JP2016177904A - 灯具装置、およびそれに利用する配光制御レンズ - Google Patents

灯具装置、およびそれに利用する配光制御レンズ Download PDF

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Abstract

【課題】灯具筐体内に収容した複数個の発光・発熱部品が個別に発する熱を、さらに効率的に外部に伝達、放熱することができる上、照明光を広範囲に拡散及び適宜収束するよう配光可能とし、照明範囲外に外れて消失してしまうような光束を削減し、エネルギー損失を抑制して、より効率的に配光制御可能とする新たな灯具技術を提供する。
【解決手段】灯具装置1は、伝熱性底壁21の周縁から一定高さに立ち上げた側壁24の先端周縁に照明用開口27を設けた灯具筐体2を有し、灯具筐体2内の複数の光源モジュールLMを配設すべき底壁各所より、夫々独立し互いに非接触、かつ、底壁21に伝熱状態に自立した複数個の伝熱体Cの上端に、照明用開口27に臨むよう夫々個別の光源モジュールLMを搭載した上、照明用開口27に透光カバー3を装着し、密閉状に封鎖してある。
【選択図】図2

Description

この発明は、照明灯具の筐体およびレンズ技術に関連するものであり、特に、筐体内に収容した光源モジュールが発生する熱を効率的に放熱・冷却可能とし、さらに、より広範囲を効率的に照明可能とする灯具装置を製造、提供する分野は勿論のこと、その輸送、保管、組み立ておよび設置に必要となる設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着目点)
LED照明技術は、照明環境を維持・向上しつつ、照明コスト・消費電力の節減を可能にするものとして、近年、多方面において急速に普及し、その有効性が確認され、省電力化および維持経費の削減を目的とした道路・トンネル用照明などへの導入が広く進められてきているが、特に、トンネル照明は、基本照明、入口部照明、出口部照明、および、特殊構造部照明(分合流部、非常駐車帯、歩道部等)があり、入口部と出口部照明とは、高い野外輝度から基本照明までの境界部、移行部、緩和部の領域を設定し、基本部の10倍程度の設計路面輝度を必要とし、そのために照明灯具もより大きな定格光束が必須となり、こうした要求性能を満たすため、より高輝度のLEDを搭載し、且つLED搭載数を増加するなどし、照明灯具の照明性能を大幅に高めたものとする必要がなり、それを実現化するには、内部結露や浸水しないよう密閉状とした灯具筐体内におけるLEDの温度上昇を効果的に抑制し、搭載数に限りのあるLEDの個々による照明範囲を各々拡大したものとするのが望ましい。
(従来の技術)
こうした技術的要求を反映し、その打開策となるような提案も複数散見される。
例えば、下記の特許文献1(1)および(2)に提案されているものに代表されるように、灯具筐体内底壁に結合した一体型、高熱伝導率の伝熱用部品表面に、複数個の発光・発熱部品を配列するよう搭載し、発光・発熱部品が発する熱を灯具筐体底壁に熱伝導し、外気との熱交換を促進し、効率的に放熱可能としてなるものや、1個毎のLEDが発する光線をより広範囲に拡散し、照明性能を高めようとするものとして、同特許文献1(3)ないし(6)に見られるような、発光素子を中心に対峙するよう配し、照明光をV字形に拡散し、より広い範囲に均質に配光可能とするようにした配光制御レンズなどが知られている。
しかし、特許文献1(1)および(2)に示されているような、灯具筐体内底壁と複数の発光・発熱部品との間に一個の伝熱用部品類を介在させたものは、各発光・発熱部品を個別に発光させたり、発光光量を個別に調節したりする制御を受けた場合に、発熱量の大きな発光・発熱部品が発した熱が、隣接する別の発光・発熱部品にも伝熱してしまい、個々の発光・発熱部品の充分な冷却効果が得られないばかりか、全体的に発光・発熱部品の耐久寿命を短くしてしまう虞があり、また、特許文献1(3)ないし(6)に代表する配光制御レンズ類は、何れも照明光をV字形に拡散し、さらに、双方の光束を収束するよう制御して広範囲の照度を確保するものとしているが、配光制御レンズの中央付近を通過する光のみを配光制御の対象とするものであり、収束しきれずに周囲に拡散してしまう光を、照明に有効な光束として利用しようとするものではなかった。
(1)特開2012-243557号公報 (2)再公表2008/117334号公報 (3)特開2009-152142号公報 (4)特開2010-205605号公報(5)実用新案登録第3158869号公報 (6)実用新案登録第3193946号公報
(問題意識)
上述したとおり、従前までに提案のある各種灯具筐体内に複数個の発光・発熱部品を、一個の伝熱用部品類を介して配した照明灯具類は、隣接する発光・発熱部品同士が該伝熱用部品類の介在によって互いに熱的に一体化してしまい、複数個の発光・発熱部品を個別制御するものの場合には、発熱量の大きな発光・発熱部品から、発熱量の少ない周辺部品へと容易に伝熱し、結果として同一の伝熱用部品類に搭載した全ての発光・発熱部品を加熱してしまって灯具筐体外に効率的に放熱するのが困難であるという欠点があり、また、従前までの配光制御レンズ類は、レンズ中央付近を通過する光をV字形に拡散し、夫々の光束を各々に収束するよう配光制御可能とするものが多く存在し、レンズ周壁に向かう光線の殆どは、そのまま外向きに拡散して照明範囲を外れて消失してしまうものとなっているから有効利用されず、その分、エネルギー損失が大きいという欠点を有しており、本願出願人は、永年に渡って照明機器類の開発、提供に携わり、既に多数のLED照明装置を開発済みとしている中、それらから得られた様々な知見、および実際の設置、利用によって得られた新たな情報などに基づき、従来型灯具装置の放熱機能を更に高め、それに利用する配光制御レンズの配光性能を一層向上できる技術につき、更なる改善の可能性を痛感するに至ったものである。
(発明の目的)
