JP2016184133A - Image forming apparatus, control method of fixing part, and control program for fixing part - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書に開示される技術は、画像形成装置に関する。 The technology disclosed in this specification relates to an image forming apparatus.
電子写真方式の画像形成装置には、トナー像をシートに熱定着させるための定着部が備えられ、定着部には、ヒータと、ヒータを通電状態と非通電状態とに切り替える切替部と、温度センサとが備えられている。このような画像形成装置の一例として、次のようなヒータの温度制御が行われるものが知られている(先行技術文献1参照)。この画像形成装置では、温度センサからの信号に基づく検出温度と熱定着に適した目標温度とが比較され、目標温度に対する検出温度の差に応じてデューティ比の値が変更されることが繰り返されることにより、ヒータの温度が目標温度に近づくように切替部が制御される。 An electrophotographic image forming apparatus includes a fixing unit for thermally fixing a toner image to a sheet. The fixing unit includes a heater, a switching unit that switches the heater between an energized state and a non-energized state, and a temperature. And a sensor. As an example of such an image forming apparatus, one in which the following heater temperature control is performed is known (see Prior Art Document 1). In this image forming apparatus, the detected temperature based on the signal from the temperature sensor is compared with the target temperature suitable for thermal fixing, and the duty ratio value is repeatedly changed according to the difference of the detected temperature with respect to the target temperature. Thus, the switching unit is controlled so that the heater temperature approaches the target temperature.
上記のヒータの温度制御を行う従来の画像形成装置では、デューティ比の各値に対応付けられた目標温度以下の各温度領域は、いずれも同じ広さである。従って、これらの全ての温度領域が一律に広い場合には、検出温度が目標温度に近づくまでの時間が長期化するおそれがある。また、全ての温度領域が一律に狭い場合には、温度センサの応答遅れにより、検出温度が目標温度に近づいた後におけるヒータの温度の変動(リップル)が大きくなるおそれがある。 In the conventional image forming apparatus that controls the temperature of the heater described above, each of the temperature regions below the target temperature associated with each value of the duty ratio has the same width. Therefore, when all these temperature regions are uniformly wide, there is a possibility that the time until the detected temperature approaches the target temperature may be prolonged. Further, when all the temperature regions are uniformly narrow, there is a possibility that the temperature fluctuation (ripple) of the heater after the detected temperature approaches the target temperature becomes large due to the response delay of the temperature sensor.
本明細書では、上述した課題の少なくとも一部を解決することが可能な技術を開示する。 The present specification discloses a technique capable of solving at least a part of the problems described above.
本明細書に開示される画像形成装置は、ヒータと、前記ヒータを通電状態と非通電状態とに切り替える切替部と、温度センサとを含む定着部と、制御部と、所定の時間における通電比率であるデューティ比の複数の値と、複数の温度領域とをそれぞれ対応付ける対応情報であって、前記デューティ比の値が小さいほど、前記複数の温度領域の内の高温の温度領域に対応付ける対応情報が記憶されるメモリと、を備え、前記制御部は、前記温度センサからの信号に基づき検出温度を取得し、前記対応情報に基づき、前記検出温度を含む前記温度領域に対応する前記デューティ比の値で前記切替部を制御し、前記対応情報における前記複数の温度領域の内、第1の温度領域は、前記第1の温度領域よりも低い温度を含む第2の温度領域よりも広い。 An image forming apparatus disclosed in this specification includes a heater, a switching unit that switches the heater between an energized state and a non-energized state, a fixing unit that includes a temperature sensor, a control unit, and an energization ratio at a predetermined time. The correspondence information that associates a plurality of values of the duty ratio with a plurality of temperature regions, and the correspondence information that associates with the higher temperature region of the plurality of temperature regions as the value of the duty ratio decreases. A memory stored therein, wherein the control unit acquires a detected temperature based on a signal from the temperature sensor, and based on the correspondence information, the value of the duty ratio corresponding to the temperature region including the detected temperature The switching unit is controlled, and among the plurality of temperature regions in the correspondence information, the first temperature region is wider than the second temperature region including a temperature lower than the first temperature region.
本明細書によって開示される技術は、種々の形態で実現することが可能である。例えば、定着部の温度制御方法および定着装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することが可能である。 The technology disclosed by this specification can be implemented in various forms. For example, the present invention can be realized in the form of a temperature control method and a fixing device for a fixing unit, a computer program for realizing the function of the method or device, a recording medium on which the computer program is recorded, and the like.
一実施形態のプリンタ10について、図1から図11を参照しつつ説明する。図1は、プリンタ10の全体構成を示す概略図である。図1には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向を上方向と呼び、Z軸負方向を下方向と呼び、X軸正方向を前方向と呼び、X軸負方向を後ろ方向と呼び、Y軸正方向を右方向と呼び、Y軸負方向を左方向と呼ぶものとする。図2以降についても同様である。
A
図1に示すように、プリンタ10は、レーザプリンタであり、筐体100と、シート供給部200と、画像形成部300と、排出ローラ400とを備える。筐体100の上面には、排出口110と、排出トレイ120とが形成されている。なお、プリンタ10は画像形成装置の一例である。
