JP2016180591A - 検査装置 - Google Patents

検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016180591A
JP2016180591A JP2013153172A JP2013153172A JP2016180591A JP 2016180591 A JP2016180591 A JP 2016180591A JP 2013153172 A JP2013153172 A JP 2013153172A JP 2013153172 A JP2013153172 A JP 2013153172A JP 2016180591 A JP2016180591 A JP 2016180591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
walter
inspection apparatus
light
detection system
photon counting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013153172A
Other languages
English (en)
Inventor
俊一 松本
Shunichi Matsumoto
俊一 松本
玲 浜松
Rei Hamamatsu
玲 浜松
孝広 神宮
Takahiro Jingu
孝広 神宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Hitachi High Tech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp, Hitachi High Tech Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Priority to JP2013153172A priority Critical patent/JP2016180591A/ja
Priority to PCT/JP2014/063146 priority patent/WO2015011968A1/ja
Priority to US14/895,618 priority patent/US9568437B2/en
Publication of JP2016180591A publication Critical patent/JP2016180591A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/8806Specially adapted optical and illumination features
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/9501Semiconductor wafers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/956Inspecting patterns on the surface of objects
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2201/00Features of devices classified in G01N21/00
    • G01N2201/06Illumination; Optics
    • G01N2201/061Sources
    • G01N2201/06113Coherent sources; lasers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2201/00Features of devices classified in G01N21/00
    • G01N2201/06Illumination; Optics
    • G01N2201/063Illuminating optical parts
    • G01N2201/0636Reflectors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】半導体の微細化に伴い、微小な欠陥を検出すること、つまり高感度化が検査装置には求められている。高感度化のためのアプローチは幾つか考えられる。その1つが、試料に照明する照明光の短波長化である。その理由は、照明光の波長をλとすると、散乱光の大きさIとλとの間には、I∝λ-4の関係が成立するからである。その他のアプローチとしては、照明光の多波長化が考えられる。また、試料から発生した散乱光をより多く取り込むアプローチも考えられる。しかし、これらのアプローチに好適な光学系を従来技術では十分に見いだせていない。【解決手段】本発明は、ウォルターミラーを含むウォルター光学系を使用して欠陥を検出することを1つの特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は試料上の異常を検出する装置、及び方法に関する。本発明は、例えば、試料表面に存在する微小な欠陥を検査し、欠陥の位置、種類および寸法のうち少なくとも1つを判定して出力する検査装置、微弱光検出方法、微弱光検出器に関する。
半導体基板や薄膜基板等の製造ラインにおいて、製品の歩留まりを維持・向上するために、半導体基板や薄膜基板等の表面に存在する欠陥の検査が行われている。欠陥の検査に使用されるのが、いわゆる検査装置である。先行技術文献としては下記の特許文献1が挙げられる。
米国特許第5903342号公報
半導体の微細化に伴い、微小な欠陥を検出すること、つまり高感度化が検査装置には求められている。高感度化のためのアプローチは幾つか考えられる。その1つが、試料に照明する照明光の短波長化である。その理由は、照明光の波長をλとすると、散乱光の大きさIとλとの間には、I∝λ-4の関係が成立するからである。その他のアプローチとしては、照明光の多波長化が考えられる。また、試料から発生した散乱光をより多く取り込むアプローチも考えられる。しかし、これらのアプローチに好適な光学系を従来技術では十分に見いだせていない。