そこで、この発明は、灯具筐体内に収容した複数個の発光・発熱部品が個別に発する熱を、更に効率的に外部に伝達、放熱することができる上、照明光を広範囲に拡散および適宜収束するよう配光可能とし、照明範囲外に外れて消失してしまうような光束を削減し、エネルギー損失を抑制して、より効率的に配光制御可能とする新たな灯具技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の灯具装置、およびそれに利用する新規な構造の配光制御レンズを実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の灯具装置は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、伝熱性底壁の周縁から一定高さに立ち上げた側壁の先端周縁に照明用開口を設けた灯具筐体を有し、該灯具筐体内の光源モジュールを配設すべき底壁各所より、夫々独立し互いに非接触、且つ底壁に伝熱状態に自立した複数個の伝熱体上端に、該照明用開口に臨むよう夫々個別の光源モジュールを搭載した上、該照明用開口に透光カバーを装着し、密閉状に封鎖してなるものとした構成を要旨とする灯具装置である。
この基本的な構成からなる灯具装置は、その表現を変えて示すならば、底壁の周縁から一定高さに立ち上げた側壁の先端周縁に照明用開口を設けた伝熱性灯具筐体を有し、該灯具筐体内の光源モジュールを配設すべき底壁各所より、夫々独立し互いに非接触状態、且つ底壁に伝熱状態に自立した複数個の伝熱体上端に、夫々個別の放熱板を隣接するもの同士が非接触状態、且つ夫々の伝熱体に伝熱状態に搭載し、各放熱板上に、当該照明用開口に臨むよう夫々個別の光源モジュールを伝熱状態に搭載した上、該照明用開口に透光カバーを装着し、密閉状に封鎖してなるものとした構成からなる灯具装置となる。
より具体的には、一定幅寸法、任意長さ寸法とした矩形底壁、および、該矩形底壁幅両端から、夫々一定深さ寸法に幅端側壁を立ち上げ、長さ寸法方向任意位置を垂直に切断した断面外郭形状を何れも一定の概略凵形とするよう押出し成型した伝熱性筐体枠を設け、該筐体枠の長さ寸法方向両端木口を前記幅端側壁と同じ一定深さ寸法とするよう、密閉状閉鎖可能な共通長端側板を、取付け機構を介して結合し灯具筐体とし、該灯具筐体内の光源モジュールを配設すべき底壁各所より、夫々独立し互いに非接触状態、且つ伝熱状態に自立した複数個の伝熱体上端に、夫々個別の放熱板を隣接するもの同士が非接触状態、且つ夫々の伝熱体に伝熱状態に搭載し、各放熱板上に、当該照明用開口に臨むよう夫々個別の光源モジュールを伝熱状態に搭載した上、該照明用開口に透光カバーを装着し、密閉状に封鎖してなるものとした構成からなる灯具装置となる。
(関連する発明1)
上記した灯具装置に関連し、この発明には、それに組み込む配光制御レンズも包含している。
即ち、配光制御対象光源面の中央に対し垂直に仮定した面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散可能な面対称曲面形とした凹面形入射双面を設け、該凹面形入射双面とはレンズ肉厚分を挟む反対がわ面に、当該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散、且つ該V字形の双方夫々に拡散可能な面対称曲面形とした中央凸面形出射双面を設け、該凹面形入射双面外周縁から該中央凸面形出射双面外周縁までの周壁面には、光源面から垂直方向に遠ざかるに従い、面対称仮想鏡面から遠ざかるよう漸次延伸する面対称曲面形とした周壁肉厚内凹面形反射双面を設け、1つの光源面から発する光束を、当該面対称仮想鏡面を境に、中央凸面形出射双面が概略V字形をなすよう二叉に拡散、且つ、周壁肉厚内凹面形反射双面が面対称仮想鏡面がわに向け収束するよう光線誘導し、より広範囲を均質に照明可能としてなるものとした、この発明の基本をなす灯具装置に利用する配光制御レンズである。
この配光制御レンズを、表現を変えて示すと、配光制御対象光源面の中央を原点、該原点に垂直なY軸、原点を通りY軸に直交し光源面に平行なX軸、原点を通りX,Y軸に直交し光源面に平行なZ軸を仮想した場合に、X,Y軸からなる該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散可能なZ軸方向に長い面対称曲面形とした凹面形入射双面を設け、Y軸無限大方向となる該凹面形入射双面とはレンズ肉厚分を挟む反対がわ面に、当該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散、且つ該V字形の双方夫々に拡散可能なZ軸方向に長い面対称曲面形とした中央凸面形出射双面を設け、該凹面形入射双面外周縁から該中央凸面形出射双面外周縁までのX軸に交叉する周壁面には、光源面からY軸無限大方向に遠ざかるに従い、X軸正負無限大方向に漸次延伸する面対称曲面形とした周壁肉厚内凹面形反射双面を設け、1つの光源面から発する光束を、当該面対称仮想鏡面を境に、Z軸方向に概略V字形をなすよう二叉に拡散、且つ、X軸方向に概略V字形に核酸した双方夫々を面対称仮想鏡面がわに向け収束するよう光線誘導し、より広範囲を均質に照明可能としてなるものとした、この発明の基本をなす灯具装置に利用する配光制御レンズということができる。
より具体的なものとして示すならば、配光制御対象光源面の中央を原点、該原点に垂直なY軸、原点を通りY軸に直交し光源面に平行なX軸、原点を通りX,Y軸に直交し光源面に平行なZ軸を仮想した場合に、X,Y軸からなる該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散可能なZ軸方向に長い面対称曲面形とした凹面形入射双面を設け、該凹面形入射双面Z方向双方端夫々に固定脚を有し、Y軸無限大方向となる該凹面形入射双面とはレンズ肉厚分を挟む反対がわ面に、当該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散、且つ該V字形の双方夫々に拡散可能なZ軸方向に長く、光源面を覆うよう両固定脚間に連続する面対称曲面形とした中央凸面形出射双面を設け、該凹面形入射双面外周縁から該中央凸面形出射双面外周縁までのX軸に交叉する周壁面には、光源面からY軸無限大方向に遠ざかるに従い、X軸正負無限大方向に漸次延伸する面対称曲面形とした周壁肉厚内凹面形反射双面を設け、1つの光源面から発する光束を、当該面対称仮想鏡面を境に、Z軸方向に概略V字形をなすよう二叉に拡散、且つ、X軸方向に概略V字形に核酸した双方夫々を面対称仮想鏡面がわに向け収束するよう光線誘導し、より広範囲を均質に照明可能としてなるものとした、この発明の基本をなす灯具装置に利用する配光制御レンズということが可能である。
