JP2016178619A - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Koji Ishikura
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Abstract

【課題】ネットワーク上のデータを再利用する際に生じる印刷遅延を低減する。
【解決手段】画像データを取得したことに応答して、共通の識別情報を付与した該画像データをローカルストレージおよびネットワーク上のストレージ装置の両方に蓄積する画像データ蓄積制御部と、印刷命令に係る画像データをローカルまたはネットワーク上のストレージ装置から読み出して印刷に供する蓄積画像出力制御部とを含み、前記蓄積画像出力制御部は、読み出した前記画像データが汎用画像データであった場合に、該汎用画像データの画像処理済みデータに対して、該汎用画像データの識別情報を付与して前記ローカルストレージおよび前記ストレージ装置の両方に蓄積し、印刷命令に係る画像データが前記ローカルストレージに存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータを前記ストレージ装置から読み出して印刷に供する画像形成装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置およびプログラムに関する。
従来、コピー実行時やFAX受信時に形成されるスキャンデータを後の印刷に供するためにローカルストレージに蓄積する機能を搭載したMFP(Multi Function Peripheral)が提供されている。
この点につき、近年、スキャンデータ再利用時のパフォーマンスとデータ共用性を両立させるために、スキャンデータをローカルストレージとネットワークストレージの両方に蓄積することが検討されている(例えば、特許文献1)。
しかし、スキャンデータをローカルストレージとネットワークストレージの両方に蓄積する方法では、ローカルストレージにおいて削除されたデータをネットワークストレージから読み出して利用する際に、伝送遅延の分だけ印刷開始が遅くなるという問題があった。
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、ネットワークストレージとローカルストレージを仮想的に一つの蓄積領域として扱う画像形成装置において、ネットワーク上のデータを再利用する際に生じる印刷遅延を低減することを目的とする。
本発明者は、ネットワーク上のデータを再利用する際に生じる印刷遅延を低減する画像形成装置およびプログラムの構成につき鋭意検討した結果、以下の構成に想到し、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明によれば、ネットワーク上の外部記憶装置との間でデータの送受信が行えるように構成された画像形成装置であって、印刷に供する画像の画像データを取得したことに応答して、共通の識別情報を付与した該画像データを前記画像形成装置の記憶部および前記外部記憶装置の両方に蓄積する画像データ蓄積制御部と、印刷命令に係る画像データを前記記憶部または前記外部記憶装置から読み出して前記画像形成装置の印刷部に印刷させる蓄積画像出力制御部と、を含み、前記蓄積画像出力制御部は、読み出した前記画像データが印刷のための画像処理を実施していない画像データであった場合に、該画像データに該画像処理を実施してなる画像処理済みデータに対して、該画像データと同じ識別情報を付与した上で、該画像処理済みデータを前記記憶部および前記外部記憶装置の両方に蓄積し、印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、画像形成装置が提供される。
上述したように、本発明によれば、ネットワーク上のデータを再利用する際に生じる印刷遅延を低減する画像形成装置およびプログラムが提供される。
第1実施形態の画像形成装置の機能ブロックを示す図。 第1実施形態の画像形成装置が実行する処理のシーケンス図。 第1実施形態の画像形成装置のオペレーションパネルを示す図。 第1実施形態の画像蓄積履歴管理テーブルを示す図。 第1実施形態の画像形成装置が実行する処理のシーケンス図。 第1実施形態の画像形成装置が実行する処理を示すフローチャート。 第1実施形態の画像形成装置が実行する処理のシーケンス図。 第1実施形態の画像蓄積履歴管理テーブルを示す図。 第1実施形態の画像形成装置が実行する処理を示すフローチャート。 第2実施形態の画像形成装置が実行する処理のシーケンス図。 第2実施形態の画像蓄積履歴管理テーブルを示す図。 第2実施形態の画像形成装置が実行する処理のシーケンス図。 第2実施形態の画像形成装置が実行する処理を示すフローチャート。 画像処理装置のコントロール部のハードウェア構成を示す図。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態である画像形成装置100は、コピー実行時やFAX受信時に形成されるスキャンデータに代表される画像データを後の印刷に供するために本体記憶装置(以下、ローカルストレージという)とネットワーク上の外部ストレージ装置(以下、ネットワークストレージという)の両方に蓄積する機能を搭載する。以下、この機能を「ドキュメントボックス」として参照する。なお、本実施形態の画像形成装置100は、例えば、MFP(Multi Function Peripheral)として参照することができ、本実施形態におけるネットワークストレージは、例えば、ファイルサーバやNAS(Network Attached Storage)として参照することができる。
図1は、本実施形態の画像形成装置100の機能ブロックを示す。本実施形態の画像形成装置100は、LAN、VPN、インターネットなどとして参照されるネットワーク50を介してネットワークストレージ300と通信可能に接続されており、画像形成装置100と他のネットワーク対応画像形成装置400は、ネットワーク50上に存在するネットワークストレージ300を外部記憶装置として共用している。
画像形成装置100は、装置の標準的な機能手段として、スキャナ10と、画像入力部20と、表示入力手段12と、UI部22と、画像処理部30および印刷処理部32からなる印刷部33と、プロッタ34と、ローカルストレージ40とを含み、これに加えて、本実施形態の特徴的な機能を実現するための手段として、画像データ蓄積制御部24と、蓄積画像出力制御部26と、画像転送制御部28と含んで構成されている。
画像入力部20は、スキャナ10がスキャンした画像データを入力するための機能手段である。
表示入力手段12は、例えば、オペレーションパネルとして参照される機能手段であり、ユーザからスキャンや印刷などに係る各種命令の入力を受け付ける。以下、表示入力手段12をオペレーションパネル12という。
UI部22は、オペレーションパネル12を介して入力される各種命令を他の機能手段に対して発行するための機能手段である。
画像処理部30は、画像データに対して、フィルタ処理、色補正処理、中間調処理などの画像処理を施すための機能手段である。
印刷処理部32は、画像処理済みの画像データを印刷データに変換してプロッタ34に印刷を実行させるための機能手段である。