本発明は、ウォルターミラーを含むウォルター光学系を使用して欠陥を検出することを1つの特徴とする。
本発明によれば、高感度な検査が可能となる。
実施例1の装置構成の説明図。 試料表面上の照明領域形状と走査方向の説明図。 走査による照明スポットの軌跡の説明図。 信号処理部の説明図。 ウォルターミラー1111の説明図。 ウォルター光学系1100の説明図。 並列型光子計数センサ115aの説明図。 並列型光子計数センサ115aの説明図(続き)。 並列型光子計数センサ115aの変形例の説明図。 実施例2の説明図。 実施例2の説明図(続き)。 実施例3の説明図(その1)。 実施例3の説明図(その2)。 実施例3の説明図(その3)。 実施例4の説明図。 実施例5の説明図。
以下、本発明の実施の形態を、図を用いて説明する。なお、本発明は以下に説明する実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。下記に説明する実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明するものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成を追加・削除・置換をすることが可能である。また、ウェハという表現は、厳密な意味でのシリコンウェハだけでなく、何らかの膜が形成された基板、その他の試料も含む広義の表現である。
図1は、本実施例の欠陥検査装置の構成の例を示す。本実施例における欠陥検査装置は、照明光学系ユニット10、検出光学系ユニット11、データ処理部12、ステージユニット13、全体制御部01を備えて構成されている。
ステージユニット13は、並進ステージ130、回転ステージ131、ウェハ面高さ調整のためのZステージを備える。図2、3に示す用に、ウェハ照明光学系ユニット10によってウェハ001の表面に形成された細線状の照明領域1000の長手方向をS2とし、S2に実質的に直交する方向をS1とする。回転ステージの回転運動によって、回転ステージの回転軸を中心とした円の円周方向S1に、並進ステージの並進運動によって並進ステージの並進方向S2に走査される。走査方向S1の走査により試料を1回転する間に、走査方向S2へ細線状の照明領域1000の長手方向の長さ以下の距離だけ走査することにより、照明スポットがウェハ001にらせん状の軌跡Tを描き、ウェハ001の表面の全面が走査され、これによりウェハ全面の検査を可能とする。
なお、スキャン中にウェハ001がウォルター光学系1100、第1の検出ユニット11a、第2の検出ユニット11bの焦点範囲から外れると、並列型光子計数センサ115a、115bで検出される微弱散乱光の状態が変化し、欠陥検出感度が低下する。このためスキャン中にはZステージにより常にウェハ表面のz位置がウォルター光学系1100、第1の検出ユニット11a、第2の検出ユニット11bの焦点範囲にあるように制御されることが望ましい。このウェハ表面のz位置の検出はウェハ表面z位置検出手段1105により行われる。
図1に戻り、照明光学系ユニット10は光源101、偏光状態制御手段102、ビーム成形ユニット103及び細線集光光学系104を備えている。このような構成において、光源101を射出した照明光は、偏光状態制御手段102、ビーム成型ユニット103、を透過して、細線集光光学系104に導入される。偏光状態制御手段102は1/2波長板、1/4波長板などの偏光素子で構成され、照明光学系の光軸周りに回転できるような駆動手段(図示せず)を具備し、ステージユニット103に載置されたウェハ001を照明する照明光の偏光状態を調整する手段である。また、ビーム成型ユニット103は、後に述べる細線照明を形成する光学ユニットであり、ビームエキスパンダ、アナモルフィックプリズム等によって構成される。細線集光光学系104はシリンドリカルレンズ等により構成され、細線状に成形した照明光でウェハ(基板)001の細線状の照明領域1000を照明する。本実施例では、図1に示すように細線照明の幅方向(細線照明領域の長手方向に直角な方向)をステージ走査方向(x方向)に、細線照明領域の長手方向をy方向に取るものとして説明する。
また、本実施例ではこのように、照明領域を絞った細線照明を行うが、これは検査対象に対する照明の照度(照明のエネルギー密度)を高くすることにより、検査スループットの向上を図ることが目的の一つである。このため、光源101には直線偏光を放射し、集光性の良い高コヒーレント光源であるレーザ光源を使用することが望ましい。また、欠陥からの散乱光を増大させるためには、光源の短波長化が有効であり、本実施例の光源101はUV(Ultra Violet)レーザを含む。さらに、本実施例の光源101は、YAG(Yttrium Aluminum Garnet)−THG(third harmonic generation)の波長355nm固体レーザ、YAG−FHG(Fourth harmonic generation)の波長266nm固体レーザ、及びYAG−FHGとYAG基本波の和周波による213nm、199nm、193nm固体レーザ等の少なくとも1つを用いることが出来る。つまり、本実施例の照明光学ユニット10はウェハ001に実質的に単一波長の光を供給する場合もあるし、光源101はいわゆるブロードバンド光源を含み、複数の波長を含む光を供給する場合もあるということである。
照明領域1000からの散乱光はウォルター光学系1100によって集光、結像される。ウォルター光学系1110は複数のウォルターミラー1111〜1114を含む。ウォルターミラー1111〜1114はウェハ001が搭載されるべき面の法線1101を囲むように積層している。法線1101はウォルター光学系1100の集光端1102、及び射出端1103を通過する。より、具体的には、法線1101は最も内側に配置されたウォルターミラー1111の集光端、及び射出端を通過する。本実施例では、ウォルター光学系1100の光軸1101はウェハ001が搭載されるべき面の法線と実質的に一致するし、実質的に平行である。
