JP2016184867A - 情報提供装置、通信装置、通信システム、情報提供方法およびプログラム - Google Patents

情報提供装置、通信装置、通信システム、情報提供方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークの通信品質の試験を効率的に行うことができる情報提供装置などを提供する。【解決手段】情報提供装置は、第1の通信装置から送信された通信品質測定の要求信号を、当該第1の通信装置が接続された第1のネットワークおよび自装置が接続された第2のネットワークを介して、受信する要求信号受信部と、前記要求信号受信部により受信された前記要求信号に基づいて、前記第1のネットワークを特定する特定部と、前記特定部により特定された前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を前記第1の通信装置に送信する情報送信部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報提供装置、通信装置、通信システム、情報提供方法およびプログラムに関する。
通信事業者が保有する広域のIP(Internet Protocol)通信網を経由して構築される仮想私設通信網(VPN:Virtual Private Network)であるIP−VPNが知られている。
また、ルータで構築したネットワークにおいて離隔した拠点のLAN(Local Area Network)同士でイーサネット(登録商標、以下も同様である。)のMAC(Media Access Control)フレームを送受信することができる広域イーサネットサービスを提供するVPLS(Virtual Private LAN Service)が知られている。
IP−VPNまたはVPLSの回線の開通時に、契約通りに通信品質が設定されているか否かを試験することが行われる(例えば、非特許文献1参照。)。当該試験を行うためには、専用の知識を有する作業員が専用の端末装置を試験を行う場所に持っていき、当該端末装置を設置する必要があった。また、当該試験を行うためには、当該作業員以外にも、試験に対応する者の配備が必要であった。
また、ネットワークのテスターを使用すると、ネットワークで輻輳が発生する可能性があった。
"IPネットワークのQoS検証・評価"、アンリツ株式会社、[online]、[平成27年3月13日検索]、インターネット <URL:http://www.anritsu.com/ja-JP/Products-Solutions/solutions/ip-qos.aspx>
従来では、IP−VPNまたはVPLSにおいて、ネットワークの通信品質の試験を行うために、専用の機器および専用の知識を有する者が必要であった。また、ネットワークで輻輳が発生する可能性があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、ネットワークの通信品質の試験を効率的に行うことができる情報提供装置、通信装置、通信システム、情報提供方法およびプログラムを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、一態様に係る情報提供装置は、第1の通信装置から送信された通信品質測定の要求信号を、当該第1の通信装置が接続された第1のネットワークおよび自装置が接続された第2のネットワークを介して、受信する要求信号受信部と、前記要求信号受信部により受信された前記要求信号に基づいて、前記第1のネットワークを特定する特定部と、前記特定部により特定された前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を前記第1の通信装置に送信する情報送信部と、を備える。
上記の課題を解決するために、一態様に係る通信装置は、自装置が接続された第1のネットワークを特定する情報を含む通信品質測定の要求信号を、第2のネットワークに接続された情報提供装置に送信する要求信号送信部と、前記要求信号に応じて前記情報提供装置から送信された前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を受信する情報受信部と、前記通信品質測定を行う通信品質測定部と、を備える。
本発明によれば、ネットワークの通信品質の試験を効率的に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る試験サーバ装置の概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る試験クライアント装置の概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るネットワーク通信品質情報の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
[通信システムの概要]
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システム1の概略的な構成を示すブロック図である。
通信システム1は、試験サーバ装置11と、データベース12と、オペレータ端末装置13と、チケットシステム14と、複数の試験クライアント装置21−1〜21−4と、基地局装置31と、モバイル端末装置32を備える。また、通信システム1は、複数のルータ装置R1〜R3、R11〜R13、R21〜R23、R31〜R33、R41〜R42、R51〜R52、R61、R71〜R72、R81、R91〜R92、R101を備える。
本実施形態では、各試験クライアント装置21−1〜21−4と接続されるルータ装置R51〜R52、R61、R81は、CE(Customer Edge)ルータの装置である。
通信システム1は、監視ネットワークA1、バックボーンネットワークB1、ネットワーク間インタフェース(NNI:Network Network Interface)C1、C2、およびインターネットネットワークD1、D2を有する。なお、これらの各ネットワークB1、C1〜C2、D1〜D2は、本実施形態で名称を付して区別しているが、任意の名称であってもよい。
監視ネットワークA1は、試験サーバ装置11と、データベース12と、ルータ装置R1〜R3を含む。
バックボーンネットワークB1は、ルータ装置R21〜R23を含む。本実施形態では、バックボーンネットワークB1は、MPLS(Multi−Protocol Label Switching)を用いて構成されている。
ネットワーク間インタフェースC1は、ルータ装置R31〜R33を含む。
ネットワーク間インタフェースC2は、ルータ装置R71〜R72を含む。
インターネットネットワークD1は、ルータ装置R41〜R42を含む。
インターネットネットワークD2は、ルータ装置R91〜R92を含む。
ここで、本実施形態では、各ネットワークB1、C1〜C2、D1〜D2について、内部のルータ装置と外部のルータ装置とを接続することで、これらのルータ装置を介して内部の装置と外部の装置とが通信する構成とした。他の構成例として、各ネットワークB1、C1〜C2、D1〜D2について、内部のルータ装置と外部のルータ装置を備える代わりに、これら両方の機能を有する1個のルータ装置を備えてもよい。
なお、各ネットワークB1、C1〜C2、D1〜D2には、他の装置が含まれてもよい。
オペレータ端末装置13は、ルータ装置R11と接続されている。ルータ装置R11は、監視ネットワークA1のルータ装置R1と接続されている。
チケットシステム14は、ルータ装置R12と接続されている。ルータ装置R12は、監視ネットワークA1のルータ装置R3と接続されている。
チケットシステム14は、ルータ装置R13と接続されている。ルータ装置R13は、インターネットネットワークD2のルータ装置R91と接続されている。
基地局装置31は、ルータ装置R101と接続されている。ルータ装置R101は、インターネットネットワークD2のルータ装置R92と接続されている。
基地局装置31とモバイル端末装置32とは、無線により通信する。
監視ネットワークA1のルータ装置R2とバックボーンネットワークB1のルータ装置R21とが接続されている。
バックボーンネットワークB1のルータ装置R22とネットワーク間インタフェースC1のルータ装置R31とが接続されている。
バックボーンネットワークB1のルータ装置R23とネットワーク間インタフェースC2のルータ装置R71とが接続されている。
ネットワーク間インタフェースC1のルータ装置R32とインターネットネットワークD1のルータ装置R41とが接続されている。
試験クライアント装置21−1は、ルータ装置R51と接続されている。ルータ装置R51は、インターネットネットワークD1のルータ装置R42と接続されている。
試験クライアント装置21−2は、ルータ装置R52と接続されている。ルータ装置R52は、インターネットネットワークC1のルータ装置R33と接続されている。
試験クライアント装置21−3は、ルータ装置R61と接続されている。ルータ装置R61は、バックボーンネットワークB1のルータ装置R22と接続されている。
試験クライアント装置21−4は、ルータ装置R81と接続されている。ルータ装置R81は、ネットワーク間インタフェースC2のルータ装置R72と接続されている。