ローカルストレージ40は、画像入力部20が入力したスキャンデータなど、印刷に供するための各種画像データを蓄積保存しておくための記憶装置である。
画像データ蓄積制御部24は、画像データの蓄積を制御するための機能手段である。
蓄積画像出力制御部26は、蓄積された画像データの出力を制御するための機能手段である。
画像転送制御部28は、ネットワークストレージ300との間で画像データの送受信を制御するための機能手段である。
以上、本実施形態の画像形成装置100の機能構成について概説してきたが、続いて、画像形成装置100の上述した各機能部が実行する処理の内容を具体例に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、図1を適宜参照するものとする。
最初に、スキャン画像(コピーやFAX時に取得された画像を含む)を蓄積する際に実行される処理を図2に示すシーケンス図に基づいて説明する。
図3(a)に示すように、ユーザがオペレーションパネル12に表示されたメニュー画面上で「ドキュメントボックスに保存」を選択してスキャン操作(この場合、コピー)を実行すると(S1)、これに応答して、UI部22が画像データ蓄積制御部24に対して画像の蓄積を要求する(S2)。これを受けて、画像データ蓄積制御部24は、画像入力部20に対して画像データを要求する(S3)。これを受けて、画像入力部20は、スキャナ10がスキャンした画像を入力する(S4)。ここで、画像入力部20は、スキャナ10がスキャンした画像を、例えば、汎用画像フォーマットの画像データとして入力する。汎用画像フォーマットとしては、JPEG、BMP、GIF、TIFF、PDFなどを挙げることができる。以下、画像入力部20が汎用画像フォーマットの画像データ(以下、汎用画像データという)を入力する場合を例にとって説明する。
画像入力部20は、入力した汎用画像データを画像データ蓄積制御部24に渡す(S5)。これを受けて、画像データ蓄積制御部24は、ローカルストレージ40に当該汎用画像データを蓄積するとともに(S6)、当該汎用画像データの情報を蓄積画像履歴管理テーブル500に登録する(S7)。
図4(a)は、画像形成装置100が管理する蓄積画像履歴管理テーブル500を示す。蓄積画像履歴管理テーブル500は、画像IDを格納するためのフィールド501と、画像の蓄積日を格納するためのフィールド502と、蓄積した画像のサイズを格納するためのフィールド503と、蓄積した画像の種別を格納するためのフィールド504と、ローカルストレージの画像蓄積状態を格納するためのフィールド505と、ネットワークストレージの画像蓄積状態を格納するためのフィールド506と、画像の保存位置(内部パス)を格納するためのフィールド507を備える。画像データ蓄積制御部24は、S6において、汎用画像データに紐付いた4つの項目(画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別「汎用」)をフィールド501〜504に格納し、フィールド505に「蓄積済」を格納する。
ここで、「画像ID」はS4で画像入力部20が入力する汎用画像データを一意に識別するための識別情報であり、画像入力部20が汎用画像データを入力した時点で当該汎用画像データに対して自動的に付与される。好ましい実施形態では、自装置(画像形成装置100)の機器IDに汎用画像データの入力時刻を加えたものを当該汎用画像データの画像IDとすることができる。ここでいう機器IDとは、画像形成装置100を一意に識別するための個体識別情報を意味し、例えば、画像形成装置100の製造番号(シリアルナンバー)である。
続いて、画像データ蓄積制御部24は、S6でローカルストレージ40に蓄積したのと同じ汎用画像データ(以下、汎用画像データAという)をネットワークストレージ300へ転送するように画像転送制御部28に依頼する(S8)。これを受けて画像転送制御部28は、S6で蓄積した汎用画像データをローカルストレージ40から読み出す(S9)。その後、画像転送制御部28は、汎用画像データAとS7で登録した4つの項目(画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別「汎用」)を紐付けてネットワークストレージ300に転送する(S10)。
ネットワークストレージ300は、画像転送制御部28から受信した汎用画像データAを蓄積するとともに、汎用画像データAの情報を蓄積画像履歴管理テーブル600に登録する。
図4(b)は、ネットワークストレージ300が管理する蓄積画像履歴管理テーブル600を示す。蓄積画像履歴管理テーブル600は、画像IDを格納するためのフィールド601と、画像の蓄積日を格納するためのフィールド602と、蓄積画像のサイズを格納するためのフィールド603と、蓄積画像の種別を格納するためのフィールド604と、機器IDを格納するためのフィールド605と、機種名(すなわち機種識別情報)を格納するためのフィールド606と、受信した画像データの保存位置(内部パス)を格納するためのフィールド607を備える。ネットワークストレージ300は、画像形成装置100から転送された汎用画像データAを保存するともに、当該汎用画像データAに紐付いた4つの項目(画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別「汎用」)をフィールド601〜604に格納し、当該汎用画像データAの保存位置(内部パス)をフィールド607に格納する。このとき、フィールド605と606はブランクとされる。
汎用画像データAの転送を終えた画像転送制御部28は、その結果を画像データ蓄積制御部24に通知する(S11)。これを受けて、画像データ蓄積制御部24は、画像処理部30に対して汎用画像データAの画像処理を依頼する(S12)。これを受けて、画像処理部30は、S6でローカルストレージ40に蓄積した汎用画像データAを読み出し(S13)、読み出した汎用画像データAに対して画像処理を実施する(S14)。ここでいう画像処理は、汎用画像データを印刷のために必要な画像処理であり、フィルタ処理、色補正処理、中間調処理などである。
その後、画像処理部30は、汎用画像データAに画像処理を実施して得られた画像データをローカルストレージ40に蓄積する(S15)。以下、汎用画像データに所定の画像処理を実施して得られた画像データを「機器固有画像データ」といい、S15で蓄積された機器固有画像データを機器固有画像データAという。
機器固有画像データAの蓄積を終えた画像処理部30は、その結果を画像データ蓄積制御部24に通知する(S16)。これを受けて、画像データ蓄積制御部24は、画像転送制御部28に対して、機器固有画像データA、当該機器固有画像データAに対応する汎用画像データAの画像ID、当該機器固有画像データAの蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」および画像形成装置100(自装置)の機器情報をネットワークストレージ300に転送する旨を依頼する(S17)。このとき、画像データ蓄積制御部24は、機器情報として、自装置の機器IDと機種名の転送を依頼する。