本実施例では、照明光1010は、ウェハ001に対して所定の入射角をもって斜めに、かつウォルター光学系1100の外からウェハ001に入射し、ウォルター光学系1100は散乱光を検出するので、本実施例の検査装置は暗視野型であると表現することができる。
ウォルター光学系1100によって集光された光は分岐光学素子1104(例えば、ハーフミラー、偏光ビームスプリッタ)によって分岐され、第1の検出ユニット11a、及び第2の検出ユニット11bへ入射する。
第1の検出ユニット11aは、空間フィルタ112a、偏光フィルタ113a、結像レンズ114a、並列型光子計数センサ115aを含む。第2の検出ユニット11bは、空間フィルタ112b、偏光フィルタ113b、結像レンズ114b、並列型光子計数センサ115bを含む。
分岐光学素子1104を透過した光は並列型光子計数センサ115a上に結像され、分岐光学素子1104を反射した光は並列型光子計数センサ115b上に結像される。より具体的に説明するなら、並列型光子計数センサ115a上の複数の素子に跨るように、ウェハ001上の欠陥の散乱光像(点像)は結像される。第2の検出ユニット11bについても同様に、並列型光子計数センサ115b上の複数の素子に跨るように、ウェハ上の欠陥の散乱光像(点像)が結像される。なお、ウォルター光学系1100は結像機能を有するので、必ずしも結像レンズ114a、及び結像レンズ114bは必要ではない。
空間フィルタ112a、112bは、ウェハ001のラフネス等により生じる背景散乱光を遮光することで、検出時の背景光ノイズを低減して、欠陥検出感度を向上させるものである。また、偏光フィルタ(偏光板等) 113a、113bは、検出散乱光から特定の偏光成分をフィルタリングすることで、背景光ノイズを低減して、欠陥検出感度を向上させるために用いるものである。
並列型光子計数センサ115a、115bは光電変換により、検出された散乱光を電気信号に変換するものであり、複数のAPD素子を2次元のアレイ状に配列して構成した検出器の、各素子への光子の入射により発生するパルス電流の合計を計測する方法が知られている。この検出器はSi−PM(Silicon Photomultiplier)、PPD(Pixelated Photon Detector)、あるいはMPPC(MultiーPixel Photon Counter)などと呼ばれる素子である。
並列型光子計数センサ115a、及び並列型光子計数センサ115bからの信号は、信号処理部105へ送信され、欠陥検出が行われる。
信号処理部105は、第1、第2の並列型光子計数センサ115a、115b、により光電変換された散乱光信号に基づいて様々な欠陥種の分類や欠陥寸法の推定を高精度に行う。ここで信号処理部105の具体的構成に付いて図4により説明する。実際には第1の検出ユニット11a、第2の検出ユニット11b各々が並列型光子検出センサ115a、115bの各ch毎に複数の信号を出力する。ここではその中の一つのchの信号に注目した説明を行うが、他のchについても同様の処理が並列して行われることは言うまでもない。
並列型光子検出センサ115a、115bから出力された検出散乱光量に対応する出力信号500a、500bは、ハイパスフィルタ604a、604bの各々により欠陥信号603a、603bの各々が抽出され、欠陥判定部605に入力される。
前述したステージ走査において、照明領域1000の幅方向(ウェハの円周方向)S1に走査されるため、欠陥信号の波形は照明領域1000のS1方向の照度分布プロファイルを角大縮小したものとなる。従って、ハイパスフィルタ604a、604bの各々により、欠陥信号波形の含まれる周波数帯域を通し、ノイズが相対的に多く含まれる周波数帯域および直流成分をカットすることで、欠陥信号603a、603bのS/Nが向上する。
各ハイパスフィルタ604a、604bとしては、特定のカットオフ周波数を持ち、その周波数成分以上の成分を遮断するように設計されたハイパスフィルタ、あるいはバンドパスフィルタ、あるいは照明領域1000の照度分布の形状が反映された欠陥信号の波形と相似形を成すFIR(Finite Impulse Response)フィルタを用いる。
欠陥判定部605はハイパスフィルタ604a、604bの各々から出力された欠陥波形を含む信号の入力に対してしきい値処理を行い、欠陥の有無を判定する。即ち、欠陥判定部605には、複数の検出光学系からの検出信号に基づく欠陥信号が入力されるので、欠陥判定部605は、複数の欠陥信号の和や、加重平均に対してしきい値処理を行うか、または複数の欠陥信号に対してしきい値処理により抽出された欠陥群について、ウェハの表面に設定された同一座標系でORやANDを取ることなどにより、単一の欠陥信号に基づく欠陥検出と比較して高感度の欠陥検査を行うことが可能となる。
更に、欠陥判定部605は、欠陥が存在すると判定された箇所について、その欠陥波形と感度情報信号に基づいて算出されるウェハ内の欠陥位置を示す欠陥座標および欠陥寸法の推定値を欠陥情報として表示部53に提供して表示部などに出力する。欠陥座標は欠陥波形の重心を基準として算出される。欠陥寸法は欠陥波形の積分値、あるいは最大値を元に算出される。
さらに、出力信号500a、500bは、ローパスフィルタ601a、601bへ各々に入力され、ローパスフィルタ601a、601bからは、ウェハ状の照明領域1000における微小ラフネスからの散乱光量(ヘイズ)に対応する周波数の低い成分および直流成分が出力される。このようにローパスフィルタ601a、601bの各々からの出力はヘイズ処理部606に入力されてヘイズ情報の処理が行われる。即ち、ヘイズ処理部606は、ローパスフィルタ601a、601bの各々から得られる入力信号の大きさから、ウェハ上の場所毎のヘイズの大小に対応する信号をヘイズ信号として出力する。ヘイズ信号から、ウェハ001の表面状態も併せて得ることが可能となる。