本実施形態では、試験クライアント装置21−1〜21−3、ルータ装置R51、R52、R61、インターネットネットワークD1、ネットワーク間インタフェースC1、およびルータ装置R22により、IPVネットワーク(IP−VPN)101が構成されている。
また、本実施形態では、試験クライアント装置21−4、ルータ装置R81、ネットワーク間インタフェースC2、およびバックボーンネットワークB1のルータ装置R23により、IPVネットワーク102が構成されている。
ここで、本実施形態では、各試験クライアント装置21−1〜21−4について、当該各試験クライアント装置21−1〜21−4とバックボーンネットワークB1との間に存在するネットワークをローカルネットワークと呼ぶ。つまり、本実施形態では、各試験クライアント装置21−1〜21−4は、当該各試験クライアント装置21−1〜21−4と接続されたローカルネットワークを介して、バックボーンネットワークB1と接続される。
本実施形態では、例えば、バックボーンネットワークB1を管理する通信事業者と、各ローカルネットワークを管理する通信事業者とは、異なる。
本実施形態では、各試験クライアント装置21−1〜21−4と接続されたローカルネットワークに関する通信品質測定を行う。当該ローカルネットワークの通信品質は、例えば、当該ローカルネットワークを管理する通信事業者がバックボーンネットワークB1を管理する通信事業者と契約した通信品質となる。
一例として、バックボーンネットワークB1を管理する通信事業者が日本国の通信事業者であり、ネットワーク間インタフェースC1、C2を用いてローカルネットワークを構成して管理する通信事業者が日本国以外(例えば、米国など)の通信事業者である場合がある。また、国ごとの通信事業者以外にも、国の中の地域ごとなどの通信事業者もあり得る。
なお、バックボーンネットワークB1を管理する通信事業者と、ローカルネットワークを管理する通信事業者とが同じであってもよく、本実施形態を適用することが可能である。
図2は、本発明の一実施形態に係る試験サーバ装置11の概略的な構成を示すブロック図である。
試験サーバ装置11は、記憶部201と、通信部202と、制御部203と、入力部241と、出力部242を備える。制御部203は、要求信号受信部221と、特定部222と、情報取得部223と、情報送信部224と、通信品質測定部225と、要求信号送信部226を備える。
記憶部201は、各種の情報を記憶する。記憶部201は、例えば、プログラムの情報を記憶する。
また、記憶部201は、通信システム1におけるネットワーク構成の情報を記憶する。ネットワーク構成の情報は、例えば、網トポロジーの情報である。
通信部202は、外部との通信を行う。
制御部203は、試験サーバ装置11における各種の処理の制御を行う。制御部203は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を用いて構成されており、記憶部201に記憶されたプログラムを実行することで、各種の処理を制御する。
入力部241は、外部から情報を入力する。入力部241は、例えば、人(オペレータ、または、他の人)により操作される操作部を有し、当該操作部の操作に応じた情報を入力してもよい。また、入力部241は、例えば、外部の装置から出力された情報を入力してもよい。
出力部242は、外部へ情報を出力する。出力部242は、例えば、画面を有し、当該画面に情報を表示出力してもよい。また、出力部242は、例えば、外部の装置へ情報を出力してもよい。
なお、人が画面に表示されたキーなどに接触したことに応じて情報を入力するタッチパネルが用いられてもよい。
図3は、本発明の一実施形態に係る試験クライアント装置21−1の概略的な構成を示すブロック図である。なお、他の試験クライアント装置21−2〜21−4についても、試験クライアント装置21−1と同様な構成を有する。
試験クライアント装置21−1は、記憶部301と、通信部302と、制御部303と、入力部341と、出力部342を備える。制御部303は、要求信号送信部321と、情報受信部322と、通信品質測定部323と、要求信号受信部324を備える。
記憶部301は、各種の情報を記憶する。記憶部301は、例えば、プログラムの情報を記憶する。
通信部302は、外部との通信を行う。
制御部303は、試験クライアント装置21−1における各種の処理の制御を行う。制御部303は、例えば、CPUを用いて構成されており、記憶部301に記憶されたプログラムを実行することで、各種の処理を制御する。
入力部341は、外部から情報を入力する。入力部341は、例えば、人(作業員、または、他の人)により操作される操作部を有し、当該操作部の操作に応じた情報を入力してもよい。また、入力部341は、例えば、外部の装置から出力された情報を入力してもよい。
出力部342は、外部へ情報を出力する。出力部342は、例えば、画面を有し、当該画面に情報を表示出力してもよい。また、出力部342は、例えば、外部の装置へ情報を出力してもよい。
なお、人が画面に表示されたキーなどに接触したことに応じて情報を入力するタッチパネルが用いられてもよい。
図4は、本発明の一実施形態に係るネットワーク通信品質情報401の一例を示す図である。
本実施形態では、データベース12は、記憶部の一例であり、ネットワーク通信品質情報401を記憶する。なお、データベース12は、例えば、2個以上の別個のデータベースから構成されてもよい。
ネットワーク通信品質情報401は、ローカルネットワークを識別する情報(ネットワーク識別情報)と、当該ローカルネットワークの通信品質を特定する情報(通信品質情報)とを対応付けた情報である。
本実施形態では、ネットワーク識別情報は、番号の情報である。なお、ネットワーク識別情報は、ローカルネットワークを識別する任意の情報であってもよい。
本実施形態では、通信品質情報は、通信帯域(スループット)、QoS(Quality of Service)および遅延時間の情報を含む。なお、通信品質情報は、本実施形態の例に限られず、通信品質に関する任意の情報を含んでもよい。
ここで、ネットワーク識別情報は、例えば、ローカルネットワークの通信品質を特定することが可能であれば、当該ローカルネットワークに含まれる一部の要素を特定する情報であってもよい。具体例として、試験クライアント装置21−1に接続されたローカルネットワークの通信品質が、当該ローカルネットワークに含まれるネットワーク間インタフェースC1により決まる場合、当該ネットワーク間インタフェースC1を特定する情報がネットワーク識別情報として用いられてもよい。このように、ローカルネットワークの特定は、少なくとも通信品質が定められる程度で特定されてもよい。
また、ローカルネットワークは、任意のネットワークであってもよく、例えば、IPVネットワーク101、102、または、ネットワーク間インタフェースC1、C2を単位としたネットワーク、または、他のネットワークであってもよい。
データベース12は、例えば、顧客に提供する通信品質を定めた契約に関する情報を記憶するデータベースであってもよい。
[試験クライアント装置が開始させる通信品質測定の試験]
本実施形態に係る試験は、例えば、初期的な開通時の試験(自動開通試験)に適用されてもよく、または、それ以降に行われる試験(常時試験)に適用されてもよい。
なお、オペレータ端末装置13は、試験サーバ装置11と通信して、試験サーバ装置11に対して指示または情報を送信すること、あるいは、試験サーバ装置11から情報を受信することなどが可能である。試験サーバ装置11は、必要に応じてオペレータ端末装置13により制御されてもよく、または、すべての処理を自動的に行ってもよい。オペレータ端末装置13は、オペレータにより操作されて、動作する。
まず、試験サーバ装置11から試験クライアント装置21−1へ通信品質測定で使用される情報を提供する処理について説明する。
試験クライアント装置21−1が現地(図1に示される場所)に設置されていない場合には、作業員が試験クライアント装置21−1を現地に持っていき設置する。設置の場所は、例えば、宅内(屋内)であってもよい。試験クライアント装置21−1は、例えば、必要なときに現地に設置されてもよく、または、現地に常に設置(常設)されてもよい。
試験クライアント装置21−1に当該試験クライアント装置21−1の宛先情報(本実施形態では、IPアドレス)が設定されていない場合には、試験クライアント装置21−1に当該IPアドレスを設定する。一例として、作業員が試験クライアント装置21−1の入力部341を操作して当該IPアドレスを設定する。他の例として、試験クライアント装置21−1がルータ装置R51と通信可能に接続されたときに、当該ルータ装置R51が当該試験クライアント装置21−1に当該IPアドレスを設定してもよい。当該設定は、自動的に行われてもよい。試験クライアント装置21−1に設定された当該IPアドレスの情報は、記憶部301に記憶される。
また、IPアドレスの情報の設定と同様に、試験クライアント装置21−1に当該試験クライアント装置21−1が接続されたローカルネットワークで使用される回線の識別情報が設定されて記憶されてもよい。回線の識別情報は、例えば、回線の番号(回線番号)である。