これを受けて、画像転送制御部28は、ローカルストレージ40から機器固有画像データAを読み出す(S18)。その後、画像転送制御部28は、読み出した機器固有画像データAに対して、当該機器固有画像データAに対応する汎用画像データAの画像ID、当該機器固有画像データAの蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」、機器IDおよび機種名を紐付けてネットワークストレージ300に転送する(S19)。
ネットワークストレージ300は、画像転送制御部28から受信した機器固有画像データAを蓄積するとともに、機器固有画像データAの情報を蓄積画像履歴管理テーブル600に登録する。
この場合、ネットワークストレージ300は、画像形成装置100から転送された機器固有画像データAを保存するともに、当該機器固有画像データAに紐付いた6つの項目(当該機器固有画像データAに対応する汎用画像データAの画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」、機器ID、機種名)をフィールド601〜606に格納し、当該機器固有画像データAの保存位置(内部パス)をフィールド607に格納する。つまり、本実施形態では、汎用画像データAとこれに対応する機器固有画像データAが蓄積画像履歴管理テーブル600において共通の画像IDで管理されることになる。
一方、機器固有画像データAの転送を終えた画像転送制御部28は、その結果を画像データ蓄積制御部24に通知する(S20)。これを受けて、画像データ蓄積制御部24は、機器固有画像データAに紐付いた4つの項目(画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」)を蓄積画像履歴管理テーブル500のフィールド501〜504に格納し、フィールド506に「蓄積済」を格納する(S21)。
上述したように、本実施形態においては、汎用画像データ(要するに、印刷のための画像処理を実施していない画像データ)の入力時に、後の再利用に供する目的で、当該汎用画像データに所定の画像処理を実施して機器固有画像データを生成し、これを、ローカルストレージ40とネットワークストレージ300の両方に蓄積しておく。
以上、スキャン画像を蓄積する際に実行される処理を説明してきたが、次に、再利用可能な画像データの一覧(以下、蓄積画像一覧という)を表示する処理を図5に示すシーケンス図に基づいて説明する。
図3(b)に示すように、ユーザがオペレーションパネル12に表示されたメニュー画面上で「蓄積画像一覧」を選択すると(S1)、これに応答して、UI部22は、画像データ蓄積制御部24に蓄積画像一覧を要求する(S2)。
これを受けて、画像データ蓄積制御部24は、画像転送制御部28に対してストレージ内に蓄積された画像データのリスト(以下、蓄積画像リストという)の取得を依頼する(S3)。依頼を受けた画像転送制御部28は、ネットワークストレージ300に対して蓄積画像一覧を要求してこれを取得し(S4)、取得した蓄積画像リストを画像データ蓄積制御部24に渡す(S5)。
画像データ蓄積制御部24は、画像転送制御部28から受領した蓄積画像リストに基づいて蓄積画像一覧を作成し(S6)、UI部22に渡す(S6)。これを受けて、UI部22は、受領した蓄積画像一覧をオペレーションパネル12のディスプレイに表示させる(S8)。
以上、蓄積画像一覧を表示する処理を説明したが、続いて、蓄積画像を印刷する際に実行される処理を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
ステップ101では、ユーザがメニュー画面上で「蓄積画像一覧」を選択したことに応答して、蓄積画像一覧を生成し、オペレーションパネル12に表示する。このとき、オペレーションパネル12には、図3(c)に示すように、ローカルストレージ40およびネットワークストレージ300の少なくとも一方に蓄積される画像データ(他のユーザがアップロードした画像データを含む)が指定可能に表示される。
続くステップ102では、ユーザによる蓄積画像の印刷操作を待機し(ステップ102、No)、印刷操作を検知すると(ステップ102、Yes)、処理はステップ103に進む。
ステップ103では、ユーザが指定した画像データがローカルストレージ40に保存されているか否かを判断する。この判断は、画像形成装置100が管理する蓄積画像履歴管理テーブル500において、指定された画像データに紐づいたフィールド505に「蓄積済」が格納されているか否かを確認することによって行うことができる。その結果、ユーザが指定した画像データがローカルストレージ40に保存されていると判断した場合には(ステップ103、Yes)、ローカルストレージ40から指定された画像データを読み出して印刷する(ステップ107)。
一方、指定された画像データがローカルストレージ40に保存されていないと判断した場合には(ステップ103、No)、処理はステップ104に進む。ステップ104では、指定された画像データを格納するために必要な空き容量がローカルストレージ40内に残存するか否かが判断される。この判断は、蓄積画像履歴管理テーブル500において、指定された画像データに紐づいたフィールド503に格納されているサイズとローカルストレージ40の空き容量を比較することによって行うことができる。
その結果、空き容量が残存すると判断した場合には(ステップ104、Yes)、処理はステップ106に進む。ステップ106では、ネットワークストレージ300からユーザが指定した画像データを取得してローカルストレージ40に保存するとともに、当該画像データを再び読み出して印刷する(ステップ107)。
一方、指定された画像データを格納するために必要な空き容量がローカルストレージ40内に残存していないと判断した場合には(ステップ104、No)、処理はステップ105に進む。ステップ105では、ローカルストレージ40の中の、最終利用日時の古いデータから順番に削除して必要な空き容量を確保する。このとき、蓄積画像出力制御部26は、蓄積画像履歴管理テーブル500において、削除した画像データに紐付いたフィールド505の値を「蓄積済」から「削除」に変更する。図8は、ローカルストレージ40から画像データを削除した後の蓄積画像履歴管理テーブル500を例示する。その後、ネットワークストレージ300からユーザが指定した画像データを取得してローカルストレージ40に保存した後(ステップ106)、当該画像データを再び読み出して印刷する(ステップ107)。
以上、説明したように、本実施形態の画像形成装置100おいては、時間の経過に伴って、ローカルストレージ40から利用頻度の低い画像データから順次的に削除される。その結果、時間の経過に伴って、ネットワークストレージ300にのみ保存される画像データの割合が増える。
以上、蓄積画像を印刷する際に実行される処理を概説したが、続いて、蓄積画像を印刷する際に実行される処理の詳細を図7に示すシーケンス図に基づいて説明する。
ユーザが蓄積画像を指定して印刷操作を実行すると(S1)、UI部22が蓄積画像出力制御部26に対してユーザが指定した蓄積画像の印刷を要求する(S2)。
