみ箱に装着する様子を示した図である。帯状の留め具をごみ箱に装着する前の原形5は帯の端が開いており一枚の細長い長方形をしている。この帯状の留め具をごみ箱に装着するときには、ごみ箱の開口部の大きさに合わせて帯を丸く巻き、円筒のリングを作り、マグネットシートの係止具6で留め合わせることができる。そして、円筒に形作った帯状の留め具をごみ箱の側板に嵌めることで、ごみ袋を帯状の留め具とごみ箱の側板の内側上部に挟んで、ごみ袋の端部がごみ箱内に隠れるように装着できるようになっている。
本発明の帯状の留め具の係止具には様々なものが考えられる。図4のように磁石の係止具、図3のように嵌め合わせるタイプの係止具、ネジ止めによる係止具、面ファスナーによる係止具、クリップで止める係止具、粘着材で止める係止具などがある。
また、本発明の帯状の留め具は開口部が真円であるごみ箱だけでなく、楕円形のものにも対応させることができる。
そして、帯状の留め具には、丸めてリングを作り留め具を円柱の側面つまり円筒形にするタイプのものだけではなく、円錐台形の側面のような形にするタイプも有効である。
さらに、帯状でなく、中実または中空の棒状の留め具でリングをつくり係止具で留めたものでも同様の効果が得られる。
すなわち、ここに記した実施例はあくまで例であって、本特許の請求範囲を限定するものではない。
2 円錐台形状のごみ箱
3 凹状の係止具
4 凸状の係止具
5 帯状留め具の原形
6 マグネットシートの係止具
Claims (1)
- 一つの底面を開口部としてその開口部を上に向けた円柱、円錐台の形状のごみ箱に対し、その内部にプラスチック製のごみ袋を被せて装着したときにごみ袋の端部がごみ箱の外側にはみ出さないようにするためのごみ箱の側板の内側上部に嵌める柔軟な帯状または棒状の留め具であって、その帯状または棒状の留め具をその長手方向に丸めて円形のリングを作ったときに、そのリングの直径の大きさを変え、任意の大きさに保持できるようにその帯または棒を丸めたときに重なり合う部分を留め合わせる係止具を備えるか、もしくは帯または棒をなす材料自体の粘着性を備えることを特徴とする帯状または棒状の留め具であって、そのように一定の大きさに形作られたリングがごみ箱にきつく嵌まり、リングとごみ箱の側板との間に応力と摩擦力を生じることで、ごみ箱の側板の内側上部に固定できることを特徴とする留め具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015082827A JP2016185881A (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | ごみ袋をごみ箱に綺麗に装着できる帯状または棒状の留め具 |
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JP2015082827A JP2016185881A (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | ごみ袋をごみ箱に綺麗に装着できる帯状または棒状の留め具 |
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JP2016185881A true JP2016185881A (ja) | 2016-10-27 |
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ID=57203019
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JP2015082827A Pending JP2016185881A (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | ごみ袋をごみ箱に綺麗に装着できる帯状または棒状の留め具 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020200089A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 杉浦 正一 | 袋状容器の開口保持具 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0228803U (ja) * | 1988-08-13 | 1990-02-23 | ||
JP2002326703A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-12 | Kazuhiro Kurokawa | 袋開口具 |
US20080017648A1 (en) * | 2006-07-21 | 2008-01-24 | Mindy Scott | Garbage receptacle that conceals liners and methods of concealing liners |
JP2011057257A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Yaeko Sasaki | 容器内に内袋を係止することのできる支持枠。 |
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2015
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Patent Citations (4)
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JP2020200089A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 杉浦 正一 | 袋状容器の開口保持具 |
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