試験クライアント装置21−1は、試験サーバ装置11にアクセスする。本実施形態では、試験クライアント装置21−1は、試験サーバ装置11のポータルページにログインする。一例として、作業員が試験クライアント装置21−1の入力部341を操作して、当該試験クライアント装置21−1は試験サーバ装置11のポータルページにログインする。他の例として、試験クライアント装置21−1は、あらかじめ定められた手順にしたがって、試験サーバ装置11のポータルページにログインする。当該手順の情報は、記憶部301に記憶される。
試験クライアント装置21−1は、要求信号送信部321により、自装置(当該試験クライアント装置21−1)が接続されたローカルネットワークを特定する情報を含む通信品質測定の要求信号を、バックボーンネットワークB1に接続された試験サーバ装置11に送信する。一例として、作業員が試験クライアント装置21−1の入力部341を操作して当該要求信号を送信させる。当該操作は、例えば、所定のボタンの1回の押下(クリック)などのように、作業員にとって簡易な操作であってもよい。他の例として、試験クライアント装置21−1は、例えば、所定のタイミングで、当該要求信号を送信してもよい。当該所定のタイミングとしては、任意であってもよく、例えば、定期的なタイミングであってもよい。
試験サーバ装置11は、要求信号受信部221により、試験クライアント装置21−1から送信された通信品質測定の要求信号を、当該試験クライアント装置21−1が接続されたローカルネットワークおよび自装置(当該試験サーバ装置11)が接続されたバックボーンネットワークB1を介して、受信する。
試験サーバ装置11は、特定部222により、要求信号受信部221により受信された要求信号に基づいて、試験クライアント装置21−1が接続されたローカルネットワークを特定する。
ここで、本実施形態では、試験サーバ装置11は、通信品質測定部225により、通信品質測定を行う前にバックボーンネットワークB1の通信状況の判定を行い、当該判定の結果が所定の条件を満たす場合に、通信品質測定を行う。また、試験サーバ装置11は、その前に、試験クライアント装置21−1とのリーチャビリティ(通信可能なこと)を確認してもよい。
例えば、試験サーバ装置11は、通信品質測定部225により、バックボーンネットワークB1の帯域の使用率(トラフィックの状況)を検出する。そして、試験サーバ装置11は、通信品質測定部225により、検出された帯域の使用率に試験により増加する(と予想される)使用率を加えた値が最大限度に対して所定値(例えば、70%の値など)を超える場合には、通信品質測定の試験を行わないことを判定する。これにより、バックボーンネットワークB1に流れるトラフィックの負荷が大きいときには、バックボーンネットワークB1のトラフィックを試験によりさらに増加させることが回避される。一方、試験サーバ装置11は、通信品質測定部225により、検出された帯域の使用率に試験により増加する(と予想される)使用率を加えた値が最大限度に対して所定値以下である場合には、通信品質測定の試験を行うことを判定する。
試験サーバ装置11は、通信品質測定の試験を行わないことを判定した場合には、その旨を示す信号を試験クライアント装置21−1に送信して通知する。
なお、他の構成例として、試験サーバ装置11は、通信品質測定部225により、通信品質測定を行う前にバックボーンネットワークB1の通信状況の判定を行うことなく、通信品質測定を行う、構成が用いられてもよい。
試験サーバ装置11は、通信品質測定部225により、通信品質測定を行うことが判定された場合には、試験クライアント装置21−1にアクセスしてログインし、通信品質測定を行うために必要なソフトウェアおよび設定内容の情報を試験クライアント装置21−1に送信する(アップロードする)。当該ソフトウェアおよび当該設定内容の情報は、例えば、ローカルネットワークごとに異なってもよい。なお、アップロード(およびダウンロード)では、例えば、FTP(File Transfer Protocol)が用いられてもよい。
当該ソフトウェアおよび当該設定内容の情報は、ローカルネットワークに対応する通信品質情報を含む。試験サーバ装置11から試験クライアント装置21−1へ当該通信品質情報を提供する具体例を示す。
すなわち、試験サーバ装置11は、情報取得部223により、ローカルネットワークを特定する情報(ネットワーク識別情報)と通信品質測定で使用される情報(通信品質情報)とを対応付けて記憶する記憶部(データベース12)から、特定部222により特定されたローカルネットワークに対応付けられた通信品質測定で使用される情報(通信品質情報)を取得する。
そして、試験サーバ装置11は、情報送信部224により、情報取得部223により取得された情報を試験クライアント装置21−1に送信する。これにより、試験サーバ装置11は、情報送信部224により、特定部222により特定されたローカルネットワークに関する通信品質測定で使用される情報を試験クライアント装置21−1に送信する。
また、試験クライアント装置21−1は、情報受信部322により、要求信号に応じて試験サーバ装置11から送信されたローカルネットワークに関する通信品質測定で使用される情報(通信品質情報)を受信する。
ここで、試験クライアント装置21−1は、試験サーバ装置11に送信する通信品質測定の要求信号に、ローカルネットワークを特定する情報として、自装置(当該試験クライアント装置21−1)のIPアドレス、または、当該ローカルネットワークで使用される回線番号のうちの一方または両方を含める。この場合、試験サーバ装置11は、特定部222により、要求信号受信部221により受信された要求信号に含まれる当該IPアドレスまたは当該回線番号のうちの一方または両方に基づいて、ローカルネットワークを特定する。この場合、試験サーバ装置11は、特定部222により、記憶部201に記憶されているネットワーク構成の情報を参照して用いてもよい。なお、他の例として、試験クライアント装置21−1は、ルータ装置R51などに指示することで、当該ルータ装置R51などにより通信品質測定の要求信号に回線番号の情報を含めさせてもよい。
他の構成例として、試験クライアント装置21−1から送信された通信品質測定の要求信号に、通信経路を示す情報が付加されてもよい。この場合、試験サーバ装置11は、特定部222により、要求信号受信部221により受信された要求信号に付加された通信経路を示す情報に基づいて、ローカルネットワークを特定する。
具体的には、ローカルネットワーク内には、試験クライアント装置21−1を当該ローカルネットワークに接続する接続機器(本実施形態では、ルータ装置R51)などの機器が存在する。そして、それぞれの機器には識別情報(本実施形態で、機器IDという。)が設定されている。通信品質測定の要求信号が当該接続機器などを通過するときに当該要求信号に当該接続機器などの機器IDが付加される場合、当該機器IDが通信経路を示す情報として用いられてもよい。
なお、ネットワークを特定する情報は、例えば、パケット(または、フレーム)を構成するデータ部に含まれる情報が用いられてもよく、あるいは、パケット(または、フレーム)を構成するヘッダに含まれる情報が用いられてもよい。ヘッダに含まれる情報は、例えば、宛先情報、通信経路を示す情報、VLAN(Virtual LAN)識別子の情報などが用いられてもよい。
また、試験サーバ装置11は、情報送信部224により、ローカルネットワークに関する通信品質情報を送信する場合、当該通信品質情報に含まれるQoSの情報について、当該ローカルネットワークで使用される規則(ルール)にしたがったQoSの情報を使用する。具体的には、バックボーンネットワークB1の側で使用されるQoSの規則とローカルネットワークで使用されるQoSの規則とが異なり、データベース12においてバックボーンネットワークB1の側で使用されるQoSの規則が使用されている場合には、試験サーバ装置11は、情報送信部224により、ローカルネットワークで使用されるQoSの規則にしたがったQoSの情報へ変換した後に送信する。なお、QoSで使用される値とそのレベル(優先度)との対応関係(規則)は、ネットワークごとに異なり得る。
試験クライアント装置21−1が開始させる通信品質測定の試験について説明する。
本実施形態では、試験クライアント装置21−1は、試験サーバ装置11から通信品質情報を受信した後に、続けて、当該通信品質測定を行う。他の構成例として、試験クライアント装置21−1は、試験サーバ装置11から通信品質情報を受信した後に、任意のタイミングで、当該通信品質測定を行ってもよい。
試験クライアント装置21−1と試験サーバ装置11との間で双方向で通信することにより、ローカルネットワークに関する通信品質測定を行う。
試験クライアント装置21−1は、通信品質測定部323により、試験サーバ装置11との間でローカルネットワークおよびバックボーンネットワークB1を介して通信して、通信品質測定を行う。
試験サーバ装置11は、通信品質測定部225により、試験クライアント装置21−1との間でバックボーンネットワークB1およびローカルネットワークを介して通信して、通信品質測定を行う。
試験クライアント装置21−1は、通信品質測定が終了すると、試験サーバ装置11から受信した通信品質測定を行うために必要なソフトウェアおよび設定内容の情報を消去する。