以上のとおり、この発明の灯具装置によれば、従前までのものとは違い、上記したとおりの固有の特徴ある構成から、灯具筐体内各光源モジュールの発光に伴う熱を、各光源モジュールと同灯具筐体底壁との間に介在するよう縦設した各伝熱体が、灯具筐体底壁に直接的且つ効率的に伝導し、同灯具筐体底壁を経て外部に向け速やかに放熱するものとなり、しかも各光源モジュールに、個別の伝熱体を独立して設けたから、各々異なる発光制御を受け、発熱量の異なる光源モジュール同士間に伝熱による悪影響を生じるのを阻止し、光源モジュールの冷却能力および照明効率を格段に高め、耐久寿命を大幅に延命化できるという秀れた特徴が得られるものである。
加えて、各伝熱体上端に、夫々個別の放熱板を隣接するもの同士が非接触状態、且つ夫々の伝熱体に伝熱状態に搭載し、各放熱板上に、個別の光源モジュールを伝熱状態に搭載したものは、各光源モジュールの冷却性能を一段と高めたものとし、さらに、光源モジュールの周囲に露出する寸法とした場合の各放熱板は、その露出範囲に、光源モジュールの光を反射する機能を付与することにより、照明光の損失を大幅に削減し、灯具筐体内の発熱を格段に軽減することができるものとなる上、照明性能をより高めたものとすることができる。
そして、灯具筐体を長さ寸法方向断面外郭形状が概略凵形とするよう押出し成型した筐体枠の両端木口に、共通長端側板を装着したものとしてなる灯具装置は、同一の金型によって異なる長さの灯具筐体を効率的に生産可能となるから、トンネル基本照明用、入口照明用、出口部照明用、および、特殊構造部照明用(分合流部用、非常駐車帯用、歩道部用等)など、要求される光量が多様に異なる複数種類を、格段に経済的に生産・提供できるという秀でた特徴が得られるものである。
この発明の配光制御レンズは、凹面形入射双面および中央凸面形出射双面が、光源面が発する光束を、面対称仮想鏡面を境に、概略V字形に分岐状拡散、且つ該V字形の双方夫々に拡散するよう屈折・誘導し、1個の光源面からの光を所望する一方向に長く広げ、道路やトンネルなどに適した照明を実現化すると共に、該凹面形入射双面外周縁から該中央凸面形出射双面外周縁までの周壁面に設けた周壁肉厚内凹面形反射双面が、凹面形入射双面から入射し、該凹面形入射双面外周縁から該中央凸面形出射双面外周縁までの周壁面を通じて照明範囲の外がわに拡散・消失しようとする光束を、該中央凸面形出射双面に向けて反射し、有効な照明光として機能するよう誘導するものとなるから、より高い照度を得ることができ、光源モジュールの出力および発熱を抑制してより一層の省エネルギー効果を達成することができる。
更に、X,Y軸からなる該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散可能なZ軸方向に長い面対称曲面形とした凹面形入射双面を設け、該凹面形入射双面Z方向双方端夫々に固定脚を設け、中央凸面形出射双面を両固定脚間に連続する面対称曲面形に設けたものは、配光制御レンズを不要に大型化せずに、両固定脚の間隔を大きく設定可能とし、光源モジュールに干渉せず、合理的に組み込み装着することができ、密集状に配した複数の光源モジュールに個別に装着する場合にも、組立て・分解作業性を高めたものとすることができるという大きな効果を発揮するものとなる。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
灯具筐体は、この発明の灯具装置外装の主要部分となり、複数個の光源モジュールおよび電源モジュールなどの照明機能部品類を密閉状に内蔵可能とし、秀でた伝熱性を有し、水分などが内部に浸入しないよう密閉可能とする機能を担い、底壁周縁から一定高さに立ち上げた側壁の先端周縁に照明用開口を設け、該照明用開口に透光カバーを装着可能とし、各光源モジュールを配設すべき底壁各所より、夫々独立し互いに非接触、且つ底壁に伝熱状態に自立した複数個の伝熱体を設けたものとしなければならず、後述する実施例に示すように、一定幅寸法、任意長さ寸法とした矩形底壁、および、該矩形底壁幅両端から、夫々一定深さ寸法に幅端側壁を立ち上げ、長さ寸法方向任意位置を垂直に切断した断面外郭形状を何れも一定の概略凵形とするよう押出し成型した伝熱性筐体枠を設け、該筐体枠の長さ寸法方向両端木口を前記幅端側壁と同じ一定深さ寸法とするよう、密閉状閉鎖可能な共通長端側板を、取付け機構を介して結合したものとすることができる。
光源モジュールは、灯具装置内外部からの電力供給および制御を受け、照明可能とするよう発光する機能を担い、該灯具筐体内に複数個の光源モジュールを適宜配設し、各光源モジュール底部との間に伝熱体を有するものとしなければならず、該灯具筐体内の光源モジュールを配設すべき底壁各所より、夫々独立し互いに非接触状態、且つ伝熱状態に自立した複数個の伝熱体上端に、夫々個別の放熱板を隣接するもの同士が非接触状態、且つ夫々の伝熱体に伝熱状態に搭載し、各放熱板上に、当該照明用開口に臨むよう夫々個別に搭載したものとするのが望ましく、後述する実施例に示すように、LED(Light Emitting Diode)素子を実装したCOB(chip on board)を高熱伝導率素材製マウントベースに搭載し、該マウントベース底面に放熱板を介して伝熱体の天面を接合し、伝熱可能としてなるものとするのが良い。