これを受けて、蓄積画像出力制御部26は、ユーザの印刷命令に係る画像データがローカルストレージ40に蓄積されているかを判断する。その結果、ユーザが指定した蓄積画像がローカルストレージ40に蓄積されていた場合は、当該蓄積画像を印刷に供する。このとき、ローカルストレージ40には、ユーザの印刷命令に係る画像データとして、汎用画像データと機器固有画像データの両方が蓄積されているので、蓄積画像出力制御部26は、機器固有画像データを優先的に選択する。この場合、蓄積画像出力制御部26は、画像処理部30に対して画像処理を依頼することなく、直ちに、画像処理済みの機器固有画像データを使用した印刷出力を印刷処理部32に要求する(S23)。
これを受けて、印刷処理部32は、ユーザの印刷命令に係る2つの画像データのうち、機器固有画像データをローカルストレージ40から読み出して(S24)、当該機器固有画像データに基づいて印刷を実行する(S25)。印刷を終えた印刷処理部32は、出力結果を蓄積画像出力制御部26に通知する(S26)。
一方、ユーザの印刷命令に係る画像データがローカルストレージ40に蓄積されていないと判断された場合、ユーザの印刷命令に係る画像データは、ネットワークストレージ300に蓄積されていることになる。この場合は、以下に述べる一連の処理が実行される。
まず、蓄積画像出力制御部26は、画像転送制御部28に対して、機器情報として、機器IDと機種名を渡し、ユーザの印刷命令に係る蓄積画像(以下、蓄積画像Bという)の取得を依頼する(S3)。これを受けて、画像転送制御部28は、蓄積画像Bに係る画像ID、機器IDおよび機種名を含む画像データ取得要求を生成してネットワークストレージ300に送信する(S4)。これを受けて、ネットワークストレージ300は、画像形成装置100から受信した画像データ取得要求に含まれる画像IDに基づいて蓄積画像履歴管理テーブル600を検索し(S5)、蓄積画像Bに係る画像データを抽出する。
ここで、画像データ取得要求に応答してネットワークストレージ300が実行する処理を図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップ201では、画像形成装置100から受信した画像取得要求に含まれる画像IDをキーとして蓄積画像履歴管理テーブル600のフィールド601を検索し、キーに一致する画像IDが存在するか否かを判断する。その結果、キーに一致する画像IDが存在しない場合は(S201、No)、要求元の画像形成装置100に対してエラーを返して(S206)、処理を終了する。一方、キーに一致する画像IDが存在する場合には(S201、Yes)、処理はステップ202に進む。
ステップ202では、画像形成装置100から受信した画像取得要求に含まれる機器IDをキーとして蓄積画像履歴管理テーブル600のフィールド605を検索し、キーに一致する機器IDが存在するか否かを判断する。その結果、キーに一致する画像IDが存在する場合は(S202、Yes)、キーに一致する機器IDが格納されたレコードのフィールド607に格納される保存位置から機器固有画像データを読み出して(S205)、要求元の画像形成装置100に送信する(S207)。一方、キーに一致する機器IDが存在しない場合には(S202、No)、処理はステップ203に進む。
ステップ203では、画像形成装置100から受信した画像取得要求に含まれる機種名をキーとして蓄積画像履歴管理テーブル600のフィールド606を検索し、キーに一致する機種名が存在するか否かを判断する。その結果、キーに一致する機種名が存在しない場合は(S203、No)、画像取得要求に含まれる画像IDが格納されたレコードのフィールド607に格納される保存位置から汎用画像データを読み出す(S204)。これは、画像処理の設定条件(以下、画像処理パラメータという)は、機器に固有の設定条件の他は、同一機種である限り共通しているので、他の個体が生成した機器固有画像データを印刷に供しても異常画像やエンジンの故障などは発生しないことによる。なお、本実施形態においては、画像取得要求に検索条件として機種名を指定するか否かをユーザが選択できるようにしてもよい。
その後、ネットワークストレージ300は、読み出した汎用画像データをその画像IDとともに要求元の画像形成装置100に送信する(S207)。一方、キーに一致する機種名が存在する場合は(S203、Yes)、キーに一致する機種名が格納されたレコードのフィールド607に格納される保存位置から機器固有画像データを読み出す(S205)。その後、ネットワークストレージ300は、読み出した機器固有画像データをその画像IDとともに、要求元の画像形成装置100に送信する(S207)。
再び、図7に基づいて説明を続ける。
前述のS5において、ユーザの印刷命令に係る蓄積画像Bとして汎用画像データを抽出した場合、ネットワークストレージ300は、当該汎用画像データを画像転送制御部28に送信する(S6)。その後、以下の処理が実行される。
まず、画像転送制御部28は、ネットワークストレージ300から受信した汎用画像データ(以下、汎用画像データBという)を蓄積画像出力制御部26に渡す(S7)。これを受けて、蓄積画像出力制御部26は、ローカルストレージ40に汎用画像データBを蓄積するとともに(S8)、汎用画像データBの情報を前述と同様の手順で蓄積画像履歴管理テーブル500に登録する(S9)。
その後、蓄積画像出力制御部26は、画像処理部30に対して汎用画像データBの画像処理を依頼する(S10)。これを受けて、画像処理部30は、ローカルストレージ40から汎用画像データBを読み出し(S11)、汎用画像データBに対して画像処理を実施する(S12)。
その後、画像処理部30は、汎用画像データBに画像処理を実施して得られた機器固有画像データ(以下、機器固有画像データBという)をローカルストレージ40に蓄積し(S13)、その結果を蓄積画像出力制御部26に通知する(S14)。これを受けて、蓄積画像出力制御部26は、画像転送制御部28に対して、機器固有画像データB、当該機器固有画像データBに対応する汎用画像データBの画像ID、当該機器固有画像データBの蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」および画像形成装置100(自装置)の機器情報(機器IDおよび機種名)をネットワークストレージ300に転送する旨を依頼する(S15)。
これを受けて、画像転送制御部28は、ローカルストレージ40から機器固有画像データBを読み出し(S16)、機器固有画像データBに対応する汎用画像データBの画像ID、機器固有画像データBの蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」、機器IDおよび機種名を紐付けてネットワークストレージ300に転送し(S17)、その結果を蓄積画像出力制御部26に通知する(S18)。
一方、ネットワークストレージ300は、画像形成装置100から転送された機器固有画像データBを保存するともに、当該機器固有画像データBに紐付いた6つの項目(画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」、機器ID、機種名)をフィールド601〜606に格納し、当該機器固有画像データBの保存位置(内部パス)をフィールド607に格納する。