なお、他の構成例として、試験クライアント装置21−1は、通信品質測定が終了しても、試験サーバ装置11から受信した通信品質測定を行うために必要なソフトウェアおよび設定内容の情報を消去せずに保持してもよい。この場合、試験クライアント装置21−1は、次回の試験において、通信品質測定を行うために必要なソフトウェアおよび設定内容の情報を保持している旨を試験サーバ装置11に通知することで、当該情報を再び試験サーバ装置11から試験クライアント装置21−1へ提供する処理を省略してもよい。
ここで、本実施形態では、試験サーバ装置11の通信品質測定部225および試験クライアント装置21−1の通信品質測定部323は、通信品質測定の対象として、通信帯域、QoS、および遅延時間について測定を行う。
なお、通信品質測定の対象は、例えば、ジッタ、パケットロス、試験時間、揺らぎなどが用いられてもよい。例えば、1つ以上の対象について通信品質測定が行われる。また、図4に示されるネットワーク通信品質情報401の通信品質情報には、例えば、少なくとも通信品質測定が行われる対象に関する情報が含められる。
試験サーバ装置11は、通信品質測定部225により、通信品質測定の結果(試験の結果)について判定を行う。本実施形態では、当該判定は、通信品質測定の結果と図4に示されるネットワーク通信品質情報401の通信品質情報(例えば、契約情報)とを比較した判定である。
試験サーバ装置11は、情報送信部224により、通信品質の判定結果を示す情報を試験クライアント装置21−1に送信する。
なお、他の構成例として、通信品質の判定の一部又は全部を試験クライアント装置21−1が行ってその結果の情報を試験サーバ装置11に送信して通知する、構成が用いられてもよい。
ここで、通信品質の判定について説明する。
一例として、通信帯域[bit/s]について、通信品質情報で規定された通信帯域の80%以上のスループットが通信品質測定の結果として得られた場合に、正しく設定されていると判定する。他の場合には、誤って設定されていると判定する。
一例として、各レベルのQoS[bit/s]について、通信品質情報で規定された各レベルのQoSの80%以上のスループットが通信品質測定の結果として得られた場合に、正しく設定されていると判定する。他の場合には、誤って設定されていると判定する。なお、試験サーバ装置11または試験クライアント装置21−1のうちの一方または両方は、各レベルのQoSのラベルを付したデータを送信して、QoSの測定を行う。
一例として、遅延時間[s]について、通信品質情報で規定されたサービス品質保証(SLA:Service Level Agreement)の値未満の遅延時間が通信品質測定の結果として得られた場合に、正しく設定されていると判定する。他の場合には、誤って設定されていると判定する。
なお、本実施形態では、往復遅延時間(RTT:Round Trip Time)の測定を行う。具体例として、試験クライアント装置21−1は、ネットワーク間インタフェースC1のルータ装置R32およびルータ装置R31のそれぞれにPingの信号を送信してRTTの測定を行う。この場合、当該測定に必要な情報(例えば、ルータ装置R31、R32のIPアドレスの情報など)は、試験サーバ装置11から試験クライアント装置21−1に送信する。また、試験クライアント装置21−1は、当該測定の結果の情報を試験サーバ装置11に送信して通知する。
[試験サーバ装置が開始させる通信品質測定]
試験サーバ装置11が要求を出して通信品質測定を行うことも可能である。試験クライアント装置21−1を例として説明する。試験クライアント装置21−1は、常時、ルータ装置R51と接続された状態であるとする。
試験サーバ装置11は、要求信号送信部226により、特定部222により特定されたローカルネットワークに接続された試験クライアント装置21−1に対して、通信品質測定の要求信号を送信する。
試験サーバ装置11は、情報送信部224により、要求信号送信部226により要求信号を試験クライアント装置21−1に対して送信する場合、当該ローカルネットワークに関する通信品質測定で使用される情報(通信品質情報)を試験クライアント装置21−1に送信する。
一例として、オペレータがオペレータ端末装置13の操作部の操作を行って試験サーバ装置11を制御することで、要求信号を送信させる。当該操作は、例えば、所定のボタンの1回の押下(クリック)などのように、オペレータにとって簡易な操作であってもよい。他の例として、試験サーバ装置11は、例えば、所定のタイミングで、当該要求信号を送信してもよい。当該所定のタイミングとしては、任意であってもよく、例えば、定期的なタイミングであってもよい。
試験クライアント装置21−1は、要求信号受信部324により、試験サーバ装置11から送信された要求信号を受信する。
試験クライアント装置21−1は、情報受信部322により、試験サーバ装置11から送信された通信品質情報を受信する。
そして、試験サーバ装置11と試験クライアント装置21−1との間で通信品質測定を行い、当該通信品質測定の結果について判定を行う。
[試験クライアント装置同士での通信品質測定の試験の第1の例]
2個の異なる試験クライアント装置21−1、21−4の間で通信品質測定を行う場合を例として説明する。
試験クライアント装置21−1は、要求信号送信部321により、自装置(当該試験クライアント装置21−1)が接続されたローカルネットワーク(ここの説明において、ローカルネットワークAAという。)を特定する情報を含むとともに通信品質測定の相手を示す情報として所定のローカルネットワーク(ここの説明において、ローカルネットワークBBという。)に接続された他の試験クライアント装置21−4を識別する情報を含む通信品質測定の要求信号を試験サーバ装置11に送信する。
ここで、ローカルネットワークBBは、本実施形態では、ローカルネットワークAAとは異なるローカルネットワークであるが、他の構成例として、ローカルネットワークAAと同じローカルネットワークであってもよい。また、他の構成例として、2個のローカルネットワークAA、BBのうちの一方または両方の代わりに、他のネットワーク(例えば、バックボーンネットワークB1など)が用いられてもよい。
試験サーバ装置11は、特定部222により、要求信号受信部221により受信された要求信号に基づいて、ローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBを特定する。
そして、試験サーバ装置11は、情報送信部224により、特定部222による特定の結果に基づいて、試験クライアント装置21−1と試験クライアント装置21−4との間でローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBを介して通信して行う通信品質測定で使用される情報(ここでの説明で、通信品質情報Pという。)を、試験クライアント装置21−1に送信する。
ここで、具体例として、通信帯域およびQoSについては、2個のローカルネットワークAA、BBのうちで、品質が低い方の値が基準となって使用される。当該基準は、2個のローカルネットワークAA、BBのうちで、品質が低い方のローカルネットワークに関する通信品質情報に基づいて決定することが可能である。
また、具体例として、遅延時間については、2個のローカルネットワークAA、BBの値の合計値が基準となって使用される。当該基準は、2個のローカルネットワークAA、BBのそれぞれに関する通信品質情報を両方組み合わせたものに基づいて決定することが可能である。
本実施形態では、試験サーバ装置11は、特定部222により特定されたローカルネットワークAAに関する通信品質測定で使用される情報およびローカルネットワークBBに関する通信品質測定で使用される情報に基づいて通信品質情報Pを決定する通信品質決定部を備える。当該通信品質決定部の機能は、例えば、情報取得部223または情報送信部224などに一体化されてもよい。なお、通信品質情報Pは、例えば、通信帯域あるいはQoSについて通信品質測定が行われる場合などに、ローカルネットワークAAに関する通信品質測定で使用される情報およびローカルネットワークBBに関する通信品質測定で使用される情報のうちの一方(例えば、品質が低い方)であってもよい。また、通信品質情報Pは、例えば、ローカルネットワークAAとローカルネットワークBBとが同じである場合に、ローカルネットワークAAに関する通信品質測定で使用される情報(または、ローカルネットワークBBに関する通信品質測定で使用される情報も同じ)であってもよい。
さらに、他の構成例として、あらかじめ、ローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBを介して通信して行う通信品質測定で使用される情報(通信品質情報P)が、ローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBの組み合わせを識別する情報と対応付けられて、データベース12または試験サーバ装置11の記憶部201などに記憶されてもよい。この場合、試験サーバ装置11は、情報取得部223により、特定部222により特定されたローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBの組み合わせに基づいて、当該組み合わせを識別する情報に対応付けられた通信品質情報Pをデータベース12または試験サーバ装置11の記憶部201などから読み出して取得してもよい。