伝熱体は、各光源モジュールが発する熱を、独立して灯具筐体底壁に効率的に伝達可能とする機能を担い、一端を光源モジュール底部に接合し、他端を灯具筐体底壁に結合し、高熱伝導率素材製のものとしなければならず、金属製、高熱伝導率樹脂製、高熱伝導率粉粒体充填物、高熱伝導率流体充填物など、効率的に伝熱および放熱可能な素材製のものとすべきであり、柱状のものとすることができる外、後述する実施例に示すように、板状ブロック、矩形箱型ブロックなどの形状のものとすることができる。
放熱板は、各光源モジュールが発する熱を速やかに吸収し、灯具筐体内空間に効率的に放熱・拡散し、伝熱体に効率的に伝熱する機能を担い、充分な耐久強度および耐熱強度を有する高熱伝導率素材製のものとし、各光源モジュール毎、個別に設け、隣接するもの同士が非接触状態に配するものとしなければならず、光源モジュールの周囲に露出する範囲があれば、その露出範囲表面に光源モジュールが発する光を効率的に反射する、鏡面仕上げ面、反射シート層、反射用メッキ層、反射用塗装膜層などからなる反射面を設け、光源モジュールが発する光を、照明用開口に向けて反射可能とする機能を有するものとするのが望ましい。
透光カバーは、灯具筐体内に収容した各光源モジュールが発する照明光を外部に向けて効率的に透過し、外部からの水分や塵埃などの異物浸入を防止し、灯具筐体内を保護する機能を担い、充分な耐久強度を有し、着脱自在に装着可能なものとしなければならず、ポリカーボネート製や強化ガラス製などとするのが望ましく、後述する実施例に示すよう、防水パッキンを介在する如く設けた密閉用枠部に、適宜緊締金具類を介して着脱自在に装着・密閉化してなるものと好都合のものとなる。
配光制御対象光源面は、光源の発光箇所であって、配光制御レンズの焦点に配するようにすべきで、例えば、水銀灯、ナトリウム灯、蛍光灯、メタルハイドランプ、ナトリウムランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、HIDランプ(High Intensity Discharge Lamp)、LED(Light Emitting Diode)ランプ、その他のものの発光箇所とすることができ、光源モジュールが、複数個のCOB(chip on board)LED(Light Emitting Diode)を矩形器型灯具筐体内の長さ寸法方向に所定間隔を隔てて一直線上に並べるか、または、後述する実施例にも取り上げてあるように、平行する二本以上の直線上に並べるかの何れか一方の配置とし、各COB・LEDの夫々に独立する配光制御レンズを組み合わせてなるものとすることができる。
面対称仮想鏡面は、照明光の中央に、照明光束に平行な平面を仮想したものであり、配光制御レンズの光線入射がわ焦点位置に一致する仮想平面ということができ、この発明の配光制御レンズは、その光学的レンズ形状が該仮想鏡面を境に面対象形状のものとしなければならない。
凹面形入射双面は、面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散可能とする機能を担い、光源面が発する光を効率的に入射・屈折し、所望のV字形状に分岐および拡散可能な凹面状、曲率の異なる凹面形状の組合せ、または、平面および曲面の組合せの何れかからなるものとすべきであり、後述する実施例にも示すとおり、配光制御対象光源面の中央を原点、該原点に垂直なY軸、原点を通りY軸に直交し光源面に平行なX軸、原点を通りX,Y軸に直交し光源面に平行なZ軸を仮想した場合に、X,Y軸からなる該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散可能なZ軸方向に長い面対称曲面形としたものとすることができる。
中央凸面形出射双面は、面対称仮想鏡面を境に、光源面が発し、凹面形入射双面を通過した光束を概略V字形に分岐状拡散、且つ該V字形の双方夫々を拡散可能とする機能を担い、面対称仮想鏡面を境とし、双方の中央が、レンズ肉厚内とは反対がわである外がわに向けて凸面形状をなすものとしなければならず、後述する実施例にも示しているように、配光制御対象光源面の中央を原点、該原点に垂直なY軸、原点を通りY軸に直交し光源面に平行なX軸、原点を通りX,Y軸に直交し光源面に平行なZ軸を仮想した場合に、Y軸無限大方向となる凹面形入射双面とはレンズ肉厚分を挟む反対がわ面に、当該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散、且つ該V字形の双方夫々に拡散可能なZ軸方向に長い面対称凸状曲面形としたものとすることができる。
さらに、中央凸面形出射双面は、面対称仮想鏡面を境に、X軸方向中央にZ軸方向に長い凸面部分を設けたものとし、該凸面部分のX軸方向外がわ双方に凹面部分、平面部分、凸面部分またはそれらの組合せや、凹凸形状からなるセグメントレンズ形部分などの何れかを設け、それらは何れであっても、周壁肉厚内凹面形反射双面に反射し、該中央凸面形出射双面凸面部分のX軸方向外がわ双方に入射・通過する光束を、そのまま略屈折させずに透過するか、または、Y軸寄りに収束するよう誘導するかし、当該配光制御レンズの照明範囲内に誘導・照射可能な形状のものとするのが良く、後述する実施例には、前記中の凹面部分を設けたものについて示してある。
周壁肉厚内凹面形反射双面は、光源面が発し、凹面形入射双面を通過した光束の中、中央凸面形出射双面よりも外がわに拡散した光束を中央凸面形出射双面に向けて反射可能とする機能を担い、凹面形入射双面外周縁から中央凸面形出射双面外周縁までの周壁面に、光源面から垂直方向に遠ざかるに従い、面対称仮想鏡面から遠ざかるよう漸次延伸する面対称曲面形としたものとしなければならず、後述する実施例にも示すように、凹面形入射双面外周縁から中央凸面形出射双面外周縁までのX軸に交叉する周壁面に、光源面からY軸無限大方向に遠ざかるに従い、X軸正負無限大方向に漸次延伸する面対称曲面形としたものとすることができ、さらに、凹面形入射双面外周縁から中央凸面形出射双面外周縁までの外周壁に、メッキや塗装、蒸着、その他の技術などによる反射膜層を設けたものとすることが可能である。