As shown in FIG. 1, the
シート供給部200は、筐体100内に設けられており、トレイ210と、ピックアップローラ220と、搬送ローラ230と、レジストレーションローラ240とを有する。トレイ210に収容されたシートWは、ピックアップローラ220により1枚ずつ取り出され、搬送ローラ230により搬送され、レジストレーションローラ240により姿勢が矯正されて、所定のタイミングで画像形成部300に送られる。
The
画像形成部300は、筐体100内に設けられており、露光部500と、プロセス部600と、定着部700とを備える。露光部500は、レーザ光Lを後述する感光体610に照射することによって感光体610に静電潜像を形成可能である。
The
プロセス部600は、感光体610と、帯電部620と、現像部630と、転写ローラ640とを有する。帯電部620は、感光体610の表面を一様に帯電させる。帯電部620によって一様に帯電された感光体610の表面に上述した露光部500からのレーザ光Lが照射されると、感光体610の表面に静電潜像が形成される。現像部630は、現像剤を供給することによって、感光体610の表面に形成された静電潜像を現像する。これにより、感光体610の表面に現像剤像が形成される。転写ローラ640は、感光体610に対向するように配置されており、感光体610の表面に形成された現像剤像を、シート供給部200によって搬送されるシートWに転写する。
The
定着部700は、感光体610よりもシートWの搬送方向(X軸負方向)の下流側に配置されており、熱によって現像剤像をシートWに定着させる。定着部700の構成については後に詳述する。定着部700を通過したシートWは、排出ローラ400により、排出口110を介して排出トレイ120へと排出される。
The
図2は、定着部700の構成を示す概略図である。定着部700は、ベルト710と、ハロゲンヒータ720と、ニップ部材730と、反射部材740と、加圧ローラ750と、ステイ760と、サーミスタ770とを備える。なお、ハロゲンヒータ720はヒータの一例であり、サーミスタ770は温度センサの一例である。
FIG. 2 is a schematic diagram illustrating the configuration of the
ベルト710は、筒状の帯体であり、シートWの搬送方向に直交する水平方向(Y軸方向)に沿った軸を中心に回転可能に設けられている。より詳細には、ベルト710の左右方向における両端部が、図示しないガイド部材により回転可能に案内されている。なお、ベルト710は、金属製であり、例えば、ステンレス鋼やニッケルなどから形成されている。
The
ハロゲンヒータ720は、ハロゲンランプを有する公知の発熱体であり、ベルト710の内側において、ベルト710およびニップ部材730から離間した位置に配置されている。ニップ部材730は、ハロゲンヒータ720とベルト710の内面との間に配置されている。ニップ部材730は、例えばアルミニウム板などの金属製の板状の部材であり、ニップ部材730の下面はベルト710の内面に接している。ニップ部材730は、ベース部731と突出部732とを含む。ベース部731は、ハロゲンヒータ720に対向して配置されており、その下面がベルト710の内面に接している。突出部732は、ベース部731の搬送方向における一端部から搬送方向に沿って後方に突出するように形成されている。
The
反射部材740は、ベルト710の内側において、ハロゲンヒータ720を取り囲むようにハロゲンヒータ720から離間した位置に配置されている。反射部材740は、例えばアルミニウムなどの金属製であり、鏡面加工され、ハロゲンヒータ720を囲むように略U字状に湾曲した板状の部材である。
The
ステイ760は、反射部材740の外面形状に沿った形状(断面視略U形状)の鋼板であり、反射部材740を覆うように配置されている。ステイ760は、ニップ部材730との間で、反射部材740のフランジ部742を挟んでいる。これにより、上下方向における反射部材740の位置ずれが抑制されている。なお、ステイ760と反射部材740との間には、空間部Sが形成されている。空間部Sにある空気は、外部に流れ出にくいので、この空気が温められることで保温層として作用し、ニップ部材730の加熱効率を向上させることができる。
The
加圧ローラ750は、ベルト710を挟んで、ニップ部材730と対向するように配置されている。加圧ローラ750は、ニップ部材730に向けて押圧されており、これにより、ベルト710と加圧ローラ750との間にニップ部Pが形成されている。加圧ローラ750は、本体筐体2内に設けられた後述のモータ駆動部910によって回転駆動されるように構成されている。なお、加圧ローラ750を、ベルト状の加圧部材に代えてもよい。
The
サーミスタ770は、ベルト710の内側で、且つ、反射部材740の外側において、ニップ部材730の突出部732上に配置されている。
The
ハロゲンヒータ720がベルト710の内側において発熱すると、ニップ部材730は、ハロゲンヒータ720からの輻射熱を、ベルト710を介して加圧ローラ750側に伝達する。また、反射部材740によってハロゲンヒータ720からの輻射熱をニップ部材730に集めることで、ハロゲンヒータ720からの輻射熱を効率良く利用することができ、ニップ部材730およびベルト710を速やかに加熱することができる。
When the
加圧ローラ750が回転駆動されると、ベルト710(またはシートW)との摩擦力によりベルト710が従動回転する。トナー像が転写されたシートWは、加圧ローラ750と加熱されたベルト710との間(ニップ部P)を搬送されることでトナー像が熱定着されることとなる。
When the
図3は、プリンタ10の電気的構成を示すブロック図である。プリンタ10は、上述のプロセス部600およびサーミスタ770等に加えて、プリンタ10を制御するコントローラ800と、モータ駆動部910と、温度制御部920と、ゼロクロス検出部930と、通信インターフェース940と、操作部950とを備える。なお、温度制御部920は切替部の一例である。
FIG. 3 is a block diagram illustrating an electrical configuration of the
コントローラ800は、CPU810と、ROM820と、RAM830と、不揮発性メモリ840と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)850とを有する。ROM820には、プリンタ10を制御するための制御プログラムや、各種設定、初期値等が記憶されている。RAM830は、CPU810が各種のプログラムを実行する際の作業領域や、データの一時的な記憶領域として利用される。不揮発性メモリ840は、NVRAM、フラッシュメモリ、HDD、EEPROMなどの書き換え可能なメモリである。ASIC850は、例えば画像処理専用のハード回路である。CPU810は、ROM820から読み出した制御プログラムや各種センサから送られる信号に従って、プリンタ10の各構成要素を制御する。CPU810は、制御部の一例であり、不揮発性メモリ840は、メモリの一例である。
The
モータ駆動部910は、図示しない1または複数のモータを有し、当該モータの駆動力によって、上述のピックアップローラ220、レジストレーションローラ240、感光体610および加圧ローラ750等をそれぞれ個別に回転駆動させる。ゼロクロス検出部930は、図示しない交流電源の電圧がゼロになるタイミングを検出する毎にゼロクロス信号を出力する。
The
温度制御部920は、定着部700に設けられており、上記交流電源とハロゲンヒータ720との間に電気的に接続される図示しないスイッチ素子を有する。温度制御部920は、そのスイッチ素子を開閉させることにより、ハロゲンヒータ720を、交流電源からの電力が供給される通電状態と、交流電源からの電力が供給されない非通電状態とに切り替える。本実施形態では、温度制御部920は、CPU810から入力される温度制御信号に従うと共に、ゼロクロス検出部930が出力したゼロクロス信号がCPU810を介して入力されることにより、交流電源の電圧がゼロになるタイミングでハロゲンヒータ720を通電状態と非通電状態とに切り替える。
The
通信インターフェース940は、外部デバイスとの通信を可能にするハードウェアである。操作部950は、ユーザによる操作を受け付ける各種のボタンやタッチパネル(いずれも図示しない)を有する。タッチパネルは、各種情報を表示する表示部としても機能する。
The
図4は、配列パターンテーブルの対応関係を示すマトリックス図である。配列パターンテーブルは、例えば不揮発性メモリ840に記憶されている。配列パターンテーブルでは、デューティ比の各値と、制御周期の各値と、各配列パターンとが対応付けられている。デューティ比は、所定時間に対し、ハロゲンヒータ720を通電状態にしている通電時間の割合を示す通電デューティ比(通電比率)、換言すればヒータ加熱率である。制御周期は、配列パターンの繰り返し周期である。
FIG. 4 is a matrix diagram showing the correspondence of the array pattern table. The array pattern table is stored in the
配列パターンは、デューティ比を実現するために用いられる上記スイッチ素子の切替パターンである。より詳細には、配列パターンは、交流電源の電圧の半波周期を単位区間として、制御周期内の単位区間毎に、ハロゲンヒータ720が通電状態であるか非通電状態であるかを表すものである。図4中の「ON」は、ハロゲンヒータ720を通電状態にすべき単位区間である通電区間を意味し、「OFF」は、ハロゲンヒータ720を非通電状態にすべき単位区間である非通電区間を意味するものとする。
The array pattern is a switching pattern of the switch elements used for realizing the duty ratio. More specifically, the array pattern represents whether the