次に、図5を用いて、ウォルター光学系1100について詳細に説明する。図5はウォルターミラー1111の断面図である。ウォルターミラー1111の第1の反射面1111aは照明領域1000の断面003からの散乱光4001を第2の反射面1111bへ向けて反射する。第2の反射面1111bによって反射された光は図6の点118へ向かう。ウォルターミラー1112〜114についても図6に示すように同様である。光学的には、点118は並列型光子計数センサ115a、115bの少なくとも1つの受光面と実質的に一致している。そのため、ウェハ001からの散乱光は、並列型光子計数センサ115a、115bの少なくとも1つの受光面に点像として結像されることなる。
ウォルターミラー1111〜114については様々な表現が可能であるが、例えば、位置の異なる2つの反射面(より具体的には双曲面)を有し、そのような反射面が中空の筐体内に形成された光学素子であると表現できるし、放物面と双曲面との組み合わせによって構成される光学素子であると表現することもできる。
ウォルター光学系1100の1つの特徴はウォルター光学系1100が実質的な全反射光学系を形成するという点である。よって、照明光としてX線や真空紫外領域の光を使用して、集光にレンズを使用した場合に生じるレンズによる光の吸収が実質的には無い。さらに、レンズ等の屈折型光学系を使用した場合の色収差も実質的には無いので、ブロードバンド照明をウェハ001に供給する場合も好適である。さらに、より多くの散乱光を取り込むための大きな対物レンズや光学素子も実質的に不要であるので、散乱光の取り込みも容易である。この結果、高感度化、特に照明光の短波長化、多波長化に好適な検出光学系が提供されることになる。
第1の反射面1111a、第2の反射面1111bの材質としては、アルミニウムが用いられる場合もあるし、照明光がX線の場合には、X線が第1の反射面1111a、第2の反射面1111bで全反射するよう金、プラチナ、多層膜が使用される場合もある。特に、照明光としてX線を使用する場合は、照明光の光路、ウェハ001上、ウォルター光学系1100の内部、並列型光子計数センサ115a、115bの少なくとも1つへ至る経路はポンプに例示される排気システムによって真空排気されることが望ましい。
次に、並列型光子計数センサ115aについて詳細に説明する。なお、後述の説明は、並列型光子計数センサ115bについても当てはまる。図7は、並列型光子計数センサ115aの受光面の構成の一例である。並列型光子計数センサ115aは単一のAPD素子231を、複数個2次元に配列した構成を有する。APD素子231は各々がガイガーモード(光電子増倍率が105以上)で動作するように電圧が印加される。APD素子231に一つの光子が入射すると、APD素子の量子効率に応じた確立でAPD素子231内に光電子が発生し、ガイガーモードAPDの作用で増倍され、パルス状の電気信号を出力する。図6で点線の232で囲まれた中にあるAPD素子の集合を一つの単位(ch)として、S1方向にi個、S2方向にj個のAPD素子の各々で発生したパルス状の電気信号を合計して出力する。この合計信号が光子計数による検出光量に相当する。そしてこれらchをS2方向に複数並べることで、検出系の視野内の複数の領域の各々に対して、同時並列的に光子計数による散乱光の光量検出を行うことが可能となる。光子計数による散乱光検出であるため、微弱光検出が可能であり、これにより微小欠陥の検出、すなわち欠陥検出感度の向上を図ることが可能となる。
図8は1chを構成するi×j個のAPD素子群と等価な回路の回路図の例である。図中の一つのクエンチング抵抗226とAPD227の組が、図7で説明した一つのAPD素子231に対応する。各APD227に逆電圧VRが印加される。逆電圧VRをAPDの降伏電圧以上に設定することで、APD227がガイガーモードで動作する。図7に示した回路構成にすることで、i×j個のAPD素子群からなる並列型光子計数センサの1chの領域に入射した光子数の合計に比例した出力電気信号(電圧、電流の波高値、あるいは電荷量)が得られる。各Chに対応する出力電気信号はアナログ−デジタル変換され、時系列のデジタル信号として並列に出力される。
個々のAPD素子は、短い時間に複数の光子が入射しても一つの光子が入射した場合と同程度のパルス信号しか出力しないため、個々のAPD素子への単位時間当たりの入射光子数が大きくなると、一つのchの合計出力信号が入射光子数に比例しなくなり、信号の線形成が損なわれる。また、一つのchの全てのAPD素子に一定量(1素子あたり平均1光子程度)以上の入射光が入ると、出力信号は飽和する。S1、S2方向に多数のAPD素子を並べた構成とすることにより、一画素あたりに入射光量を低減することが可能となり、より正確な光子計数が可能となる。例えばS1、S2方向にi×j個並べた1chの画素数を1000画素にすることで、APD素子の量子効率が30%の場合、検出の単位時間当たり1000光子以下の光強度で十分なリニアリティを確保でき、約3300光子程度以下の光強度を飽和することなく検出することが可能となる。
本実施例によれば、高感度な欠陥検出が可能となる。特に、X線、真空紫外波長の光、又は複数の波長を有する光を照明した場合に、高感度な欠陥検出が可能となる。
なお、図7に示した並列型光子計数センサの構成では、S1方向に対して光強度が一様でなく、センサの中央部と比較して端部の光強度が弱くなる場合もある。結像光学素子としてシリンドリカルレンズの代わりにS1方向に曲率を持つ微小なシリンドリカルレンズをS1方向に多数並べたレンチキュラーレンズ、回折型光学素子、あるいは非球面レンズを用いることで、欠陥像の一軸拡大像のS1方向の分布を、強度が一様な分布とすることが出来る。こうすることで、S1方向のAPD素子数を保ったまま、リニアリティを確保できる光強度範囲、あるいは飽和しない光強度範囲を更に拡大することが可能となる。
