JP2016176189A - Door body - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、扉体に関し、特に内部に薬剤が収容された扉体に関する。 The present invention relates to a door body, and more particularly to a door body in which a medicine is accommodated.
特許文献1に示すように、家屋の室内や廊下等を仕切る開閉装置として、開閉扉に対して芳香剤が収容されたタンクを取り付け、開閉扉の開閉に対応してタンク内の芳香剤を周囲に噴霧する操作部を扉枠に取り付けた芳香剤噴霧器付きの開閉装置が開示されている。このような開閉装置は、開閉扉の開閉の度に自動的に芳香剤が噴霧されるので、室内に入室する者に対し常にフレッシュな香りを供給することが可能となる。
しかしながら、上記特許文献1に開示されるような開閉装置にあっては、開閉装置の開閉扉や扉枠に対して芳香剤噴霧器を直接取り付ける構成であることから、開閉装置の見栄えを低下させる要因となっていた。
As shown in Patent Document 1, as an opening / closing device for partitioning a room or a corridor of a house, a tank containing a fragrance is attached to the opening / closing door, and the fragrance in the tank is surrounded by the opening / closing of the opening / closing door. An opening / closing device with a fragrance sprayer in which an operation unit for spraying is attached to a door frame is disclosed. In such an opening / closing device, since the fragrance is automatically sprayed each time the opening / closing door is opened / closed, it becomes possible to always supply a fresh scent to the person entering the room.
However, in the opening / closing device as disclosed in the above-mentioned Patent Document 1, since the fragrance sprayer is directly attached to the opening / closing door or door frame of the opening / closing device, the factor of reducing the appearance of the opening / closing device. It was.
本発明は、上記課題を解決するため、扉体としての見栄えを向上させつつ、室内外に消臭効果や芳香効果、吸湿効果等を及ぼすことが可能な扉体を提供することを目的とする。 In order to solve the above-described problems, an object of the present invention is to provide a door body capable of exerting a deodorizing effect, a fragrance effect, a moisture absorption effect and the like indoors and outdoors while improving the appearance as a door body. .
上記課題を解決するため、本発明に係る扉体の構成として、開閉可能に設けられた扉体であって、板厚内において外部から視認不能な収容空間内に収容され、特定の成分を吸収又は発散する薬剤と、扉体の一部に設けられ、収容空間と連通する通気孔を有する意匠部材とを備えた構成とした。
本構成によれば、特定の成分を吸収又は発散する薬剤が板厚内において外部から視認不能な収容空間内に収容されているため、薬剤が視認できることによる扉体の外観変化を回避でき、扉体の見栄えを向上させることができる。また、扉体の一部に設けられ、収容空間と連通する通気孔を有する意匠部材を備えたことにより、扉体の開閉の度に薬剤の効果を扉体の周囲に及ぼすことができるとともに、扉体の見栄えを向上させることができる。
また、他の構成として、意匠部材を扉体の板面に対して着脱可能な構成とした。本構成によれば、意匠部材の内容物や外観を容易に変更することができる。
また、他の構成として、薬剤が意匠部材内に格納された状態で収容空間内に収容された構成とした。本構成によれば、意匠部材の内容物や外観の変更と共に、薬剤の入れ替えを容易に行うことができる。
また、他の構成として、薬剤が扉体の周面に対して着脱可能とされた収容ケース内に格納された状態で収容空間内に収容された構成とした。本構成によれば、薬剤の入れ替えを容易に行うことができる。
また、他の構成として、扉体は、収容空間と意匠部材の内部とに連通する内部通路を有し、当該内部通路、及び通気孔を経由して特定の成分が吸収又は発散される構成とした。
本構成によれば、特定の成分が意匠部材に設けられた通気孔及び内部通路を経由して吸収又は発散されるため、見栄えをより向上させることができる。
上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
In order to solve the above-mentioned problem, the door body according to the present invention is configured to be openable and closable, and is housed in a housing space that is not visible from the outside within the plate thickness and absorbs a specific component. Or it was set as the structure provided with the chemical | medical agent which diverges, and the design member which is provided in a part of door body and has a vent hole connected with accommodation space.