なお、配列パターンでは、制御周期内における最初の単位区間(半波1)が通電区間(但し、デューティ比が0%の場合を除く)となり、最後の単位区間が非通電区間(但し、デューティ比が100%の場合を除く)となるように配列されると共に、通電区間と非通電区間とがなるべく均等となるように配列されている。つまり、配列パターンでは、通電区間および非通電区間のうち制御周期内における単位区間(半波)の合計数の少ない方の区間が全て非連続となるように配列され、且つ、通電区間が連続する通電連続区間、又は、非通電区間が連続する非通電連続区間に含まれる単位区間(半波)の数が最少となるように配列されている。 In the arrangement pattern, the first unit interval (half wave 1) in the control cycle is the energization interval (except when the duty ratio is 0%), and the last unit interval is the non-energization interval (however, the duty ratio). Are arranged so that the energized section and the non-energized section are as even as possible. That is, in the arrangement pattern, the sections with the smaller total number of unit sections (half waves) in the control cycle among the energized sections and the non-energized sections are all arranged so as to be discontinuous, and the energized sections are continuous. They are arranged so that the number of unit sections (half waves) included in the energized continuous section or the non-energized continuous section in which the non-energized sections are continuous is minimized.
制御周期は、最大値が7個である単位区間の数(以下、半波数という)Nで表される。なお、半波数Nは、M/Nのデューティ比を、M個の通電区間とN−M個の非通電区間とからなる配列パターンで表した場合に、M/Nが既約分数となる数に設定されている。つまり、半波数Nは、デューティ比を表すために最低限必要な数に設定され、例えば75%(3/4)のデューティ比であれば4個に設定される。 The control cycle is represented by the number of unit sections (hereinafter referred to as half wave number) N having a maximum value of seven. The half wave number N is a number that makes M / N an irreducible fraction when the duty ratio of M / N is represented by an array pattern composed of M energized sections and NM non-energized sections. Is set to That is, the half wave number N is set to a minimum number necessary to represent the duty ratio. For example, if the duty ratio is 75% (3/4), the half wave number N is set to four.
なお、本実施形態のデューティ比は、100%,75%(3/4),71%(5/7),67%(2/3),60%(3/5),57%(4/7),50%(1/2),43%(3/7),40%(2/5),33%(1/3),29%(2/7),25%(1/4),0%にそれぞれ切り替えられるように設定されている。 The duty ratio of the present embodiment is 100%, 75% (3/4), 71% (5/7), 67% (2/3), 60% (3/5), 57% (4 / 7), 50% (1/2), 43% (3/7), 40% (2/5), 33% (1/3), 29% (2/7), 25% (1/4) , 0%, respectively.
図5は、第1の温度領域テーブルの対応関係を示すマトリックス図であり、図6は、第2の温度領域テーブルの対応関係を示すマトリックス図である。各温度領域パターンテーブルは、例えば不揮発性メモリ840に記憶されている。各温度領域テーブルでは、デューティ比の複数の値と、複数の温度領域とが対応付けられている。各温度領域は、基準温度に対する検出温度の差(=基準温度−検出温度 以下、温度差ΔTという)で示されている。基準温度とは、シートWにトナー像を熱定着させるのに適したハロゲンヒータ720の目標温度(例えば160度)よりも高い温度(例えば168度)である。検出温度は、サーミスタ770からの信号に基づき検出されるハロゲンヒータ720(ニップ部材730)の温度である。なお、複数の温度領域は互いに重複しないことが好ましい。第1の温度領域テーブルが第1の対応情報の一例である。
FIG. 5 is a matrix diagram showing the correspondence relationship of the first temperature region table, and FIG. 6 is a matrix diagram showing the correspondence relationship of the second temperature region table. Each temperature region pattern table is stored in the
図5に示すように、第1の温度領域テーブルでは、デューティ比の値が小さいほど、高温の温度領域、換言すれば基準温度との温度差が小さい温度領域に対応付けられており、上記目標温度に近い温度領域ほど、当該温度領域の温度幅が広い。より詳細には、デューティ比の値が50%未満である第1の温度領域は、デューティ比が50%より大きい第2の温度領域よりも、温度幅が広い。 As shown in FIG. 5, in the first temperature region table, the smaller the duty ratio value, the higher the temperature region, in other words, the smaller the temperature difference from the reference temperature, the higher the temperature region. The temperature range closer to the temperature is wider in the temperature range. More specifically, the first temperature region in which the duty ratio value is less than 50% has a wider temperature range than the second temperature region in which the duty ratio is greater than 50%.
第1の温度領域テーブルには、デューティ比33%に対応付けられている温度領域は含まれており、デューティ比0%とデューティ比50%とにそれぞれ対応付けられている温度領域は含まれていない。なお、本実施形態では、デューティ比を33%に設定して温度制御部920が制御された場合、ハロゲンヒータ720の検出温度は目標温度付近に収束する。そして、デューティ比33%に対応付けられている温度領域に、目標温度が含まれている。さらに、第1の温度領域テーブルに含まれているデューティ比の各値(100%、75%、67%、57%、43%、33%、25%)は、当該値を設定して温度制御部920が制御された場合に短期フリッカ値(pst)が1以下になる値である。
The first temperature region table includes temperature regions associated with a duty ratio of 33%, and includes temperature regions associated with a duty ratio of 0% and a duty ratio of 50%. Absent. In the present embodiment, when the
図5に示す例では、温度差ΔTが16度を超える温度領域はデューティ比100%、温度差ΔTが16度である温度領域はデューティ比75%、温度差ΔTが14度以上15度以下である温度領域はデューティ比67%、・・・、温度差ΔTが4度以上7度以下である温度領域はデューティ比43%、温度差ΔTが0度より大きく3度以下である温度領域はデューティ比25%にそれぞれ対応付けられている。 In the example shown in FIG. 5, the temperature region where the temperature difference ΔT exceeds 16 degrees has a duty ratio of 100%, the temperature region where the temperature difference ΔT is 16 degrees has a duty ratio of 75%, and the temperature difference ΔT is not less than 14 degrees and not more than 15 degrees. A certain temperature region has a duty ratio of 67%,..., A temperature region where the temperature difference ΔT is 4 degrees or more and 7 degrees or less is a duty ratio of 43%, and a temperature region where the temperature difference ΔT is greater than 0 degree and less than 3 degrees is a duty ratio Each is associated with a ratio of 25%.