一方、前述のS5において、ユーザの印刷命令に係る蓄積画像Bとして機器固有画像データを抽出した場合、当該機器固有画像データが画像転送制御部28に送信された後(S19)、以下の処理が実行される。
まず、画像転送制御部28は、ネットワークストレージ300から受信した機器固有画像データ(以下、機器固有画像データCという)を蓄積画像出力制御部26に渡す(S20)。これを受けて、蓄積画像出力制御部26は、ローカルストレージ40に機器固有画像データCを蓄積するとともに(S21)、機器固有画像データCの情報を前述と同様の手順で蓄積画像履歴管理テーブル500に登録する(S22)。
この時点で、ローカルストレージ40に機器固有画像データCが用意されたので、蓄積画像出力制御部26は、画像処理部30に対して画像処理を依頼することなく、直ちに、画像処理済みの機器固有画像データを使用した印刷出力を印刷処理部32に要求する(S23)。これを受けて、印刷処理部32は、ユーザの印刷命令に係る2つの画像データのうち、機器固有画像データをローカルストレージ40から読み出して(S24)、当該機器固有画像データに基づいて印刷を実行する(S25)。印刷を終えた印刷処理部32は、出力結果を蓄積画像出力制御部26に通知する(S26)。
なお、ユーザの印刷命令が複数の蓄積画像に係る場合には、蓄積画像毎に、その蓄積先(ローカルストレージ40またはネットワークストレージ300)を判断し、判断した蓄積先に応じて上述した処理を繰り返す。
上述したように、本実施形態においては、後の再利用に供する目的で、印刷時に生成された機器固有画像データをローカルストレージ40とネットワークストレージ300の両方に蓄積しておく。
以上、説明したように、本実施形態によれば、ネットワークストレージとローカルストレージを仮想的に一つの蓄積領域として扱う画像形成装置において、画像データの入力時と印刷時に画像処理済みの機器固有画像データをローカルとネットワーク上の両方に蓄積しておき、ユーザの印刷命令に係る画像データがネットワーク上にしか存在しない場合に、画像処理済みの機器固有画像データを優先的に使用するので、画像処理に要する時間の分だけ印刷開始が早くなり、ユーザビリティが向上する。
(第2実施形態)
上述した第1実施形態では、ネットワークストレージ300に蓄積する機器固有画像データに当該機器固有画像データを生成した装置の機種名を紐付けて管理することにより、同じ機種の他装置が生成した機器固有画像データの再利用を可能にしているが、この場合、ネットワークストレージ300を利用する画像処理装置の機種の数が増えるにつれて、ネットワークストレージ300に蓄積される機器固有画像データの数がいたずらに増大する虞がある。以下では、この問題の解決手段を提供するものとして第2実施形態を説明する。なお、以下においては、専ら、上述した第1実施形との相違点のみを説明し、第1実施形態と共通する事項についてはその説明を省略するものとする。
最初に、第2実施形態において、スキャン画像を蓄積する際に実行される処理を図10に示すシーケンス図に基づいて説明する。ただし、図10におけるS1〜8の内容は、第1実施形態の図2におけるS1〜8の内容と変わるところがないので説明を省略し、以下では、S9以降の処理について説明する。
画像データ蓄積制御部24からS6でローカルストレージ40に蓄積したのと同じ汎用画像データAをネットワークストレージ300へ転送する旨の依頼を受けた画像転送制御部28は、S6で蓄積した汎用画像データをローカルストレージ40から読み出す(S9)。その後、画像転送制御部28は、汎用画像データAとS7で登録した4つの項目(画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別「汎用」)を紐付けてネットワークストレージ300に転送する(S10)。
ネットワークストレージ300は、画像転送制御部28から受信した汎用画像データAを蓄積するとともに、汎用画像データAの情報を蓄積画像履歴管理テーブル700に登録する。
図11は、ネットワークストレージ300が管理する蓄積画像履歴管理テーブル700を示す。蓄積画像履歴管理テーブル700は、画像IDを格納するためのフィールド701と、画像の蓄積日を格納するためのフィールド702と、蓄積画像のサイズを格納するためのフィールド703と、蓄積画像の種別を格納するためのフィールド704と、色空間の設定値を格納するためのフィールド705と、色材の設定値を格納するためのフィールド706と、色材総量規制値の設定値を格納するためのフィールド707と、受信した画像データの保存位置(内部パス)を格納するためのフィールド708を備える。ネットワークストレージ300は、画像形成装置100から転送された汎用画像データAを保存するともに、当該汎用画像データAに紐付いた4つの項目(画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別「汎用」)をフィールド701〜704に格納し、当該汎用画像データAの保存位置(内部パス)をフィールド708に格納する。このとき、フィールド705〜707はブランクとされる。
汎用画像データAの転送を終えた画像転送制御部28は、その結果を画像データ蓄積制御部24に通知する(S11)。これを受けて、画像データ蓄積制御部24は、画像処理部30に対して汎用画像データAの画像処理を依頼する(S12)これを受けて、画像処理部30は、S6でローカルストレージ40に蓄積した汎用画像データAを読み出し(S13)、画像形成装置100に設定された画像処理パラメータに基づいて読み出した汎用画像データAの画像処理を実施する(S14)。ここでいう画像処理パラメータは、色空間、色材および色材総量規制値を含む。画像形成装置100には、色空間の設定値として、RGB、sRGB、YMCK、RGBAなどが設定され、色材の設定値として、色材の種類(トナーまたはインク)と色数(4色、6色、8色など)が設定され、色材総量規制値として、トナー総量規制値またはインク総量規制値が設定される。なお、色材の設定値として、インクの粘度やトナーの形状が設定される場合もある。
その後、画像処理部30は、汎用画像データAに画像処理を実施して得られた機器固有画像データAをローカルストレージ40に蓄積し(S15)、その結果を画像データ蓄積制御部24に通知する(S16)。
これを受けて、画像データ蓄積制御部24は、画像転送制御部28に対して、機器固有画像データA、当該機器固有画像データAに対応する汎用画像データAの画像ID、当該機器固有画像データAの蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」および画像形成装置100(自装置)の機器情報をネットワークストレージ300に転送する旨を依頼する(S17)。ここで、第2実施形態では、機器情報として、画像形成装置100(自装置)に設定された画像処理パラメータの3つの設定値(色空間、色材、色材総量規制値)の転送を依頼する。これを受けて、画像転送制御部28は、ローカルストレージ40から機器固有画像データAを読み出し(S18)、読み出した機器固有画像データAに対して、当該機器固有画像データAに対応する汎用画像データAの画像ID、当該機器固有画像データAの蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」、色空間、色材および色材総量規制値を紐付けてネットワークストレージ300に転送する(S19)。