配光制御レンズは、光学的に影響の無い周囲の1または複数箇所の何れか適所に固定脚を設けたものとすることができ、例えば、後述する実施例にも示してあるとおり、凹面形入射双面Z方向双方端夫々に固定脚を設けたものとすることが可能であり、その場合には、中央凸面形出射双面を、両固定脚間に連続する面対称曲面形とし、配光制御対象光源面を覆うように組み込み可能なものとするのが良い。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図面は、この発明の灯具装置、およびそれに利用する配光制御レンズの技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
灯具装置を示す三面図である。 図1中A−A線部分の断面図である。 図1中B−B線部分の断面図である。 板型伝熱体の組み込み状態を示す斜視図である。 フロック型伝熱体の組み込み状態を示す斜視図である。 板型伝熱体の他の組み込み例を示す斜視図である。 フロック型伝熱体の他の組み込み例を示す斜視図である。 配光制御レンズを示す三面図である。 光源モジュールを示す平面図および側面図である。 光源モジュールを示す正面図である。 光源モジュールを示す断面図である。 配光制御レンズを通過する光束を示す仮想Y−Z断面図である。 配光制御レンズの配光性能解析結果を示す規格化ファーフィールド分布図である。 配光制御レンズを通過する光束を示す仮想Y−X断面図である。 配光制御レンズの配光性能解析結果を示す規格化ファーフィールド分布図である。
図1ないし図4に示す事例は、伝熱性底壁21の周縁から一定高さに立ち上げた側壁22,24の先端周縁に照明用開口27を設けた灯具筐体2を有し、該灯具筐体2内の光源モジュールLM,LM,……を配設すべき底壁各所より、夫々独立し互いに非接触、且つ底壁21に伝熱状態に自立した複数個の伝熱体C,C,……上端に、該照明用開口27に臨むよう夫々個別の光源モジュールLM,LM,……を搭載した上、該照明用開口27に透光カバー3を装着し、密閉状に封鎖してなるものとした、この発明の灯具装置における代表的な一実施例を示すものである。
それら各図からも明確に把握できるとおり、この発明の灯具装置1は、一定幅寸法、任意長さ寸法の矩形底壁21、および、該矩形底壁21幅寸法方向の両端縁全長範囲から、夫々一定高さ寸法であって、該高さ寸法から矩形底壁21の厚さ寸法を差し引いた、一定の深さ寸法とするよう、幅端側壁22,22を立ち上げ、長さ寸法方向任意位置を垂直に切断した断面外郭形状を何れも一定の概略凵形とするよう押出し成型したアルミニウム合金製筐体枠20を設け、該筐体枠20の長さ寸法方向両端木口23,23に、前記幅端側壁22,22と同じ一定深さ寸法とするよう、各両端木口23,23を密閉状閉鎖可能な形状であって、互いに互換性を有する共通部品とした一対のアルミニウム合金ダイカスト製長端側板24,24の嵌合縁25,35を組合せ、該筐体枠20両端木口23,23に沿って複数穿設したネジ孔、それらネジ孔に対応する長端側板24,24に複数穿設した貫通孔、および、それらに貫通・螺着する複数本のネジからなる取付け機構26を介して結合・一体化し、電源モジュールEM,EM、調光モジュールCM、ノイズフィルタNFおよび光源モジュールLM,LM,……などの光源装置を収容可能な矩形器型灯具筐体2を有するものである。
該灯具筐体2の両幅端側壁22,22および両長端側板24,24が矩形枠状に連続してなる照明用開口27に設けた、内向き段差形状の密閉用枠部27に、矩形枠型防水パッキン28を介在し、矩形透光カバー3を装着し、その四角近傍を緊締金具30,30,……にてネジ結合し、着脱自在に装着・密閉化し、所望寸法(例えば740×410×128mm)に組み立てたものである。
矩形器型灯具筐体2底壁21内壁面には、幅寸法方向の両端間に略等間隔に配列した3本の補強用凸条29,29,29を一体に設け、それら各補強用凸条29,29,29上には、夫々適宜等間隔を隔てた4箇所に、伝熱体C,C,……を設けたものとし、各伝熱体C,C,……は、全体がアルミニウム合金製とし、補強用凸条29上部形状に嵌合する下向き凹欠部を下壁に設けた、灯具筐体2長さ寸法方向に長い俯瞰形状長方形の伝導座枠C0の上壁中央に、矩形平板形状であって、その最も広い側面を各補強用凸条29の長さ寸法方向に平行とし、同矩形平板形状の板厚寸法方向を、該灯具筐体2長さ寸法方向に直交する姿勢とするよう、伝達板C1,C1,……を立設結合したものとし、各伝熱体C,C,……伝導座枠C0,C0,……をネジ結合によって各補強用凸条29,29,29上に確りと固定したものとし、各伝熱体C,C,……の上端に、夫々隣接するもの同士が互いに接触しない寸法とした矩形平板状の放熱板9,9,……を水平姿勢に搭載し、それら各放熱板9,9,……上に、適量の放熱グリスを均一に塗布して介在させ、各光源モジュールLM,LM,……下面を夫々ネジ結合などによって着脱可能に結合・搭載したものとである。
矩形器型灯具筐体2内の適所には、電源モジュールEM,EM、調光モジュールCM、ノイズフィルタNFなどを配し、夫々を底壁21内面に、効率良く伝熱するよう、着脱可能に結合、また、各光源モジュールLM,LM,……は、図示していないが、灯具筐体2長さ寸法方向に所定間隔を隔てて1列のみ配置したものとすることができる外、各伝熱体C,C,……を矩形器型灯具筐体2内の長さ寸法方向に所定間隔を隔てて平行する2本の直線上に並べる如く配置したものや、各伝熱体C,C,……下端形状および寸法を各補強用凸条29,29,29および底壁21内壁面に適宜組合せ可能なものとし、千鳥配列にしたもの、円形状の配列としたものなど、必要性能に応じて様々な配置のものとすることが可能である。
図5に示すように、各伝熱体C,C,……の伝達板C1,C1,……は、伝熱面積を拡大した矩形ブロック状の伝熱ブロックC1,C1,……に置き換えることが可能であり、図示していないが、さらに、各伝導座枠C0,C0,……の天面である伝熱ブロックC1,C1,……下面との接触面積を、伝熱ブロックC1,C1,……下面以上の大きさに設定し、また、各伝導座枠C0,C0,……下面の、灯具筐体2補強用凸条29および底壁21内表面との接触面積を、伝熱ブロックC1,C1,……下面以上の大きさに拡大設定したものとすることができ、そして、図6および図7に示すように、各伝熱体C,C,……の伝達板C1,C1,……または伝熱ブロックC1,C1,……下端が、電源モジュールEM,EMを搭載する内蔵ユニット搭載板MBに貫通してなるものとすることができる。