また、試験クライアント装置21−1が他の試験クライアント装置(ここでは、試験クライアント装置21−4)との間で通信品質測定の試験を行う場合、試験サーバ装置11から試験クライアント装置21−1に送信される通信品質情報Pには、当該試験クライアント装置21−1にとって試験の相手となる試験クライアント装置(ここでは、試験クライアント装置21−4)を識別する情報が含められてもよい。当該情報は、例えば、試験サーバ装置11において要求信号受信部221により受信された要求信号に基づいて特定することが可能である。
なお、試験サーバ装置11は、情報取得部223により、ローカルネットワークAAに関する通信品質測定で使用される情報およびローカルネットワークBBに関する通信品質測定で使用される情報のうちの一方または両方をデータベース12から取得してもよい。
試験クライアント装置21−1は、情報受信部322により、試験サーバ装置11から送信された通信品質情報Pを受信する。
試験クライアント装置21−1は、通信品質測定部323により、試験クライアント装置21−4との間でローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBを介して通信して通信品質測定を行う。
この場合、一例として、試験サーバ装置11が要求信号および通信品質情報を試験クライアント装置21−1に送信して当該試験クライアント装置21−1との間で通信品質測定を行う手順と同様な手順を用いることが可能である。すなわち、試験クライアント装置21−1は、要求信号および通信品質情報Pを試験クライアント装置21−4に送信して当該試験クライアント装置21−4との間で通信品質測定を行う。
このように、2個の試験クライアント装置21−1、21−4は、通信品質測定部323により、2個のローカルネットワークAA、BBを経由する経路について、通信品質測定を行う。そして、2個の試験クライアント装置21−1、21−4のうちの一方または両方は、当該通信品質測定の結果について判定を行う。
なお、2個の試験クライアント装置21−1、21−4は、通信品質測定部323により、例えば、通信帯域およびQoSについて、ローカルネットワークAAに設定される通信品質と、ローカルネットワークBBに設定される通信品質と、のうちで低い方の通信品質を基準に、通信品質測定を行う。
なお、バックボーンネットワークB1とローカルネットワークAAとローカルネットワークBBとでQoSの規則が異なる場合には、それぞれのネットワークで使用されるQoSの情報がそれぞれのネットワークの規則に適合するように変換される。
[試験クライアント装置同士での通信品質測定の試験の第2の例]
2個の異なる試験クライアント装置21−1、21−4の間で通信品質測定を行う場合を例として説明する。
試験クライアント装置21−1は、要求信号送信部321により、自装置(当該試験クライアント装置21−1)が接続されたローカルネットワーク(ここの説明において、ローカルネットワークAAという。)を特定する情報を含む通信品質測定の要求信号を試験サーバ装置11に送信する。
また、試験クライアント装置21−4は、要求信号送信部321により、自装置(当該試験クライアント装置21−4)が接続されたローカルネットワーク(ここの説明において、ローカルネットワークBBという。)を特定する情報を含む通信品質測定の要求信号を試験サーバ装置11に送信する。
ここで、ローカルネットワークBBは、本実施形態では、ローカルネットワークAAとは異なるローカルネットワークであるが、他の構成例として、ローカルネットワークAAと同じローカルネットワークであってもよい。また、他の構成例として、2個のローカルネットワークAA、BBのうちの一方または両方の代わりに、他のネットワーク(例えば、バックボーンネットワークB1など)が用いられてもよい。
試験サーバ装置11は、要求信号受信部221により、試験クライアント装置21−1から送信された要求信号を受信する。また、試験サーバ装置11は、要求信号受信部221により、試験クライアント装置21−4から送信された要求信号を受信する。
試験サーバ装置11は、特定部222により、要求信号受信部221により試験クライアント装置21−1から受信された要求信号に基づいて、ローカルネットワークAAを特定する。また、試験サーバ装置11は、特定部222により、要求信号受信部221により試験クライアント装置21−4から受信された要求信号に基づいて、ローカルネットワークBBを特定する。
そして、試験サーバ装置11は、情報送信部224により、特定部222による特定の結果に基づいて、試験クライアント装置21−1と試験クライアント装置21−4との間でローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBを介して通信して行う通信品質測定で使用される情報(ここでの説明で、通信品質情報Pという。)を、試験クライアント装置21−1または試験クライアント装置21−4のうちの一方または両方に送信する。
ここで、具体例として、通信帯域およびQoSについては、2個のローカルネットワークAA、BBのうちで、品質が低い方の値が基準となって使用される。当該基準は、2個のローカルネットワークAA、BBのうちで、品質が低い方のローカルネットワークに関する通信品質情報に基づいて決定することが可能である。
また、具体例として、遅延時間については、2個のローカルネットワークAA、BBの値の合計値が基準となって使用される。当該基準は、2個のローカルネットワークAA、BBのそれぞれに関する通信品質情報を両方組み合わせたものに基づいて決定することが可能である。
また、試験サーバ装置11から通信品質情報Pを送信する相手は、試験クライアント装置21−1または試験クライアント装置21−4のうちの任意の一方であってもよく、または、両方であってもよい。一例として、当該相手は、試験クライアント装置21−1または試験クライアント装置21−4のうちで、試験サーバ装置11により最初に要求信号を受信した方の一方であってもよい。
本実施形態では、試験サーバ装置11は、特定部222により特定されたローカルネットワークAAに関する通信品質測定で使用される情報およびローカルネットワークBBに関する通信品質測定で使用される情報に基づいて通信品質情報Pを決定する通信品質決定部を備える。当該通信品質決定部の機能は、例えば、情報取得部223または情報送信部224などに一体化されてもよい。なお、通信品質情報Pは、例えば、通信帯域あるいはQoSについて通信品質測定が行われる場合などに、ローカルネットワークAAに関する通信品質測定で使用される情報およびローカルネットワークBBに関する通信品質測定で使用される情報のうちの一方(例えば、品質が低い方)であってもよい。また、通信品質情報Pは、例えば、ローカルネットワークAAとローカルネットワークBBとが同じである場合に、ローカルネットワークAAに関する通信品質測定で使用される情報(または、ローカルネットワークBBに関する通信品質測定で使用される情報も同じ)であってもよい。
さらに、他の構成例として、あらかじめ、ローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBを介して通信して行う通信品質測定で使用される情報(通信品質情報P)が、ローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBの組み合わせを識別する情報と対応付けられて、データベース12または試験サーバ装置11の記憶部201などに記憶されてもよい。この場合、試験サーバ装置11は、情報取得部223により、特定部222により特定されたローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBの組み合わせに基づいて、当該組み合わせを識別する情報に対応付けられた通信品質情報Pをデータベース12または試験サーバ装置11の記憶部201などから読み出して取得してもよい。
また、試験クライアント装置同士(ここでは、試験クライアント装置21−1と試験クライアント装置21−4との間)で通信品質測定の試験を行う場合、試験サーバ装置11から試験クライアント装置(ここでは、試験クライアント装置21−1または試験クライアント装置21−4)に送信される通信品質情報Pには、当該試験クライアント装置にとって試験の相手となる試験クライアント装置(ここでは、試験クライアント装置21−4または試験クライアント装置21−1)を識別する情報が含められてもよい。当該情報は、例えば、試験サーバ装置11において要求信号受信部221により受信された要求信号に基づいて特定することが可能である。
なお、試験サーバ装置11は、情報取得部223により、ローカルネットワークAAに関する通信品質測定で使用される情報およびローカルネットワークBBに関する通信品質測定で使用される情報のうちの一方または両方をデータベース12から取得してもよい。
ここでは、試験クライアント装置21−1が試験サーバ装置11から通信品質情報Pを受信する場合を例として説明する。なお、試験クライアント装置21−4が試験サーバ装置11から通信品質情報Pを受信する場合についても同様である。
試験クライアント装置21−1は、情報受信部322により、試験サーバ装置11から送信された通信品質情報Pを受信する。
試験クライアント装置21−1は、通信品質測定部323により、試験クライアント装置21−4との間でローカルネットワークAAおよびローカルネットワークBBを介して通信して通信品質測定を行う。