一方、図6に示すように、第2の温度領域テーブルでは、デューティ比の各値(100%を除く)に対応付けられている温度領域の温度幅は、いずれも同じである。第2の温度領域テーブルには、デューティ比0%とデューティ比50%とにそれぞれ対応付けられている温度領域が含まれている。第2の温度領域テーブルに含まれている一部のデューティ比の値は、当該値を設定して温度制御部920が制御された場合に短期フリッカ値(pst)が1以下にならない値(例えば71%、50%)である。第2の温度領域テーブルが第2の対応情報の一例である。
On the other hand, as shown in FIG. 6, in the second temperature region table, the temperature widths of the temperature regions associated with each value (except 100%) of the duty ratio are the same. The second temperature region table includes temperature regions respectively associated with a duty ratio of 0% and a duty ratio of 50%. Some of the duty ratio values included in the second temperature range table are values that the short-term flicker value (pst) does not become 1 or less when the
図6に示す例では、温度差ΔTが12度以上である温度領域はデューティ比100%、温度差ΔTが11度である温度領域はデューティ比75%、・・・温度差ΔTが1度である温度領域はデューティ比25%、温度差ΔTが0以下である温度領域はデューティ比0%にそれぞれ対応付けられている。 In the example shown in FIG. 6, the temperature region where the temperature difference ΔT is 12 degrees or more has a duty ratio of 100%, the temperature region where the temperature difference ΔT is 11 degrees, the duty ratio is 75%,. A certain temperature region is associated with a duty ratio of 25%, and a temperature region where the temperature difference ΔT is 0 or less is associated with a duty ratio of 0%.
図7は、温度制御処理を示すフローチャートである。CPU810は、例えば、通信インターフェース940や操作部950を介してシートWに画像を形成するための印刷指令を受け付けると、図7に示す温度制御処理を実行する。温度制御処理では、ゼロクロス信号が入力される毎にカウント値CNTが更新されるカウンタ(以下、半波数カウンタという)が用いられる。
FIG. 7 is a flowchart showing the temperature control process. When the
CPU810は、まず、半波数カウンタのカウント値CNTを0にリセットする(S110)。次に、CPU810は、RAM830の記憶領域に記憶されている図示しない設定データに基づいて目標温度を設定し(S120)、上記印刷指令で指定されているシートWの種類(OHP,薄紙,再生紙,普通紙,厚紙)に応じた目標温度を設定し(S120)、サーミスタ770からの信号に基づき、ハロゲンヒータ720の検出温度を取得する(S130)。なお、目標温度は、例えばシートWの厚さが大きい程、高い温度に設定される。
First, the
CPU810は、検出温度を取得すると、所定の実行条件を満たすか否かを判断する(S140)。ここで、所定の実行条件は、第1の温度領域テーブルに基づくハロゲンヒータ720の温度制御を実行するための条件であり、次の検出温度条件および印刷設定条件の両方を満たすことであるとする。
検出温度条件:検出温度が、第1の温度領域テーブルで定められた温度領域内であること。例えば、第1の温度領域テーブルに基づく温度制御中に、何らかの原因により検出温度が上記基準温度を超えるような異常状態になった場合、検出温度条件を満たさないと判断される。
印刷設定条件:印刷指令で指定された印刷設定内容が、第1の温度領域テーブルを使用可能な使用条件を満たすこと。例えば、印刷指令で指定されたシートの種類が、第1の温度領域テーブルでは保証されていない種類である場合には、印刷設定条件を満たさないと判断される。
When acquiring the detected temperature, the
Detected temperature condition: The detected temperature is within the temperature range defined by the first temperature range table. For example, during the temperature control based on the first temperature range table, if the detected temperature exceeds the reference temperature for some reason, it is determined that the detected temperature condition is not satisfied.
Print setting condition: The print setting content specified by the print command satisfies the use condition for using the first temperature region table. For example, if the sheet type specified in the print command is a type that is not guaranteed in the first temperature region table, it is determined that the print setting condition is not satisfied.
CPU810は、実行条件を満たすと判断した場合(S140:YES)、S120で設定した目標温度より所定温度だけ高い基準温度に対するS130での検出温度の温度差ΔT(=基準温度−検出温度)を算出し、第1の温度領域テーブルの中から、算出した温度差ΔTに対応するデューティ比の値を選択する(S150)。そして、CPU810は、配列パターンテーブルの中から、S150で選択されたデューティ比の値に対応付けられている配列パターンを選択する(S170)。一方、CPU810は、実行条件を満たさないと判断した場合(S140:NO)、第2の温度領域テーブルの中から、上記温度差ΔTに対応するデューティ比の値を選択する(S160)。そして、CPU810は、配列パターンテーブルの中から、S160で選択されたデューティ比の値に対応付けられている配列パターンを選択する(S170)。
If the
CPU810は、配列パターンを選択した後、ゼロクロス検出部930からゼロクロス信号が入力されるまで待機し(S180;NO)、ゼロクロス信号が入力されると(S180;YES)、半波数カウンタのカウント値CNTを+1にインクリメントする(S190)。なお、ここでゼロクロス検出部930から入力されたゼロクロス信号は、温度制御部920に出力される。
After selecting the array pattern, the
CPU810は、配列パターンテーブルを用いて、S150で選択された配列パターンのうち、S170でインクリメントしたカウント値CNTに対応する単位区間(通電区間,非通電区間)を参照し、ハロゲンヒータ720の状態を通電状態または非通電状態にするための温度制御信号を出力する(S200)。
Using the array pattern table, the
CPU810は、例えば、S150またはS160で33%のデューティ比に対応する配列パターンが選択されている場合、S190でインクリメントしたカウント値CNTが2であれば、そのカウント値CNTに対応する単位区間(半波2)は非通電区間となるため(図4参照)、ハロゲンヒータ720の状態を非通電状態にするための温度制御信号が出力される。
For example, when an array pattern corresponding to a duty ratio of 33% is selected in S150 or S160, the
CPU810は、温度制御信号を出力すると、S190でインクリメントしたカウント値CNTが、S150またはS160で選択されたデューティ比の値に対応付けられている半波数Nと一致するか否かを判断し(S210)、カウント値CNTが、半波数Nと一致しない場合(S210;NO)にはS180を再実行し、半波数Nと一致する場合(S210;YES)にはS110を再実行する。つまり、温度制御処理が繰り返し実行されることによって、配列パターン毎に設定された制御周期内における最後の単位区間で必ずデューティ比が再設定される。また、ゼロクロス信号の入力毎に通電状態または非通電状態の温度制御信号が出力される。なお、温度制御信号を入力した温度制御部920は、次回のゼロクロスタイミングで、ハロゲンヒータ720の状態を通電状態または非通電状態に切り替えることになる。これにより、交流電源の交流電圧に起因するフリッカを抑制することができる。
When the temperature control signal is output, the
ここで、サーミスタ770からの信号に基づく検出温度の応答遅れについて説明する。サーミスタ770は、ハロゲンヒータ720(ニップ部材730)の温度を検出するために設けられたものである。しかし、一般に、ハロゲンヒータ720等の対象物の実際の温度変化に対して、サーミスタ770等の温度センサからの信号に基づく検出温度の変化が遅れる、いわゆる応答遅れが生じることがある。
Here, the response delay of the detected temperature based on the signal from the
応答遅れが生じる要因は、例えば設計上、温度センサを、対象物と同一の温度環境下に配置することが困難であったり、温度センサや温度センサからの信号を処理する処理装置の応答性が低かったりするなど、様々なことが考えられる。本実施形態では、図2に示すように、ハロゲンヒータ720は反射部材740の内側に配置されている一方で、サーミスタ770は反射部材740の外側に配置されている。即ち、ハロゲンヒータ720とサーミスタ770とは互いに離間し、且つ、互いに異なる温度環境下に配置されている。このため、特に応答遅れが生じやすい。