図2および図3に示すように、光源装置の調光モジュールCM、ノイズフィルタNF、雷サージフィルタ(図示せず)など、比較的発熱量の少ない部品類を灯具筐体2内中央寄りとなる適所に収納配置し、発熱量が多く、故障の際に、照明機能が完全に停止してしまう虞がある、電源モジュールEM,EMを2分割し、夫々が独立して電源供給できるようにすると共に、両端木口23,23に臨むよう、できるだけ灯具筐体2長さ寸法方向の外がわ寄りに配置・収容してなるものとすることが可能である。
当該矩形器型灯具筐体2は、その全体にアルマイト処理やメッキ処理などの表面処理を施して耐食性を高めたものとする上、その外表面に電気絶縁性を与える樹脂系塗料による焼き付け塗装を施し、必要に応じてフッ素系塗料による重ね塗り塗装を施した上、設置対象壁面などに灯具筐体2を固定するステンレス鋼製固定脚4,4およびステンレス鋼製緊締金具30,30,……は、ブラスト下地処理を施した上、筐体枠20との間に、図示しないシリコン製パッキンを介在させ、電食対策を施したものとしてある。
図8ないし図11に示すように、前記光源モジュール(LM)COB7は、セラミック製矩形チップ基板70表面壁71中央に、高出力・マルチチップであるLED素子74、同表面壁71対角寄りに一対の電源接続点75,75を夫々配するよう実装したものであり、マウントベース8は、アルミニウム合金製であってCOB7矩形チップ基板70裏面壁72との間に、適量の放熱グリスGを均一に塗布して介在させ、搭載可能とする搭載平面壁80を設け、搭載チップ基板70側縁73,73の平行な2辺を、回転不能、一方向にスライド可能な直線溝壁状に対峙し、位置規制する一対の規制溝壁81,81を設け、該一対の規制溝壁81,81の、互いに異なる各外端であって、しかも夫々搭載COB7各電源接続点75,75に近接するがわとなる箇所に、夫々規制溝壁81,81に対し90°の角度をなす案内壁82,82を設け、さらに、搭載チップ基板70のスライド可能な一方向両側縁73,73外がわとなる適所に、夫々COBホルダ6,6用被着部83.83となる雌ネジ孔83,83を穿設してなるものである。
一対のCOBホルダ6,6は、互いに同一形状のものとし、固着部60,60、枠壁61、抑爪62、回転規制片63、姿勢誘導枠64およびカバー翼65を設けた耐熱樹脂(ポリオキシメチレン(polyoxymethylene,POM)、ポリブチレンテレフタレート(polybutylene terephthalate, PBT)、フッ素樹脂、またはその他)製且つ白色のものであり、固着部0は、マウントベース8の前記COBホルダ6,6用被着部83.83となる雌ネジ孔83,83の何れか一方に対応する貫通孔60、および、該貫通孔60に装着し、何れか一方の雌ネジ孔83に螺合する1本のネジ60からなり、枠壁61は、COBホルダ6をネジ60にてマウントベース8に固定した場合に、搭載COB7チップ基板70一方向側縁73に当接し、位置規制可能となる、チップ基板70に厚みが一致する平面壁からなるものである。
COBホルダ6の抑爪62は、枠壁61の直上に配し、搭載COB7チップ基板70一方向側縁73付近の表面壁71を夫々同マウントベース8との間に挟み込み可能な薄板状部分からなり、回転規制片63は、搭載チップ基板70表面壁71何れか一方の電源接続点75近傍となる対角寄りの、当該マウントベース8各規制溝壁81に対峙する各側縁73の案内壁82に臨む範囲に当接するよう、該枠壁61に対し90°の角度を成して延伸し、姿勢誘導枠64は、回転規制片63に90°の角度をなして隣接し、組み込み状態にて、マウントベース8案内壁82に当接するものとなり、カバー翼65は、枠壁61および抑爪62の上部から、搭載チップ基板70の一対中近接するがわの電源接続点75の表面を覆う面積を確保する舌片状に延伸し、該COBホルダ6の抑爪62を含む全厚み寸法を3mm程度に抑えたものとしてある。
光源モジュールLMは、マウントベース8搭載平面壁80と、COB7矩形チップ基板70裏面壁72との間に、適量の放熱グリスGを介在させ、同COB7チップ基板70表面壁71対角寄りに露出する電源接続点75,75が、夫々マウントベース8案内壁82,82に臨み、同搭載COB7のチップ基板70側縁73,73の平行な2辺が、マウントベース8の規制溝壁81,81間に嵌合状となり、回転不能、且つ一方向にスライド可能な状態に装着すると共に、2本のLED素子74用リード線76,76の各一端を、搭載COB7チップ基板70の各電源接続点75,75にハンダ付けした上、COB7チップ基板70のスライド可能な一方向の両がわに露出する雌ネジ孔(被着部)83,83に、一対のCOBホルダ6,6を装着する。
一対のCOBホルダ6,6は、双方の枠壁61,61が、搭載チップ基板70一方向両側縁73,73に各々当接し、双方の抑爪62,62が同搭載チップ基板70一方向両側縁73,73付近の表面壁71を、夫々同マウントベース8搭載平面壁80との間に挟み込むよう抑え、夫々の回転規制片63,63が、同搭載チップ基板70表面壁71各電源接続点75,75が有る対角寄りの当該マウントベース8各規制溝壁81,81に対峙する各側縁73,73であって、夫々案内壁82,82に臨む範囲に当接し、双方の姿勢誘導枠64,64がマウントベース8案内壁82,82に当接し、双方のカバー翼65,65が、搭載チップ基板70の一対中近接するがわの電源接続点75,75を夫々絶縁状態に覆うよう組み合せた上、双方の貫通孔(固着部)60,60を、対応するマウントベース8雌ネジ孔(被着部)83,83に一致させ、各1本のネジ(固着部)60,60を螺着し、緊締したものである。