ネットワークストレージ300は、画像転送制御部28から受信した機器固有画像データAを蓄積するとともに、機器固有画像データAの情報を蓄積画像履歴管理テーブル700に登録する。
この場合、ネットワークストレージ300は、画像形成装置100から転送された機器固有画像データAを保存するともに、当該機器固有画像データAに紐付いた7つの項目(画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」、色空間、色材、色材総量規制値)をフィールド701〜707に格納し、当該機器固有画像データAの保存位置(内部パス)をフィールド708に格納する。ただし、当該機器固有画像データAに紐付いた5つの項目(画像ID、画像種別、色空間、色材、色材総量規制値)の値と同じ値が格納されたレコードが既に存在していた場合には、ネットワークストレージ300は、当該機器固有画像データAをネットワークストレージ300に登録・保存することなく、これを破棄する。
一方、機器固有画像データAの転送を終えた画像転送制御部28は、その結果を画像データ蓄積制御部24に通知する(S20)。これを受けて、画像データ蓄積制御部24は、機器固有画像データAに紐付いた4つの項目(画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」)を蓄積画像履歴管理テーブル500(図4(a)参照)のフィールド501〜504に格納し、フィールド506に「蓄積済」を格納する(S21)。
以上、スキャン画像を蓄積する際に実行される処理を説明したが、続いて、第2実施形態において、蓄積画像を印刷する際に実行される処理の詳細を図12に示すシーケンス図に基づいて説明する。
ユーザが蓄積画像を指定して印刷操作を実行すると(S1)、UI部22が蓄積画像出力制御部26に対してユーザが指定した蓄積画像の印刷を要求する(S2)。
これを受けて、蓄積画像出力制御部26は、ユーザの印刷命令に係る画像データがローカルストレージ40に蓄積されているかを判断する。その結果、ユーザの印刷命令に係る画像データがローカルストレージ40に蓄積されていないと判断された場合、以下に述べる一連の処理が実行される。
まず、蓄積画像出力制御部26は、画像転送制御部28に対して、自装置の画像処理パラメータ(色空間、色材、色材総量規制値)を渡し、ユーザの印刷命令に係る蓄積画像(以下、蓄積画像Bという)の転送を依頼する(S3)。これを受けて、画像転送制御部28は、蓄積画像Bに係る画像IDと画像処理パラメータ(色空間、色材、色材総量規制値)を含む画像データ取得要求を生成してネットワークストレージ300に送信する(S4)。これを受けて、ネットワークストレージ300は、画像形成装置100から受信した画像データ取得要求に含まれる画像IDに基づいて蓄積画像履歴管理テーブル700を検索し(S5)、蓄積画像Bに係る画像データを抽出する。
ここで、画像データ取得要求に応答してネットワークストレージ300が実行する処理を図13に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップ301では、画像形成装置100から受信した画像取得要求に含まれる画像IDをキーとして蓄積画像履歴管理テーブル700のフィールド701を検索し、キーに一致する画像IDが存在するか否かを判断する。その結果、キーに一致する画像IDが存在しない場合は(S301、No)、要求元の画像形成装置100に対してエラーを返して(S308)、処理を終了する。一方、キーに一致する画像IDが存在する場合には(S301、Yes)、処理はステップ302に進む。
ステップ302では、画像形成装置100から受信した画像取得要求に含まれる画像IDを有する機器固有画像データの登録があるか否かを判断する。その結果、当該画像IDを有する機器固有画像データの登録がある場合は(S302、Yes)、処理はステップ303に進む。
ステップ303では、画像取得要求に含まれる画像IDを有する機器固有画像データに係る色空間の設定値が画像取得要求に含まれる色空間の設定値と同じか否かを判断する。これは、スキャナユニットの色空間補正を基準にして画像処理が実施されるため、色空間の異なる画像データを印刷すると色合いの大きな変化や色抜けなどが発生する虞があるためである。判断の結果、色空間の設定値が同じ場合は(S303、Yes)、処理はステップ304に進み、色空間の設定値が一致しない場合は(S303、No)、処理はステップ306に進む。
ステップ304では、色空間の設定値が一致すると判断された機器固有画像データに係る色材の設定値が画像取得要求に含まれる色材の設定値と同じか否かを判断する。これは、使用する色材を想定した画像処理が実施されるため、想定しない色材で印刷すると色合いの大きな変化や色抜けが発生する虞があるためである。判断の結果、色材の設定値が同じ場合は(S304、Yes)、処理はステップ305に進み、色空間の設定値が一致しない場合は(S304、No)、処理はステップ306に進む。
ステップ305では、色材の設定値が一致すると判断された機器固有画像データに係る色材総量規制値の設定値が、画像取得要求に含まれる色材総量規制値の設定値より大きくないか否かを判断する。これは、自装置の色材総量規制値を超える画像データを印刷すると装置の汚れや故障が発生する虞があるためである。なお、自装置の色材総量規制値より極端に小さい画像データを印刷すると出力画像が薄くぼやけた画像になる虞があるので、機器固有画像データに係る色材総量規制値の設定値が色再現性を保証する限界値を下回らないことを併せて判断するようにしてもよい。判断の結果、色材総量規制値の設定値Yが上記条件を満たす場合は(S305、Yes)、処理はステップ307に進み、色材総量規制値の設定値Yが上記条件を満たさない場合は(S303、No)、処理はステップ306に進む。
ステップ307では、色空間および色材の設定値が一致し、且つ、色材総量規制値が条件を満たす機器固有画像データのレコードのフィールド708に格納される保存位置から当該機器固有画像データを読み出し、当該機器固有画像データを要求元の画像形成装置100に送信する(S309)。
一方、ステップ306では、画像形成装置100から受信した画像取得要求に含まれる画像IDが格納された蓄積画像履歴管理テーブル700のレコードのフィールド708に格納される保存位置から汎用画像データを読み出し(S306)、当該汎用画像データを要求元の画像形成装置100に送信する(S309)。
再び、図12に基づいて説明を続ける。
前述のS5において、ユーザの印刷命令に係る蓄積画像Bとして汎用画像データ(以下、汎用画像データBという)を抽出した場合、ネットワークストレージ300は、当該汎用画像データを画像転送制御部28に送信する(S6)。これ以降に実行されるS7〜12の内容は、第1実施形態の図7におけるS7〜12の内容と変わるところがないので説明を省略するものとし、以下では、S13以降の処理について説明する。