According to this configuration, since the medicine that absorbs or emits a specific component is housed in the housing space that is not visible from the outside within the plate thickness, the appearance change of the door body due to the medicine being visible can be avoided, and the door The appearance of the body can be improved. In addition, by providing a design member provided in a part of the door body and having a vent hole communicating with the accommodation space, the effect of the medicine can be exerted around the door body each time the door body is opened and closed, The appearance of the door can be improved.
As another configuration, the design member is configured to be detachable from the plate surface of the door body. According to this configuration, the contents and appearance of the design member can be easily changed.
As another configuration, the medicine is housed in the housing space in a state of being stored in the design member. According to this configuration, the medicine can be easily replaced along with the change in the contents and appearance of the design member.
Moreover, it was set as the structure accommodated in the accommodation space in the state accommodated in the accommodation case made detachable with respect to the surrounding surface of a door body as another structure. According to this configuration, the medicine can be easily replaced.
As another configuration, the door has an internal passage communicating with the housing space and the interior of the design member, and a specific component is absorbed or diffused through the internal passage and the vent hole. did.
According to this structure, since a specific component is absorbed or emitted via the vent hole and internal channel | path provided in the design member, appearance can be improved more.
The above summary of the invention does not enumerate all necessary features of the present invention, and sub-combinations of these features can also be an invention.
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。 Hereinafter, the present invention will be described in detail through embodiments of the invention. However, the following embodiments do not limit the invention according to the claims, and all combinations of features described in the embodiments are included in the invention. It is not necessarily essential to the solution, but includes a configuration that is selectively adopted.
図1は、本発明に係る扉体10の概略斜視図である。また、図2は、開閉扉30の上部を拡大して示す斜視図であり、図3は、開閉扉30の上部を示す縦断面図である。
