JP2016180493A - 方向制御弁 - Google Patents

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聡 大橋
Satoshi Ohashi
聡 大橋
三浦 雄一
Yuichi Miura
雄一 三浦
林 光昭
Mitsuaki Hayashi
林  光昭
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Abstract

【課題】駆動動力の少ないスプールタイプで、而も流量損失を抑制した方向制御弁を提供する。
【解決手段】スプール収納孔31,32,33と、該スプール収納孔に摺動自在に嵌合する弁体部36,44,45と、該弁体部に連続するロッド部46が形成されたスプール19と、前記スプール収納孔と同心に設けられた第1弁室29、第2弁室30と、前記第1弁室と前記第2弁室との間に形成され前記スプール収納孔の一部である境界部と、前記第1弁室に連通する第1ポート27と、前記第2弁室に連通する第2ポート28と、前記弁体部に形成されたシール部39,49,51とを有し、前記スプールを軸心方向に変位させることで前記弁体部が前記第1弁室、前記第2弁室のいずれか一方から前記境界部に嵌脱し、嵌合状態で前記第1弁室と前記第2弁室とが遮断され、抜脱状態で前記第1弁室と前記第2弁室とが連通する様構成された。
【選択図】図2

Description

本発明は、ポンプやモータ等の油圧機器に使用される方向制御弁に関するものである。
油圧機器に使用される方向制御弁として、スプールタイプとポペットタイプの2つのタイプの方向制御弁がある。
スプールタイプの方向制御弁は、バルブロッドをハウジング内で摺動させることで、流路の切替え等を行う様になっているが、バルブロッドとハウジング間は完全にシールされている訳ではなく、バルブロッドとハウジングとの間の隙間から流体が漏出し流量損失が生じる。又、スプールタイプの場合、流体の漏出を抑える為には厳しい公差が要求され、製作コストが増大する。
又、ポペットタイプの方向制御弁は、バルブロッドによりハウジング内の流路の遮断、開放を行うことで流路の切替え等を行う様になっており、スプールタイプと比べ漏出量は少ないが、圧力がバランスしておらず駆動させる為の動力が大きくなる。又、大型化する場合にはパイロット圧が必要となる為、構造が複雑化する。
尚、特許文献1には、弁ハウジングと弁ハウジングに左右摺動自在に嵌装された弁軸部材と、弁軸部材の外周面に左右摺動自在に嵌装された浮動リング部材とを有し、浮動リング部材が第1内フランジ部及び第2内フランジ部の内側面と当接可能となっており、弁軸部材を移動させた際の浮動リング部材と第1内フランジ部及び第2内フランジ部の内側面との当接離脱により弁内流路を切替える構成が開示されている。
特開平10−332006号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、駆動動力の少ないスプールタイプで、而も流量損失を抑制した方向制御弁を提供するものである。
本発明は、スプール収納孔と、該スプール収納孔に摺動自在に嵌合する弁体部と、該弁体部に連続するロッド部が形成されたスプールと、前記スプール収納孔と同心に設けられた第1弁室、第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室との間に形成され前記スプール収納孔の一部である境界部と、前記第1弁室に連通する第1ポートと、前記第2弁室に連通する第2ポートと、前記弁体部に形成されたシール部とを有し、前記スプールを軸心方向に変位させることで前記弁体部が前記第1弁室、前記第2弁室のいずれか一方から前記境界部に嵌脱し、嵌合状態で前記第1弁室と前記第2弁室とが遮断され、抜脱状態で前記第1弁室と前記第2弁室とが連通する様構成された方向制御弁に係るものである。
又本発明は、前記スプールは前記弁体部で分割される分割構造であり、接続部には全周に亘って前記シール部が設けられる方向制御弁に係るものである。
又本発明は、前記シール部は、全周に亘って形成された溝部と、該溝部に嵌設されたOリングと、該Oリングの外周側に嵌設された硬質な樹脂製のスリップ部材とで構成された方向制御弁に係るものである。
又本発明は、前記スリップ部材は断面凸形状であり、前記溝部の側壁の外周縁には前記スプールの軸心と平行に突出する突出部が形成された方向制御弁に係るものである。