画像処理部30は、汎用画像データBに画像処理を実施して得られた機器固有画像データ(以下、機器固有画像データBという)をローカルストレージ40に蓄積し(S13)、その結果を蓄積画像出力制御部26に通知する(S14)。これを受けて、蓄積画像出力制御部26は、画像転送制御部28に対して、機器固有画像データB、当該機器固有画像データBに対応する汎用画像データBの画像ID、当該機器固有画像データBの蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」および画像形成装置100(自装置)の機器情報をネットワークストレージ300に転送する旨を依頼する(S15)。ここで、第2実施形態では、機器情報として、画像形成装置100(自装置)に設定された画像処理パラメータの一部である3つの設定値(色空間、色材、色材総量規制値)の転送を依頼する。
これを受けて、画像転送制御部28は、ローカルストレージ40から機器固有画像データBを読み出し(S16)、機器固有画像データBに対応する汎用画像データBの画像ID、機器固有画像データBの蓄積日、サイズ、画像種別「機器固有」、色空間、色材および色材総量規制値を紐付けてネットワークストレージ300に転送し(S17)、その結果を蓄積画像出力制御部26に通知する(S18)。
一方、ネットワークストレージ300は、画像形成装置100から転送された機器固有画像データBを保存するともに、当該機器固有画像データBに紐付いた7つの項目(画像ID、蓄積日、サイズ、画像種別、色空間、色材、色材総量規制値)をフィールド701〜707に格納し、当該機器固有画像データBの保存位置(内部パス)をフィールド708に格納する。
なお、図12におけるS19〜26の内容は、第1実施形態の図7におけるS19〜26の内容と変わるところがないので説明を省略する。
以上、説明したように、第2実施形態では、ネットワークストレージ300に保存される1以上の機器固有画像データのうち、自装置に設定された画像処理パラメータとの比較において、正常な印刷(異常画像や装置の不具合を伴わない印刷)を可能にするための条件を満たす画像処理パラメータに紐付いた機器固有画像データを再利用する。よって、その機器固有画像データが同機種の装置によって生成されたものであるか否かを問わず再利用が可能となる。
また、これに伴って、ネットワークストレージ300において、同じ画像IDを有し、且つ、画像処理パラメータ(色空間、色材、色材総量規制値)が共通する機器固有画像データを重複して保存しておく必要がなくなるので、ネットワークストレージ300を利用する画像形成装置の機種が増えた場合でも、機器固有画像データの数がいたずらに増大することがなく、ネットワークストレージ300の容量が浪費されない。
最後に、本実施形態の画像形成装置100のコントロール部を構成するコンピュータのハードウェア構成を図14に示すハードウェア構成図に基づいて説明する。
画像形成装置100のコントロール部を構成するコンピュータは、装置全体の動作を制御するプロセッサ200と、ブートプログラムやファームウェアプログラムなどを保存するROM202と、プログラムを実行するための実行空間を提供するRAM204と、オペレーティングシステム(OS)や各種アプリケーション等を保存するための補助記憶装置206と、外部入出力装置を接続するための入出力装置インタフェース208と、ネットワーク50に接続するためのネットワークインタフェース210とを備えており、当該コンピュータが適切なOSの管理下でプログラムを展開して実行することにより、上述した各機能手段を実現する。
なお、上述した実施形態の各機能は、C、C++、C#、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、本実施形態のプログラムは、ハードディスク装置、CD−ROM、MO、DVD、フレキシブルディスク、EEPROM、EPROMなどの装置可読な記録媒体に格納して頒布することができ、また他装置が可能な形式でネットワークを介して伝送することができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
10…スキャナ
12…表示入力手段
20…画像入力部
22…UI部
24…画像データ蓄積制御部
26…蓄積画像出力制御部
28…画像転送制御部
30…画像処理部
32…印刷処理部
33…印刷部
34…プロッタ
40…ローカルストレージ
50…ネットワーク
100…画像形成装置
200…プロセッサ
202…ROM
204…RAM
206…補助記憶装置
208…入出力装置インタフェース
210…ネットワークインタフェース
300…ネットワークストレージ
400…ネットワーク対応画像形成装置
500,600,700…蓄積画像履歴管理テーブル
特開2014−42809号公報

Claims (16)

  1. ネットワーク上の外部記憶装置との間でデータの送受信が行えるように構成された画像形成装置であって、
    印刷に供する画像の画像データを取得したことに応答して、共通の識別情報を付与した該画像データを前記画像形成装置の記憶部および前記外部記憶装置の両方に蓄積する画像データ蓄積制御部と、
    印刷命令に係る画像データを前記記憶部または前記外部記憶装置から読み出して前記画像形成装置の印刷部に印刷させる蓄積画像出力制御部と、
    を含み、
    前記蓄積画像出力制御部は、
    読み出した前記画像データが印刷のための画像処理を実施していない画像データであった場合に、該画像データに該画像処理を実施してなる画像処理済みデータに対して、該画像データと同じ識別情報を付与した上で、該画像処理済みデータを前記記憶部および前記外部記憶装置の両方に蓄積し、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    画像形成装置。
  2. 前記蓄積画像出力制御部は、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して該記憶部に蓄積する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記蓄積画像出力制御部は、
    読み出した前記画像データが印刷のための画像処理を実施していない画像データであった場合に、該画像データに該画像処理を実施してなる画像処理済みデータに対して、該画像データと同じ識別情報を付与した上で、該画像処理済みデータを自装置の個体識別情報に紐付けて前記外部記憶装置に蓄積し、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有し、且つ、自装置の個体識別情報に紐付いた前記画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記蓄積画像出力制御部は、
    読み出した前記画像データが印刷のための画像処理を実施していない画像データであった場合に、該画像データに該画像処理を実施してなる画像処理済みデータに対して、該画像データと同じ識別情報を付与した上で、該画像処理済みデータを自装置の機種識別情報に紐付けて前記外部記憶装置に蓄積し、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有し、且つ、自装置の機種識別情報に紐付いた前記画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して印刷に前記印刷部に印刷させる、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記蓄積画像出力制御部は、