図1において遮蔽体としての扉体10は、構造物躯体11に形成された開口部12に設置される。構造物躯体11は、例えば住宅やビル等の構造物の内外を仕切る外壁,内壁等である。開口部12は、構造物躯体11に開設され、内外を連通する空間として形成される。
FIG. 1 is a schematic perspective view of a
In FIG. 1, a
図1に示すように、扉体10は、開口部12の周囲を取り囲むように固定された扉枠20と、扉枠20に対して丁番25;25を介して回転可能に取付けられ、開口部12を開放または閉鎖する開閉扉30とを備える。
As shown in FIG. 1, the
扉枠20は、上下方向に沿って延在し、構造物躯体11に図外のボルト等によって固定される一対の縦枠21A,21Bと、左右方向に沿って延在し、当該縦枠21A,21Bの上側端部に固定され、縦枠21A,21B間に架設される上枠22とを備える。つまり、扉枠20は、縦枠21A,21B及び上枠22により、構造物躯体11に対して開口部12の周囲を取り囲む略門型状に組み付けられる。
なお、本明細書において「幅方向」とは、扉枠20の上枠22の延長方向と同一方向(左右方向)を示し、「奥行方向」とは、幅方向と直交し、開閉扉30の厚み方向(板厚)を示すものとする。
The
In the present specification, the “width direction” indicates the same direction (left-right direction) as the extension direction of the
以下、図1乃至図3を参照しつつ、開閉扉30の詳細について説明する。なお、以下の説明においては、開閉扉30の幅方向中心部から縦枠21A側を吊元側とし、当該吊元側と反対(縦枠21B)側を戸先側として説明する。
Hereinafter, the details of the
各図に示すように、開閉扉30は、扉本体部31と、意匠部材としての意匠部40とからなる。
扉本体部31は、開口部12の上下方向に沿って延在し、例えば、ステンレス等の金属、木材、或いは樹脂等によって形成される非透明の板体である。扉本体部31は、一対の縦枠21A,21B間の寸法と略同一の幅方向寸法に設定され、縦枠21Aに固定された上下一対の丁番25;25を介して、縦枠21Aに対して回転可能に取り付けられる。
As shown in each drawing, the opening /
The
扉本体部31の戸先側の側面(縦枠21Bと対向する面)32の上下方向中央部には、当該側面32と略面一となる平板状のプレート33Aが取り付けられる。プレート33Aには、プレート33Aから縦枠21B側に向かって進退可能なラッチ33Bが設けられる。ラッチ33Bは、当該ラッチ33Bと対応し、縦枠21B側に配設される図外のラッチ受けと係合する。また、扉本体部31の戸先側には、ラッチ33Bとラッチ受けとの係合又は係合解除を行うハンドル34が扉本体部31の正面及び背面(外部,内部)に設けられる。
A flat plate 33 </ b> A that is substantially flush with the
扉本体部31の戸先側には、収容空間35が形成される。収容空間35は、側面32から吊元側に向かって広がる断面矩形状の空間であって、扉本体部31の厚み内に形成される。当該収容空間35内には、後述の芳香剤収容ケース50が収容可能とされている。収容空間35内外への芳香剤収容ケース50の出し入れは、側面32に臨む収容空間35の開口部36を介して自在に行うことができる。収容空間35の寸法及び形状は、扉本体部31の厚み内に形成可能であれば、芳香剤収容ケース50の大きさや形状に合わせて任意に設定可能である。
An
図2,図3に示すように、扉本体部31の内部には、収容空間35と連通する誘導通路37が形成される。誘導通路37は、収容空間35の上部に位置し、収容空間35と後述する意匠部40内に形成される中空部41とをつなぐ内部通路である。誘導通路37は、収容空間35にセットされた芳香剤収容ケース50内の薬剤としての芳香剤55から発散される香り成分を意匠部40の中空部41側へと誘導する。
As shown in FIGS. 2 and 3, a
引き続き、図1乃至図3を参照しつつ、意匠部材としての意匠部40について説明する。なお、本明細書においては、意匠部材が美観を有するものであることが好ましいが、必ずしも美観を有する必要はない。
各図に示すように、意匠部40は、扉本体部31の上面31Aに対してボルト等の図外の固定部材を介して固定され、開閉扉30として扉本体部31と一体化される。つまり、意匠部40は、扉体10の板面に対して着脱可能である。意匠部40は、矩形状の板材であって、扉本体部31の幅方向寸法及び奥行方向寸法と同一寸法に設定される。意匠部40は、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート、或いはガラス等の透明度の高い材料により形成されており、開閉扉30の正面や背面から内部を視認することができる。
Next, the
As shown in each drawing, the
意匠部40の内部には、中空部41が形成される。中空部41は、意匠部40の厚み内において幅方向に沿って延長する内部空間であり、収容空間35内に収容された芳香剤55からの香り成分が誘導通路37を経由して流入可能な空間として機能する。また、中空部41内には、幅方向全域にわたって装飾材44が敷き詰められている。装飾材44としては、例えば、生花、プリザーブドフラワー、ドライフラワー、造花、或いは花の写真や絵等が好適である。装飾材44は、透明度の高い意匠部40が視認されることにより開閉扉30の意匠性を向上するとともに、外部側から意匠部40の中空部41を介して内部側が視認されることを防止する。このように本実施形態に係る意匠部40は、中空部41内に装飾材44が設けられることによって、扉体10の見栄え,外観を向上することができる。なお、装飾材44は、上述したような花類等に限定されず、開閉扉30の意匠性を向上可能であれば、いかなるものであっても良い。