このとき、先に述べた細線状の照明領域1000は、照明光の効率を向上させるために(センサの検出範囲外を照明しても無効であるため)並列型光子計数センサ115a、及び115bの検出範囲に絞り込むように基板を照明する。
ここで照明領域1000の長さと、ウォルター光学系1100、及び検出光学系11a、11bの光学倍率、並列型光子計数センサ115a、115bの寸法との関係を説明する。高感度、高速検査を行う場合、照明領域1000の長さLは概略200umに設定される。並列型光子計数センサ105として、ガイガーモードで動作する25um角のAPD素子が、S2方向には20素子、S1方向には160素子の並んだユニットを1chとし、これをS1方向に8ch並べて並列型光子計数センサを構成した場合、並列型光子計数センサのS1方向の全長は4mmとなり、これと照明領域の長さL200umと比較すると、検出部の光学倍率は20倍となり、ウェハ面に投影される検出chのピッチは25umとなる。
この条件で、試料を回転速度2000rpmで回転させ、1回転に対する並進ステージの送りピッチを12.5umとした場合、直径300mmのウェハは6秒で、直径450mmのウェハは9秒で全面が走査される。ここでは、ウェハを回転走査する際の1回転に対する並進ステージの送りピッチを、ウェハ面に投影される検出chのピッチ25umの1/2としたが、必ずしもこの値に限ることは無く、ウェハ面に投影される検出chの任偶数分の1あるいは奇数分の1の任意の数、あるいは整数分の1に限ること無く任意に定めても良い。
並列型光子計数センサ115a、115bの変形例1の構成図を図9(a)に示す。APD素子を配列した並列型光子計数センサ224において,個々のAPD素子を小さくした場合、APD素子間に配置される配線やクエンチング抵抗からなる不感帯の面積が、受光部の有効面積に対して相対的に大きくなるため、並列型光子計数センサの開口率が低下し,光検出効率が低下する場合もある。そこで図9(a)に示すように並列型光子計数センサ234の受光面231の前に,マイクロレンズアレイ228を設置することで,素子間の不感帯に入射する光の割合を低減し,実効的な効率を向上することが出来る。マイクロレンズアレイ228は,APD素子の配列ピッチと同じピッチで微小な凸レンズが並んだものであり,並列型光子計数センサ234への入射光の主光軸と平行な光線(図9(a)の点線)が対応する受光面231の中央付近に入射するように設置される。
並列型光子計数センサ115a、115bの変形例2の構成図を図9(b)に示す。APD素子は一般的にはシリコン系の材料を用いたデバイスであるが、シリコンデバイスは一般的に紫外光領域での量子効率が低下する。これを改善するためには、APD素子をシリコンナイトライド、ガリウムナイトライド系の材料を用いたデバイスとする方法が考えられる。また、図9(b)に示すようにマイクロレンズ228とシリコンプロセスで製作された並列型光子計数センサ234と間に波長変換材料235(シンチレータ)を設置して,紫外光を長波長光(可視光等)に変換して、受光面231に波長変換材料235へ入射する光の波長よりも長波長の光を入射させることで実質的に変換効率を上げる方法も考えられる。
次に、実施例2について説明する。以降の説明では、他の実施例と異なる部分について説明する。
欠陥からの散乱光は欠陥の大きさ、欠陥の種類(異物に例示される突起欠陥、傷に例示される凹み欠陥)の少なくとも1つに応じて変化する。本実施例はこの点に配慮したものである。
図10は本実施例を説明する図である。なお、後述する仰角は様々な表現が可能であるが、ここでは図10(a)に示す用に集光端1121と射出端1120とを結ぶ線とウェハ001との間の角度を仰角として説明する。図10(a)では、仰角θ1は例えば0°より大きく45°以下となるよう形成される。微小な異物からの散乱光は比較的低い仰角に散乱する場合もある。よって、微小な異物からの散乱光を効率良く検出するには図10(a)の配置が好適である場合もある。
図10(b)では、仰角θ2は例えば45°より大きく形成される。照明光の入射角にもよるが、凹み欠陥からの散乱光は比較的高い仰角で検出される場合もある。よって、凹み欠陥からの散乱光を効率良く検出するには図10(b)の配置が好適である場合もある。こうようにウォルターミラー1111、1114の構成、配置を工夫することによって、特定欠陥からの散乱光を効率良く集光、結像することが可能になる。
さらに、図11に示すように、図10(a)(b)で説明したウォルターミラー1111、ウォルターミラー1114を結像位置が異なるように構成、配置し、並列型光子計数センサ115aでウォルターミラー1111からの散乱光像を検出し、並列型光子計数センサ115bでウォルターミラー1114からの散乱光像を検出し、並列型光子計数センサ115aの信号と並列型光子計数センサ115bとを信号処理部で比較するようにすれば、欠陥の種類を分類することが可能となる。
次に、実施例3について説明する。ウォルター光学系1100の配置には、他の変形例も考えられる。以降では、他の実施例と異なる部分について主に説明する。
図12、及び図13は、本実施例を説明する図である。図12ではウォルター光学系1100はウェハ1101を搭載すべき法線1101が集光端1102、及び射出端1103を通過するが、ウォルター光学系1100の光軸1125は法線1101とは傾斜するよう配置される。図13では、ウォルター光学系1100は、ウェハ001を搭載すべき面の法線1101が集光端1102、及び射出端1103の外にあり、かつウォルター光学系1100の光軸1125は法線1101とは傾斜するよう配置される。
さらに、本実施例では、図14(a)に示すように、第1のウォルター光学系1127、第2のウォルター光学系1128、及び第3のウォルター光学系1129を検査に使用しても良い。このように配置すればより多くの散乱光を集光、結像することが可能となる。少なくとも1つ以上のウォルター光学系を含むシステムは、ウォルター検出系1140と表現することもできる。