又本発明は、前記弁体部と前記ロッド部との境界に、R部が形成された方向制御弁に係るものである。
更に又本発明は、前記弁体部の全周に亘って該弁体部の周面より突出する硬質な樹脂製のウェアリングが設けられた方向制御弁に係るものである。
本発明によれば、スプール収納孔と、該スプール収納孔に摺動自在に嵌合する弁体部と、該弁体部に連続するロッド部が形成されたスプールと、前記スプール収納孔と同心に設けられた第1弁室、第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室との間に形成され前記スプール収納孔の一部である境界部と、前記第1弁室に連通する第1ポートと、前記第2弁室に連通する第2ポートと、前記弁体部に形成されたシール部とを有し、前記スプールを軸心方向に変位させることで前記弁体部が前記第1弁室、前記第2弁室のいずれか一方から前記境界部に嵌脱し、嵌合状態で前記第1弁室と前記第2弁室とが遮断され、抜脱状態で前記第1弁室と前記第2弁室とが連通する様構成されたので、ハウジングとバルブロッドとの隙間から流体が漏出するのを抑制し、流量損失の低減が図れると共に、大径部の周面にシールリングを設ける簡易な構成であり、製作コストの低減を図ることができるという優れた効果を発揮する。
本発明の第1の実施例に係る油圧装置を示す構成図である。 本発明の第1の実施例に係る油圧装置に適用される方向制御弁を示す側断面図である。 (A)は分割構造のスプールの接続部を示す要部拡大図であり、(B)は第2シール部を示す要部拡大図である。 本発明の第2の実施例に係る油圧装置を示す構成図である。 本発明の第2の実施例に係る油圧装置に適用される方向制御弁を示す側断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
先ず、図1に於いて、本発明の第1の実施例に係る方向制御弁が用いられる油圧装置について説明する。
油圧装置1は、油圧シリンダ2に対して作動流体として圧油を給排し、油圧により前記油圧シリンダ2のシリンダロッド3を駆動させる様になっている。前記油圧シリンダ2はピストン4によって左油圧室5、右油圧室6に仕切られ、左油圧室5には第1方向制御弁7aを介して高圧ライン8が接続されると共に、第2方向制御弁7bを介して低圧ライン9が接続されている。
又、前記油圧シリンダ2の右油圧室6には、第3方向制御弁7cを介して前記高圧ライン8が接続されると共に、第4方向制御弁7dを介して前記低圧ライン9が接続されている。
前記高圧ライン8は圧油供給源(図示せず)に接続され、前記低圧ライン9は油タンク(図示せず)に接続されている。前記第1方向制御弁7a〜前記第4方向制御弁7dの切替えにより、前記圧油供給源から圧油が前記左油圧室5、前記右油圧室6のいずれか一方に供給されると共に、前記左油圧室5、前記右油圧室6のいずれか他方から排出された油が前記油タンクに排出される様になっている。
前記第1方向制御弁7a〜前記第4方向制御弁7dは、前記高圧ライン8、前記低圧ライン9の連通、遮断を切替え可能な電磁弁となっている。前記第1方向制御弁7aが閉の時(図1中bの弁位置)は前記第2方向制御弁7bが開(図1中aの弁位置)、前記第3方向制御弁7cが開(図1中aの弁位置)、前記第4方向制御弁7dが閉(図1中bの弁位置)となる。又、前記第1方向制御弁7aが開(図1中aの弁位置)の時は前記第2方向制御弁7bが閉(図1中bの弁位置)、前記第3方向制御弁7cが閉(図1中bの弁位置)、前記第4方向制御弁7dが開(図1中aの弁位置)となる様になっており、前記第1方向制御弁7a〜前記第4方向制御弁7dは一体に同期して開閉動作が制御される様になっている。
前記シリンダロッド3を紙面に対して左側に移動させる際には、前記第2方向制御弁7b及び前記第3方向制御弁7cを開とし、前記第1方向制御弁7a及び前記第4方向制御弁7dを閉とすることで、前記右油圧室6内に前記高圧ライン8を介して圧油が供給されると共に、前記左油圧室5内から前記低圧ライン9を介して油が排出される。又、前記シリンダロッド3を紙面に対して右側に移動させる際には、前記第1方向制御弁7a及び前記第4方向制御弁7dを開とし、前記第2方向制御弁7b及び前記第3方向制御弁7cを閉とすることで、前記左油圧室5内に前記高圧ライン8を介して圧油が供給されると共に、前記右油圧室6内から前記低圧ライン9を介して油が排出される。