この場合、一例として、試験サーバ装置11が要求信号および通信品質情報を試験クライアント装置21−1に送信して当該試験クライアント装置21−1との間で通信品質測定を行う手順と同様な手順を用いることが可能である。すなわち、試験クライアント装置21−1は、要求信号および通信品質情報Pを試験クライアント装置21−4に送信して当該試験クライアント装置21−4との間で通信品質測定を行う。
このように、2個の試験クライアント装置21−1、21−4は、通信品質測定部323により、2個のローカルネットワークAA、BBを経由する経路について、通信品質測定を行う。そして、2個の試験クライアント装置21−1、21−4のうちの一方または両方は、当該通信品質測定の結果について判定を行う。
なお、2個の試験クライアント装置21−1、21−4は、通信品質測定部323により、例えば、通信帯域およびQoSについて、ローカルネットワークAAに設定される通信品質と、ローカルネットワークBBに設定される通信品質と、のうちで低い方の通信品質を基準に、通信品質測定を行う。
なお、バックボーンネットワークB1とローカルネットワークAAとローカルネットワークBBとでQoSの規則が異なる場合には、それぞれのネットワークで使用されるQoSの情報がそれぞれのネットワークの規則に適合するように変換される。
本例では、複数の試験クライアント装置21−1〜21−4が、相手の識別情報を含まない要求信号を試験サーバ装置11に送信する場合においても、試験サーバ装置11は、2個以上の試験クライアント装置21−1〜21−4から当該要求信号を受信した場合には、当該2個以上の試験クライアント装置21−1〜21−4の間で試験を行うことを可能とするように制御する。
本例では、複数の試験クライアント装置21−1〜21−4が、相手の識別情報を試験サーバ装置11に通知しなくても、複数の試験クライアント装置21−1〜21−4から試験サーバ装置11に要求信号を送信することにより、試験クライアント装置21−1〜21−4同士の試験が可能となる。
なお、試験サーバ装置11は、一例として、所定の時間内に要求信号を受信した複数の試験クライアント装置21−1〜21−4について、当該複数の試験クライアント装置21−1〜21−4の間で試験を行うことを可能とするように制御してもよい。当該所定の時間は、例えば、あらかじめ設定されてもよい。
[通信品質測定の結果の出力]
試験サーバ装置11は、出力部242により、通信品質測定部225により行われた通信品質測定の結果の情報を出力する。当該情報を出力する態様は、任意の装置に当該情報を出力する態様であってもよく、例えば、試験サーバ装置11自体の画面などに当該情報を出力する態様、当該通信品質測定に関する試験クライアント装置21−1(試験クライアント装置21−1、21−4の間の通信品質測定では、これらの試験クライアント装置21−1、21−4)に当該情報を出力する態様、他の試験クライアント装置に当該情報を出力する態様、または、他の装置(例えば、チケットシステム14、モバイル端末装置32)に当該情報を出力する態様、のうちの1以上が用いられてもよい。なお、これらの出力は、例えば、オペレータなどの指示に応じて行われてもよく、または、自動的に行われてもよい。
本実施形態では、試験サーバ装置11は、出力部242により、通信品質測定の結果の情報をポータルページに表示出力する。また、試験サーバ装置11は、出力部242により、通信品質測定の結果の情報をチケットシステム14に出力(送信)する。
チケットシステム14は、試験サーバ装置11から出力(送信)された通信品質測定の結果の情報を入力(受信)し、当該情報を記憶部(当該チケットシステム14の記憶部)に記憶する。チケットシステム14は、人の指示に応じて、または、自動的に、当該情報を画面などに出力する。なお、チケットシステム14は、人(電話オペレータ)が電話で受けた各種の情報を入力して記憶する機能を有する。また、チケットシステム14は、他の各種の情報を記憶してもよい。
モバイル端末装置32は、チケットシステム14から送信された情報を受信して画面などに出力する。例えば、モバイル端末装置32はチケットシステム14に情報を要求し、チケットシステム14は要求された情報をモバイル端末装置32に送信してもよい。また、モバイル端末装置32における当該情報の要求、受信、出力などは、例えば、人(作業員、または、他の人)の操作に応じて行われてもよく、または、自動的に行われてもよい。なお、本実施形態では、モバイル端末装置32は、移動可能であり、基地局装置31との無線通信を介して、チケットシステム14と通信する。
これにより、モバイル端末装置32は、各種の情報をチケットシステム14から受信して出力することができる。当該情報は、例えば、チケットシステム14のポータルページ、通信品質測定の結果、回線番号、回線の名称(キャリアの名称)、キャリアに特有な事項、ルータ装置R51〜R52、R61、R81などの1以上であってもよい。作業員などは、モバイル端末装置32を持ち運ぶことで、各種の情報を閲覧することが可能である。
また、モバイル端末装置32と同様に、オペレータ端末装置13も、チケットシステム14から送信された各種の情報を受信して画面などに出力することが可能である。
[設定情報の記憶および復元]
本実施形態では、各試験クライアント装置21−1〜21−4または各ルータ装置R51〜R52、R61、R81などに設定された情報(設定情報)をデータベース12などによりバックアップ(記憶)する。また、バックアップされた設定情報を各試験クライアント装置21−1〜21−4または各ルータ装置R51〜R52、R61、R81などに復元(設定)することができる。当該バックアップまたは当該復元は、例えば、人(オペレータ、作業員、または、他の人)の操作に応じて行われてもよく、または、自動的に行われてもよい。当該操作は、例えば、試験サーバ装置11のポータルページにおいて行われてもよい。一例として、装置が故障等により交換された場合に、交換後の装置に交換前の装置の設定情報を復元すると効率的である。設定情報は、任意の情報を含んでもよく、例えば、宛先情報、回線番号の情報、回線の名称(キャリアの名称)の情報などのうちの1以上を含んでもよい。
[通信品質測定結果および設定情報の管理]
本実施形態の通信システム1は、今回の通信品質測定の結果と前回の通信品質測定の結果とを比較して、前回の結果より今回の結果の方が通信品質が劣化しているか否かを判定する通信品質劣化判定部を備える。通信品質測定の結果の情報は、例えば、チケットシステム14などの記憶部に記憶された情報に基づいて取得されてもよく、または、通信品質測定を行った装置から取得されてもよい。
また、本実施形態の通信システム1は、今回の通信品質測定における設定情報と前回の通信品質測定における設定情報とを比較して、今回の通信品質測定における設定情報が前回の通信品質測定における設定情報に対して変更されているか否かを判定する設定情報変更判定部を備える。設定情報は、例えば、データベース12などに記憶された情報に基づいて取得されてもよく、または、設定情報が設定された装置から取得されてもよい。なお、変更の有無を判定する対象とする設定情報は、例えば、該当する通信品質測定に関係した任意の1個以上の装置(例えば、試験クライアント装置21−1〜21−4またはルータ装置R51〜R52、R61、R81など)の設定情報であってもよく、または、該当する通信品質測定に関係したすべての装置の設定情報であってもよい。
また、本実施形態の通信システム1は、バックアップされた設定情報に対して変更された情報を取得(抽出)する設定変更取得部を備える。設定変更取得部は、例えば、前回の通信品質測定における設定情報に対する今回の通信品質測定における設定情報について、変更された情報を取得する。
また、本実施形態の通信システム1は、設定変更取得部により取得された情報(変更された情報の部分)を出力する設定変更出力部を備える。設定変更出力部は、例えば、チケットシステム14に情報を出力してもよい。この場合、チケットシステム14は当該情報を記憶し、そして、オペレータ端末装置13およびモバイル端末装置32は、チケットシステム14に記憶された当該情報を取得して表示することなどが可能である。他の構成例として、設定変更出力部は、例えば、チケットシステム14以外の装置(例えば、オペレータ端末装置13、モバイル端末装置32など)に情報を出力してもよい。
また、本実施形態の通信システム1は、(今回の通信品質測定における設定情報に対して)前回の通信品質測定における設定情報を復元する前回設定情報復元部を備える。前回設定情報復元部は、さらに、復元した設定情報を用いて通信品質測定(試験)を実行させる機能を有してもよい。
ここで、設定変更取得部に関する処理、設定変更出力部に関する処理、および前回設定情報復元部に関する処理のうちの1以上は、例えば、通信品質劣化判定部により通信品質が劣化していると判定されたこと、または、設定情報変更判定部により設定情報が変更されていると判定されたこと、のうちの一方または両方を契機として、行われてもよい。
一構成例として、本実施形態の通信システム1では、前回の試験の測定結果と今回実施した試験の測定結果とを比較して、品質劣化があることを判定し、かつ、設定情報が変更されていると判定した場合には、次の処理A、処理Bのうちの一方または両方を実行する。当該処理Aは、バックアップした設定情報との設定変更部分を自動で抽出するとともに、チケットシステム14へ出力し、オペレータ端末装置13またはモバイル端末装置32で確認することを可能とする処理である。当該処理Bは、自動的に、前回の設定情報を復元して再度試験を行う処理である。