図14(a)では、照明光1130はウォルター検出系1140の外から、所定の入射角でウェハ001上に供給される。第1のウォルター光学系1127は、照明領域1000からの前方散乱光を検出、結像するよう配置される。第2のウォルター光学系1128は、照明領域1000からウェハの法線1141方向に強く散乱した上方散乱光を検出、結像する。第3のウォルター光学系1129は、照明領域1000からの後方散乱光を検出、結像する。
ここで、前方散乱光、後方散乱光、上方散乱光については様々な表現が可能であるが、照明光1130をウェハ001に投影した投影矢印1131を定義して、投影矢印1131の向きと同じ向きの散乱光成分を他の向きの散乱光成分よりも多く含むよう散乱した光は前方散乱光と表現できるし、投影矢印1131の向きと逆の向きの散乱光成分を他の向きの散乱光成分よりも多く含むよう散乱した光は後方散乱光であると表現することができる。上方散乱光については、ウェハ001の法線方向の散乱光成分を他の向きの散乱光成分よりも多く含むよう散乱した光を上方散乱光と定義することができる。
さらに、第1のウォルター光学系1127、第2のウォルター光学系1128、及び第3のウォルター光学系1129を使用する場合、第1のウォルター光学系1127、第2のウォルター光学系1128、及び第3のウォルター光学系1129の集光側はウェハ001により近接した方が望ましい。ウェハ001に近接した方が、より多くの散乱光を取り込めるからである。特に、第2のウォルター光学系1128の位置は、第1のウォルター光学系1127、及び第3のウォルター光学系1129の集光側の仰角方向1132の長さに制限される。
そこで、図14(b)に示すように第1のウォルター光学系1127、及び第3のウォルター光学系1129の少なくとも1つの集光端の形状を、仰角方向1132の長さについては短く、方位角方向1133については仰角方向1132の長さよりも長くすれば、第2のウォルター光学系1128はウェハ001に近接できる。このことは、第1のウォルター光学系1127、及び第3のウォルター光学系1129の少なくとも1つの集光端の形状は、所定の長さを有する第1の軸1134、及び第1の軸1134よりも長い第2の軸1135を有する実質的な楕円となると表現することもできる。なお、集光端を実質的な楕円とすることは第2のウォルター光学系1128に採用しても良い。なお、仰角、方位角については、様々な表現が可能であるがウェハ001と平行なx軸、x軸と交差するy軸、及びz軸を定義し、x軸とz軸との間の角度を仰角、x軸とy軸との間の角度を方位角と表現することができる。
なお、前方散乱光、上方散乱光、及び後方散乱光のうちいずれを検出するかは作業者が任意に決定すれば良い。つまり、本実施例によれば、前方散乱光、上方散乱光、及び後方散乱光の少なくとも1つを検出することが可能であるということである。
次に実施例4について説明する。以降の説明では、他の実施例と異なる部分について説明する。本実施例は、ウォルターミラー1100の内部を経由して照明光をウェハ001に供給することを1つの特徴とする。これは、ウォルターミラー1100が、ウェハ001からの散乱光を検出、結像する機能の他に、照明光の導波路としての機能を有すると表現することもできる。
本実施例では、図15(a)(b)に示すように、ウォルター光学系1100内の最も内側のウォルターミラー1114の内部を経由して照明光1126がウェハ001に供給される。図15(a)では、照明光1126はウェハの法線1141と一致する垂直照明である。図15(b)では、照明光1126は比較的小さな入射角θ3でウェハ001へ供給される。図15(a)(b)の場合では、正反射光1143が発生するが、正反射光1143は点118に至るよりも前の経路で何らかの遮光手段により遮光するようにしても良いし。散乱光を検出するための並列型光子計数センサとは別の検出器で検出しても良い。正反射光1143を遮光するか、検出するかは作業者が検出したい欠陥の種類に応じて選択すれば良い。
次に実施例5について説明する。以降の説明では、他の実施例と異なる部分について説明する。
本実施例では、図16(a)に示すように、ウォルターミラー1111、及びウォルターミラー1112の集光端1138、及び射出端1139の少なくとも1つに図16(b)、図16(c)に示す周期構造1136、1137が形成される。周期構造1136、及び1137は、ウォルターミラー1111とウォルターミラー1112との間の空間に形成される。周期構造1136、及び1137は鋸歯(セレイテッド)状である場合もある。周期構造1136、及び1137は、図16(b)に示すように対称に形成される場合もあるし、図16(c)に示すように非対称である場合もある。これらの周期構造1136、1137はウォルターミラー1113、及びウォルターミラー1114に適用しても良い。
周期構造1136、1137によって、ウォルター光学系1100の端部1144に起因する回折光の発生は効果的に抑制され、散乱光の空間分布はより結像に望ましい形に整形されることになる。
001・・・ウェハ
01・・・制御ユニット
10・・・照明光学系ユニット
101・・・光源
102・・・偏光状態制御手段
103・・・ビーム成型ユニット
104・・・細線集光光学系
1000・・・照明領域
1100・・・ウォルター光学系
11a、11b・・・検出光学系ユニット
1111、1112、1113、1114・・・ウォルターミラー
112a、112b・・・空間フィルタ
113a、113b・・・偏光フィルタ
114a、114b・・・波長フィルタ
115a、115b・・・並列型光子計数センサ
12・・・信号処理ユニット
13・・・ステージユニット

Claims (22)

  1. 試料へ照明光を供給し、前記試料上へ照明領域を形成する照明光学系と、
    前記試料からの光を集光し、結像するウォルター検出系と、を有する検査装置。
  2. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系は、積層した複数のウォルターミラーを有する検査装置。