次に、図2に於いて、前記第1方向制御弁7a〜前記第4方向制御弁7dの詳細について説明する。尚、前記第1方向制御弁7a〜前記第4方向制御弁7dは全て同じ構造となっているので、以下の説明では方向制御弁7として説明する。尚、図2中、紙面に対して左側を先端側とし、紙面に対して右側を基端側としている。
該方向制御弁7は、内部にスプール収納孔が形成されたハウジング18と、スプール収納孔内を前記ハウジング18の軸心方向に移動可能なスプール19とを有している。
前記ハウジング18の先端部は、略凸形状の先端側キャップ部20によって閉塞され、前記ハウジング18と前記先端側キャップ部20との間はOリング21によって液密にシールされている。又、前記ハウジング18の基端部から前記スプール19が挿入されており、前記先端側キャップ部20と前記スプール19との間には、該スプール19を基端側へと付勢するバネ22が設けられている。
又、前記ハウジング18の前記スプール19と前記先端側キャップ部20との間には、ドレンポート17が形成されている。前記スプール19が移動した際の、第1スプール収納孔31(後述)内の容積変化に伴う油の給排は、前記ドレンポート17を介して行われる様になっている。
前記ハウジング18の基端部は、略凸形状の基端側キャップ部23によって閉塞され、前記ハウジング18と前記基端側キャップ部23との間はOリング24によって液密にシールされている。又、前記スプール19と前記基端側キャップ部23との間にはパイロット室25が形成され、前記基端側キャップ部23に穿設された給排孔26にはパイロットライン(図示せず)が接続され、前記給排孔26を介して前記パイロット室25に前記スプール19を駆動させる為のパイロット圧を給排できる様になっている。尚、パイロット圧の給排については、パイロットラインに設けられた電磁弁(図示せず)によって行われる様になっている。
前記ハウジング18には、高圧ポートである第1ポート27と低圧ポートである第2ポート28が形成され、前記第1ポート27には前記高圧ライン8が接続され、前記第2ポート28には前記低圧ライン9が接続されている。
前記ハウジング18内の、前記第1ポート27と連通する部分には、第1弁室29が形成され、前記第2ポート28と連通する部分には、第2弁室30が形成されている。又、前記第1弁室29の先端側に前記第1スプール収納孔31が形成され、前記第1弁室29と前記第2弁室30との間に境界部である第2スプール収納孔32が形成され、前記第2弁室30の基端側に第3スプール収納孔33が形成されている。
前記第1弁室29及び前記第2弁室30、前記第1スプール収納孔31〜前記第3スプール収納孔33は共に断面円形状の空間となっており、前記第1弁室29及び前記第2弁室30は前記第1スプール収納孔31〜前記第3スプール収納孔33と同心となっている。
前記第1弁室29と前記第2弁室30は同一径であり、前記スプール19の外径より大径となっている。前記第1スプール収納孔31〜前記第3スプール収納孔33は同一径であり、前記スプール19が摺動自在に嵌合する。又、前記第2スプール収納孔32の前記第1弁室29と隣接する周面には、該第1弁室29側に向って漸次拡径する第1テーパ部34が形成され、前記第2スプール収納孔32の前記第2弁室30と隣接する周面には、該第2弁室30側に向って漸次拡径する第2テーパ部35が形成されている。
前記スプール19は2分割構造となっている。先端側の先端側スプール36は、前記第1スプール収納孔31〜前記第3スプール収納孔33よりも僅かに小径の円柱形状であり、基端部に雌嵌合部37、雌ネジ部38が凹設されている。又、前記先端側スプール36先端部の周面には、全周に亘って第1シール部39が設けられると共に、全周に亘って第1ウェアリング40が設けられている。
前記第1シール部39は、前記先端側スプール36の先端部周面に全周に亘って刻設された溝と、該溝内に嵌入されたOリング41と、該Oリング41の外周側に嵌設され、前記先端側スプール36の周面より僅かに突出するリング状のスリップ部材42とから構成される。該スリップ部材42は、例えばフッ素樹脂等摩擦係数の低い材質を基材とする硬質の樹脂製であり、前記第1スプール収納孔31に対して摺動自在となっている。前記Oリング41は、嵌合状態で所要量変形し、前記スリップ部材42と前記第1スプール収納孔31との間で所要のシール圧を発生させている。