当該光源モジュールLMは、マウントベース8に反射シート85を貼着し、マウントベース4各案内壁82,82よりも外がわ寄りとなる各2箇所、および、それらに対応する反射シート85に穿設したリード線引き出し孔84,84から、各LED素子74用リード線76,76の対応する他端を挿し通し、同マウントベース8裏面壁がわへ導出したものとし、更に、同マウントベース8適所にレンズ装着部86,86となるレンズ用ネジ孔86,86を穿設し、該マウントベース8に搭載したCOB7LED素子74に対して光軸を一致するよう独立した配光制御レンズ5を配し、各レンズ用ネジ孔86,86に、レンズ取り付けネジ87,87を螺着し、位置決め・結合したものとしてある。
同図8ないし図11に示すように、配光制御レンズ5は、配光制御対象光源面74としてのCOB7チップ基板70LED素子74表面74中央を原点0、該原点0に垂直なY軸、原点0を通りY軸に直交し光源面74に平行なX軸、原点を通りX,Y軸に直交し光源面74に平行なZ軸を仮想した場合に、X,Y軸からなる該面対称仮想鏡面X,Yを境に、光源面74が発する光束BLを、概略V字形に分岐状拡散可能なZ軸方向に長い面対称曲面形とした凹面形入射双面50を設け、該凹面形入射双面50Z方向双方端夫々に固定脚54,54を有し、Y軸無限大方向となる該凹面形入射双面50とはレンズ肉厚分51を挟む反対がわ面に、当該面対称仮想鏡面X,Yを境に、光源面74が発する光束BLを、概略V字形に分岐状拡散、且つ該V字形の双方夫々に拡散可能なZ軸方向に長く、光源面74を覆うよう両固定脚54,54間に連続する面対称曲面形とした中央凸面形出射双面52を設け、該凹面形入射双面50外周縁から該中央凸面形出射双面52外周縁までのX軸に交叉する周壁面53,53には、光源面74からY軸無限大方向に遠ざかるに従い、X軸正負無限大方向に漸次延伸する面対称曲面形とした周壁肉厚内凹面形反射双面53,53を設け、1つの光源面74から発する光束BLを、当該面対称仮想鏡面X,Yを境に、Z軸方向に概略V字形をなすよう二叉に拡散、且つ、X軸方向に概略V字形に核酸した双方夫々を面対称仮想鏡面X,Yがわに向け収束するよう光線誘導し、より広範囲を均質に照明可能としてなるものである。
当該中央凸面形出射双面52は、平面形状が長円状のものとしてあり、該面対称仮想鏡面X,Yを境とする双方に、短径方向中央に、長径方向に長い凸面部分52aを有し、各凸面部分52aの短径方向外がわに、凹面部分52b, 52bを設けたものとしてある。
(実施例1の作用・効果)
以上のとおりの構成からなるこの発明の灯具装置1は、図2ないし図4に示すように、各伝熱体C,C,……が、灯具筐体2底壁21に対し、伝熱状態に独立・自立したものとしたから、それらに搭載した各光源モジュールLM,LM,……が発する熱を、各放熱板9を介して効率的に吸収し、伝達板1Cおよび伝導座枠C0を通じ、同灯具筐体2底壁21に速やかに伝導し、迅速に外部に放熱するから、隣接する各光源モジュールLM,LM,……同士が互いの熱を受けることなく、各光源モジュールLM,LM,……の発光性能を高め、照明寿命を延命化し、当該灯具装置1自体をより小型化し、しかも冷却性能を格段に高めて格段に経済的なものとすることができる。
そして、図8ないし図15に示すように、配光制御レンズ5は、中央凸面形出射双面52の各凸面部分52aの短径方向外がわに、凹面部分52b, 52bを設けたものにしたことから、図14に示すように、周壁肉厚内凹面形反射双面53,53に反射し、中央凸面形出射双面52に入射した光束BLを、外がわに拡散することなく、照明範囲内に収束するよう誘導するものとなり、格段に高い照明性能を発揮するものとなる。
更に、図12ないし図15に示すように、一定方向に概略V字形に分岐状拡散するよう照明範囲を設定することができるから、光源モジュールLM1個で従来型複数個分の照明範囲をカバー可能とし、格段に効率的且つ経済的な照明を実現化することができる。
(結 び)
叙述の如く、この発明の灯具装置、およびそれに利用する配光制御レンズは、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からの照明装置の放熱技術に比較して大幅に耐久性能を高め、小型・軽量且つ低廉化して遥かに経済的なものとすることができる上、灯具筐体のサイズおよび光源モジュールの配置など設計の自由度を格段に高め、少ない光源モジュールによってより広範囲を効果的に照明可能とし、低価格にてあらゆる照明条件に対応した照明を実現化し、さらに、製造およびメンテナンス作業性を大幅に改善し得るものとなることから、より経済的で安全性に秀れた新たな照明技術の実現化を目指す照明機器業界はもとより、耐久性能に秀れ、維持管理が容易な照明技術の提供を希望する道路施設管理業界においても高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
1 灯具装置
2 灯具筐体
20 同 筐体枠
21 同 底壁
22 同 幅端側壁
23 同 両端木口
24 同 長端側壁
25 同 嵌合縁
26 同 取付け機構
27 同 密閉用枠部(照明用開口)
28 同 防水パッキン
3 透光カバー
30 同 緊締金具
4 固定脚
LM 光源モジュール
5 配光制御レンズ
0 原点
X X軸
Y Y軸
Z Z軸
X,Y 面対称仮想鏡面
50 同 凹面形入射双面
51 同 レンズ肉厚分
52 同 中央凸面形出射双面
52a 同 凸面部分
52b 同 凹面部分
53 同 周壁肉厚内凹面形反射双面
54 同 固定脚
6 COBホルダ
60 同 貫通孔・ネジ(固着部)
61 同 枠壁
62 同 抑爪
63 同 回転規制片
64 同 姿勢誘導枠
65 同 カバー翼
7 COB(chip on board)LED(Light Emitting Diode)
70 同 基板
71 同 表面壁
72 同 裏面壁
73 同 側縁
74 同 配光制御対象光源面(LED(Light Emitting Diode)素子)
75 同 電源接続点
76 同 リード線
BL 光束
8 マウントベース
80 同 搭載平面壁
81 同 規制溝壁
82 同 案内壁
83 同 雌ネジ孔(被着部)
84 同 リード線引き出し孔
85 同 反射シート
86 同 ネジ孔(レンズ装着部)