  3. 請求項2に記載の検査装置において、
    前記照明光は、X線、真空紫外波長の光、又は複数の波長を有する光である検査装置。
  4. 請求項3に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系からの光を検出する光子計数検出システムを有する検査装置。
  5. 請求項4に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系と前記光子計数検出システムとの間に空間フィルタシステムを有する検査装置。
  6. 請求項5に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系と前記光子計数センサとの間に偏光フィルタシステムを有する検査装置。
  7. 請求項6に記載の検査装置において、
    前記光子計数検出システムは第1の光子計数検出センサ、及び第2の光子計数検出センサを有し、
    前記ウォルター検出系の射出側には分岐素子が配置されており、
    前記分岐素子を透過した光は、前記第1の光子計数検出センサによって検出され、
    前記分岐素子を反射した光は、前記第2の光子計数検出センサによって検出される検査装置。
  8. 請求項7に記載の検査装置において、
    前記空間フィルタシステムは、第1の空間フィルタ、及び第2の空間フィルタを有し、
    前記第1の空間フィルタは前記分岐素子と前記第1の光子計数検出センサとの間に配置され、
    前記第2の空間フィルタは前記分岐素子と前記第2の光子計数検出センサとの間に配置される検査装置。
  9. 請求項8に記載の検査装置において、
    前記空間フィルタシステムは、第1の偏光フィルタ、及び第2の偏光フィルタを有し、
    前記第1の偏光フィルタは前記分岐素子と前記第1の光子計数検出センサとの間に配置され、
    前記第2の偏光フィルタは前記分岐素子と前記第2の光子計数検出センサとの間に配置される検査装置。
  10. 請求項9に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出システムは、前方散乱光、上方散乱光、及び後方散乱光のうち少なくとも1つを検出する検査装置。
  11. 請求項10に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出システムは、前方散乱光、上方散乱光、及び後方散乱光を検出する検査装置。
  12. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系からの光を検出する検出システムを有する検査装置。
  13. 請求項12に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系と前記検出システムとの間に空間フィルタシステムを有する検査装置。
  14. 請求項12に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系と前記検出システムとの間に偏光フィルタシステムを有する検査装置。
  15. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系は、第1のウォルターミラー、及び前記第1のウォルターミラーを覆う第2のウォルターミラーを有する検査装置。
  16. 請求項15に記載の検査装置において、
    前記第1のウォルターミラーの結像位置と前記第2のウォルターミラーの結像位置とは異なり、
    前記第1のウォルターミラーからの光を検出する第1の検出器と、
    前記第2のウォルターミラーからの光を検出する第2の検出器と、を有する検査装置。
  17. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系は、前方散乱光を検出するための第1のウォルター光学系、上方散乱光を検出するための第2のウォルター光学系、及び後方散乱光を検出するための第3のウォルター光学系のうち少なくとも1つを有する検査装置。
  18. 請求項17に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系は、前記第1のウォルター光学系、前記第2のウォルター光学系、及び前記第3のウォルター光学系を有する検査装置。
  19. 請求項18に記載の検査装置において、
    前記第1のウォルター光学系、及び前記第3のウォルター光学系のうち少なくとも1つの集光端の形状は実質的な楕円である検査装置。
  20. 請求項19に記載の検査装置において、
    前記楕円は、仰角方向に第1の軸を有し、方位角方向に前記第1の軸より長い第2の軸を有する検査装置。
  21. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系は、集光端、及び射出端の少なくとも1つに周期的な構造を有する検査装置。
  22. 請求項21に記載の検査装置において、
    前記ウォルター検出系は、積層した複数のウォルターミラーを有し、
    前記周期的な構造は、前記複数のウォルターミラーの間の空間に形成される検査装置。
JP2013153172A 2013-07-24 2013-07-24 検査装置 Pending JP2016180591A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013153172A JP2016180591A (ja) 2013-07-24 2013-07-24 検査装置
PCT/JP2014/063146 WO2015011968A1 (ja) 2013-07-24 2014-05-19 検査装置