又、前記第1ウェアリング40は、例えば前記スリップ部材42と同材質の硬質の樹脂製であり、前記先端側スプール36の先端部周面に全周に亘って刻設された溝に嵌設され、前記先端側スプール36の周面よりも僅かに突出している。
前記スプール19の基端側の基端側スプール43は、先端部に先端側大径部44が形成され、基端部に基端側大径部45が形成され、該基端側大径部45は前記スプール19の第2弁体部となっている。又、前記先端側大径部44と前記基端側大径部45との間に、前記先端側大径部44と前記基端側大径部45よりも小径な円柱形状のロッド部である中間小径部46が形成されている。前記先端側大径部44と前記基端側大径部45は、前記第1スプール収納孔31〜前記第3スプール収納孔33よりも僅かに小径となっている。
前記先端側大径部44の先端部には、雄嵌合部47、雄ネジ部48が形成され、前記雄嵌合部47と前記雌嵌合部37とが嵌合すると共に、前記雄ネジ部48と前記雌ネジ部38とが螺合可能となっている。前記雄ネジ部48と前記雌ネジ部38とを螺合させた際には、前記雄嵌合部47と前記雌嵌合部37との嵌合いによって前記先端側スプール36と前記基端側スプール43の芯合せがされると共に、前記先端側スプール36と前記基端側スプール43の軸心方向の位置決めがなされる。又、前記先端側大径部44の先端面周縁部と、前記先端側スプール36の基端面周縁部との境界部に全周に亘って後述する第2シール部49が設けられている。尚、前記先端側スプール36と前記先端側大径部44とにより前記スプール19の第1弁体部が構成される。
前記基端側大径部45の周面には、全周に亘って第3シール部51が設けられると共に、全周に亘って第2ウェアリング52が設けられている。前記第3シール部51は、前記第1シール部39と同様の溝であり、前記基端側大径部45の周面に全周に亘って刻設された溝と、該溝内に嵌入されたOリング53と、該Oリング53の外周側に嵌設され、前記基端側大径部45の周面より僅かに突出するリング状のスリップ部材54とから構成される。該スリップ部材54は前記スリップ部材42と同様の材質、構造となっており、前記第3スプール収納孔33に対して摺動自在となっている。
又、前記第2ウェアリング52は、例えば前記スリップ部材54と同材質の硬質の樹脂製であり、前記基端側大径部45の周面に全周に亘って刻設された溝に嵌設され、前記基端側大径部45の周面よりも僅かに突出している。前記第1ウェアリング40と前記第2ウェアリング52とにより、前記第1スプール収納孔31〜前記第3スプール収納孔33に対する前記スプール19の芯合せが行われる様になっている。
又、前記先端側大径部44と前記基端側大径部45との境界部にはR部55が形成されている。
尚、本実施例に於いては、前記第1ポート27側の圧油は高圧となっており、前記第2ポート28側の油は低圧となっている。
次に、図3(A)、図3(B)に於いて、前記第2シール部49及びその周辺構造の詳細について説明する。
前記先端側スプール36の基端面と前記先端側大径部44との間に形成される溝部56には、Oリング57が嵌設され、該Oリング57の外周側に断面凸形状でリング状のスリップ部材58が嵌設されている。該スリップ部材58は前記先端側スプール36と前記先端側大径部44の周面より僅かに突出し、更に前記スリップ部材58が前記第2スプール収納孔32に嵌合していない状態では、即ち前記スリップ部材58に外力が作用していない状態では、該スリップ部材58の外径は前記第2スプール収納孔32の内径よりも僅かに大きくなっている。前記スリップ部材58は、前記スリップ部材42,54と同様、例えばフッ素樹脂を基材とする等の硬質な樹脂であり、前記第2スプール収納孔32及び前記テーパ部34,35に対して摺動自在となっている。
又、前記溝部56の両溝壁の外周縁はそれぞれ内側に向って庇状に突出し、前記溝部56の開口面積を縮小させる突出部59,59が形成されている。該突出部59,59を形成すると共に、前記スリップ部材58を凸形状としたことで、該スリップ部材58が前記溝部56から抜脱されるのを防止する様になっている。
前記先端側大径部44の基端部には、テーパ部60が形成されており、該テーパ部60及び前記第1テーパ部34により前記先端側大径部44が前記第2スプール収納孔32に嵌脱することが円滑に行われる。
前記溝部56に前記第2シール部49を設ける際には、前記スプール19を分割し、前記基端側スプール43に先端側から前記Oリング57を嵌込み、同様に前記スリップ部材58を前記Oリング57の外周側に嵌込んだ後、前記雄嵌合部47と前記雌嵌合部37とを嵌合させ、前記雄ネジ部48と前記雌ネジ部38とを螺合させることで、前記第2シール部49が設けられる。