87 同 ネジ(レンズ装着部)
9 放熱板
C 伝熱体
C0 同 伝導座枠
C1 同 伝達板(または伝達ブロック)
(光源装置)
EM 電源モジュール
MB 内蔵ユニット搭載板
CM 調光モジュール
NF ノイズフィルタ



































Claims (6)

  1. 伝熱性底壁の周縁から一定高さに立ち上げた側壁の先端周縁に照明用開口を設けた灯具筐体を有し、該灯具筐体内の光源モジュールを配設すべき底壁各所より、夫々独立し互いに非接触、且つ底壁に伝熱状態に自立した複数個の伝熱体上端に、該照明用開口に臨むよう夫々個別の光源モジュールを搭載した上、該照明用開口に透光カバーを装着し、密閉状に封鎖してなるものとしたことを特徴とする灯具装置。
  2. 底壁の周縁から一定高さに立ち上げた側壁の先端周縁に照明用開口を設けた伝熱性灯具筐体を有し、該灯具筐体内の光源モジュールを配設すべき底壁各所より、夫々独立し互いに非接触状態、且つ底壁に伝熱状態に自立した複数個の伝熱体上端に、夫々個別の放熱板を隣接するもの同士が非接触状態、且つ夫々の伝熱体に伝熱状態に搭載し、各放熱板上に、当該照明用開口に臨むよう夫々個別の光源モジュールを伝熱状態に搭載した上、該照明用開口に透光カバーを装着し、密閉状に封鎖してなるものとしたことを特徴とする灯具装置。
  3. 一定幅寸法、任意長さ寸法とした矩形底壁、および、該矩形底壁幅両端から、夫々一定深さ寸法に幅端側壁を立ち上げ、長さ寸法方向任意位置を垂直に切断した断面外郭形状を何れも一定の概略凵形とするよう押出し成型した伝熱性筐体枠を設け、該筐体枠の長さ寸法方向両端木口を前記幅端側壁と同じ一定深さ寸法とするよう、密閉状閉鎖可能な共通長端側板を、取付け機構を介して結合し灯具筐体とし、該灯具筐体内の光源モジュールを配設すべき底壁各所より、夫々独立し互いに非接触状態、且つ伝熱状態に自立した複数個の伝熱体上端に、夫々個別の放熱板を隣接するもの同士が非接触状態、且つ夫々の伝熱体に伝熱状態に搭載し、各放熱板上に、当該照明用開口に臨むよう夫々個別の光源モジュールを伝熱状態に搭載した上、該照明用開口に透光カバーを装着し、密閉状に封鎖してなるものとしたことを特徴とする灯具装置。
  4. 配光制御対象光源面の中央に対し垂直に仮定した面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散可能な面対称曲面形とした凹面形入射双面を設け、該凹面形入射双面とはレンズ肉厚分を挟む反対がわ面に、当該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散、且つ該V字形の双方夫々に拡散可能な面対称曲面形とした中央凸面形出射双面を設け、該凹面形入射双面外周縁から該中央凸面形出射双面外周縁までの周壁面には、光源面から垂直方向に遠ざかるに従い、面対称仮想鏡面から遠ざかるよう漸次延伸する面対称曲面形とした周壁肉厚内凹面形反射双面を設け、1つの光源面から発する光束を、当該面対称仮想鏡面を境に、中央凸面形出射双面が概略V字形をなすよう二叉に拡散、且つ、周壁肉厚内凹面形反射双面が面対称仮想鏡面がわに向け収束するよう光線誘導し、より広範囲を均質に照明可能としてなるものとした灯具装置に利用する配光制御レンズ。
  5. 配光制御対象光源面の中央を原点、該原点に垂直なY軸、原点を通りY軸に直交し光源面に平行なX軸、原点を通りX,Y軸に直交し光源面に平行なZ軸を仮想した場合に、X,Y軸からなる該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散可能なZ軸方向に長い面対称曲面形とした凹面形入射双面を設け、Y軸無限大方向となる該凹面形入射双面とはレンズ肉厚分を挟む反対がわ面に、当該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散、且つ該V字形の双方夫々に拡散可能なZ軸方向に長い面対称曲面形とした中央凸面形出射双面を設け、該凹面形入射双面外周縁から該中央凸面形出射双面外周縁までのX軸に交叉する周壁面には、光源面からY軸無限大方向に遠ざかるに従い、X軸正負無限大方向に漸次延伸する面対称曲面形とした周壁肉厚内凹面形反射双面を設け、1つの光源面から発する光束を、当該面対称仮想鏡面を境に、Z軸方向に概略V字形をなすよう二叉に拡散、且つ、X軸方向に概略V字形に核酸した双方夫々を面対称仮想鏡面がわに向け収束するよう光線誘導し、より広範囲を均質に照明可能としてなるものとした灯具装置に利用する配光制御レンズ。
  6. 配光制御対象光源面の中央を原点、該原点に垂直なY軸、原点を通りY軸に直交し光源面に平行なX軸、原点を通りX,Y軸に直交し光源面に平行なZ軸を仮想した場合に、X,Y軸からなる該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散可能なZ軸方向に長い面対称曲面形とした凹面形入射双面を設け、該凹面形入射双面Z方向双方端夫々に固定脚を有し、Y軸無限大方向となる該凹面形入射双面とはレンズ肉厚分を挟む反対がわ面に、当該面対称仮想鏡面を境に、光源面が発する光束を、概略V字形に分岐状拡散、且つ該V字形の双方夫々に拡散可能なZ軸方向に長く、光源面を覆うよう両固定脚間に連続する面対称曲面形とした中央凸面形出射双面を設け、該凹面形入射双面外周縁から該中央凸面形出射双面外周縁までのX軸に交叉する周壁面には、光源面からY軸無限大方向に遠ざかるに従い、X軸正負無限大方向に漸次延伸する面対称曲面形とした周壁肉厚内凹面形反射双面を設け、1つの光源面から発する光束を、当該面対称仮想鏡面を境に、Z軸方向に概略V字形をなすよう二叉に拡散、且つ、X軸方向に概略V字形に核酸した双方夫々を面対称仮想鏡面がわに向け収束するよう光線誘導し、より広範囲を均質に照明可能としてなるものとした灯具装置に利用する配光制御レンズ。

























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