ここで、通信品質劣化判定部、設定情報変更判定部、設定変更取得部、設定変更出力部、および前回設定情報復元部は、それぞれ、通信システム1における任意の装置に備えられてもよい。
一例として、通信品質劣化判定部、設定情報変更判定部、設定変更取得部、設定変更出力部、および前回設定情報復元部は、1個の装置(本実施形態では、管理装置という。)に備えられてもよい。当該管理装置は、例えば、監視ネットワークA1の内部に備えられてもよく、または、外部に備えられてもよい。当該管理装置は、例えば、試験サーバ装置11などと一体化されてもよい。
[他の構成例]
なお、本実施形態では、試験を行う通信システムを提供することも可能である。
一例として、通信システム1は、試験クライアント装置21−1と、当該試験クライアント装置21−1が接続されたローカルネットワークと、試験サーバ装置11と、当該試験サーバ装置11が(本実施形態では、監視ネットワークA1を介して)接続されたバックボーンネットワークB1と、を備え、試験クライアント装置21−1は、通信品質測定の要求信号を、当該ローカルネットワークおよびバックボーンネットワークB1を介して、送信し、試験サーバ装置11は、試験クライアント装置21−1から送信された要求信号を受信し、受信した要求信号に基づいて当該ローカルネットワークを特定し、特定した当該ローカルネットワークに関する通信品質測定で使用される情報を試験クライアント装置21−1に送信し、試験クライアント装置21−1は、試験サーバ装置11から送信された当該ローカルネットワークに関する通信品質測定で使用される情報を受信し、通信品質測定を行う。
本実施形態では、試験サーバ装置11により行われる試験の方法を提供することも可能である。
一例として、情報提供方法では、試験サーバ装置11において、試験クライアント装置21−1から送信された通信品質測定の要求信号を、当該試験クライアント装置21−1が接続されたローカルネットワークおよび当該試験サーバ装置11が接続されたバックボーンネットワークB1を介して、受信し、受信された要求信号に基づいて、当該ローカルネットワークを特定し、特定された当該ローカルネットワークに関する通信品質測定で使用される情報を試験クライアント装置21−1に送信する。
一例として、情報提供方法では、さらに、特定された当該ローカルネットワークに接続された試験クライアント装置21−1に対して、通信品質測定の要求信号を送信し、当該要求信号を試験クライアント装置21−1に対して送信する場合、当該ローカルネットワークに関する通信品質測定で使用される情報を試験クライアント装置21−1に送信する。
本実施形態では、試験サーバ装置11により行われる試験の処理を実現するプログラムを提供することも可能である。
一例として、プログラムは、試験サーバ装置11を構成するコンピュータに、試験クライアント装置21−1から送信された通信品質測定の要求信号を、当該試験クライアント装置21−1が接続されたローカルネットワークおよび当該試験サーバ装置11が接続されたバックボーンネットワークB1を介して、受信するステップと、受信された要求信号に基づいて、当該ローカルネットワークを特定するステップと、特定された当該ローカルネットワークに関する通信品質測定で使用される情報を試験クライアント装置21−1に送信するステップと、を実行させるためのプログラムである。
なお、本実施形態に係る各装置(例えば、試験サーバ装置11、試験クライアント装置21−1〜21−4など)の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)に記録(記憶)して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、処理を行ってもよい。
ここでいう「コンピュータシステム」とは、オペレーティングシステム(OS:Operating System)あるいは周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバあるいはクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)あるいは電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本実施形態では、試験サーバ装置11は、通信品質測定で使用される情報を試験クライアント装置21−1に提供する機能と、当該情報に基づいて通信品質測定を行う機能との両方を有するが、これらの機能のそれぞれを有する2個の別体の装置を通信システム1に備えてもよい。図2に示される試験サーバ装置11の制御部203の構成を例とすると、第1の装置(情報提供を行う装置)は要求信号受信部221、特定部222、情報取得部223、および情報送信部224の機能を備え、また、第2の装置(通信品質測定を行う装置)は通信品質測定部225の機能を備える。なお、要求信号送信部226の機能は、第1の装置と第2の装置との任意の一方に備えられてもよい。第1の装置と第2の装置は、別体であるが、例えば、互いに通信して連携し、または、共通のオペレータ端末装置13により制御されて互いに連携する。
本実施形態では、試験サーバ装置11と試験クライアント装置21−1との間で試験が行われる場合を示したが、他の例として、試験サーバ装置11と他の任意の試験クライアント装置21−2〜21−4との間で試験が行われてもよい。
また、本実施形態では、試験クライアント装置21−1と試験クライアント装置21−4との間で試験が行われる場合を示したが、他の例として、他の任意の2個の試験クライアント装置21−1〜21−4の間で試験が行われてもよい。
なお、本実施形態では、宛先情報として、IPアドレスの情報が用いられたが、他の例として、ネットワーク構成などに応じて、MACアドレスなどの情報が用いられてもよい。
[実施形態のまとめ]
以上のように、本実施形態に係る通信システム1では、ネットワークの通信品質の試験を効率的に行うことができる。
本実施形態に係る試験サーバ装置11では、試験クライアント装置21−1〜21−4から受信された通信品質測定の要求信号に基づいて、当該試験クライアント装置21−1〜21−4が接続されたローカルネットワークを特定して、適切な試験を行うことができる。このため、オペレータあるいは作業員などは、ネットワーク構成を意識しなくとも、簡易に試験(本実施形態では、通信品質測定および判定)を実行させることができる。例えば、オペレータあるいは作業員などは、1回の操作などによって、簡易に試験を実行させることができる。
本実施形態では、各試験クライアント装置21−1〜21−4から試験の要求を出して、試験を行うことができる。また、本実施形態では、試験サーバ装置11から試験の要求を出して、試験を行うことができる。これらにより、例えば、各試験クライアント装置21−1〜21−4に接続されたローカルネットワークの通信品質が契約などにしたがって正しく設定されているか否かなどを確認することができる。
また、本実施形態では、試験クライアント装置21−1〜21−4同士の間で試験を行うことができる。これにより、例えば、複数の拠点(各試験クライアント装置21−1〜21−4)の間における通信のパフォーマンスが低下した場合などに、拠点間での試験を行うことができる。
また、本実施形態では、各試験クライアント装置21−1〜21−4として、汎用のコンピュータを使用することも可能である。例えば、汎用のコンピュータに対して、試験に必要な情報を試験サーバ装置11から送信してインストールなどすることが可能である。また、例えば、プラットフォームあるいは対象のサービスに依存せずに、試験を行うことが可能である。
また、例えば、各試験クライアント装置21−1〜21−4において、当該各試験クライアント装置21−1〜21−4に接続される宅内ルータ装置(本実施形態では、各ルータ装置R51〜R52、R61、R81)の設定画面(コンソール画面)と、試験に関する情報を含む画面(試験画面)と、を同時に表示する構成とすることも可能である。この場合、当該コンソール画面を開いた状態で、当該試験画面において試験を開始して完結させることが可能である。