The cause of the delay in response is, for example, that it is difficult to arrange the temperature sensor in the same temperature environment as the object by design, or the response of the processing device that processes the signal from the temperature sensor or the temperature sensor. Various things can be considered, such as low. In the present embodiment, as shown in FIG. 2, the
図8は、第2の温度領域テーブルに基づく温度制御を実行した場合における検出温度とデューティ比との推移を示す説明図であり、図9は、ハロゲンヒータ720の実際の温度(以下、ヒータ温度という)と、検出温度と、ハロゲンヒータ720に流れる電流(以下、ヒータ電流という)との推移を示す説明図である。 FIG. 8 is an explanatory diagram showing the transition of the detected temperature and the duty ratio when the temperature control based on the second temperature region table is executed. FIG. 9 shows the actual temperature of the halogen heater 720 (hereinafter referred to as the heater temperature). And the detected temperature and the current flowing through the halogen heater 720 (hereinafter referred to as heater current).
上述したように、第2の温度領域テーブルでは、デューティ比の各値(100%を除く)に対応付けられている温度領域の温度幅は、いずれも1度ずつであり、比較的に狭い。従って、例えばハロゲンヒータ720への通電を開始した立ち上がりの時期など、温度差ΔTが比較的に大きい場合には、検出温度の微少な変化に対してデューティ比が即時的に変更されていくため、ヒータ温度および検出温度を早期に基準温度に近づけることができる。しかし、検出温度が基準温度に近づいて温度差ΔTが比較的に小さくなった場合でも、検出温度の微少な変化に対してデューティ比が即時的に変更されていく。このため、図8に示すように、上述の応答遅れに起因して、ヒータ温度(検出温度)が基準温度に対して上下に変動し、ヒータ温度の変動(リップル)が大きくなるおそれがある。
As described above, in the second temperature region table, the temperature width of the temperature region associated with each value (except 100%) of the duty ratio is 1 degree each and is relatively narrow. Therefore, for example, when the temperature difference ΔT is relatively large, such as the start-up time when the energization of the
しかも、第2の温度領域テーブルには、デューティ比0%に対応付けられている温度領域が含まれている(図6参照)。より詳細には、図8に示すように、検出温度が基準温度に達すると、デューティ比が0%に設定され、ハロゲンヒータ720が発熱動作を停止する停止期間が生じる。そうすると、次に説明するように、大電流によるフリッカが生じやすくなる。
In addition, the second temperature region table includes a temperature region associated with a duty ratio of 0% (see FIG. 6). More specifically, as shown in FIG. 8, when the detected temperature reaches the reference temperature, the duty ratio is set to 0%, and a stop period in which the
図9に示すように、検出温度が基準温度に達すると、デューティ比が0%に設定されるため(図6参照)、ハロゲンヒータ720が発熱動作を停止する(図9のタイミングT1参照)。この発熱動作の停止により、ヒータ温度は直ぐに低下していくが、検出温度は、上述の応答遅れにより、直ぐには低下せず、ある程度まで上昇し続けた後に低下し始めて基準温度を下回る。このため、応答遅れにより停止時間が長期化する。
As shown in FIG. 9, when the detected temperature reaches the reference temperature, the duty ratio is set to 0% (see FIG. 6), so the
検出温度が基準温度を下回ると(図9のタイミングT2参照)、ハロゲンヒータ720の発熱動作が再開される。このとき、ヒータ温度は、停止期間の間に大きく低下しているため、発熱動作の再開によりハロゲンヒータ720に大電流が流れることによりフリッカが生じる。また、このとき、温度差ΔTは小さいため、相対的に低いデューティ比が設定される。従って、ヒータ温度は緩やかに上昇していく一方で、検出温度は、応答遅れにより、まだ低下し続けている(図9のタイミングT2からT3の期間参照)。
When the detected temperature falls below the reference temperature (see timing T2 in FIG. 9), the heat generation operation of the
その後、温度差ΔTがある程度大きくなると、相対的に高いデューティ比が設定されることにより、検出温度が急激に上昇し始める(図9のタイミングT3参照)。その後、検出温度が基準温度に達し、デューティ比が0%に設定され、ハロゲンヒータ720が発熱動作を再び停止し(図9のタイミングT4参照)、以後、同様の動作が繰り返される。以上のように、第2の温度領域テーブルに基づく温度制御を実行した場合、応答遅れに起因してリップルが大きくなったり、大電流によるフリッカが生じやすかったりする。
Thereafter, when the temperature difference ΔT increases to some extent, a relatively high duty ratio is set, so that the detected temperature starts to rise rapidly (see timing T3 in FIG. 9). Thereafter, the detected temperature reaches the reference temperature, the duty ratio is set to 0%, the
一方、次に説明するように、第1の温度領域テーブルに基づく温度制御を実行した場合、応答遅れに起因するリップルや大電流によるフリッカの発生を抑制することができる。上述したように、第1の温度領域テーブルでは、目標温度に近い温度領域ほど、当該温度領域の温度幅が広い(図5参照)。従って、温度差ΔTが比較的に大きい場合には、検出温度の微少な変化に対してデューティ比が即時的に変更されていくため、ヒータ温度および検出温度を早期に基準温度に近づけることができる。一方、検出温度が基準温度(目標温度)に近づいて温度差ΔTが比較的に小さくなった場合には、検出温度の微少な変化に対してデューティ比は直ぐには変更されない。つまり、温度差ΔTが比較的に小さい場合、温度差ΔTが比較的に大きい場合に比べて、検出温度の変化に対するデューティ比の変更の応答性が低い。このため、応答遅れによるヒータ温度の変動(リップル)を抑制することができる(図10参照)。 On the other hand, as will be described below, when the temperature control based on the first temperature region table is executed, it is possible to suppress the occurrence of flicker due to a ripple or a large current due to a response delay. As described above, in the first temperature range table, the temperature range closer to the target temperature is wider in the temperature range (see FIG. 5). Therefore, when the temperature difference ΔT is relatively large, the duty ratio is instantly changed with respect to a slight change in the detected temperature, so that the heater temperature and the detected temperature can be brought close to the reference temperature at an early stage. . On the other hand, when the detected temperature approaches the reference temperature (target temperature) and the temperature difference ΔT becomes relatively small, the duty ratio is not changed immediately for a slight change in the detected temperature. That is, when the temperature difference ΔT is relatively small, the response of changing the duty ratio to the change in the detected temperature is lower than when the temperature difference ΔT is relatively large. For this reason, the fluctuation | variation (ripple) of the heater temperature by response delay can be suppressed (refer FIG. 10).