尚、前記突出部59,59及び前記スリップ部材58の形状は、該スリップ部材58が先端側と基端側のいずれかに移動した際に、前記突出部59が前記スリップ部材58の凸部58aに接触し、更に前記スリップ部材58の胴体部58bが前記溝部56の壁面に密着する様な形状とするのが望ましい。
又、前記第2スプール収納孔32と前記先端側大径部44との間の間隔は、加工が困難でない程度でできるだけ小さいことが好ましく、例えば0.05mm程度とするのが望ましい。
前記方向制御弁7を駆動させ、前記第1ポート27と前記第2ポート28とを連通させる際には、前記スプール19にパイロット圧をかけて押圧し、先端側(図2中左方)へと移動させる。この時、前記第1ウェアリング40、前記第2ウェアリング52が硬質な樹脂製となっているので、前記第1ウェアリング40、前記第2ウェアリング52により前記スプール19のセンタリングが行われ、該スプール19の軸ズレが防止される。
該スプール19が移動されることで、前記スリップ部材58が前記第2スプール収納孔32、前記第1テーパ部34を摺動し、前記第2シール部49が前記第1弁室29へと到達し、更に前記先端側大径部44、即ち第1弁体部が前記第2スプール収納孔32から外れることで、前記第1ポート27と前記第2ポート28とが前記中間小径部46の周囲の空間を介して連通する。
又、前記第1ポート27と前記第2ポート28とを遮断する際には、パイロット圧を解放し、前記スプール19への軸心方向の押圧を解除することで、前記バネ22の付勢力等により前記スプール19が基端側(図2中右方)へと移動する。前記スリップ部材58が前記第1テーパ部34を摺動し、前記第2スプール収納孔32に嵌合することで、即ち該第2スプール収納孔32に第1弁体部が嵌合することで、前記先端側大径部44と前記第2スプール収納孔32との間が前記第2シール部49によってシールされ、前記第1ポート27と前記第2ポート28とが遮断される。
上述の様に、本実施例では、前記ハウジング18内を軸心方向に移動する前記スプール19の周面に、前記第1シール部39、前記第2シール部49及び前記第3シール部51を設けている。従って、前記ハウジング18と前記スプール19の隙間から圧油が漏出するのを抑制することができ、流量損失を低減することができる。又、前記方向制御弁7の流量損失が低減されることで、前記油圧装置1の作動効率も向上させることができる。
又、前記第1シール部39、前記第2シール部49及び前記第3シール部51は、前記Oリング41,53,57の外周側に硬質な樹脂製の前記スリップ部材42,54,58を設けた構造となっている。従って、構造が簡易であり、前記第1シール部39、前記第2シール部49及び前記第3シール部51は、前記Oリング41,53,57の弾性力により径方向の製作誤差を吸収でき、従来数μm程度に抑える必要があった公差を、数十μ〜数百μmとすることができ、厳しい公差が不要となり、製作コストの低減を図ることができる。
又、前記スリップ部材42,54,58を摩擦係数の低い材質としているので、前記スプール19を移動させる際の駆動動力を低減させることができ、大型の前記方向制御弁7に対しても適用可能となる。
又、本実施例に於いては、前記第1ポート27側の圧力が前記第2ポート28側よりも高くなっており、前記第1ポート27と前記第2ポート28とが連通した瞬間には、圧力差により前記第1ポート27側から前記第2ポート28側に向ってジェット流が発生する。該ジェット流により、前記スリップ部材58が前記第2ポート28側へと押圧されるが、前記スリップ部材58が凸形状であると共に、前記溝部56に突出部59,59が形成されているので、前記スリップ部材58の前記溝部56からの抜脱を防止することができる。
又、前記第2スプール収納孔32と前記先端側大径部44との隙間を0.05mm程度としているので、ジェット流の発生を低減でき、ジェット流によって引起こされる前記スリップ部材58への負担を軽減でき、該スリップ部材58の寿命を延命できる。
又、前記スリップ部材58が軸心方向に押圧された際には、該スリップ部材58の前記凸部58aが前記突出部59に接触し、前記胴体部58bが前記溝部56の壁面に接触する様になっているので、前記スリップ部材58に掛かる圧力が分散され、該スリップ部材58の破損を抑制することができる。