A
図3に示すように、意匠部40の下面40Aには、誘導通路37と連通する矩形状の香り取込口42が開設される。香り取込口42は、扉本体部31の誘導通路37の位置と対応する位置に開設され、誘導通路37と中空部41とを接続する開口である。よって、誘導通路37を経由する芳香剤55の香り成分は、香り取込口42より意匠部40の中空部41内に流入する。
As shown in FIG. 3, a
中空部41内に流入した芳香剤55の香り成分は、意匠部40に形成された通気孔としての香り放出部43から外部に放出される。香り放出部43は、意匠部40の前面40B及び背面40C又はこれらのうちいずれか一方の面に形成された複数のスリットである。なお、図示は省略しているが、香り放出部43に対応する位置にも装飾材44が敷き詰められており、外部からの内部の視認が不可能とされる。
The scent component of the
図2に示すように、芳香剤収容ケース50は、例えば、ステンレス等の金属、陶磁器、又はポリエチレンやアクリル樹脂等の樹脂によって形成される略L字状の収容体であって、内部に芳香剤55が収容される。芳香剤収容ケース50は、矩形状の開口を有し、芳香剤55の出し入れが可能な開口部51と、開口部51側よりも上下方向の寸法が短く設定され、指を引掛けることにより収容空間35からの取り出しを容易とする指掛け部52とを有する。なお、芳香剤収容ケース50や上記意匠部材としての意匠部40は、上述したプレート33A、ラッチ33B、或いはハンドル34等の一般的な扉体10が有する部材と干渉することがない位置に設けられている。
As shown in FIG. 2, the
芳香剤55は、大気中に芳香成分を発散する薬剤であり、芳香剤収容ケース50に格納される。芳香剤55としては、例えば、柑橘類の果皮,花等の植物や動物から抽出された天然香料、香料としての機能を発揮する化合物を合成した合成香料の固体、液体、又は液体を紙や布等に含浸させたもの等が用いられ、本実施形態に係る芳香剤55は、球状のアロマビーズである。なお、芳香剤55の香り成分としては、装飾材44と対応させることが好ましい。例えば、装飾材44がバラの花である場合には、芳香剤55もバラの花の香り成分にすることが最適である。
The
次に、芳香剤収容ケース50のセット手順について説明する。図2に示すように、芳香剤収容ケース50の収容空間35へのセットに際しては、適量の芳香剤55が収容された芳香剤収容ケース50を、開口部51が吊元側を向くように把持し、芳香剤収容ケース50と開口部36とを位置合わせして収容空間35内へと押し入れる。これにより、図1に示すように、芳香剤収容ケース50が収容空間35内に納まり、開閉扉30の正面又は背面から芳香剤収容ケース50の視認が不可能な状態となる。
なお、芳香剤収容ケース50の出し入れについては、上記セット手順に限定されるものでなく、専門の施工業者や特殊な工具を用いる方法であっても良いが、一般ユーザーが工具等を用いることなく容易に行うことが可能な構成や手順が好適である。
Next, a procedure for setting the
In addition, about putting in and out of the fragrance |
そして、図3に示すように、芳香剤収容ケース50内の芳香剤55からの香り成分は、芳香剤収容ケース50の開口部51から発散され、誘導通路37、香り取込口42を経由して中空部41に流入し、意匠部40の前面40B及び背面40Cに形成された香り放出部43から開閉扉30の外部へと放出され、拡散する。
このように、本実施形態における扉体10は、香り成分の発生源である芳香剤55が扉本体部31の内部に形成された収容空間35内に収容され、実際に香り成分が放出される香り放出部43が意匠部40に形成されている。つまり、扉体10は、香り成分の発生源である芳香剤55の収容位置と、実際に香り成分が放出される位置とが異なる構成である。
As shown in FIG. 3, the scent component from the
As described above, in the
そして、本実施形態に係る扉体10によれば、香り成分の発生源である芳香剤55が扉本体部31内において外部から視認不能に収容されていることから、開閉扉30の見栄えを損なうことがない。また、芳香剤55からの香り成分が、誘導通路37、香り取込口42を経由して装飾材44が収容された中空部41の香り放出部43から放出されることから、あたかも中空部41内に収容された装飾材44から直接的に香りが発せられているかのような印象を与えることができる。また、芳香剤55が開閉扉30内に収容されていることから、開閉扉30の開閉動作によって香り成分が周囲に拡散し易くなるので、例えばトイレ等への入室時に香り成分をより効果的に拡散させることができる。
And according to the
なお、本実施形態においては、開閉扉30の上端側に意匠部40を取り付ける形態としたが、意匠部40の取付位置、大きさ、個数等は限定されない。例えば、意匠部40を開閉扉30の上下両端側に取り付ける形態や、開閉扉30の上部側,中央部,下部側に取り付ける形態としてもよい。意匠部40の個数や取付位置を変化させることにより、開閉扉30の意匠性を向上させることができる。また、意匠部40を複数設けた場合にあっては、単一の収容空間35に連通する複数の誘導通路37を形成して、香り成分を複数箇所から放出する構成としても良いし、意匠部40の個数に対応して収容空間35を形成し、各収容空間35内に芳香剤55をセットする構成としても良い。また、芳香剤55の香り成分が空気よりも重く、下方側に向かって拡散するような場合には、意匠部40の設置位置を扉本体部31の上下方向の中心位置、具体的にはハンドル34やラッチ33Bが設けられている位置よりも上方側にすることが望ましい。