しかも、第1の温度領域テーブルには、デューティ比0%に対応付けられている温度領域が含まれていない(図5参照)。このため、図11に示すように、停止期間が生じない分だけ、大電流によるフリッカを抑制することができる。 Moreover, the first temperature region table does not include a temperature region associated with a duty ratio of 0% (see FIG. 5). For this reason, as shown in FIG. 11, flicker due to a large current can be suppressed as much as the stop period does not occur.
以上のように、本実施形態によれば、第1の温度領域テーブルでは、第1の温度領域は、第1の温度領域よりも低い温度を含む第2の温度領域よりも広い。このため、定着部700の定着温度が所定温度に近づくまでの時間が長期化することを抑制しつつ、定着温度が所定温度に近づいた後における定着温度の変動(リップル)を抑制することができる。
As described above, according to the present embodiment, in the first temperature region table, the first temperature region is wider than the second temperature region including a lower temperature than the first temperature region. For this reason, it is possible to suppress fluctuation (ripple) in the fixing temperature after the fixing temperature approaches the predetermined temperature while suppressing the time until the fixing temperature of the fixing
第1の温度領域テーブルでは、デューティ比33%に対応付けられている温度領域に、目標温度が含まれている。このため、定着部700の定着温度がシートWへのトナー像の形成時に適した温度に近づくまでの時間が長期化することを抑制しつつ、定着温度が上記温度に近づいた後における定着温度の変動を抑制することができる。
In the first temperature region table, the target temperature is included in the temperature region associated with the duty ratio of 33%. For this reason, the fixing temperature of the fixing
第1の温度領域テーブルでは、デューティ比の値が50%未満である第1の温度領域は、デューティ比が50%より大きい第2の温度領域よりも、温度幅が広い。このため、第1の温度領域に対応するデューティ比の値が50%以上である場合に比べて、急激な温度上昇が抑制されるため、リッブルをより確実に抑制することができる。また、第2の温度領域に対応するデューティ比の値が50%以下である場合に比べて、リッブルが生じ難い領域で、温度を確実に上昇させることができる。 In the first temperature region table, the first temperature region having a duty ratio value less than 50% has a wider temperature range than the second temperature region having a duty ratio greater than 50%. For this reason, since the rapid temperature rise is suppressed compared with the case where the value of the duty ratio corresponding to the first temperature region is 50% or more, the rumble can be more reliably suppressed. In addition, the temperature can be reliably increased in a region where ribbles are less likely to occur than when the duty ratio value corresponding to the second temperature region is 50% or less.
第1の温度領域テーブルには、デューティ比33%に対応付けられている温度領域は含まれている。従って、第1の温度領域テーブルにデューティ比33%に対応付けられている温度領域が含まれていない場合に比べて、フリッカを抑制することができる。また、第1の温度領域テーブルには、デューティ比50%に対応付けられている温度領域が含まれていない。従って、第1の温度領域テーブルにデューティ比50%に対応付けられている温度領域が含まれている場合に比べて、フリッカを抑制することができる。さらに、第1の温度領域テーブルに含まれているデューティ比の各値は、当該値を設定して温度制御部920が制御された場合に短期フリッカ値(pst)が1以下になる値である。従って、フリッカをより確実に抑制することができる。
The first temperature region table includes a temperature region associated with a duty ratio of 33%. Therefore, flicker can be suppressed as compared with the case where the first temperature region table does not include the temperature region associated with the duty ratio of 33%. Further, the first temperature region table does not include a temperature region associated with a duty ratio of 50%. Accordingly, flicker can be suppressed as compared with the case where the first temperature region table includes the temperature region associated with the duty ratio of 50%. Furthermore, each value of the duty ratio included in the first temperature region table is a value at which the short-term flicker value (pst) becomes 1 or less when the value is set and the
ハロゲンヒータ720の温度制御の実行中にデューティ比が0%に設定されると、ハロゲンヒータ720が低温になり、その低温になった状態でハロゲンヒータ720が再び通電されることによって大電流が発生し易くフリッカが発生するおそれがある。これに対して、本実施形態によれば、第1の温度領域テーブルには、デューティ比0%に対応付けられている温度領域が含まれていないため、大電流によるフリッカを抑制することができる。
If the duty ratio is set to 0% during execution of temperature control of the
第1の温度領域テーブルには、ハロゲンヒータ720の発熱動作を停止させるデューティ比0%に対応する温度領域が含まれていない。このため、例えば、トナー像を形成するシートWの種類などの設定情報が、第1の対応情報の使用条件を満たさない場合でも、第1の温度領域テーブルに基づき温度制御を実行すると、定着部700の温度を正常に制御できなくなるおそれがある。このため、本実施形態によれば、設定情報が第1の温度領域テーブルの使用条件を満たさない場合、第2の温度領域テーブルに基づき温度制御が実行される(図7のS140:NO)。これにより、第1の温度領域テーブルによって定着部700の温度が正常に制御できなくなることを抑制しつつ、設定情報が第1の温度領域テーブルの使用条件を満たさない場合に定着部700を温度制御できなくなることを抑制することができる。
The first temperature region table does not include a temperature region corresponding to a duty ratio of 0% for stopping the heat generation operation of the
本明細書に開示された技術は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。 The technology disclosed in the present specification is not limited to the above-described embodiments, examples, and modifications, and can be realized with various configurations without departing from the spirit of the technology.