更に、前記スプール19を摺動させた際に、前記第1ポート27と前記第2ポート28との連通遮断を繰返すことで、高圧と低圧の圧力差で前記先端側大径部44の根本部に繰返し荷重が作用するが、前記中間小径部46と前記先端側大径部44との間に先端側に向って漸次拡径する前記R部55を形成しているので、前記中間小径部46と前記先端側大径部44との境界に応力が集中するのを防止でき、応力集中による前記スプール19の破損を防止することができる。
次に、図4に於いて、本発明の第2の実施例に係る方向制御弁が用いられる油圧装置について説明する。尚、図4中、図1中と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
油圧装置61は方向制御弁62aと方向制御弁62bを有し、左油圧室5は前記方向制御弁62aを介して高圧ライン8及び低圧ライン9に接続され、右油圧室6は前記方向制御弁62bを介して前記高圧ライン8及び前記低圧ライン9に接続されている。
前記方向制御弁62aは、aの弁位置で前記左油圧室5と前記高圧ライン8との連通、bの弁位置で前記左油圧室5と前記低圧ライン9との連通、nの弁位置で前記左油圧室5と前記高圧ライン8及び前記低圧ライン9との遮断の3つの状態に切替え可能となっている。又、前記方向制御弁62bは、aの弁位置で前記右油圧室6と前記高圧ライン8との連通、bの弁位置で前記右油圧室6と前記低圧ライン9との連通、nの弁位置で前記右油圧室6と前記高圧ライン8及び前記低圧ライン9との遮断の3つの状態に切替え可能となっている。
シリンダロッド3を紙面に対して右側に移動させる際には、前記方向制御弁62aを駆動させてaの弁位置とし前記高圧ライン8と前記左油圧室5とを接続させ圧油を供給し、前記方向制御弁62bを駆動させてbの弁位置とし前記低圧ライン9と前記右油圧室6とを接続させ油を排出する。又、シリンダロッド3を紙面に対して左側に移動させる際には、前記方向制御弁62aを駆動させてbの弁位置とし前記低圧ライン9と前記左油圧室5とを接続させ油を排出し、前記方向制御弁62bを駆動させてaの弁位置とし前記高圧ライン8と前記右油圧室6とを接続させ圧油を供給する。
尚、前記方向制御弁62aと前記方向制御弁62bとを共にnの弁位置とし遮断状態とした際には、前記シリンダロッド3は左右に移動することなく固定される。
次に、図5に於いて、前記方向制御弁62a、前記方向制御弁62bの詳細について説明する。尚、前記方向制御弁62a、前記方向制御弁62bは同じ構造となっているので、以下の説明では方向制御弁62として説明する。尚、図5中、紙面に対して左側を先端側とし、紙面に対して右側を基端側としている。
該方向制御弁62は、内部にスプール収納孔が形成されたハウジング63と、スプール収納孔内を前記ハウジング63内を軸心方向に移動可能なスプール64とを有している。
前記ハウジング63の先端部は略凸形状のキャップ部65により閉塞され、前記ハウジング63と前記キャップ部65との間はOリング(図示せず)により液密にシールされている。
又、前記ハウジング63の前記スプール64と前記キャップ部65との間には、先端側ドレンポート66が形成されている。前記スプール64が移動した際の、第1スプール収納孔76(後述)内の容積変化に伴う油の給排は、前記先端側ドレンポート66を介して行われる様になっている。
又、該スプール64の基端面には該スプール64の駆動軸67がボルトにより固着されている。該駆動軸67を介し、図示しないアクチュエータにより前記スプール64が軸心方向(紙面に対して左右方向)に変位可能となっている。
前記ハウジング63には、第1ポート68と第2ポート69と第3ポート71とが前記ハウジング63の軸心と直交する方向から穿設され、前記第1ポート68、前記第2ポート69、前記第3ポート71により前記ハウジング63の内部と外部とが連通する様になっている。
前記ハウジング63内の、前記第1ポート68と連通する部分には第1弁室72が形成され、前記第2ポート69と連通する部分には第2弁室73が形成され、前記第3ポート71と連通する部分には第3弁室74が形成されている。又、前記ハウジング63の基端部には前記スプール64の基端部を収納する基端部収納孔75が形成されている。
該基端部収納孔75の基端側大径部91(後述)よりも先端側には、基端側ドレンポート70が形成されている。前記スプール64が移動した際の、前記基端部収納孔75内の容積変化に伴う油の給排は、前記基端側ドレンポート70を介して行われる様になっている。