なお、本実施形態では、試験サーバ装置11が情報提供装置に対応し、試験クライアント装置21−1が第1の通信装置に対応し、試験クライアント装置21−1が接続されたローカルネットワーク(ローカルネットワークAA)が第1のネットワークに対応し、試験サーバ装置11が接続されたバックボーンネットワークB1が第2のネットワークに対応する。また、本実施形態では、試験クライアント装置21−4が第2の通信装置(第1の通信装置に対して他の通信装置)に対応し、当該試験クライアント装置21−4が接続されたローカルネットワーク(ローカルネットワークBB)が第3のネットワークに対応する。また、本実施形態では、試験クライアント装置21−4が第3の通信装置(第1の通信装置に対して他の通信装置であり、第2の通信装置と同じ装置を例とした。)に対応し、当該試験クライアント装置21−4が接続されたローカルネットワーク(ローカルネットワークBB)が第4のネットワーク(第3のネットワークと同じネットワークを例とした。)に対応する。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1…通信システム、11…試験サーバ装置、12…データベース、13…オペレータ端末装置、14…チケットシステム、21−1〜21−4…試験クライアント装置、31…基地局装置、32…モバイル端末装置、R1〜R3、R11〜R13、R21〜R23、R31〜R33、R41〜R42、R51〜R52、R61、R71〜R72、R81、R91〜R92、R101…ルータ装置、101〜102…IPVネットワーク、201、301…記憶部、202、302…通信部、203、303…制御部、221、324…要求信号受信部、222…特定部、223…情報取得部、224…情報送信部、225、323…通信品質測定部、226、321…要求信号送信部、241、341…入力部、242、342…出力部、322…情報受信部、401…ネットワーク通信品質情報、A1…監視ネットワーク、B1…バックボーンネットワーク、C1〜C2…ネットワーク間インタフェース、D1〜D2…インターネットネットワーク

Claims (15)

  1. 第1の通信装置から送信された通信品質測定の要求信号を、当該第1の通信装置が接続された第1のネットワークおよび自装置が接続された第2のネットワークを介して、受信する要求信号受信部と、
    前記要求信号受信部により受信された前記要求信号に基づいて、前記第1のネットワークを特定する特定部と、
    前記特定部により特定された前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を前記第1の通信装置に送信する情報送信部と、
    を備える情報提供装置。
  2. 前記第1のネットワークを特定する情報と前記通信品質測定で使用される情報とを対応付けて記憶する記憶部から、前記特定部により特定された前記第1のネットワークに対応付けられた前記通信品質測定で使用される情報を取得する情報取得部を備え、
    前記情報送信部は、前記情報取得部により取得された情報を送信する、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記第1の通信装置との間で前記第1のネットワークおよび前記第2のネットワークを介して通信して前記通信品質測定を行う通信品質測定部を備える、
    請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の情報提供装置。
  4. 前記通信品質測定部は、前記通信品質測定を行う前に前記第2のネットワークの通信状況の判定を行い、当該判定の結果が所定の条件を満たす場合に、前記通信品質測定を行う、
    請求項3に記載の情報提供装置。
  5. 前記特定部により特定された前記第1のネットワークに接続された前記第1の通信装置に対して、通信品質測定の要求信号を送信する要求信号送信部を備え、
    前記情報送信部は、前記要求信号送信部により前記要求信号を前記第1の通信装置に対して送信する場合、前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を前記第1の通信装置に送信する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報提供装置。
  6. 前記要求信号は、前記通信品質測定の相手を示す情報として、第3のネットワークに接続された第2の通信装置を識別する情報を含み、
    前記特定部は、前記要求信号受信部により受信された前記要求信号に基づいて、前記第1のネットワークおよび前記第3のネットワークを特定し、
    前記情報送信部は、前記特定部による特定の結果に基づいて、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で前記第1のネットワークおよび前記第3のネットワークを介して通信して行う通信品質測定で使用される情報を、前記第1の通信装置に送信する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報提供装置。
  7. 前記要求信号受信部は、第3の通信装置から送信された通信品質測定の要求信号を、当該第3の通信装置が接続された第4のネットワークおよび自装置が接続された第2のネットワークを介して、受信し、
    前記特定部は、前記要求信号受信部により受信された前記要求信号に基づいて、前記第4のネットワークを特定し、
    前記情報送信部は、前記特定部による特定の結果に基づいて、前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記第1のネットワークおよび前記第4のネットワークを介して通信して行う通信品質測定で使用される情報を、前記第1の通信装置および前記第3の通信装置のうちの一方または両方に送信する、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の情報提供装置。
  8. 自装置が接続された第1のネットワークを特定する情報を含む通信品質測定の要求信号を、第2のネットワークに接続された情報提供装置に送信する要求信号送信部と、
    前記要求信号に応じて前記情報提供装置から送信された前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を受信する情報受信部と、
    前記通信品質測定を行う通信品質測定部と、
    を備える通信装置。
  9. 前記通信品質測定部は、前記情報提供装置との間で前記第1のネットワークおよび前記第2のネットワークを介して通信して前記通信品質測定を行う、
    請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記要求信号送信部は、前記第1のネットワークを特定する情報を含むとともに前記通信品質測定の相手を示す情報として第3のネットワークに接続された他の通信装置を識別する情報を含む通信品質測定の要求信号を送信し、
    前記情報受信部は、前記他の通信装置との間で前記第1のネットワークおよび前記第3のネットワークを介して通信して行う通信品質測定で使用される情報を、受信し、
    前記通信品質測定部は、前記他の通信装置との間で前記第1のネットワークおよび前記第3のネットワークを介して通信して前記通信品質測定を行う、
    請求項8に記載の通信装置。
  11. 前記通信品質測定部は、前記第1のネットワークに設定される通信品質と、前記第3のネットワークに設定される通信品質と、のうちで低い方の通信品質を基準に、前記通信品質測定を行う、
    請求項10に記載の通信装置。
  12. 第1の通信装置と、前記第1の通信装置が接続された第1のネットワークと、情報提供装置と、前記情報提供装置が接続された第2のネットワークと、を備え、
    前記第1の通信装置は、通信品質測定の要求信号を、前記第1のネットワークおよび前記第2のネットワークを介して、送信し、
    前記情報提供装置は、前記第1の通信装置から送信された前記要求信号を受信し、受信した前記要求信号に基づいて前記第1のネットワークを特定し、特定した前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を前記第1の通信装置に送信し、
    前記第1の通信装置は、前記情報提供装置から送信された前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を受信し、前記通信品質測定を行う、
    通信システム。
  13. 情報提供装置において、
    第1の通信装置から送信された通信品質測定の要求信号を、当該第1の通信装置が接続された第1のネットワークおよび当該情報提供装置が接続された第2のネットワークを介して、受信し、
    受信された前記要求信号に基づいて、前記第1のネットワークを特定し、
    特定された前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を前記第1の通信装置に送信する、
    情報提供方法。
  14. 前記特定された前記第1のネットワークに接続された前記第1の通信装置に対して、通信品質測定の要求信号を送信し、
    前記要求信号を前記第1の通信装置に対して送信する場合、前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を前記第1の通信装置に送信する、
    請求項13に記載の情報提供方法。
  15. 情報提供装置を構成するコンピュータに、
    第1の通信装置から送信された通信品質測定の要求信号を、当該第1の通信装置が接続された第1のネットワークおよび当該情報提供装置が接続された第2のネットワークを介して、受信するステップと、
    受信された前記要求信号に基づいて、前記第1のネットワークを特定するステップと、
    特定された前記第1のネットワークに関する前記通信品質測定で使用される情報を前記第1の通信装置に送信するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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