上記実施形態では、定着部を備える画像形成装置として、モノクロの画像を形成するレーザ露光方式のプリンタ10を例示したが、これに限定されず、例えば、カラーの画像を形成可能なカラープリンタでもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、画像形成部の他に、スキャナなどの原稿読取部をさらに備える複写機や複合機などでもよい。また、画像形成装置は、レーザプリンタに限らず、LEDプリンタなど、他の電子写真方式の画像形成装置でもよい。
In the above-described embodiment, the laser
上記実施形態では、ベルト710は、金属製であったが、これに限定されず、例えば、ポリイミド樹脂などの樹脂材料から形成されたものでもよく、ベルト710は、耐熱性と可撓性を有する材料で形成されたものが好ましい。
In the above embodiment, the
上記実施形態では、ヒータとして、ハロゲンヒータ720を例示したが、これに限定されず、例えば、赤外線ヒータやカーボンヒータなどでもよい。また、ヒータは、交流電源からの電力が供給されて発熱するものに限定されず、直流電源から電力が供給されて発熱するものでもよい。
In the above-described embodiment, the
上記実施形態では、温度センサとして、サーミスタ770を例示したが、これに限らず、これに限定されず、例えば、サーモスタットや温度ヒューズでもよい。なお、温度センサの数は、上記実施形態に限定されず、例えば、定着部のサイズ等に応じて適宜設定することができる。
In the above embodiment, the
上記実施形態では、対応情報が記憶されるメモリとして不揮発性メモリ840を例示したが、このようなプリンタ10に内蔵されたメモリに限定されず、プリンタ10とデータ通信可能に接続される外部メモリでもよい。
In the above embodiment, the
上記実施形態では、制御部として、1つのCPU810を例示したが、これに限定されず、複数のCPUを含むものや、CPUとASIC等のハード回路とを含むものや、ハード回路のみで構成されたものでもよい。
In the above embodiment, a
上記実施形態では、対応情報として、第1の温度領域テーブルを例示したが、このようなテーブルに限定されず、デューティ比の各値と各温度領域との対応関係を示す演算式でもよい。また、デューティ比の各値および各温度領域は、図5に例示したものに限定されず、720の特性や定着温度の目標温度等に応じて適宜設定される。 In the above-described embodiment, the first temperature region table is exemplified as the correspondence information. However, the present invention is not limited to such a table, and an arithmetic expression indicating the correspondence relationship between each value of the duty ratio and each temperature region may be used. Further, each value of the duty ratio and each temperature region are not limited to those illustrated in FIG. 5, and are appropriately set according to the characteristics of 720, the target temperature of the fixing temperature, and the like.
上記実施形態では、第1の温度領域テーブルに基づく温度制御の実行条件として、検出温度条件および印刷設定条件の両方を満たすことを例示したが、これに限定されず、実行条件は、検出温度条件および印刷設定条件の一方だけを満たすことでもよい。さらに、実行条件は、10への供給電源の電力や周波数が第1の温度領域テーブルで保証されている範囲内であることや、ヒータの使用電力等の仕様が第1の温度領域テーブルで保証されている範囲内であることなどでもよい。 In the above embodiment, it is exemplified that both the detection temperature condition and the print setting condition are satisfied as the temperature control execution condition based on the first temperature region table. However, the execution condition is not limited to this, and the execution condition is the detection temperature condition. Alternatively, only one of the print setting conditions may be satisfied. Furthermore, the execution condition is that the power and frequency of the power supply to 10 are within the range guaranteed by the first temperature region table, and the specifications such as the heater power consumption are guaranteed by the first temperature region table. It may be within the range.
例えば、プリンタ10が、スタンバイ状態のときなど、720の目標温度が、シートWへのトナー像の形成時よりも低い温度に設定されている場合、デューティ比を0%に設定しても、大電流によるフリッカは発生し難い。そこで、CPU810は、例えばプリンタ10が印刷指令を待つスタンバイ状態である場合など、温度制御の目標温度が、上記温度制御処理のS120で設定される印刷時の目標温度よりも低い温度に設定されている場合、第2の温度領域テーブルに基づく温度制御を実行してもよい。
For example, when the target temperature of 720 is set lower than when the toner image is formed on the sheet W, such as when the
10:プリンタ 600:プロセス部 700:定着部 720:ハロゲンヒータ 770:サーミスタ 810:CPU 840:不揮発性メモリ 920:温度制御部 ΔT:温度差 W:シート DESCRIPTION OF SYMBOLS 10: Printer 600: Process part 700: Fixing part 720: Halogen heater 770: Thermistor 810: CPU 840: Non-volatile memory 920: Temperature control part ΔT: Temperature difference W: Sheet
Claims (12)
制御部と、
所定の時間における通電比率であるデューティ比の複数の値と、複数の温度領域とをそれぞれ対応付ける対応情報であって、前記デューティ比の値が小さいほど、前記複数の温度領域の内の高温の温度領域に対応付ける対応情報が記憶されるメモリと、
を備え、
前記制御部は、
前記温度センサからの信号に基づき検出温度を取得し、前記対応情報に基づき、前記検出温度を含む前記温度領域に対応する前記デューティ比の値で前記切替部を制御し、
前記対応情報における前記複数の温度領域の内、第1の温度領域は、前記第1の温度領域よりも低い温度を含む第2の温度領域よりも広い、画像形成装置。 A fixing unit including a heater, a switching unit that switches the heater between an energized state and a non-energized state, and a temperature sensor;
A control unit;
Corresponding information for associating a plurality of values of duty ratio, which is an energization ratio at a predetermined time, and a plurality of temperature regions, respectively, and the smaller the value of the duty ratio, the higher the temperature of the plurality of temperature regions A memory storing correspondence information to be associated with the area;
With
The controller is
Obtaining a detected temperature based on a signal from the temperature sensor, controlling the switching unit with a value of the duty ratio corresponding to the temperature region including the detected temperature based on the correspondence information;
The image forming apparatus, wherein a first temperature region among the plurality of temperature regions in the correspondence information is wider than a second temperature region including a temperature lower than the first temperature region.