又、前記第1弁室72の先端側に前記第1スプール収納孔76が形成され、前記第1弁室72と前記第2弁室73との間に第1境界部である第2スプール収納孔77が形成され、前記第2弁室73と前記第3弁室74との間に第2境界部である第3スプール収納孔78が形成され、前記第3弁室74と前記基端部収納孔75との間に第4スプール収納孔79が形成されている。
前記第1弁室72〜前記第3弁室74と前記第1スプール収納孔76〜前記第4スプール収納孔79は同心に形成され、前記第1弁室72〜前記第3弁室74は前記第1スプール収納孔76〜前記第4スプール収納孔79よりも径が大きくなっており、更に前記基端部収納孔75は前記第1弁室72〜前記第3弁室74よりも径が大きくなっている。
尚、図示はしないが、前記第1スプール収納孔76と前記第1弁室72の境界、該第1弁室72と前記第2スプール収納孔77の境界、該第2スプール収納孔77と前記第2弁室73の境界、該第2弁室73と前記第3スプール収納孔78の境界、該第3スプール収納孔78と前記第3弁室74の境界、該第3弁室74と前記第4スプール収納孔79の境界には、第1の実施例と同様テーパ部が形成されている。
第2の実施例では、前記スプール64が3分割構造となっている。該スプール64は先端側スプール81と中間スプール82と基端側スプール83から構成され、前記先端側スプール81と前記中間スプール82とはインロー方式で嵌合すると共にネジ部80で螺合することで連結され、前記基端側スプール83と前記中間スプール82とはインロー方式で嵌合すると共に前記ネジ部80で螺合することで連結され、前記スプール64が組立てられる。
前記先端側スプール81は、先端部に形成された先端側大径部84と、該先端側大径部84の基端側に形成された中間小径部85と、該中間小径部85の基端側に形成された基端側大径部86とを有している。又、前記基端側スプール83は、先端側に形成された先端側大径部87と、該先端側大径部87の基端側に形成された中間小径部88と、該中間小径部88の基端側に形成された中間大径部89と、該中間大径部89の基端側に形成された前記基端側大径部91とを有している。
尚、前記先端側大径部84は前記先端側スプール81の第1弁体部を構成し、前記基端側大径部86と前記中間スプール82と前記先端側大径部87とで第2弁体部を構成し、前記中間大径部89により第3弁体部が構成される。又、前記中間小径部85は前記先端側スプール81の第1ロッド部を構成し、前記中間小径部88は前記基端側スプール83の第2ロッド部を構成する。
前記先端側大径部84は前記第1スプール収納孔76に摺動自在に嵌合し、前記中間スプール82は前記第2スプール収納孔77、前記第3スプール収納孔78に摺動自在に嵌合し、前記中間大径部89は前記第4スプール収納孔79に摺動自在に嵌合する。
前記先端側大径部84の周面には第1シール部92及び第2シール部93が設けられ、前記先端側スプール81と前記中間スプール82との境界部には第3シール部94が設けられ、前記中間スプール82と前記基端側スプール83との境界部には第4シール部95が設けられ、前記中間大径部89の周面には第5シール部96が設けられ、前記基端側大径部91の周面には第6シール部97が設けられている。
尚、前記第1シール部92、前記第2シール部93、前記第5シール部96、前記第6シール部97の構造は、第1の実施例に於ける第1シール部39及び第3シール部51の構造と同様であり、前記第3シール部94及び前記第4シール部95の構造は、第1の実施例に於ける第2シール部49の構造と同様であるので説明を省略する。
又、前記先端側大径部84の周面には第1ウェアリング101が設けられ、前記基端側大径部91の周面には第2ウェアリング102が設けられている。尚、前記第1ウェアリング101、前記第2ウェアリング102は、第1の実施例に於ける第1ウェアリング40、第2ウェアリング52の構造と同様であるので説明を省略する。
又、前記中間小径部85と前記基端側大径部86との境界には第1R部98が形成され、前記先端側大径部87と前記中間小径部88との境界には第2R部99が形成されている。
而して、前記スプール64は、前記第1シール部92〜前記第6シール部97によりシールされた状態で、前記ハウジング63内を軸心方向に摺動自在となっている。