    読み出した前記画像データが印刷のための画像処理を実施していない画像データであった場合に、該画像データに該画像処理を実施してなる画像処理済みデータに対して、該画像データと同じ識別情報を付与した上で、該画像処理済みデータを自装置の画像処理パラメータに紐付けて前記外部記憶装置に蓄積し、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有し、且つ、自装置に設定された画像処理パラメータとの比較において正常な印刷を可能にするための条件を満たす画像処理パラメータに紐付いた該画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記蓄積画像出力制御部は、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータであって、自装置に設定された色空間の設定値と同じ設定値に紐付いた該画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記蓄積画像出力制御部は、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータであって、自装置に設定された色材の設定値と同じ設定値に紐付いた該画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記蓄積画像出力制御部は、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータであって、自装置に設定された色材総量規制値より大きくない色材総量規制値に紐付いた該画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    請求項5〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. ネットワーク上の外部記憶装置との間でデータの送受信が行えるように構成された画像形成装置を制御するコンピュータを、
    印刷に供する画像の画像データを取得したことに応答して、共通の識別情報を付与した該画像データを前記画像形成装置の記憶部および前記外部記憶装置の両方に蓄積する画像データ蓄積制御手段、
    印刷命令に係る画像データを前記記憶部または前記外部記憶装置から読み出して前記画像形成装置の印刷部に印刷させる蓄積画像出力制御手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記蓄積画像出力制御手段は、
    読み出した前記画像データが印刷のための画像処理を実施していない画像データであった場合に、該画像データに該画像処理を実施してなる画像処理済みデータに対して、該画像データと同じ識別情報を付与した上で、該画像処理済みデータを前記記憶部および前記外部記憶装置の両方に蓄積し、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    コンピュータ実行可能なプログラム。
  10. 前記蓄積画像出力制御手段は、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して該記憶部に蓄積する、
    請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記蓄積画像出力制御手段は、
    読み出した前記画像データが印刷のための画像処理を実施していない画像データであった場合に、該画像データに該画像処理を実施してなる画像処理済みデータに対して、該画像データと同じ識別情報を付与した上で、該画像処理済みデータを自装置の個体識別情報に紐付けて前記外部記憶装置に蓄積し、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有し、且つ、自装置の個体識別情報に紐付いた前記画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 前記蓄積画像出力制御手段は、
    読み出した前記画像データが印刷のための画像処理を実施していない画像データであった場合に、該画像データに該画像処理を実施してなる画像処理済みデータに対して、該画像データと同じ識別情報を付与した上で、該画像処理済みデータを自装置の機種識別情報に紐付けて前記外部記憶装置に蓄積し、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有し、且つ、自装置の機種識別情報に紐付いた前記画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して印刷に前記印刷部に印刷させる、
    請求項9〜11のいずれか一項に記載のプログラム。
  13. 前記蓄積画像出力制御手段は、
    読み出した前記画像データが印刷のための画像処理を実施していない画像データであった場合に、該画像データに該画像処理を実施してなる画像処理済みデータに対して、該画像データと同じ識別情報を付与した上で、該画像処理済みデータを自装置の画像処理パラメータに紐付けて前記外部記憶装置に蓄積し、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有し、且つ、自装置に設定された画像処理パラメータとの比較において正常な印刷を可能にするための条件を満たす画像処理パラメータに紐付いた該画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    請求項1または2に記載のプログラム。
  14. 前記蓄積画像出力制御手段は、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータであって、自装置に設定された色空間の設定値と同じ設定値に紐付いた該画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記蓄積画像出力制御手段は、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータであって、自装置に設定された色材の設定値と同じ設定値に紐付いた該画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    請求項13または14に記載のプログラム。
  16. 前記蓄積画像出力制御手段は、
    印刷命令に係る画像データが前記記憶部に存在しない場合に、該画像データと同じ識別情報を有する前記画像処理済みデータであって、自装置に設定された色材総量規制値より大きくない色材総量規制値に紐付いた該画像処理済みデータを前記外部記憶装置から読み出して前記印刷部に印刷させる、
    請求項13〜15のいずれか一項に記載のプログラム。
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