また、意匠部40の構造としては、内部に中空部41が形成され、扉本体部31の内部に形成された収容空間35と連通することにより、香り成分が外部へと放出,拡散される構成であればいかなるものであっても良い。
また、開閉扉30の側面32に、開口部36を閉鎖可能なカバーを配設してもよい。このとき、側面32と同系色のカバーを配設することにより、芳香剤55の位置の特定を困難にすることができるとともに、開閉扉30の意匠性をより向上することが可能となる。
In the present embodiment, the
Moreover, as a structure of the
Further, a cover capable of closing the
図4は、他の実施形態に係る扉体10´の開閉扉30´の概略斜視図である。また、図5は、意匠部材60の縦断面図である。本実施形態の開閉扉30´は、開閉扉30´に複数の意匠部材60が配設される点で上記実施形態と異なる。なお、上記実施形態で説明した構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
FIG. 4 is a schematic perspective view of an open /
図4,図5に示すように、扉本体部31には、複数の貫通口39が開設される。貫通口39は、意匠部材60が嵌め込まれる正面視円形状の開口であって、扉本体部31を奥行方向に貫通する。貫通口39の直径は、意匠部材60の直径と略同径に設定されており、意匠部材60を嵌め込み可能である。
As shown in FIGS. 4 and 5, a plurality of through
図5に示すように、意匠部材60は、縦断面視略半球状の収容体であり、図示の例では1の貫通口39内に、奥行き方向の正面及び背面から2つの意匠部材60が嵌め込まれている。意匠部材60は、上記実施形態に係る意匠部40と同様に、透明度の高い材料により形成され、開閉扉30´の正面又は背面から意匠部材60の内部に収容された装飾材44を視認可能である。
As shown in FIG. 5, the
意匠部材60は、断面椀形状に形成された本体部62と、当該本体部62に対して脱着可能に取り付けられた蓋体63とを備える。図4に示すように、本体部62の周面には内外に貫通する複数の香り放出穴64が開設される。香り放出穴64は、蓋体63に取り付けられた芳香剤55からの香り成分を意匠部材60の外部に放出し、拡散させる。なお、香り放出穴64の数、位置は図示のものに限定されるものではない。
The
蓋体63は、本体部62の最大径と略同径の円盤体であって、外周縁に沿って形成された嵌合部63Aが本体部62の内周面と嵌合する。蓋体63の内周面には、多孔質の袋体等に収容された芳香剤55が図外の貼着手段によって貼着される。このように、意匠部材60は、本体部62及び蓋体63により形成される中空部60Aを有しており、当該中空部60A内には、芳香剤55と、当該芳香剤55を視認不能とするように、造花等の装飾材44が敷き詰められて収容される。
The
本実施形態に係る開閉扉30´においても、香り成分の発生源である芳香剤55が扉本体部31の板厚内において外部から視認不能に収容されていることから、開閉扉30の見栄えを損なうことがない。また、芳香剤55が外部から視認不能に収容されていることから芳香剤55からの香り成分が、あたかも中空部60A内に収容された装飾材44から直接的に発せられているかのような印象を与えることができる。
なお、意匠部材60は、扉本体部31に対して取付可能なものであれば、その形状や大きさ、個数、或いは取付位置等は問わない。
Also in the opening / closing
As long as the
次に、図6を参照して上記意匠部材60の他の実施形態について説明する。本実施形態に係る意匠部材60´は、扉本体部31に螺入されている点で上記実施形態と異なる。同図に示すように、扉本体部31の貫通口39には、リング状のプレート70が嵌挿される。プレート70の内周面には、奥行き方向に延長するネジ部70Aが形成されており、当該ネジ部70Aを介して固定用治具72が螺入される。
固定用治具72は、断面I字状の円盤体であって、周縁部から奥行方向に立ち上がる板部73の内外周面に上記ネジ部70Aと螺合するネジ部73Aと、意匠部材60´に形成されたネジ部80Aと螺合するネジ部73Bとが形成される。固定用治具72をプレート70内に螺入する際には、その位置が扉本体部31の奥行方向の中間となるように設定するのが好ましく、当該位置に位置決めすることにより、1つの貫通口39に対して複数の意匠部材60´をバランス良く配置することができる。
Next, another embodiment of the
The fixing
本実施形態において、意匠部材60´の本体部62の周面には、プレート70の直径に対して縮径して奥行方向に延長する段差としての螺入部80が形成される。螺入部80の外周面には、上記固定用治具72に形成されたネジ部73Bと螺合するネジ部80Aが形成されている。意匠部材60´を固定用治具72に固定するには、意匠部材60´の蓋体63が固定用治具72に対して対向する状態で一方向に回転させ、蓋体63の外周面が固定用治具72の盤面に突き当たった状態とする。これにより、意匠部材60´が貫通口39内に強固に固定されることとなる。また、意匠部材60´が貫通口39に固定された状態において、意匠部材60´の本体部62の最大径は、貫通口39よりも僅かに大径に設定されているため、意匠部材60´と貫通口39との固定状態を視認することが不可能とされている。