尚、本実施例に於いては、前記第2ポート69には前記油圧シリンダ2が接続され、前記第1ポート68側は高圧、前記第3ポート71側は低圧となっている。
前記方向制御弁62を駆動させ、前記第2ポート69と前記第1ポート68とを連通させる際には、アクチュエータ等所定の手段により前記スプール64を基端側へと移動させる。該スプール64が摺動し、前記第3シール部94及び前記基端側大径部86が前記第2弁室73へと到達することで、前記中間小径部85の周囲の空間を介して、前記第2ポート69と前記第1ポート68とが連通し、圧油が前記油圧シリンダ2に供給され、該油圧シリンダ2が駆動される。
又、前記第2ポート69と前記第3ポート71とを連通させる際には、アクチュエータを駆動させ、前記スプール64を先端側へと移動させる。該スプール64が摺動し、前記第4シール部95及び前記先端側大径部87が前記第2弁室73へと到達することで、前記中間小径部88の周囲の空間を介して前記第2ポート69と前記第3ポート71とが連通し、前記油圧シリンダ2から低圧の油が排出される。
更に、前記第2ポート69と前記第1ポート68、前記第3ポート71とを遮断する際には、図5に示される様に、前記第3シール部94を前記第2スプール収納孔77に位置させ、前記第4シール部95を前記第3スプール収納孔78に位置させることで、前記第2ポート69と前記第1ポート68との間、前記第2ポート69と前記第3ポート71との間がシールされ、前記第2ポート69と前記第1ポート68、前記第3ポート71とが遮断される。
第2の実施例に於いても、前記スプール64の周面に第1シール部92〜前記第6シール部97を設けているので、前記ハウジング63と前記スプール64との隙間から圧油が漏出することがなく、流量損失を低減させることができると共に、簡易な構成であり、厳しい公差を必要としないので、製作コストを低減させることができる。
又、第1の実施例、第2の実施例では、2ポートの方向制御弁、3ポートの方向制御弁について説明したが、4ポート以上の方向制御弁についても、本発明のバルブロッドの周面にシールリングを設ける構成が適用可能であるのは言う迄もない。
1 油圧装置 7 方向制御弁
18 ハウジング 19 スプール
27 第1ポート 28 第2ポート
36 先端側スプール 43 基端側スプール
46 中間小径部 51 第3シール部
53 Oリング 54 スリップ部材
59 突出部 61 油圧装置
62 方向制御弁 63 ハウジング
64 スプール 68 第1ポート
69 第2ポート 71 第3ポート
81 先端側スプール 82 中間スプール
83 基端側スプール 85 中間小径部
88 中間小径部 94 第3シール部
95 第4シール部

Claims (6)

  1. スプール収納孔と、該スプール収納孔に摺動自在に嵌合する弁体部と、該弁体部に連続するロッド部が形成されたスプールと、前記スプール収納孔と同心に設けられた第1弁室、第2弁室と、前記第1弁室と前記第2弁室との間に形成され前記スプール収納孔の一部である境界部と、前記第1弁室に連通する第1ポートと、前記第2弁室に連通する第2ポートと、前記弁体部に形成されたシール部とを有し、前記スプールを軸心方向に変位させることで前記弁体部が前記第1弁室、前記第2弁室のいずれか一方から前記境界部に嵌脱し、嵌合状態で前記第1弁室と前記第2弁室とが遮断され、抜脱状態で前記第1弁室と前記第2弁室とが連通する様構成されたことを特徴とする方向制御弁。
  2. 前記スプールは前記弁体部で分割される分割構造であり、接続部には全周に亘って前記シール部が設けられる請求項1の方向制御弁。
  3. 前記シール部は、全周に亘って形成された溝部と、該溝部に嵌設されたOリングと、該Oリングの外周側に嵌設された硬質な樹脂製のスリップ部材とで構成された請求項1又は請求項2の方向制御弁。
  4. 前記スリップ部材は断面凸形状であり、前記溝部の側壁の外周縁には前記スプールの軸心と平行に突出する突出部が形成された請求項3の方向制御弁。
  5. 前記弁体部と前記ロッド部との境界に、R部が形成された請求項1〜請求項4のうちいずれか1項に記載の方向制御弁。
  6. 前記弁体部の全周に亘って該弁体部の周面より突出する硬質な樹脂製のウェアリングが設けられた請求項1〜請求項5のうちいずれか1項に記載の方向制御弁。
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