さらに、プロセス部を備え、
前記第1の温度領域は、前記プロセス部がシートにトナー像を形成しているときにおける前記温度センサからの信号に基づく検出温度の平均値を含む、画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 1,
Furthermore, it has a process part,
The first temperature region includes an average value of detected temperatures based on a signal from the temperature sensor when the process unit is forming a toner image on a sheet.
前記対応情報において、前記第1の温度領域に対応するデューティ比の値は、50%未満である、画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 1, wherein:
In the correspondence information, the duty ratio value corresponding to the first temperature region is less than 50%.
前記対応情報において、前記第2の温度領域に対応するデューティ比の値は、50%より大きい、画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 1, wherein the image forming apparatus comprises:
In the correspondence information, the duty ratio value corresponding to the second temperature region is greater than 50%.
前記対応情報において、前記デューティ比の前記複数の値には33%が含まれる、画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 1, wherein the image forming apparatus comprises:
The image forming apparatus, wherein in the correspondence information, the plurality of values of the duty ratio include 33%.
前記対応情報において、前記デューティ比の前記複数の値には50%が含まれない、画像形成装置。 An image forming apparatus according to any one of claims 1 to 5, wherein
In the correspondence information, the plurality of values of the duty ratio do not include 50%.
前記対応情報における前記デューティ比の前記複数の値は、短期間フリッカ値(pst)が1以下になるように設定されている、画像形成装置。 An image forming apparatus according to any one of claims 1 to 6,
The image forming apparatus, wherein the plurality of values of the duty ratio in the correspondence information are set such that a short-term flicker value (pst) is 1 or less.
前記対応情報における前記デューティ比の前記複数の値は、いずれもゼロよりも大きい、画像形成装置。 An image forming apparatus according to any one of claims 1 to 7,
The image forming apparatus, wherein the plurality of values of the duty ratio in the correspondence information are all greater than zero.
さらに、プロセス部を備え、
前記メモリには、さらに、ゼロを含む前記デューティ比の複数の値と、複数の温度領域とを対応付ける第2の対応情報が記憶され、
前記制御部は、
前記プロセス部がトナー像を形成する際の設定情報が、前記対応情報である第1の対応情報の使用条件を満たす場合、前記第1の対応情報に基づき前記切替部を制御し、
前記設定情報が前記使用条件を満たさない場合、前記第2の対応情報に基づき前記切替部を制御する、画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 8, wherein
Furthermore, it has a process part,
The memory further stores second correspondence information that associates a plurality of values of the duty ratio including zero and a plurality of temperature regions,
The controller is
When the setting information when the process unit forms a toner image satisfies the use condition of the first correspondence information that is the correspondence information, the switching unit is controlled based on the first correspondence information;
An image forming apparatus that controls the switching unit based on the second correspondence information when the setting information does not satisfy the use condition.
前記メモリには、さらに、ゼロを含む前記デューティ比の複数の値と、複数の温度領域とを対応付ける第2の対応情報とが記憶され、
前記制御部は、
前記ヒータの目標温度が第1の目標温度に設定されている場合、前記対応情報である第1の対応情報に基づき前記切替部を制御し、
前記ヒータの目標温度が前記第1の目標温度よりも低い第2の目標温度に設定されている場合、前記第2の対応情報に基づき前記切替部を制御する、画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 8, wherein
The memory further stores second correspondence information associating a plurality of values of the duty ratio including zero and a plurality of temperature regions,
The controller is
When the target temperature of the heater is set to the first target temperature, the switching unit is controlled based on the first correspondence information that is the correspondence information,
An image forming apparatus, wherein when the target temperature of the heater is set to a second target temperature lower than the first target temperature, the switching unit is controlled based on the second correspondence information.
前記温度センサからの信号に基づき検出温度を取得する工程と、
所定の時間における通電比率であるデューティ比の複数の値と、複数の温度領域とをそれぞれ対応付ける対応情報であって、前記デューティ比の値が小さいほど、前記複数の温度領域の内の高温の温度領域に対応付ける対応情報を参照して、前記検出温度を含む前記温度領域に対応する前記デューティ比の値を特定する工程と、
特定された前記デューティ比の値で前記切替部を制御する工程とを含み、
前記対応情報における前記複数の温度領域の内、第1の温度領域は、前記第1の温度領域よりも低い温度を含む第2の温度領域よりも広い、定着部の制御方法。 A control method of a fixing unit including a heater, a switching unit that switches the heater between an energized state and a non-energized state, and a temperature sensor,
Obtaining a detected temperature based on a signal from the temperature sensor;
Corresponding information for associating a plurality of values of duty ratio, which is an energization ratio at a predetermined time, and a plurality of temperature regions, respectively, and the smaller the value of the duty ratio, the higher the temperature of the plurality of temperature regions Identifying the duty ratio value corresponding to the temperature region including the detected temperature with reference to correspondence information associated with the region; and
Controlling the switching unit with the specified value of the duty ratio,
The fixing unit control method, wherein a first temperature region among the plurality of temperature regions in the correspondence information is wider than a second temperature region including a temperature lower than the first temperature region.
前記温度センサからの信号に基づき検出温度を取得する処理と、
所定の時間における通電比率であるデューティ比の複数の値と、複数の温度領域とをそれぞれ対応付ける対応情報であって、前記デューティ比の値が小さいほど、前記複数の温度領域の内の高温の温度領域に対応付ける対応情報を参照して、前記検出温度を含む前記温度領域に対応する前記デューティ比の値を特定する処理と、
特定された前記デューティ比の値で前記切替部を制御する処理と、を前記定着部に実行させ、
前記対応情報における前記複数の温度領域の内、第1の温度領域は、前記第1の温度領域よりも低い温度を含む第2の温度領域よりも広い、定着部の制御プログラム。 A control program for a fixing unit including a heater, a switching unit that switches the heater between an energized state and a non-energized state, and a temperature sensor,
Processing for obtaining a detected temperature based on a signal from the temperature sensor;
Corresponding information for associating a plurality of values of duty ratio, which is an energization ratio at a predetermined time, and a plurality of temperature regions, respectively, and the smaller the value of the duty ratio, the higher the temperature of the plurality of temperature regions A process of referring to correspondence information associated with a region and specifying a value of the duty ratio corresponding to the temperature region including the detected temperature;
A process of controlling the switching unit with the specified value of the duty ratio, and causing the fixing unit to execute,
The fixing unit control program in which the first temperature region is wider than the second temperature region including a temperature lower than the first temperature region among the plurality of temperature regions in the correspondence information.
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