US14/895,618 US9568437B2 (en) 2013-07-24 2014-05-19 Inspection device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013153172A JP2016180591A (ja) 2013-07-24 2013-07-24 検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016180591A true JP2016180591A (ja) 2016-10-13

Family

ID=52393025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013153172A Pending JP2016180591A (ja) 2013-07-24 2013-07-24 検査装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9568437B2 (ja)
JP (1) JP2016180591A (ja)
WO (1) WO2015011968A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6408796B2 (ja) * 2014-06-11 2018-10-17 オリンパス株式会社 レーザ顕微鏡装置
JP5866586B1 (ja) * 2015-09-22 2016-02-17 マシンビジョンライティング株式会社 検査用照明装置及び検査システム
CN107466475B (zh) * 2017-04-28 2019-02-26 香港应用科技研究院有限公司 用于检查透光光学组件的设备和方法
US11143600B2 (en) * 2018-02-16 2021-10-12 Hitachi High-Tech Corporation Defect inspection device
FR3087011B1 (fr) * 2018-10-08 2022-12-30 Unity Semiconductor Dispositif d’inspection optique en champ sombre
CN110940488B (zh) * 2019-11-11 2020-11-17 中国科学院西安光学精密机械研究所 一种WolterⅠ型非球面反射镜角分辨率检测系统及方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3336361B2 (ja) 1993-06-11 2002-10-21 株式会社ニコン 縮小投影露光用反射型x線マスクの検査装置および検査方法
US5903342A (en) 1995-04-10 1999-05-11 Hitachi Electronics Engineering, Co., Ltd. Inspection method and device of wafer surface
JP2002188999A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Hitachi Ltd 異物・欠陥検出装置及び検出方法
US6731384B2 (en) 2000-10-10 2004-05-04 Hitachi, Ltd. Apparatus for detecting foreign particle and defect and the same method
US7436505B2 (en) 2006-04-04 2008-10-14 Kla-Tencor Technologies Corp. Computer-implemented methods and systems for determining a configuration for a light scattering inspection system
ATE528693T1 (de) 2006-09-15 2011-10-15 Media Lario Srl Optisches kollektorsystem
JP4797005B2 (ja) * 2007-09-11 2011-10-19 株式会社日立ハイテクノロジーズ 表面検査方法及び表面検査装置
JP4703671B2 (ja) * 2008-02-27 2011-06-15 株式会社日立ハイテクノロジーズ 表面検査方法およびそれを用いた検査装置
US8823935B1 (en) * 2008-09-10 2014-09-02 Kla-Tencor Corporation Detecting and classifying surface defects with multiple radiation collectors
JP2011158356A (ja) 2010-02-01 2011-08-18 Toshiba Corp 欠陥検査装置および欠陥検査方法
JP5676419B2 (ja) 2011-11-24 2015-02-25 株式会社日立ハイテクノロジーズ 欠陥検査方法およびその装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015011968A1 (ja) 2015-01-29
US20160139059A1 (en) 2016-05-19
US9568437B2 (en) 2017-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10488348B2 (en) Wafer inspection
JP5918009B2 (ja) 欠陥検査方法および欠陥検査装置
KR102302641B1 (ko) 암시야 시스템의 tdi 센서
JP5355922B2 (ja) 欠陥検査装置
JP6440622B2 (ja) サンプル検査システム検出器
WO2015011968A1 (ja) 検査装置
JP7134096B2 (ja) 基板検査方法、装置及びシステム
WO2021024319A1 (ja) 欠陥検査装置および欠陥検査方法
US11047805B2 (en) Inspection device and detector
JP5668113B2 (ja) 欠陥検査装置