In the present embodiment, a threaded
本実施形態に係る意匠部材60´においても、香り成分の発生源である芳香剤55が扉本体部31の板厚内において外部から視認不能に収容されていることから、開閉扉30の見栄えを損なうことがない。また、芳香剤55が外部から視認不能に収容されていることから芳香剤55からの香り成分が、あたかも中空部60A内に収容された装飾材44から直接的に発せられているかのような印象を与えることができる。また、意匠部材60´を貫通口39内に強固に固定することができる。
Also in the
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に何ら限定されることはなく、実施形態を組み合わせて多様な変更、改良を行い得ることが当業者において明らかである。また、そのような多様な変更、改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、本実施形態においては、薬剤の一例として、芳香剤55を例に説明したが、これに限定されない。薬剤としては、例えば、活性炭や竹炭等の消臭剤や脱臭剤、殺虫剤、防虫剤、或いは、除湿剤等であっても良く、扉本体部31内厚み内に収容され、特定の機能を発揮する物質であればいかなるものであっても適用することができる。
また、本実施形態においては、扉本体部31を奥行方向に移動させるタイプの扉体10,10´を前提として説明したが、例えば扉本体部31を幅方向に移動させるような引き戸に対しても適用可能である。
The present invention has been described based on the embodiments. However, the technical scope of the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications and improvements can be made by combining the embodiments. Obviously in the trader. Further, it is apparent from the scope of the claims that the embodiments added with such various changes and improvements can be included in the technical scope of the present invention.
For example, in the present embodiment, the
Moreover, in this embodiment, although demonstrated on the premise of the
10,10´ 扉体、11 構造物躯体、12 開口部、20 扉枠、
30,30´ 開閉扉、31 扉本体部、35 収容空間、36 開口部、
37 誘導通路、40 意匠部、43 香り放出部、44 装飾材、
50 芳香剤収容ケース、55 芳香剤、60,60´ 意匠部材、
70 プレート、72 固定用治具。
10, 10 'door body, 11 structure housing, 12 opening, 20 door frame,
30, 30 'open / close door, 31 door body, 35 accommodating space, 36 opening,
37 guide passage, 40 design part, 43 fragrance release part, 44 decoration material,
50 air freshener storage case, 55 air freshener, 60, 60 'design member,
70 Plate, 72 Fixing jig.
Claims (5)
板厚内において外部から視認不能な収容空間内に収容され、特定の成分を吸収又は発散する薬剤と、
前記扉体の一部に設けられ、前記収容空間と連通する通気孔を有する意匠部材と、
を備えたことを特徴とする扉体。 A door body that can be opened and closed;
A drug that is housed in a housing space that is not visible from the outside within the plate thickness, and absorbs or emits a specific component;
A design member provided in a part of the door body and having a vent hole communicating with the accommodation space;
A door body characterized by comprising.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015054938A JP2016176189A (en) | 2015-03-18 | 2015-03-18 | Door body |
Applications Claiming Priority (1)
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CN112098595B (en) * | 2019-06-18 | 2023-09-19 | 松下电器(美国)知识产权公司 | Diffusion device and door |
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